JP6754592B2 - Water faucet - Google Patents
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Description
本発明は、ボデーから延びる吐水口の先端部にセンサ等の電気部品を設けた水栓に関するものである。 The present invention relates to a faucet in which an electric component such as a sensor is provided at the tip of a spout extending from the body.
この種の水栓が特許文献1及び特許文献2に開示されている。
特許文献1及び特許文献2に開示された水栓は、吐水口(特許文献1,2では吐水管)の内部に引出し可能な可撓性ホース(特許文献1,2では給水ホース)が設けられ、その可撓性ホースの先端に吐水ヘッドが設けられている。そして、可撓性ホースは吐水口内のホースガイド(特許文献1,2ではガイド管)内に挿通されている。また、吐水口の先端部にセンサを設けられている。このセンサから延びる扁平な電線コード(特許文献1,2では配線コード)が前記吐水口とホースガイドとの間に通され、この電線コードは、吐水口の基端側に通されている。
This type of faucet is disclosed in Patent Document 1 and Patent Document 2.
The faucets disclosed in Patent Document 1 and Patent Document 2 are provided with a flexible hose (water supply hose in Patent Documents 1 and 2) that can be pulled out inside a water spout (water discharge pipe in Patent Documents 1 and 2). , A water discharge head is provided at the tip of the flexible hose. The flexible hose is inserted into a hose guide (a guide pipe in Patent Documents 1 and 2) in the spout. In addition, a sensor is provided at the tip of the spout. A flat electric wire cord extending from this sensor (wiring cord in Patent Documents 1 and 2) is passed between the spout and the hose guide, and the electric wire cord is passed to the proximal end side of the spout.
ところで、前記電線コードは、水栓の組立て時に、吐水口内においてねじれたり、所定の配線位置から外れたりするおそれがある。電線コードがねじれた場合は、ねじれた電線コードの立ち上がり部が前記ホースガイドに強く当たって、ホースガイドが潰れる方向に変形されることがある。このような場合、変形されたホースガイドが可撓性ホースに強く当たって、可撓性ホースの出し入れがしにくくなることがある。また、電線コードが所定の配線位置から外れた場合は、センサと電線コードとの接続部に無理な引っ張り力が作用することがある。しかも、この電線コードのねじれや所定の配線位置からの外れ等は、吐水口が金属製であるため、外部からは視認することができず、見過ごされるおそれが多分にある。このため、水栓の組立てに際しては、電線コードにねじれ等が生じないように、電線コードを手で保持しながら組立て作業を慎重に行う必要があって、その組立てに手間がかかるものであった。 By the way, the electric wire cord may be twisted in the spout or deviated from a predetermined wiring position when the faucet is assembled. When the electric wire cord is twisted, the rising portion of the twisted electric wire cord may strongly hit the hose guide and be deformed in the direction in which the hose guide is crushed. In such a case, the deformed hose guide may strongly hit the flexible hose, making it difficult to insert and remove the flexible hose. Further, when the electric wire cord deviates from the predetermined wiring position, an unreasonable pulling force may act on the connection portion between the sensor and the electric wire cord. Moreover, since the spout is made of metal, the twisting of the electric wire cord or the deviation from the predetermined wiring position cannot be visually recognized from the outside, and may be overlooked. For this reason, when assembling the faucet, it is necessary to carefully perform the assembling work while holding the electric wire cord by hand so that the electric wire cord is not twisted, which is troublesome. ..
本発明の目的は、電線コードをねじれたりすることなく、所定の位置に配線することができる水栓を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a faucet that can be wired in a predetermined position without twisting the electric wire cord.
上記の目的を達成するために、本発明においては、ボデーの側部に操作用のハンドルが設けられるとともに、ボデーの先端には吐水口がその基端部において支持され、前記吐水口の先端部には電気部品が設けられるとともに、その電気部品に接続された電線コードが前記吐水口及びボデーの内部に配線された水栓において、前記吐水口の基端部には保持部材が内挿され、前記ハンドルの反対側の位置において前記電線コードが前記保持部材に保持されたことを特徴とする。 In order to achieve the above object, in the present invention, an operation handle is provided on the side portion of the body, and a spout is supported at the base end portion of the tip of the body, and the tip portion of the spout is supported. Is provided with an electric component, and in a faucet in which an electric wire cord connected to the electric component is wired inside the spout and the body, a holding member is inserted into the base end of the spout. The electric wire cord is held by the holding member at a position opposite to the handle.
以上の構成においては、水栓の組立てに際して、電線コードを保持部材に保持できるため、電線コードがねじれたりすることなく、所定の位置に配線できる。 In the above configuration, since the electric wire cord can be held by the holding member when assembling the faucet, the electric wire cord can be wired at a predetermined position without being twisted.
本発明によれば、電線コードをねじれたりすることなく、所定の位置に配線することができる効果がある。 According to the present invention, there is an effect that the electric wire cord can be wired at a predetermined position without being twisted.
以下に、本発明を具体化した実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、グースネック水栓(以下、単に水栓という)11のボデー12は、その下端にねじを介して取り付けた接続体121と、その接続体121の下端部外周のねじ部に螺合した雌ねじ部材122とによりキッチンキャビネットのカウンタ13に固定されている。ボデー12の右側には、吐止水の切換え、吐水量調節及び吐水温度調節の各操作を行なうためのレバーハンドル14が設けられている。本実施形態においては、レバーハンドル14が備えられた側を右、その反対側を左とする。
Hereinafter, embodiments embodying the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIGS. 1 and 2, the
図2及び図3に示すように、ボデー12の上端には、湾曲(グースネック)形状の吐水口15がその基端部において支持されている。図6に示すように、回転スリーブ17は、吐水口15における吐水口本体16の基端に挿入固定されているとともに、低摩擦リング18及びオーリング19を介してボデー12の上端開口に対して左右に回転可能に挿入支持されている。なお、図3に示すように、回転スリーブ17に設けた切欠き171とボデー12に設けた突起(図示しない)との係合により、吐水口15の回転が所定範囲(例えば、左右に90度ずつ)に規制される。
As shown in FIGS. 2 and 3, a curved (gooseneck) -
図2及び図3に示すように、吐水口本体16の先端開口には、吐水ヘッド21が着脱可能に取り付けられている。前記吐水ヘッド21には、金属製の可撓性ホース24の先端が連結され、その可撓性ホース24は、前記吐水口本体16,回転スリーブ17及びボデー12内を通り、前記カウンタ13の下部において迂回させて弛みを持たせた自身の余長部(図示しない)を経て、ボデー12の吐水管22に接続されている。そして、吐水ヘッド21が吐水口本体16から外されることにより、可撓性ホース24は、前記余長部から繰り出されて、ボデー12内及び吐水口本体16内を移動して外部に引き出される。なお、図2や図11等に示す50は、水が供給される給水管、51は湯が供給される給湯管を示す。
As shown in FIGS. 2 and 3, a
図1に示すように、吐水ヘッド21の外側には、切換えボタン23が設けられており、この切換えボタン23に対する切換え操作により、吐水ヘッド21の先端からの吐水が通常(直流)吐水またはシャワー吐水に切換えられる。
As shown in FIG. 1, a
図2及び図3に示すように、吐水口本体16の先端部の上部側には、透孔25が形成され、この透孔25内には電気部品としてのセンサユニット26が嵌合されている。このセンサユニット26の透光性のケース27の内部のセンサ28により水栓使用者の人体等の物体が非接触検出されて、その検出信号がセンサ28からセンサユニット26内の制御部(図示しない)に伝達される。そして、センサユニット26からの信号が電線コード29を介して電磁弁(図示しない)に伝達されて、その電磁弁が動作され、吐止水が切換えられる。この電磁弁は、前記カウンタ13の下側に設けられており、電線コード29は、吐水口本体16,回転スリーブ17及びボデー12内を通って、電磁弁及びACアダプタ(電源アダプタ:図示しない)に接続されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, a
図7に示すように、この電線コード29は、電力が供給される給電線,前記電磁弁を制御するための信号が供給される信号線等の複数の電線を並列状態でモールドして、扁平形状に形成されている(図5及び図7参照)。また、図1及び図3に示すように、電線コード29は、短いセンサ側部分291と、長い電源側部分292とを有し、それらの部分291,292の端部間がコネクタ35,36により接続されている。このコネクタ35,36は、吐水口本体16の上端部における右側に位置している。
As shown in FIG. 7, the
図2及び図3に示すように、前記回転スリーブ17と吐水ヘッド21との間において、吐水口本体16の内部には、ガード部材としてのホースガイド31が挿通されている。このホースガイド31は、吐水口本体16の湾曲に従って湾曲されている。また、図4及び図5に示すように、ホースガイド31は、一枚の帯状の合成樹脂板をその幅端部が重なるように幅方向に丸めたものであって、その重なり部311が湾曲域の外径側に位置するとともに、内径側から外径側にかけて複数のスリット32が等間隔をおいて形成されている。そして、ホースガイド31の内部に前記可撓性ホース24が挿通されるとともに、前記電線コード29がホースガイド31の外側に位置して、電線コード29と可撓性ホース24とが接触しないようになっている。電線コード29は、吐水口15の左右回転を許容する程度の長さの余裕をもって可撓性ホース24に巻回され、吐水口本体16の基端の左側からボデー12内に進入している。
As shown in FIGS. 2 and 3, a
図4及び図5に示すように、ホースガイド31の重なり部311の外径側の幅端面312は、右側に位置し、前記電線コード29のコネクタ35,36は、この幅端面312の段差部の直下に生じたスペース(隙間)37内に位置している。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
図3及び図9に示すように、ホースガイド31の基端部の右側には、切欠き33が形成されている。この切欠き33の形成により、ホースガイド31の基端部の左側には、幅狭部34が形成されている。そして、この幅狭部34が回転スリーブ17内に挿入され、電線コード29が幅狭部34の外側面に通されている。
As shown in FIGS. 3 and 9, a
図6〜図8に示すように、前記回転スリーブ17の上部側において、吐水口本体16の基端部内には、短円筒状をなす合成樹脂製の保持部材38が挿入され、その内部に前記ホースガイド31及び可撓性ホース24が挿通されている。保持部材38の外周上端には、一対の爪部391よりなる把持部39が形成され、この把持部39に前記電線コード29が把持されている。把持部39の下側において、保持部材38には、切欠381が形成されている。保持部材38の外周面には、等間隔をおいて複数の突条382が形成され、この突条382が吐水口本体16の内周面に当接される。
As shown in FIGS. 6 to 8, on the upper side of the
保持部材38の直上において、電線コード29の外周にはロック部材40が固定されている。このロック部材40は、把持部39を含む保持部材38の上端に係合して、電線コード29が下方へ移動されることを阻止する。
A
図3,図6及び図10に示すように、ボデー12内には筒状の第1ガイド部材41が設けられ、その内部には可撓性ホース24が挿通されている。第1ガイド部材41の上端部の左側には凹部42が形成されるとともに、その凹部42の下側の外側面には上下に延びる案内溝43が形成されている。図3,図6及び図11に示すように、ボデー12の下部の前記接続体121の中間部の段差44の上部側において、その内部には第2ガイド部材45が設けられ、図3,図6及び図12に示すように、段差44の下部側には第3ガイド部材46及び第4ガイド部材47が上下に設けられている。前記第2ガイド部材45の内部に第3ガイド部材46の上端部が挿入されて、両者により前記案内溝43に対向する案内間隙48が形成されている。第4ガイド部材47の外側面には前記案内間隙48に対向する案内溝49が形成されている。
As shown in FIGS. 3, 6 and 10, a tubular
そして、図2,図3及び図8〜図12に示すように、前記電線コード29が保持部材38の把持部39から回転スリーブ17内のホースガイド31の幅狭部34の外側を通って、第1ガイド部材41の凹部42の部分から前記案内溝43,案内間隙48及び案内溝49によって案内されている。これによって、電線コード29がボデー12の左側で、かつ可撓性ホース24と接触しない位置に保持されている。
Then, as shown in FIGS. 2, 3 and 8 to 12, the
なお、保持部材38と回転スリーブ17との間の間隔が狭いために、電線コード29が保持部材38の下端と回転スリーブ17の上端との間において内側に屈曲されるおそれがあるが、保持部材38の把持部39の下側には切欠381が形成されているため、同電線コード29が小さな角度で屈曲するおそれを回避することができる。また、回転スリーブ17と第1ガイド部材41との間の間隔が狭いために、電線コード29が第1ガイド部材41の上端に当たると、同電線コード29が小さな角度で外側に屈曲するおそれがあるが、第1ガイド部材41の上端には凹部42が形成されているため、同電線コード29が小さな角度で屈曲するおそれを回避することができる。
Since the distance between the holding
本実施形態は、以下のように作用する。
水栓11の組立てに際しては、ボデー12に対する吐水口本体16の組付け前において、吐水口本体16の先端開口あるいは基端開口から吐水口本体16内にホースガイド31を通すとともに、吐水口本体16の先端開口から電線コード29及び可撓性ホース24を同吐水口本体16内に通す。センサユニット26及び吐水ヘッド21は、それぞれあらかじめ電線コード29及び可撓性ホース24に取り付けられている。
The present embodiment works as follows.
When assembling the
このとき、吐水口本体16の基端側付近において、保持部材38の内側に可撓性ホース24を挿通させ、電線コード29を保持部材38の把持部39に把持させるとともに、ロック部材40を保持部材38の上端に位置させる。これと、相前後して、電線コード29のコネクタ35,36がホースガイド31の外周の右側のスペース37内に位置するようにして、ホースガイド31を吐水口本体16の所定の向きに位置させるとともに、センサユニット26を吐水口本体16の透孔25に嵌合する。
At this time, the
そして、電線コード29が吐水口本体16の左側に位置する状態で、保持部材38を吐水口本体16の基端部の内部に入れ込む。この電線コード29は、保持部材38とロック部材40との係合により、センサユニット26と保持部材38との間において弛みを持たせられた状態に維持される。このようにすれば、前記のように、電線コード29がコネクタ35,36の部分においては右側に位置するとともに、そのコネクタ35,36の位置からホースガイド31の外周を周回して吐水口本体16の左側から引き出される。電線コード29は、第1〜第4ガイド部材41,45〜47に通される。従って、電線コード29は、レバーハンドル14や、レバーハンドル14によって作動される弁機構等を避けた左側において、第1〜第4ガイド部材41,45〜47を通ってそれらの下方に位置する電磁弁及びACアダプタに接続される。
Then, with the
そして、この状態で、吐水口本体16がボデー12に組付けられる。
吐水口15を左右に回転させてその左右の向きを変える場合には、保持部材38は、多少追従回転するが、吐水口15に対して相対回転して、ほぼ定位置を保持する。また、このとき、電線コード29には弛みが持たせられているため、電線コード29に無理な引っ張り力が作用することはない。そして、電線コード29は、回転スリーブ17上の保持部材38の把持部39によって把持されているため、回転スリーブ17の上部側において妄動することなく、左側の位置に保持される。つまり、電線コード29は、吐水口15が回転されても、左側の定位置に保持される。
Then, in this state, the spout
When the
また、電線コード29は、保持部材38の直上に位置するロック部材40と係合することにより下方移動が阻止される。
可撓性ホース24と電線コード29との間には、ホースガイド31が存在する。このため、吐水ヘッド21を吐水口本体16の先端から外して可撓性ホース24とともに引き出す場合や、引き出された吐水ヘッド21を吐水口本体16に嵌める場合には、電線コード29上を可撓性ホース24が擦過されることはなく、電線コード29にダメージが与えられることが防止される。
Further, the
A
本実施形態では、以下の効果を奏する。
(1)水栓11の組立てに際して、保持部材38により、電線コード29を右側のレバーハンドル14と反対側の左側において保持できる。このため、吐水口本体16内の電線コード29を見ることができなくても、電線コード29がねじれたり、同コード29に無理な引っ張り力が作用したりすることなく、電線コード29を吐水口本体16の内部の所定位置に配線して、ボデー12の下方の電磁弁及びACアダプタに接続できる。このように、電線コード29をねじれたりすることなく配線できるため、電線コード29のねじれ等によるホースガイド31の変形を抑制できて、可撓性ホース24を円滑に出し入れできる。従って、水栓11の組立てに際して、電線コード29を手で保持しながら、その組立てを行うような必要がなく、水栓11の組立てを容易に行うことができる。
In this embodiment, the following effects are obtained.
(1) When assembling the
(2)電線コード29を回転スリーブ17の部分において左側に配線できるため、ボデー12の左側の第1〜第4ガイド部材41,45〜47との間において電線コード29に無理な力,例えば引っ張り力が作用することはない。つまり、電線コード29を保持部材38と第1〜第4ガイド部材41,45〜47とによって、ボデー12の左側に保持できる。このため、吐水口15が左右に回転されても、電線コード29は左側の位置を保持し、保持部材38とセンサユニット26との間において電線コード29に弛みが設けられていることも相まって、その電線コード29に対して大きな曲げ応力が繰り返し作用することを防止できて、電線コード29のダメージを有効に回避できる。
(2) Since the
(3)電磁弁及びACアダプタのメンテナンス等において、ボデー12や、その下側の位置において、電線コード29に引き下げ力が作用しても、ロック部材40が保持部材38の上端に当たる。このため、電線コード29の引き下げ移動が阻止され、電線コード29とセンサユニット26との接続部やコネクタ35,36等に無理な引っ張り力が作用することを防いで、コネクタ35,36が外れたりすることを防止できる。
(3) In maintenance of the solenoid valve and the AC adapter, the
(4)ホースガイド31の重なり部311がホースガイド31の湾曲域の外径側に位置しているため、ホースガイド31のスリット32は湾曲域の内径側に位置することになり、そのスリット32の開口幅が狭くなる。このため、ホースガイド31内に可撓性ホース24を挿入する際に、可撓性ホース24がスリット32の縁部に引っ掛かることが少なくなり、同可撓性ホース24の挿入作業が容易になる。
(4) Since the overlapping
(5)コネクタ35,36がホースガイド31の右側において、ホースガイド31の幅端面312によって形成されたスペース37内に位置しているため、ホースガイド31はコネクタ35,36によって押されて変形されても、その変形量は少ない。従って、ホースガイド31に対する可撓性ホース24の挿入作業を円滑に行うことができる。これに対し、コネクタ35,36がセンサユニット26と同様にホースガイド31の湾曲域の外径側に位置している場合には、コネクタ35,36がホースガイド31の曲率半径が大きい部分に位置する。そして、この部分においては、ホースガイド31には、吐水口15の外径側の内面に向かって膨らむ方向の力が作用するとともに、厚く、剛性が高い重なり部311に位置するため、コネクタ35,36により、ホースガイド31に対して圧潰方向に大きな力が加えられる。従って、ホースガイド31はコネクタ35,36によって大きく変形されて、可撓性ホース24を挿入したり、出し入れしたりしにくくなる。
(5) Since the
(6)回転スリーブ17が小径であっても、ホースガイド31の端部には幅狭部34が形成されているため、電線コード29を幅狭部34の外側を通って可撓性ホース24と接触することなく、無理なく通すことができる。従って、可撓性ホース24の出し入れ移動によって、電線コード29に対してダメージが与えられることを防止できる。また、回転スリーブ17として太いものを使用する必要がないため、スリムで高いデザイン性の高い水栓11を実現できる。また、ホースガイド31に幅狭部34が形成されるため、ホースガイド31の組付けに際して、その幅狭部34を回転スリーブ17に容易に差し込むことができて、組付けを容易に行なうことができる。
(6) Even if the
(変更例)
本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様で具体化することも可能である。
(Change example)
The present invention is not limited to each of the above embodiments, and can be embodied in the following aspects.
・図6及び図7に2点鎖線で示すように、保持部材38の把持部39の下面側にも電線コード29上に別のロック部材40を設けること。このようにすれば、例えばセンサユニット26の点検や交換等において、電線コード29を上側に引き抜いた際、下側のロック部材40によって保持部材38も引き上げられる。このため、保持部材38が吐水口本体16内に残ってしまうことなく、電線コード29との位置関係を保持したまま引き出すことができる。これにより、保持部材38に対して電線コード29を組付けた状態で、吐水口本体16に対する保持部材38の再組付けが可能になる。
-As shown by the alternate long and short dash line in FIGS. 6 and 7, another
・ホースガイド31として、スリット32が形成されていないものを用いること。
・吐水口本体16が湾曲形状ではなく、ストレート形状をなす水栓に本発明を実施すること。
-Use a
-Implement the present invention to a faucet in which the spout
・電線コード29に接続された電気部品として、センサユニット26に代えて、例えば、スイッチや手許ランプ等を装備すること。
・レバーハンドル14が左側に配置されている場合は、電線コード29を前記実施形態とは反対側に配線すること。すなわち、コネクタ35,36を左側に配置し、吐水口15の基端部において、電線コード29を右側に配線すること。この場合、ホースガイド31の重なり部311が左側になるようにホースガイド31の向きを決定すること。
-As an electric component connected to the
When the lever handle 14 is arranged on the left side, the
11…水栓、12…ボデー、15…吐水口、16…吐水口本体、21…吐水ヘッド、24…可撓性ホース、26…センサユニット、29…電線コード、31…ホースガイド、32…スリット、35…コネクタ、36…コネクタ、37…スペース、38…保持部材、40…ロック部材、311…重なり部、312…幅端面。 11 ... faucet, 12 ... body, 15 ... spout, 16 ... spout body, 21 ... spout head, 24 ... flexible hose, 26 ... sensor unit, 29 ... wire cord, 31 ... hose guide, 32 ... slit , 35 ... Connector, 36 ... Connector, 37 ... Space, 38 ... Holding member, 40 ... Lock member, 311 ... Overlapping part, 312 ... Width end face.
Claims (8)
前記吐水口の基端部には保持部材が内挿され、前記ハンドルの反対側の位置において前記電線コードが前記保持部材に保持された水栓。 An operation handle is provided on the side of the body, a spout is supported at the base end of the body, an electric component is provided at the tip of the spout, and the electric component is connected to the spout. In the faucet where the electric wire cord is wired inside the spout and the body
A faucet in which a holding member is inserted into the base end of the spout, and the electric wire cord is held by the holding member at a position opposite to the handle.
前記ガード部材は、前記吐水口の湾曲形状に従って湾曲されており、幅方向に延びる複数のスリットを並設した合成樹脂板を幅方向に巻回するとともに、その幅端部を重ね合わせ、前記スリットを前記ガード部材の湾曲域の内径側に、幅端部の重なり部を前記ガード部材の湾曲域の外径側に配置した請求項3に記載の水栓。 The spout has a curved shape
The guard member is curved according to the curved shape of the spout , and a synthetic resin plate in which a plurality of slits extending in the width direction are arranged side by side is wound in the width direction, and the width ends thereof are overlapped to form the slit. The faucet according to claim 3 , wherein is arranged on the inner diameter side of the curved region of the guard member and the overlapping portion of the width end portion is arranged on the outer diameter side of the curved region of the guard member .
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