JP6752682B2 - How to install a suspended load by a crane vessel - Google Patents
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Description
本発明は、起重機船による吊荷の設置方法に関する。 The present invention relates to a method of installing a suspended load by a crane vessel.
起重機船によってサイズの大きな吊荷を所定位置に設置するには、例えば、クレーンフックと吊荷との上下間に、梁体を介在させて吊荷を吊っている(特許文献1参照)。吊荷の重量が大きい場合は、複数のジブを並列に配置した起重機船が使用される。 In order to install a large-sized suspended load at a predetermined position by a hoist ship, for example, the suspended load is suspended with a beam body interposed above and below the crane hook and the suspended load (see Patent Document 1). If the weight of the suspended load is heavy, a crane vessel with multiple jib arranged in parallel is used.
ところで、起重機船は波や風などによって動揺し易く、この動揺は吊荷を所定位置に設置する場合に障害となる。特に、船の横揺れ(ローリング)は大きな障害となる。このような問題の対策として、略V型の二叉アームを用いて吊りフックの動揺を防止する装置が提案されている(特許文献2参照)。 By the way, the crane vessel is easily shaken by waves, wind, etc., and this shaking becomes an obstacle when the suspended load is installed at a predetermined position. In particular, rolling of a ship is a major obstacle. As a countermeasure against such a problem, a device for preventing the suspension hook from shaking by using a substantially V-shaped bifurcated arm has been proposed (see Patent Document 2).
特許文献2で提案されている吊りフックの揺れ止め装置では、1つの吊りフックの動揺を防止するために、ジブの両側にそれぞれ二叉アームの脚部を自在継ぎ手を介して連結する作業、二叉アームの2本の脚部の先端部をピンにより連結する作業、2本の脚部の先端部を吊りフックと連結する作業等、多大な工数が必要になる。また、部品数が多く構造が複雑になる。 In the suspension hook anti-sway device proposed in Patent Document 2, in order to prevent the suspension hook from swinging, the work of connecting the legs of the bifurcated arm to both sides of the jib via a universal joint, two A large amount of man-hours are required, such as the work of connecting the tips of the two legs of the fork arm with a pin and the work of connecting the tips of the two legs with the hanging hook. In addition, the number of parts is large and the structure is complicated.
本発明の目的は、起重機船の動揺に伴う吊荷の揺れを複雑な機構を用いることなく抑えることができる起重機船による吊荷の設置方法を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a method for installing a suspended load by a crane vessel, which can suppress the shaking of the suspended load due to the shaking of the crane vessel without using a complicated mechanism.
上記目的を達成するための本発明の起重機船による吊荷の設置方法は、船上に並列された複数のジブを用いて、吊荷を所定位置に設置する起重機船による吊荷の設置方法において、前記ジブのそれぞれから吊り下げられたフックと前記ジブの並列方向に延在する梁体とを複数本の梁体用吊りワイヤにより接続し、前記ジブのそれぞれから吊り下げられたフックと前記吊荷とを前記梁体の延在方向に間隔をあけて配置されて前記梁体を上下に貫通して位置調整される複数本の吊荷用吊りワイヤにより接続し、隣り合う前記ジブから吊り下げられた前記起重機船の船幅方向に隣り合う前記フックどうしを剛体の連結体により連結し、同じ前記ジブから吊り下げられた前記起重機船の船長さ方向に隣り合う前記フックどうしは連結していない状態にして、前記連結体と前記連結体に連結されたそれぞれの前記フックで形成された結合体と、前記梁体と、前記吊荷とを上下に間隔をあけて吊下げて、前記梁体と前記吊荷の船幅方向での動揺を反対方向にして前記梁体を前記吊荷の前記動揺を減衰させるように機能させて、前記複数のジブにより前記吊荷を吊り上げて所定位置に移動させて設置することを特徴とする。 The method of installing the suspended load by the crane ship of the present invention for achieving the above object is the method of installing the suspended load by the crane ship in which the suspended load is installed at a predetermined position by using a plurality of jib arranged in parallel on the ship. The hooks suspended from each of the jib and the beam extending in the parallel direction of the jib are connected by a plurality of beam suspension wires, and the hook suspended from each of the jib and the suspended load are connected. Are arranged at intervals in the extending direction of the beam body, and are connected by a plurality of suspension wires for adjusting the position by penetrating the beam body vertically and suspended from the adjacent jib. A state in which the hooks adjacent to each other in the width direction of the crane ship are connected by a rigid connecting body, and the hooks adjacent to each other in the length direction of the crane ship suspended from the same jib are not connected to each other. Then, the connecting body, the connecting body formed by the hooks connected to the connecting body, the beam body, and the suspended load are suspended vertically at intervals to obtain the beam body. The beam body is made to function to dampen the sway of the suspended load by making the sway of the suspended load in the ship width direction opposite, and the suspended load is lifted by the plurality of jib and moved to a predetermined position. It is characterized by being installed.
本発明の起重機船による吊荷の設置方法によれば、隣り合うジブから吊り下げられたフックどうしを剛体の連結体により連結するだけの簡素な構成によってフック間の距離が一定に保たれつつ、それぞれのフックの揺れが規制される。そのため、起重機船の動揺に伴う吊荷の動揺を小さくすることができる。 According to the method of installing a suspended load by a crane vessel of the present invention, the distance between hooks is kept constant by a simple configuration in which hooks suspended from adjacent jib are connected by a rigid connecting body. The swing of each hook is regulated. Therefore, it is possible to reduce the sway of the suspended load due to the sway of the crane vessel.
また、起重機船が動揺すると連結体と吊荷との上下間で梁体が吊荷の動揺を相殺するように動揺することが期待できる。すなわち、梁体の動揺により吊荷の揺れを減衰させることが可能になる。 Further, when the crane vessel is shaken, it can be expected that the beam body is shaken between the upper and lower parts of the connecting body and the suspended load so as to offset the shaking of the suspended load. That is, it becomes possible to dampen the shaking of the suspended load by the shaking of the beam body.
以下、本発明の起重機船による吊荷の設置方法を図に示した実施形態に基づいて説明する。図1〜図3に例示するように、本発明は複数のジブ11を備えた起重機船10を用いる。尚、図面では、船長さ方向、船幅方向、上下方向をそれぞれ矢印X、Y、Zで示している。
Hereinafter, a method of installing a suspended load by a crane vessel of the present invention will be described based on the embodiment shown in the figure. As illustrated in FIGS. 1 to 3, the present invention uses a
起重機船10には、2つのジブ11が台船12の前端部にヒンジ13を用いてY方向を軸として回動可能に固定されていて、Y方向に並列に配置されている。それぞれのジブ11は、その頂上部よりクレーンワイヤ20を用いてX方向に間隔をあけて2つのフック21を吊り下げている。それぞれのジブ11で吊り下げられたフック21どうしはY方向に間隔があいているので、起重機船10は図3に例示するように配置された4つのフック21を有している。フック21は、本体21aと、本体21aの下方に配置された吊り部21bとを有している。吊り部21bはZ方向軸を中心にして回転可能に本体21aに連接されている。
On the
起重機船10の後端部には、ビーム14とウインチ15a、15bとが配置されている。ビーム14は、各ジブ11の頂上部と起伏ワイヤ16で接続されている。ウインチ15aは、起伏ワイヤ16の巻き取りおよび繰り出しを行うことでジブ11を起伏させる。別のウインチ15bは、クレーンワイヤ20の巻き取りおよび繰り出しを行うことでフック21を上下動させる。起重機船10の船首(X方向右端)と船尾(X方向左端)のそれぞれには、船幅方向(Y方向)に広がるように2本のアンカーワイヤ17が接続されている。船首では互いのアンカーワイヤ17を交差させずに前方外側に向けて水底地盤1に投下されている。船尾では互いのアンカーワイヤ17を交差させて後方外側に向けて水底地盤1に投下されている。アンカーの数やアンカーワイヤ17の交差の有無等は現場に応じて適切に設定される。
A
それぞれのフック21の下方には梁体23がジブ11の並列方向(Y方向)に延在して配置されている。この梁体23は、吊荷24の上面に備えた接続部の直上に各フック21に接続された吊荷用吊りワイヤ22aが位置するように、吊荷用吊りワイヤ22aの位置を調整する機能を有する。より詳細には、梁体23には、上下に貫通する複数の貫通孔23aがY方向に間隔をあけて形成されている。貫通孔23aの大きさは、吊荷用吊りワイヤ22aが若干遊動できる程度である。それぞれのワイヤ22aは、対応する貫通孔23aを経由して吊荷24の接続部に接続される。また、各フック21と梁体23の上面の四隅は、梁体用吊りワイヤ22bにより接続されている。
Below each
梁体23は、鋼材の平板状体である。梁体23のX方向の長さは、同一ジブ11より吊り下げられたフック21どうしのX方向の間隔と同等または短いこともあるがこの実施形態では長く形成されている。梁体23のY方向の長さは、各ジブ11より吊り下げられたフック21どうしのY方向の間隔と同等または短いこともあるがこの実施形態では長く形成されている。この実施形態では梁体23のY方向の長さは、吊荷24の長さよりも長くなっているが、吊荷24と同等または吊荷24よりも短いこともある。梁体23のZ方向の長さは、X方向及びY方向の長さよりも小さいが、梁体23の曲げ変形を抑えるために十分な長さを有している。梁体23としては吊荷25の荷重が作用しても曲げ変形が小さい剛体を用いればよく、形状は特に限定されないが、過度に重いと起重機船10の負担が大きくなる。そのため、なるべく軽量で曲げ剛性が高い仕様にする。例えば、H形鋼やこれを複数組み合わせて接合したもの等を梁体23として使用することができる。梁体23の下方にはケーソン等の吊荷24が配置される。
The
本発明では、隣り合うジブ11から吊り下げられたフック21どうしを連結する剛体の連結体30を用いる。2本の連結体30は基本的に同じ仕様になっている。連結体30の形状、材質は容易に変形しない剛性を有していれば特に限定されない。連結体30の横断面状は丸形、楕丸形、環状形、角形でもよく、例えば鋼管やH形鋼などを連結体30として用いることができる。一方のジブ(図2の左側のジブ)11より吊り下げられたフック21の本体21aの右側面にその一端が連結され、他方のジブ(図2の右側のジブ)11より吊り下げられたフック21の本体21aの左側面にその他端が連結されている。フック21に対する連結体30の端の連結は、溶接等によって回転不能にすることも、ピン等を介して回転可能にすることもできる。
In the present invention, a rigid connecting
次に、本発明により吊荷24を所定位置に設置する手順を説明する。起重機船10による吊荷24の上下移動は、ジブ11を適切な起伏状態にしてウインチ15bを回転駆動させて、各フック21のZ方向位置を同じにしながら、クレーンワイヤ20を巻き取り、繰り出しによって行う。起重機船10による吊り上げ後の吊荷24の所定位置への水平移動は、ジブ11の頂上部を所定位置の上方に位置決めするように、各アンカーワイヤ17の巻き取り及び繰り出しにより行う。
Next, a procedure for installing the suspended
波などの影響で台船12が横揺れしたことに伴い、起重機船10が横揺れしたときのフック21、梁体23及び吊荷24の動揺状態を図4〜図6を参照しながら説明する。図4、図5、図6は順次、起重機船10による吊荷24の吊り状態の経時変化を模式的に示している。
The swaying states of the
この吊り状態の一連の経時変化において、並列して隣り合うフック21どうしが連結体30によって連結されているので、フック21間の距離が一定に保たれつつ、それぞれのフック21の揺れが規制される。そのため、起重機船10の動揺に伴う吊荷24の動揺を小さくすることができる。
In this series of changes over time in the suspended state, since the
詳述すると、並列して隣り合うフック21どうしが連結体30によって連結されていなければ、それぞれのフック21は、独自の方向および独自の振幅で独立して動揺する。ところが、連結体30によって連結されたそれぞれのフック21は、互いの間隔が常に連結体30の長さに強制的に維持される。そのため、それぞれのフック21は相手側のフック21の独立した動揺を規制して、互いの間隔を一定に保ちながら動揺することになる。
In detail, if the
その結果、それぞれのフック21の動揺は著しく抑制されて、吊荷24に伝達される動揺も小さくなる。したがって、吊荷24を所定位置の上方に精度よく位置決めし易くなり、所定位置に設置することが容易になる。
As a result, the sway of each
上記した連結体30の効果に加えて、下記の効果も期待できる。図4に示すように、台船12が波に揺られ、起重機船10に横揺れが発生した直後には、隣り合うジブ11のフック21どうしと連結体30とが一体物となって構成された結合体31がY方向(図4では左方向)に動揺する。このとき、梁体23及び吊荷24は停止しているが、後述するように、この結合体31の動揺が時間差で梁体23、吊荷24に伝達されていく。
In addition to the effects of the
図5に例示するように、図4の状態から所定時間が経過すると、結合体31は図4の時点の動揺とは反対方向(図5では右方向)に動揺する。この時に、結合体31の動揺が吊りワイヤ22を介して時間差をもって伝達された梁体23は例えば、結合体31の動揺とは反対方向(図5では左方向)に動揺する。この時、吊荷24には梁体23の動揺が未だ伝達されずに吊荷24は停止した状態になっている。
As illustrated in FIG. 5, when a predetermined time elapses from the state of FIG. 4, the conjugate 31 sways in the direction opposite to the sway at the time of FIG. 4 (to the right in FIG. 5). At this time, the
図6に例示するように、図5の状態から所定時間が経過すると、結合体31は図5の時点の動揺とは反対方向(図6では左方向)に動揺する。この時に結合体31の動揺が吊りワイヤ22を介して時間差をもって伝達された梁体23は例えば、結合体31の動揺とは反対方向(図6では右方向)に動揺する。この時、梁体23の動揺が吊りワイヤ22を介して時間差をもって伝達された吊荷24は例えば、梁体23の動揺とは反対方向(図6では左方向)に動揺する。
As illustrated in FIG. 6, when a predetermined time elapses from the state of FIG. 5, the conjugate 31 sways in the direction opposite to the sway at the time of FIG. 5 (to the left in FIG. 6). At this time, the
本発明では、フック21どうしを連結体30で連結することで一体化した結合体31が形成されている。そのため、結合体31と梁体23と吊荷24とが上下にワイヤで連結された振動系が構成される。この振動系では3つの質量体(結合体31、梁体23、吊荷24)が時間差をもって動揺するので、まん中で動揺する梁体23は、下方の吊荷24によってその動揺が規制される。この反作用として吊荷24の動揺は梁体23の動揺によって規制されて小さくなる。即ち、梁体23を吊荷24の動揺を減衰させるために機能させることが可能になっている。
In the present invention, the
一方、フック21どうしが連結体30で連結されていない場合は、それぞれのフック21は独立して動揺するため、梁体23と吊荷24とが上下にワイヤで連結された振動系と見なすことができる。この振動系では2つの質量体(梁体23、吊荷24)が時間差をもって振動する。そのため、単純に上下2つの質量体が反対方向に動揺することを繰り返すだけで吊荷24の動揺を減衰させる効果はあまり期待できない。
On the other hand, when the
上述したとおり、本発明によれば、隣り合うジブ11から吊り下げられたフック21どうしを剛体の連結体30により連結するだけの簡素な構成によってフック21間の距離が一定に保たれつつ、それぞれのフック21の揺れが規制される。そのため、起重機船10の動揺に伴う吊荷24の動揺を小さくすることができる。加えて、梁体23を吊荷24の動揺を減衰させるための部材として機能させることで吊荷24の揺れを抑制するには益々有利になっている。
As described above, according to the present invention, the
連結体30をフック21に対して回転可能に連結すると、回転不能に連結した場合に比して連結体30には過大な曲げやねじりが生じなくなるというメリットがある。ただし、連結体30を介して連結されたフック21どうしの相対移動が許容される。一方、連結体30をフック21に対して回転不能に連結すると、連結されたフック21どうしの相対移動が規制される。これにより、フック21どうしは実質的に同じ方向に同じ振幅で同期して動揺する。それ故、フック21の動揺に対する抑制効果が一段と向上して吊荷25の動揺を抑制するには有利になる。
When the connecting
連結体30の長さは、隣り合うジブ11から中立状態で吊り下げられたフック21どうしの間隔と実質的に同じにするとよい。この中立状態とは、フック21どうしを連結体30で連結せずに自然に吊り下げている状態のことである。例えば、これらフック21どうしの間隔の95%〜105%程度に連結体30の長さを設定する。このように連結体30の長さを設定することで、連結体30及びフック21に作用する負荷(引張力や圧縮力など)を軽減することができる。これに伴い、フック21及び連結体30を健全な状態に維持して耐用期間を長くするには有利になる。
The length of the connecting
隣り合うジブ11から吊り下げられたフック21どうしに加えて、同じジブ11から吊り下げられたフック21どうしの間を連結体30で連結することもできる。これにより、結合体31の動揺の振幅をさらに減少させ易くなるため、吊荷24の動揺の振幅を減少させるには有利になる。
In addition to the
この実施形態では、2つのジブ11を並列に備えているが、並列するジブ11の数は3つ以上でもよく、少なくとも2つであればよい。各ジブ11から吊り下げられるフック21の数は複数に限らず単数でもよい。
In this embodiment, two jib 11s are provided in parallel, but the number of jib 11s in parallel may be three or more, and may be at least two. The number of
1 水底地盤
10 起重機船
11 ジブ
12 台船
13 ヒンジ
14 ビーム
15a、15b ウインチ
16 起伏ワイヤ
17 アンカーワイヤ
20 クレーンワイヤ
21 フック
21a 本体
21b 吊り部
22a 吊荷用吊りワイヤ
22b 梁体用吊りワイヤ
23 梁体
23a 貫通孔
24 吊荷
30 連結体
31 結合体
1
Claims (3)
前記ジブのそれぞれから吊り下げられたフックと前記ジブの並列方向に延在する梁体とを複数本の梁体用吊りワイヤにより接続し、前記ジブのそれぞれから吊り下げられたフックと前記吊荷とを前記梁体の延在方向に間隔をあけて配置されて前記梁体を上下に貫通して位置調整される複数本の吊荷用吊りワイヤにより接続し、隣り合う前記ジブから吊り下げられた前記起重機船の船幅方向に隣り合う前記フックどうしを剛体の連結体により連結し、同じ前記ジブから吊り下げられた前記起重機船の船長さ方向に隣り合う前記フックどうしは連結していない状態にして、前記連結体と前記連結体に連結されたそれぞれの前記フックで形成された結合体と、前記梁体と、前記吊荷とを上下に間隔をあけて吊下げて、前記梁体と前記吊荷の船幅方向での動揺を反対方向にして前記梁体を前記吊荷の前記動揺を減衰させるように機能させて、前記複数のジブにより前記吊荷を吊り上げて所定位置に移動させて設置することを特徴とする起重機船による吊荷の設置方法。 In the method of installing a suspended load by a crane vessel that installs the suspended load in a predetermined position using multiple jib arranged in parallel on the ship.
A hook suspended from each of the jib and a beam extending in a parallel direction of the jib are connected by a plurality of beam hanging wires, and a hook suspended from each of the jib and the suspended load are connected. Are arranged at intervals in the extending direction of the beam body, and are connected by a plurality of suspension wires for adjusting the position by penetrating the beam body vertically and suspended from the adjacent jib. A state in which the hooks adjacent to each other in the width direction of the crane ship are connected by a rigid connecting body, and the hooks adjacent to each other in the length direction of the crane ship suspended from the same jib are not connected to each other. Then, the connecting body, the connecting body formed by the hooks connected to the connecting body, the beam body, and the suspended load are suspended vertically at intervals to obtain the beam body. The beam body is made to function to dampen the sway of the suspended load by making the sway of the suspended load in the ship width direction opposite, and the suspended load is lifted by the plurality of jib and moved to a predetermined position. A method of installing a suspended load by a hoist ship, which is characterized by being installed in a crane.
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