JP6750346B2 - 燃料電池システム及び制御方法 - Google Patents

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本発明は、燃料電池システム及び制御方法に関する。
燃料電池は、水素ガスなどの燃料ガスと酸素を有する酸化剤ガスとを、電気化学的に反応させ、発電を行うものである。このような燃料電池を用いた発電は、発電効率が高く、有害物質の排出が極めて少ないという利点を持つため、燃料電池を車両の駆動源として利用する燃料電池車両が近年注目されている。
燃料電池システムにおける燃料電池の停止時には、燃料ガス及び酸化剤ガスの供給が停止されても、燃料電池の本体内部及び燃料電池の周辺の配管内に残留するガスにより引き続き発電が行われる場合があり、その場合、燃料電池の停止後に引き続き行われる発電によって余剰電力が発生する。
従来の燃料電池システムでは、燃料電池の停止時に燃料電池を負荷から切り離すとともに消費抵抗につなぎ替え、消費抵抗により、余剰電力を熱に変換して大気に放出していた(例えば、特許文献1を参照)。
特開2004−296340号公報
しかしながら、従来の燃料電池システムでは、燃料電池の停止時における余剰電力を熱に変換して大気に放出するため、エネルギー効率が低下してしまうという課題があった。
本発明は、燃料電池の停止時における余剰電力の有効活用により、エネルギー効率の高い燃料電池システムを提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池システムは、運転状態と停止状態とを切り替え可能であり、運転状態で燃料と酸化剤との電気化学反応により電力を発生する燃料電池と、前記燃料電池に制御リレーを介して接続され、前記制御リレーの開閉状態に応じて、前記燃料電池が発生する電力が入力されて、入力された前記電力の電圧を変換して出力する電圧変換器と、前記燃料電池が発生する前記電力を消費する抵抗と、前記制御リレーの開閉状態を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記燃料電池が前記運転状態から前記停止状態に切り替えられた場合に、前記制御リレーを閉じるように制御して、前記燃料電池が停止後に発生する余剰電力を前記電圧変換器に入力させ、前記電圧変換器に入力される前記余剰電力の電圧が所定の電圧まで低下した場合、前記制御リレーを開くように制御して、前記余剰電力を前記抵抗で消費させる。
また、本発明に係る制御方法は、運転状態と停止状態とを切り替え可能であり、運転状態で燃料と酸化剤との電気化学反応により電力を発生する燃料電池と、前記燃料電池に制御リレーを介して接続され、前記制御リレーの開閉状態に応じて、前記燃料電池が発生する電力が入力されて、入力された前記電力の電圧を変換して出力する電圧変換器と、前記燃料電池が発生する前記電力を消費する抵抗と、を備える燃料電池システムにおける前記制御リレーの制御方法であって、前記燃料電池が前記運転状態から前記停止状態に切り替えられた場合に、前記制御リレーを閉じて、前記燃料電池が停止後に発生する余剰電力を前記電圧変換器に入力させ、前記電圧変換器に入力される前記余剰電力の電圧が所定の電圧まで低下した場合、前記制御リレーを開いて、前記余剰電力を前記抵抗で消費させる。
本発明によれば、燃料電池の停止時の余剰電力の有効活用により、エネルギー効率の高い燃料電池システムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る燃料電池システムの概略構成の一例を示すブロック図 本発明の実施の形態に係る燃料電池システムの停止方法の一例を示すフローチャート 図2のフローチャートにしたがって燃料電池システムの停止を行った場合の電圧の変化の一例を示すタイムチャート
本発明の実施の形態に係る燃料電池システム100について、図1に示すブロック図を用いて説明する。燃料電池システム100は、例えばトラック等の車両に搭載され、車両の駆動源である電動機に電力を供給する。
図1に示すように、燃料電池システム100は、燃料電池(FC)1と、DC/DCコンバータ2と、制御リレー3と、バッテリ4と、制御装置5と、内部抵抗6と、負荷7と、を備える。
燃料電池1は、例えば燃料ガスとしての水素が供給される不図示の水素極と、酸化剤ガスとしての空気が供給される不図示の空気極とを含み、水素極に供給された水素と、空気極に供給された空気との電気化学反応により発電を行う。
燃料電池1は、運転時には発電を行い、発電した電力を負荷7へ供給する。運転時における燃料電池1の出力電圧Vout(FC)は、例えば100Vである。また、燃料電池1は、停止時には、後述するように、燃料電池1の停止後に引き続き行われる発電によって発生する余剰電力をDC/DCコンバータ2へ供給するとともに、余剰電力を後述する内部抵抗6で消費する。
燃料電池1は、出力端子(正極)1a、出力端子(負極)1b、入力端子(正極)1c、入力端子(負極)1d及び内部抵抗6を含む。燃料電池1の出力端子(正極)1a及び出力端子(負極)1bは、車両の駆動源である電動機等の負荷7の端子(正極)7a及び端子(負極)7bと接続されている。燃料電池1の入力端子(正極)1c及び入力端子(負極)1dは、車両の低圧電源であるバッテリ4の端子(正極)4a及び端子(負極)4bと接続されている。燃料電池1には、バッテリ4から低圧の駆動電力が供給される。バッテリ4の電圧Vは、例えば24Vである。
バッテリ4は、燃料電池1の他、室内灯、ハザードランプ等、低圧で動作する車両の電装品にも接続され、電装品の電源としても機能する。バッテリ4と電装品とは、燃料電池1の入力端子(正極)1c及び入力端子(負極)1dとバッテリ4の端子(正極)4a及び端子(負極)4bとを接続する給電線から分岐する給電線により接続されてもよいし、別の給電線により接続されてもよい。
DC/DCコンバータ2は、不図示の電圧変換回路を含み、燃料電池1から入力された余剰電力の電圧を変換してバッテリ4に出力する。また、DC/DCコンバータ2は、入力端子(正極)2a、入力端子(負極)2b、出力端子(正極)2c、出力端子(負極)2dを含む。
DC/DCコンバータ2の入力端子(正極)2a及び入力端子(負極)2bは、燃料電池1の出力端子(正極)1a及び出力端子(負極)1bと接続されている。DC/DCコンバータ2に入力される入力電圧Vin(DC/DC)は、燃料電池1が出力する出力電圧Vout(FC)と等しい。
DC/DCコンバータ2の出力端子(正極)2c及び出力端子(負極)2dは、バッテリ4の端子(正極)4a及び端子(負極)4bと接続されている。DC/DCコンバータ2から出力される出力電圧Vout(DC/DC)は、バッテリ4の電圧Vよりも高く、例えば27Vに設定されている。
DC/DCコンバータ2から出力される電圧Vout(DC/DC)は、バッテリ4の電圧よりも高いので、DC/DCコンバータ2からバッテリ4に向けて電流が流れ、バッテリ4が充電される。
制御リレー3は、燃料電池1の出力端子(正極)1aと、DC/DCコンバータ2の入力端子(正極)2aとを接続する給電線上に設けられている。制御リレー3が閉じることで、燃料電池1とDC/DCコンバータ2とが電気的に接続される。
制御装置5は、燃料電池1、DC/DCコンバータ2及び制御リレー3と電気的に接続されている。制御装置5は、燃料電池1の運転及び停止、DC/DCコンバータ2における降圧及び昇圧、制御リレー3の開閉をそれぞれ制御する。
次に、本実施の形態に係る燃料電池システム100における燃料電池1の停止時の処理について、図2のフローチャートを参照して説明する。図2に示す制御フローは、車両の電源が投入されている間、例えば10ms毎の制御周期で繰り返される。
まず、ステップS1で、制御装置5は、燃料電池1が水素と空気との電気化学反応による発電を行わない停止モードか否かを判断する。判断の結果、停止モードであれば(ステップS1:YES)、処理はステップS2へ進む。一方、停止モードでなければ(ステップS1:NO)、制御装置5は、図2における処理を終了する。
ステップS2では、制御装置5は、Vout(FC)がVlow以上かつVhigh以下か否かを判断する。ここで、Vlowは、燃料電池1の寿命に悪影響がなく、DC/DCコンバータ2が電圧変換可能な電圧の下限値であり、例えば10Vである。また、Vhighは、燃料電池1が無負荷の状態で出力可能な電圧であり、例えば120Vである。
out(FC)がVlow以上かつVhigh以下でない場合(ステップS2:NO)、燃料電池1から出力された余剰電力の電圧をDC/DCコンバータ2で変換することができないので、制御装置5は、図2における処理を終了する。
一方、Vout(FC)がVlow以上かつVhigh以下である、すなわち燃料電池1から出力された余剰電力の電圧をDC/DCコンバータ2で変換することができる場合(ステップS2:YES)、処理はステップS3へ進む。
ステップS3で、制御装置5は、制御リレー3を閉じるように制御する。制御リレー3が閉じられることにより、燃料電池1の余剰電力がDC/DCコンバータ2へ供給される。
また、制御装置5は、DC/DCコンバータ2に対して電圧変換を行うように制御する。DC/DCコンバータ2は、入力された電圧Vin(DC/DC)(=Vout(FC))を変換してバッテリ4に出力する。上述のように、DC/DCコンバータ2から出力される電圧Vout(DC/DC)はバッテリ4の電圧よりも高いので、DC/DCコンバータ2からバッテリ4に向けて電流が流れ、バッテリ4が充電される。
ステップS3に続くステップS4で、制御装置5は、Vout(FC)がVlowよりも低いか否かを判断する。Vout(FC)がVlow以上の場合(ステップS4:NO)、燃料電池1から出力された余剰電力の電圧をDC/DCコンバータ2で変換することができるので、制御装置5は、図2における処理を終了する。
これにより、制御リレーは閉じられた状態を維持し、引き続き燃料電池1からDC/DCコンバータ2への電力供給及びDC/DCコンバータ2における電圧変換が行われる。
一方、Vout(FC)がVlowよりも低い場合(ステップS4:YES)、DC/DCコンバータ2において電圧変換を行うことができないので、処理はステップS5へ進む。
ステップS5で、制御装置5は、制御リレー3を開くように制御する。制御リレー3が開かれることにより、燃料電池1からDC/DCコンバータ2への電力供給が行われなくなる。そして、燃料電池1のVlowより低い残留電圧は、燃料電池1の内部抵抗6で消費される。
図3は、図2のフロー図にしたがって余剰電力をDC/DCコンバータ2へ供給する制御を行った場合の燃料電池1の電圧の時間変化を示したものである。図3において、縦軸は電圧を、横軸は時間を示す。Vhighは、上述のとおり、燃料電池1が無負荷の状態で出力可能な電圧であり、例えば120Vである。Vlowは、上述のとおり、燃料電池1の寿命に悪影響がなく、DC/DCコンバータ2が電圧変換可能な電圧の下限値であり、例えば10Vである。
時刻t1までは、燃料電池1は水素と空気との電気化学反応により発電を行う運転モードで動作しているため、燃料電池1が発生した電力は全て負荷へ供給されている。このとき、Vout(FC)はVhighよりも低く、例えば100Vである。
時刻t1で燃料電池1が運転モードから停止モードに切り替えられると、燃料電池1と負荷を接続する給電線上に設けられた不図示の制御リレーが開かれ、負荷への電力供給が行われなくなる。
また、燃料電池1が運転モードから停止モードに切り替えられた時点で、Vout(FC)はVlowより高く、かつVhighより低いため、制御リレー3が閉じられる。
時刻t1で燃料電池1が停止モードに切り替えられ、水素ガス及び空気の供給が停止されても、燃料電池1では、燃料電池1の本体内部及び燃料電池1の周辺の配管内に残留する水素ガス及び空気による発電が引き続き行われ、余剰電力が発生する。
制御リレー3が閉じられることにより、燃料電池1の停止後に発生した余剰電力は、DC/DCコンバータ2に供給され、DC/DCコンバータ2において電圧変換が行われ、バッテリ4に電力が出力される。以下、制御リレー3が閉じられた状態を「モード1」という。
時刻t1から時刻t2までは、モード1の状態を維持してDC/DCコンバータ2での電圧変換が行われ、Vout(FC)が低下する。なお、Vout(FC)が27Vよりも高い場合、DC/DCコンバータ2では降圧変換が行われ、Vout(FC)が27Vよりも低い場合、DC/DCコンバータ2では昇圧変換が行われる。
時刻t2で、Vout(FC)がVlowまで低下すると、制御リレー3が開かれる。これにより、DC/DCコンバータ2が燃料電池1から電気的に切り離され、燃料電池1の残留電圧が内部抵抗6で消費される。以下、モード1の後に制御リレー3が開かれた状態を「モード2」という。
時刻t2から時刻t3まで、モード2の状態を維持することで、燃料電池1の残留電圧が内部抵抗6で消費される。時刻t3で、燃料電池1の残留電圧がゼロになる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、運転状態と停止状態とを切り替え可能であり、運転状態で燃料と酸化剤との電気化学反応により電力を発生する燃料電池1と、燃料電池1に制御リレー3を介して接続され、制御リレー3の開閉状態に応じて、燃料電池1が発生する電力が入力されて、入力された電力の電圧を変換して出力するDC/DCコンバータ2と、燃料電池1が発生する電力を消費する内部抵抗6と、制御リレー3を制御する制御装置5と、を備え、制御装置5は、燃料電池1が運転状態から停止状態に切り替えられた場合に、制御リレー3を閉じるように制御して、燃料電池1が停止後に発生する余剰電力を電圧変換器2に入力させ、電圧変換器2に入力される余剰電力の電圧が所定の電圧まで低下した場合、制御リレー3を開くように制御して、余剰電力を内部抵抗6で消費させるものとしたため、従来、消費抵抗で熱に変換して消費していた余剰電力を、バッテリ4に供給することができ、エネルギー効率の高い燃料電池システムを提供することができる。
また、燃料電池1の電圧がVlowに低下するまでDC/DCコンバータ2による電圧変換を行うため、抵抗で消費させる電力を少なくすることができる。そのため、余剰電力を抵抗値の大きな燃料電池1の内部抵抗6で電力を消費させるようにしても、放電に時間がかからない。したがって、燃料電池システム100に抵抗値の小さな消費抵抗を別途設ける必要がない。その結果、コストダウンが可能となる。
なお、上述した実施の形態では、残留電圧を燃料電池1の内部抵抗6で消費させる例を挙げて説明したが、これに限定されず、燃料電池1の外部に設けられた抵抗で消費させるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、バッテリ4の電圧が24Vである場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、車両が乗用車であれば、バッテリ4の電圧を12Vとすることも可能である。
また、上述した実施の形態では、DC/DCコンバータ2で変換された電圧の電力をバッテリ4に供給する例を挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、DC/DCコンバータ2で圧力を変換した電力を直接電装品に供給することや、バッテリ4を充電しながら電力を電装品に供給することも可能である。
また、上述した実施の形態では、燃料電池システム100を、燃料電池を車両の駆動源として利用する燃料電池車両に適用した場合を例に挙げて説明したが、これに限定されず、燃料電池を用いる様々な機器に適用が可能である。
本発明に係る燃料電池システムは、燃料電池を車両の駆動源として利用する燃料電池車両に有用である。
1 燃料電池
1a 出力端子(正極)
1b 出力端子(負極)
1c 入力端子(正極)
1d 入力端子(負極)
2 DC/DCコンバータ
2a 入力端子(正極)
2b 入力端子(負極)
2c 出力端子(正極)
2d 出力端子(負極)
3 制御リレー
4 バッテリ
4a 端子(正極)
4b 端子(負極)
5 制御装置
6 内部抵抗
7 負荷
7a 端子(正極)
7b 端子(負極)
100 燃料電池システム

Claims (5)

  1. 運転状態と停止状態とを切り替え可能であり、運転状態で燃料と酸化剤との電気化学反応により電力を発生する燃料電池と、
    前記燃料電池に制御リレーを介して接続され、前記制御リレーの開閉状態に応じて、前記燃料電池が発生する電力が入力されて、入力された前記電力の電圧を変換して出力する電圧変換器と、
    前記燃料電池が発生する前記電力を消費する抵抗と、
    前記制御リレーの開閉状態を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、少なくとも、
    前記燃料電池が前記運転状態から前記停止状態に切り替えられた場合に、前記制御リレーを閉状態に制御して、前記燃料電池が停止後に発生する余剰電力を前記電圧変換器に入力させ、前記電圧変換器によって変換された前記余剰電力の電圧をバッテリと前記燃料電池の入力端子との接続中点に供給する第1モードと、
    前記第1モードを実行した結果として前記電圧変換器に入力される前記余剰電力の電圧が所定の電圧まで低下した場合、前記制御リレーを開状態に制御して、前記余剰電力を前記抵抗で消費させる第2モードと
    実行することにより、前記第1モードによって前記余剰電力を前記バッテリの充電及び前記燃料電池の制御に有効利用しつつ減少させ、前記第2モードによって前記燃料電池の寿命に悪影響を与えずに前記余剰電力を消費する、
    燃料電池システム。
  2. 前記所定の電圧は、前記電圧変換器が変換可能な下限電圧である、
    請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記抵抗は、前記燃料電池の内部抵抗である、
    請求項1又は2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記所定の電圧は、前記燃料電池の寿命に悪影響を及ぼさないものとして予め設定されている電圧である、
    請求項3に記載の燃料電池システム。
  5. 運転状態と停止状態とを切り替え可能であり、運転状態で燃料と酸化剤との電気化学反応により電力を発生する燃料電池と、
    前記燃料電池に制御リレーを介して接続され、前記制御リレーの開閉状態に応じて、前記燃料電池が発生する電力が入力されて、入力された前記電力の電圧を変換して出力する電圧変換器と、
    前記燃料電池が発生する前記電力を消費する抵抗と、
    を備える燃料電池システムにおける前記制御リレーの制御方法であって、
    前記燃料電池が前記運転状態から前記停止状態に切り替えられた場合に、前記制御リレーを閉状態に制御して、前記燃料電池が停止後に発生する余剰電力を前記電圧変換器に入力させ、前記電圧変換器によって変換された前記余剰電力の電圧をバッテリと前記燃料電池の入力端子との接続中点に供給する第1ステップと、
    前記第1モードを実行した結果として前記電圧変換器に入力される前記余剰電力の電圧が所定の電圧まで低下した場合、前記制御リレーを開状態に制御して、前記余剰電力を前記抵抗で消費させる第2ステップと
    を含み、前記第1ステップにおいて前記余剰電力を前記バッテリの充電及び前記燃料電池の制御に有効利用しつつ減少させ、前記第2モードにおいて前記燃料電池の寿命に悪影響を与えずに前記余剰電力を消費する、
    制御方法。
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