JP6749172B2 - 照明具付き噴霧装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ポンプ式噴霧容器やエアゾール式噴霧容器等の噴霧容器の上端部から上方に延長するポンプステムやバルブステム等の噴射用ステムの上端に連結される噴霧ボタン又は押下ボタン或いはトリガー式噴霧装置等の噴霧装置の改良に関するものである。
従来のこの種の噴霧装置としての噴射ボタン又は押下ボタンは、例えば、バネ蓄圧式噴霧ポンプとしては、以下の特許文献1に記載のものを挙げることができる。
下記特許文献1に記載の発明においては、蓄圧ポンプの貯留室(蓄圧室)内に空気が滞留しないように、空気の浮上力を利用して貯留室内の上部に開閉弁を設け、空気が完全に排出できるようにすることを目的としている。
その構成は、容器内の真空発生を防止する空気進入孔を備え且つ縦方向に開口した弁筐と、液を加圧し該液をノズルまで導入する液通路を設けたプランジャーと、該プランジャーの外周部と前記弁筐の内壁とを機密状に摺動するピストンと、前記プランジャー及びピストンを付勢する圧縮ばねと、一方向には液の逆流を防止するが他方向には許容する逆止弁と、蓄圧室内からノズルに通じる通路を開閉する弁と、前記弁筐に固着され且つ容器上に係合されるキャップと、蓄圧液を外部に放出するに適した噴霧ヘッドとを包含する蓄圧噴霧ポンプにおいて、前記弁を蓄圧室内の上部に設け、蓄圧室内へ空気が残留することを防止したものである。
下記特許文献2に記載の発明は、エアゾール容器の噴射ボタン(噴霧装置)に関するものであって、内容液中に混入した不純物を取り除くことができるエアゾールボタンを提供することを目的とするものである。
このエアゾールボタンでは、その縦方向流通路の入口部がエアゾール容器のバルブステムと接続し、その出口部が噴口を形成する。略円板形状のフィルタープレートを前記エアゾールボタンの縦方向流通路の入口部の段部とバルブステムの上端面との間に介在させる。フィルタープレートに複数の貫通小孔を設け、これら複数の貫通小孔がフィルターの機能を発揮する。複数の貫通小孔の内径をその下端部で最大とし、上方に向かって徐々に小さく形成する。また前記フィルタープレートの上端面略中央部に平面視略円形の窪みを形成したものである。
特公昭60−31551号公報 特開2016−124584号公報
本発明においては、上記の従来例と同様のポンプ式噴霧容器やエアゾール式噴霧容器等の噴霧容器の上端ステムに連結する噴射ボタンやトリガー式噴霧装置等の噴霧装置の改良に関するものであるが、この噴霧装置を作動して容器の内容液を噴霧する際に、噴霧方向の前方を明るく照らす照明具を付加することを課題としている。
従来において、上記ポンプ式噴霧容器やエアゾール式噴霧容器等を例えば夜間使用する際や、家具の間の狭い個所に薬液を噴霧する際に、その噴霧方向の前方が暗い状態となり、噴霧する目標を見定めることができない。
取り分け、夜間の光源のない場所での噴霧においては、その噴霧する目標点を見定めることが困難となり、解決されるべき課題が存在していたのである。
上記課題を解決するために、本発明の第1のものは、噴霧容器の上端部から上方に延長する内容液の噴射用ステムに連結する噴霧装置であって、当該噴霧装置には内部通路が設けられ、この内部通路の入口部が前記ステムと連結し、前記内部通路の出口部が噴口を成し、この噴霧装置を作動して前記ステムを押下すると容器内の内容液が前記噴口から噴霧される噴霧装置において、当該噴霧装置に照明具を付加し、前記噴霧装置を作動させて内容液を噴霧する前に前記照明具を点灯して噴霧方向を照射することができ、前記照明具を前記噴霧装置の内部に固定し、前記噴霧装置を作動させることにより前記照明具が点灯して噴霧方向を照射することができ、その後に内容液が当該噴霧装置の噴口から噴霧され、前記内部通路が、入口部から上方に延長する縦方向通路と、この縦方向通路に連続する横方向通路とからなり、前記横方向通路内に前記照明具と、前後方向に往復移動できるピストンを直列方向に並べて内設し、前記噴霧装置を作動させることにより容器内の内容液が前記ステムから噴射されて前記ピストンを前方に移動させることにより前記照明具の後端部に設けた電源部を押し込み、照明具が点灯することを特徴とする照明具付き噴霧装置である。
本発明の第のものは、上記第の発明において、前記内部通路が、入口部から上方に延長する縦方向通路と、この縦方向通路に連続する第1横方向通路と、この第1横方向通路から連通穴を介して連通する第2横方向通路を更に設け、この第2横方向通路の出口部が噴口を成し、前記照明具及び前記ピストンを前記第1横方向通路内に配設し、且つ、前記ピストンは弾撥部材を介して前記照明具の後方に配設され、これにより前記噴霧装置を作動させることにより容器内の内容液が前記ステムから噴射されて前記ピストンを前方に移動させることにより照明具が点灯することを特徴とする照明具付き噴霧装置である。
本発明の第のものは、上記第の発明において、前記第2横方向通路が前記第1横方向通路の下側に位置し、且つ前記照明具の前端面が前記噴口の位置よりも後方に位置していることを特徴とする照明具付き噴霧装置である。
本発明の第1のものにおいては、噴霧容器の上端部から上方に延長する内容液の噴射用ステムに連結する噴霧装置であって、当該噴霧装置には内部通路が設けられ、この内部通路の入口部が前記ステムと連結し、前記内部通路の出口部が噴口を成し、この噴霧装置を作動して前記ステムを押下すると容器内の内容液が前記噴口から噴霧される噴霧装置であって、当該噴霧装置に照明具を付加し、前記噴霧装置を作動させる前に前記照明具を点灯して噴霧方向を照射することができ、その後に前記噴霧装置を作動させて内容液が当該噴霧装置の噴口から噴霧されるものである。
従って、各種薬液からなる内容液を噴霧する前に、その噴霧方向が照明具によって照射され、噴霧する目的部所を明るく照らし出すことができ、必要個所に的確に薬液を噴霧することができる。
このために、夜間、周囲が暗い屋外の場所であっても、噴霧すべきその方向の目標を明るく照らし出すことができ、噴霧すべき個所を間違えることがなくなる。
勿論、室内の暗い場所においても同様の事が言え、その暗い目的部所を明るく照らし出すことができる。
上記照明具は、LEDライトの他、豆電球等の各種発光体を利用することができる。
本発明においては、前記照明具を前記噴霧装置の内部に固定し、前記噴霧装置を作動させることにより、つまり、内容液が噴射用ステムから噴射され、その内容液の噴射圧力により前記照明具が点灯して噴霧方向を照射することができ、その後に内容液が当該噴霧装置の噴口から噴霧されものであり、前記照明具の配設位置を限定したものである。
本発明においては、噴霧装置の内部通路と照明具の位置、並びに照明具の電源点灯方法を具体化したものである。
即ち、前記内部通路が入口部から上方に延長する縦方向通路と、この縦方向通路に連続する横方向通路とからなり、前記横方向通路内に前記照明具と、前後方向に往復移動できるピストンを直列方向に並べて内設し、前記噴霧装置を作動させることにより容器内の内容液が前記ステムから噴射されて前記ピストンを前方に移動させることにより前記照明具の後端部に設けた電源部を押し込み、照明具が点灯するように構成した。
本発明の第のものにおいては、上記第の発明具体化したものであり、即ち、前記内部通路が、入口部から上方に延長する縦方向通路と、この縦方向通路に連続する第1横方向通路と、この第1横方向通路から連通穴を介して連通する第2横方向通路を更に設け、この第2横方向通路の出口部が噴口を成し、前記照明具及び前記ピストンを前記第1横方向通路内に配設し、且つ、前記ピストンは弾撥部材を介して前記照明具の後方に配設され、これにより前記噴霧装置を作動させることにより容器内の内容液が前記ステムから噴射されて前記ピストンを前方に移動させることにより照明具が点灯する構成である。
本発明の第のものは、上記第の発明において、前記第1横方向通路と第2横方向通路の位置関係を特定し、且つ、照明具の前端面の位置を特定したものである。
即ち、前記第2横方向通路を前記第1横方向通路の下側に位置させ、前記照明具の前端面を前記噴口の位置よりも後方に位置させたことを特徴としている。
これにより、噴口から噴霧される内容液の噴霧が適切に行われ、照明具の存在も邪魔にならず、その照明具の光の照射も適切に行われることとなる。
本発明の第1実施形態に係る照明具付き噴霧装置を図示する一部断面説明図であって、その非作動状態を図示している。 本発明の第2実施形態に係る照明具付き噴霧装置を図示する中央縦断面説明図であって、その非作動状態を図示している。 上記第2実施形態の中央縦断面説明図であって、その噴霧装置を押下した噴霧作動状態を図示している。
以下、添付の図面と共に本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る照明具付き噴霧装置を図示する一部断面説明図である。
本発明の第1実施形態に係る照明具付き噴霧装置1(以下、単に「噴霧装置」ともいう。)は、エアゾール容器Cの上端部のマウンテンカップMの略中央部に固定されたエアゾールバルブのバルブステムSに固定される。
このエアゾール容器CのバルブステムSは、これを作動させる(押下する)と、エアゾール容器C内の内容液が外部に噴射されることとなる。
エアゾール容器Cの内部には、各種の用途に応じて各種の薬液と噴射剤が収容されている。
噴霧装置1は、その本体部が略円筒形状を有し、その底面部から噴口11に向ってエアゾール容器C内の内容液が流通する内部通路が形成されており、その入口部12が上記ステムSと連結し、その出口部が噴口11を形成する。
入口部12の内壁部には段部12dが設けられ、この段部12dにステムSの上端部が当接する。
噴霧装置1の本体部は上記した通り略筒形状を有しており、その下方部分にはその外径が少し大きい筒状ガイド部13が設けられ、この噴霧装置1の上下移動をガイドすることができる。
つまり、この筒状ガイド部13は、マウンテンカップMの上端内周縁部と接し、この上端内周縁部で上下方向移動のガイドとなる。
前記内部通路は、上記ステムSと連結する入口部12から上方に延長する縦方向通路14と、この縦方向通路14の上端部から噴口11の方向である前方方向に折れ曲がる横方向通路19とから成る。
この横方向通路19の前方の出口部が噴口11を成す。
上記噴霧装置1の天部には、照明具20が配設される。
この照明具20は、前端にLEDライトを内蔵し、この後方部には電池が内蔵され、当該照明具20の上面には電源部としての電源投入スイッチ20sが設けられている。
つまり、電源投入スイッチ20sを下方に押下げると電源が投入され、先端のLEDライトが点灯する構成である。
この電源投入スイッチ20sは、それを押下した状態で電源が投入され、手指を離して押下を中止すると、この電源投入スイッチ20sが上方位置に復帰して電源が切断される構造である。
以上の構成により、この噴霧装置1の上端部の電源投入スイッチ20sに手指を置き、そのまま下方に押下げると、照明具20の電源が投入され、照明具20の前端部に位置するLEDライトが点灯し、噴霧方向が照射されることとなり、その後、さらにそのまま手指に力を加えて下方に押し下げることにより、噴霧装置1が下方に押し下げられ、バルブステムSが押下され、バルブステムSの上端開口部から内容液が噴射され、この内容液は前記縦方向通路14を通過して上記横方向通路19に流入し、噴口11から外界に噴霧されることとなるのである。
尚、上記照明具20は、噴霧装置1の天部に設けたが、この照明具20を噴霧装置1の天部で着脱自在に設けることも可能である。
例えば、この噴霧装置1の天部に2本のレール状の係合受部を設け、この係合受部に係合する係合部を上記照明具20の底面部の両側に設けて、相互に前後方向にスライドさせるようにして係合させることができる。
或いは、上記係合受部は、2本の溝条部を噴霧装置1の天部に設けるようにして形成することもでき、この2本の溝条部に上記照明具20の底面に設けた2本の突条部を相互に係合させて着脱自在とすることも可能である。
更には、上記電源投入スイッチ20sは、上記照明具20の上面部でなく、後端部に設けることもできるが、この場合には、この後端部の電源投入スイッチを投入する動作と、上記噴霧装置1を押下して作動させる動作とが別動作となり、2つの動作を要求されるため、上記のように電源投入スイッチ20sは、上記照明具20の上面に設けることが好ましい。
図2は、本発明の第2実施形態に係る照明具付き噴霧装置を図示する中央縦断面説明図であり、その非作動状態を図示している。
図3は、同じく上記実施形態の中央縦断面説明図であって、その噴霧装置を押下した噴霧状態を図示している。
本発明の第2実施形態に係る照明具付き噴霧装置10(以下、単に「噴霧装置」ともいう。)は、エアゾール容器Cの上端部のマウンテンカップMの略中央部に固定されたエアゾールバルブのバルブステムSに固定される。
このエアゾール容器CのバルブステムSは、これを作動させる(押下する)と、エアゾール容器C内の内容液が外部に噴射されることとなる。
エアゾール容器Cの内部には、各種の用途に応じて各種の薬液と噴射剤が収容されている。
噴霧装置10は、その本体部が略円筒形状を有し、その底面部から噴口11に向ってエアゾール容器C内の内容液が流通する内部通路が形成されており、その入口部12が上記ステムSと連結し、その出口部が噴口11を形成する。
入口部12の内壁部には段部12dが設けられ、この段部12dにステムSの上端部が当接する。
噴霧装置10の本体部は上記した通り略筒形状を有しており、その下方部分には筒状ガイド部13が設けられ、この噴霧装置10の上下移動をガイドすることができる。
つまり、この筒状ガイド部13は、マウンテンカップMの上端内周縁部と接し、この上端内周縁部で上下方向移動のガイドとなる。
前記内部通路は、上記ステムSと連結する入口部12から上方に延長する縦方向通路14と、この縦方向通路14の上端部から噴口11の方向である前方方向に折れ曲がる第1横方向通路15と、この第1横方向通路15と連通穴16を介して連通する第2横方向通路17とから成る。
上記第2横方向通路17の前方の出口部が噴口11を成す。
前記第1横方向通路15の内部に照明具20が配設され、固定されている。
ここで使用している照明具20も、前記第1実施形態と同じLEDライトであるが、その電源部20dの位置が相違している。
また、この第1横方向通路15の内部には、前後方向に往復移動できるピストン21が内設されている。
このピストン21は、上記第1横方向通路15内に前後方向に往復移動できるように、上記照明具20との間にコイルスプリン22が配設され、常にピストン21を後ろ方向に付勢した状態で内設されている。
前記ピストン21は、第1横方向通路15内で略筒体形状を有し、その前端部には照明具20の電源部20dを押し込むことができるように電源押込部21dが突設されている。
また、このピストン21の基端側の外周面部にはO−リング25が配設され、ピストン21の外周面部と第1横方向通路15の内周壁面との気密性・液密性が保持されている。
従って、この噴霧装置10を手指により作動させると、つまり、下方に押下することによって、バルブステムSが押下され、バルブステムSの上端開口部から内容液が噴射され、この内容液は前記縦方向通路14を通過して上記第1横方向通路15に流入し、その圧力によりピストン21は、弾撥部材としてのコイルスプリング22を収縮させ、その結果ピストン21の先端部の電源押込部21dが照明具20の後端面部に設けられた電源部20dを押込み、照明具(LEDライト)20が点灯することとなる。
この状態を図が図示している。
このようにして照明具20が点灯した後、内容液は、ピストン21の基端部外周と第1横方向通路15の内周壁面との隙間を通過し、連通穴16を通過して第2横方向通路17内へと流入し、噴口11から外界に噴霧されることとなるのである。
このようにして、本発明に係る噴霧装置10を押下することにより、LEDライトから成る照明具20により暗がりが明るく照射され、その後内容液が噴口11から噴霧されることにより、暗い個所が明るく照射されて各種の薬剤から成る内容液が適切な個所に噴霧されることとなるのである。
暗がりの必要な個所への内容液の噴霧が終了すると、本発明に係る噴霧装置10への押し下げ力が解除され、噴霧装置10は、元の上方位置に復帰し、照明具20も消灯する。
この状態が図の非作動状態であり、初期状態である。
このように、本発明においては、暗い部処に必要な薬剤から成るエアゾール容器の内容液を噴霧するに際して、事前にその照明具20からの投光が行われ、目的個所を明るく照射することができることとなるのである。
尚、上記実実施形態において使用したLEDライトは、市販のものを使用することができ、その内部には電池とLEDライトが内蔵され、後端部の電源部を押し込むことにより内部の電池からの電源が投入され、その前端部に位置するLEDがその前方方向(矢印L方向)に発光するものである。
ここで使用するLEDライトは白色のものを使用している。
また、このLEDライトは、その他の各種の電球や蛍光灯などの照明具を使用することができる。
この照明具の構成も、上記LEDライトと同様に、電球等の発光体と電池を内部に有し、その前端部に発光体を、その後端部に電源を投入できる電源部を設けておけばよいものである。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明においては以下の通り種々設計変更が可能である。
まず、本発明に係る噴霧装置は、上記実施形態においては、エアゾール容器の上端のバルブステムに連結したが、これをポンプ式噴霧容器の上端のステムに連結して実施することも可能である。
噴射ボタン等の噴霧装置も、トリガー式噴霧装置であってもよく、噴霧容器も2液又は3液混合式の噴霧容器であってもよく、各種タイプの噴霧容器に装着できるものである。
要は、容器の内容液が所定圧で噴射できる噴射ステムをその上端部に有するものであれば、どのような噴霧容器であってもよい。
噴霧装置のサイズや形状等々は、取り付けられるエアゾール容器やポンプ式噴霧容器等の各種の噴霧容器の形状に適合するように必要に応じて設計することができる。
照明具は、上記第2実施形態においては、第1横方向通路内に設けたが、本発明における照明具は、噴霧装置の天部に上記第1実施形態に例示したように設けることもできる。
その際には、照明具の電源部(電源投入スイッチ)は、照明具の上面に設けて、噴霧装置の作動方向と同じ方向で電源が投入できるように構成することにより、同じ一つの動作により電源投入と噴霧装置の押下とを行うことができる。
しかし、照明具の電源部の位置は自由に配置することができ、また、この照明具は、噴霧装置と別体に構成して、着脱自在に設けることもできる。
照明具としてのLEDライトは、上記第2実施形態では第1横方向通路内に配設し固定したが、そのLEDライトの前端面は、第2横方向通路の前端面の噴口の位置よりも後方が望ましい。噴霧の適正化を考慮したものである。この点は上記第1実施形態でも同じである。
LEDライトは、上記第2実施形態においては、第2横方向通路の上方位置に設けたが、これを第2横方向通路の下側に設けることもできる。
つまり、第1横方向通路と第2横方向通路の上下を逆にして設計することもできる。
噴口部に噴口チップを設けることも自由であるし、その噴口チップの形態も自由に設計変更することができる。
上記ピストンの前後方向ストロークも自由に設定することができ、要は、LEDライトの電源部を押し込むことができ、適切にLEDライトを点灯することができるものであればよい。
最後に、本発明において使用される噴霧容器において、この噴霧容器のキャップ部やその本体部の適宜位置に蓄光塗料を塗布したものを使用することも自由である。
この蓄光塗料を使用したものにあっては、暗所で本発明に係る噴霧装置を使用するに際して、当該暗所において当該噴霧装置を使用する際に、その噴霧容器の位置や噴霧方向を特定するために利用することができる。
更に、この蓄光塗料の塗布でなく、前記キャップ自体を蓄光材料から成形することもでき、或いは、本体部の一部を蓄光材料から形成した部分を設けて実施することもできる。
これによって、夜間や暗所であっても、その噴霧容器の存在位置や噴霧装置の向き等を確認することができることとなるのである。
以上、本発明においては、噴霧装置の適宜位置に照明具を配設固定し、この照明具を点灯した後に、その後内容液を噴霧し、暗い個所を点灯した状態で必要個所に噴霧できる照明具付き噴霧装置を提供することができた。
1、10 照明具付き噴霧器
11 噴口
12 入口部
13 筒状ガイド部
14 縦方向通路
15 第1横方向通路
16 連通穴
17 第2横方向通路
19 横方向通路
20 照明具
20d 電源部
20s 電源投入スイッチ
21 ピストン
21d 電源押込部
22 コイルスプリング
25 O−リング
C 容器
M マウンテンカップ
S バルブステム

Claims (3)

  1. 噴霧容器の上端部から上方に延長する内容液の噴射用ステムに連結する噴霧装置であって、当該噴霧装置には内部通路が設けられ、この内部通路の入口部が前記ステムと連結し、前記内部通路の出口部が噴口を成し、この噴霧装置を作動して前記ステムを押下すると容器内の内容液が前記噴口から噴霧される噴霧装置において、
    当該噴霧装置に照明具を付加し、前記噴霧装置を作動させて内容液を噴霧する前に前記照明具を点灯して噴霧方向を照射することができ、
    前記照明具を前記噴霧装置の内部に固定し、前記噴霧装置を作動させることにより前記照明具が点灯して噴霧方向を照射することができ、その後に内容液が当該噴霧装置の噴口から噴霧され、
    前記内部通路が、入口部から上方に延長する縦方向通路と、この縦方向通路に連続する横方向通路とからなり、前記横方向通路内に前記照明具と、前後方向に往復移動できるピストンを直列方向に並べて内設し、前記噴霧装置を作動させることにより容器内の内容液が前記ステムから噴射されて前記ピストンを前方に移動させることにより前記照明具の後端部に設けた電源部を押し込み、照明具が点灯することを特徴とする照明具付き噴霧装置。
  2. 前記内部通路が、入口部から上方に延長する縦方向通路と、この縦方向通路に連続する第1横方向通路と、この第1横方向通路から連通穴を介して連通する第2横方向通路を更に設け、この第2横方向通路の出口部が噴口を成し、前記照明具及び前記ピストンを前記第1横方向通路内に配設し、且つ、前記ピストンは弾撥部材を介して前記照明具の後方に配設され、これにより前記噴霧装置を作動させることにより容器内の内容液が前記ステムから噴射されて前記ピストンを前方に移動させることにより照明具が点灯することを特徴とする請求項に記載の照明具付き噴霧装置。
  3. 前記第2横方向通路が前記第1横方向通路の下側に位置し、且つ前記照明具の前端面が前記噴口の位置よりも後方に位置していることを特徴とする請求項に記載の照明具付き噴霧装置。
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