JP6747647B2 - Disposer - Google Patents
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Description
本発明は、台所などで発生する厨芥を粉砕処理するディスポーザに関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a disposer for crushing kitchen waste generated in a kitchen or the like.
従来のディスポーザとして、固定刃の内周面に縦溝と突条とを周方向に沿って交互に配置したものがある(例えば、特許文献1)。 As a conventional disposer, there is a disposer in which vertical grooves and ridges are alternately arranged along the circumferential direction on the inner peripheral surface of a fixed blade (for example, Patent Document 1).
しかしながら、上述のようなディスポーザにおいては、コスト低減の余地があった。 However, in the above disposer, there is room for cost reduction.
本発明は、コストを低減できるディスポーザを提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a disposer that can reduce costs.
本発明のディスポーザは、
破砕室の下端に配置された回転刃部と、
前記回転刃部の外周側に設けられた環状の固定刃と、
を備えた、ディスポーザであって、
前記固定刃は、1部品からなるとともに、周方向に沿って配列された複数の穴を有しており、
前記複数の穴は、それぞれ、前記固定刃を径方向に貫通しているとともに、環状の外縁を有している。
The disposer of the present invention is
A rotary blade part arranged at the lower end of the crushing chamber,
An annular fixed blade provided on the outer peripheral side of the rotary blade portion,
Is a disposer with
The fixed blade is composed of one part and has a plurality of holes arranged along the circumferential direction,
Each of the plurality of holes penetrates the fixed blade in the radial direction and has an annular outer edge.
本発明のディスポーザにおいて、
前記回転刃部は、
回転板と、
前記回転板の上に設けられたハンマーと、
を有すると、好適である。
In the disposer of the present invention,
The rotary blade is
A rotating plate,
A hammer provided on the rotating plate,
Is preferable.
本発明のディスポーザにおいて、
前記複数の穴は、
大穴と、
それぞれ前記大穴よりも小さな周方向の幅を有する、複数の小穴と、
を含むと、好適である。
In the disposer of the present invention,
The plurality of holes are
With a large hole
A plurality of small holes each having a circumferential width smaller than the large holes,
Is preferred.
本発明のディスポーザにおいて、
前記大穴と当該大穴に対して前記回転刃部の回転方向の前側に隣接する前記小穴との間の周方向の距離D1は、前記大穴と当該大穴に対して前記回転方向の後側に隣接する前記小穴との間の周方向の距離D2よりも、長いと、好適である。
In the disposer of the present invention,
The circumferential distance D1 between the large hole and the small hole that is adjacent to the large hole on the front side in the rotation direction of the rotary blade portion is adjacent to the large hole and the large hole on the rear side in the rotation direction. It is preferable that it is longer than the circumferential distance D2 between the small holes.
本発明のディスポーザにおいて、
前記破砕室を区画するケーシングを、さらに備え、
前記ケーシングの内周面は、前記固定刃よりも上側、かつ、前記大穴よりも前記回転刃部の回転方向の後側に、渦面部を有しており、
前記渦面部は、内周側及び下側を向いており、また、周方向に沿って前記大穴に向かうにつれて徐々に下側へ向かって延在していると、好適である。
In the disposer of the present invention,
Further comprising a casing partitioning the crushing chamber,
The inner peripheral surface of the casing has a vortex surface portion above the fixed blade, and on the rear side in the rotation direction of the rotary blade portion with respect to the large hole,
It is preferable that the vortex surface portion faces the inner peripheral side and the lower side, and also gradually extends downward toward the large hole along the circumferential direction.
本発明によれば、コストを低減できるディスポーザを提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a disposer that can reduce costs.
本発明のディスポーザは、家庭用、業務用を問わず、台所などで発生する厨芥を粉砕処理する任意のディスポーザに好適に適用できるものである。
以下、本発明に係るディスポーザの実施形態について、図面を参照しながら例示説明する。
各図において共通する構成要素には同一の符号を付している。
INDUSTRIAL APPLICABILITY The disposer of the present invention can be suitably applied to any disposer for crushing kitchen waste generated in the kitchen or the like regardless of whether it is for home use or for business use.
Embodiments of a disposer according to the present invention will be described below with reference to the drawings.
The same reference numerals are given to common constituent elements in each drawing.
図1〜図6は、本発明の一実施形態に係るディスポーザ1を示している。ディスポーザ1は、台所のシンクの下側に取り付けられ、厨芥(生ごみ)を粉砕処理するものである。
まず、図2を主に参照しつつ、本実施形態のディスポーザ1の全体構成を説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態のディスポーザ1は、シンクフランジ10と、シートパッキン11と、蓋12と、ロックナット13と、制御盤14と、ケーシング15と、Oリング16と、回転刃部17と、固定刃18と、電動機19と、マグネット20と、センサー21と、ジョイント22と、バンド23と、ナット24と、オイルシール25と、吐出管26と、を備えている。
1 to 6 show a disposer 1 according to an embodiment of the present invention. The disposer 1 is attached to the lower side of the sink in the kitchen and grinds garbage (garbage).
First, the overall configuration of the disposer 1 of the present embodiment will be described mainly with reference to FIG.
As shown in FIGS. 1 and 2, the disposer 1 of the present embodiment includes a
なお、本明細書において、「軸線方向」とは、特に断りが無い限り、ディスポーザ1の軸線方向を指すものとし、ディスポーザ1の軸線方向は、ディスポーザ1の中心軸線Oに平行な方向を指す。ディスポーザ1の「中心軸線O」は、電動機19の出力軸19sの中心軸線であり、ひいては、回転刃部17の回転軸線である。また、「軸直方向」とは、ディスポーザ1の軸線方向に対し垂直な方向を指す。また、「径方向」、「周方向」とは、特に断りが無い限り、ディスポーザ1の中心軸線Oを中心とする径方向、周方向をそれぞれ指すものとする。また、「上」、「下」とは、鉛直方向の上、下をそれぞれ指すものとする。
In the present specification, the “axial direction” refers to the axial direction of the disposer 1 unless otherwise specified, and the axial direction of the disposer 1 refers to the direction parallel to the central axis O of the disposer 1. The “center axis O” of the disposer 1 is the center axis of the
図2に示すように、シンクフランジ10は、シンクSの排水口Shに取り付けられるように構成されている。シンクフランジ10は、筒状の外筒部10oと、外筒部10oよりも内周側に位置する筒状の内筒部10iと、内筒部10iの上端から外筒部10oの上端まで外周側へ延在し、さらにそこから外周側へ延在する、フランジ部10fと、を有している。フランジ部10fのうち外筒部10oよりも外周側の部分は、シンクSの排水口Shの近傍においてシンクSの上に配置される。
フランジ部10fのうち外筒部10oの上端よりも外周側の部分とシンクSとの間には、環状のシートパッキン11が配置される。
シンクフランジ10の内筒部10iの内周面は、厨芥が投入されるように構成された厨芥投入口Hを区画している。
シンクフランジ10の外筒部10oの外周面には、おねじ10tが設けられている。一方、ロックナット13は、環状に構成されており、その内周面にはめねじ13tが設けられている。ロックナット13は、シンクSの下側、かつ、シンクフランジ10の外筒部10oの外周側に、配置されており、ロックナット13のめねじ13tは、シンクフランジ10の外筒部10oのおねじ10tに対し螺合されている。
ロックナット13とシンクSとの間には、制御盤14をディスポーザの本体部分に取り付けるための環状の取付部14aが、配置されている。
このようにして、シンクSのうち排水口Sh近傍の部分は、シンクフランジ10のフランジ部10fとロックナット13とにより、シートパッキン11及び取付部14aを介して、挟まれている。
なお、制御盤14は、本例とは異なる方法でディスポーザ1の本体部分に取り付けられていてよく、取付部14aはシンクSとロックナット13との間に配置されていなくてもよい。
As shown in FIG. 2, the
An
The inner peripheral surface of the inner cylindrical portion 10i of the
A
Between the
In this manner, the portion of the sink S near the drainage port Sh is sandwiched by the
The
シンクフランジ10の内筒部10iの内周面によって区画された厨芥投入口Hには、蓋12が、脱着自在に装着される。
蓋12の内部には、マグネット20が配置されている。一方、シンクフランジ10の内部(具体的には、内筒部10iと外筒部10oとの間)には、マグネット20の磁力を感知可能なセンサー21が設けられている。蓋12が厨芥投入口Hに装着された状態で所定の回転位置にまで回転されると、マグネット20がセンサー21と対向し、センサー21がマグネット20の磁力を感知し、それにより、電動機19が始動するようにされている。
The
A
シンクフランジ10よりも下側には、ケーシング15が設けられている。ケーシング15は、上下に分割されており、上側ケーシング15uと、それより下側の下側ケーシング15lと、からなる。上側ケーシング15uと下側ケーシング15lとは、ボルトにより締結されている。上側ケーシング15uの下端と下側ケーシング15lの上端との間には、環状のOリング16が設けられており、それにより、上側ケーシング15uと下側ケーシング15lとの間の水密性が保持されている。
上側ケーシング15uは、筒状に構成されている。一方、下側ケーシング15lは、下側が閉鎖され上側が開放されたカップ状に構成されている。下側ケーシング15lは、その周方向の一部に、排出口15oを有している。排出口15oには、吐出管26が連結されている。
A
The
シンクフランジ10とケーシング15とは、ジョイント22によって連結されている。ジョイント22は、弾性材料(例えば、ゴム)からなり、筒状に構成されている。具体的に、ジョイント22は、シンクフランジ10の内筒部10iの下側部分の外周側に配置される上側取付部22uと、上側ケーシング15uの上側部分の外周側に配置される下側取付部22lと、軸線方向において上側取付部22uと下側取付部22lとの間に位置するとともに、上側取付部22uと下側取付部22lとを連結する、中間部22mと、からなる。上側ケーシング15uのうち、ジョイント22の下側取付部22lの内周側に位置する部分は、軸線方向に沿って内径がほぼ一定であり、それよりも下側において、上側ケーシング15uの内径は、拡径されている。
シンクフランジ10の内筒部10iの下端と、上側ケーシング15uの上端とは、軸線方向に互いから離間している。図の例において、中間部22mは、内周側に突出した部分を有しており、その突出した部分が、シンクフランジ10の内筒部10iの下端と上側ケーシング15uの上端とによって挟まれている。シンクフランジ10と上側ケーシング15uとがジョイント22によって連結されていることにより、電動機19が駆動する間にケーシング15内で発生する振動や電動機19の振動がシンクS側へ伝達されるのを抑制できる。
The
The lower end of the inner cylindrical portion 10i of the
ジョイント22の外周側には、一対のバンド23が設けられている。これら一対のバンド23のうち、上側に位置する上側バンド23uは、シンクフランジ10の内筒部10iとその外周側のジョイント22の上側取付部22uとを、外周側から締め付けており、それにより、内筒部10iと上側取付部22uとの間の水密性を保持している。また、一対のバンド23のうち、下側に位置する下側バンド23lは、上側ケーシング15uの上側部分とその外周側のジョイント22の下側取付部22lとを、外周側から締め付けており、それにより、上側ケーシング15uと下側取付部22lとの間の水密性を保持している。
バンド23は、例えばホースバンドから構成される。
A pair of
The
下側ケーシング15lよりも下側には、電動機19が設けられている。電動機19の出力軸19sは、電動機19のケーシングよりも上側へ延在し、下側ケーシング151の底壁に設けられた貫通孔を通ってケーシング15の内部へ入り込んでいる。電動機19の出力軸19sと下側ケーシング151との間には、オイルシール25が配置されている。
An
下側ケーシング15lの内周側には、回転刃部17が配置されている。回転刃部17は、回転板17pと、ハンマー17hと、補強板17rと、を有している。
回転板17p及び補強板17rは、電動機19の出力軸19sに対しナット24で固定されている。これにより、電動機19の出力軸19sの回転によって、回転板17p及び補強板17rが中心軸線Oの周りに回転される。
補強板17rは、回転板17pの下側にあり、回転板17pの下面に接触している。補強板17rは、回転板17pを補強する機能を有している。
回転板17pの上面上には、1つ又は複数(図の例では2つ)のハンマー17hが設けられている。これらのハンマー17hは、それぞれ軸線方向に延在する軸部17sを介して、回転板17p及び補強板17rに取り付けられている。図の例において、これら2つのハンマー17hは、中心軸線Oに対して互いに反対側に配置されている。軸部17sは、例えば、座付ボルトから構成される。本例において、ハンマー17hは、軸部17sの周りで回転可能にされており、回転板17pの回転時に、ハンマー17hに作用する遠心力によって、ハンマー17hの先端17htが外周側を向くように(ひいては固定刃18に対向するように)されている。
ただし、ハンマー17hは、その先端17htが予め外周側を向いた状態で、回転板17p及び補強板17rに対し回転できないように固定されていてもよい。
また、補強板17rは設けられていなくてもよい。
The
The
The reinforcing
On the upper surface of the
However, the
Further, the reinforcing
ディスポーザ1の内部空間のうち、厨芥投入口Hと回転板17pとの間の部分は、厨芥が破砕される破砕室RIである。破砕室RIは、上側ケーシング15uと、下側ケーシング15lのうち回転板17pより上側の部分と、回転板17pと、によって区画されている。回転刃部17は、破砕室RIの下端に配置されている。
ディスポーザ1の内部空間のうち、回転板17pより下側の部分は、厨芥が排出口15oに向かって排出される排出室ROである。排出室ROは、回転板17pと、下側ケーシング15lのうち回転板17pより下側の部分と、によって区画されている。
A portion of the internal space of the disposer 1 between the garbage input port H and the
A portion of the internal space of the disposer 1 below the
回転刃部17の外周側には、固定刃18が設けられている。固定刃18は、環状に構成されており、上側ケーシング15uと下側ケーシング15lとによって軸線方向に挟持されている。固定刃18は、回転刃部17の回転時に回転されない、固定された部品である。
図の例において、固定刃18は、回転板17p、ハンマー17h、補強板17rのそれぞれの外周側(すなわち、これらと径方向に重複する位置)に配置されている。ただし、固定刃18は、少なくともハンマー17hの外周側(すなわち、ハンマー17hと径方向に重複する位置)に配置されていればよい。
固定刃18の詳細な構成については、後に説明する。
A fixed
In the example of the drawing, the fixed
The detailed configuration of the fixed
上述のように構成されたディスポーザ1において、まず、ユーザは、蓋12を外し、厨芥投入口Hへ厨芥を投入した後、蓋12を厨芥投入口Hへ装着する。厨芥投入口Hに投入された厨芥は、回転板17pの上(ひいては、破砕室RI内)に留まる。その後、ユーザは、水を流しながら、蓋12を所定の回転位置にまで回転させる。それにより、マグネット20がセンサー21と対向し、センサー21がマグネット20の磁力を感知し、電動機19が始動する。電動機19が始動されると、回転刃部17が中心軸線Oの周りで高速に回転される。その間、破砕室RI内の厨芥は、回転板17pの回転による遠心力で固定刃18に押し付けられ、固定刃18とハンマー17hとの間で細かく粉砕された後、水とともに排出室ROに落下して、排出口15o及び吐出管26を介して外部へ排出される。
In the disposer 1 configured as described above, first, the user removes the
なお、本例において、回転刃部17は、ハンマー17hを用いた、ハンマーミル方式のものであるが、回転刃部17は、他の破砕方式(例えば、ハンマーの代わりにチェーンを用いたチェーンミル方式等)のものでもよい。
In addition, in the present example, the
つぎに、図3〜図7を参照しつつ、固定刃17の構成についてさらに詳しく説明する。図3は、図1のディスポーザ1の一部を、図2のA−A線に沿った軸直方向断面とともに示している。図4は、図1のディスポーザ1の一部を、図2のB−B線に沿った軸直方向断面とともに示している。図5は、図4のディスポーザ1の一部を、図4のC−C線に沿った軸線方向断面とともに示している。図5では、便宜のため、ハンマー17hの図示を省略している。図6は、図5のディスポーザ1の一部を、図5のD−D線に沿った軸線方向断面により示している。図7は、図3の固定刃18を単独で示している。図3〜図5、図7では、回転刃部17の回転方向RDを矢印により示している。
Next, the configuration of the fixed
図3〜図7に示すように、固定刃18は、1部品からなる。図の例において、固定刃18は、一枚の金属(例えば、スチール)製の平板を、曲げ加工し、その周方向両端どうしを溶接により接合して継ぎ目18s(図7)を形成することにより、環状に構成されている。
固定刃18は、周方向に沿って配列された複数の穴18hを有している。これら複数の穴18hは、それぞれ、固定刃18を径方向に貫通しているとともに、環状の外縁を有している。ここで、穴18hが「環状の外縁を有している」とは、穴18hが固定刃18の上面及び下面のいずれにも開口していないことを指す。
穴18hは、例えば、上記曲げ加工の前に、上記一枚の金属製の平板に対してパンチング加工又はレーザ加工を施すことにより、形成される。
ところで、例えば特許文献1のように、仮に固定刃18が穴18hを有さずに凹凸を有する場合、固定刃18を構成する材料の量が多くなるため、材料コストが高くなるという欠点があり、また、固定刃18を鋳造する必要があるため、製造コストも高くなるという欠点がある。
これに対し、本実施形態では、固定刃18が、周方向に沿って配列された複数の穴18hを有しているので、仮に固定刃18が穴18hを有さずに凹凸を有するような場合に比べて、固定刃18を構成する材料の量を低減できるため、材料コストを低減でき、また、パンチング加工又はレーザ加工により簡単に穴18hを形成できるため、鋳造する必要がなく、製造コストも低減できる。よって、ディスポーザ1のコストを低減できる。
なお、固定刃18は、鋳造されてもよい。その場合でも、仮に固定刃18が穴18hを有さずに凹凸を有するような場合に比べて、固定刃18を構成する材料の量を低減できるため、材料コストを低減できる。
また、固定刃18は、周方向に沿って配列された複数の穴18hを有していることにより、固定刃18の内周面には、実質的に、穴18hの部分では凹、それ以外の部分では凸となる、凹凸形状が形成されるため、その凹凸形状によって、ハンマー17hとの間で、厨芥を破砕することができる。よって、固定刃18は、仮に固定刃18が穴18hを有さずに凹凸を有するような場合と同様の破砕性能を発揮することができる。
また、固定刃18に設けられた各穴18hは、環状の外縁を有しているので、仮に穴18hが固定刃18の上面又は下面に開口している場合に比べて、固定刃18の強度を向上でき、ひいては、回転刃部17の回転中において厨芥からの衝撃に耐えることができるとともに、固定刃18の製造時において穴18hを形成した後に行う上記曲げ加工がしやすくなる。
As shown in FIGS. 3 to 7, the fixed
The fixed
The
By the way, when the fixed
On the other hand, in the present embodiment, the fixed
The fixed
Further, since the fixed
Since each
図7に示すように、固定刃18に設けられた複数の穴18hは、1つ又は複数(図の例では2つ)の大穴18hlと、複数の小穴18hsと、からなる。これら複数の小穴18hsの周方向の幅W2は、それぞれ、各大穴18lの周方向の幅W1よりも、小さい(W2<W1)。
仮に、固定刃18が、図8に示す変形例のように、各穴18hの周方向の幅Wが均一である場合、遠心力によって固定刃18に押し付けられた厨芥が、大きさによっては、回転刃18上で空回りをして、破砕されにくくなるおそれがある。一方、図7に示す本例によれば、固定刃18に設けられた複数の穴18hが、1つ又は複数の大穴18hlと、複数の小穴18hsと、を含むので、遠心力によって固定刃18に押し付けられた厨芥が、大穴18hlに入り込むことで破砕されやすくなる。よって、破砕性能を向上できる。
同様の観点から、幅W1は、幅W2の3.8〜7.8倍であると好適であり、幅W2の4.8〜6.8倍であるとより好適である。
固定刃18を平面状に展開した状態で固定刃18を平面視したときにおいて、大穴18lの面積は、小穴18sの面積よりも大きいと、好適である。
ただし、固定刃18は、図8に示す変形例のように、各穴18hの周方向の幅Wが均一であってもよい。
As shown in FIG. 7, the plurality of
If the fixed
From the same viewpoint, the width W1 is preferably 3.8 to 7.8 times the width W2, and more preferably 4.8 to 6.8 times the width W2.
It is preferable that the area of the large hole 18l is larger than the area of the
However, the fixed
図7の例において、固定刃18は、2つの大穴18hlを、中心軸線Oに対して互いに反対側に有している。これら2つの大穴18hlどうしの間には、複数の小穴18hsが、周方向に沿って配列されている。これら複数の小穴18hsのうち、少なくとも一部の小穴18hsどうしは、周方向に沿って等間隔に配置されており、すなわち、少なくとも一部の小穴18hsどうしの間の周方向の距離D3は、均一である。
なお、一対の穴18(小穴18hs、大穴18hl)どうしの周方向の「間隔」とは、これら一対の穴18hのそれぞれの周方向中心どうしの間の周方向の距離(周方向に沿って図った距離)を指す。また、一対の穴18h(小穴18hs、大穴18hl)どうしの間の周方向の「距離」とは、これら一対の穴18hのうち周方向一方側の穴18hの周方向他方側端と、これら一対の穴18hのうち周方向他方側の穴18hの周方向一方側端との間の、周方向の距離を指す。
より具体的に、図の例では、2つの大穴18hlどうしの間において、継ぎ目18sに対し周方向の両側に隣接する一対の小穴18hsを除いて、小穴18hsどうしの周方向の間隔(ひいては、小穴18hsどうしの間の周方向の距離D3)が、均一である。すなわち、これら2つの大穴18hlを通るとともに軸線方向に延在する仮想平面に対する一方側(図7の右側)において、固定刃18は、継ぎ目18sを有しており、継ぎ目18sと各大穴18hlとの間において、複数の小穴18hsが、周方向に沿って等間隔に配置されており、すなわち、これらの小穴18hsどうしの間の周方向の距離D3は、均一である。一方、継ぎ目18sに対し周方向の両側に隣接する一対の小穴18hsどうしの間の周方向の距離D3は、継ぎ目18sと大穴18hlとの間に位置する複数の小穴18hsどうしの間の周方向の距離D3よりも、長い。また、上記仮想平面に対する他方側(図7の左側)において、固定刃18は、継ぎ目18sを有しておらず、複数の小穴18hsが、周方向に沿って等間隔に配置されており、すなわち、これらの小穴18hsどうしの間の周方向の距離D3は、均一である。上記仮想平面に対する一方側(図7の右側)における、継ぎ目18sと各大穴18hlとの間に位置する複数の小穴18hsどうしの間の周方向の距離D3は、上記仮想平面に対する他方側(図7の左側)における、複数の小穴18hsどうしの間の周方向の距離D3と、同じである。
なお、継ぎ目18sに対し周方向の両側に隣接する一対の小穴18hsどうしの間の周方向の距離D3は、その他の小穴18hsどうしの間の周方向の距離D3と、同じでもよい。
In the example of FIG. 7, the fixed
The circumferential "spacing" between the pair of holes 18 (small hole 18hs, large hole 18hl) means the circumferential distance between the circumferential centers of the pair of
More specifically, in the example of the drawing, between the two large holes 18hl, except for a pair of small holes 18hs adjacent to both sides in the circumferential direction with respect to the
The circumferential distance D3 between the pair of small holes 18hs adjacent to each other in the circumferential direction with respect to the
図7の例において、固定刃18は、大穴18hlに対して回転刃部17の回転方向RD(以下、単に「回転方向RD」という。)の前側に、穴18hが設けられていない部分を有している。すなわち、大穴18hlと当該大穴hlに対して回転方向RDの前側に隣接する小穴18hs(18hsf)との間の周方向の距離D1は、当該大穴18hlと当該大穴18hlに対して回転方向RDの後側に隣接する小穴18hs(18hsb)との間の周方向の距離D2よりも、長い(D1>D2)。
本例のように、固定刃18が大穴18hlと小穴18hsとを有する場合、固定刃18のうち、大穴18hlに対して回転方向RDの前側に隣接する部分は、厨芥から加わる力が特に大きくなる。D1>D2とすることにより、仮にD1=D2とした場合に比べて、大穴18hlに対して回転方向RDの前側に隣接する部分の強度を向上でき、ひいては、当該部分に大きな力が厨芥から掛かっても、当該部分の変形や破損を抑制できる。
固定刃18の強度を向上しつつ破砕性能を向上させる観点から、距離D1は、距離D2の4.3〜8.3倍であると好適であり、距離D2の5.3〜7.3倍であるとより好適である。
ただし、D1=D2であってもよい。
In the example of FIG. 7, the fixed
When the fixed
From the viewpoint of improving the crushing performance while improving the strength of the fixed
However, it may be D1=D2.
図7の例において、大穴18hlと当該大穴18hlに対して回転方向RDの後側に隣接する小穴18hs(18hsb)との間の周方向の距離D2は、小穴18hsどうしの間の周方向の距離D3の最小値と、同じ(D2=D3の最小値)である。ただし、D2>D3の最小値でもよいし、D2<D3の最小値でもよい。 In the example of FIG. 7, the circumferential distance D2 between the large holes 18hl and the small holes 18hs (18hsb) adjacent to the large holes 18hl on the rear side in the rotation direction RD is the circumferential distance between the small holes 18hs. It is the same as the minimum value of D3 (D2=minimum value of D3). However, the minimum value of D2>D3 may be used, or the minimum value of D2<D3 may be used.
図7の例において、各大穴18hlの軸線方向の長さL1は、各小穴18hsの軸線方向の長さL2よりも、短い(L1<L2)。これにより、粉砕性能を向上でき、また、固定刃18の強度を向上できる。ただし、L1=L2でもよいし、L1>L2でもよい。
In the example of FIG. 7, the axial length L1 of each large hole 18hl is shorter than the axial length L2 of each small hole 18hs (L1<L2). Thereby, the crushing performance can be improved and the strength of the fixed
図7の例において、固定刃18には、各大穴18hlの下側において、固定刃18を径方向に貫通するとともに下側が開放された切欠き18rが、設けられている。固定刃18の切欠き18rは、下側ケーシング15lの内周面に設けられた突起(図示せず)と係合するように構成されている。これにより、固定刃18の空転(下側ケーシング15lに対する回転)を防止できる。
ただし、固定刃18は、切欠き18rを、大穴18hlとは異なる周方向位置に有していてもよいし、あるいは、切欠き18rを有していなくてもよい。
In the example of FIG. 7, the fixed
However, the fixed
図7の例において、各大穴18hlは、周方向の幅W1が、軸線方向の長さL1よりも、長い(W1>L1)。これにより、粉砕性能を向上でき、また、固定刃18の強度を向上できる。ただし、W1=L1でもよいし、W1<L1でもよい。
一方、図7の例において、各小穴18hsは、周方向の幅W2が、軸線方向の長さL2よりも、短い(W2<L2)。これにより、粉砕性能を向上できる。ただし、W2=L2でもよいし、W2>L2でもよい。
In the example of FIG. 7, the width W1 in the circumferential direction of each large hole 18hl is longer than the length L1 in the axial direction (W1>L1). Thereby, the crushing performance can be improved and the strength of the fixed
On the other hand, in the example of FIG. 7, each small hole 18hs has a width W2 in the circumferential direction shorter than a length L2 in the axial direction (W2<L2). Thereby, the crushing performance can be improved. However, W2=L2 may be satisfied, or W2>L2 may be satisfied.
図7の例において、小穴18hsどうしの間の周方向の距離D3の最小値、ならびに、大穴18hlと当該大穴18hlに対して回転方向RDの後側に隣接する小穴18hs(18hsb)との間の周方向の距離D2は、それぞれ、小穴18hsの周方向の幅W2よりも、短い(D3の最小値<W2、及び、D2<W2)。これにより、粉砕性能を向上できる。ただし、D3の最小値=W2でもよし、D3の最小値>W2でもよい。また、D2=W2でもよいし、D2>W2でもよい。 In the example of FIG. 7, the minimum value of the circumferential distance D3 between the small holes 18hs, and between the large hole 18hl and the small hole 18hs (18hsb) adjacent to the large hole 18hl on the rear side in the rotation direction RD. The distance D2 in the circumferential direction is shorter than the width W2 in the circumferential direction of the small hole 18hs (minimum value of D3<W2 and D2<W2). Thereby, the crushing performance can be improved. However, the minimum value of D3=W2, or the minimum value of D3>W2. Further, D2=W2 may be satisfied, or D2>W2 may be satisfied.
なお、図7の例において、各大穴18hlどうし、各小穴18hsどうしの寸法は、互いに同じであるが、各大穴18hlどうし、各小穴18hsどうしの寸法は、互いに異なっていてもよい。 In addition, in the example of FIG. 7, the sizes of the large holes 18hl and the small holes 18hs are the same as each other, but the sizes of the large holes 18hl and the small holes 18hs may be different from each other.
なお、図8の変形例において、固定刃18は、周方向の幅Wが同じ穴18hを複数有している。これら複数の穴18は、継ぎ目18sに対し周方向の両側に隣接する一対の穴18hを除き、周方向に沿って等間隔に配置されており、ひいては、互いからの周方向の距離Dが均一である。継ぎ目18sに対し周方向の両側に隣接する一対の穴18hどうしの間の周方向の距離Dは、その他の穴18hどうしの間の周方向の距離Dよりも、長い。ただし、継ぎ目18sに対し周方向の両側に隣接する一対の穴18hどうしの間の周方向の距離Dは、その他の穴18hどうしの間の周方向の距離Dと、同じでもよい。
図8の例において、穴18hどうしの間の周方向の距離Dの最小値は、穴18hの周方向の幅Wよりも、短い(Dの最小値<W)。これにより、粉砕性能を向上できる。ただし、Dの最小値=Wでもよし、Dの最小値>Wでもよい。 図8の例において、各穴18hは、周方向の幅Wが、軸線方向の長さLよりも、短い(W<L)。これにより、粉砕性能を向上できる。ただし、W=Lでもよいし、W>Lでもよい。
図8の例において、固定刃18には、一部の穴18hの下側において、固定刃18を径方向に貫通するとともに下側が開放された切欠き18rが、設けられている。固定刃18の切欠き18rは、下側ケーシング15lの内周面に設けられた突起(図示せず)と係合するように構成されている。ただし、固定刃18は、切欠き18rを有していなくてもよい。
In the modification of FIG. 8, the fixed
In the example of FIG. 8, the minimum value of the circumferential distance D between the
In the example of FIG. 8, the fixed
図4〜図6に示すように、本例において、ケーシング15(より具体的に、上側ケーシング15u)の内周面は、渦面部15sを有している。渦面部15sは、固定刃18よりも上側、かつ、一対の大穴18hlのうちの一方の大穴18hlよりも回転方向RDの後側に位置している。また、渦面部15sは、内周側及び下側(すなわち、斜め下)を向いており、軸線方向断面(図6)において、下側に向かうにつれて徐々に外周側へ延在している。また、渦面部15sは、周方向に沿って上記一方の大穴18hlに向かうにつれて(すなわち、回転方向RDの前側に向かうにつれて)、徐々に下側へ向かって延在している(図5、図6)。より具体的に、図の例において、渦面部15sの上端15su及び下端15slは、それぞれ、回転方向RDの前側に向かうにつれて徐々に下側へ向かって延在している(図5、図6)。ここで、「徐々に下側へ向かって延在している」とは、軸線方向位置が一定となることなく連続的に下側へ向かって延在する場合だけでなく、その延在方向の一部で軸線方向位置が一定となっている場合も含む。また、渦面部15sは、ケーシング15(より具体的に、上側ケーシング15u)のうち、渦面部15sと同じ軸線方向領域に位置するとともに渦面部15sを除く部分に比べて、内周側へ突出している。
このようにして、破砕室RIは、回転方向RDに沿う流路面積が、渦面部15sに沿う周方向領域において、回転方向RDの前側に向かうにつれて徐々に小さくなるような、渦形状に形成されている。これにより、回転刃部17の回転中において、厨芥が、水流とともに、固定刃18の大穴18hlに向かうよう案内されやすくなる。これにより、破砕性能を向上できる。
As shown in FIGS. 4 to 6, in the present example, the inner peripheral surface of the casing 15 (more specifically, the
In this way, the crushing chamber RI is formed in a vortex shape such that the flow passage area along the rotation direction RD gradually decreases toward the front side in the rotation direction RD in the circumferential region along the
厨芥が固定刃18の大穴18hlに向かうよう案内されやすくする観点から、軸直方向に平行な投影面において(すなわち、軸線方向のいずれか一方側から観たときの平面視において)、大穴18hlの回転方向RDの後側の端から、当該大穴18hlに対し回転方向RDの後側に配置された渦面部15sの回転方向RDの前側の端15sfまでの、中心軸線O周りの角度θ1(図4)は、30°以下であると好適であり、17°以下であるとより好適である。
また、厨芥が固定刃18の大穴18hlに向かうよう案内されやすくする観点から、軸直方向に平行な投影面において、大穴18hlの回転方向RDの後側の端から、当該大穴18hlに対し回転方向RDの後側に配置された渦面部15sの回転方向RDの後側の端15sbまでの、中心軸線O周りの角度θ2(図4)は、93°〜133°であると好適であり、103°〜123°であるとより好適である。
From the viewpoint of facilitating the kitchen waste to be guided toward the large hole 18hl of the fixed
In addition, from the viewpoint of facilitating the garbage to be guided toward the large hole 18hl of the fixed
図5及び6に示すように、本例において、渦面部15sの下端15slは、渦面部15sにおける回転方向RDの前側の部分において、固定刃18の上端と同じ軸線方向位置にある。これにより、厨芥が、固定刃18の大穴18hlに向かうよう、さらに案内されやすくなる。ただし、渦面部15sの下端15slは、渦面部15sの全体において、固定刃18の上端よりも上側へ離間した位置にあってもよい。
As shown in FIGS. 5 and 6, in the present example, the lower end 15sl of the
図5及び6に示すように、本例において、渦面部15sは、その全体が、固定刃18よりも内周側に位置している。これにより、厨芥が、固定刃18の大穴18hlに向かうよう、さらに案内されやすくなる。ただし、渦面部15sは、その一部のみが、固定刃18よりも内周側に位置していてもよいし、あるいは、その全体が、固定刃18よりも外周側に位置していてもよい。
As shown in FIGS. 5 and 6, in the present example, the entire
なお、図4〜図6の例において、渦面部15sは、軸線方向断面(図6)において、ほぼ直線状をなしているが、渦面部15sは、軸線方向断面(図6)において、外周側に凸に湾曲していてもよい。
In addition, in the example of FIGS. 4 to 6, the
渦面部15sは、上側ケーシング15uに複数設けられていてもよい。
Plural
本発明のディスポーザは、家庭用、業務用を問わず、台所などで発生する厨芥を粉砕処理する任意のディスポーザに好適に適用できるものである。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The disposer of the present invention can be suitably applied to any disposer for crushing kitchen waste generated in the kitchen or the like regardless of whether it is for home use or for business use.
1 ディスポーザ
10 シンクフランジ
10f フランジ部
10o 外筒部
10i 内筒部
10t おねじ
11 シートパッキン
12 蓋
13 ロックナット
13t めねじ
14 制御盤
14a 制御盤の取付部
15 ケーシング
15u 上側ケーシング
15l 下側ケーシング
15o 排出口
15s 渦面部
15sf 渦面部の回転方向前側の端
15sb 渦面部の回転方向後側の端
15su 渦面部の上端
15sl 渦面部の下端
16 Oリング
17 回転刃部
17p 回転板
17r 補強板
17h ハンマー
17ht ハンマーの先端
17s 軸部
18 固定刃
18h 穴
18hl 大穴
18hs、18hsf、18hsb 小穴
18r 切欠き
18s 継ぎ目
19 電動機
19s 出力軸
20 マグネット
21 センサー
22 ジョイント
22u 上側取付部
22m 中間部
22l 下側取付部
23 バンド
23u 上側バンド
23l 下側バンド
24 ナット
25 オイルシール
26 吐出管
O ディスポーザの中心軸線
RD 回転刃部の回転方向
S シンク
Sh シンクの排水口
H 厨芥投入口
RI 破砕室
RO 排出室
1
Claims (3)
前記回転刃部の外周側に設けられた環状の固定刃と、
を備えた、ディスポーザであって、
前記固定刃は、1部品からなるとともに、周方向に沿って配列された複数の穴を有しており、
前記複数の穴は、それぞれ、前記固定刃を径方向に貫通しているとともに、環状の外縁を有しており、
前記複数の穴は、
大穴と、
それぞれ前記大穴よりも小さな周方向の幅を有する、複数の小穴と、
を含み、
前記大穴と当該大穴に対して前記回転刃部の回転方向の前側に隣接する前記小穴との間の周方向の距離D1は、前記大穴と当該大穴に対して前記回転方向の後側に隣接する前記小穴との間の周方向の距離D2よりも、長い、ディスポーザ。 A rotary blade part arranged at the lower end of the crushing chamber,
An annular fixed blade provided on the outer peripheral side of the rotary blade portion,
Is a disposer with
The fixed blade is composed of one part and has a plurality of holes arranged along the circumferential direction,
The plurality of holes, respectively, while penetrating the fixed blade in the radial direction, has an annular outer edge ,
The plurality of holes are
With a large hole
A plurality of small holes each having a circumferential width smaller than the large holes,
Including,
The circumferential distance D1 between the large hole and the small hole that is adjacent to the large hole on the front side in the rotation direction of the rotary blade portion is adjacent to the large hole and the large hole on the rear side in the rotation direction. A disposer longer than the circumferential distance D2 between the small holes .
回転板と、
前記回転板の上に設けられたハンマーと、
を有する、請求項1に記載のディスポーザ。 The rotary blade is
A rotating plate,
A hammer provided on the rotating plate,
The disposer according to claim 1, comprising:
前記ケーシングの内周面は、前記固定刃よりも上側、かつ、前記大穴よりも前記回転刃部の回転方向の後側に、渦面部を有しており、
前記渦面部は、内周側及び下側を向いており、また、周方向に沿って前記大穴に向かうにつれて徐々に下側へ向かって延在している、請求項1に記載のディスポーザ。 Further comprising a casing partitioning the crushing chamber,
The inner peripheral surface of the casing has a vortex surface portion above the fixed blade, and on the rear side in the rotation direction of the rotary blade portion with respect to the large hole,
2. The disposer according to claim 1 , wherein the vortex surface portion faces the inner peripheral side and the lower side, and gradually extends downward toward the large hole along the circumferential direction.
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