JP6746753B2 - ネットワーク構成方法、及び、基地局 - Google Patents

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本発明は、通信分野に関し、特に、ネットワーク構成方法、装置及びシステムに関する。
LTE-A(Long Term Evolution-Advanced)ネットワークのRel 12(リリース12)では、複数ノード間のリソースアグリゲーションは、一つのユーザ(UE、User Equipment;
ユーザ装置;ユーザ又は端末と略称される)が少なくとも二つの基地局(即ち、プライマリ基地局及びセカンダリ基地局)により同時にサービングされることを可能にする。プライマリ基地局は、セカンダリ基地局又は新しいセルの追加プロシージャにより、ユーザのためにサービング基地局を追加することができる。一つのユーザがソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバーするときに、ターゲット基地局は、セカンダリ基地局又は新しいセルの追加プロシージャを開始することで、ユーザのために新しいサービング基地局を追加し、一つのユーザが複数の基地局によりサービングされることを実現することができる。
従来のメカニズムでは、ユーザがソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバーした後に、ターゲット基地局は、ユーザのために新しいサービング基地局を追加することができない。しかし、Rel 12では、このような状況が発生することが許される。ターゲ
ット基地局がユーザのために新しいサービング基地局を追加する過程では、該新しく追加されたサービング基地局は、ユーザが依然としてソース基地局の下にある時に、ソース基地局と一緒にこのユーザにサービスを提供することがあり、また、該新しく追加されたサービング基地局は、ソース基地局から、該ユーザについてのハンドオーバー要求を受信することもある。このように、同一ユーザの同一サービスに関して、該新しく追加されたサービング基地局は、異なる基地局からの要求を同時に受信する可能性があるため、同一ユーザの同一サービスのために二つのリソースを用意することがある。これにより、不必要なリソースのリザベーションを引き起こし、基地局がユーザをサービングする能力を制限してしまう。
なお、上述の背景技術についての紹介は、本発明の技術案を明確且つ完全に説明し、当業者がそれを理解しやすいためのものである。これらの案は、本発明の背景技術の部分に記述されているため、当業者にとって周知であると解釈すべきではない。
本発明の実施例の目的は、一つのユーザが複数の基地局によりサービングされることを実現し、重複したリソースのリザベーションによるリソースの浪費をより一層抑えることができるネットワーク構成方法、及基地局を提供することにある。
本発明の実施例の第一側面によれば、ネットワーク構成方法が提供され、そのうち、前記方法は、
ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局は、前記ユーザ装置のソースプライマリ基地局が送信したハンドオーバー要求メッセージを受信し、前記ハンドオーバー要求メッセージは、前記ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報を含み;及び
前記ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局は、前記識別指示情報又は前記サービス指示情報を前記ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局に送信し、前記ターゲットセカ
ンダリ基地局は、これに基づいて、前記ユーザ装置のサービスのためにリソース構成を行うことを含む。
本発明の実施例の第二側面によれば、ネットワーク構成方法が提供され、そのうち、前記方法は、
ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局は、前記ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局が送信した、前記ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報を受信し;及び
前記ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局は、受信した前記識別指示情報又は前記サービス指示情報に基づいて、前記ユーザ装置のサービスのためにリソース構成を行うことを含む。
本発明の実施例の第三側面によれば、ネットワーク構成方法が提供され、そのうち、前記は、
ユーザ装置のソースプライマリ基地局が、ターゲットプライマリ基地局にハンドオーバー要求メッセージを送信し、前記ハンドオーバー要求メッセージは、前記ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報を含み、これにより、前記ターゲットプライマリ基地局は、前記識別指示情報又は前記サービス指示情報をターゲットセカンダリ基地局にフォワードし、前記ターゲットセカンダリ基地局は、前記識別指示情報又は前記サービス指示情報を参考に、前記ユーザ装置のサービスのためにリソース構成を行うことを含む。
本発明の実施例の第四側面によれば、基地局が提供され、そのうち、前記基地局は、
ユーザ装置のソースプライマリ基地局が送信したハンドオーバー要求メッセージを受信するための受信ユニットであって、前記ハンドオーバー要求メッセージは、前記ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報を含む、受信ユニット;及び
前記識別指示情報又は前記サービス指示情報を前記ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局に送信するための送信ユニットであって、前記ターゲットセカンダリ基地局は、これに基づいて、前記ユーザ装置のサービスのためにリソース構成を行う、送信ユニットを含む。
本発明の実施例の第五側面によれば、基地局が提供され、そのうち、前記基地局は、
前記ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局が送信した、前記ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報を受信するための受信ユニット;及び
受信された前記識別指示情報又は前記サービス指示情報に基づいて、前記ユーザ装置のサービスのためにリソース構成を行うための構成ユニットを含む。
本発明の実施例の第六側面によれば、基地局が提供され、そのうち、前記基地局は、
ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局にハンドオーバー要求メッセージを送信するための送信ユニットであって、前記ハンドオーバー要求メッセージは、前記ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報を含み、これにより、前記ターゲットプライマリ基地局は、前記識別指示情報又は前記サービス指示情報をターゲットセカンダリ基地局にフォワードし、前記ターゲットセカンダリ基地局は、前記識別指示情報又は前記サービス指示情報を参考に、前記ユーザ装置のサービスのためにリソース構成を行う、送信ユニットを含む。
本発明の実施例の第七側面によれば、ネットワーク構成方法が提供され、そのうち、前記方法は、
ユーザ装置の第一サービング基地局は、ユーザ装置の複数の基地局サービスモードの下での識別子を生成し;及び
前記ユーザ装置の第一サービング基地局は、前記識別子を前記ユーザ装置の第二サービング基地局に送信することを含む。
本発明の実施例の第八側面によれば、基地局が提供され、そのうち、前記基地局は、
ユーザ装置の複数の基地局サービスモードの下での識別子を生成するための生成ユニット;及び
前記識別子を前記ユーザ装置の他のサービング基地局に送信するための送信ユニットを含む、基地局。
本発明の実施例の他の側面によれば、通信システムが提供され、そのうち、前記通信システムは、
前述の第四側面に記載の基地局、前述の第五側面に記載の基地局、及び前述の第六側面に記載の基地局を含み;又は
前述の第八側面に記載の二つの基地局を含む。
本発明の実施例の他の側面によれば、コンピュータ可読プログラムが提供され、そのうち、基地局中で該プログラムを実行する時に、該プログラムは、コンピュータに、前記基地局中で前述の第一側面乃至第三側面及び第七側面のうちの任意の一側面に記載のネットワーク構成方法を実行させる。
本発明の実施例の他の側面によれば、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体が提供され、そのうち、該コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、基地局中で前述の第一側面乃至第三側面及び第七側面のうちの任意の一側面に記載のネットワーク構成方法を実行させる。
本発明の実施例の有益な効果は、本発明の実施例の方法、装置及びシステムにより、一つのユーザが複数の基地局によりサービングされることを実現し、ユーザのスループットを増大させ、モビリティ・パフォーマンスを向上させ、シグナリングのオーバーヘッドを減少させることができ、これにより、重複したリソースのリザベーションによるリソースの浪費をより一層抑えることができる。
後述の説明及び図面を参照することで、本発明の特定の実施形態を詳しく開示しており、本発明の原理を採用し得る態様を示している。なお、本発明の実施形態は、範囲上ではこれによって限定されない。添付した特許請求の範囲内であれば、本発明の実施形態は、様々な変更、修正及び代替によるものを含んでも良い。
また、1つの実施形態について説明した及び/又は示した特徴は、同じ又は類似した方式で1つ又は複数の他の実施形態に用い、他の実施形態中の特徴と組み合わせ、又は、他の実施形態中の特徴を置換することもできる。
なお、「含む/有する」のような用語は、本明細書に使用される時に、特徴、要素、ステップ、又は、アセンブルの存在を指すが、1つ又は複数の他の特徴、要素、ステップ、又は、アセンブリの存在又は付加を排除しないということも指す。
以下の図面を参照することで本発明の多くの側面をより良く理解することができる。なお、図面中の要素は、比例して描かれたものではなく、本発明の原理を示すためだけのものである。本発明の一部を便利に説明及び例示するために、図面中の対応する一部は、拡
大又は縮小されることがある。また、本発明の1つの図面又は実施方式に記載の要素及び特徴は、1つ又は複数の他の図面又は実施方式に示す要素及び特徴と組み合わせることができる。さらに、図面では、類似する符号は幾つかの図面中の対応する要素を示し、また、複数の実施方式に使用される対応する要素を示すために用いることもできる。
本発明の実施例によるネットワーク構成方法の一実施方式のフローチャートである。 本発明の実施例によるネットワーク構成方法の基地局間のインタラクションを示す図である。 図1に示す実施例に対応する基地局の構成を示す図である。 本発明の実施例によるセルハンドオーバー方法の応用シナリオを示す図である。 本発明の実施例によるセルハンドオーバー方法の応用シナリオを示す図である。 本発明の実施例によるセルハンドオーバー方法の応用シナリオを示す図である。 本発明の実施例によるネットワーク構成方法の一実施方式のフローチャートである。 本発明の実施例によるネットワーク構成方法の他の実施方式のフローチャートである。 本発明の実施例によるネットワーク構成方法の他の実施方式のフローチャートである。 本発明の実施例によるネットワーク構成方法におけるソースプライマリ基地局、ターゲットプライマリ基地局及びターゲットセカンダリ基地局の一実施方式のインタラクションを示す図である。 本発明の実施例によるネットワーク構成方法におけるソースプライマリ基地局、ターゲットプライマリ基地局及びターゲットセカンダリ基地局の他の実施方式のインタラクションを示す図である。 図5に示す実施例に対応するソースプライマリ基地局の構成を示す図である。 図6に示す実施例に対応するターゲットプライマリ基地局の構成を示す図である。 図7に示す実施例に対応するターゲットセカンダリ基地局の構成を示す図である。
添付の図面及び以下の説明を参照することにより、本発明の実施例の前述及び他の特徴は明らかになる。なお、これらの実施例は例示に過ぎず、本発明を限定するものではない。当業者が本発明の原理及び実施例を容易に理解し得るために、本発明の実施例では、LTE-Aシステムのリリース12におけるネットワーク構成を例として説明を行っているが、理
解すべきは、本発明の実施例は、上述のシステムに限定されず、ネットワーク構成及びセルハンドオーバーに関する他のシステムにも適用し得るということである。
本発明の実施例はネットワーク構成方法を提供し、図1は該方法のフローチャートであ
り、図1に示すように、該方法は次のステップを含む。
ステップ101:ユーザ装置の第一サービング基地局は、前記ユーザ装置の複数の基地局
サービスモードの下での識別子を生成し;
ステップ102:前記ユーザ装置の第一サービング基地局は、前記識別子を前記ユーザ装
置の第二サービング基地局に送信する。
一つの実施方式では、該第二サービング基地局も該ユーザ装置の複数の基地局サービスモードの下での識別子を生成した場合、該第二サービング基地局は、その生成した該識別子を該第一サービング基地局に送信することもでき、この場合、本実施例の該方法は更に次のステップを含んでもよく、即ち、
ステップ103:前記ユーザ装置の第一サービング基地局は、前記ユーザ装置の第二サー
ビング基地局が送信した、前記ユーザ装置の、複数の基地局サービスモードの下での識別子を受信する。
本実施例では、一つのユーザが同時に複数の基地局によりサービングされる時に、ネットワーク側は、該ユーザのために、対応する識別子を割り当てることができ、本実施例では、“ユーザ装置の複数の基地局サービスモードの下での識別子”と称され、そのうち、一つの基地局は、第一サービング基地局と称され、他の一つ又は複数の基地局は、第二サービング基地局と称される。なお、該ユーザが複数の基地局によりサービングされれば、該識別子はずっと使用され得る。そのうち、ここでの識別子は、以下の類型の識別子のうちの任意の一つ又は任意の組み合わせであっても良く、即ち、
ユーザ装置の識別子;
第一サービング基地局の識別子;
一つ又は複数の第二サービング基地局における識別子;
ユーザ装置の前記第一サービング基地局における識別子;及び
ユーザ装置の前記一つ又は複数の第二サービング基地局における識別子である。
そのうち、前記ユーザ装置の識別子は、ユーザ装置の複数の基地局サービスモードの下での一つの特定の識別子であっても良く、該特定の識別子を用いて、複数基地局のサービスを同時に受ける一つのユーザ装置を唯一に識別することができる。
そのうち、ユーザ装置のそのうちの一つのサービング基地局における識別子は、該ユーザ装置の該基地局におけるC-RNTI(Cell-Radio Network Temporary Identifier [TS36.300 v11.5.0])であっても良く、又は、ユーザ装置の該基地局のX2インターフェース
におけるID(即ち、eNB UE X2AP ID、[TS36.423 v11.4.0])などであっても良い。
そのうち、サービング基地局の識別子は、該基地局のID、及び/又は、該基地局下で該ユーザ装置のためにサービスを提供するセルの識別子、例えば、PCI(physical cell identity)、ECGI(E-UTRAN Cell Global Identifier)などであっても良い。
上述の識別子の類型は例示に過ぎず、本発明の実施例はそれらに限定されない。言い換えると、ユーザ装置を識別し、又は、サービング基地局を識別し、又は、ユーザ装置がサービング基地局中にあることを識別することができる任意の識別子は、全て、本発明の実施例の保護範囲に属する。
本実施例では、ステップ103とステップ101〜102との実行順序について限定せず、一実
施方式では、先にステップ101〜102を実行し、そして、ステップ103を実行しても良く;
他の実施方式では、先にステップ103を実行し、そして、ステップ101〜102を実行しても
良く;また、他の実施方式では、ステップ101〜102とステップ103とを同時に実行しても
良い。
本実施例では、ユーザ装置のプライマリ基地局は、該ユーザ装置のために一つの新しいサービング基地局を追加し、又は、一つの異なる基地局に属する新しいサービングセル(本実施例では、セカンダリ基地局と称される)を追加した時に、本実施例の方法を用いて、各自が生成した識別子のインタラクションを行うことができる。これにより、一つのユ
ーザが同時に複数基地局のサービスを受けること、及び、複数基地局が該ユーザに対して共同(ジョイント)管理を行うことを実現することができる。
図2は、ユーザ装置のプライマリ基地局が本実施例の方法に従って、該ユーザ装置のた
めにセカンダリ基地局を追加するときのインタラクションを示す図である。図2に示すよ
うに、該プロセスは次のステップを含む。
ステップ201:プライマリ基地局は、セカンダリ基地局に、該プライマリ基地局が生成
した、ユーザ装置の複数の基地局サービスモードの下での識別子を送信する。
そのうち、上述の識別子は、追加要求メッセージにより搬送(Carry)されても良く、
他のメッセージにより搬送されても良く、本実施例はこれについて限定しない。
ステップ202:セカンダリ基地局は、プライマリ基地局に、該セカンダリ基地局が生成
した、ユーザ装置の複数の基地局サービスモードの下での識別子を送信する。
そのうち、上述の識別子は、追加要求応答メッセージにより搬送されても良く、他のメッセージにより搬送されても良く、本実施例ではこれについて限定しない。
本実施例では、上述の識別子の形式については前にも説明されているため、ここでの記載が省略される。これらの識別子は、プライマリ基地局により生成されても良く、セカンダリ基地局により生成されても良く、プライマリ基地局及びセカンダリ基地局によりそれぞれ生成されても良い。
プライマリ基地局により生成される場合、プライマリ基地局は、上述の追加要求メッセージにより、プライマリ基地局が生成した識別子をセカンダリ基地局に送信しても良く、セカンダリ基地局は該識別子を受信した後にそれを記憶し、そして、該識別子を利用して該ユーザ装置を管理することができる。このときに、セカンダリ基地局は、プライマリ基地局に追加要求応答メッセージを直接的に送信しても良く、即ち、該追加要求応答メッセージには識別子に関する情報が含まず、或いは、セカンダリ基地局は、追加要求応答メッセージをプライマリ基地局に送信する時に、該識別子を該応答メッセージに含めてプライマリ基地局に送信しても良い。
セカンダリ基地局により生成される場合、プライマリ基地局は、セカンダリ基地局に、識別子に関する情報を含まない追加要求メッセージを送信し、そして、セカンダリ基地局は、該メッセージを受信した後に、上述の追加要求応答メッセージにより、セカンダリ基地局が生成した識別子をプライマリ基地局に送信することができ、プライマリ基地局は該識別子を受信した後にそれを記憶し、そして、該識別子を利用して該ユーザ装置を管理することができる。
プライマリ基地局及びセカンダリ基地局により生成される場合、プライマリ基地局が生成した識別子は、追加要求メッセージによりセカンダリ基地局に送信され、セカンダリ基地局が生成した識別子は、追加要求応答メッセージによりプライマリ基地局に送信される。この時に、セカンダリ基地局は、プライマリ基地局が送信した、プライマリ基地局が生成した該識別子を受信した後に、プライマリ基地局が生成した識別子を記憶し、その後、該ユーザ装置の複数の基地局サービスモードの下での識別子を生成し、そして、追加要求応答メッセージによりプライマリ基地局に送信することができ、オプションで、該追加要求応答メッセージには、更に、プライマリ基地局が生成した識別子を搬送しても良い。プライマリ基地局は、該メッセージを受信した後に、セカンダリ基地局が生成した該識別子を記憶し、そして、それを利用してユーザ装置の後続の管理を行うことができる。
本実施例の方法により、ユーザ装置のプライマリ基地局及びセカンダリ基地局はともに該ユーザ装置のサービス状態を把握することができ、これにより、後続のリソースリザベーションのために参考の根拠を提供することができる。
本発明の実施例は更に基地局を次の実施例2に記載のように提供し、該基地局が問題を
解決する原理は実施例1の方法と同様であるので、その具体的な実施は実施例1の方法の実施を参照することができるため、ここでは内容が同じ説明が省略される。
本発明の実施例は更に基地局を提供し、図3は該基地局の構成を示す図である。図3に示すように、該基地局は次のユニットを含む。
生成ユニット31:前記ユーザ装置の複数の基地局サービスモードの下での識別子を生成し;
送信ユニット32:前記識別子を他の基地局に送信する。
一実施方式では、該基地局は更に次のユニットを含んでも良く、即ち、
受信ユニット33:前記他の基地局が送信した、前記ユーザ装置の複数の基地局サービスモードの下での識別子を受信する。
本実施例では、ユーザ装置の複数の基地局サービスモードの下での識別子は、実施例1
に既に説明されているため、その内容はここに合併され、ここでの説明が省略される。
本実施例では、該基地局は、ユーザ装置にサービスを提供するプライマリ基地局であって良く、ユーザ装置にサービスを提供するセカンダリ基地局であっても良い。
本実施例の基地局により、ユーザ装置のプライマリ基地局及びセカンダリ基地局はともに該ユーザ装置のサービス状態を把握することができ、これにより、後続のリソースリザベーションのために参考の根拠を提供することができる。
以下の実施例は、上述の実施例で説明された技術の応用例である。本発明の実施例は更にネットワーク構成方法を提供し、該方法は、ユーザ装置が現在のサービング基地局(本実施では、ソースサービング基地局と言い、ソースプライマリ基地局を含んでも良く、又は、ソースプライマリ基地局及びソースセカンダリ基地局を含んでも良い)から他のサービング基地局(本実施例では、ターゲットサービング基地局と言い、ターゲットプライマリ基地局及びターゲットセカンダリ基地局を含んでも良い)にハンドオーバーするシナリオに用いられる。図4A〜図4Cは、そのうちの三つのハンドオーバーのシナリオを示す図である。
図4Aに示すように、プライマリ基地局1では、ユーザ装置は同時にプライマリ基地局1及びセカンダリ基地局のサービスを受け、本実施例では、該ユーザ装置がプライマリ基地局1及びセカンダリ基地局の共同サービスモードの下にあるという。プライマリ基地局2にハンドオーバーする過程中又はその後、プライマリ基地局2は、該ユーザ装置にサービスを
提供するためのセカンダリ基地局を追加し、この時に、ユーザ装置は、プライマリ基地局2及びセカンダリ基地局の共同サービスモードの下にある。該ハンドオーバー過程は、プ
ライマリ基地局1及びセカンダリ基地局から、プライマリ基地局2及びセカンダリ基地局にハンドオーバーすると簡述されても良い。
図4Bに示すように、プライマリ基地局1では、ユーザ装置はプライマリ基地局1のサービスを受け、プライマリ基地局2にハンドオーバーする過程中又はその後、プライマリ基地
局2は、該ユーザ装置にサービスを提供するためのセカンダリ基地局を追加し、この時に
、ユーザ装置は、プライマリ基地局2及びセカンダリ基地局の共同サービスモードの下に
ある。該ハンドオーバー過程は、プライマリ基地局1から、プライマリ基地局2及びセカンダリ基地局にハンドオーバーすると簡述されても良い。
図4Cに示すように、プライマリ基地局1では、ユーザ装置は同時にプライマリ基地局1+セカンダリ基地局1のサービスを受け、本実施例では、該ユーザ装置がプライマリ基地局1及びセカンダリ基地局1の共同サービスモードの下にあるという。プライマリ基地局2にハンドオーバーする過程中又はその後、プライマリ基地局2は、該ユーザ装置にサービスを
提供するためのセカンダリ基地局2を追加し、この時に、ユーザ装置は、プライマリ基地
局2及びセカンダリ基地局2の共同サービスモードの下にある。該ハンドオーバーは、プライマリ基地局1及びセカンダリ基地局1から、プライマリ基地局2及びセカンダリ基地局2にハンドオーバーすると簡述されても良い。
上述のシナリオでは、一つの共通の特徴は、プライマリ基地局2にハンドオーバーする
過程中又はその後、プライマリ基地局2は、該ユーザ装置にサービスを提供するためのセ
カンダリ基地局(図4A又は図4Bのシナリオ)又はセカンダリ基地局2(図4Cのシナリオ)
を追加することにある。このように、セカンダリ基地局は、同一ユーザ装置の同一サービスのために、二つのリソースを用意(リザベーション)する可能性がある。よって、このような不必要なリソースのリザベーションを避けるために、本発明の実施例によるネットワーク構成方法が提案されている。
図5は、本実施例によるネットワーク構成方法のフローチャートであり、図5に示すように、該方法は次のステップを含む。
ステップ501:ユーザ装置のソースプライマリ基地局は、ターゲットプライマリ基地局
にハンドオーバー要求メッセージを送信し、前記ハンドオーバー要求メッセージは、前記ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報を含み、これにより、前記ターゲットプライマリ基地局は、前記識別指示情報又は前記サービス指示情報をターゲットセカンダリ基地局にフォワードし、前記ターゲットセカンダリ基地局は、前記識別指示情報又は前記サービス指示情報を参考に、前記ユーザ装置のサービスのためにリソース構成を行うことができる。
本実施例では、該ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局は、一つのプライマリ基地局(図4Bのシナリオ中のプライマリ基地局1)を有しても良く、一つのプライマ
リ基地局及び一つのセカンダリ基地局(図4Aのシナリオ中のプライマリ基地局1及びセカ
ンダリ基地局、図4Cのシナリオ中のプライマリ基地局1及びセカンダリ基地局1)を有しても良い。
本実施例の一実施方式では、ユーザ装置のソースプライマリ基地局は、該ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報を該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局に送信する。そのうち、該ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報は、前記ユーザ装置の特定の識別子(実施例1に記載のよう
である)、及び/又は、前記ユーザ装置のソースプライマリ基地局における識別子、及び/又は、前記ユーザ装置のソースセカンダリ基地局における識別子、及び/又は、前記ソースプライマリ基地局の識別子、及び/又は、前記ソースセカンダリ基地局の識別子を含む。
図4Aのシナリオに対応して、プライマリ基地局1は、プライマリ基地局2にハンドオーバー要求メッセージを送信する時に、該ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局(プライマリ基地局1及びセカンダリ基地局)における識別指示情報をプライマリ基地局2に送信し、ここでの識別指示情報は、前記ユーザ装置のプライマリ基地局1における識別
子、及び/又は、前記ユーザ装置のプライマリ基地局1及びセカンダリ基地局における共
同サービスモードの下での識別子、及び/又は、前記プライマリ基地局1の識別子、及び
/又は、前記セカンダリ基地局の識別子を含んでも良い。
そのうち、プライマリ基地局1の識別子は、プライマリ基地局1のID、及び/又は、プライマリ基地局1下で該ユーザ装置にサービスを提供するセルの識別子、例えば、PCI、ECGI(E-UTRAN Cell Global Identifier)などであっても良い。
図4Bのシナリオに対応して、プライマリ基地局1は、プライマリ基地局2にハンドオーバー要求メッセージを送信する時に、該ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局(プライマリ基地局1)における識別指示情報をプライマリ基地局2に送信し、ここでの識別指示情報は、ユーザ装置のプライマリ基地局1におけるユーザ識別子、及び/又は、プ
ライマリ基地局1の識別子を含んでも良い。
そのうち、プライマリ基地局1の識別子は、プライマリ基地局1のID、及び/又は、プライマリ基地局1下で該ユーザ装置にサービスを提供するセルの識別子、例えば、PCI、ECGI(E-UTRAN Cell Global Identifier)などであっても良い。
図4Cのシナリオに対応して、プライマリ基地局1は、プライマリ基地局2にハンドオーバー要求メッセージを送信する時に、該ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局(プライマリ基地局1及びセカンダリ基地局1)における識別指示情報をプライマリ基地局2に送信し、ここでの識別指示情報は、前記ユーザ装置のプライマリ基地局1における識別子、及び/又は、前記ユーザ装置のプライマリ基地局1及びセカンダリ基地局1における共同サービスモード下での識別子、及び/又は、前記プライマリ基地局1の識別子、及び/
又は、前記セカンダリ基地局1の識別子を含んでも良い。
そのうち、基地局の識別子(例えば、プライマリ基地局1の識別子又はセカンダリ基地
局1の識別子)は、該基地局のID、及び/又は、該基地局下で該ユーザ装置にサービスを
提供するセルの識別子、例えば、PCI、ECGI(E-UTRAN Cell Global Identifier)などであっても良い。
本実施方式では、ユーザ装置のソースプライマリ基地局は、そのハンドオーバー前の一つ又は複数の基地局の共同サービスモードの下での識別指示情報(識別子)を該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局に送信し、そして、ターゲットプライマリ基地局はそれを該ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局にフォワードし、これによって、該ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局は、該情報を参考に、該ユーザ装置が要求したサービスのためにリソースを構成することができる。例えば、該ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局は、該ユーザ装置のハンドオーバー前に、既に該ユーザ装置に幾つかのサービスを提供した場合、該ユーザ装置のハンドオーバー後に、該ターゲットセカンダリ基地局は、該ユーザ装置のこれらのサービスのためにリソースを構成しないので、重複したリソースのリザベーションを避けることができる。
本実施例の他の実施方式では、ユーザ装置のソースプライマリ基地局は、該ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報を該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局に送信するのではなく、該ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局におけるサービス指示情報を該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局に送信
するのである。そのうち、該ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局におけるサービス指示情報は、該ユーザ装置が使用するサービス及び各サービスに対応するサービング基地局又はサービングセルを含んでも良い。
本実施方式では、ユーザ装置のソースプライマリ基地局は、そのハンドオーバー前の一つ又は複数の基地局のサービスモード下でのサービス指示情報を該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局に送信し、そして、ターゲットプライマリ基地局は、それを該ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局にフォワードし、これによって、該ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局は、該情報を参考に、該ユーザ装置が要求したサービスのためにリソースを構成することができる。例えば、該ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局は、該ユーザ装置のハンドオーバー前に、幾つかのサービスが既に存在したと発見した場合、又は、他の基地局からの同じユーザ装置についての同じサービスの要求を受信した場合、該ユーザ装置のハンドオーバー後に、該ターゲットセカンダリ基地局は、該ユーザ装置のこれらのサービスのためにリソースを構成しないため、重複したリソースのリザベーションを避けることができる。
本実施例の方法により、セルハンドオーバー過程では、ユーザ装置のソースプライマリ基地局は、該ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報をハンドオーバー後のサービング基地局に送信し、これによって、ハンドオーバー後のサービング基地局は、これに基づいて、該ユーザ装置のサービスのために適切なリソースを割り当てることができるため、重複したリソースのリザベーションを避け、リソース利用率を向上させることができる。
本発明の実施例は更にセルハンドオーバー方法を提供する。図6は該方法のフローチャ
ートであり、図6に示すように、該方法は次のステップを含む。
ステップ601:ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局は、前記ユーザ装置のソース
プライマリ基地局が送信したハンドオーバー要求メッセージを受信し、前記ハンドオーバー要求メッセージは、前記ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報を含み;
ステップ602:前記ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局は、前記識別指示情報又
は前記サービス指示情報を前記ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局に送信し、これによって、前記ターゲットセカンダリ基地局は、これに基づいて、前記ユーザ装置のサービスのためにリソース構成を行う。
そのうち、ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報の内容は既に実施例3に詳細に説明されており、その内容はここに合
併され、詳しい記載が省略される。
本実施例の方法により、ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局は、該ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報を該ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局に送信し、これによって、ターゲットセカンダリ基地局は、該ユーザのサービスのためにリソースを構成する時に、該情報を参考にすることができるため、重複したリソースの構成を避けることができる。
本実施例では、オプションで、実施例1と同様に、一実施方式では、該ユーザ装置のタ
ーゲットプライマリ基地局は更に、該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局及びターゲットセカンダリ基地局のサービスモード下での識別子を生成し、そして、該識別子を該ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局に送信し、これによって、ターゲットセカンダ
リ基地局は、それを受信した後にそれを保存し、そして、それに基づいて該ユーザ装置に対して後続の管理を行うことができ;他の一実施方式では、該ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局は、該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局及びターゲットセカンダリ基地局のサービスモード下での識別子を生成し、そして、該識別子を該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局を送信し、これにおって、ターゲットプライマリ基地局はそれを受信した後にそれを保存し、そして、それに基づいて該ユーザ装置に対して後続の管理を行うことができ;他の実施方式では、該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局及びターゲットセカンダリ基地局はともに該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局及びターゲットセカンダリ基地局のサービスモード下での識別子を生成し、そして、各自が生成した識別子を互いに交換する。オプションで、該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局が上述の識別子を生成して該ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局に送信した場合、該ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局は、該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局に送信した応答メッセージに該識別子を含め、これによって、ターゲットプライマリ基地局は、これに基づいて、該ユーザ装置に対して後続の管理を行うことができる。
本実施例の方法により、ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局は、該ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報をターゲットセカンダリ基地局に送信するだけではなく、その同時に、該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局及びターゲットセカンダリ基地局の共同サービスモード下での識別子もターゲットセカンダリ基地局を送信され、これによって、ターゲットセカンダリ基地局は、これに基づいて、該ユーザがリクエストしたサービスのために、対応するリソースを構成することができるのみならず、一つのユーザが同時に複数の基地局からのサービスを受けること、及び、複数の基地局が該ユーザに対して共同管理を行うことも実現することができるので、リソースの浪費を抑え、リソースの利用率を向上させることができる。
そのうち、図4Aのシナリオ及び図4Bのシナリオに対応して、プライマリ基地局2は、セ
カンダリ基地局に、プライマリ基地局1から得た識別指示情報又はサービス指示情報を送
信するだけではなく、セカンダリ基地局に、該ユーザ装置のプライマリ基地局2及びセカ
ンダリ基地局の共同サービスモード下での識別子も送信する。
そのうち、図4Cのシナリオに対応して、プライマリ基地局2は、セカンダリ基地局に、
プライマリ基地局1から得た識別指示情報又はサービス指示情報を送信するだけではなく
、該セカンダリ基地局に、該ユーザ装置のプライマリ基地局2及びセカンダリ基地局2の共同サービスモード下での識別子も送信する。
本実施例では、実施例1と同様に、該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局(プラ
イマリ基地局2)及びターゲットセカンダリ基地局(セカンダリ基地局又はセカンダリ基
地局2)の共同サービスモード下での識別子の形式については、前述のように、以下の識
別子の任意の一つ又は任意の組み合わせであっても良く、即ち、
ユーザ装置の識別子;
ターゲットプライマリ基地局の識別子;
ターゲットセカンダリ基地局の識別子;
ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局における識別子;及び
ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局における識別子である。
本実施例では、該ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報及びサービス指示情報は、追加要求メッセージにより搬送されても良いが、本実施例では、これに限定されない。また、該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局が該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局及びターゲットセカンダリ基地局のサービスモード下での識別子を生成した場合、該識別子は、上述の識別指示情報又は上述のサービス指示
情報とともに、追加要求メッセージにより搬送されても良く;該ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局が該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局及びターゲットセカンダリ基地局のサービスモード下での識別子を生成した場合、該識別子は、追加要求応答メッセージにより搬送されも良く;該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局及びターゲットセカンダリ基地局が共に該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局及びターゲットセカンダリ基地局のサービスモード下での識別子を生成した場合、ターゲットプライマリ基地局が生成した該識別子は、上述の識別指示情報又はサービス指示情報と一緒に、追加要求メッセージにより搬送されても良く、ターゲットセカンダリ基地局が生成した該識別子は、追加要求応答メッセージにより搬送されても良い。
本実施例の方法により、ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局は、ソースプライマリ基地局から得た該ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報をターゲットセカンダリ基地局に送信し、これによって、ターゲットセカンダリ基地局は、受信した上述の情報を参考に、該ユーザ装置が要求したサービスのためにリソースを構成することができるので、重複したリソースを構成することによるリソースの浪費を抑えることができる。
本発明の実施例は更にネットワーク構成方法を提供し、図7は該方法のフローチャート
であり、図7に示すように、該方法は次のステップを含む。
ステップ701:ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局は、前記ユーザ装置のターゲ
ットプライマリ基地局が送信した、前記ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報を受信し;
ステップ702:前記ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局は、受信した前記識別指
示情報又はサービス指示情報に基づいて、前記ユーザ装置のサービスのためにリソース構成を行う。
そのうち、ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報の内容は既に実施例3に詳細に説明されており、その内容はここに合
併され此、詳しい記載が省略される。
本実施例では、オプションで、該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局が該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局及びターゲットセカンダリ基地局のサービスモード下での識別子を生成した場合、該ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局は更に該識別子を受信して記憶し、そして、これに基づいて後続のユーザ装置の管理を行うことができる。そのうち、該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局が生成した識別子は、上述の識別指示情報又はサービス指示情報と一緒に、追加要求メッセージによって該ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局に送信されても良く、該ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局は更に該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局に追加要求応答メッセージを送信しても良く、該応答メッセージには、上述の識別子に関する情報が含まれなくても良く、上述の受信したターゲットプライマリ基地局が生成した該識別子が含まれても良い。
本実施例では、オプションで、該ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局が該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局及びターゲットセカンダリ基地局のサービスモード下での識別子を生成した場合、該ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局は、上述の識別指示情報又はサービス指示情報を受信した後に、その生成した識別子を応答メッセージによって該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局を送信し、これによって、該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局はそれを記憶し、そして、それに基づいて後続のユーザ装置の管理を行うことができる。そのうち、上述の識別指示情報又はサービス指示情報は
、追加要求メッセージによって搬送されても良く、上述の応答メッセージは、追加要求応答メッセージであっても良い。
本実施例では、オプションで、該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局及びターゲットセカンダリ基地局がともに該ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局及びターゲットセカンダリ基地局のサービスモード下での識別子を生成した場合、該ターゲットプライマリ基地局及び該ターゲットセカンダリ基地局は更に、各自が生成した該識別子を交換し、これによって、各自は、後続のユーザ装置の管理を行うことができる。そのうち、ターゲットプライマリ基地局が生成した識別子は、上述の識別指示情報又はサービス指示情報と一緒に、追加要求メッセージにより搬送されても良く、ターゲットセカンダリ基地局が生成した識別子は、追加要求応答メッセージによりキャリーされても良い。
本実施例の方法により、ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局は、上述の情報(識別指示情報又はサービス指示情報)を受信した後に、該ユーザ装置がリクエストしたサービスをルックアップする(探し出す)ことで、前記ユーザ装置がハンドオーバー前のソースプライマリ基地局及びソースセカンダリ基地局の共同サービスモード下にあるとき、該セカンダリ基地局が既に該ユーザ装置のために同じサービスを提供したか、又は、該ユーザ装置についての該サービスが既に存在したか、又は、他の基地局から該ユーザ装置に関しての該サービスのリクエストを受信したかを確認し、確認結果が「はい」の場合、該ユーザ装置の該サービスのために重複したリソースを準備せず、これによって、リソースの浪費を抑制することができる。
実施例3〜実施例5の方法をより明確にするために、以下、ユーザ装置のソースプライマリ基地局(プライマリ基地局1)、ターゲットプライマリ基地局(プライマリ基地局2)及びターゲットセカンダリ基地局(図4A及び図4Bのシナリオに対応するセカンダリ基地局、図4Cのシナリオに対応するセカンダリ基地局2)のインタラクションフローチャートを参
照しながら、上述の実施例の方法について説明する。
図8は、セルハンドオーバー過程中のユーザ装置のソースプライマリ基地局が、ターゲ
ットプライマリ基地局に該ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報を送信し、これにより、ターゲットセカンダリ基地局が該ユーザ装置の要求したサービスのためにリソースを構成することを助けるためのインタラクションを示す図である。
図8に示すように、該プロセスは次のステップを含み、即ち、
ステップ801:プライマリ基地局1は、プライマリ基地局2にハンドオーバー要求メッセ
ージを送信し、該ハンドオーバー要求メッセージには、該ユーザ装置のプライマリ基地局1或いはプライマリ基地局1及びセカンダリ基地局或いはプライマリ基地局1及びセカンダ
リ基地局1のサービスモード下での識別子が含まれている。
そのうち、該プライマリ基地局1の処理は実施例3の方法により実現され得るので、その内容はここに合併され、詳しい記載が省略される。
ステップ802:プライマリ基地局2は上述の識別子を受信し、前記識別子及びユーザ装置のプライマリ基地局2及びセカンダリ基地局/セカンダリ基地局2のサービスモード下での識別子をセカンダリ基地局/セカンダリ基地局2に送信する。
そのうち、該プライマリ基地局2の処理は実施例4の方法により実現され得るため、その内容はここに合併され、詳しい記載が省略される。
そのうち、ユーザ装置のプライマリ基地局2及びセカンダリ基地局/セカンダリ基地局2のサービスモード下での識別子はオプションであり、一実施方式では、プライマリ基地局2は上述の識別子を生成せず、このとき、該プライマリ基地局2は、セカンダリ基地局/セカンダリ基地局2に上述の識別子を送信しない。
そのうち、上述の識別子は、追加要求メッセージにより搬送されても良いが、本実施例ではこれについて限定しない。
ステップ803:セカンダリ基地局/セカンダリ基地局2は、受信した情報に基づいて、該ユーザ装置のサービスのためにリソース構成を行う。
そのうち、該セカンダリ基地局/セカンダリ基地局2の処理は実施例5の方法により実現されるから、その内容はここで合併され、詳しい記載が省略される。
そのうち、セカンダリ基地局/セカンダリ基地局2は、該ユーザ装置のサービスのため
にリソース構成を行う時に、上述の情報に基づいて、該ユーザ装置の該サービスリのためにリソースを用意したかを確認し、「はい」の場合、それにリソースを割り当てず、「いいえ」の場合、通常の手段で、該ユーザ装置の該サービスのためにリソース割り当てを行い、これにより、重複したリソースのリザベーションを避けることができる。
ステップ804:セカンダリ基地局/セカンダリ基地局2は、プライマリ基地局2に、その
生成した該ユーザ装置のプライマリ基地局2及びセカンダリ基地局/セカンダリ基地局2のサービスモード下での識別子を送信する。
そのうち、該識別子は、追加要求応答メッセージにより搬送されても良いが、本実施例ではこれに限定されない。
そのうち、該ユーザ装置のプライマリ基地局2及びセカンダリ基地局/セカンダリ基地
局2の共同サービスモード下での識別子もオプションであり、一実施方式では、セカンダ
リ基地局/セカンダリ基地局2は、該ユーザ装置のプライマリ基地局2及びセカンダリ基地局/セカンダリ基地局2の共同サービスモード下での識別子を生成せず、このとき、その
プライマリ基地局2に送信した応答メッセージには、識別子に関する情報が含まれず、又
は、プライマリ基地局2が生成した該ユーザ装置のプライマリ基地局2及びセカンダリ基地局/セカンダリ基地局2の共同サービスモード下での識別子が含まれる。
図8に示す各基地局の処理過程から分かるように、本実施例の方法により、ユーザ装置
の同一サービスのために複数のリソースを用意することを避け、これにより、リソースの浪費を防止し、リソースの利用率を向上させることができる。
図9は、セルハンドオーバー過程中のユーザ装置のソースプライマリ基地局が、ターゲ
ットプライマリ基地局に、該ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局におけるサービス及びその対応するサービング基地局又はサービングセル(サービス指示情報)を送信することで、ターゲットセカンダリ基地局が該ユーザ装置の要求したサービスのためにリソース構成を行うことを助けるためのインタラクションを示す図である。
図9に示すように、該プロセスは、次のステップを含み、即ち、
ステップ901:プライマリ基地局1は、プライマリ基地局2に、ハンドオーバー要求メッ
セージを送信し、該ハンドオーバー要求メッセージには、該ユーザ装置のプライマリ基地局1及びセカンダリ基地局或いはプライマリ基地局1及びセカンダリ基地局1のサービスモ
ード下でのサービス及びその対応するサービング基地局又はサービングセルが含まれてい
る。
そのうち、該プライマリ基地局1の処理は実施例3の方法により実現されうるため、その内容はここに合併され、詳しい記載が省略される。
ステップ902:プライマリ基地局2は、受信した上述の情報をセカンダリ基地局/セカンダリ基地局2に送信する。
そのうち、該プライマリ基地局2の処理は実施例4の方法により実現され得るため、その内容はここに合併され、詳しい記載が省略される。
そのうち、オプションで、プライマリ基地局が該ユーザ装置のプライマリ基地局2及び
セカンダリ基地局/セカンダリ基地局2のサービスモード下での識別子を生成した場合、
該プライマリ基地局2は、その自身が生成した該ユーザ装置のプライマリ基地局2及びセカンダリ基地局/セカンダリ基地局2のサービスモード下での識別子を、上述の情報と一緒
に、該セカンダリ基地局/セカンダリ基地局2に送信しても良い。
そのうち、該プライマリ基地局2は、追加要求メッセージにより上述の情報を搬送して
も良いが、本実施例ではこれについて限定しない。
ステップ903:セカンダリ基地局/セカンダリ基地局2は、受信した情報に基づいて、該ユーザ装置のサービスのためにリソース構成を行う。
そのうち、該セカンダリ基地局/セカンダリ基地局2は、上述の情報を受信した後に、
該ユーザに関しての該サービスが既に存在したことを発見した場合、又は、該セカンダリ基地局/セカンダリ基地局2は、他の基地局からの同じユーザについての同じサービスの
要求を受信した場合、該セカンダリ基地局/セカンダリ基地局2は、同一ユーザの同じサ
ービスへの二つのリソースの準備を避けることができる。
ステップ904:セカンダリ基地局/セカンダリ基地局2は、プライマリ基地局2に応答メ
ッセージを送信する。
そのうち、オプションで、セカンダリ基地局/セカンダリ基地局2が該ユーザ装置のプ
ライマリ基地局2及びセカンダリ基地局/セカンダリ基地局2のサービスモード下での識別子を生成した場合、該セカンダリ基地局/セカンダリ基地局2は、それ自身が生成した該
ユーザ装置のプライマリ基地局2及びセカンダリ基地局/セカンダリ基地局2のサービスモード下での識別子も該プライマリ基地局2に送信することができる。
そのうち、オプションで、セカンダリ基地局/セカンダリ基地局2が該ユーザ装置のプ
ライマリ基地局2及びセカンダリ基地局/セカンダリ基地局2のサービスモード下での識別子を生成しないが、プライマリ基地局の送信した、プライマリ基地局が生成した該ユーザ装置のプライマリ基地局2及びセカンダリ基地局/セカンダリ基地局2のサービスモード下での識別子を受信した場合、該セカンダリ基地局/セカンダリ基地局2は、プライマリ基
地局2が生成した該ユーザ装置のプライマリ基地局2及びセカンダリ基地局/セカンダリ基地局2のサービスモード下での識別子を応答メッセージ送信によりプライマリ基地局2に送信しても良く、又は、該識別子の情報を含まない該応答メッセージのみを送信しても良い。
そのうち、該応答メッセージは、追加要求応答メッセージであって良いが、本実施例では、これについて限定しない。
図9に示す各基地局の処理過程から分かるように、本実施例の方法により、ユーザ装置
の同一サービスへの複数のリソースの用意を避けることができ、これにより、リソースの浪費を防止し、リソースの利用率を向上させることができる0。
本発明の実施例は更に基地局を次の実施例6に記載のように提供し、該基地局が問題を
解決する原理は実施例3の方法と同様であるため、その具体的な実施は実施例3の方法の実施を参照することができ、同じ内容の記載は省略される。
本発明の実施例は更に基地局を提供する。図10は、該基地局の構成を示す図であり、図10に示すように、該基地局は次のユニットを含む、
送信ユニット1001:ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局にハンドオーバー要求メッセージを送信し、前記ハンドオーバー要求メッセージは、前記ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報を含み、これにより、前記ターゲットプライマリ基地局は、前記識別指示情報又は前記サービス指示情報をターゲットセカンダリ基地局にフォワードすることで、前記ターゲットセカンダリ基地局は、前記識別指示情報又は前記サービス指示情報を参考にして前記ユーザ装置のサービスのためにリソース構成を行う。
そのうち、前記ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報は、前記ユーザ装置の識別子、及び/又は前記ユーザ装置のソースプライマリ基地局における識別子、及び/又は、前記ユーザ装置のソースセカンダリ基地局における識別子、及び/又は、前記ソースプライマリ基地局の識別子、及び/又は、前記ソースセカンダリ基地局の識別子を含む。
そのうち、前記サービス指示情報は、前記ユーザ装置のサービス及び前記サービスに対応するサービング基地局又はサービングセルを含む。
本実施例の基地局により、ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報をターゲットサービング基地局に送信することで、ターゲットサービング基地局中のセカンダリ基地局はこれに基づいて、該ユーザ装置のサービスのためにリソースを割り当てることで、リソースの浪費を避けることができる。
本発明の実施例は更に基地局を次の実施例7に記載のように提供し、該基地局が問題を
解決する原理は実施例4の方法と同様であるため、その具体的な実施は、実施例4の方法の実施を参照することができ、内容が同じ箇所の記載は省略される。
本発明の実施例は更に基地局を提供し、図11は該基地局の構成を示す図であり、図11に示すように、該基地局は次のユニットを含む。
受信ユニット1101:ユーザ装置のソースプライマリ基地局が送信したハンドオーバー要求メッセージを受信し、前記ハンドオーバー要求メッセージは、前記ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報を含み;
送信ユニット1102:前記識別指示情報又は前記サービス指示情報を前記ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局に送信することで、前記ターゲットセカンダリ基地局はこれに基づいて、前記ユーザ装置のサービスのためにリソース構成を行う。
一実施方式では、該基地局は更に生成ユニット1103を含み、それは、前記ユーザ装置の
前記基地局及び前記ターゲットセカンダリ基地局の共同サービスモード下での識別子を生成する。このとき、前記送信ユニット1102は、該ユーザ装置の前記基地局及び前記ターゲットセカンダリ基地局のサービスモード下での識別子を、前記識別指示情報又は前記サービス指示情報とともに、前記ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局に送信することができる。
他の実施方式では、前記受信ユニット1101は更に、前記ユーザ装置のターゲットセカンダリ基地局が送信した、前記ユーザ装置の前記基地局及び前記ターゲットセカンダリ基地局の共同サービスモード下での識別子を受信するために用いられる。そのうち、該ユーザ装置の前記基地局及び前記ターゲット基地局のサービスモード下での識別子は、該ターゲットセカンダリ基地局が生成したものであっても良く、該ターゲットセカンダリ基地局が前記基地局から受信した、該基地局が生成したものであっても良い。
本実施例では、前記ユーザ装置の前記基地局及び前記ターゲットセカンダリ基地局の共同サービスモード下での識別子は、前記ユーザ装置の識別子、及び/又は、前記基地局の識別子、及び/又は、前記ターゲットセカンダリ基地局の識別子、及び/又は、前記ユーザ装置の前記基地局における識別子、及び/又は、前記ユーザ装置の前記ターゲットセカンダリ基地局における識別子を含む。
本実施例の基地局により、ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報をターゲットセカンダリ基地局に送信することで、ターゲットセカンダリ基地局はこれに基づいて該ユーザ装置のサービスのためにリソースを割り当てることができ、これにより、リソースの浪費を避けることができる。
本発明の実施例は更に基地局を次の実施例8に記載のように提供し、該基地局が問題を
解決する原理は実施例5の方法と同様であるため、その具体的な実施は実施例5の方法の実施を参照することができるので、内容が同じ記載は省略される。
本発明の実施例は更に基地局を提供する。図12は該基地局の構成を示す図であり、図12に示すように、該基地局は次のユニットを含む。
受信ユニット1201:前記ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局が送信した前記ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報を受信し;
構成ユニット1202:受信された前記識別指示情報又は前記サービス指示情報に基づいて、前記ユーザ装置のサービスのためにリソース構成を行う。
本実施例の一実施方式では、前記基地局は更に次のユニットを含んでも良く、即ち、
生成ユニット1203:前記ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局及び前記基地局の共同サービスモード下での識別子を生成し;
送信ユニット1204:前記ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局及び前記基地局の共同サービスモード下での識別子を前記ユーザ装置のターゲットプライマリ基地局に送信する。
本実施例の基地局により、ユーザ装置のハンドオーバー前のサービング基地局における識別指示情報又はサービス指示情報に基づいて、該ユーザ装置のサービスのためにリソースを分配することで、リソースの浪費を避けることができる。
本発明の実施例は更に通信システムを提供し、該通信システムは少なくとも二つの実施
例2に記載の基地局を含んでも良く、又は、実施例6、7及び8に記載の基地局を含んでも良い。
本発明の実施例は更にコンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、基地局中で該プログラムを実行する時に、該プログラムは、コンピュータに、前記基地局中で実施例3
〜5の任意の一つに記載のセルハンドオーバー方法、又は、実施例1に記載のネットワーク構成方法を実行させる。
本発明の実施例は更にコンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、該コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、基地局中で実施例3〜5の任意の一つに記載のセルハンドオーバー方法、又は、実施例1に記載のネットワーク構成方法
を実行させる。
本発明の以上の装置及び方法は、ハードウェアにより実現されても良く、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されても良い。本発明は更に下記のようなコンピュータ読み取り可能なプログラムに関し、即ち、該プログラムは、ロジック部品により実行される時に、該ロジック部品に、上述の装置又は構成部品を実現させ、又は、該ロジック部品に、上述の各種の方法又はステップを実現させる。ロジック部品は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)、マイクロプロセッサー、コンピュータに用いる処理器などであっても良い。本発明は更に、上述のプログラムを記憶した記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ハードディスク、DVD、flashメモリなどにも関する。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。

Claims (7)

  1. ユーザ装置に対して少なくとも第二サービング基地局とともに同時にサービングするリソースアグリゲーションを提供する第一サービング基地局において、
    前記リソースアグリゲーションの下で前記ユーザ装置を識別する第一の識別子を生成して、前記第一の識別子を前記第二サービング基地局に送信し、
    前記第二サービング基地局によって生成された、前記リソースアグリゲーションの下で前記ユーザ装置を識別する第二の識別子を受信し、
    前記ユーザ装置が前記第一サービング基地局から第三サービング基地局へハンドオーバーを行う場合に、前記第一の識別子と前記第二の識別子とを含むハンドオーバー要求メッセージを前記第三サービング基地局へ送信する、
    ネットワーク構成方法。
  2. 前記第一の識別子は追加要求メッセージにより前記第二サービング基地局へ送信され、
    前記第二の識別子は追加要求応答メッセージにより前記第二サービング基地局により受信される、
    請求項1に記載のネットワーク構成方法。
  3. 前記第一の識別子は、前記ユーザ装置の第一サービング基地局におけるX2インタフェースIDとしてのeNB UE X2AP IDであり、前記第二の識別子は、前記ユーザ装置の第二サービング基地局におけるX2インタフェースIDとしてのeNB UE X2AP IDである、
    請求項1に記載のネットワーク構成方法。
  4. ユーザ装置に対して少なくとも第二の基地局とともに同時にサービングするリソースアグリゲーションを提供する基地局であって、
    前記リソースアグリゲーションの下で前記ユーザ装置を識別する第一の識別子を生成する生成ユニットと、
    前記第一の識別子を前記第二の基地局に送信する送信ユニットと、
    前記第二の基地局が生成した、前記リソースアグリゲーションの下で前記ユーザ装置を識別する第二の識別子を受信する受信ユニットと、
    を含み、
    前記送信ユニットは、前記ユーザ装置が前記基地局から第三基地局へハンドオーバーを行う場合に、前記第一の識別子と前記第二の識別子とを含むハンドオーバー要求メッセージを前記第三基地局へ送信する、
    基地局。
  5. 前記送信ユニットは、前記第一の識別子を追加要求メッセージにより送信し、前記受信ユニットは、前記第二の識別子を追加要求応答メッセージにより受信する、
    請求項4に記載の基地局。
  6. 前記第一の識別子は、前記ユーザ装置の前記基地局におけるX2インタフェースIDとしてのeNB UE X2AP IDであり、前記第二の識別子は、前記ユーザ装置の前記第二基地局におけるX2インタフェースIDとしてのeNB UE X2AP IDである、
    請求項4に記載の基地局。
  7. ユーザ装置に対して少なくとも第二の基地局とともに同時にサービングするリソースアグリゲーションを提供する基地局であって、
    前記ユーザ装置の該基地局におけるX2インタフェースにおけるIDとしての第一のeNB UE X2AP IDを生成し、前記第一のeNB UE X2AP IDを含む追加要求メッセージを前記第二の基地局へ送信する送信ユニットと、
    前記第二の基地局が前記ユーザ装置の前記第二の基地局におけるX2インタフェースにおけるIDとしての第二のeNB UE X2AP IDを生成して、前記第二のeNB
    UE X2AP IDを含む追加要求応答メッセージとして前記第二の基地局より受信する受信ユニットと、
    を含み、
    前記送信ユニットは、前記ユーザ装置が前記基地局から第三基地局へハンドオーバーを行う場合に、前記第一のeNB UE X2AP IDと前記第二のeNB UE X2AP IDとを含むハンドオーバー要求メッセージを前記第三基地局へ送信する、
    を備える基地局。
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