JP6746515B2 - 通信装置管理システム、及び通信装置設定方法 - Google Patents

通信装置管理システム、及び通信装置設定方法 Download PDF

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Description

本発明は、冗長構成をとる複数の通信装置に対する切替え制御に関連するものである。
キャリア通信網においては、コア網とアクセス網とをエッジルータ(以下、エッジと呼ぶ)で接続する構成が用いられる。当該構成では、高い信頼性を実現するために、予備エッジを用意しておき、現用エッジから予備エッジに切替えてサービスを提供することのできる機能が備えられている。例えば、予備エッジが複数存在するN+m冗長化方式では、N台の現用エッジに対して、m台の予備エッジが設置(N>m)され、エッジルータ管理システムにおける切替制御機能により切替え制御が行われる。
図1を参照して、現用エッジ故障時の動作例を説明する。図1に示す例では、従来のエッジルータ管理システム内の機能部であるエッジ冗長管理制御機能部が示されている。図1に示すように、エッジ冗長管理制御機能部には、各エッジのConfigバックアップが保持されている。現用のエッジ#1が故障すると、エッジ冗長管理制御機能部からエッジ#1のConfigが予備のエッジ#3に投入される。そして、予備エッジ#3において動的情報の生成が行われ、エッジ#1からエッジ#3への切替えが完了する。動的情報としては、例えば、プロトコルのセッション情報等、サービス機能に関連する情報がある。
なお、本願に関連する先行技術文献として、例えば、特許文献1〜3、非特許文献1、2がある。
特開2013-172393号公報 特開2013-34128号公報 特開2015-61229号公報
久保庭章子、奥川 徹、野久仁志、"エッジルータの装置間冗長化方式に関する一検討,B-6-83,2011 IEICE 中務他,"可用性、運用性を向上するサービスルータの冗長構成の検討" ,信学技報,NS2011-136(2011-12)
しかしながら、上述した従来技術においては、サービスを提供している運用系の現用エッジの故障発生時に、他のエッジに状態を引き継ぎ、当該エッジを新たな運用系のエッジとして動作を開始させるまでに時間がかかり過ぎるという課題がある。特に、従来技術では、他のエッジへの切り替えに際し、ユーザのサービスに対する設定と、それ以外の設定とを区別なく一律に行うために、優先的に開始させるべきサービスであっても、開始が遅れるという課題がある。
なお、上記の課題は、冗長構成をとるエッジを備える通信システムに限らず、冗長構成をとる通信装置を備える通信システム全般に生じ得る課題である。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、冗長構成をとる複数の通信装置を備える通信システムにおいて、現用通信装置の故障発生時に、切替え先の通信装置が、迅速にサービスの提供を開始することを可能とする技術を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、冗長構成をとる複数の通信装置を管理する通信装置管理システムであって、
複数の通信装置の設定情報を格納する格納手段と、
各通信装置において観測された通信情報を受信する受信手段と、
前記通信情報から得られたユーザ毎、サービス毎の各時間のサービス利用中か否かを示す情報に基づき、サービスのスコア化を行って、前記ユーザ毎のサービスの優先度を算出する算出手段と、
複数の通信装置のうちのある通信装置に故障が発生した場合に、前記通信情報から得られたユーザ毎、サービス毎にサービス利用中か否かを示す情報、及び、前記算出手段により算出されたユーザ毎のサービスの優先度に基づいて、前記故障が発生した通信装置の切替え先の通信装置に設定するべき設定情報に優先度を付与し、当該優先度に基づく順番で設定情報の設定を行う設定手段とを備え
前記設定手段は、あるサービスを利用中であるユーザに対する当該サービスの復旧のための設定情報の優先度を、高優先度のサービスを利用中ではないユーザに対する当該高優先度のサービスの復旧のための設定情報の優先度よりも高くする
ことを特徴とする通信装置管理システムが提供される。
開示の技術によれば、冗長構成をとる複数の通信装置を備える通信システムにおいて、現用通信装置の故障発生時に、切替え先の通信装置が、迅速にサービスの提供を開始することが可能となる。
従来技術を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるシステムの全体構成図である。 エッジルータ管理システム100の概要構成を示す図である。 システムの動作例1を説明するための図である。 システムの動作例2における故障発生前の動作を説明するための図である。 システムの動作例2における故障発生時の動作を説明するための図である。 システムの動作例3における故障発生前の動作を説明するための図である。 システムの動作例3における故障発生時の動作を説明するための図である。 システムの動作例4における故障発生前の動作を説明するための図である。 システムの動作例4における故障発生時の動作を説明するための図である。 システムの動作例4における故障発生時の動作を説明するための図である。 システムの動作例4における故障発生時の動作を説明するための図である。 実施例1における故障発生前の動作を説明するための図である。 実施例1における故障発生時の動作を説明するための図である。 実施例1における故障発生時の動作を説明するための図である。 ユーザ毎の優先度の決定方法を説明するための図である。 パラメータの例を示す図である。 パラメータの例を示す図である。 パラメータの例を示す図である。 計算手順例を示す図である。 計算手順例を示す図である。 計算手順例を示す図である。 計算手順例を示す図である。 実施例2に関する詳細課題を説明するための図である。 実施例2における故障発生前の動作を説明するための図である。 実施例2における故障発生時の動作を説明するための図である。 実施例2における故障発生時の動作を説明するための図である。 装置全体の優先度の決定方法を説明するための図である。 計算手順例を示す図である。 計算手順例を示す図である。 計算手順例を示す図である。 計算手順例を示す図である。 エッジルータ管理システム100の詳細構成を示す図である。 エッジルータの詳細構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、以下で説明する実施の形態では、切替え制御の対象をエッジとしているが、本発明の技術は、エッジに限らない通信装置全般に適用可能である。
(システム構成)
図2に、本実施の形態における通信システムの全体構成の例を示す。図2に示すように、本実施の形態における通信システムは、コア網300とアクセス網400を有し、これらがエッジ200で接続された構成を有する。また、エッジ200は冗長構成をとっており、現用エッジ#1〜#Nと予備エッジ#N+1〜#N+mが備えられている。図2の例では、ユーザ装置500が現用エッジ#1に接続されていることが示されている。
また、当該通信システムには、各エッジの管理・制御を行うエッジルータ管理システム100が備えられている。エッジルータ管理システム100は、各エッジとネットワーク(コア網でもよいし、別の網でもよい)により接続されており、エッジルータ管理システム100と各エッジ200との間で通信が可能である。
図2には、1つのエッジルータ管理システム100が示されているが、実際には複数のエッジルータ管理システム100が備えられる。以下では、基本的に、複数のエッジルータ管理システム100において、個々のエッジルータ管理システム100を区別して説明する場合には、例えば"エッジルータ管理システム#1"のように"#1"等の番号を付けて記載する。それ以外の場合は、基本的に"エッジルータ管理システム100"と記載する。
なお、エッジルータ管理システム100は、1つ又は複数の物理サーバにより、仮想サーバを使用しないで実現されてもよいし、1つ又は複数の仮想サーバにより実現されてもよい。また、複数のエッジルータ管理システム100が1つの物理サーバ内の複数の仮想サーバにより実現されてもよい。
また、各エッジ200についても、物理的な装置であってもよいし、物理サーバ内の仮想エッジであってもよい。
図3に、本実施の形態におけるエッジルータ管理システム100の概要構成を示す。図3に示すように、本実施の形態におけるエッジルータ管理システム100は、入出力部110、Config格納部120、エッジ冗長管理制御機能部130、エッジコマンド管理部140、エッジ装置管理機能部150、システムリソース管理部160、エッジSO設定機能部170、ユーザ管理機能部180を有する。各機能部の機能の概要は以下のとおりである。
入出力部110は、各エッジとの間で情報の入出力を行う。Config格納部120は、各エッジのConfig(加入者情報等)を格納する。エッジ冗長管理制御機能部130は、切替え先のエッジの設定等を行う。エッジコマンド管理部140は、エッジ設定情報における共通性、一致性の計算、故障発生時におけるコマンドの優先度付け等を行う。エッジ装置管理機能部150は、エッジの装置情報の収集、管理等を行う。システムリソース管理部160は、システムリソースの収集、計算等を行う。エッジSO設定機能部170は、エッジ等へのSO(サービスオーダ)設定を行う。
ユーザ管理機能部180は、ユーザ毎の契約情報、サービス利用状況等を保持し、これらの情報からユーザ毎のサービスの優先度を決定する機能を含む。また、ユーザ管理機能部180は、装置全体のサービスの優先度を決定する機能も含む。
以下、エッジルータ管理システム100の基本的な動作例として動作例1〜4を説明し、その後に、本発明に係る実施例1、2を説明する。なお、動作例1〜4については、実施例1、2と組み合わせて実施することも可能である。
なお、ユーザ管理機能部180については、実施例1、2で使用するため、動作例1〜4の図には図示されていない。
(システムの動作例1)
エッジルータ管理システム100は、切替え制御に全リソースを利用できるわけではないため、十分なリソースをエッジ冗長管理制御機能部130が利用できず、エッジ切替えに時間がかかる。そこで、動作例1では、エッジルータ管理システム100間で連携して、リソースの空き状況から最適なエッジルータ管理システム100を選択し、当該選択されたエッジルータ管理システム100がエッジ間冗長切替えを実施する。これにより、高速な切替えを実施することが可能となる。
具体的な処理方法の例として、複数のエッジルータ管理システム100が全て同じConfigの情報を保有する場合においては、故障発生時に割り当て可能リソースが最も多いエッジルータ管理システム100が自律的に設定を実施する。図4に示すように、各エッジルータ管理システム100のシステムリソース管理部160により、システム間でリソース情報を交換することで、各エッジルータ管理システム100のシステムリソース管理部160には、各エッジルータ管理システム100のリソース状況及び割り当て可能リソースが格納される。各エッジルータ管理システム100は、当該リソースの情報を参照することにより、自身が、割り当て可能リソースが最も多いエッジルータ管理システム100か否かを判断する。
また、複数のエッジルータ管理システム100が全て同じConfig情報を保有しない場合には、故障発生時に割り当て可能リソースが最も多いエッジルータ管理システム100に、他のエッジルータ管理システム100から予備エッジ情報等の設定情報を送信し、設定を実施する。図4はこの例を示している。
図4に示す例では、現用エッジ#1の故障発生時において、割り当て可能リソースが最も多いエッジルータ管理システム100は、エッジルータ管理システム#2である。この例では、エッジルータ管理システム#2は現用エッジ#1のConfig情報及び予備エッジ情報を保有せず、エッジルータ管理システム#1が現用エッジ#1のConfig情報及び予備エッジ情報を保有することを想定している。よって、エッジルータ管理システム#1がエッジルータ管理システム#2に現用エッジ#1のConfig情報及び予備エッジ情報(ここでは予備エッジ#1)を送信し、エッジルータ管理システム#2が当該Config情報を予備エッジ#1に設定する。
なお、上記の例では、冗長構成はN+1構成/N+m構成であるが、動作例1の技術は、全ACTの冗長構成(全エッジが現用エッジとして動作する構成)にも同様に適用可能である。また、以下で説明する動作例2〜4、実施例1、2のそれぞれと組み合わせて適用することも可能である。
ところで、現用エッジから予備エッジへの切り替えを行う際に、現用エッジのConfigを切替え先のエッジに設定するが、エッジの大規模化によりConfigの情報量が増加することで、Config設定時間が増加し、サービス断時間が増大する。このような課題に対応する動作例として動作例2〜4を説明する。
(システムの動作例2)
動作例2では、エッジルータ管理システム100が、複数の現用エッジで共通的に設定されている設定内容を抽出し、当該設定内容を予め予備エッジに設定しておくことで、切替時に必要なConfig設定量を削減し、引き継ぎ及び回復時間を短縮することとしている。具体例を図5、図6を参照して説明する。
図5の左側には、故障発生前のエッジルータ管理システム100におけるConfig格納部120に格納される情報、及び、エッジコマンド管理部140に格納される情報の例が示されている。
エッジコマンド管理部140は、Config格納部120から、複数の現用エッジで共通的に設定されている設定内容を抽出し、格納する。図5に示す例では、例えば、コマンドAのパラメータは全エッジで共通であるため、エッジコマンド管理部140は、コマンドA及びそのパラメータ1を、予備エッジに事前設定するものとして管理する。一方、例えば、コマンドYについては、現用エッジ間でパラメータが異なっている部分があるため、事前設定無しとする。
そして、図5の右側に示すように、エッジ冗長管理制御機能部130が、エッジコマンド管理部140において「事前設定」とされたConfig(この例ではコマンド)を予備エッジに事前に設定する。
図6は、現用エッジ#1に故障が発生した場合を示している。図6に示す例では、動作例1の技術により、エッジルータ管理システム#2が、切替え制御を行うエッジルータ管理システムとして選択されている。エッジルータ管理システム#2のエッジ冗長管理制御機能部130は、エッジコマンド管理部140に格納されている情報(図5)に基づいて、現用エッジ#1のConfigのうち、予備エッジ#1に事前設定されていないConfig(この場合、コマンドX(6)とコマンドY(5))をConfig格納部120から取得し、予備エッジ#1に設定する。
上記のように、動作例2では、故障時に予備エッジに設定するConfigの情報量を削減できるため、切替え時間が削減される。
(システムの動作例3)
次に、動作例3を説明する。動作例3では、全Act構成(例:N+m構成において予備エッジ1〜mも現用として稼働している構成)において、設定されている情報をエッジ間で比較し、設定する情報が最も少ないエッジを、切替え先のエッジとして選択し、切替えを行うことで、回復時間の短縮化を実現する。
具体例を図7、図8を参照して説明する。図7は、故障発生前のエッジルータ管理システム100におけるConfig格納部120に格納される情報、及び、エッジコマンド管理部140に格納される情報の例を示す。
エッジコマンド管理部140は、Config格納部120を参照することで、複数の現用エッジで共通的に設定されている設定内容を抽出し、格納するとともに、全エッジでは一致しないが一部のエッジ間で一致する「部分一致」と分類されるConfig(コマンド)について、一致する複数エッジを選択し、部分一致情報として記録する。図7の例では、コマンドYについて、現用エッジ#1と現用エッジ#2が一致することが示されている。図7は、例として、コマンドYについて、現用ルータ#1と現用ルータ#2が一致することが示されているが、実際には、全ての現用エッジの組み合わせにおいて、このような部分一致情報を取得しておく。
図8は、現用エッジ#1に故障が発生した場合を示している。図8に示す例では、動作例1の技術により、エッジルータ管理システム#2が、切替え制御を行うエッジルータ管理システムとして選択されている。エッジルータ管理システム#2のエッジ冗長管理制御機能部130は、エッジコマンド管理部140に格納されている情報に基づいて、現用エッジ#1のConfigからの差分が最も小さいConfigを有する現用エッジ#2を切替え先として決定し、当該差分のConfig(ここでは、コマンドX(6))を現用エッジ#2に設定して、切替えを実施する。なお、本例では、上記のように、部分一致情報を使用することで、現用エッジ#1のConfigからの差分が最も小さいConfigを有する現用エッジ#2を判定しているが、これは一例であり、他の方法で差分が最も小さいConfigを有する現用エッジ#2を判定してもよい。
(システムの動作例4)
次に、動作例4を説明する。動作例4では、事前に、サービスの利用中ユーザに関連する設定情報を優先度付けし、切替え先のエッジへのConfig設定時にその優先順序に従って設定を反映していくことにより、サービス利用中ユーザ(=故障直前にサービス利用していたユーザ)に対するサービス回復時間の短縮を実施する。
図9〜図12を参照して、動作例4を説明する。図9は、故障発生前の処理内容を示しており、例として現用エッジ#1に関する処理が示されている。実際には、各現用エッジについて、同様の処理が行われる。
図9に示すように、現用エッジ#1の通信観測部230が、通信パケットの観測を行って、通信情報を取得し、当該通信情報をエッジルータ管理システム100に送信する。エッジルータ管理システム100のエッジコマンド管理部140が当該通信情報を取得し、格納する。なお、故障の発生する前の現時点において、エッジコマンド管理部140は、通信情報からサービス(例:IP電話)を利用中のユーザを特定し、当該ユーザに関するコマンドを高い優先度にする等の優先度付けをしてもよい。ここで付与した優先度は、下記の周辺装置の死活状態の確認に基づき、調整される。例えば、IP電話に関するコマンドを最優先にした場合でも、故障発生時にIP電話機能の死活確認の結果、IP電話が利用できないことがわかった場合には、IP電話に関するコマンドよりも、インターネット接続に関するコマンドを先に設定する。
エッジルータ管理システム100が、現用エッジ#1に故障が発生したことを検知したとすると、図10に示すとおり、エッジ冗長管理制御機能部130が、周辺装置の死活状態を確認し、周辺装置の死活情報をエッジコマンド管理部140に格納する。図10に示すように、周辺装置として、例えば、インターネット接続関連周辺装置、IP電話サービス周辺装置がある。
次に、エッジコマンド管理部140は、事前に決定していた優先順位と故障発生時の状態に基づいて優先度を決定する。すなわち、図11に示すように、エッジコマンド管理部140は、通信情報、周辺装置情報から利用中ユーザ、サービスに関連するコマンドに優先付を実施する。優先度付けの例として、「高:エッジサービス機能設定、中:利用中ユーザ設定、低:装置の監視等高中以外」のように、高、中、低の優先度付けをする例がある。エッジサービス機能設定とは、例えば、エッジルータが各種サービスを提供するための基本的な設定である。利用中ユーザ設定とは、例えば、通信情報から識別されたサービス利用中のユーザに関する設定(例:IPアドレスの設定)である。
次に、図11の下部に示すように、エッジコマンド管理部140は、Config格納部120に格納されているConfigと優先度とを関連付ける。
そして、図12に示すように、エッジルータ管理システム#2が、予備エッジ#1に設定すべきコマンドYとコマンドXのうち、高優先のコマンドであるコマンドYを先に設定する。
上記の優先度付けにあたっては、例えば、故障により利用できない周辺装置に関わるサービスのコマンドについては、利用中ユーザの設定であっても、優先度は低く設定する。優先度を高として先に設定しても、周辺装置が復旧するまでサービスを利用できないからである。
なお、動作例4において、エッジコマンド管理部140が実施する利用中ユーザ等のコマンドの優先度付けを、エッジルータ自身が収集した通信情報に基づいて実施することとしてもよい。ただし、周辺装置の故障を考慮した優先度の調整は、エッジルータ管理システム100側で実施する。
(実施例1)
<実施例1に関する課題>
上述した動作例4では、障害発生前のユーザのサービス利用状況、及び周辺装置の故障に基づき設定を実施している。しかし、障害発生時にサービスを利用していなかったユーザに対する設定については検討されていない。そこで、実施例1では、障害発生時にサービスを利用していなかったユーザについても考慮した処理方法を説明する。
<実施例1の概要>
まず、実施例1における処理手順の概要を説明する。
ステップ101)エッジルータ管理システム100は、エッジルータから各ユーザのサービス利用状況を示す情報(具体的には動作例4と同様の通信情報)を収集する。
ステップ102)エッジルータ管理システム100は、ステップ101で収集したサービス利用状況を示す情報に基づいてユーザ毎のサービス優先度を決定する。このサービス優先度は、統計的なサービス利用状況に相当する。
ステップ103)ある現用エッジルータに故障が発生した場合、エッジルータ管理システム100は、装置情報を予備エッジルータに迅速に引き継ぐために、以下の情報に基づき、ユーザ毎の最適なサービス設定を決定する。ここでのサービス設定とは、どのユーザのどのサービスに対する設定を優先して行うかの設定である。
・ユーザの契約情報
・ユーザの故障発生直前のサービス利用状況
・ステップ102で決定したユーザ毎のサービス優先度
ステップ104)エッジルータ管理システム100は、ステップ103で決定したサービス設定のうち、周辺装置の故障が発生しているサービスについては周辺装置の想定されるり障時間を考慮して再度サービス設定を決定する。
ステップ105)エッジルータ管理システム100は、ステップ103、104で決定したユーザ毎のサービス設定に基づいて、予備エッジルータに対する設定を実施する。
<実施例1の具体例>
図13〜図15を参照して、実施例1の具体例を説明する。図13は、故障発生前の処理内容を示しており、例として現用エッジ#1に関する処理が示されている。実際には、各現用エッジについて、同様の処理が行われる。
図13に示すように、現用エッジ#1の通信観測部230が、通信パケットの観測を行って、通信情報を取得し、当該通信情報をエッジルータ管理システム100に送信する。エッジルータ管理システム100のエッジコマンド管理部140が当該通信情報を取得し、格納する。なお、本実施例では、VLANがユーザに相当する。
また、図13の下側に示すように、ユーザ管理機能部180が、エッジコマンド管理部140に格納されている通信情報と、予め保持しておいたユーザ契約情報とから、例えば(a)に示すテーブルの形で、ユーザ毎のサービス契約情報とサービス利用状況をまとめた情報を生成し、保持する。例えば、(a)に示す表中のサービスAに関する"あり/利用中"は、該当ユーザ(VLAN)に関し、サービスAを契約しており、利用中であることを示す。
ユーザ管理機能部180は、(a)に示す情報に基づいて、どのサービスを優先するかを示す優先度をユーザ毎に決定し、例えば(b)に示すテーブルの形で保持する。図13に示されている「装置全体の優先度」については実施例2で説明する。
なお、エッジルータ管理システム100において、ユーザ毎の優先度と装置全体の優先度の両方を算出/決定することとしてもよいし、どちらか一方のみを算出/決定することとしてもよい。
つまり、エッジルータ管理システム100は、実施例1の機能と実施例2の機能の両方を備えてもよいし、どちらか1つのみを備えても良い。本実施の形態では両方の機能を備えていることを想定している。
実施の故障時に、実施例1のようにユーザ毎のサービスの優先度を考慮した設定を行うか、もしくは、実施例2のように装置全体のサービスの優先度に基づく設定を行うかについては、例えば、システム管理者が決めることとしてもよいし、エッジルータ管理システム100が故障発生時間帯に基づいて決めることとしてもよい。時間帯に基づいて決める場合、例えば、作業人員の少ない夜間(個々のユーザに対する対応等が難しい時間帯)であれば、装置全体のサービスの優先度に基づく設定を行うことが考えられる。
図13の後、エッジルータ管理システム100が、現用エッジ#1に故障が発生したことを検知したとすると、図14に示すとおり、エッジ冗長管理制御機能部130が、周辺装置の死活状態を確認し、周辺装置の死活情報をエッジコマンド管理部140に格納する。図14に示すように、周辺装置として、例えば、インターネット接続関連周辺装置、IP電話サービス周辺装置がある。
次に、エッジコマンド管理部140は、ユーザ管理機能部180に格納されている情報に基づき、ユーザ毎の契約情報、サービス利用状況、及びサービス優先度に基づき、ユーザ毎に復旧させるサービスの優先度を決定し、サービスに対応するコマンドに優先度付けを実施する。
実施例1では、例えば、「高:エッジサービス機能設定、中:利用中ユーザ設定、低:サービス未利用ユーザ設定」のように、事前に優先順位が設定されている。この設定では、例えば、エッジコマンド管理部140は、あるユーザが契約しているサービスであって、そのユーザが利用中のサービス(故障直前に利用していたサービス)に関しては、当該ユーザに対する当該サービス復旧のコマンドを中優先とする。また、例えば、エッジコマンド管理部140は、あるユーザが契約しているサービスであって、そのユーザが利用中ではないサービス(故障直前に利用していないサービス)に関して、そのユーザの当該サービスの優先度が高ければ、当該ユーザに対する当該サービス復旧のコマンドを低優先とする。低優先であっても、復旧の対象となる。ユーザがこれから使用することが考えられるサービスだからである。仮に、そのユーザの当該サービスの優先度が低ければ、故障直後の復旧の対象とならないことが考えられる。
コマンドへの優先度付けにあたっては、後述するように、設定に係る時間も考慮される。例えば、事前設定が高優先の利用中サービスのユーザの数が少ない場合、設定に係る時間が短く済むので、事前設定が低優先の未利用サービスのユーザに対する設定を上記高優先の設定と同時に行うことができる。つまり、事前設定の優先度が低優先であっても、設定に係る時間により、コマンドの優先度は高優先とされる場合がある。
また、前述したように、周辺装置の故障が発生しているサービスについては周辺装置の想定されるり障時間を考慮して、コマンドの優先度を設定することとしてもよい。例えば、あるサービスに関するり障時間が長い場合、事前設定の優先度が高い場合でも、コマンドの優先度として、低優先となる。
次に、エッジコマンド管理部140は、Config格納部120に格納されているConfigと優先度とを関連付ける。
そして、図15に示すように、エッジルータ管理システム100のエッジ冗長管理制御機能部130が、予備エッジ#1に設定すべき複数のコマンドのうち、高優先のコマンド(図15ではコマンドA)を先に設定する。図15は、サービス利用中ユーザの設定が高優先である場合を示している。
実施例1では、コマンドに優先度付けを行い、優先度に応じた順序で設定を行うので、いち早く復旧が必要なサービスを迅速に復旧することができる。
以下、ユーザ毎のサービス優先度の決定方法、障害発生時の計算内容の例をより詳細に説明する。
<パラメータについて>
本実施例(実施例2でも同様)では、サービスとしてA、B、Cの3つがあるものとする。一例として、Aは電話サービスであり、Bはインターネットサービスであり、Cは映像サービスである。
また、本実施例では、契約パターンとして、Aのみ、Bのみ、Cのみ、A+B、A+C、B+C、A+B+Cがあるものとする。
<ユーザ毎のサービスの優先度>
前述したように、エッジルータ管理システム100のユーザ管理機能部180には、図16の(a)に示すような、ユーザ毎のサービス契約情報及びサービス利用状況がテーブルとして格納されている。
ユーザ毎のサービスの優先度の決定方法の例1では、ユーザ管理機能部180は、(a)に示すテーブルを参照することにより、ユーザ毎、サービス毎に、毎日の各時間における利用状況を確認し、利用していた場合は1をカウントし、利用していない場合は0をカウントし、カウントを累積しスコア化しておく。各時間において、スコアが最大となるサービスを優先サービスとして選択する。スコア及び優先サービスの例が(b)のテーブルとして示されている。(b)のテーブルから、故障時刻に応じたサービスの優先度が得られる。
ユーザ毎のサービスの優先度の決定方法の例2では、例1のスコア化の際にサービス毎に重みづけを行っておく。例えば、サービスAを平日9:00〜18:00の間に利用していた場合は3をカウントし、サービスBを平日18:00〜22:00の間に利用していた場合は3をカウント、等である。
<パラメータの詳細、計算手順>
図17、18は、サービス契約内容及びサービス利用状況に応じたユーザのパラメータの分類を示す。パラメータを変数と呼んでもよい。パラメータの表記(例:SuA、SpA等)において、uはそのサービス(例:uAの場合はA)を故障前に利用していることを示し、uが付いてなければ故障前にサービスを利用していない。また、pは、そのサービス(例:pAの場合はA)が優先されることを示す。また、図19に示すとおり、1ユーザあたりの、サービスを設定するために必要な時間がパラメータとして予め定められている。
なお、図17、図18において通番で示されるSuA、SpA等のパラメータは、サービスの種別を表すと言えるので、当該パラメータをサービス種別と呼ぶ場合がある。
以下、図17〜図19のパラメータを使用する場合における計算手順の例を図20〜図23を参照して説明する。以下で説明する手順は、エッジコマンド管理部140が、ユーザ管理機能部180に格納されたデータを参照することにより実行する。なお、下記の計算をユーザ管理機能部180が実行し、計算結果をエッジコマンド管理部140が利用することとしてもよい。
エッジ故障が発生すると(ステップS0)、対象ユーザに関して(ステップS1)、ユーザ契約状態を確認し(ステップS2)、ステップS3に進む。単一サービスである場合(ステップS3のYes)、サービスに応じて、ステップS4〜、ステップS8〜、ステップS12〜に進む。例として、単一サービスのサービスがAであるとすると、ステップS5において故障直前にAが利用されていたかどうかを確認し、利用されていなければ、SpAをカウントし(ステップS6)、利用されていれば、SuAをカウントする(ステップS7)。サービスB、Cについても同様である。なお、ここでの「カウントする」は、例えば1を足すことである。
複数サービスである場合(ステップS16)、図21、図22に移り、複数サービスの組み合わせに応じて、ステップS21〜、ステップS34〜、ステップS51〜、ステップS64〜に進む。
例として、複数サービスがA+Bであるとすると、ステップS22において故障直前にA(のみ)が利用されていたかどうかを確認し、利用されていれば、SuA+Bをカウントする(ステップS23)。Aが利用されていなければ、ステップS24において故障直前にB(のみ)が利用されていたかどうかを確認し、利用されていれば、SA+uBをカウントする(ステップS25)。Bが利用されていなければ、ステップS26において故障直前にA+Bが利用されていたかどうかを確認し、利用されていれば、SuA+uBをカウントする(ステップS27)。
故障直前にA、Bのいずれの利用もない場合(ステップS28)、図16を参照して説明したユーザ毎の優先度に基づき、対象ユーザについて、Aが優先する場合には、SpA+Bをカウントし(ステップS29、S30)、Bが優先する場合には、SA+pBをカウントする(ステップS31、S32)。
図20〜22に示すカウント処理により、パラメータ(サービス種別)毎に該当するユーザの数がカウントされる。
エッジコマンド管理部140は、各パラメータのユーザ数に、当該パラメータに対応する設定時間を掛けることにより、当該サービス種別に対応するサービスを、該当するユーザ数のユーザに設定するために必要な時間を算出する。これにより、図23に示す結果が得られる。
図23における設定優先度は、サービス種別に対して予め定められた優先度である。例えば、SuAが「高」で、SpAが「低」であることは、故障発生前にサービスAを利用していたユーザに対するサービスAの設定は高優先であり、故障発生前にサービスAを利用していないユーザに対するサービスAの設定は低優先であることを示す。
また、合計時間に関して、図23に示す例では、複数サービスに関する設定については、複数サービスのそれぞれが利用中かどうかにかかわらずに、当該複数サービス全部の設定を行うこととしているので、パラメータ(ユーザ数)に掛ける設定時間は、複数サービス分の設定時間を使用している。例えば、SuA+B、SpA+B、SuA+uB、SA+uB、SA+pBのいずれにおいても設定時間としてTA+Bが使用される。
エッジコマンド管理部140は、合計時間に基づき、コマンドに付与する優先度付けの調整を行う。例えば、事前設定が高優先のサービス種別の合計時間を全部加えた値(Hとする)が所定閾値以下であるとすると、エッジコマンド管理部140は、例えば図23の通番の順で、低優先のサービス種別の合計時間をHに加え、加えた後の値が所定閾値以下であれば、当該低優先のサービス種別に該当するユーザ/サービスのコマンドを高優先とする。
また、例えば、事前設定が高優先の複数のサービス種別の中で、合計時間の長さの短い順でコマンドの優先順位付けをしてもよい(合計時間の短いものを高優先とする)。
(実施例2)
以下、実施例2について説明する。
<実施例2に関する課題>
前述した動作例4では、災害時等の故障発生時の状況に応じて装置全体として優先的に回復するべきサービスを一律設定する手段が検討されていないという課題がある。例えば、図24に示す例では、故障発生時に、故障前にユーザXとユーザYにより利用中であったサービスAの設定をユーザXとユーザYに対して優先的に実施しているが、故障時の状況によっては単純に故障直前に利用していたサービスを優先的に回復させるべきではない場合がある。
そこで、実施例2では、装置全体として優先的に回復するサービスを当該サービスの契約ユーザに対して一律に設定する処理方法を説明する。
<実施例2の概要>
まず、実施例2の概要を説明する。
ステップ201)装置全体(予備エッジルータ全体)で故障発生時に設定すべきサービスの優先度を決定する。つまり、装置全体で優先して設定するサービスを決定する。後述するように、この決定は人が行ってもよく、その場合、決定内容(サービスの優先順位等)が、管理端末等からエッジルータ管理システム100に入力され、ユーザ管理機能部180に格納される。また、実施例1のステップ101と同様に、エッジルータから各ユーザのサービス利用状況を示す情報を収集し、収集した情報に基づいて装置全体のサービスの優先度を決定してもよい。
ステップ202)ある現用エッジルータに障害が発生した場合、エッジルータ管理システム100は、装置情報を予備エッジルータに迅速に引き継ぐために、装置全体のサービス優先度に基づきサービス設定を決定する。例えば、あるサービスを最優先で設定するとした場合、当該サービスを契約しているユーザに対する当該サービスの設定を最優先で行うことを決定し、当該設定のためのコマンドを高優先度とする。
ステップ203)エッジルータ管理システム100は、ステップ202で決定したサービス設定のうち、周辺装置の故障が発生しているサービスについては周辺装置の想定されるり障時間を考慮して再度サービス設定を決定する。
ステップ204)エッジルータ管理システム100は、ステップ203で決定したサービス設定に基づいて、予備エッジルータに対する設定を実施する。
<実施例2の具体例>
図25〜図27を参照して、実施例2の具体例を説明する。図25は、故障発生前の処理内容を示しており、例として現用エッジ#1に関する処理が示されている。実際には、各現用エッジについて、同様の処理が行われる。
図25に示すように、現用エッジ#1の通信観測部230が、通信パケットの観測を行って、通信情報を取得し、当該通信情報をエッジルータ管理システム100に送信する。エッジルータ管理システム100のエッジコマンド管理部140が当該通信情報を取得し、格納する。本実施例では、VLANがユーザに相当する。
また、図25の下側に示すように、ユーザ管理機能部180が、エッジコマンド管理部140に格納されている通信情報と、予め保持しておいたユーザ契約情報とから、例えば(a)に示すテーブルの形で、ユーザ毎のサービス契約情報とサービス利用状況をまとめた情報を生成し、保持する。例えば、(a)に示す表中のサービスAに関する"あり/利用中"は、該当ユーザ(VLAN)に関し、サービスAを契約しており、利用中であることを示す。
ユーザ管理機能部180は、(a)に示す情報に基づいて、装置全体でどのサービスを優先するかを決定する。例えば、ある期間において最も利用されたユーザ数の多いサービスを選択してもよいし、契約数の最も多いサービスを選択してもよい。
また、前述したように、人が装置全体でどのサービスを優先するかを決定してもよい。一例として、図25の下側には、(C)に示すように、サービスA,B、Cに関する選択肢としてのテーブルがユーザ管理機能部180に格納されていることが示されており。例えば、人によりサービスAが選択された場合には、当該テーブルのサービスAに関する部分が適用される。図25に示されている「ユーザ毎の優先度」については実施例1で説明したとおりである。
エッジルータ管理システム100が、現用エッジ#1に故障が発生したことを検知したとすると、図26に示すとおり、エッジ冗長管理制御機能部130が、周辺装置の死活状態を確認し、周辺装置の死活情報をエッジコマンド管理部140に格納する。図26に示すように、周辺装置として、例えば、インターネット接続関連周辺装置、IP電話サービス周辺装置がある。
次に、エッジコマンド管理部140は、上記のようにして決定された装置全体のサービスの優先度等に基づいてコマンドの優先度を決定する。コマンドへの優先度付けにあたっては、後述するように、設定に係る時間も考慮される。例えば、人が最初に高優先と決めたサービスについて、ユーザ数が多くて、設定に長時間がかかる場合には、次の優先度のサービスのコマンドを高優先としてもよい。
また、前述したように、周辺装置の故障が発生しているサービスについては周辺装置の想定されるり障時間を考慮して、コマンドの優先度を設定することとしてもよい。例えば、あるサービスに関するり障時間が長い場合、事前設定の優先度が高い場合でも、コマンドの優先度として、低優先となる。
次に、エッジコマンド管理部140は、Config格納部120に格納されているConfigと優先度とを関連付ける。
そして、図27に示すように、エッジルータ管理システム100が、予備エッジ#1に設定すべき複数のコマンドのうち、高優先のコマンドであるコマンドAを先に設定する。
実施例2では、装置全体のサービスの優先度に基づいて故障時の設定を行うので、迅速にサービスの提供を開始できる。
以下、装置全体のサービスの優先度の決定方法等をより詳細に説明する。なお、パラメータについては実施例1と同様である。
<装置全体のサービスの優先度の決定方法>
図28を参照して、装置全体のサービスの優先度の決定方法の例を説明する。
装置全体のサービスの優先度装置全体のサービスの優先度の決定方法の例1では、システム管理者等による完全手動で、どのサービスを優先させるかを決定する。例えば、故障発生時に、故障の内容、時間帯等に基づいて、システム管理者の判断で、サービスAを優先させることを決定した場合に、その情報をユーザ管理機能部180に入力し、エッジコマンド管理部140は、当該入力された情報に従って、コマンドの優先度付けを行う。この場合、基本的に、サービスAに関わるコマンドが高優先に設定される。
装置全体のサービスの優先度の決定方法の例2では、時間によって、サービスの優先度が決められる。図28に示す例では、9:00〜18:00の時間帯においてサービスA>サービスB>サービスCの順で優先度が決定され、18:00〜22:00の時間帯においてサービスC>サービスA>サービスBの順で優先度が決定され、22:00〜9:00の時間帯においてサービスB>サービスC>サービスAの順で優先度が決定されている。この決定に基づき、図28に示すテーブルの情報がユーザ管理機能部180に格納され、故障発生時において、エッジコマンド管理部140は、現在時刻とテーブルの情報に基づいて、装置全体のサービスの優先度を判断し、コマンドの優先度付けを実施する。
装置全体のサービスの優先度の決定方法の例3では、サービス毎の装置全体の契約者数に基づいて、装置全体のサービスの優先度が決定される。例えば、ユーザ管理機能部180は、(a)に示す契約者数の情報を保持しており、当該情報から、(b)に示すように、装置全体のサービスの優先度を設定する。図28に示す例では、契約者数の最も大きなサービスBが最も優先度が高い。
<計算手順>
装置全体のサービスの優先度に係る計算手順の例を図29〜図32に示す。この計算は、エッジコマンド管理部140により実行される。エッジ故障が発生すると(ステップS90)、処理対象ユーザに関して(ステップS91)、ユーザ契約状態を確認し(ステップS92)、ステップS93に進む。ステップS93において単一サービスである場合、サービスに応じて、ステップS94〜、ステップS96〜、ステップS98〜に進む。例として、単一サービスのサービスがAであるとすると、ステップS95においてSpAをカウントする。
複数サービスである場合(ステップS100)、図30あるいは図31に移り、複数サービスの組み合わせに応じて、ステップS111〜、ステップS117〜、ステップS131〜、ステップS137〜に進む。
例として、複数サービスがA+Bであるとすると、装置全体としてAが優先する場合には、SpA+Bをカウントし(ステップS112、S113)、Bが優先する場合には、SA+pBをカウントする(ステップS114、S115)。
図29〜31に示すカウントにより、パラメータ(サービス種別)毎にユーザ数がカウントされる。また、図32に示すように、パラメータ(ユーザ数)に、サービス種別に対応する設定時間を掛けることで、サービス種別毎の設定時間を算出することができる。
図32において、設定優先度は、図28を参照して説明したように、サービス毎に予め設定された優先度である。図32の例は、サービスAが高優先である場合を示す。エッジコマンド管理部140は、基本的には、この優先度に従って各ユーザのコマンドの優先付けを実行するが、設定の合計時間を考慮することもできる。
例えば、高優先のサービスAの設定に係る合計時間の総和(図32での通番4、10、15、29の総和)が、所定閾値よりも小さい場合には、低優先のサービスの一部又は全部を高優先として扱って、当該サービスに係るコマンドの優先度を高としてもよい。
また、例えば、事前設定により、装置全体のサービス優先度がサービスA>サービスB>サービスCとなった場合であっても、サービスAの設定に係る合計時間の総和が第1所定閾値を超え、かつ、サービスBの設定に係る合計時間の総和が第2所定閾値以下の場合には、コマンドの優先度付けとして、サービスBを高優先とし、サービスAを中優先としてもよい。
(装置構成例)
図33に、本発明の実施の形態におけるエッジルータ管理システム100の詳細な機能構成図を示す。なお、エッジSO設定機能部170については、図33に図示していない。
図33に示すとおり、エッジルータ管理システム100は、入出力部110、Config格納部120、エッジ冗長管理制御機能部130、エッジコマンド管理部140、エッジ装置管理機能部150、システムリソース管理部160、ユーザ管理機能部180を有する。
Config格納部120は、Configバックアップを格納するConfigバックアップ格納部121、Config情報の収集を行うConfig情報収集部122を有する。
エッジ冗長管理制御機能部130は、切替えエッジ情報を格納する切替えエッジ情報格納部131、切替えエッジの計算を行う切替えエッジ計算部132、切替えエッジの設定を行う切替えエッジ設定部133を有する。
エッジコマンド管理部140は、エッジ設定情報を格納するエッジ設定情報格納部141、コマンドの優先度付け等を含むエッジ設定情報の計算を行うエッジ設定情報計算部142、エッジ設定情報の収集を行うエッジ設定情報収集部143を有する。エッジ装置管理機能部150は、エッジ装置情報の収集を行うエッジ装置情報収集部151、エッジ装置情報を格納するエッジ装置情報格納部152を有する。
システムリソース管理部160は、リソース情報を格納するリソース情報格納部161、システムリソースの計算を行うシステムリソース計算部162、システムリソースを収集するシステムリソース収集部163を有する。
ユーザ管理機能部180は、ユーザ情報の収集を行うユーザ情報収集部182、ユーザ情報を格納するユーザ情報格納部181を有する。また、ユーザ管理機能部180は、収集したユーザ情報(契約情報、利用状況)に基づいて、ユーザ毎あるいは装置全体のサービスの優先度を決定する機能も含む。
本実施の形態に係るエッジルータ管理システム100は、例えば、1つ又は複数のコンピュータに、本実施の形態で説明する処理内容を記述したプログラムを実行させることにより実現可能である。すなわち、エッジルータ管理システム100が有する機能は、当該コンピュータに内蔵されるCPUやメモリ、ハードディスクなどのハードウェア資源を用いて、エッジルータ管理システム100で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。また、上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(可搬メモリ等)に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。
図34に、エッジ(エッジルータ)200の詳細な機能構成図を示す。なお、図34は、動作例4のコマンド優先度付けの計算をエッジルータ側で行うこともできる構成であり、そのために、エッジコマンド管理部210を含んでいる。
図34に示すように、エッジ200は、エッジコマンド管理部210、エッジConfig管理機能部220、通信観測機能部230、基本部240、装置情報管理部250、転送機能部260、サービス機能部270、パケット入出力部280、内部バス290、電源・空調部295を有する。
エッジコマンド管理部210は、エッジ設定情報を格納するエッジ設定情報格納部211、エッジ設定情報の計算を行うエッジ設定情報計算部212、エッジ設定情報を収集するエッジ設定情報収集部213を有する。
エッジConfig管理機能部220は、エッジConfig情報を格納するエッジConfig情報格納部221、エッジConfig情報を収集するエッジConfig情報収集部222を有する。通信観測機能部230は、エッジ通信情報を収集するエッジ通信情報収集部231、エッジ通信情報を格納するエッジ通信情報格納部232を有する。
基本部240は、全体の基本的な制御を行う基本制御部241を有する。装置情報管理部250は、装置情報を格納する装置情報格納部251を有する。転送機能部260は、パケット転送を行うパケット転送部261を有する。サービス機能部270は、パケット処理を行うパケット処理部271を有する。
本実施の形態に係るエッジ200は、例えば、コンピュータ(コンピュータの構成を含む通信装置を含む)に、本実施の形態で説明する処理内容を記述したプログラムを実行させることにより実現可能である。すなわち、エッジ200が有する機能は、当該コンピュータに内蔵されるCPUやメモリ、ハードディスクなどのハードウェア資源を用いて、エッジ200で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。また、上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(可搬メモリ等)に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本実施の形態により、冗長構成をとる複数の通信装置を管理する通信装置管理システムであって、複数の通信装置の設定情報を格納する格納手段と、各通信装置において観測された通信情報を受信する受信手段と、複数の通信装置のうちのある通信装置に故障が発生した場合に、前記通信情報から得られた前記故障の発生直前のサービス利用状況、ユーザ毎の契約情報、及び、ユーザ毎のサービスの優先度に基づいて、前記故障が発生した通信装置の切替え先の通信装置に設定するべき設定情報に優先度を付与し、当該優先度に基づく順番で設定情報の設定を行う設定手段とを備えることを特徴とする通信装置管理システムが提供される。
例えば、エッジコマンド管理部140は格納手段の例であり、エッジコマンド管理部140とエッジ冗長管理制御機能部130は設定手段の例である。
前記通信情報から得られたユーザ毎、サービス毎の各時間のサービス利用状況に基づき、サービスのスコア化を行って、前記ユーザ毎のサービスの優先度を算出する算出手段を更に備えることとしてもよい。ユーザ管理機能部180は算出手段の例である。
また、本実施の形態により、冗長構成をとる複数の通信装置を管理する通信装置管理システムであって、複数の通信装置の設定情報を格納する格納手段と、複数の通信装置のうちのある通信装置に故障が発生した場合に、予め定めた装置全体のサービスの優先度と、ユーザ毎の契約情報とに基づいて、前記故障が発生した通信装置の切替え先の通信装置に設定するべき設定情報に優先度を付与し、当該優先度に基づく順番で設定情報の設定を行う設定手段とを備えることを特徴とする通信装置管理システムが提供される。
前記設定手段は、サービス毎の設定に要する時間を算出し、当該時間に基づいて、前記設定情報に付与する優先度を決定することとしてもよい。
前記設定手段は、周辺装置の状態に基づき調整した優先度に基づく順番で、前記切替え先の通信装置に対して設定情報の設定を行うこととしてもよい。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 エッジルータ管理システム
170 エッジSO設定機能部
110 入出力部
120 Config格納部
130 エッジ冗長管理制御機能部
140 エッジコマンド管理部
150 エッジ装置管理機能部
160 システムリソース管理部
180 ユーザ管理機能部
200 エッジ
210 エッジコマンド管理部
220 エッジConfig管理機能部
230 通信観測機能部
240 基本部
250 装置情報管理部
260 転送機能部
270 サービス機能部
280 パケット入出力部
290 内部バス
295 電源・空調部
300 コア網
400 アクセス網

Claims (5)

  1. 冗長構成をとる複数の通信装置を管理する通信装置管理システムであって、
    複数の通信装置の設定情報を格納する格納手段と、
    各通信装置において観測された通信情報を受信する受信手段と、
    前記通信情報から得られたユーザ毎、サービス毎の各時間のサービス利用中か否かを示す情報に基づき、サービスのスコア化を行って、前記ユーザ毎のサービスの優先度を算出する算出手段と、
    複数の通信装置のうちのある通信装置に故障が発生した場合に、前記通信情報から得られたユーザ毎、サービス毎にサービス利用中か否かを示す情報、及び、前記算出手段により算出されたユーザ毎のサービスの優先度に基づいて、前記故障が発生した通信装置の切替え先の通信装置に設定するべき設定情報に優先度を付与し、当該優先度に基づく順番で設定情報の設定を行う設定手段とを備え
    前記設定手段は、あるサービスを利用中であるユーザに対する当該サービスの復旧のための設定情報の優先度を、高優先度のサービスを利用中ではないユーザに対する当該高優先度のサービスの復旧のための設定情報の優先度よりも高くする
    ことを特徴とする通信装置管理システム。
  2. 冗長構成をとる複数の通信装置を管理する通信装置管理システムであって、
    複数の通信装置の設定情報を格納する格納手段と、
    複数の通信装置のうちのある通信装置に故障が発生した場合に、予め定めた装置全体のサービスの優先度と、サービス毎の設定に要する時間とに基づいて、前記故障が発生した通信装置の切替え先の通信装置に設定するべき設定情報に優先度を付与し、当該優先度に基づく順番で設定情報の設定を行う設定手段とを備え、
    前記設定手段は、高優先度のサービスの設定に要する時間が所定閾値よりも大きい場合に、当該高優先度よりも低い優先度のサービスの設定情報の優先度を、当該高優先度のサービスの設定情報の優先度よりも高くする
    ことを特徴とする通信装置管理システム。
  3. 前記設定手段は、周辺装置の死活状態に基づき調整した優先度に基づく順番で、前記切替え先の通信装置に対して設定情報の設定を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置管理システム。
  4. 冗長構成をとる複数の通信装置の設定情報を格納する格納手段を備える通信装置管理システムにより実行される通信装置設定方法であって、
    各通信装置において観測された通信情報を受信する受信ステップと、
    前記通信情報から得られたユーザ毎、サービス毎の各時間のサービス利用中か否かを示す情報に基づき、サービスのスコア化を行って、前記ユーザ毎のサービスの優先度を算出する算出ステップと、
    複数の通信装置のうちのある通信装置に故障が発生した場合に、前記通信情報から得られたユーザ毎、サービス毎にサービス利用中か否かを示す情報、及び、前記算出ステップにより算出されたユーザ毎のサービスの優先度に基づいて、前記故障が発生した通信装置の切替え先の通信装置に設定するべき設定情報に優先度を付与し、当該優先度に基づく順番で設定情報の設定を行う設定ステップとを備え
    前記設定ステップにおいて、あるサービスを利用中であるユーザに対する当該サービスの復旧のための設定情報の優先度を、高優先度のサービスを利用中ではないユーザに対する当該高優先度のサービスの復旧のための設定情報の優先度よりも高くする
    ことを特徴とする通信装置設定方法。
  5. 冗長構成をとる複数の通信装置の設定情報を格納する格納手段を備える通信装置管理システムにより実行される通信装置設定方法であって、
    複数の通信装置のうちのある通信装置に故障が発生した場合に、予め定めた装置全体のサービスの優先度と、サービス毎の設定に要する時間とに基づいて、前記故障が発生した通信装置の切替え先の通信装置に設定するべき設定情報に優先度を付与し、当該優先度に基づく順番で設定情報の設定を行う設定ステップを備え
    前記設定ステップにおいて、高優先度のサービスの設定に要する時間が所定閾値よりも大きい場合に、当該高優先度よりも低い優先度のサービスの設定情報の優先度を、当該高優先度のサービスの設定情報の優先度よりも高くする
    ことを特徴とする通信装置設定方法。
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