JP6745968B1 - 乾燥装置、及び、乾燥方法 - Google Patents
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Abstract
Description
このように、上記乾燥装置においては、耐火物の爆裂を回避しながら、耐火物を迅速に乾燥できない、という課題があった。
(概要)
第1実施形態の乾燥装置は、耐火物を乾燥する。乾燥装置は、耐火物の表面と隔てられた位置にて、当該表面に沿う延在方向にて延びる面状のヒータを備えるとともに、ヒータと耐火物とにより形成される空間が、延在方向における両端にて乾燥装置の外部に連通する。
このようにして、上記乾燥装置によれば、耐火物の爆裂を回避しながら、耐火物を迅速に乾燥することができる。
次に、第1実施形態の乾燥装置を備える乾燥システムについて、図1乃至図11を参照しながら詳細に説明する。
図1に表されるように、乾燥システム1は、N個の乾燥装置10−1〜10−Nと、制御装置20と、を備える。Nは、1以上の整数を表す。本例では、Nは、4を表す。なお、乾燥システム1が備える乾燥装置の数は、1個、2個、3個、又は、5個以上であってもよい。
本例では、z軸の正方向、及び、z軸の負方向は、鉛直上方向、及び、鉛直下方向にそれぞれ一致する。
バーナー先端部31は、燃料を燃焼させることにより火炎を放射する燃焼装置の先端部を構成する。バーナー先端部31は、燃焼装置の先端にて開口する放射穴を形成する穴部311を有する。本例では、穴部311により形成される放射穴は、y軸方向にて延びる円柱状である。
筐体11は、支持面部111と、一対の側面部112と、支持体113と、係合部114と、を備える。
本例では、支持面部111の支持面は、平滑である。ところで、穴部331が凹凸を有する場合、支持面と、穴部331と、の間の距離が所定の間隔に近づくように、支持面が凹凸を有していてもよい。
後述のように、支持面部111の支持面は、断熱体13を介してヒータ14を支持する。
また、乾燥システム1は、N個の乾燥装置10−1〜10−Nをそれぞれ制御するN個の制御装置を備えていてもよい。この場合、N個の制御装置は、N個の乾燥装置10−1〜10−Nの一部をそれぞれ構成していてもよい。
次に、第1実施形態の乾燥方法について説明する。
先ず、連通穴を形成する穴部331を有する接続部33を、キャスタブル耐火物を用いて形成する。
次いで、穴部331により形成される連通穴に、N個の乾燥装置10−1〜10−Nを挿入するとともに、N個の乾燥装置10−1〜10−NをN個の被係合体2−1〜2−Nにそれぞれ固定する。
このようにして、乾燥装置10−1〜10−Nによれば、接続部33の爆裂を回避しながら、接続部33を迅速に乾燥することができる。
このようにして、接続部33の乾燥が完了する。
このようにして、乾燥装置10−1〜10−Nによれば、耐火物の爆裂を回避しながら、耐火物を迅速に乾燥することができる。
一方、ヒータ14の温度が反映されずに、耐火物の表面の温度が反映された温度を目標値に制御する場合、ヒータ14の温度が局所的に過度に高くなる虞がある。この場合、耐火物が局所的に過度に加熱されることにより耐火物が爆裂する虞がある。
一対の端面部115Aは、支持面部111のうちの、延在方向における両端部において、支持面部111の支持面から、接続部33の穴部331へ向かって延びる一対の端面をそれぞれ有する。
10−1〜10−N,10A−1 乾燥装置
11 筐体
111 支持面部
112 側面部
113 支持体
1131 孔部
114 係合部
115A 端面部
12 温度センサ
13 断熱体
14 ヒータ
2−1〜2−N 被係合体
20 制御装置
3 ボイラ部
31 バーナー先端部
311 穴部
32 燃焼室壁部
321 穴部
33 接続部
331 穴部
ED1 第1端
ED2 第2端
SP1 空間
Claims (6)
- 耐火物を乾燥する乾燥装置であって、
前記耐火物の表面と隔てられた位置にて、当該表面に沿う延在方向にて延びる面状のヒータを備えるとともに、
前記ヒータと前記耐火物とにより形成される空間が、前記延在方向における鉛直上方側の端及び前記延在方向における鉛直下方側の端にて前記乾燥装置の外部に連通する、乾燥装置。 - 請求項1に記載の乾燥装置であって、
前記耐火物の表面と隔てられた位置にて、前記延在方向にて延びるとともに、前記ヒータを支持する支持面と、
前記延在方向に直交する幅方向における前記ヒータの両端部の外方において、前記支持面から前記耐火物へ向かってそれぞれ延びる一対の側面と、
を有する筐体を備える、乾燥装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の乾燥装置であって、
前記空間において、前記ヒータ及び前記耐火物の表面のそれぞれから隔てられた位置にて温度を検出する温度センサを備えるとともに、
前記検出された温度に基づいて前記ヒータが生じる熱の量が制御される、乾燥装置。 - 請求項3に記載の乾燥装置であって、
前記空間において、前記ヒータ及び前記耐火物の表面のそれぞれから隔てられた位置にて延びる板状であるとともに、貫通孔を有する支持体を備え、
前記温度センサは、前記支持体により支持されるとともに、前記貫通孔、又は、前記貫通孔の近傍の位置にて温度を検出する、乾燥装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の乾燥装置であって、
前記ヒータは、電熱線と、セラミックスからなるとともに前記電熱線を被覆する絶縁体と、を備える、乾燥装置。 - 乾燥装置を用いて耐火物を乾燥する乾燥方法であって、
前記乾燥装置は、面状のヒータを備え、
前記乾燥方法は、
前記耐火物の表面と隔てられた位置にて、当該表面に沿う延在方向にて延びるとともに、前記ヒータと前記耐火物とにより形成される空間が、前記延在方向における鉛直上方側の端及び前記延在方向における鉛直下方側の端にて前記乾燥装置の外部に連通するように、前記ヒータを配置し、
前記ヒータが熱を発生する、
ことを含む、乾燥方法。
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JP2019236638A JP6745968B1 (ja) | 2019-12-26 | 2019-12-26 | 乾燥装置、及び、乾燥方法 |
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JP2019236638A Active JP6745968B1 (ja) | 2019-12-26 | 2019-12-26 | 乾燥装置、及び、乾燥方法 |
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