JP6744925B2 - データチャネルの開始位置のためのフレキシブル指示 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信ネットワークにおける無線送信を制御する方法、及びその対応するデバイス及びシステムに関する。
無線通信ネットワークにおいて、ユーザプレーンデータを運ぶために使用されるべきデータチャネルと、制御情報を、具体的には、リソース割当情報などのデータチャネルにおける送信を制御するための特定の制御情報を運ぶのに使用されるべき制御チャネルとを定めることが知られている。例えば、3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)によって定められるLTE(ロングタームエボリューション)技術において、PDCCH(物理DL(下りリンク)制御チャネル)と呼ばれるDL制御チャネルが、UE(ユーザ端末)へDL制御情報を運ぶのに使用される。例えば、DL制御情報は、PDSCH(物理DL共有チャネル)と呼ばれ、データのDL送信のためにUEに割り当てられるDLデータチャネルの無線リソースを示すDL割り当てを含みうる。DL制御情報は、例えば、PUSCH(物理UL(上りリンク)共有チャネル)と呼ばれ、データのUL送信のためにUEに割り当てられるULデータチャネルの無線リソースを示すULグラントを含みうる。PDCCHは、各UEに対して個別の無線リソースを提供し、「制御領域」とも呼ばれる、サブフレームの最初の(1つ、2つ、3つまたは4つの)OFDM(直交周波数分割多重)シンボルにおいて送信される。PDSCHは、制御領域の後に開始する。
Huawei及びHiSiliconによる3GPP寄書「Remaining details for the PDSCH starting symbol in TM10」、文書R1−124696、3GPP TSG RAN WG1ミーティング#71、ニューオーリンズ、米国、2012年11月12日〜16日において、PDSCHがシンボル0、すなわちサブフレームの最初のOFDMシンボルからすでに開始することができること、そして、この早期の開始位置の利用を、RRC(無線リソース制御)シグナリングによってUEに示されうることが示唆されている。
したがって、最初のOFDMシンボルにおいて(1つのUEに対して)単一のPDCCHのみが送信され、このPDCCHがこのUEのPDSCH送信をスケジューリングする場合、このUEのためのPDSCH送信は、サブフレームの最初のOFDMシンボルにおいて開始されうる。UEがPDCCHを復号してその時間周波数位置を知り、PDCCHに含まれるスケジューリング情報からPDSCH領域を含んだ時間周波数グリッドの領域をUEが知るため、このようなリソース割当には問題がない。この領域がPDCCHと(部分的に)重なる場合、UEがそれを認識し、スケジューリング情報によって示された領域から重なっているPDCCHリソースを引いたものに対応するように、無線リソースがPDSCH送信のために実際に使用されると推定することができるため、このようなリソース割当は問題ではない。さらに、PDSCH送信を含んだ時間周波数グリッドの領域と重ならない無線リソースにおいて(他のUEのための)さらなるPDCCHが送信される場合、問題は予想されないはずである。しかしながら、いくつかの状況では、特にLTE技術においてPDSCH無線リソースの割当が1つのPRB(物理リソースブロック)の粒度で実行されることを考慮すると、このような重なりを避けることが難しい又は不十分となりうる。
したがって、DL制御チャネルの送信に使用される無線リソースとDLデータチャネルの送信に使用される無線リソースとの潜在的な重なりに関して、無線リソースを効率的に制御することを可能とする技術に対するニーズがある。
本発明の実施形態によれば、無線通信ネットワークにおける無線送信を制御する方法が提供される。本方法によれば、無線通信ネットワークのノードが、無線デバイスへの制御情報の送信を管理する。第1の周波数帯域について、制御情報は、データチャネルの送信のための第1の開始位置を示す。第2の周波数帯域について、制御情報はデータチャネルの送信のための第2の開始位置を示す。第1の開始位置及び第2の開始位置に基づいて、ノードは、データチャネルにおけるデータの送信を制御する。
本発明の別の実施形態によれば、無線通信ネットワークにおける無線送信を制御する方法が提供される。本方法によれば、無線通信ネットワークのノードが、無線デバイスのためのデータチャネルとさらなる無線デバイスのためのDL制御チャネルとの起こりうる干渉を判定する。その起こりうる干渉に応じて、ノードは、データチャネルの開始位置を決定する。さらに、ノードは、無線デバイスへの制御情報の送信を管理する。制御情報は、データチャネルの開始位置を示す。その開始位置に基づいて、ノードは、データチャネルにおけるデータの送信を制御する。
本発明のさらなる実施形態によれば、無線通信ネットワークにおける無線送信を制御する方法が提供される。本方法によれば、無線デバイスが、無線通信ネットワークから制御情報を受信する。第1の周波数帯域に対して、制御情報は、データチャネルの送信のための第1の開始位置を示す。第2の周波数帯域に対して、制御情報は、データチャネルの送信のための第2の開始位置を示す。第1の開始位置及び第2の開始位置に基づいて、無線デバイスは、データチャネルでデータを受信する。
本発明のさらなる実施形態によれば、無線通信ネットワークのためのノードが提供される。本ノードは、無線デバイスへの制御情報の送信を管理するように構成される。第1の周波数帯域に対して、制御情報は、データチャネルの送信のための第1の開始位置を示す。第2の周波数帯域に対して、制御情報は、データチャネルの送信のための第2の開始位置を示す。さらに、ノードは、第1の開始位置及び第2の開始位置に基づいて、データの送信を制御するように構成される。
本発明のさらなる実施形態によれば、無線通信ネットワークのためのノードが提供される。本ノードは、無線デバイスのためのデータチャネルとさらなる無線デバイスのためのDL制御チャネルの起こりうる干渉を判定するように構成される。さらに、ノードは、その起こりうる干渉に応じて、データチャネルの開始位置を判定するように構成される。さらに、ノードは、無線デバイスへの制御情報の送信を管理するように構成される。制御情報は、データチャネルの開始位置を示す。さらに、ノードは、開始位置に基づいて、データチャネルにおけるデータの送信を制御するように構成される。
本発明のさらなる実施形態によれば、無線デバイスが提供される。本無線デバイスは、無線通信ネットワークから制御情報を受信するように構成される。第1の周波数帯域に対して、制御情報は、データチャネルの送信のための第1の開始位置を示す。第2の周波数帯域に対して、制御情報は、データチャネルの送信のための第2の開始位置を示す。さらに、無線デバイスは、第1の開始位置及び第2の開始位置に基づいて、データチャネルにおけるデータの受信を制御するように構成される。
本発明のさらなる実施形態によれば、無線通信ネットワークのためのシステムが提供される。本システムは、無線通信ネットワークのノードと、無線デバイスとを含む。ノードは、無線デバイスへの制御情報の送信を管理するように構成される。第1の周波数帯域に対して、制御情報は、データチャネルの送信のための第1の開始位置を示す。第2の周波数帯域に対して、制御情報は、データチャネルの送信のための第2の開始位置を示す。無線デバイスは、制御情報を受信し、第1の開始位置及び第2の開始位置に基づいてデータチャネルのデータの受信を制御するように構成される。
本発明のさらなる実施形態によれば、無線通信ネットワークのためのシステムが提供される。本システムは、無線通信ネットワークのノードと、無線デバイスとを含む。ノードは、無線デバイスのためのデータチャネルとさらなる無線デバイスのためのDL制御チャネルの起こりうる干渉を判定するように構成される。さらに、ノードは、起こりうる干渉に応じて、データチャネルの開始位置を判定するように構成される。さらに、ノードは、無線デバイスへの制御情報の送信を管理するように構成される。制御情報は、データチャネルの開始位置を示す。無線デバイスは、開始位置に基づいて、データチャネルにおけるデータの受信を制御するように構成される。
本発明のさらなる実施形態によれば、例えば無線通信ネットワークのノードの少なくとも1つのプロセッサによって実行されるべきプログラムコードを含んだ非一時的記憶媒体の形式で、コンピュータプログラム又はコンピュータプログラムプロダクトが提供される。本プログラムコードの実行により、ノードに無線デバイスへの制御情報の送信を管理させる。第1の周波数帯域に対して、制御情報は、データチャネルの送信のための第1の開始位置を示す。第2の周波数帯域に対して、制御情報は、データチャネルの送信のための第2の開始位置を示す。さらに、プログラムコードの実行により、ノードに、第1の開始位置及び第2の開始位置に基づいて、データの送信を制御させる。
本発明のさらなる実施形態によれば、例えば無線通信ネットワークのノードの少なくとも1つのプロセッサによって実行されるべきプログラムコードを含んだ非一時的記憶媒体の形式で、コンピュータプログラム又はコンピュータプログラムプロダクトが提供される。プログラムコードの実行により、ノードに、無線デバイスのためのデータチャネルとさらなる無線デバイスのためのDL制御チャネルの起こりうる干渉を判定させる。さらに、プログラムコードの実行により、ノードに、起こりうる干渉に応じてデータチャネルの開始位置を判定させる。さらに、プログラムコードの実行により、ノードに、無線デバイスへの制御情報の送信を管理させる。制御情報は、データチャネルの開始位置を示す。さらに、プログラムコードの実行により、ノードに、開始位置に基づいて、データチャネルにおけるデータの送信を制御させる。
本発明のさらなる実施形態によれば、例えば無線デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行されるべきプログラムコードを含んだ非一時的記憶媒体の形式で、コンピュータプログラム又はコンピュータプログラムプロダクトが提供される。プログラムコードの実行により、無線デバイスに、無線通信ネットワークから制御情報を受信させる。第1の周波数帯域に対して、制御情報は、データチャネルの送信のための第1の開始位置を示す。第2の周波数帯域に対して、制御情報は、データチャネルの送信のための第2の開始位置を示す。さらに、プログラムコードの実行により、無線デバイスに、第1の開始位置及び第2の開始位置に基づいてデータチャネルにおけるデータの受信を制御させる。
このような実施形態及びさらなる実施形態の詳細については、以下の実施形態の詳細な説明から明らかになるだろう。
本発明の実施形態による、無線送信が制御されるシナリオを概略的に図解した図である。 本発明の実施形態による、DL制御チャネル及びデータチャネルが設定される例示のリソース割当を図解する図である。 本発明の実施形態による、DL制御チャネル及びデータチャネルが設定されるさらなる例示のリソース割当を図解する図である。 本発明の実施形態による、DL制御チャネル及びデータチャネルが設定されるさらなる例示のリソース割当を図解する図である。 本発明の実施形態による、DL制御チャネル及びデータチャネルが設定されるさらなる例示のリソース割当を図解する図である。DL制御チャネル及びデータチャネルが設定されるさらなる例示のリソース割当を図解する図である。 本発明の実施形態による、DL制御チャネル及びデータチャネルが設定されるさらなる例示のリソース割当を図解する図である。 本発明の実施形態による、DL制御チャネル及びデータチャネルが設定されるさらなる例示のリソース割当を図解する図である。 本発明の実施形態による、DL制御チャネル及びデータチャネルが設定されるさらなる例示のリソース割当を図解する図である。 本発明の実施形態による、DL制御チャネル及びデータチャネルが設定されるさらなる例示のリソース割当を図解する図である。 本発明の実施形態による、ネットワークノードによって実行される方法を概略的に図解したフローチャートである。 本発明の実施形態による、ネットワークノードの機能を図解するためのブロック図である。 本発明の実施形態による、ネットワークノードによって実行されるさらなる方法を概略的に図解したフローチャートである。 本発明の実施形態による、ネットワークノードの機能を図解するためのブロック図である。 本発明の実施形態による、無線デバイスによって実行される方法を概略的に図解したフローチャートである。 本発明の実施形態による、無線デバイスの機能を図解するためのブロック図である。 本発明の実施形態による、ネットワークノードの構造を概略的に図解した図である。 本発明の実施形態による、無線デバイスの構造を概略的に図解した図である。
以下では、本発明の例示の実施形態によるコンセプトを、より詳細に、貼付の図面を参照して説明する。説明される実施形態は、無線通信ネットワークにおける無線伝送の制御に関する。無線通信ネットワークは、様々な種類の無線アクセス技術、例えば、LTE技術などの4G(第4世代)無線アクセス技術、又は、1つの柱としてのLTE技術のエボリューションや別の柱としての(場合によっては「New Radio(NR)」無線アクセス技術とも呼ばれる)新しい無線アクセス技術などの、5G(第5世代)無線アクセス技術に基づきうる。説明されるコンセプトでは、ネットワーク側からの無線伝送の制御がDL制御チャネルにおいてDL制御情報を無線デバイスへ送信することにより完遂されることが想定される。以下で説明する例では、このDL制御チャネルを、一般性を失うことなく、PDCCH(物理DL制御チャネル)と呼ぶ。データ伝送は、データチャネルにおいて実行される。以下で説明する例では、このデータチャネルを、一般性を失うことなく、PDCH(物理データチャネル)と呼ぶ。また、以下で説明する例では、無線デバイスを、一般性を失うことなく、ユーザ端末(UE)と呼ぶ。このような無線デバイスは、携帯電話、タブレットコンピュータ、モデム、ユニバーサルシリアルバス(USB)ドングル、ラップトップ等のような、無線通信が可能なハンドヘルドデバイスでありうることが理解されるべきである。
無線伝送は、時間−周波数グリッド内に編成される無線リソース上で実行されることが想定される。時間−周波数グリッドは、対応する時間位置及び周波数位置によってそれぞれが特定されるリソースエレメントを定める。周波数位置は、所定の周波数ラスタに従って編成される異なるキャリア周波数に対応し、時間位置は、所定の時間ラスタに従って編成されるタイムスロットに対応しうる。無線伝送は例えばOFDMに基づき、キャリア周波数はOFDMサブキャリアに対応し、タイムスロットは、OFDMシンボルに対応しうる。その一方で、他の種類の多重化手順、例えば、FBMC(フィルタバンクマルチキャリア)ベースの手順、又は、DFTS−OFDM(離散フーリエ変換シングルキャリアOFDM)、SC−FDMA(シングルキャリア周波数分割多元接続)又はプリコーデッドFBMCなどのプリコーデッドマルチキャリア手順、も利用されてもよい。
以下で使用される専門用語において、各UEに対して、対応するPDCCH及び対応するPDCHが存在すること、及び、例えばPDCHの無線リソースの割当を示すスケジューリング情報を送信することにより、PDCHでのUEによるデータ伝送を制御するのにPDCCHが利用されることが想定される。PDCCHは、サブフレーム又は制御情報及び/又はデータをUEへ送信する時間領域の粒度を定める他の種類の時間間隔における最初の変調シンボルにおいて送信されることが想定される。LTE無線アクセス技術を利用する場合、PDCHは、PDSCH又はその一部(例えば、所与のUEに割り当てられたPDSCHの無線リソース)に対応しうる。なお、完全を期すために、PDCCHは、上りリンク(UL)方向における、すなわち、UEからネットワークへの、UEのためのデータの伝送をスケジューリングするために使用される制御情報をも運びうる。このようなデータのUL伝送は物理上りデータチャネル(PUDCH)を介して送信されうる。
PDCHの開始位置、すなわち、サブフレーム又はTTIの中での開始時間位置は、UEへ、フレキシブルな方法で示されうる。所与のサブフレームにおいて、PDCHは、PDCCHの直後に開始しうる。しかしながら、PDCHは、より早く、例えばサブフレームの最初のシンボルにおいて、又は、より遅く、PDCCHの終わりに対するギャップの後に、開始してもよい。開始位置は、各UEに対して個別に制御されうる。PDCHが複数の周波数帯域(以下では、サブバンドとも呼ぶ)において送信される場合、開始位置は、各周波数帯域に対して個別に制御されうる。開始位置は、1つ以上の他のUEのPDCCHとのPDCHの観測された又は予想される干渉に応じて設定されうる。
PDCHの開始位置は、PDCCHに対応する制御情報を含めることによって示されうる。この制御情報は、例えば、UEのPDCHがサブフレームの先頭において開始するか又はUEのPDCCHの後に開始するかをUEへ示し得る。制御情報は、ビットフィールドまたは単一ビットの観点で開始位置を示しうる。例えば、このようなビット又はビットフィールドが、PDCCH内のデータとして明示的に送信されてもよいし、そうでなければPDCCHにおいてエンコードされてもよい。また、いくつかのシナリオにおいて、制御情報は、例えばPDCCHの周波数領域の位置に基づいて、黙示的な方法で示されてもよいし、PDCCHによって運ばれる他の制御情報から、例えばPDCH上で運ばれるスケジューリング情報によって割り当てられる無線リソースから、導出されてもよい。さらに、開始位置は、PDCCHのCRC(サイクリックリダンダンシチェック)をスクランブリングするのに使用されるビットマスクによって示されてもよい。制御情報の単一ビットは、PDCHがサブフレームの先頭において開始するか受信されたPDCCHの後に開始するかを示し得る。例えば、ビット値0は、サブフレームの先頭において、すなわち、最初のシンボルにおいてPDCHが開始することを示してもよく、ビット値1は、受信したPDCCHの後にPDCHが開始することを示してもよく、これは、PDCHとPDCCHとのオーバーラップがないことを意味する。開始位置が各周波数帯域に対して個別に制御される場合、制御情報は、各周波数帯域に対して、対応するビット値又は上述の指示のいずれかを含む。
図1は、上で概説したコンセプトが適用されうる例示のシナリオを示している。具体的には、図1は、UE10、11及びアクセスノード100を図解している。アクセスノード100は、LTE無線技術のeNB(「エボルブドノードB」)などの基地局、又は5G無線技術の同様の無線アクセスポイントに対応しうる。UE10、11は、アクセスノード100によってサービスが提供されるカバレッジ領域に位置することが想定される。このようなカバレッジ領域は、「セル」とも呼ばれうる。なお、無線通信ネットワークは、実際にはそれぞれが対応するカバレッジ領域を供する複数のアクセスノードを提供してもよく、UE10、11又は他のUEは、異なるカバレッジ領域間を移動してもよく、したがって、異なるアクセスノードを介して、無線通信ネットワークに接続しうる。
UE10、11からの又はUE10、11へのデータ伝送を制御するために、第1のPDCCH(PDCCH1)がアクセスノード100からUE10へ設定され、第2のPDCCH(PDCCH2)がアクセスノード100からUE11へ設定される。さらに、第1のPDCH(PDCH1)がアクセスノード100からUE10へのDLデータ伝送のために設定され、第2のPDCH(PDCH2)がアクセスノード100からUE11へのDLデータ伝送のために設定される。PDCCHは、アクセスノード100からそれぞれのUE10、11へのDL制御情報を運ぶのに使用される。このDL制御情報は、PDCH上でのDLデータ伝送を制御する目的を有しうる。DL制御情報は、例えば、UE10、11へのDLスケジューリング割り当て(DL SA)を含みうる。DLスケジューリング割り当ては、UE10、11へのDLデータ伝送に使用されるPDCHの無線リソースを示しうる。
第1のPDCCH(PDCCH1)は、第1のUE10に専用の無線リソース上で送信され、第2のPDCCH(PDCCH2)は、第2のUE11に専用の無線リソースで、例えば異なるサブキャリア上で送信される。したがって、第1のUE10は、第1のPDCCH(PDCCH1)の無線リソースを監視するが、第2のPDCCH(PDCCH2)の無線リソースを監視せず、一方で、第2のUEは、第2のPDCCH(PDCCH2)の無線リソースを監視するが、第1のPDCCH(PDCCH1)の無線リソースを監視しない。第1のUE10へPDCH開始指示を送信することにより、アクセスノード100は、第1のPDCH(PDCH1)がサブフレームのどの変調シンボルにおいて開始するかをフレキシブルに制御することができる。この方法において、第1のUE10が第1のPDCH(PDCH1)の送信を予定する無線リソースが、アクセスノード100が実際に第2のPDCCH(PDCCH2)を送信する無線リソースとオーバーラップすることを避けることができる。一方で、第1のUE10が第1のPDCH(PDCH1)の送信を予定する無線リソースが、アクセスノード100が実際に第1のPDCCH(PDCCH1)を送信する無線リソースとオーバーラップすることは、第1のUE10が後者の無線リソースを知っており、それらは例えば第1のPDCH(PDCH1)でのDL伝送をデコードする際にこれらの無線リソースを無視しうるため、許容されうる。したがって、第1のPDCCH(PDCCH1)上で受信されたDL SAが、第1のPDCCH(PDCCH1)の伝送に用いられる無線リソースとオーバーラップする第1のPDCH(PDCH1)の無線リソースを指示していたとしても、UE10は、第1のPDCH(PDCH1)上での無線伝送のために実際に使用される無線リソースが、第1のPDCCH(PDCCH1)の送信のために設定される無線リソースを除いて、DL SAによって指示された無線リソースであると判定することができる。なお、図1は第1のUE10のためだけのPDCH開始指示の送信を示しているが、もちろん、対応するPDCH開始指示が第2のUE11へ送信されうる。
図2は、第1のPDCCH(PDCCH1)、第2のPDCCH(PDCCH2)、及び第1のPDCH(PDCH1)が、どのようにして時間−周波数グリッドのリソースエレメントにマッピングされうるかの例を示している。図2の例では、(「サブバンド1」と呼ばれる)第1の周波数帯域と(「サブバンド2」と呼ばれる)第2の周波数帯域からの複数のサブキャリアを用いたOFDM変調が想定されている。時間−周波数グリッドは、それぞれが周波数(f)ドメインにおける1つのサブキャリアと時間(t)ドメインにおける所定のOFDMシンボルに対応する複数のリソースエレメントを定める。送信のスケジューリング及び/又は他の制御は、サブフレームごとに完遂されることが想定される。図解した例では、サブフレームが、7個の連続するOFDMシンボル(シンボル#0からシンボル#6)から形成される。
図2の例では、第1のPDCCH(PDCCH1)及び第2のPDCCH(PDCCH2)が、サブフレームの最初のOFDMシンボル(シンボル#0)において、また、第1の周波数帯域(サブバンド1)において、送信される。第1の周波数帯域では、第1のPDCH(PDCH1)が、第1のPDCCH(PDCCH1)及び第2のPDCCH(PDCCH2)の後に開始する。したがって、第1のPDCH(PDCH1)に割り当てられた無線リソースの第2のPDCCH(PDCCH2)に割り当てられた無線リソースとのオーバーラップはない。第1のPDCCH(PDCCH1)と第2のPDCCH(PDCCH2)とのいずれもが送信されない第2の周波数帯域では、第1のPDCH(PDCH1)が既に最初のOFDMシンボル(シンボル#0)において開始する。したがって、第2の周波数帯域では、最初のOFDMシンボルも、第1のPDCH(PDCH1)の伝送に利用することができる。
図2に図解されるマッピングを得るために、アクセスノード100は、第1のUE10に対して、第1の周波数帯域において第1のPDCH(PDCH1)が第1のPDCCH(PDCCH1)の後に開始することを指示する、第1の周波数帯域のための第1のビット値(例えば上で定めたようにビット値1)と、第2の周波数帯域において第1のPDCH(PDCH1)がサブフレームの最初のOFDMシンボルにおいて開始することを指示する第2の周波数帯域のための第2のビット値(例えば上で定めたようなビット値0)を含んだ、制御情報を送信しうる。アクセスノード100は、第1のPDCCH(PDCCH1)において、この制御情報を送信しうる。例えば、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域とのために個別にPDCHの開始位置を指示するように、2つのビットのビットフィールドを使用しうる。ビットフィールド「00」が、両方の周波数帯域でサブフレームの最初においてPDCHが開始することを指示することができ、ビットフィールド「01」が、第1の周波数帯域ではサブフレームの最初においてPDCHが開始すると共に第2の周波数帯域では最初のOFDMシンボルの後にPDCHが開始することを指示することができ、ビットフィールド「10」が、第1の周波数帯域では最初のOFDMシンボルの後にPDCHが開始すると共に第2の周波数帯域ではサブフレームの最初においてPDCHが開始することを指示することができ、ビットフィールド「11」が、両方の周波数帯域で最初のOFDMシンボルの後にPDCHが開始することを指示することができる。ビットフィールドを解釈するための対応するルールが、UEにおいて事前設定されてもよいし、ネットワークからUEへシグナリングされてもよい。
各周波数帯域に対して個別にPDCHの開始位置を指示する上述の方法は、例えば、周波数帯域ごとに1つのビット値を用いることにより、2つより多くの周波数帯域に拡張されうる。多くの周波数帯域を用いるシナリオにおいてシグナリングオーバーヘッドを避けるために、同一の開始位置を有する周波数帯域(PDCHがサブフレームの先頭において開始する周波数帯域、又は、PDCHが最初のOFDMシンボルの後に開始する周波数帯域)が連続であるように制限されうる。最初の周波数帯域において(例えば、最も低い利用可能な周波数において)又は最後の周波数帯域において(例えば最も高い利用可能な周波数において)開始するように、PDCHリソースの連続割り当てを制限することにより、オーバーヘッドのさらなる削減を達成することができる。連続する無線リソースの割り当ては、リソースブロックの観点で、開始リソースブロックと連続リソース割り当てのサイズとを指示することにより、効率的な方法で実現されうる。
図3は、第1のPDCCH(PDCCH1)、第2のPDCCH(PDCCH2)、及び第1のPDCH(PDCH1)がどのように時間−周波数グリッドのリソースエレメントにマッピングされうるかの更なる例を図解している。図3の例では、第1のPDCCH(PDCCH1)と第2のPDCCH(PDCCH2)とが、(同一の周波数帯域で又は異なる周波数帯域で)サブフレームの最初のOFDMシンボル(シンボル#0)において送信される。図のように、第1のPDCH(PDCH1)が、サブフレームの最初のOFDMシンボルにおいて開始し、第1のPDCH(PDCH1)に割り当てられた無線リソースは、第1のPDCCH(PDCCH1)の送信に使用される無線リソースとオーバーラップするが、第2のPDCCH(PDCCH2)を送信するのに使用される無線リソースとはオーバーラップしない。上述のように、このオーバーラップする状況は、第1のUE10が第1のPDCCH(PDCCH1)を送信するのに使用される無線リソースを知っており、これらの無線リソースがアクセスノード100によって第1のPDCH(PDCH1)でのDLデータ伝送を送信するのに使用されないとの結論を下すため、第1のUE10によって対処することができる。したがって、第1のPDCH(PDCH1)の実効的なリソース領域は、非矩形の形状を有し、第1のPDCCH(PDCCH1)の伝送に使用されるオーバーラップした無線リソースを除いた、(典型的には1つ以上の物理リソースブロックからなる矩形リソース領域に対応しうる)第1のPDCCH(PDCCH1)で送信されるDL SAによって第1のUE10に割り当てられた無線リソースからなりうる。
図3に図解されるマッピングを得るために、アクセスノード100は、第1のPDCH(PDCH1)がサブフレームの最初のOFDMシンボルにおいて開始することを指示するビット値(例えば、上で定めたビット値0)を含んだ制御情報を、第1のUE10へ送信しうる。アクセスノード100は、第1のPDCCH(PDCCH1)において、この制御情報を送信しうる。なお、第1のPDCH(PDCH1)を送信するために複数の周波数帯域を利用する場合、対応する制御情報が、周波数帯域のそれぞれに対して送信されうる。
図4は、第1のPDCCH(PDCCH1)、第2のPDCCH(PDCCH2)、及び第1のPDCH(PDCH1)がどのように時間−周波数グリッドのリソースエレメントにマッピングされうるかのさらなる例を示している。図4の例では、第1のPDCCH(PDCCH1)及び第2のPDCCH(PDCCH2)が(同一の周波数帯域における又は異なる周波数帯域における)サブフレームの最初のOFDMシンボル(シンボル#0)で送信される。図のように、第1のPDCH(PDCH1)に割り当てられた無線リソースの第2のPDCCH(PDCCH2)を送信するのに使用される無線リソースとのオーバーラップを避けるために、第1のPDCH(PDCH1)は、第1のPDCCH(PDCCH1)及び第2のPDCCH(PDCCH2)の後に開始する。
図4に図解されるマッピングを得るために、アクセスノード100は、第1のUE10へ、第1のPDCH(PDCH1)が第1のPDCCH(PDCCH1)の後に開始することを指示するビット値(例えば、上で定めたようにビット値1)を含んだ制御情報を送信しうる。アクセスノード100は、第1のPDCCH(PDCCH1)において、この制御情報を送信しうる。なお、第1のPDCH(PDCH1)を送信するのに複数の周波数帯域を利用する場合は、対応する制御情報が、周波数帯域のそれぞれのために送信されうる。
図5は、第1のPDCCH(PDCCH1)、第2のPDCCH(PDCCH2)、第1のPDCH(PDCH1)、及び第2のPDCH(PDCH2)がどのように時間−周波数グリッドのリソースエレメントにマッピングされうるかを示すより複雑な例を図解している。図5の例では、第1のPDCCH(PDCCH1)及び第2のPDCCH(PDCCH2)が、(同一の周波数帯域における又は異なる周波数帯域における)サブフレームの最初のOFDMシンボル(シンボル#0)において送信される。図のように、第1のPDCH(PDCH1)は、サブフレームの最初のOFDMシンボルにおいて開始し、第1のPDCH(PDCH1)に割り当てられた無線リソースが、第1のPDCCH(PDCCH1)を送信するのに使用される無線リソースとオーバーラップするが、第2のPDCCH(PDCCH2)を送信するのに使用される無線リソースとはオーバーラップしない。上述のように、このオーバーラップの状況は、第1のPDCCH(PDCCH1)を送信するのに使用される無線リソースを第1のUE10が知っており、これらの無線リソースがアクセスノード100によって第1のPDCH(PDCH1)上でDLデータ伝送を送信するために使用されないとの結論を下すため、、第1のUE10によって対処されうる。したがって、第1のPDCH(PDCH1)の実効的なリソース領域は、非矩形形状を有し、(典型的には、1つ以上の物理リソースブロックによって形成される矩形のリソース領域に対応しうる)第1のPDCCH(PDCCH1)において送信されたDL SAによって第1のUE10へ割り当てられる無線リソースから、第1のPDCCH(PDCCH1)の送信に使用されるオーバーラップする無線リソースを引いたもので構成されうる。第2のPDCHは、第2のPDCH(PDCH2)に割り当てられた無線リソースの第1のPDCCH(PDCCH1)を送信するのに使用される無線リソースとのオーバーラップを避けるため、第1のPDCCH(PDCCH1)及び第2のPDCCH(PDCCH2)の後に開始する。
図5に図解されるマッピングを得るために、アクセスノード100は、第1のUE10へ、例えば第1のPDCCH(PDCCH1)上で、第1のPDCH(PDCH1)がサブフレームの最初のOFDMシンボルにおいて開始することを指示するビット値(例えば、上で定めたようにビット値0)を含んだ制御情報を送信し、第2のUE11へ、、例えば第2のPDCCH(PDCCH2)上で第2のPDCH(PDCH2)が第2のPDCCH(PDCCH2)の後に開始することを指示する制御情報を、例えば上で定めたようにビット値1を送信しうる。なお、第1のPDCH(PDCH1)を送信するために複数の周波数帯域を利用する場合、対応する制御情報がその周波数帯域のそれぞれのために送信されうる。
図のように、図5の例では、PDCHの開始位置が、UEに対して異なる設定情報を送信することにより、UE10、11のそれぞれに対して独立に定められうる。
上の例では、PDCCHが1つのOFDMシンボルに広がっており、サブフレームの最初のOFDMシンボルにおいて送信される。しかしながら、図解されたコンセプトが、PDCCHがより多くのOFDMシンボルに(例えば、2つまたは3つのOFDMシンボルに)広がり又はサブフレームのより後の位置において送信される(例えばサブフレームの2番目又は3番目のOFDMシンボルにおいて開始する)状況に対して、対応する方法で適用されうることに留意されたい。この場合、所与のUEのPDCHの開始位置を指示するのに使用される制御情報は、例えば、このUEのPDCCHの無線リソースとのオーバーラップを避ける位置において、例えばこのUEのPDCCHの後に、PDCHが開始するか否かを定めうる。例えば、ビット値0が、PDCHをこのUEのPDCCHの無線リソースにオーバーラップさせる位置で、例えばそのUEのPDCCHと同じシンボルで又はそれより早く、PDCHが開始することを指示し、ビット値1が、PDCHのそのUEのPDCCHの無線リソースとのオーバーラップを避ける位置で、例えばそのUEのPDCCHの後で、PDCHが開始することを指示しうる。
いくつかのシナリオでは、異なるUEのPDCCHが、異なる広がりを有しうる。これは、異なるUEのPDCCHが異なる位置で終了する効果を有しうる。第1のPDCCH(PDCCH1)がサブフレームの最初のOFDMシンボルのみにわたり、第2のPDCCH(PDCCH2)がサブフレームの最初の2つのOFDMシンボルにわたっている対応する例を図6に示す。この場合、開始位置を指示する制御情報は、サブフレームの最初のOFDMシンボルにおいて開始するか最も長いPDCCH、図6の例では第2のPDCCH(PDCCH2)の後に開始するかを指示しうる。例えば、ビット値0は、サブフレームの先頭においてPDCHが開始することを指示し、ビット値1は、最も長い取りうるPDCCHの後にPDCHが開始することを指示しうる。最長のPDCCHの最も長い取りうる広がりに関する情報は、UEにおいて事前設定されてもよいし、ネットワークからのシグナリングによってUEにおいて設定されてもよい。
図6の例では、第1のPDCH(PDCH1)が、最も長い取りうる広がりを有することが想定される第2のPDCCH(PDCCH2)の後に開始している。この方法では、第1のPDCH(PDCH1)に割り当てられる無線リソースの第2のPDCCH(PDCCH2)を送信するのに使用される無線リソースとのオーバーラップが回避される。
図6に図解されるマッピングを得るために、アクセスノード100は、第1のUE10に対して、第1のPDCH(PDCH1)が最も長い取りうるPDCCHの後に開始することを指示するビット値(例えば、上で定めたようにビット値1)を含んだ制御情報を送信しうる。アクセスノード100は、この制御情報を、第1のPDCCH(PDCCH1)において送信しうる。なお、第1のPDCH(PDCH1)を送信するのに複数の周波数帯域を利用する場合は、周波数帯域のそれぞれのために対応する制御情報が送信されうる。
図7は、図6の例と同様であるさらなる例を示している。この例においても、PDCCHの最も長い取りうる広がりが、2つのOFDMシンボルであることを想定している。その一方で、この場合、第1のPDCCH(PDCCH1)と第2のPDCCH(PDCCH2)の両方が、サブフレームの最初のOFDMシンボルのみに広がっており、最も長い取りうる広がりよりも短い。それにもかかわらず、第1のPDCH(PDCH1)は、その最も長い取りうる広がりの後に、3番目のOFDMシンボル(シンボル#2)において開始している。図から分かるように、このリソース割り当ては、サブフレームの無線リソースが使用されないままとなるという結果となる。このような状況を避けるために、PDCHの開始位置が、例えば(各周波数帯域に対して)2つ以上のビットのビットフィールドを用いることにより、より詳細な粒度で指示されうる。例えば、PDCCHの最も長い取りうる広がりが3OFDMシンボルである、これはPDCHの広がりが1OFDMシンボル、2OFDMシンボル、3OFDMシンボルでありうることを意味する、ことを仮定した場合、ビットフィールド「00」が、サブフレームの先頭においてPDCHが開始することを指示し、ビットフィールド「01」が、最初のOFDMシンボルの後にPDCHが開始することを指示し、ビットフィールド「10」が、2番目のOFDMシンボルの後にPDCHが開始することを指示し、ビットフィールド「11」が、3番目のOFDMシンボルの後にPDCHが開始することを指示しうる。ビットフィールドを解釈するための対応するルールは、UEにおいて事前設定されてもよいし、ネットワークからUEへシグナリングされてもよい。
なお、UEごとに異なるPDCCHの広がりに対処する上述の方法は、サブフレームの最初のOFDMシンボルにおいてPDCCHが必ずしも開始しないことによってPDCCHの終了位置が異なるシナリオにも適用されうる。
図8は、サブフレームアグリゲーションを含んだシナリオにおいて、第1のPDCCH(PDCCH1)、第2のPDCCH(PDCCH2)、またさらなるUEの第3のPDCCH(PDCCH3)、第1のPDCH(PDCH1)、及び第2のPDCH(PDCH2)がどのように時間−周波数グリッドのリソースエレメントにマッピングされうるかのさらなる例を示している。サブフレームアグリゲーションの場合、最初のサブフレームにおいて送信されるPDCCHが、このサブフレームのみならず、1つ以上の後続のサブフレームにおけるPDCH上での無線伝送をも制御するのに使用される。図8の例では、第1のPDCH(PDCH1)が、第1のサブフレーム(サブフレーム#X)及び後続のサブフレーム(サブフレーム#X+1)において送信され、最初のサブフレームにおいてのみ送信される第1のPDCCH(PDCCH1)によって制御される。図2のシナリオと同様に、第1のPDCH(PDCH1)は、第1の周波数帯域(サブバンド1)及び第2の周波数帯域(サブバンド2)において送信される。第2のPDCCH(PDCCH2)は、最初のサブフレーム及び第1の周波数帯域において送信され、最初のサブフレーム及び第1の周波数帯域においてのみ送信される第2のPDCH(PDCH2)上での無線伝送を制御する。第3のPDCCHは、後続のサブフレーム及び第1の周波数帯域において送信され、対応するPDCHを伴わずに図解されている。例えば、第3のPDCCHは、ULグラントを送信するために使用されうる。
図8の例では、第1のPDCCH(PDCCH1)及び第2のPDCCH(PDCCH2)が、最初のサブフレームの最初のOFDMシンボル(シンボル#0)において送信される。第3のPDCCHは、後続のサブフレームの最初のOFDMシンボル(シンボル#0)において送信される。第1の周波数帯域において、第1のPDCH(PDCH1)は第2のPDCCH(PDCCH2)の後に開始する。したがって、第1のPDCH(PDCH1)に割り当てられる無線リソースの第2のPDCCH(PDCCH2)に割り当てられる無線リソースとのオーバーラップはない。さらに図解されるように、第1の周波数帯域において、第1のPDCH(PDCH1)は、第3のPDCCHと異なる周波数リソースでスケジューリングされている。したがって、第1のPDCH(PDCH1)に割り当てられる無線リソースの第3のPDCCHに割り当てられる無線リソースとのオーバーラップはない。第2の周波数帯域では、第1のPDCH(PDCH1)は、最初のOFDMシンボル(#0)において既に開始しており、第1のPDCH(PDCH1)に割り当てられる無線リソースは、第1のPDCCH(PDCCH1)を送信するのに使用される無線リソースとオーバーラップする。このオーバーラップの状況は、第1のUE10が第1のPDCCH(PDCCH1)を送信するのに使用される無線リソースを知っており、したがって、これらの無線リソースがアクセスノード100によって第1のPDCH(PDCH1)でのDLデータ伝送を送信するために使用されないとの結論を出すため、第1のUE10による対処が可能である。
図8に図解されるようなマッピングを得るために、アクセスノード100は、第1の周波数帯域において第1のPDCH(PDCH1)が第1のPDCCH(PDCCH1)の後に開始することを指示する第1の周波数帯域のための第1のビット値(例えば、上で定めたようにビット値1)と、第2の周波数帯域において第1のPDCH(PDCH1)がサブフレームの最初のOFDMシンボルにおいて開始することを指示する第2の周波数帯域のための第2のビット値(例えば上で定めたようにビット値0)を含んだ制御情報を第1のUE10へ送信しうる。アクセスノード100は、第1のPDCCH(PDCCH1)において、例えば図2と関連して説明したようなビットフィールドを用いて、この制御情報を送信しうる。
アクセスノード100は、UE10、11に対して指示されるPDCHの開始位置を選択する際の様々な判断を適用しうる。この方法においては、PDCCHの設定及びPDCHのスケジューリングが、効率的な方法で統合されうる。多くのシナリオにおいて、アクセスノード100は、あるUEのPDCHに割り当てられる無線リソースの別のUEのPDCCHの送信に使用される無線リソースとのオーバーラップを避けることを目指しうる。その一方で、いくつかの状況では、アクセスノード100は、あるUEのPDCHに割り当てられる無線リソースを別のUEのPDCCHの送信に使用される無線リソースとオーバーラップさせる、PDCHの開始位置を選択してもよい。第1のPDCCH(PDCCH1)、第2のPDCCH(PDCCH2)、及び第1のPDCH(PDCH1)の対応するマッピングの例を図9に示す。図9の例では、第1のPDCCH(PDCCH1)及び第2のPDCCH(PDCCH2)が、(同一の周波数帯域において又は異なる周波数帯域において)サブフレームの最初のOFDMシンボル(シンボル#0)において送信されている。図のように、第1のPDCH(PDCH1)は、サブフレームの最初のOFDMシンボルにおいて開始し、第1のPDCH(PDCH1)に割り当てられている無線リソースが、第1のPDCCH(PDCCH1)を送信するために使用される無線リソースと、また、第2のPDCCH(PDCCH2)を送信するために使用される無線リソースと、オーバーラップしている。アクセスノード100は、このオーバーラップの状況が受け入れ可能であると判定し、それに応じて、例えば第1のPDCH(PDCH1)がサブフレームの最初のOFDMシンボルにおいて開始することを指示するビット値(例えば、上で定めたようにビット値0)を含んだ制御情報を第1のUE10へ送信することにより、第1のPDCH(PDCH1)の開始位置を指示しうる。アクセスノード100は、例えばビームフォーミング設定の選択、(ロバストな)変調及び符号化手法の選択、及び/又は送信電力の調整により、干渉が閾値を下回ったままとなるような方法で、第1のPDCH(PDCH1)と第2のPDCCH(PDCCH2)との少なくともいずれかの送信パラメータの制御をも行いうる。
第1のPDCH(PDCH1)の第2のPDCCH(PDCCH2)とのオーバーラップが受け入れ可能であるかを評価するためにアクセスノード100によって適用される基準は、例えば、UE10、11の空間分離、及び/又はUE10、11によって適用されるビームフォーミング設定を考慮しうる。例えば、空間分離及び/又はビームフォーミングによる、第2のPDCCH(PDCCH2)の第1のPDCH(PDCH1)との干渉が、UE10が第1のPDCH(PDCH1)を復号することができるように閾値を下回ると推定される場合、アクセスノード100は、そのオーバーラップが受け入れ可能であると決定し、それに応じて第1のPDCH(PDCH1)の開始位置を指示しうる。
上の例では、PDCHがアクセスノード100からUE10へのDLデータ伝送に使用されることを想定していた。しかしながら、PDCHが(例えばアクセスノードから他のノードへの)無線セルフバックホール接続や、(例えばあるUEから別のUEへの)デバイスツーデバイス接続に使用されるシナリオに、対応する方法で説明されたコンセプトが適用されうることに留意されたい。
図10は、無線通信ネットワークにおいて無線伝送を制御する方法を図解するフローチャートを示している。図10の方法は、無線通信ネットワークのノードにおいて、例えば、上述のアクセスノード100などのアクセスノードにおいて、説明されたコンセプトを実行するために利用されうる。ノードのプロセッサベースの実装が用いられる場合、方法のステップは、ノードの1つ以上のプロセッサによって実行されうる。このような場合、ノードは、さらに、後述の機能を実行するためのプログラムコードが記憶されたメモリを有しうる。
オプションのステップ1010において、ノードは、第1の周波数帯域における無線デバイスのデータチャネルの第1の開始位置と第2の周波数帯域におけるデータチャネルの第2の開始位置とを決定しうる。無線デバイスは、例えば、UE10などのUEでありうる。データチャネルは、例えば、図2から図9の例におけるPDCHなどのDLデータチャネルでありうる。しかしながら、他の種類のデータチャネル、例えば、無線通信ネットワークの2つのアクセスノード間の無線バックホール接続としてのデータチャネルやデバイスツーデバイス接続のデータチャネル、も使用されうる。第1の開始位置と第2の開始位置との少なくとも1つが図2、図3、図5、図8及び図9の例で図解したもののような、サブフレームの最初の変調シンボルに対応しうる。
第1の開始位置と第2の開始位置とを決定することは、少なくとも1つのさらなる無線デバイスへのDL制御情報の送信のためのDL制御チャネルの時間−周波数位置に応じて第1の開始位置と第2の開始位置とが選択されることを含みうる。この選択は、ノードによって実行されうる。そのさらなる無線デバイスは、例えば、UE11などのUEでありうる。第1の開始位置と第2の開始位置は、例えば図2から図8の例において示すように、データチャネルのDL制御チャネルとのオーバーラップを回避するように選択されうる。代わりに、第1の開始位置と第2の開始位置は、例えば図9の例に示すように、データチャネルのDL制御チャネルとのオーバーラップを許容するように選択されうる。オーバーラップを許容するか否かの決定は、データチャネルとDL制御チャネルとの間の起こりうる干渉に基づきうる。いくつかのシナリオにおいて、ノードは、データチャネルとDL制御チャネルとの間の起こりうる干渉に応じて、データチャネルでのデータの送信の制御をも行いうる。例えば、これは、起こりうる干渉が閾値を下回り続けると共にデータチャネルのDL制御チャネルとのオーバーラップが許容されうるような方法で、ビームフォーミング、変調及び符号化方式、又は送信電力などの送信パラメータを調整することを含みうる。
ステップ1020において、ノードは、無線デバイスへの制御情報の送信を管理する。制御情報は、データチャネルの送信のための第1の開始位置と、データチャネルの送信のための第2の開始位置とを指示する。例えば、第1の開始位置と第2の開始位置は、ステップ101においてアクセスノードによって決定されていてもよい。しかしながら、第1の開始位置又は第2の開始位置は、別の方法で決定され、例えば無線通信ネットワークの別のノードによって指示されてもよい。制御情報の送信を管理する動作は、制御情報を実際に送信することを含みうる。しかしながら、いくつかのケースにおいて、制御情報の送信を管理する動作は、制御情報を送信しないことを決定することを含んでもよい。例えば、第1の開始位置又は第2の開始位置がデフォルトの開始位置から外れる場合にのみ、制御情報が送信されてもよい。
制御情報は、DL制御チャネルの終端との関連で第1の開始位置と第2の開始位置とを指示しうる。これは、無線通信ネットワークから無線デバイスへのDL制御チャネルでありうる。さらに、これは、任意の他のDL制御チャネルの推定される終端位置であってもよく、例えば、DL制御チャネル最も長い取りうる広がり及び/又は、DL制御チャネルのありうる最も後の開始に基づいて推定されうる。例えば、制御情報は、開始位置がDL制御チャネルの終了の直後であること、又は、DL制御チャネルの終了の所定変調シンボル数だけ前又は後であることを指示しうる。さらに、制御情報は、第1の開始位置及び第2の開始位置を、複数の開始位置の集合からの選択の観点で指示しうる。例えば、複数の開始位置の集合は、例えば図7の例と関連して説明したように、制御情報に含まれるビット値又はビットフィールドによって特定されうる2つ以上の所定の開始位置を含みうる。所定の開始位置は、図7の例と関連して説明したように隣接しうるが、非隣接開始位置も利用されてもよい。いくつかのシナリオにおいて、制御情報は、周波数帯域ごとに1つのインジケータビットからなる。しかしながら、制御情報は、周波数帯域ごとに2つ以上のインジケータビットからなってもよい。制御情報は、DL制御チャネル上で、無線デバイスへ送信されてもよい。制御情報は無線デバイスに固有でありうる。したがって、第1の開始位置及び第2の開始位置は、各無線デバイスに対して独立に指示されうる。
ステップ1030において、ノードは、データチャネル上でのデータの伝送を制御する。この動作は、第1の開始位置及び第2の開始位置に基づいて実行される。例えば、これは、第1の周波数帯域において、ノードが、第1の開始位置からデータチャネルへのデータのマッピングを開始する一方で、第2の周波数帯域において、ノードは、第2の開始位置からデータチャネルへのデータのマッピングを開始することを含みうる。
図11は、無線通信ネットワークのためのノード1100の機能を図解するブロック図を示している。ノード1100は、図10の方法に従って動作することが想定されている。図のように、ノード1100には、オプションとして、ステップ1010と関連して説明したような、第1の開始位置及び第2の開始位置を決定するように構成されたモジュール1110が提供されうる。さらに、ノード1100には、ステップ1020と関連して説明されたような、制御情報の送信を管理するように構成されたモジュール1120が提供されうる。さらに、ノード1100には、ステップ1030と関連して説明されたような、データの送信を制御するように構成されたモジュール1130が提供されうる。
なお、ノード1100は、LTE技術のeNBなどのアクセスノードの既知の機能のような他の機能を実行するためのさらなるモジュールを含みうる。さらに、ノード1100のモジュールはノード1100のハードウェア構造を必ずしも表していないが、ハードウェア、ソフトウェアまたはその組み合わせによって実装される機能要素に対応しうることに留意されたい。
図12は、無線通信ネットワークにおける無線伝送を制御するさらなる方法を図解するフローチャートを示している。図12の方法は、無線通信ネットワークのノードにおいて、例えば上述のアクセスノード100などのアクセスノードにおいて説明したコンセプトを実行するのに利用されうる。ノードのプロセッサベースの実装が用いられる場合、方法のステップは、ノードの1つ以上のプロセッサによって実行されうる。このような場合、ノードは、後述の機能を実行するためのプログラムコードを記憶したメモリをさらに有しうる。
ステップ1210において、ノードは、無線デバイスのためのデータチャネルとさらなる無線デバイスのためのDL制御チャネルとの起こりうる干渉を判定する。無線デバイスは、例えば、UE10及びUE11などのUEでありうる。無線デバイスは、例えば、UE10などのUEでありうる。データチャネルは、例えば、図2から図9の例におけるPDCHなどのDLデータチャネルでありうる。しかしながら、他の種類のデータチャネル、例えば、無線通信ネットワークの2つのアクセスノード間の無線バックホール接続としてのデータチャネル又はデバイスツーデバイスのデータチャネルも、使用されうる。
ステップ1220において、ノードは、データチャネルの開始位置を決定する。この動作は、ステップ1210で判定された起こりうる干渉に応じて実行される。また、いくつかのシナリオにおいて、ノードは、データチャネルの複数の位置、例えば、1つの開始位置と周波数帯域を決定しうる。
開始位置は、図2、図3、図5、図8及び図9の例において説明したような、サブフレームの最初の変調シンボルに対応しうる。開始位置は、少なくとも1つのさらなる無線デバイスへのDL制御情報の送信のためのDL制御チャネルの時間−周波数位置に応じて選択されうる。さらなる無線デバイスは、例えば、UE11などのUEでありうる。開始位置は、例えば図2から図8の例において示したように、データチャネルのDL制御チャネルとのオーバーラップを避けるように選択されうる。代わりに、開始位置は、例えば図9の例において示すように、データチャネルのDL制御チャネルとのオーバーラップを許容するように選択されてもよい。オーバーラップを許容するか否かの決定は、データチャネルとDL制御チャネルとの間の起こりうる干渉に基づきうる。いくつかのシナリオにおいて、ノードは、データチャネルとDL制御チャネルとの間の起こりうる干渉に応じて、データチャネル上でのデータの伝送の制御をも行いうる。例えば、これは、起こりうる干渉を閾値を下回らせ続けてデータチャネルとDL制御チャネルとのオーバーラップを許容することができるような方法で、ビームフォーミング、変調及び符号化方式、又は送信電力などの伝送パラメータを調整することを含みうる。
ステップ1230において、ノードは、無線デバイスへの制御情報の送信を管理する。制御情報は、データチャネルの開始位置を指示する。制御情報の送信を管理する動作は、実際に制御情報を送信することを含みうる。しかしながら、いくつかのケースにおいて、制御情報の送信を管理する動作は、制御情報を送信しないことを決定することを含んでもよい。例えば、開始位置がデフォルトの開始位置から離れた場合にのみ、制御情報が送信されうる。
制御情報は、DL制御チャネルの終端に関して開始位置を指示しうる。これは、無線通信ネットワークから無線デバイスへのDL制御チャネルでありうる。さらに、これは、例えばDL制御チャネルの最も長い取りうる広がり及び/又はDL制御チャネル取りうる最も遅い開始に基づいて推定される、他のDL制御チャネルの推定終端位置でありうる。例えば、制御情報は、開始位置がDL制御チャネルの終端の直後又はDL制御チャネルの終端より所定数の変調シンボルだけ前又は後であることを指示しうる。さらに、制御情報は、複数の開始位置のセットからの選択の観点で開始位置を指示しうる。例えば、複数の開始位置のセットは、例えば図7の例に関連して説明したように、制御情報に含められるビットフィールドのビット値によって特定されうる2つ以上の所定の開始位置を含みうる。所定の開始位置は、図7の例と関連して説明したように隣接していてもよいが、非隣接開始位置が利用されてもよい。いくつかのシナリオにおいて、制御情報は、周波数帯域ごとに1つのインジケータビットからなる。しかしながら、制御情報は、周波数帯域ごとに2つ以上のインジケータビットからなってもよい。制御情報は、DL制御チャネルにおいて無線デバイスへ送信されうる。
制御情報は、無線デバイスに固有でありうる。したがって、開始位置は、各無線デバイスに対して個別に指示されうる。さらに、指示される開始位置は、無線デバイスによって利用される複数の周波数帯域のうちの1つに固有でありうる。したがって、データチャネルの伝送に使用される各周波数帯域に対して、個別の開始位置が指示されうる。
ステップ1240において、ノードは、データチャネルにおけるデータの送信を制御する。これは、ステップ1220で決定された開始位置に基づいて完遂される。例えば、これは、開始位置からデータチャネルへデータをマッピングし始めることを含みうる。
図13は、無線通信ネットワークのためのノード1300の機能を図解するためのブロック図を示している。ノード1300は、図12の方法に従って動作することが想定されている。図解するように、ノード1300には、ステップ1210に関して説明されるような、干渉を決定するように構成されたモジュール1310が提供されうる。さらに、ノード1300には、ステップ1220に関して説明されるような、1つ以上の開始位置を決定するように構成されたモジュール1320が提供されうる。さらに、ノード1300には、ステップ1230に関して説明されるような、制御情報の送信を管理するように構成されたモジュール1330が提供されうる。さらに、ノード1300には、ステップ1240に関して説明されるような、データの送信を制御するように構成されたモジュール1340が提供されうる。
なお、ノード1300は、LTE技術のeNBなどのアクセスノードの既知の機能などの他の機能を実行するためのさらなるモジュールを含んでもよい。さらに、ノード1300のモジュールは、ノード1300のハードウェア構造を必ずしも表さず、例えばハードウェア、ソフトウェア、又はその組み合わせによって実装される機能要素に対応してもよい。
図14は、無線通信ネットワークにおける無線伝送を制御するさらなる方法を図解するフローチャートを示している。図14の方法は、無線デバイスにおいて、例えば、UE10などのUEにおいて、説明されたコンセプトを実行するために利用されうる。無線デバイスのプロセッサベースの実装が使用される場合、方法のステップは、無線デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されうる。このようなケースでは、無線デバイスは、後述の機能を実装するためのプログラムコードが記憶されたメモリをさらに有しうる。
オプションのステップ1410において、無線デバイスは、制御情報を受信する。制御情報は、無線通信ネットワークのノードから、例えばアクセスノード100などのアクセスノードから受信されうる。制御情報は、第1の周波数帯域における無線デバイスのデータチャネルの第1の開始位置と、第2の周波数帯域におけるデータチャネルの第2の開始位置とを指示する。データチャネルは、例えば、図2から図9までの例におけるPDCHなどのDLデータチャネルでありうる。しかしながら、他の種類のデータチャネル、例えば無線通信ネットワークの2つのアクセスノード間の無線バックホール接続としてのデータチャネル又はデバイスツーデバイス接続のデータチャネルが利用されてもよい。第1の開始位置と第2の開始位置との少なくとも1つは、図2、図3、図5、図8、及び図9の例において説明されたように、サブフレームの最初の変調シンボルに対応しうる。
第1の開始位置及び第2の開始位置は、少なくとも1つの無線デバイスへのDL制御情報の送信のためのDL制御チャネルの時間−周波数位置に応じて、選択されうる。さらなる無線デバイスは、例えば、UE11などのUEでありうる。第1の開始位置及び第2の開始位置は、例えば図2から図8の例において示されるように、データチャネルのDL制御チャネルとのオーバーラップを回避するように選択されうる。代わりに、第1の開始位置及び第2の開始位置は、例えば図9の例において示したように、データチャネルのDL制御チャネルとのオーバーラップを許容するように選択されうる。
制御情報は、DL制御チャネルの終端に関連して第1の開始位置及び第2の開始位置を指示しうる。これは、無線通信ネットワークから無線デバイスへのDL制御チャネルでありうる。さらに、これは、例えばDL制御チャネルの最も長い取りうる広がり及び/又はDL制御チャネルの取りうる最も遅い開始に基づいて推定される、他のDL制御チャネルの推定終端位置でありうる。例えば、制御情報は、開始位置がDL制御チャネルの終端の直後又はDL制御チャネルの終端の所定数の変調シンボル分だけ前又は後であることを指示しうる。さらに、制御情報は、複数の開始位置のセットからの選択の観点で、第1の開始位置及び第2の開始位置を指示しうる。例えば、複数の開始位置のセットは、例えば図7の例に関して説明したように、制御情報に含まれるビット値又はビットフィールドによって特定されうる2つ以上の所定の開始位置を含みうる。所定の開始位置は、図7の例に関して説明したように、隣接していてもよいが、非隣接開始位置も利用されうる。いくつかのシナリオにおいて、制御情報は、周波数帯域ごとに1つのインジケータビットからなる。その一方で、制御情報は、周波数帯域ごとに2つ以上のインジケータビットからなってもよい。制御情報は、DL制御チャネルにおいて無線デバイスへ送信されうる。制御除法は、無線デバイスに固有でありうる。したがって、第1の開始位置及び第2の開始位置は、無線デバイスのそれぞれに対して個別に指示されうる。
ステップ1430において、無線デバイスは、データチャネルにおけるデータの受信を制御する。この動作は、制御情報によって指示された第1の開始位置及び第2の開始位置に基づいて実行される。例えば、第2の周波数帯域において無線デバイスがTTIの無線リソースの監視及び/又は第2の開始位置からのTTIの無線リソースで受信された信号の復号を開始しながら、第1の周波数帯域において無線デバイスがIITの無線リソースの監視及び/又は第1の開始位置からのTTIの無線リソースで受信された信号の復号を開始することを含みうる。
図15は、図14の方法に従って動作する無線デバイス1500の機能を図解するブロック図を示している。図のように、無線デバイス1500には、ステップ1410に関して説明したような、制御情報を受信するように構成されたモジュール1510が提供されうる。さらに、無線デバイス1500は、ステップ1420に関して説明したような、データの受信を制御するように構成されたモジュール1520が提供されうる。
なお、無線デバイス1500は、LTE技術をサポートするUEの既知の機能などの、他の機能を実装するためのさらなるモジュールを含みうる。さらに、無線デバイス1500のモジュールは必ずしも無線デバイス1500のハードウェア構造を表しておらず、例えばハードウェア、ソフトウェア、又はその組み合わせによって実装される、機能要素に対応しうることに留意されたい。
さらに、図10、図12及び図14の方法が、相互に組み合わせられてもよいことが理解されるべきである。例えば、無線通信ネットワークの同一のノードが、図10と図12との両方の方法に従って動作してもよい。さらに、方法は、図10及び/又は図12の方法に従って動作するノード、及び/又は、図14の方法に従って動作する1つ以上の無線デバイスを含んだシステムにおいて組合されうる。
図16は、無線通信ネットワークのためのノード1600のプロセッサベースの実装を図解している。ノード1600は、上述のコンセプトを実装するために用いられうる。ノード1600は、上述のアクセスノード100などの、図10又は図12の方法に従って動作するノードに対応しうる。
図のように、ノード1600は、上述のUE10、11又は図15の方法における無線デバイスなどの1つ以上の無線デバイスと接続するための無線インタフェース1610を含みうる。無線インタフェースは、例えば、上述のDL制御チャネル又はデータチャネルを送信するために使用されうる。さらに、ノード1600は、無線通信ネットワークの1つ以上の他のノードと接続するためのネットワークインタフェース1620を含みうる。ネットワークインタフェース1620は、例えば、ノードのバックホール接続を確立するために使用されうる。
さらに、ノード1600は、インタフェース1610、1620に接続された1つ以上のプロセッサ1650と、プロセッサ1650に接続されたメモリ1660とを含みうる。例として、インタフェース1610、1620、プロセッサ1650、及びメモリ1660は、ノード1600の1つ以上の内部バスシステムによって接続されうる。メモリ1660は、読み出し専用メモリ(ROM)、例えばフラッシュROMと、ランダムアクセスメモリ(RAM)、例えばダイナミックRAM(DRAM)又はスタティックRAM(SRAM)、マスストレージ、例えばハードディスク又はソリッドステートディスク等を含みうる。図のように、メモリ1660は、ソフトウェア1670、ファームウェア1680、及び/又は制御パラメータ1690を含みうる。メモリ1660は、図10又は図12に関連して説明したような、無線通信ネットワークノードの上述の機能を実装するための、プロセッサ1650によって実行されるべき適切に構成されたプログラムコードを含みうる。このプログラムコードは、ソフトウェア1670の一部として及び/又はファームウェアの一部として記憶されうる。さらに、このプログラムコードは、制御パラメータ1690のうちの1つ以上を用いて動作しうる。
図16で説明した構造は概略に過ぎず、ノード1600は、明確性のために図解されていないさらなる要素、例えば、さらなるインタフェース又はプロセッサを実際には含みうることが理解されるべきである。また、メモリ1660は、無線通信ネットワークノードの既知の機能、例えばLTE技術のeNB又は5Gアクセスノードの既知の機能を実装するためのさらなるプログラムコードを含んでもよいことが理解されるべきである。いくつかの実施形態によれば、コンピュータプログラムも、、ノード1600の機能を実装するために、例えばメモリ1660に記憶されるべきプログラムコード及び/又は他のデータを記憶する物理媒体の形式で、又は、プログラムコードをダウンロードに利用可能とすることにより、又はストリーミングにより、提供されてもよい。
図17は、上述のコンセプトを実行するのに使用されうる無線デバイス1700のプロセッサベースの実装を図解している。無線デバイス1700は、上述のUE10などの、図14の方法に従って動作する無線デバイスに対応しうる。
図のように、無線デバイス1700は、例えば、上述のアクセスノード100や図10又は図12の方法におけるアクセスノードなどの無線通信ネットワークのアクセスノードを介して、無線通信ネットワークに接続するための無線インタフェース1710を含みうる。無線インタフェースは、例えば、上述のDL制御チャネルやデータチャネルを受信するのに使用されうる。
さらに、無線デバイス1700は、無線インタフェース1710と接続された1つ以上のプロセッサ1750と、プロセッサ1750と接続されたメモリ1760とを含みうる。一例において、無線インタフェース1710、プロセッサ1750、及びメモリ1760は、無線デバイス1700の1つ以上の内部バスシステムによって接続されうる。メモリ1760は、ROM、例えばフラッシュROM、RAM、例えばDRAMやSRAM、マスストレージ、例えばハードディスクやソリッドステートディスクなどを含みうる。図のように、メモリ1760は、ソフトウェア1770、ファームウェア1780、及び/又は制御パラメータ1790を含みうる。メモリ1760は、図14に関して説明したような、無線デバイスの上述の機能を実装するための、プロセッサ1750によって実行されるべき適切に構成されたプログラムコードを含みうる。このプログラムコードは、ソフトウェア1770の一部として及び/又はファームウェア1780の一部として、記憶されうる。さらに、プログラムコードは、制御パラメータ1790のうちの1つ以上を用いて動作しうる。
図17において図解されるような構造は概略に過ぎず、無線デバイス1700は、実際には、明確性のために図解されていないさらなるコンポーネント、例えばさらなるインタフェース又はプロセッサを含みうることが理解されるべきである。また、メモリ1760は、無線デバイスの既知の機能、例えば、LTE無線技術又は5G無線技術をサポートするUEの既知の機能を実装するためのさらなるプログラムコードを含んでもよいことが理解されるべきである。いくつかの実施形態によれば、コンピュータプログラムが、無線デバイス1700の機能を実装するために、例えばメモリ1760に記憶されるべきプログラムコード及び/又は他のデータを記憶する物理媒体の形式で、又は、プログラムコードをダウンロードに利用可能とすることにより若しくはストリーミングにより、提供されうる。
理解されるように、上述のようなコンセプトは、無線通信ネットワークにおける無線伝送を効率的に制御するのに使用されうる。具体的には、1つの無線デバイスのデータチャネルの送信に割り当てられる無線リソースが、他の無線デバイスへのDL制御チャネルの伝送のために使用される無線リソースと効率的に調整されうる。この方法では、無線リソースの競合する割り当て又は割り振りが回避されうる。いくつかの状況において、オーバーラップする割り当てが、起こりうる干渉を評価することに基づいて容認されうる。
上述の例及び実施形態は、単なる例示であり、様々な変形の影響を受けやすいことが理解されるべきである。例えば、説明されたコンセプトは、LTE無線技術又は5G無線技術の上述の例に制限されることなく、様々な種類の無線技術と関連して適用されうる。さらに、説明されたコンセプトは、DLデータチャネル、デバイスツーデバイスデータチャネル、又は無線バックホールデータチャネルを含んだ様々な種類のデータチャネルと関連して適用されうる。さらに、既存のデバイスの1つ以上のプロセッサによって又は専用のデバイスハードウェアを用いることによって、対応して設計された実行されるべきソフトウェアによって上述のコンセプトが実装されうることが理解されるべきである。さらに、説明されたノードは、それぞれ、単一のデバイスとして又は複数の相互作用するデバイスのシステムとして実装されうることに留意すべきである。

Claims (71)

  1. 無線通信ネットワークにおける無線伝送を制御する方法であって、
    前記無線通信ネットワークのノード(100;1100;1300;1600)が、無線デバイス(10;1500;1700)への、第1の周波数サブバンド及び第2の周波数サブバンドからのサブキャリアを用いた変調に基づくデータチャネルの受信を制御すると共に前記第1の周波数サブバンドに対する前記データチャネルの伝送のための第1の開始位置と前記第2の周波数サブバンドに対する前記データチャネルの伝送のための第2の開始位置とを指示する下りリンク制御情報を管理することと、
    前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置に基づいて、前記ノード(100;1100;1300;1600)が前記データチャネルでのデータの伝送を制御することと、
    を有する方法。
  2. 前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置は、少なくとも1つのさらなる無線デバイス(11)への下りリンク制御情報の伝送のための下りリンク制御チャネルの時間−周波数位置に応じて選択される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置は、前記データチャネルの前記下りリンク制御チャネルとのオーバーラップを避けるように選択される、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置は、前記データチャネルの前記下りリンク制御チャネルとのオーバーラップを許容するように選択される、
    請求項2に記載の方法。
  5. 前記ノードが、前記データチャネルと前記下りリンク制御チャネルとの間で起こりうる干渉に応じて、前記データの前記伝送を制御することを含む、
    請求項2から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記第1の開始位置と前記第2の開始位置との少なくとも1つが、送信時間間隔の最初の変調シンボルに対応する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記下りリンク制御情報は、下りリンク制御チャネルの終端との関連で前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置を指示する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記下りリンク制御情報は、複数の開始位置のセットからの選択の観点で前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置を指示する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記下りリンク制御情報は、周波数サブバンドごとに1つのインジケータビットからなる、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記下りリンク制御情報は、周波数サブバンドごとに2つのインジケータビットからなる、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記下りリンク制御情報は、前記無線デバイスに固有である、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記変調は、直交周波数分割多重(OFDM)変調、フィルタバンクマルチキャリア(FBMC)変調、離散フーリエ変換シングルキャリアOFDM(DFTS−OFDM)変調、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)変調、又は、プリコーデッドFBMC変調である、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 無線通信ネットワークにおける無線伝送を制御する方法であって、
    前記無線通信ネットワークのノード(100;1100;1300;1600)が、無線デバイス(10;1500;1700)のための複数の周波数サブバンドからのサブキャリアを用いた変調に基づくデータチャネルとさらなる無線デバイス(11)のための下りリンク制御チャネルとの起こりうる干渉を判定することと、
    前記起こりうる干渉に応じて、前記ノード(100;1100;1300;1600)が、前記複数の周波数サブバンドの1つに固有の前記データチャネルの開始位置を決定することと、
    前記ノード(100;1100;1300;1600)が、前記データチャネルの前記開始位置を指示する下りリンク制御情報の前記無線デバイス(10;1500;1700)への送信を管理することと、
    前記開始位置に基づいて、前記ノード(100;1100;1300;1600)が、前記データチャネルにおけるデータの伝送を制御することと、
    を有する方法。
  14. 前記開始位置が、前記下りリンク制御チャネルの時間−周波数位置に応じて選択される、
    請求項1に記載の方法。
  15. 前記開始位置は、前記データチャネルの前記下りリンク制御チャネルとのオーバーラップを避けるように選択される、
    請求項1又は1に記載の方法。
  16. 前記開始位置は、前記データチャネルの前記下りリンク制御チャネルとのオーバーラップを許容するように選択される、
    請求項1から1のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記ノード(100;1100;1300;1600)は、前記判定された干渉に応じて前記データの前記伝送を制御する、
    請求項1から1のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記開始位置は、送信時間間隔の最初の変調シンボルに対応する、
    請求項1から1のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記下りリンク制御情報は、下りリンク制御チャネルの終端との関連で前記開始位置を指示する、
    請求項1から1のいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記下りリンク制御情報は、複数の開始位置のセットからの選択の観点で前記開始位置を指示する、
    請求項1から1のいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記下りリンク制御情報は、1つのインジケータビットからなる、
    請求項1から20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記下りリンク制御情報は、2つのインジケータビットからなる、
    請求項1から20のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記下りリンク制御情報は、前記無線デバイス(10;1500;1700)に固有である、
    請求項1から2のいずれか1項に記載の方法。
  24. 前記変調は、OFDM変調、FBMC変調、DFTS−OFDM変調、SC−FDMA変調、又はプリコーデッドFBMC変調である、
    請求項13から23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 無線通信ネットワークにおける無線伝送を制御する方法であって、
    無線デバイス(10;1500;1700)が、第1の周波数サブバンド及び第2の周波数サブバンドからのサブキャリアを用いた変調に基づくデータチャネルの受信を制御すると共に前記第1の周波数サブバンドに対する前記データチャネルの伝送のための第1の開始位置と前記第2の周波数サブバンドに対する前記データチャネルの伝送のための第2の開始位置とを指示する下りリンク制御情報を前記無線通信ネットワークから受信することと、
    前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置に基づいて、前記無線デバイス(10;1500;1700)が、前記データチャネルにおけるデータの受信を制御することと、
    を有する方法。
  26. 前記第1の開始位置と前記第2の開始位置との少なくとも1つが送信時間間隔の最初の変調シンボルに対応する、
    請求項2に記載の方法。
  27. 前記下りリンク制御情報は、下りリンク制御チャネルの終端との関連で前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置を指示する、
    請求項2又は2に記載の方法。
  28. 前記下りリンク制御情報は、複数の開始位置のセットからの選択の観点で前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置を指示する、
    請求項2から2のいずれか1項に記載の方法。
  29. 前記下りリンク制御情報は、周波数サブバンドごとに1つのインジケータビットからなる、
    請求項2から2のいずれか1項に記載の方法。
  30. 前記下りリンク制御情報は、周波数サブバンドごとに2つのインジケータビットからなる、
    請求項2から2のいずれか1項に記載の方法。
  31. 前記下りリンク制御情報は、前記無線デバイスに固有である、
    請求項2から30のいずれか1項に記載の方法。
  32. 前記変調は、OFDM変調、FBMC変調、DFTS−OFDM変調、SC−FDMA変調、又はプリコーデッドFBMC変調である、
    請求項25から31のいずれか1項に記載の方法。
  33. 無線通信ネットワークのためのノード(100;1100;1300;1600)であって、
    −無線デバイス(10;1500;1700)への、第1の周波数サブバンド及び第2の周波数サブバンドからのサブキャリアを用いた変調に基づくデータチャネルの受信を制御すると共に前記第1の周波数サブバンドに対する前記データチャネルの伝送のための第1の開始位置と前記第2の周波数サブバンドに対する前記データチャネルの伝送のための第2の開始位置とを指示する下りリンク制御情報を管理し、
    −前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置に基づいて、前記データチャネルでのデータの伝送を制御する、
    ように構成されたノード(100;1100;1300;1600)。
  34. 前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置は、少なくとも1つのさらなる無線デバイス(11)への下りリンク制御情報の伝送のための下りリンク制御チャネルの時間−周波数位置に応じて選択される、
    請求項3に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  35. 前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置は、前記データチャネルの前記下りリンク制御チャネルとのオーバーラップを避けるように選択される、
    請求項3に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  36. 前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置は、前記データチャネルの前記下りリンク制御チャネルとのオーバーラップを許容するように選択される、
    請求項3に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  37. 前記ノード(100;1100;1300;1600)は、前記データチャネルと前記下りリンク制御チャネルとの間で起こりうる干渉に応じて、前記データの前記伝送を制御するように構成される、
    請求項3から3のいずれか1項に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  38. 前記第1の開始位置と前記第2の開始位置との少なくとも1つが、送信時間間隔の最初の変調シンボルに対応する、
    請求項3から3のいずれか1項に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  39. 前記下りリンク制御情報は、下りリンク制御チャネルの終端との関連で前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置を指示する、
    請求項3から3のいずれか1項に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  40. 前記下りリンク制御情報は、複数の開始位置のセットからの選択の観点で前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置を指示する、
    請求項3から3のいずれか1項に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  41. 前記下りリンク制御情報は、周波数サブバンドごとに1つのインジケータビットからなる、
    請求項3から40のいずれか1項に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  42. 前記下りリンク制御情報は、周波数サブバンドごとに2つのインジケータビットからなる、
    請求項3から40のいずれか1項に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  43. 前記下りリンク制御情報は、前記無線デバイス(10;1500;1700)に固有である、
    請求項3から4のいずれか1項に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  44. 前記変調は、OFDM変調、FBMC変調、DFTS−OFDM変調、SC−FDMA変調、又はプリコーデッドFBMC変調である、
    請求項33から43のいずれか1項に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  45. 前記ノード(100;1100;1300;1600)は請求項から1のいずれか1項に記載の方法のステップを実行するように構成される、
    請求項3に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  46. 無線通信ネットワークのためのノード(100;1100;1300;1600)であって、
    −無線デバイス(10;1500;1700)のための複数の周波数サブバンドからのサブキャリアを用いた変調に基づくデータチャネルとさらなる無線デバイス(11)のための下りリンク制御チャネルとの起こりうる干渉を判定し、
    −前記起こりうる干渉に応じて、前記周波数サブバンドの1つに固有の前記データチャネルの開始位置を決定し、
    −前記データチャネルの前記開始位置を指示する下りリンク制御情報の前記無線デバイス(10;1500;1700)への送信を管理し、
    −前記開始位置に基づいて、前記データチャネルにおけるデータの伝送を制御する、
    ように構成されたノード(100;1100;1300;1600)。
  47. 前記開始位置が、前記下りリンク制御チャネルの時間−周波数位置に応じて選択される、
    請求項4に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  48. 前記開始位置は、前記データチャネルの前記下りリンク制御チャネルとのオーバーラップを避けるように選択される、
    請求項4又は4に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  49. 前記開始位置は、前記データチャネルの前記下りリンク制御チャネルとのオーバーラップを許容するように選択される、
    請求項4から4のいずれか1項に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  50. 前記ノード(100;1100;1300;1600)は、前記判定された干渉に応じて前記データの前記伝送を制御する、
    請求項4から4のいずれか1項に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  51. 前記開始位置は、送信時間間隔の最初の変調シンボルに対応する、
    請求項4から50のいずれか1項に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  52. 前記下りリンク制御情報は、下りリンク制御チャネルの終端との関連で前記開始位置を指示する、
    請求項4から51のいずれか1項に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  53. 前記下りリンク制御情報は、複数の開始位置のセットからの選択の観点で前記開始位置を指示する、
    請求項4から52のいずれか1項に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  54. 前記下りリンク制御情報は、1つのインジケータビットからなる、
    請求項4から5のいずれか1項に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  55. 前記下りリンク制御情報は、2つのインジケータビットからなる、
    請求項4から5のいずれか1項に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  56. 前記制御情報は、前記無線デバイス(10;1500;1700)に固有である、
    請求項4から5のいずれか1項に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  57. 前記変調は、OFDM変調、FBMC変調、DFTS−OFDM変調、SC−FDMA変調、又はプリコーデッドFBMC変調である、
    請求項46から56のいずれか1項に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  58. 前記ノード(100;1100;1300;1600)は、請求項1から2のいずれか1項に記載の方法のステップを実行するように構成される、
    請求項4に記載のノード(100;1100;1300;1600)。
  59. 無線デバイス(10;1500;1700)であって、
    第1の周波数サブバンド及び第2の周波数サブバンドからのサブキャリアを用いた変調に基づくデータチャネルの受信を制御すると共に前記第1の周波数サブバンドに対する前記データチャネルの伝送のための第1の開始位置と前記第2の周波数サブバンドに対する前記データチャネルの伝送のための第2の開始位置とを指示する下りリンク制御情報を無線通信ネットワークから受信し、
    −前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置に基づいて、前記データチャネルにおけるデータの受信を制御する、
    ように構成された無線デバイス(10;1500;1700)。
  60. 前記第1の開始位置と前記第2の開始位置との少なくとも1つが送信時間間隔の最初の変調シンボルに対応する、
    請求項5に記載の無線デバイス(10;1500;1700)。
  61. 前記下りリンク制御情報は、下りリンク制御チャネルの終端との関連で前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置を指示する、
    請求項5又は60に記載の無線デバイス(10;1500;1700)。
  62. 前記下りリンク制御情報は、複数の開始位置のセットからの選択の観点で前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置を指示する、
    請求項5から61のいずれか1項に記載の無線デバイス(10;1500;1700)。
  63. 前記下りリンク制御情報は、周波数サブバンドごとに1つのインジケータビットからなる、
    請求項5から62のいずれか1項に記載の無線デバイス(10;1500;1700)。
  64. 前記下りリンク制御情報は、周波数サブバンドごとに2つのインジケータビットからなる、
    請求項5から62のいずれか1項に記載の無線デバイス(10;1500;1700)。
  65. 前記下りリンク制御情報は、前記無線デバイスに固有である、
    請求項5から6のいずれか1項に記載の無線デバイス(10;1500;1700)。
  66. 前記変調は、OFDM変調、FBMC変調、DFTS−OFDM変調、SC−FDMA変調、又はプリコーデッドFBMC変調である、
    請求項59から64のいずれか1項に記載の無線デバイス(10;1500;1700)。
  67. 前記無線デバイス(10;1500;1700)は、請求項2から3のいずれか1項に記載の方法のステップを実行するように構成される、
    請求項5に記載の無線デバイス(10;1500;1700)。
  68. 無線通信ネットワークのためのシステムであって、
    前記無線通信ネットワークのためのノード(100;1100;1300;1600)と、
    無線デバイス(10;1500;1700)とを含み、
    前記ノード(100;1100;1300;1600)は、無線デバイス(10;1500;1700)への、第1の周波数サブバンド及び第2の周波数サブバンドからのサブキャリアを用いた変調に基づくデータチャネルの受信を制御すると共に前記第1の周波数サブバンドに対する前記データチャネルの伝送のための第1の開始位置と前記第2の周波数サブバンドに対する前記データチャネルの伝送のための第2の開始位置とを指示する下りリンク制御情報の送信を管理するように構成され、
    前記無線デバイス(10;1500;1700)は、前記下りリンク制御情報を受信し、前記第1の開始位置及び前記第2の開始位置に基づいて、前記データチャネルにおけるデータの受信を制御するように構成される、
    システム。
  69. 無線通信ネットワークのためのシステムであって、
    前記無線通信ネットワークのためのノード(100;1100;1300;1600)と、
    無線デバイス(10;1500;1700)とを含み、
    前記ノード(100;1100;1300;1600)は、
    前記無線デバイス(10;1500;1700)のための複数の周波数サブバンドからのサブキャリアを用いた変調に基づくデータチャネルとさらなる無線デバイス(11)のための下りリンク制御チャネルとの起こりうる干渉を判定し、
    当該起こりうる干渉に応じて、前記周波数サブバンドの1つに固有の前記データチャネルの開始位置を決定し、
    前記データチャネルの前記開始位置を指示する下りリンク制御情報の前記無線デバイス(10;1500;1700)への送信を管理する
    ように構成され、
    前記無線デバイス(10;1500;1700)は、前記開始位置に基づいて、前記データチャネルにおけるデータの受信を制御するように構成される、
    システム。
  70. 無線通信ネットワークのノード(100;1100;1300;1600)の少なくとも1つのプロセッサ(1650)によって実行されるべきプログラムコードを含むコンピュータプログラム又はコンピュータプログラム媒体であって、前記プログラムコードの実行が、前記ノード(100;1100;1300;1600)に、請求項1から2のいずれか1項に記載の方法のステップを実行させる、コンピュータプログラム又はコンピュータプログラム媒体
  71. 無線デバイス(10;1500;1700)の少なくとも1つのプロセッサ(1650)によって実行されるべきプログラムコードを含むコンピュータプログラム又はコンピュータプログラム媒体であって、前記プログラムコードの実行が、前記無線デバイス(10;1500;1700)に、請求項2から3のいずれか1項に記載の方法のステップを実行させる、コンピュータプログラム又はコンピュータプログラム媒体
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