JP6744550B2 - 画像投影装置、画像投影方法および画像投影プログラム - Google Patents

画像投影装置、画像投影方法および画像投影プログラム Download PDF

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本発明は、画像投影装置、画像投影方法および画像投影プログラムに関する。
従来から、企業などでプロジェクタを用いてデータや写真などの画像を投影して会議などが行われており、教育現場においてもプロジェクタを用いた授業などが行われている。例えば、写真で投影対象物の大きさを伝える手法として、一円玉やタバコの箱などを指標として、投影対象物と同時に撮影して、その大きさの対比で相対的に伝えることが一般的である。
相対的な伝え方では、生徒個々で指標をイメージする大きさが異なることもあり、近年では、被写体である投影対象物を実寸大で投影することが行われている。例えば、投影面上のプロジェクタの画面サイズをピクセル数で求め、投影対象物の実寸サイズであれば何ピクセルになるかを求め、そのピクセル数の大きさで投影対象を投影することで、実寸大に表示する技術が知られている。
特開2004−280271号公報
しかしながら、上記技術では、プロジェクタの画面のサイズによって投影対象物の実寸大を求めて投影するので、プロジェクタの画面のサイズが取得できない場合は、投影対象物を実寸大で投影することが難しい。
例えば、投影するプロジェクタの画面の縦横比と、壁などの投影面の縦横比とが異なる場合、プロジェクタの画面の縦方向あるいは横方向のいずれか短い側を、投影面いっぱいに表示させると、他の側は投影面からはみ出る。このため、プロジェクタの画面のサイズを取得できず、投影対象物を実寸大に表示することができない。あるいは、プロジェクタの画面の両端が切れる場合などでも、プロジェクタの画面のサイズは取得できない。
一つの側面では、投影対象物を実寸大で投影することができる画像投影装置、画像投影方法および画像投影プログラムを提供することを目的とする。
第1の案では、画像投影装置は、投影対象物を含む投影対象データを投影面に投影して、投影面上に投影された投影データを取得する取得部を有する。画像投影装置は、前記投影対象物の実寸に関する情報に基づいて、前記投影対象物の実寸と、前記投影データに含まれる投影対象物の実寸との比率を算出する算出部を有する。画像投影装置は、前記比率にしたがって、投影面に実寸大に再投影する投影部を有する。また前記算出部は、前記投影対象物を撮像して前記投影対象データを生成した時の撮像距離に対応する変換係数と前記投影対象データ内の前記投影対象物の大きさとから、前記投影対象物の実寸を算出し、前記投影データを撮像した時の投影距離に対応する変換係数と前記投影データ内の前記投影対象物の大きさとから、前記投影対象物の実寸を算出する。
一つの側面では、投影対象物を実寸大で投影することができる。
図1は、実施例1にかかるシステムの全体構成例を示す図である。 図2は、実施例1にかかる情報処理装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 図3は、投影画像DBに記憶される情報の例を示す図である。 図4は、距離情報DBに記憶される情報の例を示す図である。 図5は、投影画像の大きさの取得から再投影までを説明する図である。 図6は、処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、実寸大の投影例を説明する図である。 図8は、ハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する画像投影装置、画像投影方法および画像投影プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[全体構成]
図1は、実施例1にかかるシステムの全体構成例を示す図である。図1に示すように、このシステムは、プロジェクタ1、スクリーン2、情報処理装置10を有する。なお、本実施例では、プロジェクタ1と情報処理装置10とが有線や無線などで接続される例で説明するが、これに限定されるものではなく、プロジェクタ1が情報処理装置10に内蔵されていてもよい。同様に、本実施例では、情報処理装置10がカメラを内蔵する例で説明するが、これに限定されるものではなく、有線や無線で接続される外部のカメラを用いることができる。また、本実施例では、投影対象として画像データを例にして説明するが、これに限定されるものではなく、動画や映像などであってもよい。
情報処理装置10は、投影機であるプロジェクタ1を用いて、画像などをスクリーン2に投影する画像投影装置の一例である。例えば、情報処理装置10は、内部のハードディスクなどに保存する鶏の画像データAを読み込み、プロジェクタ1を介して、スクリーン2の投影面Pに投影する。
例えば、情報処理装置10は、画像データAを投影面Pに投影して、投影データQをカメラで撮像する。続いて、情報処理装置10は、画像データAに含まれる鶏の画像データJの大きさと、投影データQに含まれる鶏の画像データNの大きさとを算出する。一方で、情報処理装置10は、鶏の実寸と保存済みの画像データJの大きさとの割合から、画像データNに対応する鶏の実寸を算出する。そして、情報処理装置10は、実寸間の比率を算出し、比率を用いて、投影面に実寸大になるように画像データAを拡大または縮小した新たな画像データを、投影面Pに再投影する。
すなわち、情報処理装置10は、投影された対象物を、対象物までの距離を取得できるデバイスがついているカメラで撮影することで投影された対象物のサイズを計算し、対象物の実寸と比較して、その比率で投影元のデータを拡縮したものを、再度投影する。したがって、情報処理装置10は、投影対象物を実寸大で投影することができる。
[機能構成]
図2は、実施例1にかかる情報処理装置10の機能構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、情報処理装置10は、通信部11、撮像部12、記憶部20、制御部30を有する。
通信部11は、他の装置の通信を制御する処理部であり、例えば通信インタフェースなどである。例えば、通信部11は、投影対象の画像データなどを管理端末などから受信して、記憶部20に格納する。
撮像部12は、投影面に投影された対象物(投影データ)を撮像する処理部であり、例えばカメラなどである。例えば、撮像部12は、投影データを撮像するとともに、投影データまでの距離を測定することができる。
記憶部20は、プログラムやデータなどを記憶する記憶装置の一例であり、例えばメモリやハードディスクなどである。この記憶部20は、投影画像DB21と距離情報DB22を記憶する。
投影画像DB21は、投影対象の画像データに関する情報を記憶するデータベースである。図3は、投影画像DB21に記憶される情報の例を示す図である。図3に示すように、投影画像DB21は、「画像データ、対象物までの距離」を記憶する。「画像データ」は、投影対象の画像データを特定する情報であり、「対象物までの距離」は、画像データを生成するために、撮像対象を撮像したときの距離を示す。図3の例では、写真Aは、300cmの距離で撮像された画像であり、写真2は、100cmの距離で撮像された画像であることを示す。
距離情報DB22は、投影距離における1画素の比率を記憶するデータベースである。図4は、距離情報DB22に記憶される情報の例を示す図である。図4に示すように、距離情報DB22は、「距離、画素、係数」を対応付けて記憶する。「距離」は、投影面までの投影距離であり、「画素」は、基準となる画素数であり、「係数」は、距離に基づく補正係数である。図4の例では、投影面までの距離が100cmの場合、1画素あたり、投影データに0.363を乗算すると、実寸が算出されることを示す。
ここで、係数の算出の具体例を説明する。例えば、1ピクセル(画素)が相当する実寸のサイズを単位スケール(係数)は、被写体までの距離、撮像素子のサイズ、レンズの焦点距離から算出式「被写体までの距離[mm]×センササイズ[mm])/焦点距離[mm]」を演算することで、照合画像内の被写体のサイズを算出する。ここで、撮像素子のサイズは、縦または横のいずれかのサイズであり、焦点距離は、例えばスチルカメラにおける35ミリ判でのレンズ焦点距離に換算した値とする。この算出式により、代入した撮像素子サイズの方向(縦または横)における被写体の実際のサイズ[mm]が特定される。このように算出された被写体サイズを、演算に用いた撮像サイズの方向(縦または横)における画像サイズ(ピクセル数)で除することにより、1ピクセルが相当する実寸のサイズが算出される。
また、焦点距離(Focal Length)と1画素のピクセルサイズ(Pixel size)が明記されている測距センサーなどを用いることもできる。具体的には、焦点距離:対象物距離=ピクセルサイズ:対象物距離のピクセルサイズを用いることで、対象物距離のピクセルサイズすなわち上記係数は、「(対象物距離/焦点距離)×ピクセルサイズ」によって算出することができる。
制御部30は、情報処理装置10全体を司る処理部であり、例えばプロセッサなどである。この制御部30は、投影実行部31、取得部32、実寸算出部33、サイズ変更部34、再投影実行部35を有する。なお、投影実行部31、取得部32、実寸算出部33、サイズ変更部34、再投影実行部35は、プロセッサが有する電子回路の一例やプロセッサが実行するプロセスの一例である。
投影実行部31は、投影対象の画像データを投影する処理部である。具体的には、投影実行部31は、投影対象の画像データ一覧をディスプレイ等に表示し、選択された画像データAをプロジェクタ1に出力する。プロジェクタ1は、入力された画像データをスクリーン2に投影する。
取得部32は、投影面P上の投影データの画像を取得する処理部である。具体的には、取得部32は、投影実行部31によって画像データAが投影されると、投影面Pに投影される投影データQの撮像指示を撮像部12に送信する。そして、取得部32は、撮像部12が撮像した投影データQの画像データを取得して、実寸算出部33に出力する。
実寸算出部33は、投影対象である画像データAに含まれる鶏Jの実寸と、投影データQに含まれる鶏Nの実寸とを算出する処理部である。例えば、画像データAについて、実寸算出部33は、公知の画像解析により、画像データAに含まれる投影対象物である鶏Jの輪郭線を検出する。続いて、実寸算出部33は、輪郭線の一番上と一番下を検出し、投影対象物(鶏J)の投影対象の高さである画素数を求める。ここでは、実寸算出部33は、46画素と算出したとする。すると、実寸算出部33は、投影画像DB21を参照して画像データAを撮像したときの距離「300cm」を特定し、さらに、距離情報DB22を参照して「300cm」に対応する係数「1.090」を特定する。その後、実寸算出部33は、画像データAに含まれる投影対象物である鶏Jの実寸として、46画素×1.090=50cmを算出する。
投影データQについても同様に、実寸算出部33は、公知の画像解析により、投影データQに含まれる投影対象物である鶏Nの輪郭線を検出する。続いて、実寸算出部33は、輪郭線の一番上と一番下を検出し、投影対象物(鶏N)の投影対象の高さである画素数を求める。ここでは、実寸算出部33は、275画素と算出したとする。さらに、実寸算出部33は、投影面までの距離「100cm」を撮像部12から取得する。すると、実寸算出部33は、投影画像DB21を参照して投影データQを撮像したときの距離「100cm」を特定し、さらに、距離情報DB22を参照して「100cm」に対応する係数「0.363」を特定する。その後、実寸算出部33は、投影データQに含まれる投影対象物である鶏Nの実寸として、275画素×0.363=100cmを算出する。
そして、実寸算出部33は、投影対象の画像データAに基づく鶏Jの実寸値「50cm」と、投影データQに基づく鶏Nの実寸値「100cm」をサイズ変更部34に出力する。
サイズ変更部34は、実寸の比率に応じて、投影対象の画像データを拡大または縮小する処理部である。上記例で説明すると、サイズ変更部34は、50cmの鶏が100cmで投影されていると判定し、50/100=1/2を比率として算出する。この結果、サイズ変更部34は、投影対象の画像データAそのものの大きさを1/2倍にした画像データを生成して、再投影実行部35に出力する。すなわち、サイズ変更部34は、投影対象の画像データA内の鶏Jの大きさが半分になるような再投影用の画像データを生成する。
再投影実行部35は、サイズ変更部34から出力された投影対象の画像データを投影する処理部である。具体的には、再投影実行部35は、投影対象の画像データAそのものの大きさを1/2倍にした再投影用の画像データをプロジェクタ1に出力する。プロジェクタ1は、入力された再投影用の画像データをスクリーン2に投影する。
図5は、投影画像の大きさの取得から再投影までを説明する図である。図5に示すように、情報処理装置10は、画像データAを投影すると、投影データQを撮像する。続いて、情報処理装置10は、画像データAに含まれる投影対象に鶏Jの大きさ(画素数=46)を算出するとともに、投影データQに含まれる鶏Nの大きさ(画素数=275)を算出する。
そして、情報処理装置10は、投影対象の鶏Jの大きさ(画素数=46)と撮像時の距離に基づく係数(1.090)から、鶏Jを撮像したときの鶏Jの実寸(50cm)を算出する。同様に、情報処理装置10は、投影済みの鶏Nの大きさ(画素数=275)と撮像時の距離に基づく係数(0.363)から、鶏Nの実寸(100cm)を算出する。
その後、情報処理装置10は、実寸間の比率(1/2)を算出し、画像データAの鶏Jの画素数(46)が1/2倍になるように、再投影用の画像データA2(23画素)を生成して再投影する。
このようにして、情報処理装置10は、投影対象の画像データを一度投影してみて、実際の鶏がどのような大きさで投影されているかを推定する。そして、情報処理装置10は、プロジェクタ1の画面サイズを変更するのではなく、投影対象の画像データそのものの大きさを変更して再投影する。
[処理の流れ]
図6は、処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すように、投影処理の開始時が指示されると(S101:Yes)、投影実行部31は、投影対象画像の一覧を表示し(S102)、投影対象画像の選択を受け付ける(S103)。
続いて、投影実行部31は、選択された投影対象画像を投影する(S104)。その後、取得部32は、投影面を撮像し(S105)、撮像画像から投影画像を抽出する(S106)。
そして、実寸算出部33は、投影対象の画像と投影画像のそれぞれから、投影対象物の輪郭を抽出する(S107)。続いて、実寸算出部33は、投影対象物それぞれの大きさ(画素数)を抽出する(S108)。
その後、実寸算出部33は、画像数と距離に基づく係数とを用いて、投影対象物それぞれの実寸を推定し(S109)、実寸間の比率を算出する(S110)。そして、実寸算出部33は、比率によって、投影対象画像の大きさを変更した再投影用の画像を生成し(S111)、大きさ変更後の再投影用の画像を再投影する(S112)。
[別の具体例]
図7は、実寸大の投影例を説明する図である。なお、ここでは、一例として数値の例を用いて説明するが、実施例を限定するものではない。
図7に示すように、情報処理装置10は、ユーザによって選択された象の画像を投影する。続いて、情報処理装置10は、投影された投影画像をカメラ等で撮像する。そして、情報処理装置10は、投影画像から投影対象物である象の輪郭線を特定した後、輪郭線の一番上と一番下を検出し、投影対象物の高さである画素数(138)を特定する。
また、情報処理装置10は、投影対象の象の画像から、当該輪郭線に対応した部分を特定する。そして、情報処理装置10は、輪郭線の一番上と一番下を検出し、投影対象物の高さである画素数(55)を特定する。
その後、情報処理装置10は、投影対象画像を撮像したときの距離(500cm)に対応する係数(1.817mm)を用いて、投影前の投影対象物(象)の実寸(55×1.817=100cm)を算出する。
同様に、情報処理装置10は、投影画像を撮像したときのスクリーン2までの距離(100cm)に対応する係数(0.363mm)を用いて、投影時の投影対象物(象)の実寸(138×0.363=50cm)を算出する。
こうして、情報処理装置10は、実寸間の比率(100/50=2)を算出する。その後、情報処理装置10は、投影対象の投影対象物の大きさが2倍になるように、投影対象画像を拡大した再投影用の画像を生成して、再投影を実行する。
[効果]
上述したように、情報処理装置10は、投影したい投影対象物を投影面いっぱいに実物大で表示できる。また、象のように、投影対象物全体が表示しきれない場合であっても、その投影対象物の一部分を実物大に表示することができる。情報処理装置10は、実物大で表示されたものを見る側で大きさのイメージを共有し合うことができる。情報処理装置10は、外部表示装置の種類や性能に依存せずに、また、外部表示装置の設定や位置を変更することなく、実物大を投影することができる。情報処理装置10は、表示場所にも依存せずに、実物大を投影することができる。情報処理装置10は、表示したい大きさを数値で指定することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に異なる実施例を説明する。
[実寸値の算出]
実施例1では、投影対象の画像データそれぞれに、撮像時に距離を対応付けて管理し、画素数と距離に対応する係数とを用いて、実寸を算出する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、投影対象の画像データと実寸値とを対応付けて管理しておくこともできる。また、実施例1では、画像内の投影対象物の実寸の比率を算出する例を説明したが、画像データそのもの大きさを用いて実寸や比率を算出することもできる。
また、距離に対応する変数などをDBで管理するだけでなく、管理者等によって与えることもでき、撮像時に距離や投影時の距離を予め決めておくことで、決まった変数を用いることもできる。
[大きさの変更]
例えば、情報処理装置10は、投影対象データの画素数を変更することで、投影対象のデータの大きさを変更して、実寸大に再投影することができる。また、情報処理装置10は、プロジェクタ1の光学ズームを用いて、投影対象データを拡大または縮小することで、投影対象のデータの大きさを変更して、実寸大に再投影することができる。
[システム]
上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られない。つまり、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
[ハードウェア構成]
図8は、ハードウェア構成例を示す図である。図8に示すように、情報処理装置10は、通信インタフェース10a、カメラ10b、HDD(Hard Disk Drive)10c、メモリ10d、プロセッサ(Central Processing Unit)10eを有する。
通信インタフェース10aは、他の装置の通信を制御するネットワークインタフェースカードや近距離無線インタフェースなどである。カメラ10bは、投影面を撮像するカメラであり、投影面までの距離も算出できる。HDD10cは、各種情報を記憶する記憶装置である。
メモリ10dの一例としては、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。プロセッサ10eの一例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLD(Programmable Logic Device)等が挙げられる。
また、情報処理装置10は、プログラムを読み出して実行することで画像投影方法を実行する情報処理装置として動作する。つまり、情報処理装置10は、投影実行部31、取得部32、実寸算出部33、サイズ変更部34、再投影実行部35と同様の機能を実行するプログラムを実行する。この結果、情報処理装置10は、投影実行部31、取得部32、実寸算出部33、サイズ変更部34、再投影実行部35と同様の機能を実行するプロセスを実行することができる。なお、この他の実施例でいうプログラムは、情報処理装置10によって実行されることに限定されるものではない。例えば、他のコンピュータまたはサーバがプログラムを実行する場合や、これらが協働してプログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disc)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することができる。
以上の実施例1〜2を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)投影対象物を含む投影対象データを投影面に投影して、投影面上に投影された投影データを取得する取得部と、
前記投影対象物の実寸に関する情報に基づいて、前記投影対象物の実寸と、前記投影データに含まれる投影対象物の実寸との比率を算出する算出部と、
前記比率にしたがって、投影面に実寸大に再投影する投影部と
を有することを特徴とする画像投影装置。
(付記2)前記算出部は、前記投影対象物を撮像して前記投影対象データを生成した時の撮像距離に対応する変換係数と前記投影対象データ内の前記投影対象物の大きさとから、前記投影対象物の実寸を算出し、前記投影データを撮像した時の投影距離に対応する変換係数と前記投影データ内の前記投影対象部の大きさとから、前記投影対象物の実寸を算出することを特徴とする付記1に記載の画像投影装置。
(付記3)前記投影対象データと前記撮像距離とを対応付けて記憶する投影画像記憶部と、
前記投影距離と1画素あたりの変換係数とを対応付けて記憶する距離情報記憶部とをさらに有し、
前記算出部は、前記投影画像記憶部と前記距離情報記憶部とを参照して、前記投影対象データに対応する前記撮像距離と前記変換係数とを取得して、前記投影対象物の実寸を算出するとともに、前記投影データに対応する前記投影距離と前記変換係数とを取得して、前記投影対象物の実寸を算出することを特徴とする付記2に記載の画像投影装置。
(付記4)前記投影部は、前記比率にしたがって、前記投影対象データの画素数を拡大または縮小した再投影データを、前記投影面に再投影することを特徴とする付記1に記載の画像投影装置。
(付記5)前記投影部は、前記比率にしたがって、前記投影対象データを投影する投影装置の光学ズームを変更することで、前記投影対象データを前記投影面に実寸大で再投影することを特徴とする付記1に記載の画像投影装置。
(付記6)コンピュータが、
投影対象物を含む投影対象データを投影面に投影して、投影面上に投影された投影データを取得し、
前記投影対象物の実寸に関する情報に基づいて、前記投影対象物の実寸と、前記投影データに含まれる投影対象物の実寸との比率を算出し、
前記比率にしたがって、投影面に実寸大に再投影する
処理を含んだことを特徴とする画像投影方法。
(付記7)コンピュータに、
投影対象物を含む投影対象データを投影面に投影して、投影面上に投影された投影データを取得し、
前記投影対象物の実寸に関する情報に基づいて、前記投影対象物の実寸と、前記投影データに含まれる投影対象物の実寸との比率を算出し、
前記比率にしたがって、投影面に実寸大に再投影する
処理を実行させることを特徴とする画像投影プログラム。
1 プロジェクタ
2 スクリーン
10 情報処理装置
11 通信部
12 撮像部
20 記憶部
21 投影画像DB
22 距離情報DB
30 制御部
31 投影実行部
32 取得部
33 実寸算出部
34 サイズ変更部
35 再投影実行部

Claims (4)

  1. 投影対象物を含む投影対象データを投影面に投影して、投影面上に投影された投影データを取得する取得部と、
    前記投影対象物の実寸に関する情報に基づいて、前記投影対象物の実寸と、前記投影データに含まれる投影対象物の実寸との比率を算出する算出部と、
    前記比率にしたがって、投影面に実寸大に再投影する投影部と
    を有し、
    前記算出部は、前記投影対象物を撮像して前記投影対象データを生成した時の撮像距離に対応する変換係数と前記投影対象データ内の前記投影対象物の大きさとから、前記投影対象物の実寸を算出し、前記投影データを撮像した時の投影距離に対応する変換係数と前記投影データ内の前記投影対象物の大きさとから、前記投影対象物の実寸を算出することを特徴とする画像投影装置。
  2. 前記投影対象データと前記撮像距離とを対応付けて記憶する投影画像記憶部と、
    前記撮像距離および前記投影距離に対応する変換係数としての1画素あたりの補正係数と前記投影距離とを対応付けて記憶する距離情報記憶部とをさらに有し、
    前記算出部は、前記投影画像記憶部と前記距離情報記憶部とを参照して、前記投影対象データに対応する前記撮像距離と前記補正係数とを取得して、前記投影対象物の実寸を算出するとともに、前記投影データに対応する前記投影距離と前記補正係数とを取得して、前記投影対象物の実寸を算出することを特徴とする請求項に記載の画像投影装置。
  3. コンピュータが、
    投影対象物を含む投影対象データを投影面に投影して、投影面上に投影された投影データを取得する取得処理と
    前記投影対象物の実寸に関する情報に基づいて、前記投影対象物の実寸と、前記投影データに含まれる投影対象物の実寸との比率を算出する算出処理と
    前記比率にしたがって、投影面に実寸大に再投影する再投影処理と、
    を含み、
    前記算出処理は、前記投影対象物を撮像して前記投影対象データを生成した時の撮像距離に対応する変換係数と前記投影対象データ内の前記投影対象物の大きさとから、前記投影対象物の実寸を算出し、前記投影データを撮像した時の投影距離に対応する変換係数と前記投影データ内の前記投影対象物の大きさとから、前記投影対象物の実寸を算出することを特徴とする画像投影方法。
  4. コンピュータに、
    投影対象物を含む投影対象データを投影面に投影して、投影面上に投影された投影データを取得する取得処理と
    前記投影対象物の実寸に関する情報に基づいて、前記投影対象物の実寸と、前記投影データに含まれる投影対象物の実寸との比率を算出する算出処理と
    前記比率にしたがって、投影面に実寸大に再投影する再投影処理と、
    を実行させ、
    前記算出処理は、前記投影対象物を撮像して前記投影対象データを生成した時の撮像距離に対応する変換係数と前記投影対象データ内の前記投影対象物の大きさとから、前記投影対象物の実寸を算出し、前記投影データを撮像した時の投影距離に対応する変換係数と前記投影データ内の前記投影対象物の大きさとから、前記投影対象物の実寸を算出することを特徴とする画像投影プログラム。
JP2017076255A 2017-04-06 2017-04-06 画像投影装置、画像投影方法および画像投影プログラム Active JP6744550B2 (ja)

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