JP6744312B2 - Nozzle plate mounting structure for fuel injection device - Google Patents
Nozzle plate mounting structure for fuel injection device Download PDFInfo
- Publication number
- JP6744312B2 JP6744312B2 JP2017534141A JP2017534141A JP6744312B2 JP 6744312 B2 JP6744312 B2 JP 6744312B2 JP 2017534141 A JP2017534141 A JP 2017534141A JP 2017534141 A JP2017534141 A JP 2017534141A JP 6744312 B2 JP6744312 B2 JP 6744312B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle plate
- valve body
- fuel injection
- fixing member
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M51/00—Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
- F02M51/06—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M61/00—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
- F02M61/16—Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
- F02M61/18—Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
この発明は、燃料噴射装置の燃料噴射口に取り付けられ、燃料噴射口から流出した燃料を微粒化して噴射する燃料噴射装置用ノズルプレート(以下、適宜ノズルプレートと略称する)の取付構造に関するものである。 The present invention relates to a mounting structure of a nozzle plate for a fuel injection device (hereinafter, appropriately abbreviated as a nozzle plate) which is attached to a fuel injection port of a fuel injection device and atomizes and injects fuel flowing out from the fuel injection port. is there.
自動車等の内燃機関(以下、「エンジン」と略称する)は、燃料噴射装置から噴射された燃料と吸気管を介して導入された空気とを混合して可燃混合気を形成し、この可燃混合気をシリンダ内で燃焼させるようになっている。このようなエンジンは、燃料噴射装置から噴射された燃料と空気との混合状態がエンジンの性能に大きな影響を及ぼすことが知られており、特に、燃料噴射装置から噴射された燃料の微粒化がエンジンの性能を左右する重要な要素となることが知られている。 An internal combustion engine (hereinafter, abbreviated as “engine”) of an automobile or the like mixes fuel injected from a fuel injection device with air introduced through an intake pipe to form a combustible mixture, and the combustible mixture is formed. It is designed to burn the air in the cylinder. In such an engine, it is known that the mixed state of the fuel injected from the fuel injection device and the air has a great influence on the performance of the engine, and in particular, atomization of the fuel injected from the fuel injection device It is known to be an important factor that affects engine performance.
このような燃料噴射装置は、噴霧中の燃料の微粒化を図るため、バルブボディの燃料噴射口にノズルプレートを取り付けて、このノズルプレートに形成した複数の微小なノズル孔から燃料を噴射するようになっている。 In such a fuel injection device, in order to atomize the fuel during spraying, a nozzle plate is attached to the fuel injection port of the valve body, and the fuel is injected from a plurality of minute nozzle holes formed in this nozzle plate. It has become.
例えば、図19に示す燃料噴射装置1000は、燃料噴射口1001が形成された金属製のバルブボディ1002に金属製のノズルプレート1003を溶接し、燃料噴射口1001から噴射された燃料をノズルプレート1003に形成されたノズル孔1004を介して吸気管内に噴射することにより、燃料の微粒化を促進するようになっている(特許文献1〜3参照)。
For example, in a
近年、燃料噴射装置の燃料噴射特性の向上及び燃料噴射装置の低コスト化を図るため、射出成形された高精度の合成樹脂材料製のノズルプレートを金属製のノズルプレートに代えて使用する試みがなされている。しかしながら、従来の燃料噴射装置は、金属製のノズルプレートを金属製のバルブボディに溶接するものであり、合成樹脂材料製のノズルプレートを金属製のバルブボディに固定する場合に適用できないため、合成樹脂材料製のノズルプレートを金属製のバルブボディに確実に固定する技術の開発が必要とされていた。 In recent years, in order to improve the fuel injection characteristics of the fuel injection device and reduce the cost of the fuel injection device, attempts have been made to use a nozzle plate made of injection-molded high-precision synthetic resin material instead of the metal nozzle plate. Has been done. However, the conventional fuel injection device welds the metal nozzle plate to the metal valve body, and cannot be applied when fixing the nozzle plate made of the synthetic resin material to the metal valve body. There was a need to develop a technique for securely fixing a nozzle plate made of resin material to a metal valve body.
そこで、本発明は、合成樹脂材料製のノズルプレートをバルブボディに確実に固定できるようにしたノズルプレートの取付構造の提供を目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a nozzle plate mounting structure capable of securely fixing a nozzle plate made of a synthetic resin material to a valve body.
本発明は、燃料噴射装置1の金属製バルブボディ105の先端側に取り付けられ、前記バルブボディ105の燃料噴射口104から流出した燃料を微粒化して噴射するノズル孔108が形成された合成樹脂材料製の燃料噴射装置用ノズルプレート103の取付構造に関するものである(図7、図14、図16参照)。この発明において、前記燃料噴射装置用ノズルプレート103は、前記バルブボディ105の先端面114に突き当てられるノズルプレート本体部115と前記バルブボディ105の先端側の外周面に隙間無く嵌合される筒状部113とが一体に形成され、前記ノズル孔108が前記ノズルプレート本体部115に形成され、前記バルブボディ105に嵌合された前記筒状部113の外周面に金属製のノズルプレート固定部材106,140が嵌合される。また、前記ノズルプレート固定部材106,140は、前記燃料噴射装置用ノズルプレート103の前記筒状部113に嵌合される第1部分と前記バルブボディ105と接触する第2部分とを有し、前記第2部分が前記バルブボディ105に溶接されることにより、前記燃料噴射装置用ノズルプレート103と前記バルブボディ105が温度上昇した場合であっても、前記第1部分が前記燃料噴射装置用ノズルプレート103の前記筒状部113の外周面の位置を規制するようになっている。
INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention is a synthetic resin material attached to the tip end side of a
本発明に係るノズルプレートの取付構造によれば、合成樹脂材料製ノズルプレートと金属製バルブボディが温度上昇した場合であっても、バルブボディに溶接され且つノズルプレートの筒状部の外周側に嵌合された金属製ノズルプレート固定部材がノズルプレートの筒状部の外周面の位置を規制することができるため、ノズルプレートの筒状部とバルブボディの外周面の嵌合状態が保持され、ノズルプレートの筒状部とバルブボディの外周面との間に生じる隙間に起因する燃料漏れを生じることがなく、ノズルプレートがバルブボディに確実に固定される。 According to the nozzle plate mounting structure of the present invention, even when the temperature of the synthetic resin material nozzle plate and the temperature of the metal valve body rise, the nozzle plate is welded to the valve body and is attached to the outer peripheral side of the tubular portion of the nozzle plate. Since the fitted metal nozzle plate fixing member can regulate the position of the outer peripheral surface of the tubular portion of the nozzle plate, the fitted state of the tubular portion of the nozzle plate and the outer peripheral surface of the valve body is maintained, The nozzle plate is securely fixed to the valve body without causing fuel leakage due to the gap between the tubular portion of the nozzle plate and the outer peripheral surface of the valve body.
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳述する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[第1実施形態]
図1は、燃料噴射装置1の使用状態を簡略化して示す図である。この図1に示すように、ポート噴射方式の燃料噴射装置1は、エンジンの吸気管2の途中に設置され、燃料を吸気管2内に噴射して、吸気管2内に導入された空気と燃料とを混合し、可燃混合気を生じさせるようになっている。[First Embodiment]
FIG. 1 is a diagram schematically showing a usage state of the
図2は、本発明の第1実施形態に係る燃料噴射装置用ノズルプレート3(以下、ノズルプレートと略称する)の取付構造を示す図であり、ノズルプレート3が取り付けられた燃料噴射装置1の先端側の図である。なお、図2(a)は、燃料噴射装置1の先端側正面図である。また、図2(b)は、図2(a)のA1−A1線に沿って切断して示す燃料噴射装置1の先端側断面図である。
FIG. 2 is a view showing a mounting structure of a
図2に示すように、燃料噴射装置1は、燃料噴射口4が形成された金属製バルブボディ5の先端側に合成樹脂材料製のノズルプレート3がノズルプレート固定部材6によって固定されている。この燃料噴射装置1は、図外のソレノイドによってニードルバルブ7が作動させられるようになっており、ニードルバルブ7の弁体7aが弁座7bから離れると、燃料がニードルバルブ7の弁体7aと弁座7bの間の隙間を通過し、バルブボディ5内の燃料が燃料噴射口4から噴射され、燃料噴射口4から噴射された燃料がノズルプレート3のノズル孔8を通過して外部に噴射されるようになっている。バルブボディ5は、先端側が丸棒状に形成され、正面側から見た先端の形状が円形状になっている。そして、バルブボディ5の先端側には、ノズルプレート3を収容するノズルプレート収容凹所10が形成されている。このノズルプレート収容凹所10は、バルブボディ5の正面側から見た形状が円形状であり、底面11がノズルプレート3の裏面3aに当接し、内周面12がノズルプレート3の外周面3bに嵌合するようになっている。なお、バルブボディ5は、ステンレス鋼、炭素鋼等で形成される。
As shown in FIG. 2, in the
図2及び図3に示すように、ノズルプレート3は、円板形状になっており、中心軸13を中心とする同一仮想円14上に複数のノズル孔8が等間隔で複数形成されている。このノズルプレート3は、バルブボディ5の燃料噴射口4から噴射された燃料をスワール室15を介して各ノズル孔8に案内する燃料案内溝16がノズルプレート収容凹所10の底面11に当接する裏面3aに形成されている。また、ノズルプレート3は、裏面3aの反対側に位置する表面3c側に、ノズル孔8よりも大径の第1逃がし孔17がノズル孔8の周囲に形成されると共に、この第1逃がし孔17の周囲にテーパ状の第2逃がし孔18が形成されている。このように、ノズルプレート3は、表面3c側に第1逃がし孔17及び第2逃がし孔18を形成することにより、ノズル孔8から燃料が噴射されることによって生じる噴霧中の燃料微粒子がノズルプレート3に付着するのを防止するようになっている。また、このノズルプレート3は、ノズルプレート収容凹所10内に収容された状態において、ノズルプレート固定部材6(中空円板状部分25及び舌片状弾性部分26)によって板厚方向に押され、裏面3aがノズルプレート収容凹所10の底面11に押圧されるようになっている。このようなノズルプレート3は、燃料噴射口4から噴射された燃料の圧力が燃料案内溝16を介して裏面3a側に作用するため、裏面3aとノズルプレート収容凹所10の底面11との間に隙間があると、その隙間を介して燃料が漏れる虞がある。しかしながら、本実施形態によれば、ノズルプレート3は、ノズルプレート固定部材6によって押圧された状態でノズルプレート収容凹所10に収容されており、燃料噴射装置1の使用温度が変化しても、ノズルプレート収容凹所10の底面11との間に隙間を生じることがなく、ノズルプレート収容凹所10の底面11との隙間に起因する燃料漏れを生じることがない。また、このノズルプレート3は、表面3c側の中央に、射出成形用ゲートの切り離し痕20が形成されている。なお、ノズルプレート3は、PPS、PEEK、POM、PA、PES、PEI、LCP等の熱可塑性樹脂材料を使用して射出成形されている。また、ノズルプレート3は、フェノール系樹脂のような熱硬化性樹脂材料を使用して射出成形してもよい。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
図2及び図4に示すように、ノズルプレート固定部材6は、バルブボディ5の先端部の外周面21に圧入される筒状部22と、この筒状部22の一端側に形成され且つ筒状部22の中心23側へ向かって張り出すように形成された環状プレート部24と、を有している。このノズルプレート固定部材6は、バルブボディ5と同一の材料で形成されており、弾性変形できるようになっている。そして、このノズルプレート固定部材6の環状プレート部24は、筒状部22と一体の中空円板状部分25と、この中空円板状部分25から径方向内方へ向かって出っ張るように形成された複数の舌片状弾性部分26と、を有している。環状プレート部24の中空円板状部分25は、筒状部22がバルブボディ5の外周面21に圧入されることにより、バルブボディ5の先端面5aに当接させられる。また、環状プレート部24の舌片状弾性部分26は、中空円板状部分25の内周縁の周方向に沿って等間隔で4箇所形成されている。そして、この環状プレート部24の舌片状弾性部分26は、先端に向かって内向き方向に傾斜(図4(d)の−Z軸方向側に傾斜)するようになっており、先端が各ノズル孔8の中心を通る仮想円14よりも径方向内方に位置し、中空円板状部分25がバルブボディ5の先端面5aに当接するまで、筒状部22がバルブボディ5に圧入されると、ノズルプレート3の表面3cに押し付けられて弾性変形させられ、ノズルプレート3の隣り合うノズル孔8,8間で且つ中空円板状部分25よりも径方向内方側に位置する部分を押圧して、ノズルプレート3の裏面3aをノズルプレート収容凹所10の底面11へ押し付けるようになっている。このようなノズルプレート固定部材6は、筒状部22がバルブボディ5の先端側の外周面21に圧入され、環状プレート部24の中空円板状部分25がバルブボディ5の先端面5aに当接した状態において、環状プレート部24の中空円板状部分25がバルブボディ5の先端面5aに溶接される。この環状プレート部24の中空円板状部分25とバルブボディ5の先端面5aとの溶接は、各ノズル孔8を通る仮想円14と同心の仮想円27(図2(a)の二点鎖線で示す円)に沿って行われる。
As shown in FIGS. 2 and 4, the nozzle
以上のような本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造によれば、金属製のバルブボディ5のノズルプレート収容凹所10内に収容された合成樹脂材料製のノズルプレート3は、バルブボディ5に圧入され且つバルブボディ5の先端面5aに溶接された金属製のノズルプレート固定部材6によって押圧された状態でノズルプレート収容凹所10の底面11に押し付けられているため、温度変化(常温に対する温度上昇又は温度低下)があったとしても、ノズルプレート固定部材6によってノズルプレート収容凹所10の底面11に押し付けられた状態が保持され、ノズルプレート収容凹所10の底面11との間に生じる隙間に起因する燃料漏れを生じることがなく、バルブボディ5に確実に固定される。
According to the mounting structure of the
また、本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造によれば、ノズルプレート固定部材6は、バルブボディ5に溶接される前の状態において、筒状部22がバルブボディ5の外周面21に圧入されるようになっているため、環状プレート部24にノズルプレート3からの反力が作用しても、環状プレート部24とバルブボディ5の先端面5aとの間に隙間が生じることがなく、環状プレート部24をバルブボディ5に確実に溶接することができる。
Further, according to the mounting structure of the
なお、本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造によれば、ノズルプレート固定部材6の環状プレート部24をバルブボディ5の先端面5aに溶接するようになっているが、これに限られず、筒状部22をバルブボディ5の外周面21に溶接するようにしてもよい。
According to the mounting structure of the
[第2実施形態]
図5は、本発明の第2実施形態に係るノズルプレート3の取付構造を示す図であり、ノズルプレート3が取り付けられた燃料噴射装置1の先端側の図である。なお、図5(a)は、燃料噴射装置1の先端側正面図である。また、図5(b)は、図5(a)のA5−A5線に沿って切断して示す燃料噴射装置1の先端側断面図である。[Second Embodiment]
FIG. 5 is a diagram showing a mounting structure of the
図5に示すように、本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造は、金属製のバルブボディ5の先端側に形成されたノズルプレート収容凹所10内に合成樹脂材料製のノズルプレート3が収容され、金属製のノズルプレート固定部材6がノズルプレート3をノズルプレート収容凹所10の底面11に押し付けた状態でバルブボディ5に固定されており、基本的構造が第1実施形態に係るノズルプレート3の取付構造と同様である。したがって、本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造の説明は、第1実施形態に係るノズルプレート3の取付構造の説明と重複する部分を適宜省略し、第1実施形態に係るノズルプレート3の取付構造と異なる部分について詳述する。なお、本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造を構成するノズルプレート3は、第1実施形態に係るノズルプレート3と同様である。
As shown in FIG. 5, the
図5に示すように、本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造は、バルブボディ5のノズルプレート収容凹所10の深さ寸法がノズルプレート3の板厚寸法よりも小さく形成され、バルブボディ5の先端面5aからのノズルプレート3の突出寸法が第1実施形態に係るノズルプレート3の取付構造よりも大きくなっている。そして、本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造は、ノズルプレート固定部材6の環状プレート部24とノズルプレート収容凹所10の底面11との間でノズルプレート3を挟持した状態で固定しても、ノズルプレート固定部材6の環状プレート部24とバルブボディ5の先端面5aとの間に隙間28が生じるようになっている。
As shown in FIG. 5, in the mounting structure of the
図5及び図6に示すように、ノズルプレート固定部材6は、バルブボディ5の先端側の外周面21に圧入され且つバルブボディ5の先端側の外周面21に溶接される筒状部22と、この筒状部22の一端に一体に形成され且つ筒状部22の中心23側へ向かって張り出すように形成された環状プレート部24と、を有している。この環状プレート部24は、径方向内方端が各ノズル孔8を通る仮想円14よりもバルブボディ5の中心軸5b寄り(ノズルプレート固定部材6の中心23寄り)に位置するように形成され、噴霧逃がし部30がノズルプレート3の第2逃がし孔18を取り囲むように径方向内方端側に形成されている。この噴霧逃がし部30は、環状プレート部24の径方向内方端から径方向外方へ向かって切り込むように形成され、内周縁が第2逃がし孔18の外周縁に沿うように円弧形状に形成されており、噴霧が接触しないように第2逃がし孔18の外周縁から離して形成されている。そして、環状プレート部24は、隣合う噴霧逃がし部30,30の内周縁の接線31から径方向内方側の部分が舌片状弾性部分32になっている。この舌片状弾性部分32は、隣合う噴霧逃がし部30,30の内周縁の接線31から先端に向かって内向き方向に傾斜(図6(d)の−Z軸方向側に傾斜)するようになっており、先端が各ノズル孔8の中心を通る仮想円14よりも径方向内方に位置するようになっている。このようなノズルプレート固定部材6は、筒状部22がバルブボディ5の外周面21に圧入され、環状プレート部24がノズルプレート3をノズルプレート収容凹所10の底面11に押し付ける。しかも、ノズルプレート固定部材6は、環状プレート部24の舌片状弾性部分32がノズルプレート3によって弾性変形(撓み変形)させられ、ノズルプレート3のノズル孔8よりも径方向内方側(バルブボディ5の燃料噴射口4寄り)の部分をノズルプレート収容凹所10の底面11に向けて押圧するため、ノズルプレート3のうちの燃料の噴射圧力が作用しやすいバルブボディ5の燃料噴射口4寄りの部分を確実に押さえることができ、ノズルプレート3の裏面3aとノズルプレート収容凹所10の底面11との間に隙間が生じるのを確実に防止できる。
As shown in FIGS. 5 and 6, the nozzle
また、ノズルプレート固定部材6は、筒状部22がバルブボディ5の外周面21に圧入され、環状プレート部24がノズルプレート3をノズルプレート収容凹所10の底面11に押し付けた状態において、筒状部22がバルブボディ5の外周面21に沿って(図6(b)の二点鎖線35に沿って)溶接される。なお、ノズルプレート固定部材6は、筒状部22の開口端33(図6(d)の−Z軸方向に沿った端部)が径方向外方へ向けて反り返っており、筒状部22の開口端33の内周側がR面取りされたような形状になっている。そのため、このノズルプレート固定部材6は、バルブボディ5への圧入時において、バルブボディ5の先端側の外周面21に容易に嵌合することができる。なお、ノズルプレート固定部材6は、舌片状弾性部分32の先端側の両コーナー部分34,34が凸曲面で形成され、舌片状弾性部分32の先端側の両コーナー部分34,34が舌片状弾性部分32の他部に滑らかに接続されている。
Further, the nozzle
以上のような本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造によれば、金属製のバルブボディ5のノズルプレート収容凹所10内に収容された合成樹脂材料製のノズルプレート3は、バルブボディ5に圧入され且つバルブボディ5の外周面21に溶接された金属製のノズルプレート固定部材6によってノズルプレート収容凹所10の底面11に押し付けられているため、温度変化(常温に対する温度上昇又は温度低下)があったとしても、ノズルプレート固定部材6によってノズルプレート収容凹所10の底面11に押し付けられた状態が保持され、ノズルプレート収容凹所10の底面11との間に生じる隙間に起因する燃料漏れを生じることがなく、バルブボディ5に確実に固定される。
According to the mounting structure of the
また、本実施形態に係るノズルプレート3の取付構造によれば、ノズルプレート固定部材6は、筒状部22がバルブボディ5の外周面21に圧入され、筒状部22とバルブボディ5の外周面21とが隙間無く嵌合した状態であるため、バルブボディ5の外周面21に確実に溶接される。
Further, according to the mounting structure of the
(第1及び第2実施形態の変形例)
上記第1及び第2実施形態に係るノズルプレート3の取付構造において、ノズルプレート3は、ノズル孔8が同一の仮想円14上に等間隔で4箇所形成される態様を例示したが、これに限られず、ノズル孔8が1箇所のみ形成される態様、又は、ノズル孔8が2箇所以上の複数形成される態様のものでもよい。また、ノズルプレート3は、ノズル孔8が同一の仮想円14上に不等間隔で複数形成される態様のものでもよい。また、ノズルプレート3は、スワール室15及び燃料案内溝16を省略し、燃料を燃料噴射口4からノズル孔8に直接導くように構成してもよい。
また、ノズルプレート固定部材6は、舌片状弾性部分26,32を省略しても上記第1及び第2実施形態の効果を奏し得る場合に、舌片状弾性部分26,32を省略してもよい。(Modifications of the first and second embodiments)
In the mounting structure of the
Further, the nozzle
[第3実施形態]
図7乃至図8は、本発明の第3実施形態に係る燃料噴射装置用ノズルプレート103(以下、ノズルプレートと略称する)の取付構造を示す図であり、ノズルプレート103が取り付けられた燃料噴射装置1の先端側の図である。なお、図7(a)は、燃料噴射装置1の先端側正面図である。また、図7(b)は、図7(a)のA8−A8線に沿って切断して示す燃料噴射装置1の先端側断面図である。また、図8(a)は、燃料噴射装置1の先端側側面図であり、ノズルプレート103を切断して示す燃料噴射装置1の先端側側面図である。また、図8(b)は、燃料噴射装置1の先端側側面図である。[Third Embodiment]
7 to 8 are views showing a mounting structure of a
図7乃至図8に示すように、燃料噴射装置1は、燃料噴射口104が形成された金属製バルブボディ105の先端側に合成樹脂材料製のノズルプレート103がノズルプレート固定部材106によって固定されている。この燃料噴射装置1は、図外のソレノイドによってニードルバルブ107が作動させられるようになっており、ニードルバルブ107の弁体107aが弁座107bから離れると、燃料がニードルバルブ107の弁体107aと弁座107bの間の隙間を通過し、バルブボディ105内の燃料が燃料噴射口104から噴射され、燃料噴射口104から噴射された燃料がノズルプレート103のノズル孔108を通過して外部に噴射されるようになっている。
As shown in FIGS. 7 to 8, in the
バルブボディ105は、先端側が丸棒状に形成され、正面側から見た先端の形状が円形状になっている。このバルブボディ105は、ノズルプレート103が嵌合されるノズルプレート嵌合軸部110と、このノズルプレート嵌合軸部110に隣接して形成され且つノズルプレート嵌合軸部110よりも小径に形成された小径部111と、この小径部111に隣接して形成され且つのノズルプレート嵌合軸部110よりも大径に形成されたノズルプレート固定部材嵌合軸部112と、を有している。
The
ノズルプレート嵌合軸部110は、その外周面(後述するストレート軸部分110a及びテーパ状軸部分110bの外周面)にノズルプレート103の筒状部113が隙間無く嵌合され(中間ばめされ)、先端面114にノズルプレート103のノズルプレート本体部115の裏面116が突き当てられるようになっている。このノズルプレート嵌合軸部110は、先端面114寄りの部分が同一外径寸法に形成されたストレート軸部分110aであり、このストレート軸部分110aと小径部111との間がテーパ状軸部分110bになっている。そして、このノズルプレート嵌合軸部110のストレート軸部分110aの外周面には、ノズルプレート103の筒状部113に形成されたストレート内周面(同一内径の内周面)113aが嵌合されている。また、ノズルプレート嵌合軸部110のテーパ状軸部分110bのテーパ状外周面には、ノズルプレート103の筒状部113のテーパ状内周面113bが隙間無く嵌合されている。小径部111側には、ノズルプレート嵌合軸部110に嵌合されたノズルプレート103の筒状部113の開口端(先端)117が僅かに張り出しており、小径部111の外周面とノズルプレート103の筒状部113との間に隙間が生じるようになっている。また、ノズルプレート固定部材嵌合軸部112は、ノズルプレート嵌合軸部110に嵌合されたノズルプレート103の開口端117との間に隙間が生じる位置に形成されている。そして、このノズルプレート固定部材嵌合軸部112は、ノズルプレート固定部材106が隙間無く嵌合される外径寸法に形成されている。なお、バルブボディ105は、ステンレス鋼、炭素鋼等で形成される。
The nozzle plate fitting
図7乃至図9に示すように、ノズルプレート103は、燃料噴射装置1のバルブボディ105の先端に取り付けられ、バルブボディ105の燃料噴射口104から噴射された燃料を複数(本実施形態においては4箇所)のノズル孔108から吸気管2側へ噴霧するようになっている。このノズルプレート103は、円筒状の筒状部113とこの筒状部113の一端側に一体に形成された円板状のノズルプレート本体部115とからなる有底筒状体であり、合成樹脂材料(例えば、PPS、PEEK、POM、PA、PES、PEI、LCP等の熱可塑性樹脂材料、又はフェノール系樹脂のような熱硬化性樹脂材料)製の有底筒状体である。このノズルプレート103は、筒状部113がバルブボディ105のノズルプレート嵌合軸部110に隙間無く嵌合(中間ばめ)され、ノズルプレート本体部115がバルブボディ105の先端面114に突き当てられるようになっている。筒状部113は、同一内径に形成されたストレート内周面113aがバルブボディ105のストレート軸部分110aに隙間無く嵌合され、開口端117側に位置するテーパ状内周面113bがバルブボディ105のテーパ状軸部分110bに隙間無く嵌合されるようになっている。この筒状部113のストレート内周面113aとテーパ状内周面113bは、筒状部113の軸方向に沿って連続して形成されている。そして、筒状部113のテーパ状内周面113bは、ストート内周面113aとの接続部121から開口端117側へ向けて離れる従って内径寸法を漸減させるようになっている。また、このノズルプレート103は、筒状部113のテーパ状内周面113bの端部に曲面122が形成され(R面取りが施され)、バルブボディ105のノズルプレート嵌合軸部110への嵌合作業が容易に行われるように工夫されている。また、このノズルプレート103は、筒状部113の開口端117側(他端側)の外周面が筒状部113の他部よりも大径の環状凸部118であり、この環状凸部118の外周面に金属製のノズルプレート固定部材106が嵌合(例えば、中間ばめの滑合程度で嵌合)されるようになっている。この際、ノズルプレート103の筒状部113の開口端117側は、ノズルプレート固定部材106とノズルプレート嵌合軸部110との間に挟まれ、外周面の位置が規制されるようになっている。
As shown in FIGS. 7 to 9, the
また、図7乃至図9に示すように、ノズルプレート103は、ノズルプレート本体部115の中心軸120を中心とする同一仮想円124上に複数のノズル孔108が等間隔で複数形成されている。そして、このノズルプレート103は、バルブボディ105の燃料噴射口104から噴射された燃料をスワール室125を介して各ノズル孔108に案内する燃料案内溝126がバルブボディ105の先端面114に当接する裏面116に形成されている。また、ノズルプレート103は、裏面116の反対側に位置する表面127側に、ノズル孔108よりも大径の第1逃がし孔128がノズル孔108の周囲に形成されると共に、この第1逃がし孔128の周囲にテーパ状の第2逃がし孔130が形成されている。このように、ノズルプレート103は、表面127側に第1逃がし孔128及び第2逃がし孔130を形成することにより、ノズル孔108から燃料が噴射されることによって生じる噴霧中の燃料微粒子がノズルプレート103に付着するのを防止するようになっている。また、このノズルプレート103は、表面127側の中央に、射出成形用ゲートの切り離し痕131が形成されている。なお、ノズルプレート103は、射出成形によって高精度に成形されている。
Further, as shown in FIGS. 7 to 9, in the
図7、図8及び図10に示すように、ノズルプレート固定部材106は、バルブボディ105と同一の金属材料で円筒状に形成されている。このノズルプレート固定部材106は、ノズルプレート103の筒状部113に嵌合される第1部分と、バルブボディ105のノズルプレート固定部材嵌合軸部112に隙間無く嵌合される(中間ばめされる)ことでバルブボディ105と接触する第2部分と、を有している。このノズルプレート固定部材106は、バルブボディ105の先端側にノズルプレート103が嵌合された状態において、ノズルプレート103の筒状部113の外周面に嵌合され、ノズルプレート103の開口端117側の環状凸部118に嵌合された後、バルブボディ105のノズルプレート固定部材嵌合軸部112に隙間無く嵌合される。その後、このノズルプレート固定部材106は、バルブボディ105のノズルプレート固定部材嵌合軸部112の周方向に沿って溶接される。これによって、ノズルプレート103は、ノズルプレート固定部材106によって環状凸部118の外周面の位置が規制された状態でバルブボディ105に確実に固定される。
As shown in FIGS. 7, 8 and 10, the nozzle
図11は、図8(a)の一部を拡大して示す図であり、ノズルプレート固定部材106の溶接部分近傍を拡大して示す図である。この図11に示すように、バルブボディ105のノズルプレート嵌合軸部110に隙間無く嵌合されたノズルプレート103は、筒状部113のストレート内周面113a及びテーパ状内周面113bがノズルプレート嵌合軸部110に密接している。また、ノズルプレート103は、ノズルプレート本体部115の裏面116がバルブボディ105の先端面114に押し付けられている(図7(b)参照)。その結果、バルブボディ105の燃料噴射口104から噴射された燃料は、ノズルプレート103のノズルプレート本体部115とバブルボディ105の先端面114との間、及びノズルプレート103の筒状部113とバルブボディ105との間に隙間が生じることがなく、ノズルプレート103のノズルプレート本体部115とバブルボディ105の先端面114との間、及びノズルプレート103の筒状部113とバルブボディ105との間から燃料が漏出することがない(図7(b)参照)。
FIG. 11 is an enlarged view of a part of FIG. 8A, and is an enlarged view of the vicinity of the welded portion of the nozzle
また、ノズルプレート103の筒状部113の環状凸部118は、円筒状のノズルプレート固定部材106が嵌合されることによって、外周面の位置がノズルプレート固定部材106の内周面によって規制される。ノズルプレート103の開口端117側は、熱膨張等によって変形が生じようとすると、環状凸部118の外周面の位置がノズルプレート固定部材106の内周面によって規制されるため、ノズルプレート嵌合軸部110、小径部111及びノズルプレート固定部材嵌合軸部112との間に形作られる空間(肉逃がし空間132)内に肉(合成樹脂材料)の一部がはみ出し、肉逃がし空間132で変形が吸収される。また、ノズルプレート103は、開口端117側の環状凸部118にノズルプレート固定部材106が嵌合されることにより、筒状部113の環状凸部118以外の部分とノズルプレート固定部材106との間に隙間133が生じるように形作られている。その結果、ノズルプレート固定部材106は、ノズルプレート103の筒状部113の外周面に容易に嵌合することができる。そして、ノズルプレート固定部材106は、バルブボディ105のノズルプレート固定部材嵌合軸部112に隙間無く確実に嵌合され、バルブボディ105のノズルプレート固定部材嵌合軸部112の外表面に隙間無く密着する。その結果、ノズルプレート固定部材106は、バルブボディ105のノズルプレート固定部材嵌合軸部112に確実に溶接され、ノズルプレート103の開口端117側をバルブボディ105との間に確実に固定することができる。しかも、ノズルプレート103は、テーパ状内周面113bがバルブボディ105のテーパ状軸部分110bに密接し、テーパ状内周面113bとバルブボディ105のテーパ状軸部分110bとがバルブボディ105から抜け出す方向に対して逆テーパ状で接触しているため、ノズルプレート本体部115の裏面116に燃料の噴射圧力が作用しても、テーパ状内周面113bとバルブボディ105のテーパ状軸部分110bとの密接した嵌合状態が維持され、バルブボディ105から容易に離脱することがない。また、ノズルプレート103は、筒状部113の開口端117側が肉逃がし空間132内に出っ張るように形成され、且つ、開口端117の内周面が滑らかな曲面122でテーパ状内周面113bに接続され、筒状部113の開口端117に応力が集中しないようになっている。その結果、ノズルプレート103は、応力集中に起因する亀裂が筒状部113の開口端117側に発生し難くなっている。
The position of the outer peripheral surface of the annular
以上のような本実施形態に係るノズルプレート103の取付構造によれば、合成樹脂材料製ノズルプレート103のノズルプレート本体部115が金属製バルブボディ105の先端面114に突き当てられ、ノズルプレート103の筒状部113がバルブボディ105の先端側のノズルプレート嵌合軸部110に隙間無く嵌合され、ノズルプレート103の筒状部113の環状凸部118に金属製ノズルプレート固定部材106の第1部分が嵌合され、バルブボディ105のノズルプレート固定部材嵌合軸部112の外周面にノズルプレート固定部材106の第2部分が隙間無く嵌合され且つ溶接されることにより、ノズルプレート固定部材106とバルブボディ105との間にノズルプレート103の筒状部113が固定され、バルブボディ105及びノズルプレート103が温度上昇したとしても、ノズルプレート固定部材106がノズルプレート103の筒状部(環状凸部118)の外周面の位置を規制することができる。その結果、本実施形態に係るノズルプレート103の取付構造によれば、バルブボディ105及びノズルプレート103が温度上昇したとしても、ノズルプレート103の筒状部113とバルブボディ105の外周面の嵌合状態が保持され、ノズルプレート103の筒状部113とバルブボディ105の外周面との間に生じる隙間に起因する燃料漏れを生じることがなく、ノズルプレート103がバルブボディ105に確実に固定される。
According to the mounting structure of the
また、本実施形態に係るノズルプレート103の取付構造によれば、ノズルプレート103の筒状部113の開口端117側に位置するテーパ状内周面113bがバルブボディ105のノズルプレート嵌合軸部110のテーパ状軸部分110bに密接させられた状態で嵌合し、ノズルプレート103がバルブボディ105から抜け出す方向に対し、テーパ状内周面113bとテーパ状軸部分110bとが逆テーパ状で接触しているため、ノズルプレート103のノズルプレート本体部115に燃料の噴射圧力が作用しても、テーパ状内周面113bとバルブボディ105のテーパ状軸部分110bとの密接した嵌合状態が維持され、ノズルプレート103がバルブボディ105から抜け難くなっている。その結果、本実施形態に係るノズルプレート103の取付構造によれば、ノズルプレート本体部115に燃料噴射圧力が作用しても、ノズルプレート本体部115とバルブボディ105の先端面114との間に隙間が生じることがなく、ノズルプレート103のノズル孔108から正確に燃料を噴射することができる。
Further, according to the mounting structure of the
(第3実施形態の変形例1)
図12は、第3実施形態の変形例1に係るノズルプレート103の取付構造を示す図である。なお、本変形例に係るノズルプレート103の取付構造は、ノズルプレート固定部材106とバルブボディ105の接触構造及び溶接位置が上記第3実施形態に係るノズルプレート103の取付構造と相違するが、他の基本的構造が上記第3実施形態に係るノズルプレート103の取付構造と同様である。したがって、本変形例に係るノズルプレート103の取付構造の説明は、上記第3実施形態に係るノズルプレート103の取付構造と重複する説明を省略する。(
FIG. 12 is a view showing a mounting structure of the
図12に示すように、本変形例において、ノズルプレート固定部材106は、ノズルプレート103の筒状部113の開口端117側に形成された環状凸部118に嵌合され、先端面134がバルブボディ105のフランジ部135の端面136に突き当てられ、先端面134側がバルブボディ105のフランジ部135に溶接されるようになっている。
As shown in FIG. 12, in this modified example, the nozzle
このような本変形例に係るノズルプレート103の取付構造は、上記第3実施形態に係るノズルプレート103の取付構造と同様の効果を得ることができる。また、本変形例に係るノズルプレート103の取付構造は、ノズルプレート固定部材106をバルブボディ105に隙間無く嵌合せず、ノズルプレート固定部材106の先端面134をバルブボディ105のフランジ部135の端面136に突き当てるようになっているため、ノズルプレート固定部材106をバルブボディ105に隙間無く嵌合させる必要がなくなった分だけ、ノズルプレート固定部材106とバルブボディ105の組み付け作業が容易になる。
The
(第3実施形態の変形例2)
図13は、第3実施形態の変形例2に係るノズルプレート103の取付構造を示す図である。なお、本変形例に係るノズルプレート103の取付構造は、ノズルプレート固定部材106の形状が上記第3実施形態に係るノズルプレート固定部材106と相違するが、他の基本的構造が上記第3実施形態に係るノズルプレート103の取付構造と同様である。したがって、本変形例に係るノズルプレート103の取付構造の説明は、上記第3実施形態に係るノズルプレート103の取付構造と重複する説明を省略する。(
FIG. 13 is a view showing a mounting structure of the
図13に示すように、本変形例において、ノズルプレート固定部材103は、軸方向一端137a側がバルブボディ105のノズルプレート固定部材嵌合軸部112に隙間無く嵌合され、且つ、軸方向一端137a側がバブルボディ105のノズルプレート固定部材嵌合軸部112に溶接された状態において、軸方向他端137b側がノズルプレート103のノズルプレート本体部115の表面127よりも軸方向に沿って突出している。このノズルプレート固定部材106の突出量Δは、ノズル孔108から燃料が噴射されて生じる噴霧中の燃料微粒子が付着しない程度に限られ、燃料噴射パターンに応じて決定される。
As shown in FIG. 13, in the present modification, the nozzle
このような本変形例に係るノズルプレート103の取付構造は、上記第3実施形態に係るノズルプレート103の取付構造と同様の効果を得ることができる。また、本変形例に係るノズルプレート103の取付構造は、ノズルプレート固定部材106の軸方向他端137b側がノズルプレート103よりも軸方向に沿って突出しているため、燃料噴射装置1をエンジンに取り付ける作業等において、ノズルプレート103のノズル孔108周辺がエンジンの周辺機器等に衝突して損傷するのを防止するノズルプレート保護部材としても機能する。
The
[第4実施形態]
図14は、本発明の第4実施形態に係るノズルプレート103の取付構造を示す図であり、図14(a)が燃料噴射装置1の先端側正面図、図14(b)がノズルプレート103を図14(a)のA10−A10線に沿って切断して示す燃料噴射装置1の先端側側面図である。また、図15は、本実施形態に係るノズルプレート103の取付構造を構成するノズルプレート固定部材140を示す図であり、図15(a)がノズルプレート固定部材140の正面図、図15(b)が図15(a)のA11−A11線に沿って切断して示すノズルプレート固定部材140の断面図、図15(c)がノズルプレート固定部材140の側面図である。[Fourth Embodiment]
14A and 14B are views showing the mounting structure of the
図14乃至図15に示すように、本実施形態において、ノズルプレート固定部材140は、ノズルプレート103の筒状部113に嵌合され且つバルブボディ105のノズルプレート固定部材嵌合軸部112に隙間無く嵌合される(中間ばめされる)筒状嵌合部141と、この筒状嵌合部141の軸方向一端から径方向内方に中空円板状に張り出すノズルプレート押さえ部142と、を有している。このノズルプレート固定部材140の筒状嵌合部141は、上記第3実施形態におけるノズルプレート固定部材106と同様に、ノズルプレート103の筒状部113に形成された環状凸部118の外周面に嵌合(例えば、中間ばめの滑合程度で嵌合)されて、ノズルプレート103の筒状部113の外周面の位置を規制する第1部分を有している。また、ノズルプレート固定部材140の筒状嵌合部141は、上記第3実施形態におけるノズルプレート固定部材106と同様に、バルブボディ105のノズルプレート固定部材嵌合軸部112に隙間無く嵌合されて、バルブボディ105のノズルプレート固定部材嵌合軸部112に溶接される第2部分を有している。また、ノズルプレート押さえ部142は、ノズルプレート本体部115の表面127の外周側にリング状に接触し、ノズルプレート本体部115の裏面116をバルブボディ105の先端面114に押し付けるようになっている。また、このノズルプレート押さえ部142は、ノズル孔108から噴射された燃料微粒子が付着しないように、径方向内方側端縁142aが第2逃がし穴130から径方向外方側に離れて位置している。
As shown in FIGS. 14 to 15, in the present embodiment, the nozzle
以上のような本実施形態に係るノズルプレート103の取付構造によれば、第3実施形態に係るノズルプレート103の取付構造と同様の効果を得ることができる。
According to the mounting structure of the
しかも、本実施形態に係るノズルプレート103の取付構造によれば、ノズルプレート103のノズルプレート本体部115とバルブボディ105の先端面114とがノズルプレート固定部材140のノズルプレート押さえ部142によって確実に密接させられ、ノズルプレート103の筒状部113(環状凸部118)の外周面の位置がノズルプレート固定部材140の筒状嵌合部141によって規制される。その結果、本実施形態に係るノズルプレート103の取付構造によれば、燃料の噴射圧力が第3実施形態に係るノズルプレート103に作用する燃料の噴射圧力よりも大きい場合であっても、ノズルプレート103のノズルプレート本体部115とバルブボディ105の先端面114との間及びノズルプレート103の筒状部113とバルブボディ105のノズルプレート嵌合軸部110との間から燃料が漏れ出ることがなく、燃料をノズル孔108から確実に噴射することができる。
Moreover, according to the mounting structure of the
(第3及び第4実施形態の変形例)
上記第3及び第4実施形態に係るノズルプレート103の取付構造において、ノズルプレート103は、ノズル孔108が同一の仮想円124上に等間隔で4箇所形成される態様を例示したが、これに限られず、ノズル孔108が1箇所のみ形成される態様、又は、ノズル孔108が2箇所以上の複数形成される態様のものでもよい。また、ノズルプレート103は、ノズル孔108が同一の仮想円124上に不等間隔で複数形成される態様のものでもよい。また、ノズルプレート103は、スワール室125及び燃料案内溝126を省略し、燃料を燃料噴射口104からノズル孔108に直接導くように構成してもよい。(Modifications of the third and fourth embodiments)
In the mounting structure of the
[第5実施形態]
図16は、本発明の第5実施形態に係るノズルプレート103の取付構造を示す図であり、図16(a)が燃料噴射装置1の先端側正面図、図16(b)がノズルプレート103を図16(a)のA12−A12線に沿って切断して示す燃料噴射装置1の先端側側面図である。また、図17は、本実施形態に係るノズルプレート103の取付構造を構成するノズルプレート固定部材140を示す図であり、図17(a)がノズルプレート固定部材140の正面図、図17(b)が図17(a)のA13−A13線に沿って切断して示すノズルプレート固定部材140の断面図、図17(c)がノズルプレート固定部材140の側面図である。なお、本実施形態に係るノズルプレート103の取付構造は、ノズルプレート固定部材140の形状が上記第4実施形態のノズルプレート固定部材140の形状と異なるが、他の構成が上記第4実施形態に係るノズルプレート103の取付構造と同様である。[Fifth Embodiment]
16A and 16B are views showing a mounting structure of the
図16乃至図17に示すように、本実施形態において、ノズルプレート固定部材140は、ノズルプレート103の筒状部113に嵌合され且つバルブボディ105のノズルプレート固定部材嵌合軸部112に隙間無く嵌合される筒状嵌合部141が第4実施形態に係るノズルプレート固定部材140の筒状嵌合部141と同一である。しかしながら、本実施形態に係るノズルプレート固定部材140は、4箇所の第2逃がし孔130を除いたノズルプレート本体部115の表面127のほぼ全域をノズルプレート押さえ部142が覆うように形成されている点において、4箇所の第2逃がし孔130の径方向外方にノズルプレート押さえ部142が位置するように形成された第4実施形態に係るノズルプレート固定部材140と相違する。本実施形態において、ノズルプレート押さえ部142は、ノズルプレート103のノズル孔108及び第2逃がし穴130と同心の噴霧逃がし穴143が形成されており、ノズル孔108から噴射された燃料の微粒子が付着しないように噴霧逃がし穴143の内周面が第2逃がし孔130から離れて位置するように形成されている。
As shown in FIGS. 16 to 17, in the present embodiment, the nozzle
以上のような本実施形態に係るノズルプレート103の取付構造によれば、第3及び第4実施形態に係るノズルプレート103の取付構造と同様の効果を得ることができる。
According to the mounting structure of the
しかも、本実施形態に係るノズルプレート103の取付構造によれば、ノズルプレート本体部115の第2逃がし孔130を除くほぼ全域をノズルプレート固定部材140のノズルプレート押さえ部142によって押さえることができるため、燃料の噴射圧力が第3及び第4実施形態に係るノズルプレート103に作用する燃料の噴射圧力よりも大きい場合であっても、ノズルプレート103のノズルプレート本体部115とバルブボディ105の先端面114との間及びノズルプレート103の筒状部113とバルブボディ105のノズルプレート嵌合軸部110との間から燃料が漏れ出ることがなく、燃料をノズル孔108から確実に噴射することができる。
Moreover, according to the mounting structure of the
(第5実施形態の変形例)
図18は、本発明の第5実施形態の変形例に係るノズルプレート103の取付構造を構成するノズルプレート固定部材140の図であり、図18(a)がノズルプレート固定部材140の正面図、図18(b)が図18(a)のA14−A14線に沿って切断して示すノズルプレート固定部材140の断面図である。(Modification of Fifth Embodiment)
FIG. 18 is a diagram of a nozzle
本変形例に係るノズルプレート固定部材140は、ノズルプレート押さえ部142が径方向外方から中心に向かって内側に(−Z軸方向に)凹むように形成されている。このような本変形例に係るノズルプレート固定部材140は、ノズルプレート本体部115の中心部を第5実施形態に係るノズルプレート固定部材140よりも強く押圧することができる。
The nozzle
1……燃料噴射装置、3……ノズルプレート(燃料噴射装置用ノズルプレート)、4……燃料噴射口、5……バルブボディ、5a……先端面、6……ノズルプレート固定部材、8……ノズル孔、10……ノズルプレート収容凹所、11……底面、21……外周面、22……筒状部、23……中心、24……環状プレート部、103……ノズルプレート(燃料噴射装置用ノズルプレート)、104……燃料噴射口、105……バルブボディ、106……ノズルプレート固定部材、108……ノズル孔、113……筒状部、114……先端面、115……ノズルプレート本体部 1... Fuel injection device, 3... Nozzle plate (nozzle plate for fuel injection device), 4... Fuel injection port, 5... Valve body, 5a... Tip surface, 6... Nozzle plate fixing member, 8... ...Nozzle hole, 10 ...nozzle plate accommodating recess, 11 ...bottom surface, 21 ...outer peripheral surface, 22 ...cylindrical part, 23 ...center, 24 ...annular plate part, 103 ...nozzle plate (fuel Nozzle plate for injection device), 104... Fuel injection port, 105... Valve body, 106... Nozzle plate fixing member, 108... Nozzle hole, 113... Cylindrical part, 114... Tip surface, 115... Nozzle plate body
Claims (7)
前記燃料噴射装置用ノズルプレートは、前記バルブボディの先端面に突き当てられるノズルプレート本体部と前記バルブボディの先端側の外周面に隙間無く嵌合される筒状部とが一体に形成され、前記ノズル孔が前記ノズルプレート本体部に形成され、前記バルブボディに嵌合された前記筒状部の外周面に金属製のノズルプレート固定部材が嵌合され、
前記ノズルプレート固定部材は、前記燃料噴射装置用ノズルプレートの前記筒状部に嵌合される第1部分と前記バルブボディと接触する第2部分とを有し、前記第2部分が前記バルブボディに溶接されることにより、前記燃料噴射装置用ノズルプレートと前記バルブボディが温度上昇した場合であっても、前記第1部分が前記燃料噴射装置用ノズルプレートの前記筒状部の外周面の位置を規制する、
ことを特徴とする燃料噴射装置用ノズルプレートの取付構造。 A nozzle plate for a fuel injection device made of a synthetic resin material, which is attached to a tip end side of a metal valve body of a fuel injection device and has a nozzle hole for atomizing and injecting fuel flowing out from a fuel injection port of the valve body. In the mounting structure,
In the fuel injector nozzle plate, a nozzle plate body portion that is abutted against the tip surface of the valve body and a tubular portion that is fitted to the outer peripheral surface on the tip side of the valve body without a gap are integrally formed, The nozzle hole is formed in the nozzle plate body, and a metal nozzle plate fixing member is fitted to the outer peripheral surface of the tubular portion fitted to the valve body,
The nozzle plate fixing member has a first portion fitted to the tubular portion of the fuel injector nozzle plate and a second portion in contact with the valve body, and the second portion is the valve body. Even if the temperature of the fuel injector nozzle plate and the valve body rises due to welding, the first portion is positioned on the outer peripheral surface of the tubular portion of the fuel injector nozzle plate. Regulate the,
A structure for mounting a nozzle plate for a fuel injection device, which is characterized in that:
前記バルブボディは、前記筒状部の前記テーパ状内周面と隙間無く嵌合し且つ前記先端面から離れるに従って外径寸法を減少させるテーパ状軸部分が形成されると共に、前記テーパ状軸部分よりも小径で且つ前記筒状部の他端との間に隙間を生じさせる小径部が前記テーパ状軸部分に隣接して形成され、
前記ノズルプレート固定部材は、前記第1部分が前記筒状部の他端側の外周面に嵌合されて、前記筒状部の他端側の内周面と前記バルブボディの前記テーパ状軸部分との嵌合が維持される、
ことを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置用ノズルプレートの取付構造。 In the fuel injector nozzle plate, one end of the tubular portion is closed by the nozzle plate main body portion, the other end of the tubular portion is open, and the outer peripheral surface on the other end side of the tubular portion is formed. Is formed to have a larger diameter than the other portion of the tubular portion, and the inner circumferential surface on the other end side of the tubular portion is a tapered inner circumferential surface whose inner diameter decreases toward the other end of the tubular portion. Yes,
The valve body is formed with a tapered shaft portion that fits tightly with the tapered inner peripheral surface of the tubular portion and has an outer diameter dimension that decreases with increasing distance from the tip end surface. A small diameter portion having a smaller diameter than that of the tubular portion and forming a gap with the other end of the tubular portion is formed adjacent to the tapered shaft portion,
The nozzle plate fixing member has the first portion fitted to the outer peripheral surface on the other end side of the tubular portion, and the inner peripheral surface on the other end side of the tubular portion and the tapered shaft of the valve body. The mating with the part is maintained,
The mounting structure for a nozzle plate for a fuel injection device according to claim 1 , wherein:
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料噴射装置用ノズルプレートの取付構造。 The nozzle plate fixing member is a tubular body that is externally fitted to the tubular portion of the fuel injector nozzle plate, and one end of the nozzle plate fixing member extends from the surface of the nozzle plate main body portion of the fuel injector nozzle plate to the valve. The protrusion is in the direction along the center axis of the body, and the amount of protrusion from the surface of the nozzle plate body is such that it does not come into contact with the fuel particles injected from the nozzle hole.
The mounting structure for a nozzle plate for a fuel injection device according to claim 1 or 2 , characterized in that.
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料噴射装置用ノズルプレートの取付構造。 The nozzle plate fixing member is integrally formed with a nozzle plate pressing portion that presses the nozzle plate body portion of the fuel injection device nozzle plate against the tip end surface of the valve body,
The mounting structure for a nozzle plate for a fuel injection device according to claim 1 or 2 , characterized in that.
ことを特徴とする請求項4に記載の燃料噴射装置用ノズルプレートの取付構造。 In the nozzle plate fixing member, the nozzle plate pressing portion comes into ring-shaped contact with the outer peripheral side of the surface of the nozzle plate body of the fuel injector nozzle plate.
The mounting structure for a nozzle plate for a fuel injection device according to claim 4 , wherein.
ことを特徴とする請求項4に記載の燃料噴射装置用ノズルプレートの取付構造。 The nozzle plate fixing member is formed so that the nozzle plate holding portion covers the surface of the nozzle plate for the fuel injection device, and the fuel particles injected from the nozzle holes of the nozzle plate for the fuel injection device and the nozzle plate. A spray escape hole that avoids contact with the pressing portion is formed in the nozzle plate pressing portion so as to correspond to the nozzle hole in a one-to-one correspondence.
The mounting structure for a nozzle plate for a fuel injection device according to claim 4 , wherein.
ことを特徴とする請求項6に記載の燃料噴射装置用ノズルプレートの取付構造。 The nozzle plate for the fuel injection device has a plurality of nozzle holes formed around a central axis of the valve body, and a central portion of the valve body corresponding to the central axis is a tip of the valve body by the nozzle plate pressing portion. It is designed to be pressed against the surface,
The mounting structure for a nozzle plate for a fuel injection device according to claim 6 , wherein.
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015156548 | 2015-08-07 | ||
JP2015156548 | 2015-08-07 | ||
JP2015161701 | 2015-08-19 | ||
JP2015161701 | 2015-08-19 | ||
PCT/JP2016/070266 WO2017026213A1 (en) | 2015-08-07 | 2016-07-08 | Attachment structure of nozzle plate for fuel injection device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2017026213A1 JPWO2017026213A1 (en) | 2018-05-31 |
JP6744312B2 true JP6744312B2 (en) | 2020-08-19 |
Family
ID=57983163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017534141A Active JP6744312B2 (en) | 2015-08-07 | 2016-07-08 | Nozzle plate mounting structure for fuel injection device |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6744312B2 (en) |
WO (1) | WO2017026213A1 (en) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09236068A (en) * | 1996-02-27 | 1997-09-09 | Zexel Corp | Fuel injection nozzle |
DE19822896A1 (en) * | 1998-05-22 | 1999-11-25 | Bosch Gmbh Robert | Fuel injection valve for internal combustion engine |
US20060200988A1 (en) * | 2005-03-11 | 2006-09-14 | Siemens Vdo Automotive Corporation | Sandwich orifice disc |
JP4853679B2 (en) * | 2008-03-21 | 2012-01-11 | 株式会社デンソー | Fuel injection device |
-
2016
- 2016-07-08 JP JP2017534141A patent/JP6744312B2/en active Active
- 2016-07-08 WO PCT/JP2016/070266 patent/WO2017026213A1/en active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2017026213A1 (en) | 2017-02-16 |
JPWO2017026213A1 (en) | 2018-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2490547C2 (en) | Guide device of element in hole of combustion chamber wall of gas-turbine engine, combustion chamber and gas-turbine engine | |
JP3969247B2 (en) | Fuel injection valve | |
US10690099B2 (en) | Attachment structure of fuel injection device nozzle plate | |
JP6744312B2 (en) | Nozzle plate mounting structure for fuel injection device | |
JP4453745B2 (en) | Fuel injection valve | |
US6676045B2 (en) | Fuel injection valve comprising an adjusting bush | |
JPH08240167A (en) | Injection device of fuel-gas mixture | |
EP2587046B1 (en) | Fuel injection valve | |
JP6348760B2 (en) | Method for manufacturing nozzle plate for fuel injection device, mold for nozzle plate for fuel injection device, and nozzle plate for fuel injection device | |
JP6143652B2 (en) | Nozzle plate mounting structure for fuel injection device | |
KR20140074351A (en) | Alignment element for an injection valve and method for producing an injection valve | |
JP7291585B2 (en) | fuel injector | |
JP6143623B2 (en) | Nozzle plate mounting structure for fuel injection device | |
WO2020039955A1 (en) | Fuel injection valve | |
KR101950577B1 (en) | Valve assembly comprising a valve closure member with an elastomeric seal and fluid injector | |
JP6143648B2 (en) | Nozzle plate mounting structure for fuel injection device | |
JP6143628B2 (en) | Nozzle plate mounting structure for fuel injection device | |
JP2000018135A (en) | Fuel injection valve and manufacturing method for that | |
JP2018087518A (en) | Fuel injection valve | |
JPH09228920A (en) | Solenoid fuel injection valve | |
JP2004511721A (en) | Fuel injection valve | |
JP6673797B2 (en) | Fuel injection valve | |
JP3837300B2 (en) | Positioning structure of air assist cap in fuel injection valve | |
JP6143625B2 (en) | Nozzle plate mounting structure for fuel injection device | |
JP6143634B2 (en) | Nozzle plate mounting structure for fuel injection device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190605 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200421 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200618 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200702 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200730 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6744312 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |