JP6742588B2 - 上肢リハビリ支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、訓練者の上肢のリハビリを支援する上肢リハビリ支援装置に関する。
水平面上を前後左右に移動可能であり、互いに左右鏡面対称な位置になるように構成された一対のステージと、各のステージに固定された前腕手関節動作支援部とを有する上肢リハビリ支援装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2010−201111号公報
上記上肢リハビリ支援装置においては、ステージの動作が左右鏡面対称な(逆相の)動作に制限されるため、多様な動作を行うことが困難である。また、重力負荷が掛からないため、その動作時の負荷が小さくなり十分な負荷を掛けたリハビリ訓練を行うことができないことがある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、多様な動作を行うことができ、重力負荷を掛けることでその動作時に十分な負荷を掛けることができる上肢リハビリ支援装置を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、重力方向に対して垂直方向に向けて回転可能に設けられた第1回転軸と、該第1回転軸に連結され訓練者の右手が把持し回転操作する第1ハンドルと、を有する第1回転機構と、重力方向に対して垂直方向に向けて回転可能に設けられた第2回転軸と、該第2回転軸に連結され訓練者の左手が把持し回転操作する第2ハンドルと、を有する第2回転機構と、前記第1及び第2回転機構の第1及び第2回転軸を連結し、前記第1及び第2ハンドルの回転を連動させる連結手段と、前記第1及び第2ハンドルの一方のハンドルを回転させたときに他方のハンドルに対して前記連結手段により連動させる回転の方向を切替える切替手段と、を備える、ことを特徴とする上肢リハビリ支援装置である。
この一態様によれば、第1及び第2回転軸は、重力方向に対して垂直方向に向けて回転可能に設けられ、第1及び第2回転軸に連結され第1及び第2ハンドルを訓練者の手が把持し夫々回転操作する。これにより、第1及び第2ハンドルを操作する腕に重力負荷を掛けることでその動作時に十分な負荷を掛けることができる。さらに、第1及び第2ハンドルの一方のハンドルを回転させたときに他方のハンドルに対して連結手段により連動させる回転の方向を切替える。これにより、第1及び第2ハンドルの回転を連動させ、あるいは、第1及び第2ハンドルの回転方向を切替えることで、多様な動作を行うことができる。
この一態様において、前記第1及び第2回転機構の第1及び第2ハンドルの径を変更するための径変更手段を更に備えていてもよい。これにより、リハビリ訓練の目的に応じて、最適な径の第1及び第2ハンドルを選択でき、リハビリ訓練の効果を高め、その回復を早めることができる。
この一態様において、土台部を更に備え、前記土台部には、前記第1及び第2回転機構の第1及び第2ハンドルを回転軸方向に可動させる可動部が設けられており、前記可動部は、前記第1及び第2ハンドルに対して回転軸方向の外力が掛かると前記第1及び第2ハンドルを回転軸方向に弾性的に移動させ、前記第1及び第2ハンドルが回転軸方向の外力から解放させると、前記第1及び第2ハンドルを元の位置に弾性的に戻してもよい。これにより、例えば、訓練者の麻痺肢の動作に応じて、第1及び第2ハンドルを弾性的に回転軸方向に移動させることで、麻痺肢を動かし易くすることができる。
この一態様において、前記第1及び第2回転機構の第1及び第2回転軸の方向を、水平方向と重力方向との間で変更する回転軸方向変更手段を更に備えていてもよい。これにより、リハビリ訓練の目的に応じて、第1及び第2ハンドルの角度を最適に設定し、リハビリ訓練の効率をより高めることができる。
この一態様において、前記第1回転機構の第1ハンドルと前記第2回転機構の第2ハンドルとの間の距離を変更する距離変更手段を更に備えていてもよい。これにより、体格の異なる訓練者でも同一の運動を与えて最適なリハビリ訓練を行うことができる。
この一態様において、前記切替手段は、前記第1及び第2ハンドルを同方向に連動させて回転させる第1状態と、前記第1及び第2ハンドルを相互に逆方向に連動させて回転させる第2状態と、前記第1及び第2ハンドルを夫々独立して回転させる第3状態と、に切替わってもよい。これにより、第1及び第2ハンドルの回転を連動させ、あるいは、第1及び第2ハンドルの回転方向を切替えることで、多様な動作を行うことができる。
この一態様において、前記第1ハンドルの第1回転軸には、第1歯車が連結されており、前記連結手段は、前記第2ハンドルの第2回転軸に連結された第2プーリーと、第2歯車と、該第2歯車に連結された第1プーリーと、前記第1プーリーと前記第2プーリーとを連結するベルト部材と、を有しており、前記切替手段は、相互に噛合う第3及び第4歯車と、該第3及び第4歯車の位置を変更する切替えレバーと、を有すると共に、前記切替えレバーの操作に応じて、前記第3及び第4歯車を移動させて、前記第1歯車と前記第3歯車を噛合わせ、前記第3歯車と前記第2歯車を噛合わせる第1状態と、前記第3及び4歯車を移動させて、前記第1歯車と前記第3歯車を噛合わせ、前記第3歯車と前記第4歯車を噛合わせ、前記第4歯車と前記第2歯車を噛合わせる第2状態と、前記第3及び第4歯車を移動させて、前記第1及び第2歯車のうちの少なくとも一方が前記第3歯車と噛合わず、前記第1及び第2歯車を非連結状態にする第3状態、とに切替わってもよい。
本発明によれば、多様な動作を行うことができ、重力負荷を掛けることでその動作時に十分な負荷を掛けることができる上肢リハビリ支援装置を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る上肢リハビリ支援装置の概略的構成を示す斜視図である。 図1のA部を拡大した図であり、第1回転機構側を示す図である。 図1のB部を拡大した図であり、第2回転機構側を示す図である。 切替機構の概略的構成を示す図である。 第1状態における第1乃至第4歯車の状態の一例を示す図である。 第2状態における第1乃至第4歯車の状態の一例を示す図である。 第3状態における第1乃至第4歯車の状態の一例を示す図である。 可動部の一例を示す図である。 ヒンジ部の一例を示す図である。 第1及び第2ハンドルが水平方向から垂直方向へ変化させた状態を示す図である。 第1及び第2ハンドルの一変形例を示す図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
本発明の実施形態1に係る上肢リハビリ支援装置は、例えば、脳卒中等の脳疾患が原因で上肢が片麻痺になった患者などの訓練者の上肢の動作を回復させるためのリハビリ訓練を支援する装置である。
図1は、本発明の実施形態1に係る上肢リハビリ支援装置の概略的構成を示す斜視図である。本実施形態1に係る上肢リハビリ支援装置1は、土台部2と、土台部2に設けられ、訓練者の手が把持し夫々回転操作する第1及び第2ハンドル3、4を回転させる第1及び第2回転機構5、6と、第1及び第2ハンドル3、4の回転を連動させる連結機構7と、第1及び第2ハンドル3、4の回転方向を切替える切替機構8と、を備える。
上肢リハビリ支援装置1において、訓練者は、例えば、第1ハンドル3を健常肢の右腕で回転操作する。第1ハンドル3に連結機構7を介して連動して第2ハンドル4が回転することで、第2ハンドル4の麻痺肢の左腕を回転動作させる。このように、健常肢及び麻痺肢の両腕を協調させて運動する。これにより、脳の可塑性を利用した神経回路の再構築を誘発する可能性があり、リハビリ訓練の効果を高めることができる。あるいは、麻痺肢の筋電が発生し易くなり、麻痺肢の回復を早めることができる。本実施形態1に係る上肢リハビリ支援装置1は、上述のような、脳の神経構造の特性を考慮した所謂ニューロリハビリを行うものである。
土台部2は、矩形状かつ板状の天板21と、天板21に上下方向へ伸縮可能に設けられた一対の脚部22と、各脚部22の伸縮動作をダンピングする伸縮部23と、第1及び第2回転機構5、6が左右方向(レール部24の長手方向)に摺動可能に連結されるレール部24と、を有している。伸縮部23は、例えば、ペダル足踏み式のガススプリングとして構成されている。伸縮部23は、ピストン231及びシリンダ232で構成され、シリンダ232内にガスが封入されている。ペダル234の踏み込みに応じて、シリンダ232内のガスが入出することで、ピストン231が上下動し、脚部22が伸縮する。なお、上記伸縮部23の構成は一例でありこれに限定されない。
脚部22を伸縮させることで、レール部24に設けられた第1及び第2回転機構5、6の第1及び第2ハンドル3、4の高さ位置を調整することができる。これにより、例えば、第1及び第2ハンドル3、4の中心を訓練者の肩の高さ位置に合わせることができるため、体格の異なる訓練者に対しても同一の運動を与えて最適なリハビリ訓練を行うことができる。
図2は、図1のA部を拡大した図であり、第1回転機構側を示す図である。図3は図1のB部を拡大した図であり、第2回転機構側を示す図である。レール部24には、上面及び側面に左右方向へ延在する一対の上面溝部241及び側面溝部242が夫々形成されている。
第1回転機構5は、訓練者から見て土台部2の右側に設けれている。第1回転機構5は、訓練者の右手が把持し回転操作する第1ハンドル3と、第1ハンドル3に一端が連結された第1回転軸51と、第1回転軸51の他端に連結された第1歯車52と、第1回転軸51を回転可能に軸支する第1軸受け53と、を有している。
第1回転軸51は、重力方向に対して垂直方向に向けて(水平方向に向けて)回転可能に第1軸受け53に軸支されている。第1軸受け53は、第1回転軸51が挿入され回転する一対のベアリング531と、各ベアリング531を保持する保持部材532と、を有している。保持部材532は、土台部2のレール部24の上面溝部241に、例えば4つのボルト及びナットで連結されている。ボルト及びナットを緩めることで、保持部材532、すなわち、第1回転機構5を、上面溝部241に沿って、左右方向へ移動させることができる。
第2回転機構6は、訓練者から見て土台部2の左側に設けれている。第2回転機構6は、訓練者の左手が把持し回転操作する第2ハンドル4と、第2ハンドル4に一端が連結された第2回転軸61と、第2回転軸61を回転可能に軸支する第2軸受け62と、を有している。第2軸受け62は、第2回転軸61が挿入され回転する一対のベアリング621と、各ベアリング621を保持する保持部材622と、を有している。保持部材622は、土台部2のレール部24の上面溝部241に、例えば4つのボルト及びナットで連結されている。ボルト及びナットを緩めることで、保持部材622、すなわち、第2回転機構6を、上面溝部241に沿って、左右方向へ移動させることができる。
訓練者は、上述のような第1及び第2回転機構5、6の第1及び第2ハンドル3、4を両腕で回転操作することで、上肢の上下運動、左右運動、回転運動といった運動を組み合わせて多様な運動を行うことができる。
第1及び第2ハンドル3、4には、訓練者の手が容易に把持でき、第1及び第2ハンドル3、4を回転操作するための略球状の把持部31、41が設けられていてもよい。さらに、例えば、麻痺肢の手が把持する第1又は第2ハンドル3、4には、麻痺肢の手が把持する位置に、その手を固定する麻痺肢固定装具が設けられていてもよい。これにより、麻痺肢を第1又は第2ハンドル3、4に確実に固定することができる。したがって、麻痺肢を動き易くすることができ、リハビリ訓練の効率を向上させることができる。特に、麻痺の程度にもよるが、第1及び第2ハンドル3、4を全く把持できない場合や、第1及び第2ハンドル3、4を回転操作する際に手が同一平面上をなぞることが困難な場合に有効である。
第1及び第2ハンドル3、4は、例えば、第1及び第2回転軸51、61に形成されたキー部に嵌合し、その軸の端面で止めネジにより連結されている。この止めネジは工具を使わずに手で簡易に操作できる形状となっている。したがって、第1及び第2ハンドル3、4を第1及び第2回転軸51、61に対して容易に着脱することができる。また、複数の異なる径を有する第1及び第2ハンドル3、4が予め用意されている(径変更手段の一例)。リハビリ訓練に応じて、最適な径の第1及び第2ハンドル3、4を選択し、第1及び第2回転軸51、61に取り付けることができる。
例えば、脳の可塑性を利用した神経回路の再構築を誘発する運動をしたい場合は、第1及び第2ハンドル3、4を速く回転させる。このため、径の小さい第1及び第2ハンドル3、4を選択し、第1及び第2回転軸51、61に取り付ける。一方、筋電をより多く発生させたい場合は、腕を大きく動作させる。このため、径の大きい第1及び第2ハンドル3、4を選択し、第1及び第2回転軸51、61に取り付ける。このように、リハビリ訓練の目的に応じて、最適な径の第1及び第2ハンドル3、4を選択し、第1及び第2回転軸51、61に取り付けることで、リハビリ訓練の効果を高め、その回復を早めることができる。
なお、第1及び第2ハンドル3、4の把持部31、41が径方向に移動可能に設けられていてもよい。把持部31、41を径方向に移動させることで、上記ハンドルの径を実質的に変更することができる。例えば、ハンドルの径方向に把持部を固定するための固定部(雌ネジなど)が複数設けれ、必要とする径に応じて固定部を選択し、その固定部に把持部を固定する。
ところで、従来の上肢リハビリ支援装置においては、操作方向が制限されるため、訓練対象の上肢の多様な動作を行うことが困難であった。また、その動作時の負荷が小さくなり十分な負荷を掛けたリハビリ訓練を行うことができないことがあった。
これに対し、本実施形態1に係る上肢リハビリ支援装置1において、第1及び第2回転軸51、61は、上述の如く、重力方向に対して垂直方向に向けて回転可能に設けられ、第1及び第2回転軸51、61に連結され第1及び第2ハンドル3、4を訓練者の手が把持し夫々回転操作する。これにより、第1及び第2ハンドル3、4を操作する腕に重力負荷を掛けることでその動作時に十分な負荷を掛けることができる。例えば、重力に逆らった腕の上下動作が多くなり、その結果、上腕あるいは肩周りの筋肉負荷が大きくなる。したがって、麻痺肢の筋電をより多く発生し、麻痺肢の回復を早めることができる。
さらに、本実施形態1に係る上肢リハビリ支援装置1は、第1及び第2回転機構5、6の第1及び第2回転軸51、61を連結し、第1及び第2ハンドル3、4の回転を連動させる連結機構7と、第1及び第2ハンドル3、4の一方のハンドルを回転させたときに他方のハンドルに対して連結機構7により連動させる回転の方向を切替える切替機構8と、を備える。これにより、第1及び第2ハンドル3、4の回転を連動させ、あるいは、第1及び第2ハンドル3、4の回転方向を切替えることで、多様な動作を行うことができる。
連結機構7は、連結手段の一具体例である。連結機構7は、第1及び第2回転機構5、6の第1及び第2回転軸51、61を連結し、第1及び第2ハンドル3、4の回転を連動させる機能を有している。
連結機構7は、第1プーリー71と、第1プーリー軸72と、第2歯車73と、第1プーリー軸受け74と、第2プーリー75と、第3プーリー軸76と、第3プーリー77と、第4プーリー軸78と、第4プーリー79と、第5プーリー80と、第5プーリー軸81と、第5プーリー軸支持部82と、第6プーリー83と、第6プーリー軸84と、第6プーリー軸支持部85と、ベルト部材86と、を有している。
第1プーリー71には、第1プーリー軸72の一端が連結されている。第1プーリー軸72の他端には、第2歯車73が連結されている。したがって、第1プーリー71と第2歯車73は、第1プーリー軸72を介して、同期して回転する。第1プーリー軸受け74は、第1プーリー軸72を軸支する。第1プーリー軸受け74は、第1回転機構5側の土台部2のレール部24の上面溝部241にボルト及びナットにより連結されている。このボルト及びナットを緩めることで、第1プーリー71、第1プーリー軸72、第1プーリー軸受け74、及び第2歯車73を一体で、上面溝部241に沿って、左右方向へ移動させることができる。
第2プーリー75は、第2回転軸61の他端に連結されている。したがって、第2プーリー75は、第2回転軸61を介して、第2ハンドル4と同期して回転する。第3プーリー軸76は、ブラケット介して、第1プーリー軸受け74に回転可能に連結されている。第3プーリー77は、第3プーリー軸76に回転可能に連結され、第3プーリー軸76を中心に回転する。第1プーリー71及び第3プーリー77は一体で左右方向に移動する。
第4プーリー軸78は、ブラケットを介して、第2軸受け62に回転可能に連結されている。第4プーリー79は、第4プーリー軸78に回転可能に連結され、第4プーリー軸78を中心に回転する。第2プーリー75及び第4プーリー79は、一体で左右方向に移動する。
第5プーリー80は、第5プーリー軸81に回転可能に連結されている。第5プーリー軸81は、第5プーリー軸支持部82によって軸支されている。第5プーリー軸支持部82は、第1回転機構5側の土台部2のレール部24の側面溝部242にボルト及びナットにより連結されている。
第6プーリー83は、第6プーリー軸84に回転可能に連結されている。第6プーリー軸84は、第6プーリー軸支持部85によって軸支されている。第6プーリー軸支持部85は、第2回転機構6側の土台部2のレール部24の側面溝部242にボルト及びナットにより連結されている。
ベルト部材86は、例えば、ゴムなどの弾性部材でリング状に形成されている。ベルト部材86は、第1回転機構5側では、その内側が第1プーリー71、外側が第3プーリー77、および内側が第5プーリー80に係り、第2回転機構6側では、その内側が第2プーリー75、外側が第4プーリー79、および、内側が第6プーリー83に掛かる。
このベルト部材86を介して、第1乃至第6プーリー71、75、77、79、80、83は、連動して回転する。第1プーリー71が、例えば、時計方向に回転すると、第3プーリー77は反時計方向、第5プーリー80は時計方向、第2プーリー75は時計方向、第4プーリー79は反時計方向、第6プーリー83は時計方向に夫々回転する。
第1歯車52と第2歯車73の歯数が同一となっており、第1プーリー71と第2プーリー75の径は同一となっている。このため、後述の如く、第1及び第2回転軸51、61が連結し第1及び第2ハンドル3、4が連動する際は、この第1及び第2ハンドル3、4の回転数は同一となる。
なお、訓練する麻痺肢の状態に応じて、第1歯車52と第2歯車73と歯数が異なるように、あるいは、第1プーリー71と第2プーリー75の径が異なるように構成してもよい。例えば、麻痺状態が良好でない場合、健常肢側の第1ハンドル3の回転操作に対して、麻痺肢側の第2ハンドル4をゆっくり連動させる。この場合、例えば、麻痺肢側の第2ハンドル4が健常肢側の第1ハンドル3に対して遅く回転するように、第1歯車52の歯数を第2歯車73の歯数よりも少なく、あるいは、第1プーリー71の径を第2プーリー75の径よりも小さくしてもよい。
第1及び第2回転機構5、6を、上述の如く、土台部2のレール部24の上面溝部241に沿って、左右方向へ移動させることで、第1及び第2ハンドル3、4の第1及び第2回転軸51、61の軸間距離を任意に調整できる(距離変更手段の一具体例)。これにより、例えば、第1及び第2ハンドル3、4の第1及び第2回転軸51、61の軸間距離を訓練者の肩幅に合わせることができるため、体格の異なる訓練者でも同一の運動を与えて最適なリハビリ訓練を行うことができる。
なお、第1及び第2回転機構5、6の軸間距離を調整する際に、第1回転機構5と切替機構8と、連結機構7の第1プーリー71及び第3プーリー77とは、一体で土台部2のレール部24の上面溝部241に沿って、左右方向へ移動する。同様に、第1及び第2回転機構5、6の軸間距離を調整する際に、第2回転機構5と、連結機構7の第2プーリー75及び第4プーリー79と、は、一体で土台部2のレール部24の上面溝部241に沿って、左右方向へ移動する。このとき、第5プーリー80及び第6プーリー83の位置は固定されている。したがって、第1及び第2回転機構5、6の軸間距離が短くなるあるいは長くなることで、ベルト部材86の長さを調整する必要がない。このように、第1及び第2ハンドル3、4の第1及び第2回転軸51、61の軸間距離を、ベルト部材86を付け替えることなく、簡易に調整できる。
切替機構8は、切替手段の一具体例である。切替機構8は、第1及び第2ハンドル3、4を同方向に連動させて回転させる第1状態と、第1及び第2ハンドル3、4を相互に逆方向に連動させて回転させる第2状態と、第1及び第2ハンドル3、4を夫々独立して回転させる第3状態と、に切替わる。
図4は、切替機構の概略的構成を示す図である。
切替機構8は、土台部2のレール部24に移動可能に設けられた第3及び第4回転軸91、92と、第3回転軸91に連結された第3歯車93と、第4回転軸92に連結され、第3歯車93と噛合う第4歯車94と、第3及び第4回転軸91、92を移動させる切替えレバー95と、切替えレバー95の位置を固定するインデックスプランジャ96と、を有している。第4歯車94は、例えば、第3歯車93よりも径が小さく歯数も少ない。
切替レバー95は、訓練者が搖動操作可能なレバーである。切替えレバー95を搖動操作し第1乃至第3位置に移動させることで、第3及び第4回転軸91、92が一体で移動する。そして、切替えレバー95をインデックスプランジャ96によって、第1乃至第3位置で固定する。
切替えレバー95を第1位置(左位置)に位置させると、第1歯車52と第3歯車93とが噛合い、かつ第3歯車93と第2歯車73が噛合う位置(第1状態)に第3及び第4回転軸91、92が移動する。このとき第4歯車94は、第1及び第2歯車52、73に噛合っておらず、第3歯車93のみに噛合っている。この第1状態では、第1及び第2ハンドル3、4は、同方向に連動して回転する。
この第1状態で、例えば、図5に示す如く、第1ハンドル3を時計方向に回転させると、第1ハンドル3に第1回転軸51を介して連結された第1歯車52は時計方向、第1歯車52に噛合う第3歯車93は反時計方向、第3歯車93に噛合う第2歯車73は時計方向、第2歯車73に第1プーリー軸72に連結された第1プーリー71は時計方向、第1プーリー71にベルト部材86で連結された第2プーリー75は時計方向、第2プーリー75に第2回転軸61を介して連結された第2ハンドル4は第1ハンドル3と同方向の時計方向に回転する。
切替えレバー95を第2位置(中央位置)に位置させると、第1歯車52と第3歯車93が噛合い、第3歯車93と第4歯車94が噛合い、第4歯車94と第2歯車73が噛合う位置(第2状態)に第3及び第4回転軸91、92が移動する。この第2状態では、第1及び第2ハンドル3、4は、相互に逆方向に連動して回転する。
この第2状態で、例えば、図6に示す如く、第1ハンドル3を時計方向に回転させると、第1ハンドル3に第1回転軸51を介して連結された第1歯車52は時計方向、第1歯車52に噛合う第3歯車93は反時計方向、第3歯車93に噛合う第4歯車94は時計方向、第4歯車94に噛合う第2歯車73は反時計方向、第2歯車73に第1プーリー軸72に連結された第1プーリー72は反時計方向、第1プーリー72にベルト部材86で連結された第2プーリー75は反時計方向、第2プーリー75に第2回転軸61を介して連結された第2ハンドル4は第1ハンドル3と反対方向の反時計方向に回転する。
切替えレバー95を第3位置(右位置)に位置させると、第1歯車52と第3歯車93が噛合い、第3歯車93と第2歯車73が噛合わない位置(第3状態)に第3及び第4回転軸91、92が移動する。なお、第1歯車52と第3歯車93が噛合わず、第3歯車93と第2歯車73が噛合う位置(第3状態)に第3及び第4回転軸91、92が移動してもよい。このとき第4歯車94は、第1及び第2歯車52、73に噛合っておらず、第3歯車93のみに噛合っている。この第3状態では、第1及び第2ハンドル3、4は、夫々独立して回転する。
この第3状態で、例えば、図7に示す如く、第1ハンドル3を時計方向に回転させると、第1ハンドル3に第1回転軸51を介して連結された第1歯車52は時計方向、第1歯車52に噛合う第3歯車93は反時計方向、第3歯車93に噛合う第4歯車94は時計方向、に回転する。しかし、第3歯車93と第2歯車73は噛合っていないため、ここで、第1ハンドル3の回転力の、第2ハンドル4側へ伝達が遮断される。一方で、第2ハンドル4を時計方向に回転させると、第2ハンドル4に第2回転軸61を介して連結された第2プーリー75は時計方向、第2プーリー75にベルト部材86で連結された第1プーリー71は時計方向、第1プーリー71に第1プーリー軸72を介して連結された第2歯車73は時計方向、に回転する。しかし、第2歯車73と第3歯車93は噛合っていないため、ここで、第2ハンドル4の回転力の、第1ハンドル3側へ伝達が遮断される。したがって、第1ハンドル3と第2ハンドル4とは全く独立して回転することとなる。
以上、本実施形態1において、第1及び第2回転軸51、61は、重力方向に対して垂直方向に向けて回転可能に設けられ、第1及び第2回転軸51、61に連結された第1及び第2ハンドル3、4を、訓練者の手が把持し夫々回転操作する。これにより、第1及び第2ハンドル3、4を操作する訓練者の腕に重力負荷を掛けることでその動作時に十分な負荷を掛けることができる。したがって、麻痺肢の筋電をより多く発生し、麻痺肢の回復を早めることができる。
さらに、本実施形態1において、第1及び第2回転機構5、6の第1及び第2回転軸51、61を連結し、第1及び第2ハンドル3、4の回転を連動し、第1及び第2ハンドル3、4の一方のハンドルを回転させたときに他方のハンドルに対して連結機構7により連動させる回転の方向を切替える。これにより、第1及び第2ハンドル3、4の回転を連動させ、あるいは、第1及び第2ハンドル3、4の回転方向を切替えることで、多様な動作を行うことができる。
実施形態2
本発明の実施形態2において、土台部2の天板21の両端には、第1及び第2回転機構5、6の第1及び第2ハンドル3、4を回転軸方向に可動させる一対の可動部9が設けられている(図8)。これにより、第1及び第2ハンドル3、4に回転軸方向に外力が付加されると、第1及び第2ハンドル3、4はその外力に応じて弾性的に回転軸方向へ移動することができる。したがって、例えば、訓練者の麻痺肢の動作に応じて、第1及び第2ハンドル3、4を弾性的に回転軸方向に移動させることで、麻痺肢を動かし易くすることができる。
なお、可動部9は一対、天板21の両端に設けられているがこれに限定されず、取り付けられる可動部9の位置及び数は任意でよい。
可動部9は、第1及び第2ハンドル3、4に対して回転軸方向の外力が付加されると第1及び第2ハンドル3、4を回転軸方向に弾性的に移動させ、第1及び第2ハンドル3、4が回転軸方向の外力から解放させると、第1及び第2ハンドル3、4を元の位置に弾性的に戻すように構成されている。
各可動部9は天板21に固定されており、その先端部がレール部24の側面に連結されている。可動部9は、天板21に固定されたリニアベアリング部11と、リニアベアリング部11に軸方向へ摺動可能に軸支されたシャフト12と、シャフト12の外周に設けられた第1及び第2バネ13、14と、を有している。
シャフト12の一端は、シャフトフォルダ15を介してレール部24の側面に固定されている。シャフト12の他端は、シャフトフォルダ16が連結されている。第1バネ13は、シャフト12の外周面上で、レール部24の側面のシャフトフォルダ15とリニアベアリング部11との間に設けられている。第2バネ14は、シャフト12の外周面上で、リニアベアリング部11とシャフトフォルダ16との間に設けられている。
例えば、第1及び第2ハンドル3、4に対して、回転軸方向かつ第1及び第2ハンドル3、4が土台部2から離間する方向X1に外力が付加されると、第1及び第2ハンドル3、4及びレール部24を介して、シャフト12がその方向X1に移動する。このとき、リニアベアリング部11はシャフト12に対して方向X1とは逆方向X2に相対移動することで、第1バネ13が伸長し第2バネ14が収縮する。これにより、第1及び第2ハンドル3、4は、その方向X1に弾性的に移動する。
第1及び第2ハンドル3、4がその外力から解放されると、収縮した第2バネ14の付勢力により、リニアベアリング部11はシャフト12に対して方向X1に相対移動する。これにより、第1及び第2ハンドル3、4が方向X2に移動し元の位置に弾性的に戻る。
実施形態3
本発明の実施形態3においては、第1及び第2回転機構5、6の第1及び第2回転軸51、61の方向を、水平方向と重力方向との間で変更する構成となっている(図9)。これにより、リハビリ訓練に応じて、第1及び第2ハンドル3、4の角度を最適に設定することができる。
レール部24の両端は、一対のヒンジ部(回転軸方向変更手段の一具体例)10を介して天板21に固定されている。レール部24は、ヒンジ部10を介して、0°(第1及び第2ハンドル3、4が垂直方向であり第1及び第2回転軸51、61が水平方向)〜90°(第1及び第2ハンドル3、4が水平方向であり第1及び第2回転軸51、61が重力方向)の範囲で搖動する。なお、レール部24は、0°及び90°の2位置でヒンジ部10を介して固定する構成であるが、これに限定されない。例えば、レール部24は、45°の中間位置、あるいは、10°、15°、30°などの任意の位置にヒンジ部10を介して固定できるように構成されていてもよい。
例えば、筋電をより多く発生させたい場合は、腕を大きく動作させる。このため、ヒンジ部10を介してレール部24を搖動させ、図10に示す如く、第1及び第2ハンドル3、4を垂直方向(0°の位置であり、第1及び第2回転軸51、61が水平方向)に設定にする。脳の可塑性を利用した神経回路の再構築を誘発したい場合は、ヒンジ部10を介してレール部24を搖動させ、第1及び第2ハンドル3、4を水平方向(90°の位置であり第1及び第2回転軸51、61が重力方向)に設定にする。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、上記実施形態において、訓練者が操作する第1及び第2ハンドル3、4は、略円形状のハンドルであるが、これに限定されない。例えば、第1及び第2回転軸51、61にアーム部17が連結され、アーム部17に訓練者の手が把持するグリップ部18が連結される構成であってもよい(図11)。訓練者は、グリップ部18を把持し、上記第1及び第2ハンドル3、4と同様の、回転操作を行う。
上記実施形態において、第1ハンドル3を健常肢側とし、第2ハンドル4を麻痺肢側としているが、これに限定されない。第1ハンドル3を麻痺肢側とし、第2ハンドル4を健常肢側としてもよい。
さらに、上記実施形態を任意に組み合わせる構成であってもよい。
1 上肢リハビリ支援装置、2 土台部、3 第1ハンドル、4 第2ハンドル、5 第1回転機構、6 第2回転機構、7 連結機構、8 切替機構、9 可動部、10 ヒンジ部、11 リニアベアリング部、12 シャフト、13 第1バネ、14 第2バネ、17 アーム部、18 グリップ部、21 天板、22 脚部、23 伸縮部、24 レール部、31 把持部、51 第1回転軸、52 第1歯車、61 第2回転軸、71 第1プーリー、72 第1プーリー軸、73 第2歯車、74 第1プーリー軸受け、75 第2プーリー、76 第3プーリー軸、77 第3プーリー、78 第4プーリー軸、79 第4プーリー、80 第5プーリー、81 第5プーリー軸、82 第5プーリー軸支持部、83 第6プーリー、84 第6プーリー軸、85 第6プーリー軸支持部、86 ベルト部材、91 第3回転軸、92 第4回転軸、93 第3歯車、94 第4歯車、95 切替レバー

Claims (6)

  1. 重力方向に対して垂直方向に向けて回転可能に設けられた第1回転軸と、該第1回転軸に連結され訓練者の右手が把持し回転操作する第1ハンドルと、を有する第1回転機構と、
    重力方向に対して垂直方向に向けて回転可能に設けられた第2回転軸と、該第2回転軸に連結され訓練者の左手が把持し回転操作する第2ハンドルと、を有する第2回転機構と、
    前記第1及び第2回転機構の第1及び第2回転軸を連結し、前記第1及び第2ハンドルの回転を連動させる連結手段と、
    前記第1及び第2ハンドルの一方のハンドルを回転させたときに他方のハンドルに対して前記連結手段により連動させる回転の方向を切替える切替手段と、
    前記第1回転機構の第1ハンドルの第1回転軸と前記第2回転機構の第2ハンドルの第2回転軸との間の距離を変更する距離変更手段と、
    を備え、
    前記切替手段は、前記第1及び第2ハンドルを同方向に連動させて回転させる第1状態と、前記第1及び第2ハンドルを相互に逆方向に連動させて回転させる第2状態と、前記第1及び第2ハンドルを夫々独立して回転させる第3状態と、に切替わる、
    ことを特徴とする上肢リハビリ支援装置。
  2. 請求項1記載の上肢リハビリ支援装置であって、
    前記第1及び第2回転機構の第1及び第2ハンドルの径を変更するための径変更手段を更に備える、
    ことを特徴とする上肢リハビリ支援装置。
  3. 請求項1又は2記載の上肢リハビリ支援装置であって、
    土台部を更に備え、
    前記土台部には、前記第1及び第2回転機構の第1及び第2ハンドルを回転軸方向に可動させる可動部が設けられており、
    前記可動部は、前記第1及び第2ハンドルに対して回転軸方向の外力が掛かると前記第1及び第2ハンドルを回転軸方向に弾性的に移動させ、前記第1及び第2ハンドルが回転軸方向の外力から解放させると、前記第1及び第2ハンドルを元の位置に弾性的に戻す、
    ことを特徴する上肢リハビリ支援装置。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の上肢リハビリ支援装置であって、
    前記第1及び第2回転機構の第1及び第2回転軸の方向を、水平方向と重力方向との間で変更する回転軸方向変更手段を更に備える、
    ことを特徴とする上肢リハビリ支援装置。
  5. 請求項1乃至のうちいずれか1項記載の上肢リハビリ支援装置であって、
    前記第1ハンドルの第1回転軸には、第1歯車が連結されており、
    前記連結手段は、
    前記第2ハンドルの第2回転軸に連結された第2プーリーと、第2歯車と、該第2歯車に連結された第1プーリーと、前記第1プーリーと前記第2プーリーとを連結するベルト部材と、を有しており、
    前記切替手段は、
    相互に噛合う第3及び第4歯車と、該第3及び第4歯車の位置を変更する切替えレバーと、を有すると共に、
    前記切替えレバーの操作に応じて、
    前記第3及び第4歯車を移動させて、前記第1歯車と前記第3歯車を噛合わせ、前記第3歯車と前記第2歯車を噛合わせる第1状態と、
    前記第3及び4歯車を移動させて、前記第1歯車と前記第3歯車を噛合わせ、前記第3歯車と前記第4歯車を噛合わせ、前記第4歯車と前記第2歯車を噛合わせる第2状態と、
    前記第3及び第4歯車を移動させて、前記第1及び第2歯車のうちの少なくとも一方が前記第3歯車と噛合わず、前記第1及び第2歯車を非連結状態にする第3状態と、
    に切替わる、
    ことを特徴とする上肢リハビリ支援装置。
  6. 請求項5記載の上肢リハビリ支援装置であって、
    前記第1歯車と前記第2歯車と歯数が異なるように、あるいは、前記第1プーリーと前記第2プーリーの径が異なるように構成されている、
    ことを特徴とする上肢リハビリ支援装置。
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