JP6740453B2 - 視準校正装置および視準校正システム - Google Patents

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Description

本発明は、視準校正装置および視準校正システムに関するものである。
従来、非可視光であるレーザ光を送信するレーザ送信器を有する射撃装置に照準眼鏡を 装着し、該照準眼鏡によりレーザ送信器の照準方向を合わせてレーザ光を照射するように した射撃訓練装置がある。レーザ光を用いた従来の射撃訓練装置は、レーザ光線を照射す る射撃装置と目標物である標的により構成される。射撃装置は、レーザ光線を照射するレ ーザ送信器、このレーザ送信器の照準を合わせる照準眼鏡、この照準眼鏡の照準方向を調 整するための可視レーザ光を使用した照準送信器から構成される。
レーザ送信器は、模擬銃に取り付けられ、該模擬銃の引金が操作された際に非可視光で あるレーザ光を標的に向けて発射する。照準眼鏡は、照準方向を調整するための調整機構 を備えている。照準送信器は、レーザ送信器に対して物理的に平行となるように固定して 設けられ、目に損傷を与えにくいアイセーフレーザを使用して可視レーザ光を発生する。
一方、標的には、中央部に受光器と発光器が設けられ、レーザ送信器から照射されたレ ーザ光が受光器に的中すると発光器が発光するようになっている。また、標的には、受光 器の近傍に照準眼鏡により照準される照準用十字線および照準送信器により照準される照 準校正用十字線が設けられる。すなわち、照準用十字線および照準校正用十字線は、受光 器の近傍において照準眼鏡および照準送信器に対応する位置関係となるように設けられる 。
上記のように構成された射撃訓練装置は、射撃訓練を実施する前に照準眼鏡が正しく照 準されているかどうかの確認および調整(照準調整)を行う。
従来の視準校正システムについて図1から図3を用いて説明する。
図1は視準校正システムの初期状態における照準器の可視光軸線とレーザ送信装置の照 準線との状態を示す図である。図2は視準校正システムの方向調整を行った状態における 照準器の可視光軸線とレーザ送信装置の照準線との状態を示す図である。図3は視準校正 システムにおける視準校正を確認している状態を示す図である。
図1から図3に示すように、視準校正システム1Sは視準校正板10Sと火器70Sに 装着されるレーザ送信装置であるプロジェクタ50Sとを基準の距離(20〜30m)に 隔離して配置する。視準校正板10Sは、中央部に受光器15Sと発光器16Sとを備え 、プロジェクタ50Sから照射されるレーザ光が受光器15Sに的中すると発光器16S が発光するようになっている。
また、視準校正装置10Sは、受光器15Sの近傍に照準器80Sにより照準される照 準器用レチクル(十字線)18Sと火器用照準器(照準眼鏡)71Sにより照準される火 器照準用レチクル17Sとを備える。
照準器用レチクル18Sおよび火器照準用レチクル17Sは、受光器15Sの近傍にお いて照準器80Sおよび火器用照準器71Sに対応する位置関係となるように設けられて いる。
プロジェクタ50Sは照準器80Sと図示しない方向調整機構とを装着する。照準器8 0Sはプロジェクタ50Sに対して物理的に平行となるように固定して設けられる。
任意の火器70Sに装着したプロジェクタ50Sのレーザ光軸線103Sおよびプロジ ェクタ50Sに装着した照準器80Sの可視光軸線101Sは、火器70Sの照準線10 2Sと平行ではない。
図1は火器用照準器71Sから照射される可視レーザ光を火器照準用レチクル17Sに 合わせて照準器80Sから視準校正板10Sに照射した状態を示している。照準器80S から視準校正板10Sに照射される照射位置19Sは目視が可能である。
よって、火器用照準器71Sの照準線102Sを火器照準用レチクル17Sに合わせた 状態を維持したまま、図示していないプロジェクタ50Sに装着されている方向調整機構 により照準器80Sの可視光軸線101Sを照準器用レチクル18Sに合わせる。
この操作により、図2に示すように、火器70Sの照準線102Sと照準器80Sの可 視光軸線101Sとプロジェクタ50Sのレーザ光軸線103Sは平行となる。
図示していないレーザ送信器のトリガを引きプロジェクタ50Sからレーザ光線を送信 し、図3に示すように、そのレーザ光線を受光器15Sで受光し、発光器16SのLED 発光により、正しく視準校正が行われたことを確認する。
なお、射撃訓練時はレーザの受光器を備える標的が例えば数Km先に配置されたり、移 動したりする。火器用照準器71Sによって標的に照準しプロジェクタ50Sからレーザ 光を発射することにより、弾丸の発射を模擬して射撃訓練を行う。
図1から図3の視準校正システムでは以下の課題がある。 (1)照準器80Sで使用するレーザ光線は可視光のため、太陽光の影響により標的板上 の可視光のレーザ光線が視認しにくい。 (2)標的板のどの位置に可視光のレーザ光線が照射されているのか(どの程度ずれてい るのか)射手に対して指示する人員が必要であり、視準校正する際は最低2人必要となる 。 (3)視準校正は、訓練前の準備段階の位置づけで実施されるが、視準校正に多大な時間 が費やされる。
先行技術文献としては、例えば、特開2010−117090号公報と、WO2016 /125287号公報がある。
特開2010−117090号公報 WO2016/125287号公報
上記背景技術に記載されるような射撃訓練装置の照準調整(視準校正)は可視光で行わ れるので、太陽光や陽炎等の外囲条件の影響を受けると視認性が低下する。また、標的の どの位置に可視光のレーザ光線が照射されているのか(どの程度ずれているのか)を射手 に対して指示する人員が必要であり、視準校正する際は最低2人必要となる。さらに、視 準校正は、射撃訓練前の準備段階の位置づけで実施されるが、視準校正に多大な時間が費 やされる。
本発明の目的は、音声ナビゲートを用いて視準校正時間を短縮することである。
本発明の視準校正装置は、視準校正装置は視準校正板とレーザ送信装置に装着される光 学装置と入出力処理器を備え、視準校正板は火器照準用レチクルとレーザ送信装置から照 射される照射光を受ける受光器と、受光器が前記照射光を受光したときに発光する発光器 と光学装置から照射されるレーザ照射光を光学装置に反射するプリズムとを備え、光学装 置はプリズムにレーザを照射するレーザ発光部とプリズムからの反射光を受けるレーザ受 光部とレーザ受光部からの反射光の受光時間と入射角度によって照準点とレチクルを算出 するデータ処理部とを備え、入出力処理器はレチクルを中心に照準点の位置を任意に分割 した表示部分の所望の部分に表示することを特徴とする。
ここで任意に分割した表示部分は具体的に4分儀とすることが好ましい。
また、入出力処理器は、レチクルと照準点の距離に応じて複数領域に分け、領域毎に出 力する音声ナビゲートの音声を変更することが好ましい。
また、入出力処理器は、レチクルと照準点が接近すると音量変化または周波数変化させ ることが好ましい。
また、本発明の視準校正システムは、視準校正システムは火器に備わる火器用照準器と 火器に装着されるレーザ送信装置とレーザ送信装置に装着される方向調整機構とレーザ送 信装置に装着される光学装置とレーザ送信装置から基準距離隔離される視準校正板と入出 力処理器とを備え、視準校正板は火器用照準器のターゲットである火器照準用レチクルと レーザ送信装置から照射される照射光を受ける受光器と受光器が照射光を受光したときに 発光する発光器と光学装置から照射されるレーザ照射光を前記光学装置に反射するプリズ ムとを備え、光学装置はプリズムにレーザを照射するレーザ発光部とプリズムからの反射 光を受けるレーザ受光部とレーザ受光部からの反射光の受光時間と入射角度によって照準 点とレチクルを算出するデータ処理部とを備え、入出力処理器はレチクルと照準点の距離 に応じて複数領域に分け、領域毎に出力する音声ナビゲートの音声を変更することを特徴 とする。
さらに、入出力処理器は、レチクルと照準点が接近すると音量変化または周波数変化さ せることが好ましい。
本発明によれば、音声ナビゲートを用いて視準校正時間を短縮することができる。
従来の視準校正システムにおける視準校正方法を説明するための模式図であ る。 従来の視準校正システムにおける視準校正方法を説明するための模式図であ る。 従来の視準校正システムにおける視準校正方法を説明するための模式図であ る。 視準校正システムにおける視準校正方法を説明するための模式図である。 視準校正板本体を説明するための外観正面図である。 光学装置を説明するための外観側面図である。 入出力処理器におけるレチクルの照準点合わせを説明するためのイメージ図 である。 入出力処理器における照準眼鏡で覗く画面と音声ナビゲーションを説明する ためのイメージ図である。 標的板を説明するためのイメージ図である。 処理器画面における光学装置用照準点レチクルとプロジェクタ用レチク ルの算出方法を説明するための図である。 処理器画面における光学装置用照準点レチクルとプロジェクタ用レチク ルの算出方法を説明するための図である。 処理器画面における光学装置用照準点レチクルとプロジェクタ用レチク ルの算出方法を説明するための図である。 光学装置用照準点レチクルの算出方法を説明するための図である。 光学装置用照準点レチクルの算出方法を説明するための図である。 本発明の一実施例に係る視準校正システムの音声ナビゲートについて説明 するための図である。 本発明の一実施例に係る視準校正システムの微調整について説明するため の図である。 本発明の一実施例に係る視準校正システムを説明するための系統図である 。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明において、同一構成要素には同一符号を付し繰り返しの説明を省略す ることがある。
実施形態に係る視準校正システムについて図4および図14を用いて説明する。図4は 視準校正システムの構成を示す模式図である。14は実施形態に係る視準構成システムを 説明するための系統図である。
実施形態に係る視準校正装置システム1は、視準校正板10と、光学装置20と、光学 装置20と無線または有線で接続される入出力処理器40と、を備え、視準校正装置を構 成する。
視準校正装置システム1は、さらに、火器70に装着されるプロジェクタ50を備え、 光学装置20はプロジェクタ50に装着される。プロジェクタ50はレーザ送信装置であ り、受光器15にレーザ光線を発射することによる視準校正の確認および火器用照準器( 照準眼鏡)71によって標的に照準しレーザ光を発射することにより弾丸の発射を模擬し た射撃訓練に使用される。
なお、火器70にプロジェクタ50を装着するので、火器70は訓練者が保持する小火 器よりも固定して使用する小火器や重火器の方が好ましい。
次に、視準校正板について図5を用いて説明する。図5は視準校正板の外観を示す正面 図である。
視準校正板10は本体11と標的板12とを備える。標的板12はプリズム取付板13 と受光器15と発光器16と火器照準軸用レチクル17とを備える。
プリズム取付板13は、プリズム14が装着できる構造となっている。プロジェクタ5 0からのレーザ光線を受光器15で受光すると、発光器16のLEDが発光するようにな っている。
次に、光学装置について図6および図14を用いて説明する。図6は光学装置、取付金 具およびプリズムとの関係を示す図である。
光学装置20はプロジェクタ50の取り付けるための取付金具30を備え、光学装置2 0とプロジェクタ50の光軸が平行になるように取付金具30で固定される。光学装置2 0はレーザ光線201を照射するレーザ発光部21とプリズム14により反射した反射光 202を受光するレーザ受光部22を有する。反射光202により光学装置20の照準が データ処理部23で算出され、入出力処理器40に表示することができる。
また、光学装置20は通信部24と表示部25と振動検知部26と音響部27と電源部 28とを備える。
次に、入出力処理器について図7および図8を用いて説明する。図7は実施形態に係る 入出力処理器おけるレチクルの照準点合わせを説明するためのイメージ図である。図8は 実施形態に係る入出力処理器における照準眼鏡で覗く画面と音声ナビゲーションを説明す るためのイメージ図である。
入出力処理器40は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)で構成され、図7に示す ように、画面上に光学装置20で算出した光学装置用照準点レチクル43Rおよび照準点 43Cが表示可能である。PCは一例であってこれに限定されるものではなく、PC相当 のものであればよい。
また、光学装置用照準点レチクル43Rに照準点43Cを合わせるのに対し、音声ナビ ゲーション(SOUND NAVIGATION)にて、調整指示が可能である。
例えば、光学装置20で算出した光学装置用照準点レチクル43Rおよび照準点43C が図7に示す位置関係にある場合、「距離X分右に調整して下さい。距離Y分下に調整し て下さい。」と音声によるナビゲーションが行われる。
その音声ナビゲーションに従って、プロジェクタ50に装着されている方向調整機構6 0により照準点43Cを光学装置用照準点レチクル43Rに合わせる。なお、図7では照 準点43Cが光学装置用照準点レチクル43Rに近づいて行く軌跡が示されている。
また、図8に示すように、照準眼鏡71で覗く画面である、プロジェクタ用レチクル4 5R、光学装置用照準点レチクル43Rおよび火器照準軸用レチクル47Rが画面上で切 換可能であり、また音声ナビゲーションが可能である。プロジェクタ用レチクル45Rは 光学装置用照準点レチクル43Rに対して機械的に決定される距離AおよびBにより表示 される。
ここで、機械的に決定される距離AおよびBとは、光学装置20の光軸とプロジェクタ 50の光軸との距離で、水平方向が距離A、垂直方向が距離B離れている。
また、プロジェクタ用照準点45Cは照準点43Cに対して機械的に決定される距離A およびBにより表示される。例えば、「照準点がレチクルと合いましたら、火器照準用レ チクルを照準眼鏡の中心に合わせて下さい。」と音声によるナビゲーションが行われる。
音声ナビゲーション機能により、視準校正の手順が、全て画面と音声で把握することが できる。
次に、標的板について図9を用いて説明する。図9は標的板のイメージ図である。
標的板12にはプリズム14、受光器15、発光器16および火器照準用レチクル17 を備えるが、図7および図8に示すように、光学装置用照準点レチクル43Rおよびプロ ジェクタ用レチクル45Rが入出力処理器30の画面に表示される。
図9に示すように、光学装置用照準点レチクル43Rはプリズム14の中心に、プロジ ェクタ用レチクル45Rは受光器15の中心に位置するように、画面上に表示される。
(実施例1)
次に、視準校正装置の操作方法について説明する。 (1)視準校正を行う距離(例えば、20m〜30mの範囲内の所定の距離)に、視準校 正板10の本体11を配置する。 (2)プロジェクタ50に光学装置20を取付金具30で取り付ける。なお、プロジェク タ50は火器70の所定の位置に装着されている。 (3)本体11に標的板12を取り付ける。なお、標的板12のプリズム取付板13には プリズム14が取り付けられている。 (4)入出力処理器30を「ON」にし、視準校正する対象火器を選択する。 (5)光学装置20を「ON」にし、プロジェクタ50に装着している方向調整機構60 を調整し、入出力処理器40上で、光学装置用照準点レチクル43Rに光学装置20で算 出した照準点43Cを合わせる。 (6)プロジェクタ50から標的板12にレーザ光線を照射し、発光器16のLEDが発 光することを確認する。 (7)照準眼鏡71にて、火器照準軸用レチクル47Rが中心にあることを確認する。 上記操作により、火器用照準器71の照準線102と光学装置20の光軸線101とプロ ジェクタ50のレーザ光軸線103とは平行となる。
次に、上記操作方法(4)の視準校正する対象火器について図10Aから図10Cを用 いて説明する。
図10Aから図10Cは実施形態に係る処理器画面における光学装置用照準点レチクル とプロジェクタ用レチクルの算出図である。図10Aは入出力処理器の画面図、図10B は光学装置、プロジェクタおよび方向調整機構を示す上面図、図10Cはその側面図であ る。
入出力処理器40にて、視準校正する対象火器を選択することで、図10Aに示すよう に、対象火器に対応したプロジェクタ用レチクル45R、照準(プリズム用)レチクル4 3Rおよび火器照準軸用レチクル47Rが表示される。
図10Bおよび図10Cに示すように、光学装置20とプロジェクタ50の光軸は垂直 方向に距離A、水平方向に距離B離れている。プロジェクタ用レチクル45Rは機械的に 決定される距離AおよびBにより表示される。
次に、上記操作方法(5)の光学装置用照準点レチクルの算出方法について図11Aお よび図11Bを用いて説明する。図11Aおよび図11Bは実施形態に係る光学装置用照 準点レチクルの算出方法を説明するための概要図である。
図11Aは光学装置20の光軸がプリズム14に対して水平方向右に距離X、垂直方向 上に距離Yずれて配置されている様子を示している。
図11Bは図11Aの配置を入出力処理器に表示した画面を示している。
光学装置20のレーザ発光部21より送信されたレーザ光線の照射光201は、標的板 12のプリズム14にて全反射され、その反射光202はプロジェクタ50から送信され るレーザ光線の入射光501と同一方向(平行)に光学装置20のレーザ受光部22に戻 ってくる。
戻ってきたレーザ光線はデータ処理部23にて復調され、通信部24から有線または無 線通信路31により入出力処理器40にデータが送信される。入出力処理器40では、光 学装置20からのデータにより視準校正中の照準位置(軌跡)を表示する。
光学装置20より送信した反射光が戻ってきた際に、光学装置20で算出した照準点4 3Cと並行して光学装置用照準点レチクル43Rの絶対位置が確定する。レーザ受光部2 2への受光時間と入射角度によって照準点43Cと光学装置用照準点レチクル43Rが算 出される。算出された照準点43Cと光学装置用照準点レチクル43Rは入出力処理器4 0に表示される。
(実施例2)
実施形態に係る視準校正システムについて図12、図13および図14を用いて説明す る。
図12は本発明の一実施例に係る視準校正システムの音声ナビゲートについて説明する ための図である。
図13は本発明の一実施例に係る視準校正システムの微調整について説明するための図 である。
図14は実施形態に係る視準構成システムを説明するための系統図である。
図14において、視準校正装置システム1は、視準校正板10と、光学装置20と、光 学装置20と無線または有線で接続される入出力処理器40と、を備え、視準校正装置を 構成する。
なお、入出力処理器40は、PC(Personal Computer)等でもよい。
視準校正板10は、標的板12を有している。
標的板12は、プリズム14、受光器15、発光器16で構成されている。
受光器15はプロジェクタ50からのレーザ光線を受光すると、発光器16がLED( Light Emitting Diode)発光する。
光学装置20は、レーザ発光部21、レーザ受光部22、データ処理部23、通信部2 4、表示部25、振動検知部26、音響部27、電源部28で構成されている。
レーザ発光部21はレーザ光201をプリズム14に照射する。
レーザ受光部22は、プリズム14からのレーザ反射光202を受光し、受光したレー ザ反射光202をデータに変換し、変換したデータをデータ処理部23に出力する。
データ処理部23は、入力されたデータから照準点を算出し、算出した照準点を通信部 24を介して入出力処理器40に出力する。
入出力処理器40は、図示していない画面上に光学装置20で算出した照準点(光学装 置用)レチクル及び照準点を表示する。
また、入出力処理器40は、照準点(光学装置用)レチクルに照準点を合わせるのに対 し、音声ナビゲートにて、調整指示を行う。
なお、照準眼鏡で覗く画面である、プロジェクタ用レチクル、照準点(光学装置用)レ チクル及び火器照準軸用レチクルが画面上で切換並びに音声ナビゲートが可能である。
入出力処理器40の音声ナビゲート機能により、視準調整の手順が、全て画面と音声で 把握出来る。
次に、操作者が行う視準構成システムの設置方法と操作方法について説明する。 (1)視準校正を行う距離に、光学装置20並びにレーザ送信装置のプロジェクタ50を 配置する。 (2)レーザ送信装置のプロジェクタ50に光学装置20を取り付ける。 (3)視準校正板10に標的板12を取り付ける。 (4)入出力処理器40を「ON」にし、視準校正する対象火器を選択する。 (5)光学装置20を「ON」にし、レーザ送信装置のプロジェクタ50に装着している 方向調整台を調整し、入出力処理器40上で、照準点(光学装置用)レチクルに光学装置 で算出した照準点を合わせる。 (6)レーザ送信装置のプロジェクタ40から視準校正板10にレーザ光線を照射し、発 光器16がLED発光することを確認する。 (7)照準眼鏡にて、火器照準軸用レチクルが中心にあることを確認する。
次に、上記(4)の視準校正する対象火器について説明する。
入出力処理器40は、視準校正する対象火器が選択されると、対象火器に対応したプロ ジェクタ用レチクル、照準(プリズム用)レチクル及び火器照準軸用レチクルを表示する 。
次に、上記(5)の照準点(光学装置用)レチクルの算出方法について説明する。
光学装置20のレーザ発光部21より送信(照射)されたレーザ光線201は、標的板 12のプリズム14にて全反射され、プロジェクタ50から送信されるレーザ光線の入射 光と同一方向(並行)に光学装置20のレーザ受光部22に戻ってくる。
戻ってきたレーザ光線202はデータ処理部23にて復調され、通信部24から有線又 は無線により入出力処理器40にデータが送信される。
入出力処理器40は、光学装置20からのデータにより視準校正中の照準位置(軌跡) を表示する。
照準点(光学装置用)レチクルは、光学装置20より送信した反射光が戻ってきた際に 、光学装置20で算出した照準点と同時に絶対位置が確定する。
次に、上記(6)の照準点(光学装置用)調整時の音声ナビゲートについて説明する。
入出力処理器40は、照準点調整において、照準点(光学装置用)レチクルまでの調整 量を音声ナビゲートする。
入出力処理器40は、照準点(光学装置用)レチクルと光学装置20で算出した照準点 との距離をもとに、音声ナビゲートを段階的に行う。
入出力処理器40は、照準点(光学装置用)レチクルと光学装置20で算出した照準点 との方向性については、レチクルを基準点とした4分儀での各象限(図12参照)にて管 理する。
入出力処理器40は、照準点とレチクルの距離が大きい場合には、粗調整として調整量 を音声ナビゲートするが、距離が小さい場合は細かな調整を繰り返すことを考慮し、音声 ナビゲート時間も短くして連続的に行うことで、調整作業の時間短縮を図る。
表1は段階的な音声ナビゲート内容の一例を示している。
Figure 0006740453
なお、照準点(光学用装置用)レチクルと光学装置20で算出した照準点との距離の大 中小は、プロジェクタ50と標的板12の距離により、精度が変わってくるので、適宜、 入出力処理器40で変更できるようになっている。
入出力処理器40は、レベル2(微調整)における音声ナビゲートについては、数値を 使用せずに、例えば、鳴音の周波数を4種類使用して判別する方式も選択できるようにし てもよい。
また、入出力処理器40は、レベル2(微調整)の3段階について、距離が近づくにつ れて音量が大きくなる方式も選択できるようにしてもよい。
次に、微調整時の音声ナビゲートによる調整方法について図12と図13を用いて説明 する。
入出力処理器40は、図12、図13において、例えば、第1象限に照準点124があ り、上下方向から調整を開始した場合、照準点がX軸に近づくにつれて鳴音パターン、音 量を変化させていく。
入出力処理器40は、照準点124がX軸を超えた時点で第2象限となるので、象限値 発音、鳴音周波数を変化させ、この時点で上下方向の調整を終了させる。
入出力処理器40は、続いて、左右方向の調整を開始した場合、照準点がY軸に近づく につれて鳴音パターン、音量を変化させていく。
入出力処理器40は、照準点124がレチクルと一致した時点で調整完了となるので、 音声ナビゲートを終了させる。
本発明の実施形態である視準校正装置、視準校正システムは、音声ナビゲートを用いて 視準校正時間を短縮することができる。
以上、本発明の一実施形態について詳細に説明したが、本発明は上述した実施形態に限 定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することがで きる。この出願は、2017年3月10日に出願された日本出願特願2017−046178を基礎として優先権の利益を主張するものであり、その開示の全てを引用によってここに取り込む。
音声ナビゲートを用いて視準校正を行うことによって、視準校正時間を短縮する用途に 適用できる。
1:視準校正システム、10:視準校正板、15:受光器、16:発光器、17:火器 照準軸用レチクル、19:照準位置、20:光学装置、21:レーザ発光部、22:レー ザ受光部、23:データ処理部、30:取付金具、40:入出力処理器、43C:照準点 、43R:光学装置用照準点レチクル、45C:プロジェクタ用照準点、45R:プロジ ェクタ用レチクル、47R:火器照準軸用レチクル、50:プロジェクタ、60:方向調 整機構、70:火器、71:火器用照準器(照準眼鏡)、101:光学装置用レーザ光軸 線、102:照準線、103:レーザ光軸線、201:照射光、202:反射光、501 :レーザ光線。

Claims (4)

  1. 視準校正装置は、視準校正板と、レーザ送信装置に装着される光学装置と、入出力処理器を備え、
    前記視準校正板は、火器照準用レチクルと、前記レーザ送信装置から照射される照射光を受ける受光器と、前記受光器が前記照射光を受光したときに発光する発光器と、前記光学装置から照射されるレーザ照射光を前記光学装置に反射するプリズムとを備え、
    前記光学装置は、前記プリズムにレーザを照射するレーザ発光部と、前記プリズムからの反射光を受けるレーザ受光部と、 前記レーザ受光部からの反射光の受光時間と入射角度によって照準点とレチクルを算出するデータ処理部とを備え、
    前記入出力処理器は、前記レチクルを中心に照準点の位置を任意に分割した表示部分の所望の部分に表示し、
    前記レチクルと前記照準点の距離に応じて複数領域に分け、領域毎に出力する音声ナビゲートの音声を変更するものであって、更に、
    照準点とレチクルの距離が大きい場合には、粗調整として調整量を音声ナビゲートし、距離が小さい場合は細かな調整を繰り返すように音声ナビゲート時間を短くして連続的に行うことを特徴とする視準校正装置。
  2. 請求項1に記載の視準校正装置において、
    前記入出力処理器は、前記レチクルと前記照準点が接近すると音量変化または周波数変化させることを特徴とする視準校正装置。
  3. 視準校正システムは、火器に備わる火器用照準器と、前記火器に装着されるレーザ送信装置と、前記レーザ送信装置に装着される方向調整機構と、前記レーザ送信装置に装着される光学装置と、前記レーザ送信装置から基準距離隔離される視準校正板と、入出力処理 器とを備え、
    視準校正板は、前記火器用照準器のターゲットである火器照準用レチクルと、前記レーザ送信装置から照射される照射光を受ける受光器と、前記受光器が前記照射光を受光した ときに発光する発光器と、前記光学装置から照射されるレーザ照射光を前記光学装置に反射するプリズムとを備え、
    前記光学装置は、前記プリズムにレーザを照射するレーザ発光部と、前記プリズムからの反射光を受けるレーザ受光部と、 前記レーザ受光部からの反射光の受光時間と入射角度によって照準点とレチクルを算出するデータ処理部とを備え、
    前記入出力処理器は、前記レチクルと前記照準点の距離に応じて複数領域に分け、領域毎に出力する音声ナビゲートの音声を変更するものであって、更に、
    照準点とレチクルの距離が大きい場合には、粗調整として調整量を音声ナビゲートし、距離が小さい場合は細かな調整を繰り返すように音声ナビゲート時間を短くして連続的に行うことを特徴とする視準校正システム。
  4. 請求項3に記載の視準校正システムにおいて、
    前記入出力処理器は、前記レチクルと前記照準点が接近すると音量変化または周波数変化させることを特徴とする視準校正システム
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