JP6736039B1 - 解析情報一元管理装置、解析情報一元管理プログラム、及び解析情報一元管理方法 - Google Patents

解析情報一元管理装置、解析情報一元管理プログラム、及び解析情報一元管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】Webサイト毎の店舗のコンテンツに対するユーザの挙動を一元的に視認できるように表示させる解析情報一元管理技術を提供する。【解決手段】 複数のWebサイトから、店舗の予約及び広告に関するコンテンツに対するユーザの操作ログを取得する取得部と、取得した操作ログに基づいて、Webサイト毎に、コンテンツに対するユーザの挙動を解析する解析部と、情報処理端末からの表示要求に応じて、Webサイト毎に解析したコンテンツに対するユーザの挙動を集計して、複数のWebサイトを介してなされた店舗の予約の件数及びWebサイト毎のコンテンツに対するユーザの挙動を、月別または日別に、情報処理端末の表示部に表示させる表示制御部と、を備える解析情報一元管理装置により、上記課題の解決を図る。【選択図】図1

Description

本発明は、解析情報一元管理装置、解析情報一元管理プログラム、及び解析情報一元管理方法に関する。
近年、飲食店や映画館等では、Web(ウェブ)サイトを介して席を予約したり、Webサイトで販売されている商品を購入する利用者が増えている。利用者は、例えば検索エンジンを利用して、利用したいサービスを提供している店舗等を検索し、検索した結果に表示されたウェブサイトへアクセスして、そのサイトを閲覧する。利用者は、アクセス先のサイトが目的とするサイトであれば、そのサイトのサービスを利用する。一方、利用者は、アクセスした先のサイトが目的に合っていないサイトであれば、そのサイトのサービスを利用せず、他の検索されたウェブサイトに移動する。
このため、近年、ウェブサイトの運営者の間では、利用者のインターネット上でのアクセス状況を知りたいというニーズが存在する。このようなニーズに応じて、ウェブサイトに対する利用者のアクセス状況を解析して、解析した結果を提供するサービスが行われている。
提供されるサービスは、ページ別の訪問者数の情報、ページビュー(PV)数の情報、平均ページ滞在時間の情報、直帰率の情報、離脱率の情報等である。なお、ページビュー数とは、利用者の端末の表示部に表示されたウェブサイト内のウェブページの表示回数であり、直帰率とは、ウェブページが1ページしか閲覧されなかったセッション(ユーザが閲覧を始めたページから他のページに移動することなくサイトを離脱したセッション)の割合である。また、離脱率とは、例えば、利用者が他のウェブサイトへ移動したり、または、ウェブブラウザを閉じて閲覧を中止した割合である。
このようなニーズの高まりを受けて、例えば、Webアクセスログに基づいて、マーケティングの分析視点で集計した結果(マーケティングの分析単位に対応する集計結果)を求めるWeb分析プログラムが開示されている(例えば、特許文献1)。
また、たとえば、アクセス履歴の傾向を単位期間毎に分析し、目的アクセス先に対するアクセスの潜在的な可能性を示す潜在特性をセッション毎に導出し、単位期間毎の潜在特性に対するアクセスの度数分布に対して主成分分析を行い、主成分毎に、潜在特性の分布を導出し、主成分及び潜在特性の分布を対応付けた潜在特性主成分表を生成し、主成分分析の結果に基づいて、各主成分の相対的な関係を複数のクラスに分類し、クラス及びクラス毎の主成分構成比を対応付けたクラス構成比表を生成し、さらにクラス及び実施した事象の内容を対応付けた事象分類表を生成することにより、目的アクセス先に対するアクセスへの潜在的な可能性を、新規顧客相手であっても推し量るための比較の対象となる事象特徴モデルを提供することが開示されている(例えば、特許文献2)。
また、ウェブページへのアクセス状況を統計的に解析した複数の解析結果を取得する取得部と、取得部が取得した複数の解析結果から所定の評価指標に応じて選択した解析結果を用いて、所定の評価指標に基づいて、ウェブサイト内の複数のウェブページにおけるウェブページ毎の評価結果を生成する評価部と、評価部が生成した評価結果を視覚化した画像を、ネットワークを介して提供する画像提供部と、を備えるアクセス解析画像提供装置が開示されている(例えば、特許文献3)。
特開2004−258977号公報 特開2009−244981号公報 特開2016−167168号公報
上述したように、ウェブページへのアクセス状況を解析するツールは多くあるものの、どのツールをもちいてどのように評価したらよいか判断が難しい。例えば、外食店を経営者としては、色々な媒体に広告や予約の受付を出稿しているが、どの媒体やコースが有効なのか分かりづらかった。また、急に予約が入らなくなったが、何が原因なのかが判断するための材料や手法を知るすべがなかった。また、色々な情報を見たいが、情報の場所が散らばっていて確認に手間がかかっていた。
本発明は、Webサイト毎の店舗のコンテンツに対するユーザの挙動を一元的に視認できるように表示させる解析情報一元管理技術を提供する。
本発明の一実施形態にかかる解析情報一元管理装置は、通信ネットワークを介して、異なる複数の事業者のそれぞれが提供する店舗の予約をユーザの有するユーザ端末から受け付けるための異なる複数のWebサイトそれぞれを管理するWebサーバ装置から、前記店舗の予約及び広告に関するコンテンツに対する前記ユーザの操作ログを取得し、取得した前記操作ログを記憶装置に記憶する取得部と、前記記憶装置に記憶した前記操作ログに基づいて、前記複数のWebサイトそれぞれで受け付けた前記各店舗の予約を解析すると共に、店舗毎に、Webサイト毎の前記コンテンツに対する前記ユーザのページビュー数を解析する解析部と、前記通信ネットワークを介する情報処理端末からの所定の店舗に関する表示要求に応じて、前記Webサイト毎に解析した前記コンテンツに対する前記ページビュー数の集計を行い前記集計の結果に基づいて、前記複数のWebサイトそれぞれで受け付けた前記所定の店舗の予約の件数及び前記Webサイト毎の前記コンテンツに対する前記ページビュー数を、月別または日別に、前記情報処理端末の表示部にスクロール可能なように1ページで表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする。
前記解析情報一元管理装置は、さらに、前記Webサイト毎の広告費及び前記コンテンツに対する前記ページビュー数に基づいて、前記ページビュー数に対する費用を算出する挙動単価算出部を備えることを特徴とする。
前記表示制御部は、所定の閾値に対する前記費用の比率に応じて、警告を示す強調表示を行うことを特徴とする。
前記表示制御部は、前記情報処理端末により入力された未来の期日が入力された場合、予め格納された前記店舗の実績情報に基づいて、前記店舗の予約に関するシミュレーションを行い、表示させることを特徴とする。
本発明の一実施形態にかかる解析情報一元管理プログラムは、通信ネットワークを介して、異なる複数の事業者のそれぞれが提供する店舗の予約をユーザの有するユーザ端末から受け付けるための異なる複数のWebサイトそれぞれを管理するWebサーバ装置から、前記店舗の予約及び広告に関するコンテンツに対する前記ユーザの操作ログを取得し、取得した前記操作ログを記憶装置に記憶し、前記記憶装置に記憶した前記操作ログに基づいて、前記複数のWebサイトそれぞれで受け付けた前記各店舗の予約を解析すると共に、店舗毎に、Webサイト毎の前記コンテンツに対する前記ユーザのページビュー数を解析し、前記通信ネットワークを介する情報処理端末からの所定の店舗に関する表示要求に応じて、前記Webサイト毎に解析した前記コンテンツに対する前記ページビュー数の集計を行い前記集計の結果に基づいて、前記複数のWebサイトそれぞれで受け付けた前記所定の店舗の予約の件数及び前記Webサイト毎の前記コンテンツに対する前記ページビュー数を、月別または日別に、前記情報処理端末の表示部にスクロール可能なように1ページで表示させる、処理を実行させることを特徴とする。
本発明の一実施形態にかかる解析情報一元管理方法において、通信ネットワークを介して、異なる複数の事業者のそれぞれが提供する店舗の予約をユーザの有するユーザ端末から受け付けるための異なる複数のWebサイトそれぞれを管理するWebサーバ装置から、前記店舗の予約及び広告に関するコンテンツに対する前記ユーザの操作ログを取得し、取得した前記操作ログを記憶装置に記憶し、前記記憶装置に記憶した前記操作ログに基づいて、前記複数のWebサイトそれぞれで受け付けた前記各店舗の予約を解析すると共に、店舗毎に、Webサイト毎の前記コンテンツに対する前記ユーザのページビュー数を解析し、前記通信ネットワークを介する情報処理端末からの所定の店舗に関する表示要求に応じて、前記Webサイト毎に解析した前記コンテンツに対する前記ページビュー数の集計を行い前記集計の結果に基づいて、前記複数のWebサイトそれぞれで受け付けた前記所定の店舗の予約の件数及び前記Webサイト毎の前記コンテンツに対する前記ページビュー数を、月別または日別に、前記情報処理端末の表示部にスクロール可能なように1ページで表示させる、処理を実行することを特徴とする。


Webサイト毎の店舗のコンテンツに対するユーザの挙動を一元的に視認できるように表示させることができる。
図1は、本発明の実施形態における解析情報一元管理装置の概要を説明する図である。 本実施形態における全体概要図である。 本実施形態におけるネットワーク構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるデータベースの構造の一例を示す図である。 本実施形態における店舗端末に表示させる情報項目の一例を示す図である。 本実施形態における全体のシーケンス図である。 本実施形態における解析情報一元管理画面の一例を示す画面図(その1)である。 本実施形態における解析情報一元管理画面の一例を示す画面図(その2)である。 本実施形態におけるプログラムを実行するコンピュータのハードウェア環境の構成ブロック図の一例である。
図1は、本発明の実施形態における解析情報一元管理装置の概要を説明する図である。解析情報一元管理装置1は、取得部2、解析部3、表示制御部5を含む。解析情報一元管理装置1の一例として、後述する解析情報一元管理装置11が挙げられる。
取得部2は、複数のWebサイト6から、店舗の予約及び広告に関するコンテンツに対するユーザの操作ログを取得する。取得部2の一例としては、後述する解析部12が挙げられる。Webサイト6の一例として、後述する各種媒体41が挙げられる。
解析部3は、取得した操作ログに基づいて、Webサイト6毎に、コンテンツに対するユーザの挙動を解析する。解析部3の一例としては、後述する解析部12が挙げられる。コンテンツの一例として、後述する店舗の卓または席を予約する予約サイトや広告等が挙げられる。
表示制御部5は、情報処理端末7からの表示要求に応じて、Webサイト毎に解析したコンテンツに対するユーザの挙動を集計して、複数のWebサイト6を介してなされた店舗の予約の件数及びWebサイト毎のコンテンツに対するユーザの挙動を、月別または日別に、情報処理端末7の表示部に表示させる。表示制御部5の一例としては、後述するデータ処理・表示制御部14が挙げられる。情報処理端末7の一例としては、後述する店舗端末31が挙げられる。
このように構成することにより、Webサイト毎の店舗のコンテンツに対するユーザの挙動(アクション)を一元的に視認できるように表示させることができる。
解析情報一元管理装置1は、さらに、挙動単価算出部4を含む。挙動単価算出部4は、Webサイト6毎の広告費及びコンテンツに対するユーザの挙動に基づいて、ユーザの挙動に対する費用を算出する。挙動単価算出部4の一例としては、後述するデータ加工処理(S6)を行うデータ処理・表示制御部14が挙げられる。
このように構成することにより、ユーザのアクションに対する広告費を算出することができる。
表示制御部5は、所定の閾値に対する費用の比率に応じて、警告を示す強調表示を行う。このように構成することにより、目標値に対して、費用をかけすぎている媒体を容易に把握することができる。
表示制御部5は、情報処理端末7により入力された未来の期日が入力された場合、予め格納された前記店舗の実績情報に基づいて、前記店舗の予約に関するシミュレーションを行い、表示させる。
このように構成することにより、マーケットの状況や、過去の情報などから、売上やコール数、媒体の効果を予測し、より利益を高める機会を増やすことができる。
図2は、本実施形態における全体概要図である。企業X、店舗Y、店舗Zは、解析情報一元管理装置11を使用することができる契約者である。企業X、店舗Y、店舗Zは、例えば集客を専門に行う業者が提供するWebサイトを介して、店舗の予約を受け付けていたり、複数のWebサイトに広告を掲載したり等しているものとする。
企業Xは、例えば、複数の店舗を経営する飲食店であり、各店舗には店舗端末31a,31b等が設置されている。店舗Y、店舗Zには、それぞれ店舗端末31c、店舗端末31dが設置されている。以下、店舗端末を総称して、店舗端末31と記す場合がある。店舗端末31は、解析情報一元管理装置11にアクセスして、そのサービスを受けることができる。
各種媒体41は、Webサーバ装置42a、Webサーバ装置42b等のそれぞれに設置されているWebサイトである。各種媒体41(WebサイトA(媒体A)及びWebサイトB(媒体B)等のWebサイト)は、例えば、A社によって管理されている飲食店等の店舗への予約用サイトであったり、Web検索エンジンが設置されWeb検索サービスを提供するサイトであったり、自社所有のメディア(オウンドメディア)等であってもよい。
ユーザは、各種媒体41を構成するWebサーバ装置に対してアクセスしてWebサイトを閲覧し、Webサイト内のボタン等をクリックする。このようなWebサイトに対す
るユーザのアクションは、ログとしてそれぞれのWebサーバ装置に蓄積・保存される。
解析情報一元管理装置11は、解析部12、解析情報データベース(以下、データベースを「DB」と称する)13、データ処理・表示制御部14、店舗実績情報DB15、契約情報DB16を含む。
解析部12は、各種媒体を構成するWebサーバ装置にアクセスして、ログを収集して、ログを解析する。ログには、アクセスログだけでなく、ユーザのアクションに関する様々なログが含まれる。解析部12は、そのログから、IMP、CVR、CV、CALL、CPC、CPA、ROAS、PV、滞在時間、店舗データ、リーチ、リファラー、cookie、エンゲージメント等を解析する。
IMPは、インプレッションの略語であり、広告がユーザに対して表示されることをいい、表示された回数は「インプレッション数」と呼ばれる。CVRは、コンバージョン率(Conversion Rate)を示し、広告がユーザにクリックされた回数のうち、それがサイトの目標とされる購入や会員登録などの成果(コンバージョン)に結びついた割合を示す。CVは、conversionの略語であり、マーケティングの分野では、Webサイトにおける最終的な成果のことを指す。CALLは、電話による問い合わせや電話による予約等、電話によるユーザのアクションを示す。
CPCは、「Cost Per Click」の略語であって、クリック単価を示す。より具体的にいえば、リスティング広告や一部のバナー広告など、ユーザのクリック毎に広告費が発生するクリック課金型のネット広告において、クリック1回あたりにかかるコストを示す。
CPAは、「Cost Per Action」の略語であって、顧客獲得単価を示し、より具合的には、例えば、成果報酬型やクリック課金型の広告で、顧客一人を獲得するのにかかったコストを示す。
ROASは、「Return On Advertising Spend」の略語であって、広告経由で発生した売上を広告費用で割った数値のことで、広告の費用対効果を表す。ROASは、売上高÷広告費用×100(%)で算出でき、「投資した広告コストの回収率」を意味する。
PVは、「Page View」の略語であり、Webサイト、またはその中の特定のページが何回見られたかという数字を表し、Webサイトの規模を測る一般的な指標として広く使われている。
滞在時間は、対象のWebサイトの接触者1人当りの当該サイト接触時間を示す。店舗データは、例えば、自社のWebサイト(オウンドメディア)から取得される店舗情報である。リーチは、広告への到達率であり、何人のユーザが特定のコンテンツに接触したかを示す指標である。
リファラーは、あるページにやってきたユーザが、その直前に閲覧していたリンク元となったページを示す。リファラーは、ウェブサーバのアクセスログに記録されており、外部のサイトから遷移してきたユーザの行動だけでなく、同一サイト内で前に見ていたページもリファラーとして記録される。
cookieは、ウェブブラウザを通じて訪問者のコンピュータに一時的にデータを書き込んで保存させる仕組みのことであり、Cookieは訪問者の識別に使われ、訪問者毎に表示するコンテンツをカスタマイズするパーソナライズシステムの要素技術として広く一般的に利用されている。
エンゲージメントは、企業と消費者の親密性、繋がりの強さ、愛着等のことを表すものであり、何をエンゲージメント指標とするかで異なるが、例えば、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)であれば、「いいね!」、「コメント」、「シェア」、または「クリックした人数」などからエンゲージメント率を算出することができる。
解析部12は、解析結果を解析情報DB13に格納する。また、解析情報DB13は、外部の機関や企業から提供される外部影響データを含む。ユーザの動向は、天気等の外部環境によっても影響を受けるので、外部の機関や企業が提供する外部影響データを利用することにより、より精度の高い解析を行うようにする。外部影響データは、外部サーバ装置19から取得される。外部影響データとしては、例えば、季節指数20、曜日指数21、天気指数22、マーケット指数23、広告指数24、第三者視点データ25を含む。
季節指数20とは、過去の売上データから毎月の売上変動を分析、数値化したものである。曜日指数21とは、過去の売上データから曜日ごとの売上変動を分析、数値化したものである。天気指数22とは、過去の売上データから天気毎の売上変動を分析、数値化したものである。マーケット指数23とは、ある一定のルールに基づいて選出された銘柄群の価格などを単純平均や加重平均などを用いて1つの値に集約した指標である。
広告指数24とは、例えば、検索エンジンによって過去に出稿された特定広告主の特定検索広告の質を表す指数であって、基本的には特定広告主の特定検索広告が過去に多くのユーザによって選択されるほど(例えば、検索広告の広告情報の時間あたりのクリック数が多いほど)、前記選択された検索広告の対象である商品やサービスの売り上げが多いほど高くなるものである。
第三者視点データ25は、例えば、マーケットアナリストの見解情報、国内経済状況からみた業界の成長率、今年と前年との傾向の変化、エンドユーザーの購買行動の変化、一人当たりの消費金額などの情報や今度の浮き沈みなどの情報等を含む。
契約情報DB16は、解析情報一元管理装置11を利用する顧客(図2でいえば、企業X、店舗Y,店舗Z等)との契約情報を格納する。店舗実績情報DB15は、店舗の過去の売上データ等、実績データを格納する。
データ処理・表示制御部14は、店舗端末31a,31b,31c,31dからの要求に応じて、解析情報DB13、店舗実績情報DB15、契約情報DB16に基づいて、各種媒体やメディアに点在してしまった店舗情報を集約して表示させると共に、マーケットの状況や過去の情報等から店舗の売上やコール数、媒体の効果を予測して表示させる。
これにより、契約者や店舗端末31の捜査担当者等の情報収集のための業務負荷を下げ、本業に注力させることができる。また、予測情報と分析結果から利益アップの機会を創出することができる。
図3は、本実施形態におけるネットワーク構成の一例を示す図である。通信ネットワーク61には、解析情報一元管理装置11、外部サーバ装置19、Webサーバ装置42、ユーザ端末51、店舗端末31が接続されている。
図3において、Webサーバ装置42は、便宜上、1台しか記載されていないが、複数のWebサーバ装置42が接続されており、例えばいずれかのWebサーバ装置42には、予約システムを提供するA社によって管理されているWebサイトA(媒体A)が設置されており、例えば他のWebサーバ装置42には、予約システムBを提供するB社によって管理されているWebサイトB(媒体B)が設置されている。
Webサーバ装置42は、店舗への予約を受けつけるためのWebサイトを管理し、当該Webサイトを介して各種店舗への予約を受け付けるサービス(以下、Web予約サービスと表記)をユーザに提供する。なお、各Webサーバ装置42は、それぞれ異なるWebサイトを管理するものとする。
外部サーバ装置19は、外部の機関や企業が運営するサーバ装置であって、上述したように、例えば、季節指数20、曜日指数21、天気指数22、マーケット指数23、広告指数24、第三者視点データ25等を提供する。
解析情報一元管理装置11は、解析部12とデータ処理・表示制御部14を含む。解析部12は、Webサーバ装置42から提供されるログ(媒体情報)を解析する。データ処理・表示制御部14は、解析部12による解析結果及び外部サーバ装置19から提供される情報に基づいて、媒体情報、外部情報など、店舗運営に関連するあらゆるデータを収集し、1つにまとめて、店舗端末31から容易に閲覧できるようにする。なお、解析部12とデータ処理・表示制御部14は、別体であってもよいし、一体となっていてもよい。
解析情報一元管理装置11は、ログの取得対象のWebサーバ装置にログインするための情報(以下、ログイン情報と表記)を予め保持している。このログイン情報には、ログインID及びパスワードが含まれる。
ユーザ端末51は、例えば、ユーザが所有または占有等する通信機能を有する情報通信端末であり、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン及びタブレットコンピュータ等を含む。
店舗端末31は、当該店舗端末13が設けられている店舗に配置されている情報処理端末であり、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン及びタブレットコンピュータ等を含む。
なお、図3においては便宜的に1つの店舗端末15のみが示されているが、1店舗内に複数の店舗端末15があってもよく、また、複数の店舗にそれぞれ1以上の店舗端末15があってもよい。
図4は、本実施形態におけるデータベースの構造の一例を示す図である。解析情報DB13は、解析情報一元管理装置11内の記憶装置に記憶されていてもよいし、または他の情報処理装置の記憶装置に記憶されていてもよい。
解析情報DB13は、「広告媒体PV数」、「広告媒体コール数」、「広告媒体予約数」、「他社地図サービス解析データ」、「他社地図サービス検索数・その他アクション」、「他社地図サービス検索キーワード」、「オウンドメディア検索キーワード」、「オウンドメディアPV数」、「オウンドメディアコール数」、「オウンドメディア予約数」、「広告媒体費用」、「オウンドメディア費用」、「広告媒体表示順位」、「検索表示順位」、「アクション単価」、「シミュレーションデータ」、「各種広告データ」、「店舗データ位置情報」、「エリア人口データ」、「エリア事業者データ」を含む。これらの情報はそれぞれ、契約店舗(または契約企業)を識別する契約者識別情報(契約者ID)を含む。
「広告媒体PV数」は、媒体(例えば、Webサーバ装置42が提供するWebサイト。以下、同じ。)におけるその契約者の広告(予約受付画面等を含む。以下、同じ。)のPV数である。「広告媒体コール数」は、媒体におけるその契約者の広告等のページを介して契約者の店舗に電話された数である。「広告媒体予約数」は、媒体におけるその契約者の広告等のページを介して契約者の店舗の予約がされた数である。「他社地図サービス解析データ」は、他社が提供する地図サービス解析データであって、当該地図サービスで契約者の広告にアクセスされた情報である。「他社地図サービス検索数・その他アクション」は、他社が提供する地図サービス解析データであって、当該地図サービスにおいて店舗が検索された数やその他のアクションの数である。「他社地図サービス検索キーワード」は、他社が提供する地図サービス解析データであって、当該地図サービスにおいて検索されたキーワード情報である。
「オウンドメディア検索キーワード」は、自社サイトにおいて検索されたキーワード情報である。「オウンドメディアPV数」は、自社サイトにおけるPV数である。「オウンドメディアコール数」は、自社サイトを介して契約者の店舗に電話された数である。「オウンドメディア予約数」は、自社サイトを介して契約者の店舗の予約がされた数である。「広告媒体費用」は、広告媒体に費やした費用である。「オウンドメディア費用」は、自社サイトに費やした費用である。「広告媒体表示順位」は、広告媒体での契約者の表示順位である。
「検索表示順位」は、検索エンジンで検索した場合の検索順位である。「アクション単価」は、アクションの単価である。「シミュレーションデータ」は、シミュレーションした場合におけるデータである。「各種広告データ」は、様々な種類の店舗の広告データである。「店舗データ位置情報」は、契約者の店舗の位置情報である。「エリア人口データ」は、契約者の店舗のある領域周辺の人口に関するデータである。「エリア事業者データ」は、契約者の店舗のある領域周辺の事業者に関するデータである。
外部影響DB19aは、外部サーバ装置19内の記憶装置に記憶されていてもよいし、または他の情報処理装置の記憶装置に記憶されていてもよい。外部影響DB19aは、例えば、季節指数20、曜日指数21、天気指数22、マーケット指数23、広告指数24、第三者視点データ25等を格納する。なお、外部影響DB19aに格納されている情報は一例であってこれらに限定されるものではなく、店舗予約に対するユーザの動向に影響を与えるような因子に関する情報であればよい。
契約情報DB16は、解析部12内の記憶装置に記憶されていてもよいし、データ処理・表示制御部14の記憶装置に記憶されていてもよいし、または他の情報処理装置の記憶装置に記憶されていてもよい。契約情報DB16は、「ユーザ情報」、「契約サービス情報」を含む。
「ユーザ情報」は、解析情報一元管理装置11により提供されるサービスを受ける契約を締結した契約者に関する情報であって、契約者IDで管理されている。「契約サービス情報」は、契約サービスに関する情報である。
図5は、本実施形態における店舗端末に表示させる情報項目の一例を示す図である。本実施形態における店舗端末31は、解析情報一元管理装置11にアクセスすることにより、店舗別に一元管理された媒体別のユーザの挙動(アクション)に関する情報が表示される。店舗端末31には、例えば、「店舗名」、「日付」、「媒体別PV数」、「予約コール数」、「コール数(予約不成立)」、「WEB予約数」、「天気」、「最高気温」、「最低気温」、「アクセス時の検索データ」、「特定ワードで表示されたときの順位」、「媒体別効果予測」、「媒体別費用効果アラート」、「媒体別アクション率・アクション単価」、「検索エンジン広告キーワード別クリック数」、「他社地図サービス各種データ」、「エリア別人口データ」、「エリア別事業者数」が表示されるとする。
「店舗名」については、同一契約者が複数店舗を有している場合には店舗を選択することにより、その選択した店舗に関する解析情報が表示される。「日付」については、1日毎に解析情報が保管されているので、画面上で月次、日次を選択することにより、選択した単位で集計された解析情報が表示される。「媒体別PV数」については、媒体毎にデータを保管し、例えば、「メニュー画面」「コース画面」などに分けて集計することができる。
「予約コール数」(電話により予約が成立した件数)、「コール数(予約不成立)」(電話による予約が不成立であった場合の件数)、「Web予約数」(Webサイトを介しなされた予約の件数)は、媒体毎に数値が取得され、画面に表示させる。
「天候」、「最高気温」、「最低気温」、「アクセス時の検索データ」、「特定ワードで表示されたときの順位」については、1日毎にデータが保管される。
「媒体別効果予測」については、1日毎に予測が算出される。「媒体別費用対効果アラート」については、広告費用を掛けすぎている媒体に対して、アラートを発生させる。「媒体別アクション率・アクション単価」は「例えば、媒体別に、PV単価、訪問者数単価、コール単価、ネット予約単価、ROASなどが挙げられる。検索エンジン広告キーワード別クリック数」については、他社広告サービスのデータが取得される。「他社地図サービス各種データ」については、1日毎にデータが保管される。「エリア別人口データ」は、店舗地域別の人口・人口ピラミッドを表す。「エリア別事業者数」は、店舗地域別の企業数である。
図6は、本実施形態における全体のシーケンス図である。解析部12は、ログイン情報を用いて、各種媒体のWebサーバ装置42にアクセスし、媒体データ(ログ情報)を取得する(S1)。解析部12は、取得した媒体データから、店舗毎及びWebサイト毎に、店舗のコンテンツに対するユーザのアクション等を集計・解析する(S2)。具体的には、解析部12は、取得した媒体データから、店舗毎及びWebサイト毎に、「広告媒体PV数」、「広告媒体コール数」、「広告媒体予約数」、「他社地図サービス解析データ」、「他社地図サービス検索数・その他アクション」、「他社地図サービス検索キーワード」、「オウンドメディア検索キーワード」、「オウンドメディアPV数」、「オウンドメディアコール数」、「オウンドメディア予約数」、「広告媒体費用」、「オウンドメディア費用」、「広告媒体表示順位」、「検索表示順位」、「アクション単価」、「シミュレーションデータ」、「各種広告データ」、「店舗データ位置情報」、「エリア人口データ」、「エリア事業者データ」を集計・解析する。解析部12は、解析したこれらの情報を解析情報DB13に格納する(S3)。
外部サーバ装置19は、外部影響データ(季節指数20、曜日指数21、天気指数22、マーケット指数23、広告指数24、第三者視点データ25(マーケットアナリストの見解情報、国内経済状況からみた業界の成長率、今年と前年との傾向の変化、エンドユーザーの購買行動の変化、一人当たりの消費金額などの情報や今度の浮き沈みなどの情報等)をデータ処理・表示制御部14に提供する(S4)。
店舗端末31から、当該店舗に関する各種媒体の解析情報一元管理画面(図7A及び図7B参照)の表示要求がなされた場合(S5)、データ処理・表示制御部14は、S3で解析情報DB13に格納された解析情報及びS4で提供された外部影響データを用いて、データ加工処理を行う(S6)。例えば、解析部12は、アクション単価を算出する。ここで、広告費用対としての評価としては、1クリックあたりの広告コスト、1インプレッションあたりの広告コスト、または1予約あたりの広告コストなどで評価する。これらをアクション単価という。アクション単価を算出する処理として、例えば、以下の処理を行う。
・媒体広告費 ÷ PV
・媒体広告費 ÷ 訪問者
・媒体広告費 ÷ 予約件数(総計)
・媒体広告費 ÷ ネット予約メール
・媒体広告費 ÷ コール数
・媒体広告費 ÷ 予約件数
・媒体広告費 ÷ 予約人数
・媒体広告費 ÷ 予約売上
なお、各予約経路(Webサイトを介しての予約、電話を介しての予約等)別に予約件数が蓄積されるため、これら媒体データに併せてコール(電話件数)データ、メール件数データ、POS(会計)データと紐づけることにより、よりユーザ行動に紐づいたアクション単価の算出が可能となる。
また、データ加工処理(S6)では、日毎、月毎、曜日情報毎、天気情報毎、エリア情報毎でそれぞれデータ管理が行われる。例えば、以下の外部影響に依存した予約構成比に基づくデータ管理が行われる。
・月内の全営業日毎の予約構成比
・月内の週間毎の曜日の予約構成比
・月内の天気毎の予約構成比
・月内の気温(例えば、1℃区切り)の予約構成比
・ユーザ任意で指定した検索エンジンの検索順位
・各媒体サイト内における店舗表示順位
データ処理・表示制御部14は、アクション単価が、契約者により設定された目標値(閾値)より高いまたは低いに応じて、画面上に警告メッセージ等を表示させたり、画面上の該当する箇所を強調表示させたりするアラート処理を行い(S7)、店舗端末31の表示部にそのような警告メッセージを表示させたり、強調表示を行ったりさせる(S8)。なお、目標値は目標割合(比率)であってもよい。
これにより、使用している媒体から、広告費用を掛けすぎている媒体を特定して、アラートを発行することができる。これにより、ユーザは、費用対効果の高いまたは低い媒体の把握が容易になる。
また、店舗端末31により、解析情報一元管理画面において、未来月にて、各媒体の予算が入力される(S9)。すると、データ処理・表示制御部14は、店舗実績情報DB15に格納された店舗実績情報に基づいて、当該店舗の過去の傾向(曜日、天気、直近3か月の傾向、昨年対比の傾向など)を割り出し、どのぐらいのCVが見込めるかシミュレーション処理を行う(S10)。データ処理・表示制御部14は、そのシミュレーション処理の結果を店舗端末31の表示部に表示させる(S11)。
これにより、店舗の経営者は、マーケットの状況や、過去の店舗の実績情報などから、店舗の売上や予約数(予約コール数、Web予約数)、媒体毎の効果を予測し、より利益を高める機会を増やすことができる。
なお、シミュレーション処理に関しては、例えば、統計的手法を用いたり、様々な統計モデルに基づく補正値を用いたり、多変量解析を用いたり、データマイニングを用いてもよい。
図7A及び図7Bは、本実施形態における解析情報一元管理画面の一例を示す画面図である。解析情報一元管理画面61はスクローすることで、図7Aから図7Bまたは図7Bから図7Aに切り替えることができる。なお、図7A及び図7Bのレイアウトは、一例であって、これに限定されない。

図7Aにおいて、解析情報一元管理画面61には、店舗名表示欄62、店舗変更ボタン63、期間設定欄64、期間別全媒体コール数/Web予約数表示欄65、媒体指定欄66、期間別媒体別コール数/Web予約数表示欄67、数値詳細欄68が表示されている。なお、図7Aでは、選択可能な媒体は3つであるが、これに限定されず、1または2媒体でもよいし、4媒体以上選択可能であってもよい。
店舗名表示欄62は、現在指定されている店舗名が表示される。店舗変更ボタン63を押下することにより、解析情報一元管理画面61にて表示させる店舗を変更することができる。
期間設定欄64は、現在指定されている年月が表示され、その年月を「前」ボタン及び「次」ボタンで変更することができる。また、「月次」ボタン、「日次」それぞれを押下すると、解析情報一元管理画面61で集計されている単位を月別または日別に変更することができる。
期間別全媒体コール数/Web予約数表示欄65には月、別(「月次」ボタンが押下されている場合)または日別(「日次」ボタンが押下されている場合)のコール数(電話予約数)及びWeb予約数の棒グラフが表示されている。
媒体指定欄66には、当該店舗において利用しているすべての媒体が表示され、対応するチェックボックスにチェックを入れることにより、解析情報一元管理画面61(例えば、期間別全媒体コール数/Web予約数表示欄65、期間別媒体別コール数/Web予約数表示欄67、各媒体解析表示欄70等)に集計結果・分析結果を表示させたい媒体を指定することができる。
期間別媒体別コール数/Web予約数表示欄67には、月別(「月次」ボタンが押下されている場合)または日別(「日次」ボタンが押下されている場合)の媒体毎のコール数(電話予約数)及びWeb予約数の棒グラフが表示されている。ここでは、媒体指定欄66において指定された媒体が集計対象となる。
数値詳細欄68には、月別(「月次」ボタンが押下されている場合)または日別(「日次」ボタンが押下されている場合)の最高気温、最低気温、来店予約件数、来店予約人数、受けた予約数、受けた予約人数が表示される。
図7Bにおいて、解析情報一元管理画面61には、総合媒体解析欄69、各媒体解析表示欄(媒体A解析表示欄、媒体B解析表示欄、・・・・)70が表示されている。総合媒体解析欄69には、月別(「月次」ボタンが押下されている場合)または日別(「日次」ボタンが押下されている場合)の全媒体のPV等を集計した情報が表示される。なお、図7Bにおいて「PC」は、パーソナルコンピュータ、「SP」はスマートフォンの略語である。
各媒体解析表示欄(媒体A解析表示欄、媒体B解析表示欄、・・・・)70には、月別(「月次」ボタンが押下されている場合)または日別(「日次」ボタンが押下されている場合)の各媒体のPV等を集計した情報が表示される。
このように、解析情報一元管理画面61には、各媒体や全媒体からの予約状況やアクセス状況を表形式、及びグラフ形式に表示させることができる。これにより、媒体毎の店舗のコンテンツに対するユーザの挙動を一元的に視認できるように表示させることができる。
また、媒体指定欄66において媒体名を指定して、解析情報一元管理画面61に集計結果・分析結果を表示させる媒体を選択することができるので、着目する媒体を選択的に表示させることもできる。
また、表示させる統計グラフは、棒グラフに限定されず、統計方法と見やすさ等に応じて、たとえば、折れ線グラフ、円グラフ、帯グラフ、散布図、レーダーチャート等であってもよい。表示させるグラフの形式は、解析情報一元管理画面61上に設けられた切り替えボタンが押下されることによって、切り替えるようにしてもよい。
また、上述したように、アクション単価に応じて、解析情報一元管理画面61に警告メッセージや強調表示を表示させることができる。これにより、店舗担当者は、着目すべき事柄を一見して認識することができる。
また、解析情報一元管理画面61にシミュレーション実行ボタンを設けてもよい。シミュレーション実行ボタンの押下により、データ処理・表示制御部14は、店舗実績情報DB15に格納された店舗実績情報に基づいて、当該店舗の過去の傾向(曜日、天気、直近3か月の傾向、昨年対比の傾向など)を割り出し、どのぐらいのCVが見込めるかシミュレーション処理を行う。データ処理・表示制御部14は、そのシミュレーション処理の結果を解析情報一元管理画面61に表示させる。
図8は、本実施形態におけるプログラムを実行するコンピュータのハードウェア環境の構成ブロック図の一例である。コンピュータ81は、解析情報一元管理装置11であってもよいし、Webサーバ装置42であってもよいし、ユーザ端末51であってもよいし、店舗端末31であってもよいし、外部サーバ装置19であってもよい。コンピュータ81は、CPU82、ROM83、RAM84、記憶装置85、入力I/F86、出力I/F87、通信I/F88、読取装置89、バス90によって構成されている。
ここで、CPUは、中央演算装置を示す。ROMは、リードオンリメモリを示す。RAMは、ランダムアクセスメモリを示す。I/Fは、インターフェースを示す。バス90には、CPU82、ROM83、RAM84、記憶装置85、入力I/F86、出力I/F87、通信I/F88、及び必要に応じて読取装置89が接続されていてもよい。
CPU82は、記憶装置85から本実施形態に係るプログラムを読み出し、例えば解析情報一元管理装置11として機能する場合には、解析部12、及びデータ処理・表示制御部14として当該プログラムを実行する。ROM83は、読み出し専用のメモリを示す。RAM84は、一時的に記憶するメモリである。
記憶装置85は、大容量の情報を記憶する装置である。記憶装置85としては、ハードディスク、ソリッドステートドライブ(SSD)、フラッシュメモリカードなど様々な形式の記憶装置を使用することができる。記憶装置85には、本発明の実施形態に係るプログラムや、解析情報DB13、店舗実績情報DB15、契約情報DB16や、その他各種データが格納されている。
入力I/F86は、キーボード、マウス、電子カメラ、ウェブカメラ、マイク、スキャナ、センサ、タブレット、タッチパネル、情報読取装置等の入力装置と接続することが可能である。また、出力I/F87は、ディスプレイ、タッチパネル、プロジェクタ、プリンタ、スピーカ等の出力装置と接続することが可能である。
通信I/F88は、通信ネットワークと接続して他の装置と通信するためのポート等のインターフェースである。通信ネットワークは、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、専用線、有線、無線等の通信網であってよい。読取装置89は、可搬型記録媒体を読み出す装置である。
上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、プログラム提供者側から通信ネットワークおよび通信I/F88を介して、例えば記憶装置85に格納されてもよい。また、上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、市販され、流通している可搬型記憶媒体に格納されていてもよい。この場合、この可搬型記憶媒体は読取装置85にセットされて、CPU82によってそのプログラムが読み出されて、実行されてもよい。可搬型記憶媒体としてはCD−ROM、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ICカード、USBメモリ装置、半導体メモリカードなど様々な形式の記憶媒体を使用することができる。このような記憶媒体に格納されたプログラムが読取装置89によって読み取られる。
また、当該プログラムは、スタンドアローン型のコンピュータにインストールされてもよいし、クラウドコンピュータによりインストールされて機能のみをユーザに提供してもよい。
本実施形態によれば、媒体毎の店舗のコンテンツ(予約画面、店舗の広告等)に対するユーザの挙動(電話予約、Web予約、媒体へのアクセス)を一元的に視認できるように表示させることができる。これにより、ユーザのどのような挙動が店舗予約に結びついているのかを媒体毎に視覚的に把握することができる。また、そのように利用している各媒体における様々なユーザの動向に関する費用対効果(例えば、アクション単価)を分析することができるので、実際に予約に繋がっている媒体を把握して、投資戦略としてより集中的にそのような媒体に費用を費やすこともできる。また、外部影響データを用いて、多様化するユーザの動向に基づいた分析・予測をすることができる。この分析や予測を行う場合には、例えば、統計的手法や多変量解析等を用いてもよい。
以上、実施形態、変形例に基づき本態様について説明してきたが、上記した態様の実施の形態は、本態様の理解を容易にするためのものであり、本態様を限定するものではない。本態様は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本態様にはその等価物が含まれる。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することができる。
1 解析情報一元管理装置
2 取得部
3 解析部
4 挙動単価算出部
5 表示制御部
6 Webサイト
7 情報処理端末
11 解析情報一元管理装置
12 解析部
13 解析情報DB
14 データ処理・表示制御部
15 店舗実績情報DB
16 契約情報DB
19 外部サーバ装置
20 季節指数
21 曜日指数
22 天気指数
23 マーケット指数
24 広告指数
25 第三者視点データ
31(31a,31b,31c,31d) 店舗端末
41 各種媒体
42 Webサーバ装置

Claims (6)

  1. 通信ネットワークを介して、異なる複数の事業者のそれぞれが提供する店舗の予約をユーザの有するユーザ端末から受け付けるための異なる複数のWebサイトそれぞれを管理するWebサーバ装置から、前記店舗の予約及び広告に関するコンテンツに対する前記ユーザの操作ログを取得し、取得した前記操作ログを記憶装置に記憶する取得部と、
    前記記憶装置に記憶した前記操作ログに基づいて、前記複数のWebサイトそれぞれで受け付けた前記各店舗の予約を解析すると共に、店舗毎に、Webサイト毎の前記コンテンツに対する前記ユーザのページビュー数を解析する解析部と、
    前記通信ネットワークを介する情報処理端末からの所定の店舗に関する表示要求に応じて、前記Webサイト毎に解析した前記コンテンツに対する前記ページビュー数の集計を行い前記集計の結果に基づいて、前記複数のWebサイトそれぞれで受け付けた前記所定の店舗の予約の件数及び前記Webサイト毎の前記コンテンツに対する前記ページビュー数を、月別または日別に、前記情報処理端末の表示部にスクロール可能なように1ページで表示させる表示制御部と、
    を備えることを特徴とする解析情報一元管理装置。
  2. 前記解析情報一元管理装置は、さらに、
    前記Webサイト毎の広告費及び前記コンテンツに対する前記ページビュー数に基づいて、前記ページビュー数に対する費用を算出する挙動単価算出部
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の解析情報一元管理装置。
  3. 前記表示制御部は、所定の閾値に対する前記費用の比率に応じて、警告を示す強調表示を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の解析情報一元管理装置。
  4. 前記表示制御部は、前記情報処理端末により入力された未来の期日が入力された場合、予め格納された前記店舗の実績情報に基づいて、前記店舗の予約に関するシミュレーションを行い、表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちずれか1項に記載の解析情報一元管理装置。
  5. コンピュータに、
    通信ネットワークを介して、異なる複数の事業者のそれぞれが提供する店舗の予約をユーザの有するユーザ端末から受け付けるための異なる複数のWebサイトそれぞれを管理するWebサーバ装置から、前記店舗の予約及び広告に関するコンテンツに対する前記ユーザの操作ログを取得し、取得した前記操作ログを記憶装置に記憶し、
    前記記憶装置に記憶した前記操作ログに基づいて、前記複数のWebサイトそれぞれで受け付けた前記各店舗の予約を解析すると共に、店舗毎に、Webサイト毎の前記コンテンツに対する前記ユーザのページビュー数を解析し、
    前記通信ネットワークを介する情報処理端末からの所定の店舗に関する表示要求に応じて、前記Webサイト毎に解析した前記コンテンツに対する前記ページビュー数の集計を行い前記集計の結果に基づいて、前記複数のWebサイトそれぞれで受け付けた前記所定の店舗の予約の件数及び前記Webサイト毎の前記コンテンツに対する前記ページビュー数を、月別または日別に、前記情報処理端末の表示部にスクロール可能なように1ページで表示させる、
    処理を実行させることを特徴とする解析情報一元管理プログラム。
  6. コンピュータが、
    通信ネットワークを介して、異なる複数の事業者のそれぞれが提供する店舗の予約をユーザの有するユーザ端末から受け付けるための異なる複数のWebサイトそれぞれを管理するWebサーバ装置から、前記店舗の予約及び広告に関するコンテンツに対する前記ユーザの操作ログを取得し、取得した前記操作ログを記憶装置に記憶し、
    前記記憶装置に記憶した前記操作ログに基づいて、前記複数のWebサイトそれぞれで受け付けた前記各店舗の予約を解析すると共に、店舗毎に、Webサイト毎の前記コンテンツに対する前記ユーザのページビュー数を解析し、
    前記通信ネットワークを介する情報処理端末からの所定の店舗に関する表示要求に応じて、前記Webサイト毎に解析した前記コンテンツに対する前記ページビュー数の集計を行い前記集計の結果に基づいて、前記複数のWebサイトそれぞれで受け付けた前記所定の店舗の予約の件数及び前記Webサイト毎の前記コンテンツに対する前記ページビュー数を、月別または日別に、前記情報処理端末の表示部にスクロール可能なように1ページで表示させる、
    処理を実行することを特徴とする解析情報一元管理方法。

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