JP6732353B1 - タップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置全体を小型化しつつ、内部のチューブを開閉することが出来、レバーを手放しで発泡性飲料の注出が可能なタップ装置を提供する。【解決手段】ソケット13は、タップケース12のケース用段差部12bに係止するソケット用段差部13bと、ソケット本体13aの下方に開口され、ソケット用段差部13bが、外側溝部12cと連通するソケット用貫通孔13cとを有する。ドライバ14は、ソケット用段差部13bに係止するドライバ用フランジ14cと、ドライバ本体14aの下方の外側面で全周にわたって半径方向の内側に凹んで、ソケット用貫通孔13cと連通し、ソケット用貫通孔13cとの連通を解消する内側溝部14dと、を有する。球体15は、ドライバ本体14aが引き下げられると、ソケット用貫通孔13cと外側溝部12cとの間に入り、ドライバ本体14aが引き上げられると、ソケット用貫通孔13cと内側溝部14dとの間に入る。【選択図】図3

Description

本発明は、タップ装置に関する。
ビアホール等の飲食店では、樽詰めされたビールをジョッキ等の容器に注ぎ出すビールサーバーが用いられている。飲食店のスタッフは、ビールサーバーに備わるタップのレバー(グリップ)を操作して、ビールをジョッキに注ぎ込む場合、タップの上面で直立するレバーを前方に傾斜するように倒すことで、タップの注ぎ口からビールを注ぐ。
ここで、タップ本体には、注ぎ口を塞ぐ弁と、弁を常時付勢するバネとが内蔵されており、レバーが直立状態では、バネが弁を付勢して、弁が注ぎ口を塞ぐことで、ビールの注出を防止する。そして、レバーを傾斜状態にすることで、バネに抗して弁を引き上げることで、注ぎ口を開口させ、ビールを注出することが出来る。
店舗スペースが限られている飲食店では、スタッフが頻繁に往来する通路脇等の狭い場所にビールサーバーが設置されることがあり、スタッフの身体が直立状態のレバーに接触し、レバーが動いてしまい、注ぎ口からビールが漏れ出るという課題がある。
このような課題に対して、例えば、特開2018−118752号公報(特許文献1)には、タップ本体と、タップ本体内に収容される一端及び当該一端に対向し、タップ本体外に位置する他端を有し、一端近傍を通る回転軸周りに他端を所定の角度範囲で回転移動させるように動作可能なレバーとを備え、容器に充填されている液体を注出するために用いられるタップが開示されている。このタップは、レバーを動作不可能に固定する固定状態と、当該固定を解除する固定解除状態とを切替可能なタップロック機構を有し、タップロック機構は、レバーのうち、タップ本体から突出する部分の範囲内において、レバーの軸方向に沿って移動可能、かつ、抜脱困難に前記レバーに周設される筒状のロック部を備える。これにより、簡易な構造で液漏れを防止できるとともに、汎用性が高いタップロック機構を提供することができるとしている。
特開2018−118752号公報
タップ装置は、基本的に、内部の流路を、ビールを含む発泡性飲料が直接流れるため、内部の流路やタップ装置の注出口は、雑菌等で汚染され易く、当該汚染により、発泡性飲料の味が劣化する。通常、飲食店では、スタッフが、業務終了後に、タップ装置を定期的に分解して洗浄しているが、タップ装置の内部の構造は複雑であることから、タップ装置の洗浄に手間と時間が掛かる。そこで、タップ装置の内部の流路に、洗浄容易なチューブ(例えば、シリコンチューブ等)を挿通し、チューブの中に発泡性飲料を流す試みもなされている。
しかしながら、チューブを内部流路に挿通したタップ装置では、内部の弁でチューブの内部を閉塞する際に、弁をチューブの径よりも更に深く押し込む必要があり、弁の押し込みを行う内部のスプリングに大きな力を要する。一方、チューブの内部を開放する場合、弁をチューブの径よりも更に大きく引き上げる必要があり、弁の引き上げに対して内部のスプリングの収縮に大きな力を要する。つまり、チューブの存在により、付勢力のある大きなスプリングと、大きな弁の上下の可動範囲(ストローク)とが必要となり、タップ装置全体が大型化するという課題がある。
一方、タップ装置は、上述のように、スタッフがレバーを傾斜する操作により、内部のスプリングに抗して経路の弁を開放して、内部の経路から発泡性飲料を注出する。ここで、スタッフが、レバーを元に戻すと、内部のスプリングの復元力により、弁が閉塞し、発泡性飲料の注出が停止する。そのため、発泡性飲料を注出し続けるためには、スタッフが、レバーを傾斜し続ける必要があり、レバーを手放しにすることが出来ず、発泡性飲料の注出に手間と時間が掛かるという課題がある。
ここで、特許文献1に記載の技術では、筒状のロック部でレバーの傾斜を防止することが出来るものの、レバーを傾斜し続けて、発泡性飲料を注出し続けることは出来ないという課題がある。又、特許文献1に記載の技術では、通常のタップ装置と同様に、定期的に洗浄する必要があるという課題がある。
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、装置全体を小型化しつつ、内部のチューブを開閉することが出来るとともに、レバーを手放しにして発泡性飲料の注出を可能なタップ装置を提供することを目的とする。
本発明に係るタップ装置は、タップ本体と、チューブと、タップケースと、ソケットと、ドライバと、球体と、ソケットキャップと、スプリングと、レバーと、を備える。タップ本体は、注入口から注出口までの内部流路と、前記内部流路の一部から上方に円筒状に開口されたタップ用開口と、を有する。チューブは、前記タップ本体の内部流路に挿通され、当該内部流路の注入口側の先端に、発泡性飲料が加圧状態で導入される。タップケースは、円筒状で、下端が前記タップ用開口に装着されるケース本体と、前記ケース本体の内側の所定の位置から下方に向かって内側に縮径されたケース用段差部と、前記ケース本体の下端の内側面で全周にわたって半径方向の外側に凹んだ外側溝部と、を有する。ソケットは、円筒状で、前記タップケースの内部に挿入されるソケット本体と、前記ソケット本体の内側の所定の位置から下方に向かって内側に縮径され、前記タップケースのケース用段差部に係止するソケット用段差部と、前記ソケット本体の下方に開口され、前記ソケット用段差部が前記ケース用段差部に係止すると、前記外側溝部と連通するソケット用貫通孔と、を有する。ドライバは、円柱状で、前記ソケット本体の内部に挿通されるドライバ本体と、前記ドライバ本体の下端に突出し、前記チューブの一部を開閉する弁部と、前記ドライバ本体の外側の所定の位置で全周にわたって半径方向の外側に突出し、前記ソケット用段差部に係止するドライバ用フランジと、前記ドライバ本体の下方の外側面で全周にわたって半径方向の内側に凹んで、前記ソケット用貫通孔と連通し、前記ドライバ用フランジが前記ソケット用段差部に係止した場合、前記ソケット用貫通孔との連通を解消する内側溝部と、を有する。球体は、前記ドライバ本体が引き下げられると、前記ソケット用貫通孔と前記外側溝部との間に入り、前記ドライバ本体が引き上げられると、前記ソケット用貫通孔と前記内側溝部との間に入る。ソケットキャップは、前記ドライバ本体の上端を挿通可能な状態で、前記ソケット本体の上方に装着される。スプリングは、前記ドライバ本体の外周に設けられ、前記ドライバ用フランジの上面と、前記ソケットキャップの下面とを付勢する。レバーは、前記ドライバ本体の上端に回動可能に接続され、起立状態で前記ドライバ本体の上端を引き下げ、傾斜状態で前記ドライバ本体の上端を引き上げる。
本発明によれば、装置全体を小型化しつつ、内部のチューブを開閉することが出来るとともに、レバーを手放しにして発泡性飲料の注出を可能となる。
本発明の実施形態に係るタップ装置の起立状態を示す斜視図(図1A)と、本発明の実施形態に係るタップ装置の傾斜状態を示す斜視図(図1B)と、である。 本発明の実施形態に係るタップ装置の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るタップ装置の分解断面図である。 本発明の実施形態に係るタップ装置の球体がソケット用貫通孔と外側溝部との間に入った場合の拡大断面図(図4A)と、本発明の実施形態に係るタップ装置の球体がソケット用貫通孔と内側溝部との間に入った場合の拡大断面図(図4B)と、である。 本発明の実施形態に係るタップ装置の起立状態を示す断面図(図5A)と、本発明の実施形態に係るタップ装置の起立状態を示す拡大断面図(図5B)と、である。 本発明の実施形態に係るタップ装置の第一の傾斜状態を示す断面図(図6A)と、本発明の実施形態に係るタップ装置の第一の傾斜状態を示す拡大断面図(図6B)と、である。 本発明の実施形態に係るタップ装置の第二の傾斜状態を示す断面図(図7A)と、本発明の実施形態に係るタップ装置の第二の傾斜状態を示す拡大断面図(図7B)と、である。 本発明の実施形態に係るタップ装置の球体がソケット用貫通孔と内側溝部との間に入った場合の拡大断面図(図8A)と、本発明の実施形態に係るタップ装置の球体がソケット用貫通孔と内側溝部との間に入った後にドライバが引き上げられた場合の拡大断面図(図8B)と、である。 本発明の実施形態に係るタップ装置に規制部を設けた場合の分解図と、レバーの起立状態と傾斜状態との断面図と、である。 本発明の実施形態に係るタップ装置にポンプ等を設けた場合の概念図と、本発明の実施形態に係るタップ装置に検出部を設けた場合の分解図と、である。 本発明の実施形態に係るタップ装置の検出部が起立状態と傾斜状態とを検出する場合の断面図である。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。又、本明細書においては、発泡性飲料を注出する装置の名称としてタップ装置の用語を使用しているが、タップ装置の用語は、コック装置の用語と実質的に同等であり、これらの意味が異なることは無い。
本発明の実施形態に係るタップ装置1は、図1A、図1B、図2、図3に示すように、タップ本体10と、チューブ11と、タップケース12と、ソケット13と、ドライバ14と、球体15と、ソケットキャップ16と、スプリング17と、レバー18と、を備える。
タップ本体10は、注入口Iから注出口Oまでの内部流路10aと、内部流路10aの一部から上方に円筒状に開口されたタップ用開口10bと、を有する。チューブ11は、タップ本体10の内部流路10aに挿通され、当該内部流路10aの注入口側の先端に、発泡性飲料が加圧状態で導入される。
タップケース12は、円筒状で、下端がタップ用開口10bに装着されるケース本体12aと、ケース本体12aの内側の所定の位置から下方に向かって内側に縮径されたケース用段差部12bと、ケース本体12aの下端の内側面で全周にわたって半径方向の外側に凹んだ外側溝部12cと、を有する。図1−図3では、ケース用段差部12bは、ケース本体12aの内側の所定の位置から下端まで内側に縮径されることで形成されている。
ソケット13は、円筒状で、タップケース12の内部に挿入されるソケット本体13aと、ソケット本体13aの内側の所定の位置から下方に向かって内側に縮径され、タップケース12のケース用段差部12bに係止するソケット用段差部13bと、ソケット本体13aの下方に開口され、ソケット用段差部13bがケース用段差部12bに係止すると、外側溝部12cと連通するソケット用貫通孔13cと、を有する。図1−図3では、ソケット用段差部13bは、ソケット本体13aの内側の所定の位置から下端まで内側に縮径されることで形成されている。
ドライバ14は、円柱状で、ソケット本体13aの内部に挿通されるドライバ本体14aと、ドライバ本体14aの下端に突出し、チューブ11の一部を開閉する弁部14bと、ドライバ本体14aの外側の所定の位置で全周にわたって半径方向の外側に突出し、ソケット用段差部13bに係止するドライバ用フランジ14cと、ドライバ本体14aの下方の外側面で全周にわたって半径方向の内側に凹んで、ソケット用貫通孔13cと連通し、ドライバ用フランジ14cがソケット用段差部13bに係止した場合、ソケット用貫通孔13cとの連通を解消する内側溝部14dと、を有する。
球体15は、図4Aに示すように、ドライバ本体14aが引き下げられると、ソケット用貫通孔13cと外側溝部12cとの間に入り、図4Bに示すように、ドライバ本体14aが引き上げられると、ソケット用貫通孔13cと内側溝部14dとの間に入る。
ソケットキャップ16は、ドライバ本体14aの上端を挿通可能な状態で、ソケット本体13aの上方に装着される。スプリング17は、ドライバ本体14aの外周に設けられ、ドライバ用フランジ14cの上面と、ソケットキャップ16の下面とを付勢する。レバー18は、ドライバ本体14aの上端に回動可能に接続され、起立状態でドライバ本体14cの上端を引き下げ、傾斜状態でドライバ本体14cの上端を引き上げる。
これにより、装置全体を小型化しつつ、内部のチューブを開閉することが出来るとともに、レバーを手放しにして発泡性飲料の注出を可能となる。
即ち、図5に示すように、レバー18が起立状態の場合、ソケット13の内部に収容されたスプリング17がソケットキャップ16の下面からドライバ用フランジ14cの上面を付勢し、ドライバ本体14aが引き下げられる。
すると、ドライバ14のドライバ用フランジ14cは、ソケット13のソケット用段差部13bに係止し、内側溝部14dは、ソケット用貫通孔13cの位置よりも低い位置となり、ソケット用貫通孔13cとの連通が解除され、球体15は、ソケット用貫通孔13cと外側溝部12cとの間に入る。
この場合、ドライバ14には、スプリング17の付勢力により引き下げられ、ドライバ14の弁部14bは、チューブ11を押圧することで、チューブ11の内部は閉塞する。これにより、レバー18が起立状態の場合、ドライバ14の弁部14bは、スプリング17の付勢力によりチューブ11を押して、チューブ11の内部に加圧状態で導入される発泡性飲料の注出を停止することが可能となる。
次に、図6に示すように、スタッフがレバー18を握って、レバー18を、垂直方向に対して第一の角度まで傾斜させた第一の傾斜状態にすると、レバー18の傾斜に伴って、ドライバ用フランジ14cがスプリング17の付勢力に抗して引き上げられ、ドライバ本体14aが引き上げられる。
ここで、第一の角度は、例えば、垂直方向に対して9度等に設定され、レバー18が第一の角度まで傾斜されると、ドライバ本体14aは、例えば、2mm等の第一の高さだけ引き上げられる。
すると、ドライバ14のドライバ用フランジ14cは、ソケット13のソケット用段差部13bから離脱し、内側溝部14dは、ソケット用貫通孔13cの位置と同等の位置となり、ソケット用貫通孔13cと連通し、球体15は、ソケット用貫通孔13cから内側溝部14dに入る。
この場合、内側溝部14dがソケット用貫通孔13cと連通して、球体15が内側溝部14dに入るまでは、スタッフが、スプリング17の付勢力に抗してレバー18を傾斜させる。又、レバー18の傾斜に伴って、ドライバ本体14aが引き上げられることで、ドライバ14の弁部14bは引き上げられ、チューブ11の押圧を解消し、チューブ11の内部が少しずつ開放され、発泡性飲料の注出を開始することが可能となる。
次に、図7に示すように、スタッフがレバー18を、第一の角度よりも広い第二の角度まで傾斜させた第二の傾斜状態にすると、レバー18の傾斜に伴って、ドライバ本体14aが更に引き上げられる。
ここで、第二の角度は、例えば、垂直方向に対して13度等に設定され、レバー18が第二の角度まで傾斜されると、ドライバ本体14aは、例えば、第一の高さよりも高い3mm等の第二の高さだけ引き上げられる。
ここで、球体15がソケット用貫通孔13cと内側溝部14dとに入ることで、内側溝部14d内の球体15がソケット13に対して係止部材として機能し、ドライバ14の内側溝部14dの引き上げに伴って、ソケット13のソケット用貫通孔13cに引っかかって、ドライバ14の引き上げとともにソケット13を引き上げる。つまり、球体15が外側溝部12cから出てソケット用貫通孔13cを通して内側溝部14dに入ることで、ソケット13をドライバ14と一体化してドライバ14の引き上げとともにソケット13を引き上げる。そのため、図8A、図8Bに示すように、ソケット13がドライバ14とともに引きあがり、ソケット13のソケット用貫通孔13cは、外側溝部12cとの連通を解除し、ソケット13のソケット用段差部13bが、タップケース12のケース用段差部12bから離脱し、ソケットキャップ16の下面とドライバ用フランジ14cの上面との間の距離dを一定とする。つまり、ソケット13とドライバ14とが一体化することで、スプリング17による付勢力が無くなり、無負荷状態となる。これにより、スプリング17を更に収縮することなく、ドライバ14の引き上げを可能とする。
又、ドライバ14の引き上げにより、ドライバ14の弁部14bは更に引き上げられ、チューブ11の内部を大きく開放し、発泡性飲料の注出を継続することが可能となる。
一方、球体15がソケット用貫通孔13cと内側溝部14dとに入った状態で、ドライバ14とともにソケット13が引き上げられると、ドライバ14の弁部14bが、チューブ11に接触していることで、チューブ11の反発力により、ドライバ14とソケット13がタップケース12内で固定される。つまり、スプリング17の付勢力が強くなることなく、チューブ11の反発力により、ドライバ14の弁部14bが上方に押し上げられた状態で保持される。このように、ドライバ14とソケット13とがタップケース12に固定されることで、スタッフがレバー18を握ってレバー18を傾斜し続けることなく、ドライバ14の弁部14bが開放された状態となる。これにより、スタッフは、レバー18を手放しにして発泡性飲料の注出を継続することが可能となるのである。
尚、レバー18を第二の傾斜状態から起立状態に戻す場合は、上述の逆となる。即ち、レバー18が第二の傾斜状態から第一の傾斜状態に戻ると、ドライバ本体14aが引き下げられ、球体15の存在により、ドライバ14とともにソケット13が引き下げられる。
そして、ソケット13の引き下げにより、ソケット13のソケット用段差部13bが、タップケース12のケース用段差部12bに係止し、ソケット用貫通孔13cが、外側溝部12cの位置と同等の位置となり、外側溝部12cに連通する。すると、今度は、球体15が、内側溝部14dからソケット用貫通孔13cを介して外側溝部12cに入り、ソケット13とドライバ14との一体化を解除する。これにより、ドライバ14がソケット13に対して自由に上下動可能となり、スプリング17の付勢力が再びドライバ14に掛かることで、ドライバ14が下方に引き下げられ、ドライバ14の弁部14bがチューブ11を押圧し、チューブ11の内部を少しずつ閉塞し、発泡性飲料の注出を減少させる。
更に、レバー18が第一の傾斜状態から起立状態に戻ると、ドライバ本体14aが更に引き下げられ、ドライバ14の弁部14bは、チューブ11を更に押圧することで、チューブ11の内部は閉塞する。
ここで、ドライバ本体14aの引き下げにより、ドライバ14のドライバ用フランジ14cは、ソケット13のソケット用段差部13bに係止すると、内側溝部14dは、ソケット用貫通孔13cの位置よりも低い位置となり、ソケット用貫通孔13cとの連通が解除され、球体15は、ソケット用貫通孔13cと外側溝部12cとの間に存在することになる。又、ドライバ用フランジ14cがソケット用段差部13bに係止することで、ドライバ14がソケット13に係止され、スプリング17の付勢力が働いたとしても、ドライバ14の引き下げが制限され、ドライバ14の弁部14bは、所定の下限位置で止まることになる。このようにして、チューブ11の内部に導入される発泡性飲料の注出を停止することが可能となる。
ここで、発泡性飲料の種類に特に限定は無く、穀類の分解物を含む飲料、麦芽、大麦の分解物を含む飲料を挙げることが出来る。穀物とは、例えば、大麦、小麦、大豆、エンドウ豆、トウモロコシ等を挙げることが出来る。穀類の分解物とは、例えば、大豆タンパク、大豆ペプチド、エンドウ豆タンパク、コーンタンパク分解物等を挙げることが出来る。発泡性飲料は、具体的には、ビール、発泡酒、リキュール等の発酵麦芽飲料、その他の醸造酒、若しくは完全無アルコール麦芽飲料(非アルコール麦芽飲料)等の非発酵麦芽飲料、エンドウ豆、大豆、トウモロコシ等を用いた、ビール風の発泡性アルコール含有飲料、完全無アルコール飲料等を挙げることが出来る。
又、タップ本体10の構成に特に限定は無いが、図1−図3に示すように、タップ本体10の注出口側の上面を切断し、切断面を覆い、一端をタップ本体10のタップ用開口10bの外側に回転軸10cで回動可能に軸支して開放可能としたタップカバー10dを設けても良い。これにより、タップ本体10の内部流路10aにチューブ11を挿通する際に、タップカバー10dを開けることで、チューブ11の挿通を容易にする。又、チューブ11が雑菌等で汚染された場合は、タップカバー10dの開閉により、チューブ11の交換を容易にする。
又、タップ本体10には、図2、図5−図7に示すように、タップ本体10の注入口I側に、タップ本体10を所定の対象物に固定するためのコックナット10eと、リングジョイント10fとを更に備えても良い。
又、タップ本体10と、タップケース12と、ソケット13と、ドライバ14と、ソケットキャップ16と、レバー18との素材に特に限定は無いが、例えば、可撓性を有する合成樹脂等を挙げることが出来る。チューブ11の素材に特に限定は無いが、例えば、洗浄容易なシリコンチューブ等を挙げることが出来る。球体15と、スプリング17との素材に特に限定は無いが、例えば、剛性を有する金属等を挙げることが出来る。
又、タップケース12の構成に特に限定は無いが、図2−図3に示すように、タップ装置1の組立容易性の観点から、タップケース12を、ケース筒体12dと、ブッシュ12eとに分解可能に構成しても良い。ここで、ケース筒体12dは、ケース本体12aを含み、ブッシュ12eは、ケース用段差部12bと、外側溝部12cと、を含む。
ここで、タップケース12を、ケース筒体12dと、ブッシュ12eとに分解される場合、タップ本体10は、例えば、タップ用開口10bの下端の内側面から全周にわたって半径方向の内側に突出したタップ用フランジ10b1を備え、ケース筒体12dは、円筒状であるケース本体12d1(12a)と、ケース本体12aの下端から下方に向かって内側に縮径され、外面がタップ用開口10bの内面に装着される筒体用小径部12d2と、を備える。又、ブッシュ12eは、外側面が筒体用小径部12d2の内側面に装着され、ケース用段差部12bを形成するブッシュ本体12e1と、ブッシュ本体12e1の下端の外側面から全周にわたって半径方向の外側に突出し、タップ用フランジ10b1の上面と筒体用小径部12d2の下面との間に装着されるブッシュ用フランジ12e2と、ブッシュ本体12e1の下端の内側面から全周にわたって半径方向の外側に凹んだ外側溝部12e3(12c)と、を有する。これにより、ブッシュ12eのブッシュ用フランジ12e2の下面をタップ本体10のタップ用フランジ10b1の上面に設置し、ケース筒体12dの筒体用小径部12d2を、タップ用開口10bとブッシュ本体12e1との間に設置することで、ケース用段差部12bと、外側溝部12cとが形成される。
又、外側溝部12cの構成に特に限定は無いが、例えば、図3に示すように、上方近傍に設けられ、内径が上端に近づくに伴って漸次小さくなり、ケース本体12a(ブッシュ本体12e1)の下端の内面と一致する外側溝部用傾斜面12c1を設けると好ましい。これにより、レバー18が起立状態から第一の傾斜状態になる際に、外側溝部12cに入った球体15が外側溝部用傾斜面12c1に接触することで、内側溝部14dの方に押し出されて、内側溝部14dに入り易くすることが可能となる。一方、レバー18が第一の傾斜状態から起立状態になる際に、内側溝部14dに入った球体15が外側溝部用傾斜面12c1に接触することで、外側溝部12cの方に押し出されて、外側溝部12cに入り易くすることが可能となる。この球体15の入り易さにより、レバー18の起立状態から第一の傾斜状態への移行を円滑にする。
又、内側溝部14dの構成に特に限定は無いが、例えば、図3に示すように、上方近傍に設けられ、内径が上端に近づくに伴って漸次大きくなり、ドライバ本体14aの下方の外面と一致する内側溝部用傾斜面14d1を設けると好ましい。これにより、レバー18が第一の傾斜状態から第二の傾斜状態になる際に、ソケット用貫通孔13cに入った球体15が内側溝部用傾斜面14d1に接触することで、内側溝部14dの方に押し出されて、内側溝部14dに入り易くすることが可能となる。一方、レバー18が第二の傾斜状態から第一の傾斜状態になる際に、内側溝部14dに入った球体15が内側溝部用傾斜面14d1に接触することで、外側溝部12cの方に押し出されて、外側溝部12cに入り易くすることが可能となる。この球体15の入り易さにより、レバー18の第一の傾斜状態から第二の傾斜状態への移行を円滑にする。又、第二の傾斜状態において、ソケット用貫通孔13cと内側溝部14dとに入った球体15が内側溝部用傾斜面14d1に接触することで、ドライバ本体14aの半径方向の外側に向かって付勢し、タップケース12のケース本体12aの外側面を押圧する。これにより、球体15が固定され、ドライバ14とソケット13とを強固に固定することが可能となる。
又、外側溝部12cとソケット用貫通孔13cとを合わせたサイズと、ソケット用貫通孔13cと内側溝部14dとを合わせたサイズは、基本的に、球体15のサイズと同等であるが、例えば、球体15のサイズに所定量だけ大きいサイズであると好ましい。これにより、球体15を、外側溝部12cと内側溝部14dとの間で円滑に往来し易くすることが可能となる。尚、球体15には、往来円滑性と、組立容易性の観点から、グリスを予め塗っておいても良い。
又、ソケット本体13aの上方に対するソケットキャップ16の装着形態に特に限定は無いが、例えば、ソケット本体13aの上方に雄螺子又は雌螺子を形成し、ソケットキャップ16の外面に雌螺子又は雄螺子を形成して、両者を螺着するよう構成することが出来る。
又、スプリング17の構成に特に限定は無いが、例えば、ドライバ本体14aの外周に配置可能なつる巻きばね等を挙げることが出来る。
又、レバー18の構成に特に限定は無いが、例えば、レバー18は、図1−図2に示すように、グリップ18aと、グリップ18aの下端に固定され、下端とドライバ本体14aの上端とに回転軸18bで回動可能に軸支されたクランプホルダ18cと、を備える。尚、グリップ18aとクランプホルダ18cとの固定形態に特に限定は無いが、例えば、グリップ18aの下端に設けられた螺子穴18dと、クランプホルダ18cの上端に配置され、固定ピン18eで固定された螺子18fと、を備え、グリップ18aの螺子穴18dにクランプホルダ18cの螺子18fを螺着することで構成することが出来る。
又、タップ装置1は、タップケース12の上方に設けられ、ドライバ14の上端の上限を規制する規制部19を更に備えても良い。規制部19の構成に特に限定は無いが、例えば、図1−図3に示すように、規制部19は、円環状で、ドライバ14の半径方向のサイズよりも大きなサイズで、且つ、ソケットキャップ16の半径方向のサイズよりも小さいサイズの穴を有し、タップケース12の上方に装着される。これにより、規制部19は、ドライバ14の上端の上下移動を阻害しないものの、ソケットキャップ16の上下移動を阻害するため、ソケットキャップ16の上限を規制することで、ドライバ14の上端の上限を規制し、ドライバ14とともにソケット13が上方に抜けることを防止することが可能となる。特に、スタッフが、レバー
その他の構成として、規制部19が、タップケース12の上端の一端とレバー18の下端の一端とを回動可能に連結するとともに、レバー18の起立状態からの傾斜角度を規制することで、ドライバ14の上端の位置の上限を規制するよう構成しても良い。具体的には、図9Aに示すように、規制部19は、タップケース12の上端の一端から延出され、先端に、レバー18を回動する回転軸と同じ方向に平行に設けられた円柱を設けた回動部材19aと、回動部材19aを挿入可能に、レバー18の下端の一端を含む下面から内部に凹み、レバー18の回動に伴って、挿入された回動部材19aと接触する規制板を有する挿入溝部19bと、を備える。これにより、レバー18を傾斜させると、挿入溝部19b内の回動部材19aが挿入溝部19bの規制板に接触して、レバー18の傾斜を停止するため、レバー18の傾斜角度を規制することで、ドライバ14の上端の上限を規制することが可能となる。又、レバー18を傾斜させると、規制部19により、起立状態から第一の角度を経て第二の角度まで所定の軌道を描いて、レバー18を曲げることが出来るとともに、レバー18を第二の傾斜状態から起立状態に戻す場合には、規制部19により、上述と同じ軌道を描いて、レバー18を元に戻すことが可能となり、操作性を高めることが出来る。
又、チューブ11は、内部流路10aの注入口側の先端に、発泡性飲料が加圧状態で導入されるため、ドライバ14の弁部14bが引き上げられることで、発泡性飲料の加圧により、発泡性飲料は、チューブ11の内部を通って注出される。他の構成として、図10、図11に示すように、タップ装置1は、チューブ11の内部流路10aの注出口側の一部に設けられ、チューブ11内部の発泡性飲料を送出するポンプ20と、レバー18の起立状態か、レバー18の傾斜状態かを検出する検出部21と、レバー18の起立状態が検出されると、ポンプの送出を停止し、レバー18の傾斜状態が検出されると、ポンプの送出を行う送出制御部22と、を更に備えても良い。これにより、発泡性飲料を確実に注出することが可能となる。
ここで、ポンプ20の種類に特に限定は無いが、例えば、ギアポンプ、ローラーポンプ等を挙げることが出来る。ポンプ20は、ローラーポンプの場合、チューブ11内の発泡性飲料の泡の発生を適度に抑えることが出来るため、美味な発泡性飲料を注出することが可能となる。
又、検出部21の構成に特に限定は無いが、例えば、レバー18が起立状態の場合に、レバー18(又はクランプホルダ18c)の下端と接触可能なタップケース12の上端の一方又は他方に、レバー18の下端と接触を検出する検出部21を内蔵し、検出部21が、レバー18の下端との接触を検出することで、レバー18の起立状態を検出し、レバー18の下端との接触を検出しないことで、レバー18の傾斜状態を検出するよう構成することが出来る。
又、送出制御部22の構成に特に限定は無いが、例えば、送出制御部22は、検出部21からの信号を受信し、検出部21からの信号が検出信号の場合、ポンプ20を駆動せず、検出部21からの信号が不検出信号の場合、ポンプ20に駆動信号を送信し、ポンプ20を駆動するよう構成することが出来る。
尚、本発明の実施形態では、上述の構成に、更に、他の機能を追加しても構わない。
以上のように、本発明に係るタップ装置は、ビールサーバーはもちろん、あらゆる発泡性飲料を送出するタップ装置として有用であり、装置全体を小型化しつつ、内部のチューブを開閉することが出来るとともに、レバーを手放しにして発泡性飲料の注出を可能なタップ装置として有効である。
1 タップ装置
10 タップ本体
11 チューブ
12 タップケース
13 ソケット
14 ドライバ
15 球体
16 ソケットキャップ
17 スプリング
18 レバー

Claims (2)

  1. 注入口から注出口までの内部流路と、前記内部流路の一部から上方に円筒状に開口されたタップ用開口と、を有するタップ本体と、
    前記タップ本体の内部流路に挿通され、当該内部流路の注入口側の先端に、発泡性飲料が加圧状態で導入されるチューブと、
    円筒状で、下端が前記タップ用開口に装着されるケース本体と、前記ケース本体の内側の所定の位置から下方に向かって内側に縮径されたケース用段差部と、前記ケース本体の下端の内側面で全周にわたって半径方向の外側に凹んだ外側溝部と、を有するタップケースと、
    円筒状で、前記タップケースの内部に挿入されるソケット本体と、前記ソケット本体の内側の所定の位置から下方に向かって内側に縮径され、前記タップケースのケース用段差部に係止するソケット用段差部と、前記ソケット本体の下方に開口され、前記ソケット用段差部が前記ケース用段差部に係止すると、前記外側溝部と連通するソケット用貫通孔と、を有するソケットと、
    円柱状で、前記ソケット本体の内部に挿通されるドライバ本体と、前記ドライバ本体の下端に突出し、前記チューブの一部を開閉する弁部と、前記ドライバ本体の外側の所定の位置で全周にわたって半径方向の外側に突出し、前記ソケット用段差部に係止するドライバ用フランジと、前記ドライバ本体の下方の外側面で全周にわたって半径方向の内側に凹んで、前記ソケット用貫通孔と連通し、前記ドライバ用フランジが前記ソケット用段差部に係止した場合、前記ソケット用貫通孔との連通を解消する内側溝部と、を有するドライバと、
    前記ドライバ本体が引き下げられると、前記ソケット用貫通孔と前記外側溝部との間に入り、前記ドライバ本体が引き上げられると、前記ソケット用貫通孔と前記内側溝部との間に入る球体と、
    前記ドライバ本体の上端を挿通可能な状態で、前記ソケット本体の上方に装着されるソケットキャップと、
    前記ドライバ本体の外周に設けられ、前記ドライバ用フランジの上面と、前記ソケットキャップの下面とを付勢するスプリングと、
    前記ドライバ本体の上端に回動可能に接続され、起立状態で前記ドライバ本体の上端を引き下げ、傾斜状態で前記ドライバ本体の上端を引き上げるレバーと、
    を備えることにより、前記レバー手放しにして前記発泡性飲料の注出が可能となるタップ装置。
  2. 前記チューブの内部流路の注出口側の一部に設けられ、前記チューブ内部の発泡性飲料を送出するポンプと、
    前記レバーの起立状態か、前記レバーの傾斜状態かを検出する検出部と、
    前記レバーの起立状態が検出されると、前記ポンプの送出を停止し、前記レバーの傾斜状態が検出されると、前記ポンプの送出を行う送出制御部と、
    請求項1に記載のタップ装置。
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