JP6731812B2 - 受験管理装置、受験管理方法、及び受験管理プログラム - Google Patents

受験管理装置、受験管理方法、及び受験管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、受験管理装置、受験管理方法、及び受験管理プログラムに関する。
学校(大学、短期大学、各種専門学校、高等学校、中学校、及び小学校等)は、入学希望者に対して入学試験を実施し、試験結果に応じて受験者の合否を判定している。
従来から、入学試験を実施するに際して、学校説明会の日程や受験日程等である受験予定校に関する情報(学校情報)の収集の手間を省くために、当該学校情報を、生徒やその父母や教師に対して提供するシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載のシステムでは、学校データを管理するホストコンピュータと、ユーザ端末とが、通信可能に接続され構成されている。そして、ホストコンピュータは、学校データの更新に応じて、ユーザ端末に対して、更新があったこと又は更新内容を通知する。これにより、生徒やその父母や教師による学校データの収集を容易としている。
特開2001−249968号公報
ここで、学校は、より多くの学生に入学試験を受験してもらうことが望ましい。したがって、特許文献1に記載のようなシステムを用いることにより、学校データを、生徒や父母や教師に容易に配布することができ、ひいては受験者の増大を図ることができる。
しかしながら、特許文献1に記載のような従来システムでは、学校側は、実際に受験申込みを受けるまでは、今回の入学試験の受験者数や競争率を把握するのが困難であった。このため、受験者数が少ない可能性があっても、これを把握することが困難であり、受験者の増加につながる施策を実施することも困難であった。
本発明は、学校が受験者の動向を把握することを容易とする受験管理装置、受験管理方法、及び受験管理プログラムを提供することを1つの目的とする。
本発明に係る受験管理装置は、選抜試験の受験を希望する受験者が操作する個人側端末装置、及び前記選抜試験を実施する試験実施機関が保持する機関側装置に通信可能に接続される受験管理装置であって、前記受験者の受験見込み先の前記試験実施機関を示す見込データを、複数の前記個人側端末装置のそれぞれから取得する見込データ取得部と、前記見込データを集計して集計結果を算出する集計部と、前記集計結果を前記機関側装置に送信する情報送信部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る受験管理装置は、複数の個人側端末装置のそれぞれから見込データを取得する見込データ取得部と、見込データを集計し、集計結果を算出する集計部と、集計結果を機関側端末装置に送信する情報送信部と、を備えている。これにより、試験実施機関は、選抜試験を実施する前に見込データの集計結果(例えば見込総数や競争率等)を取得することができ、受験者の動向を把握することが容易である。したがって、定員に対して受験者数が著しく少なかったり、定員割れする可能性があったりすることを事前に把握でき、受験者数の増大のための対策を取ることもできる。
第1実施形態の受験管理システムの概略構成を示す図。 第1実施形態の受験管理システムによる処理の概略を示す図。 第1実施形態の受験管理システムによる見込データの取得処理を示す図。 第1実施形態の受験管理システムによる情報提供処理を示す図。 第1実施形態の受験管理システムによる情報提供処理を示す図。 第1実施形態の受験管理システムによる情報提供処理を示す図。 第2実施形態の受験管理システムによる情報提供処理を示す図。 第3実施形態の受験管理システムによる情報提供処理を示す図。 第4実施形態の受験管理システムによる情報提供処理を示す図。 第5実施形態の受験管理システムによるデータ提供処理を示す図。 第6実施形態の受験管理システムにおいて受験生用の表示画面の一例を示す図。 第6実施形態の受験管理システムにおいて保護者用の表示画面の一例を示す図。
[第1実施形態]
以下、本発明の一適用例に係る管理装置を備える受験管理システムの第1実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、第1実施形態の受験管理システムの概略構成を示す図である。
図2は、第1実施形態の受験管理システムによる処理を模式的に示す図である。
図1に示すように、本実施形態の受験管理システム1は、試験実施機関の一例としての大学を受験する受験者が操作するユーザ端末10(個人側端末装置)と、試験実施機関である大学側の端末である学校端末20(機関側装置)と、サーバ装置30(受験管理装置)と、を含む。受験管理システム1は、複数のユーザ端末10と、複数の学校端末20と、サーバ装置30とが、ネットワーク(例えばインターネット等のWAN(Wide Area Network))を介して通信可能に接続され、構成される。
受験管理システム1では、図2に示すように、サーバ装置30は、受験者への受験関連の各種データや、大学へのデータ提供や、大学への願書提出の手続き等を実施する。また、サーバ装置30は、ユーザ端末10の入力操作に基づいて、受験者がいずれの大学(学部学科)を受験予定かを示す見込データを取得し、複数の見込データから各大学の受験見込者数(見込総数)や競争率を算出する。そして、サーバ装置30は、当該見込総数や競争率を、ユーザ端末10や学校端末20から閲覧可能に公開する。つまり、サーバ装置30は、見込総数や競争率を掲載したコンテンツを公開し、ユーザ端末10や学校端末20から当該コンテンツにアクセスされた際に、コンテンツをユーザ端末10や学校端末20に送信する。
[ユーザ端末の構成]
ユーザ端末10は、図1に示すように、表示部11、入力操作部12、端末通信部13、端末記憶部14、及び端末制御部15を備える。
表示部11は、例えば液晶ディスプレイ等により構成され、端末制御部15の制御の下、例えば受験管理システム1によって提供されるサイトや、大学の公式サイト等を表示させる。
入力操作部12は、ユーザ操作による操作信号を端末制御部15に出力する。この入力操作部12としては、例えば、表示部11と一体に設けられたタッチパネルや、キーボード及びマウス等の入力装置を例示できる。
端末通信部13は、ネットワーク上の他の機器と通信する。これにより、ユーザ端末10は、サーバ装置30に対してネットワークを介して通信可能になり、例えば、サーバ装置30が提供する各種サービスの利用や、サーバ装置30が記憶している各種データの取得や閲覧が可能となる。
端末記憶部14は、例えばメモリ、ハードディスク等のデータ記録装置により構成されている。端末記憶部14には、ユーザ端末10を制御するための各種プログラム等が記憶される。
端末制御部15は、CPU(Central Processing Unit)等の演算回路、RAM(Random Access Memory)等の記憶回路により構成され、ユーザ端末10の各部を制御する。端末制御部15は、端末記憶部14等に記憶されているプログラムの中から、所定のアプリケーション等のプログラム(ソフトウェア)をRAMに展開し、RAMに展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。そして、端末制御部15は、上記各種処理を実行することで、例えば、サーバ装置30によって管理されている専用サイトや、大学の公式サイト等を表示部11に表示させる。
[学校端末の構成]
学校端末20は、大学側に設置された端末であり、例えば、図1に示すように、ユーザ端末10と同様に構成され、表示部21、入力操作部22、端末通信部23、端末記憶部24、及び端末制御部25を備える。
表示部21は、例えば液晶ディスプレイ等により構成され、端末制御部25の制御の下、所定の画像(例えば各種ウェブページやアバター等)を表示させる。
入力操作部22は、ユーザ操作による操作信号を端末制御部25に出力する。
端末通信部23は、ネットワーク上の他の機器、例えば、サーバ装置30と通信する。これにより、学校端末20は、サーバ装置30が提供する各種サービスの利用や、サーバ装置30が記憶している各種データの取得や閲覧が可能となる。
端末記憶部24は、例えばメモリ、ハードディスク等のデータ記録装置により構成されている。端末記憶部24には、学校端末20を制御するための各種プログラム等が記憶される。
端末制御部25は、CPU等の演算回路、RAM等の記憶回路により構成され、ユーザ端末10の各部を制御する。端末制御部25は、端末記憶部24等に記憶されているプログラムの中から、所定のアプリケーション等のプログラム(ソフトウェア)をRAMに展開し、RAMに展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。そして、端末制御部25は、上記各種処理を実行することで、例えば、サーバ装置30によって管理されている専用サイト等を表示部21に表示させる。
[サーバ装置]
本実施形態のサーバ装置30は、コンピュータであり、通信部31と、記憶部32と、制御部33と、等を含んで構成される。
通信部31は、例えばLAN等を介してネットワークに接続されており、ネットワーク上の他の機器と通信する。
記憶部32は、受験者データ記憶部及び機関データ記憶部に相当し、例えばメモリ、ハードディスク等により構成されたデータ記録装置である。この記憶部32は、サーバ装置30における各種処理を実施するために必要な各種プログラム及びデータを記憶している。この記憶部32は、各種データとして、例えば、ユーザデータベース321、大学データベース322、及び、広告データベース323を記憶している。
ユーザデータベース321は、複数のユーザデータを記憶したデータベースである。ユーザデータには、ユーザIDと、ユーザ詳細データと、見込データと、等が含まれる。
ユーザIDは、ユーザ(受験者)を識別するためのデータである。
ユーザ詳細データは、例えば、学力値(偏差値等)、ユーザの所属校(又は出身校)、性別、年齢、趣味、及び好きな(得意な)教科、居所等の個人情報を含む。
見込データは、受験見込みである大学の学部や学科(志望校)を示すデータであり、例えば後述する大学IDが記憶される。なお、見込データとしては、複数の志望校が含まれていてもよく、更に、これらの志望校の志望順位が記録されていてもよい。
また、ユーザデータとして、その他、志望校を選ぶ際の優先条件等が記録されていてもよい。優先条件としては、例えば大学の入学試験(選抜試験)の難易度、大学の知名度、就職率、就職先、サークル活動やクラブ活動等の大学内の活動内容や充実度、所属する学生の男女比率や制服の有無等を示した学生傾向、大学の所在地周辺の環境等が記録される。
大学データベース322は、複数の大学データを記憶したデータベースである。この大学データには、大学ID、大学詳細データ、試験関連データ、大学周辺データ、案内データ、競合大学データ、見込総数、及び、競争率等が含まれる。
大学IDは、各大学の学部、学科にそれぞれ付与され、大学の学部や学科を識別するための識別データである。なお、大学毎の大学ID、学部毎の学部ID、学科毎の学科IDが記録されてもよい。
大学詳細データは、例えば、大学の所在地、大学の知名度、卒業生の就職率や就職先、大学院への進学率、交換留学先、大学の研究成果や活動内容及びその充実度、並びに、学生傾向等が記録される。
試験関連データは、入学試験における合格者定員数、入学試験におけるボーダーライン(偏差値)、及び試験日程等が記録される。
大学周辺データは、大学の周囲の環境に関するデータである。
案内データは、例えば受験者に対して大学を紹介するためのデータである。案内データとしては、例えば、大学が公開するコンテンツ(Webページ等)へのリンクが記録されていてもよく、大学を紹介するための画像やテキストが配置されたコンテンツが記録されていてもよい。また、案内データとしては、時期に応じた画像やテキスト等を含むコンテンツが記録されてもよい。例えば、時期に応じたイベント(入学式、花見、大学祭、入学試験、卒業式)や、季節毎の大学や周辺の風景を示す画像を含むコンテンツが、提供期間を示す提供期間データとともに、案内データ(季節データ)として記憶されていてもよい。
競合大学データは、大学IDにて特定される大学の学部学科と類似する大学(類似機関)の大学IDが記録される。ここで、類似する大学とは、同じ大学IDにて特定される大学の学部学科と、同様の学部学科を有し、かつ、入学試験における試験レベル(偏差値等)が略同じである学校である。また、競合大学データとして、更に、類似度が記録されていてもよい。類似度としては、例えば、入学試験における試験レベルの差、大学の所在地等の大学詳細データの類似性に基づいて予め設定される。
見込総数及び競争率は、後述する見込算出部333により算出される値であり、大学IDに示される大学を受験見込みとする受験者の総数、及び競争率である。
広告データベース323は、複数の広告データを記憶したデータベースである。この広告データには、広告IDと、広告主データと、広告内容データと、広告対象データとが含まれる。
広告IDは、広告を識別する識別データである。
広告主データは、広告主を示すデータであり、例えば個々の広告主に割り振られるID(広告主ID)が記録される。
広告内容データは、広告として表示(配信)させる広告内容であり、例えば画像データや広告の説明を記載してテキストデータにより構成される。
広告対象データは、広告の配布対象に関する情報である。広告の配布対象としては、例えば、広告の配布対象となるユーザの性別、年齢、趣味等の他、大学IDが記録される。
これらの各広告データは、広告主が管理する図示略の端末から送信される。
制御部33は、CPU等の演算回路、RAM等の記憶回路により構成され、記憶部32等に記憶されているプログラム(ソフトウェア)をRAMに展開し、RAMに展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。そして、制御部33は、上記各種処理を実行することで、ユーザデータ取得部331、大学データ取得部332、見込算出部333、情報提供部334、及び、出願処理部335等として機能する。
ユーザデータ取得部331は、ユーザ端末10から送信されたユーザデータを取得(受信)し、ユーザDB321を更新する。このユーザデータは見込データを含み、つまり、ユーザデータ取得部331は、見込データ取得部に相当する。
大学データ取得部332は、学校端末20から送信された大学データを取得(受信)し、大学DB322を更新する。この大学データは案内データを含み、つまり、大学データ取得部332は、案内データ取得部に相当する。
見込算出部333は、集計部に相当し、各大学について、ユーザの見込データを集計した集計結果として見込総数を算出する。また、見込算出部333は、各大学について、大学データに記録された合格者定員数を、算出された見込総数で除算することにより、集計結果として競争率を算出する。
情報提供部334は、情報送信部に相当し、算出された見込総数や競争率を所定のユーザ端末10や学校端末20に送信する。また、情報提供部334は、ユーザデータに基づいて広告DBから広告データを選択し、ユーザ端末10に送信する。更に、情報提供部334は、ユーザデータに基づいて大学の案内データを選択し、ユーザ端末10に送信する。
出願処理部335は、図2に示すように、ユーザ端末10からの出願依頼に基づいて、学校端末20への出願処理を行う。つまり、出願処理部335は、ユーザ端末10による入力操作に基づいて予め指定されていた大学の学校端末20に対して、出願処理に必要な出願情報(例えば、受験者の顔写真、住所及び経歴等の各種個人情報や、受験料の支払いに関する情報等)を送信する。学校端末20は、当該出願情報に不備がない場合に出願を受理する。
[見込データの取得処理]
図3は、受験管理システム1における見込データの取得処理の一例を示すフローチャートである。
サーバ装置30は、ユーザ端末10から当該ユーザ端末10を操作する受験者が受験見込みの学校(学部、学科)を示す見込データを取得する。
これには、図3に示すように、ユーザ端末10において、ユーザの入力操作部12の操作により、サーバ装置30に記憶された専用サイト(見込データの入力を促す見込入力コンテンツ)にアクセスする旨の入力操作が行われると、端末制御部15は、ユーザIDとともに見込入力コンテンツの送信要求をサーバ装置30に送信する(ステップS1)。
サーバ装置30のユーザデータ取得部331は、ユーザID及び送信要求を受信すると(ステップS2)、サーバ装置30は、見込入力コンテンツをユーザ端末10に送信する(ステップS3)。
ユーザ端末10の端末制御部15は、見込入力コンテンツを受信すると、表示部11に当該見込入力コンテンツを表示させ(ステップS4)、見込データの入力を促す。
そして、ユーザによる入力操作部12の操作により、志望校が入力されると(ステップS5)、端末制御部15は、入力された志望校を見込データとして、ユーザIDとともにサーバ装置30に送信する(ステップS6)。
サーバ装置30のユーザデータ取得部331は、ユーザIDとともに見込データを取得すると(ステップS7)、ユーザDB321から、受信したユーザIDに対応するユーザデータを検索し、当該ユーザデータの見込データを受信した見込データで更新する(ステップS8)。
なお、上記例では、見込入力コンテンツにより見込データの入力を促す例を示したが、その他の方法により見込データが入力されてもよい。例えば、サーバ装置30が公開する大学の紹介用コンテンツに、当該大学を見込データとする旨のアイコンを同時に表示してもよい。この場合、ユーザが当該紹介用ページを閲覧している際に、入力操作部12によりアイコンを選択する旨の操作を行うことで、当該大学を見込データとする旨がサーバ装置30に送信される。
[情報提供処理]
(見込総数及び競争率の算出)
図4は、情報提供処理における見込総数及び競争率の算出処理の一例を示すフローチャートである。
サーバ装置30は、複数のユーザ端末10から取得した見込データから、各大学の受験者見込総数や競争率を算出し、ユーザ端末10や学校端末20に閲覧可能とする。
これには、図4に示すように、見込算出部333は、ユーザDB321に記録される全てのユーザデータの見込データを、各大学IDについてそれぞれ集計する。これにより、大学ID毎(大学の学部学科毎)の受験者の見込総数が算出される(ステップS11)。また、見込算出部333は、算出した見込総数を、大学データに記憶し、大学DB322を更新する(ステップS12)。
更に、見込算出部333は、各大学データからそれぞれ受験者定員数を読み込み、ステップS11にて算出された各大学の見込総数を、対応する受験者定員数で除算して競争率を算出する(ステップS13)。また、見込算出部333は、算出した競争率を、大学データに記憶し、大学DB322を更新する(ステップS14)。
なお、上記例では、現在の見込総数と合格者定員数とに基づいて算出したが、これに限定されず、例えば過去の1年間における見込総数の推移と実際の競争率とを記憶部32に記憶しておき、現在の見込総数と、過去の同時期における見込総数とから、試験時の競争率を推算してもよい。
ステップS11からステップS14の見込総数や競争率の算出は、例えば一日や一週間等の所定期間が経過する毎に取得されてもよく、ユーザ端末10や学校端末20からのリクエストに応じて取得されてもよい。
(ユーザ端末への情報提供処理)
図5は、ユーザ端末10への情報提供処理を示すフローチャートである。
ユーザ端末10に対する情報提供処理は、例えば、ユーザ端末10において、ユーザの入力操作部12の操作により、サーバ装置30が管理する受験管理用サイトにアクセスする旨の入力信号が入力されることで実施される。すなわち、ユーザ端末10において、上記入力信号が入力されると、端末制御部15は、ユーザIDとともに、受験管理用サイトのユーザコンテンツの送信を要求するコンテンツ要求をサーバ装置30に送信する。
サーバ装置30は、当該コンテンツ要求を受信すると(ステップS21)、情報提供部334は、送信されたユーザIDに対応するユーザデータをユーザDB321から抽出する(ステップS22)。更に、当該ユーザデータの見込データを参照し、当該見込データに記録された大学IDを読み込み、大学DB322から大学データを抽出する(ステップS23)。
この後、情報提供部334は、大学データに記録された見込総数及び競争率を読み出し、ユーザコンテンツの所定の大学紹介領域を編集して、例えば大学名、学部名、学科名とともに、見込総数及び競争率を記載する(ステップS24)。なお、情報提供部334は、大学紹介領域に対して、大学データに含まれる入試関連データや案内データ、大学紹介データ等を配置する。この際、案内データとして季節データが含まれる場合、情報提供部334は、季節データの提供期間データを参照して、提供期間に該当する場合は、季節データとして記憶されているコンテンツを大学紹介領域に配置する。
また、情報提供部334は、広告DB323から、ステップS22で抽出された見込データ(大学ID)を広告対象データに含む広告データを検出し、このうち、更に、ユーザ詳細データを広告対象データに含む広告データを抽出する(ステップS25)。広告データが複数抽出された場合、広告対象データに含まれるユーザ詳細データの数が多い広告データを優先的に抽出する。
例えば、配置対象データとして、大学ID「A−1−2」、B地方以外が記載された、宿泊施設や交通機関の予約に関する広告データは、大学ID「A−1−2」の大学を受験見込とし、B地方以外に居住するユーザに対して選択される。
そして、情報提供部334は、抽出した広告データの広告内容データを、ユーザコンテンツの前記大学紹介領域以外の所定の広告領域に配置して、ユーザコンテンツを編集する(ステップS26)。
この後、情報提供部334は、ユーザコンテンツを、コンテンツ要求を送信したユーザ端末10に送信する(ステップS27)。
これにより、ユーザ端末10の端末制御部15は、サーバ装置30から送信されたユーザコンテンツを受信し、表示部11に当該ユーザコンテンツを表示させる。
(学校端末への情報提供処理)
図6は、学校端末20への情報提供処理を示すフローチャートである。
学校端末20に対する情報提供処理は、ユーザ端末10への情報提供処理と略同様の処理により実施される。
例えば、学校端末20において、管理者の入力操作部22の操作により、サーバ装置30が管理する受験管理用サイトにアクセスする旨の入力信号が入力されることで、端末制御部25は、大学IDとともに、受験管理用サイトの大学用コンテンツの送信を要求する大学用コンテンツ要求をサーバ装置30に送信する。
サーバ装置30は、当該大学用コンテンツ要求を受信すると(ステップS31)、情報提供部334により、送信された大学IDに対応する大学データを大学DB322から抽出する(ステップS32)。
この後、情報提供部334は、大学データに記録された見込総数及び競争率を読み出し(ステップS33)、大学用コンテンツ内に予め設定されている自大学データ領域を編集して、例えば大学名、学部名、学科名とともに、見込総数及び競争率を記載する(ステップS34)。
また、情報提供部334は、大学データの競合大学データを読み込み、当該競合大学データに記録された大学データの見込総数及び競争率を読み出す(ステップS35)。
そして、大学用コンテンツにおいて、例えば自大学データ領域の近傍に、設けられた所定の競合大学データ領域を編集し、競合大学名、学部名、学科名とともに、当該競合大学の見込総数及び競争率を記載する(ステップS36)。
この後、情報提供部334は、大学用コンテンツを、大学用コンテンツ要求を送信した学校端末20に送信する(ステップS37)。
これにより、学校端末20の端末制御部25は、サーバ装置30から送信された大学用コンテンツを受信し、表示部21に当該大学用コンテンツを表示させる。
なお、本実施形態では、学校端末20において、例えばブラウザ等のアプリケーションによって、大学用コンテンツを読み込み表示させることで、自大学や競合大学の見込総数や競争率を表示する例を示すが、これに限定されない。
例えば、メール等によって、サーバ装置30から定期的に学校端末20に自大学や競合大学の見込総数や競争率が送信されてもよい。
[第1実施形態の作用効果]
以下、上述の受験管理システム1による作用効果について説明する。
サーバ装置30は、複数のユーザ端末10のそれぞれから見込データを取得し、これら見込データから見込総数及び競争率を算出し、これら見込総数及び競争率をユーザ端末10や学校端末20に送信する。
これにより、ユーザ端末10は、出願前に、受験見込み先に対する見込データに基づいて算出された見込総数及び競争率を取得できる。これにより、受験者は、出願前でも、受験見込み先の見込総数及び競争率として、他の受験生の動向を容易に知ることができる。
また、学校端末20は、入学試験を実施する前に、見込データに基づく見込総数及び競争率を取得することができ、受験者の動向を把握することが容易である。したがって、定員に対して受験者数が著しく少なかったり、定員割れする可能性があったりすることを事前に把握でき、受験者数の増大のための対策を検討することもできる。
ここで、サーバ装置30の見込算出部333は、見込データに基づいて見込総数や競争率を算出し、算出した見込総数や競争率をユーザ端末10や学校端末20に送信する。このため、ユーザ端末10や学校端末20に見込データのみを送信する場合と比べて、見込総数や競争率の算出による、ユーザ端末10や学校端末20の処理負荷の増大を抑制できる。また、全見込データをユーザ端末10や学校端末20に送信することによる、通信負荷の増大を抑制できる。
なお、本実施形態において、サーバ装置30は、ユーザIDと受験見込み先の大学IDとを含む見込データそのものを学校端末20に送信してもよい。このような場合でも、ユーザ端末10や学校端末20側で見込総数や競争率を算出することができる。また、見込総数や競争率を算出しない場合でも、受験者は、現在の他の受験者の動向を知ることができる。大学は、複数の受験者の動向を把握することができる。
また、サーバ装置30は、見込総数や競争率を、競合関係にある学校端末20に送信する。つまり、大学は、競合大学の見込総数や競争率を得ることができる。このため、情報提供を受けた大学は、自らと競合大学の見込総数及び競争率に基づいて、受験者の動向をより適切に把握することができ、受験者数増大のためのより適切な施策を検討できる。
また、サーバ装置30は、見込みデータに記憶された大学IDに対応する大学データから案内データを読み出す。そして、サーバ装置30は、案内データを含むユーザコンテンツを作成し、当該ユーザコンテンツをユーザ端末10に送信する。これにより、ユーザ端末10は、ユーザコンテンツを表示させ、見込みデータに記憶された大学IDに対応する大学、つまり受験見込み先に関する案内を表示させることができる。
また、サーバ装置30は、見込みデータに記憶された大学IDを広告対象データに含む広告データを検出し、ユーザ詳細データを含む広告データから、広告内容データを読み出す。そして、サーバ装置30は、当該広告内容データを含むユーザコンテンツをユーザ端末10に送信する。これにより、ユーザ端末10は、ユーザコンテンツを表示させることにより、受験見込み先と受験者との両方に関連する広告を表示させることができる。
また、サーバ装置30は、時期に応じた案内データ(季節データ)を含むユーザコンテンツをユーザ端末10に送信する。これにより、ユーザ端末10は、時期に応じた大学の情報を容易に取得することができる。したがって、受験者の受験に対するモチベーションの向上を図ることができる。また、定期的に季節データを含むユーザコンテンツを送信することにより、受験者によるシステムの利用頻度を向上させることができる。
[第2実施形態]
第1実施形態では、ユーザ端末10に対して、受験見込み先の大学データを送信していた。これに対して第2実施形態では、競争率が低い競合大学の案内データを、当該大学を受験見込としていない受験者のユーザ端末10にも送信する点で第1実施形態と相違する。
以下の説明において、第1実施形態と同様の構成や処理については同一の符号を用い、その説明は省略又は簡略化する。
図7は、ユーザ端末10への情報提供処理を示すフローチャートである。
サーバ装置30は、ユーザ端末10からコンテンツ要求を受信すると、図7に示すように、第1実施形態と同様のステップS21からステップS24の処理を実施する。
ステップS24の処理に続き、情報提供部334は、ステップS22で抽出されたユーザデータから競合大学IDを読み出し、競合大学IDに対応する大学データを大学DB322から抽出する。また、情報提供部334は、大学データに記録された競争率を読み出す(ステップS41)。
次に、情報提供部334は、競争率が第1閾値未満の競合大学があるか否かを判定する(ステップS42)。なお、第1閾値とは、競争率の判定値であり、例えば、複数の大学(例えば、競合大学とそれ以外の近隣大学や、全大学等)の現在の競争率の平均値や、過去(例えば昨年)の競争率の平均値等である。現在の競争率を用いて平均値を算出する場合、情報提供部334は、競合大学の大学データから競争率を読出し、第1閾値を算出する。なお、第1閾値は、競合大学と関連しない値でもよく、例えば、各大学の競争率の目標値(競争率の目標範囲の中心値)や、各大学の競争率の数年間の平均値や、前年の平均値等でもよい。
ステップS42でYES、つまり、比較的に競争率が低い大学が競合大学に含まれると判定された場合、情報提供部334は、大学紹介領域の近傍に設けられた競合大学紹介領域を編集し、競合大学名、学部名、学科名とともに、当該競合大学の見込総数及び競争率を記載する(ステップS43)。
ステップS43の後、又はステップS42でNOと判定された場合、第1実施形態と同様のステップS25からステップS27の処理を実施する。
ユーザ端末10は、競合大学紹介領域を含むユーザコンテンツを受信し、当該コンテンツを表示部11に表示させる。
[第2実施形態の作用効果]
上述の第2実施形態に係る受験管理システム1によれば、第1実施形態と同様の作用効果に加え、以下の作用効果を得ることができる。
サーバ装置30は、競争率が第1閾値未満の大学の案内データを、当該大学を受験見込み先としていない受験者のユーザ端末10に送信する。これにより、競争率が低い大学の案内データを、当該大学を受験見込みではない受験者に対して送信でき、当該大学の受験者数の増大を図ることができる。また、学生は、競争率が低く合格し易い大学の情報を容易に得ることができる。
また、サーバ装置30は、ユーザデータの競合大学IDを参照し、当該競合大学IDに対応する大学の競争率が第1閾値未満の場合に、ユーザデータのユーザIDに対応する受験者に案内データを送信する。つまり、サーバ装置30は、競争率が低い大学の案内データの送信対象を、当該大学の競合大学ではない大学を受験見込みの受験者ではなく、当該大学の競合大学を受験見込みとする受験者とすることができる。したがって、案内データに対して興味の度合いがより高いと推察される受験者を送信対象とすることができ、より適切な受験者を送信対象とすることができる。
[第3実施形態]
第2実施形態では、競争率が第1閾値未満の大学の案内データを、当該大学を受験見込としていない受験者のユーザ端末10に送信していた。これに対して、第3実施形態では、大学の競争率と受験者の学力値とに応じて、案内データの送信対象を選択する点で第2実施形態とは相違する。
以下の説明において、第1及び第2実施形態と同様の構成や処理については同一の符号を用い、その説明は省略又は簡略化する。
図8は、ユーザ端末10への情報提供処理を示すフローチャートである。
サーバ装置30は、ユーザ端末10からコンテンツ要求を受信すると、図8に示すように、第2実施形態と同様のステップS21からステップS24、及びステップS41の処理を実施する。
次に、情報提供部334は、ステップS41で読み出された競合大学のうち、競争率が第1閾値未満で、かつ、第1閾値よりも小さい第2閾値以上の競合大学があるか否かを判定する(ステップS44)。なお、第2閾値は、第1閾値よりも小さい値に設定されている。第2閾値は、例えば、第1閾値の定数倍である。また、第2閾値は、例えば、複数の各競合大学のそれぞれの過去数年間における競争率の最低値の平均値でもよい。
ステップS44でYES、つまり、比較的に競争率が低い大学が競合大学に含まれると判定された場合、情報提供部334は、ステップS22で抽出されたユーザデータに記録された学力値を読み出し、当該学力値が、第1値以上か否かを判定する(ステップS45)。
ここで、第1値は、大学DB322の大学データ(大学詳細データ)として記録されており、ステップS41で競合大学の大学データを抽出した際に読み出されている。この第1値は、各大学に設定され、入学試験に合格する受験者として望まれる学力値の基準値(選抜基準値)である。第1値は、例えば、過去数年の合格者の偏差値の平均値や、当該平均値を僅かに下回る値等に設定される。したがって、ステップS44でYESと判定された競合大学が複数存在する場合は、各大学に対して個別にステップS45の判定が行われる。
ステップS45でYESと判定された場合、受験者が、競合大学の案内データの送付対象と判定され、ステップS43が実施され、競合大学名、学部名、学科名、見込総数、及び競争率が、競合大学紹介領域に記載される。
ステップS44でNOと判定された場合、情報提供部334は、競合大学のうち、競争率が第2閾値未満の競合大学があるか否かを判定する(ステップS46)。
ステップS46でYES、競争率がより低い大学が競合大学に含まれると判定された場合、情報提供部334は、ユーザデータに記録されていた学力値が、第2値以上か否かを判定する(ステップS47)。ここで、第2値は、第1値と同様、大学DB322の大学データ(大学詳細データ)として記録されている。この第2値は、第1閾値よりも小さい値に設定された選抜基準値であり、例えば、合格に必要な学力値(ボーダーライン)である。
ステップS47でYESと判定された場合、受験者が、競合大学の案内データの送付対象と判定され、ステップS43が実施される。
なお、ステップS45、ステップS46及びステップS47でNOと判定された場合、受験者が、競合大学の案内データの送付対象ではないと判定されて、ステップS25からステップS27の処理が実施される。
また、ステップS43が実施された後も、ステップS25からステップS27の処理が実施される。
[第3実施形態の作用効果]
上述の第3実施形態に係る受験管理システム1によれば、第2実施形態と同様の作用効果に加え、以下の作用効果を得ることができる。
サーバ装置30は、競争率が低い大学の案内データを、当該大学を受験見込み先としていない受験者のうちの学力値に応じた受験者のユーザ端末10に送信する。つまり、競争率が低い大学の案内データを、当該大学を受験見込みではない受験者のうち、学力値に応じた、例えば当該大学に合格する程度の受験者に対して送信する。これにより、合格する可能性が低いと推察される受験者を送信対象から外すことができ、より適切な受験者を送信対象とすることができる。
また、第2実施形態と同様に、送信対象の受験者は、競争率が低い大学の競合大学を受験見込みとする受験者から選択されるため、案内データに対して興味の度合いがより高いと推察される受験者を送信対象とすることができ、より適切な受験者を送信対象とすることができる。
サーバ装置30は、競争率が第1閾値未満かつ第2閾値以上の競合大学の案内データを、当該競合大学に応じた第1値以上の学力値の受験者のユーザ端末10に送信し、競争率が第2閾値未満の競合大学の案内データを、第2値(第1値よりも小さい)以上の学力値の受験者のユーザ端末10に送信する。つまり、競合大学の競争率が低いほど、送信対象の判定値をより小さい値とする。
ここで、大学は、競争率が低いほどより多くの受験者に案内を出す必要があるが、一方で、より学力値が高い学生に受験してもらうことが望ましい。上記構成によれば、大学は、受験者のレベルが低下することを抑制しつつ、競争率の増大を図ることができる。
また、第1値及び第2値は、各大学に設定された選抜基準値である。したがって、各大学のレベルに応じた第1値及び第2値を設定することができ、競争率の増大を図るとともに、受験者のレベルをより適切に維持することができる。
[第4実施形態]
第3実施形態では、所定の閾値よりも競争率が小さい競合大学がある場合に、当該競合大学の競争率と受験者の学力値とに応じて、当該受験者のユーザ端末に、当該競合大学の案内データを送信していた。これに対して、第4実施形態では、受験者の受験見込み先の競争率が所定の閾値よりも大きい場合に、当該競争率と、受験者の学力値とに応じた競合大学の案内データを、当該受験者のユーザ端末を送信する点で相違する。
以下の説明において、第3実施形態と同様の構成や処理については同一の符号を用い、その説明は省略又は簡略化する。
図9は、ユーザ端末10への情報提供処理を示すフローチャートである。
サーバ装置30は、ユーザ端末10からコンテンツ要求を受信すると、図9に示すように、第3実施形態と同様のステップS21からステップS24の処理を実施する。
次に、情報提供部334は、ステップS23で読み出された大学データから競争率を読出し、当該競争率が第3閾値以上かつ第4閾値未満であるか否かを判定する(ステップS51)。なお、第3閾値は、例えば、第1閾値同様に、複数の競合大学(つまり類似する大学)の現在の競争率に応じた値であり、これら競争率の平均値の定数倍等である。また、第4閾値は、第3閾値以上に設定されている。なお、第3閾値は、競合大学の過去(例えば昨年)の競争率の平均値を用いて算出されてもよい。また、第3閾値は、競合大学と関連しない値でもよく、例えば、各大学の競争率の最大値や、目標値(目標範囲の中心値)の定数倍等でもよい。
ステップS51でYES、つまり、大学の競争率が他大学と比べて高いと判定された場合、情報提供部334は、ステップS22で抽出されたユーザデータに記録された学力値を読み出し、当該学力値が、第1値未満か否かを判定する(ステップS52)。なお、上述のように第1値は、大学毎に設定され、当該大学合格のために望ましい学力値である。
ステップS52でYES、つまり、受験予定大学の合格に必要と推定される学力値に満たない可能性があると判定された場合、情報提供部334は、学力値に応じた競合大学の大学データを抽出する(ステップS53)。例えば、情報提供部334は、ステップS22で抽出されたユーザデータから競合大学IDを読み出し、大学DB322における競合大学IDに対応する大学データの第1値を参照して、受験者の学力値よりも小さい第1値が記録されている競合大学の大学データを抽出する。なお、記録された第1値が学力値よりも小さい競合大学のうち、第1値が最も大きい競合大学の大学データを抽出してもよく、大きいほうから複数(例えば2つ)の大学データを抽出してもよい。
そして、情報提供部334は、抽出した大学データを用いて、大学紹介領域の近傍に設けられた競合大学紹介領域を編集する(ステップS43)。
一方、ステップS51でNOと判定された場合、情報提供部334は、競争率が第4閾値以上か否かを判定する(ステップS54)。
ステップS54でYES、つまり、大学の競争率が他大学と比べてより高いと判定された場合、情報提供部334は、ユーザデータに記録されていた学力値が、第3値未満か否かを判定する(ステップS55)。ここで、第3値は、第1値よりも大きい値が設定されている。第3値は、例えば、対応する大学に合格する可能性が高いと推定される学力値(合格安全ライン)であり、過去の合格者のうちの学力値が上位50%の受験者の学力値の平均値等に設定される。
ステップS55でYES、つまり、受験予定大学の合格可能性が高いと判定できない場合、情報提供部334は、学力値に応じた競合大学の大学データを抽出し(ステップS53)、抽出した大学データを用いて競合大学紹介領域を編集する(ステップS43)。
なお、ステップS52、ステップS54及びステップS55でNOと判定される、つまり、受験者が受験予定校に合格する可能性がなく、より合格し易い競合大学を案内する必要がないと判定され場合、ステップS25からステップS27の処理が実施される。
また、ステップS43の後も、ステップS25からステップS27の処理が実施される。
[第4実施形態の作用効果]
上述の第4実施形態に係る受験管理システム1によれば、第1実施形態と同様の作用効果に加え、以下の作用効果を得ることができる。
サーバ装置30は、受験見込み先の競争率が高い受験者に対して、学力値に応じた競合大学の案内データを受験者のユーザ端末10に送信する。つまり、受験見込み先の競争率が高く、合格が容易ではない可能性がある受験者に、当該受験者の学力値に応じた競合大学の案内データを送信できる。また、競合大学の競争率の増大を図ることができる。
サーバ装置30は、受験見込み先の競争率が第3閾値以上かつ第4閾値未満の場合、受験者の学力値が第1値未満であれば、学力値に応じた競合大学の案内データを受験者のユーザ端末10に送信する。また、サーバ装置30は、受験見込み先の競争率が第4閾値以上の場合、受験者の学力値が第1値より大きい第3値未満であれば、学力値に応じた競合大学の案内データを受験者のユーザ端末10に送信する。つまり、受験見込み先の競争率が大きいほど、競合大学の案内データを送るか否かを判定するための判定値をより大きい値とする。これにより、志望校への合格容易性に応じて、より適切な受験者に競合大学の案内データを送信することができる。
また、第1値及び第3値は、各大学に設定された選抜基準値である。したがって、各大学のレベルと競争率に応じて、第1値及び第3値を設定でき、受験者の合格容易性をより適切に判定可能な第1値及び第3値を設定できる。
[第5実施形態]
第1実施形態では、ユーザ端末10に対して、受験見込み先の案内データを送信していた。これに対して第5実施形態では、大学IDに、当該大学への興味の度合いを示すランクデータを関連付けて見込データとして記録し、当該興味の度合い(ランクデータ)と競争率とに応じて、受験生への案内対象の大学を決定する点で、第1実施形態と相違する。
以下の説明において、第1実施形態と同様の構成や処理については同一の符号を用い、その説明は省略又は簡略化する。
[見込データの構成]
本実施形態では、ユーザDB321のユーザデータには、見込データとして、大学IDと、受験者の興味の度合いを示すランクデータと、が記録される。
ランクデータは、大学(学部学科)に対する受験者の興味の度合いに応じて、例えば、興味度の高い順に1,2,3のように数値が付与される。例えば、ユーザ端末10は、受験者によるユーザ端末10の入力操作によって、興味の度合いの選択を受けつけ、当該選択結果に応じたランクデータをサーバ装置30に送信する。サーバ装置30のユーザデータ取得部331は、ランクデータを取得し、ユーザDB321に大学IDとともに見込みデータとして記録する。
ランクデータの設定に際し、例えば、ユーザ端末10は、「受験する」、「検討中」、及び、「後で見る」等の興味の度合いに応じた選択肢を表示させ、受験者に選択させる。これら「受験する」、「検討中」、及び、「後で見る」の各選択肢は、それぞれランクデータの「1」,「2」,「3」に対応している。なお、興味の度合いを示す選択肢は、一例であり、上記例に限定されず、例えば2段階又は4段階以上のランク分けを行ってもよい。また、ランクデータの取得方法も、特に制限されず、大学情報を表示させた際に、ランクデータの入力用のアイコン等を表示させてもよい。
[情報提供処理]
図10は、第5実施形態の情報提供処理の一例を示すフローチャートである。
サーバ装置30は、ユーザ端末10からコンテンツ要求を受信すると、図10に示すように、第1実施形態と同様のステップS21からステップS23の処理を実施する。
本実施形態では、ステップS22では、情報提供部334は、ユーザIDに対応するユーザデータをユーザDB321から抽出し、ユーザデータの見込データ、つまり大学IDとランクデータを読み出す。
また、ステップS23では、情報提供部334は、見込データに記録された大学IDに対応する大学データを大学DB322から抽出する。情報提供部334は、ランクデータ「1」の大学ID(つまり「受験予定」の大学)に対応する大学データ以外にも、ランクデータ「2」,「3」の大学ID(つまり「検討中」、「後で見る」の大学)に対応する大学データも抽出する。
次に、情報提供部334は、読み出した見込データにランクデータ「2」が含まれる場合、つまり、「検討中」の大学が含まれる場合、当該大学の大学データから競争率を読み出し、競争率が第1閾値未満かつ第2閾値以上か否かを判定する(ステップS61)。
なお、ステップS61でNOと判定された場合や、ランクデータ「2」の大学がない場合は、情報提供部334は、後述するステップS63を実施する。
ステップS61でYESと判定された場合、つまり、「検討中」の大学の競争率が比較的に低いと判定された場合、情報提供部334は、「検討中」の大学の大学IDを案内対象の大学としてユーザデータに記録する(ステップS62)。
次に、情報提供部334は、読み出した見込データにランクデータ「3」が含まれる場合、つまり、「後で見る」の大学が含まれる場合、当該大学の大学データから競争率を読み出し、競争率が第2閾値未満か否かを判定する(ステップS63)。
なお、ステップS63でNOと判定された場合や、ランクデータ「3」の大学がない場合は、情報提供部334は、後述するステップS65を実施する。
ステップS63でYESと判定された場合、つまり、「後で見る」の大学の競争率が比較的に低いと判定された場合、情報提供部334は、当該大学の大学IDを案内対象の大学としてユーザデータに記録する(ステップS64)。
次に、情報提供部334は、興味度合いが「検討中」「後で見る」に設定された各大学のうち、案内対象に設定された大学の大学データに記録された各種データを読み出す。そして、情報提供部334は、ユーザコンテンツにおける大学紹介領域の近傍に設けられる検討大学紹介領域を編集して、例えば大学名、学部名、学科名とともに、見込総数及び競争率を記載する(ステップS65)。なお、ランクデータ「2」「3」の大学がない場合は、情報提供部334は、ステップS65において検討大学紹介領域を設けずに、処理を終了する。
次に、情報提供部334は、ステップS24からステップS27の処理を実施する。
[第5実施形態の作用効果]
上述の第5実施形態に係る受験管理システム1によれば、第1実施形態と同様の作用効果に加え、以下の作用効果を得ることができる。
サーバ装置30は、興味の度合い(ランクデータ)と競争率とに応じて、興味の度合いが登録されている大学の案内データをユーザ端末10に送信する。つまり、サーバ装置30は、受験予定以外のランクに設定された大学については、競争率が閾値よりも低い場合に案内対象とする。これにより、案内対象としている大学を検討している受験者に、当該大学の競争率が低く、合格し易い可能性があることを知らせることができ、当該大学の競争率の増大を図ることができる。
また、サーバ装置30は、興味の度合い(ランクデータ)が低いほど、低い競争率の場合に案内対象とする。つまり、興味の度合いがより高い、ランクデータ「2」の大学については、競争率がやや低めの場合でも受験者の興味を引くことができる可能性がある。このため、サーバ装置30は、競争率が第1閾値未満であれば、当該大学を案内対象とする。一方で、興味の度合いがより低い、ランクデータ「3」の大学については、競争率がやや低めの場合では受験者の興味を引くことができない可能性がある。このため、サーバ装置30は、競争率が第1閾値よりも小さい第2閾値未満であれば、当該大学を案内対象とする。このように、興味の度合いと競争率とに応じた大学を案内対象とすることにより、大学への興味をより確実に増大させることができる。
[第6実施形態]
第1実施形態では、ユーザDB321は、ユーザIDとして受験生のIDが登録されている構成を例示した。これに対して、第6実施形態では、ユーザデータに家族データが含まれる点で、第1実施形態と相違する。また、第6実施形態では、操作者のIDが、受験生IDか保護者IDかによって、ユーザ端末10に優先的に表示される内容が異なる点において、第1実施形態と相違する。
以下の説明において、第1実施形態と同様の構成や処理については同一の符号を用い、その説明は省略又は簡略化する。
本実施形態では、ユーザDB321の各ユーザデータに、家族データが含まれる。
例えば、受験生が本受験管理システム1を利用するために、ユーザ端末10からサーバ装置30にアクセスしてユーザ登録を行う場合、ユーザIDとして、当該受験生をユーザとしたユーザIDが記録される。この際、当該受験生の保護者が既に受験管理システム1を利用している(保護者をユーザとしたユーザIDがユーザデータに登録されている)場合、ユーザ登録時に保護者のユーザID(保護者ID)を指定することで、家族データに当該保護者IDが記録され、ユーザIDにより特定されるユーザが受験生である旨が記録される。
同様に、保護者がユーザ登録を行う場合に、受験生のユーザID(受験生ID)を入力することで、家族データに当該受験生IDが記録され、ユーザIDにより特定されるユーザが保護者である旨が記録される。
[ユーザ端末の表示画面]
図11は、受験生用の表示画面の一例を示す図である。また、図12は、保護者用の表示画面の一例を示す図である。
ところで、受験管理システム1では、ユーザ端末10からサーバ装置30において閲覧可能に公開された所定のユーザコンテンツにアクセスする際に、ユーザ端末10からサーバ装置30にユーザIDが送信される。
サーバ装置30は、受信したユーザIDに応じて、ユーザコンテンツに表示させる情報を変更する。つまり、サーバ装置30の制御部33は、ユーザ端末10から受信したユーザIDに応じてユーザデータを抽出し、その家族データを参照して、ユーザが受験者であるか保護者であるかを判定する。そして、制御部33は、ユーザが受験者の場合と、保護者の場合とで、後述するように異なる画面を表示部11に表示させる。
図11及び図12に示すように、受験生用及び保護者用のそれぞれの表示画面には、共通する情報を含む。図11及び図12に示す例では、受験情報として、受験予定校、学生情報、及び大学案内の項目が表示されている。各項目を選択することにより、各項目における更に詳細な情報が表示される。なお、受験予定校は、受験見込み先の大学の情報を表示させる項目である。また、学生情報は、ユーザDB321に登録されている各種個人情報を表示させる項目である。また、大学案内は、大学からの各種案内情報を表示させる項目である。受験情報に表示される項目は、上記例に限らない。
一方で、図11に示すように、受験生用の表示画面には、保護者用の表示画面には表示されない情報として、例えば、受験生専用の掲示板へのリンクと、受験生向け広告とが表示されている。
受験生専用の掲示板は、受験生間での情報交換を行うためのものであり、保護者用の表示画面には非表示とされることにより、受験生間の自由な情報交換を促すことができる。
受験生向け広告は、例えば、バイト情報や、受験予定校周辺の賃貸物件情報、各種店舗情報、及びレジャー情報等である。情報提供部334は、広告DB323を参照し、受験生IDに応じた受験生用の広告情報を取得し、広告領域の所定位置に配置する。このように受験予定校の周辺情報が表示されるため、受験生のモチベーションを増大させることができる。
また、図12に示すように、保護者用の表示画面には、受験生用の表示画面には優先的に表示されていない情報として、例えば、受験料情報と、奨学金関連情報と、保護者向け広告が表示されている。
受験料情報は、ユーザDB321に登録されている受験見込み先を受験する場合の受験料の総額を示す項目や、受験料の割引情報を表示させるための項目を含む。ここで、割引情報とは、例えば、所定要件を満たす場合に受験料の一部が減額される、つまり割引制度が利用できる場合に、上記所定要件を表示させるためのリンク等である。なお、所定要件とは、例えば、同一大学で複数の学科を受験した場合や、提携する複数の大学の複数の学科を受験する場合等である。また、所定要件の一部を満たしている場合、全要件を満たすための追加提案と、追加提案を採用した場合の受験料総額とを、割引情報の詳細として表示させてもよい。
奨学金関連情報は、大学入学後の奨学金の受給予定の有無を入力させる入力欄と、奨学金に関する情報を紹介する各種奨学金情報と、を含む。なお、図10に示すように、受給予定の入力欄の予定ありを選択することにより、各種奨学金情報が表示されるようになっている。これにより、各種奨学金情報は、受給予定がないユーザに表示されず、受給予定があるユーザには表示される。これにより、情報を必要とするユーザに対して、奨学金情報を適切に表示させることができ、一方、必要としないユーザに対して非表示とすることができる。
保護者向け広告は、例えば、受験予定校の所在地が遠隔地である場合に旅行情報や特産品情報等である。なお、本実施形態では、奨学金の受給予定の有無や、受験料総額等に応じて、保護者向け広告の内容を変更してもよい。つまり、奨学金の受給予定がない場合や、受験料総額が所定閾値(例えば受験料総額の平均値)を超えている場合、保護者が高所得者である可能性がある。したがって、保護者向け広告として、不動産や貴金属等の高額物品の案内情報を表示させてもよい。
なお、ユーザデータ取得部331は、受験料総額や、奨学金受給予定の有無の選択結果(受給予定データ)を取得し、保護者IDに関連付けてユーザDB321に登録する。情報提供部334は、保護者IDに関連付けられてユーザDB321に登録された受験料総額に関する情報や、受給予定データを参照する。そして、情報提供部334は、受験料総額が所定閾値を超えている場合は、奨学金の受給予定がない場合は、広告DB323を参照し、高額物品の案内情報を広告情報として取得する。情報提供部334は、取得した広告情報を広告領域の所定位置に配置する。また、学生用の賃貸物件の情報として、見込み先の大学における平均値よりも家賃が高い物件の情報を表示対象としてもよい。なお、賃貸物件の情報は、受験生向けのコンテンツの表示内容としてもよい。
[第6実施形態の作用効果]
上述の第6実施形態に係る受験管理システム1によれば、第1実施形態と同様の作用効果に加え、以下の作用効果を得ることができる。
第6実施形態では、サーバ装置30は、ユーザ端末10から送信されるユーザIDが受験生IDか保護者IDかに応じて、ユーザに合ったコンテンツをユーザ端末10に送信する。これにより、ユーザ端末10に、受験生と保護者とに応じたコンテンツを表示させることができる。
例えば、受験料の支払いは保護者が行うことが考えられるため、保護者用のコンテンツに受験料総額といった支払いに関する情報を表示させることにより、保護者が支払いに関する情報を確認することができる。なお、実際の支払いや出願の最終決定を行う支払い決定ボタンや、出願決定ボタンは保護者用のコンテンツに表示させてもよく、これにより受験生が独断で出願や支払いを行うことを抑制できる。
また、サーバ装置30は、保護者用コンテンツに奨学金関連情報を表示させることにより、奨学金の受給予定の有無に関する受給予定データを取得することができる。また、受給予定データに応じて、保護者の収入が比較的高い可能性があるため、サーバ装置30は、当該受給予定データに応じて、広告データを選択することにより、より効果的な広告をユーザ端末10に表示させることができる。
[変形例A]
上記各実施形態において、見込算出部333は、一定周期で見込総数及び競争率を算出する例を示した。この場合、サーバ装置30は、コンテンツ要求や大学用コンテンツ要求の受信時点における見込総数や競争率が算出されるものであり、入学試験が実施される入試時期の競争率(実際の競争率)ではない。
これに対して、見込算出部333は、見込総数や競争率から、入試時期の見込総数や競争率を予測してもよい。
特に、上記第2実施形態及び第3実施形態では、入学試験の難易度や学部学科、大学詳細データや大学周辺データが受験見込み先と類似する類似大学(競合大学)のうち、競争率が低い大学が存在する場合に、当該類似大学の案内データがユーザ端末10に送信される。
また、上記第4実施形態では、受験見込み先の大学の競争率が高い場合には、当該大学に対する類似大学(競合大学)の案内データがユーザ端末10に送信される。
また、学校端末20に対しても、競合大学の見込総数や競争率が送信されるので、競争率が低い大学では、受験者を確保するように対策を講じる可能性も高い。このため、上記受験管理システム1を用いることで、競合大学同士では、競争率が略均一化するように、受験者が受験先の大学を変更する可能性が高くなる。したがって、見込算出部333は、入試時期における各大学の競争率が平均化するように、入試時期の見込総数や競争率を予測する。
具体的には、見込算出部333は、大学データから、類似大学として互いに登録されている複数の大学の大学データを読み出し、これらの大学のデータに記録された見込総数を集計した見込総計数、及び合格者定員数を集計した定員総計数をそれぞれ算出する。そして、これらの定員総計数及び見込総計数を用いた比例計算を行って、各大学の合格者定員数の入試時期における予測受験者数を算出する。
例えば、類似大学として、見込総数a1で合格者定員数b1が記録されているN1大学、見込総数a2で合格者定員数b2が記録されているN2大学、見込総数a3で合格者定員数b3が記録されているN3大学が検出された場合、見込総計数XはX=a1+a2+a3(=Σan)、定員総計数YはY=b1+b2+b3(=Σbn)となる。したがって、見込算出部333は、N1大学の予測受験者数c1をc1=X×a1/Y、N2大学の予測受験者数c2をc2=X×a2/Y、N3大学の予測受験者数c3をc3=X×a3/Yにより算出する(cn=X×an/Y)。したがって、見込算出部333は、D1大学の予測競争率d1をd1=c1/b1、N2大学の予測競争率d2をd2=c2/b2、N3大学の予測競争率d3をd3=c3/b3により算出する(dn=cn/bn)。
ところで、各大学において、例えば合格者定員数や大学の構内環境や周囲環境等の様々な要因により人気度がそれぞれ異なり、類似大学の中でも人気が高い大学に対する受験者数は類似する他の大学より多くなる傾向が有る。よって、競争率が平均化するように、各大学の予測受験者数や予測競争率を算出しても、必ずしも精度よく予測競争率と、入試時期の競争率とが同じになるとは限らない。
そこで、見込算出部333は、現状の競争率に応じた重み係数kを用いて、予測受験者数cnをそれぞれ補正してもよい。重み係数kとしては、例えば、各大学における競争率bnが類似大学の競争率の平均(Σbn/nmax)よりも大きい場合に、k=1+bn/Σbn、同じの場合にk=1、小さい場合にk=1−+bn/Σbnとする。そして、予測受験者数cnに対して重み係数kを乗算して、補正予測受験者数kcnを算出する。
この場合、より精度の高い予測受験者数や予測競争率を算出することが可能となる。
[変形例B]
上記変形例Aでは、各大学データの見込総数と合格定員数とを用いて、競争率が略平均化するような予測受験数及び予測競争率を算出する例を示したが、これに限定されない。
例えば、見込総数を用いず、個々の受験者の成績データに基づいて、予測受験者数を算出してもよい。この場合、大学データとして、入学試験の成績ボーダーラインを予め記憶しておき、見込算出部333は、見込総数から、ボーダーラインを下回る受験者の数だけ減じた予測受験者数を算出する。
また、各大学データの類似大学として、学部や学科、大学詳細データ(大学内でのサークル活動等の種類や充実度、知名度や就職率等)、大学周辺データに基づき、入学試験の難易度が異なる大学を記録しておく。そして、難易度が高い大学において、上述のように、ボーダーラインを下回る受験者の数を、当該難易度が高い大学の類似大学として登録されている難易度が低い大学の見込総数に加算する。
このようにして、見込算出部333は、入学試験の難易度がそれぞれ異なる類似大学の間で、見込総数を増減処理することで、予測受験者数を算出してもよい。また、類似大学が複数ある場合では、ボーダーラインを下回るとされた受験者を成績毎に分類し、受験者の成績に応じた類似大学に割り振ることで見込総数の増減量を変化させてもよい。
上記例では、ボーダーラインを下回る受験者の数を見込総数から減じ、下位の大学の見込総数に加算する例であるが、更に、大学毎に上限ラインを設けてもよい。この場合、各大学について、上限ラインを上回る成績の受験者の数だけ見込総数から減じ、当該大学の類似大学で、かつ入学試験の難易度が高い大学の見込総数を減じた受験者の数だけ増加させてもよい。
更に、ユーザデータ等に基づいて、見込総数から増減させる数を変更してもよい。例えば、奨学金希望とのユーザ詳細データが登録されたユーザでは、成績が上限ラインより上回っていても上位の大学に志望校を変更する確率が低い。したがって、見込算出部333は、成績データが上限ラインよりも上回っており、かつ奨学金を希望しないとのユーザデータが記録されたユーザの数だけ、見込総数を減じてもよい。
また、滑り止めの大学に既に合格しているユーザは、成績がボーダーラインを下回っていても下位の大学に志望校を変更する確率が低い。したがって、見込算出部333は、成績データがボーダーラインを下回っており、かついずれの大学にも合格していないユーザの数だけ、見込総数を減じてもよい。
[変形例C]
上記実施形態及び変形例において、類似大学が予め大学データに記録される例を示すが、これに限定されない。
ユーザによって、類似大学とする大学がそれぞれ異なっていてもよい。すなわち、上記第一実施形態において記載したように、ユーザデータとしては、志望校を選ぶ際の優先条件等が記録されていてもよく、このような優先条件に基づいて、大学データから類似大学を選択してもよい。
特に、第2実施形態から第4実施形態のように、ユーザに対して競合大学の案内データを送信する場合に、上記のような優先条件に基づいて大学が検索されることで、ユーザが希望する大学を好適に案内対象とすることができる。
また、ユーザデータとしては、嫌いな大学や、除外条件等を記録してもよい。この場合、優先条件に基づいた大学を検索する際に、嫌いな大学の優先順位を低く設定したり、除外条件が設定されている場合は除外対象の大学を検索対象外としてもよい。これにより、ユーザが希望する大学をより好適に案内対象とすることができる。
[他の変形例]
上記第1実施形態において、学校端末20に対して、類似大学の大学データが送信されていた。また、上記第2実施形態及び第3実施形態では、ユーザ端末10に対して、類似大学の大学データが送信されていた。しかしながら、これに限定されず、類似大学以外の大学データが、ユーザ端末10や学校端末20に対して送信されてもよい。この場合、予め指定された大学や、指定条件に応じた大学や、任意の大学の大学データが送信されてもよい。
上記第3実施形態において、競争率が低い類似大学(競合大学)が存在する場合に、所定の学力値以上の受験者のユーザ端末10に案内データを送信する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、競合大学のレベルに応じて、所定の学力値以上の受験者には案内データが送信されないようにしてもよい。
上記実施形態及び変形例において、大学の入学試験に対して適用される受験管理システムが例示されたが、これに限らず、短期大学、各種専門学校、高等学校、中学校、及び小学校等の他の教育機関における入学試験についても上述のシステムを適用できる。
上記実施形態及び変形例において、本発明に係る受験管理装置として、サーバ装置30を例示したが、これに限定されず、上述のサーバ装置30の機能の一部が、互いに通信可能に構成された複数の装置(ユーザ端末10や学校端末20)によって実現されてもよい。
1…受験管理システム、10…ユーザ端末(個人側端末装置)、11…表示部、12…入力操作部、13…端末通信部、14…端末記憶部、15…端末制御部、20…学校端末(機関側装置)、21…表示部、22…入力操作部、23…端末通信部、24…端末記憶部、25…端末制御部、30…サーバ装置(受験管理装置)、31…通信部、32…記憶部(機関データ記憶部、受験者データ記憶部)、33…制御部、321…ユーザデータベース、322…大学データベース、323…広告データベース、324…情報提供部、331…ユーザデータ取得部(見込データ取得部)、332…大学データ取得部、333…見込算出部、334…情報提供部(情報提供部)、335…出願処理部。

Claims (13)

  1. 選抜試験の受験を希望する受験者が操作する個人側端末装置、及び前記選抜試験を実施する試験実施機関が保持する機関側装置に通信可能に接続される受験管理装置であって、
    前記受験者の受験見込み先の前記試験実施機関を示す見込データを、複数の前記個人側端末装置のそれぞれから取得する見込データ取得部と、
    前記見込データを集計して集計結果を算出する集計部と、
    前記集計結果を前記機関側装置に送信する情報送信部と、
    前記試験実施機関と前記試験実施機関を紹介する案内データとを関連付けて記憶する機関データ記憶部から、前記見込データに対応する前記案内データを読み出す案内データ取得部と、を備え
    前記機関データ記憶部は、各前記試験実施機関の前記選抜試験における合格者定員数を記憶し、
    前記集計部は、前記試験実施機関を前記受験見込み先とした前記見込データを集計した見込総数と、前記機関データ記憶部から読み込んだ前記試験実施機関の前記合格者定員数と、から前記試験実施機関の競争率を前記集計結果として算出し、
    前記情報送信部は、前記試験実施機関の前記競争率が所定の第1閾値未満である場合に、前記見込データを少なくとも含む受験者データと前記受験者とを対応付けて記憶する受験者データ記憶部から、当該試験実施機関を前記見込データとして含まない前記受験者を読み出し、当該受験者に対応した前記個人側端末装置に当該試験実施機関の前記案内データを前記個人側端末装置に送信する
    ことを特徴とする受験管理装置。
  2. 請求項1に記載の受験管理装置において、
    前記受験者データは、前記受験者の学力値を含み、
    前記情報送信部は、
    前記試験実施機関の前記競争率が前記第1閾値未満、かつ、前記第1閾値よりも小さい第2閾値以上の場合に、前記受験者データ記憶部から、少なくとも前記学力値が第1値以上で、かつ前記見込データに当該試験実施機関を含まない前記受験者を選出して、当該受験者に対応した前記個人側端末装置に前記案内データを送信し、
    前記試験実施機関の前記競争率が前記第2閾値未満の場合に、前記受験者データ記憶部から、少なくとも前記学力値が前記第1値よりも小さい第2値以上で、かつ前記見込データに当該試験実施機関を含まない前記受験者を選出して、当該受験者に対応した前記個人側端末装置に前記案内データを送信する
    ことを特徴とする受験管理装置。
  3. 選抜試験の受験を希望する受験者が操作する個人側端末装置、及び前記選抜試験を実施する試験実施機関が保持する機関側装置に通信可能に接続される受験管理装置であって、
    前記受験者の受験見込み先の前記試験実施機関を示す見込データを、複数の前記個人側端末装置のそれぞれから取得する見込データ取得部と、
    前記見込データを集計して集計結果を算出する集計部と、
    前記集計結果を前記機関側装置に送信する情報送信部と、
    前記試験実施機関と前記試験実施機関を紹介する案内データとを関連付けて記憶する機関データ記憶部から、前記見込データに対応する前記案内データを読み出す案内データ取得部と、を備え、
    前記機関データ記憶部は、各前記試験実施機関の前記選抜試験における合格者定員数を記憶し、更に、前記試験実施機関と類似する他の試験実施機関に関する類似機関を、前記試験実施機関に関連付けて記憶し、
    前記集計部は、前記試験実施機関を前記受験見込み先とした前記見込データを集計した見込総数と、前記機関データ記憶部から読み込んだ前記試験実施機関の前記合格者定員数と、から前記試験実施機関の競争率を前記集計結果として算出し、
    前記案内データ取得部は、前記試験実施機関の前記競争率が所定の第3閾値以上である場合に、前記機関データ記憶部から当該試験実施機関に関連付けられた前記類似機関を検出し、当該類似機関の前記案内データを更に読み出し、
    前記情報送信部は、前記見込データを少なくとも含む受験者データと前記受験者とを対応付けて記憶する受験者データ記憶部から、前記試験実施機関を前記見込データに含む前記受験者を選出し、当該受験者に対応した前記個人側端末装置に、前記類似機関の前記案内データを送信する
    ことを特徴とする受験管理装置。
  4. 請求項3に記載の受験管理装置において、
    前記受験者データは、前記受験者の学力値を含み、
    前記情報送信部は、
    前記試験実施機関の前記競争率が前記第3閾値以上であり、かつ、前記第3閾値よりも大きい第4閾値未満の場合に、前記受験者データ記憶部から、少なくとも前記学力値が第1値未満で、かつ前記見込データに当該試験実施機関を含む前記受験者を選出して、当該受験者に対応した前記個人側端末装置に、前記類似機関の前記案内データを送信し、
    前記試験実施機関の前記競争率が前記第4閾値以上の場合に、前記受験者データ記憶部から、少なくとも前記学力値が前記第1値よりも大きい第3値未満で、かつ前記見込データに当該試験実施機関を含む前記受験者を選出して、当該受験者に対応した前記個人側端末装置に、前記類似機関の前記案内データを送信する
    ことを特徴とする受験管理装置。
  5. 請求項2又は請求項4に記載の受験管理装置において、
    前記第1値は、前記試験実施機関毎に設定された前記選抜試験における選抜基準値である
    ことを特徴とする受験管理装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の受験管理装置において、
    前記案内データ取得部は、提供時期に応じた前記案内データを取得する
    ことを特徴とする受験管理装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の受験管理装置において、
    前記情報送信部は、少なくとも前記機関側装置に前記見込総数を送信する
    ことを特徴とする受験管理装置。
  8. 請求項に記載の受験管理装置において、
    前記情報送信部は、少なくとも前記機関側装置に前記競争率を送信する
    ことを特徴とする受験管理装置。
  9. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の受験管理装置において、
    前記情報送信部は、前記見込データを、前記受験見込み先の前記試験実施機関とは異なる前記試験実施機関の前記機関側装置に送信する
    ことを特徴とする受験管理装置。
  10. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の受験管理装置において、
    前記情報送信部は、前記見込データを他の受験者の前記個人側端末装置に送信する
    ことを特徴とする受験管理装置。
  11. 選抜試験の受験を希望する受験者が操作する個人側端末装置、及び前記選抜試験を実施する試験実施機関が保持する機関側装置に通信可能に接続される受験管理装置によって実施される受験管理方法であって、
    前記受験者の受験見込み先の前記試験実施機関を示す見込データを、複数の前記個人側端末装置のそれぞれから取得する見込データ取得ステップと、
    前記見込データを集計して集計結果を算出する集計ステップと、
    前記試験実施機関と前記試験実施機関を紹介する案内データとを関連付けて記憶する機関データ記憶部から、前記見込データに対応する前記案内データを読み出す案内データ取得ステップと、
    前記集計結果を前記機関側装置に送信する情報送信ステップと、を実施し、
    前記機関データ記憶部は、各前記試験実施機関の前記選抜試験における合格者定員数を記憶し、
    前記集計ステップは、前記試験実施機関を前記受験見込み先とした前記見込データを集計した見込総数と、前記機関データ記憶部から読み込んだ前記試験実施機関の前記合格者定員数と、から前記試験実施機関の競争率を前記集計結果として算出し、
    前記情報送信ステップは、前記試験実施機関の前記競争率が所定の第1閾値未満である場合に、前記見込データを少なくとも含む受験者データと前記受験者とを対応付けて記憶する受験者データ記憶部から、当該試験実施機関を前記見込データとして含まない前記受験者を読み出し、当該受験者に対応した前記個人側端末装置に当該試験実施機関の前記案内データを前記個人側端末装置に送信する
    ことを特徴とする受験管理方法。
  12. 選抜試験の受験を希望する受験者が操作する個人側端末装置、及び前記選抜試験を実施する試験実施機関が保持する機関側装置に通信可能に接続される受験管理装置によって実施される受験管理方法であって、
    前記受験者の受験見込み先の前記試験実施機関を示す見込データを、複数の前記個人側端末装置のそれぞれから取得する見込データ取得ステップと、
    前記見込データを集計して集計結果を算出する集計ステップと、
    前記試験実施機関と前記試験実施機関を紹介する案内データとを関連付けて記憶する機関データ記憶部から、前記見込データに対応する前記案内データを読み出す案内データ取得ステップと、
    前記集計結果を前記機関側装置に送信する情報送信ステップと、を実施し、
    前記機関データ記憶部は、各前記試験実施機関の前記選抜試験における合格者定員数を記憶し、更に、前記試験実施機関と類似する他の試験実施機関に関する類似機関を、前記試験実施機関に関連付けて記憶し、
    前記集計ステップは、前記試験実施機関を前記受験見込み先とした前記見込データを集計した見込総数と、前記機関データ記憶部から読み込んだ前記試験実施機関の前記合格者定員数と、から前記試験実施機関の競争率を前記集計結果として算出し、
    前記案内データ取得ステップは、前記試験実施機関の前記競争率が所定の第3閾値以上である場合に、前記機関データ記憶部から当該試験実施機関に関連付けられた前記類似機関を検出し、当該類似機関の前記案内データを更に読み出し、
    前記情報送信ステップは、前記見込データを少なくとも含む受験者データと前記受験者とを対応付けて記憶する受験者データ記憶部から、前記試験実施機関を前記見込データに含む前記受験者を選出し、当該受験者に対応した前記個人側端末装置に、前記類似機関の前記案内データを送信する
    ことを特徴とする受験管理方法。
  13. 請求項11または請求項12に記載の受験管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする受験管理プログラム。
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