JP6729723B2 - 情報処理装置、特徴点抽出プログラムおよび特徴点抽出方法 - Google Patents

情報処理装置、特徴点抽出プログラムおよび特徴点抽出方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、特徴点抽出プログラムおよび特徴点抽出方法に関する。
従来、自動運転やロボットの走行制御等の自律移動を実現する技術として、地図上で自分がどの位置にあるかを推定する自己位置推定技術がある。自己位置推定を行う地図情報においては、自律移動する装置に設置されたカメラ等のセンサ入力との対応付けを行うために、地図上の風景画像の特徴点を保持している。
この風景画像には、例えば人などの一時的な動物体の映り込みがある。よって、風景画像の特徴点の全てを自己位置推定に用いた場合には自己位置推定の不安定化を招く場合がある。このため、自己位置推定では、風景画像の特徴点の中から変動のない安定的な特徴点(以下、安定特徴点)の抽出が行われている。
安定特徴点を抽出する従来技術としては、風景画像から実世界上で位置もしくは形状が所定期間以上現状のまま維持される可能性の少ない事物に対応する領域を抽出し、抽出した領域から抽出された特徴点を除くものがある。
国際公開第2012/46671号 特開2012−185011号公報 特開2011−215053号公報 特開2011−215974号公報 特開2015−108604号公報
しかしながら、上記の従来技術では、安定特徴点を抽出するために長時間の対象の観測に基づく特徴量を使用するので、例えば、同じ位置の風景画像を長時間にわたり観測することとなり、安定特徴点の抽出を行うことが煩雑であるという問題がある。
1つの側面では、安定特徴点を容易に抽出できる情報処理装置、特徴点抽出プログラムおよび特徴点抽出方法を提供することを目的とする。
第1の案では、情報処理装置は、取得部と、特徴量算出部と、特徴点抽出部とを有する。取得部は、撮影した画像から特徴点を取得する。特徴量算出部は、取得した特徴点から、予め設定された条件を用いて、単一属性の成否ベクトル有する複数のコンテクスト特徴量を算出する。特徴点抽出部は、取得した特徴点のうち、算出した複数のコンテクスト特徴量の積が予め設定された閾値以上の特徴点を抽出する。
本発明の1実施態様によれば、安定特徴点を容易に抽出できる。
図1は、実施形態にかかる情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。 図2は、コンテクスト特徴量を説明する説明図である。 図3は、特徴点地図を作成する動作を例示するフローチャートである。 図4は、撮影した空間における特徴点の位置を説明する説明図である。 図5は、撮影した空間における特徴点の動きを説明する説明図である。 図6は、撮影した空間における特徴点の色彩または形状の存在確率を説明する説明図である。 図7は、安定特徴点を抽出する動作を例示するフローチャートである。 図8は、安定特徴点の抽出を説明する説明図である。 図9は、複数特徴点のコンテクスト特徴の共起による安定特徴点の抽出を説明する説明図である。 図10は、コンテクスト特徴量に対する重み付けの学習を説明する説明図である。 図11は、重み付けを学習する動作を例示するフローチャートである。 図12は、自己位置を推定する動作を例示するフローチャートである。 図13は、プログラムを実行するコンピュータの一例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、実施形態にかかる情報処理装置、特徴点抽出プログラムおよび特徴点抽出方法を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する情報処理装置、特徴点抽出プログラムおよび特徴点抽出方法は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施形態にかかる情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理装置1は、車両2が走行して撮影した周囲の風景画像(以下、撮影画像と呼ぶ)を含むMMS走行データ101a(MMS:モービルマッピングシステム)より安定特徴点を抽出する処理を行うコンピュータである。なお、情報処理装置1は、車両2に搭載される車載型のコンピュータであってもよいし、車両2とは別体のPC(Personal Computer)やクラウドコンピューティングなどであってもよい。
情報処理装置1は、記憶部101、特徴点地図生成部102、コンテクスト特徴算出部103、特徴点地図選択部105、安定特徴点抽出部106およびコンテクスト特徴量重み学習部107を有する。なお、例えば情報処理装置1が車両2に搭載される車載型のコンピュータである場合、情報処理装置1は、車両2におけるセンサ入力部201、自己位置推定部202および推定結果出力部203を有する構成であってもよい。
記憶部101は、例えばHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置である。記憶部101は、GPS(Global Positioning System)、レーザースキャナー、カメラなどのMMSにおけるセンサ機器を搭載した車両2が集取したMMS走行データ101aを記憶する。MMS走行データ101aは、例えば、時間帯(例えば昼間、夕方)や天候(例えば晴天、雨天)などのデータ収集時の状態ごとに、状態を示す情報を付与して記憶される。
MMS走行データ101aは、車両2の走行時にカメラで撮影した撮影画像とともに、GPS等による車両2の走行位置・方位の情報と、撮影画像に含まれる物体(カメラで撮影された物体)の位置を表す3次元点群データとを含む。この3次元点群データは、車両2の走行位置・方位と、レーザースキャナー等により計測された車両2から物体までの距離・方位とに基づく3次元位置情報である。
特徴点地図生成部102は、MMS走行データ101aに含まれる車両2の走行時にカメラで撮影した撮影画像の物体検出結果により、撮影画像に含まれる物体に対応する特徴点を取得する。すなわち、特徴点地図生成部102は、撮影画像から特徴点を取得する取得部の一例である。
特徴点地図生成部102における撮影画像からの物体検出には、例えばHoG(Histograms of Oriented Gradients)特徴とSVM(Support Vector Machine)とによる物認識を用いることができる。また、物体検出には、例えばFaster R−CNN法のような深層学習モデルを用いてもよい。
ついで、特徴点地図生成部102は、MMS走行データ101aに含まれる3次元点群データをもとに、取得した各特徴点の3次元位置情報である特徴点地図104を生成する。すなわち、特徴点地図104は、各特徴点についての位置情報を含む地図情報の一例である。
なお、特徴点地図生成部102は、時間帯(例えば昼間、夕方)や天候(例えば晴天、雨天)などの状態ごとのMMS走行データ101aをもとに、状態ごとに特徴点地図104を生成する。
コンテクスト特徴算出部103は、特徴点地図生成部102が取得した各特徴点について、予め設定された条件を用いて、単一属性の成否ベクトルを有する複数のコンテクスト特徴量を算出する。ついで、コンテクスト特徴算出部103は、各特徴点について算出した複数のコンテクスト特徴量を特徴点地図104における各特徴点に含めて登録する。これにより、特徴点地図104には、各特徴点についての位置情報とともに、各特徴点における複数のコンテクスト特徴量が含まれる。
コンテクスト特徴算出部103が算出するコンテクスト特徴量は、特徴点の位置、特徴点の動きまたは特徴点の顕在性などに関し、予め設定された条件を用いた属性についての成否を示す各特徴点における特徴量である。
例えば、コンテスト特徴量は、予め設定された1条件を用いた単一属性について、条件を満たす場合は「1」、条件を満たさない場合は「0」とする成否ベクトルを有するものである。なお、単一属性については、撮影した空間における特徴点の位置、撮影した空間における特徴点の動き、撮影した空間における特徴点の色彩または形状の存在確率などがある。コンテクスト特徴算出部103は、特徴点地図生成部102が取得した各特徴点について、予め設定された条件ごとに成否ベクトルを算出し、複数のコンテクスト特徴量を算出する。なお、本例では、コンテクスト特徴の取り得る値を0/1の2値として説明するが、コンテクスト特徴は例えば確率値などの0から1の間の値を取るような連続値であってもよいし、例えばサポートベクタマシンによる認識スコアのように実数値全体を取るように構成してもよい。
一例として、コンテクスト特徴算出部103は、各特徴点について、特徴点が存在する高さが1m以上であるか否かの条件を用いて、特徴点の位置にかかる属性の有無を判定する。また、コンテクスト特徴算出部103は、特徴点の動き(撮影画像における特徴点の動きベクトル)が一定値以下であるか否かの条件を用いて、特徴点の動きにかかる属性の有無を判定する。また、コンテクスト特徴算出部103は、特徴点の顕在性(色彩または形状の存在確率)が閾値以上であるか否かの条件を用いて、特徴点の色彩または形状の存在確率にかかる属性の有無を判定する。これらの判定結果をもとに、コンテクスト特徴算出部103は、属性ごとの成否ベクトルを有する複数のコンテクスト特徴量を算出する。
図2は、コンテクスト特徴量を説明する説明図である。なお、図2の例では、撮影画像101bより、看板111〜113が特徴点として取得されているものとする。コンテクスト特徴算出部103は、撮影画像101b内の各特徴点(k、k…k)について、複数のコンテクスト特徴量φ(k)=(特徴点の顕在性が閾値以上,特徴点の存在する高さが1m以上,…)を求める。
例えば、縦文字の看板112は、周りに同様の看板が並んでいることから、特徴点の顕在性が低くなり、顕在性を示すスコアが閾値未満となる。また、看板112の位置は、道路を歩行する人の上にあり、高さが1m以上である。よって、φ(k)=(0,1,…)となる。
また、横文字の看板111は、周りに同様の看板が並んでいないことから、特徴点の顕在性が高くなり、顕在性を示すスコアが閾値以上となる。また、看板111の位置は、道路上にあり、高さが1m未満である。よって、φ(k)=(1,0,…)となる。
縦文字の看板113は、周りに同様の看板が並んでいないことから、特徴点の顕在性が高くなり、顕在性を示すスコアが閾値以上となる。また、看板113の位置は、道路を歩行する人の上にあり、高さが1m以上である。よって、φ(k)=(1,1,…)となる。
看板111に対応する高さの低い特徴点(k)は、道路の通行人などにより遮蔽されやすいため、安定特徴点となりづらい。看板112に対応する特徴点(k)は、高さがあることから、道路の通行人などにより遮蔽されにくい。しかしながら、顕在性の低く、他の特徴点と紛れてしまうため、安定特徴点となりにくい。これに対し、高さもあり、かつ顕在性も高い看板113に対応する特徴点(k)は、道路の通行人などで遮蔽されず、他の特徴点と紛れることもないことから、安定特徴点となりえる。
このように、特徴点における単体の属性値、すなわち1つのコンテクスト特徴量では安定特徴点であるか否かを判別する記述力が弱い場合であっても、複数のコンテクスト特徴量を組み合わせた論理積を取ることで、安定特徴点を抽出することができる。
このため、Φ(k)=(特徴点の顕在性が閾値以上 and 特徴点の存在する高さが1m以上,…)のスコアを求め、求めたスコアが所定値以上である場合に安定特徴点とすることで、長時間の対象の観測に基づく特徴量を使用することなく、容易に安定特徴点を求めることができる。上記の例では、Φ(k)、Φ(k)は(0,…)であるが、Φ(k)は(1,…)でありスコアが高くなる。よって、看板113に対応する特徴点(k)を安定特徴点として抽出することができる。
特徴点地図選択部105は、特徴点地図104の中から自己位置推定を行う現在時点の状態(例えば、時刻、天候など)に対応する特徴点地図104を選択する。具体的には、特徴点地図選択部105は、現在時点における時刻、天候などの情報を外部ネットワーク(例えばインターネット)より収集し、現在時点の状態にマッチする特徴点地図104を選択する。特徴点地図選択部105は、選択した特徴点地図104を安定特徴点抽出部106へ出力する。これにより、情報処理装置1は、車両2が自己位置推定を行う現在時点に合った特徴点地図104より、安定特徴点を抽出することができる。
安定特徴点抽出部106は、特徴点地図104に含まれる各特徴点について、コンテクスト特徴算出部103が算出した複数のコンテクスト特徴量の積を算出する。なお、複数のコンテクスト特徴量の中で、積を算出するコンテクスト特徴量の組み合わせについては予め設定されているものとする。ついで、安定特徴点抽出部106は、算出した複数のコンテクスト特徴量の積の値が予め設定された閾値以上の特徴点を安定特徴点として抽出する。
具体的には、安定特徴点抽出部106は、各特徴点における複数のコンテクスト特徴量の各々に対し、コンテクスト特徴量重み学習部107により学習された複数のコンテクスト特徴量ごとのコンテクスト特徴量重み108を掛け合わせる。そして、安定特徴点抽出部106は、コンテクスト特徴量重み108を反映した複数のコンテクスト特徴量の積を算出し、積の値が予め設定された閾値以上の安定特徴点を抽出する。
ここで、特徴点地図104を生成し、生成した特徴点地図104から安定特徴点を抽出するまでの処理の流れを具体的に説明する。図3は、特徴点地図を作成する動作を例示するフローチャートである。
図3に示すように、処理が開始されると、特徴点地図生成部102は、MMS走行データ101aの入力を受け付け(S1)、MMS走行データ101aに含まれる撮影画像101bから物体検出結果により、特徴点を取得する(S2)。
ついで、コンテクスト特徴算出部103は、特徴点の位置、特徴点の動きまたは特徴点の顕在性などに関して予め設定された条件ごとに、特徴点地図生成部102が取得した特徴点ごとの属性値の成否ベクトルを求めるループ処理を行う(S3〜S5)。
具体的には、ループ処理が開始されると(S3)、コンテクスト特徴算出部103は、撮影した空間における特徴点の位置、撮影した空間における特徴点の動き、撮影した空間における特徴点の色彩または形状の存在確率などについて、予め設定された条件の中から1条件を取得する。ついで、コンテクスト特徴算出部103は、特徴点ごとに、取得した1条件を満たすか否かを判定し、単一属性値の成否ベクトルを算出する(S4)。コンテクスト特徴算出部103は、予め設定された全ての条件について上記の処理を行い、ループ処理を終了する(S5)。
ついで、コンテクスト特徴算出部103は、各特徴点について算出した複数のコンテクスト特徴量を各特徴点に含めて特徴点地図104を生成する(S6)。
図4は、撮影した空間における特徴点の位置を説明する説明図である。図4左側に示すように、コンテクスト特徴算出部103は、撮影画像101bに含まれる特徴点(図中の「X」)について、道路から高さ3m〜5mの領域121に存在するか否かをもとに、成否ベクトル(φ)を求めてもよい。例えば、領域121に存在する特徴点については成否ベクトルφ=1とし、領域121に存在しない特徴点については成否ベクトルφ=0とする。この成否ベクトルにより、「高いところにある物体(特徴点)は遮蔽されにくい」ものと判定できる。
また、図4右側に示すように、コンテクスト特徴算出部103は、撮影画像101bに含まれる特徴点について、物体検出結果により検出された信号機に対応する領域123からの距離が閾値以上であるか否かをもとに、成否ベクトルを求めてもよい。例えば、領域123からの距離が閾値未満である特徴点については成否ベクトルφ=0とし、閾値以上である特徴点については成否ベクトルφ=1とする。この成否ベクトルにより、「信号機の近くには人が集まりやすく物体(特徴点)が遮蔽されにくい」ものと判定できる。
なお、成否ベクトルを記述する際、「特徴点が車領域の中に含まれている」など、物体検出結果により検出された物体と、特徴点との関係を記述することで、認識消失のしやすさも間接的に表すことも可能である。また、物体検出結果を直接使うのではなく、物体認識スコア(例えば、物体らしさを示すスコア値)を用いることで、例えば「車とバスの物体認識スコアが同程度出る物体は公園の遊具であり、例外的に安定特徴点として用いられる」といった判別を行うことが可能となる。さらに、「家の上部20%の領域に含まれる」等、物体検出結果と同時に特徴点が含まれる領域を同時に記述する属性値についての成否ベクトルを用いることで、例えば屋根は雪が積りやすく安定特徴点として用いるには不適などの判別を行うことが可能となる。
図5は、撮影した空間における特徴点の動きを説明する説明図である。図5に示すように、コンテクスト特徴算出部103は、撮影画像101bに含まれる、特徴点周囲のオプティカルフローと、撮影画像101b全体の中央値の差分値をもとに、人物124などに対応する特徴点の動きを求めることができる。
また、自己相関により求めた特徴点周囲のぶれ量と、撮影画像101b全体のぶれ量との差分量をもとに、特徴点の動きを求めてもよい。なお、撮影画像101b全体のぶれ量との差分量を用いる理由としては、車両2に搭載されたカメラは動いている可能性が高く、単純に特徴点の動き量を用いると実際には静止している物体も動きが観測される可能性があるためである。
求めた特徴点の動きをもとに、閾値以上の動きのある特徴点であるか否かの成否ベクトルを算出する。この成否ベクトルにより、「動いている物体は消失する可能性が高い」ものと判定できる。
図6は、撮影した空間における特徴点の色彩または形状の存在確率(図示例は色彩の存在確率)を説明する説明図である。図6に示すように、コンテクスト特徴算出部103は、撮影画像101bに含まれる特徴点の視覚特徴(例えば緑色、茶色、白色などの色彩にかかる特徴)をベクトル量子化したものの存在確率を求める。この存在確率は、「特徴点が撮影した空間で同定しやすいものか」を記述する情報であり、特徴点の同定のしやすさを間接的に示すものである。例えば、茶色の特徴点の存在確率は、緑色、白色の特徴点の存在確率と比較して小さい。よって、茶色の特徴点は、同定しやすい安定特徴点であると言える。
なお、「存在確率」を計算する際、コンテクスト特徴算出部103は、例えばImageNet等の公開データベースでの各特徴点の存在確率を求めてもよい。また、コンテクスト特徴算出部103は、特徴点を抽出したフレームの前後フレームから特徴点を抽出し、それらの存在確率分布を用いて各特徴点の存在確率を求めてもよい。
求めた特徴点の存在確率をもとに、閾値以下の存在確率である特徴点であるか否かの成否ベクトルを算出する。この成否ベクトルにより、「特徴点が撮影した空間で同定しやすいものか」を判定できる。
図7は、安定特徴点を抽出する動作を例示するフローチャートである。図7に示すように、処理が開始されると、安定特徴点抽出部106は、特徴点地図選択部105により選択された特徴点地図104のデータ入力を受け付ける(S11)。
ついで、安定特徴点抽出部106は、入力された各特徴点地図104の各々の特徴点から単一属性値の成否ベクトル、すなわちコンテクスト特徴算出部103が算出した複数のコンテクスト特徴量を抽出する(S12)。
ついで、安定特徴点抽出部106は、閾値以上の高さがあり、かつ閾値以上の顕在性もあるなどの、予め設定されているコンテクスト特徴量の組み合わせをもとに、それぞれの属性値の成否ベクトルを掛け合わせる。この掛け合わせにより、安定特徴点抽出部106は、成否ベクトルの掛け合わせ量(積の値)を算出する(S13)。
ついで、安定特徴点抽出部106は、掛け合わせを行った成否ベクトルのコンテクスト特徴量についてのコンテクスト特徴量重み108と掛け合わせ量から、安定特徴点としての評価値である特徴点のスコアを計算する(S14)。具体的には、安定特徴点抽出部106は、掛け合わせを行った成否ベクトルのコンテクスト特徴量についてのコンテクスト特徴量重み108を掛け合わせ量に積算することでスコアを算出する。ついで、安定特徴点抽出部106は、予め設定された閾値以上のスコアを持つ特徴点を安定特徴点として抽出する(S15)。
図8は、安定特徴点の抽出を説明する説明図である。図8に示す例では、複数のコンテクスト特徴量φとして、(高さ1〜3mであるか否か,動き量が閾値以上であるか否か,視覚特徴の存在確率が閾値以下であるか否か)を求める。例えば、右上の建物の特徴点については、φ(k)=(0,0,1)である。また、左下の通行人の特徴点については、φ(k)=(0,1,1)である。
安定特徴点抽出部106は、複数のコンテクスト特徴量を組み合わせた論理積Φと、コンテクスト特徴量重み108(w)とをかけ合わせて、各特徴点のスコアであるS(k)、S(k)を求める。例えばコンテクスト特徴量重み108(w)をw=(1.0,−0.5,1.0)とすると、右上の建物の特徴点についてのスコアは、S(k)=1となる。また、左下の通行人の特徴点についてのスコアは、S(k)=−0.5となる。
ついで、安定特徴点抽出部106は、各特徴点のスコア(S(k)、S(k))と、予め設定された閾値(例えば0.5)とを比較することで、右上の建物の特徴点を安定特徴点として抽出する。このように、情報処理装置1は、複数のコンテクスト特徴量を組み合わせた論理積をもとに安定特徴点を抽出することで、長時間の対象の観測に基づく特徴量を使用することなく、容易に安定特徴点を求めることができる。
なお、安定特徴点抽出部106は、複数のコンテクスト特徴量を組み合わせて安定特徴点を抽出する方法として、特徴点ごとに、複数のコンテクスト特徴量の積を求めて安定特徴点の抽出を行う方法以外の方法を用いてもよい。例えば、安定特徴点抽出部106は、単一の特徴点における複数のコンテクスト特徴量の掛け合わせ量(単一の特徴点におけるコンテクスト特徴の共起量)だけでなく、複数の特徴点のコンテクスト特徴量の組み合わせ量(複数の特徴点のコンテクスト特徴の共起量)を用いて安定特徴点を抽出してもよい。
例えば、安定特徴点抽出部106は、「一定範囲に特定の属性値を持つ特徴点が安定特徴点として選択されているか」という複数の特徴点のコンテクスト特徴の共起量を用いて、スコアが最大となる安定特徴点の組み合わせを抽出してもよい。
図9は、複数特徴点のコンテクスト特徴の共起による安定特徴点の抽出を説明する説明図である。なお、図9の例では、(動き量が1〜3ピクセルの特徴点を選択 and 車道から高さ1〜3m以内の特徴点を選択)とする条件で安定特徴点を抽出するものとする。図9上段の撮影画像101bでは、1〜3m付近の動きのない特徴点(黒色の「X」)があることから、その特徴点が優先して抽出される。木の特徴点(白抜きの「X」)は、風などで揺れて動きのあることから、安定特徴点として抽出されない。
図9下段の撮影画像101bでは、1〜3m付近の動きのない特徴点がないことから、次善として風などで揺れて動きのある木の特徴点(黒色の「X」)が抽出される。このように、複数の特徴点のコンテクスト特徴量の組み合わせ量を用いることで、安定特徴点選択の頑健性を増すことができる。
図1に戻り、コンテクスト特徴量重み学習部107は、安定特徴点抽出部106により抽出された安定特徴点を用いて自己位置推定を行う場合の誤差を少なくするように、コンテクスト特徴量の各々に掛け合わせるコンテクスト特徴量重み108を学習する。
図10は、コンテクスト特徴量に対する重み付けの学習を説明する説明図である。図10に示すように、コンテクスト特徴量重み学習部107は、MMS等で走行したMMS走行データ101aの中で正解位置が予めわかっている正解位置付き動画像101cを用い、自己位置推定誤差を最小とするようにコンテクスト特徴量重み108を更新する。
具体的には、コンテクスト特徴量重み学習部107は、正解位置付き動画像101cを使って特徴点地図104を作成する(S20)。ついで、コンテクスト特徴量重み学習部107は、特徴点地図104と、コンテクスト特徴量重み108とを使って安定特徴点(黒色の「X」)を抽出する(S21)。ついで、コンテクスト特徴量重み学習部107は、安定特徴点と残りの正解位置付き動画像101cから自己位置推定を行い、自己位置推定と正解位置との差からQ学習などの強化学習手法を用いてコンテクスト特徴量重み108の値を更新する(S22)。
Q学習では、状態(S)、行動(A)、報酬(r)を定義し、それぞれの状態における行動の価値関数(QΘ(S,A))を学習する。例えば、状態Sにおいて、ある行動A1の価値関数QΘ(S,A1)より、ある行動A2の価値関数QΘ(S,A2)の方が値が高ければ、行動A2を選んだ方がよいことを意味する。
学習対象であるコンテクスト特徴量に対する重みをΘとすると、次の式(1)のように定式化し、自己位置推定に成功する特徴量の重みを学習する。
Figure 0006729723
なお、式(1)における状態(S)、行動(A)、報酬(r)は次のように定義する。
・状態(S):あるフレームの推定自己位置結果と、読み出された特徴点地図(K)
・K={k,…,k}:読み込まれた特徴点地図のそれぞれの特徴点
・行動(A)={a,…,a}:読み込まれた特徴点kを安定特徴点として自己位置推定に使う(a=1)か否か(a=0)
・報酬(r)=−C(正解位置と推定位置の誤差が一定以上または現在地をロスト) or 0(正解位置と推定位置の誤差が一定以上または現在地をロスト以外)
図11は、重み付けを学習する動作を例示するフローチャートである。図11に示すように、コンテクスト特徴量重み学習部107は、正解位置付き動画像101cのデータ入力を受け付け(S201)、それぞれの正解位置付き動画像101cから一部を抜き出し、特徴点地図104を生成する(S202)。ついで、コンテクスト特徴量重み学習部107は、コンテクスト特徴量重み108の値を初期化する(S203)。
ついで、コンテクスト特徴量重み学習部107は、コンテクスト特徴量重み108が一定値に収束するか、一定回数処理を行うまで繰り返してコンテクスト特徴量重み108の値を求めるループ処理(S204〜S217)を行う。
コンテクスト特徴量重み108の値を求めるループ処理が開始されると、コンテクスト特徴量重み学習部107は、それぞれの動画像に対するループ処理を実行する(S205〜216)。
それぞれの動画像に対するループ処理が開始されると、コンテクスト特徴量重み学習部107は、正解位置付き動画像101cに対応する場所の特徴点地図104を読み出す(S206)。ついで、コンテクスト特徴量重み学習部107は状態(S)を動画開始時点の正解位置にセットする(S207)。
ついで、コンテクスト特徴量重み学習部107は、動画中の各フレームに対するループ処理(S208〜S215)を実行する。具体的には、コンテクスト特徴量重み学習部107は、現在の状態(S)から自己位置推定に用いる特徴点地図104を抽出し(S209)、抽出した特徴点地図104中の特徴点それぞれのコンテクスト特徴量を計算する(S210)。
ついで、コンテクスト特徴量重み学習部107は、安定特徴点抽出部106と同様、コンテクスト特徴量重み108とコンテクスト特徴量とに従い、それぞれの特徴点を安定特徴点として使うか否かを判定する(S211)。
ついで、コンテクスト特徴量重み学習部107は、S211の判定結果をもとに抽出した安定特徴点を使って自己位置推定を行い(S212)、自己位置推定結果と正解位置との差分をもとに報酬(r)を決めて、コンテクスト特徴量重み108を更新する(S213)。ついで、コンテクスト特徴量重み学習部107は、現在位置を現フレームで推定した自己位置に更新し(S214)、動画中の各フレームに対するループ処理を継続する。
コンテクスト特徴量重み学習部107は、ループ処理(S204〜S217)が終了したところで、求めたコンテクスト特徴量重み108を出力し(S218)、処理を終了する。
図1に戻り、センサ入力部201は、車両2に搭載されたGPS(Global Positioning System)、レーザースキャナー、カメラなどのセンサ機器からの入力を受け付ける。具体的には、センサ入力部201は、車両2の走行時にカメラで撮影した撮影画像とともに、GPS等による車両2の走行位置・方位の情報をセンサ機器より受け付ける。センサ入力部201は、センサ機器より受け付けた情報を自己位置推定部202に出力する。
自己位置推定部202は、車両2に搭載されたカメラの撮像画像および車両2の走行位置・方位の情報と、安定特徴点抽出部106より抽出された安定特徴点の情報とをもとに、車両2の自己位置を推定する。自己位置推定部202は、推定した車両2の自己位置を推定結果出力部203へ出力する。
図12は、自己位置を推定する動作を例示するフローチャートである。図12に示すように、処理が開始されると、自己位置推定部202は、車両2に搭載されたカメラの画像、安定特徴点を含む特徴点地図104のデータ入力を受け付ける(S30)。
ついで、自己位置推定部202は、車両2に搭載されたカメラの画像に含まれる特徴点と、特徴点地図104中の安定特徴点抽出部106より抽出された安定特徴点とを対応付ける(S31)。ついで、自己位置推定部202は、対応付けられた安定特徴点の位置情報(3次元位置情報)と、車両2の走行位置・方位の情報とをもとに、公知の自己位置推定アルゴリズムを用いて、エラーが最小となるような車両2の位置・方向を出力する(S32)。
このように、自己位置推定部202は、安定特徴点抽出部106により抽出された安定特徴点を用いて自己位置推定を行うため、推定結果が不安定化することを抑止できる。
推定結果出力部203は、自己位置推定部202が推定した車両2の自己位置を外部機器に出力する。推定結果出力部203の出力先となる外部機器は、例えば、推定した自己位置をもとに自律移動を制御する制御装置、推定した自己位置を表示する表示装置などがある。
以上のように、情報処理装置1は、特徴点地図生成部102と、コンテクスト特徴算出部103と、安定特徴点抽出部106とを有する。特徴点地図生成部102は、撮影した画像から特徴点を取得する。コンテクスト特徴算出部103は、取得した特徴点から、予め設定された条件を用いて、単一属性の成否ベクトル有する複数のコンテクスト特徴量を算出する。安定特徴点抽出部106は、取得した特徴点のうち、算出した複数のコンテクスト特徴量の積が予め設定された閾値以上の特徴点を抽出する。したがって、情報処理装置1は、長時間の対象の観測に基づく特徴量を使用することなく、安定特徴点を容易に抽出できる。
なお、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、情報処理装置1で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウエア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。また、情報処理装置1で行われる各種処理機能は、クラウドコンピューティングにより、複数のコンピュータが協働して実行してもよい。
ところで、上記の実施形態で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施形態と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータ(ハードウエア)の一例を説明する。図13は、プログラムを実行するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図13に示すように、コンピュータ3は、各種演算処理を実行するCPU301と、データ入力を受け付ける入力装置302と、モニタ303と、スピーカ304とを有する。また、コンピュータ3は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置305と、各種装置と接続するためのインタフェース装置306と、有線または無線により外部機器と通信接続するための通信装置307とを有する。また、コンピュータ3は、各種情報を一時記憶するRAM308と、ハードディスク装置309とを有する。また、コンピュータ3内の各部(301〜309)は、バス310に接続される。
ハードディスク装置309には、上記の実施形態で説明した機能構成における各種の処理を実行するためのプログラム311が記憶される。また、ハードディスク装置309には、プログラム311が参照する各種データ312が記憶される。入力装置302は、例えば、操作者から操作情報の入力を受け付ける。モニタ303は、例えば、操作者が操作する各種画面を表示する。インタフェース装置306は、例えば印刷装置等が接続される。通信装置307は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークと接続され、通信ネットワークを介した外部機器との間で各種情報をやりとりする。
CPU301は、ハードディスク装置309に記憶されたプログラム311を読み出して、RAM308に展開して実行することで、各種の処理を行う。なお、プログラム311は、ハードディスク装置309に記憶されていなくてもよい。例えば、コンピュータ3が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラム311を読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ3が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこのプログラム311を記憶させておき、コンピュータ3がこれらからプログラム311を読み出して実行するようにしてもよい。
1…情報処理装置
2…車両
3…コンピュータ
101…記憶部
101a…MMS走行データ
101b…撮影画像
101c…正解位置付き動画像
102…特徴点地図生成部
103…コンテクスト特徴算出部
104…特徴点地図
105…特徴点地図選択部
106…安定特徴点抽出部
107…コンテクスト特徴量重み学習部
108…コンテクスト特徴量重み
111〜113…看板
121〜123…領域
124…人物
201…センサ入力部
202…自己位置推定部
203…推定結果出力部
301…CPU
302…入力装置
303…モニタ
304…スピーカ
305…媒体読取装置
306…インタフェース装置
307…通信装置
308…RAM
309…ハードディスク装置
310…バス
311…プログラム
312…各種データ

Claims (6)

  1. 撮影した画像から特徴点を取得する取得部と、
    取得した前記特徴点から、予め設定された条件を用いて、撮影した空間における前記特徴点の位置、前記撮影した空間における前記特徴点の動き、および前記撮影した空間における前記特徴点の色彩または形状の存在確率の属性それぞれの成否ベクトル有する複数のコンテクスト特徴量を算出する特徴量算出部と、
    取得した前記特徴点のうち、算出した複数のコンテクスト特徴量の積が予め設定された閾値以上の特徴点を抽出する特徴点抽出部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得部は、前記画像を撮影した位置を示す位置情報をさらに取得し、取得した前記特徴点についての位置情報を含む地図情報を生成し、
    前記特徴量算出部は、前記特徴点から算出した複数のコンテクスト特徴量を前記地図情報に含める、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 車両に搭載されたカメラで撮影した画像の入力を受け付ける入力部と、
    前記入力された画像に含まれる特徴点について、前記地図情報に含まれる前記複数のコンテクスト特徴量に基づいて抽出された特徴点を対応付け、当該対応付けられた特徴点の位置情報をもとに前記車両の位置を推定する位置推定部と、
    推定した前記車両の位置を出力する出力部と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 抽出された前記特徴点をもとに、前記コンテクスト特徴量の各々に対する重み付けを学習する学習部をさらに有し、
    前記特徴点抽出部は、学習した前記重み付けを前記コンテクスト特徴量の各々に反映し、重み付け反映後のコンテクスト特徴量の積が前記閾値以上の特徴点を抽出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 撮影した画像から特徴点を取得し、
    取得した前記特徴点から、予め設定された条件を用いて、撮影した空間における前記特徴点の位置、前記撮影した空間における前記特徴点の動き、および前記撮影した空間における前記特徴点の色彩または形状の存在確率の属性それぞれの成否ベクトル有する複数のコンテクスト特徴量を算出し、
    取得した前記特徴点のうち、算出した複数のコンテクスト特徴量の積が予め設定された閾値以上の特徴点を抽出する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする特徴点抽出プログラム。
  6. 撮影した画像から特徴点を取得し、
    取得した前記特徴点から、予め設定された条件を用いて、撮影した空間における前記特徴点の位置、前記撮影した空間における前記特徴点の動き、および前記撮影した空間における前記特徴点の色彩または形状の存在確率の属性それぞれの成否ベクトル有する複数のコンテクスト特徴量を算出し、
    取得した前記特徴点のうち、算出した複数のコンテクスト特徴量の積が予め設定された閾値以上の特徴点を抽出する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする特徴点抽出方法。
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