JP6726689B2 - カプセルを使用する飲料生成システム - Google Patents

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Description

本発明は、カプセル内に収容された原材料を基にした、飲料又は他の液体食料品の生成の分野に関する。
カプセルを使用した飲料生成システムにおいては、カプセルは通常、マシンの飲料生成モジュールに挿入される。このモジュールは、例えば、湯などの液体をカプセル内に注入して、この液体を、カプセル内に収容された原材料と相互作用させるように設計されている。コーヒー飲料のような一部の飲料の生成手法では加圧注入を必要とするが、例えば、茶の淹出などの他の手法は大気圧で実施できることに留意されたい。本発明は両場合における用途を見出すことができる。相互作用の結果、すなわち、生成された飲料又は液体食料品は、その後、カプセルから排出され、例えば、飲料の出口の下に配置されたカップなどの受器に供給される。
本発明は、特に、第1のカプセル係合部材を備えたモジュールを含む飲料生成マシンに関し、第1のカプセル係合部材は、協働する第2のカプセル係合部材に対し、開放したカプセル挿入位置と閉鎖したカプセル密閉位置との間を移動可能である。このモジュールは、カプセルを飲料生成位置からカプセル排出位置(ここではカプセルがモジュールから排出される)へと能動的に後退させる手段を含む。このようなマシンは、飲料生成位置に対しずれたカプセル排出位置を有するという利点を示す。この利点は、マシン及びカプセルが、飲料をマシンに接触させることなく飲料をカプセルからカップ内に直接送達することが考えられる場合、特に関心が高くなるが、これは、飲料流路の垂線に対しずれた位置におけるカプセルの排出が可能となるからである。このような飲料生成マシンは、欧州特許出願公開第A1−2033551号、国際公開第2011/144479号又は国際公開第2015/032651号に記載されている。
このようなマシンでは、カプセルが飲料生成モジュールに導入され、事前固定アームによって事前係合位置に保持され、次に、カプセル形状に一致する第1の係合部材がカプセルへと動くのに伴い、カプセルが第1の係合部材によって係合される。この動きが終わると、カプセルは第1及び第2の係合部材間に固定され、希釈剤(一般には水)を導入してカプセル内の原材料と相互作用させることができる。得られた飲料は、カプセルに設けられているか又は/及びカプセル係合時にマシンによって作られるかのいずれかである出口を通じてカプセルから流れ出し、重力によってカップ内に落下する。飲料が送達されると、第1の係合部材がカプセル排出位置に戻り、カプセルが飲料流路の垂直方向位置に対してずれた位置に向かって引きずられる。第1の係合部材の動きは、直線状の動きと端部を旋回させる動きとの組み合わせであり、これによりカプセルは第1の係合部材から重力によって落下し得る。
このモジュールは、第1のカプセル係合部材が飲料生成位置からそのカプセル排出位置へと移動するとき、第1のカプセル係合部材を越えて延在するカプセルの周縁部を保持する手段を含む。これらの手段は、モジュールのフレームの側壁に対称に配置された、カプセルの周縁部を保持することが可能な2つのタブである。
カプセル形状に一致する第1の係合部材は、飲料流路の垂直方向位置に対してずれた位置に向かってカプセルを第1の係合部材によってカプセル排出位置まで送り戻す間にカプセルを把持するように構成された把持手段を含む。これらの把持手段は、カプセル密閉容器が第1のカプセル係合部材に係合されているときその外壁に摩擦を働かせる摩擦手段である。国際公開第2011/144479号又は国際公開第2015/032651号によれば、これらの把持手段は、第1のカプセル係合部材の中空釣鐘状部材の内表面に設けられた、エラストマー材料などの可撓性かつ弾性の材料で作られている個別のバンプである。実際、カプセルに係る摩擦は、カプセルの移動中にタブがカプセルをその周縁部で容易に保持することができるように大き過ぎてはならない;そのため、エラストマー材料の性質が完全に適合される。更には可撓性かつ弾性の材料の係るバンプは、それらの性質及び通常硬質プラスチックで作られる第1の係合部材の内表面にそれらを組み付ける必要性を考慮すると、機械製造の点である一定の出費となる。即ち、これらのバンプの性質を改変し、又はこれらのバンプを取り除けば、第1のカプセル係合部材からのカプセルの効率的な排出に直接影響が及ぶであろうことを意味する。
ここで本発明は、マシンの生産コストを削減する一方で、係る飲料マシンからのカプセルの確実な排出をもたらすための、国際公開第2011/144479号又は国際公開第2015/032651号に記載される飲料生成マシンの改良を目標とする。
本発明の第1の態様においては、カプセルと、カプセルから飲料を生成するためのモジュールとを含む飲料生成システムが提供され、
カプセルは密閉容器と周縁部とを含み、及び
モジュールは、
第1のカプセル係合部材であって、協働する第2のカプセル係合部材に対してカプセル排出位置と飲料生成位置との間を移動可能な第1のカプセル係合部材と、
飲料生成位置から、カプセルが第1のカプセル係合部材から排出されるカプセル排出位置へと、第1のカプセル係合部材を能動的に後退させる手段とを備えており、
移動可能な第1のカプセル係合部材はカプセル受器とを備えており、
カプセルは、
カプセル受器の少なくとも一部分に一致する密閉容器部外形と、
カプセルが第1のカプセル係合部材に係合されると、カプセルの周縁部の少なくとも一部が第1のカプセル係合部材の少なくとも一部を越えて延在するような周縁部サイズとを有し、 移動可能な第1のカプセル係合部材は、カプセル受器内にカプセルを把持するように構成された把持手段を備えており、
モジュールは、第1のカプセル係合部材が飲料生成位置からそのカプセル排出位置に移動するとき、第1のカプセル係合部材を越えて延在するカプセルの周縁部を保持する少なくとも2つの手段を含み、
ここで当該把持手段は、カプセルの周縁部と係合するように構成された別個のフックであり、
ここでカプセルの周縁部を保持する当該2つの手段は、第1のカプセル係合部材が飲料生成位置からそのカプセル排出位置に移動する間、これらの2つの保持手段のうちの一方が他方の保持手段より先にカプセルの周縁部に係合するように構成される。
本システムの飲料生成モジュールは、欧州特許出願公開第A1−2033551号に記載されるモジュールの特徴を有することができる。これは協働する2つのカプセル係合部材を含み、第1の部材は、これらの2つの部材間にカプセルが係合される、飲料生成位置と呼ばれる閉鎖位置と、部材によってカプセルが係合されていない、カプセル排出位置と呼ばれる開放位置との間を移動することが可能である。
第1の部材が飲料生成位置にあるとき、カプセルから飲料を抽出し、飲料容器に注出することができる。
カプセル排出位置は飲料生成位置と異なる。したがってカプセル排出位置は、飲料流路の垂直方向位置にある飲料生成位置と比べてずれている。
移動可能な第1のカプセル係合部材は、カップ形のカプセル受器又は中空釣鐘形状の受器など、カプセル受器を含む。この受器は、側壁と、カプセルを収容するための淹出チャンバの少なくとも一部を第2のカプセル係合部材と共に画定する口部とを有する。
モジュールは、第1のカプセル係合部材を2つの位置間で移動させる手段を備える。
概して、このモジュールは、カプセルが飲料生成位置にある間にカプセルに水を注入し、カプセルから飲料を流出させるように設計される。
好ましくは、第2の係合部材は、第1の部材がカプセルを押し付けることのできる前壁である。前壁に押し付けられると、カプセルに出口が開き得るため飲料が当該出口から流れることができ、飲料は前壁と伝って飲料容器に流れる。
したがってこのモジュール、好ましくは第2のカプセル係合部材は、カプセルに穴を開けてカプセルに飲料出口を形成するための開口手段を含むことができる。この開口手段は、国際公開第2010/146101号に記載されるとおりのパンチャであってもよい。この開口手段は概して第2のカプセル係合部材に隣接して置かれ、又は更にはこの第2のカプセル係合部材の一部であってもよい。
別の実施形態によれば、カプセルは、モジュールへの導入前に開いている飲料出口を有し得る。
好ましい実施形態において、第2の係合部材は、本質的に飲料流路の垂直方向位置に配置される。
本発明のシステムのカプセルは、飲料原材料が収容される密閉容器を含む。これら原材料は、例えば、以下のリスト、つまり、茶葉、ハーブ又は果実茶葉、焙煎して挽いたコーヒー、可溶性飲料原材料から選択され得る。密閉容器は、通常、三角形、円形、楕円形、卵形、正方形、矩形又は多角形断面などの種々の断面を含み得るカップ形のフレームである。好ましい一実施形態によれば、密閉容器は中空の釣鐘形状を有する。
密閉容器は、通常、カバー、好ましくは、平坦なカバーによって閉じられている。
本発明のカプセルはまた、密閉容器の縁部に周縁部も有する。カバーはこの周縁部に固定され得る。
移動可能な第1のカプセル係合部材はカプセル受器を含み、カプセルは、当該カプセル受器の少なくとも一部分に一致する密閉容器外形を有する。「一致する」とは、カプセル外側形状が、カプセル受器内側形状の少なくとも一部分に合致するように画定されることを意味する。したがって、カプセルの外側輪郭の少なくとも一部はカプセル受器内に収容され得る。
加えて、カプセルは、カプセルがカプセル受器に係合されたとき、カプセルの周縁部の少なくとも一部が第1のカプセル係合部材を越えて延在するような周縁部サイズを有する。
移動可能な第1のカプセル係合部材は、カプセルをカプセル受器内に把持するように構成された把持手段を含む。これらの把持手段は、第1のカプセル係合部材が飲料生成位置からカプセル排出位置へと能動的に後退するときにカプセルをカプセル受器内に把持することを目的としている。これらの把持手段は、第1の係合部材が後退する間にカプセルが第2の係合部材にくっついたまま残ることがないよう確実にする。これらの把持手段は、カプセルの周縁部と係合するように構成された別個のフックである。
好ましくは、移動可能な第1のカプセル係合部材は、カプセルの周縁部と係合するように構成された2つのフックを含み、当該フックはカプセル受器の前面の側部に配置される。好ましくは、これらの2つのフックはカプセル受器の前面の側部に配置される。
フックと第1のカプセル係合部材とは同じプラスチック材料で作られてもよく、フックを当該の第1のカプセル係合部材との1つの単一部品として成形することができる。これにより製造コストを削減することができる。
好ましい一実施形態によれば、各フックは、カプセル受器の前面の側部から延在するアームであり、当該アームは傾斜端を有し、かつ垂直方向のスリットを含む。傾斜端により、第1のカプセル係合部材がカプセルまで動いてそれを取り囲み、カプセルを第2の係合部材に押し付けるとき、各フックをカプセルの周縁部と徐々に係合することが可能になる。カプセルの周縁部は傾斜端に沿って摺動し、当該周縁部を把持するように構成された垂直方向のスリットへと導かれる。
モジュールはまた、第1のカプセル係合部材が飲料生成位置からそのカプセル排出位置に移動するとき、第1のカプセル係合部材を越えて延在するカプセルの周縁部を保持する少なくとも2つの手段も含む。これらの2つの手段は、第1のカプセル係合部材が飲料生成位置からそのカプセル排出位置に移動する間、2つの保持手段のうちの一方が、他方の保持手段がカプセル周縁部に係合するより前にカプセルの周縁部に係合するように構成される。
したがってカプセルは、以下の2つの短い近接したステップで第1のカプセル係合部材から離脱する。
初めに、カプセルの一方の側方周縁部が第1の保持手段によって係合される。この第1の保持手段はカプセルの周縁部を把持し、かつ中空釣鐘形状を有する部材の第1のフックからカプセルの周縁部を取り外す。
次に、カプセルの他方の横方向周縁部が第2の保持手段によって係合される。この第2の保持手段はカプセルの周縁部を把持し、かつ中空釣鐘形状を有する部材の第2のフックからカプセルの周縁部を取り外す。
結果的に、これらの2つのフックからのカプセル周縁部の取り外しは2つのステップに分けられる。周縁部を各フックから順次取り外すのに必要な力は、周縁部を両方のフックから同時に取り外すのに必要な力よりも小さいため、より少ない力でカプセルを中空釣鐘形状の部材から取り外すことができる。結果的に、カプセルが第1のカプセル係合部材からモジュールの前部に向かって水平方向に投げ出され、単純にカプセルビンに引きずり下ろす代わりにマシン内に詰まったまま残り、モジュール内に新しいカプセルを導入する妨げとなるリスクがない。
次にカプセルがその周縁部で両方の保持手段によって保持されつつ、第1の係合部材がその一連の動きを終える。この動きが終わると、第1の係合部材はカプセル受器からカプセルを完全に放出し、カプセルは下方へと、好ましくはカプセル回収ビン内に自然落下する。
好ましくは第1のカプセル係合部材の長手方向移動軸線の各横側に1つの保持手段が配置され、これらの2つの保持手段の位置は、当該長手方向移動軸線に沿って互いに対してずれている。
これらの2つの保持手段の位置は、概してモジュールのフレームの長手方向軸線に沿って互いに対して少なくとも1mm、好ましくは高々5mm、更により好ましくは3〜4mmだけずれている。
好ましい一実施形態によれば、モジュールは第1のカプセル係合部材の経路の各横側に側壁を含み、保持手段は当該側壁から突出しているタブである。
タブは、他方のタブによって係合されるカプセルの側部と反対側のカプセルの側部を各タブが係合することができるように、各側壁に存在する。したがって、カプセル周縁部の異なる部分が係合される。
タブは、カプセルが第1の係合部材と共に動く間にそれらが当該カプセルの周縁部に係合する高さだけ、第1のカプセル係合部材の経路内において突出している。
タブはモジュールのフレームの側壁と一体に作られてもよく、例えばモジュールのフレームがプラスチック製である場合、タブを一緒に成形することができる。
好ましくはタブは、カプセルの周縁部の一部に係合するようにモジュールの側壁に配置され、当該一部は、周縁部のうち一方のフックで係合される部分に近接している。
好ましくは、本発明のシステムのモジュールにおいて、第1のカプセル係合部材を飲料生成位置からカプセル排出位置へと能動的に後退させる手段は、直線状の動きと端部を旋回させる動きとの組み合わせを実現するように設計される。
通常、第1のカプセル係合部材は、カプセルに穴を開けてカプセルに水を注入するための開口手段を含む。この開口手段は、水供給部に連結された中空ニードルであってもよい。
好ましくは、本発明のシステムのモジュールは、カプセルの側部に提供される事前固定手段であって、飲料生成前にカプセルを第2の係合部材に近接させて固定するためカプセルの周縁部と係合するように設計された事前固定手段を含む。
本発明の第2の態様においては、上記に定義したとおりの飲料生成システムにおける密閉容器と周縁部とを含むカプセルの使用が提供され、ここで、
第1のカプセル係合部材が、協働する第2のカプセル係合部材まで移動すると、フックがカプセルの周縁部と係合し、及び
第1のカプセル係合部材が飲料生成位置からそのカプセル排出位置へと移動する間、モジュールの2つの保持手段が次々に連続してカプセルの周縁部を保持する。
本明細書では、「内」、「外」、「後ろ」、「前」、「底」及び「横」という用語は、本発明の特徴位置関係を説明するために用いられる。これら用語は、図1〜図3に示されるとおり、飲料の生成のためその通常の向きにあるモジュールに基づくものと理解されるべきである。
本発明の上記の諸態様は、任意の好適な組み合わせで組み合わせることができる。更には、本明細書における様々な特徴を、上記の諸態様のうちの1つ以上と組み合わせることにより、具体的に図示及び説明されたもの以外の組み合わせを提供することができる。本発明の更なる目的及び有利な特徴は、「特許請求の範囲」、「発明を実施するための形態」、及び添付図面から明らかとなるであろう。
本発明の特徴及び利点は、以下の図と関連して、更に良く理解されよう。
本発明に係る、カプセルを導入するため、飲料調製のためにカプセルを配置するため、及び飲料調製装置内のカプセルを排出するためのモジュールの側面図である。 モジュールフレームが透明であること以外は図1に一致する。 図1のモジュールの後部側の頂面図である。 第1のカプセル係合部材を示す。 図4aの第1の係合部材のフックのうちの一方の拡大頂面図である。 図4aの第1のカプセル係合部材と共に使用することが可能なカプセルを示す。 内部に図5のカプセル1が係合している図4の第1のカプセル係合部材の背面図を示し、図6bは対応する正面図である。 図6aに対応する正面図である。 ハンドルの開動作時におけるモジュールの垂直方向断面図である。 ハンドルの開動作時におけるモジュールの垂直方向断面図である。 ハンドルの開動作時におけるモジュールの垂直方向断面図である。 ハンドルの開動作時におけるモジュールの垂直方向断面図である。 モジュール内でのカプセルのその導入からその排出までの動きを示すモジュールの概略頂面図である。 モジュール内でのカプセルのその導入からその排出までの動きを示すモジュールの概略頂面図である。 モジュール内でのカプセルのその導入からその排出までの動きを示すモジュールの概略頂面図である。 モジュール内でのカプセルのその導入からその排出までの動きを示すモジュールの概略頂面図である。 モジュール内でのカプセルのその導入からその排出までの動きを示すモジュールの概略頂面図である。 モジュール内でのカプセルのその導入からその排出までの動きを示すモジュールの概略頂面図である。 本発明の飲料生成システムを含む飲料調製マシンを示す。
図1は、本発明に係る飲料調製装置のモジュール1を示す。モジュールは、飲料の調製のためのカプセルの導入及び配置、並びにカプセルの排出を可能にする。モジュールは、飲料の調製のための位置にて示される。モジュールはフレーム2を含む。図1は、フレームの側壁2a、後端部2c及び前端部2dを示す。モジュールの頂部に、マシン内のフレーム前端部2d近傍にカプセルを導入するように設計された上部開口部21がある。上部開口部21はハンドル41によって閉じられる。側壁2aは、その中を案内ピン31aが摺動し得る案内カーブ23aを備える。もう一方のフレーム側壁2bが同じカーブを備える(図3を参照)。
図2では、モジュールの内部が見えるようにフレーム2を透明にしている。モジュール1は、フレーム前端部2dの近傍で飲料調製位置にある第1のカプセル係合部材3を含み、当該フレーム前端部2dは第2の係合部材として働く。モジュールは、前端部に、カプセル係合部材3に係合されたカプセルを識別するための識別部材6を備える。
カプセル係合部材3は2つの側方案内ピン31a、31bを備え、側方案内ピンのそれぞれは、フレーム側壁2a、2bの案内カーブ23a、23bの1つと協働する。これら案内カーブは2つの異なるセグメント、すなわち、フレームの前端部2d近傍の本質的に水平の直線セグメント232と、フレームの後端部2c近傍で上昇する傾斜した直線セグメント231とで構成される。カプセル係合部材の側方ピン31a、31bがこれらの案内カーブ23a、23bをたどることにより、上記部材がフレームの前端部2d近傍における直線移動とフレームの後端部2c近傍における傾斜移動との組み合わせに従い移動する。前端部2dから後端部2cへのカプセル係合部材の移動時中のこの向きの変化により、カプセルが係合離脱されかつ排出されるための、スイベル回転する動きが作り出される。排出はまた、カプセルを内部に係合したカプセル係合部材が第2の位置から第1の位置へと動くときにカプセルの周縁部に係合するため、フレーム内にわずかに盛り上がったタブ7が存在することによっても引き起こされる。
モジュールは、飲料を調製するためにオペレータが手動で作動させるアクチュエータを含む。アクチュエータは、上部開口部21を閉じることができるハンドル41と、フレーム後端部のフレーム側壁2aとフレーム側壁2bとの間に垂直に取り付けられた固定軸42とを含む。アクチュエータは、上記固定軸を中心に回転することができる。アクチュエータは、アクチュエータハンドルの後端部41aを固定軸42へと結合する2つの側壁43a、43bを備え、この側壁のそれぞれは、カプセル係合部材の側方案内ピン31a、31bと協働する案内カーブ431a、431bを備える。
したがって、アクチュエータの唯一の動きは、固定軸42を中心とした上記アクチュエータの回転であり、アクチュエータ4のこの動きにより、アクチュエータの案内カーブ431a、431b内における案内ピン3a、3bの動きによる、カプセル係合部材3の動きを誘発する。
アクチュエータ4の動きはハンドル41によって誘発される。したがって、オペレータが飲料を調製したいときには、ハンドル41を引き上げて、ハンドルをフレームの上部開口部21から取り除く。この動きの間、ハンドル41は図1及び図2の固定軸42を中心として時計回りに回転する。このとき、側方ピン31a、31bがフレームの後端部2cに引っ張られ、カプセル係合部材3もまた引っ張られて、これによりフレーム3内で上部開口部21の下にカプセルを導入するための空いた空間が作り出される。オペレータは開口部21からカプセルを導入することができる。カプセルは事前固定部材5によって前端部2dの前に保持される。
その後、オペレータは、図1及び図2に示されるように、上部開口部21を閉じるためにハンドル41を押し始める。ハンドルのこの動きは、図1及び図2における、固定軸42を中心とした、反時計回り方向の、アクチュエータ4の回転を誘発する。このとき、側方ピン31a、31bがフレームの前端部2dに向かって引っ張られ、カプセル係合部材3もまた引っ張られる。この動きの間にカプセル係合部材3がカプセルに係合し、カプセルを事前固定部材5から外す。この動きは、カプセルがフレームの前端部2dに到達し、図2に示されるとおりの識別部材6に接触するまで続く。この位置で、流体供給部に接続されたニードルからカプセル係合部材に流体(通常は湯)を導入することにより、飲料を調製することができる。
図4aは、移動可能な第1のカプセル係合部材3を示す。この部材はカプセル受器32を含む。カプセル受器の形状は、通常はカプセルのハウジングの外形の少なくとも一部と合致する。例示される受器は中空釣鐘形状を有するが、他の形状(カップ形状等)を設計することもできる。
図5は、図4aの移動可能な第1のカプセル係合部材と共に使用されるカプセル10の本体の形状を示す。このカプセルはカップ形の密閉容器10aを含み、この密閉容器の外形は図4aのカプセル受器32の少なくとも一部分の形状と合致する。
カプセルの密閉容器は、通常、カバー(図示せず)、好ましくは平面状のカバーによって閉じられている。カプセルはまた、密閉容器の縁部に周縁部10bも有する。カバーはこの周縁部に固定され得る。周縁部のサイズは、カプセルが第1のカプセル係合部材に係合されたときにカプセルの周縁部10bの少なくとも一部が第1のカプセル係合部材3を越えて延在するようなサイズである。
カプセルの密閉容器には飲料原材料(図示せず)が充填されている。
図4aは、第1のカプセル係合部材3の後端部に、カプセルに穴を開けて水を注入するための中空ニードル31が固定されていることを示す。例えば、欧州特許第2 080 454号に記載されるニードルが用いられてもよい。カプセルに水を導入する他の手段を用いることもできる。
第1の係合部材3はまた、中空部材32の前部の各側部に保持手段341、342も含む。当該保持手段はフックである。
図4bは、図4aのフック341の一方の拡大頂面図である。フック341は、カプセル受器32の側部に配置された、当該カプセル受器の前面321から垂直に延在するアーム34aを含む。アーム34aは傾斜した自由端34bを有する。この端部はカプセル受器32の中心に向かって傾斜しているため、第1の係合部材がカプセルの方に動くと、傾斜端34bがカプセルの周縁部に沿って摺動し、この周縁部をわずかに圧迫してそれをアームのスリット34c内に入らせ、そこに保持する。カプセルの周縁部の他方の側でも他方のアーム342によって同じ動作が同時に起こる。
図6aは、カプセル受器32にカプセル10が係合されている第1のカプセル係合部材1の背面図を示す。カプセルの周縁部10bの一部分が第1のカプセル係合部材の境界を越えて延在する。周縁部10bの少なくとも本質的に垂直部分が第1のカプセル係合部材の境界を越えて延在することが好ましい。用語の垂直とは、飲料の生成に関するその通常の向きに従うモジュール内のカプセルの位置に基づき解釈されるべきである。
第1のカプセル係合部材3はまた、カプセルケージの側部に提供された案内ピン31a、31bも含む。本明細書では、用語のケージとは、カプセル受器を指す。
図6bは、第1のカプセル係合部材32及びカプセル受器に係合されたカプセル10の正面図を示し、周縁部10bがフック341、342によって把持されている。周縁部は、フックに把持されるとわずかに変形し得る。
図7a〜図7dは、閉鎖位置から開放位置へのモジュールの要素の動き、詳細には、カプセルを導入するように設計されたフレーム上部開口部21をハンドル41が閉じる位置、すなわち飲料の調製位置から、上記開口部がハンドルによってもはや覆われない位置、すなわち、使用済みのカプセルを排出することができ、かつ新しいカプセルをモジュール内に導入することができる位置へとハンドル41が移動するときの、モジュールの種々の内部要素の移動を示す。
並進の動きと、次に旋回する動きとの組み合わせが示される。
図7b〜図7dでは、カプセルの周縁部に係合するための2つのタブ7のうちの一方及びカプセル周縁部を把持するための2つのフック34のうちの一方が見えている。フック34、及びそれぞれタブ7は、カプセル係合部材32の側部、及びそれぞれモジュールの側壁2bに配置され、したがってタブ7は、フック34によって把持される周縁部分に近接した範囲でカプセル周縁部に係合する。
図8a〜図8fは、モジュール内でのカプセルの、モジュールへのその導入から、モジュールからのその排出までの動きを示すモジュール1の概略図である。これらの図はモジュールの頂面図であり、第1及び第2のカプセル係合部材3、2d、カプセル10、タブ7a、7b、事前固定部材5a、5b及びフック341、342の相対的な動きを明らかにする。
図8aでは、カプセル10がちょうどモジュールに導入されたところである。カプセルの周縁部10bは、モジュールの前端部2dと事前固定部材5a、5bの端部との間に画定されるスペースに配置される。これらの事前固定部材5a、5bは、カプセルがモジュールの背面の方に落ちるのを防ぐ。カプセル周縁部の下部は支持手段(図7b〜図7dに示される参照符号71、71’)に寄り掛かり、カプセルが下方に落ちるのを回避する。したがってカプセルはその周縁部によってこの位置に保持されている。
第1の係合部材3は、カプセル及び第2の係合部材に対応する前端部2dから離れて配置されている。第1の係合部材3は長手方向軸線XX’に沿ってモジュールの前端部2aに近付いたり離れたりすることが可能である。
この図は、モジュール1の側部にある2つのタブ7a、7bの存在を示す。概してこれらのタブはモジュールのフレームの側壁に固定され、カプセルが排出位置に動かされるとカプセルの周縁部10bに接触可能となるように配置される。タブの位置は、長手方向軸線XX’に沿って互いに距離lだけずれている。
図8bでは、カプセルケージの閉鎖が始まる。第1の係合部材3が前端部2dに向かって移動する。同時に、事前固定部材5a、5bが、矢印で示されるとおりカプセルの周縁部から離れ始める。
図8cでは、カプセルケージは前端部2dに向かうその動きを完了している。事前固定部材5a、5bはカプセルの周縁部から完全に離れており、カプセルは第1の係合部材の中空部材32内に前端部2dに当接して維持されている。ウォーターニードル31がカプセルに穴を開けており、抽出が起こることができる。カプセルの周縁部はフック341、342によって把持されている。
図8dでは、排出の動きが始まる。第1の係合部材3が後方に動いて前端部2dから離れ、カプセルを一緒に引き取る。事前固定部材5a、5bは、矢印で示されるとおり、その初期位置に戻ることが可能である。
図8eでは、第1の係合部材3が戻る間(矢印で示されるとおり)、カプセルの周縁部の一方の側部が第1のタブ7bによって保持されており、これによりカプセル受器32からのカプセルの側部の離脱が生じ、詳細には周縁部10bがフック341から外れる。他方の側部では、他方のフック342がなおも周縁部を保持している。概略図であるため直接見えない可能性もあるが、フック341は第1のタブ7bと同じ水平面に配置されておらず、したがって当該タブと相互作用しない。実際には、図7cに示すとおり、第1の係合部材が動く間、フック34はタブ7の下を動く。
図8fでは、引き続き第1の係合部材3が戻っている間(矢印で示されるとおり)、カプセルの周縁部のもう一方の側部が第2のタブ7aによって保持されており、これにより中空部材32からのカプセルの完全な離脱が生じ、周縁部10bが第2のフック342から離脱する。第1の係合部材3はその初期位置へのその動きを終えることが可能であり、一方、カプセルは重力によってモジュールの下に落下することが可能である。
2つの近接したステップでカプセル10を中空部材32から離脱させる力は、1つのステップのみで(すなわち、タブ7a、7bが軸線XX’から対称に離れて配置されているとき)カプセルを中空部材から離脱させる力よりも小さく、及びカプセルが勢いよく離脱し、モジュールの下に垂直方向に落下する代わりに前端部2dに向かって水平方向に投げ出されるリスク(新しいカプセルの導入を阻む)が防止される。
図9は、本発明の飲料生成システムを含む飲料調製マシンを示す。このマシンは、図1、図2、図3及び図7a〜図7eに示されるようなモジュール1を含む。中空ニードル31が、逆止弁、ヒータ、ポンプ及び流体供給部、通常はウォータータンクを連続的に含む流体供給部に接続されている。マシンの種々の要素をフレーム15が取り囲み得る。このマシンは、カップ19をモジュール1の下に支持して配置するためのドリップトレイ18を含み得る。飲料調製を制御するユーザインターフェース16が提供されてもよい。
本発明は、上記で例示された実施形態を参照して説明されているが、特許請求される本発明は、いかなる方式でも、これらの例示された実施形態によって限定されるものではないことが理解されるであろう。
「特許請求の範囲」で定義されるような、本発明の範囲を逸脱することなく、変形及び修正を実施することができる。更には、特定の特徴に対して、既知の均等物が存在する場合、そのような均等物は、本明細書で具体的に言及されているかのごとく組み込まれる。
本明細書で使用するとき、用語「備える」、「備えている」、及び同様の語は、排他的又は包括的な意味で解釈されるべきではない。換言すれば、これらは、「〜を含むが、それらに限定されない」ことを意味するものとする。
1 モジュール
2 フレーム
2a、2b 側壁
2c 後端部
2d 前端部
21 上部開口部
41 ハンドル
41a 後端部
42 軸線
43a、43b 側壁
431a、431b 案内カーブ
23a、23b 案内カーブ
231、232直線セグメント
3 第1のカプセル係合部材
31 中空ニードル
31a、31b 案内ピン
32 カプセル受器
321 前部
3211、3212 側部
34、341、342 フック
34a アーム
34b 傾斜端
34c スリット
5、5a、5b 事前固定部材
6 識別部材
7、7a、7b タブ
71、71’ 支持手段
10 カプセル
10a カプセル密閉容器
10b カプセル周縁部
11 逆止弁
12 ヒータ
13 ポンプ
14 タンク
15 ハウジング
16 ユーザインターフェース
17 ドリップトレイ
18 カップ

Claims (13)

  1. カプセル(10)と、前記カプセルから飲料を生成するためのモジュール(1)とを備えている飲料生成システムであって、
    前記カプセル(10)は、密閉容器部(10a)と周縁部(10b)とを備えており、
    前記モジュール(1)は、
    第1のカプセル係合部材(3)であり、協働する第2のカプセル係合部材(2d)に対してカプセル排出位置と飲料生成位置との間を移動可能な第1のカプセル係合部材(3)と、
    前記飲料生成位置から、前記カプセル(10)が前記第1のカプセル係合部材(3)から排出される前記カプセル排出位置へと、前記第1のカプセル係合部材(3)を能動的に後退させる手段とを備えており、
    前記移動可能な第1のカプセル係合部材(3)はカプセル受器(32)を備えており、
    前記カプセル(10)は、
    前記カプセル受器(32)の少なくとも一部に一致する密閉容器部外形と、
    前記カプセルが前記第1のカプセル係合部材に係合されると、前記カプセルの前記周縁部の少なくとも一部が前記第1のカプセル係合部材(3)の少なくとも一部を越えて延在するような周縁部サイズとを有し、
    前記移動可能な第1のカプセル係合部材(3)は、前記カプセル受器(32)内に前記カプセルを把持するように構成された把持手段を備えており、
    前記モジュールは、前記第1のカプセル係合部材(3)が前記飲料生成位置から前記カプセル排出位置に移動するとき、前記第1のカプセル係合部材を越えて延在する前記カプセルの前記周縁部を保持する少なくとも2つの保持手段(7、7a、7b)を備えており、
    前記把持手段は、前記カプセルの前記周縁部(10b)と係合するように構成された別個のフック(341、342)であり、
    前記カプセルの前記周縁部を保持するための前記2つの保持手段(7、7a、7b)は、前記第1のカプセル係合部材(3)が前記飲料生成位置から前記カプセル排出位置に移動する間、前記2つの保持手段のうちの一方(7b)が他方の保持手段(7a)より先に前記カプセルの前記周縁部に係合するように構成されている、飲料生成システム。
  2. 前記第1のカプセル係合部材(3)の長手方向移動軸線(XX’)の各横側に1つの保持手段(7a、7b)が配置され、
    前記2つの保持手段の位置が、前記長手方向移動軸線に沿って互いに対してずれている、請求項1に記載の飲料生成システム。
  3. 前記2つの保持手段の位置が、前記モジュールのフレームの長手方向軸線に沿って互いに対して少なくとも1mmだけずれている、請求項2に記載の飲料生成システム。
  4. 前記モジュールが、前記第1のカプセル係合部材の経路の各横側に側壁を備えており、
    前記少なくとも2つの保持手段(7a、7b)が、前記側壁から突出しているタブである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の飲料生成システム。
  5. 前記移動可能な第1のカプセル係合部材(3)が、前記カプセルの前記周縁部(10b)と係合するように構成された2つのフック(341、342)を備え、前記フックが前記カプセル受器の前面の側部(3211、3212)に配置されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の飲料生成システム。
  6. 前記フック(341、342)と前記第1のカプセル係合部材とが同じプラスチック材料で作られ、かつ前記フック(341、342)が、前記第1のカプセル係合部材との1つの単一部品として成形されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の飲料生成システム。
  7. 各フック(341、342)が、前記カプセル受器の前面の側部(3211、3212)から延在するアーム(34a)を備え、前記アームが傾斜端(34b)を有し、かつ垂直方向のスリット(34c)を備えている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の飲料生成システム。
  8. 前記カプセルの前記周縁部(10b)の一部に係合するため前記モジュールの側壁(2a、2b)にタブ(7a、7b)が配置され、前記一部が、前記周縁部のうち前記フック(341、342)の一方と係合される部分に近接している、請求項1〜7のいずれか一項に記載の飲料生成システム。
  9. 前記第1のカプセル係合部材(3)を前記飲料生成位置から前記カプセル排出位置に能動的に後退させる前記手段が、水平方向の直線状の動きと端部を上方に旋回させる動きとの組み合わせを実現するように設計されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の飲料生成システム。
  10. 前記第1のカプセル係合部材(3)が、前記カプセルに穴を開けて前記カプセルに水を注入するための開口手段(31)を備えている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の飲料生成システム。
  11. 前記モジュールが、前記カプセルに穴を開けて前記カプセルに飲料出口を形成するための開口手段を備えている、請求項1〜10のいずれか一項に記載の飲料生成システム。
  12. 前記モジュール(1)が、前記カプセル(10)を前記第2のカプセル係合部材(2d)に近接させて固定するため前記カプセルの前記周縁部(10b)と係合するように設計された事前固定部材(5)を備えている、請求項1〜11のいずれか一項に記載の飲料生成システム。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の飲料生成システムにおける、密閉容器部(10a)と周縁部(10b)とを備えているカプセル(10)の使用であって、
    前記第1のカプセル係合部材(3)が前記協働する第2のカプセル係合部材(2d)まで移動すると、前記フック(341、342)が前記カプセルの前記周縁部(10b)と係合し、
    前記第1のカプセル係合部材(3)が前記飲料生成位置から前記カプセル排出位置へと移動する間、前記モジュールの前記2つの保持手段(7、7a、7b)が次々に連続して前記カプセルの前記周縁部を保持する、使用。
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