JP6726461B2 - Joinery and construction method - Google Patents
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Description
本発明は、建物の開口部に設けられる建具及びその施工方法に関する。 The present invention relates to a fitting provided in an opening of a building and a method for constructing the fitting.
従来から、建物の開口部に設けられ、戸体を備える建具において、鏡を配置する構成が知られている。この種の技術を開示するものとして、例えば特許文献1がある。特許文献1には、その表面側の同一部材全体に鏡を固着したことを特徴とする鏡を用いた屋内装具として、浴室前のドアの全面が鏡になっている構成が開示されている。
2. Description of the Related Art Conventionally, a structure in which a mirror is arranged in a fitting provided in an opening of a building and provided with a door is known. For example,
ところで、特許文献1に開示される構成のように、可動する戸体の全面に鏡を設けた場合、戸体の開閉動作によって鏡が破損するおそれがある。例えば、戸体を閉めた時の衝撃が鏡に大きく伝わってしまう。また、戸体を開けたときに人や物とぶつかって鏡が破損するおそれもある。特許文献1では、プラスチック板にアルミニウム蒸着したものが好適であるとしているものの、ドアの開閉時の衝撃を鏡が受け易いことに変わりはない。
By the way, when the mirror is provided on the entire surface of the movable door body as in the configuration disclosed in
本発明は、建物の開口部に設けられる建具において、鏡面部が戸体の開閉動作による衝撃によって破損する事態を効果的に防止できる構成及びその建具を施工する方法を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide, in a fitting provided in an opening of a building, a configuration capable of effectively preventing a situation in which a mirror surface portion is damaged by an impact due to an opening/closing operation of a door body, and a method of constructing the fitting. ..
本発明は、建物の開口部に設けられる建具(例えば、後述の建具1)であって、枠体(例えば、後述の枠体10)と、前記枠体の内側であって見付方向の一側に設けられる戸体(例えば、後述の障子20)と、前記枠体の内側であって見付方向の他側に設けられる面材(例えば、後述の鏡面パネル70)と、を備え、前記面材における見込方向の少なくとも一側の面には、鏡面部(例えば、後述の鏡面部71)が設けられる建具に関する。
The present invention relates to a fitting (for example, a
前記戸体は、前記枠体の内側で見付方向に移動する引戸であり、前記面材は、前記戸体の戸袋(例えば、後述の戸袋19)を形成し、前記鏡面部は、前記面材における前記戸袋を形成する側に配置され、前記戸体は、光を透過させる透明部(例えば、後述のガラス26)を有することが好ましい。
The door body is a sliding door that moves in the finding direction inside the frame body, the face material forms a door pocket (for example, a
前記枠体は、浴室と浴室外を連通する開口部に固定されることが好ましい。 It is preferable that the frame body is fixed to an opening communicating with the bathroom and the outside of the bathroom.
また、本発明は、前記建具の施工方法であって、バンド(例えば、後述のバンド350)を面材に対して縦方向に巻き付ける工程と、前記面材に巻き付けられた前記バンドを把持部として前記面材を前記枠体に嵌め込む工程と、を含む建具の施工方法に関する。
Further, the present invention is a method of constructing the fitting, comprising a step of vertically winding a band (for example, a
本発明によれば、建物の開口部に設けられる建具において、鏡面部が戸体の開閉動作による衝撃によって破損する事態を効果的に防止できる構成及びその建具を施工する方法を提供できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, in the fitting provided in the opening part of a building, the structure which can prevent effectively the situation which a mirror surface part is damaged by the impact by the opening/closing operation of a door body, and the method of constructing the fitting can be provided.
以下、本発明の好ましい一実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物に形成された開口部に納められた建具における障子の面方向(すなわち、左右方向)を意味し、「見込方向」とは、上記障子の厚さ方向(すなわち、奥行き方向)を意味する。 Hereinafter, a preferred embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the present specification, the "finding direction" means the plane direction (that is, the left-right direction) of the shoji screen in the fitting housed in the opening formed in the building, and the "forecast direction" is the above. It means the thickness direction (that is, the depth direction) of a shoji screen.
図1は、本発明の一実施形態に係る建具1を脱衣室側から見た斜視図である。なお、図1の矢印は、障子20が閉鎖位置から開放位置に移動する向きを示している。図2は、第1実施形態の建具1の鏡面パネル70を支持する構造を示す縦断面図である。図3は、第1実施形態の建具1の鏡面パネル70を支持する構造を示す横断面図である。
FIG. 1 is a perspective view of a
図1に示すように、第1実施形態の建具1は、枠体10と、枠体10の内側で見付方向に移動可能な障子20と、を備える。
As shown in FIG. 1, the
枠体10は、建物としてのユニットバス(図示省略)に形成される開口部に設けられる。ユニットバスの内側には防水パン及び浴槽(図示省略)等が設けられる浴室空間が形成される。ユニットバスの開口部は、浴室内とユニットバスの外側の脱衣室(浴室外)を接続する出入口となる。
The
図1に示すように、本実施形態の枠体10は、上枠11と、下枠12と、左右それぞれに配置される縦枠15と、によって矩形の枠組みとして形成される。また、図2に示すように、枠体10の内側の見付方向の中央には方立16が設けられる。方立16は、上枠11、下枠12及び左右の縦枠15によって囲まれた枠内を2つの空間に区画する。方立16によって分割された見付方向の一側の空間にはユーザが浴室と脱衣室を行き来する通路となる開口部分が形成され、見付方向の他側の空間には鏡面パネル70が固定される。また、図3に示すように、下枠12の浴室側にはスロープ100が配置される。
As shown in FIG. 1, the
本実施形態では、鏡面パネル70における脱衣室側の面が戸袋19を形成する。また、鏡面パネル70の浴室側の面は、ユニットバスの壁が位置し、施工作業後は鏡面パネル70の浴室側の面はユーザから見えない状態となる。
In this embodiment, the surface of the
図1の鎖線に示すように、障子20は、開口部分を閉じる閉鎖位置と、戸袋19に納まって開口部分を開く開放位置と、の間をスライド可能に枠体10によって略垂直に支持される。本実施形態の障子20は、上框21と、下框22と、左右それぞれに配置される縦框23と、により矩形に枠組みされた框25と、框25の内側に固定されるガラス26と、を備える。また、戸先側の縦框23には、高さ方向の略中央部にプレートハンドル50と、錠の開閉を行うためのサムターン60と、が設けられる。
As shown by the chain line in FIG. 1, the
次に、鏡面パネル70及び鏡面パネル70を支持する構造について説明する。図2に示すように、鏡面パネル70は、鏡面部71と、背板部72と、を備える。
Next, the
鏡面部71は、脱衣室側を向くガラス製の鏡である。鏡面部71は不透過になっており、鏡面パネル70を通して脱衣室側から浴室側を見とおせないようになっている。本実施形態では、背板部72における脱衣室側の面に固定されており、背板部72と一体的な部材となっている。本実施形態では、戸袋19の略全面が鏡面パネル70となっている。
The
背板部72は繊維板である。本実施形態では、MDF(Medium Density Fiberboard)が用いられている。
The
また、本実施形態の鏡面パネル70は、その他の構成として鏡面部71の表面に取り付けられる飛散防止フィルム(図示省略)を更に備える。また、鏡面部71と背板部72の間には、接着剤及び接着シート等からなる接着層(図示省略)が形成される。この構成により、鏡面部71が外部からの衝撃等により破損した場合でも飛散防止フィルムにより、ガラスの部分が飛散する事態を防止できる。また、破損した鏡面パネル70を交換する作業においても、背板部72によって鏡面パネル70の形状が保持されるので、砕けたガラス及び飛散防止フィルムだけで面材を構成する場合に比べ、交換対象の鏡面パネル70を容易に把持でき、鏡面パネル70の交換作業をスムーズに行うことができる。
In addition, the
枠体10は、鏡面パネル70を支持する構造として、鏡面パネル70の上端を保持するパネル上枠81と、鏡面パネル70の下端を保持するパネル下枠82と、鏡面パネル70の左右の端部を保持する1組のパネル縦框83と、を備える。
The
パネル上枠81は、上枠11に連結されており、下方に開口する溝が形成される。パネル上枠81に形成される溝に鏡面パネル70の上端が挿入される。また、パネル上枠81の溝の内側の脱衣室側にはビード部81bが形成される。
The panel
パネル下枠82は、下枠12に連結されており、上方に開口する溝が形成される。パネル下枠82に形成される溝の内側には、鏡面パネル70の下端を支持する支持部材82aが配置される。また、パネル下枠82の溝の内側の脱衣室側にはビード部81bが形成される。
The panel
パネル縦框83は、鏡面パネル70の左右両側に配置される。本実施形態では、方立16側のパネル縦框83と方立16が一体的な部材となっている。鏡面パネル70の左右両側端は、パネル縦框83に形成される溝の内側に挿入される。パネル縦框83の溝にもビード部83aが形成される。このように、ビード部は、鏡面パネル70を支持する構造の上下左右のそれぞれに形成される。
The panel
枠体10の内側で上下左右が固定された鏡面パネル70は、その鏡面部71が脱衣室側となる。脱衣室側にいるユーザは、脱衣室側で戸袋19のスペースを活用して鏡面パネル70の鏡面部71を鏡として利用することができる。
The
以上説明した第1実施形態の建具1によれば、以下のような効果を奏する。
第1実施形態の建具1は、枠体10と、枠体10の内側であって見付方向の一側に設けられる障子20と、枠体10の内側であって見付方向の他側に設けられる鏡面パネル70と、を備え、鏡面パネル70における見込方向の一側の面には、鏡面部71が設けられる。
According to the
The
これにより、移動する障子20ではない箇所に鏡面パネル70が固定されることになるので、障子20が閉められたときの衝撃が直接的に鏡面パネル70に伝達されなくなり、障子20の閉鎖時に鏡面パネル70に伝わる衝撃を効果的に抑制できる。また、障子20をあけるときも鏡面パネル70はその位置が動かないので、障子に鏡が取り付けられるような構成に比べ、鏡の部分が破損する事態が少なくなる。このように、本実施形態の構成により、障子20の開閉時に生じる衝撃によって鏡面パネル70が破損する事態を効果的に防止できる。
As a result, since the
本実施形態の障子20は、枠体10の内側で見付方向に移動する引戸であり、鏡面パネル70は、障子20の戸袋19を形成し、鏡面部71は、鏡面パネル70における戸袋19を形成する側に配置され、障子20は、光を透過させる透明部としてのガラス26を有する。
The
これにより、戸袋19のスペースを利用して鏡面部71の面積を大きく確保できる。また、障子20を開状態にしたときも透明部であるガラス26を通じて鏡面部71を鏡として利用することができる。更に、障子20の位置に関係なく、ガラス26を通じた鏡面部71への映り込みによって脱衣室側の空間を広く感じさせることができる。
As a result, a large area of the
枠体10は、浴室と浴室外を連通する開口部に固定される。これにより、脱衣室側又は浴室側に鏡を配置するスペースがなくても、枠体10が配置されるスペースを活用して鏡の機能を有する鏡面部71を配置できる。
The
次に、第2実施形態の建具201について説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係る建具201を脱衣室側から見た斜視図である。 Next, the fitting 201 of 2nd Embodiment is demonstrated. FIG. 4 is a perspective view of the fitting 201 according to the second embodiment of the present invention as seen from the dressing room side.
第2実施形態の建具201は、枠体210と、枠体210の内側に開き戸として回転可能に取り付けられるドア220と、を備える。
The fitting 201 of the second embodiment includes a
枠体210は、上枠211と、下枠212と、左右それぞれに配置される縦枠215と、方立216と、によって矩形の枠組みとして形成される。方立216は、上枠211、下枠212及び左右の縦枠215によって囲まれた枠内を2つの空間に区画する。方立216によって分割された見付方向の一側の空間にはドア220が配置され、見付方向の他側の空間にFIX部としての鏡面パネル270が固定される。また、方立216には、ドア220の戸当たり(図示省略)が設けられる。
The
ドア220は、開口部分を閉じる閉鎖位置と、開口部分を開く開放位置と、の間を回転可能に枠体210に支持されており、ハンドル250を脱衣室側に引くことにより開放位置側に移動する。本実施形態のドア220は、上框221と、下框222と、左右それぞれに配置される縦框223と、により矩形に枠組みされた框225と、框225の内側に固定されるガラス26と、を備える。
The
鏡面パネル270は、枠体210の内側で浴室側の空間と脱衣室側の空間を区画する面材(壁)となっている。ガラスの表面に鏡面部271が形成される。鏡面部271は、不透過のフィルムによって形成されており、鏡面パネル270を通して脱衣室側から浴室側を見とおせないようになっている。
The
本実施形態の構成であれば、いわゆるFIX窓の構造を利用することもできる。例えば、FIX窓に適用されるガラスに黒印刷を行う又はカラーフィルムを張って鏡面部を形成することもできる。更に、ガラス部分の見込み方向の両側に鏡面部を形成することもできる。これによって、浴室側の面及び脱衣室側の面の両方で鏡を利用することができる。この構成においても、鏡面部の面積を枠体210の内側で大きく確保することができる。
With the configuration of this embodiment, a so-called FIX window structure can be used. For example, the glass applied to the FIX window may be black-printed or a color film may be stretched to form the mirror surface portion. Further, it is possible to form mirror surface portions on both sides of the glass portion in the prospective direction. This allows the mirror to be used on both the bathroom side and the changing room side. Also in this configuration, a large area of the mirror surface portion can be secured inside the
以上、本発明の好ましい各実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、上記実施形態で説明した鏡面部71,271は、事情に応じて適宜変更できる。鏡面部として明るい側からは鏡に見えるが暗い側からは向こう側が透けて見えるハーフミラーのような透過率が0ではないものや鏡面加工を行った金属製のものを用いる等、鏡面部及び面材としての鏡面パネルの構成及び材料は事情に応じて適宜変更することができる。
Although the preferred embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be appropriately modified. For example, the
上記実施形態の戸体としての障子20及びドア220は、何れも透明部としてのガラス26,226を有する構成であるが、透明部を省略することもできる。例えば、框25,225の内側に固定される面材を樹脂製のものやアルミと樹脂の複合面材等にしてもよい。
Although the
次に、上記実施形態で説明した建具の施工方法について説明する。
従来から、建具の施工方法において、ガラスを枠体に固定する作業で吸盤装置を用いてガラスを把持する方法が知られている。しかし、この方法では枠体にガラスを嵌め込む作業を行う施工業者が吸盤装置を用意しておく必要がある上、吸盤装置の使用方法を把握する必要がある。次に、吸盤装置を使用することなくガラス製の鏡を枠体に嵌め込む作業を実現した建具1の施工方法について第1実施形態の建具1を例として説明する。なお、以下の説明において、本実施形態の施工方法の対象となる建具1は第1実施形態で説明した建具1と同様の構成であり、同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略することがある。
Next, a method of constructing the fitting described in the above embodiment will be described.
2. Description of the Related Art Conventionally, as a method of constructing a fitting, a method of gripping glass by using a suction cup device in the work of fixing the glass to a frame is known. However, in this method, it is necessary for the contractor who performs the work of fitting the glass into the frame to prepare the suction cup device, and it is necessary to know how to use the suction cup device. Next, the construction method of the fitting 1 that realizes the work of fitting the glass mirror into the frame without using the suction cup device will be described by taking the
図5は、鏡面パネル70の梱包が外される様子を示す説明図である。図6は、鏡面パネル70を枠体10に嵌め込む様子を示す斜視図である。図7は、鏡面パネル70を枠体10に嵌め込む様子を示す縦断面図である。図8は、鏡面パネル70が嵌め込まれた様子を示す斜視図である。なお、各図において、バンド350や施工作業でまだ取り付けられていない部品等についてその図示を省略していることがある。例えば、図7ではバンド350や養生段ボール320等が省略されている。
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a state where the
まず、図5を参照して鏡面パネル70の梱包状態について説明する。図5(a)では、ポリシート311に包まれた鏡面パネル70の上下左右をそれぞれ囲う段ボール310が外される様子が示されている。図5(b)では、段ボール310が外され、ポリシート311が剥がされる様子が示されている。図5(c)では、開梱され、施工作業に用いられる状態の鏡面パネル70が示されている。
First, the packed state of the
図5(a)〜(c)に示すように、予め2本のバンド350が鏡面パネル70に対して縦方向に巻き付けられている。2本のバンド350は、横方向に間隔をあけて取り付けられる。
As shown in FIGS. 5A to 5C, two
本実施形態のバンド350は、バンド部351と、ロック装置352と、を備える。バンド部351は、ポリプロピレン等の樹脂で構成される帯状の部材である。ロック装置352は、バンド部351の位置を機械的に固定し、バンド部351の締め付け力を調整するものである。
The
また、バンド350は、養生段ボール320を挟み込んだ状態で鏡面パネル70に巻き付けられている。養生段ボール320は、鏡面パネル70の脱衣室側の面に対面した状態でバンド350に巻き付けられている。また、鏡面パネル70の端面におけるバンド部351が巻き回される箇所には、合紙321が配置されている。合紙321を介してバンド部351が鏡面パネル70に巻き付けられることにより、バンド部351によって鏡面パネル70に傷がつくような事態も防止されている。
Further, the
図5(a)及び図5(b)に示すように、鏡面パネル70は、バンド350が巻き付けられた状態でポリシート311に包まれている。鏡面パネル70を枠体10に嵌め込む工程では、まず鏡面パネル70の梱包が外される。鏡面パネル70は、ポリシート311に包まれているので、ポリシート311がない状態でバンド350を見た作業者が、嵌め込む工程の前に誤ってバンド350を切断するような事態が防止されている。また、ポリシート311自体やポリシート311に添付した紙に、嵌め込む工程の前にバンド350を切断しないように注意書を書くことで、施工前の誤ったバンド350の切断をより効果的に防止できる。
As shown in FIGS. 5A and 5B, the
図5(c)に示すように、ポリシート311を取り外した後は、バンド350及び養生段ボール320を取り外すことなく、鏡面パネル70を枠体10に嵌め込む作業を行う。図6に示すように、梱包パット360を下枠12の上面にセットする。
As shown in FIG. 5C, after removing the
施工作業を行う作業者が、鏡面パネル70に巻き付けられたバンド350の上下方向の略中央を持ち手として把持する。左右のバンド350をそれぞれ把持することによって鏡面パネル70を容易かつ安定的に持ち上げることができる。
An operator who performs the construction work grips the
図7に示すように、梱包パット360の上面に鏡面パネル70の下端を支持させた状態で、上端をパネル上枠81の溝に差し込む。次に、鏡面パネル70の下端をパネル下枠82の溝に配置された支持部材82aの上面に載置する。そして、鏡面パネル70を方立16側のパネル縦框83に把持させる。
As shown in FIG. 7, with the lower end of the
図8に示すように、バンド350をはさみやカッター等の切断手段によって切断して引き抜き、合紙321及び梱包パット360も取り除く。本実施形態のバンド350は、その厚みが枠体10に鏡面パネル70を嵌め込んだ状態でも、バンド350のみを引き抜けることができるように設定されている。鏡面パネル70への嵌め込み作業が終了すると、鏡面パネル70が水平になっているかを確認し、水平ではない場合は取付位置を調整する。鏡面パネル70の固定後に押縁(図示省略)の取付やビード部81b,82bの取付作業が行われる。
As shown in FIG. 8, the
以上説明した本実施形態の建具1の施工方法によれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態の建具1の施工方法であって、バンド350を鏡面パネル70に対して縦方向に巻き付ける工程と、鏡面パネル70に巻き付けられたバンド350を把持部として鏡面パネル70を枠体10に嵌め込む工程と、を含む。
According to the construction method of the
In the construction method of the
これにより、吸盤装置を用意することなく、バンド350により鏡面パネル70の嵌め込み作業を容易かつ効率的に行うことができる。また、バンド350は、鏡面パネル70に巻き付けられているので、出荷段階で梱包しても嵩張ることもなく、鏡面パネル70を把持するための器具を鏡面パネル70とともに発送することもできる。浴室内外の限られたスペースで作業を行う際でも、本実施形態の構成であれば、バンド350によって縦方向に鏡面パネル70を立てる作業を容易に行うことができる。また、ロック装置32による締めましを行うことができるので、施工作業前に締付状態を適切なものに調整でき、施工作業をより正確に行うことができる。
Accordingly, the work of fitting the
また、本実施形態では、2本のバンド350が間隔をあけて縦方向で巻き付けられている。このように、少なくとも2本のバンド350を巻き付けることによって左右方向で鏡面パネル80を両手で安定して保持することができ、鏡面パネル70を枠体10に嵌め込む作業を一層効率的に行うことができる。なお、バンド350の巻き付け本数は、鏡面パネル70の左右方向の長さや施工する現場の状況に応じて適宜変更できる。例えば、鏡面パネル70の左右方向の長さが比較的長い場合にバンド350を3本以上巻き付けるようにしてもよいし、鏡面パネル70の左右方向の長さが短い場合には巻き付けるバンド350を1本にして嵌め込み作業を行うようにしてもよい。
In addition, in the present embodiment, two
上記実施形態では、第1実施形態の建具1を例として説明したが第2実施形態の建具201の鏡面パネル270についても本実施形態の建具1の施工方法を適用することができる。また、框を有しないFIX窓のガラスの枠体への嵌め込みにおいても本実施形態の建具の施工方法は応用することができ、良好な作業性とともに適用範囲の広い有効な技術となっている。
In the above embodiment, the
1 建具
10 枠体
19 戸袋
20 障子(戸体)
26 ガラス(透明部)
70 鏡面パネル(面材)
71 鏡面部
201 建具
210 枠体
220 ドア(戸体)
270 鏡面パネル(面材)
271 鏡面部
350 バンド
1
26 glass (transparent part)
70 Mirror panel (face material)
270 Mirror panel (face material)
271
Claims (3)
枠体と、
前記枠体の内側であって見付方向に移動するとともに、光を透過させる透明部を有する戸体と、
前記枠体の内側であって見付方向の他側に設けられ、前記戸体の戸袋を形成する面材と、
を備え、
前記面材における前記戸袋を形成する側の略全面には、鏡面部が設けられ、
前記戸体を開状態にしたときも前記透明部を通じて前記鏡面部を鏡として利用できる建具。 A fitting provided in the opening of the building,
A frame,
A door body having a transparent portion that transmits light while moving in the finding direction inside the frame body,
A face material that is provided inside the frame body on the other side in the finding direction and forms a door pocket of the door body,
Equipped with
A mirror surface portion is provided on substantially the entire surface of the face material on which the door pocket is formed,
A fitting in which the mirror surface portion can be used as a mirror through the transparent portion even when the door body is opened.
バンドを面材に対して縦方向に巻き付ける工程と、
前記面材に巻き付けられた前記バンドを把持部として前記面材を前記枠体に嵌め込む工程と、
前記枠体に前記面材を嵌め込んだ状態で、前記バンドのみを引き抜く工程と、
を含む建具の施工方法。 It is the construction method of the fitting according to claim 1 or 2,
The process of winding the band vertically on the face material,
A step of fitting the face material into the frame body using the band wound around the face material as a grip portion;
With the face material fitted in the frame body, a step of pulling out only the band,
A method of constructing fittings including.
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