JP6724568B2 - エネルギー管理システムの連携装置、エネルギー管理ネットワーク、連携方法及びプログラム - Google Patents

エネルギー管理システムの連携装置、エネルギー管理ネットワーク、連携方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、エネルギー管理システムの連携装置、エネルギー管理ネットワーク、連携方法及びプログラムに関し、特に、無線通信を介してデバイスを管理するエネルギー管理システムの連携装置、エネルギー管理ネットワーク、連携方法及びプログラムに関する。
特許文献1に、建物内でのエネルギー消費量に対して外部から削減要求を受け付けた際に、建物内で使用されているエネルギー消費機器のうち、どの機器の運転状態を制御するのかをユーザの意思を反映して決定することができるというエネルギー管理システムが開示されている。同公報によると、エネルギー管理システムは、複数の電力消費機器が備えられた住宅内での電力消費量を管理するためのホームサーバ10と、住宅内での電力消費量に対する削減要求をホームサーバ10に向けて送信するCEMSサーバ40と、を有し、ホームサーバ10の受信部101がCEMSサーバ40から削減要求を受信すると、機器制御部102が、複数の電力消費機器の中からユーザが制御対象機器として指定した指定機器を示す情報を記憶部104から読み取って指定機器を特定し、特定した指定機器の運転状態を制御する。なお、CEMSは、Community Energy Management Systemの略である。
特許文献2に、各種エネルギーの制御・計量の精度(見込値)を向上させることを可能にするというエネルギー管理装置において、中継装置とスマートメータ間をZigBee(登録商標)や無線LANで接続することが記載されている([0038]−[0039])。
また、上記したスマートメータとHEMS(Home Energy Management System)間の標準プロトコルとして、「ECHONET Lite」(登録商標)が認定されている(非特許文献1参照)。ECHONET Liteでは、物理層やMAC層が規格対象から外れているため、特定小電力無線、無線LAN(Local Area Network)、電力線通信(PLC)等と組み合わせが可能となっている。また、米国においても、ZigBee Smart Energy(商標)と呼ばれる無線通信を利用可能なエネルギー管理用の規格が公開されている。
国際公開第2013/094687号 特開2015−162986号公報
「ECHONET Lite規格書 Ver1.12」、エコーネットコンソーシアム、[online]、[平成28年4月8日検索]、インターネット〈URL:http://echonet.jp/spec_v112_lite/〉 「ZigBee Smart Energy2」、ZigBee Alliance、[online]、[平成28年4月8日検索]、インターネット〈URL:http://www.zigbee.org/zigbee-for-developers/applicationstandards/zigbeesmartenergy/〉
以下の分析は、本発明によって与えられたものである。非特許文献1、2のような規格を用いることで、Wi−SUNやIEEE 802.15.4/4g/4e等の無線通信技術を用いてエネルギー管理システム用のネットワークを構築することが可能となっている。
しかしながら、エネルギー管理システム同士の連携を行う場合について、無線で接続する規格が制定されるには到っておらず、特許文献1、2のようなインターネット技術をベースとしたサーバ(例えば、特許文献1の「CEMSサーバ」と特許文献2の「μEMS」参照)から中央集約制御を行うことになる。このため、システムが大規模になり、設定が複雑となる等の問題点がある。
本発明は、エネルギー管理システム用のネットワークの構築容易性及び連携容易性の向上に貢献できるエネルギー管理システムの連携装置、エネルギー管理ネットワーク、連携方法及びプログラムを提供することを目的とする。
第1の視点によれば、無線通信を介して、エネルギーを使用又は発生させる複数のデバイスの動作状態を取得する無線通信部と、前記複数のデバイスの動作状態に基づいて前記複数のデバイスのうちの少なくとも1つを制御する制御部とを備えるエネルギー管理システムに対し、前記デバイスとして接続する通信部と、第2のデバイスと通信し、前記第2のデバイスの動作状態を取得するデバイス通信部と、を備え、前記通信部は、複数のエネルギー管理システムに対して接続可能であり、前記複数のエネルギー管理システムに対して、前記第2のデバイスの動作状態を送信する連携装置が提供される。
第2の視点によれば、無線通信を介して、エネルギーを使用又は発生させる複数のデバイスの動作状態を取得する無線通信部と、前記複数のデバイスの動作状態に基づいて前記複数のデバイスのうちの少なくとも1つを制御する制御部とを備えるエネルギー管理システムと、前記エネルギー管理システムに対し、前記デバイスとして接続する通信部と、第2のデバイスと通信し、前記第2のデバイスの動作状態を取得するデバイス通信部と、を備え、前記通信部は、複数のエネルギー管理システムに対して接続可能であり、前記複数のエネルギー管理システムに対して、前記第2のデバイスの動作状態を送信する連携装置と、を含むエネルギー管理ネットワークが提供される。
第3の視点によれば、無線通信を介して、エネルギーを使用又は発生させる複数のデバイスの動作状態を取得する無線通信部と、前記複数のデバイスの動作状態に基づいて前記複数のデバイスのうちの少なくとも1つを制御する制御部とを備える複数のエネルギー管理システムに接続可能な連携装置が、前記複数のエネルギー管理システムに対して、それぞれデバイスとして接続するステップと、第2のデバイスと通信し、前記第2のデバイスの動作状態を取得するステップと、前記複数のエネルギー管理システムに対し、第2のデバイスの動作状態を送信するステップと、を含むエネルギー管理システムと外部デバイスの連携方法が提供される。本方法は、エネルギー管理システムに接続可能な連携装置という、特定の機械に結びつけられている。
第4の視点によれば、無線通信を介して、エネルギーを使用又は発生させる複数のデバイスの動作状態を取得する無線通信部と、前記複数のデバイスの動作状態に基づいて前記複数のデバイスのうちの少なくとも1つを制御する制御部とを備える複数のエネルギー管理システムに接続可能なコンピュータに、前記複数のエネルギー管理システムに対して、それぞれデバイスとして接続する処理と、第2のデバイスと通信し、前記第2のデバイスの動作状態を取得する処理と、前記複数のエネルギー管理システムに対し、前記第2のデバイスの動作状態を送信する処理と、を実行させるプログラムが提供される。なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な(非トランジエントな)記憶媒体に記録することができる。即ち、本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明によれば、エネルギー管理システム用のネットワークの構築容易性及び連携容易性の向上に貢献することが可能となる。
本発明の第1の実施形態の全体構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態で用いるWi−SUNのプロトコルスタックを示す図である。 本発明の第1の実施形態の連携装置の詳細構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態の連携装置がHEMSに接続する前の時点で、HEMSが保持しているデバイス情報の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の連携装置がHEMSに接続した後の時点で、HEMSが保持しているデバイス情報の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態によって構成される論理的なネットワーク構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の変形実施形態を示す図である。 本発明の第2の実施形態の全体構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態の連携装置の詳細構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第2の実施形態の動作を表したシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態の連携装置が生成するプロトコルスタックを説明するための図である。 本発明の第2の実施形態の連携装置が生成するプロトコルスタックを説明するための別の図である。 本発明の第2の実施形態の連携装置が生成するプロトコルスタック、無線モジュールとHEMSの関係を表した図である。 本発明の第2の実施形態によって構成される論理的なネットワーク構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態の全体構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態の連携装置が生成するプロトコルスタック、アンテナ(チャンネル)とHEMSの関係を表した図である。 本発明の第4の実施形態の連携装置の詳細構成を示す機能ブロック図である。 HEMSの構成を示す図である。
[第1の実施形態]
続いて、本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の全体構成を示す図である。図1を参照すると、ある地域に、HEMS100と、2台の連携装置300とが配置された構成(エネルギー管理ネットワーク)が示されている。HEMS100は、図18に示すように、無線通信を介して、エネルギーを使用又は発生させる複数のデバイスの動作状態を取得する無線通信部110と、前記複数のデバイスの動作状態に基づいて前記複数のデバイスのうちの少なくとも1つを制御する制御部120とを備える。なお、本実施形態では、家庭用のシステムを想定して、HEMSとしているが、HEMS100は、設置場所に応じて、BEMS(Building Energy Management System)、FEMS(Factory Energy Management System)、あるいは、これらを総称するEMS(Energy Management System)に置き換えることができる。
図1の例では、HEMS100は、家電等の消費デバイス201、太陽光発電設備(PV)等の発電デバイス202、バッテリー等の蓄電デバイス203が接続され、無線PAN(Personal Area Network)700を構成している。なお、図1の例では、消費デバイス201、発電デバイス202、蓄電デバイス203が接続されているが、HEMS100にこれらのすべてが接続されている必要はない。例えば、発電デバイス202や蓄電デバイス203が接続されていなくてもよい。また、蓄電デバイス203は、放電中においては発電デバイス202として動作し、発電デバイス202も非発電時となることからも明らかなように、上記デバイスの種別は固定的なものではない。
2台の連携装置300の第1の連携装置300には、発電デバイス402が接続されている。もう一方の連携装置300には、蓄電デバイス403が接続されている。これらの組み合わせもあくまで例示であり、発電デバイス402及び蓄電デバイス403のいずれかが存在しなくてもよい。また、発電デバイス402又は蓄電デバイス403が一台ずつではなく、発電デバイス402又は蓄電デバイス403が複数存在し、それぞれが連携装置300と接続されている構成であってもよい。
図2は、上記のようなHEMS100とデバイス間の通信プロトコルとしてECHONET Lite(非特許文献1)を用いた場合のプロトコルスタックを示す図である。図2のようなプロトコルスタックにおいて、IEEE802.15.4/4gで用いる周波数帯を920MHzとすることで、通信可能範囲は最大1kmとなる。これにより、HEMS100から離れた位置に連携装置300を配置することができる。なお、上記920MHz帯を用いない場合等、HEMS100と連携装置300とが直接通信できないケースが考えられるが、リピータ等の中継装置を配置することで対応することが可能である。
一方、連携装置300は、HEMS100に対し、前記デバイスとして接続する通信部と、第2のデバイスと通信し、前記第2のデバイスの動作状態を取得するデバイス通信部と、を備える。図3は、本発明の第1の実施形態の連携装置の詳細構成を示す機能ブロック図である。図3を参照すると、無線モジュール301と、スタック管理部302と、デバイス通信部303とを備えた連携装置300が示されている。
無線モジュール301は、アンテナとRF(Radio Frequency)回路を含んで構成され、HEMS100が使用している通信周波数チャンネルのいずれかに対応するものが1つ以上搭載されている。例えば、Wi−SUNの920MHz帯の場合、916〜928MHzの数十チャンネル(伝送速度によって異なる)を利用可能となっている。さまざまなチャンネルで通信するHEMSに対応するためには、これらの仕様に応じ、必要な数のチャンネルに対応した無線モジュール301を搭載することが好ましい。
デバイス通信部303は、発電デバイス402(又は蓄電デバイス403)等の自機に接続されたデバイスと通信し、その状態情報を取得する。デバイス通信部303は、取得したデバイスの情報をスタック管理部302に送信する。なお、本明細書において、「取得」には、能動的な取得と受動的な取得とが含まれる。能動的な取得としては、たとえば、発電デバイス402や蓄電デバイス403に対し、リクエストまたは問い合わせしてデバイスの状態情報を受信すること等が挙げられる。受動的な取得としては、発電デバイス402や蓄電デバイス403から送信される状態情報を受信することが挙げられる。また、能動的な取得には、受信したデータまたは情報の中から選択して取得することが含まれ、受動的な取得には、配信されたデータまたは情報を選択して受信することが含まれる。
スタック管理部302は、無線モジュール301を介して、HEMS100に対して子機として接続し(HEMS100との通信のため図2に示すスタックを生成する)、HEMS100から要求又は自発的に、デバイス通信部303から受け取ったデバイスの状態情報を送信する。なお、スタック管理部302に、デバイス通信部303から受け取ったデバイスの状態情報を保持するためのメモリやバッファ等を設けてもよい。この場合、スタック管理部302は、メモリやバッファからHEMS100に送信すべき情報を取り出して、HEMS100に送信することになる。上記無線モジュール301及びスタック管理部302が、前述の通信部の一具体例に相当する。
続いて、本実施形態の動作について図面を参照して詳細に説明する。例えば、図1に示すように、HEMS100に、消費デバイス201、発電デバイス202、蓄電デバイス203が接続されている場合、HEMS100は、これらデバイスの状態を取得する。図4は、HEMS側で管理している消費デバイス201、発電デバイス202、蓄電デバイス203のデバイス情報の一例を示す図である。連携装置300が接続されていない状態では、HEMS100は、このような情報に基づいて、必要に応じ、各デバイスの制御を行う。図1からも明らかなとおり、この状態でHEMS100の制御対象となっているのは、無線PAN700に属するデバイスのみである。
一方、連携装置300が接続することで、図1の発電デバイス402及び蓄電デバイス403の情報が、HEMS100が送られるようになる。即ち、連携装置300は、HEMSに、自身が負荷装置、発電装置のいずれかであると認識させ、その動作状態を送信することになる。図5は、連携装置300により、発電デバイス402及び蓄電デバイス403の情報がHEMS側に送信された後の状態を示す図である。図5の例では、消費デバイス201、発電デバイス202、蓄電デバイス203に加えて、発電デバイス402及び蓄電デバイス403の情報が追加されている。HEMS100は、このような追加されたデバイス情報も参照して、各デバイスの制御を行う。
図6は、図5の状態で、HEMS100が把握している論理的なネットワーク構成を示す図である。図6に示されたとおり、HEMS100には、住宅に位置するデバイスに加えて、地域発電設備の発電デバイス402及び蓄電デバイス403が接続されている。従って、HEMS100は、無線PAN700に属するデバイスに加えて、発電デバイス402や蓄電デバイス403の状態も加味して制御を行うことになる。例えば、図4の状態において、発電デバイス202の発電量が少なく無線PAN700内では電力が不足する場合、HEMS100は、消費デバイス201を省電力モードに遷移させたり、蓄電デバイス203を放電制御することになる。しかしながら、図5に示すように、発電デバイス402で、上記不足分を賄うに足る発電が行われていたり、蓄電デバイス403で放電が行われている場合、消費デバイス201の省電力モードへの遷移や、蓄電デバイス203の放電制御を抑止する。また、発電デバイス402や蓄電デバイス403に、追加の発電や放電の余力がある場合、HEMS100から、発電デバイス402や蓄電デバイス403に対し、追加の発電や放電を指示するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、HEMS100に直接接続可能なデバイスだけでなく、連携装置300を用いて、それ以外のデバイスもHEMS100の制御下におくことが可能となる。
なお、上記した実施形態では、発電デバイス402や蓄電デバイス403等がデバイス1台に対し、1台の連携装置300が接続され、それぞれHEMS100と通信するものとして説明したが、図7に示すように、1台の連携装置300に複数のデバイスを接続可能とする構成も採用可能である。この場合、連携装置300は、デバイス毎にスタックを生成し、各デバイスに代わって、HEMS100と通信することになる。
[第2の実施形態]
続いて、1台の連携装置が複数のHEMSと接続するよう構成した第2の実施形態について説明する。図8は、本発明の第2の実施形態の全体構成を示す図である。図8を参照すると、第1の無線PAN700−1を構成するHEMS100−1と、第2の無線PAN700−2を構成するHEMS100−2とにそれぞれ前記デバイスとして接続可能な連携装置300aとを含む構成が示されている。
以下、本実施形態では、住宅に設置されたHEMS100−1には、第1の無線チャンネル(1chとする)にて消費デバイス201−1、発電デバイス202−1、蓄電デバイス203−1が無線で接続されているものとする。同様に、事業者の拠点に配置されたHEMS100−2には、第2の無線チャンネル(3chとする)にて消費デバイス201−2、発電デバイス202−2、蓄電デバイス203−2が無線で接続されているものとする。
また、2台の連携装置300aには、それぞれ地域電力設備の発電デバイス402、蓄電デバイス403が接続されているものとする。本実施形態においても、連携装置300aと接続デバイスとの組み合わせは、あくまで例示であり、発電デバイス402及び蓄電デバイス403のいずれかが存在しなくてもよい。また、発電デバイス402又は蓄電デバイス403が一台ずつではなく、発電デバイス402又は蓄電デバイス403が複数存在し、それぞれが連携装置300aと接続されている構成であってもよい。
図9は、本発明の第2の実施形態の連携装置の詳細構成を示す機能ブロック図である。図3に示した第1の実施形態の連携装置との相違点は、スタック管理部302aが、マルチスタック対応となり、複数のHEMSと同時に接続可能となっている点である。その他の各部の構成及び機能は、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
以下、上記スタック管理部302aを備えた連携装置300aの機能について図面を参照して詳細に説明する。図10は、本発明の第2の実施形態の動作を表したシーケンス図である。図10を参照すると、まず、連携装置300aは、所定の契機で、スタックを新規に生成する(ステップS001−1)。なお、スタックを生成する「所定の契機」としては、一定時間の経過、連携装置のリセット動作、外部からの明示的な指示等が考えられる。より頻繁にスタックを生成するようにすれば、より早期に未知のHEMSを検出することができるようになるが、消費電力も大きくなる。スタックの生成契機としてどのようなものを用いるかは、連携装置300aに望まれる性能に基づいて決定される。
そして、連携装置300aは、前記生成したスタックを用いて、定期的にHEMSのスキャンを開始する(ステップS002−1)。Wi−SUNの場合、各チャンネルにビーコンを送出し、デバイスを検出するアクティブスキャンを用いることができる。
例えば、図10に示すようにHEMS100−1からスキャンに対する応答があったとする。連携装置300aは、これら応答メッセージからすべてのネットワークを検出し(S003−1)、そのネットワークの中から参加するネットワークを1つ選択する(S004−1)。そして、連携装置300aは、前記選択したネットワークに接続する(ステップS005−1;接続処理)。
図10の例では、連携装置300aは、上記スタックによるスキャン動作と並行して、新たなスタックを生成し(ステップS001−2)、上記ステップS002−1〜S005−1と同等のステップS002−2〜S005−2)の動作を行っている。このようにすることで、接続可能なHEMS(ネットワーク)を早期に捕捉することが可能となっている。なお、図10の例において、連携装置300aが随時スタックを生成しているのは、例えば、Wi−SUNの場合、無線PAN毎に1つのプロトコルスタックを用いることになっているためである。
以上の結果、図10の例では、連携装置300aは、スタック1、2の2つのスタックを生成し、それぞれのスタックを用いて、HEMS100−1、100−2と接続を行っている。なお、スタックの数は、2つに限られず、スタック管理部302aが生成可能なスタックの数に依存する。例えば、図11に示すように、スタック1、2、nを生成した場合、それぞれのスタックを用いて、HEMSと接続することができる。
また、図10におけるスキャンの対象とするチャンネルとしては、HEMS側(親機)で予め決められている可能性のある複数のチャンネルを対象とすることができる。例えば、図12に示すように、チャンネル1、2、Nについてスキャンを行い、それぞれスタック1−1〜1−n、2−1〜2−n、N−1〜N−nを生成することで、都合9台のHEMSに接続することもできる(N、nは共に3とした場合)。このように、連携装置300aは、複数のチャンネルをスキャンして応答のあったHEMSについてスタックを新規に作成し、子機として接続することができる。さらに、想定されるすべてのチャンネルに対して図10のステップS002におけるスキャンを実施することで、地域内、即ち、ビーコンが到達可能な範囲に所在するすべてのHEMSと親機・子機の関係を構築できる。もちろん、チャンネル及びスタックの数は連携装置が備えるRFモジュールの数、対応チャンネル、スタック管理部302aが生成可能なスタックの数に依存し、すべてのチャンネルに対応していなくてもよい。
図13は、上記連携装置300aが生成するスタック、無線モジュールとHEMSの関係を表した図である。図13の符号300a/302aで示す円は、連携装置300a又はスタック管理部302aを表している。また、この円の周囲の三角形は、無線モジュール301を表している。図13の例では、図10に示したシーケンスに従って、スタック1−1、2−1、2−2の3つのスタックが生成されている。スタック1−1は、チャンネル1(1ch)の無線モジュールを介して、1chで無線PANを構成するHEMS100−1に接続し、デバイスの情報を送信する。同様にスタック2−1は、チャンネル3(3ch)の無線モジュールを介して、3chで無線PANを構成するHEMS100−2に接続し、デバイスの情報を送信する。図13の例では、さらに、スタック2−2が生成されており、スタック2−2は、チャンネル3(3ch)の無線モジュールを介して、3chで無線PANを構成するHEMS100−Mに接続し、デバイスの情報を送信する。
図14は、図10に示すように、連携装置300aがHEMS100−1、100−2に接続された状態で、HEMS100−1、100−2が把握している論理的なネットワーク構成を示す図である。図14に示されたとおり、HEMS100−1には、住宅に位置するデバイスに加えて、地域発電設備の発電デバイス402及び蓄電デバイス403が接続されている。同様に、HEMS100−2には、事業者の拠点に位置するデバイスに加えて、地域発電設備の発電デバイス402及び蓄電デバイス403が接続されている。従って、HEMS100−1、100−2は、それぞれ自身の無線PANに属するデバイスに加えて、発電デバイス402や蓄電デバイス403の状態も加味して制御を行うことになる。例えば、発電デバイス402が10kWを発電中である場合、HEMS100−1(100−2)は、自身に接続されているデバイスのうちの消費デバイス(負荷デバイス)201−1(201−2)や蓄電デバイス203−1(203−2)に、発電デバイス402が接続されていない状態よりも10kW分多く消費や蓄電を許容することが可能となる。また、同様に、HEMS100−1(100−2)は、自身に接続されているデバイスのうちの発電デバイス202−1(202−2)に対して、10kW分の追加の抑制を指示することも可能となる。
以上のように、本実施形態では、連携装置300aを複数のHEMSに接続させることが可能となっている。これにより、あるデバイス(例えば、図14の発電デバイス402や蓄電デバイス403)を、それぞれ異なる無線PANに所属させ、その状態に応じたエネルギー管理を行わせることが可能となる。図14の発電デバイス402や蓄電デバイス403として、地域電力設備の大型発電設備や蓄電装置を接続させることもできる。このようにすることで、住宅のHEMSに、地域電力設備の大型設備を論理的に接続させ、その状態に応じて、住宅内のデバイスのエネルギー管理を行わせることが可能となる。
[第3の実施形態]
上記した第1、第2の実施形態では、2台の連携装置がそれぞれ独立して動作するものとして説明したが、連携装置間でデバイス情報等をやりとりして、連携装置側に接続された機器の制御を行ってもよい。以下、そのような変更を加えた第3の実施形態について図面を参照して説明する。
図15は、本発明の第3の実施形態の全体構成を示す図である。図1や図8に示した第1、第2の実施形態との相違点は、2台の連携装置のうちの第1の連携装置300b1が無線PAN700−3を構成する機能を備え、第2の連携装置300b2がデバイス(子機)として、第1の連携装置300b1に無線接続する点である。
以上のような構成において、第1の連携装置300b1は、第2の連携装置300b2から受信したデバイス情報(例えば、蓄電デバイス403の動作状態)に基づいて、発電デバイス402の制御を行う。また、第1の連携装置300b1は、自身に接続されているデバイスのデバイス情報(例えば、発電デバイス402の動作状態)に基づいて、第2の連携装置300b2に対して、蓄電デバイス403の制御を指示する。また本実施形態においても、連携装置300b1、300b2は、それぞれデバイスとしてHEMS100−1、100−2に接続し、発電デバイス402、蓄電デバイス403の情報を送信することができる。
図16は、上記第3の実施形態の連携装置が生成するスタック、アンテナ(チャンネル)とHEMSの関係を表した図である。図16の例では、第1の連携装置300b1、第2の連携装置300b2は、それぞれ1ch〜NchまでのNチャンネルに対応する無線モジュールを備えている。第1の連携装置300b1は、スタック1−1〜2−1を用いて、HEMS100−1、100−2、100−4にデバイスとして接続している。なお、HEMS100−4との接続に、2chを使用しているのは、HEMS100−4が2chに対応しているからである。もちろん、その他のチャンネルを用いるHEMSが見つかった場合は、対応する無線モジュールを用いて接続することになる。
同様に、第2の連携装置300b2は、スタック1−1’〜2−1’を用いて、HEMS100−1、100−2、100−4にデバイスとして接続している。上記連携装置300b1、300b2とHEMS間の接続は第2の実施形態と同等である。本実施形態が、第2の実施形態と異なるのは、連携装置300b2が、所定のチャンネルを用いて、スタックN−1’を生成し、連携装置300b1に接続し、デバイス情報を送信可能となっている点である。以上のように、連携装置300b1、300b2間の接続は、連携装置とHEMS間の接続と同様の仕組みを用いて実現することが可能である。もちろん、連携装置300b1、300b2間の接続は、上記の形態に限られず、その他の有線又は無線接続方式を用いて実現することもできる。
以上のような連携装置間を接続した第3の実施形態によれば、特定の連携装置に、他の連携装置に接続されたデバイスの状態に基づいた動作を行わせることが可能となる。さらに、連携装置の接続対象は、同一の地域発電設備の連携装置に限られない。例えば、異なる地域発電設備の連携装置同士を接続することで、より広域の連携装置間でデバイス情報を交換することも可能となる。
[第4の実施形態]
上記した第1〜3の実施形態では、連携装置は、他の装置に対し、デバイス情報をそのまま送信し、HEMS側で具体の制御を行うものとして説明したが、連携装置が、HEMS側に、所定の修正を加えたデバイス情報を送信し、間接的にHEMSに所望の制御を行わせることも可能である。以下、このような機能を実現可能な第4の実施形態について図面を参照して説明する。
図17は、本発明の第4の実施形態の連携装置の詳細構成を示す機能ブロック図である。図3、図9に示した第1、第2の実施形態の連携装置との相違点は、連携装置300cに、デバイス情報作成部304と、地域内電力管理部305とが追加されている点と、デバイス通信部303c及びスタック管理部302cの動作に変更が加えられている点である。
デバイス通信部303cは、発電デバイスから受信した情報をスタック管理部302に送信する代わりに、地域内電力管理部305に送信する。
地域内電力管理部305は、オペレータによる指示(外部からの入力)と、デバイス通信部303cから取得した発電デバイス402の状態を管理する。オペレータによる指示としては、発電デバイス402とは異なる別の発電デバイスによる発電量や、HEMSが認識できない別の負荷デバイスの電力消費量等が挙げられる。
デバイス情報作成部304は、地域内電力管理部305にて管理されている情報に基づいて、スタック管理部302cが送信するデバイス情報を作成する。即ち、地域内電力管理部305及びデバイス情報作成部304が、外部からの入力に基づいて、前記エネルギー管理システムの制御対象外の発電設備又は蓄電設備の動作状態を修正する手段として機能することになる。
スタック管理部302cは、デバイス情報作成部304にて作成された情報をHEMS等に送信する。
続いて、本実施形態の動作について説明する。例えば、オペレータによる指示として、発電デバイス402とは異なる別の発電デバイスによる発電量が入力されているものとする。この場合、デバイス情報作成部304は、発電デバイス402の発電量に、別の発電デバイスによる発電量を加算したデバイス情報を作成する。
この結果、スタック管理部302cは、発電デバイス402の発電量に、別の発電デバイスによる発電量を加算したデバイス情報を送信することになる。このようなデバイス情報を受信したHEMS等は、受信したデバイス情報が、自機に接続された発電デバイス402の発電量であるものとして、その他機器を制御する。結果として、別の発電デバイスによる発電量の分だけ、余分に蓄電したり、負荷で消費したり、発電量を抑制したりといった制御が行われる。
また、例えば、オペレータによる指示として、HEMSが認識できない別の消費デバイスの電力消費量が入力されているものとする。この場合、デバイス情報作成部304は、発電デバイス402の発電量から、当該消費デバイスの電力消費量分を減算したデバイス情報を作成する。
この結果、スタック管理部302cは、発電デバイス402の実際の発電量から、前記別の消費デバイスによる消費電力量を減算したデバイス情報を送信することになる。このようなデバイス情報を受信したHEMS等は、受信したデバイス情報が、自機に接続された発電デバイス402の発電量であるものとして、その他機器を制御する。結果として、前記別の消費デバイスによる消費電力量の分だけ、余分に放電したり、負荷消費を抑制したり、発電量を増大したりといった制御が行われる。
以上のように、連携装置側で、意図的にデバイス情報を書き換えることにより、HEMSに所望の動作を行わせることも可能となる。なお、上記した説明では、発電デバイス402が接続されている連携装置300cにデバイス情報の変更機能を追加した例を挙げて説明したが、その他の種類のデバイスが接続された連携装置に、デバイス情報作成部304と、地域内電力管理部305を追加してもよい。
また、本実施形態では、地域単位での電力管理を行うために、地域内電力管理部305を設けているが、オペレータによる指示(外部からの入力)と、デバイス通信部303cから取得した発電デバイス402の状態とを管理するという同等の機能を提供するものであれば、地域内電力管理部という名称に限定されない。例えば、電力の管理が、HEMS等を管理する特定の主体(家庭や、事業者等)のグループ化したグループ単位で行われる場合、地域内電力管理部305に代えて、グループ内電力管理部と称する処理ユニットを配置することになる。
なお、図1、図2、図3、図9及び図17に示した連携装置の各部(処理手段)は、連携装置を構成するコンピュータに、そのハードウェアを用いて、上記した各処理を実行させるコンピュータプログラムにより実現することもできる。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形・置換・調整を加えることができる。例えば、各図面に示したネットワーク構成、各要素の構成、メッセージの表現形態は、本発明の理解を助けるための一例であり、これらの図面に示した構成に限定されるものではない。
最後に、本発明の好ましい形態を要約する。
[第1の形態]
(上記第1の視点による連携装置参照)
[第2の形態]
第1の形態の連携装置において、
前記第2のデバイスは、前記連携装置に、直接接続されているデバイスである連携装置。
[第3の形態]
第1又は第2の形態の連携装置において、
前記通信部は、前記複数のエネルギー管理システムに対して、子機として接続する連携装置。
[第4の形態]
第1から第3いずれか一の形態の連携装置において、
前記通信部は、前記複数のデバイスが前記エネルギー管理システムに接続する通信プロトコルと同一の通信プロトコルを用いて、前記エネルギー管理システムに対して接続する連携装置。
[第5の形態]
第1から第4いずれか一の形態の連携装置において、
前記通信部は、前記複数のエネルギー管理システムに対して、それぞれ異なる通信スタックを生成し、管理するスタック管理部を含む連携装置。
[第6の形態]
第5の形態の連携装置において、
前記スタック管理部は、所定の契機で事前に設定されたチャンネルに対してスキャンを行い、新規に発見されたエネルギー管理システムと通信するための通信スタックを生成し、管理する連携装置。
[第7の形態]
第1から第6いずれか一の形態の連携装置において、
前記通信部は、IEEE802.15.4系の通信プロトコルに対応し、前記複数のデバイスと同一のPAN(Personal Area Network)に接続する連携装置。
[第8の形態]
第1から第7いずれか一の形態の連携装置において、
IEEE802.15.4系の規格に定められた複数のチャンネルに対応する無線モジュールを複数搭載し、前記複数の無線モジュールを用いて、所定の間隔で、エネルギー管理システムをスキャンして接続する連携装置。
[第9の形態]
第1から第8いずれか一の形態の連携装置において、
前記エネルギー管理システムは、デバイスが、負荷装置、発電装置のいずれかであるかを識別可能であり、
前記エネルギー管理システムに対して、負荷装置、発電装置のいずれかであると認識させ、その動作状態を送信する連携装置。
[第10の形態]
第1から第9いずれか一の形態の連携装置において、
他の連携装置に、前記デバイスとして接続し、前記他の連携装置に対し、前記第2のデバイスの動作状態を送信する手段を備える連携装置。
[第11の形態]
第1から第10いずれか一の形態の連携装置において、
外部からの入力に基づいて、前記エネルギー管理システムの制御対象外の発電設備又は蓄電設備の動作状態を修正する手段を備える連携装置。
[第12の形態]
(上記第2の視点によるエネルギー管理ネットワーク参照)
[第13の形態]
(上記第3の視点によるエネルギー管理システムと外部デバイスの連携方法参照)
[第14の形態]
(上記第4の視点によるプログラム参照)
なお、上記第12〜第14の形態は、第1の形態と同様に、第2〜第11の形態に展開することが可能である。
なお、上記の特許文献および非特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
100、100−1〜100−M HEMS
110 無線通信部
120 制御部
201、201−1〜201−2 消費デバイス
202、202−1〜202−2、402 発電デバイス
203、203−1〜203−2、403 蓄電デバイス
300、300a、300b1、300b2、300c 連携装置
700、700−1〜700−3 無線PAN
301 無線モジュール
302、302a、302c スタック管理部
303、303c デバイス通信部
304 デバイス情報作成部
305 地域内電力管理部

Claims (13)

  1. 無線通信を介して、エネルギーを使用又は発生させる複数のデバイスの動作状態を取得する無線通信部と、前記複数のデバイスの動作状態に基づいて前記複数のデバイスのうちの少なくとも1つを制御する制御部とを備えるエネルギー管理システムに対し、デバイスとして接続する通信部と、
    第2のデバイスと通信し、前記第2のデバイスの動作状態を取得するデバイス通信部と、を備え、
    前記通信部は、複数のエネルギー管理システムに対して接続可能であり、前記複数のエネルギー管理システムに対して、前記第2のデバイスの動作状態を送信する連携装置であって、
    前記通信部は、前記複数のエネルギー管理システムに対して、それぞれ異なる通信スタックを生成し、管理するスタック管理部を含む連携装置。
  2. 前記スタック管理部は、所定の契機で事前に設定されたチャンネルに対してスキャンを行い、新規に発見されたエネルギー管理システムと通信するための通信スタックを生成し、管理する請求項の連携装置。
  3. 無線通信を介して、エネルギーを使用又は発生させる複数のデバイスの動作状態を取得する無線通信部と、前記複数のデバイスの動作状態に基づいて前記複数のデバイスのうちの少なくとも1つを制御する制御部とを備えるエネルギー管理システムに対し、デバイスとして接続する通信部と、
    第2のデバイスと通信し、前記第2のデバイスの動作状態を取得するデバイス通信部と、を備え、
    前記通信部は、複数のエネルギー管理システムに対して接続可能であり、前記複数のエネルギー管理システムに対して、前記第2のデバイスの動作状態を送信する連携装置であって、
    前記通信部は、IEEE802.15.4系の通信プロトコルに対応し、前記複数のデバイスと同一のPAN(Personal Area Network)に接続する連携装置。
  4. 無線通信を介して、エネルギーを使用又は発生させる複数のデバイスの動作状態を取得する無線通信部と、前記複数のデバイスの動作状態に基づいて前記複数のデバイスのうちの少なくとも1つを制御する制御部とを備えるエネルギー管理システムに対し、デバイスとして接続する通信部と、
    第2のデバイスと通信し、前記第2のデバイスの動作状態を取得するデバイス通信部と、を備え、
    前記通信部は、複数のエネルギー管理システムに対して接続可能であり、前記複数のエネルギー管理システムに対して、前記第2のデバイスの動作状態を送信する連携装置であって、
    IEEE802.15.4系の規格に定められた複数のチャンネルに対応する無線モジュールを複数搭載し、前記複数の無線モジュールを用いて、所定の間隔で、エネルギー管理システムをスキャンして接続する連携装置。
  5. 無線通信を介して、エネルギーを使用又は発生させる複数のデバイスの動作状態を取得する無線通信部と、前記複数のデバイスの動作状態に基づいて前記複数のデバイスのうちの少なくとも1つを制御する制御部とを備えるエネルギー管理システムに対し、デバイスとして接続する通信部と、
    第2のデバイスと通信し、前記第2のデバイスの動作状態を取得するデバイス通信部と、を備え、
    前記通信部は、複数のエネルギー管理システムに対して接続可能であり、前記複数のエネルギー管理システムに対して、前記第2のデバイスの動作状態を送信する連携装置であって、
    外部からの入力に基づいて、前記エネルギー管理システムの制御対象外の発電設備又は蓄電設備の動作状態を修正する手段を備える連携装置。
  6. 前記第2のデバイスは、前記連携装置に、直接接続されているデバイスである請求項1から5いずれか一の連携装置。
  7. 前記通信部は、前記複数のエネルギー管理システムに対して、子機として接続する請求項1から6いずれか一の連携装置。
  8. 前記通信部は、前記複数のデバイスが前記エネルギー管理システムに接続する通信プロトコルと同一の通信プロトコルを用いて、前記エネルギー管理システムに対して接続する請求項1からいずれか一の連携装置。
  9. 前記エネルギー管理システムは、デバイスが、負荷装置、発電装置のいずれかであるかを識別可能であり、
    前記エネルギー管理システムに対し、負荷装置、発電装置のいずれかであると認識させ、その動作状態を送信する請求項1から8いずれか一の連携装置。
  10. 他の連携装置に、前記デバイスとして接続し、前記他の連携装置に対し、前記第2のデバイスの動作状態を送信する手段を備える請求項1から9いずれか一の連携装置。
  11. 無線通信を介して、エネルギーを使用又は発生させる複数のデバイスの動作状態を取得する無線通信部と、前記複数のデバイスの動作状態に基づいて前記複数のデバイスのうちの少なくとも1つを制御する制御部とを備えるエネルギー管理システムと、
    前記エネルギー管理システムに対し、デバイスとして接続する通信部と、第2のデバイスと通信し、前記第2のデバイスの動作状態を取得するデバイス通信部と、を備え、前記通信部は、複数のエネルギー管理システムに対して接続可能であり、前記複数のエネルギー管理システムに対して、前記第2のデバイスの動作状態を送信する連携装置と、
    を含むエネルギー管理ネットワークであって、
    前記連携装置の前記通信部は、前記複数のエネルギー管理システムに対して、それぞれ異なる通信スタックを生成し、管理するスタック管理部を含む連携装置。
  12. 無線通信を介して、エネルギーを使用又は発生させる複数のデバイスの動作状態を取得する無線通信部と、前記複数のデバイスの動作状態に基づいて前記複数のデバイスのうちの少なくとも1つを制御する制御部とを備える複数のエネルギー管理システムに接続可能な連携装置が、
    前記複数のエネルギー管理システムに対して、それぞれデバイスとして接続するステップと、
    第2のデバイスと通信し、前記第2のデバイスの動作状態を取得するステップと、
    前記複数のエネルギー管理システムに対し、前記第2のデバイスの動作状態を送信するステップと、
    前記複数のエネルギー管理システムに対して、それぞれ異なる通信スタックを生成し、管理するステップと、
    を含むエネルギー管理システムと外部デバイスの連携方法。
  13. 無線通信を介して、エネルギーを使用又は発生させる複数のデバイスの動作状態を取得する無線通信部と、前記複数のデバイスの動作状態に基づいて前記複数のデバイスのうちの少なくとも1つを制御する制御部とを備える複数のエネルギー管理システムに接続可能なコンピュータに、
    前記複数のエネルギー管理システムに対して、それぞれデバイスとして接続する処理と、
    第2のデバイスと通信し、前記第2のデバイスの動作状態を取得する処理と、
    前記複数のエネルギー管理システムに対し、前記第2のデバイスの動作状態を送信する処理と、
    前記複数のエネルギー管理システムに対して、それぞれ異なる通信スタックを生成し、管理する処理と、
    を実行させるプログラム。
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