JP6724275B2 - 炊飯器 - Google Patents
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Description
本発明は、本体内部に収容する被炊飯物を大気圧よりも低い減圧状態にするために、密閉された本体内部の気体をポンプで吸込む炊飯器に関する。
本体内部に収容した被炊飯物を減圧状態にするために、炊飯や保温の際に真空ポンプを動作させて、蓋体で密閉された本体内部の気体を器外に排出する炊飯器が知られている。こうした減圧手段を備えた炊飯器は、真空ポンプで発生する排気音(ジュルジュル音)を低減させるために、真空ポンプからの排出経路の途中に拡張した静音室を設けており、その具体的な構造が特許文献1などに開示されている。
上記特許文献1では、排出経路の途中に取付けられる拡張容器の開口を別部品の蓋で覆い、その蓋をネジや爪で固定することで、静音室の内部を密閉状態に保つ構造となっている。しかし、そのためには蓋を別部品で容器に組み付けて固定させることが必要であり、組立て工数が増加する上に、使用する部品が増えて欠品などの可能性があった。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、静音室を簡単な構成にして部品点数を削減し、組立て性を改善できる炊飯器を提供することをその目的とする。
本発明は、本体と、前記本体内部を密閉する蓋体と、前記本体内部に収容した被炊飯物を大気圧よりも低い減圧状態にする減圧手段と、を備え、前記減圧手段は、前記本体内部の気体を吸込んで排出するポンプと、前記ポンプからの排気音を低減させる静音室と、を備えた炊飯器において、前記静音室は、前記蓋体の構成部品に形成される容器と、前記容器とセルフヒンジを介して一体に連接され、当該容器の開口を覆う蓋と、により構成され、前記構成部品に蓋体補強部材を取付けた状態で、前記蓋体補強部材が前記蓋を押付ける構成としたことを特徴とする。
本発明によれば、静音室を構成する容器と蓋がセルフヒンジで連接されるため、蓋を別部品で容器に組み付けなくても、セルフヒンジを中心に蓋を回動させるだけで、容器の開口を蓋で塞ぐことができ、そこから容器を形成した蓋体の構成部品に蓋体補強部材を取付けると、その蓋体補強部材が容器の開口側に蓋を押付けて、爪やネジを用いることなく、蓋体補強部材の取付けを利用して静音室の内部の密閉を保つことができる。したがって、静音室を簡単な構成にして部品点数を削減し、炊飯器としての組立て性を改善できる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明における炊飯器の好ましい実施例を説明する。
図1〜図3は、本実施例の炊飯器の基本的な構成を示すものある。これらの各図において、炊飯器の外郭をなす本体1は、その上面と上側面を構成する上枠2と、側面を構成するほぼ筒状の外枠3とにより形成される。外枠3の下方にある底部開口は底板4で覆われる。上枠2や底板4は、PP(ポリプロピレン)などの合成樹脂で形成される一方で、外枠3は、清掃性や外観品位を向上させるために、例えばステンレスなどの金属部材で形成される。また、上枠2の上面内周部から垂下され、上枠2と一体化したPPなどの合成樹脂で形成されるほぼ筒状の鍋収容部6と、この鍋収容部6の下面開口を覆って設けられ、PET(ポリエチレンテレフタレート)などの合成樹脂で形成される内枠8とにより、後述する鍋11を収納する有底筒状で非磁性材料からなる鍋収容体9が形成される。
鍋収容体9内には、米や水などの被炊飯物や、後述する麺類や水などの被調理物を収容する有底筒状の鍋11が着脱自在に収容される。鍋11は、熱伝導性のよいアルミニウムを主材料とした鍋本体12と、この鍋本体12の外面の側面下部から底面部にかけて接合されたフェライト系ステンレスなどの磁性金属板からなる発熱体13とにより構成される。
鍋11の上端周囲には、その外周側に延出する円環状のフランジ部14が形成される。フランジ部14の下面は、本体1の内部で鍋収容体9に鍋11を収容したときに鍋収容体9の上面に載置され、鍋11が鍋収容体9に吊設される。従って、鍋11と鍋収容体9の上端における隙間が殆どない構成となる。但し、図示していないが、鍋11の持ち手部となるフランジ部14の一部は非接触にし、部分的に隙間を形成することで、鍋11の外面に水が付着した状態で炊飯したときに、当該隙間から蒸気が排出されるようにしてある。
内枠8の外面の発熱体13に対向する側面下部および底面部には、鍋11の特に底部を電磁誘導加熱する鍋加熱手段としての加熱コイル16が設けられる。この加熱コイル16に高周波電流を供給すると、加熱コイル16から発生する交番磁界によって発熱体13が発熱し、炊飯時や保温時に鍋11ひいては鍋11内の被炊飯物や被調理物を加熱するようになっている。
また、内枠8の底部中央部には、鍋11の底部外面と弾発的に接触するように、鍋温度検出手段としてサーミスタ式の鍋温度センサ17が配置される。鍋温度センサ17は、鍋11の温度を検出するもので、加熱コイル16による鍋11の底部の加熱温度を主に温度管理する。炊飯時と保温時には、加熱コイル16で鍋11を加熱するが、保温時には鍋11の底部に接触させた鍋温度センサ17の検出温度に応じて、加熱コイル16の加熱量を調節し、鍋11を一定温度に保持する構成になっている。
鍋収容体9の上端には、鍋11の側面上部、特にフランジ部14を加熱するためのコードヒータ18が円環状に配置される。このコードヒータ18は、例えば電熱式ヒータで構成されればよい。
21は、鍋収容体9に鍋11を収容した状態で、本体1ひいては鍋11の上面開口を塞ぐ開閉可能な蓋体である。この蓋体21は、蓋体21の上面外殻をなす外観部品としての外蓋22と、蓋体21の内面である下面を形成する外蓋カバー23とにより構成される。外蓋カバー23には、ステンレスやアルミニウムをアルマイトした金属製の放熱板24が設けられ、放熱板24の上面には、蓋加熱手段としての蓋ヒータ25が設けられる。蓋ヒータ25は、例えばコードヒータなどの電熱式ヒータでもよいし、電磁誘導加熱式による加熱コイルでもよい。
放熱板24の外側すなわち下側には、内蓋組立体26が着脱可能に設けられる。この内蓋組立体26は、ステンレスやアルミニウムをアルマイトした金属製の内蓋27と、鍋11と内蓋27との隙間を塞ぐために、内蓋27の外側全周に設けられ、シリコーンゴムやフッ素ゴムなどの弾性部材からなる蓋パッキン28とを備える。内蓋27と蓋パッキン28とはパッキンベース29で一体化されることで、外蓋カバー23の内面に内蓋組立体26が着脱可能に設けられる。環状に形成された蓋パッキン28は、蓋体21を閉じたときに、鍋11のフランジ部14上面に当接して、鍋11と内蓋27との間の隙間を塞ぎ、被炊飯物から発生する蒸気を密閉する密閉空間30を、本体1ひいては鍋11の内部に形成するものである。放熱板24には、蓋体21に装着される内蓋27の温度を検知する蓋温度検出手段として、蓋ヒータ25による内蓋27の温度管理を行うためのサーミスタ式の蓋温度センサ31が設けられる。
本体1の後方には、蓋体21と連結するヒンジ32が設けられる。このヒンジ32は、蓋体21と共に回動するヒンジシャフト33と、このヒンジシャフト33に装着され、蓋体21を常時開方向に付勢するヒンジバネ34と、により構成され、蓋体21の前方上面に露出して配設した蓋開ボタン35を押すと、蓋体21と本体1との係合が解除され、蓋体21がヒンジシャフト33を中心として本体1の後方へ自動的に開く構成となっている。その他に蓋体21には、炊飯時に鍋11内部の被炊飯物から発生する蒸気を蓋体21の外部へ導くために、鍋11の内部空間と炊飯器の外部とを連通させる蒸気経路37を備えた蒸気口38が着脱可能に配設される。
本体1の内部前方には、加熱制御手段39が設けられる。この加熱制御手段39は、加熱手段である加熱コイル16を駆動させるための発熱素子(図示せず)を基板に備えて構成される。この加熱コイル16を駆動する素子は、加熱コイル16の発振とともに加熱されるが、動作状態を保証する使用条件温度を有するので、一定温度以下で使用する必要がある。そのために、加熱コイル16を駆動する素子は、例えばアルミニウムのような熱伝導性が良好な材料で構成されるフィン状の放熱器40に熱的に接続され、冷却手段である冷却ファン41から発する風を放熱器40に当てて熱を奪うことにより、使用条件温度内で素子を駆動するようにしている。
本体1の内底部には、底板4に形成した排気口(図示せず)の近傍に位置して、外部センサ42が配設される。外部センサ42は、排気口中央部の空中(環境)温度を検出する外部温度検出手段に相当するもので、本実施例では炊飯開始時に、鍋温度センサ17による鍋11の検出温度だけでなく、外部センサ42による炊飯器外部の検出温度に基づき、制御手段たる加熱制御手段39が加熱コイル16の加熱量を制御する構成となっている。
本体1の正面部には操作パネル43が設けられている。この操作パネル43の内側には、時刻や選択した炊飯コースや調理コースを表示するLCD44や、各種の動作を指示するための操作ボタン45などを配置した基板が配設される。なお、操作パネル43は蓋体21の上面側に設けてもよい。
46は、内蓋組立体26を含む蓋体21を閉じたときに、鍋11内部に形成される密閉空間30の気体すなわち空気を炊飯器の外部に排出して、鍋11内を減圧するための減圧手段である。この減圧手段46は、蓋体21の後方に設けた減圧駆動源としてのポンプ47と、密閉空間30とポンプ27との間を連通させる空気吸込み経路48と、ポンプ47と炊飯器の外部とを連通させる空気排出経路49とを備えており、空気吸込み経路48の途中には、必要に応じて当該空気吸込み経路48を開閉する開閉弁50が配設される。なお、真空ポンプとしてのポンプ47を蓋体21にではなく、本体1の例えば内部後方に設けてもよい。また、ポンプ47の数は一つに限定されず、複数備えたものでも構わない。
空気吸込み経路48および空気排出経路49は、何れも可撓性のシリコーンチューブにより構成される。略円筒状をなすポンプ47の一端には、吸気口51と排気口52がそれぞれ設けられ、空気吸込み経路48の一端は、内蓋27に設けた穴(図示せず)に接続すると共に、空気吸込み経路48の他端は、ポンプ47の吸気口51に接続する。また、空気排出経路49の一端は、ポンプ47の排気口52に接続すると共に、空気排出経路49の他端は、蓋体21に設けた穴(図示せず)に接続する。
本体1の内部には、蒸気口38と密閉空間30との間の蒸気経路37を開閉するボール状の調圧弁55を備えた調圧部56が設けられる。また、蓋体21の内部には、調圧弁55を動かして鍋11の内圧を調節するソレノイドユニット57が設けられており、ソレノイドユニット57の非通電状態では、その先端可動部を進出位置に保持して、調圧弁55を蒸気経路37から退避させる一方、ソレノイドユニット57の通電状態では、その先端可動部を退避させ、調圧弁55を蒸気経路37に自重で転動させることで、当該蒸気経路37を塞いで鍋11内の密閉空間30を密閉状態に維持する構成となっている。
また、炊飯開始直後のひたしや、炊飯終了後の保温の際に、調圧弁55が蒸気経路37を塞いだ状態で、後述する加熱制御手段39からの駆動信号によって減圧手段46のポンプ47を運転させ、且つ開閉弁50を空気吸込み経路48から退避させると、密閉状態にある鍋11内部の空気が、内蓋27に設けた穴24、空気吸込み経路48を順に通過して、ポンプ47の吸気口51に吸込まれる。ポンプ47に吸込んだ空気は、ポンプ47の排気口52から、空気排出経路49、蓋体21の穴を順に介して、炊飯器の外部へ放出され、鍋11内の密閉空間30が大気圧よりも低い気圧に減圧されるようになっている。
蓋体21には、係止手段に相当するクランプ58が配置される。このクランプ58は、蓋体21の内部に設けた軸としてのクランプシャフト59を中心として、外蓋カバー23に対し回転自在に軸支される。蓋体21の内部には、クランプ58の基端部を蓋開ボタン35側に付勢するバネなどのクランプ付勢手段(図示せず)が設けられ、これにより蓋開ボタン35を常時上方に押し上げる力が作用するようになっている。
クランプ58は、蓋開ボタン35が取り付けられる基端部58Aに対して、反対側の先端部に本体1の内方側へ延出する略L字状の係合部(図示せず)が形成される。そして、蓋体21を本体1側に閉じようとすると、クランプ付勢手段の付勢力により、クランプ58がクランプシャフト59を中心軸として回転し、クランプ58の係合部が上枠2のクランプ受け(図示せず)に係合することで、本体1に対し蓋体21が閉状態に保持される。反対に蓋体21を開く場合には、クランプ付勢手段の付勢力に抗して蓋開ボタン35を押動操作し、クランプ58の基端部58Aを下方に押下げてクランプ58を逆方向に回転させると、クランプ58の係合部と上枠2のクランプ受けとの係合を解除できる構成となっている。
蓋体21のベース材である外蓋カバー23には、左右に分割した対をなす蓋体補強部材としての蓋体補強板61,62が配置される。この蓋体補強板61,62は蓋体21の強度を補うためのものであって、合成樹脂製の外蓋カバー23よりも高い剛性を有する例えば金属材料で構成され、外蓋カバー23の両側面に沿って、蓋体21の前後方向に延びた略直線状の形状をなす。また蓋体補強板61,62は、例えばネジ63などの止着部材によって外蓋カバー23に固定される構造を有する。
蓋体補強板61,62の前側には、前記クランプシャフト59が貫通する孔64が設けられ、この孔64にクランプシャフト59の各端部を貫通させることで、クランプシャフト59が蓋体補強板61,62と連結される。また、蓋体補強板61,62の後側には、ヒンジシャフト33が貫通する孔75が設けられ、この孔65にヒンジシャフト33の両端を貫通させることで、クランプシャフト59のみならずヒンジシャフト33も蓋体補強板61,62と連結される。ヒンジシャフト33やクランプシャフト59は、何れも蓋体21ひいては炊飯器の左右方向に配置された金属製の部材であり、これらの部材と蓋体補強板61,62との組み合わせにより、効果的な補強がなされる。
続いて、本実施例の炊飯器における種々の特徴部分について、図4〜図14を参照して詳しく説明する。
図4および図5は、減圧手段46を構成する静音室71とその周辺の構成を示している。空気排出経路49よりもその断面積が拡張した静音室71は、ポンプ47の排気口52につないだ空気排出経路49の途中に設けられ、外蓋カバー23の一部としてその内底面に一体に形成される有底状の拡張容器72と、拡張容器72の上部開口を塞ぐ蓋73と、拡張容器72と蓋73とを連接する薄肉状のセルフヒンジ74と、により構成される。したがって、ここでは外蓋カバー23を含んで、拡張容器72と蓋73が一体の部品で構成され、セルフヒンジ74を中心に、図4に示す矢印Xの方向に蓋73を回動させるだけで、容器72の開口を蓋73で簡単に塞ぐことができる。
静音室71には図示しないが、その内部空間が空気排出経路49と連通するように、ポンプ47の排気口52に繋がる入口と、炊飯器の外部へ繋がる出口がそれぞれ設けられる。また、静音室71内の空気の移動方向に対して直交する垂直面の断面積は、空気排出経路49の断面積よりも大となるように形成される。
外蓋カバー23には、内底面から上方に突出するネジ止め用のボス76が複数個配設される。これらのボス76に合せて、蓋体補強板61,62には複数個の貫通孔77が開口形成され、それぞれの貫通孔77をボス76の位置に一致させて、蓋体補強板61,62の上側から貫通孔77を挿通して、ボス76のネジ孔にネジ63を螺着することで、蓋体21内部の所定の箇所に蓋体補強板61,62が取付け固定される。
静音室71の近傍に取付けられる蓋体補強板61には、蓋73の上面に当接するL字状の押当て片78が一体的に形成されており、前述のネジ63で蓋体補強板61を外蓋カバー23に取付け固定すると、蓋体補強板61の押当て片78が拡張容器72の開口側に蓋73を密着状態で押付けて固定させ、それにより静音室73内部の密閉が保たれる。したがって本実施例では、外蓋カバー23に対する蓋体補強板61の取付け作業と、拡張容器72の開口を蓋73で密閉する作業が同時に行われ、従来のようなネジや爪による拡張容器72と蓋73との固定構造を不要にできる。
そして上記構成では、鍋11の内部に収容したご飯の保温中に、調圧弁55が蒸気経路37を塞いだ状態でポンプ47を運転すると、鍋11内の空気の量が減って、酸化によるご飯の黄ばみや臭いを防ぐことができるが、鍋11内の空気には、ご飯から出る水蒸気が多く含まれているので、ポンプ47から空気が排出されるまでの間に冷やされて結露し、この結露水がポンプ47を通過しながら、ジュルジュルと音を発生させる現象が起きる。そこで本実施例では、空気排出経路49の途中に上述した静音室71を設けることで、ポンプ47で発生したジュルジュル音が静音室71に達すると、空気排出経路49よりも広い断面積を有する静音室71内で音が拡張すると共に、静音室71内の入口から出口に向かう音の進行波に対して、音の反射波が干渉することで、音の力が減衰するので、発生したジュルジュル音を静音室71により低減させることができる。
以上のように本実施例では、本体1と、本体1の内部を密閉する開閉自在な蓋体21と、本体1の内部に収容した被炊飯物を大気圧よりも低い減圧状態にする減圧手段46と、を備え、前記減圧手段46は、本体1の内部の気体である空気を吸込んで排出するポンプ47と、前記ポンプ47からの排気音を低減させる静音室71と、を備えた炊飯器において、静音室71は、蓋体21の構成部品となる外蓋カバー23に形成される容器としての有底状の拡張容器72と、拡張容器72とセルフヒンジ74を介して一体に連接され、拡張容器72の開口を覆う蓋73と、により構成され、外蓋カバー23に蓋体補強部材となる蓋体補強板61を取付けた状態で、その蓋体補強板61が蓋73を押付けて、拡張容器72の開口を密閉する構成となっている。
この場合、静音室71を構成する拡張容器72と蓋73がセルフヒンジ74で連接されるため、蓋73を別部品で拡張容器72に組み付けなくても、セルフヒンジ74を中心に蓋73を回動させるだけで、拡張容器72の開口を蓋73で塞ぐことができ、そこから拡張容器72を形成した外蓋カバー23に蓋体補強板61を取付けると、その蓋体補強板61が拡張容器72の開口側に蓋73を押付けて、爪やネジを用いることなく、蓋体補強板61の取付けを利用して静音室71の内部の密閉を保つことができる。したがって、炊飯器として静音室71を簡単な構成にして部品点数を削減し、組立て性を改善できる。
次に、ポンプ47の取付け性を改善した好ましい例を、図6および図7で説明する。これらの各図において、81は外蓋カバー23の内底面より上方に突出する一対の固定ピンである。固定ピン81は、同じく外蓋カバー23の内底面上に横置きされるポンプ47の左右両側にそれぞれ配置され、その上端には抜け止め部としてのフック82が形成される。断面筒状をなすポンプ47の下部には、各々の固定ピン81に向けて水平方向に延出する係合片83が一体的に形成される。
固定ピン81には、弾性体となる筒状のゴムブッシュ84が配設される。ゴムブッシュ84は、固定ピン81を含む外蓋カバー23やポンプ47の係合片82よりも柔軟な部材により構成され、外側面には係合片82を受け入れる凹部85が形成される。固定ピン81にゴムブッシュ84を装着した状態では、ゴムブッシュ84がフック82に突き当たって、固定ピン81から抜け出さないようになっている。
そして本実施例では、予めポンプ47の左右両側に突出する係合片82に、ゴムブッシュ84の凹部85をそれぞれ係合させた状態で、外蓋カバー23と一体に設けた各固定ピン81に、外蓋カバー23の上側からゴムブッシュ84を差し込むだけで、固定ピン81の間の所定位置にポンプ47を取付け固定することができる。また、固定ピン81のフック82を乗り越える位置にまで、ゴムブッシュ84を固定ピン81に差し込むと、フック82が固定ピン81の抜け止めとして作用するので、ポンプ47が外蓋カバー23にゴムブッシュ84を介して確実に固定される。そのため、ポンプ47の動作時の振動をゴムブッシュ84で緩和しつつ、蓋21の開閉などに伴い、ゴムブッシュ84やポンプ47が外蓋カバー23から脱落するのを防ぐことができる。
ところで従来、真空ポンプの固定は、ネジ締めによるものや、片側を差し込み、もう片側をピンに差し込んで固定する方法が知られていたが、何れも確実に固定されているか否かを確認する必要が有り、真空ポンプの取付け性の改善が望まれていた。
この点について本実施例では、外蓋カバー23と一体に形成した固定ピン81に、予めポンプ47を装着したゴムブッシュ84を差し込むだけで、
固定ピン81に設けたゴムブッシュ84の抜け止め用のフック82で、ポンプ47を固定する構成となっている。したがって、ゴムブッシュ84を付加しただけの簡単な構成でありながら、ゴムブッシュ84を介してポンプ47を外蓋カバー23に確実に固定して、外蓋カバー23に対するポンプ47の取付け性を改善できる。
固定ピン81に設けたゴムブッシュ84の抜け止め用のフック82で、ポンプ47を固定する構成となっている。したがって、ゴムブッシュ84を付加しただけの簡単な構成でありながら、ゴムブッシュ84を介してポンプ47を外蓋カバー23に確実に固定して、外蓋カバー23に対するポンプ47の取付け性を改善できる。
次に、図8と図9に基づき、炊飯器の内釜となる鍋11に取外し可能な取手91を設けた例を説明する。これらの各図において、取手91は、鍋11と同等以上の耐熱性を有し、鍋11よりも熱が伝わりにくく柔軟で、多少の伸縮性を有するシリコーンゴムや樹脂などの素材からなり、鍋11のフランジ部14より下方にある筒状の胴体92に着脱可能な円筒部93と、この円筒部93の上端周囲に形成され、円筒部93よりも外周側に延出する円環状の持ち手94と、により構成される。
前述のように、炊飯時や保温時には、鍋11が加熱されて高温になっており、炊飯器のお手入れは本体1や鍋11を冷ましてから行なうことが推奨されている。しかし、鍋11を持ち上げたりする時間は数秒であると考えられるため、使用者はミトンや布巾を使わずに鍋11を持ち上げたりすることも十分考えられるため、簡単な構造でありながら、鍋11を触れずに持ち上げたりできる工夫が求められていた。
そこで本例では、鍋11の側部となる胴体92外周を囲む円筒部93と、鍋11のフランジ部14の底面に接し、そのフランジ部14の底面の延長線上に延びる持ち手94と、により構成される取手91を、鍋11に対して着脱可能に設けている。
この場合、鍋11の胴体92外周を円筒部93が取り囲み、且つ鍋11のフランジ部14の底面に持ち手94が接した状態で、鍋11に取手91を取付けることができ、フランジ部14の底面より外周側に延びた持ち手94に指を掛けて、フランジ部14を触れずに鍋11を持ち上げたりすることが可能となる。
また取手91は、鍋11と同様に耐熱性に優れ、鍋11よりも熱が伝わりにくく、多少の伸縮性を有するシリコーンゴムや樹脂などの材料で形成されるため、鍋11に対して取手91を簡単に着脱することができ、鍋11からの熱を取手91に伝わりにくくすることができる。
さらに、取手91の取付けと取外しは、鍋11の底部から行なう構造となっており、簡単に取手91を着脱することが可能になる。
次に、蓋体21のダンパー式開閉機構について、図10〜図13を参照しながら詳しく説明する。
図10は、本実施例の蓋体21を閉じた状態でのダンパー式開閉機構101を示している。ダンパー式開閉機構101は、何れも金属製の本体側カム102および蓋体側カム103と、付勢手段となるコイルバネ104とにより構成される。本体側カム102は、本体1の補強板105と一体に設けられ、ヒンジシャフト33が非接触に貫通する孔102Aと、蓋体側カム103に向けて凹凸状に形成されるカム面102Bとを有する。これに対して蓋体側カム103は、ヒンジシャフト33が接触して貫通し、ヒンジシャフト33の外形に合せた小判形状を有する孔103Aと、本体側カム102に向けて凹凸状に形成されるカム面103Bとを有する。コイルバネ104は、ヒンジシャフト33の端部を支える外蓋カバー23の支え板106と、蓋体21と共に回動する蓋体側カム103との間に設けられ、蓋体21の開閉動作に伴い、本体側カム102と蓋体側カム103との間で摺動による摩擦力を発生させるために、蓋体側カム103を本体側カム102に押付ける方向に常時付勢している。
そして本実施例では、蓋体側カム103をヒンジシャフト33に取付けることで、外蓋カバー23ひいては蓋体21に固定された蓋体側カム103が、蓋21の開閉と共に回動し、コイルばね104の荷重により、本体側カム102に押付けられた蓋体側カム103のカム面103Bが、本体側カム102の傾斜したカム面102Bを乗り上げることで、蓋体21の開閉に対する摩擦力が発生する。図13は、この摩擦力と蓋体21の開閉角度との関係を示しており、本実施例ではカム面102B,103Bの形状により、本体1に対して蓋体21が開くに従って、任意の角度から摩擦力が次第に増加し始めるように設計される。
ところで従来の炊飯器は、蓋体のダンパー式開閉機構の多くが、オイルダンパーを使用していた。しかし、オイルダンパーは使用環境温度の影響を受けやすく、特に炊飯器のような高温環境下での使用は、蓋体を開閉する際にトルク変化の可能性があるため、オイルダンパーの使用位置に十分注意する必要があった。
これに対して本実施例では、使用環境温度の影響を受けないダンパー式開閉機構101を提供するために、金属製のカムとなる本体側カム102および蓋体側カム103と、これらのカムの間で蓋体21の開閉に伴う摩擦力を発生させる付勢手段としてのコイルばね104と、によりダンパー式開閉機構101を構成している。
こうしたダンパー式開閉機構101であれば、高温環境下で使用した場合でも、蓋体21の開閉に対する摩擦力には変化がなく、本体側カム102のカム面102Bや、蓋体側カム103のカム面103Bの形状を変更するだけで、摩擦力が次第に増加し始める蓋体21の角度や、蓋体21を開閉する際のトルク(摩擦力)を容易に調整できる。
次に、上記炊飯器の制御系統について、図14を参照しながら説明する。加熱制御手段39は、鍋温度センサ17、蓋温度センサ31および外気センサ42からの各温度情報や、操作ボタン45からの操作信号などを受け付けて、炊飯時、保温時および調理時に、鍋11の底部を加熱する加熱コイル16と、鍋11の側部を加熱するコードヒータ18と、蓋体21を加熱する蓋ヒータ25とを各々制御するとともに、蓋体21の内部に設けたソレノイド57や、LCD44を含む表示手段112を各々制御するものである。特に本実施例の加熱制御手段39は、鍋温度センサ17と外気センサ42の検出温度に基づいて主に加熱コイル16が制御されて鍋11の底部を温度管理し、蓋温度センサ31の検出温度に基づいて主に蓋ヒータ25が制御されて放熱板24ひいては内蓋27を温度管理するようになっている。加熱制御手段39は、記憶手段113に記憶された加熱量や加熱時間、制御温度が異なる複数の加熱パターンなどの他に、プログラムの制御シーケンス上の機能として、炊飯時に鍋11内の被炊飯物を炊飯加熱する炊飯制御手段115と、保温時に鍋11内のご飯を所定の保温温度に保温加熱する保温制御手段116と、調理時に鍋11内の被調理物を調理加熱する調理制御手段117とを備えている。
加熱制御手段39の出力側に設けられる加熱コイル駆動手段121は、加熱制御手段39からの制御信号を受けて、加熱コイル16に所定の高周波電流を供給する高周波インバータ回路などを内蔵するものである。またこれとは別に、加熱制御手段39の出力側には、加熱制御手段39からの制御信号を受けて、放熱板24や内蓋27を加熱するように蓋ヒータ25を駆動させる蓋ヒータ駆動手段122と、コードヒータ18を駆動させるコードヒータ駆動手段123と、ソレノイド57をオンまたはオフにするソレノイド駆動手段124と、表示手段112を駆動させる表示駆動手段125が各々設けられる。炊飯制御手段115による炊飯時、保温制御手段116による保温時、および調理制御手段117による調理時には、鍋温度センサ17と蓋温度センサ31と外気センサ42からの各温度検出により、加熱コイル16による鍋11の底部への加熱と、コードヒータ18による鍋11の側面への加熱と、蓋ヒータ25による蓋体21への加熱が行われるように構成する。また、炊飯制御手段115による炊飯が終了し、鍋11内の被炊飯物がご飯として炊き上がった後は、保温制御手段116による保温に自動的に移行し、鍋温度センサ17の検知温度に基づき、加熱コイル16やコードヒータ18による鍋11への加熱を調節することで、鍋11内のご飯を所定の保温温度(約70〜76℃)に保温するように構成している。
また本実施例では、操作ボタン43により複数の炊飯コースや調理コースの中から、一つの炊飯コースまたは調理コースを選択すると、その選択された炊飯コースまたは調理コースが、表示手段112に表示されると共に、引き続き操作ボタン43により炊飯の開始を指示すると、当該選択された炊飯コースまたは調理コースに対応した一つの加熱パターンが記憶手段113から抽出され、その加熱パターンに基づいて、炊飯制御手段115が鍋11内の被炊飯物に対する炊飯加熱を制御し、または調理制御手段117が鍋11内の被調理物に対する調理加熱を制御する。そして炊飯制御手段115は、操作ボタン43による炊飯開始の指示を受けて、鍋11に投入した米の吸水を促進させる浸しと、被炊飯物の温度を短時間に沸騰まで上昇させる加熱と、被炊飯物の沸騰状態を継続させる沸騰継続と、被炊飯物をドライアップ状態のご飯に炊き上げる炊き上げと、ご飯を焦がさない程度の高温に維持するむらしの各行程(ステップ)を順に実行して、鍋11内部の被炊飯物に対する加熱を制御する構成となっている。
したがって、鍋11内に被炊飯物として米および水を入れ、これを本体1の鍋収容体9にセットした後、蓋体21を閉じてコース選択のために操作ボタン43を操作すると、記憶手段113に記憶する複数の炊飯コースに対応した加熱パターンの中から、一つの所望する炊飯コースの加熱パターンが抽出される。その後、炊飯開始を指示するために炊飯キー16aを操作すると、その抽出された加熱パターンに基づき、制御手段39に組み込まれた炊飯制御手段115による炊飯動作が開始する。
ところで従来は、鍋温度センサによる鍋の検出温度だけで加熱コイルの加熱量を制御していたため、加熱制御のファクターが少なく、使用環境温度によっては炊飯性能に影響が出る懸念があった。
そこで本実施例では、炊飯器としての炊き上り性能と省エネルギー性能を向上させる目的で、特に外気センサ42で検出した炊飯器外部の温度と、鍋温度センサ17が検出した鍋11の温度との温度差を利用して、炊飯開始直後の浸し時に加熱コイル16の加熱量を強弱させるように、炊飯制御手段115が加熱コイル16を制御する構成となっている。
具体的には、例えば鍋11の温度が低く、外気(本体1の雰囲気)温度が高い場合は、外気センサ42の検出温度と鍋温度センサ17の検出温度との差が大きいので、炊飯初期の浸し時に加熱コイル16による鍋11への加熱量を強めにし、逆に外気センサ42の検出温度と鍋温度センサ17の検出温度との差が小さい場合は、炊飯初期の浸し時に加熱コイル16による鍋11への加熱量を弱めにするように、炊飯制御手段115が加熱コイル16の加熱量を制御する。こうすれば、外気温度が高い場合は、鍋11に対する加熱量の不足を補って炊上がり性能の向上を図り、逆に外気温度が低い場合は、鍋11への加熱量を抑えて、それによりエネルギー消費量を低減することで、炊飯器として省エネルギー効率の良い加熱制御を実現できる。
また、炊飯器の炊上がり性能は鍋11に米と共に投入する水の水質にも左右される。つまり従来の炊飯器は、被炊飯物の水質によりご飯の炊き上りがばらつくので、そのバラつきが炊き上がり性能の不満に影響していた。
そこで本実施例では、操作ボタン43により選択可能な炊飯コースとして、例えば「硬水」、「軟水」、「水道水」のような水質に関する炊飯コースを設け、選択した水質に関する炊飯コースに従って、炊飯制御手段115が鍋11への加熱量を適切に制御することで、水質に拘らず鍋11内のご飯の炊上がり状態を一定に保つ構成としている。
具体的には、例えば「硬質」の炊飯コースを選択した場合は、通常の炊飯コースと比べて、浸しに続いて行われる加熱ステップで鍋11への加熱量を下げて、加熱ステップの時間を長く確保することで、通常よりも鍋11内のご飯を通常よりも柔らかく炊き上げ、「軟質」の炊飯コースを選択した場合は、通常の炊飯コースと比べて、浸しに続いて行われる加熱ステップで鍋11への加熱量を上げて、加熱ステップの時間を短くすることで、通常よりも鍋11内のご飯を通常よりも硬く炊き上げる。これにより、鍋11に投入した水の水質に拘らず、鍋11内で炊き上げたご飯を、「水道水」の炊飯コースと同じ炊き方に近付けることが可能になり、水質のバラつきに起因した炊き上がり性能の不満を改善できる。
ところで従来は麺類を調理する際に、鍋に湯を張り、その湯を沸騰させた状態で吹き零れなどに注意しながら、調理者が付ききりで麺をゆでる必要があった。また、麺類を主食として調理する間は、ご飯を炊き上げる炊飯器を使用することはなかった。
そこで本実施例では、吹き零れなどを注意せずに、簡単に麺類を調理できる炊飯器を提供する目的で、操作ボタン43により選択可能な調理コースとして、麺類調理専用の例えば「麺類」の調理コースを設け、選択した麺類調理専用の調理コースに従って、調理制御手段117が鍋11への加熱量を制御することで、被調理物として水と共に鍋11に投入した麺を、吹き零れなくゆで上げる構成としている。
具体的には、本体1または蓋体21に、鍋11若しくは鍋11内の温度検出手段(本実施例の鍋温度センサ17や蓋温度センサ31)、若しくは鍋11内の状況を出する状況検出手段、若しくは鍋11内からの吹きこぼれを検出する吹きこぼれ検出手段を設け、これらの検出手段からの検出信号を受けて、調理制御手段117が鍋11内の被調理物の沸騰状況を判断し、当該判定結果に基いて、本体1の内部から被調理物の吹きこぼれが生じないように、加熱コイル16などの制御を行なう。上述の温度検出手段は温度センサや赤外線センサを使用でき、状況検出手段は超音波センサやカメラを使用でき、吹きこぼれ検出手段は例えば特許第5095568号明細書に開示される吹きこぼれセンサを使用できる。これにより炊飯器を利用して、吹き零れなどを注意せずに、簡単に麺類を調理することが可能になる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更可能である。例えば、本実施例は蓋体21の構成部品として外蓋カバー23を利用しているが、蓋体21を構成するあらゆる部品に適用できる。また、外蓋カバー23に対する蓋体補強板61の取付けはネジ止めに限定されない。
1 本体
21 蓋体
23 外蓋カバー(構成部品)
45 減圧手段
47 ポンプ
61 蓋体補強板(蓋体補強部材)
71 静音室
72 拡張容器(容器)
73 蓋
74 セルフヒンジ
21 蓋体
23 外蓋カバー(構成部品)
45 減圧手段
47 ポンプ
61 蓋体補強板(蓋体補強部材)
71 静音室
72 拡張容器(容器)
73 蓋
74 セルフヒンジ
Claims (1)
- 本体と、
前記本体内部を密閉する蓋体と、
前記本体内部に収容した被炊飯物を大気圧よりも低い減圧状態にする減圧手段と、を備え、
前記減圧手段は、前記本体内部の気体を吸込んで排出するポンプと、
前記ポンプからの排気音を低減させる静音室と、を備えた炊飯器において、
前記静音室は、前記蓋体の構成部品に形成される容器と、
前記容器とセルフヒンジを介して一体に連接され、当該容器の開口を覆う蓋と、により構成され、
前記構成部品に蓋体補強部材を取付けた状態で、前記蓋体補強部材が前記蓋を押付ける構成としたことを特徴とする炊飯器。
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