JP6723882B2 - Width of temporary scaffolding timber - Google Patents
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Description
本発明は、仮足場のための支柱間に敷設された足場板に沿ってその外側に配置される幅木材に関する。 The present invention relates to a width timber arranged along a scaffold plate laid between struts for temporary scaffolding on the outside thereof.
建築現場等に構築される仮設足場は、支柱と横柱(横架材、腕木、横桟等とも称される)との組み合わせからなる枠組みに足場板が設置されて組み立てられる。足場板は主に横架材上に組み付けられ、仮設足場は出来上がる。このような仮設足場は高所作業を伴うことから、足場の安全性に十分な配慮が必要となる。例えば、作業者による足場板の踏み外し、工具類の落下等を防ぐ必要がある。 Temporary scaffolds constructed at construction sites are assembled by installing scaffolding boards in a framework consisting of a combination of columns and horizontal columns (also referred to as horizontal bridges, arms, horizontal beams, etc.). The scaffolding board is mainly assembled on the horizontal material, and the temporary scaffolding is completed. Since such temporary scaffolding involves work in high places, it is necessary to give sufficient consideration to the safety of the scaffolding. For example, it is necessary to prevent the operator from stepping off the scaffolding board and dropping tools.
そこで、仮設足場における足場板付近の安全性を高めるべく、幅木材等が足場板の片側もしくは両側に設置される。このような幅木材は、足場板の長さにほぼ等しい長尺の板材からなり、脱落等を防ぐために支柱や横柱等と固定されて取り付けられる。 Therefore, in order to enhance the safety around the scaffolding board in the temporary scaffolding, width wood or the like is installed on one side or both sides of the scaffolding board. Such a width timber is made of a long plate material having a length substantially equal to the length of the scaffolding plate, and is fixedly attached to a column or a horizontal column to prevent the plate from falling off.
そして、幅木材と足場材との間に生じた隙間を解消するために、幅木板に当該隙間を解消するための補助板材が供えられている幅木板が提案されている(特許文献1等参照)。このように、仮設足場の足場板付近の安全性を向上させるため、幅木材の設置は広く普及している。
Then, in order to eliminate the gap generated between the skirting board and the scaffolding material, there has been proposed a skirting board in which an auxiliary board material for eliminating the gap is provided in the skirting board (see
近年では、仮設足場の足場付近の安全性確保のために、幅木材や手摺り等の部材が増えたことにより、仮設足場を組み立てる手間や時間の増加などが問題となっている。そこで、仮設足場の足場板付近の安全性を向上しつつ、取付が容易な仮設足場の幅木材が望まれていた。 In recent years, in order to secure the safety of the temporary scaffolding near the scaffolding, the number of members such as width wood and handrails has increased, which causes a problem such as an increase in labor and time for assembling the temporary scaffolding. Therefore, there has been a demand for a width timber of a temporary scaffold that is easy to install while improving the safety around the scaffold plate of the temporary scaffold.
本発明は、前記の点に鑑みなされたものであって、仮設足場に備えられる幅木材において、簡単な構成で容易に製作することができるとともに、足場板付近の安全性を向上しつつ、取付が容易な仮設足場の幅木材を提供する。 The present invention has been made in view of the above points, and in the width wood provided to the temporary scaffolding, it can be easily manufactured with a simple configuration, and while improving the safety near the scaffolding plate, mounting Providing easy width scaffolding for temporary scaffolding.
すなわち、請求項1の発明は、仮設足場の隣り合う第1支柱及び第2支柱間に敷設された足場板に沿ってその外側に配置される幅木材であって、前記幅木材は幅木板本体と前記幅木板本体の下端から前記足場板側に直角に延設された縁板材とを備え、前記幅木板本体の長手方向の一端には前記第1支柱への係着部を有する固定係着部を備えるとともに、前記幅木板本体の長手方向の他端には、前記幅木板本体の板面方向に回動して、先端に形成された可動係着部を前記第2支柱に係着する係着位置とその係着が解除される係着解除位置との間で移動させるとともに、その移動のみによって前記可動係着部を前記第2支柱に係着させる回動部材を有し、前記回動部材には、回動軸付近を被覆し、回動方向を規制する被覆部材が設けられ、前記被覆部材には、前記幅木板本体において前記固定係着部の前記第1支柱への係着位置と対称の位置かつ前記第2支柱に対する直交位置で前記回動部材が当接して前記係着位置を位置決めするストッパー部と、前記第2支柱に対して上方へ90度起立された平行位置で前記回動部材が当接して前記係着解除位置を位置決めするストッパー部が形成され、前記可動係着部には前記第2支柱の円周面と接合する湾曲面を有する接合部材が設けられているとともに可動側切欠き部が形成されていて、前記可動係着部が前記係着解除位置で前記幅木材同士を重ね合わせたときに、前記切欠き部に他の幅木材の前記接合部材が収容されることを特徴とする仮設足場の幅木材に係る。
That is, the invention of
請求項1の発明に係る仮設足場の幅木材によると、仮設足場の隣り合う第1支柱及び第2支柱間に敷設された足場板に沿ってその外側に配置される幅木材であって、前記幅木材は幅木板本体と前記幅木板本体の下端から前記足場板側に直角に延設された縁板材とを備え、前記幅木板本体の長手方向の一端には前記第1支柱への係着部を有する固定係着部を備えるとともに、前記幅木板本体の長手方向の他端には、前記幅木板本体の板面方向に回動して、先端に形成された可動係着部を前記第2支柱に係着する係着位置とその係着が解除される係着解除位置との間で移動させるとともに、その移動のみによって前記可動係着部を前記第2支柱に係着させる回動部材を有し、前記回動部材には、回動軸付近を被覆し、回動方向を規制する被覆部材が設けられ、前記被覆部材には、前記幅木板本体において前記固定係着部の前記第1支柱への係着位置と対称の位置かつ前記第2支柱に対する直交位置で前記回動部材が当接して前記係着位置を位置決めするストッパー部と、前記第2支柱に対して上方へ90度起立された平行位置で前記回動部材が当接して前記係着解除位置を位置決めするストッパー部が形成され、前記可動係着部には前記第2支柱の円周面と接合する湾曲面を有する接合部材が設けられているとともに可動側切欠き部が形成されていて、前記可動係着部が前記係着解除位置で前記幅木材同士を重ね合わせたときに、前記切欠き部に他の幅木材の前記接合部材が収容されるため、簡単な構成で容易に製作することができ、足場板付近の安全性を向上しつつ、幅木材の支柱への着脱が容易で作業効率を向上させることができ、幅木材の横ズレを防止して安定して取付が可能である。特に、被覆部材により、可動係着部の移動が安定するとともに板面と平行に回動して省スペースであり、幅木材への衝撃等による回動部材の曲がり等を抑制して係着解除を防止することができ、さらに、回動部材がストッパー部に当接して止まることで可動係着部と第2支柱をよりしっかりと係着させることができるとともに、係着解除も係着解除位置がわかりやすく取扱いが容易となる。また、幅木材同士を重ね合わせたときに他の幅木材との干渉を避けることができて省スペースとなり、運搬や保管コストを抑制することができる。
According to the width wood of the temporary scaffold according to the invention of
本発明の仮設足場の幅木材10は、隣り合う第1支柱S1及び第2支柱S2の間に敷設された足場板Pに沿ってその外側に配置されてなる。幅木材10は、幅木板本体20と幅木板本体20の下端29から足場板側に直角に延設された板状の縁板材40とを備える。縁板材40により幅木板本体20と足場板Pとの間の隙間が覆われるため、作業者による足場板Pの踏み外し、工具類の落下等を防ぐことができる。幅木板本体20は一定高さを有する板体からなる。工具類の落下防止や作業者の滑落を防ぐことができる。
The
幅木板本体20の長手方向の一端11には第1支柱S1への係着部25を有する固定係着部21を備える。図1に示される本発明の実施形態において、固定係着部21は板状部材を屈曲変形させてなる。固定係着部21の先端には係着部25が形成されていて、第1支柱S1に引っかけるようにして固定される。幅木板本体20の長手方向の他端12には、第2支柱S2に係着する可動係着部31を有し幅木板本体20の板面方向に回動する回動部材30を有する。図1ないし図3に示されるように、本実施形態では回動部材30は板状部材をL字の組合せ状に屈曲変形させてなり、その先端には可動係着部31が形成されている。なお、本実施例においては、幅木板本体20の両端11,12には補強板部材80が取り付けられている。幅木板本体20の一端11及び他端12は支柱S1,S2に当接しており、足場側からの衝撃等の応力による変形が生じやすいため、補強板部材80により幅木板本体20の変形を防ぐことができる。
At one
回動部材30は、ボルト部材70で幅木板本体20に軸着されており、幅木板本体20の板面方向、つまり板面と平行に回動自在に取り付けられている。板面と平行に回動することから、板面と直角に回動するよりも、幅木板本体20の厚み方向の幅が大きくならないため省スペースであり運搬時等に有利である。図2に示されるように、回動部材30の先端には、可動係着部31が形成されていて、可動係着部31は第2支柱S2に係着する係着位置35とその係着が解除される係着解除位置36との間を移動する。回動部材30を移動させることのみによって、可動係着部31を第2支柱S2に係着させることができるため、幅木材10の取り付けが容易であり、作業効率を向上させることができる。
The rotating
さらに、可動係着部31の係着位置35は第2支柱に対し直交位置rpである。係着位置35に可動係着部31が配置されると、可動係着部31と固定係着部21は、図1に示されるように、幅木板本体20において対称の位置で支柱S1,S2と係着することとなる。これにより、幅木材10が安定して設置される。そして、第2支柱に対する係着を解除する可動係着部31の係着解除位置36は第2支柱に対して上方へ90度起立された平行位置ppである。少ない動きで容易に可動係着部31の第2支柱S2への係着を解除することができる。
Further, the
また、図2,3に示されるように、回動部材30は幅木板本体20に対し、被覆部材50を介して取り付けられてもよい。被覆部材50は、回動部材30の一部、特に回動軸付近を被覆することにより回動方向を規制させることができ、可動係着部31の移動をより安定させることができる。他にも、例えば、幅木材10に強い衝撃等が加わった時に、回動部材30が曲がって第2支柱S2との係着が解除されてしまうのを防ぐことができる。加えて、被覆部材50には、係着位置35と係着解除位置36を位置決めするストッパー部51,52が形成されている。両ストッパー部51,52同士はL字を成して配される。これにより、係着位置35又は係着解除位置36で回動部材30がストッパー部51,52に当接して止まるため、可動係着部31と第2支柱S2をよりしっかりと係着させることができるし、係着を解除するときも係着解除位置36がわかりやすく取扱いが容易となる。なお、図示しないが、回動部材30が移動する時に、係着位置35及び係着解除位置36において節度感が得られるように、回動部材30又は被覆部材50に凹部や凸部、線条部等を形成してもよい。被覆部材50を備えない場合には、これらは幅木板本体20に形成される。
Further, as shown in FIGS. 2 and 3, the rotating
そして、図3に示されるように、可動係着部31には第2支柱S2の円周面Sfと接合する湾曲面61を有する接合部材60が設けられている。接合部材60は、可動係着部31とほぼ同じ厚さの金属板からなる。可動係着部31が係着位置35に配置されたときに、第2支柱S2の円周面Sfと、可動係着部31との隙間は接合部材60によって埋められる。このことによって、幅木材10の横ズレを防止して支柱S1,S2との係着が外れて脱落してしまう可能性は小さくなる。そして、可動係着部31のがたつきは抑制され騒音等の発生も防止することができる。
Then, as shown in FIG. 3, the movable engaging
可動係着部31に接合部材60が設けられた場合にあっては、図2,4に示されるように、可動係着部31に切欠き部38が形成される。可動係着部31が係着解除位置36で幅木材10同士を重ね合わせたときに、図4に示されるように、可動側切欠き部38に他の幅木材10の接合部材60の一部が挿入される。これにより、他の幅木材との干渉は避けられ省スペースとなり、運搬や保管コストが抑制される。また、幅木材10同士を重ね合わせたときに回動部材30の動きが制限されるため、運搬時に回動部材30が動かず、より安全である。
When the movable engaging
そして、図5に示されるように、固定係着部21にも固定側切欠き部28が形成されるとよい。併せて、補強板部材80は側面視略コ字状に形成されることによって、幅木材10同士を重ね合わせたときに、固定側切欠き部28に他の幅木材10の補強板部材80の上腕部81が一部挿入される。これにより、他の幅木材との干渉は避けられ省スペースとなり、運搬や保管コストは抑制される。特に、固定係着部21及び可動係着部31の両方に切欠き部28,38が形成されることによって、幅木材10同士を重ね合わせたときに、幅木板本体20の両端11,12において両切欠き部28,38にそれぞれ上腕部81と接合部材60が収容されることとなる。幅木材10同士が安定して重ね合うため、不意な脱落やがたつきが抑えられ、安全であり運搬等がしやすくなる。
Then, as shown in FIG. 5, it is preferable that the fixed engaging
なお、幅木板本体20及び補強板部材80の端部位置は曲げ加工により成形される。板材の曲げ加工により抗折力は向上し、幅木板本体20及び補強板部材80は変形しにくくなる。さらに、縁板材40の先端を下方に折り曲げられることにより、縁板材40の先端の跳ね上がりは抑制され、足場板Pとの段差は少なくなり作業者等のつまずき等は防ぐことができる。
The ends of the
次に、本発明の幅木材10の支柱S1,S2への取付方法について図6を用いて説明する。図6(a)に示されるように、足場板P側(内側)から第1支柱S1に斜めに固定係着部21の係着部25が係着され、第1支柱S1を軸に幅木材10を移動させて幅木板本体20は支柱S1,S2間に配置される。このとき、図6(b)に示されるように、回動部材30の可動係着部31は係着解除位置36である。そして、図6(c)に示されるように、回動部材30の可動係着部31は係着解除位置36から係着位置35に回動され第2支柱S2に対して可動係着部31は係着される。このように、簡易な方法で本発明の幅木材10は支柱S1,S2に対して取付られる。加えて、取付に工具が必要とされないことから設置は容易である。また、幅木材10の支柱S1,S2からの取り外しは逆の手順でよいため、着脱が容易である。
Next, a method of attaching the
本発明の実施形態である幅木材10の両係着部21,31は板状部材よりなるが、他にも棒状部材を屈曲成形して両係着部を形成してもよい。棒状部材からなる場合にあっては、係着部25,35の先端は二股以上となるように形成すると安定して係着させることができる。
Although both
10 幅木材
20 幅木板本体
21 固定係着部
25 係着部
28 固定側切欠き部
30 回動部材
31 可動係着部
35 係着位置
36 係着解除位置
38 可動側切欠き部
40 縁板材
50 被覆部材
51,52 ストッパー部
60 接合部材
61 湾曲面
70 ボルト部材
80 補強板部材
rp 直交位置
pp 平行位置
P 足場板
S1 第1支柱
S2 第2支柱
Sf 第2支柱の円周面
10
Claims (1)
前記幅木材は幅木板本体(20)と前記幅木板本体の下端から前記足場板側に直角に延設された縁板材(40)とを備え、
前記幅木板本体の長手方向の一端(11)には前記第1支柱への係着部(25)を有する固定係着部(21)を備えるとともに、
前記幅木板本体の長手方向の他端(12)には、前記幅木板本体の板面方向に回動して、先端に形成された可動係着部(31)を前記第2支柱に係着する係着位置(35)とその係着が解除される係着解除位置(36)との間で移動させるとともに、その移動のみによって前記可動係着部を前記第2支柱に係着させる回動部材(30)を有し、
前記回動部材には、回動軸付近を被覆し、回動方向を規制する被覆部材(50)が設けられ、
前記被覆部材には、前記幅木板本体において前記固定係着部の前記第1支柱への係着位置と対称の位置かつ前記第2支柱に対する直交位置で前記回動部材が当接して前記係着位置を位置決めするストッパー部(51)と、前記第2支柱に対して上方へ90度起立された平行位置で前記回動部材が当接して前記係着解除位置を位置決めするストッパー部(52)が形成され、
前記可動係着部には前記第2支柱の円周面と接合する湾曲面(61)を有する接合部材(60)が設けられているとともに可動側切欠き部(38)が形成されていて、前記可動係着部が前記係着解除位置で前記幅木材同士を重ね合わせたときに、前記切欠き部に他の幅木材の前記接合部材が収容される
ことを特徴とする仮設足場の幅木材。 A width timber (10) arranged outside the scaffold plate (P) laid between the first strut (S1) and the second strut (S2) adjacent to each other of the temporary scaffold,
The skirting board comprises a skirting board body (20) and an edge board material (40) extending at a right angle from the lower end of the skirting board body to the scaffold board side,
The one end (11) in the longitudinal direction of the skirting board main body is provided with a fixed engaging portion (21) having an engaging portion (25) to the first support,
At the other end (12) in the longitudinal direction of the skirting board main body, a movable engaging part (31) formed at the tip is attached to the second support by rotating in the plate surface direction of the skirting board main body. Rotation for moving the movable engaging portion to the second support column only by moving the engaging position (35) and the engaging release position (36) for releasing the engagement. Having a member (30),
The rotating member is provided with a covering member (50) that covers the vicinity of the rotating shaft and regulates the rotating direction,
The rotation member abuts on the covering member at a position that is symmetrical with an engaging position of the fixed engaging portion on the first strut in the skirting board body and at a position orthogonal to the second strut. A stopper portion (51) for positioning the position and a stopper portion (52) for positioning the engagement release position by contact of the rotating member at a parallel position which is erected 90 degrees upward with respect to the second support. Formed ,
The movable engaging portion is provided with a joining member (60) having a curved surface (61) that joins with the circumferential surface of the second column, and a movable side notch (38) is formed. A width timber of a temporary scaffold, characterized in that the joining member of another width timber is accommodated in the cutout portion when the width timbers are overlapped with each other at the disengagement release position of the movable fastening portion. ..
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