JP6723327B2 - ライダーシステムにおける飛行時間を測定するためのシステムおよび方法 - Google Patents

ライダーシステムにおける飛行時間を測定するためのシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6723327B2
JP6723327B2 JP2018217213A JP2018217213A JP6723327B2 JP 6723327 B2 JP6723327 B2 JP 6723327B2 JP 2018217213 A JP2018217213 A JP 2018217213A JP 2018217213 A JP2018217213 A JP 2018217213A JP 6723327 B2 JP6723327 B2 JP 6723327B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
group
storage elements
storage element
activated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018217213A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019095446A (ja
Inventor
リボ・メン
キンドン・メン
ウェイ・ワン
Original Assignee
アナログ・ディヴァイシス・グローバル・アンリミテッド・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アナログ・ディヴァイシス・グローバル・アンリミテッド・カンパニー filed Critical アナログ・ディヴァイシス・グローバル・アンリミテッド・カンパニー
Publication of JP2019095446A publication Critical patent/JP2019095446A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6723327B2 publication Critical patent/JP6723327B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/48Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
    • G01S7/483Details of pulse systems
    • G01S7/486Receivers
    • G01S7/4865Time delay measurement, e.g. time-of-flight measurement, time of arrival measurement or determining the exact position of a peak
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/02Systems using the reflection of electromagnetic waves other than radio waves
    • G01S17/06Systems determining position data of a target
    • G01S17/08Systems determining position data of a target for measuring distance only
    • G01S17/10Systems determining position data of a target for measuring distance only using transmission of interrupted, pulse-modulated waves
    • G01S17/14Systems determining position data of a target for measuring distance only using transmission of interrupted, pulse-modulated waves wherein a voltage or current pulse is initiated and terminated in accordance with the pulse transmission and echo reception respectively, e.g. using counters
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/48Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
    • G01S7/483Details of pulse systems
    • G01S7/486Receivers
    • G01S7/4861Circuits for detection, sampling, integration or read-out
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/48Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
    • G01S7/483Details of pulse systems
    • G01S7/486Receivers
    • G01S7/4861Circuits for detection, sampling, integration or read-out
    • G01S7/4863Detector arrays, e.g. charge-transfer gates

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Description

本開示は、ライダーシステムにおける飛行時間を測定するためのシステムおよび方法に関する。
特定のライダーシステムは、比例またはシーケンシャルコンデンサ記憶装置を使用して、例えば、ライダーパスルの飛行時間を測定することができる。比例またはシーケンシャルコンデンサ記憶装置は、高S/N比のアナログデジタル変換器または多数のストレージコンデンサを必要とすることがある。
ライダーシステムを使用して、標的領域内の1つ以上の対象までの距離を測定することができる。ライダーシステムは光パルスを放出することができ、光パルスは、標的領域内の対象によって反射され得る。反射光は、フォトダイオードなどの受光素子により受信され得る。次に、ライダーシステムは、光パルスが標的領域まで移動して戻ってくるのにかかった時間を決定することができる。この時間は、飛行時間と呼ばれることがある。特定のシステムでは、記憶装置を使用して、受光素子から受け取った電荷を蓄えることができ、各記憶素子を1つの時間間隔に対応させることができる。そのようなシステム内の記憶素子の数を増やすことにより、飛行時間をより正確に測定することができる。しかし、記憶素子の数を増やすと、集積回路上のかなりのスペース、例えば、ICチップ面積の1/3ものスペースが不必要に使われることがあり、また、タイミングツリーのバランスの問題に悩まされることもある。タイミングツリーのバランスの問題は、多数のコンデンサをチップの異なる領域に分配することができ、それにより、例えば、クロック信号の経路または制御信号の経路に大きな変化がもたらされる可能性がある場合に、発生し得る。クロック信号の経路、または制御信号の経路の大きな変化は、タイミングおよびルーティングのバランス取りの難しさにつながる可能性がある。本発明者らは、所望の飛行時間分解能を維持しながら、低減された数の記憶素子を使用することができるライダーシステムの必要性を、特に認識している。
本開示は、1つの態様で、ライダーシステムにおける光ビームの往復移動時間を測定する方法を特徴付けることができる。方法には、第1の記憶素子グループ内の個々の記憶素子をアクティブ化することを含むことができる。個々の各記憶素子は、複数の第1の時間間隔の間、アクティブ化することができる。複数の第1の時間間隔の各々は、第1の継続時間を有することができる。方法には、第2の記憶素子グループ内の個々の記憶素子をアクティブ化することを含むことができる。個々の各記憶素子は、複数の第2の時間間隔の1つの間、アクティブ化することができる。複数の第2の時間間隔の各々は、第1の継続時間より長い第2の継続時間を有することができる。方法には、例えば、光ビームの受信された部分に対応する、第1および第2の記憶素子グループから決定される個々の記憶素子に基づいて、光ビームの往復移動時間を決定することも含むことができる。第1および第2の記憶素子グループから決定された個々の記憶素子の各々は、往復移動時間の異なる桁に対応させることができる。第2の継続時間は、第1の継続時間の長さの少なくとも2倍にすることができる。方法には、例えば、光ビームの受信された部分に対応する複数の第1の時間間隔の間アクティブ化され得る、第1の記憶素子グループから個々の記憶素子を決定することを含むことができる。方法には、例えば、光ビームの受信された部分に対応する第2の時間間隔のうちの1つの間アクティブ化され得る、第2の記憶素子グループから個々の記憶素子を決定することを含むことができる。方法には、光ビームの受信された部分に対応する、第1のグループからのn番目の素子、および第2のグループからのm番目の素子を決定することと、例えば、nと第1の時間間隔の長さとの積と、mと第2の時間間隔の長さとの積とを合計することにより往復移動時間を決定することと、を含むことができる。
本開示は、1つの態様で、ライダーシステムにおける光ビームの往復移動時間を決定する方法を特徴付けることができる。方法には、連続する記憶素子グループ内の個々の記憶素子をアクティブ化することであって、あるグループ内の記憶素子は、前のグループ内の記憶素子よりも長い時間間隔の間アクティブ化され得る、アクティブ化することを含むことができる。方法には、例えば、光ビームの受信された部分に対応する、連続する記憶素子グループの各々から決定された個々の記憶素子に基づいて、光ビームの往復移動時間を決定することを含むことができる。記憶素子は、前のグループ内の記憶素子がアクティブ化される時間間隔の長さの少なくとも2倍の時間間隔の間、アクティブ化することができる。方法には、連続する記憶素子グループのうちの第1のグループ内の個々の記憶素子を繰り返しアクティブ化することを含むことができる。連続する記憶素子グループのうちの第2のグループ内の記憶素子は、連続する記憶素子グループのうちの第1のグループ内の個々の記憶素子の各々のアクティブ化に対応するような時間間隔の間、繰り返しアクティブ化することができる。方法には、連続する記憶素子グループのうちの少なくとも1つの中の個々の記憶素子を、可変の時間間隔の間、アクティブ化することを含むことができる。方法には、連続する記憶素子グループのうちの少なくとも1つの中の個々の記憶素子を、指数関数的に変化する時間間隔の間アクティブ化することを含むことができる。連続する記憶素子グループの各々は、前の記憶素子グループよりも指数関数的に少ない数の記憶素子を含むことができる。
本開示は、1つの態様で、ライダーシステムにおける光パルスの往復移動時間を決定するためのシステムを特徴付けることができる。システムは、標的に向かって光パルスを放出するように構成することが可能な光送信システムを含むことができる。システムは、標的からの光パルスを受信するように構成することが可能な受信器を含むことができる。システムは、第1の記憶素子グループを含むことができる。システムは、第2の記憶素子グループを含むことができる。システムは、第1の記憶素子グループ内の個々の記憶素子をアクティブ化するように構成することが可能な制御回路を含むことができる。個々の各記憶素子は、対応する複数の第1の時間間隔の間、アクティブ化することができる。対応する第1の時間間隔の各々は、第1の継続時間を有することができる。制御回路は、第2の記憶素子グループ内の個々の記憶素子をアクティブ化するように構成することができる。個々の各記憶素子は、複数の第2の時間間隔の1つの間、アクティブ化することができる。複数の第2の時間間隔の各々は、第1の継続時間より長い第2の継続時間を有することができる。制御回路は、例えば、光パルスの受信された部分に対応する、第1および第2の記憶素子グループから個々の記憶素子に基づいて、光パルスの往復移動時間を決定するように構成することができる。第1の記憶素子グループを、往復移動時間の第1の桁に対応させ、第2の記憶素子グループを、往復移動時間の第2の桁に対応させることができる。第1のグループおよび第2のグループの記憶素子は、デシマルツリーまたはバイナリツリー構造に配置することができる。制御回路は、例えば、光ビームの受信された部分に対応する複数の第1の時間間隔の間アクティブ化され得る、第1の記憶素子グループの中の個々の記憶素子を決定するように構成することができる。制御回路は、例えば、光ビームの受信された部分に対応する第2の時間間隔のうちの1つの間アクティブ化され得る、第2の記憶素子グループの中の個々の記憶素子を決定するように構成することができる。制御回路は、光ビームの受信された部分に対応する、第1のグループの中のn番目の素子、および第2のグループの中のm番目の素子を決定し、例えば、nと第1の時間間隔の長さとの積と、mと第2の時間間隔の長さとの積とを合計することにより、往復移動時間を決定するように構成することができる。第1の記憶素子グループの数は、第2の記憶素子グループ内の記憶素子の数よりも指数関数的に多くすることができる。システムは、第3の記憶素子グループを含むことができる。制御回路は、第3の記憶素子グループ内の個々の記憶素子をアクティブ化するように構成することができる。個々の各記憶素子は、複数の第3の時間間隔の1つの間、アクティブ化することができる。複数の第3の時間間隔の各々は、第1の継続時間よりも短い第3の継続時間を有することができる。制御回路は、例えば、光パルスの受信された部分に対応する、第1、第2および第3の記憶素子グループからの個々の記憶素子に基づいて、光パルスの往復移動時間を決定するように構成することができる。
ここで、添付の図面を参照しながら、実施例を通して本開示を説明する。
ライダーシステムの例を図示する。 ライダーシステにおいて飛行距離を決定する例を図示する。 ライダーシステムにおける記憶素子の動作の例を図示する。 ライダーシステムの動作の例を図示する。 ライダーシステムの動作の例を図示する。 ライダーシステムの動作の例を図示する。 ライダーシステムの動作の例を図示する。 ライダーシステムの動作方法の例を図示する。
ライダーシステムは、標的領域内の対象により反射され、フォトダイオードなどの受光素子によって受信することが可能な光パルスを放出して、標的領域内の1つ以上の対象までの距離を測定するのに使用することができる。ライダーシステムはその際、各記憶素子を1つ以上の時間間隔に対応させることができ、受光素子から受信された電荷を蓄えるための、低減された数の記憶素子を使用して、光パルスが標的領域まで移動して戻ってくるのにかかる飛行時間を、所望の飛行時間分解能を維持しながら、決定することができる。記憶素子の数の低減は、1つ以上の記憶素子グループを提供することにより行うことができる。ライダーシステムで受信された光に対応する電荷を蓄えるように、1つ以上の記憶素子グループを動作させることができる。各記憶素子グループを、飛行時間の数値の1つの桁に対応させることができる。
図1Aは、ライダーシステム100の各部を例示したものである。ライダーシステム100は、タイマー104、ドライバ108、放出光パルス116を、光学系120を介して標的124に向けて提供するための送信器112、受信器128、トランスインピーダンスアンプ132、乗算器136、ストレージアレイ140、マルチプレクサ144、アナログデジタル変換器148、バッファ152、インターフェース156およびプロセッサ160を含む、または使用することができる。送信器112は、1つ以上の赤外線発光ダイオードまたは赤外線レーザーダイオードを含むことができる。受信器128、1つ以上のフォトダイオード(例えば、フォトダイオードアレイ)を含むことができる。タイマー104は、ドライバ108およびストレージアレイ140に接続することができる。ドライバ108は、送信器112に接続することができる。受信器128は、トランスインピーダンスアンプ132に接続することができる。トランスインピーダンスアンプ132は、乗算器136に接続することができる。乗算器136は、ストレージアレイ140に接続することができる。ストレージアレイは、マルチプレクサ144に接続することができる。マルチプレクサ144は、アナログデジタル変換器148に接続することができる。アナログ−デジタル変換器148は、バッファ152に接続することができる。バッファ152は、インターフェース156に接続することができる。インターフェース156は、プロセッサ160に接続することができる。タイマー104は、動作中、電気信号をドライバ108に提供することができ、それに応じて、ドライバ108は、電気駆動信号を送信器112に提供することができる。次に、送信器112は、電気駆動信号に応答して、放出光パルス116を提供することができる。次に、放出光パルス116は、標的124に向かって進む前に、光学系120(例えば、1つ以上のレンズ)を通過することができる。標的124は、放出光パルス116の一部を反射または散乱することができる。受信器128は、放出光パルスの一部に対応する、反射または散乱された光パルス126を、標的124から受信することができる。次に、受信光パルス126は、例えば、トランスインピーダンスアンプ132によって電圧に変換され、この電圧は、乗算器136により増大させることができる。乗算器136の出力は、ストレージアレイ140に提供されて、例えば、アレイの中の1つ以上のコンデンサを帯電させることができる。タイマー104は、例えば、1つ以上の帯電用コンデンサを選択またはアクティブ化するために使用できる、時間的に変化する電気信号をストレージアレイ140に提供することができる。1つ以上のコンデンサに蓄えられた電荷は、放出光パルス116の受信された部分の到着に対応させることができる。次に、コンデンサに蓄えられた電荷は、マルチプレクサ144に提供することができ、その結果得られた信号は、アナログデジタル変換器148によってデジタル化することができ、例えば、バッファ152および156を介して、プロセッサ160に提供することができる。次に、プロセッサ160は、受信光パルス126に、どのコンデンサが対応するかを決定することができる。次に、どのコンデンサが受信光パルス126に対応するかに関する、この決定に基づいて、放出光パルス116の往復移動時間を決定することができる。
図1Bは、例えば、式
に従って、標的124までの距離を決定できる方法の例を図示したものである。式中、dはライダーシステム100から標的124までの距離を、tは往復移動時間を、cは光速を表す。受信器128がフォトダイオードアレイを含む例では、標的124に対応する、2次元の視野内の各セグメントについて、距離を決定することができる。次に、そのような情報を使用して、標的に対応する、3次元の画像を再構築することができる。
図1Cは、以下に説明されているバイナリツリー構造のような、バイナリまたは他のツリー構造内で重なり合い得る、異なる時間エポック141、142、143に従って信号を記録するために使用される、ストレージアレイ140内のコンデンサをグループ化して、ストレージアレイ140を動作させる例の、より詳細な図表を示す。ストレージアレイ140は、例えば、第1のグループ153、第2のグループ152、および第3のグループ151のような、1つ以上の記憶素子グループを含むことができる。本明細書においては3つのグループが記載されているが、任意の数のグループを使用することができる。これらの異なるグループは、反射されたライダーパルスを受信するための異なる時間エポックを表すように構成することができ、本明細書で説明されるような、例えば、2進、10進などの特定の番号体系の数の「桁の値」を表すように、時間的に重なり合うように配置することができる。図1Cに示したようなバイナリツリーの例では、第1のグループ153は、2つの記憶素子153aおよび153bを含むことができ、第2のグループ152は、2つの記憶素子152aおよび152bを含むことができ、第3のグループ151は、2つの記憶素子151aおよび151bを含むことができる。各グループは2つの記憶素子を有するものとして示されているが、任意の数の記憶素子を使用することができる。記憶素子当たりのアクティブ化の回数は、例えば、異なる時間エポックを表すように、グループごとに変えることができる。アクティブ化されている間、各記憶素子は電荷を蓄えることができる。標的124に対応する2次元の視野内で距離を決定した後、記憶素子を放電および/またはリセットすることができる。
図1Cに示したバイナリツリーの例では、記憶素子当たりのアクティブ化の回数は、指数関数的に変えることができる。例えば、第1のグループ153内の各記憶素子153aおよび153bは、2回交互にアクティブ化して、グループ1の時間エポック143a−hを交互に表すことができる。第2のグループ152内の各記憶素子152aおよび1523bは、2回交互にアクティブ化して、グループ2の時間エポック142a−dを交互に表すことができる。第3のグループ内の各記憶素子151aおよび151bは、2回交互にアクティブ化して、グループ3の時間エポック143a−bを交互に表すことができる。
図1Cに示したバイナリツリーの例の動作では、タイマー104は、第1のグループ153の記憶素子153aおよび153bの対のうちの1つの記憶素子だけが、時間間隔143a−hの各々の間アクティブ化されるように、第1のグループ153の記憶素子を交互にアクティブ化することができる。第1のグループ153の記憶素子の対のうちの第1の記憶素子153aは、143a、143c、143eおよび143gと名付けられた時間間隔の間、アクティブ化することができる。第1のグループの記憶素子の対のうちの第2の記憶素子153bは、143b、143d、143fおよび143hと名付けられた時間間隔の間、アクティブ化することができる。
同様に、図1Cに示したバイナリツリーの例の動作では、タイマー104は、第2のグループ152の記憶素子152aおよび152bの対のうちの1つの記憶素子だけが、時間間隔142a−dの各々の間アクティブ化されるように、第2のグループ152の記憶素子を交互にアクティブ化することができる。第2のグループ152の記憶素子の対のうちの第1の記憶素子152aは、142aおよび142cと名付けられた時間間隔の間アクティブ化することができ、第2のグループ152の記憶素子の対のうちの第2の記憶素子152bは、142bおよび143dと名付けられた時間間隔の間アクティブ化することができる。
同様に、図1Cに示したバイナリツリーの例の動作では、タイマー104は、第3のグループ151の記憶素子151aおよび151bの対のうちの1つの記憶素子だけが、時間間隔141a−bの各々の間クティブ化されるように、第3のグループ151の記憶素子をアクティブ化することができる。第3のグループ151の記憶素子の対のうちの第1の記憶素子151aは、141aと名付けられた時間間隔の間アクティブ化することができ、第3のグループの記憶素子の対のうちの第2の記憶素子151bは、141bと名付けられた時間間隔の間アクティブ化することができる。
受信パルス128に対応する電荷は、第1、第2、および第3のグループからアクティブ化された素子に蓄えることができる。図1Cに示したバイナリツリーの例では、時間間隔143dの間、第1のグループ153の第2の素子153bに電荷を蓄えることができ、時間間隔142bの間、第2のグループ152の第2の素子152bに電荷を蓄えることができ、時間間隔141aの間、第3グループ151の第1の素子151aに電荷を蓄えることができる。次に、プロセッサは、ストレージアレイ140の中のどの素子が、受信されたライダーパルス126に対応する電荷を蓄えているかに基づいて、放出ライダーパルス116から受信パルス126までの飛行時間を決定することができる。図1Cに示した例では、グループの各々が、2進数の1桁を表すことができる。各グループにおいて、グループ内の第1の素子に蓄えられた電荷は、2進数のゼロに対応させることができ、グループ内の第2の素子に蓄えられた電荷は、2進数の1に対応させることができる。このように、図1Bに示した例では、ライダーパルス116の飛行時間は、2進数「011」で表すことができる。
図2Aは、本明細書で説明されるような、グループ化されたバイナリツリー、または他のグループ化されたツリーのアプローチではなく、グループ化されない比例またはシーケンシャルコンデンサアレイのアプローチの動作の例を示したものである。比例またはシーケンシャルコンデンサアレイアのアプローチでは、時間分解能は、各コンデンサを1つのユニークな時間間隔にマップすることができる、アレイ内のコンデンサの数に比例し得る。駆動パルス204は、送信器112などの送信器により、標的に向けて放出することができる。反射パルス208は、受信器128などの受信器により、受信することができる。ストレージアレイ140などのストレージアレイは、反射されたパルスを受信するために予想される飛行時間の間隔にわたる一群の連続した時間間隔の中の単一の時間間隔の間各コンデンサをアクティブ化することができる、グループ化されていないコンデンサアレイを含むことができる。例えば、ストレージアレイは、100個のコンデンサの、グループ化されていないアレイを含むことができる。グループ化されていないアプローチでは、本明細書で説明されるようなバイナリまたは他のツリーのアプローチと比較すると、タイマー104などのタイマーは、例えば、スイッチング素子またはスイッチング素子アレイを使用して、100個のコンデンサのうちの各1個を、指定された時間間隔(例えば、2ns)の間、順次連続的にアクティブ化することができる。例えば、制御パルス212を使用して、第1のコンデンサを第1の時間間隔の間アクティブ化することができ、制御パルス216を使用して、第2の時間間隔の間第2のコンデンサをアクティブ化することができ、制御パルス220を使用して、第3の時間間隔の間第3のコンデンサ220をアクティブ化することができ、以下、制御パルス224を使用して、反射パルスの予想される飛行時間にわたる全時間間隔の中の第100の時間間隔の間第100のコンデンサをアクティブ化することができるまで、同様にすることができる。受信器によって受信された反射パルスに対応する電荷は、コンデンサのうちの1つに、アクティブ化されている間、蓄えることができる。飛行時間は、蓄えられた電荷を有するコンデンサから決定することができる。飛行時間は、ライダーシステムによって放出された駆動パルス204の前縁と、ライダーシステムによって受信された反射パルス208の前縁との間の差に対応させることができる。図2Aに示した比較例では、各コンデンサが2nsの時間間隔の間アクティブ化される場合、グループ化されていない比例またはシーケンシャルコンデンサアレイの分解能は、30mの距離全域で30cmになる可能性がある。
図2Bは、低減された数の記憶素子(例えば、コンデンサ)が、バイナリまたは他のツリー配置にグループ化でき、図2Aに示したグループ化されていない比例またはシーケンシャルの例と同じ精度を達成するために使用できる、ライダーシステムの動作の例を図示したものである。図2Bに示したような例示的なグループ化の例では、例えば、コンデンサの数を2*n1/2に減らすために、コンデンサを2つのグループに分けることができる。ここで、nは、図2Aに示したグループ化されていない比較例におけるコンデンサの数を表す。コンデンサを3つのグループに分けることができる例では、コンデンサの数を3*n1/3に減らすことができる。ここで、nは、図2Aに示したグループ化されていない比較例におけるコンデンサの数を表す。コンデンサをm個のグループに分けることができる例では、コンデンサの数をm*n1/mに減らすことができる。ここで、nは、図2Aに示したグループ化されていない比較例におけるコンデンサの数を表す。
図2Bに示した例では、第1のグループ内の10個のコンデンサおよび第2のグループ内の10個のコンデンサが、30mの距離の全域で30cmの分解能を提供することができる。かかる例では、第1のコンデンサグループが、飛行時間の第1の10進数の桁を表すことができ、第2のコンデンサグループが、飛行時間の第2の10進数の桁を表すことができる。より一般には、第1のグループのコンデンサの数は、第1のグループが表す桁の基数に対応させることができ、第2のグループのコンデンサの数は、第2のグループが表す桁の基数に対応させることができる。駆動パルス204は、送信器112などの送信器により、標的に向けて放出することができる。反射パルス208は、受信器128のような受信器により、受信することができる。一連の制御パルス228は、第1のグループ内のコンデンサを順次にアクティブ化することができる。受信器によって受信された反射パルスに対応する電荷は、第1のグループのコンデンサのうちの1つに、アクティブ化されている間、蓄えることができる。第1のグループ内の個々のコンデンサは、2nsの時間間隔の間、アクティブ化することができる。アクティブ化のシーケンスはある回数繰り返すことができ、この回数は、第2のグループの素子の数に対応させることができる。一連の制御パルス232は、第2のグループ内のコンデンサを順次アクティブ化することができる。受信器によって受信された反射パルスに対応する電荷は、第2のグループのコンデンサのうちの1つに、アクティブ化されている間、蓄えることができる。第2のグループ内のコンデンサは、20nsの時間間隔の間アクティブ化することができ、第2のグループ内の各コンデンサがアクティブ化されている間、第1のグループ内の全てのコンデンサを順次アクティブ化することができる。第2のグループ内の全てのコンデンサがアクティブ化された後、プロセッサ160のようなプロセッサは、受信パルスに対応する、蓄えられた電荷を有する、第1のグループ内の1つのコンデンサ、および蓄えられた電荷を有する、第2のグループ内の1つのコンデンサを決定することができる。次に、決定されたコンデンサから、飛行時間を計算することができる。飛行時間は、ライダーシステムによって放出された駆動パルス204の前縁と、ライダーシステムによって受信された反射パルス208の前縁との間の差に対応させることができる。
ライダーシステムでは、ライダーシステムと標的との間の距離が増加すると、反射パルスの強さ(例えば、強度)が減少する可能性がある。反射パルスの強度は、距離の2乗で、あるいは、前述したように、飛行時間と距離は式
により関連させることができるので、同様に、測定された飛行時間の2乗で、減少することがある。図2Cは、例えば、飛行時間が長くなると起り得る信号強度の低下を補償するために、記憶素子(例えば、コンデンサ)のアクティベーション時間を変えることができるライダーシステムの動作の例を図示したものである。記憶素子のアクティベーション時間は、飛行時間の2乗で変えることができる。図2Bに示した例と同様に、コンデンサは2つのグループに分けることができる。駆動パルス204は、送信器112などの送信器により、標的に向けて放出することができる。反射パルス208は、受信器128のような受信器により、受信することができる。一連の制御パルス228は、第1のグループ内のコンデンサを、連続的に増加する時間間隔の間、アクティブ化することができる。第1の制御信号236aは、1nsの時間、第1のグループ内の第1のコンデンサをアクティブ化することができ、第2の制御信号236bは、2nsの時間、第1のグループ内の第2のコンデンサをアクティブ化することができ、第3の制御信号236cは、4nsの時間、第1のグループ内の第3のコンデンサをアクティブ化することができ、第4の制御信号236dは、8nsの時間、第1のグループ内の第4のコンデンサをアクティブ化することができる。次いで、第1の制御信号236aはさらに、16nsの時間、第1のグループ内の第1のコンデンサをアクティブ化することができ、第2の制御信号236bは、32nsの時間、第1のグループ内の第2のコンデンサをアクティブ化することができ、第3の制御信号236cは、64nsの時間、第1のグループ内の第3のコンデンサをアクティブ化することができ、第4の制御信号236dは、128nsの時間、第1のグループ内の第4のコンデンサをアクティブ化することができる。一連の制御パルス240は、連続的に増加する時間間隔の間、第2のグループ内のコンデンサをアクティブ化することができる。第1の制御信号240aは、15nsの時間、第2のグループ内の第1のコンデンサをアクティブ化することができる。ここで、15nsは、第1のグループの第1のアクティベーションの合計(例えば、1ns+2ns+4ns+8ns)に対応させることができる。第2の制御信号240bは、240nsの時間、第2のグループ内の第2のコンデンサをアクティブ化することができる。ここで、240nsは、第1のグループの第2のアクティベーションの合計(例えば、16ns+32ns+64ns+128ns)に対応させることができる。受信器によって受信された反射パルスに対応する電荷は、アクティブ化されている間、コンデンサに蓄えることができる。第1および第2のグループ内のコンデンサのアクティベーション時間を増加させることにより、ライダーシステムと標的との間の距離の増加に対応する、より遅い時間に受信される反射信号の強度の低下を補償することができる。
図2Dは、例えば、飛行時間が長くなると起り得る信号強度の低下を補償するために、記憶素子(例えば、コンデンサ)のアクティベーション時間を、一連の間隔内で変えることができる、ライダーシステムの動作方法の例を図示したものである。第1のグループ162は、4つの記憶素子162a−162dを含むことができ、第2のグループ161は、2つの記憶素子161aおよび161bを含むことができる。アクティブ化されている間、各記憶素子は電荷を蓄えることができる。標的124に対応する2次元の視野内で距離を決定した後、記憶素子を放電および/またはリセットすることができる。
図2Dに示した例では、記憶素子は、飛行時間の増加に伴って増加する時間、アクティブ化することができる。記憶素子の各々は、2回アクティブ化することができる。例えば、第1のグループ162の各記憶素子162a−162dを順番にアクティブ化して、グループ1の時間エポック172a−hを順番に表すことができる。第2のグループ162の各記憶素子161aおよび162bを交互にアクティブ化して、グループ2の時間エポック172a−bを交互に表すことができる。
受信パルス128に対応する電荷は、第1および第2のグループ内のアクティブ化されている素子に蓄えることができる。図2Dに示したな例では、時間間隔172fの間、第1のグループ162の第2の素子162bに電荷を蓄えることができ、時間間隔171bの間、第2のグループ161の第2の素子161bに電荷を蓄えることができる。次に、プロセッサは、ストレージアレイ170内のどの素子が、放出されたライダーパルス116に対応する電荷を蓄えているかに基づいて、放出されたライダーパルス116の飛行時間を決定することができる。図2Dに示した例では、ライダーパルス116の飛行時間は、時間間隔172fの間の、第2の素子162bのアクティブ化に対応する32nsのウィンドウ内にあると決定することができる。32nsのウィンドウは、31nsから62nsまでに及ぶ飛行時間に対応させることができる。図2Dに図した例から分かるように、飛行時間が増加した場合、反射パルスの強度の低下を補償するために、記憶素子のアクティベーション時間を増加させることができるが、飛行時間の分解能が低下する可能性がある。
図3は、ライダーシステム100のようなライダーシステムの動作方法を例示したものである。ライダーシステムは、光パルス116のような光パルスを、標的124のような標的に向けて放出することができる(ステップ310)。受信器128のような受信器は、標的によって反射または散乱された、光パルスの一部を受信することができる。受信された光パルスは、例えば、トランスインピーダンスアンプを使用して、電圧に変換することができる。この電圧を使用して、1つ以上のグループの記憶素子に電荷を蓄えることができる。例えば、受信された光パルスに対応する電荷を、1つ以上のアクティブ化された記憶素子に蓄えるために、第1のグループ内の1つ以上の記憶素子をアクティブ化することができる(ステップ320)。第1のグループ内の各記憶素子は、複数の第1の時間間隔(例えば、1nsの時間間隔)の間、アクティブ化することができる。第1のグループ内の記憶素子は、飛行時間の第1の桁に対応させることができる。例えば、受信された光パルスに対応する電荷を、1つ以上のアクティブ化された記憶素子に蓄えるために、第2のグループ内の1つ以上の記憶素子をアクティブ化することができる(ステップ330)。第2のグループ内の記憶素子は、複数の第2の時間間隔(例えば、10nsの時間間隔)のうちの1つの間、アクティブ化することができる。第2のグループ内の記憶素子は、飛行時間の第2の桁に対応させることができる。全ての記憶素子は、複数の第2の時間間隔の各々の間、順次アクティブ化することができる。第2の時間間隔の各々の継続時間は、第1の時間間隔の継続時間の少なくとも2倍にすることができる。蓄えられた電荷を有する記憶素子から、飛行時間を決定することができ、標的までの距離を、飛行時間から決定することができる。(ステップ340)。蓄えられた電荷をどの記憶素子が有しているかに基づいて、光ビームの受信された部分に対応する、第1の記憶素子グループのn番目の素子、および第2の記憶素子グループのm番目の素子を決定することができる。次に、nと第1の時間間隔の長さとの積、およびmと第2の時間間隔の長さとの積を合計することにより、往復移動時間を決定することができる。
本明細書で説明されている非限定的な態様の各々は、それ自体で成立する、または、1つ以上の他の実施例と様々な並べ替えもしくは組み合わせで組み合わることができる。上述した詳細な説明は、詳細な説明の一部を形成する添付の図面への参照を含んでいる。図面には、本発明を実施することのできる具体的な実施形態が、例証として示されている。本明細書では、これらの実施形態もまた「例」と称している。こうした例は、図示または記載されているものに加えて、他の要素を含むことがある。ただし、本発明者は、図示または記載されている要素のみ提供される例も企図している。さらに、本発明者は、特定の例(もしくはその1つまたは複数の特徴)について、または本明細書で図示もしくは記載されている他の例(もしくはその1つまたは複数の特徴)について、図示または記載されている要素を任意に組み合わせた、または並び替えた例(またはその1つまたは複数の特徴)を使用する例も企図している。本文書と、参照により組み込まれた文献との間に矛盾した用法がある場合、本文書における用法が優先する。
本文書中では、特許文献では一般的であるように、「少なくとも1つ(at least one)」もしくは「1つまたは複数(one or more)」の任意の他の事例または使用とは無関係に、「1つの(aまたはan)」の用語を1つ、または1つよりも多くのものを含むように使用している。本文書では、用語「または(or)」は、別段の指示がない限り、「AまたはB」が、「AだがBではない」、「BだがAではない」、ならびに「AおよびB」を含むような非排他的な「または」を指すように用いられる。本文書では、「含む(including)」および「ここで(in which)」なる用語はそれぞれ、「備える(comprising)」および「そこで(wherein)」という用語の平易な英語の等価物として使用されている。また、以下の特許請求の範囲においては、「含む(including)」および「備える(comprising)」という用語はオープンエンド形態である。すなわち、請求項中のそのような用語の後に列挙された要素に加えて、さらに要素を含むシステム、デバイス、物品、組成、製剤または処理も、依然としてその請求項の範囲内に入るものとみなされる。さらに、以下の特許請求の範囲において、「第1」、「第2」、および「第3」などの用語は、単にラベルとして使用されており、それらの対象に数的要件を課すことを意図したものではない。
本明細書に記載されている方法の例は、少なくとも部分的に、機械またはコンピュータで実施することが可能である。いくつかの例には、上記の例で説明した方法を実施するための電子デバイスを構成するのに使用可能な命令を用いてコード化した、コンピュータ可読な媒体、または機械可読な媒体が含まれることがある。こうした方法の実施には、マイクロコード、アセンブリ言語コード、高水準言語コードなどのコードが含まれることがある。こうしたコードには、様々な方法を実行するためのコンピュータ可読命令が含まれることがある。このコードは、コンピュータプログラム製品の一部を形成し得る。さらに、例においては、このコードは、例えば、実行中または他の時間に、1つ以上の揮発性または不揮発性の有形的コンピュータ可読媒体に有形的に保存することができる。これらの有形的コンピュータ可読媒体の例には、ハードディスク、リムーバブル磁気ディスク、リムーバブル光ディスク(例えば、コンパクトディスクおよびデジタルビデオディスク)、磁気カセット、メモリカードまたはメモリスティック、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)などが含まれることがあるが、これらに限定されない。
上の説明は、例証となることを意図しており、限定することを意図していない。例えば、上述の例(またはそれらの1つまたは複数の特徴)を、互いに組み合わせて用いることができる。上記の記載を検討した当業者等によって、他の実施形態が用いられる可能性がある。読者が技術的開示内容の特性を迅速に確かめることができるように、米国特許法施行規則(37C.F.R §1.72(b))に従って要約書を提供している。この要約書は、それが特許請求の範囲または請求項の意味を解釈または制限するのに用いられないという理解のもとに提出されたものである。また、上記の詳細な説明では、開示を簡潔にするために、様々な特徴を一緒にまとめていることがある。このことは、特許請求されていない、開示された特徴が、請求項には必須であることを意図するものと解釈すべきではない。むしろ、発明の主題は、開示された特定の実施形態の全ての特徴よりも少なくなることがあり得る。したがって、以下の請求の範囲は、これにより、実施例または実施形態としての詳細な説明中に包含されて、各請求項は、別々の実施形態としてそれ自体で成立する。さらに、そのような実施形態を様々な組み合わせ、または並び替えで、お互いに組み合わせる可能性が予想される。本発明の範囲は、こうした特許請求の権利が与えられる等価物の全範囲と併せて、添付の特許請求の範囲を参照して決定すべきである。
100 ライダーシステム
104 タイマー
108 ドライバ
112 送信器
116 放出光パルス
120 光学系
124 標的
126 光パルス
128 受信器
132 トランスインピーダンスアンプ
136 乗算器
140 ストレージアレイ
144 マルチプレクサ
148 アナログデジタル変換器
152 バッファ
156 インターフェース
160 プロセッサ

Claims (8)

  1. ライダーシステムにおける光ビームの往復移動時間を決定するための方法であって、
    第1の記憶素子グループ内の個々の記憶素子をアクティブ化することであって、各々が第1の継続時間を有する複数の第1の時間間隔の間、個々の各記憶素子がアクティブ化される、アクティブ化することと、
    第2の記憶素子グループ内の個々の記憶素子をアクティブ化することであって、各々が前記第1の継続時間よりも長い第2の継続時間を有する複数の第2の時間間隔のうちの1つの間、個々の各記憶素子がアクティブ化される、アクティブ化することと、
    前記光ビームの受信された部分に対応する、前記第1および第2の記憶素子グループから決定された個々の記憶素子に基づいて、前記光ビームの往復移動時間を決定することとを含み、
    前記第1および第2の記憶素子グループから決定された前記個々の記憶素子の各々が、前記往復移動時間の異なる桁に対応する、方法。
  2. 前記第2の継続時間が、前記第1の継続時間の長さの少なくとも2倍である、請求項に記載の方法。
  3. 前記光ビームの受信された部分に対応する、前記第1の記憶素子グループからのn番目の素子、および前記第2の記憶素子グループからのm番目の素子を決定することと、
    nと前記第1の時間間隔の長さとの積と、mと前記第2の時間間隔の長さとの積とを合計することにより往復移動時間を決定することと、を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. ライダーシステムにおける光パルスの往復移動時間を決定するためのシステムであって、
    標的に向かって光パルスを放出するように構成されている光送信システムと、
    前記標的から光パルスを受信するように構成されている受信器と、
    第1の記憶素子グループと、
    第2の記憶素子グループと、
    制御回路と、を備え、前記制御回路が、
    前記第1の記憶素子グループ内の個々の記憶素子をアクティブ化することであって、対応する複数の第1の時間間隔の間、個々の各記憶素子がアクティブ化され、前記対応する複数の第1の時間間隔の各々が第1の継続時間を有する、アクティブ化することと、
    前記第2の記憶素子グループ内の個々の記憶素子をアクティブ化することであって、各々が前記第1の継続時間よりも長い第2の継続時間を有する複数の第2の時間間隔のうちの1つの間、個々の各記憶素子がアクティブ化される、アクティブ化することと、
    前記光パルスの受信された部分に対応する、前記第1および第2の記憶素子グループからの前記個々の記憶素子に基づいて、前記光パルスの往復移動時間を決定することと、を行うように構成されており、
    前記第1の記憶素子グループが前記往復移動時間の第1の桁に対応し、前記第2の記憶素子グループが前記往復移動時間の第2の桁に対応する、システム。
  5. 前記第1および第2の記憶素子グループが、デシマルツリーまたはバイナリツリー構造に配置される、請求項に記載のシステム。
  6. 前記制御回路が、前記光パルスの受信された部分に対応する、前記第1の記憶素子グループからのn番目の素子、および前記第2の記憶素子グループからのm番目の素子を決定し、nと前記第1の時間間隔の長さとの積と、mと前記第2の時間間隔の長さとの積とを合計することにより往復移動時間を決定するように構成されている、請求項に記載のシステム。
  7. 前記第1の記憶素子グループの記憶素子当たりアクティブ化の回は、前記第2の記憶素子グループの記憶素子当たりアクティブ化の回とは異なる、請求項に記載のシステム。
  8. 第3の記憶素子グループをさらに備え、前記制御回路が、
    前記第3の記憶素子グループ内の個々の記憶素子をアクティブ化することであって、各々が前記第1の継続時間よりも短い第3の継続時間を有する複数の第3の時間間隔のうちの1つの間、個々の各記憶素子がアクティブ化される、アクティブ化することと、
    前記光パルスの受信された部分に対応する、前記第1、第2および第3の記憶素子グループからの前記個々の記憶素子に基づいて、前記光パルスの往復移動時間を決定することと、を行うように構成されている、請求項からのいずれか一項に記載のシステム。
JP2018217213A 2017-11-21 2018-11-20 ライダーシステムにおける飛行時間を測定するためのシステムおよび方法 Active JP6723327B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/819,976 US10914824B2 (en) 2017-11-21 2017-11-21 Systems and methods for measuring a time of flight in a lidar system
US15/819,976 2017-11-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019095446A JP2019095446A (ja) 2019-06-20
JP6723327B2 true JP6723327B2 (ja) 2020-07-15

Family

ID=66336582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018217213A Active JP6723327B2 (ja) 2017-11-21 2018-11-20 ライダーシステムにおける飛行時間を測定するためのシステムおよび方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10914824B2 (ja)
JP (1) JP6723327B2 (ja)
KR (1) KR102625640B1 (ja)
CN (1) CN109814117B (ja)
DE (1) DE102018129176B4 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10895640B2 (en) * 2018-04-27 2021-01-19 Raytheon Company Digital active optical target detection system
US11556000B1 (en) 2019-08-22 2023-01-17 Red Creamery Llc Distally-actuated scanning mirror
US11841428B2 (en) * 2019-09-25 2023-12-12 Analog Devices International Unlimited Company Storage for active ranging systems with write and overwrite specific instructions
CN110737189B (zh) * 2019-11-05 2021-02-09 中国电子科技集团公司第四十四研究所 脉冲激光间隔测量电路
KR20210061200A (ko) * 2019-11-19 2021-05-27 삼성전자주식회사 라이다 장치 및 그 동작 방법
WO2021180928A1 (en) 2020-03-13 2021-09-16 Analog Devices International Unlimited Company Detecting temperature of a time of flight (tof) system laser
CN113109790B (zh) * 2021-04-14 2022-04-12 深圳煜炜光学科技有限公司 一种激光雷达飞行时间测量的方法及装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE465392B (sv) * 1990-01-12 1991-09-02 Optab Optronikinnovation Ab Foerfarande och anordning vid optiska avstaandsmaetare
DE4304290C1 (de) * 1993-02-12 1994-03-03 Sick Optik Elektronik Erwin Vorrichtung zur Messung der Laufzeit von elektromagnetischen Wellen
EP1860462A1 (de) * 2006-05-23 2007-11-28 Leica Geosystems AG Distanzmessverfahren und Distanzmesser zur Erfassung der räumlichen Abmessung eines Zieles
US8310655B2 (en) * 2007-12-21 2012-11-13 Leddartech Inc. Detection and ranging methods and systems
JP2009232077A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Nec Corp 局側終端装置、通信システム、加入者装置管理方法、および局側終端装置のプログラム
JP2010197118A (ja) 2009-02-24 2010-09-09 Nec Engineering Ltd 距離測定装置
US8994925B2 (en) * 2012-03-27 2015-03-31 Pulsedlight, Inc. Optical distance measurement device
US9127942B1 (en) * 2012-09-21 2015-09-08 Amazon Technologies, Inc. Surface distance determination using time-of-flight of light
US9086275B2 (en) 2013-07-26 2015-07-21 Analog Devices, Inc. System and method for LIDAR signal conditioning
JP2015152428A (ja) 2014-02-14 2015-08-24 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 レーザレーダ装置及び物体検出方法
US9360554B2 (en) 2014-04-11 2016-06-07 Facet Technology Corp. Methods and apparatus for object detection and identification in a multiple detector lidar array
EP2955539B1 (en) * 2014-06-12 2018-08-08 Delphi International Operations Luxembourg S.à r.l. Distance measuring device
US9523765B2 (en) * 2014-07-14 2016-12-20 Omnivision Technologies, Inc. Pixel-level oversampling for a time of flight 3D image sensor with dual range measurements
US10054675B2 (en) * 2014-10-24 2018-08-21 Analog Devices, Inc. Active compensation for phase alignment errors in time-of-flight cameras
JP6424581B2 (ja) * 2014-11-21 2018-11-21 株式会社デンソー 光飛行型測距装置
DE112015005163T5 (de) 2014-11-14 2017-07-27 Denso Corporation Flugzeitabstandsmessvorrichtung
DE102014117705B3 (de) * 2014-12-02 2016-02-18 Odos Imaging Ltd. Abstandsmessvorrichtung und Verfahren zum Bestimmen eines Abstands
JP6910010B2 (ja) 2016-02-17 2021-07-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 距離測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019095446A (ja) 2019-06-20
KR20190058298A (ko) 2019-05-29
CN109814117B (zh) 2023-10-10
KR102625640B1 (ko) 2024-01-15
DE102018129176B4 (de) 2024-05-23
US10914824B2 (en) 2021-02-09
CN109814117A (zh) 2019-05-28
DE102018129176A1 (de) 2019-05-23
US20190154812A1 (en) 2019-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6723327B2 (ja) ライダーシステムにおける飛行時間を測定するためのシステムおよび方法
CN205826866U (zh) 测距装置及其集成系统
US11754686B2 (en) Digital pixel
CN109239724B (zh) 用于测量距离的设备和用于测量所述距离的方法
JP7246406B2 (ja) Lidar測定システムのセンサ素子の制御方法
CN105043539A (zh) 用于运行光电探测器的方法和装置
EP3285087A1 (en) Sensor arrangement and method for determining time-of-flight
CN108474843A (zh) 距离测量装置
JP7195335B2 (ja) 測定プロセスを実行するための方法
JP2020030211A (ja) 距離測定装置及び距離測定方法
US20230197759A1 (en) Pixel circuit and method of operating the same in an always-on mode
CN112540378B (zh) 用于距离测量的方法和设备
EP2914973B1 (en) Device and method for measuring distance values and distance images
CN107272010B (zh) 距离传感器及其距离测量方法、3d图像传感器
Arvani et al. TDC sharing in SPAD-based direct time-of-flight 3D imaging applications
US20220099814A1 (en) Power-efficient direct time of flight lidar
Patanwala et al. A reconfigurable 40 nm CMOS SPAD array for LiDAR receiver validation
CN112559382A (zh) 有源测距系统的存储
IL268695B2 (en) Method and device for measuring optical distance
CN109407104A (zh) 通过避免直方图化增加tof传感器的深度分辨率和深度精度
US11061137B2 (en) Proximity detection device and method comprising a pulse transmission circuit to transmit into a scene plural optical pulses with different pulse durations during a detection period
RU2577079C1 (ru) Оптическое устройство для определения расстояний до объекта
WO2024178640A1 (zh) 一种飞行时间统计装置及激光测距装置
US20230243928A1 (en) Overlapping sub-ranges with power stepping
US20240069199A1 (en) Ranging device

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190107

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200525

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6723327

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250