JP6721199B1 - ポインティングデバイス、及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型化、薄型化が可能であって操作性に優れる新たなポインティングデバイスを提案する。【解決手段】 ポインティングデバイスは、底部基板、及び第1の貫通孔が形成された上面板を有する筐体と、前記底部基板及び前記上面板と平行な2次元方向に移動可能に前記底部基板及び前記上面板の間に配置された操作枠と、前記筐体に一端が接続され、前記操作枠に他端が接続され、前記操作枠を支持する第1の弾性体と、前記筐体における前記操作枠の相対的な位置を検出するセンサと、を備えることを特徴とする。【選択図】 図3

Description

本発明は、ポインティングデバイス、及び電子機器に関する。
従来、パーソナルコンピュータ等の電子機器を操作する場合に用いるポインティングデバイスとして、マウス、ポインティングスティック、トラックボール、タッチパッド等が知られている。
これらのポインティングデバイスに対しては、操作性や携帯性を向上させるため、小型化が進められている。例えば、特許文献1には、小型化したマウスが記載されている。
特開2003−131806号公報
しかしながら、依然として従来の各ポインティングデバイスには、以下の課題が存在する。
マウスについては、パソコン本体と別体のため携帯性が悪い、形状が曲面のため携帯時に落下しやすい、無線型の場合には乾電池の交換が必要となる、有線型の場合にはケーブルが操作の邪魔となる、操作場所が平面に限られる、平面の状態によってはマウスパッドが必要となる等の課題がある。
ポインティングスティックについては、使い慣れるまでに時間を要する、キーボードの中に存在するのでキーボードから手を離した状態ではポインティングスティックを探しにくい、指を置く自由度が低いので疲労を感じやすい、小型化すると操作時の可動範囲が狭くなるため使いづらい、可動範囲を広げるには高さが必要になる等の課題がある。
トラックボールについては、ボールを備えた構造のために薄型化が難しい、仮に薄型化のためボールを小型化すると操作性が悪くなる等の課題がある。
タッチパッドについては、操作感が低い、キーボード操作時に掌等が触れてしまいユーザの意図しない操作が行われてしまう、手袋をしていると操作できない等の課題がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、小型化、薄型化が可能であって操作性に優れる新たなポインティングデバイスを提案することを目的とする。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。
上記課題を解決すべく、本発明の一態様に係るポインティングデバイスは、底部基板、及び第1の貫通孔が形成された上面板を有する筐体と、前記底部基板及び前記上面板と平行な2次元方向に移動可能に前記底部基板及び前記上面板の間に配置された操作枠と、前記筐体に一端が接続され、前記操作枠に他端が接続され、前記操作枠を支持する第1の弾性体と、前記筐体における前記操作枠の相対的な位置を検出するセンサと、を備えることを特徴とする。
前記操作枠には、ユーザが指を差し入れるための操作孔を形成することができ、前記操作孔は、前記上面板の前記第1の貫通孔よりも径が小さく、ユーザが操作していない初期位置において前記第1の貫通孔の内側に配置されているようにすることができる。
前記ポインティングデバイスは、前記操作枠に一部が接続され、前記操作枠を支持する第2の弾性体と、前記操作枠の移動に伴う前記第2の弾性体の一部の移動をガイドするガイド板と、を備えることができる。
前記第1の弾性体は、コイルバネとすることができ、前記第2の弾性体は、板バネとすることができる。
前記ポインティングデバイスは、前記操作孔の内側であって前記操作枠の下側に配置された第1のスイッチ、を備えることができる。
前記ポインティングデバイスは、前記上面板の前記第1の貫通孔とは異なる位置に配置された第2のスイッチ、を備えることができる。
前記ポインティングデバイスは、前記操作枠に対して着脱可能であって、前記操作孔の径及び形状の少なくとも一方を変更する操作孔変更部材、を備えることができる。
本発明の他の態様に係る電子機器は、前記ポインティングデバイスが組み込まれていることを特徴とする。
本発明によれば、小型化、薄型化が可能であって操作性に優れる新たなポインティングデバイスを提案することが可能となる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、本発明の一実施形態に係るポインティングデバイスを搭載した電子機器の一例を示す図である。 図2は、ポインティングデバイスの外観の一例を示す上面図である。 図3は、ポインティングデバイスの内部構造の一例を示す側面図である。 図4は、ポインティングデバイスの内部構造の一例を示す分解図である。 図5は、操作枠の動きを説明するための図である。 図6は、操作孔変更部材について説明するための図である。 図7は、ポインティングデバイスを外付け型にした変形例を示す図である。
以下、本発明に係る一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、一実施形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、「Aからなる」、「Aよりなる」、「Aを有する」、「Aを含む」と言うときは、特にその要素のみである旨明示した場合等を除き、それ以外の要素を排除するものでないことは言うまでもない。同様に、以下の実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。
<本発明の一実施形態に係るポインティングデバイス20を搭載した電子機器10>
図1は、本発明の一実施形態に係るポインティングデバイス20が組み込まれている電子機器10の一例を示す図である。
同図の場合、電子機器10は、ノート型のPC(パーソナルコンピュータ)であり、ポインティングデバイス20は、例えば、電子機器10の本体上面手前側中央(既存のノート型PCにおいてタッチパッドが搭載されている位置)に搭載される。なお、ポインティングデバイス20の位置は、図示した例に限らず、例えば、電子機器10の本体上面手前側右端等の任意の位置に配置することができる。
次に、ポインティングデバイス20の構成例について、図2〜図4を参照して説明する。図2は、ポインティングデバイス20の外観の一例を示す上面図であり、図3は、ポインティングデバイス20の内部構造の一例を示す側面図であり、図4は、ポインティングデバイス20の内部構造の一例を示す分解図である。
はじめに、ポインティングデバイス20の外観について説明する。図2に示されるように、ポインティングデバイス20は、電子機器10の本体上面と同一平面上に配置される上面板21を有する。上面板21には、円形の第1の貫通孔22が形成されている。また、上面板21には、ユーザにとって手前側(図2において下側)に矩形の第2の貫通孔26が形成されている。なお、第1の貫通孔22、及び第2の貫通孔26の形状は上述した例に限らない。例えば、第1の貫通孔22が楕円形であり、第2の貫通孔26が円形や楕円形であってもよい。
上面板21に形成された第1の貫通孔22の下側には、円形の操作孔24が形成された操作枠23が配置されている。操作枠23に形成された操作孔24の下側には、第1のスイッチ25が配置されている。よって、ポインティングデバイス20を上方から見た場合、上面板21の第1の貫通孔22の内側に操作枠23及び操作孔24が見え、操作孔24の内側には第1のスイッチ25が見えることになる。
操作孔24の径は、ユーザが指を差し入れて操作枠23を移動させ、且つ、第1のスイッチ25をクリックし得る程度の大きさであることが望ましい。なお、操作孔24の形状は、円形に限らず、楕円形や多角形であってもよい。
上面板21における第2の貫通孔26に内側には、電子機器10の本体上面と同一平面上に第2のスイッチ27が配置されている。
第1のスイッチ25、及び第2のスイッチ27は、ユーザからクリック操作を検出し、検出結果を表す検出信号を制御部37に出力する。
次に、ポインティングデバイス20の内部構造について説明する。ポインティングデバイス20は、その筐体30として上面板21、底部基板31、及び側壁32を有する。
上面板21及び底部基板31の間には、引張式のコイルバネ33によって支持された操作枠23が配置されている。本実施形態の場合、操作枠23は矩形に形成されており、操作枠23のy軸に平行な対向する2辺のそれぞれは、2本のコイルバネ33を介して側壁32に固定されている。これにより、操作枠23は、上面板21及び底部基板31と平行な2次元方向にフレキシブルに移動可能となる。例えば、ユーザが操作枠23を操作していない初期状態において、操作枠23は操作孔24の中心が第1の貫通孔22の中心とほぼ一致する初期位置に配置される。そして、ユーザが操作孔24に指を差し入れて操作枠23を移動させた場合、コイルバネ33の復元力(張力)が生じ、ユーザが指の力を緩めたり、操作孔24から指を抜いたりすると、操作枠23が初期位置に戻ることになる。コイルバネ33は、本発明の第1の弾性体に相当する。なお、本実施形態の場合、コイルバネ33は、y軸に平行な各辺に2本ずつ設けているが、1本ずつ、または3本以上ずつ設けてもよい。
また、操作枠23のx軸に平行な対向する2辺のそれぞれには、板バネ34の一端(固定端)が接続されている。板バネ34は、本発明の第2の弾性体に相当する。
上面板21及び底部基板31の間には、+y軸方向及び−y軸方向から操作枠23を挟むように配置されたガイド板41が設けられており、板バネ33の他端(自由端)は、操作枠23が初期位置の状態においてガイド板41に当接または近接している。ガイド板41の操作枠23側の側面は、操作枠23の移動に伴って移動する板バネ34の他端をガイドするように円弧状に形成されている。板バネ34及びガイド板41を設けたことにより、ユーザが操作枠23を移動した際に操作感(反発力)を与えることができる。また、板バネ34は、操作枠23が初期位置に戻った際の振動を抑制することができる。
操作枠23の下面にはランダムな模様または微細な凹凸が形成された光反射領域42が設けられている。操作枠23の操作孔24以下の領域の下側には、x軸センサ35、y軸センサ36、及び制御部37が設けられている。
x軸センサ35及びy軸センサ36は、例えば、光学センサからなる。x軸センサ35は、操作枠23の下面に設けられた光反射領域42に光を照射し、その反射光に基づいて操作枠23のx軸方向の相対的な移動量を検出し、検出結果を表す検出信号を制御部37に出力する。同様に、y軸センサ36は、操作枠23の下面に設けられた光反射領域42に光を照射し、その反射光に基づいて操作枠23のy軸方向の相対的な移動量を検出し、検出結果を表す検出信号を制御部37に出力する。
制御部37は、第1のスイッチ25、第2のスイッチ27、x軸センサ35、及びy軸センサ36からの検出信号を電子機器10に予めインストールされているポインティングデバイス20用のドライバプログラム(不図示)に出力する。
該ドライバプログラムでは、制御部37からの検出信号を電子機器10に対する制御信号に変換して電子機器10のOS(Operation System)プログラム等に出力する。これにより、ポインティングデバイス20を用いた電子機器10の操作が可能となる。
<ポインティングデバイス20の操作に対応する電子機器10の動作>
次に、ポインティングデバイス20の操作に対応する電子機器10の動作の一例について、従来のマウスと対比して説明する。
操作枠23の移動は、マウス本体の移動に相当し、電子機器10の画面に表示されているカーソル等のポインタを移動させることができる。第1のスイッチ25は、マウスの左ボタンに相当し、クリックすることによりポインタが指し示すアイコン等を選択することができる。第2のスイッチ27はマウスの右ボタンに相当し、クリックすることによりポインタが指し示すアイコン等に関連するメニューを表示させることができる。
操作枠23を前後(y軸方向)または左右(x軸方向)に素早く2往復させた場合、電子機器10をスクロールモードに遷移させることができる。スクロールモードにおいて、操作枠23はマウスに備わるホイールに相当する。すなわち、操作枠23を移動させることにより、移動させている間、その移動方向に応じて画面をスクロールさせることができる。また、その移動量に応じてスクロールの速さを調整することができる。なお、スクロールモードにおいて、第1のスイッチ25をクリックした状態で操作枠23を前後または左右に素早く2往復させることにより、スクロールモードを解除することができる。
第2のスイッチ27をクリックした状態で操作枠23を前後または左右に素早く2往復させた場合、電子機器10をオートスクロールモード(マウスのホイールを押下すると遷移するモード)に遷移させることができる。オートスクロールモードにおいて、操作枠23はマウスの本体に相当し、画面上のポインタはオートスクロールマークに変更される。すなわち、操作枠23を移動させることにより(移動の後、操作枠23を初期位置に戻してもよい)、その移動方向に応じて画面のスクロールを継続させることができる。また、その移動量に応じてスクロールの速さを調整することができる。なお、オートスクロールモードにおいて、第1のスイッチ25をクリックした状態で操作枠23を前後または左右に素早く2往復させることにより、オートスクロールモードを解除することができる。
なお、ポインティングデバイス20の操作に対応する電子機器10の動作は上述した例に限らず、ポインティングデバイス20用のドライバプログラムを用いて適宜変更することが可能である。
<操作枠23の動きについて>
次に、図5は、操作枠23の動きを説明するための図であり、ポインティングデバイス20から上面板21を取り除き、操作枠23、コイルバネ33、板バネ34、及びガイド板41を上方から見た状態を示している。なお、同図(A)は操作枠23が初期位置の状態、同図(B)は操作枠23が初期位置から図面右方向に移動された状態、同図(C)は操作枠23が初期位置から図面上方向に移動された状態、同図(D)は操作枠23が初期位置から図面右斜め上方向に移動された状態、同図(E)は板バネ34及びガイド板41を設けていない場合を示している。
同図(B)に示されるように、ユーザが操作枠23を初期位置から右方向に移動させる場合、操作枠23のy軸と平行な2辺のうちの左側の辺に固定された、引き伸ばされる2本のコイルバネ33には、操作枠23を左方向に引き戻す張力が生じる。したがって、操作枠23は回転することなく左方向へ引き戻す力M1を受けた状態で右方向に移動されることになる。ユーザが操作枠23を初期位置から左方向に移動させる場合についても同様である。
同図(C)に示されるように、ユーザが操作枠23を初期位置から上方向に移動させる場合、操作枠23に固定された、引き伸ばされる4本のコイルバネ33には、操作枠23を下方向に引き戻す方向に等しい張力を生じる。したがって、操作枠23は回転することなく下方向への引き戻す力M2を受けた状態で上方向に移動されることになる。ユーザが操作枠23を初期位置から下方向に移動させる場合についても同様である。
同図(D)に示されるように、ユーザが操作枠23を初期位置から図面右斜め上方向に移動させる場合、左側のコイルバネ33の作用により操作枠23には反時計回りの回転力M3が発生する。この場合、同図(E)に示されるように、板バネ34及びガイド板41を設けていないと、発生した回転力M3によって操作枠23が回転してしまい、ユーザにとって指触りや操作性に違和感を与えてしまうことがある。ユーザが操作枠23を初期位置から他の斜め方向に移動させる場合についても同様である。
しかしながら、本実施形態では、同図(D)に示されるように、板バネ34及び円弧状に形成されたガイド板41が設けられているので、右上の板バネ34の他端が円弧に当接しながら移動する際に生じる下方向の反発力により、操作枠23に発生した回転力M3を打ち消すことができ、操作枠23の回転を抑止できる。よって、ユーザに対して指触りや操作性に違和感を与えることを抑止できる。ユーザが操作枠23を初期位置から他の斜め方向に移動させる場合についても同様に、操作枠23の回転を抑止できる。
<第1の変形例>
次に、ポインティングデバイス20の第1の変形例について説明する。
上述したように、操作孔24の径は、ユーザが指を差し入れて操作枠23を移動させ、且つ、第1のスイッチ25をクリックし得る程度の大きさであることが望ましい。しかしながら、指の太さは、人それぞれであり、極端に太い人もいれば、細い人もいる。そこで、ユーザの指の太さに対応できるように、内周の径や形状が異なる複数の操作孔変更部材51を用意するようにしてもよい。
図6は、操作孔変更部材51について説明するための図であり、同図(A)は操作孔変更部材51の一例を示しており、同図(B)は操作孔変更部材51を操作孔24に取り付けた状態を示している。
操作孔変更部材51は、環状に形成され、その外周が操作孔24に一致し、内周が操作孔24よりも小さい径に形成されている。そして、操作孔24に対して操作孔変更部材51が着脱可能となるように、広めに形成された操作孔24の周囲には凹部を形成するようにし、操作孔変更部材51の外周には凸部を形成するようにする。
ユーザは、自身の指の太さや好みに合った操作孔変更部材51を選択して操作孔24に装着するようにする。これにより、ユーザに適した操作性を実現することができる。なお、操作孔変更部材51の内周の形状は、円形に限らず、楕円形や多角形であってもよい。また、操作枠23に対する操作孔変更部材51の着脱構造は、凹凸に限らない。
<第2の変形例>
次に、図7は、ポインティングデバイス20の第2の変形例を示している。
上述した説明において、ポインティングデバイス20は電子機器10に組み込まれているものとして説明したが、図7に示されるように、電子機器10に対してポインティングデバイス20を外付けするようにしてもよい。
電子機器10とポインティングデバイス20との通信は、例えば、USB(Universal Serial Bus)を介した有線接続で行ってよいし、Bluetooth(商標)等の無線通信規格を用いた無線接続で行ってもよい。
<まとめ>
本実施形態のポインティングデバイス20によれば、以下の効果を奏することができる。
ポインティングデバイス20は、その内部の可動部分が2次元方向に移動する操作枠23のみであるため、マウス、ポインティングスティック、トラックボール等に比べて容易に薄型化を実現できる。また、移動される操作枠23が他の構成要素と接触せずコイルバネ33に支持されて浮いているため、操作枠23の摩耗を防止できる。さらに、操作枠23に対するユーザの操作は下方向への荷重を生じさせないので、下方向の荷重を考慮した強度設計が不要となる。
ポインティングデバイス20では、操作枠23の移動範囲を比較的広く設けることができるので、ユーザは指先を動かし易く、ポインタの移動方向や移動速度の調整が容易となる。
操作枠23の内側に第1のスイッチ25が配置されているため、ユーザは指一本によるドラッグ等の操作が容易となる。
操作枠23とは離れた位置に第2のスイッチ27が設けられているので、一方に対して操作している場合の他方に対する誤操作を抑止できる。
本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した各実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明が、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を、他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に、他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
10・・・電子機器、20・・・ポインティングデバイス、21・・・上面板、22・・・第1の貫通孔、23・・・操作枠、24・・・操作孔、25・・・第1のスイッチ、26・・・第2の貫通孔、27・・・第2のスイッチ、30・・・筐体、31・・・底部基板、32・・・側壁、33・・・コイルバネ、34・・・板バネ、35・・・x軸センサ、36・・・y軸センサ、37・・・制御部、41・・・ガイド板、42・・・光反射領域、51・・・操作孔変更部材

Claims (7)

  1. 底部基板、及び第1の貫通孔が形成された上面板を有する筐体と、
    前記底部基板及び前記上面板と平行な2次元方向に移動可能に前記底部基板及び前記上面板の間に配置された操作枠と、
    前記筐体に一端が接続され、前記操作枠に他端が接続され、前記操作枠を支持する第1の弾性体と、
    前記筐体における前記操作枠の相対的な位置を検出するセンサと、
    前記操作枠に一部が接続され、前記操作枠を支持する第2の弾性体と、
    前記操作枠の移動に伴う前記第2の弾性体の一部の移動をガイドするガイド板と、
    を備えることを特徴とするポインティングデバイス。
  2. 請求項1に記載のポインティングデバイスであって、
    前記操作枠には、ユーザが指を差し入れるための操作孔が形成されており、
    前記操作孔は、前記上面板の前記第1の貫通孔よりも径が小さく、ユーザが操作していない初期位置において前記第1の貫通孔の内側に配置されている
    ことを特徴とするポインティングデバイス。
  3. 請求項に記載のポインティングデバイスであって、
    前記第1の弾性体は、コイルバネであり、
    前記第2の弾性体は、板バネである
    ことを特徴とするポインティングデバイス。
  4. 底部基板、及び第1の貫通孔が形成された上面板を有する筐体と、
    前記底部基板及び前記上面板と平行な2次元方向に移動可能に前記底部基板及び前記上面板の間に配置された操作枠と、
    前記筐体に一端が接続され、前記操作枠に他端が接続され、前記操作枠を支持する第1の弾性体と、
    前記筐体における前記操作枠の相対的な位置を検出するセンサと、を備え、
    前記操作枠には、ユーザが指を差し入れるための操作孔が形成されており、
    前記操作孔は、前記上面板の前記第1の貫通孔よりも径が小さく、ユーザが操作していない初期位置において前記第1の貫通孔の内側に配置され、
    前記操作孔の内側であって前記操作枠の下側に配置された第1のスイッチ、
    を備えることを特徴とするポインティングデバイス。
  5. 底部基板、及び第1の貫通孔が形成された上面板を有する筐体と、
    前記底部基板及び前記上面板と平行な2次元方向に移動可能に前記底部基板及び前記上面板の間に配置された操作枠と、
    前記筐体に一端が接続され、前記操作枠に他端が接続され、前記操作枠を支持する第1の弾性体と、
    前記筐体における前記操作枠の相対的な位置を検出するセンサと、を備え、
    前記操作枠には、ユーザが指を差し入れるための操作孔が形成されており、
    前記操作孔は、前記上面板の前記第1の貫通孔よりも径が小さく、ユーザが操作していない初期位置において前記第1の貫通孔の内側に配置され、
    前記操作枠に対して着脱可能であって、前記操作孔の径及び形状の少なくとも一方を変更する操作孔変更部材、
    を備えることを特徴とするポインティングデバイス。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のポインティングデバイスであって、
    前記上面板の前記第1の貫通孔とは異なる位置に配置された第2のスイッチ、
    を備えることを特徴とするポインティングデバイス。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載のポインティングデバイスが組み込まれている
    ことを特徴とする電子機器。
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