JP6719772B2 - マイクロホン - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロホンに関する。
マイクロホンの型式の1つであるリボン型マイクロホンは、磁界を形成する一対の磁石と、音波を受けて振動する一対のリボン型振動板と、を備える。一対のリボン型振動板は、磁界内に配置される。一対のリボン型振動板は、音波を受けると磁界内で振動して、音波に応じた電気信号を生成する。
リボン型マイクロホンの指向性は、一般的に双指向性である。一方、楽音の収音や、拡声を目的としたマイクロホンの指向性は、単一指向性であることが望ましい。
リボン型マイクロホンの単一指向性は、双指向性成分と無指向性成分とが加算されることで実現される。リボン型マイクロホンの単一指向性は、リボン型マイクロホンに内蔵される音響管を用いて実現される。リボン型振動板は、他の型のマイクロホン(例えば、ダイナミック型マイクロホン)の振動板と比べると、質量が小さく、機械インピーダンスが低い。低い周波数でリボン型振動板を振動させるためには、音響管の長さは、長くなる。すなわち、単一指向性のリボン型マイクロホンは、長い音響管を必要とする。そのため、単一指向性のリボン型マイクロホンの小型化は、困難である。
単一指向性のリボン型マイクロホンを小型化する技術として、音響管の代わりに単一指向性変換器を備えた単一指向性のリボン型マイクロホンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−5861号
特許文献1に開示された単一指向性のリボン型マイクロホンでは、単一指向性を実現するために、単一指向性変換器が取り付けられる。そのため、リボン型振動板を備えたマイクロホンの小型化は、十分とはいえない。
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、リボン型振動板を備えた単一指向性のマイクロホンを小型化することを目的とする。
本発明は、マイクロホンであって、双指向性のリボン型マイクロホンユニットと、無指向性のコンデンサ型マイクロホンユニットと、を有してなり、リボン型マイクロホンユニットは、一対のリボン型振動板を備え、コンデンサ型マイクロホンユニットは、一対のリボン型振動板の間に配置される、ことを特徴とする。
本発明によれば、リボン型振動板を備えた単一指向性のマイクロホンを小型化することができる。
本発明にかかるマイクロホンの実施の形態を示す正面図である。 図1のマイクロホンの正面視断面図である。 図1のマイクロホンが備えるマイクロホンユニットの正面図である。 図3のマイクロホンユニットのA−A線断面図である。 図3のマイクロホンユニットが備える磁気回路組立体の正面図である。 図5の磁気回路組立体のX−X線断面図である。 図3のマイクロホンユニットのB−B線断面図である。
●マイクロホン●
以下、図面を参照しながら、本発明にかかるマイクロホンの実施の形態について説明する。
●マイクロホンの構成
図1は、本発明にかかるマイクロホンの実施の形態を示す正面図である。
図2は、図1のマイクロホンの正面視断面図である。
マイクロホンMは、音源からの音波を収音して、音波に応じた電気信号を出力する。マイクロホンMは、マイクロホンケース1と、リボン型マイクロホンユニット2と、コンデンサ型マイクロホンユニット3と、を有してなる。
以下の説明において、マイクロホンMの前方は、収音時に音源側に向けられるマイクロホンMの方向(図1の紙面手前側の方向)である。マイクロホンMの後方は、その反対方向(図1の紙面奥側の方向)である。マイクロホンMの上方は、マイクロホンMの長手方向(図1の紙面上下方向)におけるマイクロホンMの一端(マイクロホンMにおける図1の紙面上側の端部)が向けられる方向(図1の紙面上側の方向)である。マイクロホンMの下方は、マイクロホンMの上方の反対側の方向(図1の紙面下側の方向)である。
マイクロホンケース1は、リボン型マイクロホンユニット2とコンデンサ型マイクロホンユニット3とを収納する。マイクロホンケース1は、金属製で、有底円筒状である。
マイクロホンケース1は、2つの第1窓孔11hと、2つの第2窓孔(不図示)と、メッシュ12と、を備える。第1窓孔11hと第2窓孔とは、矩形状である。第1窓孔11hは、マイクロホンケース1の前面(正面)の周壁に、マイクロホンケース1の長手方向(図1の紙面上下方向)に並んで配置される。第2窓孔は、マイクロホンケース1の後面(背面)の周壁に、マイクロホンケース1の長手方向に並んで配置される。第2窓孔は、第1窓孔11hに対向して配置される。第1窓孔11hと第2窓孔とは、リボン型マイクロホンユニット2がマイクロホンケース1に収納されたとき、リボン型マイクロホンユニット2と対向する。第1窓孔11hと第2窓孔とは、マイクロホンケース1の内側からメッシュ12で覆われる。メッシュ12は、マイクロホンケース1内への異物の侵入を防ぐ。
図3は、リボン型マイクロホンユニット2の正面図である。
図4は、リボン型マイクロホンユニット2のA−A線断面図である。
リボン型マイクロホンユニット2は、音源からの音波を収音して、音波に応じた電気信号を出力する。リボン型マイクロホンユニット2の指向性は、双指向性である。リボン型マイクロホンユニット2は、磁気回路組立体21と第1振動板組立体22と第2振動板組立体23と第1保護板24と第2保護板25と取付ねじ26とを有してなる。
図5は、磁気回路組立体21の正面図である。
図6は、磁気回路組立体21のX−X線断面図である。
図5と図6とは、磁気回路組立体21内におけるコンデンサ型マイクロホンユニット3も示す。
磁気回路組立体21は、磁気回路組立体21内に磁束を発生させると共に、コンデンサ型マイクロホンユニット3を固定する。磁気回路組立体21は、ヨーク21aと第1磁石21bと第2磁石21cとを備える。
ヨーク21aは、鉄などの磁性材製である。ヨーク21aは、略矩形状である。ヨーク21aは、略矩形の窓孔21ah1を備える。窓孔21ah1は、ヨーク21aの幅方向(図5の紙面左右方向)の中央部に配置される。窓孔21ah1は、ヨーク21aをヨーク21aの厚み方向(図5の紙面奥手前方向)に貫通する。窓孔21ah1は、後述する磁気ギャップを形成すると共に、後述するリボン型振動板22b、23bを収納する。
ヨーク21aは、4つのねじ孔21ah2を備える。ねじ孔21ah2は、取付ねじ26がねじ込まれる孔である(図3参照)。2つのねじ孔21ah2は、ヨーク21aの上部に、ヨーク21aの幅方向における中心線(以下「中心線」という。)に対して対称に配置される。残り2つのねじ孔21ah2は、ヨーク21aの下部に、中心線に対して対称に配置される。
ヨーク21aは、その下端部に、上下方向(図6の紙面上下方向)に貫通する挿通孔21ah3を備える。挿通孔21ah3については、後述する。
第1磁石21bは、例えば、永久磁石である。第1磁石21bは、細長の角柱状である。第2磁石21cの構成は、第1磁石21bの構成と同じである。第1磁石21bは、窓孔21ah1の長手方向(図5の紙面上下方向)に沿って、窓孔21ah1の内周面に固定される。第2磁石21cは、窓孔21ah1の長手方向に沿って、第1磁石21bに対向して窓孔21ah1の内周面に固定される。第1磁石21bと第2磁石21cとの間には、空隙が設けられる。
第1磁石21bの第2磁石21cとの対向面の磁極は、第2磁石21cの第1磁石21bとの対向面の磁極と異なる。そのため、第1磁石21bと第2磁石21cとから発生する磁束は、空隙を横切る。すなわち、磁気回路組立体21は、磁気ギャップを有する。
第1振動板組立体22は、図3と図4とに示されるように、基板22aとリボン型振動板22bと固定部22cとを備える。
基板22aは、アルミニウムなどの軽金属製である。基板22aは、矩形状である。基板22aは、窓孔22ah1と、4つの第1ねじ挿通孔(不図示)と、4つの第2ねじ挿通孔22ah2(一部不図示)と、を備える。窓孔22ah1は、基板22aの中央部に配置される。窓孔22ah1は、基板22aの長手方向(図3の紙面上下方向)に長い矩形である。第1ねじ挿通孔は、基板22aの4隅のそれぞれに配置される。第1ねじ挿通孔は、取付ねじ26が挿通される孔である。
2つの第2ねじ挿通孔22ah2は、基板22aの幅方向(図3の紙面左右方向)に並んで配置された2つの第1ねじ挿通孔の間に並んで配置される。すなわち、基板22aは、その上部に、2つの第2ねじ挿通孔22ah2を備え、その下部に、2つの第2ねじ挿通孔22ah2を備える。第2ねじ挿通孔22ah2は、後述する取付ねじ22c3が挿通される孔である。
リボン型振動板22bは、音源からの音波に応じて振動して、振動に応じた電気信号を出力する。リボン型振動板22bは、アルミニウム箔などの金属製である。リボン型振動板22bは、リボン型振動板22bの上下方向(図3の紙面上下方向)の両端部を除いた部分が上下方向に沿って折り曲げられた蛇腹状である。リボン型振動板22bの幅方向(図3の紙面左右方向)の長さは、窓孔22ah1の幅方向(図3の紙面左右方向)の長さよりも短い。
固定部22cは、リボン型振動板22bを基板22aに固定する。固定部22cは、スペーサ22c1と金具22c2と取付ねじ22c3とを備える。スペーサ22c1と金具22c2とは、第2ねじ挿通孔22ah2に挿通された取付ねじ22c3により、基板22aの上部と基板22aの下部のそれぞれに取り付けられる。基板22aに取り付けられたスペーサ22c1と金具22c2とは、リボン型振動板22bの上端部とリボン型振動板22bの下端部とを挟持する。すなわち、リボン型振動板22bは、固定部22cにより、基板22aに固定される。
第2振動板組立体23は、基板23aとリボン型振動板23bと固定部23cとを備える。第2振動板組立体23の構成は、第1振動板組立体22の構成と同じである。すなわち、リボン型振動板23bは、固定部23cにより、基板23aに固定される。
第1振動板組立体22は、磁気回路組立体21の前面(図4の紙面右側の面)に取付ねじ26により取り付けられる。取付ねじ26は、第1振動板組立体22の第1ねじ挿通孔に挿通されて、磁気回路組立体21のねじ孔21ah2(図5参照)にねじ込まれる。第1振動板組立体22は、磁気回路組立体21の窓孔21ah1を磁気回路組立体21の前方から覆う。リボン型振動板22bは、図4に示されるように、窓孔21ah1に収納される。その結果、リボン型振動板22bの蛇腹状の部分は、磁気回路組立体21の磁気ギャップ内に配置される。
第2振動板組立体23は、磁気回路組立体21の後面(図4の紙面左側の面)に第1振動板組立体22と同様に取り付けられる。リボン型振動板23bは、磁気回路組立体21の窓孔21ah1に収納される。その結果、窓孔21ah1に収納されたリボン型振動板23bの蛇腹状の部分は、磁気回路組立体21の磁気ギャップ内に配置される。
第1振動板組立体22と第2振動板組立体23とは、磁気回路組立体21に取り付けられる。第1振動板組立体22と第2振動板組立体23とは、磁気回路組立体21を、磁気回路組立体21の前面と後面との両面から挟む。
第1保護板24は、リボン型振動板22bを磁性粉などから保護する。第1保護板24は、金属製である。第1保護板24は、本体24aと6つの脚部24bとを備える。本体24aは、正面視において、矩形の板状である。脚部24bは、本体24aの長手方向(上下方向)に沿う両側部それぞれの3箇所に配置される。脚部24bは、本体24aに対して直角方向に突出する。脚部24bの先端は、脚部24bの外方(図3の紙面左右方向)に向かって直角に折れ曲がる。本体24aは、複数の音孔24hを備える。音孔24hは、音源からの音波をリボン型振動板22bに導く。音孔24hは、本体24aに略均等に配置される。
第2保護板25は、リボン型振動板23bを磁性粉などから保護する。第2保護板25は、本体25aと脚部25bとを備える。本体25aは、音孔25hを備える。第2保護板25の構成は、第1保護板24の構成と同じである。
第1保護板24は、第1振動板組立体22の前面に取り付けられる。第1保護板24の脚部24bは、第1振動板組立体22の基板22aに取り付けられる。第1保護板24の本体24aは、リボン型振動板22bと対向してリボン型振動板22bを保護する。
第2保護板25は、第2振動板組立体23の後面に取り付けられる。第2保護板25の脚部25bは、第2振動板組立体23の基板23aに取り付けられる。第2保護板25の本体25aは、リボン型振動板23bと対向してリボン型振動板23bを保護する。
コンデンサ型マイクロホンユニット3は、音源からの音波を収音する。コンデンサ型マイクロホンユニット3の指向性は、無指向性である。コンデンサ型マイクロホンユニット3の外形は、円柱状である。コンデンサ型マイクロホンユニット3は、コンデンサ型マイクロホンユニット3の上端面に音孔(不図示)を備える。音孔は、音源からの音波をコンデンサ型マイクロホンユニット3内に導入する。コンデンサ型マイクロホンユニット3は、ケーブルCを介してコネクタ(不図示)に接続される。ケーブルCは、磁気回路組立体21の挿通孔21ah3に挿通される。
図7は、図3のリボン型マイクロホンユニット2のB−B線断面図である。
コンデンサ型マイクロホンユニット3は、リボン型マイクロホンユニット2の内部、すなわち、一対のリボン型振動板22bとリボン型振動板23bとの間に配置される。コンデンサ型マイクロホンユニット3は、一対の第1磁石21bと第2磁石21cとの間に配置される。すなわち、コンデンサ型マイクロホンユニット3は、磁気回路組立体21の磁気ギャップ内で、一対のリボン型振動板22b、23bと、一対の磁石21b、21cと、に囲まれる。換言すれば、コンデンサ型マイクロホンユニット3は、ヨーク21aの内側に配置される。
コンデンサ型マイクロホンユニット3は、一対のリボン型振動板22bとリボン型振動板23bのそれぞれから等間隔の位置に配置される。コンデンサ型マイクロホンユニット3の上端面は、図4に示されるように、一対のリボン型振動板22bとリボン型振動板23bとの長手方向の中央(図4の紙面左右方向に沿う一点鎖線)より下方に配置される。
●音響端子
リボン型マイクロホンユニット2の音響端子と、コンデンサ型マイクロホンユニット3の音響端子と、について図4を参照しながら説明する。
リボン型マイクロホンユニット2の音響端子は、リボン型マイクロホンユニット2に対して実効的に音圧を与える空気の位置である。換言すれば、リボン型マイクロホンユニット2の音響端子は、リボン型マイクロホンユニット2が備えるリボン型振動板22b(リボン型振動板23b)と同時に動く空気の中心位置である。すなわち、リボン型マイクロホンユニット2の音響端子は、リボン型マイクロホンユニット2に対する音響的な中心である。
リボン型マイクロホンユニット2の音響端子は、リボン型マイクロホンユニット2の指向性が双指向性であるため2つ存在する。リボン型マイクロホンユニット2の2つの音響端子のうち、一方の音響端子は、リボン型振動板22bの長手方向の中央であって、第1保護板24の前方における第1保護板24の音孔24hに近接した位置に存在する。他方の音響端子は、リボン型振動板23bの長手方向の中央であって、第1保護板24の後方における第2保護板25の音孔25hに近接した位置に存在する。
コンデンサ型マイクロホンユニット3の音響端子は、コンデンサ型マイクロホンユニット3に対して実効的に音圧を与える空気の位置である。換言すれば、コンデンサ型マイクロホンユニット3の音響端子は、コンデンサ型マイクロホンユニット3が備える振動板と同時に動く空気の中心位置である。すなわち、コンデンサ型マイクロホンユニット3の音響端子は、コンデンサ型マイクロホンユニット3に対する音響的な中心である。
コンデンサ型マイクロホンユニット3の音響端子は、コンデンサ型マイクロホンユニット3の指向性が無指向性であるため1つ存在する。コンデンサ型マイクロホンユニット3の音響端子は、コンデンサ型マイクロホンユニット3の上方におけるコンデンサ型マイクロホンユニット3の音孔に近接した位置に存在する。
コンデンサ型マイクロホンユニット3は、コンデンサ型マイクロホンユニット3の音響端子がリボン型マイクロホンユニット2の2つの音響端子と同軸上に存在するように、リボン型マイクロホンユニット2の内部に配置される。その結果、コンデンサ型マイクロホンユニット3の音響端子は、リボン型マイクロホンユニット2の2つの音響端子と近接して同一平面内に存在する。すなわち、コンデンサ型マイクロホンユニット3は、コンデンサ型マイクロホンユニット3の音響端子とリボン型マイクロホンユニット2の音響端子と同軸上で、同一平面内に近接して存在するように、リボン型マイクロホンユニット2の内部に配置される。
リボン型マイクロホンユニット2の内部に配置されたコンデンサ型マイクロホンユニット3の音響端子は、リボン型マイクロホンユニット2の音響端子と同軸上で、同一平面内に近接して存在する。すなわち、リボン型マイクロホンユニット2が受ける音波の音圧は、コンデンサ型マイクロホンユニット3が受ける音波の音圧と同じである。コンデンサ型マイクロホンユニット3は、リボン型マイクロホンユニット2と同じ音波を収音する。コンデンサ型マイクロホンユニット3が出力した電気信号は、リボン型マイクロホンユニット2が出力した電気信号に加算される。すなわち、無指向性のコンデンサ型マイクロホンユニット3の無指向性成分は、双指向性のリボン型マイクロホンユニット2の双指向性成分に加算される。つまり、マイクロホンMの指向性は、単一指向性となる。
なお、コンデンサ型マイクロホンユニット3は、リボン型マイクロホンユニット2と同じ音圧を受けて、同じ音波を収音するようにリボン型マイクロホンユニット2の内部に配置されればよい。すなわち、例えば、コンデンサ型マイクロホンユニット3の上端面は、リボン型マイクロホンユニット2の2つの音響端子を結ぶ軸上、つまり、一対のリボン型振動板22bとリボン型振動板23bとの長手方向の中央に配置されてもよい。
●まとめ
以上説明した実施の形態によれば、コンデンサ型マイクロホンユニット3は、リボン型マイクロホンユニット2の内部に配置される。無指向性のコンデンサ型マイクロホンユニット3の音響端子は、双指向性のリボン型マイクロホンユニット2の音響端子と同軸上で、同一平面内に近接して存在する。すなわち、マイクロホンMの指向性は、リボン型マイクロホンユニット2の双指向性成分とコンデンサ型マイクロホンユニット3の無指向性成分とが加算されて、単一指向性となる。このように、マイクロホンMの指向性は、双指向性のリボン型マイクロホンユニット2と無指向性のコンデンサ型マイクロホンユニット3とを組み合わせるという簡易な構造で単一指向性となる。また、マイクロホンMは、リボン型マイクロホンユニット2の内部に、コンデンサ型マイクロホンユニット3が配置される。そのため、マイクロホンMの小型化が実現される。
M マイクロホン
1 マイクロホンケース
11h 窓孔
12 メッシュ
2 リボン型マイクロホンユニット
21 磁気回路組立体
21a ヨーク
21ah1 窓孔
21ah2 ねじ孔
21ah3 挿通孔
21b 第1磁石
21c 第2磁石
22 第1振動板組立体
22a 基板
22ah1 窓孔
22ah2 第2ねじ挿通孔
22b リボン型振動板
22c 固定部
22c1 スペーサ
22c2 金具
22c3 取付ねじ
23 第2振動板組立体
23a 基板
23b リボン型振動板
23c 固定部
24 第1保護板
24a 本体
24b 脚部
24h 音孔
25 第2保護板
25a 本体
25b 脚部
25h 音孔
26 取付ねじ
3 コンデンサ型マイクロホンユニット
C ケーブル

Claims (5)

  1. 双指向性のリボン型マイクロホンユニットと、
    無指向性のコンデンサ型マイクロホンユニットと、
    を有してなり、
    前記リボン型マイクロホンユニットは、一対のリボン型振動板を備え、
    前記コンデンサ型マイクロホンユニットは、前記一対のリボン型振動板の間に配置される、
    ことを特徴とするマイクロホン。
  2. 前記リボン型マイクロホンユニットの音響端子と、前記コンデンサ型マイクロホンユニットの音響端子と、は同一平面内に存在する、
    請求項1記載のマイクロホン。
  3. 磁気ギャップを有する磁気回路組立体、
    を有してなり、
    前記磁気回路組立体は、
    窓孔を備えるヨークと、
    前記窓孔に固定される磁石と、
    を備え、
    前記一対のリボン型振動板は、前記磁気ギャップ内に配置され、
    前記コンデンサ型マイクロホンユニットは、前記ヨーク内に配置される、
    請求項1記載のマイクロホン。
  4. 前記コンデンサ型マイクロホンユニットは、前記一対のリボン型振動板から等間隔の位置に配置される、
    請求項3記載のマイクロホン。
  5. 前記リボン型マイクロホンユニットが出力する電気信号と、前記コンデンサ型マイクロホンユニットが出力する電気信号と、を加算する、
    請求項1記載のマイクロホン。

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