JP6719473B2 - ユーザ装置、基地局、及びギャップ設定方法 - Google Patents

ユーザ装置、基地局、及びギャップ設定方法 Download PDF

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Description

本発明は、移動通信システムにおいて測定等に使用されるギャップ(GAP)の設定に関連するものである。
LTE等の移動通信システムにおいては、ユーザ装置UEをより品質の良いセルへ接続させるために、或いはロードバランシング等の目的のために、ユーザ装置UEに対してRRC信号による測定指示を行うことで無線品質の測定をさせている(例えば非特許文献1)。
ユーザ装置UEは、通信している周波数とは異なる周波数の無線品質を測定する際に、受信周波数を該当周波数に合わせるためにRF tuning(無線チューニング)をする必要があり、その際に、現状の通信を一旦中断する必要がある。通信を中断する当該期間はMeasurement gap(以下、ギャップ)と呼ばれる。ギャップの期間においてユーザ装置UEはDL信号の受信及びUL信号の送信を行わない。ギャップは、基地局eNBから受信する測定設定情報(Measurement configuration)により、周期的に訪れるように設定がなされる。
また、基地局eNBにおいては、ユーザ装置UEがどのタイミングでMeasurementを実施するかを把握しているため、該当する期間はDL/ULスケジューリングを停止することとしている。
Rel−10以降、複数のCC(コンポーネントキャリア)を束ねてスループットを向上させるCA(Carrier aggregation)及びDC(Dual connectivity)が導入されたが、3GPP上、CA/DC時にはユーザ装置UEは単一のギャップ設定を全てのCCに適用することとされている。すなわち、複数のCCに対応するPCellとSCellからなる構成を示す図1に記載のように、ギャップ期間においてユーザ装置UEは全てのCCでDL受信/UL送信を中断する。これは、CC毎にギャップを規定すると、ユーザ装置UEの実装が複雑になるためである。
ところで、既存移動通信システムと比較して、移動通信に要求される飛躍的に高いシステム性能を実現するため、第5世代と呼ばれる新しい次世代移動通信システム(以下、5G)の検討が進められている。5Gでは要求されるサービスの高度化及び多様化、予測されるトラフィックの飛躍的な増大を考慮し、大容量化、データ伝送速度の高速化、低遅延化、多数の端末の同時接続及び低コスト省電力化と言った複数の目標性能が掲げられており、既存移動通信システムでは達成不可能な様々な要求条件をクリアすることが望まれている。
なお、既存移動通信システムとはRel−8以降にて規定されたLTEやRel−10以降で規定されたLTE−Advancedを意図するが、以下では総称して4Gと記載する。
5Gでは4Gと比較して飛躍的な性能改善を行ってこれらの目標性能を実現するため、主に既存周波数帯での運用を想定した4G技術を発展させたenhanced LTE RAT(無線アクセス技術:Radio Access Technology)と、主に既存周波数帯よりも高い周波数帯での運用を想定したnew RATが検討されており、これらの組み合わせによる飛躍的な発展の実現が期待されている。
3GPP TS 36.331 V12.6.0 (2015−06) 3GPP TS 36.133 V12.8.0 (2015−07)
5Gの要求条件の一つである低遅延化の実現に向け、5Gでは4Gよりも短いRTT(Round Trip Time)を実現するために4Gと比較してTTI(Transmission Time Interval)を短くすることが想定されている。
5G導入初期は5G単独での運用ではなく、4Gと連携した運用が想定されている。この為、ユーザ装置UEは異なるTTI長のシステムと同時に通信する必要が想定されている。例えば、4G/5G間でのCAやDCが例として考えられ、この場合、ユーザ装置UEはTTIの異なるCCを同時に利用して通信を行うことが想定される。
しかしながら、現状のmeasurementに関する規定は単一のTTIでの運用を前提としている。すなわち、異なるTTIが混在する運用におけるmeasurement動作は保証されておらず、そのような場合に適切に運用ができない可能性がある。
例えば、また、現状のギャップに関する規定はTTIを基準として種々の条件が決定されるが、異なるTTIが混在する運用の場合、ユーザ装置UEがどのTTIを基準にするかが不明であり、結果としてユーザ装置UEとNW間でのギャップ設定に関する認識違いが生じ得る。
また、TTIが短い場合において、目的に応じた測定に必要な期間自体がTTIが長い場合のそれよりも短くなると考えられため、現状のmeasurementに関する規定では効率的なmeasurementが実施できない可能性がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、異なるTTIが混在する移動通信システムにおいて、適切にギャップを設定することを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態によれば、周波数またはRATの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、基地局と通信を行うユーザ装置であって、
前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップを設定するギャップ制御手段を備え、
前記ギャップ制御手段は、前記2つのキャリアのうちの一方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちの他方のキャリアに対するギャップとして設定し、
前記ギャップ制御手段は、前記2つのキャリアのうちTTIの長い方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちTTIの短い方のキャリアに対するギャップとして設定する
ことを特徴とするユーザ装置が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、周波数またはRATの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、基地局と通信を行うユーザ装置であって、
前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップを設定するギャップ制御手段を備え、
前記ギャップ制御手段は、前記2つのキャリアのうちの一方のキャリアに対するギャップ設定指示を前記基地局から受信する場合に、当該ギャップ設定指示に基づいて、前記2つのキャリアのうちの他方のキャリアに対するギャップを設定する
ことを特徴とするユーザ装置が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、周波数またはRATの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、基地局と通信を行うユーザ装置が実行するギャップ設定方法であって、
前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップを設定するステップを備え、
前記ステップにおいて、前記ユーザ装置は、前記2つのキャリアのうちの一方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちの他方のキャリアに対するギャップとして設定し、
前記2つのキャリアのうちTTIの長い方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちTTIの短い方のキャリアに対するギャップとして設定する
ことを特徴とするギャップ設定方法が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、周波数またはRATの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、基地局と通信を行うユーザ装置が実行するギャップ設定方法であって、
前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップを設定するステップを備え、
前記ステップにおいて、前記ユーザ装置は、前記2つのキャリアのうちの一方のキャリアに対するギャップ設定指示を前記基地局から受信する場合に、当該ギャップ設定指示に基づいて、前記2つのキャリアのうちの他方のキャリアに対するギャップを設定する
ことを特徴とするギャップ設定方法が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、周波数またはRATの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、ユーザ装置と通信を行う基地局であって、
前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップに関する指示を前記ユーザ装置に送信するギャップ指示手段を備え、
前記ギャップ指示手段は、前記ユーザ装置に対して、第1のギャップ動作又は第2のギャップ動作の指示を送信し、
前記ユーザ装置は、前記第1のギャップ動作の指示を受信した場合に、前記2つのキャリアのうちTTIの長い方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちTTIの短い方のキャリアに対するギャップとして設定し、
前記ユーザ装置は、前記第2のギャップ動作の指示を受信した場合に、前記2つのキャリアのうちTTIの短い方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちTTIの長い方のキャリアに対するギャップとして設定する
ことを特徴とする基地局が提供される。
本発明の実施の形態によれば、異なるTTIが混在する移動通信システムにおいて、適切にギャップを設定することが可能となる。
CA/DCにおけるMeasurement gapを説明するための図である。 本発明の実施の形態における通信システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における通信システムの構成例を示す図である。 ギャップに関する通信システムの動作例を示す図である。 動作例1を説明するための図である。 動作例2のオプション1の例を説明するための図である。 動作例2のオプション2の例を説明するための図である。 TTIが短い方のCCとTTIの長い方のCCのTTIのタイミングが一致していない場合の例を示す図である。 TTIが短い方のCCに基づくギャップの開始/終了端がTTIの長い方のCCのTTIの開始/終了端と一致しない場合の例を示す図である。 TTIが短い方のCCに基づくギャップの大きさが、TTIの長い方のCCのTTIの大きさの整数倍と一致しない場合の例を示す図である。 TTIの短い方のCCのTTIの整数倍が、TTIの長い方のCCのTTIと一致しない場合の例を示す図である。 動作例1、2に対する変形例1を説明するための図である。 total interruption timeの例を示す図である。 動作例1、2に対する変形例2を説明するための図である。 動作例1、2に対する変形例2を説明するための図である。 動作例3においてギャップの開始タイミングが揃うようにNWから指示をされた場合の例を示す図である。 動作例3においてギャップの全く重ならないようにNWから指示をされた場合の例を示す図である。 動作例4を説明するための図である。 動作例5を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるユーザ装置UEの構成図である。 ユーザ装置UEのHW構成図である。 本発明の実施の形態における基地局eNBの構成図である。 基地局eNBのHW構成図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、本実施の形態に係る移動通信システムは4G及び5Gに準拠した方式のシステムを想定しているが、本発明は4G及び5Gに限定されるわけではなく、他の方式にも適用可能である。
また、本実施の形態におけるCA(キャリアアグリゲーション)の用語は、Intra−eNB CAのみならず、DC(Dual connectivity)のようなInter−eNB CAの意味も含む。これらを区別する場合、Intra−eNB CAについては基地局内CAと呼び、Inter−eNB CAについてはDC又は基地局間CAと呼ぶ。ただし、「CA」が「DC」を含むことを示すためにCA/DCという表記を使用する場合もある。
また、本実施の形態では、CC(コンポーネントキャリア)とセルは基本的に同義と考えてよく、CCをセル(より具体的にはサービングセル)と称してもよい。
(システム全体構成、動作概要)
図2に本実施の形態に係る通信システムの構成図を示す。本実施の形態に係る通信システムは、図2に示すように、ユーザ装置UE、及び基地局eNBを含む。当該通信システムは、基地局内CAをサポートしている。以下では、「ユーザ装置UE」をUEと表記し、「基地局eNB」をeNBと表記する。
図2には、UE、及びeNBが1つずつ示されているが、これは例であり、それぞれ複数であってもよい。また、基地局内CAを適用する場合、eNBが単独で複数セルを形成することもできるし、例えば遠隔にRRE(遠隔無線装置)を接続することで、eNB本体とRREとで複数セルを形成することもできる。
CAが行われる際には、UEに対して、接続性を担保する信頼性の高いセルであるPCell(Primary cell)及び付随的なセルであるSCell(Secondary cell)が設定される。UEは、第1に、PCellに接続し、必要に応じて、SCellを追加することができる。PCellは、RLM(Radio Link Monitoring)及びSPS(Semi-Persistent Scheduling)等をサポートする単独のセルと同様のセルである。SCellの追加及び削除は、RRC(Radio Resource Control)シグナリングによって行われる。
図3は、本実施の形態においてDCを行う場合における通信システムの構成図である。図3に示すように、この場合、基地局MeNB(以下、MeNB)と基地局SeNB(以下、SeNB)を備え、UEとの間でDCを可能としている。また、MeNBとSeNBとの間は、例えばX2インターフェースにより通信可能である。
DCにおいて、MeNB配下のセル(1つ又は複数)で構成されるセルグループをMCG(Master Cell Group、マスターセルグループ)、SeNB配下のセル(1つ又は複数)で構成されるセルグループをSCG(Secondary Cell Group、セカンダリセルグループ)と呼ぶ。MCG内にPCellが設定される。また、SCGのうちの少なくとも1つのSCellにULのCCが設定され、そのうちの1つにPUCCHが設定される。このSCellをPSCell(primary SCell)と呼ぶ。
本実施の形態では、図2、図3のいずれの場合でも、異なるTTIが混在する環境が形成されるものとする。「異なるTTIが混在する環境」とは、例えば、4G−TTIのCCと5G−TTIのCCとでCAを行う環境である。この場合の「5G」は、enhanced LTE RATでもよいし、new RATでもよい。
また、「異なるTTIが混在する環境」が、5G(enhanced LTE RAT)−TTIのCCと、5G(new RAT)−TTIのCCとでCAを行う環境であってもよい。
また、「異なるTTIが混在する環境」は、4G−TTIのCC、5G(enhanced LTE RAT)−TTIのCC、5G(new RAT)−TTIのCCが混在している環境でもよいし、CA/DC以外の技術を用いて混在させる場合を指してもよい。
また、「異なるTTIが混在する環境」は、同一RAT内で異なるTTIのCCが混在する場合を指してもよいし、異なるRAT間で異なるTTIのCCが混在する場合を指してもよい。更に、「異なるTTIが混在する環境」は、あるCCのTTIが時間で変動する場合において、一時的に異なるTTIのCCが混在する場合を指してもよい。なお、混在するTTIの種類は2つでも良いし、3つ以上でもよい。
また、本実施の形態におけるギャップ(GAP)は、測定対象を測定するために設けられる期間を指してもよいし、UEにおける送信と受信の少なくとも一方が禁止される期間を指してもよい。
ギャップが「測定対象を測定するために設けられる期間」である場合において、当該測定対象とは、同一RAT内の通信中の周波数以外の周波数のセルでもよいし、通信中のRAT以外のRATのセルでもよい。また、測定対象が、Cell ID等で一意に識別されるセル構成のものでなくてもよい。
また、本実施の形態における「TTI」は、スケジューリングの最小時間単位であり、TTIの期間を「サブフレーム」と呼んでもよい。サブフレーム毎にスケジューリングで選択されたUEへリソース(例:RB(リソースブロック))が割り当てられる。
ここで、本実施の形態では、主にMeasurementのためのギャップに関する処理動作を説明することから、Measurmentに関する基本的な動作例(例として4Gの動作例)を図4を参照して説明する。図4は、図2の構成に関する動作を示すが、図3の構成でもMeNB(SeNBでもよい)により同様の動作が実行される。
まず、eNBがUEに対してギャップ設定を行う(ステップS101)。より具体的には、当該設定は、例えばRRCConnectionReconfigurationメッセージにおけるMeasurment Configurationの情報要素(measGapConfig)によりなされる。ギャップの時間長は例えば6ms(4G−TTIでの6サブフレーム)であり、measGapConfigにより、周期(ギャップパターン、例えば40msもしくは80ms)とオフセット(gapOffset)が指定される。
ギャップ設定がされたUEは、設定に従ってギャップを適用する(ステップS102)。なお、UE内でギャップを適用することを「ギャップを設定する」と称してもよい。より詳細には、UEは、上記の周期(MGRP)とオフセットから算出されるSFN/サブフレーム番号から開始するギャップにおいてDL及びUL送受信を中断する動作を行う。UEはギャップの期間中に測定を行い(ステップS103)、測定報告(Measurement report)を送信する(ステップS104)。
以下、前述した課題を解決するための各動作例を説明する。以下の動作例では、一例として、「異なるTTIが混在する環境」が、4G−TTIのCCと5G−TTIのCCとでCAを行う環境であるとしている。また、ギャップは、測定対象を測定するために設けられる期間であることを想定している。また、通信システムの構成は図2(基地局内CA)、図3(DC)のどちらでもよいが、動作例としては図2の構成を想定し、図3の場合でも同様であることを示すために、例えば"基地局から信号を送信する"場合、"eNB(MeNB又はSeNB)から信号を送信する"、といった表現を適宜用いることとする。
また、以下では、TTIの期間を「サブフレーム」と呼ぶ場合がある。なお、異なるTTIのCC間では、「サブフレーム」の長さも異なる。
また、以下では、異なるTTIの数を2つとして説明しているが、異なるTTIの数が3つ以上の場合でも、ある2つのTTI間において以下で説明する動作が行われる。
また、以下では、UE側の動作を中心に説明するが、各動作例において、eNBもUEと同様にギャップの設定を行い、当該ギャップの期間においてスケジューリングを行わないようにしている。
(動作例1)
動作例1では、UEは、TTIの長い方のCCに対するギャップと共通のギャップをTTIの短い方のCCに対するギャップとして設定する。
例えば、UEとeNB(MeNB、SeNB)が、4G−CCと5G−CCを用いてCAを行う場合において、図5に示すように、UEは、4GのCCに対して指定される期間(例:4G−TTI×6)に合わせて5GのCCでもギャップを設定する。すなわち、UEは、TTIの長い方のCCである4G−CCにおけるA〜Bの期間をギャップとして設定する場合、5G−CCにおいても同じA〜Bの期間をギャップ(通信を行わない期間)として設定する。
なお、動作例1において、5G−TTIは0.5msであるとしているが、これは一例に過ぎない。他の動作例についても、図示するTTI長は一例に過ぎない。
動作例1では、4Gでのmeasurementの特性が担保されるため、既存NW(4GのみのNW)におけるmobility品質等と比較して、それらを劣化させることなく4G−CCと5G−CCを用いたCAが可能となる。
(動作例2)
次に、動作例2を説明する。動作例2において、UEはTTIの短い方のCCに対するギャップと共通のギャップをTTIの長い方のCCに対するギャップとして設定する。
例えば、UEとeNB(MeNB、SeNB)が、4G−CCと5G−CCを用いてCAを行う場合において、UEは、5GのCCに対して指定される期間(例:5G−TTI×6)に合わせて4GのCCでもギャップを設定する。
動作例2では、TTIが長い方のCCに関する動作として、オプション1とオプション2がある。
<オプション1>
オプション1では、UEは、TTIの長い方のCCに対するギャップの期間(以下(1)とする)よりも、TTIの短い方のCCに対するギャップの期間(以下(2)とする)が短いことを検知した場合に、(1)のうち(2)に重ならない期間を、TTIが長いCCにおいてギャップと見なさないこととしている。ギャップと見なさない期間では、UEは、UL送信/DL受信を行うことができる。
オプション1の具体例を図6に示す。図6に示す例において、UEは、5GのCCに対して指定される期間(例:5G−TTI×6)に合わせて4GのCCでもギャップを設定する。すなわち、UEは、TTIの短い方のCCである5G−CCにおけるA〜Bの期間をギャップに設定する場合、4G−CCにおいても同じA〜Bの期間をギャップに設定する。そして、例えば、4G−CCに対してA〜Cの期間がギャップに設定されていたとしても、UEは、B〜Cの期間をギャップと見なさない。
<オプション2>
オプション1で説明した前提において、オプション2では、UEは、上記の(1)の期間のうち(2)の期間に重ならない期間をTTIが長いCCにおけるギャップと見なす。
オプション2の具体例を図7に示す。図7に示す例においても、UEは、TTIの短い方のCCである5G−CCにおけるA〜Bの期間をギャップに設定する場合、4G−CCにおいても同じA〜Bの期間をギャップに設定する。そして、UEは、B〜Cの期間をギャップと見なす。従って、UEは、B〜C期間において4G−CCでの送受信を行わない。
オプション2の場合、オプション1と比べて、TTIが長いCCにおいて通信機会の減少につながるが、UEにおいて、TTIが短いCCの有無にかかわらず、TTIが長いCCに対して同じ動作となるため、簡略な動作実装の実現が可能となる。
オプション1、2を含む動作例2によれば、UEにおいて5Gに最適化されたギャップを設定できるため、5Gでの通信機会を最大化できる。よって、より高速な通信が可能となる。例えば、UEが4Gセルの中心付近に存在し、4Gでのmobilityの為に測定を行う必要が無い場合、mobility特性を劣化させることなくより高速な通信が可能となると考えられる。
(動作例1と動作例2の選択について)
UEは、動作例1と動作例2のいずれの動作を実行するかを自律で決定してもよいし、eNB(MeNB又はSeNB)からの指示に基づいて決定することとしてもよい。
例えば、UEは、eNB(MeNB又はSeNB)から特定の指示を受信した場合には当該指示に従って動作例1と動作例2のいずれの動作を実行するかを決定し、当該特定の指示を受信しない場合は自律で決定を行う。
eNB(MeNB又はSeNB)は、上記の指示を、RRCメッセージを用いて行ってもよいし、MAC CE、PDCCH、もしくはその他の信号を用いて行ってもよい。
また、上記の指示は、明示的な指示でもよいし、暗示的な指示でもよい。明示的な指示としては、例えば、実行する動作(動作例1もしくは動作例2)を示す指示がある。
また、暗示的な指示として、例えば、UEは、eNB(MeNB又はSeNB)から、4G−CCと5G−CCのうちの片方のギャップ設定情報のみを受信する場合(eNBが片方のギャップ設定情報のみを通知する場合)、受信したギャップ設定情報に対応するCCを基準にギャップを設定する。つまり、UEは、eNB(MeNB又はSeNB)から4G−CCに対するギャップ設定情報のみを受信する場合は動作例1の動作を行い、eNB(MeNB又はSeNB)から5G−CCに対するギャップ設定情報のみを受信する場合は動作例2の動作を行う。
また、暗示的な指示として、例えば、UEは、eNB(MeNB又はSeNB)から、4G−CCと5G−CCの両方のギャップ設定情報を受信する場合(eNBが両方のギャップ設定情報を通知する場合)、予め決められた基準に従ってギャップ設定を行う。「予め決められた基準」に関する一例として、UEは、通知されたギャップ設定情報に対応する複数CCの中で、TTIが最短のCCを基準にギャップ設定を行う(動作例2)、もしくは、TTIが最長のCCを基準にギャップ設定を行う(動作例1)。
UEが自律で判断する場合は、判断の方法は特定の方法に限らないが、一例としては、測定対象とするセルのTTIと同じ(もしくは最も近い)TTIのCCを基準にギャップ設定を行うことが考えられる。UEが自律で判断を行った場合、UEは、判断結果をeNB(MeNB又はSeNB)に通知する。
(動作例1、2に対する変形例について)
動作例1、2ではTTIが異なる全てのCCにおいて、ギャップの開始/終了端がCC間で一致する。例えば、図5において、ギャップの開始端Aは、4G−CCと5G−CCとで一致し、ギャップの終了端Bも、4G−CCと5G−CCとで一致している。しかし、ギャップの開始/終了端がCC間で一致しない場合も存在する。なお、「一致」とは、厳密な意味での「一致」でなくてもよく、例えば所定閾値以下の近さであれば一致と見なしてよい。
ギャップの開始/終了端がCC間で一致しない場合の例を図8〜図11に示す。なお、図8〜図11において、TTIが短い方のCCのギャップ(5G−GAP)を基準にする場合を例に挙げているが、TTIが長い方のCCを基準にする場合も同様の事例が存在する。また、TTIのタイミングとは、UEが受信する際のタイミングでも良いし、eNBが送信する際のタイミングでもよい。
図8は、TTIが短い方のCCとTTIが長い方のCCのTTIのタイミングが一致していない場合の例を示す。図8に示すように、5G−CCのギャップの開始端Aと、4G−CCのTTI(サブフレーム)の開始端Bが一致していない。ギャップの終了端についても同様である。この例は、CC間の受信タイミングが同期していない非同期DCを想定している。
図9は、TTIが短い方のCCに基づくギャップの開始/終了端がTTIの長い方のCCのTTIの開始/終了端と一致しない場合の例を示す。図9に示すように、5G−CCのギャップの開始端Aと、4G−CCのTTIの開始端B及び終了端Cのいずれも一致していない。ギャップの終了端についても同様である。
図10は、TTIが短い方のCCに基づくギャップの大きさが、TTIの長い方のCCのTTIの大きさの整数倍と一致しない場合の例である。例えば4G−CCでのギャップの大きさが4G−TTI×6(例:6ms)であるとすると、図10の例では、5G−CCでのギャップの大きさが5G−TTI×5(例:2.5ms)であるので、5G−CCでのギャップの大きさが4G−CCでのTTIの大きさの整数倍と一致しない。
図11は、TTIの短い方のCCのTTIの整数倍が、TTIの長い方のCCのTTIと一致しない場合の例を示す。図11に示すように、5G−CCのTTIが、4G−CCのTTIの半分よりも少し長いので、5G−CCのTTIの整数倍が、4G−CCのTTIと一致しない。
上記の各例のうち、例えば図9に示す場合において、動作例2を適用すると、UEは、図9の4G−CCにおけるA〜Dの期間をギャップとする。ギャップの開始端Aは、4G−CCのB〜CのTTIの途中にあるため、例えば、UEは、B〜Aの期間で4G−CCでのUL送信/DL受信の割り当てを受けるが、A〜Cのギャップのために、割り当てられたUL送信/DL受信を行わないことが考えられる。そうすると、例えば、eNB−UE間のHARQ制御等に不具合が生じる可能性がある。4G−CCのギャップの終了端側についても同様の問題が発生する可能性がある。このような問題は、上記の各例で説明したように、TTIの異なるCC間でギャップの開始/終了端が一致しない場合全般で生じ得る。
そこで、変形例においては、TTIの異なるCC間でギャップの開始/終了端が一致しない場合でも正常に通信を行うことを可能とする方法を用いている。具体的な例を変形例1、変形例2として以下で説明する。
<動作例1、2に対する変形例1>
変形例1では、UEは、TTIの異なるCC間で、部分的にギャップに重なるTTIが存在することを検知すると、当該TTIが属するCCにおいて当該TTI全体で通信を行わない。
動作例2に基づく変形例1の具体例を図12を参照して説明する。動作例2をそのまま適用したとすると、4G−CCにおけるB〜Eの期間がギャップとなるが、変形例1では、UEは、4G−CCにおけるA〜CのTTIが、部分的にギャップに重なる(A〜Cがギャップ端Bを含む)ことを検知するので、A〜CのTTI全体を通信を行わない期間とする。D〜FのTTIも同様に全体を通信を行わない期間とする。
なお、非特許文献2のSection 8には、図13(b)に示すように、非同期DCにおいて、MCG側のギャップと部分的に重なるSCG側のサブフレーム全体をtotal interruption timeとすることが規定されている。変形例1における部分的にギャップに重なるTTIが属するCCを上記規定におけるSCGとみなして、当該規定を適用することで、変形例1における通信を行わない期間(図12におけるA〜Fの期間)をtotal interruption timeと見なしてもよい。
なお、変形例1の図12に示す例では、TTIの短い方のCCのギャップを基準とする動作例2をベースとしているが、動作例1をベースとする場合でも同様である。つまり、短い方のTTIの一部がギャップと重なる場合でも同様の動作を行うことができる。
<動作例1、2に対する変形例2>
変形例2では、UEは、TTIの異なるCC間で、部分的にギャップに重なるTTIが存在することを検知すると、当該TTIが属するCCにおいて、当該TTIの中で、ギャップと重なっていないタイミングにおいて通信を行う。
動作例2に基づく変形例2の具体例を図14、図15を参照して説明する。図14の例では、ギャップと重なっていない部分(図14のA、Bで示すそれぞれの部分)を1つのTTIと見なして通信を行う。この場合、UEとeNB(MeNB又はSeNB)は、通常のTTIよりも小さい当該部分で正常に通信ができるように制御信号/データの送受信を行う。
図15の例では、ギャップと重なっていない部分と当該部分に隣接するTTI(ギャップでないTTI)からなる期間(図15のA、Bで示すそれぞれの部分)を1つのTTIと見なして通信を行う。この場合、UEとeNB(MeNB又はSeNB)は、通常のTTIよりも大きな期間を1TTIとして正常に通信ができるように制御信号/データの送受信を行う。
なお、変形例2の図14、図15に示す例では、TTIの短い方のCCのギャップを基準とする動作例2をベースとしているが、動作例1をベースとする場合でも同様である。つまり、短い方のTTIの一部がギャップと重なる場合でも同様の動作を行うことができる。
変形例において、UEは、ギャップの開始/終了端がTTI端と一致しないCCが存在する場合に、その旨をeNB(MeNB又はSeNB)に対して通知することとしてもよい。前述したように、「一致」とは、ギャップの開始/終了端とTTI端との時間差が所定閾値以下の場合のことである。
<変形例1と変形例2の選択について)
UEは、変形例1と変形例2のいずれの動作を実行するかを自律で決定してもよいし、eNB(MeNB又はSeNB)からの指示に基づいて決定することとしてもよい。
例えば、UEは、eNB(MeNB又はSeNB)から特定の指示を受信した場合には当該指示に従って変形例1と変形例2のいずれの動作を実行するかを決定し、当該特定の指示を受信しない場合は自律で決定を行う。
eNB(MeNB又はSeNB)は、上記の指示を、RRCメッセージを用いて行ってもよいし、MAC CE、PDCCH、もしくはその他の信号を用いて行ってもよい。
また、上記の指示は、明示的な指示でもよいし、暗示的な指示でもよい。明示的な指示としては、例えば、実行する動作(変形例1もしくは変形例2)を示す指示がある。
また、暗示的な指示として、例えば、UEは、eNB(MeNB又はSeNB)から、通常のTTIの長さとは異なるTTI(前述した部分TTI、部分+隣接TTI等)での通信ができる旨の通知を受けた場合に変形例2の動作を行い、当該通知を受けない場合に変形例1の動作を行うことが考えられる。
UEが自律で判断する場合は、判断の方法は特定の方法に限らないが、一例としては、通常のTTIの長さとは異なるTTI(前述した部分TTI、部分+隣接TTI等)での通信ができる場合は変形例2の動作を行い、できない場合は変形例1の動作を行うことが考えられる。UEが自律で判断を行った場合、UEは、判断結果をeNB(MeNB又はSeNB)に通知する。また、通常のTTIの長さとは異なるTTIで通信ができる旨の通知は、ギャップ開始側、終了側それぞれ別々に行ってもよいし、まとめて行ってもよい。
なお、本変形例で説明したCC間のギャップとTTI間のずれに対する処理(変形例1、変形例2)については、動作例1、2に限らず、動作例3〜5にも適用可能である。
(動作例3)
次に、動作例3を説明する。動作例3では、UEは異なるTTI毎に独立のギャップを設定する。
例えば、UEとeNB(MeNB、SeNB)が、4G−CCと5G−CCを用いてCAを行う場合において、UEは、4G−CCと5G−CCのそれぞれに対して指定される期間をそれぞれのギャップとして設定する。
より具体的には、UEは、eNB(MeNB、SeNB)から4G−CCと5G−CCのそれぞれに対するギャップ設定情報を受信する場合(eNBが4G−CCと5G−CCのそれぞれに対するギャップ設定情報を通知する場合)、4G−CCのギャップ設定情報で4G−CCのギャップを設定し、5G−CCのギャップ設定情報で5G−CCのギャップを設定する。
また、UEは、eNB(MeNB、SeNB)から4G−CCと5G−CCのうちのいずれかに対するギャップ設定情報を受信する場合(eNBが4G−CCと5G−CCのうちのいずれかに対するギャップ設定情報を通知する場合)、当該ギャップ設定情報に従って、当該ギャップ設定情報に対応するCCに対するギャップを設定するとともに、当該ギャップ設定情報に基づき、他方のCCのギャップを設定する。例えば、4G−CCのみに対して4G−TTI×6の長さのギャップを設定することを示すギャップ設定情報を受信したときに、5G−CCに対して5G−TTI×6の長さのギャップを設定する。
上記の例は片方のCCのギャップ設定情報におけるギャップのTTI数と同じTTI数のギャップを他方のCCで設定するという規則(ルール)に基づく。ただし、これは一例に過ぎない。
このように、UEは、他方のCCのギャップを設定する場合、予め決められた規則に従い設定する。また、他方のCCのギャップを設定する際の規則として、上記のようなギャップの長さに関する規則に加えて、例えば、それぞれのギャップをできるだけ重なるように設定する規則を設けてもよい。また、それぞれのギャップを重ならないように(独立に)設定する規則としてもよい。また、一方のギャップ開始タイミングを元に、あらかじめ決められた方法に基づき算出されたタイミングから、他方のギャップを設定する規則としてもよい。
ここで、重なるように設定する場合、ギャップの先頭を揃えるようにしてもよいし、ギャップの後ろを揃えるようにしてもよいし、一方のギャップが他方のギャップに包含されるように設定してもよい。
また、UEは、異なるTTIのCCにおいて、どちらか一方のみのギャップ設定情報を受信した場合に、一方のギャップ設定情報に従って他方のギャップ設定を実施する動作を行い、その後に、他方のギャップ設定情報を受信した場合に、各CCに対するギャップ設定情報に従って対応するCCのギャップ設定を行うこととしてもよい。なお、同一TTI内でも独立にギャップを設定してもよい。
図16、図17に具体例を示す。図16に示す例では、UEが、一方のCC(例:4G−CC)に対するギャップ設定情報を受信し、当該ギャップ設定情報に従って当該CC(例:4G−CC)に対するギャップ設定を行う。ここでは、6TTI分のギャップを設定している。更に、UEは、当該ギャップの開始タイミングと、開始タイミングが揃うように他方のCC(5G−CC)に対するギャップを設定している。ここでは、上記ギャップ設定情報に基づき、6TTI分(5Gでの6TTI分)をギャップとしている。
開始タイミングが揃うように設定することに関しては、このようなルールがUEに予め設定されているとしてもよいし、eNB(MeNB又はSeNB)から指示がされることとしてもよい。
図17に示す例では、UEが、一方のCC(例:4G−CC)に対するギャップ設定情報を受信し、当該ギャップ設定情報に従って当該CC(例:4G−CC)に対するギャップ設定を行う。ここでは、6TTI分のギャップを設定している。更に、UEは、当該ギャップと全く重ならないように他方のCC(5G−CC)に対するギャップ(本例では5TTI)を設定している。全く重ならないように設定を行うことに関しては、このようなルールがUEに予め設定されているとしてもよいし、eNB(MeNB又はSeNB)から指示がされることとしてもよい。
動作例3によれば、RAT毎にmeasurement目的や優先度が異なると想定されるため、異なるTTIのCC間での異なるギャップ設定により、より効率的な通信が可能になる。また、5Gの場合、新たなRATであるため、UEは4G測定用と5G測定用其々の機能を有する可能性が有り、本機能を効果的に適用できる。
(動作例4)
次に、動作例4を説明する。動作例4では、UEが動作例1の動作を行う場合、すなわち、UEがTTIの長い方のCCにおけるギャップに従って、異なるTTIのCC間で共通のギャップを設定する場合において、短い方のTTIに関連する測定対象の測定を行う際には、測定が完了し次第、設定されたギャップ期間よりも短い期間でギャップを終了する。なお、ここでの「終了する」は、終了したと見なすことを含む。ギャップの終了以降の期間においては必要な通信を行ってよい。
具体例を図18に示す。UEとeNB(MeNB、SeNB)が、4G−CCと5G−CCを用いてCAを行う場合において、まず、UEは、4GのCCに対して指定される期間(例:4G−TTI×6)に合わせて5GのCCでもギャップを設定する。このギャップは図18のA〜Bの期間である。
本例では、例えば、UEは、eNB(MeNB又はSeNB)から、5G側の周波数(例:5G−TTIのセル)の測定を指示されていることを想定する。UEは、ギャップにおいて5G周波数を測定し、測定が完了し次第、設定されたギャップの期間よりも短い期間でギャップを終了させる。つまり、本例では、UEは、図18のCで示す時点でギャップを終了し、その後はeNBとの通信を可能とする。なお、「測定を完了した」とは、例えば、測定対象のセルの同期信号を捕捉し、セルの識別子を確認できたことである。また、「測定を完了した」とは、測定対象のセルの参照信号を受信し、RSRP/RSRQの測定結果が得られたこと、としてもよい。
5G−TTIが4G−TTIよりも短く、5Gも4Gと同程度のTTIの数(例:6TTI)で測定が可能な場合、5Gセルを測定する時間は4Gセルを測定する時間よりも短いと考えられるため、図18に示すとおり、ギャップの途中で測定が完了すると考えられる。測定が完了すれば、ギャップは必要なくなるので、測定が完了した時点で、ギャップを終了することで、より効率的なギャップ設定を実現できる。
図18の例において、eNB(MeNB又はSeNB)は、UE側と同様に、C以降の時点で4Gと5Gの両方でギャップが終了すれば、C以降において、4G−CC及び5G−CCを用いて通信を行うことができる。
ただし、eNB(MeNB又はSeNB)における4G対応機能(既存機能)では、UEにおいて4G側で自律的にギャップが終了されたことを認識することができないことが想定される。この場合、UEは、図18のC〜Bの期間で4Gでの通信はできない。一方、eNB(MeNB又はSeNB)において、新規機能となる5G対応機能では、Cの時点でギャップが終了されたことを把握できると考えられるため、5Gでは無駄なく通信が可能となる。
(動作例5)
次に、動作例5を説明する。動作例5は、動作例4と同様に、UEが動作例1の動作を行う場合を前提としている。動作例5では、UEがTTIの長い方のCCにおけるギャップに従って、異なるTTIのCC間で共通のギャップを設定する場合において、短い方のTTIに関連する測定対象の測定を行う際には、UEは、1つのギャップ期間において、複数の測定対象を測定する。
具体例を図19に示す。UEとeNB(MeNB、SeNB)が、4G−CCと5G−CCを用いてCAを行う場合において、まず、UEは、4GのCCに対して指定される期間(例:4G−TTI×6)に合わせて5GのCCでもギャップを設定する。このギャップの期間は図19のA〜Bの期間である。
本例では、例えば、UEは、eNB(MeNB又はSeNB)から、5G側の2つの周波数(例:5G−TTIの2つのセル)の測定を指示されていることを想定する。UEは、ギャップにおける最初の期間(図19のA〜Cの期間)で1つ目の5G周波数の測定を行い、次の期間(図19のC〜Bの期間)で2つ目の5G周波数の測定を行う。
動作例5では、複数の測定対象をより少ないギャップ回数で測定することができ、効率的な通信及びギャップ設定を実現できる。
(動作例1〜5についての能力通知等について)
これまでに説明した動作例1〜5(変形例を含む)に関し、UEは、動作を実行する能力の有無を表す能力情報(capability information)をeNB(MeNB又はSeNB)に対して通知することとしてもよい。
UEが能力情報の通知を行うタイミングとしては、通信開始時等のギャップ設定前であってもよいし、ギャップ設定に関連する動作が開始されたタイミングでもよい。ギャップ設定に関連する動作が開始されたタイミングは、例えば、4GでのeventA2 measurement開始指示を受信した場合や、eventA2 measurementを送信する場合である。
UEがeNB(MeNB又はSeNB)に対して通知する能力情報の内容は、例えば、動作例n(nは1〜5のいずれか又は複数)の動作の実行可否を示す情報、及び/又は、オプションの実行可否を示す情報等である。
また、能力情報の通知は、UE単位でもよいし、RAT単位でもよいし、RAT内のCC単位でも良いし、RAT内の周波数単位でも良いし、RAT内のband単位でもよいし、RAT内/間(intra−RAT/inter−RAT)でのband combination単位でもよい。
また、UEは、eNB(MeNB又はSeNB)から、当該UEが対応していない(能力を有しない)動作についての設定(configuration)を受信した場合に、対応不可であることをeNB(MeNB又はSeNB)に通知することとしてもよい。
(装置構成)
<UEの構成>
図20に、これまでに説明した動作を実行するUEの構成例を示す。なお、図20は、UEにおいて本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものである。
図20に示すように、本実施の形態のUEは、DL信号受信部101、UL信号送信部102、CA/DC管理部103、ギャップ制御部104、測定部105を有する。
DL信号受信部101は、eNB(MeNB、SeNB)から無線信号を受信し、無線信号から情報を抽出する。UL信号送信部102は、送信情報から無線信号を生成し、eNB(MeNB、SeNB)に送信する。CA/DC管理部103は、CA/DCを構成する各セル(CC)の管理(設定されているCCの識別情報及び状態の保持等)、追加、削除、アクティベート、ディアクティベート等を行う。
ギャップ制御部104は、動作例1〜5(変形例を含む)で説明した動作を実行し、ギャップの設定(適用)を行う。また、ギャップ制御部104は、変形例で説明したように、ギャップ/TTI間での境界のずれの検知、及びずれに対する対処処理の機能も含む。ギャップ制御部104により設定されたギャップの期間では、DL信号受信部101/UL信号送信部102はeNBとの通信を行わない。より具体的には、ギャップ制御部104は、ギャップの開始時点でDL信号受信部101/UL信号送信部102に対してeNB(MeNB、SeNB)との通信を停止する指示を行い、ギャップの終了時点でDL信号受信部101/UL信号送信部102に対してeNB(MeNB、SeNB)との通信を再開する指示を行う。ただし、この動作は一例である。
また、測定部104は、例えばeNB(MeNB、SeNB)からの指示に従って、ギャップの期間に測定対象(例:指定された周波数又はセルの受信電力及び/又は受信品質)の測定を行う。また、ギャップ制御部104が、能力情報を通知する機能を有してもよい。
図20に示すユーザ装置UEの構成は、全体をハードウェア回路(例:1つ又は複数のICチップ)で実現してもよいし、一部をハードウェア回路で構成し、その他の部分をCPUとプログラムとで実現してもよい。
図21は、ユーザ装置UEのハードウェア(HW)構成の例を示す図である。図21は、図20よりも実装例に近い構成を示している。図21に示すように、UEは、無線信号に関する処理を行うRE(Radio Equipment)モジュール151と、ベースバンド信号処理を行うBB(Base Band)処理モジュール152と、上位レイヤ等の処理を行う装置制御モジュール153と、USIMカードにアクセスするインタフェースであるUSIMスロット154とを有する。
REモジュール151は、BB処理モジュール152から受信したデジタルベースバンド信号に対して、D/A(Digital−to−Analog)変換、変調、周波数変換、及び電力増幅等を行うことでアンテナから送信すべき無線信号を生成する。また、受信した無線信号に対して、周波数変換、A/D(Analog to Digital)変換、復調等を行うことでデジタルベースバンド信号を生成し、BB処理モジュール152に渡す。REモジュール151は、例えば、図20のDL信号受信部101及びUL信号送信部102における物理レイヤ等の機能を含む。
BB処理モジュール152は、IPパケットとデジタルベースバンド信号とを相互に変換する処理を行う。DSP(Digital Signal Processor)162は、BB処理モジュール152における信号処理を行うプロセッサである。メモリ172は、DSP162のワークエリアとして使用される。BB処理モジュール152は、例えば、図20のDL信号受信部101及びUL信号送信部102におけるレイヤ2等の機能、CA/DC管理部103、ギャップ制御部104、測定部105を含む。なお、CA/DC管理部103、ギャップ制御部104、測定部105の機能の全部又は一部を装置制御モジュール153に含めることとしてもよい。
装置制御モジュール153は、IPレイヤのプロトコル処理、各種アプリケーションの処理等を行う。プロセッサ163は、装置制御モジュール153が行う処理を行うプロセッサである。メモリ173は、プロセッサ163のワークエリアとして使用される。また、プロセッサ163は、USIMスロット154を介してUSIMとの間でデータの読出し及び書込みを行う。
なお、図20、図21に示す装置の構成(機能区分)は一例に過ぎない。本実施の形態で説明する処理を実現できるのであれば、その実装方法(具体的な機能部の名称、配置等)は、特定の実装方法に限定されない。例えば、本実施の形態のUE(ユーザ装置)は、下記のような手段からなる装置として構成することもできる。
すなわち、本実施の形態におけるユーザ装置は、TTIの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、基地局と通信を行うユーザ装置であって、前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップを設定するギャップ制御手段を備え、前記ギャップ制御手段は、前記2つのキャリアのうちの一方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちの他方のキャリアに対するギャップとして設定するユーザ装置として構成してもよい。
上記の構成により、異なるTTIが混在する移動通信システムにおいて、適切にギャップを設定することが可能となる。
前記ギャップ制御手段は、前記2つのキャリアのうちTTIの長い方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちTTIの短い方のキャリアに対するギャップとして設定することとしてもよい。この構成により、例えば、既存NW(4GのみNW)におけるmobility品質等を劣化させることなく4G−CCと5G−CCを用いたCAが可能となる。
前記ユーザ装置は、ギャップの期間中に所定のキャリアの測定を実施する測定手段を備え、前記ギャップ制御手段により設定されたギャップにおいて、前記測定手段が、測定を実行し、当該ギャップの期間が経過する前に当該測定を完了した時点で、前記ギャップ制御手段が当該ギャップを終了することとしてもよい。この構成により、効率的なギャップ設定が可能となる。
また、前記ユーザ装置は、ギャップの期間中に所定のキャリアの測定を実施する測定手段を備え、前記ギャップ制御手段により設定されたギャップにおいて、前記測定手段は、複数の測定対象の測定を実行することとしてもよい。この構成により、より少ないギャップ回数で多くの測定対象を測定できるので、効率的な通信が可能となる。
前記ギャップ制御手段は、前記2つのキャリアのうちTTIの短い方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちTTIの長い方のキャリアに対するギャップとして設定することとしてもよい。この構成により、一例として、5Gに最適化されたギャップを実現でき、より高速な通信が可能となる。
前記TTIの長い方のキャリアに対してギャップが設定されており、当該ギャップが前記TTIの短い方のキャリアに対するギャップよりも長い場合において、前記ギャップ制御手段は、前記TTIの長い方のキャリアに対するギャップの期間のうち、前記TTIの短い方のキャリアに対するギャップと重ならない期間を、前記TTIの長い方のキャリアに対するギャップと見なさないこととしてもよい。この構成により、効率的な通信が可能となる。
また、本実施の形態におけるユーザ装置は、TTIの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、基地局と通信を行うユーザ装置であって、前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップを設定するギャップ制御手段を備え、前記ギャップ制御手段は、前記2つのキャリアのうちの一方のキャリアに対するギャップ設定指示を前記基地局から受信する場合に、当該ギャップ設定指示に基づいて、前記2つのキャリアのうちの他方のキャリアに対するギャップを設定するユーザ装置として構成してもよい。
上記の構成により、異なるTTIが混在する移動通信システムにおいて、適切にギャップを設定することが可能となる。
前記2つのキャリアにおける一方のキャリアに対するギャップの開始端と終了端のうちの少なくとも1つの端が、他方のキャリアにおけるTTIの境界と一致しない場合において、前記ギャップ制御手段は、前記他方のキャリアにおけるTTIのうち前記ギャップの端を含むTTIの全体を前記基地局との通信を行わない期間とすることとしてもよい。この構成により、ギャップ端/TTI端間でずれがある場合でも適切にギャップを設定できる。
また、前記2つのキャリアにおける一方のキャリアに対するギャップの開始端と終了端のうちの少なくとも1つの端が、他方のキャリアにおけるTTIの境界と一致しない場合において、前記ギャップ制御手段は、前記他方のキャリアにおけるTTIのうち前記ギャップの端を含むTTIにおいて、前記ギャップと重ならない部分を通信可能な1つのTTIと見なす、又は、前記ギャップと重ならない部分と当該部分に隣接するTTIとを通信可能な1つのTTIと見なすこととしてもよい。この構成によっても、ギャップ端/TTI端間でずれがある場合でも適切にギャップを設定できる。
<eNBの構成>
図22に、これまでに説明した動作を実行するeNBの構成例を示す。当該eNBは、基地局内CAを実施するeNBであってもよいし、DCを実施するMeNB又はSeNBであってもよい。また、図22は、eNBにおいて本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものである。
図22に示すように、本実施の形態のeNBは、DL信号送信部201、UL信号受信部202、CA/DC管理部203、ギャップ指示制御部204、スケジューリング部205を有する。
DL信号送信部201は、送信情報から無線信号を生成し、UEに送信する。UL信号受信部202は、UEから無線信号を受信し、無線信号から情報を抽出する。CA/DC管理部203は、CA/DCを構成する各セル(CC)の管理(設定されているCCの識別情報及び状態の保持等)、追加、削除、アクティベート、ディアクティベート等を行う。
ギャップ指示制御部204は、動作例1〜5(変形例を含む)で説明したUE側のギャップ設定と同じギャップ設定動作を実行し、ギャップの期間中は、スケジューリングを停止するようスケジューリング部205に指示する。また、動作例1〜5(変形例を含む)において、eNBからUEに対して設定情報、動作指示等の送信を行う場合において、ギャップ指示制御部204は、当該ギャップ設定情報、動作指示等の送信を行う機能も有する。また、ギャップ指示制御部204は、UEに対する測定指示を行う機能を含んでもよい。
スケジューリング部205は、ギャップ指示制御部204から通知されたギャップ(ギャップと見なす期間がある場合、それを含む)の期間について、UL/DLスケジューリングを行わない制御を行う。
図22に示す基地局eNBの構成は、全体をハードウェア回路(例:1つ又は複数のICチップ)で実現してもよいし、一部をハードウェア回路で構成し、その他の部分をCPUとプログラムとで実現してもよい。
図23は、基地局eNBのハードウェア(HW)構成の例を示す図である。図23は、図22よりも実装例に近い構成を示している。図23に示すように、基地局eNBは、無線信号に関する処理を行うREモジュール251と、ベースバンド信号処理を行うBB処理モジュール252と、上位レイヤ等の処理を行う装置制御モジュール253と、ネットワークと接続するためのインタフェースである通信IF254とを有する。
REモジュール251は、BB処理モジュール252から受信したデジタルベースバンド信号に対して、D/A変換、変調、周波数変換、及び電力増幅等を行うことでアンテナから送信すべき無線信号を生成する。また、受信した無線信号に対して、周波数変換、A/D変換、復調等を行うことでデジタルベースバンド信号を生成し、BB処理モジュール252に渡す。REモジュール251は、例えば、図22のDL信号送信部201及びUL信号受信部202における物理レイヤ等の機能を含む。
BB処理モジュール252は、IPパケットとデジタルベースバンド信号とを相互に変換する処理を行う。DSP262は、BB処理モジュール252における信号処理を行うプロセッサである。メモリ272は、DSP252のワークエリアとして使用される。BB処理モジュール252は、例えば、図22のDL信号送信部201及びUL信号受信部202におけるレイヤ2等の機能、CA/DC管理部203、ギャップ指示制御部204、スケジューリング部205を含む。なお、CA/DC管理部203、ギャップ指示制御部204、スケジューリング部205の機能の全部又は一部を装置制御モジュール253に含めることとしてもよい。
装置制御モジュール253は、IPレイヤのプロトコル処理、OAM処理等を行う。プロセッサ263は、装置制御モジュール253が行う処理を行うプロセッサである。メモリ273は、プロセッサ263のワークエリアとして使用される。補助記憶装置283は、例えばHDD等であり、基地局eNB自身が動作するための各種設定情報等が格納される。
なお、図22、図23に示す装置の構成(機能区分)は一例に過ぎない。本実施の形態で説明する処理を実現できるのであれば、その実装方法(具体的な機能部の名称、配置等)は、特定の実装方法に限定されない。例えば、本実施の形態のeNB(基地局)は、下記のような手段からなる装置として構成することもできる。
すなわち、本実施の形態に係る基地局は、例えば、TTIの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、ユーザ装置と通信を行う基地局であって、前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップに関する指示を前記ユーザ装置に送信するギャップ指示手段を備え、前記ギャップ指示手段は、前記ユーザ装置に対して、第1のギャップ動作又は第2のギャップ動作の指示を送信し、前記ユーザ装置は、前記第1のギャップ動作の指示を受信した場合に、前記2つのキャリアのうちTTIの長い方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちTTIの短い方のキャリアに対するギャップとして設定し、前記ユーザ装置は、前記第2のギャップ動作の指示を受信した場合に、前記2つのキャリアのうちTTIの短い方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちTTIの長い方のキャリアに対するギャップとして設定する、基地局として構成することができる。
上記の構成により、異なるTTIが混在する移動通信システムにおいて、適切にギャップを設定することが可能となる。
なお、上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
本実施の形態で説明するUEの機能構成は、CPUとメモリを備えるUEにおいて、プログラムがCPU(プロセッサ)により実行されることで実現される構成であってもよいし、本実施の形態で説明する処理のロジックを備えたハードウェア回路等のハードウェアで実現される構成であってもよいし、プログラムとハードウェアが混在していてもよい。
本実施の形態で説明するeNBの機能構成は、CPUとメモリを備えるeNBにおいて、プログラムがCPU(プロセッサ)により実行されることで実現される構成であってもよいし、本実施の形態で説明する処理のロジックを備えたハードウェア回路等のハードウェアで実現される構成であってもよいし、プログラムとハードウェアが混在していてもよい。
以上、本発明の各実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。説明の便宜上、UE及びeNBは機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような各装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明に従って動作するソフトウェアは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
(第1項)
TTIの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、基地局と通信を行うユーザ装置であって、
前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップを設定するギャップ制御手段を備え、
前記ギャップ制御手段は、前記2つのキャリアのうちの一方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちの他方のキャリアに対するギャップとして設定する
ことを特徴とするユーザ装置。
(第2項)
前記ギャップ制御手段は、前記2つのキャリアのうちTTIの長い方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちTTIの短い方のキャリアに対するギャップとして設定する
第1項に記載のユーザ装置。
(第3項)
前記ユーザ装置は、ギャップの期間中に所定のキャリアの測定を実施する測定手段を備え、
前記ギャップ制御手段により設定されたギャップにおいて、前記測定手段が、測定を実行し、当該ギャップの期間が経過する前に当該測定を完了した時点で、前記ギャップ制御手段が当該ギャップを終了する
第2項に記載のユーザ装置。
(第4項)
前記ユーザ装置は、ギャップの期間中に所定のキャリアの測定を実施する測定手段を備え、
前記ギャップ制御手段により設定されたギャップにおいて、前記測定手段は、複数の測定対象の測定を実行する
第2項に記載のユーザ装置。
(第5項)
前記ギャップ制御手段は、前記2つのキャリアのうちTTIの短い方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちTTIの長い方のキャリアに対するギャップとして設定する
第1項に記載のユーザ装置。
(第6項)
TTIの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、基地局と通信を行うユーザ装置であって、
前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップを設定するギャップ制御手段を備え、
前記ギャップ制御手段は、前記2つのキャリアのうちの一方のキャリアに対するギャップ設定指示を前記基地局から受信する場合に、当該ギャップ設定指示に基づいて、前記2つのキャリアのうちの他方のキャリアに対するギャップを設定する
ことを特徴とするユーザ装置。
(第7項)
前記2つのキャリアにおける一方のキャリアに対するギャップの開始端と終了端のうちの少なくとも1つの端が、他方のキャリアにおけるTTIの境界と一致しない場合において、前記ギャップ制御手段は、前記他方のキャリアにおけるTTIのうち前記ギャップの端を含むTTIの全体を前記基地局との通信を行わない期間とする
第1項ないし第6項のうちいずれか1項に記載のユーザ装置。
(第8項)
TTIの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、基地局と通信を行うユーザ装置が実行するギャップ設定方法であって、
前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップを設定するステップを備え、
前記ステップにおいて、前記ユーザ装置は、前記2つのキャリアのうちの一方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちの他方のキャリアに対するギャップとして設定する
ことを特徴とするギャップ設定方法。
(第9項)
TTIの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、基地局と通信を行うユーザ装置が実行するギャップ設定方法であって、
前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップを設定するステップを備え、
前記ステップにおいて、前記ユーザ装置は、前記2つのキャリアのうちの一方のキャリアに対するギャップ設定指示を前記基地局から受信する場合に、当該ギャップ設定指示に基づいて、前記2つのキャリアのうちの他方のキャリアに対するギャップを設定する
ことを特徴とするギャップ設定方法。
(第10項)
TTIの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、ユーザ装置と通信を行う基地局であって、
前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップに関する指示を前記ユーザ装置に送信するギャップ指示手段を備え、
前記ギャップ指示手段は、前記ユーザ装置に対して、第1のギャップ動作又は第2のギャップ動作の指示を送信し、
前記ユーザ装置は、前記第1のギャップ動作の指示を受信した場合に、前記2つのキャリアのうちTTIの長い方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちTTIの短い方のキャリアに対するギャップとして設定し、
前記ユーザ装置は、前記第2のギャップ動作の指示を受信した場合に、前記2つのキャリアのうちTTIの短い方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちTTIの長い方のキャリアに対するギャップとして設定する
ことを特徴とする基地局。
本特許出願は2015年8月21日に出願した日本国特許出願第2015−164258号に基づきその優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2015−164258号の全内容を本願に援用する。
UE ユーザ装置
eNB、MeNB、SeNB 基地局
101 DL信号受信部
102 UL信号送信部
103 CA/DC管理部
104 ギャップ制御部
105 測定部
151 REモジュール
152 BB処理モジュール
153 装置制御モジュール
154 USIMスロット
201 DL信号送信部
202 UL信号受信部
203 CA/DC管理部
204 測定制御部
205 スケジューリング部
251 REモジュール
252 BB処理モジュール
253 装置制御モジュール
254 通信IF

Claims (9)

  1. 周波数またはRATの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、基地局と通信を行うユーザ装置であって、
    前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップを設定するギャップ制御手段を備え、
    前記ギャップ制御手段は、前記2つのキャリアのうちの一方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちの他方のキャリアに対するギャップとして設定し、
    前記ギャップ制御手段は、前記2つのキャリアのうちTTIの長い方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちTTIの短い方のキャリアに対するギャップとして設定する
    ことを特徴とするユーザ装置。
  2. 前記ユーザ装置は、ギャップの期間中に所定のキャリアの測定を実施する測定手段を備え、
    前記ギャップ制御手段により設定されたギャップにおいて、前記測定手段が、測定を実行し、当該ギャップの期間が経過する前に当該測定を完了した時点で、前記ギャップ制御手段が当該ギャップを終了する
    請求項に記載のユーザ装置。
  3. 前記ユーザ装置は、ギャップの期間中に所定のキャリアの測定を実施する測定手段を備え、
    前記ギャップ制御手段により設定されたギャップにおいて、前記測定手段は、複数の測定対象の測定を実行する
    請求項に記載のユーザ装置。
  4. 前記ギャップ制御手段は、前記2つのキャリアのうちTTIの短い方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちTTIの長い方のキャリアに対するギャップとして設定する
    請求項1に記載のユーザ装置。
  5. 周波数またはRATの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、基地局と通信を行うユーザ装置であって、
    前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップを設定するギャップ制御手段を備え、
    前記ギャップ制御手段は、前記2つのキャリアのうちの一方のキャリアに対するギャップ設定指示を前記基地局から受信する場合に、当該ギャップ設定指示に基づいて、前記2つのキャリアのうちの他方のキャリアに対するギャップを設定する
    ことを特徴とするユーザ装置。
  6. 前記2つのキャリアにおける一方のキャリアに対するギャップの開始端と終了端のうちの少なくとも1つの端が、他方のキャリアにおけるTTIの境界と一致しない場合において、前記ギャップ制御手段は、前記他方のキャリアにおけるTTIのうち前記ギャップの端を含むTTIの全体を前記基地局との通信を行わない期間とする
    請求項1ないしのうちいずれか1項に記載のユーザ装置。
  7. 周波数またはRATの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、基地局と通信を行うユーザ装置が実行するギャップ設定方法であって、
    前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップを設定するステップを備え、
    前記ステップにおいて、前記ユーザ装置は、前記2つのキャリアのうちの一方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちの他方のキャリアに対するギャップとして設定し、
    前記2つのキャリアのうちTTIの長い方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちTTIの短い方のキャリアに対するギャップとして設定する
    ことを特徴とするギャップ設定方法。
  8. 周波数またはRATの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、基地局と通信を行うユーザ装置が実行するギャップ設定方法であって、
    前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップを設定するステップを備え、
    前記ステップにおいて、前記ユーザ装置は、前記2つのキャリアのうちの一方のキャリアに対するギャップ設定指示を前記基地局から受信する場合に、当該ギャップ設定指示に基づいて、前記2つのキャリアのうちの他方のキャリアに対するギャップを設定する
    ことを特徴とするギャップ設定方法。
  9. 周波数またはRATの異なる少なくとも2つのキャリアを使用する移動通信システムにおいて、ユーザ装置と通信を行う基地局であって、
    前記ユーザ装置が前記基地局との通信を行わない期間であるギャップに関する指示を前記ユーザ装置に送信するギャップ指示手段を備え、
    前記ギャップ指示手段は、前記ユーザ装置に対して、第1のギャップ動作又は第2のギャップ動作の指示を送信し、
    前記ユーザ装置は、前記第1のギャップ動作の指示を受信した場合に、前記2つのキャリアのうちTTIの長い方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちTTIの短い方のキャリアに対するギャップとして設定し、
    前記ユーザ装置は、前記第2のギャップ動作の指示を受信した場合に、前記2つのキャリアのうちTTIの短い方のキャリアに対して設定するギャップと共通のギャップを、前記2つのキャリアのうちTTIの長い方のキャリアに対するギャップとして設定する
    ことを特徴とする基地局。
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