JP6715166B2 - 位置調整機構 - Google Patents

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Description

本発明は、軸部材の可動部材に対する軸方向位置を調整する位置調整機構に関する。
電車線を支持する碍子取付板を、支持柱に対して位置調整する機構が知られている(特許文献1参照)。支持柱には調整ボルトの第1雄ねじ部が螺合し、碍子取付板には調整ボルトの第2雄ねじ部が螺合する。調整ボルトの第2雄ねじ部の先端側に挟持用ナットを締結する。碍子取付板の支持柱に対する前後位置を調整するには、挟持用ナットを緩めた状態で、調整ボルトを支持柱の雌ねじに対して回転させることで、調整ボルトが支持柱に対して前後に移動し、これに伴い碍子取付板が前後に移動して支持柱に対する位置調整がなされる。
実開平6−887号公報
特許文献1の位置調整機構は、碍子取付板の支持柱と反対の外側に、挟持用ナットとして緩み止め機能を有するダブルナットが必要であり、このため碍子取付板の支持柱と反対の外側の領域により大きなスペースが必要となる。
そこで、本発明は、より小さなスペースに位置調整機構を配置できるようにすることを目的としている。
本発明は、軸部材の雄ねじ部に、可動部材の軸部材の先端が挿入される側に位置するナット部材が螺合し、可動部材の貫通孔に挿入される軸部材の雄ねじ部に、連結部材が雌ねじ部を介して連結される。連結部材の雌ねじ部にフランジ部側から締結具が螺合する。
本発明によれば、可動部材を境にして軸部材と反対側には、連結部材のフランジ部と締結具の頭部が位置するだけなので、より小さなスペースに位置調整機構を配置することができる。
本発明の第1の実施形態に係る位置調整機構全体の平面図である。 図1の位置調整機構によって回転角度が調整されるクランパを含む斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る位置調整機構の断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る位置調整機構の断面図である。 図4の変形例を示す位置調整機構の断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す位置調整機構の平面図である。図1において、左右方向をX方向、上下方向をY方向とする。図1に示すように、矩形状のベース板1の上には、駆動部としての駆動シリンダ3を配置している。駆動シリンダ3は、シリンダ本体5をベース板1に固定し、シリンダ本体5からピストンロッド7をX方向の右側に突出させている。
ピストンロッド7の先端には可動部材としての連結プレート9を連結している。連結プレート9は、Y方向に長く形成され、連結プレート9の長手方向中央に、ピストンロッド7の先端を連結している。連結プレート9は、駆動シリンダ3によって、実線で示す後退位置から二点鎖線で示す前進位置まで移動する。前進位置での連結プレート9は、一対のストッパ11に前端が当接する。一対のストッパ11はベース板1の上に固定してある。
連結プレート9には、4本の軸部材としてのラックシャフト13を連結している。このうち2本のラックシャフト13は、それぞれ駆動シリンダ3のY方向両側にあって、連結プレート9のX方向左側から連結している。当該2本のラックシャフト13は、連結プレート9と反対側の端部付近の外側(駆動シリンダ3と反対側)に、ラックギア15を軸方向に沿ってそれぞれ形成している。
他の2本のラックシャフト13は、それぞれ駆動シリンダ3から離れた位置で、連結プレート9の長手方向両端部付近に、連結プレート9のX方向右側から連結している。当該2本のラックシャフト13は、互いに対向する内側に、ラックギア15を軸方向に沿ってそれぞれ形成している。連結プレート9と4本のラックシャフト13との4箇所の連結部17に、本実施形態の位置調整機構を設けている。当該位置調整機構については後述する。
各ラックギア15には、歯車19がそれぞれ噛合している。図1中で左側2個の歯車19の中心は、Y方向に延びる同一直線上に位置している。同様に、図1中で右側2個の歯車19の中心は、Y方向に延びる同一直線上に位置している。図1中で上側2個の歯車19の中心は、X方向に延びる同一直線上に位置している。同様に、図1中で下側2個の歯車19の中心は、X方向に延びる同一の直線上に位置している。
駆動シリンダ3を駆動することによって、連結プレート9がX方向に進退移動し、4本のラックシャフト13も連結プレート9と一体となってX方向に進退移動する。ラックシャフト13の進退移動によって、各歯車19がそれぞれ回転する。このとき、図1中で左側2個の歯車19と、右側2個の歯車19とは、回転方向が異なる。
歯車19の回転中心軸20は、図2に示す作動部としてのクランパ21の回転軸23に、直接または間接的に連結している。すなわち、歯車19が回転することによって、クランパ21が回転軸23とともに回転する。回転軸23は、基部25に対して回転自在に設けてある。
4つの基部25は、積層テーブル27の四隅の側部にそれぞれ取り付けてある。積層テーブル27には、図示しない複数毎のシート部材を積層配置する。シート部材は、図示しない積層ロボットにより搬入する。積層ロボットのハンドが吸着する1枚のシート部材を積層テーブル27上に搬入し、ハンドでシート部材の中央部を押さえた状態で、4つのクランパ21を下降させることによりシート部材の四隅を上から押さえる。
クランパ21でシート部を抑えた状態で、積層ロボットは、ハンドを積層テーブル27から離間させ、次に搬入するシート部材を、先に搬入したシート部材の上に積層するようにして搬入する。このときハンドでシート部材を押さえた状態で、クランパ21を、シート部材がめくれ上がらない程度に少し上昇させてから回転させる。これにより、クランパ21をシート部材から離反させる。その後、クランパ21を、積層されたシート部材の上方となるよう回転により戻し、さらに下降させることで積層されたシート部材をクランパ21により上から押さえる。
以後、上記の動作を繰り返すことで、積層テーブル27上に複数毎のシート部材を順次積層する。なお、クランパ21の上下動は、図1に示したベース板1の全体を上下動させることで行う。シート部材としては、例えば薄型のリチウムイオン電池における電極シートやセパレータシートである。
次に、図1に示した連結プレート9とラックシャフト13との連結部17における位置調整機構について説明する。位置調整によって、図2に示したクランパ21の回転角度位置を調整する。図3は、位置調整機構の第1の実施形態を示す。図1に示したように連結部17は4箇所備えており、そのうち1箇所を基準の連結部17Aとし、他の3箇所を、フローティング機能を備える連結部17Bとする。
基準の連結部17Aは、連結プレート9にラックシャフト13の軸方向に沿って貫通するようにして基準の貫通孔9aを形成している。基準の貫通孔9aは、軸方向に沿って一定の内径を有している。基準の貫通孔9aには、連結部材29の円筒形状の筒部29aを挿入配置している。連結部材29は、筒部29aの一方の端部にフランジ部29bを備えている。筒部29aは、軸方向のほぼ全体を貫通孔9aに挿入し、外面が貫通孔9aの内面にほぼ接触している。筒部29aの内面には、雌ねじ部29cを形成している。フランジ部29bは、連結プレート9を間に挟んで後述するナット部材31と反対側で貫通孔9aの外部に位置している。フランジ部29bは、図示しない工具によって連結部材29を回転させるために、外周部に工具係合部を備えている。
筒部29aの雌ねじ部29cの図3中で左側のほぼ半分の領域には、ラックシャフト13の前端に設けてある雄ねじ部13aが螺合している。すなわち、連結部材29は、雄ねじ部13aに、筒部29aの雌ねじ部29cを介して貫通孔9a内で連結している。雄ねじ部13aの基部側は、貫通孔9aから外部に露出しており、当該露出している部分の雄ねじ部13aに前述したナット部材31が螺合している。この状態で、ナット部材31は、連結プレート9のラックシャフト13の先端が挿入される側に位置している。したがって、連結部材29のフランジ部29bは、連結プレート9のラックシャフト13の先端が挿入される側と反対側に位置している。筒部29aの雌ねじ部29cの図3中で右側のほぼ半分の領域には、締結具としてのボルト33を螺合させて締結している。ボルト33は、雄ねじ部33aが筒部29aの雌ねじ部29cに螺合し、頭部33bが貫通孔9aの外部に位置している。
ラックシャフト13の雄ねじ部13aを備える部分の先端には、凹部13bを形成し、ボルト33の先端には凸部33cを形成している。凹部13bは、円形の底面13b1と、底面13b1の周縁から立ち上がる環状の内側テーパ面13b2とを備えている。内側テーパ面13b2の内径は、底面13b1から先端に向かうに従って徐々に大きくなっている。
ボルト33の凸部33cは、円形の端面33c1と、端面33c1の周縁から雄ねじ部33aに向けて延びる外側テーパ面33c2とを備えている。外側テーパ面33c2の外径は、端面33c1から雄ねじ部33aに向かうに従って徐々に大きくなっている。ボルト33を締結した状態で、凸部33cが凹部13bに入り込み、凸部33cの外側テーパ面33c2が、凹部13bの内側テーパ面13b2を押し付ける。このとき、ボルト33とラックシャフト13との軸方向に互いに対向する部分は離間している。
次に、連結部17Aの組み付け方法を説明する。まず、ラックシャフト13の雄ねじ部13aにナット部材31を螺合させる。このとき、ナット部材31は雄ねじ部13aの基部付近までねじ込み、ラックシャフト13の雄ねじ部13aをナット部材31よりも突出させる。この状態で、ラックシャフト13の雄ねじ部13aを貫通孔9aに相互の中心を合わせた状態で挿入し、ナット部材31を連結プレート9に当接させる。ナット部材31が連結プレート9に当接した状態で、雄ねじ部13aの先端は、貫通孔9aの軸方向ほぼ中央に位置する。
続いて、連結部材29の筒部29aを、連結プレート9を間にしてナット部材31と反対側から貫通孔9aに挿入しながら、筒部29aの雌ねじ部29cをラックシャフト13の雄ねじ部13aに螺合させる。このとき、フランジ部29bは、連結プレート9に当接し、筒部29aの先端は連結プレート9の端面とほぼ同一面かやや貫通孔9a内に位置する。したがって、連結部材29を組み付けた状態では、連結プレート9が、連結部材29のフランジ部29bとナット部材31との間で挟持された状態となる。
その後、ボルト33を連結部材29の雌ねじ部29cに螺合させて締結することで、連結部17Aの組み付けが完了する。連結部17Aの組み付けが完了した状態では、ボルト33の凸部33cの外側テーパ面33c2が、ラックシャフト13の凹部13bの内側テーパ面13b2を押し付ける。これにより、ラックシャフト13の雄ねじ部13aが連結部材29の雌ねじ部29cを押し付け、かつ、その押付力の反力がボルト33と連結部材29の雌ねじ部29cとの間に作用して、より確実な緩み止め機能を発揮する。
次に、連結部17Aにおける位置調整機構の位置調整方法を説明する。まず、ボルト33を連結部材29に対して緩めた後に、連結部材29をラックシャフト13に対して緩める。ボルト33は、緩めることでラックシャフト13から離れる。連結部材29は、緩めることでナット部材31から離れ、このときボルト33もナット部材31と同方向に一体に回転させる。この状態で、ナット部材31を雄ねじ部13aに対して回転させることで、ナット部材31のラックシャフト13に対する軸方向位置を変化させる。
ナット部材31のラックシャフト13に対する軸方向位置を変化させた後に、ナット部材31を連結プレート9に当接させた状態では、ラックシャフト13は、図3に示す調整前の状態に対し、連結プレート9との軸方向位置が変化する。つまり、ナット部材31をラックシャフト13の先端側(図1中で右側)に移動させれば、調整後のラックシャフト13は図1中で左側に移動調整される。逆に、ナット部材31をラックシャフト13の基部側(図1中で左側)に移動させれば、調整後のラックシャフト13は図1中で右側に移動調整される。移動調整後に、連結部材29及びボルト33を順次締結することで位置調整作業が完了する。
次に、連結部17Bについて説明する。連結部17Bは、連結部17Aに対し、連結プレート9に形成した貫通孔9bをテーパ形状とした点、及び、連結部材29Bの筒部29Baを貫通孔9bのテーパ形状に合わせてテーパ形状とした点が相異している。ラックシャフト13、ナット部材31及びボルト33については、連結部17Aに対し、図1中で左右の位置が変わっているだけで、形状は同一である。
貫通孔9bは、連結プレート9のラックシャフト13の先端が挿入される側から、連結プレート9のラックシャフト13の先端が挿入される側と反対側に向けて徐々に大きくなる内径を有するテーパ形状である。連結プレート9のラックシャフト13の先端が挿入される側の側部には、ナット部材31が位置する。連結プレート9のラックシャフト13の先端が挿入される側と反対側の側部には、連結部材29Bのフランジ部29Bbが位置する。連結部材29Bの筒部29Baは、貫通孔9bのテーパ形状に合わせるように、フランジ部29Bbからナット部材31に向けて外径が徐々に小さくなるよう変化するテーパ形状である。
連結部材29Bの筒部29Baは、軸方向のほぼ全体を貫通孔9bに挿入し、図3の状態では貫通孔9bの内面に外面がほぼ接触している。連結部材29Bのフランジ部29Bbは、連結プレート9に対しナット部材31と反対側から当接し、筒部29Baの先端は連結プレート9の端面とほぼ同一面かやや貫通孔9b内に位置する。筒部29aの内面には、雌ねじ部29Bcを形成している。
連結部17Bの組み付け方法は、連結部17Aの組み付け方法と同様である。すなわち、最初に、ナット部材31を螺合させたラックシャフト13の雄ねじ部13aを貫通孔9bに挿入する。続いて、連結部材29Bを貫通孔9bに挿入しつつ雄ねじ部13aに螺合させ、最後にボルト33を締結する。
連結部17Bにおける位置調整機構の位置調整方法は、連結部17Aの位置調整方法と同様である。すなわち、ボルト33、連結部材29Bの順に緩めた状態で、ナット部材31のラックシャフト13に対する軸方向位置を変化させる。その後、連結部材29B、ボルト33の順に締め付ける。このとき、ラックシャフト13は、連結プレート9に対する軸方向位置が当初と異なり、位置調整された状態となる。
上記のようにしてラックシャフト13の連結プレート9に対する軸方向位置を変化させることで、ラックシャフト13のラックギア15に噛合する歯車19の回転角度位置が変化する。これに伴い、歯車19によって回転する図2のクランパ21の回転角度位置が変化して調整される。クランパ21の回転角度位置を調整することで、クランパ21のシート部材に対する押さえ位置を常にほぼ一定とすることができる。
連結部17Bの連結部材29Bは、図3の状態で、フランジ部29Bbが連結プレート9に当接し、かつ、筒部29Baの外面が貫通孔9bの内面に密着している。この場合、連結部17Aと連結部17Bとの間隔は固定されたものとなる。これに対し、連結部材29Bを二点鎖線で示す位置、つまり、フランジ部29Bbを連結プレート9から間隔Sだけ離間させ、筒部29Baと貫通孔9bとの間に隙間Tを形成した状態では、隙間Tによって連結部17Aのラックシャフト13と連結部17Bのラックシャフト13との間隔が固定されず多少の変化が可能となる。
上記隙間Tを形成するために、連結部材29Bのフランジ部29Bbと連結プレート9との間隔Sに、図示しないシムを配置する。シムを配置した状態で、連結部材29Bを締め付けることで、筒部29Baと貫通孔9bとの間に隙間Tが形成される。隙間Tの大きさは、シムの厚さを変更することで変えることができる。筒部29Baと貫通孔9bとの間に隙間Tを形成することで、連結部17Bのラックシャフト13は連結プレート9に対しフローティング機構を備えた状態で連結されることになる。これにより、連結部17Aのラックシャフト13と連結部17Bのラックシャフト13との間隔は、隙間Tの分変化させることができる。この場合、各部材に製造時の寸法誤差があっても、各締結部や連結部に無理な力が付与されることを抑制でき、締結状態を安定化させることができる。
本実施形態は、駆動シリンダ3によって進退移動する連結プレート9と、連結プレート9に連結され、連結プレート9とともに軸方向に移動するラックシャフト13と、連結プレート9とラックシャフト13と連結する連結部17と、を有する。連結部17は、貫通孔9aとナット部材31と雄ねじ部13aと連結部材29とボルト33とを備える。貫通孔9aは、ラックシャフト13の軸方向に貫通するよう連結プレート9に形成され、ラックシャフト13の先端が挿入される。雄ねじ部13aは、ラックシャフト13の先端に形成される。
ナット部材31は、雄ねじ部13aに螺合し、連結プレート9のラックシャフト13の先端が挿入される側に位置する。連結部材29は、ナット部材31から突出した部分の雄ねじ部13aに、筒部29aの内側に形成されている雌ねじ部29cが貫通孔9a内で螺合し、筒部29aの端部に形成されているフランジ部29bが、連結プレート9のラックシャフト13の先端が挿入される側と反対側に位置する。ボルト33は、連結部材29の雌ねじ部29cにフランジ部29b側から螺合する。
このように構成された本実施形態の位置調整機構は、連結プレート9を境にしてラックシャフト13と反対側には、連結部材29のフランジ部29bとボルト33の頭部33bが位置している。この場合、連結プレート9を境にしてラックシャフト13と反対側のスペースが、ダブルナットを使用する場合に比較してより小さくて済み、より小さなスペースに位置調整機構を配置することができる。
本実施形態は、ラックシャフト13の雄ねじ部13aに、連結部材29の雌ねじ部29cが螺合している。これにより、連結部材29をラックシャフト13に直接連結することができ、連結部材29とラックシャフト13との間に別部材を設ける場合に比較して構造の簡素化を図ることができる。
本実施形態は、ラックシャフト13が複数設けられ、当該複数のラックシャフト13に対応して連結部17が複数設けられ、複数の連結部17のうち一つの連結部17Aは、貫通孔9aが軸方向に沿って一定の内径を有する。複数の連結部17のうち他の連結部17Bは、貫通孔9bが、連結プレート9のラックシャフト13の先端が挿入される側からラックシャフト13の先端が挿入される側と反対側に向けて徐々に大きくなる内径を有するテーパ形状である。貫通孔9bのテーパ形状に対応して、連結部材29Bの筒部29Baは、外径が軸方向に沿って徐々に変化するテーパ形状である。
このように構成した本実施形態の位置調整機構は、連結部17Bにおいて、連結部材29Bの筒部29Baと、連結プレート9の貫通孔9bとの間に、両者の中心を合わせた状態で隙間Tが形成される。この場合、隙間Tによって、連結部17Aのラックシャフト13と連結部17Bのラックシャフト13との間隔を変化させることができる。これにより、各部材に製造時の寸法誤差があっても、各締結部や連結部に無理な力が付与されることを抑制でき、締結状態を安定化させることができる。
本実施形態は、ボルト33の先端に凸部33cが設けられ、ラックシャフト13の先端に凸部33cが入り込む凹部13bが設けられ、ボルト33を締結したときに、凸部33cの外周面が凹部13bの内周面を押圧している。この場合、ラックシャフト13の雄ねじ部13aが連結部材29の雌ねじ部29cを押し付け、かつ、その押付力の反力がボルト33と連結部材29の雌ねじ部29cとの間に作用して、より確実な緩み止め機能を発揮する。その結果、連結部17A,17Bの連結状態をより強固なものとすることができる。
本実施形態は、連結プレート9が、軸方向に沿ってラックギア15を備え、ラックギア15に噛合し、ラックギア15の軸方向への移動によって回転する歯車19を備え、歯車19の回転によって回転する作動部としてのクランパ21を備えている。この場合、連結部17Aや17Bの位置調整機構を調整することで、クランパ21の回転角度位置を調整することができる。クランパ21の回転角度位置を調整することで、図2に示した積層テーブル27上に載置されるシート部材に対するクランパ21の押さえ位置を、常にほぼ一定とすることができる。
図4は、図3の基準の連結部17Aに代わる第2の実施形態を連結部17Cとして示している。連結部17Cの連結部17Aに対する大きな違いは、ナット部材31Cが、ナット筒部31Caとナットフランジ部31Cbとを備える点である。その他の構成は、図3の連結部17Aと基本的にほぼ同様である。
ナット部材31Cは、ナット筒部31Caの内面にナット雌ねじ部31Ca1を形成し、ナット筒部31Caの外面にナット雄ねじ部31Ca2を形成している。ナット雌ねじ部31Ca1は雄ねじ部13aに螺合し、ナット雄ねじ部31Ca2は連結部材29の雌ねじ部29cに螺合する。すなわち、連結部材29は、雄ねじ部13aに、筒部29aの雌ねじ部29cを介して貫通孔9a内で連結している。連結部17Cの組み付け方法は、連結部17Aと基本的に同様である。すなわち、ナット筒部31Caの雌ねじ部31Ca1をラックシャフト13の雄ねじ部13aに螺合させる。ナット筒部31Caは、雄ねじ部13aに螺合させた状態で、先端が雄ねじ部13aの先端と軸方向位置がほぼ同じである。
次に、雄ねじ部13aに螺合させたナット筒部31Caを貫通孔9aに挿入し、連結部材29をナット部材31Cと反対側から貫通孔9aに挿入しながら、連結部材29の雌ねじ部29cをナット筒部31Caのナット雄ねじ部31Ca2に螺合させる。このとき、ナット筒部31Caの先端は、連結部材29の筒部29aの軸方向のほぼ中央に位置し、連結部材29のフランジ部29bとナット部材31Cのナットフランジ部31Cbとの間で連結プレート9を挟持する。
連結部材29を組み付けた後は、図3と同様にボルト33を締結する。このとき、ボルト33の凸部33c周囲の先端とナット筒部31Caの先端とは、軸方向互いに離間してり、相互間に隙間が形成される。これにより、図3と同様に、ボルト33の凸部33cの外側テーパ面33c2が、ラックシャフト13の凹部13bの内側テーパ面13b2に押し付けることになり、より確実な緩み止め機能を発揮する。
図5は、図4の連結部17Cに対する変形例を連結部17Dとして示している。連結部17Dの連結部17Cに対する大きな違いは、ボルト33D、ナット部材31D及びラックシャフト13のそれぞれの先端の形状が異なる点である。その他の構成は、図4の連結部17Cと同様である。
ボルト33Dは、雄ねじ部33Da及び頭部33Dbを有し、頭部33Dbと反対側の先端に凹部33Dcを形成している。凹部33Dcは、底面33Dc1と底面33Dc1の周縁から立ち上がる内側テーパ面33Dc2とを備えている。内側テーパ面33Dc2の内径は、底面33Dc1から先端に向かうに従って徐々に大きくなっている。
ナット部材31Dは、ナットフランジ部31Dbと一体となっているナット筒部31Daの先端に環状の凸部31Dcを形成している。凸部31Dcは、外周面に外側テーパ面31Dc1を備えている。外側テーパ面31Dc1は、ナット筒部31Daの先端ほど外径が徐々に小さくなっている。ナット部材31Dの凸部31Dcは、ボルト33Dの凹部33Dcに挿入され、外側テーパ面31Dc1が凹部33Dcの内側テーパ面33Dc2を押し付けられる。
組み付け方法は、図4と同様であり、最後にボルト33Dを締結するときに、内側テーパ面33Dc2が外側テーパ面31Dc1を押し付ける。このとき、ボルト33Dと、ナット筒部31Da及びラックシャフト13との軸方向に互いに対向する部分は離間している。これにより、ナット筒部31Daの雌ねじ部31Da1がラックシャフト13の雄ねじ部13aを押し付け、かつ、その押付力の反力がボルト33Dと連結部材29の雌ねじ部29cとの間に作用して、より確実な緩み止め機能を発揮する。
図4、図5に示す連結部17C,17Dの位置調整機構による位置調整方法は、図3のナット部材31がナット部材31C,31Dに代わるだけであり、図3に示す連結部17Aの位置調整機構による位置調整方法とほぼ同様である。図4、図5の各実施形態の位置調整機構においても、連結プレート9を境にしてラックシャフト13と反対側には、連結部材29のフランジ部29bとボルト33Dの頭部33Dbが位置している。この場合、連結プレート9を境にしてラックシャフト13と反対側のスペースが、ダブルナットを使用する場合に比較してより小さくて済み、より小さなスペースに位置調整機構を配置することができる。
図4、図5の各実施形態は、ナット部材31C,31Dが、貫通孔9a内に位置するナット筒部31Ca,31Da及び、ラックシャフト13の先端が挿入される側に位置するナットフランジ部31Cb,31Dbを有する。ナット筒部31Ca,31Daの内側に形成されているナット雌ねじ部31Ca1,31Da1が、ラックシャフト13の雄ねじ部13aに螺合し、ナット筒部31Ca,31Daの外側に形成されているナット雄ねじ部31Ca2,31Da2が、連結部材29の雌ねじ部29cに螺合する。
このように構成した図4、図5の各実施形態は、ラックシャフト13の雄ねじ部13aに、ナット筒部31Ca,31Daのナット雌ねじ部31Ca1,31Da1を螺合させている。このため、ナット部材31C,31Dとラックシャフト13との締結強度を、図3の実施形態に比較してより高めることができる。
図5の実施形態は、ボルト33Dの先端に、ナット部材31Dのナット筒部31Daの先端が入り込む凹部33Dcが設けられ、ボルト33Dを締結したときに、凹部33Dcの内周面がナット筒部31Daの先端の外周面を押圧している。これにより、ナット筒部31Daのナット雌ねじ部31Da1がラックシャフト13の雄ねじ部13aを押し付け、かつ、その押付力の反力がボルト33Dと連結部材29の雌ねじ部29cとの間に作用して、より確実な緩み止め機能を発揮することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は本発明の理解を容易にするために記載された単なる例示に過ぎず、本発明は当該実施形態に限定されるものではない。本発明の技術的範囲は、上記実施形態で開示した具体的な技術事項に限らず、そこから容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含む。例えば、上記した実施形態では、連結部17を4箇所設けているが、基準の連結部17Aの1箇所のみでもよい。フローティング機能を備える連結部17Bは、基準の連結部17Aに対して少なくとも1箇所あればよい。
図4、図5の各実施形態のナット部材31C,31Dがナット筒部31Ca,31Daを備える構造は、図3の連結部17Bのように、貫通孔9a及び連結部材29をテーパ形状として、フローティング機構として利用することもできる。
上記した実施形態は、ボルト33の先端及びラックシャフト13の先端にそれぞれ設けたテーパ面(図3、図4)、あるいは、ボルト33の先端及びナット部材31Dの先端にそれぞれ設けたテーパ面(図5)は、径方向に沿って直線状に径が変化しているが、湾曲状に径が変化していてもよい。
上記した実施形態は、クランパ21が押さえるシート部材として、リチウムイオン電池における電極シートやセパレータシートを例にとって説明したが、これら電極シートやセパレータシートに限るものではなく、シート状の部材であればよい。また、作動部としてクランパ21を例にとって説明したが、回転角度を調整するものであれば、クランパ21に限ることはない。
3 駆動シリンダ(駆動部)
9 連結プレート(可動部材)
9a,9b 連結プレートの貫通孔
13 ラックシャフト(軸部材)
13a ラックシャフトの雄ねじ部
13b ラックシャフトの凹部
13b2 凹部の内側テーパ面(凹部の内周面)
15 ラック
17(17A,17B,17C,17D) 連結部
19 歯車
21 クランパ(作動部)
29 連結部材
29a 連結部材の筒部
29b 連結部材のフランジ部
29c 連結部材の雌ねじ部
31,31C,31D ナット部材
31Ca,31Da ナット部材のナット筒部
31Ca1,31Da1 ナット部材のナット雌ねじ部
31Ca2,31Da2 ナット部材のナット雄ねじ部
31Cb,31Db ナット部材のナットフランジ部
31Dc1 ナット筒部の外側テーパ面(ナット筒部の先端の外周面)
33,33D ボルト(締結具)
33c ボルトの凸部
33c2 凸部の外側テーパ面(凸部の外周面)
33Dc ボルトの凹部
33Dc2 凹部の内側テーパ面(凹部の内周面)

Claims (7)

  1. 駆動部によって進退移動する可動部材と、
    前記可動部材に連結され、当該可動部材とともに軸方向に移動する軸部材と、
    前記可動部材と前記軸部材と連結する連結部と、を有し、
    前記連結部は、
    前記軸部材の軸方向に貫通するよう前記可動部材に形成され、前記軸部材の先端が挿入される貫通孔と、
    前記軸部材の先端に形成される雄ねじ部と、
    前記雄ねじ部に螺合し、前記可動部材の前記軸部材の先端が挿入される側に位置するナット部材と、
    筒部及び該筒部の端部に設けられるフランジ部を有し、前記軸部材の前記雄ねじ部に、前記筒部の内側に形成されている雌ねじ部を介して前記貫通孔内で連結し、前記フランジ部が前記可動部材の前記軸部材の先端が挿入される側と反対側に位置する連結部材と、
    前記連結部材の前記雌ねじ部に、前記フランジ部側から螺合する締結具と、を備えることを特徴とする位置調整機構。
  2. 前記軸部材の前記雄ねじ部に、前記連結部材の前記雌ねじ部が螺合していることを特徴とする請求項1に記載の位置調整機構。
  3. 前記ナット部材は、前記貫通孔内に位置するナット筒部及び、前記軸部材の先端が挿入される側に位置するナットフランジ部を有し、
    前記ナット筒部の内側に形成されているナット雌ねじ部が、前記軸部材の前記雄ねじ部に螺合し、
    前記ナット筒部の外側に形成されているナット雄ねじ部が、前記連結部材の前記雌ねじ部に螺合していることを特徴とする請求項1に記載の位置調整機構。
  4. 前記軸部材が複数設けられ、当該複数の前記軸部材に対応して前記連結部が複数設けられ、
    前記複数の連結部のうち一つの連結部は、前記貫通孔が軸方向に沿って一定の内径を有し、
    前記複数の連結部のうち他の連結部は、前記貫通孔が、前記可動部材の前記軸部材の先端が挿入される側から前記軸部材の先端が挿入される側と反対側に向けて徐々に大きくなる内径を有するテーパ形状であり、当該貫通孔のテーパ形状に対応して前記連結部材の前記筒部は、外径が軸方向に沿って徐々に変化するテーパ形状であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の位置調整機構。
  5. 前記締結具の先端に凸部が設けられ、前記軸部材の先端に前記凸部が入り込む凹部が設けられ、前記締結具を締結したときに、前記凸部の外周面が前記凹部の内周面を押圧していることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の位置調整機構。
  6. 前記締結具の先端に、前記ナット部材の前記ナット筒部の先端が入り込む凹部が設けられ、前記締結具を締結したときに、前記凹部の内周面が前記ナット筒部の先端の外周面を押圧していることを特徴とする請求項3に記載の位置調整機構。
  7. 前記軸部材は、軸方向に沿ってラックギアが形成され、前記ラックギアに噛合し、前記ラックギアの軸方向への移動によって回転する歯車を備え、前記歯車の回転によって回転する作動部を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の位置調整機構。
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