JP6714706B2 - 太陽光発電用増幅器および太陽光発電システム - Google Patents

太陽光発電用増幅器および太陽光発電システム Download PDF

Info

Publication number
JP6714706B2
JP6714706B2 JP2018537940A JP2018537940A JP6714706B2 JP 6714706 B2 JP6714706 B2 JP 6714706B2 JP 2018537940 A JP2018537940 A JP 2018537940A JP 2018537940 A JP2018537940 A JP 2018537940A JP 6714706 B2 JP6714706 B2 JP 6714706B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power generation
amplifier
photovoltaic
conductor
semiconductor particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018537940A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018047285A1 (ja
Inventor
徹 金城
徹 金城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoraku Industrial Co Ltd filed Critical Kyoraku Industrial Co Ltd
Publication of JPWO2018047285A1 publication Critical patent/JPWO2018047285A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6714706B2 publication Critical patent/JP6714706B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B11/00Communication cables or conductors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B9/00Power cables
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02SGENERATION OF ELECTRIC POWER BY CONVERSION OF INFRARED RADIATION, VISIBLE LIGHT OR ULTRAVIOLET LIGHT, e.g. USING PHOTOVOLTAIC [PV] MODULES
    • H02S40/00Components or accessories in combination with PV modules, not provided for in groups H02S10/00 - H02S30/00
    • H02S40/30Electrical components
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Description

本発明は、太陽光発電用増幅器、および、これを用いた太陽光発電システムに関する。
従来より、ナノダイヤモンド粒子は、磁気ディスクのガラス基板研磨等における研磨材として広く使用されているが、近年、ナノダイヤモンド半導体が有する自発電荷に着目した応用例が注目されている。例えば、特許文献1は、自発電荷を有する活性化エネルギーレベル0.8−2.0eVを持つ結晶系ナノダイヤモンド半導体を太陽電池保護膜として使用する技術が開示されている。この太陽電池保護膜は、粒子サイズ3−8nmのナノダイヤモンド半導体粒子の光散乱効果により光吸収能を増し、自発電荷により太陽電池表面の汚れ付着を防止して出力の経年劣化を防止すると共に、400nm以下の紫外線波長帯域を0.5−2.0μmの波長帯域に変換して光電気変換効率を向上させる。
また、特許文献2には、ナノダイヤモンド半導体粒子を繊維中に分散させた機能性繊維が開示されている。具体的には、室温付近で荷電粒子を発生させる活性化エネルギーレベルが0.1−1.0eVであるナノダイヤモンド半導体粒子を用いることで、生体赤外線及び荷電粒子放射能の大きな繊維を作成する。半導体粒子は、繊維高分子結晶の間隙に浸透して擬似的に直列接続され、体温程度の加熱での励起で発生した粒子間の電位が積算されることによって、大きな起電力を発生し、生体効果を発揮する。
さらに、特許文献3には、紫外線吸収能および紫外線から赤外線に波長を変換する光エネルギー変換能を有するナノダイヤモンド半導体粒子を用いた有機機能性材料が開示されている。有機機能性材料は、0.2−1.0eVの活性化エネルギーレベルを有するナノダイヤモンド半導体粒子を0.0005wt%以上含む。
特開2014−203985号公報 特開2011−074553号公報 特開2011−10635号公報
本発明の目的は、結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子の新規な電気的特性に着目した太陽光発電用増幅器および太陽光発電システムを提供することである。
かかる課題を解決すべく、第1の発明は、太陽光発電用増幅器を設けない場合と比較して、太陽光発電モジュールによって生成された電流を増大させる太陽光発電用増幅器を提供する。この増幅器は、コイル状に巻回された電線によって構成され、この電線は、導電体と、この導電体を流れる電流の遅延時間を短くするために、この導電体に当接または近接して配置され、自発電荷を有する結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子を含む層とを有する。
第2の発明は、太陽光発電システムを提供する。このシステムは、太陽光発電モジュールと、インバータと、増幅器とを有する。太陽光発電モジュールは、光起電力効果を利用して光エネルギーを電力に変換する。インバータは、太陽光発電モジュールによって生成された直流電力を交流電力に変換する。増幅器は、太陽光発電モジュールとインバータとの間を接続するラインに設けられ、増幅器を設けない場合と比較して、太陽光発電モジュールによって生成された電流を増大させる。この増幅器は、コイル状に巻回された電線によって構成され、この電線は、導電体と、この導電体を流れる電流の遅延時間を短くするために、この導電体に当接または近接して配置され、自発電荷を有する結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子を含む層とを有する。
ここで、第2の発明において、逆流防止ダイオード4を設けることが好ましい。この逆流防止ダイオードは、太陽光発電モジュールとインバータとの間を接続するラインに設けられている。ここで、逆流防止ダイオードが太陽光発電モジュールの正極に接続されたプラスラインに設けられている場合、増幅器は、プラスラインにおける逆流防止ダイオードのアノード側、または、太陽光発電モジュールの負極に接続されたマイナスラインに設けることが好ましい。また、逆流防止ダイオードがマイナスラインに設けられている場合、増幅器は、マイナスラインにおける逆流防止ダイオードのアノード側、または、プラスラインに設けることが好ましい。
また、第1および第2の発明において、結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子は、3nm以上8nm以下の粒子径を有することが好ましく、より好ましくは、結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子の活性化エネルギーレベルが0.3eV以上0.7eV以下である。
本発明者が鋭意研究を重ねた結果、自発電荷を有する結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子を電気が流れる導線に当接または近づけることで、導線中を流れる自由電子が加速(倍増)する現象を見出だすに至った。第1および第2の発明によれば、結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子の新規な電気的特性を活用することで、太陽光発電用増幅器を設けない場合と比較して、太陽光発電モジュールによって生成された電流を有効に増大させることができる。
太陽光発電システムの回路図 太陽光発電システムの他の例を示す回路図 増幅器の構成図 第1の実施例に係る電線の構成図 第2の実施例に係る電線の構成図 遅延時間の特性を示す比較図 波形レベルの各ラインを示す図 電線の製造方法の説明図 太陽光発電の計測電流の試験結果を示す表
図1は、本実施形態に係る太陽光発電システムの回路図である。この太陽光発電システム1は、太陽光発電モジュール2と、インバータ3と、逆流防止ダイオード4と、増幅器5とを主体に構成されている。太陽光発電モジュール2は、光起電力効果を利用して、太陽光の光エネルギーを電力に変換する。太陽光発電モジュール2としては、一般的な化合物半導体系素子型(多接合素子など)を含めて、どのようなタイプを用いてもよい。また、本実施形態では、複数の太陽光発電モジュール2を直接に接続した構成を示しているが、太陽光発電モジュール2は一つであってもよい。インバータ3は、太陽光発電モジュール2によって生成された直流電力を交流電力に変換し、交流電力を外部に出力する。太陽光発電モジュール2およびインバータ3は、プラスライン6およびマイナスライン7によって接続されており、これによって、一つの閉回路が形成されている。
プラスライン6は、太陽光発電モジュール2の正極に接続されており、太陽光発電モジュール2からインバータ3に向かって電流が流れる。このプラスライン6には、サージ電流から太陽光発電モジュール2を保護すべく、ショットキーバリアダイオード等の逆流防止ダイオード4が設けられている。また、マイナスライン7は、太陽光発電モジュール2の負極に接続されており、インバータ3から太陽光発電モジュール2に向かって電流が流れる。このマイナスライン7には、増幅器5が設けられている。後述するように、太陽光発電モジュール2およびインバータ3を含む閉回路中に増幅器5を設けることによって、太陽光発電モジュールによって生成された直流電力を増大させる(電圧不変で電流を増幅させる)。逆流防止ダイオード4がプラスライン6に設けられている場合、増幅器5の設置位置は、プラスライン6における逆流防止ダイオード4のカソード側を除く位置、すなわち、マイナスライン7、または、プラスライン6における逆流防止ダイオード4のアノード側とすることが好ましい。発明者が行った実験によれば、これらの位置に増幅器5を設けた場合、プラスライン6における逆流防止ダイオード4のカソード側に設けた場合と比較して、増幅器5による電流の増幅率が大きくなるとの結果を得た。このことから、ダイオードの整流作用と、増幅器5による電流の増幅作用との間には相関があり、ダイオードによって整流されていない電流の方が、電流の増幅率が高いことが理解できる。
図2は、太陽光発電システム1の他の例を示す回路図である。この例では、マイナスライン7に逆流防止ダイオード4、プラスライン6に増幅器5がそれぞれ設けられている。逆流防止ダイオード4がマイナスライン7に設けられている場合、増幅器5の設置位置は、マイナスライン7における逆流防止ダイオード4のカソード側を除く位置、すなわち、プラスライン6、または、マイナスライン7における逆流防止ダイオード4のアノード側とすることが好ましい。発明者が行った実験によれば、これらの位置に増幅器5を設けた場合、マイナスライン7における逆流防止ダイオード4のカソード側に設けた場合と比較して、増幅器5による電流の増幅率が大きくとの結果を得た。なお、それ以外の点については図1の構成と同様なので、同一の符号を付して、ここでの説明を省略する。
図3は、本実施形態に係る増幅器5の構成図である。この増幅器5は、箱状の筐体8と、一対のコネクタ9と、一対の配線10と、コイル11とを主体に構成されている。一対のコネクタ9は、筐体8の壁部に設けられており、上述したプラスライン6(またはマイナスライン7)の入力端子および出力端子がそれぞれ接続される。コイル11は、筐体8の内部に収容されており、その一端は配線10を介して一方のコネクタ9に接続されていると共に、その他端は配線10を介して他方のコネクタ9に接続されている。このコイル11は、以下に述べる特殊な電線12をコイル状に巻回したものである。
図4は、第1の実施例に係る電線12の構成図である。この電線12は、電気が流れる導電体である導線12aと、この導線12aの周囲を直接覆う電子加速層12bとによって構成されている。電子加速層12bは、絶縁性を有すると共に、結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子を含んでいる。結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子は、火薬の爆発エネルギー等によって細かく粉砕することによって生成される。また、この結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子は、自発電荷を有している。
本実施形態では、結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子として、3nm以上8nm以下の粒子径を有するものを用いる。このサイズの粒子は以下のような特徴を有している。第1に、表面炭素SP2層が薄くなるため、励起荷電粒子の発生効率が良く、配合量が少なくて済む。第2に、自発分極をもち自発電荷による性能が大きい。第3に、自発電荷の活性化エネルギーレベルが0.3eV以上0.7eV以下を有し、励起された荷電粒子が多く発生する。第4に、サッカーボール状で励起電子による接触抵抗の低下機能を有する。電子加速層12bは、以上のような結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子の特性を生かして、帯電による電気反発力を利用することによって、導線12aを流れる自由電子を加速させる。
図5は、第2の実施例に係る電線12の構成図である。この電線12では、電気が流れる導電体である導線12aと、図4と同様の電子加速層12bとの間に、絶縁層12cが設けられている。この場合、電子加速層12bは導線12aと当接することなく近接、すなわち、絶縁層12cの膜厚分だけ離れて配置されることになる。なお、図4および図5に示した電線12では、その全周に亘って電子加速層12bが設けられているが、周囲の一部だけに電子加速層12bを設けてもよい。
図6は、入力波に対する出力波の遅延時間を示す比較図である。径0.1mm、線長1m、抵抗50Ωのワイヤーを使用し、100kHzの周波数を印加する。同図左側は電子加速層にて被覆されていないバルク電線(導線そのもの)、同図中央は第1の実施例に係る電線12、同図右側は第2の実施例に係る電線12の特性をそれぞれ示している。波形レベルの10%ライン(図7参照)の遅延時間はいずれも8.8nsecであるが、50%ラインおよび90%ラインの遅延時間(位相ズレ)は、バルク電線、電線1、電線2の順に短くなっている。この比較結果から、(1)自発電荷を有する結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子によって、導線中を流れる自由電子加速(倍増)していること、および、(2)この電子加速性は、電子加速層12bを導線12aに当接させた導線12よりも、電子加速層12bを導線12aに近接して配置した導線12の方が優れていることが理解できる。
図8は、電線12の製造方法の説明図である。第1のロール13から線出しされた導線12aは、所定の経路経て、第2のロール14にて巻き取られる。この経路中には、アニール工程と、含浸工程と、焼成工程とが介在する。まず、アニール工程では、加熱器15によって、導線12aが所定の温度に加熱される。つぎに、含浸工程では、加熱された導線12aの周囲に、自発電荷を有する結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子を含有した絶縁性の被覆剤が塗布される。この被覆剤は、液状のウレタン樹脂に結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子を所定の混合比で加え、シェーカや超音波による分散工程を経て生成される。そして、被覆剤が貯留された貯留槽16に導線12aを浸すことによって、被覆剤の塗布が行われる。その後、焼成装置17によって、被覆剤が塗布された導線12aが所定の温度で所定の時間だけ加熱され、焼成される。これらの含浸工程および焼成工程は、所定の膜厚の電子加速層12bが得られるように、所定の回数だけ繰り返される。これにより、導線12aの周囲に、導線中12aを流れる自由電子を加速させる電子加速層12bを形成される。最後に、導線12aの周囲に電子加速層12bが形成された電線12が第2のロール14にて巻き取られる。以上のような製造方法によれば、導線12aおよび電子加速層12bよりなる電線12を効率的に製造できる。
図9は、太陽光発電の計測電流の試験結果を示す表である。本試験は、平成28年8月4日、株式会社ダックスのパレストソーラー武雄発電所にて行われ、同一条件下で、既存の太陽光発電施設(増幅器5の未施工回路)で計測された電流値と、これと同一施設に増幅器5を設置したもの(増幅器5の施工回路)で計測された電流値とを比較したものである(単位:アンペア)。13時10分から14時30分までの時間帯において、電流の計測を合計18回行った(t1〜t18)。この試験結果から、増幅器5を設けることにより、これを設けない場合と比較して、電流値が10%強増大していることが理解できる。
このように、本実施形態によれば、太陽光発電モジュール2によって生成された電流を有効に増大させることができる。これは、自発電荷を有する結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子を電気が流れる導線12aに当接または近づけることで、導線12a中を流れる自由電子が加速(倍増)する現象を新規に見出だしたことに基づくものである。増幅器5による電流増幅の機序については定かではないが、コイル11を内蔵した増幅器5が一種のローパスフィルタとして機能し、太陽光発電モジュール2より出力された電流に含まれる高周波成分を低周波成分のエネルギーに変換していることに由来するのではないかと考えられる。
なお、上述した実施形態では、増幅器5を太陽光発電モジュール2等とは別のユニットとして構成しているが、これは、既存の太陽光発電施設に増幅器5を簡単に外付けできるようにするためである。よって、そのような必要性がないのであれば、増幅器5を別ユニットではなく、太陽光発電モジュール2等と一体で構成してもよい。
本発明は、太陽光発電モジュールによって生成された電流を増大させる用途に広く適用できる。
1 太陽光発電システム
2 太陽光発電モジュール
3 インバータ
4 逆流防止ダイオード
5 増幅器
6 プラスライン
7 マイナスライン
8 筐体
9 コネクタ
10 配線
11 コイル
12 電線
12a 導線
12b 電子加速層
12c 絶縁層
13,14 ロール
15 加熱器
16 貯留槽
17 焼成装置

Claims (8)

  1. 太陽光発電用増幅器を設けない場合と比較して、太陽光発電モジュールによって生成された電流を増大させる太陽光発電用増幅器において、
    コイル状に巻回された電線によって構成され、
    前記電線は、
    導電体と、
    前記導電体を流れる電流の遅延時間を短くするために、前記導電体に当接または近接して配置され、自発電荷を有する結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子を含む層と
    を有することを特徴とする太陽光発電用増幅器。
  2. 前記結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子は、3nm以上8nm以下の粒子径を有することを特徴とする請求項1に記載された太陽光発電用増幅器。
  3. 前記結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子の活性化エネルギーレベルは、0.3eV以上0.7eV以下であることを特徴とする請求項2に記載された太陽光発電用増幅器。
  4. 太陽光発電システムにおいて、
    光起電力効果を利用して光エネルギーを電力に変換する太陽光発電モジュールと、
    前記太陽光発電モジュールによって生成された直流電力を交流電力に変換するインバータと、
    前記太陽光発電モジュールと前記インバータとの間を接続するラインに設けられ、増幅器を設けない場合と比較して、太陽光発電モジュールによって生成された電流を増大させる増幅器とを有し、
    前記増幅器は、
    コイル状に巻回された電線によって構成され、
    前記電線は、
    導電体と、
    前記導電体を流れる電流の遅延時間を短くするために、前記導電体に当接または近接して配置され、自発電荷を有する結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子を含む層と
    を有することを特徴とする太陽光発電システム。
  5. 前記太陽光発電モジュールと前記インバータとの間を接続するラインに設けられた逆流防止ダイオードをさらに有することを特徴とする請求項4に記載された太陽光発電システム。
  6. 前記増幅器は、
    前記逆流防止ダイオードが前記太陽光発電モジュールの正極に接続されたプラスラインに設けられている場合、前記プラスラインにおける前記逆流防止ダイオードのアノード側または前記太陽光発電モジュールの負極に接続されたマイナスラインに設けられ、
    前記逆流防止ダイオードが前記マイナスラインに設けられている場合、前記マイナスラインにおける前記逆流防止ダイオードのアノード側または前記プラスラインに設けられていることを特徴とする請求項4または5に記載された太陽光発電システム。
  7. 前記結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子は、3nm以上8nm以下の粒子径を有することを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載された太陽光発電システム。
  8. 前記結晶系ナノダイヤモンド半導体粒子の活性化エネルギーレベルは、0.3eV以上0.7eV以下であることを特徴とする請求項7に記載された太陽光発電システム。
JP2018537940A 2016-09-09 2016-09-09 太陽光発電用増幅器および太陽光発電システム Active JP6714706B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2016/076536 WO2018047285A1 (ja) 2016-09-09 2016-09-09 太陽光発電用増幅器および太陽光発電システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018047285A1 JPWO2018047285A1 (ja) 2019-01-24
JP6714706B2 true JP6714706B2 (ja) 2020-06-24

Family

ID=61562010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018537940A Active JP6714706B2 (ja) 2016-09-09 2016-09-09 太陽光発電用増幅器および太陽光発電システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6714706B2 (ja)
WO (1) WO2018047285A1 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013054738A1 (ja) * 2011-10-11 2013-04-18 東特塗料株式会社 重層コ-トの電気絶縁電線
WO2016027362A1 (ja) * 2014-08-22 2016-02-25 合同会社33 伝送装置及び伝送回路
WO2016027363A1 (ja) * 2014-08-22 2016-02-25 合同会社33 伝送ケーブル

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2018047285A1 (ja) 2019-01-24
WO2018047285A1 (ja) 2018-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Knier How do photovoltaics work
US20110017257A1 (en) Multi-junction solar module and method for current matching between a plurality of first photovoltaic devices and second photovoltaic devices
JPH0794772A (ja) 核バッテリー
TW200917503A (en) Photovoltaic charge abatement device, system, and method
RU2704321C2 (ru) Система электрического генератора
US10205208B2 (en) Method of storing electron hole pairs
JP6714706B2 (ja) 太陽光発電用増幅器および太陽光発電システム
Colenbrander et al. Low-intensity low-temperature analysis of perovskite solar cells for deep space applications
US8288646B2 (en) Pyroelectric solar technology apparatus and method
US8440903B1 (en) Method and structure for forming module using a powder coating and thermal treatment process
US20180053941A1 (en) Film made of metal or a metal alloy
US20150107644A1 (en) Photovoltaic (pv) efficiency using high frequency electric pulses
Kim et al. Integrated energy conversion and storage device for stable fast charging power systems
JP6712406B2 (ja) 電線
EP2973712A1 (en) Highly efficient optical to electrical conversion devices
RU2605758C1 (ru) Источник электрического питания
JP6473553B1 (ja) ノイズ低減体、その製造方法およびこれを用いた電子機器
WO1994024706A1 (en) Bipolar thermoelectric element, battery of bipolar thermoelectric elements, methods of manufacturing the same and their use in energy conversion
JP6714728B2 (ja) 伝送媒体
US20120192938A1 (en) Method and apparatus involving high-efficiency photovoltaic with p-type oxidant
US9984781B2 (en) Solid-state nuclear energy conversion system
RU2494496C2 (ru) Полупроводниковый фотоэлектрический генератор (варианты)
Sahariya et al. Electronic and Optical Response of Chalcopyrites Cu 2 InMSe 4 (M= Al, Ga): First Principles Investigation for Use in Solar Cells
Cherouana et al. Study of CZTS/ZnS solar cells by circuit based modeling
WO2021062139A1 (en) Solar/thermoelectric hybrid device for enhanced renewable energy harvesting

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181004

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20181004

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20181023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181026

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6714706

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150