JP6712982B2 - ストレージ装置、ストレージシステム及びストレージ装置の管理方法 - Google Patents

ストレージ装置、ストレージシステム及びストレージ装置の管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、アクセスパスを管理するための技術に関する。
ホスト計算機のHBA(Host Bus Adapter)のポート(以下、HBAポート)とストレージ装置のポートがSAN(Storage Area Network)を介して接続されるストレージシステムでは、ストレージ装置がホスト計算機にアクセスさせるボリューム(LU:Logical Unit)を制御するゾーニングの技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、ストレージ装置の各ポートについて、アクセスを許可するHBAポートと、HBAポートごとにアクセスを許可するLUのリストを設定している。
特許第4698316号公報
上記実施例では、ストレージシステムの管理者は、ゾーニングポリシーに基づいてストレージ装置の各ポートごとにHBAポートやLUのリストを設定する必要があり、設定が煩雑となっていた。さらに、ストレージシステムの構成変更(LUの変更等)が発生すると、管理者は該当するHBAポートが設定されたゾーニングポリシーをすべて検出し、該当するゾーニングポリシーすべてに対して適切に編集を実施する必要があり、多大な労力を必要としていた。
また、ストレージシステムは通信先についてHBAポート単位でしか把握できず、ホスト計算機として十分な冗長性をもった経路でアクセスをしているか、把握できない。そのため管理者がホスト計算機とHBAポートの関係を把握した上で、ゾーニングポリシーを入念に考えて設定しなければならず、煩雑となっていた。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ストレージ装置を主体とするアクセス制御を担保しながら、アクセスパスの管理に要する労力を低減することを目的とする。
本発明は、プロセッサとメモリと記憶媒体を有するストレージ装置であって、前記記憶媒体からホスト計算機に割り当てる記憶領域を管理する制御部を有し、前記制御部は、前記記憶領域にアクセスするホスト計算機に識別子を付与し、前記記憶領域にアクセスする前記ホスト計算機の第1のインタフェースの第1のポート識別子を受け付けて、前記ホスト計算機と通信を行う当該ストレージ装置の第2のインタフェースの第2のポート識別子を、前記第1のインタフェースの第1のポート識別子に割り当てて論理パスを設定し、前記ホスト計算機の識別子に第1のポート識別子及び第2のポート識別子を対応付けてホスト計算機接続情報に格納し、前記記憶領域の識別子を前記ホスト計算機の識別子に割り当てて、前記ホスト計算機の識別子に前記記憶領域の識別子を対応付けて記憶領域割当情報に格納し、前記ホスト計算機から前記記憶領域へのアクセスを受け付けると、前記ホスト計算機接続情報と前記記憶領域割当情報を参照して当該アクセスを制御し、前記論理パスは、前記ホスト計算機の識別子と、冗長度を含む優先度情報を受け付けて、前記冗長度に応じて設定される。
したがって、本発明は、ストレージ装置を主体とするアクセス制御を担保しながら、アクセスパスの管理に要する労力を低減することができる。
本発明の実施例を示し、ストレージシステムの一例を示すブロック図である。 本発明の実施例を示し、ストレージ装置の一例を示すブロック図である。 本発明の実施例を示し、管理計算機の一例を示すブロック図である。 本発明の実施例を示し、ホスト計算機の一例を示すブロック図である。 本発明の実施例を示し、ホスト計算機接続情報テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、LU割当テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、ホスト計算機の登録処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、ホスト計算機のHBAポートの割り当て処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、LU割り当て処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、SCSIコマンド受信処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、物理パス接続情報テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、物理パスの探索処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、優先度設定テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、ポート割り当て提案処理の一例を示すフローチャートの前半部である。 本発明の実施例を示し、ポート割り当て提案処理の一例を示すフローチャートの後半部である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用するストレージシステムの一例を示すブロック図である。ストレージシステムは、ホスト計算機200−1、200−2にLU5(ボリューム)を提供するストレージ装置1と、ストレージ装置1のLU5にアクセスするホスト計算機200−1、200−2と、ホスト計算機200−1、200−2とストレージ装置1を接続するFC(Fibre Channel)スイッチ300と、ホスト計算機200−1、200−2とストレージ装置1を接続するL3(Layer3)スイッチ400と、管理ネットワーク500を介してストレージ装置1のLU5等の構成を管理する管理計算機100を含む。
以下の説明では、ホスト計算機200−1、200−2のいずれかを特定しない場合には、「−」以降を省略した符号200を用いる。なお、ホスト計算機200−1、200−2の構成は同様である。また、本実施例では、SANとしてFCスイッチ300と、L3スイッチ400の2種類を用いる例を示したが、いずれか一方を採用しても良い。
ホスト計算機200は、HBAポート210(第1のインタフェース)を介してFCスイッチ300のポート310に接続される。FCスイッチ300はポート320を介してストレージ装置1のチャネルアダプタ6に接続される。
FCスイッチ300では、接続されているデバイスや装置の情報(例えば、WWN:Wold Wide Name)を保存し、当該情報を各デバイスに提供するネームサービスプログラム330が稼働する。また、FCスイッチ300では、図示はしないが、接続されているデバイスの追加や削除など構成の変更が発生すると、所定のデバイス又は装置に状態変更通知を送信する監視プログラムも稼働している。
ホスト計算機200は、LAN(Local Area Network)ポート220(第1のインタフェース)を介してL3スイッチ400のポート410に接続される。L3スイッチ400はポート420を介してストレージ装置1のLANポート7に接続される。L3スイッチ400は、接続されているデバイスや装置の情報(例えば、IPアドレス)を保存し、当該情報を各デバイスに提供するルーティングテーブル430を管理する。
管理計算機100は、ストレージ装置1の構成を管理する構成変更クライアントプログラム110を実行して、ストレージシステムのゾーニングや記憶領域の構成等を管理する。
ストレージ装置1は、管理ネットワーク500を介して管理計算機100に接続されたポート8と、FCスイッチ300に接続されたチャネルアダプタ6(第2のインターフェース)と、L3スイッチ400に接続されたLANポート7(第2のインターフェース)と、LU5を含む。
ストレージ装置1では、ホスト計算機200からのアクセスと、管理計算機100からの管理要求を受け付けてLU5を制御する制御部10が稼働する。
制御部10は、ホスト計算機200とストレージ装置1の間のアクセスパスとLU5の割り当てを管理する論理パス構成変更プログラム15と、チャネルアダプタ6やLANポート7の接続先を監視するポート状態探査プログラム20と、ホスト計算機200からの読み込み要求や書き込み要求等のSCSIコマンドを受け付けて、LU5に対してアクセスするアクセス制御プログラム25と、を含む。
また、ストレージ装置1は、各プログラムが利用するデータとして、ホスト計算機接続情報テーブル30と、LU割当テーブル40と、物理パス接続情報テーブル50と、優先度設定テーブル60を有する。なお、ホスト計算機接続情報テーブル30(ホスト計算機接続情報)と、LU割当テーブル40(記憶領域割当情報)がゾーニングポリシーとして利用される。
図2は、ストレージ装置1の構成の一例を示すブロック図である。ストレージ装置1は、演算処理を行うプロセッサ2(図中MP)と、プログラムやデータを格納するメモリ3と、LU5のアクセスや構成を制御するディスク制御アダプタ4と、FCスイッチ300に接続されるチャネルアダプタ6と、L3スイッチ400に接続されるLANポート7を含む。
メモリ3には、論理パス構成変更プログラム15とポート状態探査プログラム20及びアクセス制御プログラム25がロードされてプロセッサ2によって実行され、制御部10として機能する。また、メモリ3には、各プログラムが利用するホスト計算機接続情報テーブル30と、LU割当テーブル40と、物理パス接続情報テーブル50と、優先度設定テーブル60が格納される。
プロセッサ2は、各機能部のプログラムに従って処理することによって、所定の機能を提供する機能部として稼働する。例えば、プロセッサ2は、論理パス構成変更プログラム15に従って処理することで論理パス構成変更部として機能し、アクセス制御プログラム25に従って処理することによってアクセス制御部として機能する。他のプログラムについても同様である。さらに、プロセッサ2は、各プログラムが実行する複数の処理のそれぞれの機能を提供する機能部としても稼働する。計算機及び計算機システムは、これらの機能部を含む装置及びシステムである。
LU5は、図示しない記憶媒体(例えば、ドライブ)を複数有するRAIDアレーなどの記憶領域を割り当てた論理的な記憶領域である。ストレージ装置1は、ホスト計算機200に対してLU5を識別するLUN(記憶領域の識別子)を提供する。
図3は、管理計算機100の構成の一例を示すブロック図である。管理計算機100は、演算処理を行うCPU101と、プログラムやデータを格納するメモリ102と、管理ネットワーク500に接続されるLANポート104と、チャネルアダプタ103を含む。
メモリ102には、構成変更クライアントプログラム110がロードされてCPU101によって実行される。なお、管理計算機100では、FCスイッチ300やL3スイッチ400を管理する管理プログラムを稼働させても良い。
図4は、ホスト計算機200の構成の一例を示すブロック図である。ホスト計算機200は、演算処理を行うCPU201と、プログラムやデータを格納するメモリ202と、FCスイッチ300に接続されるHBAポート210と、L3スイッチ400に接続されるLANポート220を含む。メモリ102には、図示しないOSやLU5にアクセスするアプリケーションがロードされてCPU201によって実行される。
図5は、ゾーニングポリシーを構成するホスト計算機接続情報テーブル30の一例を示す図である。ホスト計算機接続情報テーブル30は、管理計算機100からの指令に基づいて生成される。
ホスト計算機接続情報テーブル30は、ゾーンID31と、ホスト計算機ID32と、ホスト側ポート識別子33(第1のポート識別子)と、ストレージ側ポート識別子34(第2のポート識別子)と、OS種別35をひとつのエントリに含む。
ゾーンID31は、ストレージシステム内のゾーニングの識別子が格納される。ホスト計算機ID32は、ホスト計算機200毎の識別子が格納される。ホスト計算機IDは、ホスト計算機200毎に付与された識別子である。
ホスト側ポート識別子33は、ホスト計算機200のHBAポート210と、LANポート220の識別子が格納されてる。ホスト側ポート識別子33には、ホスト計算機200のHBAポート210であればWWPN(Wold Wide Port Name)が格納され、ホスト計算機200のLANポート220であれば、iSCSIネームが格納される。
ストレージ側ポート識別子34は、チャネルアダプタ6の識別子またはLANポート7の識別子が格納される。OS種別35には、ホスト計算機200で実行されるOSの種類が格納される。
ホスト計算機接続情報テーブル30は、ゾーンID31に所属するホスト計算機200の特定と、ホスト側ポート識別子33とストレージ側ポート識別子34からストレージ装置1とホスト計算機200の接続を取得することができる。なお、上記各識別子は、少なくともストレージシステム内でユニークであればよい。
また、OS種別35は、ホスト計算機200のOSの種類に応じてストレージ装置1からの応答パターンなどが異なるので、OSの種類を特定しておくことでホスト計算機200との通信を円滑に行うことができる。
図6は、ゾーニングポリシーを構成するLU割当テーブル40の一例を示す図である。LU割当テーブル40は、管理計算機100からの指令に基づいてストレージ装置1がホスト計算機200に割り当てたLU5を管理する。
LU割当テーブル40は、ホスト計算機200の識別子を格納するホスト計算機ID41と、LU5の識別子を格納するLU ID42と、ホスト計算機200でLU5を識別するためのLUN#43をひとつのエントリに含む。
次に、管理計算機100がストレージ装置1に新たなホスト計算機200の新規登録コマンドと、新たなHBAポート210の割り当てコマンドと、ホスト計算機200にLU5を割り当てるコマンドと、SCSIのコマンドを順次受け付けた場合の処理を図7〜図10のフローチャートに示す。
図7は、ストレージ装置1の論理パス構成変更プログラム15で行われるホスト計算機200の登録処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、管理計算機100から新規登録コマンドを受け付けたときに実行される。なお、以下の説明では、プログラムを処理の主体として示すが、プロセッサ2やストレージ装置1を処理の主体としてもよい。
まず、論理パス構成変更プログラム15は、管理計算機100からホスト計算機200の新規登録コマンドを受け付ける(S1)。新規登録コマンドには、ゾーンIDと登録するホスト計算機200が指定されている。
なお、ゾーンIDは論理パス構成変更プログラム15で決定するようにしてもよい。この場合、論理パス構成変更プログラム15は、ゾーニングポリシーを構成するホスト計算機接続情報テーブル30から空いているゾーンID31を、新規登録対象のホスト計算機200に割り当てることができる。
次に、論理パス構成変更プログラム15は、ホスト計算機接続情報テーブル30を参照して(S2)、空いている(未使用の)ホスト計算機ID32を取得する(S3)。論理パス構成変更プログラム15は、ホスト計算機接続情報テーブル30に新たなエントリを追加して、上述のように取得したゾーンID31と、ホスト計算機ID32を設定する(S4)。
次に、論理パス構成変更プログラム15は、ゾーニングポリシーを構成するLU割当テーブル40を参照し(S5)、新たにエントリを追加して上記ホスト計算機ID32をホスト計算機ID41に設定する。
上記処理によって、ホスト計算機接続情報テーブル30には、新たに追加するホスト計算機200のゾーンID31とホスト計算機ID32が追加され、LU割当テーブル40には、新たに追加するホスト計算機200のホスト計算機ID41が追加される。
図8は、ストレージ装置1の論理パス構成変更プログラム15で行われるホスト計算機200のHBAポート210の割り当て処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、管理計算機100から新たなHBAポート210の割り当てコマンドを受け付けたときに実行される。
論理パス構成変更プログラム15は、新たに割り当てるHBAポート210の割り当てコマンドを受け付ける(S11)。HBAポート210の割り当てコマンドには、ホスト計算機200のID(ホスト計算機ID32)とHBAポート210の識別子と、0個以上のチャネルアダプタ6のポート識別子が含まれる。なお、チャネルアダプタ6のポート識別子の数が0個の場合には、管理計算機100はチャネルアダプタ6のポートを指定せずに、ストレージ装置1が自動的に割り当てる要求とする。また、ホスト計算機200のIDは、図7の処理で、ストレージ装置1が付与したホスト計算機ID32を用いても良い。
ステップS12では、論理パス構成変更プログラム15はチャネルアダプタ6の識別子の数が1個以上であるか否かを判定する。識別子の数が1個以上であれば指定されたチャネルアダプタ6を割り当てるためにステップS13に進む。識別子の数が0個であれば論理パス構成変更プログラム15はステップS17に進んで自動的に割り当てる。
論理パス構成変更プログラム15は、LU割当テーブル40を参照し(S13)、当該ホスト計算機200に割り当てられているLU5のID42を取得する(S14)。論理パス構成変更プログラム15は、当該ホスト計算機200にLU5が割り当て済みであるか否かを判定する(S15)。
論理パス構成変更プログラム15は、当該ホスト計算機200にLU5が割り当て済みであればステップS16へ進み、割り当てられていなければステップS17へ進む。
ステップS16では、論理パス構成変更プログラム15が、当該ホスト計算機200に割り当てられている全てのLU ID42について、HBAポート210の割り当てコマンドで指定されたHBAポート210と、指定された識別子のチャネルアダプタ6の間に論理パス(アクセスパス)を設定する。
次に、論理パス構成変更プログラム15が、ホスト計算機接続情報テーブル30を参照して(S17)、ホスト計算機接続情報テーブル30の当該ホスト計算機200に対応するホスト計算機ID32のエントリに、ホスト側ポート識別子33にHBAポート210の識別子を格納し、ストレージ側ポート識別子34に、チャネルアダプタ6のポート識別子を設定する。
なお、ステップS18において、論理パス構成変更プログラム15は、上記ステップS12の判定でチャネルアダプタ6のポート識別子の数が0個の場合、または、上記ステップS15の判定でLU5のIDが割り当て済みの場合には、指定されたHBAポート210に空いているチャネルアダプタ6のポートの識別子を割り当てて、ホスト計算機接続情報テーブル30に設定するようにしてもよい。なお、ホスト計算機200のHBAポート210にチャネルアダプタ6のポートを割り当てる処理は、後述するように、図14、図15の処理を採用しても良い。
また、図8ではHBAポート210をチャネルアダプタ6のポートへ新たに割り当てる例を示したが、LANポート220をLANポート7へ新たに割り当てる場合でも、上記と同様の処理を行えば良い。
図9は、ストレージ装置1の論理パス構成変更プログラム15で行われるホスト計算機200に新たなLU5を割り当てる処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、管理計算機100から新たなLU5の割り当てコマンドを受け付けたときに実行される。
まず、論理パス構成変更プログラム15は、管理計算機100から新規LU割当コマンドを受け付ける(S21)。割当コマンドには、ホスト計算機IDとLU IDの組が含まれている。
論理パス構成変更プログラム15は、LU割当テーブル40を参照して(S22)、空いている(未割当)LUN#43を取得する(S23)。次に、論理パス構成変更プログラム15は、ホスト計算機接続情報テーブル30を参照して(S24)、当該ホスト計算機200にチャネルアダプタ6のポートIDまたはLANポート7のIDが割り当て済みであるか否かを判定する(S25)。
論理パス構成変更プログラム15は、ポートのIDが割り当て済みであればステップS26へ進み、未割当であればステップS27へ進む。ステップS26では、論理パス構成変更プログラム15が、当該ホスト計算機200に割り当てられているチャネルアダプタ6のポートとLANポート7に対して、LUN#43に対応するLU5(LU ID42)との論理パスを設定する。
ステップS27では、論理パス構成変更プログラム15が、LU割当テーブル40に、コマンドで指定されたLU5のID42とLUN#43を設定して処理を終了する。
上記処理によって、要求されたLU5に対応するLUN#43をホスト計算機200に割り当てて、チャネルアダプタ6のポートまたはLANポート7との間に論理パスを設定することができる。
図10は、ストレージ装置1のアクセス制御プログラム25で行われ処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、ホスト計算機200からSCSIコマンドを受け付けた時に実行される。
アクセス制御プログラム25は、SCSIコマンドとSANのプロトコルで付加された情報を受け付ける(S31)。SCSIコマンドには、ターゲットのLUNとアクセスの指定が含まれる。また、SANのプロトコルで付加された情報には、発行元のWWPNまたはiSCSIネームを付加することができる。
アクセス制御プログラム25は、ホスト計算機接続情報テーブル30を参照して(S32)、受け付けたWWPN(またはiSCSIネーム)が、ストレージ側ポート識別子34に対応付けられているか否かを判定する(S33)。
受け付けたWWPN(またはiSCSIネーム)が、ストレージ側ポート識別子34に対応付けられているか否かを判定する(S33)。
アクセス制御プログラム25は、WWPN(またはiSCSIネーム)がストレージ側ポート識別子34に対応付けられていれば、ステップS34へ進んでアクセスを許可する。アクセス制御プログラム25は、WWPN(またはiSCSIネーム)がストレージ側ポート識別子34に対応付けられていなければ、ステップS38へ進んでアクセスを拒否して処理を終了する。
ステップS34では、アクセス制御プログラム25が、アクセスを許可し、ステップS35では、アクセス制御プログラム25が、ホスト計算機接続情報テーブル30を参照して、WWPN(iSCSIネーム)からホスト計算機ID32を取得する。
次に、アクセス制御プログラム25はLU割当テーブル40を参照して(S36)、ホスト計算機ID32とLUNからアクセス対象のLU ID42を特定する(S37)。アクセス制御プログラム25は、特定したLU ID42に対して受け付けたコマンドで指定されたアクセスを実行する(S38)。
上記処理によって、WWPN(iSCSIネーム)に基づいてストレージ装置1は、アクセスの可否を判定してゾーニングポリシーを適用することができる。
図11は、物理パス接続情報テーブル50の一例を示す図である。この物理パス接続情報テーブル50は、ポート状態探査プログラム20によって後述するように生成及び更新される。
物理パス接続情報テーブル50は、ストレージ装置1のチャネルアダプタ6の識別子を格納するチャネルアダプタID51と、ホスト計算機200のHBAポート210のWWPNを格納するHBAポートWWPN52と、ホスト計算機200のHBAポート210のWWNN(World Wide Node Name)を格納するHBAポートWWNN53をひとつのエントリに含む。
WWNNはHBA毎に1つ付与される識別子で、WWPNはHBAポート210毎に付与される識別子であるので、同じWWNNを持つWWPNは、互いに同じホスト計算機に属していることが保証される。
このため、論理パス構成変更プログラム15は、ホスト計算機200のHBAポート210をチャネルアダプタ6のポートへ割り当てる際に、物理パス接続情報テーブル50を参照することで、HBAポートWWNN53が同じHBAポートWWPN52は、同じホスト計算機200ではないかと提案することができる。
但し、異なるHBAポートWWNN53を付与されたHBAポートWWPN52であるからと言って、異なるホスト計算機200に属しているとは限らない。このため、ストレージ装置1は、詳細な単位でHBAポート210の接続状態をストレージシステムの管理者などへ提案することができる。
図12は、ストレージ装置1のポート状態探査プログラム20で行われる処理の一例を示すフローチャートである。ストレージ装置1は所定の契機となったときに、物理パス接続状態の探索処理を開始する。
ポート状態探査プログラム20は、所定の契機となった場合に処理を開始する(S41)。所定の契機としては、例えば、管理計算機100から所定のコマンドを受信した場合や、新たにログインしたWWNを検出したときや、FCスイッチ300から状態変更通知を受信したとき等である。
ポート状態探査プログラム20は、チャネルアダプタ6の識別子に「0」を設定してから処理を開始する(S42)。ポート状態探査プログラム20は、識別子が設定されたチャネルアダプタ6からFCスイッチ300のネームサービス(ネームサービスプログラム330)に、接続されているデバイスを問い合わせる(S43)。
ポート状態探査プログラム20は、FCスイッチ300のネームサービスの応答をチャネルアダプタ6から受け付けて、チャネルアダプタ6の識別子に対応するHBAポートWWPN52と、HBAポートWWNN53を更新(または新たなエントリを生成)する(S44)。
ポート状態探査プログラム20は、ストレージ装置1に所属する全てのチャネルアダプタ6について上記処理を実行したか否かを判定する(S45)。全てのチャネルアダプタ6について上記処理が完了していれば処理を終了する。一方、処理が未了のチャネルアダプタ6があれば、ステップS46に進んでチャネルアダプタ6の識別子の値をインクリメントしてから上記ステップS43へ戻って処理を繰り返す。
上記処理によって、チャネルアダプタ6から物理的にアクセス可能なパス(ホスト計算機200とHBAポート)が特定され、物理パス接続情報テーブル50が更新される。なお、上記ではチャネルアダプタ6について物理的にアクセス可能なパスを探索する例を示したが、LANポート7についてもL3スイッチ400のルーティングテーブル430を取得することで、物理パス接続情報テーブル50を生成することができる。
図13は、優先度設定テーブル60の一例を示す図である。この優先度設定テーブル60は、論理パス構成変更プログラム15によって生成及び更新される。
優先度設定テーブル60は、ホスト計算機200の識別子を格納するホスト計算機ID61と、冗長性を確保するために必要なパスの値(最小値)を格納する最低冗長度62と、ホスト計算機200からストレージ装置1をアクセスするときの優先度(性能の期待値)を格納する期待性能63をひとつのエントリに含む。
最低冗長度62と期待性能63は、ホスト計算機200の新規登録コマンドや、HBAポート210の割り当てコマンドや、ホスト計算機200にLU5を割り当てるコマンドに含むことができ、ホスト計算機200から受け付けた値が格納される。
期待性能63は、ホスト計算機200の優先度として、例えば、物理的なパスの数(並列度)が設定される。あるいは、IOPS(1秒当たりのI/Oアクセス)や帯域やI/O応答時間など、ストレージ装置1の性能を示す指標に対応する値を用いれば良い。
図14、図15は、ポート割り当て提案処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、管理計算機100からポート割り当て提案要求のコマンドを受信したときに、論理パス構成変更プログラム15で実行される。なお、この処理を実行する場合には、ホスト計算機接続情報テーブル30に、ホスト計算機ID32と、ホスト側ポート識別子33が登録済みで、優先度設定テーブル60が設定済みであることが前提となる。
まず、論理パス構成変更プログラム15が、ポート割り当て提案依頼のコマンドを受け付ける(S51)。なお、ポート割り当て提案依頼のコマンドには、ホスト計算機200のIDが含まれる。
論理パス構成変更プログラム15は、ホスト計算機接続情報テーブル30を参照して(S52)、コマンドに含まれるホスト計算機200のIDに所属するすべてのホスト側ポート識別子33(WWPNまたはiSCSIネーム)を取得する(S53)。
次に、論理パス構成変更プログラム15は、物理パス接続情報テーブル50を参照して(S54)、上記ステップS53で取得したホスト側ポート識別子33(WWPN)に対応するすべてのチャネルアダプタID51を取得する(S55)。
論理パス構成変更プログラム15は、優先度設定テーブル60を参照して(S56)、指定されたホスト計算機200のホスト計算機ID61から最低冗長度62と期待性能63を取得する(S57)。
次に、図15のステップS58では、論理パス構成変更プログラム15が、上記ステップS55で取得したチャネルアダプタID51の数と、ステップS57で取得した最低冗長度62の比較結果に応じて分岐する。
論理パス構成変更プログラム15は、チャネルアダプタID51の数が最低冗長度62未満の場合、ステップS59に進んで、最低冗長度62を満たすことができないという警告を管理計算機100に送信する。
論理パス構成変更プログラム15は、チャネルアダプタID51の数が最低冗長度62と等しい場合、ステップS61に進んで、期待性能63までは考慮していないという警告を管理計算機100に送信する。
論理パス構成変更プログラム15は、ステップS59、S61の処理の後にステップS60に進む。ステップS60では、論理パス構成変更プログラム15が、ステップS55で取得したすべてチャネルアダプタID51に、チャネルアダプタID51を含む各チャネルアダプタ6と物理的に接続されているホスト計算機200のWWPNを割り当てることを出力し、管理計算機100へポート割り当ての提案を終了する。
一方、論理パス構成変更プログラム15は、チャネルアダプタID51の数が最低冗長度62を超える場合、ステップS62へ進んで、ステップS55で取得したチャネルアダプタID51について現在のI/O性能の値を取得する。チャネルアダプタ6のポートは、複数のホスト計算機200と時分割で共有されている場合もあるので、現在のI/O性能の値から、他のホスト計算機200がどの程度使用しているかを推定できる。
論理パス構成変更プログラム15は、I/O性能の値の大きい順にチャネルアダプタID51をソートし(S63)、順位の最上位から期待性能63の値までのチャネルアダプタID51を選択する(S64)。すなわち、期待性能63で指定された並列度で、I/O性能の高い順にチャネルアダプタID51を選択する。
論理パス構成変更プログラム15は、選択したチャネルアダプタID51と、チャネルアダプタID51を含むチャネルアダプタ6と物理的に接続されている該当ホスト計算機200のWWPNの割り当てを提案する(S65)。
以上の処理によって、ホスト計算機200のIDを指定して、ポート割り当ての提案を要求することで、ストレージ装置1は、現在のチャネルアダプタ6のポートの使用状態に応じてチャネルアダプタ6の識別子に割り当てるホスト計算機200のHBAポート(WWPN)、すなわち論理パスを提案することができる。
なお、上記ではHBAポート210とチャネルアダプタ6についてポート割り当ての提案を要求する例を示したが、ホスト計算機200のiSCSIネームとLANポート7のIDについても上記と同様の処理よって、論理パス構成変更プログラム15はポート割り当て(論理パス)の提案を実施することができる。
また、論理パス構成変更プログラム15は、論理パスの性能について、他のホスト計算機200が使用するポートの性能等も考慮して提案することができる。また、論理パス構成変更プログラム15は、優先度設定テーブル60で優先度(最低冗長度62や期待性能63)が高いホスト計算機200については、接続可能なすべての論理パスを使用し、優先度が低ければ、論理パスを1つだけ割り当てるなどの運用も可能となる。
また、上記の処理では、論理パス構成変更プログラム15が、論理パスを提案する例を示したが、上記提案した論理パスを設定するようにしても良い。これにより、ホスト計算機200のIDを指定するだけで、優先度設定テーブル60に応じた論理パスを自動的に生成することが可能となる。
また、上記の処理では、ホスト計算機200を指定することで論理パス構成変更プログラム15が、論理パスを提案する例を示したが、ホスト計算機200のIDとストレージ装置1のLUNを指定することで、上記提案した論理パスにLUNを割り当てるようにしても良い。これにより、ホスト計算機200のIDとストレージ装置1のLUNを指定するだけで、優先度設定テーブル60に応じた論理パスを自動的に生成してLUNを割り当てることが可能となる。
以上のように本実施例によれば、ゾーニングポリシーを設定するホスト計算機接続情報テーブル30で、ホスト計算機200のIDを主体として、アクセスを許可する資源を一元管理する。
これにより、管理計算機100を利用するストレージシステムの管理者は、ストレージシステム内の資源の複雑な関係を憶える必要がなくなって、ホスト計算機200を指定して構成変更を行うだけで、関連する資源のすべてに対して、必要な変更を自動的に一括して適用することが可能となる。そして、ストレージ装置1を主体とするアクセス制御を担保しながら、アクセスパスの管理に要する労力を大幅に低減することが可能となる。
さらに、構成変更に限らず、例えば、ホスト計算機200のOSの変更やiSCSI認証情報の変更のように、ポートの設定を実施する場合も、管理者はホスト計算機200を指定することで設定変更を行うことができる。
前記従来技術のように、管理者は、ゾーニングポリシーをストレージシステムの各ポートごとに設定する必要はなくなり、さらに、構成変更(LUの変更など)が発生したときには該当するHBAポートが記載されたゾーニングポリシーをすべて見つけ出し、該当するゾーニングポリシーすべてに対して適切に編集を実施する必要もなくなる。
したがって、本実施例ではゾーニングの設定及び管理が容易となり、ポート間の接続設定や管理が容易となり、自律的なポート設定も可能となり、さらに、ホスト計算機200を主体とした論理パスの構築支援を行うことが可能となる。
また、上記実施例では、ストレージ装置1へアクセスするホスト計算機200のインタフェースとしてHBAポート210とLANポート7及びチャネルアダプタ6のポートとLANポート7を採用した例を示したが、HBAやNICに限定されるものではなく、SANにアクセスするインタフェースとポートであればよい。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に記載したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、又は置換のいずれもが、単独で、又は組み合わせても適用可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、及び処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、及び機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1 ストレージ装置
6 チャネルアダプタ
7 LANポート
10 制御部
15 論理パス構成変更プログラム
20 ポート状態探査プログラム
30 ホスト計算機接続情報テーブル
40 LU割当テーブル
50 物理パス接続情報テーブル
60 優先度設定テーブル
100 管理計算機
200 ホスト計算機
210 HBAポート
220 LANポート
300 FCスイッチ
400 L3スイッチ

Claims (12)

  1. プロセッサとメモリと記憶媒体を有するストレージ装置であって、
    前記記憶媒体からホスト計算機に割り当てる記憶領域を管理する制御部を有し、
    前記制御部は、
    前記記憶領域にアクセスするホスト計算機に識別子を付与し、
    前記記憶領域にアクセスする前記ホスト計算機の第1のインタフェースの第1のポート識別子を受け付けて、
    前記ホスト計算機と通信を行う当該ストレージ装置の第2のインタフェースの第2のポート識別子を、前記第1のインタフェースの第1のポート識別子に割り当てて論理パスを設定し、前記ホスト計算機の識別子に第1のポート識別子及び第2のポート識別子を対応付けてホスト計算機接続情報に格納し、
    前記記憶領域の識別子を前記ホスト計算機の識別子に割り当てて、前記ホスト計算機の識別子に前記記憶領域の識別子を対応付けて記憶領域割当情報に格納し、
    前記ホスト計算機から前記記憶領域へのアクセスを受け付けると、前記ホスト計算機接続情報と前記記憶領域割当情報を参照して当該アクセスを制御し、
    前記論理パスは、
    前記ホスト計算機の識別子と、冗長度を含む優先度情報を受け付けて、前記冗長度に応じて設定されることを特徴とするストレージ装置。
  2. プロセッサとメモリと記憶媒体を有するストレージ装置であって、
    前記記憶媒体からホスト計算機に割り当てる記憶領域を管理する制御部を有し、
    前記制御部は、
    前記記憶領域にアクセスするホスト計算機に識別子を付与し、
    前記記憶領域にアクセスする前記ホスト計算機の第1のインタフェースの第1のポート識別子を受け付けて、
    前記ホスト計算機と通信を行う当該ストレージ装置の第2のインタフェースの第2のポート識別子を、前記第1のインタフェースの第1のポート識別子に割り当てて論理パスを設定し、前記ホスト計算機の識別子に第1のポート識別子及び第2のポート識別子を対応付けてホスト計算機接続情報に格納し、
    前記記憶領域の識別子を前記ホスト計算機の識別子に割り当てて、前記ホスト計算機の識別子に前記記憶領域の識別子を対応付けて記憶領域割当情報に格納し、
    前記ホスト計算機から前記記憶領域へのアクセスを受け付けると、前記ホスト計算機接続情報と前記記憶領域割当情報を参照して当該アクセスを制御し、
    前記論理パスは、
    前記ホスト計算機の識別子と、性能を含む優先度情報を受け付けて、前記性能に応じて設定されることを特徴とするストレージ装置。
  3. 請求項1に記載のストレージ装置であって、
    前記制御部は、
    前記第2のインタフェースに接続された前記第1のポート識別子を検出し、前記第2のインタフェースの識別子に前記第1のポート識別子を対応付けて物理パス接続情報に格納し、
    前記ホスト計算機の識別子を受け付けて、前記ホスト計算機接続情報と前記物理パス接続情報に基づいて、前記第2のインタフェースと物理的に接続されて論理パスを設定可能な前記第1のポート識別子を出力することを特徴とするストレージ装置。
  4. 請求項1に記載のストレージ装置であって、
    前記制御部は、
    前記第2のインタフェースに接続された前記第1のポート識別子を検出し、前記第2のインタフェースの識別子に前記第1のポート識別子を対応付けて物理パス接続情報に格納し、
    前記ホスト計算機の識別子と前記記憶領域の識別子を受け付けて、前記ホスト計算機接続情報と前記物理パス接続情報に基づいて、前記第2のインタフェースと物理的に接続された前記第1のポート識別子に論理パスを設定し、前記第2のインタフェースに前記記憶領域の識別子を割り当てることを特徴とするストレージ装置。
  5. プロセッサとメモリと記憶媒体を有するストレージ装置と、
    ネットワークを介して前記記憶媒体の記憶領域にアクセスするホスト計算機と、
    前記ネットワークを介して前記ストレージ装置を管理する管理計算機と、を含むストレージシステムであって、
    前記ストレージ装置は、
    前記記憶媒体から前記ホスト計算機に割り当てる記憶領域を管理する制御部を有し、
    前記制御部は、
    前記管理計算機からの要求に基づいて、前記記憶領域にアクセスする前記ホスト計算機に識別子を付与し、
    前記記憶領域にアクセスする前記ホスト計算機の第1のインタフェースの第1のポート識別子を前記ホスト計算機から受け付けて、
    前記ホスト計算機と通信を行う当該ストレージ装置の第2のインタフェースの第2のポート識別子を、前記第1のインタフェースの第1のポート識別子に割り当てて論理パスを設定し、前記ホスト計算機の識別子に第1のポート識別子及び第2のポート識別子を対応付けてホスト計算機接続情報に格納し、
    前記記憶領域の識別子を前記ホスト計算機の識別子に割り当てて、前記ホスト計算機の識別子に前記記憶領域の識別子を対応付けて記憶領域割当情報に格納し、
    前記ホスト計算機から前記記憶領域へのアクセスを受け付けると、前記ホスト計算機接続情報と前記記憶領域割当情報を参照して当該アクセスを制御し、
    前記論理パスは、
    前記ホスト計算機の識別子と、冗長度を含む優先度情報を前記管理計算機から受け付けて、前記冗長度に応じて設定されることを特徴とするストレージシステム。
  6. プロセッサとメモリと記憶媒体を有するストレージ装置と、
    ネットワークを介して前記記憶媒体の記憶領域にアクセスするホスト計算機と、
    前記ネットワークを介して前記ストレージ装置を管理する管理計算機と、を含むストレージシステムであって、
    前記ストレージ装置は、
    前記記憶媒体から前記ホスト計算機に割り当てる記憶領域を管理する制御部を有し、
    前記制御部は、
    前記管理計算機からの要求に基づいて、前記記憶領域にアクセスする前記ホスト計算機に識別子を付与し、
    前記記憶領域にアクセスする前記ホスト計算機の第1のインタフェースの第1のポート識別子を前記ホスト計算機から受け付けて、
    前記ホスト計算機と通信を行う当該ストレージ装置の第2のインタフェースの第2のポート識別子を、前記第1のインタフェースの第1のポート識別子に割り当てて論理パスを設定し、前記ホスト計算機の識別子に第1のポート識別子及び第2のポート識別子を対応付けてホスト計算機接続情報に格納し、
    前記記憶領域の識別子を前記ホスト計算機の識別子に割り当てて、前記ホスト計算機の識別子に前記記憶領域の識別子を対応付けて記憶領域割当情報に格納し、
    前記ホスト計算機から前記記憶領域へのアクセスを受け付けると、前記ホスト計算機接続情報と前記記憶領域割当情報を参照して当該アクセスを制御し、
    前記論理パスは、
    前記ホスト計算機の識別子と、性能を含む優先度情報を前記管理計算機から受け付けて、前記性能に応じて設定されることを特徴とするストレージシステム。
  7. 請求項5に記載のストレージシステムであって、
    前記制御部は、
    前記第2のインタフェースに接続された前記第1のポート識別子を検出し、前記第2のインタフェースの識別子に前記第1のポート識別子を対応付けて物理パス接続情報に格納し、
    前記管理計算機から前記ホスト計算機の識別子を受け付けて、前記ホスト計算機接続情報と前記物理パス接続情報に基づいて、前記第2のインタフェースと物理的に接続されて論理パスを設定可能な前記第1のポート識別子を前記管理計算機へ出力することを特徴とするストレージシステム。
  8. 請求項5に記載のストレージシステムであって、
    前記制御部は、
    前記第2のインタフェースに接続された前記第1のポート識別子を検出し、前記第2のインタフェースの識別子に前記第1のポート識別子を対応付けて物理パス接続情報に格納し、
    前記管理計算機から前記ホスト計算機の識別子と前記記憶領域の識別子を受け付けて、前記ホスト計算機接続情報と前記物理パス接続情報に基づいて、前記第2のインタフェースと物理的に接続された前記第1のポート識別子に論理パスを設定し、前記第2のインタフェースに前記記憶領域の識別子を割り当てることを特徴とするストレージシステム。
  9. プロセッサとメモリと記憶媒体を有し、前記記憶媒体からホスト計算機に割り当てる記憶領域を管理するストレージ装置の管理方法であって、
    前記ストレージ装置が、前記記憶領域にアクセスするホスト計算機に識別子を付与する第1のステップと、
    前記ストレージ装置が、前記記憶領域にアクセスする前記ホスト計算機の第1のインタフェースの第1のポート識別子を受け付ける第2のステップと、
    前記ストレージ装置が、前記ホスト計算機と通信を行う当該ストレージ装置の第2のインタフェースの第2のポート識別子を、前記第1のインタフェースの第1のポート識別子に割り当てて論理パスを設定し、前記ホスト計算機の識別子に第1のポート識別子及び第2のポート識別子を対応付けてホスト計算機接続情報に格納する第3のステップと、
    前記ストレージ装置が、前記記憶領域の識別子を前記ホスト計算機の識別子に割り当てて、前記ホスト計算機の識別子に前記記憶領域の識別子を対応付けて記憶領域割当情報に格納する第4のステップと、
    前記ストレージ装置が、前記ホスト計算機から前記記憶領域へのアクセスを受け付けると、前記ホスト計算機接続情報と前記記憶領域割当情報を参照して当該アクセスを制御することを特徴とする第5のステップと、を含み、
    前記第3のステップは、
    前記ホスト計算機の識別子と、冗長度を含む優先度情報を受け付けて、前記冗長度に応じて前記論理パスを設定することを特徴とするストレージ装置の管理方法。
  10. プロセッサとメモリと記憶媒体を有し、前記記憶媒体からホスト計算機に割り当てる記憶領域を管理するストレージ装置の管理方法であって、
    前記ストレージ装置が、前記記憶領域にアクセスするホスト計算機に識別子を付与する第1のステップと、
    前記ストレージ装置が、前記記憶領域にアクセスする前記ホスト計算機の第1のインタフェースの第1のポート識別子を受け付ける第2のステップと、
    前記ストレージ装置が、前記ホスト計算機と通信を行う当該ストレージ装置の第2のインタフェースの第2のポート識別子を、前記第1のインタフェースの第1のポート識別子に割り当てて論理パスを設定し、前記ホスト計算機の識別子に第1のポート識別子及び第2のポート識別子を対応付けてホスト計算機接続情報に格納する第3のステップと、
    前記ストレージ装置が、前記記憶領域の識別子を前記ホスト計算機の識別子に割り当てて、前記ホスト計算機の識別子に前記記憶領域の識別子を対応付けて記憶領域割当情報に格納する第4のステップと、
    前記ストレージ装置が、前記ホスト計算機から前記記憶領域へのアクセスを受け付けると、前記ホスト計算機接続情報と前記記憶領域割当情報を参照して当該アクセスを制御することを特徴とする第5のステップと、を含み、
    前記第3のステップは、
    前記ホスト計算機の識別子と、性能を含む優先度情報を受け付けて、前記性能に応じて前記論理パスを設定することを特徴とするストレージ装置の管理方法。
  11. 請求項9に記載のストレージ装置の管理方法であって、
    前記ストレージ装置が、前記第2のインタフェースに接続された前記第1のポート識別子を検出し、前記第2のインタフェースの識別子に前記第1のポート識別子を対応付けて物理パス接続情報に格納する第6のステップと、
    前記ストレージ装置が、前記ホスト計算機の識別子を受け付けて、前記ホスト計算機接続情報と前記物理パス接続情報に基づいて、前記第2のインタフェースと物理的に接続されて論理パスを設定可能な前記第1のポート識別子を出力する第7のステップと、
    をさらに含むことを特徴とするストレージ装置の管理方法。
  12. 請求項9に記載のストレージ装置の管理方法であって、
    前記ストレージ装置が、前記第2のインタフェースに接続された前記第1のポート識別子を検出し、前記第2のインタフェースの識別子に前記第1のポート識別子を対応付けて物理パス接続情報に格納する第6のステップと、
    前記ストレージ装置が、前記ホスト計算機の識別子と前記記憶領域の識別子を受け付けて、前記ホスト計算機接続情報と前記物理パス接続情報に基づいて、前記第2のインタフェースと物理的に接続された前記第1のポート識別子に論理パスを設定し、前記第2のインタフェースに前記記憶領域の識別子を割り当てる第8のステップと、
    をさらに含むことを特徴とするストレージ装置の管理方法。
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