JP6708934B2 - 情報処理装置及び情報処理装置用カバー部材 - Google Patents

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本願の開示する技術は情報処理装置及び情報処理装置用カバー部材に関する。
タブレットコンピュータの収納ケースにおいて、タブレットコンピュータとの連結部材側に、たとえばカバーの開閉を認識する磁気センサが配置され、前面カバーが閉じられた場合には省エネモードに移行する技術がある。
特開2016−196737号公報
カバー部材に配置された磁石の磁力によって、装置本体に対しカバー部材が閉じられているか否かを検出する構造では、カバー部材が、本体装置の表示面(ディスプレイを備える面)に重なっている状態と、背面に重なっている状態の区別が難しい。
本願の開示技術は、1つの側面として、カバー部材が情報処理装置の本体装置の表示面に重なっている状態を特定することが目的である。
本願の開示する技術では、装置本体に回転可能に取り付けられて、表示面に重なる第一状態と背面に重なる第二状態とを回転するカバー本体と、同磁極どうしが対向する向きでカバー本体に配置される複数の磁石と、を有する。さらに、カバー本体の第一状態及び第二状態で、複数の磁石の間の間隙部分に対向するよう装置本体に設けられる磁気センサを有する。
本願の開示する技術では、カバー部材が情報処理装置の本体装置の表示面に重なっている状態を特定できる。
図1は第一実施形態の情報処理装置を示す斜視図である。 図2は第一実施形態の情報処理装置を示す斜視図である。 図3は第一実施形態の情報処理装置を示す斜視図である。 図4は第一実施形態の情報処理装置を示す斜視図である。 図5は第一実施形態の情報処理装置を磁気センサの近傍で拡大して示す説明図である。 図6は第一実施形態の情報処理装置を磁気センサの近傍で拡大して示す説明図である。 図7は比較例の情報処理装置を磁気センサの近傍で拡大して示す説明図である。 図8は比較例の情報処理装置を磁気センサの近傍で拡大して示す説明図である。 図9は参考例の情報処理装置を磁気センサの近傍で拡大して示す説明図である。 図10は第二実施形態の情報処理装置を示す斜視図である。
第一実施形態の情報処理装置及び情報処理装置用カバー部材について、図面に基づいて詳細に説明する。
第一実施形態では、情報処理装置20が、一例として、タブレット型コンピュータ22(以下、単に「タブレット22」という)と、カバー部材32とを有する。タブレット22は、装置本体の一例であり、板状の筐体24を有する。筐体24は、板厚方向(矢印T方向)に見ると長方形状である。図面において、タブレット22の筐体24における縦方向、横方向及び板厚方向をそれぞれ矢印H、矢印W及び矢印Tで示す。
図2及び図3に示すように、筐体24の板厚方向の一方の面は、ディスプレイ26を備える表示面22Aである。これに対し、図4に示すように、表示面22Aの反対側の面は背面22Bである。
図4に示すように、情報処理装置用カバー部材32(以下、単に「カバー部材32」という)は、取付枠34を有している。取付枠34を用いて、カバー部材32をタブレット22に取り付けることができる。本実施形態では、取付枠34は、筐体24の4つの角部を囲むように背面22B側から筐体24を保持する保持角部34Cを有する。取付枠34は、取付部材の一例である。
取付枠34には、ヒンジ部34Hを介して、カバー本体36が取り付けられている。ヒンジ部34Hは、取付枠34に対するカバー本体36の回転中心である。このカバー本体36の回転中心を回転中心線CL−1で示す。
カバー本体36は、ヒンジ部34Hを中心とした回転により、表示面22Aに重なる第一状態S1(図1及び図5参照)と、背面22Bに重なる第二状態S2(図3及び図6参照)とを採る。すなわち、カバー本体36は、取付枠34によってタブレット22に回転可能に取り付けられ、第一状態S1と第二状態S2との間を回転角度が360度の範囲で回転する。また、図2に示すように、回転途中では、たとえば第一状態S1からの回転角度が180度であり、カバー本体36と筐体24とが平面状である状態にもなる。
カバー本体36には、屈曲部38が設けられている。本実施形態では、屈曲部38は、ヒンジ部34Hに近い位置の第一薄肉部40Aと、ヒンジ部34Hから遠い位置の第二薄肉部40Bとを含む。第一薄肉部40A及び第二薄肉部40Bは、いずれも、カバー本体36の回転中心線CL−1と平行である。第一薄肉部40A及び第二薄肉部40Bはいずれも、カバー本体36の厚みが直線状に薄くされた部位である。以下では、カバー本体36において、ヒンジ部34Hから第一薄肉部40Aまでの部分を第一板部42A、第一薄肉部40Aから第二薄肉部40Bまでの部分を第二板部42B、第二薄肉部40Bよりも先端側の部分を第三板部42Cとして区別する。
第一薄肉部40Aは、幅方向の両側に分離されており、幅方向の中央部分には、偏平なU字状の切込44が設けられている。この切込44により、第一板部42Aには、幅方向の中央で局所的に第二板部42Bに向けて延出される延出部46が設けられている。
図4に示すように、ヒンジ部34H(図1〜図3参照)によって第一板部42Aを背面22Bから離間する方向へ折り曲げ、第一薄肉部40Aによって第二板部42Bを背面22Bに接近する方向へ折り曲げ、第二薄肉部40Bによって第三板部42Cを背面22Bと平行にして接触させることができる。この状態で、カバー本体36は、幅方向(矢印W方向)に見て三角形の筒体48を成す。このようにカバー本体36が筒体48を成す状態で、第一板部42Aを設置面PSに設置することで、タブレット22の筐体24を斜めに立てかけることができる。このとき、第一板部42Aは、延出部46よって、設置面PSへの設置面積が拡大されているので、タブレット22を安定的に支持できる。
これに対し、図1及び図3に示すように、カバー本体36は、第一状態S1及び第二状態S2では、第一薄肉部40A及び第二薄肉部40Bによって折り曲げられることなく平坦な形状を維持している。第一状態S1と第二状態S2とで、第一薄肉部40A及び第二薄肉部40Bは、タブレット22の高さ方向では同位置にある。
図5及び図6に示すように、カバー本体36には、複数(本実施形態では2つ)の磁石50A、50Bが埋め込まれている。2つの磁石50A、50Bは、同極(図5及び図6の例ではS極)が対向するように配置されている。磁石50A、50Bは、第二薄肉部40Bを間にして対向するように配置されており、磁石50A、50Bの間に間隙GPが生じている。図5に示すように、カバー本体36が第一状態S1にあるとき、磁石50A、50Bの対向方向は、タブレット22の表示面22Aと平行である。
タブレット22の筐体24には、磁気センサ52が内蔵されている。磁気センサ52は、カバー本体36が第一状態S1にあるとき、磁石50A、50Bの間隙GPに対向する位置に設けられている。磁気センサ52は、磁石50A、50Bにより生じる磁力の強さ及び磁力線MLの向きを検知でき、その情報を、制御装置、たとえばタブレット22のプロセッサに送る。
磁石50A、50Bの周囲には、磁石50A、50Bによる磁力線MLが生じる。本実施形態では、磁石50A、50Bは、互いにS極が対向する向きで配置されている。したがって、カバー本体36が第一状態S1にあるとき、磁気センサ52の位置における磁力線MLの向きは、図5に示すように背面22Bから表示面22Aに向かう向き(矢印M1方向)である。これに対し、カバー本体36が第二状態S2にあるとき、磁気センサ52の位置における磁力線MLの向きは、図6に示すように表示面22Aから背面22Bに向かう向き(矢印M2方向)である。すなわち、カバー本体36が第一状態S1にあるときと第二状態S2にあるときとで、磁気センサ52の位置における磁力線MLの向きが逆である。
磁気センサ52の厚み方向の中心TC−2は、タブレット22の筐体24内において、ディスプレイ26を避けるように、筐体24の厚み方向の中心線TC−1よりも背面22B側に配置されている。換言すれば、磁気センサ52をこのようにカバー本体36の厚み方向の中心線TC−1よりも背面22B側に位置させたことで、ディスプレイ26のサイズや位置に影響が出ない(もしくは影響が小さい)構造が実現されている。
次に、本実施形態の作用を、図7及び図8に示す比較例の情報処理装置80と比較しつつ説明する。
本実施形態の情報処理装置20では、タブレット22に対し、カバー本体36は、ヒンジ部34Hを中心に回転し、たとえば、図1に示す第一状態S1と、図3に示す第二状態S2とを採り得る。第一状態S1では、カバー本体36は、タブレット22の表示面22Aに重なっている。第二状態S2では、カバー本体36は、タブレット22の背面22Bに重なっている。
図5に示すように、カバー本体36が第一状態S1にあるとき、磁石50A、50Bによって生じる磁力線MLの、磁気センサ52の位置における方向は、背面22Bから表示面22Aに向かう方向(矢印M1方向)である。すなわち、磁気センサ52は、背面22Bから表示面22Aに向かう方向の所定値以上の磁力を検知する。そして、この情報を磁気センサ52から受けたプロセッサでは、カバー本体36が第一状態S1にあるときの所定の処理を行う。カバー本体36が第一状態S1にあるときはディスプレイ26は視認不能なので、この場合の所定の処理には、たとえば、ディスプレイ26の表示をオフにしたり、タブレット22自体を省電力モードに移行させたりする処理を含む。
これに対し、図6に示すように、カバー本体36が第二状態S2にあるとき、磁石50A、50Bによって生じる磁力線MLの、磁気センサ52の位置における方向は、表示面22Aから背面22Bに向かう方向(矢印M2方向)である。すなわち、磁気センサ52は、表示面22Aから背面22Bに向かう方向の磁力を検知する。そして、この情報を磁気センサ52から受けたプロセッサでは、カバー本体36が第二状態S2にあるときの所定の処理を行う。カバー本体36が第二状態S2にあるときは、ディスプレイ26を視認可能である。したがって、この場合の所定の処理には、たとえば、ディスプレイ26の表示をオフにしたり、タブレット22自体を省電力モードに移行させたりせず、通常の使用状態を維持する処理を含む。
図7及び図8には、比較例の情報処理装置80が示されている。比較例の情報処理装置80では、カバー本体36に1つの磁石82埋め込まれている。この磁石82は、一方の極がカバー本体36の一方の面側(図7の例ではN極が第一面36A側)に位置し、他方の極が他方の面側(図7の例ではS極が第二面36B側)に位置している。また、比較例の情報処理装置80においても、カバー本体36はヒンジ部を中心に回転し、図7に示す第一状態S1と、図8に示す第二状態S2とを採り得る。
比較例の情報処理装置80において、図7に示すように、カバー本体36が第一状態S1にあるとき、磁石82によって生じる磁力線MLの、磁気センサ52の位置における方向は、背面22Bから表示面22Aに向かう方向(矢印M3方向)である。また、図8に示すように、カバー本体36が第二状態S2にあるとき、磁石82によって生じる磁力線MLの、磁気センサ52の位置における方向も、背面22Bから表示面22Aに向かう方向(矢印M3方向)である。
すなわち、比較例の情報処理装置80では、カバー本体36が第一状態S1にあるときと第二状態S2にあるときとで、磁気センサ52に作用する磁力の方向が同じである。したがって、磁気センサ52で検知する磁力線の方向に基づいて、カバー本体36が第一状態S1にあるか第二状態S2にあるかを区別することが難しい。この区別のためには、たとえば、筐体24内において、磁気センサ52と背面22Bとの間に磁気シールドを設ければよい。すなわち、カバー本体36が第二状態S2にあるときは、磁気センサ52に作用する磁力線MLの一部を遮蔽する構造である。しかし、磁気シールドを設けると、構造の複雑化、重量増、高コスト化を招く要因となる。
これに対し、本実施形態の情報処理装置20では、カバー本体36が第一状態S1にあるときと第二状態S2にあるときとで、磁気センサ52に作用する磁力の方向が逆である。したがって、カバー本体36が第一状態S1にあるときと第二状態S2にあるときとを容易に区別することができる。
しかも、本実施形態では、カバー本体36が第一状態S1にあるときと第二状態S2にあるときとを区別するために、筐体24内に磁気シールドを設ける必要がない。このため、本実施形態では、情報処理装置20の構造の単純化、軽量化、低コスト化に寄与できる。
本実施形態では、カバー本体36は、回転により、図2に示すように、第一状態S1と第二状態S2の間の位置も採り得る。また、図4に示すように、カバー本体36を第一薄肉部40A及び第二薄肉部40Bで折り曲げることで、筒体48を成すことも可能である。これらの場合には、磁石50A、50Bが磁気センサ52から離れており、磁気センサ52で検知する磁力は、所定の閾値より小さくなる。そしてこれにより、カバー本体36が、第一状態S1にある状態、すなわち、カバー本体36が表示面22Aに重なっている状態を特定できる。
磁気センサ52から、検知した磁力が所定の閾値より小さいとの情報を受けたプロセッサでは、カバー本体36が第一状態S1ではないとして、所定の処理を行う。実質的に、カバー本体36が第一状態S1にない場合は、ディスプレイ26は視認可能な状態であるので、プロセッサは、たとえばカバー本体36が第二状態S2にある場合と同様の処理を行う。
本実施形態では、磁石は複数(磁石50A、50Bの2つ)である。そして、同磁極が対向するように複数の磁石が配置されているので、対向部分(間隙GP)には、2つの磁石50A、50Bのそれぞれの反対側の磁極(図5の例ではN極)からの磁力線が合成される。したがって、磁石が1つのみの構造と比較して、磁気センサ52の位置で作用する磁力が大きい。このため、カバー本体36が第一状態S1及び第二状態S2にあるとき、磁石50A、50Bにより生じる磁力を磁気センサ52で確実に検知できる。
本実施形態では、磁石50A、50Bの対向方向が、カバー本体36の第一状態S1でタブレット22の表示面22Aと平行である。換言すれば、磁石50A、50Bは、カバー本体36の面内方向に並べて配置される。磁石50A、50Bがカバー本体36の厚み方向に配置されないので、カバー本体36の厚みが磁石50A、50Bによって局所的に厚くなることを抑制できる。
磁気センサ52の厚み方向の中心TC−2は、タブレット22の筐体24内において、筐体24の厚み方向の中心線TC−1よりも背面22B側に位置している。これにより、磁気センサ52はディスプレイ26を避けた配置とされるので、ディスプレイ26のサイズや位置に影響が出ない(もしくは影響が小さい)構造を実現できる。
第一実施形態では、カバー本体36が、屈曲部(第一薄肉部40A、第二薄肉部40B)を有している。これらの屈曲部により、カバー部材32を折り曲げることができるので、カバー部材32の使い勝手が増す。たとえば、図4に示すように、カバー本体36を筒体48の形状として、タブレット22を斜めに立てかけることが可能な構造を実現できる。
第一実施形態では、2つの磁石50A、50Bの間隙GPに、屈曲部(図5及び図6の例では第二薄肉部40B)が位置している。ここで、参考例として図9に示すように、磁石50Cを、カバー本体36の第二薄肉部40Bと重なる位置に配置した構造を考える。比較例の構造では、第二薄肉部40Bにおいてカバー本体36を折り曲げ可能とするために、磁石50Cを避ける切込54をカバー本体36に形成する必要が生じる。しかし、本実施形態では、2つの磁石50A、50Bが、第二薄肉部40Bを避けて配置されているので、カバー部材32に、図9に示すような切込54を形成する必要がなく、カバー部材32の構造の簡素化を図ることができる。
屈曲部としては、カバー本体36を局所的に薄肉とした薄肉部(第一薄肉部40A、第二薄肉部40B)に限定されない。たとえば、別部材としての第一板部42Aと第二板部42Bとを蝶番で連結した構造や、同様に、第二板部42Bと第三板部42Cとを蝶番で連結した構造でもよい。本実施形態にように、屈曲部が薄肉部ある構造では、蝶番などの部品が不要であり、構造の簡素化を図ることができる。また、カバー本体36として、第一板部42A、第二板部42B、第三板部42Cと、屈曲部とが一体であるので、部品点数も少なくて済む。
屈曲部の方向は、カバー本体36の回転中心線CL−1と平行である構造に限定されず、たとえば、回転中心線CL−1と交差する方向であってもよい。屈曲部38の方向がカバー本体36の回転中心線CL−1と平行であれば、たとえば図4に示すような筒体48を簡易な構造で形成できる。
次に、第二実施形態について説明する。第二実施形態において、第一実施形態と同様の要素、部材等については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
第二実施形態の情報処理装置60では、タブレット22とカバー部材62とを有する。カバー部材62では、カバー本体66に屈曲部が設けられておらず、カバー本体66は、屈曲することなく平坦な形状を維持する。
そして、第一実施形態と同様に、ヒンジ部34Hを中心として回転し、第一状態S1及び第二状態S2(図3参照)を採り得る。
第二実施形態においても、カバー本体66には、磁石50A、50Bが設けられ、タブレット22には磁気センサ52(図2及び図3参照)が設けられている。そして、第一状態S1と第二状態S2とで、磁気センサ52の位置での磁力線の向きが逆になる構造である。これにより、カバー本体36が、第一状態S1にあるか否か、すなわち、カバー本体36が表示面22Aに重なっている状態を特定できる。
第二実施形態では、カバー本体66が屈曲部を有さないので、カバー本体66の構造を簡素化できる。また、カバー本体66に内蔵する磁石50A、50Bの位置の制限が少ない。
上記では、装置本体の一例であるタブレット22に、カバー部材32、62が取り付けられた構造を例示したが、タブレット22に、カバー部材32、62が取り外し不能に設けられた構造の情報処理装置であってもよい。また、装置本体としてはタブレット22に限定されない。たとえば、キーボード、プロセッサ、記憶装置、入出力端子等を備える装置本体と、この装置本体に、ヒンジによってディスプレイが回転可能に取り付けられた構造のノート型コンピュータであってもよい。
以上、本願の開示する技術の実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
本明細書は、以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
ディスプレイを備える表示面と、前記表示面の反対側の背面と、を有する装置本体と、
前記装置本体に回転可能に取り付けられ前記表示面に重なる第一状態と前記背面に重なる第二状態とを回転するカバー本体と、
同磁極どうしが対向する向きで前記カバー本体に配置される複数の磁石と、
前記カバー本体の前記第一状態及び前記第二状態で、複数の前記磁石の間の間隙部分に対向するよう前記装置本体に設けられる磁気センサと、
を有する情報処理装置。
(付記2)
前記第一状態で、複数の前記磁石の対向方向が前記表示面と平行である付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記磁気センサが、前記装置本体の内部で前記ディスプレイを避けて前記背面側に配置されている付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記カバー本体を屈曲させる屈曲部を有する付記1〜付記3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(付記5)
対向する複数の前記磁石の間隙に前記屈曲部が位置する付記4に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記屈曲部が、前記カバー本体の厚みを局所的に薄くした薄肉部である付記4又は付記5に記載の情報処理装置。
(付記7)
前記屈曲部が、前記装置本体と前記カバー本体との回転中心と平行である付記4〜付記6のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(付記8)
ディスプレイを備える表示面と、前記表示面の反対側の背面とを有する装置本体に回転可能に取り付けられる取付部材と、
前記取付部材に回転可能に設けられ、前記取付部材が前記装置本体に取り付けられた状態で前記表示面に重なる第一状態と前記背面と重なる第二状態とを回転するカバー本体と、
同磁極どうしが対向する向きで前記カバー本体に配置される複数の磁石と、
を有する情報処理装置用カバー部材。
20 情報処理装置
22 タブレット(装置本体の一例)
22A 表示面
22B 背面
24 筐体
26 ディスプレイ
32 カバー部材
34 取付枠(取付部材の一例)
34H ヒンジ部
36 カバー本体
38 屈曲部
40A 第一薄肉部
40B 第二薄肉部
44 切込
48 筒体
50A、50B 磁石
52 磁気センサ
60 情報処理装置
62 カバー部材
66 カバー本体

Claims (3)

  1. ディスプレイを備える表示面と、前記表示面の反対側の背面と、を有する装置本体と、
    前記装置本体に回転可能に取り付けられ前記表示面に重なる第一状態と前記背面に重なる第二状態とを回転するカバー本体と、
    同磁極どうしが対向する向きで前記カバー本体に配置される複数の磁石と、
    前記カバー本体の前記第一状態及び前記第二状態で、複数の前記磁石の間の間隙部分に対向するよう前記装置本体に設けられる磁気センサと、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記第一状態で、複数の前記磁石の対向方向が前記表示面と平行である請求項1に記載の情報処理装置。
  3. ディスプレイを備える表示面と、前記表示面の反対側の背面とを有する装置本体に取り付けられる取付部材と、
    前記取付部材に回転可能に設けられ、前記取付部材が前記装置本体に取り付けられた状態で前記表示面に重なる第一状態と前記背面と重なる第二状態とを回転するカバー本体と、
    同磁極どうしが対向する向きで前記カバー本体に配置される複数の磁石と、
    を有する情報処理装置用カバー部材。
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