JP6707914B2 - ゲイン処理装置及びプログラム、並びに、音響信号処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
以下、本発明によるゲイン処理装置及びプログラム、並びに、音響信号処理装置及びプログラムの第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。以下では、本発明の音響信号処理装置及びゲイン処理装置を、音声処理装置及びゲイン修正手段に適用した例について説明する。
図2は、この実施形態に係る音声処理装置300の全体構成について示したブロック図である。
次に、以上のような構成を有する第1の実施形態の音声処理装置300(ゲイン修正手段304)の動作を説明する。
第1の実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
以下、本発明によるゲイン処理装置及びプログラム、並びに、音響信号処理装置及びプログラムの第2の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
図9は、第2の実施形態の音声処理装置600の構成を示すブロック図である。図9では、上述の図2と同一部分又は対応部分には、同一符号又は対応符号を付している。
次に、以上のような構成を有する第2の実施形態の音声処理装置600の動作を、図9を用いて説明する。なお、第2の実施形態の音声処理装置600では、第1の実施形態と異なる部分はゲイン修正手段604だけであるため、以下では、ゲイン修正手段604を中心とした動作についてのみ説明し、他の部分の動作については説明省略する。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて以下のような効果を奏することができる。
本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
Claims (6)
- 入力音響信号に基づく入力スペクトルと、所定の雑音推定方法から得られる雑音スペクトルとに基づいて、第1の帯域ごとの目的音存在確率を算出する目的音存在確率算出手段と、
前記目的音存在確率に基づいて、前記第1の帯域ごとの結合係数を算出する結合係数算出手段と、
所定のゲイン算出方法から得られる第1のゲインと、前記第1のゲインを周波数方向と時間方向に平滑化した第2のゲインとを、前記結合係数に基づいて凸結合したゲインを生成するゲイン結合手段とを有し、
前記結合係数算出手段は、
前記目的音存在確率を、前記第1の帯域より帯域数の少ない第2の帯域に集約して集約目的音存在確率を取得する帯域集約手段と、
前記集約目的音存在確率を時間方向に平滑化して平滑化目的音存在確率を取得する時間平滑化手段と、
前記平滑化目的音存在確率を、前記第1の帯域へと分配する帯域分配手段とを有する
ことを特徴とするゲイン処理装置。 - 前記帯域集約手段は、前記第2の帯域へと集約される所定の複数の前記第1の帯域の中から、前記目的音存在確率の要素の最大値を選択して前記第2の帯域の前記集約目的音存在確率の要素の値とすることを特徴とする請求項1に記載のゲイン処理装置。
- 前記ゲイン結合手段は、
前記第1のゲインを、前記第1の帯域より帯域数の少ない第3の帯域に集約して集約ゲインを取得するゲイン帯域集約手段と、
前記集約ゲインを時間方向に平滑化して平滑化ゲインを取得するゲイン時間平滑化手段と、
前記平滑化ゲインを、前記第1の帯域へと分配するゲイン帯域分配手段と
を有することを特徴とする、請求項1に記載のゲイン処理装置。 - 入力音響信号を周波数変換して入力スペクトルを取得する周波数解析手段と、
前記入力スペクトルに含まれる雑音スペクトルを推定して取得する雑音推定手段と、
前記入力スペクトルと、前記雑音スペクトルとに基づいて、第1のゲインを算出する、ゲイン算出手段と、
前記入力スペクトルと、前記雑音スペクトルと、前記第1のゲインと、前記第1のゲインを周波数方向と時間方向に平滑化した第2のゲインとに基づいて、前記第1のゲインを修正した第3のゲインを算出するゲイン修正手段と、
前記入力スペクトルに、前記第3のゲインを乗じて出力スペクトルを取得する乗算手段と、
前記出力スペクトルに基づく信号を出力する出力手段とを有し、
前記ゲイン修正手段として、請求項1〜3のいずれかに記載のゲイン処理装置を適用したこと
を特徴とする音響信号処理装置。 - コンピュータを、
入力音響信号に基づく入力スペクトルと、所定の雑音推定方法から得られる雑音スペクトルとに基づいて、第1の帯域ごとの目的音存在確率を算出する目的音存在確率算出手段と、
前記目的音存在確率に基づいて、前記第1の帯域ごとの結合係数を算出する結合係数算出手段と、
所定のゲイン算出方法から得られる第1のゲインと、前記第1のゲインを周波数方向と時間方向に平滑化した第2のゲインとを、前記結合係数に基づいて凸結合したゲインを生成するゲイン結合手段として機能させ、
前記結合係数算出手段は、
前記目的音存在確率を、前記第1の帯域より帯域数の少ない第2の帯域に集約して集約目的音存在確率を取得する帯域集約手段と、
前記集約目的音存在確率を時間方向に平滑化して平滑化目的音存在確率を取得する時間平滑化手段と、
前記平滑化目的音存在確率を、前記第1の帯域へと分配する帯域分配手段とを有する
ことを特徴とするゲイン処理プログラム。 - コンピュータを、
入力音響信号を周波数変換して入力スペクトルを取得する周波数解析手段と、
前記入力スペクトルに含まれる雑音スペクトルを推定して取得する雑音推定手段と、
前記入力スペクトルと、前記雑音スペクトルとに基づいて、第1のゲインを算出する、ゲイン算出手段と、
前記入力スペクトルと、前記雑音スペクトルと、前記第1のゲインと、前記第1のゲインを周波数方向と時間方向に平滑化した第2のゲインとに基づいて、前記第1のゲインを修正した第3のゲインを算出するゲイン修正手段と、
前記入力スペクトルに、前記第3のゲインを乗じる乗算手段と、
前記乗算手段によって得られる出力スペクトルから波形を復元する波形復元手段として機能させ、
前記ゲイン修正手段として、請求項1〜3のいずれかに記載のゲイン処理装置を適用したこと
を特徴とする音響信号処理プログラム。
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JP2016044475A JP6707914B2 (ja) | 2016-03-08 | 2016-03-08 | ゲイン処理装置及びプログラム、並びに、音響信号処理装置及びプログラム |
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CN112233688B (zh) * | 2020-09-24 | 2022-03-11 | 北京声智科技有限公司 | 音频降噪方法、装置、设备及介质 |
CN113932912B (zh) * | 2021-10-13 | 2023-09-12 | 国网湖南省电力有限公司 | 一种变电站噪声抗干扰估计方法、系统及介质 |
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