JP6706609B2 - 検眼鏡及び眼底を走査する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、検眼鏡に関し、詳細には検眼鏡の動作およびレイアウトの改善に関する。
多数のタイプの検眼鏡が存在する。これらのいくつかでは、眼底の超ワイドフィールドイメージングなどの利点を達成するための構成要素の選定は、収差および大規模光学システムの必要性などの問題をもたらす。収差は、眼に中継される入力照明と眼からの戻り照明の両方の点広がり関数の劣化につながり得る。これは、今度は、視野に応じて画像解像度の減損と戻り照明の減損とにつながり得る。患者の容貌が入力ビームと衝突することなどを回避するために大規模光学システムが必要とされ、それにより、検眼鏡の製造上の複雑さ、したがってコストが増加する。
本発明の第1の態様によれば、眼の底を走査するための検眼鏡が提供され、この検眼鏡は、
線状光(linear light)を生成する光システムと、
線状光の少なくとも一部を受光し、走査軸線を中心として可動であり、少なくとも一部の線状光の1D(1次元)走査線(1D scan)を生成するようになっている走査器と、
走査器から1D走査線を受光し、1D走査線を眼に転送する走査転送システムと
を備え、走査器は、走査器が実質的に走査軸線に沿って線状光の少なくとも一部を受光するように検眼鏡内に配置され、走査転送システムは、眼の瞳孔がシステムの焦点に置かれ得るように検眼鏡内に配置され、走査器から眼瞳孔における焦点を通って眼底上に1D走査線を転送するように、走査器は検眼鏡内に配置され、走査転送システムは構成されている。
走査器は、走査器が走査軸線と実質的に一致する光の中心軸線で線状光の少なくとも一部を受光するように検眼鏡内に配置され得る。
走査器は、線状光の1D走査線の走査方向が走査器の走査軸線に対して或る角度にあるような形状を有し得る。走査器形状は実質的に平坦であり得、角度は約90度であり得る。
走査器は反射要素を備え得る。反射要素はミラーを備え得る。走査器は、例えば、走査軸線を中心として走査器を移動させるためのモーターによって駆動され得る。走査器は、走査器が、光システムによって生成された線状光の実質的にすべてを受光するような寸法を有し得る。走査器は、走査器が眼底からの戻り光の実質的にすべてを受光するような寸法を有し得る。
走査転送システムは走査転送構成要素を備え得る。走査転送システムは、走査転送構成要素の形状の選択によって走査器から眼瞳孔における焦点を通って眼底上に1D走査線を転送するように構成され得る。走査転送構成要素は非球面形状を有し得る。走査転送構成要素は円錐面の断面の形状を有し得る。円錐面の断面の形状は、放物線、楕円、双曲面のいずれかであり得る。
走査転送構成要素は反射構成要素を備え得る。反射構成要素は、2つの変数、例えば、反射構成要素の実質的に直交軸線を記述する2つの変数の1つまたは複数の多項式関数によって記述される形状を有し得る。反射構成要素はミラーを備え得る。
走査転送構成要素は透光性構成要素を備え得る。透光性構成要素はレンズを備え得る。
走査転送構成要素は、1D走査線の少なくとも一部の線状光が、眼の角膜の外面に隣接する部位においてコリメートされるような形状を有し得る。眼角膜におけるコリメート光は、次いで、眼角膜およびレンズによって合焦されて、実質的に眼底上の走査フィールドの複数の位置の各々において最適化された広がり関数を有する光が与えられる。
走査転送構成要素は、実質的に眼底上の走査フィールドの複数の位置の各々からの戻り光が実質的に同様の焦点性質を有し、実質的に平面上の焦点にもたらされるような形状を有し得る。次いで、例えば、角膜の戻り光に対する眼底の戻り光の信号対雑音を最適化するために標準の共焦点開口が使用され得る。
走査転送構成要素は、走査転送構成要素が走査器から1D走査線の実質的にすべてを受け取るような寸法を有し得る。走査転送構成要素は、走査転送構成要素が眼底からの戻り光の実質的にすべてを受けるような寸法を有し得る。したがって、走査転送構成要素は、ワイドおよび超ワイドな角度で眼を出る光を収集することが可能であり、それにより、ワイドおよび超ワイド検眼鏡が提供される。
走査転送システムは複数の走査転送構成要素を備え得る。走査転送システムは、走査転送構成要素の形状と走査転送構成要素の位置との選択によって走査器から眼瞳孔における焦点を通って眼底上に1D走査線を転送するように構成され得る。走査転送構成要素は非球面形状をそれぞれ有し得る。走査転送構成要素は円錐面の断面の形状をそれぞれ有し得る。円錐面の断面の形状は、単独でまたは組合せで、放物線、楕円、双曲面のいずれかであり得る。
走査転送構成要素は反射構成要素をそれぞれ備え得る。反射構成要素の少なくともいくつかは、2つの変数、例えば、反射構成要素の実質的に直交軸線を記述する2つの変数の1つまたは複数の多項式関数によって記述される形状を有し得る。反射構成要素はミラーをそれぞれ備え得る。
走査転送構成要素は透光性構成要素をそれぞれ備え得る。透光性構成要素はレンズをそれぞれ備え得る。
走査転送構成要素は、1D走査線の少なくとも一部の線状光が、眼の角膜の外面に隣接する部位においてコリメートされるような形状をそれぞれ有し得る。眼角膜におけるコリメート光は、次いで、眼角膜およびレンズによって合焦されて、実質的に眼底上の走査フィールドの複数の位置の各々において最適化された広がり関数を有する光が与えられる。
走査転送構成要素は、実質的に眼底上の走査フィールドの複数の位置の各々からの戻り光が実質的に同様の焦点性質を有し、実質的に平面上の焦点にもたらされるような形状をそれぞれ有し得る。次いで、例えば、角膜の戻り光に対する底の戻り光の信号対雑音を最適化するために標準の共焦点開口が使用され得る。
走査転送構成要素は、走査転送構成要素が走査器から1D走査線の実質的にすべてを受けるような寸法をそれぞれ有し得る。走査転送構成要素は、走査転送構成要素が眼底からの戻り光の実質的にすべてを受けるような寸法をそれぞれ有し得る。したがって、走査転送構成要素は、ワイドおよび超ワイドな角度で眼を出る光を収集することが可能であり、それにより、ワイドおよび超ワイド検眼鏡が提供される。
光システムは、点光源と、その点光を受け、走査軸線を中心として可動であって点光を走査して線状光を生成する走査デバイスとを備え得る。線状光は、点光を走査している走査デバイスによって連続的に生成され走査器における或るラインに向く複数の光線を含み得る。
走査デバイスは、走査デバイスが実質的に走査軸線上で点光を受け取るように検眼鏡内に配置され得る。走査デバイスは、走査軸線が、眼瞳孔に共役な平面中にあるように検眼鏡内に配置され得る。走査軸線に入射した光は、次いで合焦され、眼瞳孔を通過する。
走査デバイスは、走査デバイスの走査軸線が走査器の走査軸線に対して或る角度にあるように検眼鏡内に配置され得る。角度は約90度であり得る。走査デバイスは平面ミラーを備え得る。走査デバイスは、例えば、走査軸線を中心として走査器を移動させるためのモーターによって駆動され得る。
光システムは、点光源と、線状光を生成するための光線生成器(light line generator)とを備え得る。線状光は、光線生成器によって同時に生成され走査器において光線を形成する複数の光線を含み得る。光線生成器は、例えば、ウェッジ様の円筒形レンズなどのビーム整形光学素子、またはガウス点光をトップハット線状光に変換する回折光学要素を備え得る。
光システムは、線状光を生成するための点光源の線アレイを備え得る。線状光は、点光源によって同時に生成され走査器において光線を形成する複数の光線を含み得る。
この点光源または各点光源は、レーザーまたは発光ダイオード(LED)を備え得る。
検眼鏡は走査転送デバイスを備え得る。走査転送デバイスは、光システムと走査器との間の検眼鏡内に配置されて、光システムから走査器に少なくとも一部の線状光が中継され得る。走査転送デバイスは非球面ミラーを備え得る。走査転送デバイスは、検眼鏡における収差が減少されるような形状を有し得る。走査転送デバイスは、検眼鏡における収差が減少されるように検眼鏡内に配置され得る。このようにして、走査転送デバイスは、収差および底への走査角を制御するさらなる手段を提供することによって検眼鏡の設計における自由度を拡張する。
検眼鏡はワイドフィールド検眼鏡であり得る。検眼鏡は超ワイドフィールド検眼鏡であり得る。検眼鏡は反射モードで動作し得る。検眼鏡は蛍光モードで動作し得る。検眼鏡は光コヒーレンストモグラフィのために使用され得る。
眼底への言及が行われる場合、これは、限定はしないが、眼の網膜、視神経乳頭、黄斑、中心窩、後極、ブルック膜および脈絡膜を含むものと理解されたい。
本発明の検眼鏡は、以前の検眼鏡に勝るいくつかの利点を提供する。利点は、検眼鏡の構成要素の選定された形状と配置の組合せによって実現される。例えば、特に走査転送システムの1つまたは複数の構成要素の形状の適切な選択と、走査器の配置とは、検眼鏡の収差が減少されることを可能にする。これは、今度は、検眼鏡が眼底の高解像度共焦点走査を獲得することを可能にする。以前の検眼鏡は、楕円形の走査転送デバイスを使用し、走査器をデバイスの第1の焦点に配置し、眼をデバイスの第2の焦点に配置し、その結果、走査器は眼と同一線上にある必要があった。この構成を使用しないことで、本発明の検眼鏡は、それの構成要素の形状と配置の選定においてより多くの自由度を有する。これは、本発明の検眼鏡がよりコンパクトな光学構成を使用することを可能にし、検眼鏡のサイズ全体の著しい低減を達成する。特に、走査器は眼と同一線上にある必要がないので、走査転送システムのサイズ、したがってコストが低減され得る。
本発明の第2の態様によれば、眼底を走査する方法が提供され、本方法は、
光システムを使用して線状光を生成するステップと、
走査器を使用して線状光の少なくとも一部を受け取るステップであって、走査器が検眼鏡内に配置されて、実質的に走査器の走査軸線に沿って線状光の少なくとも一部が受光されるようになっている、ステップと、
走査軸線を中心として走査器を移動させて線状光の少なくとも一部の1D走査線を生成するステップであって、走査器が検眼鏡内に配置されて、走査器から眼の瞳孔を通って眼底上に1D走査線が転送されるようになっている、ステップと、
走査転送システムを使用して走査器から1D走査線を受け取り1D走査線を眼に転送するステップであって、走査転送システムが検眼鏡内に配置されて、システムの焦点において眼瞳孔が提供され、走査転送システムが、走査器から眼瞳孔における焦点を通って眼底上に1D走査線を転送するように構成された、ステップと
を含む。
次に、本発明の実施形態について、単に例として、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の第1の態様による検眼鏡の第1の実施形態の概略図である。 本発明の第1の態様による検眼鏡の第2の実施形態の概略図である。 本発明の第1の態様による検眼鏡の第3の実施形態の概略図である。 本発明の第1の態様による検眼鏡の第4の実施形態の概略図である。 本発明の第2の態様による方法を表すフローチャートである。
図1を参照すると、本発明による検眼鏡の第1の実施形態が示されている。検眼鏡1は、光システム3と、走査器5と、走査転送システム7とを備え、眼9を走査するのに使用される。
光システム3は、レーザーを備える点光源11と、平面ミラーを備える走査デバイス13とを備える。走査デバイス13は、光源11から点光(point light)を受光し、図示のように、走査軸線を中心としてデバイス13を移動させるためのモーター(図示せず)によって駆動され、それにより、点光が走査されて線状光が生成される。線状光は、図示のように、点光を走査している走査デバイス13によって連続的に生成され走査器5にて或るラインに向く複数の光線(図示されている例示的な光線15)からなる。
走査デバイス13は、走査デバイス13が実質的に走査デバイス13の走査軸線上で源11から点光を受光するように検眼鏡1内に配置され、走査デバイス13はさらに、走査デバイス13の走査軸線が、眼9の瞳孔17に共役な平面中にあるように検眼鏡1内に配置される。したがって、走査デバイス13の走査軸線に入射した光は合焦され、眼瞳孔17を通過する。走査デバイス13はさらに、この実施形態では、走査デバイス13の走査軸線が走査器5の走査軸線に対して約90度の角度にあるように検眼鏡1内に配置される。他の実施形態では、走査デバイス13の走査軸線は走査器5の走査軸線に対して異なる角度とすることができることは理解されよう。この実施形態では、走査デバイス13の走査軸線はほぼ水平であり、走査器5の走査軸線はほぼ垂直である。他の実施形態では、走査デバイス13の走査軸線はほぼ垂直とすることができ、走査器5の走査軸線はほぼ水平であり得、あるいは走査デバイス13と走査器5との走査軸線は他の配向を有し得ることは理解されよう。
走査器5は平面ミラーを備える。走査器5は、走査デバイス13から線状光を受け、図示のように、走査器5の走査軸線19を中心として走査器5を移動させるためのモーター(図示せず)によって駆動されて、線状光(図に示されている1D走査線の例示的な光線21)の1D走査線が生成される。走査器5は、走査器5が走査軸線19と実質的に一致する光の中心軸線で線状光を受けるように検眼鏡1内に配置される。走査器5は、走査器5が、光システム3によって生成された線状光の実質的にすべてを受光するような寸法を有する。走査器5はまた、走査器5が眼底からの戻り光の実質的にすべてを受けるような寸法を有するものとすることができる。走査器5はさらに、1D走査線21が走査器5から眼瞳孔17における焦点を通って眼9の底23上に転送されるように検眼鏡1内に配置される。
平面ミラー走査器5は、この実施形態では、線状光の1D走査線21の走査方向が走査器5の走査軸線19に対して約90度の角度にあるように実質的に平坦な形状を有する。他の実施形態では、1D走査線21の走査方向は走査器5の走査軸線19に対して異なる角度にあり得ることは理解されよう。この実施形態では、1D走査線21の走査方向はほぼ水平であり、走査器5の走査軸線19はほぼ垂直である。他の実施形態では、1D走査線21の走査方向はほぼ垂直であり得、走査器5の走査軸線19はほぼ水平であり得るか、あるいは1D走査線21の走査方向および走査器5の走査軸線19は他の配向を有し得ることは理解されよう。
走査転送システム7は、ミラーの形態の反射構成要素である走査転送構成要素を備える。走査転送構成要素は少なくとも1つの焦点を有し、走査転送システム7は、眼瞳孔17が構成要素の焦点において配置されるように検眼鏡1内に配置される。走査転送システム7は、走査転送構成要素の形状の選択によって走査器5から眼瞳孔17における焦点を通って眼底23上に1D走査線を転送するように構成される。走査転送構成要素は非球面形状を有し、この実施形態では、放物線、楕円、双曲面のいずれかなど、円錐面の断面の形状を特に有する。反射構成要素は、2つの変数、例えば、反射構成要素の実質的に直交軸線を記述する2つの変数の1つまたは複数の多項式関数によって記述される形状を有し得る。
走査転送構成要素は、走査器5からの少なくとも一部の線状光が、眼9の角膜の外面に隣接する場所においてコリメートされるような形状を有する。眼角膜におけるコリメート光は、次いで、眼角膜およびレンズによって合焦されて、実質的に眼底23上の走査フィールドの複数の位置の各々において最適化された広がり関数を有する光が与えられる。走査転送構成要素はさらに、実質的に眼底23上の走査フィールドの複数の位置の各々からの戻り光が実質的に同様の焦点性質を有し、実質的に平面上の焦点にもたらされるような形状を有する。次いで、例えば、眼底の戻り光の信号対雑音を最適化するために標準の共焦点開口が使用され得る。
走査転送システム7の走査転送構成要素は、走査転送構成要素が走査器5から1D走査線21の実質的にすべてを受けるような寸法を有する。走査転送構成要素はまた、走査転送構成要素が眼底23からの戻り光の実質的にすべてを受けるような寸法を有する。したがって、走査転送構成要素は、ワイドおよび超ワイドな角度で眼を出る光を収集することが可能であり、それにより、ワイドおよび超ワイド検眼鏡が提供される。
このようにして、光源11からの光は、検眼鏡1の走査デバイス13、走査器5および走査転送システム7によって眼9の眼底23上に送られる。走査デバイス13、走査器5および走査転送システム7は、眼底23において2D光走査を行うために共に働く。眼底23からの戻り光は、走査転送システム7、走査器5および走査デバイス13を通して返送され、検出器(図示せず)によって収集される。このようにして、眼底23の画像が検眼鏡1によって作り出される。
検眼鏡1の構成要素は、眼9の瞳孔17において明らかな点光源を効果的に作成する。眼瞳孔17において、光は、眼底23の走査のすべての角度について眼瞳孔よりも小さい領域上に合焦される。
図2を参照すると、本発明による検眼鏡の第2の実施形態が示されている。図2の検眼鏡は、図1に示されている第1の実施形態の検眼鏡と共通の構成要素を有し、同様の構成要素は同じ参照数字を使用して示されている。
図2では、検眼鏡30は、光システム3と、走査器5と、走査転送システム7とを備え、眼9を走査するのに使用される。さらに、検眼鏡30は走査転送デバイス32を備える。
走査転送デバイス32は、非球面ミラーを備え、光システム3と走査器5との間の検眼鏡30内に配置されて、光システム3から走査器5に線状光が中継される。線状光は、点光を走査している走査デバイス13によって連続的に生成される複数の光線(図に示されている例示的な光線15)を含む。複数の光線15は、図示のように、第2の走査転送デバイス32から連続的に反射され、反射された光線(図に示されている例示的な光線34)は走査器5にて或るラインに向かう。反射された光線34は、線状光の発散している走査線を描いたものとして示されているが、反射された光線は、線状光の収束している走査線またはコリメートされた走査線を描き得ることは理解されよう。
走査転送デバイス32は、検眼鏡30における収差が減少されるように、形状を有し、検眼鏡30内に配置され得る。
図2の検眼鏡30の残りの構成要素は、図1の検眼鏡を参照しながら説明した態様で機能する。光源11からの光は、このようにして、検眼鏡30の走査デバイス13、走査転送デバイス32、走査器5および走査転送システム7によって眼9の眼底23上に送られる。走査デバイス13、走査転送デバイス32、走査器5および走査転送システム7は、眼底23にて2D光走査を行うために共に働く。眼底23からの戻り光は、走査転送システム7、走査器5、走査転送デバイス32および走査デバイス13を通して返送され、検出器(図示せず)によって収集される。このようにして、眼底23の画像が検眼鏡30によって作り出される。
図3を参照すると、本発明による検眼鏡の第3の実施形態が示されている。図3の検眼鏡は、図1に示されている第1の実施形態の検眼鏡と共通の構成要素を有し、同様の構成要素は同じ参照数字を使用して示されている。
図3では、検眼鏡40は、光システム3と、走査器5と、走査転送システム7とを備え、眼9を走査するのに使用される。
光システム3は、レーザーを備える点光源11と、光線生成器42とを備える。光線生成器42は光源11から点光を受け、線状光を生成する。線状光は、光線生成器42によって同時に生成され扇状の光線44を形成する複数の光線を含む。扇状の光線44は、図示のように、走査器5に入射し、走査器5において一筋の光を形成する。光線生成器42は、この実施形態では、光線生成器42が、走査器5の走査軸線にほぼ平行である扇状の光線44を生成するように検眼鏡40内に配置される。他の実施形態では、扇状の光線44は走査器5の走査軸線に対して或る角度で置かれ得ることは理解されよう。この実施形態では、扇状の光線44および走査器5の走査軸線はほぼ垂直である。他の実施形態では、これらはほぼ水平であり得るかまたは他の配向を有し得ることは理解されよう。
図3の検眼鏡40の残りの構成要素は、図1の検眼鏡を参照しながら説明した態様で機能する。光線生成器42からの光は、検眼鏡40の走査器5および走査転送システム7によって眼9の眼底23上に送られる。光線生成器42、走査器5および走査転送システム7は、走査器5による光線44の1Dの扇状の1D走査線を含む、眼底23における2D光走査を行うために共に働く。眼底23に入射した光は、ほぼ垂直な1Dの扇状の光線46を含み、この1D扇状の光線46は、眼底23全体にわたってほぼ水平な走査方向に走査されて、眼底23において2D光走査が作り出される。眼底23からの戻り光は、走査転送システム7および走査器5を通して返送され、検出器(図示せず)によって収集される。このようにして、眼底23の画像が検眼鏡40によって作り出される。
図4を参照すると、本発明による検眼鏡の第4の実施形態が示されている。図4の検眼鏡は、図2および図3に示されている第2および第3の実施形態の検眼鏡と共通の構成要素を有し、同様の構成要素は同じ参照数字を使用して示されている。
図4では、検眼鏡50は、光システム3と、走査器5と、走査転送システム7とを備え、眼9を走査するのに使用される。光システム3は、レーザーを備える点光源11と、光線生成器42とを備える。さらに、検眼鏡50は、図2を参照しながら説明したように、走査転送デバイス32を備える。
図4の検眼鏡50の残りの構成要素は、図3の検眼鏡を参照しながら説明した態様で機能する。光線生成器42からの光は、検眼鏡50の走査転送デバイス32、走査器5および走査転送システム7によって眼9の眼底23上に送られる。光線生成器42、走査転送デバイス32、走査器5および走査転送システム7は、走査器5による1Dの扇状の光線44の1D走査線を含む、眼底23における2D光走査を行うために共に働く。眼底23に入射した光は、ほぼ垂直な1Dの扇状の光線46を含み、この1Dの扇状の光線46は、眼底23全体にわたってほぼ水平な走査方向に走査されて、眼底23において2D光走査がなされる。眼底23からの戻り光は、走査転送システム7、走査器5および走査転送デバイス32を通して返され、検出器(図示せず)によって収集される。このようにして、眼底23の画像が検眼鏡50によって作り出される。
走査転送システムが透光性の走査転送構成要素を備えるか、または走査転送システムが、反射または透光性構成要素であり得る複数の走査転送構成要素を備える本発明の第1の態様による検眼鏡のさらなる実施形態が提供され得ることは理解されよう。
図5を参照すると、眼底を走査する方法が示されている。本方法は、光システムを使用して線状光60を生成するステップと、走査器を使用して線状光62の少なくとも一部を受光するステップであって、走査器が検眼鏡内に配置されて、実質的に走査器の走査軸線に沿って線状光の少なくとも一部を受光するようになっている、ステップと、走査軸線を中心として走査器を移動させて線状光64の少なくとも一部の1D走査線を生成するステップであって、走査器が検眼鏡内に配置されて、走査器から眼の瞳孔を通って眼底上に1D走査線が転送されるようになっている、ステップと、走査転送システムを使用して走査器から1D走査線を受け1D走査線を眼66に転送するステップであって、走査転送システムが検眼鏡内に配置されて、システムの焦点に眼瞳孔が置かれ、走査転送システムが、走査器から眼瞳孔における焦点を通って眼底上に1D走査線を転送するように構成された、ステップとを含む。
[発明の項目]
[項目1]
線状光を生成する光システムと、
前記線状光の少なくとも一部を受光し、走査軸線を中心として可動であり、前記少なくとも一部の線状光の1D走査線を生成するようになっている走査器と、
前記走査器から前記1D走査線を受光し、前記1D走査線を眼に転送するようになっている走査転送システムと
を備える、眼底を走査するための検眼鏡であって、
前記走査器は、前記走査器が実質的に前記走査軸線に沿って前記線状光の前記少なくとも一部を受光するように前記検眼鏡内に配置され、前記走査転送システムは、前記眼の瞳孔が前記走査転送システムの焦点に置かれるように前記検眼鏡内に配置され、前記走査器から前記眼の瞳孔における前記焦点を通って前記眼底上に前記1D走査線を転送するように前記走査器は前記検眼鏡内に配置され前記走査転送システムは構成されている、検眼鏡。
[項目2]
前記走査器は、前記走査器が前記走査軸線と実質的に一致する前記光の中心軸線で前記線状光の前記少なくとも一部を受光するように前記走査器が前記検眼鏡内に配置されている、項目1に記載の検眼鏡。
[項目3]
前記走査器は、前記線状光の前記1D走査線の走査方向が前記走査器の前記走査軸線に対して或る角度にあるような形状を有する、項目1または2に記載の検眼鏡。
[項目4]
前記走査器の形状は実質的に平坦であり、前記角度は約90度である、項目3に記載の検眼鏡。
[項目5]
前記走査器はミラーの形態の反射要素を備える、項目1〜4のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目6]
前記走査器は、前記走査器が、前記光システムによって生成された前記線状光の実質的にすべてを受光するような寸法を有する、項目1〜5のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目7]
前記走査器は、前記走査器が前記眼底からの戻り光の実質的にすべてを受光すような寸法を有する、項目1〜6のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目8]
前記走査転送システムは走査転送構成要素を備える、項目1〜7のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目9]
前記走査転送システムは、前記走査転送構成要素の形状の選択によって前記走査器から前記眼の瞳孔における前記焦点を通って前記眼底上に前記1D走査線を転送するように構成されている、項目8に記載の検眼鏡。
[項目10]
前記走査転送構成要素は非球面形状を有する、項目8または9に記載の検眼鏡。
[項目11]
前記走査転送構成要素は円錐面の断面の形状を有する、項目10に記載の検眼鏡。
[項目12]
前記円錐面の前記断面の前記形状は、放物線、楕円または双曲面のいずれかである、項目11に記載の検眼鏡。
[項目13]
前記走査転送構成要素は反射構成要素を備える、項目8〜12のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目14]
前記反射構成要素は、2つの変数、例えば、前記反射構成要素の実質的に直交軸線を記述する2つの変数の1つまたは複数の多項式関数によって記述される形状を有する、項目13に記載の検眼鏡。
[項目15]
前記反射構成要素はミラーを備える、項目13または14に記載の検眼鏡。
[項目16]
前記走査転送構成要素は透光性構成要素を備える、項目8〜12のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目17]
前記透光性構成要素はレンズを備える、項目16に記載の検眼鏡。
[項目18]
前記走査転送構成要素は、前記1D走査線の前記少なくとも一部の線状光が、前記眼の角膜の外面に隣接する部位においてコリメートされるような形状を有する、項目8〜17のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目19]
前記走査転送構成要素は、実質的に前記眼底上の走査フィールドの複数の位置の各々からの戻り光が実質的に同様の焦点性質を有し、実質的に平面上の焦点にもたらされるような形状を有する、項目8〜18のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目20]
前記走査転送構成要素は、前記走査転送構成要素が前記走査器から前記1D走査線の実質的にすべてを受光するような寸法を有する、項目8〜19のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目21]
前記走査転送構成要素は、前記走査転送構成要素が前記眼底から戻り光の実質的にすべてを受光するような寸法を有する、項目8〜20のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目22]
前記走査転送システムは複数の走査転送構成要素を備える、項目1〜7のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目23]
前記走査転送システムは、前記走査転送構成要素の形状と前記走査転送構成要素の位置との選択によって前記走査器から前記眼の瞳孔における前記焦点を通って前記眼底上に前記1D走査線を転送するように構成されている、項目22に記載の検眼鏡。
[項目24]
前記光システムは、
点光源と、
その点光を受光し、走査軸線を中心として可動であり、前記点光を走査して前記線状光を生成するようになっている走査デバイスと
を備える、項目1〜23のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目25]
前記線状光は、前記点光を走査している前記走査デバイスによって連続的に生成され前記走査器における或るラインに向く複数の光線を含む、項目24に記載の検眼鏡。
[項目26]
前記走査デバイスは、前記走査デバイスが実質的に前記走査軸線上で前記点光を受光するように前記検眼鏡内に配置されている、項目24または25に記載の検眼鏡。
[項目27]
前記走査デバイスは、前記走査軸線が、前記眼の瞳孔に共役な平面中にあるように前記検眼鏡内に配置されている、項目24〜26のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目28]
前記走査デバイスは、前記走査デバイスの前記走査軸線が前記走査器の前記走査軸線に対して或る角度にあるように前記検眼鏡内に配置されていた、項目24〜27のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目29]
前記走査デバイスは平面ミラーを備える、項目24〜28のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目30]
前記光システムは、点光源と、前記線状光を生成するための光線生成器とを備える、項目1〜23のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目31]
前記線状光は、前記光線生成器によって同時に生成され前記走査器において光線を形成する複数の光線を含む、項目30に記載の検眼鏡。
[項目32]
前記光システムは、前記線状光を生成するための点光源の線アレイを備える、項目1〜23のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目33]
前記線状光は、前記点光源によって同時に生成され前記走査器において光線を形成する複数の光線を含む、項目32に記載の検眼鏡。
[項目34]
走査転送デバイスをさらに備える、項目1〜33のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目35]
前記走査転送デバイスは、前記光システムと前記走査器との間の前記検眼鏡内に配置されて、前記光システムから前記走査器に前記少なくとも一部の線状光が中継される、項目34に記載の検眼鏡。
[項目36]
前記走査転送デバイスは非球面ミラーを備える、項目34または35に記載の検眼鏡。
[項目37]
ワイドフィールド検眼鏡である、項目1〜36のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目38]
超ワイドフィールド検眼鏡である、項目1〜37のいずれか一項に記載の検眼鏡。
[項目39]
添付の図面に関して実質的に本明細書に記載された検眼鏡。
[項目40]
光システムを使用して線状光を生成するステップと、
走査器を使用して前記線状光の少なくとも一部を受光するステップであって、前記走査器が検眼鏡内に配置され、実質的に前記走査器の走査軸線に沿って前記線状光の前記少なくとも一部が受光されるようになっている、ステップと、
前記走査軸線を中心として前記走査器を移動させて前記線状光の前記少なくとも一部の1D走査線を生成するステップであって、前記走査器が前記検眼鏡内に配置され、前記走査器から前記眼の瞳孔を通って眼底上に前記1D走査線が転送されるようになっている、ステップと、
走査転送システムを使用して前記走査器から前記1D走査線を受光し前記1D走査線を前記眼に転送するステップであって、前記走査転送システムが前記検眼鏡内に配置され、前記走査転送システムの焦点に前記眼瞳孔が置かれ、前記走査転送システムが、前記走査器から前記眼の瞳孔における前記焦点を通って前記眼底上に前記1D走査線を転送するように構成されている、ステップと
を含む、眼の底を走査する方法。

Claims (33)

  1. 眼(9)の眼底(23)を走査するための検眼鏡(1、30、40、50)であって、
    点光源(11)と、前記点光源(11)からの点光を受光し且つ線状光を生成するように前記点光を走査するために第1の走査軸線について移動可能である走査デバイス(13)とを備える光システム(3)と、
    前記線状光の少なくとも一部を受光し、第2の走査軸線(19)を中心として可動であり、前記少なくとも一部の線状光の1D走査線を生成するように設計されている走査器(5)と、
    前記走査器(5)から前記1D走査線を受光し、前記1D走査線を眼(9)に転送するように設計されている走査転送システム(7)と
    を備えており、
    前記走査デバイス(13)は、前記第1の走査軸線が前記眼(9)の瞳孔(17)に共役な平面中にあるように、前記検眼鏡(1、30、40、50)に配置されており、
    前記走査器(5)は、走査転送システム(7)の焦点に配置されておらず、前記走査器が実質的に前記第2の走査軸線(19)に沿って前記線状光の前記少なくとも一部を受光するように前記検眼鏡(1、30、40、50)内に配置され、
    前記走査転送システム(7)は、前記眼(9)の前記瞳孔(17)が前記走査転送システム(7)の焦点に置かれるように前記検眼鏡(1、30、40、50)内に配置され、
    前記走査器(5)から前記眼の前記瞳孔(17)における前記焦点を通って前記眼底(23)上に前記1D走査線を転送するように前記走査器(5)は前記検眼鏡(1、30、40、50)内に配置され前記走査転送システム(7)は構成されている、検眼鏡。
  2. 前記走査器(5)は、前記走査器が前記第2の走査軸線(19)と実質的に一致する前記光の中心軸線で前記線状光の前記少なくとも一部を受光するように前記走査器が前記検眼鏡(1、30、40、50)内に配置されている、請求項1に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  3. 前記走査器(5)は、前記線状光の前記1D走査線の走査方向が前記走査器(5)の前記第2の走査軸線(19)に対して或る角度にあるような形状を有する、請求項1または2に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  4. 前記走査器の形状は実質的に平坦であり、前記角度は約90度である、請求項3に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  5. 前記走査器(5)はミラーの形態の反射要素を備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  6. 前記走査器(5)は、前記走査器が、前記光システム(3)によって生成された前記線状光の実質的にすべてを受光するような寸法を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  7. 前記走査器(5)は、前記走査器が前記眼底(23)からの戻り光の実質的にすべてを受光するような寸法を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  8. 前記走査転送システム(7)は走査転送構成要素を備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  9. 前記走査転送構成要素は、前記走査転送構成要素が前記走査器(5)から前記眼の前記瞳孔(17)における前記焦点を通って前記眼底(23)上に前記1D走査線を転送するような形状を有する、請求項8に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  10. 前記走査転送構成要素は非球面形状を有する、請求項8または9に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  11. 前記走査転送構成要素は円錐面の断面の形状を有する、請求項10に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  12. 前記円錐面の前記断面の前記形状は、放物線、楕円または双曲面のいずれかである、請求項11に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  13. 前記走査転送構成要素は反射構成要素を備える、請求項8〜12のいずれか一項に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  14. 前記反射構成要素は、2つの変数の1つまたは複数の多項式関数によって記述される形状を有する、請求項13に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  15. 前記反射構成要素は、前記反射構成要素の実質的に直交軸線を記述する2つの変数によって記述される形状を有する、請求項14に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  16. 前記反射構成要素はミラーを備える、請求項13〜15のいずれか一項に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  17. 前記走査転送構成要素は透光性構成要素を備える、請求項8〜12のいずれか一項に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  18. 前記透光性構成要素はレンズを備える、請求項17に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  19. 前記走査転送構成要素は、前記1D走査線の前記少なくとも一部の線状光が、前記眼(9)の角膜の外面に隣接する部位においてコリメートされるような形状を有する、請求項8〜18のいずれか一項に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  20. 前記走査転送構成要素は、実質的に前記眼底(23)上の走査フィールドの複数の位置の各々からの戻り光が実質的に同様の焦点性質を有し、実質的に平面上の焦点にもたらされるような形状を有する、請求項8〜19のいずれか一項に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  21. 前記走査転送構成要素は、前記走査転送構成要素が前記走査器(5)から前記1D走査線の実質的にすべてを受光するような寸法を有する、請求項8〜20のいずれか一項に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  22. 前記走査転送構成要素は、前記走査転送構成要素が前記眼底(23)から戻り光の実質的にすべてを受光するような寸法を有する、請求項8〜21のいずれか一項に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  23. 前記走査転送システムは複数の走査転送構成要素を備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  24. 前記走査転送構成要素は、前記走査器(5)から前記眼の前記瞳孔(17)における前記焦点を通って前記眼底(23)上に前記1D走査線を転送するようにそれぞれの形状を有するとともにそれぞれ配置されている、請求項23に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  25. 前記線状光は、前記点光を走査している前記走査デバイス(13)によって連続的に生成され前記走査器(5)における或るラインに向く複数の光線を含む、請求項1〜24の何れか1項に記載の検眼鏡(1)。
  26. 前記走査デバイス(13)は、前記走査デバイスが実質的に前記第1の走査軸線上で前記点光を受光するように前記検眼鏡(1)内に配置されている、請求項1〜25の何れか1項に記載の検眼鏡(1)。
  27. 前記走査デバイス(13)は、前記第1の走査軸線が前第2の走査軸線に対して或る角度にあるように前記検眼鏡(1)内に配置されている、請求項1〜26の何れか1項に記載の検眼鏡(1)。
  28. 前記走査デバイス(13)は平面ミラーを備える、請求項1〜27の何れか1項に記載の検眼鏡(1)。
  29. 走査転送デバイス(32)をさらに備える、請求項1〜28のいずれか一項に記載の検眼鏡(30、50)。
  30. 前記走査転送デバイス(32)は、前記光システム()と前記走査器(5)との間の前記検眼鏡内に配置されて、前記光システム()から前記走査器(5)に前記少なくとも一部の線状光が中継される、請求項29に記載の検眼鏡(30、50)。
  31. 前記走査転送デバイス(32)は非球面ミラーを備える、請求項29または30に記載の検眼鏡(30、50)。
  32. ワイドフィールド検眼鏡である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の検眼鏡(1、30、40、50)。
  33. 眼(9)の眼底(23)を走査する方法であって、
    点光源(11)と、前記点光源(11)からの点光を受光し且つ線状光を生成するように前記点光を走査するために第1の走査軸線について移動可能である走査デバイス(13)とを備え且つ前記第1の走査軸線が前記眼(9)の瞳孔(17)に共役な平面中にある光システム(3)を使用して線状光を生成するステップ(60)と、
    走査器(5)を使用して前記線状光の少なくとも一部を受光するステップ(62)であって、前記走査器(5)が検眼鏡(1)内に配置され、実質的に前記走査器(5)の第2の走査軸線(19)に沿って前記線状光の前記少なくとも一部が受光されるようになっている、ステップと、
    前記第2の走査軸線(19)を中心として前記走査器(5)を移動させて前記線状光の前記少なくとも一部の1D走査線を生成するステップ(64)であって、前記走査器(5)が走査転送システム(7)の焦点に配置されておらず、前記走査器(5)が前記検眼鏡(1)内に配置され、前記走査器(5)から前記眼(9)の前記瞳孔(17)を通って眼底(23)上に前記1D走査線が転送されるようになっている、ステップと、
    前記走査転送システム(7)を使用して前記走査器(5)から前記1D走査線を受光し前記1D走査線を前記眼(9)に転送するステップ(66)であって、前記走査転送システム(7)が前記検眼鏡(1)内に配置され、前記走査転送システムの焦点に前記眼の前記瞳孔(17)が置かれ、前記走査転送システム(7)が、前記走査器(5)から前記眼の前記瞳孔(17)における前記焦点を通って前記眼底(23)上に前記1D走査線を転送するように構成されている、ステップと
    を含む、方法。
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