JP6705935B1 - 企業保険支援システム、企業保険支援方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

企業保険支援システム、企業保険支援方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】企業保険の契約した団体において、保険会社との窓口業務を担う担当者の作業負荷を軽減する。【解決手段】団体保険支援システム14は、保険会社と団体保険を契約した団体に所属する団体保険の加入者により操作される加入者装置10、および、保険会社に対する窓口業務を担う団体の担当者により操作される窓口装置と接続される。団体保険支援システム14は、加入者装置10から送信された、団体保険に関する申請を受け付ける。団体保険支援システム14は、加入者装置10から送信された申請の内容を窓口装置12に表示させる。団体保険支援システム14は、窓口装置12において申請の内容を承認する旨が入力された場合、加入者装置10から送信された申請の内容に応じたデータ処理を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、データ処理技術に関し、特に企業保険支援システム、企業保険支援方法およびコンピュータプログラムに関する。
企業保険は、企業等の団体が保険会社と契約する保険であり、団体の従業員が加入者となる。企業保険では、保険契約者である団体が、保険会社に対する事務作業を担う代わりに、加入者が支払う保険料は、個人が保険会社と直接契約する場合より安価になる。
特開2009−259233号公報
企業保険では、保険会社に対する窓口業務を担う団体の担当者(以下「団体窓口」とも呼ぶ。)が定められる。加入者からの各種申請手続は、団体窓口から保険会社へ手続きされる必要があり、団体窓口の作業負荷が大きくなることがあった。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、1つの目的は、企業保険を契約した団体において、保険会社との窓口業務を担う担当者の作業負荷を軽減することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の企業保険支援システムは、保険会社と企業保険を契約した団体に所属する企業保険の加入者により操作される加入者装置、および、保険会社に対する窓口業務を担う団体の担当者により操作される窓口装置と、通信網を介して接続されるシステムであって、加入者装置から送信された、企業保険に関する申請を受け付ける申請受付部と、加入者装置から送信された申請の内容を窓口装置に表示させる第1表示部と、窓口装置において申請の内容を承認する旨が入力された場合、加入者装置から送信された申請の内容に応じたデータ処理を実行する処理部と、を備える。
本発明の別の態様は、企業保険支援方法である。この方法は、保険会社と企業保険を契約した団体に所属する企業保険の加入者により操作される加入者装置、および、保険会社に対する窓口業務を担う団体の担当者により操作される窓口装置と、通信網を介して接続されるシステムが、加入者装置から送信された、企業保険に関する申請を受け付けるステップと、加入者装置から送信された申請の内容を窓口装置に表示させるステップと、窓口装置において申請の内容を承認する旨が入力された場合、加入者装置から送信された申請の内容に応じたデータ処理を実行するステップと、を実行する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を装置、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを読み取り可能に記録した記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、企業保険の契約した団体において、保険会社との窓口業務を担う担当者の作業負荷を軽減することができる。
実施例の通信システムの構成を示す図である。 図1の団体保険支援サーバの機能ブロックを示すブロック図である。 加入者画面の例を示す図である。 窓口画面の1つであるトップ画面の例を示す図である。 窓口画面の1つである未承認一覧画面の例を示す図である。 窓口画面の1つである明細確認画面の例を示す図である。 窓口画面の1つである承認完了画面の例を示す図である。 窓口画面の1つである却下完了画面の例を示す図である。 窓口画面の1つである未承認一覧画面の例を示す図である。 窓口画面の1つである承認確認画面の例を示す図である。 窓口画面の1つである承認確認画面の例を示す図である。 窓口画面の1つである申請内容詳細画面の例を示す図である。 窓口画面の1つである却下確認画面の例を示す図である。
企業保険は、企業(団体)が契約者となり、企業活動において生じる様々なリスクに備えるために加入する保険の総称であり、団体保険商品と団体年金商品を含む。実施例では団体保険商品に関する手続を支援する技術を説明するが、実施例に記載の技術は、企業保険全般に関する手続(例えば団体年金商品に関する手続)を支援することにも適用可能である。
実施例の団体保険支援システムは、団体保険の加入者(例えば団体保険を契約した団体の従業員であり、被保険者とも言える)が各種申請手続を行うためのウェブサービスを提供する。これにより、団体保険を提供する保険会社は、団体保険の加入者(言い換えれば団体所属員)と直に接点を持つことができ、団体保険の加入者に対して定期的またはピンポイントで情報を提供することが可能になる。
また、実施例の団体保険支援システムは、団体保険の加入者から申請を直接受け付け、
受け付けた申請を、団体窓口を通した上でホストコンピュータへ連携する。これにより、団体保険としての枠組を担保することができる。また、従来、団体窓口は、加入者からの紙媒体での申請を受け付け、その申請内容を確認し、押印後に保険会社へ郵送しており、団体窓口の作業負荷が大きくなることがあった。実施例の団体保険支援システムは、団体窓口が、ウェブ画面にて、加入者からの申請を確認し、承認または却下する仕組みを提供する。これにより、団体窓口の作業負荷を大幅に軽減する。
図1は、実施例の通信システム1の構成を示す。通信システム1は、保険会社側に設置された団体保険支援システム14を備える。また、通信システム1は、保険会社と団体保険を契約した団体(企業等)側の加入者装置10a、加入者装置10b、加入者装置10c(総称する場合「加入者装置10」と呼ぶ。)と、窓口装置12とを備える。通信システム1の各装置は、LAN、WAN、インターネット等を含む通信網20を介して接続される。なお、通信システム1は、加入者装置10と窓口装置12の組について、保険会社と団体保険を契約した複数の団体に対応する複数の組を備えてもよい。
団体保険支援システム14は、任意加入型の団体保険に関する手続きを支援するための各種情報処理を実行する情報処理システムである。団体保険支援システム14は、ホストコンピュータ16と団体保険支援サーバ18を備える。ホストコンピュータ16は、団体保険に関する基幹業務を実行する情報処理装置である。団体保険支援サーバ18は、団体保険に関する加入者の手続および団体窓口の業務を支援する処理を実行する情報処理装置である。なお、図1の団体保険支援システム14の構成は一例であり、1台の装置により実現されてもよく、3台以上の装置が連携することにより実現されてもよい。
加入者装置10は、保険会社と団体保険を契約した団体の所属員であって、団体保険の加入者により操作される情報処理装置である。加入者装置10a、加入者装置10b、加入者装置10cは、それぞれ異なる加入者により操作される。窓口装置12は、保険会社と団体保険を契約した団体において予め定められた団体窓口(例えば総務部の担当者)により操作される情報処理装置である。加入者装置10と窓口装置12は、ウェブブラウザがインストールされたPC、タブレット端末またはスマートフォンであってもよい。
図2は、図1の団体保険支援サーバ18の機能ブロックを示すブロック図である。団体保険支援サーバ18は、制御部30、記憶部32、通信部34を備える。本明細書のブロック図で示す複数の機能ブロックは、ハードウェア的には、回路ブロック、メモリ、その他のLSIで構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムをCPUが実行すること等により実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
制御部30は、各種データ処理を実行する。記憶部32は、制御部30により参照または更新されるデータを記憶する。通信部34は、所定の通信プロトコルにしたがって外部装置と通信する。制御部30は、通信部34を介して、加入者装置10、窓口装置12およびホストコンピュータ16とデータを送受信する。
記憶部32は、申請記憶部36を含む。申請記憶部36は、複数の加入者装置10のそれぞれから送信された団体保険に関する申請データを記憶する。申請データは、申請のIDと、申請元の加入者を識別可能な情報(加入者ID等)と、申請内容と、ステータスとを含む。申請内容は、加入者の属性変更(例えば氏名、性別、生年月日等の変更)を要求する内容、または、積立年金給付金の払出を要求する内容(積立年金給付金請求申請とも言え、年金一部払出申請とも言える)を含む。ステータスは、申請の処理状態を示すデータであり、未承認、承認済、取り下げ(言い換えれば却下)を含む。
制御部30は、加入者画面生成部40、加入者画面提供部42、申請受付部44、申請通知部46、窓口画面生成部48、窓口画面提供部50、許否受付部52、事務処理部54を含む。これら複数の機能ブロックに対応する複数のモジュールが実装されたコンピュータプログラムは、記録媒体に格納されてよく、その記録媒体を介して団体保険支援サーバ18のストレージ(記憶部32等)にインストールされてもよい。団体保険支援サーバ18のCPUは、そのコンピュータプログラムをメインメモリに読み出して実行することにより、これら複数の機能ブロックの機能を発揮してもよい。
加入者画面生成部40と加入者画面提供部42は、加入者画面を加入者装置10に表示させる第2表示部として機能する。具体的には、加入者画面生成部40は、団体保険に関する申請を入力するための要素と、加入者に対して保険会社から情報を提供するための要素とを含むウェブページである加入者画面のデータを生成する。加入者画面提供部42は、加入者画面生成部40により生成された加入者画面のデータを加入者装置10へ送信することにより、加入者画面を加入者装置10の表示装置に表示させる。
申請受付部44は、加入者装置10から送信された、団体保険に関する申請データを受け付ける。申請受付部44は、受け付けた申請データを、ステータス「未承認」と対応付けて申請記憶部36に格納する。
申請通知部46は、申請記憶部36にステータス「未承認」の申請データが存在する場合、その申請データの処理を促す内容を窓口装置12へ通知する。例えば、申請通知部46は、ステータス「未承認」の申請データの一覧を示す電子メールを窓口装置12へ送信してもよい。
窓口画面生成部48と窓口画面提供部50は、加入者装置10から送信された申請の内容を窓口装置12に表示させる第1表示部として機能する。具体的には、窓口画面生成部48は、加入者装置10から送信された申請の内容と、団体窓口が申請を承認または却下するための要素とを含むウェブページである窓口画面(承認画面とも言える。)のデータを生成する。窓口画面提供部50は、窓口画面生成部48により生成された窓口画面のデータを加入者装置10へ送信することにより、窓口画面を窓口装置12の表示装置に表示させる。
許否受付部52は、窓口装置12から送信された許否データを受け付ける。許否データは、窓口画面に対する団体窓口(窓口担当者)の入力内容に基づくデータであって、加入者装置10から送信された申請を承認または却下することを示すデータである。許否データは、団体窓口により承認または却下された申請のIDを含む。
事務処理部54は、許否受付部52により受け付けられた許否データに基づいて、申請記憶部36に記憶された申請データを用いた、団体保険のための事務処理を実行する。事務処理部54は、窓口装置12において申請の内容を承認する旨が入力されたことを許否データが示す場合、その申請の内容に応じたデータ処理を実行する。事務処理部54は、属性変更部56、払出処理部58、結果通知部60を含む。
属性変更部56は、許否受付部52により受け付けられた許否データが、加入者の属性変更申請を承認する旨を示す場合、申請記憶部36に記憶された申請データのうち、許否データが示す申請IDにより特定される申請データ(ここでは「承認申請データ」と呼ぶ。)をもとに、加入者の属性変更処理を実行する。具体的には、属性変更部56は、申請記憶部36に記憶された承認申請データのステータスを「承認済」に設定するとともに、その承認申請データが示す属性変更を実行するよう指示するデータをホストコンピュータ16へ送信する。ホストコンピュータ16は、その指示に応じて、自機に保持された加入者の属性情報(例えば氏名、性別、生年月日等のマスタデータ)を変更する。
属性変更部56は、許否受付部52により受け付けられた許否データが、加入者の属性変更申請を却下する旨を示す場合、申請記憶部36に記憶された申請データのうち、許否データが示す申請IDにより特定される申請データ(ここでは「却下申請データ」と呼ぶ。)のステータスを「取り下げ」に設定する。属性変更部56は、却下申請データに基づく、加入者の属性変更処理を抑制する。
払出処理部58は、許否受付部52により受け付けられた許否データが、積立年金給付金請求申請(以下「払出申請」とも呼ぶ。)を承認する旨を示す場合、申請記憶部36に記憶された申請データのうち、許否データが示す申請IDにより特定される承認申請データをもとに、積立年金の一部払出処理を実行する。具体的には、払出処理部58は、申請記憶部36に記憶された承認申請データのステータスを「承認済」に設定するとともに、その承認申請データが示す積立年金の一部払出を実行するよう指示するデータをホストコンピュータ16へ送信する。ホストコンピュータ16は、金融機関の装置(不図示)と連携して、承認申請データが示す金額を申請元の加入者の口座に振り込む。
払出処理部58は、許否受付部52により受け付けられた許否データが、払出申請を却下する旨を示す場合、申請記憶部36に記憶された申請データのうち、許否データが示す申請IDにより特定される却下申請データのステータスを「取り下げ」に設定する。払出処理部58は、却下申請データに基づく、積立年金の一部払出処理を抑制する。
結果通知部60は、申請が承認または却下されたことを示す結果データを申請元の加入者装置10へ送信する。具体的には、結果通知部60は、許否受付部52により受け付けられた許否データが属性変更申請または払出申請を承認する旨を示す場合、承認申請データの送信元である加入者装置10に対して申請が承認されたことを示す結果データを送信する。また、結果通知部60は、許否受付部52により受け付けられた許否データが属性変更申請または払出申請を却下する旨を示す場合、却下申請データの送信元である加入者装置10に対して申請が却下されたことを示す結果データを送信する。
以上の構成による通信システム1の動作を説明する。
まず、加入者の属性変更(氏名、性別、生年月日等の変更)に関する動作を説明する。加入者装置10は、加入者の操作に応じて、加入者画面を要求するデータを団体保険支援サーバ18へ送信する。団体保険支援サーバ18の加入者画面生成部40は、上記要求するデータを受け付けた場合に加入者画面のデータを生成する。団体保険支援サーバ18の加入者画面提供部42は、加入者画面のデータを要求元の加入者装置10へ送信する。加入者装置10は、加入者画面を表示装置に表示させる。
図3は、加入者画面の例を示す。加入者画面70は、アイコン72、アイコン74、アイコン76、アイコン78を含む。アイコン72は、加入者が加入している保険を照会する画面へ遷移するためのアイコンである。アイコン74は、保険会社から加入者に対して提供された情報を表示する画面(「情報提供画面」とも呼ぶ。)へ遷移するためのアイコンである。アイコン76は、属性変更または積立年金給付金請求を申請する画面(「手続画面」とも呼ぶ。)へ遷移するためのアイコンである。アイコン78は、メールアドレスや暗証番号等の登録情報を変更する画面へ遷移するためのアイコンである。
例えば、アイコン74が選択されると、団体保険支援サーバ18は、加入者個人宛に書面で通知する「加入者通知書」、「配当明細」、「積立金残高通知書」のPDF(Portable Document Format)データを生成し、そのPDFデータを加入者装置10へ提供する。加入者装置10は、そのPDFデータを保存し、また、PDFデータの内容(上記の通知書等)を画面上で確認することができる。
この例では、加入者は、アイコン76を選択して、属性の変更後の値を含む申請内容を手続画面に入力する。なお、加入者は、加入者画面70でアイコン74を選択して情報提供画面を表示させることにより、保険会社から提供された各種情報を参照できる。このように、団体保険支援サーバ18は、団体保険に関する申請を入力するための要素(アイコン76、手続画面)と、加入者に対して保険会社から情報を提供するための要素(アイコン74、情報提供画面)の両方を含む加入者画面70を加入者装置10に表示させる。これにより、保険会社は、団体保険の加入者と直に接点を持つことができ、団体保険の個々の加入者に即した情報を随時提供することができる。
加入者装置10は、手続画面に入力された内容を含む属性変更の申請データを団体保険支援サーバ18へ送信する。団体保険支援サーバ18の申請受付部44は、属性変更の申請データを受け付けて申請記憶部36に格納する(ステータスは「未承認」)。団体保険支援サーバ18の申請通知部46は、ステータス「未承認」の申請データが申請記憶部36に格納されている場合、未承認の申請データがある旨を示す電子メールを、予め定められたタイミングで(例えば申請データの格納時や定期的に)窓口装置12へ送信する。団体窓口担当者は、その電子メールを閲覧したこと等を契機に、申請に対する承認作業を行う。
窓口装置12は、団体窓口担当者の操作に応じて、団体保険に関する各種情報を表示する窓口画面を要求するデータを団体保険支援サーバ18へ送信する。団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、上記要求するデータを受け付けた場合に窓口画面のデータを生成する。団体保険支援サーバ18の窓口画面提供部50は、窓口画面のデータを要求元の窓口装置12へ送信する。窓口装置12は、窓口画面を表示装置に表示させる。
図4は、窓口画面100の1つであるトップ画面101の例を示す。トップ画面101は、各種データを団体保険支援サーバ18からダウンロードする画面へ遷移させるダウンロードアイコン110、各種データを団体保険支援サーバ18へアップロードする画面へ遷移させるアップロードアイコン112を含む。さらにトップ画面101は、団体保険の加入者に関する各種異動手続きを行う画面へ遷移させる異動手続きアイコン114、団体保険の加入者の検索画面へ遷移させる加入者検索アイコン116、団体保険の加入者からの申請を処理する画面へ遷移させる申請受付アイコン118を含む。
団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、ステータスが「未承認」の申請データが申請記憶部36に格納されている場合、未承認の申請があることを示すメッセージを申請受付アイコン118に付加する。このメッセージは、効果的な注意喚起のために、各アイコンの通常の文字色とは異なる態様(より大きいサイズ、目立つ文字色等)に設定されてもよい。また、窓口画面生成部48は、新たな申請データが申請記憶部36に格納された場合、そのことを示す新着情報120をトップ画面101に設定する。
トップ画面101において申請受付アイコン118が選択されると、属性変更申請を処理するか、積立年金給付金請求申請を処理するかの選択画面が表示される。ここでは、選択画面において属性変更の申請を処理することが選択される。団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、属性変更の申請に関する未承認一覧画面のデータを生成する。窓口画面提供部50は、未承認一覧画面のデータを窓口装置12へ送信する。窓口装置12は、未承認一覧画面を表示装置に表示させる。
図5は、窓口画面100の1つである未承認一覧画面102の例を示す。団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、申請記憶部36に格納された属性変更の申請データのうちステータスが「未承認」の申請データの情報を並べた申請リスト122を未承認一覧画面102に設定する。図5の例では、申請番号「0205001A」は氏名変更の申請であり、申請番号「0211001A」は生年月日変更の申請である。団体窓口担当者は、承認対象とする1つ以上の申請を選択し、遷移ボタン128を押下する。なお、未承認一覧画面102では、団体保険支援サーバ18によるチェックの結果エラーとなった申請データ(ステータス「エラー」)も表示対象となる。
図5には不図示だが、ステータスが「未承認」である申請の個数が申請リスト122の1頁に収まらない場合、申請リスト122は複数の頁を含み、また、表示される頁を切り替えるためのアイコンが申請リスト122の近傍に設けられる。未承認一覧画面102の全選択ボタン124は、複数の申請を一括して承認対象として選択するためのボタンである。未承認一覧画面102において全選択ボタン124が押下されると、申請リスト122の全ての頁に亘る全ての申請が一括して選択状態となる。一方、全解除ボタン126が押下されると、申請リスト122の複数頁のページに亘って選択状態の全ての申請が未選択状態に戻る。変形例として、未承認一覧画面102は、全選択ボタン124が押下されると、申請リスト122の複数の頁のうち表示中の頁に含まれる全ての申請(すなわち未承認一覧画面102で表示中の申請のみ)が一括して選択状態となるよう構成されてもよい。
未承認一覧画面102において承認対象の申請が選択され、遷移ボタン128が押下されると、団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、明細確認画面のデータを生成する。窓口画面提供部50は、明細確認画面のデータを窓口装置12へ送信する。窓口装置12は、明細確認画面を表示装置に表示させる。
図6は、窓口画面100の1つである明細確認画面103の例を示す。団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、未承認一覧画面102で選択された申請に関する明細情報を並べた申請明細リスト130を明細確認画面103に設定する。団体窓口担当者は、申請明細リスト130を確認して承認ボタン132を押下する。
団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、ある加入者(例えば図5の「タナカ シオリ」)が複数の保険商品に加入していた場合、複数の保険商品に関する情報をホストコンピュータ16から取得し、複数の保険商品の情報をその加入者に対応付けて申請明細リスト130に設定する。例えば、図6の申請明細リスト130には、加入者「タナカ シオリ」が加入している2つの保険商品に関する情報が設定されている。後述の属性変更部56は、申請明細リスト130が示す個々の商品について加入者の属性変更処理を実行する。このように、実施例の団体保険支援システム14では、加入者による属性変更は、その加入者が加入している複数の保険商品に自動的に反映される。
また、団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、不備確認部(不図示)を含む。不備確認部は、未承認一覧画面102において遷移ボタン128が押下されると、申請明細リスト130の生成前にホストコンピュータ16と連携し、承認対象の各申請に不備があるか否かを確認する。窓口画面生成部48は、不備がある申請を明細確認画面103の申請明細リスト130から除外するとともに、不備がある申請の件数を明細確認画面103に表示させる(「エラー2件」等)。また、不備確認部は、不備がある申請のステータスを「エラー」に更新し、窓口画面生成部48は、図5の未承認一覧画面102が表示される場合、不備がある申請の処理状態を「エラー」と表示させる。
明細確認画面103において承認ボタン132が押下されると、窓口装置12は、申請明細リスト130に挙げられた申請(すなわち承認対象の申請)が承認されたことを団体保険支援サーバ18へ通知する。団体保険支援サーバ18の属性変更部56は、承認された申請のステータスを「承認済」に変更するとともに、承認された申請を行った加入者に関する属性変更処理を実行する。例えば、属性変更部56は、ホストコンピュータ16に記憶された加入者に関する属性情報を、承認された申請が示す変更後の値に更新する。
結果通知部60は、承認された申請を行った加入者装置10に対して、申請が承認されたことを示す電子メールを送信する。団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、承認完了画面のデータを生成し、窓口画面提供部50は、そのデータを窓口装置12へ送信する。窓口装置12は、承認完了画面を表示装置に表示させる。
図7は、窓口画面100の1つである承認完了画面104の例を示す。承認完了画面104は、加入者の属性変更に関する承認が完了したことを示し、また、注意喚起情報134を含む。注意喚起情報134は、全員加入型の団体保険における加入者の属性変更に関する内容を含む。既述したように、実施例の団体保険支援システム14は、任意加入型の団体保険に関する手続きを支援するものだが、承認完了画面104に注意喚起情報134を表示することにより、全員加入型の団体保険での手続き忘れを防止しやすくなる。
団体保険支援サーバ18の記憶部32は、任意加入型の団体保険を契約している団体が、全員加入型の団体保険も契約しているか否かを示す情報を記憶する。団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、団体が全員加入型の団体保険も契約している場合、全員加入型の団体保険について加入者の属性変更の手続きを別途行うように促す内容の注意喚起情報134を承認完了画面104に設定する。
ここまでは申請を承認する例を示したが、一方で申請を却下する場合、団体窓口担当者は、図5に示した未承認一覧画面102において却下対象とする申請を個別に選択する(例えば申請番号に設定されたリンクを選択する)。この場合、選択された申請の詳細情報を示す申請内容詳細画面が表示され、団体窓口担当者は、その画面の却下ボタンを押すことにより申請を却下する。
申請内容詳細画面において却下ボタンが押下されると、窓口装置12は、却下対象の申請について却下されたことを団体保険支援サーバ18へ通知する。団体保険支援サーバ18の属性変更部56は、却下された申請のステータスを「取り下げ」に変更し、当該申請の処理を終了する。結果通知部60は、却下された申請を行った加入者装置10に対して、申請が却下されたことを示す電子メールを送信する。団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、却下完了画面のデータを生成し、窓口画面提供部50は、そのデータを窓口装置12へ送信する。窓口装置12は、却下完了画面を表示装置に表示させる。
図8は、窓口画面100の1つである却下完了画面105の例を示す。却下完了画面105は、承認完了画面104の注意喚起情報134に対応する注意喚起情報136を含む。団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、団体が全員加入型の団体保険も契約している場合、全員加入型の団体保険における属性変更のキャンセルは別途行う必要があることを示す注意喚起情報136を却下完了画面105に設定する。これにより、全員加入型の団体保険における属性変更のキャンセル忘れを防止しやすくなる。
次に、積立年金給付金請求に関する動作を説明する。加入者は、図3に示した加入者画面70においてアイコン76を選択して、払出金額を含む申請内容を手続画面に入力する。加入者装置10は、手続画面に入力された内容を含む積立年金給付金請求の申請データを団体保険支援サーバ18へ送信する。団体保険支援サーバ18の申請受付部44は、積立年金給付金請求の申請データを受け付けて申請記憶部36に格納する(ステータスは「未承認」)。団体保険支援サーバ18の申請通知部46は、未承認の申請データがある旨を示す電子メールを窓口装置12へ送信する。団体窓口担当者は、上記電子メールを閲覧したこと等を契機に、申請に対する承認作業を行う。
窓口装置12は、図4に示した窓口画面100のトップ画面101を表示させる。トップ画面101において申請受付アイコン118が選択されると、属性変更申請を処理するか、積立年金給付金請求申請を処理するかの選択画面が表示される。ここでは、その選択画面において積立年金給付金請求申請を処理することが選択される。団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、積立年金給付金請求申請に関する未承認一覧画面のデータを生成する。窓口画面提供部50は、未承認一覧画面のデータを窓口装置12へ送信する。窓口装置12は、未承認一覧画面を表示装置に表示させる。
図9は、窓口画面100の1つである未承認一覧画面106の例を示す。団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、申請記憶部36に格納された積立年金給付金請求の申請データのうちステータスが「未承認」の申請データの情報を並べた申請リスト140を未承認一覧画面106に設定する。図9の例では、3つの積立年金給付金請求申請を示している。図5の未承認一覧画面102と同様に、未承認一覧画面106の申請リスト140も複数の頁を含み得る。また、表示される頁を切り替えるためのアイコンが申請リスト122の近傍に設置される。全選択ボタン124が押下されると、申請リスト140の全ての頁に亘る全ての申請が一括して選択状態となる。
未承認一覧画面106において承認対象の申請が選択され、遷移ボタン142が押下されると、団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、承認確認画面のデータを生成する。窓口画面提供部50は、承認確認画面のデータを窓口装置12へ送信する。窓口装置12は、承認確認画面を表示装置に表示させる。図10は、窓口画面100の1つである承認確認画面107の例を示す。承認確認画面107には、未承認一覧画面106において団体窓口担当者により承認対象として選択された1つ以上の積立年金給付金請求申請を並べた申請リスト144が配置される。
既述したように、団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は不備確認部(不図示)を含む。不備確認部は、未承認一覧画面106において遷移ボタン142が押下された際に、団体窓口担当者により承認対象として選択された積立年金給付金請求申請のデータを申請記憶部36から取得し、取得した申請データの中に不備がある申請データが存在するか否かを、ホストコンピュータ16と連携して確認する。不備確認部は、ホストコンピュータ16に記憶されたデータとの間で不整合が生じる申請データ(例えば残高<払出金額となる申請データ)を、不備がある申請データとして識別してもよい。不備確認部は、不備があると識別した申請データのステータスを「エラー」に更新する。
団体保険支援システム14では、団体窓口担当者により承認対象として選択された申請の中に不備を含む申請が存在する場合、不備を含む申請は、承認対象から自動的に除外される。具体的には、団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、不備確認部により不備を含むと識別された積立年金給付金請求申請を承認確認画面107の申請リスト144から除外し、不備が検出されない積立年金給付金請求申請のみ申請リスト144に設定する。この構成により、不備を含む申請が承認されてしまい、不備を含む申請に基づく処理(積立年金給付金の支払処理等)が実行されてしまうことを防止できる。特に、未承認一覧画面106では全選択ボタン124の押下により、複数の申請を一括選択可能であるため、不備を含む申請を承認対象から自動的に除外する構成は好適である。
図11も承認確認画面107の例を示す。団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、団体窓口担当者により承認対象として選択された1つ以上の積立年金給付金請求の申請データの中に不備がある申請データが存在した場合、その旨を報知する内容の注意喚起情報148を承認確認画面107に設定する。
承認確認画面107において承認ボタン146が押下されると、窓口装置12は、申請リスト144に含まれる申請(すなわち不備がない申請)が承認されたことを団体保険支援サーバ18へ通知する。団体保険支援サーバ18の払出処理部58は、承認された申請のステータスを「承認済」に変更するとともに、承認された申請に基づく積立年金給付金の払出処理を実行する。例えば、払出処理部58は、承認された申請が示す払出金額を加入者口座へ振り込むように指示するデータをホストコンピュータ16へ送信する。
結果通知部60は、承認された申請を行った加入者装置10に対して、申請が承認されたことを示す電子メールを送信する。団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、承認完了画面のデータを生成し、窓口画面提供部50は、そのデータを窓口装置12へ送信する。窓口装置12は、承認完了画面を表示装置に表示させる。
属性変更申請と同様に、積立年金給付金請求申請についても個々の申請ごとに却下する必要がある。団体窓口担当者は、図9に示した未承認一覧画面106において却下対象とする申請の申請番号に設けられたリンクを選択する。なお、団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、承認対象として一旦選択され、不備確認部により不備が検出された積立年金給付金請求申請については、未承認一覧画面106の申請リスト140において処理状態を「エラー」とする。例えば、団体窓口担当者は、未承認一覧画面106の申請リスト140において処理状態が「エラー」の申請を個々に選択する。
未承認一覧画面106において却下対象の積立年金給付金請求申請が選択されると、団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、却下対象の積立年金給付金請求申請の詳細情報を申請記憶部36から取得し、その詳細情報を含む申請内容詳細画面のデータを生成する。窓口画面提供部50は、申請内容詳細画面のデータを窓口装置12へ送信する。窓口装置12は、申請内容詳細画面を表示装置に表示させる。
図12は、窓口画面100の1つである申請内容詳細画面108の例を示す。申請内容詳細画面108は、却下対象の申請に関する詳細情報150を含む。申請内容詳細画面108において遷移ボタン152が押下されると、団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、却下確認画面のデータを生成する。窓口画面提供部50は、却下確認画面のデータを窓口装置12へ送信する。窓口装置12は、却下確認画面を表示装置に表示させる。
図13は、窓口画面100の1つである却下確認画面109の例を示す。却下確認画面109は、却下理由選択エリア154を含む。団体窓口担当者は、却下確認画面109の却下理由選択エリア154に表示された複数の却下理由の中から特定の却下理由を選択して却下ボタン156を押下する。
却下確認画面109において却下ボタン156が押下されると、窓口装置12は、却下対象の申請が却下されたことを、選択された却下理由とともに団体保険支援サーバ18へ通知する。団体保険支援サーバ18の払出処理部58は、却下された申請のステータスを「取り下げ」に変更し、当該申請の処理を終了する。結果通知部60は、却下された申請を行った加入者装置10に対して、申請が却下されたことを示す電子メールであり、かつ、窓口担当者により選択された却下理由を示す電子メールを送信する。
実施例の団体保険支援システム14によると、団体窓口担当者は、加入者からの申請内容を画面上で確認し、画面上の簡単な操作で申請を承認または却下することができる。例えば、団体窓口担当者が、保険会社に提出する申請書類を作成することや、申請書類の内容を画面に入力することが不要になる。これにより、団体保険としての枠組を担保しつつ、団体窓口の事務負荷を大幅に軽減することができる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下変形例を示す。
第1変形例を説明する。団体保険支援サーバ18は、各加入者のパスワードおよび暗証番号を記憶してもよい(以下、「登録パスワード」、「登録暗証番号」と呼ぶ。)。団体保険支援サーバ18は、加入者が加入者画面70に入力したパスワードまたは暗証番号を取得し、入力されたパスワードまたは暗証番号が、登録パスワードまたは登録暗証番号と一致するか否かを判定することで加入者を認証する認証部をさらに備えてもよい。認証部は、加入者の認証に連続して所定回数(例えば6回)失敗した場合、言い換えれば、加入者画面70に不正なパスワードまたは暗証番号が入力されることが所定回数続いた場合、加入者のアカウントをロックしてもよい。団体保険支援サーバ18は、アカウントがロックされた加入者に対する加入者画面の提供を制限してもよく、例えば、加入者画面70においてアイコン76が選択された場合の手続画面の提供を禁止してもよい。
団体保険支援サーバ18の認証部は、保険会社の担当者からアカウントロックの解除を指示する所定のデータが入力された場合、加入者のアカウントロックを解除してもよい。また、団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、アカウントロックの対象となった加入者情報を窓口画面100の「新着情報のお知らせ」等に表示させてもよい。団体保険支援サーバ18の認証部は、窓口装置12からアカウントロックの解除を指示する所定のデータが入力された場合、加入者のアカウントロックを解除してもよい。
第2変形例を説明する。団体保険支援サーバ18は、加入者がパスワードまたは暗証番号を忘れた場合に、加入者のパスワードまたは暗証番号を初期化する初期化部をさらに備えてもよい。加入者のパスワードまたは暗証番号の初期化は、例えば、加入者の新たな初期パスワードまたは初期暗証番号を発行することでもよい。初期化部は、保険会社の担当者から加入者のパスワードまたは暗証番号の初期化を指示する所定のデータが入力された場合、加入者のパスワードまたは暗証番号を初期化してもよい。さらに初期化部は、窓口装置12から加入者のパスワードまたは暗証番号の初期化を指示する所定のデータが入力された場合も、加入者のパスワードまたは暗証番号を初期化してもよい。
第3変形例を説明する。加入者装置10への電子メール送信時にエラーとなった場合、加入者に対して使用可能なメールアドレスの登録を促すため、エラーとなった加入者のメールアドレス(すなわち既登録のアドレス)と、それに紐付く加入者情報(氏名等)の一覧を団体窓口へ提供してもよい。例えば、団体保険支援サーバ18の窓口画面生成部48は、結果通知部60が加入者装置10へ電子メールを送信した際にエラーが発生した場合、エラーとなった加入者のメールアドレスを取得してもよい。窓口画面生成部48は、エラーとなった加入者のメールアドレスと、加入者の属性情報(氏名等)を対応付けた情報を含み、かつ、加入者の正しいメールアドレスの登録を促す情報を含む窓口画面100を生成し、その窓口画面100を窓口装置12に表示させてもよい。
第4変形例を説明する。団体保険支援サーバ18は、加入者が、IDおよびパスワードを記載したはがきシーラー(言い換えれば圧着はがき)を紛失した場合に、はがきシーラーの再発行を外部装置(ホストコンピュータ16等)に指示する再発行部をさらに備えてもよい。再発行部は、窓口装置12から加入者宛のはがきシーラーの再発行を指示する所定のデータが入力された場合、はがきシーラーの再発行を指示するデータを外部装置へ送信してもよい。
以降の第5変形例〜第8変形例は、第三者が加入者になりすますことへの対策である。第5変形例として、団体保険支援サーバ18は、加入者装置10からメールアドレスの変更要求(変更後のメールアドレスを含む)を受け付けた場合、変更前の加入者メールアドレス(既登録)と、変更後の加入者メールアドレスの両方に、メールアドレスの変更に関する内容の電子メールを送信する変更通知部をさらに備えてもよい。メールアドレスの変更に関する内容は、変更要求の受付日時や、変更後のメールアドレスを含んでもよい。
第6変形例として、団体保険支援サーバ18は、加入者装置10から暗証番号の変更要求(変更後の暗証番号を含む)を受け付けた場合に、既登録の加入者メールアドレスに、暗証番号の変更に関する内容の電子メールを送信する変更通知部をさらに備えてもよい。
第7変形例として、団体保険支援サーバ18は、属性変更または積立年金給付金請求の申請を加入者装置10から受け付けたときと、その申請を承認した旨を窓口装置12から受け付けたときの両方において、既登録の加入者メールアドレスに、申請完了または承認完了を示す完了通知を送信してもよい。例えば、団体保険支援サーバ18の申請通知部46は、属性変更申請または積立年金給付金請求申請を加入者装置10から受け付けたとき、申請完了を示す電子メールを加入者装置10および窓口装置12へ送信してもよい。また、団体保険支援サーバ18の結果通知部60は、申請承認の旨を窓口装置12から受け付けたとき、申請の承認完了を示す電子メールを加入者装置10へ送信してもよい。
第8変形例として、団体保険支援サーバ18の加入者画面生成部40は、積立年金給付金請求申請に関する内容を加入者に入力させる加入者画面70(手続画面)に、予め登録済の加入者氏名を設定してもよい。すなわち、加入者画面70(手続画面)に、加入者本人の氏名を自動表示させてもよい。団体保険支援サーバ18は、加入者画面70に自動表示された加入者氏名と、加入者画面70に対して加入者が入力した口座名義人の氏名とが不一致の場合、申請が不可になるよう制御してもよい。例えば、団体保険支援サーバ18の加入者画面生成部40は、加入者画面70に自動表示された加入者氏名と、入力された口座名義人氏名とが不一致の場合、申請が不可である旨を加入者画面70に表示させるとともに、申請の送信ができなくなるよう加入者画面70を制御してもよい。または、払出処理部58は、加入者画面70に自動表示された加入者氏名と、入力された口座名義人氏名とが不一致の場合、申請を自動的に却下してもよい。
なお、第5変形例〜第8変形例では、加入者装置10に対する電子メールの本文に、「お心当たりがない場合には、お手数ですが団体窓口ご担当者あてにご連絡下さいますようお願い申し上げます。」と記載することが望ましい。これにより、団体窓口をなりすまし被害を防止するためのセーフティネットとすることができる。
上述した実施例および変形例の任意の組み合わせもまた本開示の実施の形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施例および変形例それぞれの効果をあわせもつ。また、請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、実施例および変形例において示された各構成要素の単体もしくはそれらの連携によって実現されることも当業者には理解されるところである。
10 加入者装置、 12 窓口装置、 14 団体保険支援システム、 16 ホストコンピュータ、 18 団体保険支援サーバ、 40 加入者画面生成部、 42 加入者画面提供部、 44 申請受付部、 46 申請通知部、 48 窓口画面生成部、 50 窓口画面提供部、 54 事務処理部。

Claims (6)

  1. 保険会社と企業保険を契約した団体に所属する前記企業保険の加入者により操作される加入者装置、および、前記保険会社に対する窓口業務を担う前記団体の担当者により操作される窓口装置と、通信網を介して接続されるシステムであって、
    前記加入者装置から送信された、前記企業保険に関する加入者による申請を受け付ける申請受付部と、
    前記加入者装置から送信された前記加入者による申請の内容を前記窓口装置に表示させる第1表示部と、
    前記窓口装置から送信された、前記加入者による申請を承認または却下することを示すデータを受け付ける許否受付部と、
    前記加入者による請を承認することを示すデータが前記許否受付部により受け付けられた場合、前記加入者による申請の内容に応じた前記企業保険に関するデータ処理を実行する処理部と、
    前記団体が任意加入型の企業保険に加えて、全員加入型の企業保険も契約している場合、そのことを示す情報を記憶する第1記憶部と、
    を備え
    前記第1表示部は、前記加入者による申請が任意加入型の企業保険における前記加入者の属性変更を要求するものである場合、前記加入者の属性変更の内容を前記窓口装置に表示させ、前記窓口装置において前記加入者による申請が承認または却下された場合であって、かつ、前記団体が任意加入型の企業保険に加えて、全員加入型の企業保険も契約していることが前記第1記憶部に記憶されている場合には、前記全員加入型の企業保険における前記加入者の属性変更に関する内容であって、前記承認と前記却下のそれぞれに応じた内容を前記窓口装置にさらに表示させることを特徴とする企業保険支援システム。
  2. 前記第1表示部は、前記加入者装置から送信された申請の内容と、前記団体の担当者が申請を承認または却下するための要素とを含む承認画面を前記窓口装置に表示させることを特徴とする請求項1に記載の企業保険支援システム。
  3. 前記加入者装置から送信された、前記企業保険に関する加入者による申請のデータを記憶する第2記憶部と、
    不備確認部と、をさらに備え、
    前記第1表示部は、前記加入者装置から送信された複数の申請を示す一覧画面であって、かつ、前記団体の担当者が複数の申請を一括して承認対象として選択するための要素を含む一覧画面を前記窓口装置に表示させ、
    前記不備確認部は、前記一覧画面において承認対象として選択された複数の申請に対応する、前記第2記憶部に記憶された複数の申請のデータのそれぞれに不備があるか否かを確認し、
    前記第1表示部は、前記一覧画面において承認対象として選択された複数の申請の内容と、当該複数の申請を承認するための要素とを含む承認画面を前記窓口装置に表示させ、前記一覧画面において承認対象として選択された複数の申請の中に前記不備確認部により不備を含むことが確認された申請が存在する場合、当該不備を含むことが確認された申請を前記承認画面から除外ることを特徴とする請求項に記載の企業保険支援システム。
  4. 前記企業保険に関する申請を入力するための要素と、前記加入者に対して前記保険会社から情報を提供するための要素とを含む加入者画面を前記加入者装置に表示させる第2表示部をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の企業保険支援システム。
  5. 保険会社と企業保険を契約した団体に所属する前記企業保険の加入者により操作される加入者装置、および、前記保険会社に対する窓口業務を担う前記団体の担当者により操作される窓口装置と、通信網を介して接続されるシステムが、
    前記加入者装置から送信された、前記企業保険に関する加入者による申請を受け付けるステップと、
    前記加入者装置から送信された前記加入者による申請の内容を前記窓口装置に表示させるステップと、
    前記窓口装置から送信された、前記加入者による申請を承認または却下することを示すデータを受け付ける許否受付ステップと、
    前記許否受付ステップで前記加入者による請を承認することを示すデータを受け付けた場合、前記加入者による申請の内容に応じた前記企業保険に関するデータ処理を実行するステップと、
    を実行し、
    前記表示させるステップは、前記加入者による申請が任意加入型の企業保険における前記加入者の属性変更を要求するものである場合、前記加入者の属性変更の内容を前記窓口装置に表示させ、
    前記システムは、前記団体が任意加入型の企業保険に加えて、全員加入型の企業保険も契約している場合、そのことを示す情報を記憶部に記憶し、
    前記システムは、前記窓口装置において前記加入者による申請が承認または却下された場合であって、かつ、前記団体が任意加入型の企業保険に加えて、全員加入型の企業保険も契約していることが前記記憶部に記憶されている場合、前記全員加入型の企業保険における前記加入者の属性変更に関する内容であって、前記承認と前記却下のそれぞれに応じた内容を前記窓口装置に表示させるステップをさらに実行することを特徴とする企業保険支援方法。
  6. 保険会社と企業保険を契約した団体に所属する前記企業保険の加入者により操作される加入者装置、および、前記保険会社に対する窓口業務を担う前記団体の担当者により操作される窓口装置と、通信網を介して接続されるシステムに、
    前記加入者装置から送信された、前記企業保険に関する加入者による申請を受け付ける機能と、
    前記加入者装置から送信された前記加入者による申請の内容を前記窓口装置に表示させる機能と、
    前記窓口装置から送信された、前記加入者による申請を承認または却下することを示すデータを受け付ける許否受付機能と、
    前記加入者による請を承認することを示すデータが前記許否受付機能により受け付けられた場合、前記加入者による申請の内容に応じた前記企業保険に関するデータ処理を実行する機能と、
    を実現させ
    前記システムは、前記団体が任意加入型の企業保険に加えて、全員加入型の企業保険も契約している場合、そのことを示す情報を記憶部に記憶し、
    前記表示させる機能は、前記加入者による申請が任意加入型の企業保険における前記加入者の属性変更を要求するものである場合、前記加入者の属性変更の内容を前記窓口装置に表示させ、前記窓口装置において前記加入者による申請が承認または却下された場合であって、かつ、前記団体が任意加入型の企業保険に加えて、全員加入型の企業保険も契約していることが前記記憶部に記憶されている場合には、前記全員加入型の企業保険における前記加入者の属性変更に関する内容であって、前記承認と前記却下のそれぞれに応じた内容を前記窓口装置にさらに表示させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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