JP6699421B2 - 制御装置、電力設備、電力システム、制御装置による電力設備制御方法、電力設備による運転可能性表示方法および制御プログラム - Google Patents

制御装置、電力設備、電力システム、制御装置による電力設備制御方法、電力設備による運転可能性表示方法および制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、制御装置、電力設備、電力システム、制御装置による電力設備制御方法、電力設備による運転可能性表示方法および制御プログラムに関する。
近年、消費電力削減を目的としたデマンドレスポンス(DR)やピークカットに対応するために、需要家の有する発電機や蓄電池などの電力設備(以下、「設備」とも言う。)を利用することに注目が集まっている。このような目的を実現するための手段の一つとしてEMS(Energy Management System)による電力設備の自動制御が挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−143835号公報
しかし、EMSにより発電機や蓄電池等の電力設備を自動制御する場合、当該電力設備周辺にいる作業者が、電力設備の詳細な稼働目的やいつ動き出すのかを把握できないなど安全面で課題がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、電力設備の周辺にいる作業者の安全を確保した上で、電力設備を制御することのできる制御装置、電力システム、制御装置による電力設備制御方法および制御プログラムを提供することを目的とする。
また、周辺にいる作業者の安全を確保した上で運転することのできる電力設備、電力設備による運転可能性表示方法および制御プログラムを提供することも目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明の一実施態様に係る制御装置は、需要家に設置された電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を通知する通知部を備える。
(10)本発明の他の実施態様に係る電力設備は、自設備の運転開始前に、制御装置から、自設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記情報を表示画面に表示させる表示制御部とを備える。
(15)本発明の他の実施態様に係る電力システムは、需要家に設置された電力設備と、当該電力設備に接続された制御装置とを備え、前記制御装置は、前記電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を通知する通知部を有し、前記電力設備は、自装置の運転開始前に、前記制御装置から、自設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記情報を表示画面に表示させる表示制御部とを有する。
(16)本発明の他の実施態様に係る制御装置による電力設備制御方法は、需要家に設置された電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を通知するステップを含む。
(17)本発明の他の実施態様に係る電力設備による運転可能性表示方法は、電力設備の運転開始前に、制御装置から、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を取得するステップと、取得した前記情報を表示画面に表示させるステップとを含む。
(18)本発明の他の実施態様に係る制御プログラムは、需要家に設置された電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を通知する通知部としてコンピュータを機能させる。
(19)本発明の他の実施態様に係る制御プログラムは、電力設備の運転開始前に、制御装置から、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記情報を表示画面に表示させる表示制御部としてコンピュータを機能させる。
なお、本発明は、制御装置または電力設備の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現することもできる。
本発明によると、電力設備の周辺にいる作業者の安全を確保した上で、電力設備の制御および運転を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る電力システムの機能的構成の一例を示すブロック図である。 電力設備としての蓄電池および発電機の主要な機能的構成を示すブロック図である。 運転計画通知機能において、制御装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 表示画面の表示例を示す図である。 運転事前通知機能において、制御装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 表示画面の表示例を示す図である。 運転計画変更通知機能において、制御装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 表示画面の表示例を示す図である。 運転可能性レベル通知機能において、制御装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 運転可能性レベルの決定処理の一例について説明するための図である。 通知部から電力設備への情報の通知タイミングを説明するための図である。
[本発明の基礎となった知見]
本発明者は、「背景技術」の欄において記載した、従来のシステムに関し、以下の知見を見出した。
発電機や蓄電池などの分散電源に代表される電力設備は、ローカル制御またはリモート制御により運転する。ローカル制御とは、電力設備が有する運転モードに従った制御、または手動による制御のことである。リモート制御とは、遠隔に設置されたEMSからの指令に基づく制御のことである。
従来、電力設備がローカル制御により運転する際には、電力設備に設置された表示パネルに、どういった運転モードで運転しているのかが表示される。例えば、表示パネルには、電力設備の運転モードとして、スケジュール運転モードおよび受電一定運転モードのいずれかのモードが表示される。スケジュール運転モードとは、予め定められたスケジュールに従って電力設備が運転するモードのことであり、受電一定運転モードとは、受電電力が一定となるように電力設備が運転するモードのことである。また、表示パネルには、電力設備がローカル制御およびリモート制御のいずれで制御されているのかも同時に表示される。
ローカル制御においては、作業者が電力設備の運転モードを直接選択したり、電力設備を手動で運転させたりしている。このため、作業者は、電力設備が稼働する際に、電力設備の周辺に十分に注意を払うことができる。
しかし、リモート制御においては、EMSから電力設備に対して、電力設備がいつから動き出すのかについての通知が無い。よって、電力設備の周辺にいる作業員は、電力設備がいつ動き出すのかを事前に判断することができない。このため、作業者が電力設備の保守点検作業を行っている最中に、電力設備が動き出すと、電力設備に大電流が流れたり、電力設備が備える構造体が動き出したりして、作業者が危険にさらされる問題がある。このため、電力設備の運転時には、作業者を電力設備に近づけないようにしなければならない。
また、リモート制御においては、EMSから電力設備に対して、電力設備の運転目的についての通知が無い。このため、電力設備の表示パネルには、運転目的が表示されない。運転目的には、例えば、ピークカットや、デマンドレスポンスなどがある。運転目的が表示されないことより、作業者は、EMSが意図したとおりに電力設備が稼働しているか否かを知ることができない。このため、EMSの意図通りに電力設備が稼働していない場合であっても、作業者は電力設備を停止させたり、電力設備から離れるなどの措置を取ることができない。
本開示では、電力設備の周辺にいる作業者の安全を確保した上で、電力設備の制御および運転を行うことのできる態様について説明する。
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
(1)本発明の一実施態様に係る制御装置は、需要家に設置された電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を通知する通知部を備える。
この構成によると、電力設備の運転を制御する制御装置から、電力設備の運転開始前に、電力設備に対して電力設備の運転の可能性または電力設備の運転目的が通知される。このため、電力設備は、通知された運転の可能性または運転目的を表示画面に表示させることができる。これにより、電力設備の周辺にいる作業者は、電力設備の運転の可能性または運転目的を、電力設備の運転開始前に知ることができ、電力設備から離れるなどの安全を確保するための措置を取ることができる。よって、電力設備の周辺にいる作業者の安全を確保した上で、電力設備を制御することができる。
(2)好ましくは、上述の制御装置は、さらに、前記電力設備の運転計画を取得する運転計画取得部を備え、前記通知部は、前記運転計画取得部が取得した前記運転計画に基づく前記電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記運転の可能性を示す情報として、前記運転計画を通知する。
この構成によると、電力設備の運転開始前に、電力設備の運転計画が、電力設備に通知される。このため、電力設備は、通知された運転計画を表示画面に表示させることができる。これにより、作業者は、どのようなタイミングで電力設備が運転開始するのかを事前に知ることができ、電力設備の運転時には電力設備から離れるなどの安全を確保するための措置を取ることができる。
(3)好ましくは、上述の制御装置は、さらに、前記電力設備の運転計画を取得する運転計画取得部を備え、前記通知部は、前記運転計画取得部が取得した前記運転計画に基づく前記電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記運転の可能性を示す情報として、前記電力設備の運転開始までの時間を通知する。
この構成によると、運転計画に基づく電力設備の運転開始前に、電力設備の運転開始までの時間が、電力設備に通知される。このため、電力設備は、電力設備の運転開始までの時間を表示画面に表示させることができる。これにより、作業者は、電力設備の運転開始までに、現在行っている作業を中断し、電力設備から離れるなどの安全を確保するための措置を取ることができる。
(4)好ましくは、上述の制御装置は、さらに、前記電力設備の運転目的を取得する運転計画取得部を備え、前記通知部は、前記電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記運転計画取得部が取得した前記運転目的を通知する。
この構成によると、運転計画に基づく電力設備の運転開始前に、電力設備の運転目的が、電力設備に通知される。このため、電力設備は、電力設備の運転開始前に、電力設備の運転目的を表示させることができる。これにより、作業者は、どのような目的で電力設備が運転されるかを事前に知ることができる。
(5)好ましくは、上述の制御装置は、さらに、前記電力設備の運転計画および運転目的の少なくとも一方を取得する運転計画取得部と、前記運転計画取得部が取得した前記運転計画および前記運転目的の少なくとも一方に基づいて、前記電力設備の運転開始時刻または前記運転目的が変更されたか否かを判断する変更判断部とを備え、前記通知部は、前記変更判断部によって前記運転開始時刻または前記運転目的が変更されたと判断された場合に、前記電力設備に対して、変更後の前記運転計画または前記運転目的を通知する。
この構成によると、電力設備の運転開始時刻または運転目的が変更された場合に、電力設備に対して、変更後の運転計画または運転目的が通知される。このため、電力設備は、変更後の運転計画または運転目的を表示画面に表示させることができる。これにより、作業者は、変更後の運転計画または運転目的を知ることができる。よって、作業者は、安全を確保するための措置を適切に取ることができる。
(6)さらに好ましくは、前記通知部は、さらに、前記電力設備の運転開始時刻が所定の設定時間内にあれば、前記電力設備または前記電力設備の周囲に警報を発する。
この構成によると、所定の設定時間内に運転開始時刻が変更された場合に、警報を発することができる。このため、電力設備の周囲にいる作業者は、電力設備から離れるなどの安全を確保するための措置を取ることができる。
(7)好ましくは、上述の制御装置は、さらに、前記電力設備の運転計画を取得する運転計画取得部と、前記運転計画取得部が取得した前記運転計画に従わずに前記電力設備が運転する可能性の度合いを示す運転可能性レベルを決定する運転可能性レベル決定部とを備え、前記通知部は、前記運転の可能性を示す情報として、前記運転可能性レベル決定部が決定した前記運転可能性レベルを前記電力設備に通知する。
この構成によると、電力設備の運転可能性レベルが電力設備に通知される。このため、電力設備は、運転可能性レベルを表示画面に表示させることにより、電力設備の周囲にいる作業者に電力設備の運転の可能性の度合いを伝えることができる。これにより、電力設備の周辺にいる作業者は、電力設備の運転の可能性の度合いを知ることができ、度合いに応じて安全を確保するための措置を取ることができる。例えば、運転可能性レベルが高中低の3段階で示されている場合に、運転可能性レベルが低であれば、作業者は特に何もしないが、運転可能性レベルが中であれば、作業者は電力設備から避難する準備を行う。また、運転可能性レベルが高であれば、作業者は、即座に、電力設備から避難する。
(8)さらに好ましくは、前記通知部は、さらに、前記運転可能性レベルに応じた警報を、前記電力設備または前記電力設備の周囲に発する。
この構成によると、運転可能性レベルに応じた警報を発することができる。このため、電力設備の周囲にいる作業者は、電力設備が運転する可能性の度合いを警報の種類に応じて判断することができ、当該度合いに応じた適切な措置を取ることができる。
(9)さらに好ましくは、前記運転可能性レベル決定部は、前記需要家の目標電力および受電電力に基づいて、前記運転可能性レベルを決定する。
この構成によると、需要家の目標電力および受電電力に基づいて、運転可能性レベルを決定することができる。制御装置は、受電電力が目標電力を超えないように、電力設備を稼働させる。このため、例えば、受電電力から、受電電力が目標電力を超える可能性の度合いを運転可能性レベルとして決定することができる。これにより、電力設備の運転可能性レベルを決定することができる。
(10)本発明の他の実施態様に係る電力設備は、自設備の運転開始前に、制御装置から、自設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を取得する取得部と、前記情報を表示画面に表示させる表示制御部とを備える。
この構成によると、電力設備は、電力設備の運転開始前に、電力設備の運転の可能性または運転目的を表示画面に表示させることができる。これにより、電力設備の周辺にいる作業者は、電力設備の運転の可能性または運転目的を、電力設備の運転開始前に知ることができ、電力設備から離れるなどの安全を確保するための措置を取ることができる。よって、電力設備は、電力設備の周辺にいる作業者の安全を確保した上で運転することができる。
(11)好ましくは、前記取得部は、前記制御装置から、前記運転の可能性を示す情報として、自設備の運転計画を取得し、前記表示制御部は、前記取得部が取得した前記運転計画を前記表示画面に表示させる。
この構成によると、電力設備は、電力設備の運転開始前に、電力設備の運転計画を表示画面に表示させることができる。これにより、作業者は、どのようなタイミングで電力設備が運転開始するのかを事前に知ることができ、電力設備の運転時には電力設備から離れるなどの安全を確保するための措置を取ることができる。
(12)好ましくは、前記取得部は、前記制御装置から、前記運転の可能性を示す情報として、自設備の運転開始までの時間を取得し、前記表示制御部は、前記取得部が取得した前記自設備の運転開始までの時間を前記表示画面に表示させる。
この構成によると、電力設備は、電力設備の運転開始までの時間を表示画面に表示させることができる。これにより、作業者は、電力設備の運転開始までに、現在行っている作業を中断し、電力設備から離れるなどの安全を確保するための措置を取ることができる。
(13)好ましくは、前記取得部は、前記制御装置から、自設備の運転目的を取得し、前記表示制御部は、前記取得部が取得した前記運転目的を前記表示画面に表示させる。
この構成によると、電力設備は、電力設備の運転開始前に、電力設備の運転目的を表示画面に表示させることができる。これにより、作業者は、どのような目的で電力設備が運転されるかを事前に知ることができ、運転目的に応じて電力設備から離れるなどの安全を確保するための措置を取ることができる。
(14)好ましくは、前記取得部は、前記制御装置から、前記運転の可能性を示す情報として、自設備の運転計画に従わずに自設備が運転する可能性の度合いを示す運転可能性レベルを取得し、前記表示制御部は、前記取得部が取得した前記運転可能性レベルを前記表示画面に表示させる。
この構成によると、電力設備は、電力設備の運転可能性レベルを表示画面に表示させることにより、作業者に電力設備の運転の可能性の度合いを伝えることができる。これにより、電力設備の周辺にいる作業者は、電力設備の運転の可能性の度合いを知ることができ、度合いに応じて安全を確保するための措置を取ることができる。例えば、運転可能性レベルが高中低の3段階で示されている場合に、運転可能性レベルが低であれば、作業者は特に何もしないが、運転可能性レベルが中であれば、作業者は電力設備から避難する準備を行う。また、運転可能性レベルが高であれば、作業者は、即座に、電力設備から避難する。
(15)本発明の他の実施態様に係る電力システムは、需要家に設置された電力設備と、当該電力設備に接続された制御装置とを備え、前記制御装置は、前記電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を通知する通知部を有し、前記電力設備は、自装置の運転開始前に、前記制御装置から、自設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記情報を表示画面に表示させる表示制御部とを有する。
この構成によると、電力設備の運転を制御する制御装置から、電力設備の運転開始前に、電力設備に対して電力設備の運転の可能性または電力設備の運転目的が通知される。このため、電力設備は、通知された運転の可能性または電力設備の運転目的を表示画面に表示させることができる。これにより、電力設備の周辺にいる作業者は、電力設備の運転の可能性または電力設備の運転目的を、電力設備の運転開始前に知ることができ、電力設備から離れるなどの安全を確保するための措置を取ることができる。よって、電力設備の周辺にいる作業者の安全を確保した上で、電力設備を制御することができる。
(16)本発明の他の実施態様に係る制御装置による電力設備制御方法は、需要家に設置された電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を通知するステップを含む。
この制御方法は、上述の制御装置が備える処理部に対応するステップを含む。このため、この構成によると、上述の制御装置と同様の作用および効果を奏することができる。
(17)本発明の他の実施態様に係る電力設備による運転可能性表示方法は、電力設備の運転開始前に、制御装置から、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を取得するステップと、取得した前記情報を表示画面に表示させるステップとを含む。
この制御方法は、上述の電力設備が備える処理部に対応するステップを含む。このため、この構成によると、上述の電力設備と同様の作用および効果を奏することができる。
(18)本発明の他の実施態様に係る制御プログラムは、需要家に設置された電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を通知する通知部としてコンピュータを機能させる。
この制御プログラムは、上述の制御装置が備える処理部としてコンピュータを機能させる。このため、この構成によると、上述の制御装置と同様の作用および効果を奏することができる。
(19)本発明の他の実施態様に係る制御プログラムは、電力設備の運転開始前に、制御装置から、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記情報を表示画面に表示させる表示制御部としてコンピュータを機能させる。
この制御プログラムは、上述の電力設備が備える処理部としてコンピュータを機能させる。このため、この構成によると、上述の電力設備と同様の作用および効果を奏することができる。
[本願発明の実施形態の詳細]
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
[1.システムの全体構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る電力システムの機能的構成の一例を示すブロック図である。
電力システム1は、制御装置10と、蓄電池20と、発電機22と、警報装置24Aおよび24Bとを備える。
制御装置10は、具体的には、EMSであり、需要家に設置された電力設備の動作を制御する。制御装置10は、一般には、需要家の電力設備とは離れた場所に設置される。
蓄電池20は、需要家に設置された電力設備の一例であり、レドックスフロー電池、リチウムイオン電池、溶融塩電池、鉛蓄電池などの二次電池を含む。
発電機22は、需要家に設置された電力設備の一例であり、例えば、ガスやディーゼル油などの燃焼エネルギーまたは燃料電池などの、化学変化によるエネルギーを電気エネルギーに変換する発電機を含む。
警報装置24Aは、蓄電池20の近くに設置され、例えば、光によって警報を発する回転警告灯やシグナルタワー、または音によって警報を発するサイレンなどを含む。警報装置24Aは、蓄電池20に関する警報を発する。
警報装置24Bは、発電機22の近くに設置され、警報装置24Aと同様に、回転警告灯やシグナルタワー、またはサイレンなどを含み、発電機22に関する警報を発する。
[2.制御装置10の構成]
図1に示すように、制御装置10は、発電予測部11と、需要予測部12と、データ収集部13と、運転計画作成部14と、運転計画記憶部15と、運転制御部16と、変更判断部17と、運転可能性レベル決定部18と、通知部19とを備える。
発電予測部11は、需要家に備えられた太陽光発電装置による発電実績や、気象情報などに基づいて、太陽光発電装置による発電量を予測する。なお、需要家に太陽光発電装置が設置されていない場合には、発電予測部11は無くてもよい。
需要予測部12は、需要家の過去および現在の電力需要実績などに基づいて、当該需要家の需要電力量を予測する。
データ収集部13は、蓄電池20および発電機22から、蓄電池20および発電機22などの電力設備の現在状態(稼働および非稼働の別、電力設備の出力など)を収集する。
運転計画作成部14は、電力設備の運転計画および運転目的を取得する運転計画取得部の一例であり、電力設備の運転目的に応じた電力設備の運転計画を作成する。運転目的には、例えば、ピークカットや、デマンドレスポンスなどがある。つまり、運転計画作成部14は、これらの運転目的に応じ、発電予測部11が予測した太陽光発電装置の予測発電量と、需要予測部12が予測した予測需要電力量と、データ収集部13が収集した電力設備(蓄電池20および発電機22)の現在状態とに基づいて、運転計画を作成する。例えば、運転計画作成部14は、数理計画法を用いて、最適な運転計画を作成する。運転計画は、電力設備ごとに、運転開始時刻および運転終了時刻と、電力設備の出力などを示す。
なお、運転計画作成部14は、一定周期で(例えば、10分ごとに)、運転計画を作成し直す。なお、運転計画作成部14は、外部のコンピュータから運転計画および運転目的を取得するようにしてもよい。
運転計画記憶部15は、電力設備の運転目的と、運転計画作成部14が作成した運転計画とを記憶する記憶装置であり、HDD(Hard Disk Drive)などにより構成される。
運転制御部16は、運転計画作成部14が作成し、運転計画記憶部15に記憶されている運転計画に基づいて、蓄電池20および発電機22の運転を制御する。例えば、13:00〜13:30の間、発電機22を運転させる運転計画が運転計画記憶部15に記憶されているとする。この場合、運転制御部16は、13:00に発電機22に対して、発電機22に運転を開始させるための制御信号を送信し、13:30に発電機22に対して、発電機22の運転を終了させるための制御信号を送信する。つまり、運転制御部16は、制御信号送信部として機能する。
変更判断部17は、運転計画作成部14が作成し、運転計画記憶部15に記憶されている運転計画および運転目的に基づいて、電力設備ごとに、電力設備の運転開始時刻または運転目的が変更されたか否かを判断する。急なデマンドレスポンスに対応する場合などは、運転目的がピークシフトからデマンドレスポンスに変更される場合がある。
また、運転計画が、例えば10分ごとに作成される場合には、変更判断部17は、10分ごとに変更判断を行う。
運転可能性レベル決定部18は、運転計画記憶部15に記憶されている運転計画に従わずに電力設備が運転する可能性の度合いを示す運転可能性レベルを決定する。例えば、運転可能性レベルは、「高」、「中」、「低」の3段階で示される。運転可能性レベルの決定方法については後述する。
通知部19は、運転制御部16による電力設備の運転開始前に、電力設備に対して、電力設備の運転の可能性および電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を通知する。運転の可能性を示す情報には、運転計画、運転開始までの時間、または運転可能性レベルが含まれる。制御装置10には、運転計画通知機能、運転事前通知機能、運転計画変更通知機能および運転可能性レベル通知機能と呼ばれる4つの機能が備えられている。通知部19は、各機能に基づいて、電力設備に対して、電力設備の運転の可能性を示す情報および電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を通知する。なお、通知部19の機能は運転制御部16に備えられていてもよい。以下、それぞれの機能について説明する。
(1)運転計画通知機能
通知部19は、運転計画に基づく電力設備の運転開始前に、その電力設備に対して、運転計画および運転目的を通知する。具体的には、通知部19は、予めユーザにより設定された指定時刻(例えば、8:00)に、運転計画および運転目的を通知する。電力設備は、通知された運転計画および運転目的を、電力設備の表示画面に表示する。なお、通知部19は、運転計画を通知し、運転目的を通知しないようにしてもよい。
(2)運転事前通知機能
通知部19は、運転計画に基づく電力設備の運転開始前に、その電力設備に対して、電力設備の運転開始までの時間を通知する。なお、時間の通知タイミングは、ユーザにより予め設定された設定時間に基づいて決定される。つまり、通知部19は、運転開始までの時間が設定時間以内となったタイミングにおいて、電力設備に対して、運転開始までの時間を通知する。電力設備は、通知された運転開始までの時間を、電力設備の表示画面に表示する。
例えば、設定時間が30分であり、蓄電池20の運転開始時刻が12:00である場合には、通知部19は、11:30に、蓄電池20に対して、運転開始までの時間として「30分」を通知する。その後、通知部19は、12:00になるまで、運転開始までの時間を更新しながら、当該時間を蓄電池20に通知する。なお、蓄電池20に、運転開始までの時間を計測するタイマーが備えられている場合には、運転開始までの時間を1度通知した後の逐次の通知は不要である。
また、通知部19は、電力設備の運転開始までの時間が設定時間以内となったタイミングにおいて、警報装置24Aまたは24Bに対して、警報信号を送信する。警報信号に応答して、警報装置24Aまたは24Bは、警報を発する。なお、通知部19は、電力設備の運転が開始されるまでの間、警報信号を送信し続けるようにしてもよい。これにより、警報装置24Aまたは24Bは、蓄電池20または発電機22の運転が開始されるまでの間、警報を発することができる。また、通知部19は、電力設備の運転中も、警報信号を送信し続けるようにしてもよい。これにより、警報装置24Aまたは24Bは、蓄電池20または発電機22の運転中も、警報を発することができる。
(3)運転計画変更通知機能
通知部19は、変更判断部17によって電力設備の運転開始時刻または運転目的が変更されたと判断された場合に、その電力設備に対して、変更後の運転計画または運転目的を通知する。電力設備は、通知された運転計画および運転目的を、電力設備の表示画面に表示する。
この時、通知部19は、運転計画が変更されたことにより、運転設備の運転開始までの時間が設定時間以内となった場合には、警報装置24Aまたは24Bに対して、警報信号を送信する。警報信号に応答して、警報装置24Aまたは24Bは、警報を発する。
(4)運転可能性レベル通知機能
通知部19は、運転可能性レベル決定部18が決定した運転可能性レベルを電力設備に通知する。電力設備は、通知された運転可能性レベルを、電力設備の表示画面に表示する。
また、通知部19は、運転可能性レベルを、警報装置24Aまたは24Bに送信する。警報装置24Aまたは24Bは、運転可能レベルを受信し、受信した運転可能レベルに応じた警報を発する。例えば、警報装置がシグナルタワーで構成されている場合には、警報装置24Aまたは24Bは、運転可能レベルの「高」、「中」および「低」に対応して「赤」、「黄」および「緑」のシグナルをそれぞれ点灯または点滅させる。
[3.電力設備の構成]
図2は、電力設備としての蓄電池20の主要な機能的構成を示すブロック図である。発電機22の構成も同様である。なお、図2では、本実施の形態に関連する処理部のみを示しており、それ以外の構成については示していない。
蓄電池20は、運転制御部25と、取得部26と、表示制御部27と、表示画面28とを備える。
運転制御部25は、制御装置10からの制御信号を受信し、受信した制御信号に基づいて、蓄電池20の運転を制御する。つまり、制御装置10の運転制御部16から運転を開始させるための制御信号を受信した場合には、運転制御部25は、当該制御信号に応答して、蓄電池20の運転を開始させる。つまり、運転制御部25は、蓄電池20に充放電処理を実行させる。また、運転制御部25は、運転制御部16から運転を終了させるための制御信号を受信した場合には、当該制御信号に応答して、蓄電池20の運転を終了させる。
また、運転制御部25は、蓄電池20の現在状態(稼働および非稼働の別、出力など)を、制御装置10に送信する。
取得部26は、蓄電池20の運転開始前に、制御装置10から、蓄電池20の運転の可能性および蓄電池20の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を取得する。蓄電池20の運転の可能性を示す情報とは、運転計画、運転開始までの時間または運転可能性レベルを含む。
表示制御部27は、取得部26が取得したこれらの情報を、表示画面28に表示させる。
表示画面28は、液晶ディスプレイなどにより構成される。
[4.制御装置10の処理フロー]
次に、制御装置10の処理の流れを示しながら、制御装置10が実行する処理について具体的に説明する。以下では、上述した運転計画通知機能、運転事前通知機能、運転計画変更通知機能および運転可能性レベル通知機能の各機能において制御装置10が実行する処理について説明する。
なお、制御装置10上は、4つの機能の処理を並行して実行する。
(1)運転計画通知機能
図3は、運転計画通知機能において、制御装置10が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
通知部19は、現在時刻が、予めユーザにより設定された指定時刻になるまで待機する(S11)。
現在時刻が指定時刻になった場合には(S11でYES)、通知部19は、運転計画作成部14が作成し、運転計画記憶部15に記憶されている運転計画および運転目的の情報を、蓄電池20および発電機22に送信することで通知する(S12)。
例えば、指定時刻が8:00に設定されている場合には、通知部19は、8:00になった時点で、運転計画および運転目的を、蓄電池20および発電機22に通知する。
運転計画および運転目的の情報を受信した蓄電池20および発電機22は、それぞれ、表示画面28に運転計画および運転目的を表示する制御を行う。
図4は、表示画面28の表示例を示す図である。図4に示すように、表示画面28には、運転目的と、各電力設備の運転計画とが表示される。
図4に示す表示例では、電力設備の運転目的はピークカットであることが示されている。また、運転計画のグラフが示されている。当該グラフの横軸は時間を示し、縦軸は電力を示す。各セグメントは10分ごとの受電電力、蓄電池20の放電量、および発電機22の発電量の計画値を示している。この運転計画によると、たとえば、14:00から14:30の間は、蓄電池20および発電機22を共に運転させずに、8000kW前後の電力を受電するよう計画されている。また、14:30から15:10の間は、受電電力が7000kW以下になるように、蓄電池20および発電機22の運転が計画されている。
(2)運転事前通知機能
図5は、運転事前通知機能において、制御装置10が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
通知部19は、運転計画記憶部15に記憶されている運転計画から、蓄電池20および発電機22の各々の運転開始時刻を読み取る(S21)。
通知部19は、運転開始時刻まで設定時間以内になるまで待機する(S22)。例えば、蓄電池20の運転開始時刻が14:30であり、設定時間が30分であれば、通知部19は、14:00になるまで待機する。
運転開始時刻まで設定時間以内になった時点で(S22でYES)、通知部19は、電力設備の運転開始までの時間と、運転計画記憶部15に記憶されている運転目的とを通知する(S23)。例えば、通知部19は、14:00に、蓄電池20に対して運転開始までの時間「30分」と、運転目的「ピークカット」とを通知する。
運転開始までの時間と運転目的とを受信した蓄電池20または発電機22は、表示画面28に受信した情報を表示する制御を行う。
図6は、表示画面28の表示例を示す図である。図6に示すように、表示画面28には、運転目的31と、運転開始までの時間を示す棒グラフ32およびテキスト33とが表示される。なお、表示画面28に示すように、運転計画に基づいて、運転開始時刻34と運転終了時刻35とを表示するようにしてもよい。また、表示画面28には、運転可能性レベル36および棒グラフ37が表示されるが、これらについては後述する。
再度図5を参照して、通知部19は、ステップS23で通知を行った電力設備に対応した警報装置24Aまたは警報装置24Bに対して、警報信号を送信する(S24)。これにより、警報装置24Aまたは警報装置24Bは、警報信号に応答して、警報を発する。例えば、ステップS23で蓄電池20に通知を行っている場合には、通知部19は、警報装置24Aに対して、警報信号を送信する。
通知部19は、現在時刻が運転開始時刻になるまで(S25)、ステップS23およびS24の処理を繰り返し実行する。これにより、図6に示した運転開始までの時間を示す棒グラフ32およびテキスト33とが、経時的に変化する。
(3)運転計画変更通知機能
図7は、運転計画変更通知機能において、制御装置10が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
運転計画作成部14は、一定周期で運転計画を更新する。このため、運転計画作成部14は、運転計画の更新タイミングになるまで待機し(S31)、運転計画の更新タイミングとなった時点で(S31でYES)、運転計画を更新する(S32)。なお、運転計画作成部14は、更新後の運転計画を運転計画記憶部15に記憶させる。
通知部19は、更新後の運転計画および運転目的と更新前の運転計画および運転目的とを比較し、電力設備の運転開始時刻または運転目的が変更されたか否かを判断する(S33)。
運転開始時刻または運転目的が変更されていれば(S33でYES)、通知部19は、現在時刻から運転開始時刻までの時間が設定時間以内か否かを判断する(S34)。
設定時間以内ではないと判断した場合には(S34でNO)、通知部19は、設定時間以内になるまで待機する。
設定時間以内であると判断した場合には(S34でYES)、通知部19は、運転計画記憶部15に記憶された更新後の運転計画および運転目的を、蓄電池20および発電機22に通知する(S35)。
更新後の運転計画および運転目的を受信した蓄電池20および発電機22は、表示画面28に受信した運転計画および運転目的を表示する制御を行う。
図8は、表示画面28の表示例を示す図である。図8に示すように、表示画面28には、更新後の、運転目的と、各電力設備の運転計画とが表示される。
図8に示すグラフは、図4に示すグラフと同様であるが、計画値が異なる。例えば、図4に示すグラフでは、14:20には発電機22を運転していなかったが、図8に示すグラフでは、発電機22を運転させている。
また、図8の表示例では、「※運転計画が変更されました」とのメッセージが合わせて表示され、作業者に注意喚起を促している。
再度図7を参照して、通知部19は、警報装置24Aまたは警報装置24Bに対して、警報信号を送信する(S36)。これにより、警報装置24Aおよび警報装置24Bは、警報信号に応答して、警報を発する。
(4)運転可能性レベル通知機能
図9は、運転可能性レベル通知機能において、制御装置10が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
運転可能性レベル決定部18は、運転計画記憶部15に記憶されている運転計画に従わずに電力設備が運転する可能性の度合いを示す運転可能性レベルを決定する(S41)。つまり、運転可能性レベル決定部18は、需要家の目標電力および受電電力に基づいて、電力設備の運転可能性レベルを決定する。ここで、需要家の目標電力は、予めユーザにより設定されているものとする。また、需要家の受電電力は実績値であり、運転計画作成部14から取得する。運転可能性レベル決定部18は、運転可能性レベルを、「高」、「中」、「低」の3段階で示す。ただし、運転可能性レベルの例はこれに限定されるものではない。
図10は、運転可能性レベルの決定処理の一例について説明するための図である。
例えば、需要家の目標電力が1000kWに設定されているものとする。また、30分間の需要家の需要電力の最大変動量が50kWに設定されているものとする。需要電力の最大変動量は、予めユーザにより設定されていてもよいし、過去の需要電力の実績から統計的に算出されてもよい。この場合、運転可能性レベル決定部18は、需要家の現在の受電電力が950kW以上であれば、運転可能性レベルを「高」と判断する。また、運転可能性レベル決定部18は、需要家の現在の受電電力が900kW以上かつ950kW未満であれば、運転可能性レベルを「中」と判断する。また、運転可能性レベル決定部18は、需要家の現在の受電電力が900kW未満であれば、運転可能性レベルを「低」と判断する。なお、運転可能性レベルの「高」および「中」を判断するための受電電力の範囲は、最大電力量と同じ値に設定する必要はなく、ユーザが任意に設定可能である。
通知部19は、運転可能性レベル決定部18が決定した運転可能性レベルを、蓄電池20および発電機22に通知する(S42)。
運転可能性レベルの通知を受けた蓄電池20および発電機22は、それぞれ、表示画面28に、運転可能性レベルを表示する制御を行う。
つまり、図6に示したように、蓄電池20および発電機22は、表示画面28に、運転可能性レベル36と、運転可能性レベルを示す棒グラフ37とを表示する。棒グラフ37は、その長さで、運転可能性レベルの違いを示しており、運転可能性レベルが「高」の場合、棒グラフ37の長さが最も長く、「低」の場合、棒グラフ37の長さが最も短い。
通知部19は、運転可能性レベル決定部18が決定した運転可能性レベルに応じた警報信号を、警報装置24Aおよび24Bに送信する(S43)。これにより、警報信号を受信した警報装置24Aおよび24Bは、運転可能性レベルに応じた警報を発することができる。例えば、警報装置24Aおよび24Bがシグナルタワーで構成されている場合には、警報装置24Aまたは24Bは、運転可能レベルの「高」、「中」および「低」に応じた警報信号に応答して、「赤」、「黄」および「緑」のシグナルをそれぞれ点灯または点滅させる。
[5.通知部19の通知タイミング]
次に、以上説明した4つの機能における、通知部19から各電力設備への、情報の通知タイミングについて説明する。
図11は、通知部19から電力設備への情報の通知タイミングを説明するための図である。矢印の横軸は時間を示す。
指定時刻になると、通知部19は、運転計画通知機能において、運転計画と運転目的を、電力設備に通知する。
また、電力設備の運転開始時刻から設定時間前になると、通知部19は、運転事前通知機能において、運転開始までの時間と運転目的を、電力設備に通知する。
また、運転開始時刻から設定時間以内に運転計画または運転目的が変更された場合には、通知部19は、運転計画変更通知機能において、変更後の運転計画と運転目的を、電力設備に通知する。なお、運転開始時刻から設定時間よりも前に運転計画または運転目的が変更された場合には、運転開始時刻から設定時間前になった時点で、変更後の運転計画と運転目的の通知が行われる。
なお、運転可能性レベル通知機能における、通知部19から電力設備への運転可能性レベルの通知は、任意のタイミングにおいて行われる。このため、図11には、そのタイミングを図示していない。
[6.実施の形態の効果等]
以上説明したように、本発明の実施の形態によると、運転計画通知機能によって、電力設備の運転開始前に、電力設備の運転計画が、電力設備に通知される。このため、電力設備は、通知された運転計画を表示画面28に表示させることができる。これにより、作業者は、どのようなタイミングで電力設備が運転開始するのかを事前に知ることができ、電力設備の運転時には電力設備から離れるなどの安全を確保するための措置を取ることができる。
また、電力設備の運転開始前に、運転計画に加えて運転目的が、電力設備に通知される。このため、電力設備は、通知された運転目的を表示画面28に表示させることができる。これにより、作業者は、電力設備の運転目的を知ることができ、制御装置10が意図したとおりに電力設備が稼働しているか否かを知ることができる。制御装置10の意図通りに電力設備が稼働していない場合には、作業者は電力設備を停止させたり、電力設備から離れるなどの措置を取ることができる。
また、運転事前通知機能によって、運転計画に基づく電力設備の運転開始前に、電力設備の運転開始までの時間が、電力設備に通知される。このため、電力設備は、電力設備の運転開始までの時間を表示画面28に表示させることができる。これにより、作業者は、電力設備の運転開始までに、現在行っている作業を中断し、電力設備から離れるなどの安全を確保するための措置を取ることができる。
また、運転計画変更通知機能によって、電力設備の運転開始時刻または運転目的が変更された場合に、電力設備に対して、変更後の運転計画または運転目的が通知される。このため、電力設備は、変更後の運転計画または運転目的を表示画面28に表示させることができる。これにより、作業者は、変更後の運転計画または運転目的を知ることができる。よって、作業者は、安全を確保するための措置を適切に取ることができる。
また、所定の設定時間内に運転開始時刻が変更された場合には、通知部19から警報装置24Aまたは24Bに対して警報信号が送信される。このため、警報装置24Aまたは24Bは、警報を発することができる。よって、電力設備の周囲にいる作業者は、電力設備から離れるなどの安全を確保するための措置を取ることができる。
また、運転可能性レベル通知に機能によって、電力設備の運転可能性レベルが電力設備に通知される。このため、電力設備は、運転可能性レベルを表示画面28に表示させることにより、作業者に電力設備の運転の可能性の度合いを伝えることができる。これにより、電力設備の周辺にいる作業者は、電力設備の運転の可能性の度合いを知ることができ、度合いに応じて安全を確保するための措置を取ることができる。例えば、運転可能性レベルが高中低の3段階で示されている場合に、運転可能性レベルが「低」であれば、作業者は特に何もしないが、運転可能性レベルが「中」であれば、作業者は電力設備から避難する準備を行う。また、運転可能性レベルが「高」であれば、作業者は、即座に、電力設備から避難する。
[7.付記]
上記の制御装置10は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクドライブ、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュータシステムとして構成されてもよい。RAMまたはハードディスクドライブには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、制御装置10は、その機能を達成する。ここでコンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。
また、図2に示した蓄電池20および発電機22の主要な構成もコンピュータシステムとして構成されていてもよい。
さらに、上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、1個のシステムLSIから構成されているとしてもよい。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
また、本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、本発明は、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、上記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
さらに、本発明は、上記コンピュータプログラムまたは上記デジタル信号をコンピュータ読取可能な非一時的な記録媒体、例えば、ハードディスクドライブ、CD−ROM、半導体メモリなどに記録したものとしてもよい。
また、上記コンピュータプログラムに含まれる各ステップは、複数のコンピュータにより実行されてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電力システム
10 制御装置
11 発電予測部
12 需要予測部
13 データ収集部
14 運転計画作成部
15 運転計画記憶部
16、25 運転制御部
17 変更判断部
18 運転可能性レベル決定部
19 通知部
20 蓄電池
22 発電機
24A、24B 警報装置
26 取得部
27 表示制御部
28 表示画面

Claims (17)

  1. 需要家に設置された電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうち少なくとも一方を示す情報を通知する通知部と、
    前記電力設備の運転計画に従わずに前記電力設備が運転する可能性の度合いを示す運転可能性レベルを決定する運転可能性レベル決定部とを備え、
    前記通知部は、前記運転の可能性を示す情報として、前記運転可能性レベル決定部が決定した前記運転可能性レベルを前記電力設備に通知する
    制御装置。
  2. さらに、前記電力設備の運転計画を取得する運転計画取得部を備え、
    前記通知部は、前記運転計画取得部が取得した前記運転計画に基づく前記電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記運転の可能性を示す情報として、前記運転計画を通知する
    請求項1に記載の制御装置。
  3. さらに、前記電力設備の運転計画を取得する運転計画取得部を備え、
    前記通知部は、前記運転計画取得部が取得した前記運転計画に基づく前記電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記運転の可能性を示す情報として、前記電力設備の運転開始までの時間を通知する
    請求項1に記載の制御装置。
  4. さらに、前記電力設備の運転目的を取得する運転計画取得部を備え、
    前記通知部は、前記電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記運転計画取得部が取得した前記運転目的を通知する
    請求項1に記載の制御装置。
  5. さらに、前記電力設備の運転計画および運転目的の少なくとも一方を取得する運転計画取得部と、
    前記運転計画取得部が取得した前記運転計画および前記運転目的の少なくとも一方に基づいて、前記電力設備の運転開始時刻または前記運転目的が変更されたか否かを判断する変更判断部とを備え、
    前記通知部は、前記変更判断部によって前記運転開始時刻または前記運転目的が変更されたと判断された場合に、前記電力設備に対して、変更後の前記運転計画または前記運転目的を通知する
    請求項1に記載の制御装置。
  6. 前記通知部は、さらに、前記電力設備の運転開始時刻が所定の設定時間内にあれば、前記電力設備または前記電力設備の周囲に警報を発する
    請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記通知部は、さらに、前記運転可能性レベルに応じた警報を、前記電力設備または前記電力設備の周囲に発する
    請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 前記運転可能性レベル決定部は、前記需要家の目標電力および受電電力に基づいて、前記運転可能性レベルを決定する
    請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の制御装置。
  9. 自設備の運転開始前に、制御装置から、自設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうち少なくとも一方を示す情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記情報を自設備の表示画面に表示させる表示制御部と
    を備え
    前記取得部は、前記制御装置から、前記運転の可能性を示す情報として、自設備の運転計画に従わずに自設備が運転する可能性の度合いを示す運転可能性レベルを取得し、
    前記表示制御部は、前記取得部が取得した前記運転可能性レベルを前記表示画面に表示させる、
    電力設備。
  10. 前記取得部は、前記制御装置から、前記運転の可能性を示す情報として、自設備の運転計画を取得し、
    前記表示制御部は、前記取得部が取得した前記運転計画を前記表示画面に表示させる
    請求項に記載の電力設備。
  11. 前記取得部は、前記制御装置から、前記運転の可能性を示す情報として、自設備の運転開始までの時間を取得し、
    前記表示制御部は、前記取得部が取得した前記自設備の運転開始までの時間を前記表示画面に表示させる
    請求項または請求項1に記載の電力設備。
  12. 前記取得部は、前記制御装置から、自設備の運転目的を取得し、
    前記表示制御部は、前記取得部が取得した前記運転目的を前記表示画面に表示させる
    請求項〜請求項1のいずれか1項に記載の電力設備。
  13. 需要家に設置された電力設備と、
    当該電力設備に接続された制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を通知する通知部と、
    前記電力設備の運転計画に従わずに前記電力設備が運転する可能性の度合いを示す運転可能性レベルを決定する運転可能性レベル決定部とを備え、
    前記通知部は、前記運転の可能性を示す情報として、前記運転可能性レベル決定部が決定した前記運転可能性レベルを前記電力設備に通知し、
    前記電力設備は、
    設備の運転開始前に、前記制御装置から、自設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうち少なくとも一方を示す情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記情報を表示画面に表示させる表示制御部とを有し、
    前記取得部は、前記制御装置から、前記運転の可能性を示す情報として、自設備の運転計画に従わずに自設備が運転する可能性の度合いを示す運転可能性レベルを取得し、
    前記表示制御部は、前記取得部が取得した前記運転可能性レベルを前記表示画面に表示させる、
    電力システム。
  14. 需要家に設置された電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を通知するステップと、
    前記電力設備の運転計画に従わずに前記電力設備が運転する可能性の度合いを示す運転可能性レベルを決定するステップとを含み、
    前記通知するステップでは、前記運転の可能性を示す情報として、決定された前記運転可能性レベルを前記電力設備に通知する
    制御装置による電力設備制御方法。
  15. 電力設備の運転開始前に、制御装置から、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうち少なくとも一方を示す情報を取得するステップと、
    取得した前記情報を前記電力設備の表示画面に表示させるステップと
    を含み、
    前記取得するステップでは、前記制御装置から、前記運転の可能性を示す情報として、前記電力設備の運転計画に従わずに前記電力設備が運転する可能性の度合いを示す運転可能性レベルを取得し、
    前記表示させるステップでは、取得された前記運転可能性レベルを前記表示画面に表示させる、
    電力設備による運転可能性表示方法。
  16. 需要家に設置された電力設備の運転開始前に、前記電力設備に対して、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうちの少なくとも一方を示す情報を通知する通知部と
    前記電力設備の運転計画に従わずに前記電力設備が運転する可能性の度合いを示す運転可能性レベルを決定する運転可能性レベル決定部と
    してコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、
    前記通知部は、前記運転の可能性を示す情報として、前記運転可能性レベル決定部が決定した前記運転可能性レベルを前記電力設備に通知する、
    制御プログラム。
  17. 電力設備の運転開始前に、制御装置から、前記電力設備の運転の可能性および前記電力設備の運転目的のうち少なくとも一方を示す情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記情報を前記電力設備の表示画面に表示させる表示制御部と
    してコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、
    前記取得部は、前記制御装置から、前記運転の可能性を示す情報として、前記電力設備の運転計画に従わずに前記電力設備が運転する可能性の度合いを示す運転可能性レベルを取得し、
    前記表示制御部は、前記取得部が取得した前記運転可能性レベルを前記表示画面に表示させる、
    制御プログラム。
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