JP6697264B2 - 映像識別装置、テレビ受信機及び映像識別方法 - Google Patents

映像識別装置、テレビ受信機及び映像識別方法 Download PDF

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本発明は、映像信号識別装置、受信機、映像信号識別方法及びプログラムに関する。
近年、撮像素子(イメージ・センサー)の高ビット化などにより、映像の高ダイナミックレンジ(HDR:High Dynamic Range)化が進んでいる。HDRは、現実世界により近い画像表現することを目的とした技術であり、陰影をリアルに表現できる、眩しさ・きらめきを表現できるなどの利点がある。また、一般的なダイナミックレンジ(SDR:Standard Dynamic Renge)の画像は、高輝度情報を撮影時又は編集時に圧縮もしくは切り捨てており、ダイナミックレンジが狭く、特に、明るい部分の映像表現に乏しい。
一方、コンテンツ制作に用いられるカメラは、通常、HDR映像を撮影する能力を持つ。しかしながら、ダイナミックレンジを100nits程度の標準的なディスプレイに適した輝度に圧縮・変換して編集した後にコンテンツ利用者に提供するのが実情である。そして、コンテンツを提供する形態は、ディジタル放送、インターネット経由でのストリーミング配信、メディア販売などさまざまである。コンテンツ制作者においてコンテンツの編集に用いられる多くのマスター・モニターは、最大輝度が100nits程度であり、元の制作時における高輝度信号情報を圧縮し、階調が損なわれ、臨場感が失われた状態で作業する必要があった。
しかしながら、最近では、1000nitsを超える最大輝度を持つ高輝度ディスプレイが市販され始めている。
このような状況に鑑みて、HDR映像信号の映像フォーマットについて、規格が作成されている(例えば、非特許文献1)。
非特許文献1に記載された映像フォーマットは、STD-B67で規定される映像フォーマットであり、その映像信号の輝度値は、最小輝度値を0、最大輝度を100とした場合、輝度値0から50まではカメラへの入力光に比例した電圧をγ補正と類似した値に比例し、輝度値50から100までは、カメラへの入力光に比例した電圧をログ演算した値に比例している。
ARIB STD-B67 Version 1.0, July 3, 2015
今後、放送においても、HDR映像は普及すると思われるが、その過渡期においては、従来のSDR映像信号も運用されることが想定される。
しかし、入力される映像信号には、HDR映像又はSDR映像であることを識別する識別フラグが付されていないものある。また、その識別フラグを読み取り処理することが必要であるが、既存の機器は、そのフラグを読めないため、自動では適切にHDR映像又はSDR映像を表示できない、また、HDR映像とSDR映像とが混在した運用ができない等の問題があり、HDR映像とSDR映像とを識別するための識別フラグなどの識別情報によらず、映像信号がHDR映像であるか、SDR映像であるかを識別する技術が必要である。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的は、HDR映像とSDR映像とを識別するための識別フラグなどの識別情報によらず、映像信号がHDR映像であるか、SDR映像であるかを識別することができる映像信号識別装置、受信機、映像信号識別方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の一態様は、入力映像信号における、フレームの輝度値毎の画素数を算出する算出手段と、前記フレームの輝度値毎の画素数に基づいて、前記入力映像信号が、HDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号であるか、SDR(SDR:Standard Dynamic Renge)映像信号であるかを識別する識別手段とを有する映像識別装置である。
本発明の一態様は、入力映像信号における、フレームの輝度値毎の画素数を算出する算出手段と、前記フレームの輝度値毎の画素数に基づいて、前記入力映像信号が、HDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号であるか、SDR(SDR:Standard Dynamic Renge)映像信号であるかを識別する識別手段と、前記識別手段の識別結果に基づいて、前記入力映像信号の映像出力処理を行う映像出力処理手段とを有するテレビ受信機である。
本発明の一態様は、入力映像信号における、フレームの輝度値毎の画素数を算出し、前記フレームの輝度値毎の画素数に基づいて、前記入力映像信号が、HDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号であるか、SDR(SDR:Standard Dynamic Renge)映像信号であるかを識別する映像識別方法である。
本発明の一態様は、入力映像信号における、フレームの輝度値毎の画素数を算出する処理と、前記フレームの輝度値毎の画素数に基づいて、前記入力映像信号が、HDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号であるか、SDR(SDR:Standard Dynamic Renge)映像信号であるかを識別する処理とをコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明は、HDR映像とSDR映像とを識別するための識別フラグなどの識別情報によらず、映像信号がHDR映像であるか、SDR映像であるかを識別することができる。
図1は本発明の概要を説明するための図である。 図2は本発明の概要を説明するための図である。 図3は第1の実施の形態における映像識別装置のブロック図である。 図4は第2の実施の形態におけるテレビ受信機のブロック図である。
本発明の概要を説明する。
HDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号は、SDR(SDR:Standard Dynamic Renge)映像信号に比較して、金属の反射や光沢、水面のきらめきなどの高輝度部分を、臨場感を高めて表示できるという特徴を持つ。HDR映像信号は、このような特徴を持つため、画面全体が高輝度というシーンは非常に少なく、強調して表示したい部分のみが高輝度で画面全体の明るさは、SDR映像信号とそれほど変わらないとものと思われる。
本発明は、このようなHDR映像信号又はSDR映像信号の特徴を用いて、入力映像信号における、フレームの輝度値毎の画素数を算出し、フレームの輝度値毎の画素数に基づいて、入力映像信号が、HDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号であるか、SDR(SDR:Standard Dynamic Renge)映像信号であるかを識別する。
STD-B67で規定する映像信号を例にして、具体的に説明すると、STD-B67で規定されるHDR映像信号の輝度値は、最小輝度値を0、最大輝度を100とした場合、輝度値0から50まではカメラへの入力光に比例した電圧をγ補正と類似した値に比例し、輝度値50から100までは、カメラへの入力光に比例した電圧をログ演算した値に比例している。すると、このHDR映像信号の0から50までの輝度値はSDR映像信号の0から100までの輝度値に相当し、HDR映像信号の50から100までの輝度値はHDR映像信号特有の信号に相当することになる。
一方、HDR映像信号は、上述したように、画面全体が高輝度というシーンは非常に少なく、強調して表示したい部分(例えば、水面のきらめきや、金属光沢感等)のみが高輝度で画面全体の明るさは、SDR映像信号とそれほど変わらないとものと思われる。すると、標準的なSDR映像信号の輝度ヒストグラム(輝度の出現頻度)は図1のようになり、標準的なHDR映像信号の輝度ヒストグラム(輝度の出現頻度)は図2のようになる。
図1に示すように、SDR映像信号では、0から100までの輝度値が満遍なく使用される。また、図2に示すように、HDR映像信号では、上述したように輝度の値の意味が変わるため、SDR映像信号の輝度領域に相当する0から50までの輝度値が多く使用され、HDR映像信号の特有の輝度である50から100までの輝度値の使用頻度が少なくなる。
別の言い方をすると、各輝度値の画素数が、フレームの全画素数に対して平均化している場合、入力映像信号がSDR映像信号であると識別することができる。一方、フレーム数における全画素数に対する、フレームの所定輝度値(例えば、STD-B67において、最小輝度値を0、最大輝度を100とした場合、所定輝度値は約50)よりも輝度値が大きい画素数の比が、所定の閾値よりも小さい場合、入力映像信号はHDR映像信号であると識別することができる。
尚、識別するフレームの単位であるが、識別するフレームの単位を1フレーム毎にすることも可能であるが、シーンによっては識別が難しい場合もある。そこで、所定フレーム数の移動平均(例えば、直近の300フレームの移動平均等)を用いることが好ましい。
以下、具体的な実施の形態を説明する。
<第1の実施の形態>
図3は第1の実施の形態における映像識別装置のブロック図である。
図3中、1は画像数算出部であり、2は識別部である。
画素数算出部1は、入力映像信号における、フレームの輝度値毎の画素数を算出する。輝度値は、例えば、入力映像信号の最高輝度値を100とし、最低輝度値を0とし、入力された映像信号の1フレーム毎の各画素の輝度値を正規化し、その数を集計する。
識別部2は、入力映像信号が、HDR映像信号であるか、SDR映像信号であるかを識別するものである。具体的には、入力映像信号における所定フレーム数(例えば、300フレーム)の移動平均を取り、その移動平均の結果に基づいて、HDR映像信号であるか、SDR映像信号であるかを識別する。識別する方法としては、移動平均の結果、各画素の輝度値が輝度値0から100まで平均的に用いられている場合(各輝度値の画素数が所定の範囲数に収まっている場合)、入力映像信号がSDR映像信号であると識別し、それ以外は入力映像信号がHDR映像信号であると識別する。
また、他の識別方法として、移動平均における1フレームの全画素数(例えば、HD画像の全画素数1920×1080)に対する、所定輝度値(50)よりも輝度値が大きい画素数の比が、所定の閾値よりも小さい場合、入力映像信号はHDR映像信号であると識別し、それ以外は入力映像信号がSDR映像信号であると識別しても良い。
第1の実施の形態は、HDR映像信号であるかSDR映像信号であるか不明な映像信号を識別することができる。
尚、本実施の形態における識別方法は、誤って識別を行った場合でも、与える影響が少ないことも効果として挙げられる。
入力映像信号がSDR映像信号にもかかわらず、HDR映像信号であると誤って識別するケースとしては、例えば、画面全体が暗いシーンの場合である(輝度値が低い画素数が多く、輝度値が高い画素数が少ない場合)。この場合、HDR映像信号の処理となるので、映像が若干明るく表示される。しかし、コンテンツが見えない、視聴者の生体に悪影響を及ぼす(例えば、画面全体がまぶし過ぎる)といったことはないので問題がない。
一方、入力映像信号がHDR映像信号にもかかわらず、SDR映像信号であると誤識別するケースとしては、映像信号がHDR映像信号の特有の領域(輝度値を0から100とした場合、例えば50〜100の高輝度領域)を多用している場合である。この場合、SDR映像信号の処理となるので、誤識別した映像信号は若干暗く表示される。しかし、HDR映像信号の特有の領域の多用は視聴者の生体に悪影響を及ぼす(まぶし過ぎる)可能性があるため、安全な方向での画面制御となる。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態は、第1の実施の形態に係る識別装置をテレビ等の映像を出力するディスプレイに適用した場合を説明する。
図4は第2の実施の形態におけるテレビ受信機のブロック図である。
図4中、1は画像数算出部であり、2は識別部、3は輝度調整部と、4は光源制御部、5は液晶表示パネルである。
画像数算出部1及び識別部2は、第1の実施の形態と同様なものである。
すなわち、画素数算出部1は、入力映像信号における、フレームの輝度値毎の画素数を算出する。輝度値は、例えば、入力映像信号の最高輝度値を100とし、最低輝度値を0とし、入力された映像信号の1フレーム毎の各画素の輝度値を正規化し、その数を集計する。
識別部2は、入力映像信号が、HDR映像信号であるか、SDR映像信号であるかを識別するものである。具体的には、入力映像信号における所定フレーム数(例えば、300フレーム)の移動平均を取り、その移動平均の結果に基づいて、HDR映像信号であるか、SDR映像信号であるかを識別する。識別する方法としては、移動平均の結果が、輝度値0から100まで平均的に用いられている場合(各輝度値の画素数が所定の範囲数に収まっている場合)、入力映像信号がSDR映像信号であると識別し、それ以外は入力映像信号がHDR映像信号であると識別する。
輝度調整部3は、識別部2で識別された入力映像信号の映像種別が従前と異なる識別結果になった場合、所定期間で連続的かつ滑らかに最高輝度値を変更していくものである。これは、SDR映像信号からHDR映像信号に切り替える場合、又は、HDR映像信号からSDR映像信号に切り替える場合、識別後のわずかな時間で切り替えると輝度の変動が大きくなり、視聴者の違和感が大きくなるからである。
輝度調整部3は、識別部2からの識別結果が変更になった場合、変更後に瞬時に変更するのではなく、所定のルールに基づいて最高輝度を変更していく。例えば、所定期間で連続的かつ滑らかに最高輝度を変更していく。HDR映像信号を再生できる一般的なディスプレイでは、1000nits程度の最大輝度を持つ。一方、SDR映像信号を再生する場合は、最大輝度が100nits程度である。そこで、輝度調整部3は、識別部2からの識別結果がSDR映像信号からHDR映像信号に変更になった場合、最大輝度を100nitsから1000nitsまで連続的かつ滑らかに上昇させる信号を出力する。最大輝度を100nitsから1000nitsまで上昇させる時間は、好ましい時間を求めて予め設定する。また、上昇させる輝度量も、好ましい時間を求めて予め設定する。同様に、識別部2からの識別結果がHDR映像信号からSDR映像信号に変更になった場合、最大輝度を1000nitsから100nitsまで連続的かつ滑らかに下降させる信号を出力する。最大輝度を1000nitsから100nitsまで下降させる時間は、好ましい時間を求めて予め設定する。尚、輝度の上昇又は下降は、全てが連続的でなくても良く、一部は段階的な量で上昇又は下降を行っても良い。
光源制御部4は、輝度調整部3から輝度の制御信号を受け、液晶表示パネル5に対する最大輝度値を制御する。
第2の実施の形態では、HDR映像信号であるかSDR映像信号であるか不明な映像信号を識別して、HDR映像信号又はSDR映像信号を適切に表示することができる。
また、映像信号の識別結果が変更になった場合であっても、変更後に瞬時に変更するのではなく、所定期間で連続的かつ滑らかに最高輝度値を変更していくので、視聴者に違和感のない映像を提供することができる。
以上好ましい実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形し実施することが出来る。
1 画像数算出部
2 識別部
3 輝度調整部
4 光源制御部
5 液晶表示パネル

Claims (10)

  1. SDR(SDR:Standard Dynamic Range)映像信号が最小から最大までの輝度範囲が満遍なく使用されるという輝度ヒストグラムを有し、HDR映像信号がSDR映像信号に相当する輝度範囲の輝度値が多く使用され、HDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号の特有の輝度範囲の輝度値の使用頻度が少なくなるという輝度ヒストグラムを有するという特徴を利用した映像識別装置であって、
    入力映像信号における、フレームの正規化した輝度値毎の画素数を算出する算出手段と、
    前記フレームの正規化した各輝度値の画素数が所定の範囲数に収まっている場合に、前記入力映像信号がSDR(SDR:Standard Dynamic Range)映像信号であると識別し、それ以外はHDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号であると識別する識別手段と
    を有する映像識別装置。
  2. SDR(SDR:Standard Dynamic Range)映像信号が最小から最大までの輝度範囲が満遍なく使用されるという輝度ヒストグラムを有し、HDR映像信号がSDR映像信号に相当する輝度範囲の輝度値が多く使用され、HDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号の特有の輝度範囲の輝度値の使用頻度が少なくなるという輝度ヒストグラムを有するという特徴を利用した映像識別装置であって、
    入力映像信号における、フレームの正規化した輝度値毎の画素数を算出する算出手段と、
    前記フレームにおける全画素数に対する、前記フレームのSDR(SDR:Standard Dynamic Range)映像信号の輝度上限に相当する所定輝度値よりも輝度値が大きい画素数の比が、所定の閾値よりも小さい場合、前記入力映像信号はHDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号であると識別し、それ以外はSDR映像信号であると識別する識別手段と
    を有する映像識別装置
  3. 前記フレームの正規化した輝度値の画素数が、所定フレーム数における移動平均である
    請求項1又は請求項2に記載の映像識別装置。
  4. SDR(SDR:Standard Dynamic Range)映像信号が最小から最大までの輝度範囲が満遍なく使用されるという輝度ヒストグラムを有し、HDR映像信号がSDR映像信号に相当する輝度範囲の輝度値が多く使用され、HDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号の特有の輝度範囲の輝度値の使用頻度が少なくなるという輝度ヒストグラムを有するという特徴を利用した映像識別装置であって、
    入力映像信号における、フレームの正規化した輝度値毎の画素数を算出する算出手段と、
    フレームの正規化した輝度値毎の画素数を用いて、フレームの正規化した輝度値とその輝度値の使用頻度とのヒストグラムを算出し、最小の輝度値からSDR(SDR:Standard Dynamic Range)映像信号の輝度上限に相当する所定の輝度値までの使用頻度に対して、前記所定の輝度値から最大輝度値までの使用頻度が低い場合、前記入力映像信号はHDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号であると識別し、それ以外はSDR映像信号であると識別する識別手段と
    を有する映像識別装置。
  5. 前記輝度値の使用頻度が、所定フレーム数における移動平均である
    請求項4に記載の映像識別装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかの映像識別装置と、
    前記映像識別装置の識別手段の識別結果に基づいて、前記入力映像信号の映像出力処理を行う映像出力処理手段と
    を有するテレビ受信機。
  7. 前記映像識別装置の識別手段で識別された入力映像信号の映像種別が従前と異なる識別結果になった場合、所定期間で最高輝度値を変更していく輝度値変更手段を有する請求項6に記載のテレビ受信機。
  8. SDR(SDR:Standard Dynamic Range)映像信号が最小から最大までの輝度範囲が満遍なく使用されるという輝度ヒストグラムを有し、HDR映像信号がSDR映像信号に相当する輝度範囲の輝度値が多く使用され、HDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号の特有の輝度範囲の輝度値の使用頻度が少なくなるという輝度ヒストグラムを有するという特徴を利用した映像識別方法であって、
    入力映像信号における、フレームの正規化した輝度値毎の画素数を算出し、
    前記フレームの正規化した各輝度値の画素数が所定の範囲数に収まっている場合に、前記入力映像信号がSDR(SDR:Standard Dynamic Range)映像信号であると識別し、それ以外はHDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号であると識別する
    映像識別方法。
  9. SDR(SDR:Standard Dynamic Range)映像信号が最小から最大までの輝度範囲が満遍なく使用されるという輝度ヒストグラムを有し、HDR映像信号がSDR映像信号に相当する輝度範囲の輝度値が多く使用され、HDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号の特有の輝度範囲の輝度値の使用頻度が少なくなるという輝度ヒストグラムを有するという特徴を利用した映像識別方法であって、
    入力映像信号における、フレームの正規化した輝度値毎の画素数を算出し、
    前記フレームにおける全画素数に対する、前記フレームのSDR(SDR:Standard Dynamic Range)映像信号の輝度上限に相当する所定輝度値よりも輝度値が大きい画素数の比が、所定の閾値よりも小さい場合、前記入力映像信号はHDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号であると識別し、それ以外はSDR映像信号であると識別する
    映像識別方法。
  10. SDR(SDR:Standard Dynamic Range)映像信号が最小から最大までの輝度範囲が満遍なく使用されるという輝度ヒストグラムを有し、HDR映像信号がSDR映像信号に相当する輝度範囲の輝度値が多く使用され、HDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号の特有の輝度範囲の輝度値の使用頻度が少なくなるという輝度ヒストグラムを有するという特徴を利用した映像識別方法であって、
    入力映像信号における、フレームの正規化した輝度値毎の画素数を算出し、
    フレームの正規化した輝度値毎の画素数を用いて、フレームの正規化した輝度値とその輝度値の使用頻度とのヒストグラムを算出し、最小の輝度値からSDR(SDR:Standard Dynamic Range)映像信号の輝度上限に相当する所定の輝度値までの使用頻度に対して、前記所定の輝度値から最大輝度値までの使用頻度が低い場合、前記入力映像信号はHDR(HDR:High Dynamic Range)映像信号であると識別し、それ以外はSDR映像信号であると識別する
    映像識別方法。
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