JP6697148B2 - 粒体の供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、種子等の粒体を所定間隔で列を成して供給するようにした粒体の供給装置に関する。
従来、この種の粒体の供給装置としては、例えば、特開2007−129962号公報(特許文献1)に記載の技術が知られている。これは、図13に示すように、植物の種子からなる粒体Wを育苗用ポットSに所定間隔で列を成して供給するようにした装置の技術である。育苗用ポットSは、複数のセルSaを行列状に列設して構成される。また、一般に、同種の種子においては同程度の大きさで所定の粒径範囲内に収まるが、この供給装置が対象とする粒体は、種子をコーティング剤でコーティングした所謂コーティング種子であり、粒径を一定にしている。
図13に示すように、この供給装置Kaは、入口101及び出口102を有し粒体Wを収容するホッパ100と、ホッパ100の出口102から供給される所定数の粒体Wを所定間隔で列を成して受取る回転可能なロール103と、ロール103の下部に設けられ育苗用ポットSを間欠的に移送する移送機構(図示せず)とを備えている。ロール103は育苗用ポットSの移送方向に直交する軸を軸線として回転可能な円柱状の部材であり、周面に軸方向に沿いホッパ100内の粒体Wを受け入れる穴104の列を等角度関係で複数列備えている。1列当たりの穴104の数は、育苗用ポットSの1列当たりのセルSaの数に対応している。ロール103は、その回転により、穴104の列を、ホッパ100内に臨んでホッパ100内の粒体Wを受け入れる受入位置と、ホッパ100外で穴104が下向きになり粒体Wを育苗用ポットSのセルSa内に排出する排出位置に位置させる。ロール103は、粒体Wを受け入れた穴104の列が受入取位置から排出位置に至る途中で穴104から粒体Wが落下しないように、カバー105で被覆されている。そして、ロール103を回転させて受入位置でホッパ100から粒体を受け入れ、排出位置で移送機構により順次移送される育苗用ポットSのセルSaの列に粒体Wを排出するようにしている。
また、従来においては、例えば、特開2007−195425号公報(特許文献2)に記載の技術も知られている。これは、図示しないが、上記とは異なり、ロールの周面に軸方向に沿い粒体を吸引する吸引口の列を等角度関係で複数列備えて設け、エアの吸引手段により吸引口に粒体を吸着し、途中で吸引口から粒体が落下しないようにし、排出位置において吸引口から圧縮空気を供給して粒体を育苗用ポットに供給するものである。
特開2007−129962号公報 特開2007−195425号公報
ところで、粒体Wが植物の種子の場合、一般には、できるだけ、裸の種子をそのまま用いることが望まれるが、上記従来の前者の供給装置Kaにあっては、裸の種子に適用すると、一般に、同種の種子においては同程度の大きさで所定の粒径範囲内に収まるが、所定の粒径範囲内ではバラつくことになるので、穴104より大きい粒体Wに対応できないし、穴104に入ったとしても穴104から出っ張ってカバー105内でかじりを生じることがあり、実質的に裸の種子には適用できない。そのため、直径が略一定な大きさに形成した所謂コーティング種子を用いて、使用できるようにしている。しかしながら、コーティング種子にして粒体Wの粒径を一定にする分、効率が悪く、コスト高になってしまうという問題があった。
一方、上記従来の後者の供給装置では、種子をエアで吸引して搬送し、圧縮空気により排出するので、裸の種子をそのまま用いることができるが、エアの吸引機構や圧縮空気での排出機構が必要になるので、装置が複雑で、それだけコスト高になってしまうという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたもので、機構が複雑になることなく、粒径に多少のバラツキがある粒体でもそのまま適用できるようにした粒体の供給装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本発明の粒体の供給装置は、所定数の粒体を所定間隔で列を成して供給するようにした粒体の供給装置において、複数の粒体が投入され投入された粒体が載置される平面状の載置面を有したベースと、該ベースの載置面上を所定方向に沿って進退動可能にスライドし進出時に上記載置面上の粒体から供給する粒体を受けて所定間隔で一列に整列させるスライド体と、上記ベースに設けられ上記スライド体の進出過程で上記一列に整列させた粒体を落下させて排出する排出部とを備えて構成している。
これにより、粒体を供給するときは、スライド体を後退させ、ベースの載置面に粒体を投入し、スライド体を進出させる。これにより、載置面上の粒体から供給する粒体がスライド体に受けられ所定間隔で一列に整列させられ、押されて下流側に搬送される。そして、排出部に至ると、一列に整列させた粒体が落下して排出される。この場合、スライド体を進退動させるだけで良いので、従来に比較して、装置を簡易な機構で作製することができる。また、スライド体の進出時に粒体を受けて一列に整列させるので、粒径に多少のバラツキがある粒体でもこれを受けて移動させることができ、そのため、汎用性を向上させることができる。粒径が均一な粒体にも適用できることは勿論である。
そして、本発明においては、上記スライド体の進出方向前側に、該スライド体の進退動方向に交叉する方向に所定間隔で列設され該スライド体の進出時に上記ベースの載置面上の粒体を受けて保持する進出方向前側が開放した複数の受け凹部を設けるとともに、該受け凹部で受けられなかった余分の粒体を上記排出部から排出させないように寄せ分ける寄せ分け手段を備えた構成としている。これにより、載置面に粒体が多数ある場合には、スライド体が進出すると、受け凹部で粒体を受けてこの受け凹部で受けた粒体を一列に整列させることができるとともに、寄せ分け手段により受け凹部で受けられなかった余分の粒体を排出部から排出させないようにすることができるので、確実に粒体を一列に整列させて落下させて排出することができる。
この寄せ分け手段を備えた構成において、必要に応じ、上記スライド体の進出方向前端縁を上から見て進出方向に対して傾斜形成し、該スライド体の前端縁に所定間隔で上記粒体を1つ受けて保持する複数の受け凹部を形成し、上記寄せ分け手段を、上記スライド体の前端縁で構成し、該スライド体の進出により該前端縁上の余分な粒体を該前端縁の傾斜に沿って移動させて該前端縁の前側から後側へ寄せ分ける構成としている。これにより、載置面に粒体が多数ある場合には、スライド体が進出すると、受け凹部で粒体を受けてこの受け凹部で受けた粒体を一列に整列させることができるとともに、寄せ分け手段を傾斜したスライド体の前端縁で構成したので、スライド体が進出すると前端縁上の余分な粒体が前端縁の傾斜に沿って移動させられて寄せ分けられ、排出部から排出させないようにすることができる。そのため、簡易な構造で余分な粒体を寄せ分けることができる。
この場合、上記スライド体の前端縁を、中央に頂部を有する山形形状に形成することができる。余分な粒体を左右に寄せ分けることができる。
また、この構成については、上記スライド体の前端縁を、直線状若しくは曲線状に形成することができる。
また、本発明は、必要に応じ、上記スライド体を、スライド本体と、該スライド本体の進出方向前端縁に櫛歯状に突設され先端に受け凹部を形成した複数の突起とを備えて構成し、上記寄せ分け手段を、上記突起の先端で構成し、上記スライド体の進出により上記突起の先端上の余分な粒体を該突起の左右に寄せ分ける構成としている。これにより、載置面に粒体が多数ある場合には、スライド体が進出すると、受け凹部で粒体を受けてこの受け凹部で受けた粒体を一列に整列させることができるとともに、寄せ分け手段を突起の先端で構成したので、スライド体が進出すると突起の先端部には受けた粒体があるのみで余分な粒体は突起の左右に移動させられて寄せ分けられ、排出部から排出させないようにすることができる。そのため、簡易な構造で余分な粒体を寄せ分けることができる。
この場合、上記スライド本体の進出方向前端縁であって、上記突起間に該突起よりも前側に突出し、上記進出方向先端縁が中央に頂部を有する山形形状に形成され上記スライド体の進出により粒体を上記突起に導く突条を突設したことが有効である。載置面に粒体が多数ある場合には、スライド体が進出すると、先ず、粒体は突条の先端縁によって左右に移動させられ、突起の先端の受け凹部へと導かれる。そのため、受け凹部で粒体を受け易くなり、粒体を受け取る精度を向上させることができる。
また、この構成においては、上記突条の先端縁を、直線状若しくは曲線状に形成することができる。
更に、この構成においては、上記突条を、上記スライド本体の進出方向前端縁から突出する棒状の支持部と、該支持部の先端に設けられ上記先端縁を有し支持部よりも幅の大きい先端部とを有して構成し、該先端部の支持部側の基端縁を、上記先端縁に対応し該先端縁とは逆向きに傾斜させたことが有効である。これによれば、スライド体が後退する際に、寄せ分けられた粒体が、載置面上にある場合、先端部の支持部側の基端縁が先端縁に対応し逆向きに傾斜させられているので、再び、突条の先端の受け凹部の前に移動させることができる。そのため、次に、スライド体が進出する際に、受け凹部で粒体を受け易くすることができ、粒体を受け取る精度を向上させることができる。
更にまた、必要に応じ、上記スライド本体に、該スライド本体の進出方向前方であって該スライド本体に対向し粒体を包容する包容空間を形成する対向部材を設け、該対向部材の上記スライド本体に対向する対向縁に、上記各突起に対応して設けられ上記スライド体の後退により上記包容空間内の粒体を上記各突起に対向する部位に集約する谷部を設けた構成としている。
これによれば、スライド体が後退する際に、包容空間内で寄せ分けられた粒体が、対向部材に当接し、谷部にガイドされて各突起に対向する部位に集約させられ、再び、突条の先端の受け凹部の前に移動させられる。そのため、次に、スライド体が進出する際に、受け凹部で粒体を受け易くすることができ、粒体を受け取る精度を向上させることができる。
そしてまた、必要に応じ、上記排出部を、上記ベースに設けられ上記所定間隔で設けられた受け凹部に対応して所定間隔で列設され該受け凹部に保持された粒体が落下可能な複数の落下穴で構成している。受け凹部に対応して所定間隔で列設された複数の落下穴に粒体を落下させて排出するので、粒体が落下穴にガイドされることから、確実に排出を行わせることができる。
また、必要に応じ、上記寄せ分け手段により寄せ分けられた余分な粒体を回収する回収手段を設けた構成としている。寄せ分けられた余分な粒体を回収するので、回収した粒体を再度投入することができるようになる。
具体的には、必要に応じ、上記排出部を、上記ベースに設けられ上記所定間隔で設けられた受け凹部に対応して所定間隔で列設され該受け凹部に保持された粒体が落下可能な複数の落下穴で構成し、上記寄せ分け手段により寄せ分けられた余分な粒体を回収する回収手段を設け、該回収手段を、上記ベースの上記排出部よりも進出方向下流側に設けられ、上記スライド体の進出により該スライド体に押されて落下させられる回収口と、該回収口から落下させられた余分の粒体を受ける受け皿とを備えて構成することができる。
そしてまた、必要に応じ、上記ベースの載置面に複数の粒体を投入する投入部を設けた構成としている。載置面に粒体を自動で投入することができる。
本発明において、必要に応じ、上記投入部を、入口及び出口を有し粒体を収容するホッパと、該ホッパの出口から供給される粒体を上記ベースの載置面に供給するシュータと、上記ホッパの出口に設けられ粒体の供給を許容または停止する規制部材とを備えて構成している。規制部材により、適正量ずつ粒体を投入することができる。
この場合、上記規制部材を、上記スライド体の進出方向に直交する軸を軸線として回転可能に設けられ、周面に軸方向に沿いホッパ内の粒体を受け入れるとともに回転によりホッパ外に露出させられて粒体をシュータに排出する溝を備えた回転体で構成し、該回転体を回転駆動する駆動部を備えた構成とすることができる。ホッパ内の粒体を溝に入れて、投入するので、適正量ずつ投入することができる。
また、この場合、上記シュータを、スライド体の進出方向に向けて放射状に複数設けた構成とすることができる。複数のシュータにより粒体を載置面上に分散させることができるので、スライド体が進出する際に、受け凹部で粒体を受け易くすることができ、粒体を確実に受け取る精度を向上させることができる。
そして、本発明においては、上記粒体は、種子で構成され、上記ベースの下部に設けられ複数のセルを行列状に列設して構成される育苗用ポットを上記スライド体の進出方向に沿って移動させるとともに上記排出部から排出される粒体を各セルに順次受け入れるようにする移動機構を備えて構成している。育苗用ポットへの種子の供給装置として有用に機能させることができる。
本発明によれば、スライド体を進退動させるだけで粒体を供給できるので、従来に比較して、装置を簡易な機構で作製することができる。また、スライド体の進出時に粒体を受けて一列に整列させるので、粒径に多少のバラツキがある粒体でもこれを受けて移動させることができ、そのため、汎用性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る粒体の供給装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る粒体の供給装置において投入部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る粒体の供給装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る粒体の供給装置においてスライド体を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る粒体の供給装置を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る粒体の供給装置においてスライド体の変形例を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る粒体の供給装置においてスライド体の別の例を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る粒体の供給装置においてスライド体のまた別の例を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る粒体の供給装置においてスライド体の更に別の例を示し、(a)はその谷部を直線状に形成した平面図、(b)はその谷部を曲線状に形成した平面図である。 本発明の実施の形態に係る粒体の供給装置においてスライド体の他の例を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る粒体の供給装置においてスライド体のまた他の例を示す平面図である。 本発明の実施例に係るスライド体の性能試験結果を示す図である。 従来の粒体の供給装置の一例を示す図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る粒体の供給装置について詳細に説明する。
図1乃至図5に示す実施の形態に係る粒体の供給装置Kは、植物の種子からなる粒体Wを育苗用ポットSに所定間隔で列を成して供給するようにしたものである。育苗用ポットSは、図5に示すように、複数のセルSaを行列状に列設して構成される。また、種子は、裸の種子であり、一般に、同種の種子においては同程度の大きさで所定の粒径範囲内に収まるが、所定の粒径範囲内ではバラつくことになる。例えば、たまねぎの種子では、その最大寸法Dは、2mm≦D≦4mmになる。この範囲でバラつくが、本実施の形態では、これに対応できるようにしている。
実施の形態に係る粒体の供給装置Kの基本的構成は、機台1と、機台1に設けられ複数の粒体Wが投入され投入された粒体Wが載置される平面状の載置面3を有した矩形板状のベース2と、機台1に設けられベース2の載置面3に複数の粒体Wを投入する投入部10と、ベース2の載置面3上を所定方向に沿って進退動可能にスライドし進出時に載置面3上の粒体Wから供給する粒体Wを受けて所定間隔で一列に整列させるスライド体20と、ベース2に設けられスライド体20の進出過程で一列に整列させた粒体Wを落下させて排出する排出部50とを備えてなる。また、ベース2の下部には、育苗用ポットSをスライド体20の進出方向に沿って移動させるとともに排出部50から排出される粒体Wを各セルSaに順次受け入れるようにするベルトコンベア等の移動機構80を備えて構成されている。
詳しくは、ベース2は、例えば、プラスチック等で矩形板状に形成されている。投入部10は、入口12及び出口13を有し粒体Wを収容するホッパ11と、ホッパ11の出口13から供給される粒体Wをベース2の載置面3に供給するシュータ14と、ホッパ11の出口13に設けられ粒体Wの供給を許容または停止する規制部材15とを備えて構成されている。
規制部材15は、回転体16で構成され、回転体16は、ベース2の載置面3に平行でスライド体20の進出方向Rに直交する軸17を軸線として回転可能に設けられ、周面に軸方向に沿いホッパ11内の粒体Wを受け入れるとともに回転によりホッパ11外に露出させられて粒体Wをシュータ14に排出する溝18を備えている。この回転体16は、図示外の電動モータ等で構成される駆動部により間欠的に回転駆動させられる。駆動部は、スライド体20の後退端で始動し、回転体16を回転させて粒体Wを溝18から排出してシュータ14を介してスライド体20の進出方向R下流に粒体Wを投入させ、停止する。シュータ14は、スライド体20の進出方向Rに向けて放射状に複数設けられている。シュータ14は、後述のスライド体20の支持板21aより上位に位置させられている。符号19は機台1に設けられ軸17を回転可能に軸支する軸受である。
スライド体20は、支持板21aに着脱可能に支持された略矩形板状のスライド本体21を備えている。ベース2の載置面3において、スライド体20の進退動方向左右には、スライド体20の進出方向Rに沿う一対のレール22が設けられており、支持板21aはスライダ23を介してレール22に支持され、支持板21aをレール22上で移動させることにより、スライド体20を進退動させる。本装置Kには、支持板21aを移動させる駆動機構(図示せず)が設けられており、この駆動機構により、スライド体20を後退端及び進出端間で往復動させる。
スライド体20は、樹脂などの板状部材であり、その進出方向R前側には、スライド体20の進退動方向に交叉する方向に所定間隔で列設されスライド体20の進出時にベース2の載置面3上の粒体Wを受けて保持する進出方向前側が開放した複数の受け凹部25が設けられている。受け凹部25が設けられる所定間隔Eは、育苗用ポットSのセルSaのピッチ(図5の紙面に直交する方向のセルSaのピッチ)と同じ寸法に設定され、あるいは、適宜に定めて、後述の排出部50のガイドパイプ52でセルSaに供給するようにして良い。具体的には、スライド本体21の進出方向R前端縁27には、突起26が櫛歯状に設けられており、この各突起26の先端に、夫々、円弧状の受け凹部25が形成されている。例えば、たまねぎの種子の場合では、突起の幅Lを、2.5mm≦L≦3.5mmに設定し、受け凹部25の曲率半径rを、1.5mm≦r≦4.5mmに設定している。
また、スライド体20には、受け凹部25で受けられなかった余分の粒体Wを排出部50から排出させないように寄せ分ける寄せ分け手段30が備えられている。寄せ分け手段30は、突起26の先端で構成されており、スライド体20の進出により突起26の先端31上の余分な粒体Wを突起26の左右に寄せ分けることを可能にしている。
また、スライド本体21の進出方向R前端縁27であって、突起26間には、突起26よりも前側に突出し、進出方向R先端縁43が中央に頂部を有する山形形状に形成されスライド体20の進出により粒体Wを突起26に導く突条40が突設されている。突条40は、スライド本体21の進出方向R前端縁27から突出する棒状の支持部41と、支持部41の先端に設けられ上記の先端縁を有し支持部41よりも幅の大きい先端部42とを有して構成されている。先端部42の先端縁43は、直線状に形成されている。また、左右端にある突起26の外側にも、夫々、同様の突条40が設けられている。スライド本体21の左右端には、夫々、突条40の頂部と同位に延びる棒状の突出杆45が突設されている。そして、突起26の先端31によって外側に寄せ分けられた余分の粒体Wは、突起26間で形成される凹所46に収容され、左右端にある突起26の先端31によって外側に寄せ分けられた余分の粒体Wは、左右端にある突起26と左右端にある突条40との間の凹所46に収容され、左右端にある突条40の先端で外側に寄せられた余分の粒体Wは、左右端にある突条40と左右の突出杆45によって形成される凹所46に収容される。
排出部50は、ベース2に設けられスライド体20の進出過程で一列に整列させた粒体Wを落下させて排出する。実施の形態では、排出部50は、ベース2に設けられ所定間隔で設けられた受け凹部25に対応して所定間隔で列設され受け凹部25に保持された粒体Wが落下可能な複数の落下穴51で構成されている。落下穴51の下側には、落下する粒体Wをガイドして、移動機構80によって移動させられる育苗用ポットSのセルSaに入れるためのガイドパイプ52が設けられている。落下穴51間の平面及び左右端の落下穴51の外側の平面は、スライド体20の進出過程で上記凹部内の余分の粒体Wが載置されて通過可能な通過平面53として構成されている。
また、本装置Kには、寄せ分け手段30により寄せ分けられた余分な粒体Wを回収する回収手段60が設けられている。回収手段60は、ベース2の排出部50よりも進出方向R下流側に設けられ、スライド体20の進出によりスライド体20の凹所46に押されて落下させられる溝状の回収口61と、回収口61から落下させられた余分の粒体Wを受ける受け皿62とを備えて構成されている。受け皿62は傾斜しており、受け皿62上の粒体Wをスライドさせて排出可能に形成されている。回収された粒体Wは、人手あるいはコンベアなどを用いて自動でホッパ11に戻される。スライド体20は、回収口61に粒体Wを落下させた後、進出端に至り、後退する。
また、本装置Kは、上記の投入部10の規制部材15の駆動部,スライド本体21の支持板21aを移動させる駆動機構,育苗用ポットSの移動機構80を駆動制御する図示外の制御部を備えている。制御部は、スライド体20を所定速度で往復動させるとともに、これと同期させて、所要のタイミングで、投入部10の規制部材15を駆動し、育苗用ポットSを移動させる。
従って、この実施の形態に係る粒体の供給装置Kにより粒体Wを育苗用ポットSに供給するときは以下のようになる。
先ず、スライド体20の後退端において、投入部10からスライド体20の進出方向R下流側のベース2の載置面3に複数の粒体Wが投入される。この場合、規制部材15の回転体16が回転するが、ホッパ11内の粒体Wを回転体16の溝18に入れて、投入するので、粒体Wを適正量ずつ投入することができる。また、この場合、シュータ14がスライド体20の進出方向Rに向けて放射状に複数設けられているので、複数のシュータ14により粒体Wを載置面3上に分散させることができる。
この状態で、スライド体20が進出していく。これにより、載置面3に粒体Wが多数あるが、突起26の先端31にある受け凹部25に粒体Wが入り込み、受け凹部25で粒体Wを受けて進出方向R下流側に移動させる。この場合、複数のシュータ14により粒体Wは載置面3上に分散させられているので、受け凹部25で粒体Wを受け易くすることができ、粒体Wを受け取る精度を向上させることができる。また、この場合、スライド体20が進出すると、先ず、粒体Wは突条40の先端縁によって左右に移動させられ、突起26の先端31の受け凹部25へと導かれる。そのため、受け凹部25で粒体Wを受け易くなり、粒体Wを受け取る精度を向上させることができる。これにより、受け凹部25で粒体Wを受けてこの受け凹部25で受けた粒体Wを一列に整列させることができる。
また、突起26の先端31で構成した寄せ分け手段30が機能する、即ち、スライド体20が進出し、突起26の先端31に一個の粒体Wが受けられると、余分な粒体Wは突起26の左右に移動させられて寄せ分けられ、凹所46に集められる。そのため、簡易な構造で余分な粒体Wを寄せ分けることができる。
そして、更に、スライド体20が進出し、受け凹部25がこれに対応して所定間隔で列設された複数の落下穴51に至ると、落下穴51から受け凹部25の粒体Wが落下し、育苗用ポットSのセルSaに排出される。この場合、粒体Wが落下穴51及びガイドパイプ52にガイドされることから、確実に排出を行わせることができる。この場合、スライド体20の進出時に粒体Wを受け凹部25で受けて一列に整列させ、受け凹部25で押していくので、粒径に多少のバラツキがある粒体Wでもこれを受けて移動させることができる。
その後、更に、スライド体20が進出すると、落下穴51間の平面及び左右端の落下穴51の外側の平面である通過平面53を凹所46内の余分の粒体Wが通過していき、回収手段60の回収口61に至るとスライド体20の凹所46に押されて、この回収口61から受け皿62へと落下させられ、回収される。寄せ分けられた余分な粒体Wを回収するので、余分な粒体Wをベース2の載置面3に適正量載置して、供給できるようになる。回収された粒体Wは、人手あるいはコンベアなどを用いて自動でホッパ11に戻される。スライド体20は、回収口61に粒体Wを落下させた後、進出端に至り、後退する。以後同様の動作を繰り返す。
このようにして、一列に整列させた粒体Wが落下して排出され、育苗用ポットSに粒体Wが供給される。この場合、スライド体20を進退動させるだけで良いので、従来に比較して、装置を簡易な機構で作製することができる。また、スライド体20の進出時に粒体Wを受けて一列に整列させるので、粒径に多少のバラツキがある粒体Wでもこれを受け凹部25で受けて移動させることができ、そのため、汎用性を向上させることができる。粒径が均一な粒体Wにも適用できることは勿論である。
図6には、スライド体20の変形例を示している。これは、上記と異なって、スライド体20の左右端に突出杆45がないタイプである。回収口61を大きくすれば、突出杆45は特に設けなくても対応できる。これによっても上記と同様の作用,効果を奏する。
尚、上記実施の形態では、突条40の先端部42を直線状に形成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、曲線状に形成しても良く、適宜変更して差支えない。
図7には、スライド体20の別の例を示している。これは、突条40を、スライド本体21の進出方向R前端縁27から突出する棒状の支持部41と、支持部41の先端に設けられ先端縁43を有し支持部41よりも幅の大きい先端部42とを有して構成し、先端部42の支持部41側の基端縁48を、先端縁43に対応し先端縁43とは逆向きに傾斜させている。これによれば、スライド体20が後退する際に、寄せ分けられた粒体Wが、載置面3上にある場合、先端部42の支持部41側の基端縁48が先端縁43に対応し逆向きに傾斜させられているので、再び、突条40の先端の受け凹部25の前に移動させることができる。そのため、次に、スライド体20が進出する際に、受け凹部25で粒体Wを受け易くすることができ、粒体Wを受け取る精度を向上させることができる。他の作用,効果は上記と同様である。
図8には、スライド体20のまた別の例を示している。これは、上記と異なって、突条40がないタイプである。これによっても上記と同様の作用,効果を奏する。
図9(a)(b)には、スライド体20の更にまた別の例を示している。これは、上記と同様にスライド本体21の進出方向R前端縁27に受け凹部25を形成した突起26を櫛歯状に突設したものにおいて、スライド本体21に、スライド本体21の進出方向R前方であってスライド本体21に対向し粒体Wを包容する包容空間70を形成する対向部材71を設け、対向部材71のスライド本体21に対向する対向縁72に、各突起26に対応して設けられスライド体20の後退により包容空間70内の粒体Wを各突起26に対向する部位に集約する谷部73を設けた構成としている。谷部73は、図9(a)に示すように、直線状(V字状)に形成し、あるいは、図9(b)に示すように、曲線状(円弧状)に形成することができる。
これによれば、スライド体20が後退する際に、包容空間70内で寄せ分けられた粒体Wが、対向部材71に当接し、谷部73にガイドされて各突起26に対向する部位に集約させられ、再び、突起26先端の受け凹部25の前に移動させられる。そのため、次に、スライド体20が進出する際に、受け凹部25で粒体Wを受け易くすることができ、粒体Wを受け取る精度を向上させることができる。
図10には、スライド体20の他の例を示している。これは、スライド体20の進出方向R前端縁27を上から見て進出方向Rに対して傾斜形成し、この例では、スライド体20の前端縁27を、中央に頂部を有する直線状の山形形状に形成し、このスライド体20の前端縁27に所定間隔で粒体Wを1つ受けて保持する複数の受け凹部25を形成し、寄せ分け手段30を、このスライド体20の前端縁27で構成し、スライド体20の進出により前端縁27上の余分な粒体Wを前端縁27の傾斜に沿って移動させて前端縁27の前側から左右の後側へ寄せ分ける構成としている。そして、スライド体20の左右端にある受け面で余分な粒体Wを受けて、回収口61に落下させるようにしている。簡易な構造で余分な粒体Wを寄せ分けることができる。これによっても上記と同様の作用,効果を奏する。
図11には、スライド体20の他の例を示している。これは、図9に示すタイプと同様であるが、これと異なって、スライド体20の前端縁27を、中央に頂部を有する曲線状の山形形状に形成している。これによっても上記と同様の作用,効果を奏する。
次に、実施例についての性能試験について説明する。図12に示すように、図1乃至図5に示すタイプの供給装置に用いるスライド体20において、たまねぎの種子からなる粒体Wについて、供給試験を行った。突条40により粒体Wが突起26の前方へと導かれ、受け凹部25には粒体Wが良好に受けられて整列され、スライド体20の性能に優れていることが分かった。
尚、本発明は、上述した本発明の実施の形態に限定されず、当業者は、本発明の新規な教示及び効果から実質的に離れることなく、これら例示である実施の形態に多くの変更を加えることが容易であり、これらの多くの変更は本発明の範囲に含まれる。また、上記実施の形態では、本発明を、種子の供給装置Kに適用したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、どのような粒体の供給装置に適用しても良いことは勿論である。
K 粒体の供給装置
W 粒体
S 育苗用ポット
Sa セル
1 機台
2 ベース
3 載置面
10 投入部
11 ホッパ
14 シュータ
15 規制部材
16 回転体
17 軸
18 溝
19 軸受
20 スライド体
21 スライド本体
21a 支持板
22 レール
25 受け凹部
26 突起
27 前端縁
30 寄せ分け手段
31 先端
40 突条
41 支持部
42 先端部
43 先端縁
45 突出杆
46 凹所
48 基端縁
50 排出部
51 落下穴
52 ガイドパイプ
53 通過平面
60 回収手段
61 回収口
62 受け皿
70 包容空間
71 対向部材
72 対向縁
73 谷部
80 移動機構

Claims (17)

  1. 所定数の粒体を所定間隔で列を成して供給するようにした粒体の供給装置において、
    複数の粒体が投入され投入された粒体が載置される平面状の載置面を有したベースと、該ベースの載置面上を所定方向に沿って進退動可能にスライドし進出時に上記載置面上の粒体から供給する粒体を受けて所定間隔で一列に整列させるスライド体と、上記ベースに設けられ上記スライド体の進出過程で上記一列に整列させた粒体を落下させて排出する排出部とを備えて構成し、
    上記スライド体の進出方向前側に、該スライド体の進退動方向に交叉する方向に所定間隔で列設され該スライド体の進出時に上記ベースの載置面上の粒体を受けて保持する進出方向前側が開放した複数の受け凹部を設けるとともに、該受け凹部で受けられなかった余分の粒体を上記排出部から排出させないように寄せ分ける寄せ分け手段を備えたことを特徴とする粒体の供給装置。
  2. 上記スライド体の進出方向前端縁を上から見て進出方向に対して傾斜形成し、該スライド体の前端縁に所定間隔で上記粒体を受けて保持する複数の受け凹部を形成し、上記寄せ分け手段を、上記スライド体の前端縁で構成し、該スライド体の進出により該前端縁上の余分な粒体を該前端縁の傾斜に沿って移動させて該前端縁の前側から後側へ寄せ分けることを特徴とする請求項1記載の粒体の供給装置。
  3. 上記スライド体の前端縁を、中央に頂部を有する山形形状に形成したことを特徴とする請求項2記載の粒体の供給装置。
  4. 上記スライド体の前端縁を、直線状若しくは曲線状に形成したことを特徴とする請求項3記載の粒体の供給装置。
  5. 上記スライド体を、スライド本体と、該スライド本体の進出方向前端縁に櫛歯状に突設され先端に受け凹部を形成した複数の突起とを備えて構成し、上記寄せ分け手段を、上記突起の先端で構成し、上記スライド体の進出により上記突起の先端上の余分な粒体を該突起の左右に寄せ分けることを特徴とする請求項1記載の粒体の供給装置。
  6. 上記スライド本体の進出方向前端縁であって、上記突起間に該突起よりも前側に突出し、上記進出方向先端縁が中央に頂部を有する山形形状に形成され上記スライド体の進出により粒体を上記突起に導く突条を突設したことを特徴とする請求項5記載の粒体の供給装置。
  7. 上記突条の先端縁を、直線状若しくは曲線状に形成したことを特徴とする請求項6記載の粒体の供給装置。
  8. 上記突条を、上記スライド本体の進出方向前端縁から突出する棒状の支持部と、該支持部の先端に設けられ上記先端縁を有し支持部よりも幅の大きい先端部とを有して構成し、該先端部の支持部側の基端縁を、上記先端縁に対応し該先端縁とは逆向きに傾斜させたことを特徴とする請求項6または7記載の粒体の供給装置。
  9. 上記スライド本体に、該スライド本体の進出方向前方であって該スライド本体に対向し粒体を包容する包容空間を形成する対向部材を設け、該対向部材の上記スライド本体に対向する対向縁に、上記各突起に対応して設けられ上記スライド体の後退により上記包容空間内の粒体を上記各突起に対向する部位に集約する谷部を設けたことを特徴とする請求項5記載の粒体の供給装置。
  10. 上記排出部を、上記ベースに設けられ上記所定間隔で設けられた受け凹部に対応して所定間隔で列設され該受け凹部に保持された粒体が落下可能な複数の落下穴で構成したことを特徴とする請求項1乃至9何れかに記載の粒体の供給装置。
  11. 上記寄せ分け手段により寄せ分けられた余分な粒体を回収する回収手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至10何れかに記載の粒体の供給装置。
  12. 上記排出部を、上記ベースに設けられ上記所定間隔で設けられた受け凹部に対応して所定間隔で列設され該受け凹部に保持された粒体が落下可能な複数の落下穴で構成し、
    上記寄せ分け手段により寄せ分けられた余分な粒体を回収する回収手段を設け、
    該回収手段を、上記ベースの上記排出部よりも進出方向下流側に設けられ、上記スライド体の進出により該スライド体に押されて落下させられる回収口と、該回収口から落下させられた余分の粒体を受ける受け皿とを備えて構成したこと特徴とする請求項1乃至11何れかに記載の粒体の供給装置。
  13. 上記ベースの載置面に複数の粒体を投入する投入部を設けたこと特徴とする請求項1乃至12何れかに記載の粒体の供給装置。
  14. 上記投入部を、入口及び出口を有し粒体を収容するホッパと、該ホッパの出口から供給される粒体を上記ベースの載置面に供給するシュータと、上記ホッパの出口に設けられ粒体の供給を許容または停止する規制部材とを備えて構成したこと特徴とする請求項13記載の粒体の供給装置。
  15. 上記規制部材を、上記スライド体の進出方向に直交する軸を軸線として回転可能に設けられ、周面に軸方向に沿いホッパ内の粒体を受け入れるとともに回転によりホッパ外に露出させられて粒体をシュータに排出する溝を備えた回転体で構成し、該回転体を回転駆動する駆動部を備えたことを特徴とする請求項14記載の粒体の供給装置。
  16. 上記シュータを、スライド体の進出方向に向けて放射状に複数設けたことを特徴とする請求項14または15記載の粒体の供給装置。
  17. 上記粒体は、種子で構成され、上記ベースの下部に設けられ複数のセルを行列状に列設して構成される育苗用ポットを上記スライド体の進出方向に沿って移動させるとともに上記排出部から排出される粒体を各セルに順次受け入れるようにする移動機構を備えて構成したことを特徴とする請求項1乃至16何れかに記載の粒体の供給装置。
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