JP6692778B2 - ファイルシステム、ファイルシステム制御プログラム及びファイルシステム制御方法 - Google Patents

ファイルシステム、ファイルシステム制御プログラム及びファイルシステム制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、納品されたファイルの管理を支援するためのファイルシステム、ファイルシステム制御プログラム及びファイルシステム制御方法に関する。
ゲームアプリケーション等においては、多様な音声ファイルが利用されている(例えば、特許文献1)。この文献に記載された技術では、女性向けの恋愛シミュレーションゲームのプレイヤーが恋愛シミュレーションゲームにおいて設定された条件を満たしたと判定した場合、条件に応じて、バイノーラル録音ファイルを提供する。このような音声ファイルを作成する場合には、台本の台詞毎に、声優に音声を吹き込んでもらう発注を行ない、台詞毎の音声ファイルが納品される。そして、納品された音声ファイルの検収において、台本における台詞と音声との一致を確認する。
また、発注仕様に基づいて作成したソフトウェアが納品された場合、検収作業を支援する技術も検討されている(例えば、特許文献2)。この文献に記載された技術では、発注者端末と、受注者端末とに接続された納品管理装置とを有するソフトウェアの納品システムを用いる。この納品管理装置は、発注者端末から送信された発注仕様書ファイルから発注特性情報を抽出する。更に、受注者端末から送信された納品物ファイルから納品特性情報を抽出する。そして、発注特性情報と納品特性情報を比較し、この比較結果に基づいて検収結果を発注者端末や受注者端末に表示させる。
特開2016−67817号公報 特開2002−63236号公報
ゲームアプリケーション等に発話が含まれる場合、台本の台詞毎に声優の音声を収録した音声ファイルを準備することがある。しかし、発注先から納品される音声ファイルの数は膨大であり、検収作業に大きな負担がかかっている。また、発注後に、台本を修正したり、収録現場において台詞を変更したりする場合もある。このため、台詞と音声ファイルの照合に手間がかかっていた。
上記課題を解決するファイルシステムは、記憶部、出力部に接続された制御部を備える。前記記憶部には、音声入力を依頼する複数のテキストが記録され、前記記憶部には、音声を記録した複数の音声ファイルが記録される。そして、前記制御部が、前記記憶部に記録された音声ファイルと、音声入力を依頼した複数のテキストとを対応させ、前記出力部に、前記テキストと対応させた前記音声ファイルを再生可能な状態で出力する。
本発明によれば、納品されたファイルを効率的に確認することができる。
第1の実施形態のファイルシステムの機能ブロックの説明図。 第1の実施形態のハードウェア構成例の説明図。 第1の実施形態における処理手順の説明図。 第1の実施形態における処理手順の説明図。 第1の実施形態における処理手順の説明図。 第1の実施形態における表示画面の説明図。 第2の実施形態における処理手順の説明図。
〔第1の実施形態〕
以下、図1〜図6に従って、ファイルシステム、ファイルシステム制御プログラム及びファイルシステム制御方法を具体化した実施形態を説明する。本実施形態では、発注者が納品者に対して、台本の台詞を収録した音声ファイルを発注し、納品された音声ファイルを確認して検収を行なう場合を想定する。
図1に示すように、インターネット等のネットワークを介して接続されたユーザ端末10と管理サーバ20とを用いる。
(ハードウェア構成例)
図2は、ユーザ端末10や管理サーバ20等の情報処理装置H10のハードウェア構成例である。
情報処理装置H10は、通信インターフェースH11、入力装置H12、表示装置H13、記憶部H14、プロセッサH15を有する。なお、このハードウェア構成は一例であり、他のハードウェアを用いてもよい。
通信インターフェースH11は、他の装置との間で通信経路を確立して、データの送受信を実行するインターフェースである。例えばネットワークインターフェースカードや無線インターフェース等である。
入力装置H12は、ユーザ等からの入力を受け付ける装置であり、例えば、ユーザ端末10の入力部を実現する。
表示装置H13は、各種情報を表示するディスプレイや、音声を再生するスピーカ等であり、例えばユーザ端末10の出力部を実現する。入力装置H12、表示装置H13として、タッチパネルディスプレイを用いることも可能である。
記憶部H14は、ユーザ端末10や管理サーバ20の各種機能を実行するためのデータや各種プログラムを格納する記憶装置であり、台本情報記憶部22、音声ファイル記憶部23を実現する。記憶部H14の一例としては、ROM、RAM、ハードディスク等がある。
プロセッサH15は、記憶部H14に記憶されるプログラムやデータを用いて、ユーザ端末10や管理サーバ20における各処理を制御する制御部21を実現する。プロセッサH15の一例としては、例えばCPUやMPU等がある。このプロセッサH15は、ROM等に記憶されるプログラムをRAMに展開して、各種処理に対応する各種プロセスを実行する。
(各部の機能説明)
図1に示すユーザ端末10は、音声ファイルの発注者が用いるコンピュータ端末である。このユーザ端末10は、各種アプリケーションを実行させることにより、情報の出力や入力に用いられる。このユーザ端末10は、制御部、入力部、出力部を備える。
管理サーバ20は、ユーザ端末10に出力する各種データを管理するコンピュータシステムである。この管理サーバ20は、制御部21、台本情報記憶部22、音声ファイル記憶部23を備える。
制御部21は、CPU、RAM、ROM等から構成された制御手段として機能し、後述する処理(台本管理段階、照合段階、確認支援段階、再生段階等を含む処理)を行なう。このためのファイルシステム制御プログラムを実行することにより、制御部21は、台本管理部210、照合部211、確認支援部212、再生部213等として機能する。
台本管理部210は、ゲームアプリケーションで用いる台詞を含めた台本を管理する処理を実行する。
照合部211は、納品された音声ファイルと収録台本とを照合する処理を実行する。
確認支援部212は、確認支援画面を生成し、納品された音声ファイルの検収作業を支援する処理を実行する。
再生部213は、音声ファイルを再生する処理を実行する。
台本情報記憶部22は発注情報記憶部として機能し、ゲームアプリケーションで利用する台詞を管理するための台本管理レコード220が記録される。この台本管理レコード220は、台本が登録された場合に記録される。台本管理レコード220には、項番、ボイスラベル、場所、選択、話者、台詞内容、備考、台本要否、音声要否、チェック、バージョン、変換ファイルリンク、元ファイルリンクに関するデータが記録される。
項番データ領域には、各台詞の順番に関するデータが記録される。
ボイスラベルデータ領域には、台詞を収録した音声ファイルを特定するための音声識別子に関するデータが記録される。このボイスラベルは、発注先から納品される音声ファイルのファイル名として利用される。
場所データ領域には、台詞が使用されるゲーム上の場面に関するデータが記録される。
選択データ領域には、ゲームにおいて場面の分岐を特定するための識別子に関するデータが記録される。例えば、2つの選択肢(A,B)の何れかを選択可能な場面においては、音声の台詞はなくテキストのみが設定される。そして、この選択肢以降の場面で台詞を用いる場合には、各選択肢に引き続くことを示す情報(例えば、「選択Aに続く」、「選択Bに続く」)が記録される。
話者データ領域には、この台詞を発話するゲーム上の登場人物(キャラクター)を特定するための話者識別情報(話者名)に関するデータが記録される。
台詞内容データ領域には、音声ファイルに収録する台詞に関するテキストデータが記録される。
備考データ領域には、この台詞に関する参考情報が記録される。
台本要否データ領域には、この台詞について、収録台本への記載の要否を識別するためのフラグが記録される。収録台本に含めない場合にはOFFフラグ、収録台本に含める場合にはONフラグが記録される。
音声要否データ領域には、台詞を収録した音声ファイルの要否を識別するためのフラグが記録される。音声ファイルが不要な場合にはOFFフラグ、音声ファイルが必要な場合にはONフラグが記録される。
チェックデータ領域には、検収結果を特定するためのフラグが記録される。検収を完了していない場合にはOFFフラグ、検収を完了した場合にはONフラグが記録される。
バージョンデータ領域には、この台詞が改訂された場合のバージョン(版)に関するデータが記録される。
変換ファイルリンクデータ領域には、ゲームアプリケーションに利用するために変換された音声ファイルの保存場所に関するデータが記録される。
元ファイルリンクデータ領域には、納品された音声ファイルの保管場所に関するデータが記録される。
音声ファイル記憶部23は納品情報記憶部として機能し、ゲームアプリケーションに利用される音声ファイル230が記録される。この音声ファイル230は、納品された場合や修正された場合、ゲームアプリケーション用に変換された場合に記録される。音声ファイル230には、納品ファイル231、修正ファイル232、変換ファイル233が含まれる。
納品ファイル231は、発注先から納品された音声ファイルである。
修正ファイル232は、納品された音声ファイルを修正した音声ファイルである。
変換ファイル233は、ゲームアプリケーションに実装できるファイル種別に変換された音声ファイルである。
上記各ファイル(231〜233)には、ボイスラベルに応じたファイル名が設定されている。
(動作)
次に、図3〜図6を用いて、この管理サーバ20における動作(収録台本の生成処理、アップロード処理、確認支援処理)を説明する。
(収録台本の生成処理)
まず、図3を用いて、声優の音声の収録を依頼するための発注書としての収録台本(音声入力依頼書)の生成処理を説明する。
ここでは、管理サーバ20の制御部21は、台本の登録処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、制御部21の台本管理部210は、ユーザ端末10の出力部に、台本登録画面を出力する。この場合、発注者は、台本登録画面において、入力部を用いて予め準備した台本ファイルを入力する。この台本ファイルには、ゲームアプリケーションにおける出力単位で、場所、選択、話者、台詞内容に関するデータが含まれる。台本管理部210は、ユーザ端末10から台本ファイルを取得し、出力単位毎にボイスラベルを付与し、台本管理レコード220を生成して台本情報記憶部22に記録する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、話者の特定処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、制御部21の台本管理部210は、ユーザ端末10の出力部に、ゲーム上の話者を指定するための話者指定画面を出力する。この話者毎に、音声入力を依頼する声優が決められている。収録台本を作成する台本管理部210は、ユーザ端末10から、指定された話者情報を取得する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、台詞の抽出処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、制御部21の台本管理部210は、指定された話者に関連付けられ、音声要否データ領域にONフラグが記録されている台本管理レコード220を抽出する。そして、台本管理部210は、台本管理レコード220に含まれる台詞内容を取得する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、収録台本の作成処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、制御部21の台本管理部210は、取得した台詞を、ボイスラベルに関連付けて並べた収録台本ファイルを作成する。そして、台本管理部210は、作成した収録台本ファイルをユーザ端末10に出力する。この場合、担当者は、収録台本ファイルを印刷し、発注先に提供する。
(アップロード処理)
次に、図4を用いて、アップロード処理を説明する。発注者は、発注先から納品データを取得する。この納品データには、台詞毎に、ボイスラベルに応じたファイル名を設定した複数の音声ファイルが含まれる。
この場合、管理サーバ20の制御部21は、アップロード処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、担当者は、ユーザ端末10を用いて、納品データを管理サーバにアップロードする。この場合、制御部21の台本管理部210は、納品ファイル231として、音声ファイル記憶部23に記録する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、納品された音声ファイル毎に以下の処理を繰り返す。
ここでは、まず、管理サーバ20の制御部21は、ファイル名による対応台詞の検索処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、制御部21の照合部211は、音声ファイル記憶部23に記録された音声ファイルのファイル名がボイスラベルとして記録されている台本管理レコード220を検索する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、ファイルに対応する台詞があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS2−3)。具体的には、制御部21の照合部211は、音声ファイルのファイル名がボイスラベルとして記録されている台本管理レコード220を特定できた場合には、ファイル名に対応する台詞があると判定する。
ファイルに対応する台詞があると判定した場合(ステップS2−3において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、リンク処理を実行する(ステップS2−4)。具体的には、制御部21の照合部211は、特定した台本管理レコード220の元ファイルリンクデータ領域に、このファイルの保存場所を記録する。
一方、ファイルに対応する台詞がないと判定した場合(ステップS2−3において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、アラーム処理を実行する(ステップS2−5)。具体的には、制御部21の照合部211は、音声ファイルに対応する台詞を検出できないことを示すアラームメッセージをユーザ端末10に出力する。この場合には、照合部211は、音声ファイル記憶部23に記録された音声ファイルのファイル名をボイスラベルとして記録した新たな台本管理レコード220を生成し、台本情報記憶部22に記録する。
そして、納品されたすべての音声ファイルについての処理を終了するまで繰り返す。
次に、管理サーバ20の制御部21は、確認支援画面の表示処理を実行する(ステップS2−6)。具体的には、制御部21の確認支援部212は、台本情報記憶部22に記録された台本管理レコード220を用いて、確認支援画面を生成する。
図6に示すように、確認支援画面500には、台本管理レコード220に記録された項番、ボイスラベル、場所、選択、話者、台詞内容、備考、台本要否、音声要否の各欄が表示される。また、音声ファイル記憶部23に、ボイスラベルに対応した音声ファイルが記録されており、変換ファイルリンクデータ領域、元ファイルリンクデータ領域に保存場所情報が記録されている場合には、それぞれ「変換再生」欄、「納品再生」欄に再生ボタンを表示する。この再生ボタンは、音声ファイルにリンクされている。コントロール欄は、この音声ファイルを削除したり、順番を変更したりするための操作アイコンが表示される。
(確認支援処理)
次に、図5を用いて、確認支援処理を説明する。この確認支援処理は、上述した確認支援画面500を用いて行なわれる。
確認支援部212は、ファイル再生処理を実行する(f1)。具体的には、確認支援画面500の再生ボタンが選択された場合、制御部21の再生部213は、再生ボタンのリンク先の音声ファイルを再生して、ユーザ端末10に出力する。この場合、担当者は、再生された音声と、確認支援画面500に表示された台詞内容とを比較する。
更に、確認支援部212は、検収記録処理を実行する(f2)。具体的には、担当者が台詞と音声ファイルとが一致していると判断した場合には、確認支援画面500の検収欄を「ON」に変更する。この場合、確認支援部212は、台本管理レコード220のチェックデータ領域にONフラグを記録する。
更に、確認支援部212は、台詞検索処理を実行する(f3)。具体的には、担当者が音声ファイルと台詞内容とが一致していないと判断した場合には、確認支援画面500において検索指示を入力する。この場合、確認支援部212は、ユーザ端末10に検索画面を出力する。この検索画面には、音声ファイルの発話に含まれるキーワードの入力欄が設けられている。そして、確認支援部212は、検査画面に入力されたキーワードを台詞内容に含む台本管理レコード220を抽出し、ユーザ端末10に出力する。担当者は、出力された台本管理レコード220の台詞内容を確認して、音声ファイルと台詞との関連付けを行なう。
更に、確認支援部212は、台詞編集処理を実行する(f4)。具体的には、担当者は、発注後の台詞内容の修正や、音声の収録時の修正状況の記録に基づいて、確認支援画面500の台詞内容を修正する。この場合、確認支援部212は、修正された台詞内容を記録した新たな台本管理レコード220を生成し、台本情報記憶部22に記録する。そして、バージョンデータ領域のバージョン番号を加算して更新し、ボイスラベルには、バージョンを識別できる記号を付加する。
更に、確認支援部212は、ファイル編集処理を実行する(f5)。具体的には、担当者が、納品された音声ファイルの編集(分割や統合)を希望する場合、確認支援画面500に編集指示を入力する。この場合、確認支援部212は、編集前のボイスラベルを識別できるようにして新たな台本管理レコード220を生成し、台本情報記憶部22に記録する。次に、確認支援部212は、バージョンデータ領域のバージョン番号を加算して更新する。そして、ファイル分割を行なう場合には、確認支援部212は、納品された音声ファイルを、指定位置で分割した音声ファイルを生成し、分割された音声ファイルを修正ファイル232として、音声ファイル記憶部23に記録する。ファイル統合を行なう場合には、確認支援部212は、納品された音声ファイルを、指定された複数の音声ファイルを統合したファイルを生成し、修正ファイル232として、音声ファイル記憶部23に記録する。この場合、確認支援部212は、ファイル名のボイスラベルには、編集前のボイスラベルに対してバージョンを識別できる記号を付加する。これにより、編集前の音声ファイルを特定することができる。
更に、確認支援部212は、変換ファイル登録処理を実行する(f6)。具体的には、検収を完了した音声ファイルについて、ゲームアプリケーションに実装する変換ファイルを生成する。この変換ファイルには、元の音声ファイルと同じボイスラベルが付与されており、ファイル種別(拡張子)が異なる。この場合、制御部21の確認支援部212は、音声ファイル記憶部23に変換ファイル233として記録する。そして、確認支援部212は、変換ファイル233の保存場所にリンクさせた再生ボタンを確認支援画面500に表示する。この再生ボタンを選択した場合、確認支援部212は、ファイル再生処理(f1)を実行する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1−1)本実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、話者の特定処理(ステップS1−2)、台詞の抽出処理(ステップS1−3)、収録台本の作成処理(ステップS1−4)を実行する。これにより、話者に応じた声優毎の収録台本を効率的に作成することができる。
(1−2)本実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、ファイル名による対応台詞の検索処理を実行する(ステップS2−2)。ファイルに対応する台詞があると判定した場合(ステップS2−3において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、リンク処理を実行する(ステップS2−4)。これにより、多数の音声ファイルが納品された場合にも、発注した台本と照合して、効率的に検収作業を行なうことができる。
(1−3)本実施形態では、ファイルに対応する台詞がないと判定した場合(ステップS2−3において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、アラーム処理を実行する(ステップS2−5)。これにより、発注した台詞と整合しない音声ファイルが存在する場合に、注意喚起を行なうことができる。
(1−4)本実施形態では、確認支援部212は、ファイル再生処理(f1)、検収記録処理(f2)を実行する。これにより、納品された音声ファイルを再生し、効率的に台詞との照合を行なうことができる。そして、この検収結果を記録することができる。
(1−5)本実施形態では、確認支援部212は、台詞検索処理を実行する(f3)。ファイル名が対応しない音声ファイルが存在する場合、この音声ファイルに含まれるキーワードを用いて、対応する台詞を検索することができる。
(1−6)本実施形態では、確認支援部212は、台詞編集処理(f4)、ファイル編集処理(f5)を実行する。これにより、発注後の修正や収録の立ち合い現場での修正に対応できるとともに、その修正履歴をバージョンとして管理することができる。
(1−7)本実施形態では、確認支援部212は、変換ファイル登録処理を実行する(f6)。これにより、一つの台詞について納品された音声ファイルと、実装する音声ファイルとを一元管理することができる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明を具体化したファイルシステム、ファイルシステム制御プログラム及びファイルシステム制御方法の第2の実施形態を説明する。第1の実施形態では、ファイル名に基づいて、台詞と音声ファイルとを照合する。ここで、音声ファイルについて音声認識を行ない、照合を支援するようにしてもよい。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態の確認支援処理を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
図7を用いて、確認支援処理を説明する。
この場合、納品ファイル毎に以下の処理を繰り返す。
まず、管理サーバ20の制御部21は、ステップS2−2と同様に、ファイル名による対応台詞の検索処理を実行する(ステップS3−1)。
次に、管理サーバ20の制御部21は、音声認識処理を実行する(ステップS3−2)。具体的には、制御部21の確認支援部212は、音声ファイルを再生し、再生された音声の音声認識を行ない、テキストを生成する。
次に、管理サーバ20の制御部21は、ファイルに対応する台詞があるかどうかについての判定処理を実行する(ステップS3−3)。具体的には、制御部21の確認支援部212は、音声ファイルから生成したテキストと、台詞内容とを比較する。両者において一致する文字数の割合が、予め定めた基準値を超える場合には、ファイルに対応する台詞があると判定する。
ファイルに対応する台詞があると判定した場合(ステップS3−3において「YES」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、ステップS2−4と同様に、リンク処理を実行する(ステップS3−4)。
一方、両者において一致する文字数の割合が基準値以下で、ファイルに対応する台詞がないと判定した場合(ステップS3−3において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、検索処理を実行する(ステップS3−5)。具体的には、制御部21の確認支援部212は、音声ファイルから生成したテキストと、他の台詞内容とを比較する。そして、一致する文字数の割合が最も高い台詞を関連付け候補として特定する。なお、一致する文字数の割合が基準値以上の複数の台詞を関連付け候補として特定してもよい。
次に、管理サーバ20の制御部21は、アラーム処理を実行する(ステップS3−6)。具体的には、制御部21の確認支援部212は、ユーザ端末10に注意喚起メッセージを出力する。この注意喚起メッセージには、一致する文字数の割合が高い関連付け候補の識別情報(例えば、ボイスラベル)を含める。この識別情報には、台本管理レコード220へのリンクが含まれる。このリンクを選択することにより、台詞内容を確認し、音声ファイルと台詞との関連付けを変更することができる。
以上、本実施形態によれば、上記(1−1)、(1−4)〜(1−7)と同様な効果に加えて、以下に示す効果を得ることができる。
(2−1)本実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、音声認識処理(ステップS3−2)、ファイルに対応する台詞があるかどうかについての判定処理(ステップS3−3)を実行する。これにより、ファイル名による対応台詞の検索において、音声認識を用いて、音声と台詞との一致を確認することができる。
(2−2)本実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、ファイルに対応する台詞がないと判定した場合(ステップS3−3において「NO」の場合)、管理サーバ20の制御部21は、検索処理を実行する(ステップS3−5)。これにより、音声ファイルに関連する台詞の特定を支援することができる。
また、上記各実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
・上記各実施形態では、音声ファイルに限定されるものではない。例えば、音声を含めた動画ファイルの確認に用いることも可能である。
・上記第2の実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、ファイル名による対応台詞の検索処理(ステップS3−1)の実行後に、音声認識処理(ステップS3−2)を実行する。ファイル名を用いずに、音声認識したテキストにより、台本管理レコード220を検索するようにしてもよい。
・上記第2の実施形態では、制御部21は、ファイルに対応する台詞があるかどうかについての判定処理(ステップS3−3)において、音声ファイルから生成したテキストと台詞内容とを比較し、両者において一致する文字数の割合が、予め定めた基準値を超える場合にはファイルに対応する台詞があると判定する。ファイルに対応する台詞の有無の判定方法はこれに限定されるものではない、両者に含まれるキーワードを抽出し、両者の一致度を用いてもよい。
10…ユーザ端末、11…制御部、20…管理サーバ、21…制御部、210…台本管理部、211…照合部、212…確認支援部、213…再生部、22…台本情報記憶部、23…音声ファイル記憶部、230…音声ファイル。

Claims (6)

  1. 記憶部、表示部、入力部及び出力部に接続された制御部を備えたファイルシステムであって、
    前記制御部が、
    発注者により入力され、台詞をラベルに関連付けた台本管理レコードを前記記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶された前記台本管理レコードのうち、指定された前記台本管理レコードを出力し、
    出力された前記台本管理レコードに基づき納品者により作成された音声ファイルを、前記ラベルに関連付けて記憶部に記憶し、
    前記音声ファイルに関連付けられた前記ラベル及び前記台本管理レコードに関連付けられた前記ラベルを用いて前記音声ファイルに対応する前記台本管理レコードを検索し、前記台本管理レコードが特定できた場合には前記音声ファイルのリンク情報を前記台本管理レコードに関連付けて記録し、
    前記台本管理レコードに関連付けられた前記リンク情報が記録されている場合には、前記表示部に表示される確認支援画面に、前記台本管理レコード毎に、前記リンク情報に関連付けられた前記音声ファイルを出力する再生ボタンを、前記台本管理レコードと対応させて表示し、
    前記発注者による前記入力部の操作により前記確認支援画面に表示される再生ボタンが選択された際に、前記出力部に、前記音声ファイルを出力することを特徴とするファイルシステム。
  2. 前記制御部が、前記確認支援画面に、前記台本管理レコードが対応する音声ファイルと一致した場合に前記発注者によって入力される検収欄を表示し、前記発注者による前記入力部の操作により前記検収欄に入力が行われた場合に検収を完了したことを示す検収結果を、前記台本管理レコードと対応付けて記録することを特徴とする請求項1に記載のファイルシステム。
  3. 前記制御部が、前記音声ファイルに関連付けられた前記ラベルを用いて前記音声ファイルに対応する前記台本管理レコードが特定できた場合、前記音声ファイルの音声認識を行
    ない、前記音声認識により作成したテキストの内容と、特定した前記台本管理レコードの内容とにおいて一致する文字数の割合を算出し、前記一致する文字数の割合が基準値以下の場合には注意喚起情報を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載のファイルシステム。
  4. 前記記憶部に記録された前記台本管理レコードには話者識別情報が関連付けられており、
    前記制御部が、前記話者識別情報が関連付けられた前記台本管理レコードを抽出し、前記話者識別情報毎に音声入力依頼書を作成することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のファイルシステム。
  5. 記憶部、表示部、入力部及び出力部に接続された制御部を備えたファイルシステムを制御するプログラムであって
    前記制御部を、
    発注者により入力され、台詞をラベルに関連付けた台本管理レコードを前記記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶された前記台本管理レコードのうち、指定された前記台本管理レコードを出力し、
    出力された前記台本管理レコードに基づき納品者により作成された音声ファイルを、前記ラベルに関連付けて記憶部に記憶し、
    前記音声ファイルに関連付けられた前記ラベル及び前記台本管理レコードに関連付けられた前記ラベルを用いて前記音声ファイルに対応する前記台本管理レコードを検索し、前記台本管理レコードが特定できた場合には前記音声ファイルのリンク情報を前記台本管理レコードに関連付けて記録し、
    前記台本管理レコードに関連付けられた前記リンク情報が記録されている場合には、前記表示部に表示される確認支援画面に、前記台本管理レコード毎に、前記リンク情報に関連付けられた前記音声ファイルを出力する再生ボタンを、前記台本管理レコードと対応させて表示し、
    前記発注者による前記入力部の操作により前記確認支援画面に表示される再生ボタンが選択された際に、前記出力部に、前記音声ファイルを出力する手段として機能させることを特徴とするファイルシステム制御プログラム。
  6. 記憶部、表示部、入力部及び出力部に接続された制御部を備えたファイルシステムを制御する方法であって
    前記制御部が、
    発注者により入力され、台詞をラベルに関連付けた台本管理レコードを前記記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶された前記台本管理レコードのうち、指定された前記台本管理レコードを出力し、
    出力された前記台本管理レコードに基づき納品者により作成された音声ファイルを、前記ラベルに関連付けて記憶部に記憶し、
    前記音声ファイルに関連付けられた前記ラベル及び前記台本管理レコードに関連付けられた前記ラベルを用いて前記音声ファイルに対応する前記台本管理レコードを検索し、前記台本管理レコードが特定できた場合には前記音声ファイルのリンク情報を前記台本管理レコードに関連付けて記録し、
    前記台本管理レコードに関連付けられた前記リンク情報が記録されている場合には、前記表示部に表示される確認支援画面に、前記台本管理レコード毎に、前記リンク情報に関連付けられた前記音声ファイルを出力する再生ボタンを、前記台本管理レコードと対応させて表示し、
    前記発注者による前記入力部の操作により前記確認支援画面に表示される再生ボタンが
    選択された際に、前記出力部に、前記音声ファイルを出力することを特徴とするファイルシステム制御方法。
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