JP6692369B2 - Rf環境内の装置のための制御アーキテクチャ - Google Patents

Rf環境内の装置のための制御アーキテクチャ Download PDF

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Description

本明細書に記載の実施形態(実装)は、概して、半導体製造に関し、より具体的には、電子・電気コンポーネントを損傷する可能性のある破壊的な高周波(RF)環境(RFホット環境とも呼ばれる)で動作する装置(デバイス)を制御することに関する。
半導体デバイス、太陽電池、ディスプレイなどの製造のための多くのプロセスは、電子部品(コンポーネント)を損傷する可能性のある破壊的なRF環境内で実行される。伝統的に、プロセスを制御する電気部品は、これらの電気部品とRF環境に入るラインとの間に配置されたRFフィルタと共に、破壊的なRF環境の外側に配置される。しかしながら、これは、電気部品のそれぞれに対して別々のフィルタ(例えば、破壊的なRF環境内に配置された加熱素子をスイッチオン及びオフする各スイッチに対して別々のフィルタ)を存在させる。破壊的なRF環境内の素子を制御するために使用される電気部品の数が増加するにつれて、フィルタの数も同様に増加する。このようなフィルタは、典型的には高価であり、大きい。
一実施形態では、システムは、処理装置と、処理装置に結合された第1コンバータを含む。システムは、第2コンバータと、第2コンバータに結合されたパルス幅変調(PWM)回路を更に含み、ここで第2コンバータ及びPWM回路は、破壊的な高周波(RF)環境内で動作する。処理装置は、導電性通信リンクを介して送信可能である第1フォーマットを有するコマンドを生成するように構成される。第1コンバータは、コマンドを受信し、非導電性通信リンクを介して送信可能である第2フォーマットへコマンドを変換するように構成される。第2コンバータは、コマンドを受信し、導電性通信リンクを介して送信可能であるフォーマットにコマンドを変換して戻し、続いて、PWM回路にコマンドを送信するように構成される。PWM回路は、コマンドに基づいて破壊的なRF環境内で動作する1以上の素子を制御するために使用される設定を調整するように構成される。
一実施形態では、高周波環境内で動作する素子を制御する方法は、導電性通信リンクを介して送信可能である第1フォーマットを有するコマンドを処理装置で生成する工程を含む。本方法は、非導電性通信リンクを介して送信可能である第2フォーマットへ第1フォーマットからのコマンドを、処理装置に結合された第1コンバータによって変換する工程を更に含む。本方法は、非導電性通信リンクを介して第2コンバータにコマンドを送信する工程を更に含む。コマンドは、破壊的な高周波(RF)環境内で動作する第2コンバータによって、導電性通信リンクを介して送信可能であるフォーマットに変換して戻す工程を更に含む。本方法は、破壊的なRF環境内で動作する1以上の素子を制御するために使用されるPWMの設定を調整するために、破壊的なRF環境内で動作するパルス幅変調(PWM)回路にコマンドを送信する工程を更に含む。
本発明は、添付図面の図の中で、限定としてではなく、例として示され、同様の参照符号は同様の素子を示す。この開示における「一」又は「1つの」実施形態への異なる参照は、必ずしも同じ実施形態への参照ではなく、そのような参照は、少なくとも1つを意味することに留意すべきである。
RF環境内の装置のための、及びRF環境内の装置用の制御アーキテクチャのための統合フィルタ構成の一実施形態を有する処理チャンバの概略断面側面図である。 一実施形態に係る、RF環境内の装置のための統合フィルタ構成を含むスイッチングシステムのブロック図である。 一実施形態に係る、RF環境内の装置のための制御アーキテクチャのブロック図である。 一実施形態に係る、RF環境内の装置のための別の制御アーキテクチャのブロック図である。 一実施形態に係る基板支持アセンブリの断面概略側面図である。 処理中にRF環境内の複数の素子を動作させるための方法の一実施形態のフロー図である。 処理中にRF環境内の複数の素子を動作させるための方法の別の一実施形態のフロー図である。 処理中にRF環境内の複数の素子を動作させるための方法の別の一実施形態のフロー図である。
実施形態の詳細な説明
本明細書中に記載される実施形態は、破壊的なRF環境(本明細書中では、RFホット環境とも呼ばれる)の内部で動作する複数のスイッチを含むスイッチングシステムを提供する。複数のスイッチはすべて、同じ電力線に結合され、電力線は、RF環境によって電力線内に導入されるRFノイズをフィルタリング除去するフィルタに結合される。複数のスイッチは、非導電性通信リンクを介してRF環境の外部の処理装置からスイッチング信号を受信し、電気的スイッチング信号にスイッチング信号を変換して、スイッチにスイッチング信号を提供するコンバータに結合される。RF環境内にスイッチを配置し、複数のスイッチに共通の電力線接続部を設けることによって、RFノイズをフィルタリング除去し、RF環境の外部の電気部品を保護するために使用されるフィルタの数が低減される。フィルタは、高価で大きい。したがって、フィルタの数を減らすことによって、スイッチングシステムを使用する機械(例えば、半導体処理装置)のコストが低減される。また、機械の大きさを減少させることができる、及び/又は空間を他の部品のために機械内で使用可能にすることができる。
本明細書に記載される実施形態はまた、RF環境内のスイッチ、処理装置、及びその他のデバイスを制御するための、並びにRF環境の外部にあるスイッチ、処理装置、及びその他のデバイスを制御するための制御アーキテクチャを提供する。制御アーキテクチャは、例えば、RF環境内にある上記のスイッチングシステム並びにパルス幅変調(PWM)回路の両方及び/又は他の処理装置を制御するために使用することができる。制御アーキテクチャは、従来の設計と比較してコストと複雑さを大幅に削減して、RF環境の内部及びRF環境の外部の論理デバイスのリアルタイム制御を可能にする。
一実施形態では、制御アーキテクチャは、第1コンバータに結合された処理装置を含み、ここで処理装置及び第1コンバータは、破壊的RF環境の外部にある。制御アーキテクチャは、第2コンバータに結合された少なくとも1つのパルス幅変調(PWM)回路を更に含み、ここでPWM回路及び第2コンバータは、破壊的なRF環境の内部にある。処理装置は、非導電性通信リンクを介して送信可能である追加のフォーマット(例えば、光学的フォーマット)に第1コンバータが導電性フォーマットから変換したコマンドを生成する。第2コンバータは、追加のフォーマットから導電性フォーマットへコマンドを変換して戻し、PWM回路にコマンドを提供する。コマンドは、PWM回路の設定を更新することができる。PWM回路は、その後、処理装置から更なるコマンドを受け取ることなく、破壊的RF環境内部で1以上の素子を制御することができる。
図1は、簡略化された制御アーキテクチャ及び簡略化されたスイッチングシステムの両方を有する例示的な処理チャンバ100の概略断面図である。処理チャンバ100は、例えば、プラズマ処理チャンバ、エッチング処理チャンバ、アニーリングチャンバ、物理蒸着チャンバ、化学蒸着チャンバ、又はイオン注入チャンバとすることができる。処理チャンバ100は、接地されたチャンバ本体102を含む。チャンバ本体102は、内部容積124を囲む壁104、底部106、及び蓋108を含む。基板支持アセンブリ126は、内部容積124内に配置され、処理中にその上に配置される基板134を支持する。
処理チャンバ100の壁104は、開口部(図示せず)を含み、それを通って基板134は、ロボットによって内部容積124の内外へ搬送することができる。ポンピングポート110は、チャンバ本体102の壁104又は底部106のうちの1つの中に形成され、ポンピングシステム(図示せず)に流体接続される。ポンピングシステムは、処理チャンバ100の内部容積124内で真空環境を維持するために利用することができ、更に処理副生成物を除去することができる。
ガスパネル112は、チャンバ本体102の蓋108又は壁104のうちの少なくとも1つを貫通して形成された1以上の入口ポート114を介して処理チャンバ100の内部容積124に処理ガス及び/又は他のガスを提供する。ガスパネル112により提供された処理ガスは、基板支持アセンブリ126上に配置された基板134を処理するのに利用されるプラズマ122を形成するために、内部容積124内で通電することができる。処理ガスは、チャンバ本体102の外側に位置するプラズマアプリケータ120から処理ガスに誘導結合されたRF電力によって励起することができる。図1に示す実施形態では、プラズマアプリケータ120は、RF電源116に整合回路118を介して結合された同軸コイルの組である。
基板支持アセンブリ126は、一般的に、少なくとも1つの基板支持体132を含む。基板支持体132は、真空チャック、静電チャック、サセプタ、又は他のワークピース支持面とすることができる。図1の実施形態では、基板支持体132は、静電チャックであり、静電チャック132として以下では説明する。基板支持アセンブリ126は更に、ヒータアセンブリ170を含むことができる。基板支持アセンブリ126は、冷却ベース130も含むことができる。冷却ベースは、基板支持アセンブリ126から交互に分離することができる。基板支持アセンブリ126は、支持台125に取り外し可能に結合することができる。台ベース128及びファシリティプレート180を含むことができる支持台125は、チャンバ本体102に取り付けられる。基板支持アセンブリ126は、支持台125から定期的に除去することができ、これによって基板支持アセンブリ126の1以上の部品の改修を可能にする。
ファシリティプレート180は、1以上のリフトピンを上下動させるように構成された1以上の駆動機構を収容するように構成される。また、ファシリティプレート180は、静電チャック132及び/又は冷却ベース130からの流体接続を収容するように構成される。ファシリティプレート180はまた、静電チャック132及びヒータアセンブリ170からの電気的接続を収容するように構成される。多数の接続が、基板支持アセンブリ126の外又は内に走る可能性がある。
静電チャック132は、取付面131と、取付面131の反対側のワークピース面133を有する。静電チャック132は、一般的に、誘電体150内に埋め込まれたチャッキング電極136を含む。チャッキング電極136は、単極又は双極電極、又は他の適切な配置として構成することができる。チャッキング電極136は、静電誘電体150の上面に基板134を静電固定するためにRF又はDC電力を提供するチャッキング電源138にRFフィルタ182を介して結合される。RFフィルタ182は、処理チャンバ100内でプラズマ122を形成するために利用されるRF電力が、電気機器に損傷を与える、又はチャンバの外部に電気ハザードを呈するのを防ぐ。誘電体150は、セラミックス材料(例えば、AlN又はAl)から製造することができる。あるいはまた、誘電体150は、ポリマー(例えば、ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリアリールエーテルケトンなど)から製造することができる。いくつかの例では、誘電体は、耐プラズマ性セラミックスコーティング(例えば、イットリア、YAl12(YAG)など)でコーティングすることができる。
静電チャック132のワークピース面133は、基板134と静電チャック132のワークピース面133との間に画定される間隙に裏面熱伝達ガスを供給するためのガス流路(図示せず)を含むことができる。静電チャック132はまた、処理チャンバ100の内外へのロボット搬送を促進するために、静電チャック132のワークピース面133上に基板134を昇降させるためのリフトピンを収容するためのリフトピン穴(いずれも図示せず)を含むことができる。
温度制御された冷却ベース130は、熱伝達流体源144に結合される。熱伝達流体源144は、熱伝達流体(例えば、冷却ベース130内に配置された1以上の導管160を通って循環された液体、気体又はそれらの組み合わせ)を提供する。隣接する導管160を通って流れる流体は、静電チャック132と、基板134の横方向温度プロファイルを制御するのに役立つ冷却ベース130の異なる領域との間の熱伝達の局所制御を可能にするために分離させることができる。
流体分配器(図示せず)を、熱伝達流体源144と温度制御された冷却ベース130の出口との間に流体結合させてもよい。流体分配器は、導管160に供給される熱伝達流体の量を制御するように動作する。流体分配器は、処理チャンバ100の外部に、ピクセル化された基板支持アセンブリ126内に、台座128内に、又は他の適切な場所に配置することができる。
ヒータアセンブリ170は、(例えば、静電チャックの)本体152内に埋め込まれた1以上の主抵抗加熱素子154及び/又は複数の補助加熱素子140を含むことができる。主抵抗加熱素子154は、基板支持アセンブリ126及び支持された基板134の温度をプロセスレシピ内で指定された温度まで上昇させるために提供することができる。補助加熱素子140は、主抵抗加熱素子154によって生成された基板支持アセンブリ126の温度プロファイルに局所化された調整を提供することができる。したがって、主抵抗加熱素子154は、グローバル化されたマクロスケールで動作し、一方、補助加熱素子は、局所化されたマイクロスケールで動作する。主抵抗加熱素子154は、1以上のスイッチングデバイスを含むスイッチングモジュール192に結合される。スイッチングモジュール192は、コントローラ148から受け取る信号に基づいて、主抵抗加熱素子154への電力の流れをスイッチオン及びオフする。電源156は、最大900ワット又はそれ以上の電力を主抵抗加熱素子154に供給することができる。
コントローラ148は、一般的に、基板134を所定の温度程度に加熱するように設定される主ヒータ電源156の動作を制御することができる。一実施形態では、主抵抗加熱素子154は、複数の横方向に分離された温度ゾーンを含む。コントローラ148は、主抵抗加熱素子154の1以上の温度ゾーンが、1以上の他の温度ゾーンに位置する主抵抗加熱素子154に対して優先的に加熱されることを可能にする。例えば、主抵抗加熱素子154は、複数の分離した温度ゾーンに同心円状に配置されてもよい。
補助加熱素子140は、補助ヒータ電源142にRFフィルタ186を介して結合される。補助ヒータ電源142は、補助加熱素子140に10ワット以下の電力を供給することができる。一実施形態では、補助ヒータ電源142は、直流(DC)電力を生成し、主ヒータ電源156は、交流電流(AC)を生成する。あるいはまた、補助ヒータ電源142と主ヒータ電源156の両方は、AC電力又はDC電力を提供することができる。一実施形態では、補助ヒータ電源142により供給される電力は、主抵抗加熱素子の主ヒータ電源156により供給される電力よりも1桁小さい。補助加熱素子140は更に、内部コントローラ191に結合される。内部コントローラ191は、基板支持アセンブリ126内に、又は基板支持アセンブリ126の外部に位置することができる。内部コントローラ191は、基板支持アセンブリ126全域に亘って横方向に分布した補助加熱素子140のそれぞれで局所的に生成された熱を制御するために、補助ヒータ電源142から個別又はグループの補助加熱素子140に供給される電力を管理することができる。内部コントローラ202は、補助加熱素子140のうちの1つの出力を補助加熱素子140の他のものに対して独立して制御するように構成される。
一実施形態では、1以上の主抵抗加熱素子154及び/又は補助加熱素子140は、静電チャック132内に形成することができる。内部コントローラ191は、冷却ベースに隣接して、又は冷却ベースの近くに配置することができ、個々の補助加熱素子140を選択的に制御することができる。
静電チャック132は、コントローラ148に温度フィードバック情報を提供するため、主抵抗加熱素子154に主ヒータ電源156によって印加された電力を制御するため、冷却ベース130の動作を制御するため、及び/又は補助加熱素子140に補助ヒータ電源142によって印加された電力を制御するための1以上の温度センサ(図示せず)を含むことができる。
処理チャンバ100内の基板134の表面の温度は、ポンプ、スリットバルブドア、プラズマ122、及びその他の要因による処理ガスの排出によって影響される可能性がある。冷却ベース130、1以上の主抵抗加熱素子154、及び補助加熱素子140はすべて、基板134の表面温度を制御するのを助長する。
主抵抗加熱素子154の2ゾーン構成の一実施形態では、主抵抗加熱素子154は、互いのゾーン間で±約10℃のばらつきを有する処理に適した温度まで基板134を加熱するために使用することができる。主抵抗加熱素子154に対する4つのゾーンアセンブリの別の一実施形態では、主抵抗加熱素子154は、特定のゾーン内で±約1.5℃のばらつきを有する処理に適した温度まで基板134を加熱するために使用することができる。各ゾーンは、プロセス条件及びパラメータに応じて隣接するゾーンから約0℃〜約20℃変化させることができる。いくつかの例では、基板134に対する表面温度の1/2度のばらつきは、内部の構造の形成における1ナノメートルの大きさの差を生じさせる可能性がある。補助加熱素子140は、±約0.3℃に温度プロファイルのばらつきを低減することにより、主抵抗加熱素子154によって生成された基板134の表面の温度プロファイルを改善するために使用することができる。温度プロファイルは、所望の結果を得るために、補助加熱素子140を使用することにより、基板134の全領域に亘って、均一にする、又は所定の方法で正確に変化させることができる。
処理チャンバ100の内部容積124は、破壊的なRF環境(RFホット環境とも呼ばれる)である。破壊的なRF環境は、(例えば、RF環境内における電気部品の慎重な構成及び配置によって、又はRFノイズをフィルタリング除去することによって)保護されていない電気部品に損傷を与える又は破壊する。スイッチングモジュール192及び内部コントローラ191は両方とも、内部容積124内に配置され、したがって、破壊的なRF環境に曝されている。スイッチングモジュール192及び内部コントローラ191内の電気部品を保護するために、スイッチングモジュール192及び内部コントローラ191内の部品は、ほぼ等しい電位に維持され、接地されない。
スイッチングモジュール192は、回路基板(例えば、プリント回路基板)に取り付けることができる。(スイッチングモジュール192の部品を含む)回路基板は、固定電位に維持することができる。こうして、回路基板の各領域は、同じ電位を有することができる。一定の電位に回路基板及びその部品のすべてを維持することにより、RF環境からの損傷を防止することができる。内部コントローラ191は、同様に回路基板(例えば、プリント回路基板)に搭載することができる。(内部コントローラ191の部品を含む)回路基板は、固定電位に維持することができる。回路基板の各領域は、こうして同じ電位を有することができる。回路基板及びその部品のすべてを固定電位に維持することにより、RF環境からの損傷を防止することができる。内部コントローラ191及び補助加熱素子140に電力を提供する電力線は、フィルタ184によって保護されている。また、スイッチングモジュール192及び主抵抗加熱素子154に電力を提供する電力線は、フィルタ186によって保護されている。
外部コントローラ148は、処理チャンバ100の動作及び基板134の処理を制御するために、処理チャンバ100に結合される。外部コントローラ148は、様々なサブプロセッサ及びサブコントローラを制御するための工業環境で使用可能な汎用データ処理システムを含む。一般的に、外部コントローラ148は、他の一般的な部品間でメモリ174及び入力/出力(I/O)回路176と連通する中央処理装置(CPU)172を含む。コントローラ148のCPUによって実行されるソフトウェアコマンドは、処理チャンバに、例えば、内部容積124内にエッチャントガス混合物(すなわち、処理ガス)を導入させ、プラズマアプリケータ120からのRF電力の印加によって処理ガスからプラズマ122を形成させ、基板134上の材料の層をエッチングさせる。
コントローラ148は、コマンド及びスイッチング信号を導電性フォーマットから非導電性フォーマットへ変換する1以上のコンバータを含むことができる。一実施形態では、コントローラ148は、光ファイバーインターフェースを介して送信するための光学的フォーマットにコマンド及びスイッチング信号を変換する光コンバータを含む。スイッチングモジュール192は、コントローラ148から受信したスイッチング信号を導電性(例えば、電気的)フォーマットへ変換して戻し、その後スイッチング信号をスイッチングデバイスに提供する別のコンバータを含むことができる。同様に、内部コントローラ191は、コマンドを非導電性フォーマットから導電性フォーマットへ変換し、内部コントローラ191内に含まれる1以上の処理装置にコマンドを提供する同様のコンバータを含むことができる。一実施形態では、処理装置は、パルス幅変調(PWM)回路である。コントローラ148からのスイッチング信号及びコマンドを非導電性インターフェースを介してスイッチングモジュール192及び内部コントローラ191に送信することにより、コントローラ148は、RFノイズから保護される。
図2は、一実施形態に係る、RF環境内の装置用の統合フィルタ構成を含むスイッチングシステム200のブロック図である。スイッチングシステム200は、外部コントローラ232及びスイッチングモジュール210を含む。スイッチングモジュール210は、RF環境205(例えば、破壊的なRF環境)の内側に存在し、外部コントローラ232は、RF環境205の外側に存在する。
外部コントローラ232は、スイッチングモジュール210に電力を供給する、及びスイッチングモジュール210にスイッチング信号を供給するように構成される。電力は、電力線255上を、単一のフィルタ230を通ってスイッチングモジュール210まで供給される。一実施形態では、外部コントローラ232は、電力線255、フィルタ230、及び接続された電気部品を保護する回路遮断器238を含む。一実施形態では、外部コントローラ232は、スイッチングモジュール210に単相電力(例えば、208V AC電力)を提供する。あるいはまた、外部コントローラ232は、スイッチングモジュール210に三相電力を提供することができる。
単一のフィルタ230は、もしも無い場合に、RF環境205によって電源ライン255に導入されるであろうRFノイズをフィルタリング除去するように構成される。従来の構成では、スイッチは、RF環境の外側に配置され、フィルタによってRF環境から分離されている。従来の構成では、別個のフィルタが、各スイッチのために使用される。対照的に、スイッチングシステム200は、単一の電力線255(例えば、ホット導線、ニュートラル導線、及び接地導線を有する単一の電力線)及び単一のフィルタ230を含む。1つだけのフィルタの使用は、スイッチングシステムのコスト及びサイズを大幅に削減することができる。
外部コントローラ232は、処理装置240及びコンバータ235を更に含む。処理装置240は、比例積分微分(PID)コントローラ、マイクロプロセッサ(例えば、複合命令セットコンピューティング(CISC)マイクロプロセッサ、縮小命令セットコンピューティング(RISC)マイクロプロセッサ、超長命令語(VLIW)マイクロプロセッサ)、PIDマイクロプロセッサ、中央処理装置、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、デジタル信号プロセッサ(DSP)等とすることができる。処理装置240はまた、同じ種類又は異なる種類の複数の処理装置であってもよい。例えば、処理装置240は、PIDコントローラとマイクロプロセッサの組み合わせ又は複数のマイクロプロセッサの組み合わせとすることができる。
処理装置240は、1以上の導電性接続を介してコンバータ235に結合される。一実施形態では、処理装置240は、スイッチングモジュール210内で各スイッチに対応する並列接続の異なる配線によるコンバータ235への並列接続を有する。図示の例では、スイッチングコントローラ210は、4つのスイッチ220、221、222、223を含む。したがって、処理装置240は、4つの別々の配線でコンバータ235に並列接続される。より多くの又はより少ない配線が、スイッチングモジュール210内に含まれるスイッチの数に応じて、そのような一実施形態で使用されてもよい。各配線は、特定のスイッチのスイッチオン及びオフを制御するために使用されるスイッチング信号を送信するために使用することができる。あるいはまた、処理装置240は、複数のスイッチング信号が多重化され、1以上の配線を介して送信することができる、コンバータ235へのシリアル接続を有していてもよい。
コンバータ235は、スイッチング信号を導電性フォーマット(例えば、電気信号)から非導電性通信リンク250を介して送信可能である非導電性フォーマットに変換する。処理装置240とRF環境205内の部品との間の電気的分離を維持するために、導電性通信リンクではなく、非導電性通信リンク250が使用される。これは、RFノイズが制御回路を通って外部コントローラ232に伝わり、外部コントローラ232に損傷を与えるのを防止する。一実施形態では、コンバータ235は光学的コンバータであり、非導電性フォーマットは、光学的フォーマット(例えば、光信号)であり、非導電性通信リンク250は、光ファイバーインターフェース(例えば、光ファイバーケーブル)である。光ファイバーインターフェースは、電磁干渉又は高周波(RF)エネルギーの影響を受けない。したがって、RFエネルギー送信から制御処理装置240を保護するためのRFフィルタは省略することができ、これによって他のユーティリティをルーティングするためのより多くのスペースを可能にする。一実施形態では、コンバータ235は、複数の異なるスイッチに向けられた信号を多重化し、シリアル接続を介して(例えば、シリアル光接続を介して)これらの多重化された信号を送信する。
別の実施形態では、他の非導電性フォーマット及びそれに対応する非導電性通信リンク250を使用することができる。一実施形態では、コンバータ135は、無線ネットワークアダプタ(例えば、Wi−Fi(商標名)アダプタ又は他の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アダプタ)である。コンバータ235はまた、ZigBee(登録商標)モジュール、Bluetooth(登録商標)モジュール、又は他のタイプの無線高周波(RF)通信モジュールであってもよい。コンバータ235はまた、近距離無線通信(NFC)モジュール、赤外線モジュール、又は他のタイプのモジュールであってもよい。
スイッチングモジュール210は、受信した非導電性スイッチング信号(例えば、光スイッチング信号)を導電性フォーマット(例えば、電気スイッチング信号)に変換して戻すように構成される第2コンバータ215を含む。一実施形態では、電気スイッチング信号は、4〜20ミリアンペアの信号及び/又は0〜24ボルトのAC信号である。コンバータ215は、コンバータ235と同じタイプのコンバータとすることができる。例えば、コンバータ235が光コンバータである場合、コンバータ215もまた、光コンバータとなる。同様に、コンバータ235がWi−Fiアダプタである場合、コンバータ215もまた、Wi−Fiアダプタとなる。
一実施形態では、コンバータ215は、スイッチ220、221、222、及び223の各々に別々の配線を有する。スイッチ220〜223は、スイッチングリレー、シリコン制御整流器(SCR)、トランジスタ、サイリスタ、トライアック、又は他のスイッチングデバイスとすることができる。コンバータ215は、受信したスイッチング信号を変換し、その後、電気的スイッチング信号が向けられたスイッチに接続された配線に電気的スイッチング信号を出力する。電気的スイッチング信号は、適切なスイッチをスイッチング信号に応じてスイッチオン及びオフさせる。したがって、外部コントローラ232は、RF環境205の外部からのスイッチのリアルタイム(又はほぼリアルタイム)制御を行うことができる。各スイッチは、変調されていない電力を受け取り、変調された電力を出力し、ここで変調された電力の変調は、スイッチによって実行されたスイッチングに基づいている。スイッチは、例えば、出力電圧を変調させることができる。
図示の実施形態では、スイッチングモジュール210は、4つのスイッチ220、221、222、223を含む。スイッチ220〜223の各々は、4ゾーンの静電チャックの異なる温度ゾーンを加熱する異なる加熱素子225、226、227、228に結合される。しかしながら、より多くのスイッチ及び加熱素子が使用され、これによって静電チャックに追加の加熱ゾーンを付加してもよい。同様に、4つよりも少ない温度ゾーンが望まれる場合は、より少ないスイッチ及び加熱素子が使用されてもよい。代替実施形態では、スイッチ220〜223は、抵抗加熱素子以外の素子のスイッチオン及びオフをするために使用される。例えば、スイッチ220〜223は、代替的又は追加的に、加熱ランプ及び/又はレーザに電力を供給するために使用することができる。各々のスイッチ220〜223及び関連する加熱素子225〜228は、単一のRFフィルタ230を共有し、独自のRFフィルタを有さないので、スイッチングシステム200を含む機械(例えば、半導体処理装置)内の空間を節約し、更に追加のフィルタに関連するコストが有利に軽減される。
一実施形態では、スイッチングモジュール210は、導電性ハウジング(RFハウジングとも呼ばれる)内に収容される。導電性ハウジングは、例えば、金属製の箱とすることができる。スイッチングモジュール210の部品はすべて、前述したように、同じ電位を有することができる。スイッチングモジュールの部品すべてが同じ電位にあることを保証するために、回路基板及びその部品から導電性ハウジングの壁のそれぞれまでの空間がほぼ等しくなるように、導電性ハウジング内でほぼセンタリングされた回路基板に部品を取り付けることができる。また、スイッチングモジュール210は、グランドに接続されなくてもよい(接地されなくてもよい)。したがって、漏れ電流は、RF環境によってスイッチングモジュール210内に導入されないことが可能である。
図3は、一実施形態に係る、RF環境内のデバイス用の統合フィルタ構成を含む別のスイッチングシステム300のブロック図である。スイッチングシステム300は、図2のスイッチングシステム200と同様であるが、外部コントローラ332からの命令を受信し、その後、外部コントローラ332とは独立したRF環境305内の追加の部品を制御することができる1以上の処理装置(図示せず)を含む内部コントローラ355を制御するための部品を更に含む。
制御アーキテクチャ300は、コンバータ335により非導電性スイッチング信号に変換され、スイッチングモジュール310内でコンバータ315に非導電性通信リンク350を介して送信される電気的スイッチング信号を生成する処理装置240を含む。コンバータ315は、非導電性スイッチング信号を電気的スイッチング信号へ変換して戻し、加熱素子325、326、327、328への電力を制御するために指定されたスイッチ320、321、322、323に電気的スイッチング信号を送る。電力は、電力線355を介して、単一のRFフィルタ330を介して、加熱素子325〜328へ送られる。回路遮断器338は、電力線355に接続された部品を保護するために使用される。
内部コントローラ380もまた、RF環境305内に存在する。内部コントローラ380は、外部コントローラ332からの命令を受けた後、RF環境305内部の1以上の素子又は部品を制御するためのこれらの命令を実行することができる1以上の処理装置を含む。例えば、内部コントローラ380は、1以上の補助加熱素子を制御するために使用することができる。
内部コントローラ380は、単一のRFフィルタ333を介して電力線382に結合することができる。電力線382は、電力線355よりもはるかに低い電力を供給することができる。例えば、電力線355は、最大約900ボルト(V)ACの電力を供給することができる。対照的に、電力線382は、約5〜24ボルトDCの電力を供給することができる。したがって、外部コントローラ332は、最大900ボルトの入力を受け取り、出力として5〜24Vを供給する電源360を含むことができる。回路遮断器340は、電源360、RFフィルタ333、及び内部コントローラ380を保護することができる。
外部コントローラ332は、内部コントローラ380を制御するために使用することができるコマンドを生成するための追加の処理装置352を更に含むことができる。処理装置352は、処理装置340と同じでも異なっていてもよい。処理装置352は、導電性通信リンクを介して送信可能である第1フォーマットから、非導電性通信リンクを介して送信可能である第2フォーマットへコマンドを変換するコンバータ345に結合させることができる。あるいはまた、処理装置352は、コンバータ335に結合させてもよい。別の一実施形態では、処理装置340は、内部コントローラ380を制御するためのコマンドを生成することができる。
図4は、一実施形態に係るRF環境内のデバイス用の制御アーキテクチャ400のブロック図である。制御アーキテクチャ400は、RF環境408の外部に存在する外部コントローラ406と、RF環境408の内部に存在する内部コントローラ405を含む。制御アーキテクチャ400はまた、RF環境の外部にある1以上のアナログデバイス455及び/又はデジタルデバイス460を含むことができる。制御アーキテクチャ400はまた、RF環境408内に配置されるスイッチングモジュール460を含むことができる。
外部コントローラ406は、外部コントローラ406の部品に電力を供給する第1電源424と、内部コントローラ405に電力を供給する第2電源426を含む。外部コントローラ406は更に、スイッチングモジュール460に電力を供給する第3電源431を含むことができる。第1電源424は、第1回路遮断器428を介して電源に結合され、第2電源426は、第2回路遮断器430を介して電源に結合される。同様に、第3電源431は、第3回路遮断器(図示せず)を介して電源に結合させることができる。
単一のRFフィルタ415は、内部コントローラ405から第2電源426を分離する。同様に、単一のRFフィルタ456は、スイッチングモジュール460から第3電源431を分離することができる。RFフィルタ415及び456は、外部コントローラ406を保護するために、RF環境408によって電力線に導入されるRFノイズをフィルタリング除去することができる。
外部コントローラ406は、どちらも第1電源424によって給電される第1処理装置418と第2処理装置420を更に含む。第1及び第2処理装置424、426は、PIDコントローラ、マイクロプロセッサ、PIDマイクロプロセッサ、中央処理装置、ASIC、FPGA、DSP等とすることができる。一実施形態では、第1処理装置418は、汎用プロセッサ(例えば、X86系プロセッサ)であり、第2処理装置は、デジタル入力、デジタル出力、アナログ入力、及びアナログ出力を含む縮小命令セット(RISC)プロセッサ(例えば、ARM(商標名)プロセッサ)である。
一実施形態では、第2プロセッサ420は、導電性フォーマットから非導電性フォーマットへコマンド及びスイッチング信号を変換するコンバータ(図示せず)を更に含む。非導電性のフォーマットは、光フォーマット(例えば、赤外線通信又は光ファイバー通信用)、RFフォーマット(例えば、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)等)、誘導性フォーマット(例えば、NFC)等とすることができる。代替実施形態では、第2処理装置420は、導電性フォーマットと非導電性フォーマットの間の変換を実行する1以上のコンバータに結合させることができる。第1処理装置418は、イーサネット接続、バス、Firewire接続、シリアル接続、ペリフェラルコンポーネントインターコネクトエクスプレス(PCIe)接続、又は他の導電性通信インターフェースにより、第2処理装置420に結合させることができる。外部コントローラ406と内部コントローラ408の間の非導電性通信リンクは、電磁干渉又は高周波(RF)エネルギーの影響を受けない。したがって、内部コントローラ405からのRFエネルギー伝達から外部コントローラ406を保護するためのRFフィルタは使用されない。これは、他のユーティリティをルーティングするためのより多くのスペースを解放する。同様に、外部コントローラ406とスイッチングモジュール460の間の非導電性通信リンクは、電磁干渉又は高周波(RF)エネルギーの影響を受けない。
第1処理装置418及び/又は第2処理装置420は、バスを介して、メインメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ等)、二次記憶装置(例えば、ディスクドライブ又は半導体ドライブ)、グラフィックスデバイスなどに結合させることができる。第1処理装置418は、1以上の入力/出力装置422に結合に結合させることができ、入力/出力デバイス422を介してユーザインターフェースを提供することができる。入力デバイスは、マイクロホン、キーボード、タッチパッド、タッチスクリーン、マウス(又は他のカーソル制御装置)などを含むことができる。出力デバイスは、スピーカー、ディスプレイなどを含むことができる。第1処理装置418は、RF環境408の外部にあるアナログデバイス455及びデジタルデバイス460、並びにRF環境408内に配置されている内部コントローラ405、スイッチングモジュール460、及び/又はその他のアナログ及びデジタルデバイスを制御するために、ユーザが設定点及び設定パラメータを選択する、プロセスレシピを選択する、プロセスレシピを実行することなどを可能にするユーザインターフェースを提供することができる。ユーザインターフェースはまた、RF環境408の内部及び外部にある制御装置の設定、並びにRF環境408の内側及びRF環境408の外側の両方からのセンサの測定値を表示することができる。
第1処理装置418は、ユーザの入力に応じて、コマンドを生成し、第2処理装置420にコマンドを送信する。例えば、ユーザは、プロセスレシピを選択し、プロセスレシピを実行するためのコマンドを発行する入力を提供することができる。第2処理装置420は、第1処理装置418から受信したコマンドに基づいて1以上の追加のコマンドを生成することができる。例えば、第1処理装置418は、アナログデバイス455用の第1命令と、デジタルデバイス460用の第2命令と、内部コントローラ405用の第3命令と、スイッチングモジュール460用の第4命令とを第2処理装置420に生成させるコマンドを第2処理装置420に送信することができる。第1命令は、第2処理装置420が、アナログデバイス455に送信するアナログ信号とすることができる。第2命令は、第2処理装置420が、デジタルデバイス460に送信するデジタル信号とすることができる。第3命令は、デジタルであり、集積回路間(I2C)プロトコルに従ってフォーマットされたコマンドでとすることができる。また、第3命令は、非導電性インターフェースを介した伝送のためにフォーマットされていてもよい(例えば、デジタル光信号であってもよい)。第4命令は、スイッチングモジュール460内に含まれる1以上のスイッチをスイッチオン及びオフするデジタル又はアナログスイッチング信号とすることができる。第4命令は、非導電性インターフェースを介した伝送のためにフォーマットされていてもよい(例えば、光スイッチング信号であってもよい)。したがって、第2処理装置420は、RF環境408の内部とRF環境408の外部のいずれにある複数の異なるタイプのデジタル及びアナログデバイスをも制御するためのコマンドを生成することが可能である。
内部コントローラ405は、受信したコマンド及び他の信号を非導電性フォーマットから導電性フォーマットに変換するように構成されるコンバータ440を含む。例えば、内部コントローラ405は、受信した光信号を対応する電気信号に変換する光コンバータとすることができる。受信信号は、アナログ信号及び/又はデジタル信号とすることができる。
内部コントローラ405は、コンバータ440に結合された1以上のパルス幅変調(PWM)回路又はチップ446を更に含む。コンバータ440は、非導電性フォーマットから導電性フォーマットにコマンドを変換した後、PWM回路446にコマンドを送信する。コマンドは、PWM回路の1以上のピン又は出力の設定値を変更する、及び/又はPWM回路の1以上のピン又は出力をアクティブ化又は非アクティブ化するためのコマンドとすることができる。各PWM回路は、スイッチングデバイス448は、そのそれぞれがスイッチングデバイス(例えば、トランジスタ、サイリスタ、トライアック、又は他のスイッチングデバイス448)に結合される複数のピン又は出力を含むことができる。スイッチングデバイス448は、例えば、シンク型の金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)とすることができる。
PWM回路446は、PWM回路446の構成に応じて、1以上のスイッチングデバイス448をオン又はオフすることができる。PWM回路446は、1以上の素子450に印加される、デューティサイクル、電圧、電流、又は電力の継続時間のうちの少なくとも1以上を制御することができる。一実施形態では、PWM回路446は、PWM回路446のピン又は出力のデューティサイクルを設定するコマンドを受信する。PWM回路446は、その後、設定されたデューティサイクルに応じて、スイッチングデバイス448をオン・オフする。デューティサイクルを増減することにより、PWM回路446は、トランジスタ448がオフになっている時間量に対して、スイッチングデバイス448がオンになっている時間量を制御することができる。スイッチングデバイス448は、フィルタ415を通る電力線に結合することができ、したがってオン時に素子450に電力を供給することができる。スイッチングデバイス448のデューティサイクルを制御することによって、素子450に供給される電力量を高精度に制御することができる。素子450は、例えば、抵抗加熱素子、加熱ランプ、レーザ等とすることができる。
前述したように、内部コントローラ405は、複数のPWM446を含むことができ、各PWM446は、複数のスイッチングデバイス(例えば、トランジスタ、サイリスタ、トライアック等)及びそれらのスイッチングデバイスに結合された素子を制御することができる。PWM446はそれぞれ、それらの制御素子のそれぞれに対する動作設定点を受信することができ、それに応じてそれらの素子を制御することができる。外部コントローラ406への接続が失われた場合でも、PWM回路446は、中断することなく素子を制御し続けることができる。
一実施形態では、各素子450は、静電チャックの補助加熱素子である。PWM回路446は、他の補助加熱素子の温度とは独立した補助加熱素子(補助ヒータとも呼ばれる)の温度を調節することができる。PWM回路446は、オン/オフ状態を切り替える、又は個々の補助加熱素子のデューティサイクルを制御することができる。代替的に又は追加的に、PWM回路446は、個々の補助加熱素子に供給される電力量を制御することができる。例えば、PWM446は、1以上の補助加熱素子に10ワットの電力、他の補助加熱素子に9ワットの電力、更に他の補助加熱素子に1ワットの電力を提供することができる。
各PWM446はプログラミングされ、各補助加熱素子で温度を測定することによって較正することができる。PWM446は、個々の補助加熱素子のための電力パラメータを調整することによって、補助加熱素子の温度を制御することができる。一実施形態では、温度は、補助加熱素子へのインクリメンタルな電力増加によって調節することができる。例えば、温度上昇は、補助加熱素子に供給される電力内の増加率(例えば、9%の増加)によって得ることができる。別の一実施形態では、温度は、補助加熱素子をオンとオフで循環させることによって調節することができる。更に別の一実施形態では、循環させることと、各補助加熱素子への電力を徐々に調整することとの組み合わせによって、調節することができる。温度マップは、この方法を用いて得ることができる。マップは、温度を各補助加熱素子に対する電力分布曲線に相関させることができる。したがって、補助加熱素子は、個々の補助加熱素子のための電力設定を調節するプログラムに基づいて基板上の温度プロファイルを生成するために使用することができる。ロジックは、内部コントローラ405又は外部コントローラ406内に含まれる別の処理装置(図示せず)内のPWM回路446内に直接配置することができる。
一実施形態では、内部コントローラ405は、1以上のセンサ(例えば、第1センサ452及び第2センサ454)を更に含む。第1センサ452及び第2センサ454は、アナログセンサとすることができ、第1センサ及び第2センサからのアナログ測定信号をデジタル測定信号に変換することができるアナログ−デジタルコンバータ442に接続することができる。その後、コンバータ440は、非導電性通信リンクを介して送信可能であるデジタル光測定信号又は他の測定信号にデジタル電気測定信号を変換することができる。あるいはまた、第1センサ452及び/又は第2センサ454は、アナログ測定信号をコンバータ440に直接提供することができ、コンバータ440は、非導電性通信リンクを介して送信可能な形式にアナログ測定信号を変換することができる。第1センサ452及び/又は第2センサ454は、その代わりにデジタル測定信号をコンバータ440に出力するデジタルセンサであってもよい。
第2処理装置420は、測定信号を受信し、非導電性インターフェースを介して送信可能なフォーマットから電気測定信号へそれらを変換することができる。第2処理装置420は、その後、電気測定信号に基づいて1以上の動作を実行することができる第1処理装置418に電気測定信号を提供することができる。第1処理装置418の動作は、センサ測定の種類及び/又は測定値に依存してもよい。例えば、温度測定値を受信することに応答して、第1処理装置418は、1以上の加熱素子による熱出力が増加されるべきか、又は減少されるべきかを決定することができる。上記のように、第1処理装置は、次に、1以上の加熱素子によって熱出力を増加又は減少させるコマンドを生成し、第2処理装置にコマンドを提供することができる。別の一例では、予想外に高い電流測定値を受信することに応答して、第1処理装置418は、製造装置をシャットダウンさせることができる。他のアクションを実行してもよい。
一実施形態では、内部コントローラ405の部品は、回路基板(例えば、プリント回路基板(PCB))に取り付けられる。回路基板は、RF環境の内部にある導電性ハウジング内に収容することができる。導電性ハウジングは、例えば、金属製の箱とすることができる。回路基板及びその部品の全ては、同じ電位に維持することができる。また、回路基板は、接地されない。回路基板(及びその素子)は、導電性ハウジングの壁まで等間隔を有することができる。等間隔は、回路基板のすべての領域が同じ電位及び漏れ容量を有することを保証し、更に漏れ電流が回路基板に導入されないことを保証する。回路基板は、誘電体材料(例えば、テフロン(登録商標)又は他の非導電性プラスチックで作られた支柱)を用いて導電性ハウジング内でセンタリングされることができる。したがって、内部コントローラ405及びその部品(例えば、PWM回路)は、破壊的なRF環境である可能性のあるRF環境から保護される。
図5は、静電チャックアセンブリ550の一実施形態の断面側面図を示す。静電チャックアセンブリ550は、誘電体材料(例えば、AlN、SiO2などのようなセラミックス)で構成されたパック530を含む。パック530は、クランプ電極580及び1以上の加熱素子576を含む。クランプ電極580は、チャッキング電源582に結合され、整合回路588を介してRFプラズマ電源584及びRFバイアス電源586に結合される。加熱素子576は、スクリーン印刷された加熱素子又は抵抗コイルとすることができる。
加熱素子576は、スイッチングモジュール590に電気的に接続される。スイッチングモジュール590は、加熱素子576のそれぞれに対して別個のスイッチを含む。各スイッチは、RF信号を生成する多数の部品によって電力線に導入される高周波ノイズをフィルタリング除去する単一のRFフィルタ595を含む単一の電力線を介して、同じ電源に接続される。スイッチングモジュール590は、RF干渉の影響を受けない光インターフェース596を介して外部コントローラ592に更に接続される。外部コントローラ593は、加熱素子576を制御するためのスイッチモジュール590内のスイッチのそれぞれに別個のスイッチング信号を供給することができる。
パック530は、流体源572と流体連通する1以上の導管570(本明細書では冷却チャネルとも呼ばれる)を有する冷却プレート532に結合され、熱連通状態にある。冷却プレート532は、複数の締結具によって、及び/又はシリコーン接着剤551によってパック530に結合される。ガス供給源540は、パック530の表面と支持された基板(図示せず)との間の空間内にパック530内の孔を通してガス(例えば、熱伝導性ガス)を提供する。
図6は、処理中にRF環境内の複数の素子を動作させる方法600の一実施形態のフロー図である。方法600のブロック605では、RF環境の(例えば、破壊的なRF環境の)外部の処理装置は、RF環境の内部にあるスイッチングモジュールの1以上のスイッチングデバイスに対して第1電気制御信号を生成する。第1電気制御信号は、電気的スイッチング信号とすることができる。第1電気制御信号は、ユーザから受信したコマンドに基づいて、及び/又は処理レシピに基づいて、処理装置によって生成することができる。
ブロック610では、処理装置に結合されたコンバータは、非導電性通信リンクを介して送信することができる代替フォーマットの制御信号に第1電気制御信号を変換する。例えば、コンバータは、電気的スイッチング信号を光スイッチング信号に変換する光コンバータとすることができる。あるいはまた、コンバータは、電気制御信号を、RF制御信号、誘導制御信号、又は他の制御信号に変換してもよい。ブロック615では、コンバータは、非導電性通信リンクを介してスイッチングモジュールに代替フォーマットの制御信号を送信する。非導電性通信リンクは、例えば、光ファイバーインターフェースとすることができる。
ブロック620では、スイッチングモジュール内の第2コンバータは、代替フォーマットの制御信号を電気制御信号に変換して戻す。例えば、第2コンバータは、光スイッチング信号を第2電気制御信号に変換することができる。ブロック625では、第2コンバータは、第2電気的制御信号を1以上のスイッチングデバイス(例えば、スイッチ)に提供する。したがって、第2電気制御信号は、1以上のスイッチをスイッチオン及びオフするために使用される。スイッチがオフである時間量に対する、スイッチがオンである時間量(スイッチのデューティサイクル)を制御することにより、スイッチに結合された1以上の素子に供給される電力量を制御することができる。一実施形態では、ブロック630では、スイッチングデバイスは、関連する温度ゾーンの熱を制御するために、1以上の加熱素子に変調された電力を提供する。電力は、RF環境によって電力線内に導入されたRFノイズをフィルタリング除去する単一のRFフィルタを介してスイッチングデバイスに結合される電力線によって提供することができる。
図7は、処理中にRF環境内の複数の素子を動作させるための方法700の別の一実施形態のフロー図である。方法700のブロック705では、RF環境の外部にある処理装置は、導電性通信リンクを介して送信可能である第1フォーマットを有するコマンドを生成する。処理装置は、外部コントローラの第1処理装置とすることができる。ブロック710では、コンバータは、非導電性通信リンクを介して送信可能である第2フォーマットに第1フォーマットからのコマンドを変換する。コンバータは、外部コントローラの第2処理装置とすることができる。一実施形態では、コンバータは、処理装置から受信したコマンドに基づいて、新しいコマンドを生成する。元のコマンドは、第1プロトコル(例えば、イーサネットプロトコル)を有することができ、新しいコマンドは、第2プロトコル(例えば、I2Cプロトコル、別のマルチマスター・マルチスレーブ・シングルエンドコンピュータバスプロトコル、半導体機器及び材料の国際的機器通信規格/汎用機器モデル(SECS/GEM)プロトコル、又はいくつかの他のプロトコル)を有することができる。
ブロック715では、処理ロジックは、RF環境の内部にある内部コントローラの第2コンバータへのコマンド(又は新しいコマンド)を送信する。ブロック720では、第2コンバータは、第2フォーマットからのコマンドを第1フォーマットに変換して戻す。ブロック725では、第2コンバータは、パルス幅変調回路又は他の処理装置にコマンドを送信する。
ブロック730では、PWM回路(又は他の処理装置)の設定が、コマンドに基づいて変更される。ブロック735では、PWM回路(又は他の処理装置)は、設定に関連するPWM回路の出力又はピンに印加するデューティサイクルを決定する。PWM回路は、その後、決定されたデューティサイクルに応じて出力又はピンに結合された1以上のトランジスタ、サイリスタ、トライアック、又は他のスイッチングデバイスをスイッチオン及びオフすることができる。スイッチングデバイスは、RF環境の外部から電力を供給する電力線に1つの接点で、及び素子(例えば、抵抗加熱素子)に別の接点で結合される。電力線は、例えば、外部コントローラを保護するために、RF環境によって電力線に導入されるRFノイズをフィルタリング除去する単一のRFフィルタを含むことができる。素子に対するデューティサイクルを変化させることにより、PWM回路は、1以上の素子に提供される電力を変調させることができる。電力を変調させることによって、PWM回路は、抵抗加熱素子による熱出力、レーザによる強度出力、加熱ランプによる熱出力などを制御することができる。
図8は、処理中にRF環境内の複数の素子を動作させるための方法800の別の一実施形態のフロー図である。方法800のブロック805では、RF環境の外部にある外部コントローラは、第1非導電性通信リンクを介してRF環境内に存在する内部コントローラのPWM回路に1以上のコマンドを提供する。ブロック810では、内部コントローラ内のPWM回路が、コマンドに応じてRF環境内の1以上の素子のデューティサイクルを制御する。コマンドは、1以上のPWM回路に対して1以上の出力の設定を変更する命令とすることができる。PWM回路は、受信したコマンドに基づいて設定を変更することができ、外部コントローラから更なる指令を受信することなく、デューティサイクルを制御することができる。
ブロック815では、外部コントローラは、第2非導電性通信リンクを介してRF環境内に存在するスイッチングモジュール内のスイッチングデバイスにリアルタイムスイッチング信号を提供する。第1及び第2非導電性通信リンクは、同じタイプの通信リンク又は異なるタイプの通信リンクとすることができる。例えば、第1非導電性通信リンクは、光ファイバーインターフェースとすることができ、第2非導電性通信リンクは、Wi−Fiネットワークインターフェースとすることができる。リアルタイムスイッチング信号は、信号に基づいて受信するスイッチングデバイスにスイッチオン及びオフさせるアナログ又はデジタル信号とすることができる。例えば、スイッチングデバイスは、閾値を超える第1信号が受信された場合は、出力端子に入力端子を接続することができ、信号が受信されない場合、又は閾値よりも低い値を有する信号が受信された場合は、入力端子及び出力端子は切断することができる。したがって、スイッチングデバイスは、リアルタイムスイッチング信号に応じて、スイッチングデバイスの出力端子に接続された1以上の素子をスイッチオン及びオフすることができる。注目すべきことに、ブロック815では、いつ素子をスイッチオン及びオフするかの実際の決定は、RF環境の外部にある外部コントローラで行われている。これとは対照的に、ブロック810では、RF環境の内部の内部コントローラ内に存在するPWM回路は、いつ素子をスイッチオン及びオフするかの実際の決定を行っている。
ブロック820では、外部コントローラは、RF環境の外部にある1以上のデジタルデバイスにコマンドを提供する。RF環境の外部のデジタルデバイスの例は、他のデバイス又は素子への電力を有効又は無効にする切り替え可能なデジタル出力を有するデバイスである。
ブロック825では、外部コントローラは、RF環境の外部にある1以上のアナログデバイスにコマンドを提供する。RF環境の外部のアナログデバイスの例は、電力供給を調整するための切り換え可能なアナログ入力を有するデバイスである。
ブロック830では、外部コントローラは、RF環境の中にある1以上のセンサからの測定値を受信する。測定値は、第1非導電性通信リンクを介して、及び/又は第2非導電性通信リンクを介して受信することができる。センサは、例えば、温度センサ、電流センサ、電圧センサ、電力センサ、流量計、又は他のセンサとすることができる。測定値は、RF環境内のセンサによって生成され、スイッチングモジュールのコンバータ又は内部コントローラのコンバータに送信可能である。コンバータは、測定値をアナログ又はデジタルの電気信号から非導電性フォーマットに変換することができる。外部コントローラのコンバータは、受信した測定値を電気信号に変換して戻すことができ、その後、ブロック835で測定値に基づいてアクションを起こすことができる。外部コントローラが実行可能なアクションの例は、プロセスを終了させる、アラームを生成する、通知を生成して送信する、ユーザインターフェースに値を表示する、測定値を記録することなどを含む。
上記は本発明の実施形態を対象としているが、本発明の他の及び更なる実施形態は本発明の基本的範囲を逸脱することなく創作することができ、その範囲は以下の特許請求の範囲に基づいて定められる。

Claims (13)

  1. コマンド及び電気的スイッチング制御信号を生成するための処理装置であって、コマンドは、導電性通信リンクを介して送信可能である第1フォーマットを有している処理装置と、
    コマンドを受信し、非導電性通信リンクを介して送信可能である第2フォーマットへコマンドを変換するための、処理装置に結合された第1コンバータであって、電気的スイッチング制御信号は、第1コンバータ又は処理装置に結合された第3コンバータのうちの少なくとも一方によって光スイッチング制御信号に変換されている第1コンバータと、
    コマンドを受信し、導電性通信リンクを介して送信可能である第1フォーマットにコマンドを変換して戻し、続いて、パルス幅変調(PWM)回路にコマンドを送信するための、破壊的な高周波(RF)環境内で動作するように構成された第2コンバータと、
    コマンドに基づいて破壊的なRF環境内で動作する1以上の素子を制御するために使用される設定を調整するための、第2コンバータに結合され、破壊的なRF環境内で動作するように構成されたPWM回路と、
    光スイッチ制御信号を受信し、光スイッチング制御信号を電気的スイッチング制御信号に変換して戻す、破壊的なRF環境内で動作するように構成された第4コンバータと、
    電気的スイッチング制御信号に応じてスイッチオン及びオフするための、第4コンバータに結合され、破壊的なRF環境で動作するように構成されたスイッチとを含むシステム。
  2. 電気的スイッチング制御信号は、マルチマスター、マルチスレーブ、シングルエンド、シリアルコンピュータバス用のプロトコルに従ってフォーマットされる、請求項1記載のシステム。
  3. 処理装置は、追加のデジタル制御信号を生成し、破壊的なRF環境の外部のデジタル機器に追加のデジタル制御信号を更に送信する、請求項1記載のシステム。
  4. 処理装置は、追加のアナログ制御信号を生成し、破壊的なRF環境の外部のアナログ機器に追加のアナログ制御信号を更に送信する、請求項1記載のシステム。
  5. 非導電性通信リンクは、光ファイバーインターフェースを含み、第2フォーマットは、光学的フォーマットを含む、請求項1記載のシステム。
  6. PWM回路に結合された1以上のスイッチングデバイスであって、PWM回路は、設定に基づいてデューティサイクルを決定し、デューティサイクルに従って1以上のスイッチングデバイスをスイッチオン及びオフし、1以上のスイッチングデバイスは、スイッチオン時に1以上の素子に電力を供給し、スイッチオフ時に1以上のスイッチングデバイスに電力を供給しない、請求項1記載のシステム。
  7. 1以上の素子は、抵抗加熱素子、加熱ランプ、又はレーザのうちの少なくとも1つを含む、請求項1記載のシステム。
  8. 第1フォーマットを有する測定信号を生成し、第2コンバータに測定信号を提供する、第2コンバータに結合された1以上のセンサを含み、
    第2コンバータは、第2フォーマットに測定信号を変換する、及びに非導電性通信リンクを介して測定信号を送信し、
    第1コンバータは、第1フォーマットに測定信号を変換して戻し、処理装置へ測定信号を送信し、
    処理装置は、測定信号に基づいてアクションを実行する、請求項1記載のシステム。
  9. 第2コンバータに結合された複数のPWM回路であって、複数のPWM回路のそれぞれは、処理装置によって提供される設定に応じて異なる複数の素子を制御する、請求項1記載のシステム。
  10. 導電性通信リンクを介して送信可能である第1フォーマットを有するコマンドを処理装置で生成する工程と、
    非導電性通信リンクを介して送信可能である第2フォーマットへ第1フォーマットからのコマンドを、処理装置に結合された第1コンバータによって変換する工程と、
    非導電性通信リンクを介して第2コンバータにコマンドを送信する工程と、
    破壊的な高周波(RF)環境内で動作する第2コンバータによって、導電性通信リンクを介して送信可能である第1フォーマットにコマンドを変換して戻す工程と、
    破壊的なRF環境内で動作する1以上の素子を制御するために使用されるPWMの設定を調整するために、破壊的なRF環境内で動作するパルス幅変調(PWM)回路にコマンドを送信する工程と、
    電気的スイッチング制御信号を生成する工程と、
    光スイッチング制御信号に電気的スイッチング制御信号を変換する工程と、
    破壊的なRF環境内で動作する第3コンバータに光スイッチ制御信号を送信する工程と、
    第3コンバータによって、電気的スイッチング制御信号に光スイッチング制御信号を変換して戻す工程と、
    電気的スイッチング制御信号に応じて、破壊的なRF環境内で動作するスイッチングデバイスをスイッチオン及びオフする工程とを含む方法。
  11. 非導電性通信リンクは、光ファイバーインターフェースを含み、第2フォーマットは、光学的フォーマットを含む、請求項10記載の方法。
  12. PWM回路によって、設定に基づいて、デューティサイクルを決定する工程と、
    デューティサイクルに従って、1以上のスイッチングデバイスをスイッチオン及びオフする工程を含み、1以上のスイッチングデバイスは、スイッチオン時に1以上の素子に電力を供給し、スイッチオフ時に1以上の素子に電力を供給しない、請求項10記載の方法。
  13. 破壊的なRF環境内で動作する1以上のセンサによって、測定信号を生成する工程と、
    第1フォーマットを有する測定信号を第2コンバータに提供する工程と、
    測定信号を第2フォーマットに変換する工程と、
    非導電性通信リンクを介して測定信号を送信する工程と、
    第1コンバータによって、測定信号を第1フォーマットに変換して戻す工程と、
    処理装置によって、測定信号に基づいてアクションを実行する工程とを含む、請求項10記載の方法。
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