JP6691417B2 - 符号化装置、その復号化装置および符号化・復号化装置 - Google Patents
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Description
等を圧縮する場合には、人間の視覚特性に基づいた、YCbCr等の色空間の他、自然画像が
有する特有の色成分の統計的相関に基づいた色空間(下記特許文献1を参照)に変換することができることが知られている。
ム等のデータの一部を削除する削除処理(色間引き処理と称する場合もある)を行うことがないので、R、G、Bの3色成分の解像度が等しい状態で他の色空間に変換することができる。
この変換される色空間として、上述した視覚特性に基づく色空間であるYCbCr等の色空
間も好適に使用されているが、符号化効率が良い反面、変換時丸め誤差が大きい点が難点とされており、原画像を良好に保持するという点では問題がある。
く色空間以上に符号化効率の点で優れ、また、変換時丸め誤差も小さくできる、または無くすことができる点で利点がある、とされている。
画像、すなわち、理想的な照明光により照明された被写体の撮影画像から変換される場合を基準として設計された変換式となっている。
以下に、R、G、B 4:4:4の色空間の信号成分を、YCoCgの色空間の信号成分に変換する変換式(1)を示す。
………(1)
このようなYCoCgの色空間においては、4:4:4圧縮を行った場合にも高画質で伝送や記録を行うことが可能である。
成分のうち特定成分のS/Nが劣化する場合があり、このように特定成分にノイズが多く含
まれている場合に、例えば上述したYCoCgの色空間への色変換を行うと、この特定成分の
ノイズが、変換後の各成分に伝搬する。このノイズは画像に対して冗長な高周波成分となるため符号化後の画質が大幅に劣化する。
すなわち、下式(2)は、B成分のS/Nが劣化した場合における色空間YCoCgへの変換式を示すものであり、BSはBの信号成分、BnはBのノイズ成分を示すものである。
………(2)
縮して伝送や記憶をさせる場合に、第1の色空間の中の特定成分のS/Nが劣化していたと
しても、変換された色空間の各成分に伝搬しないようにして、符号化効率を改善することができる符号化装置、その復号化装置および符号化・復号化装置を提供することを目的とするものである。
すなわち、本発明の符号化装置は、
複数の色要素信号が形成する第1の色空間を第2の色空間に変換して圧縮処理を行う符号化装置であって、
前記第1の色空間の複数の色要素信号により形成された画像から、2つの色差成分を生成し、これら2つの色差成分に所定の演算を施してノイズ成分の種類と大きさに基づく被判定値αを求める被判定値演算手段と、
求められた前記被判定値αを所定の判定閾値と比較し、その比較結果に基づいて、色空間変換に用いる変換式を選択する変換式選択手段と、
選択された変換式を用い、前記第1の色空間の信号成分を前記第2の色空間の信号成分に変換する色空間変換手段と、
変換した第2の色空間の信号成分について、所定の符号化技術を用い、4:4:4のデータ
圧縮を行って符号化信号を生成する符号化信号生成手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
差成分がR-GおよびB-Gの2つの色差成分であることが好ましい。
また、前記色差成分R-Gの指標は、色要素信号Rの所定ブロック毎の分散値と色要素信
号Gの所定ブロック毎の分散値との差の総和であるAR−Gで表され、前記色差成分B-G
の指標は、色要素信号Bの所定ブロック毎の分散値と色要素信号Gの所定ブロック毎の分散値との差の総和であるAB−Gで表され、
前記被判定値αは、下式(A)で表され、
この被判定値αの値と所定の判定閾値Athとを比較し、その比較結果に基づいて、前記第1の色空間の信号成分を前記第2の色空間の信号成分に変換する変換式を選択することが好ましい。
|α|<Athの場合は、YCoCgの色空間に変換するための第1の変換式を選択し、
α≦−Athの場合は、R、G、Bの3つの色要素のうち、Bのノイズ成分の伝搬が抑制されるように構成された第2の変換式を選択し、
α≧Athの場合は、R、G、Bの3つの色要素のうち、Rのノイズ成分の伝搬が抑制されるように構成された第3の変換式を選択するように、設定されていることが好ましい。
………(B)
ただし、Yr + Yg + Yb = 1 であり、 C1r + C1g + C1b = 0 であり、
C2r + C2g + C2b = 0である。
また、R、G、Bのうち1つの成分に対応する係数が全て0 (Yr=C1r=0、またはYb=C1b=0、またはYg=C1g=0)である。
前記第2の変換式が、下式(D)で表され、
前記第3の変換式が、下式(E)で表される、ことが好ましい。
………(C)
………(D)
………(E)
上述したいずれかの符号化装置から、前記符号化信号と、この符号化信号に付随する、前記符号化装置において選択された変換式の情報を取得し、取得された該符号化信号および該変換式の情報に基づき、第1の色空間を第2の色空間に変換して圧縮処理された信号を復号化する復号化装置であって、
データ圧縮された符号化信号を復号化して復号化信号を得る復号化信号生成手段と、
得られた該復号化信号に対し逆変換式を用いて逆変換して、前記第1の色空間の信号成分を得る色空間逆変換手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
複数の色要素信号が形成する第1の色空間を第2の色空間に変換して圧縮処理を行う符号化装置であって、
前記第1の色空間の複数の色要素信号により形成された画像から、2つの色差成分を生成し、これら2つの色差成分に所定の演算を施してノイズ成分の種類と大きさに基づく被判定値αを求める被判定値演算手段と、
求められた前記被判定値αを所定の判定閾値と比較し、その比較結果に基づいて、色空間変換に用いる変換式を選択する変換式選択手段と、
選択された変換式を用い、前記第1の色空間の信号成分を前記第2の色空間の信号成分に変換する色空間変換手段と、
変換した第2の色空間の信号成分について、所定の符号化技術を用いて4:4:4のデータ
圧縮を行って符号化信号を生成する符号化信号生成手段と、
データ圧縮された符号化信号を復号化して復号化信号を得る復号化信号生成手段と、
得られた該復号化信号に対し、逆変換式を用いて逆変換して、前記第1の色空間の信号成分を復元する色空間逆変換手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
とができる。
質が良好なものとすることができる。
図1に示すように、本実施形態の符号化装置10は、複数の色要素信号(例えば、R,G,B色成分信号)が形成する第1の色空間(例えば、R,G,B 4:4:4色空間)を第2の色空間(下述する例ではYCoCg色空間またはYC1C2色空間)に変換して圧縮処理を行うものである。
縮を行って符号化信号を生成する符号化信号生成手段14と、を備えている。
所定ブロック毎の分散値との差(対応するブロック毎の分散値の差の総和)であるAR−Gで表され、上記色差成分B-Gは、色要素信号Bの所定ブロック毎の分散値と色要素信号
Gの所定ブロック毎の分散値との差(対応するブロック毎の分散値の差の総和)であるAB−Gで表されることが好ましく、また、被判定値αは、下式(A)で表されることが好ましい。
また、上記被判定値αと判定閾値Athとの比較において、
|α|<Athの場合は、YCoCgの色空間に変換するための第1の変換式を選択し、
α≦−Athの場合は、R、G、Bの3つの色要素のうち、Bのノイズ成分の伝搬が抑制されるように構成された第2の変換式を選択し、
α≧Athの場合は、R、G、Bの3つの色要素のうち、Rのノイズ成分の伝搬が抑制されるように構成された第3の変換式を選択するように、設定されていることが好ましい。
ここで、上記第2の変換式および上記第3の変換式の一般式が下式(B)で表されるように設定することが好ましい。
………(4)
ただし、Yr + Yg + Yb = 1 であり、 C1r + C1g + C1b = 0 であり、
C2r + C2g + C2b = 0である。
また、この場合において、
第1の変換式が、下式(5)であり、
第2の変換式が、下式(6)であり、
第3の変換式が、下式(7)である、ことが好ましい。
………(5)
………(6)
………(7)
が満足されており、変換時の丸め誤差を抑制する設計となっているので、符号化効率が向上し、第1の色空間における原信号の特徴を保持することが容易である。また、加算器とビットシフタのみで実装することが可能であるから、装置の製作が容易という利点も有する。
しかしながら、一部の画像、例えば、屋外において太陽光によって照明された風景を撮影したような画像(例えば、頻繁に評価画像のサンプルとして用いられる、ある風景画像(Expressway))においては、特定成分のS/Nが大幅に低下し、色相関が保たれなくなる
ため、符号化後の画質が極端に劣化する傾向があり、改善すべき問題とされていた。
明細書および図に示す他のPSNRにおいて同じ)。
すなわち、図2(a)、(b)、(c)に示すグラフは、いずれも各画像を色空間YCoCgにおいて4:4:4圧縮(JPEG 4:4:4圧縮)をした場合のPSNRの変化を示すものであり、その画像が、(a)はITE評価画像(Books)、(b)は室内の理想的な照明下における自
然画像、(c)は屋外における理想的ではない太陽光照明下における自然画像(Expressway))である。
で行った場合と比較して、PSNRが改善されているか、あるいは劣化しているかを判定するものであるが、画像(a)、(b)がYCbCrに対して改善されているのに対して、画像(
c)はYCbCrに対して大幅に劣化していることが明らかである。
c)等の画像に対しては有効ではないことが理解できる。
このことは、YCoCgの色空間への変換は、評価画像(理想的な照明下での被写体)を元
に設計された変換式(上述した式(5))を用いており、実際の撮影においては、光源条件によっては特定成分(多くの場合はB成分であるが、R成分の場合もある)のS/Nが劣
化する場合があることが要因になっており、各成分のノイズ(例えばB成分のノイズBn)が変換後の全成分に伝搬することが要因となっている。
このことを、下式(8)を用いて説明する。
………(8)
なお、色空間を復元するときに用いる逆変換式を下式(9)に示す。
………(9)
なお、上式(8)において、BSはBの信号成分、BnはBのノイズ成分を示すものであるが、Bの輝度成分Y、色差成分Cgおよび色差成分Coのいずれにも、このノイズ成分Bnが、各々1/4、−1/2、−1/4を乗じた状態で伝搬してしまう。
すなわち、色差成分Cgのみならず、輝度成分Yや色差成分Coも冗長な高周波成分が伝搬してしまう。
そこで、本実施形態においては、Bのノイズ成分が大きいときには、下式(10)に示す変換式を用いて、第2の色空間YC1C2に変換するようにしている。
………(10)
このYC1C2変換式(10)は、上記YCoCg変換式の特徴を保持するように、すなわち、丸め誤差が抑制され、実装の容易さが担保されるように設定された上で、B成分のノイズが輝度信号Yおよび色差信号C1に伝搬しないように設定されている。
なお、上式(10)により変換された色空間を復元するときに用いられる逆変換式を下式(11)に示す。
………(11)
おける自然画像、(c)は屋外における理想的ではない太陽光照明下における自然画像(Expressway))である。
c)においては本実施形態のもの(Proposed)が色空間YCbCrや色空間YCoCgに対して大幅に改善されていることが明らかである。
このように、Bのノイズ成分が大きいときには、上記変換式(10)を用いて、第2の色空間YC1C2に変換することが有効であることが明らかである。
このYC1C2変換式(12)は、上記色空間YCoCg変換式の特徴を保持するように、すなわち、丸め誤差が抑制され、実装の容易さが担保されるように設定された上で、R成分のノイズが輝度信号Yおよび色差信号C1に伝搬しないように設定されている。
なお、上式(12)により変換された色空間を復元するときに用いられる逆変換式を下式(13)に示す。
………(13)
変換式(12)を用いて第2の色空間YC1C2に変換することが有効である。
図4に示すように、第1の色空間により定義されるRGB 4:4:4の原画像100から2つの色差成分(R-G成分 ,B-G成分)を生成し、このうちRの分散値からGの分散値を引いた値の総和AR−Gと、Bの分散値からGの分散値を引いた値の総和AB−Gとを得る。AR−Gの測定演算はAR−G測定演算手段102により、また、AB−Gの測定演算はAB−G測定演算手段101により得る。
この後、上記測定演算により得られた上記AR−GおよびAB−Gを用いて、下式(14)により計算される被判定値αを得る。
上述した変換式(8)を用いて変換処理を行なえばよいことになる。
このような判断に基づき、本実施形態の符号化装置に関しては、色空間判定手段103において、経験則により得られた判定閾値Athを設定し、被判定値αと判定閾値Athの大小関係によって、第1の色空間から第2の色空間への変換処理を行なうための変換式
を、上式(8)、上式(10)および上式(12)のいずれにするかを選択するようになっている。
択し、α≦−Athの場合は、Bのノイズ成分の伝搬が抑制されるように構成された上式(10)を選択し、α≧Athの場合は、Rのノイズ成分の伝搬が抑制されるように構成された上式(12)を選択するように設定されている。
これにより、種々のノイズ態様の画像のいずれについても、符号化効率が良好な第2の色空間を構築することができ、この後、第1の色空間の画像信号に復元したときにも、画質が良好なものとすることができる。
ここで、表1中、コンテンツAはITE評価画像として知られている“Books”の画像であり、コンテンツBはITE評価画像として知られている“Stained glass”の画像であり、コンテンツCは前述した“Expressway”の画像であり、コンテンツDは畑の風景画像を示すものである。
上述したコンテンツA、Bについては、いずれも被判定値αの絶対値が0.3よりも小さ
いので、色空間YCoCgが第2の色空間として選択される(変換式(8)が用いられる)。
この場合のBD-PSNRは、各々+0.35、+0.38と良好である。
換式(10)が選択され第2の色空間YC1C2への変換がなされる。この場合のBD-PSNRは、各々+0.60、+0.93と良好である。
の種々の態様のものに変更が可能である。
例えば、被判定値の決定手法としては上記実施形態のものに限られるものではなく、Rのノイズ成分やBのノイズ成分の大きさを反映しうる種々の被判定値を設定することがで
きる。また、上記実施形態においては記載されていないが、Gのノイズ成分を考慮した被判定値を設定するようにしてもよい。
また、上記変換式についても、上述した3種のタイプのものに限られず、被判定値と判定閾値の大小関係によって、2種のタイプ、あるいは4種以上のタイプから選択できるようにしてもよい。
献1(「JPEG, JPEG-LS 及びJPEG XR における色変換の効果」:加治佐 清:鹿児島工業
高等専門学校研究報告 47(2012)17〜25)の「2.2 JPEG-LS」の項に記載された変換式を用いることも可能である。
また、ノイズ判定の具体例としても実施形態のものに限られるものではなく、例えば参考文献2(「ディジタルスチルカメラ用画像符号化方式」:佐々木 実等:テレビジョン
学会誌Vol.46, No.3, pp.300〜307 (1992 ))の「4.3(2) アクティビティ」の項に記載されたアクティビティをノイズ判定に用いることが可能である。
11 被判定値演算手段
12 変換式選択手段
13 色空間変換手段
14 符号化信号生成手段
20 復号化装置
21 復号化信号生成手段
22 色空間逆変換手段
30 符号化・復号化装置
100 R,G,B 4:4:4の原画像
101 AR−G測定演算手段
102 AB−G測定演算手段
103 色空間判定手段
Claims (8)
- 複数の色要素信号が形成する第1の色空間を第2の色空間に変換して圧縮処理を行う符号化装置であって、
前記第1の色空間の複数の色要素信号により形成された画像から、2つの色差成分を生成し、これら2つの色差成分に所定の演算を施してノイズ成分の種類と大きさに基づく被判定値αを求める被判定値演算手段と、
求められた前記被判定値αを所定の判定閾値と比較し、その比較結果に基づいて、色空間変換に用いる変換式を選択する変換式選択手段と、
選択された変換式を用い、前記第1の色空間の信号成分を前記第2の色空間の信号成分に変換する色空間変換手段と、
変換した第2の色空間の信号成分について、所定の符号化技術を用い、4:4:4のデータ
圧縮を行って符号化信号を生成する符号化信号生成手段と、
を備えたことを特徴とする符号化装置。 - 前記第1の色空間から得られた画像がR,G,B 4:4:4の画像であり、前記2つの色差成分
がR-GおよびB-Gの2つの色差成分であることを特徴とする請求項1記載の符号化装置。 - 前記色差成分R-Gの指標は、色要素信号Rの所定ブロック毎の分散値と色要素信号Gの
所定ブロック毎の分散値との差の総和であるAR−Gで表され、前記色差成分B-Gの指標
は、色要素信号Bの所定ブロック毎の分散値と色要素信号Gの所定ブロック毎の分散値との差の総和であるAB−Gで表され、
前記被判定値αは、下式(A)で表され、
- 前記被判定値αと前記判定閾値Athとの比較結果において、
|α|<Athの場合は、YCoCgの色空間に変換するための第1の変換式を選択し、
α≦−Athの場合は、R、G、Bの3つの色要素のうち、Bのノイズ成分の伝搬が抑制されるように構成された第2の変換式を選択し、
α≧Athの場合は、R、G、Bの3つの色要素のうち、Rのノイズ成分の伝搬が抑制されるように構成された第3の変換式を選択するように、設定されていることを特徴とする請求項3記載の符号化装置。 - 前記第2の変換式および前記第3の変換式の一般式が下式(B)で表されることを特徴とする請求項4記載の符号化装置。
………(B)
ただし、Yr + Yg + Yb = 1 であり、 C1r + C1g + C1b = 0 であり、
C2r + C2g + C2b = 0である。
また、R、G、Bのうち1つの成分に対応する係数が全て0 (Yr=C1r=0、またはYb=C1b
=0、またはYg=C1g=0)である。 - 前記第1の変換式が、下式(C)で表され、
前記第2の変換式が、下式(D)で表され、
前記第3の変換式が、下式(E)で表される、ことを特徴とする請求項5記載の符号化装置。
………(C)
………(D)
………(E) - 請求項1〜6のうちいずれか1項記載の符号化装置から、前記符号化信号と、この符号化信号に付随する、前記符号化装置において選択された変換式の情報を取得し、取得された該符号化信号および該変換式の情報に基づき、第1の色空間を第2の色空間に変換して圧縮処理された信号を復号化する復号化装置であって、
データ圧縮された符号化信号を復号化して復号化信号を得る復号化信号生成手段と、
得られた該復号化信号に対し逆変換式を用いて逆変換して、前記第1の色空間の信号成分を得る色空間逆変換手段と、
を備えたことを特徴とする復号化装置。 - 複数の色要素信号が形成する第1の色空間を第2の色空間に変換して圧縮処理を行う符号化装置であって、
前記第1の色空間の複数の色要素信号により形成された画像から、2つの色差成分を生成し、これら2つの色差成分に所定の演算を施してノイズ成分の種類と大きさに基づく被判定値αを求める被判定値演算手段と、
求められた前記被判定値αを所定の判定閾値と比較し、その比較結果に基づいて、色空間変換に用いる変換式を選択する変換式選択手段と、
選択された変換式を用い、前記第1の色空間の信号成分を前記第2の色空間の信号成分に変換する色空間変換手段と、
変換した第2の色空間の信号成分について、所定の符号化技術を用いて4:4:4のデータ
圧縮を行って符号化信号を生成する符号化信号生成手段と、
データ圧縮された符号化信号を復号化して復号化信号を得る復号化信号生成手段と、
得られた該復号化信号に対し、逆変換式を用いて逆変換して、前記第1の色空間の信号成分を復元する色空間逆変換手段と、
を備えたことを特徴とする符号化・復号化装置。
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