JP6683414B2 - 延性に優れたパーライト系高炭素鋼レール及びその製造方法 - Google Patents
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(1)本発明の一態様に係るパーライト系高炭素鋼レールは、化学組成が、質量%で、C:0.70〜1.08%、Si:0.10〜2.00%、Mn:0.10〜2.00%、P:0.025%以下、S:0.025%以下、Cr:0〜2.00%、Mo:0〜0.50%、Co:0〜2.00%、B:0〜0.0050%、Cu:0〜1.00%、Ni:0〜1.00%、Mg:0〜0.0200%、Ca:0〜0.0200%、REM:0〜0.0500%、Zr:0〜0.0200%、N:0〜0.0200%、Al:0〜1.00%を含有し、Ti、Nb、Vのうち2種がそれぞれ0.0005〜0.0060%の範囲であり、残る1種が0〜0.008%の範囲であり、かつNbが0.0065%以下であって、残部がFeおよび不純物からなり、レール頭部の金属組織がパーライトであり、かつレール頭部の任意の断面におけるパーライト中において、直径が10nm以上100nm以下のTi系析出物、Nb系析出物、V系析出物または複合析出物の二種以上の合計が被検面積1mm2あたり50,000〜1,000,000個存在する。
(2)前記(1)に記載のパーライト系高炭素鋼レールは、前記化学組成が、質量%で、Cr:0.05〜2.00%、Mo:0.01〜0.50%、Co:0.10〜2.00%、B:0.0005〜0.0050%、Cu:0.05〜1.00%、Ni:0.01〜1.00%、Mg:0.0005〜0.0200%、Ca:0.0005〜0.0200%、REM:0.0005〜0.0500%、Zr:0.0001〜0.0200%、N:0.0020〜0.0200%、及びAl:0.0020〜1.00%、の1種または2種以上を含有してもよい。
(3)本発明の一態様に係るパーライト系高炭素鋼レールの製造方法は、前記[1]または[2]に記載のパーライト系高炭素鋼レールの製造方法であって、化学成分が、質量%で、C:0.70〜1.08%、Si:0.10〜2.00%、Mn:0.10〜2.00%を含有し、Ti、Nb、Vのうち2種がそれぞれ0.0005〜0.0060%の範囲であり、残る1種が0〜0.008%の範囲であり、かつNbが0.0065%以下であるレール圧延用鋼片を熱間圧延によってレールに造形する際に、圧延用鋼片の再加熱温度を1200℃以上とし、熱間圧延の最終圧延を850〜1050℃の範囲で行い、熱間圧延後の加速冷却を、レール頭部表面の温度が700℃以上のオーステナイト温度領域から550℃〜650℃の温度域まで平均冷却速度2〜30℃/secで冷却し、少なくとも400℃まで放冷する。
(1−a)化学成分の限定理由
まず、レール鋼の化学成分を請求範囲に限定した理由について詳細に説明する。以下、組成における質量%は単に%と記載する。
Ti、Nb、V全てが0.0005〜0.0060%の範囲内に有れば、微細析出物のオーステナイト粒成長のピン止めにより、結果的に析出物を適用しない場合と比較して加速冷却前のオーステナイトが微細になり、加速冷却後のパーライト組織を微細にし、全伸びが向上する。但し、前述した通りTi、Nb、Vの三種の内、二種がそれぞれ前記範囲内にあり、残り一種が0.0005〜0.0060%の範囲外であっても0〜0.0080%の範囲内であれば、若干微細化効果は劣るが、全伸び向上効果が得られる。この効果について、詳細に説明する。
Ti量が0.0005%未満の場合、Tiによる微細析出物によるオーステナイト微細粒化効果は得られないが、Tiの粗大析出物により靭性が損なわれることなく、Nb、Vによる微細析出物により十分なオーステナイト粒微細化効果は得られる。
なお、この挙動は残り一種がTiではなくNbあるいはVの場合においても同様に観察された。
以上のことから、析出物を微細に分散させ、熱間圧延中のオーステナイト粒成長をピン止めさせ、パーライト組織を微細化し、延性を向上させるには、Ti、Nb、Vの内二種がそれぞれ0.0005〜0.0060%の範囲であり、残る1種は0.008%以下であることが望ましい。
本発明のレールの頭部の金属組織について説明する。頭部の金属組織は耐摩耗性に優れるパーライト組織であることが望ましいが、成分系、更には、加速冷却条件の選択によっては、微量な初析フェライト組織、初析セメンタイト組織、ベイナイト組織やマルテンサイト組織が混入することがある。これらの組織が微量に混入しても、レールの特性には悪影響を及ぼさないため、レール頭部横断面において(図2参照)面積率で5%までは初析フェライト組織、初析セメンタイト組織、ベイナイト組織、マルテンサイト組織を含んでもかまわない。換言すれば、レール頭部のパーライト組織の面積率を95%以上とする。したがって、その上限は100%である。本願におけるパーライト組織とはパーライト組織の面積率が95%以上の状態である。
また、本発明レールにおける鋼中のTi系析出物、Nb系析出物、V系析出物、複合析出物(たとえばTi−Nb系析出物、Ti−V系析出物、Nb−V系析出物、Ti−Nb−V系析出物の1種以上)のサイズと個数の限定理由を説明する。
実験室で作成した熱間圧延板の引張試験の結果を図3に示す。図3に示すように10〜100nmの析出物の数が1mm2あたり50,000〜1,000,000個存在する範囲において全伸び(延性)の向上が認められる。この範囲外で全伸びが向上しなかった理由について以下に述べる。
平均粒径10〜100nmの析出物が生成していても、その生成数が1mm2あたり50,000個未満の場合には、オーステナイト粒成長抑制効果が弱く、延性が向上しない。一方、1mm2あたり1,000,000個を上回る場合は、パーライト組織の変形が拘束されるため、逆に延性が低下する。このため、鋼中の析出物は1mm2あたり50,000〜1,000,000個の範囲に限定する。
次に、本発明レールを製造する際の製造条件について説明する。
本発明レールは、鋼片を熱間圧延してレールの成形を行う工程と、次いで加速冷却を施す工程を経て製造される。
熱間圧延の際のレール圧延用鋼片の再加熱工程において、再加熱温度が1200℃未満であると、鋳造後の冷却中に生成した粗大なTi系析出物(たとえばTiC、TiN、Ti(C,N))、Nb系析出物(たとえばNbC、NbN、Nb(C,N))、V系析出物(たとえばVC、VN、V(C,N))、あるいは複合析出物(たとえばTi−Nb系析出物、Ti−V系析出物、Nb−V系析出物、Ti−Nb−V系析出物)が一部未固溶となり、圧延時にオーステナイト中に微細析出する析出物の数が減り、オーステナイトの粒成長の阻害効果が十分に発揮できず、レールの延性向上効果が低下する。このため前記加熱温度は炉内温度が1200℃以上が望ましい。従って、粗大なTi系析出物(たとえばTiC、TiN、Ti(C,N))、Nb系析出物(たとえばNbC、NbN、Nb(C,N))、V系析出物(たとえばVC、VN、V(C,N))、あるいは複合析出物(たとえばTi−Nb系析出物、Ti−V系析出物、Nb−V系析出物、Ti−Nb−V系析出物)の固溶は、炉内温度1200℃以上の保持時間が30分以上であれば可能である。
レール圧延用鋼片の再加熱工程にて鋼中に溶解したTi、Nb,Vは、熱間圧延の際の仕上圧延工程の最終仕上圧延において、圧下時にオーステナイト中に導入される転位を核生成サイトとして、微細、且つ多量に析出させることができる。ただし、最終仕上圧延温度が頭頂部で1050℃を超えると、回復により核生成サイトである転位の消滅が早いばかりか、転位上に生成した析出物の一部が粗大になってしまい、オーステナイトの粒成長抑制効果が低減するため、パーライト組織の微細化を十分に発揮できない。最終圧延温度が850℃を下回ると、部分的にオーステナイトの再結晶が抑制(未再結晶部が存在)され、粗大なオーステナイト粒が混在するため、結果として均一な微細パーライト組織が得られず、延性の向上効果が十分に発揮できない。このため熱間圧延の際の最終仕上圧延を850〜1050℃の間で実施することが好ましい。
次に、熱間圧延後に実施する冷却開始温度の限定理由について説明する。加速冷却前にレールの温度、特にレール頭頂部の温度が700℃を下回ると、レール頭部表面(頭頂部、コーナー部、頭側部)に耐摩耗性に有害な硬度の低いパーライトが生成してしまう。また、過共析鋼レールにおいては、オーステナイト粒界に延性に有害な初析セメンタイトが大量に生成してしまう。このため冷却開始温度を700℃以上とする。過共析鋼レールにおいては冷却開始温度は高い程初析セメンタイトの生成を抑制できるため、より好ましい冷却開始温度は740℃以上である。
加速冷却の冷却停止温度について説明する。レールの頭頂部において冷却停止温度が550℃を下回ると、レール頭部表面(頭頂部、コーナー部、頭側部)に、耐摩耗性に有害なベイナイトや延靭性を低下させるマルテンサイトが生成し易くなる。また、650℃を超える温度域で冷却を停止すると、複熱で温度がそれ以上に上昇し、表面、内部共に硬度の低いパーライト組織が生成し、レールに必要な耐摩耗性が低下してしまう。また、過共析鋼レールにおいては延性に有害な初析セメンタイトが生成する。このため加速冷却の停止温度を550〜650℃とする。
次に、加速冷却速度の範囲について説明する。冷却速度とは加速冷却の開始から冷却停止までの温度低下を冷却に要した時間で除した値である。レール頭部表面の加速冷却速度が2℃/sec未満では、本レール製造条件ではレール頭部の高硬度が図れず、レール頭部の耐摩耗性の確保が困難となる。さらに、鋼の炭素量や合金成分によっては初析セメンタイト組織が生成し、レールの頭部の延性が低下する。また、加速冷却速度が30℃/secを超えると、冷却停止温度の制御が難しくなり、更に耐摩耗性に有害なベイナイト組織や延性に有害なマルテンサイト組織が生成する。このためレール頭部表面の加速冷却速度の範囲を2〜30℃/secとする。
700℃以上のオーステナイトから2〜30℃/secで550〜650℃まで加速冷却した後は400℃まで放冷する。レール頭部表面が400℃になれば、後は任意の冷却速度で冷却してもよい。
<実施例1>
表1に、実施例に用いたレール圧延用鋼片のC、Si、Mn、Ti、Nb、Vおよびその他の成分を示す。レール圧延用鋼片の構成は以下の通りである。
(2)化学成分が本発明の限定範囲外のレール圧延用鋼片(比較鋼成分14鋼種、鋼符号:b〜o)
「頭部引張試験」
試験機:万能小型引張試験機
試験片形状:JIS Z2201 4号相似
試験片採取位置:頭表面より5mm下を試験片中心として採取(図5参照)
平行部長さ:40mm、平行部直径:6mm、伸び測定評点間距離: 21mm
引張速度:10mm/min、試験温度: 常温(20℃)
「パーライト、ベイナイト、マルテンサイトの組織観察方法」
観察試料: レール長手方向に対し垂直に切出したレール頭部
腐食方法: ナイタールに10sec浸漬(非特許文献3参照)
観察方法: 光学顕微鏡、200倍
観察試料: レール長手方向に対し垂直に切出したレール頭部断面
腐食方法: 煮沸したピクリン酸ソーダに浸漬(非特許文献3参照)
観察方法: 光学顕微鏡、200倍
符号o−1は、Ti、Nb、Vの内Ti、Vは前記範囲に収めたが、Nbの添加量が0.080%を越えたため、延性に有害な粗大な炭化物、窒化物、炭窒化物の生成量が多くなってしまい、本発明の効果を持ってしても全伸びが向上しなかった。
表1に記載の符号Qの鋼を用いて熱間圧延条件(再加熱温度、最終圧延温度)、熱間圧延後の加速冷却条件(冷開始温度、停止温度、冷却速度)を変化させてレールを製造した。加速冷却後は、400℃まで放冷した。表3に、製造したレールの頭部のミクロ組織観察結果、析出物観察結果、引張試験の結果得られた全伸び値を示す。製造したレールの構成は以下の通りである。
(本発明レール製造方法、8本、符号K−31〜38)
(比較レール製造方法、8本、符号K−41〜48)
Claims (3)
- 化学組成が、質量%で、
C:0.70〜1.08%、
Si:0.10〜2.00%、
Mn:0.10〜2.00%、
P:0.025%以下、
S:0.025%以下、
Cr:0〜2.00%、
Mo:0〜0.50%、
Co:0〜2.00%、
B:0〜0.0050%、
Cu:0〜1.00%、
Ni:0〜1.00%、
Mg:0〜0.0200%、
Ca:0〜0.0200%、
REM:0〜0.0500%、
Zr:0〜0.0200%、
N:0〜0.0200%、
Al:0〜1.00%
を含有し、Ti、Nb、Vのうち2種がそれぞれ0.0005〜0.0060%の範囲であり、残る1種が0〜0.0080%の範囲内であり、かつNbが0.0065%以下であって、残部がFeおよび不純物からなり、レール頭部の金属組織がパーライトであり、かつレール頭部の任意の断面におけるパーライト中において、直径が10nm以上100nm以下のTi系析出物、Nb系析出物、V系析出物または複合析出物の二種以上が被検面積1mm2あたり50,000〜1,000,000個存在することを特徴とする延性に優れたパーライト系高炭素鋼レール。 - 前記化学組成が、質量%で、
Cr:0.05〜2.00%、
Mo:0.01〜0.50%、
Co:0.10〜2.00%、
B:0.0005〜0.0050%、
Cu:0.05〜1.00%、
Ni:0.01〜1.00%、
Mg:0.0005〜0.0200%、
Ca:0.0005〜0.0200%、
REM:0.0005〜0.0500%
Zr:0.0005〜0.0200%、
N:0.0020〜0.0200%、及び
Al:0.0020〜1.00%、
の1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1に記載の延性に優れたパーライト系高炭素鋼レール。 - 質量%で、
C:0.70〜1.08%、
Si:0.10〜2.00%、
Mn:0.10〜2.00%
を含有し、
Ti、Nb、Vのうち少なくとも2種がそれぞれ0.0005〜0.0060%の範囲であり、残る1種が0〜0.0080%の範囲内であり、かつNbが0.0065%以下であるレール圧延用鋼片を熱間圧延によってレールに造形する際に、圧延用鋼片の再加熱温度を1200℃以上とし、熱間圧延の最終圧延を850〜1050℃の範囲とし、
熱間圧延後の加速冷却を、レール頭部表面の温度が700℃以上のオーステナイト温度領域から550℃〜650℃の温度域まで平均冷却速度2〜30℃/secで冷却し、
少なくとも400℃まで放冷することを特徴とする延性に優れた請求項1または請求項2に記載のパーライト系高炭素鋼レールの製造方法。
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