JP6682459B2 - メッセージ転送及び集約装置、並びにメッセージ転送及び集約方法 - Google Patents

メッセージ転送及び集約装置、並びにメッセージ転送及び集約方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6682459B2
JP6682459B2 JP2017016996A JP2017016996A JP6682459B2 JP 6682459 B2 JP6682459 B2 JP 6682459B2 JP 2017016996 A JP2017016996 A JP 2017016996A JP 2017016996 A JP2017016996 A JP 2017016996A JP 6682459 B2 JP6682459 B2 JP 6682459B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
application
reply
terminals
aggregation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017016996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018124830A (ja
Inventor
弘順 越地
弘順 越地
椿 俊光
俊光 椿
正夫 相原
正夫 相原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2017016996A priority Critical patent/JP6682459B2/ja
Publication of JP2018124830A publication Critical patent/JP2018124830A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6682459B2 publication Critical patent/JP6682459B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

本発明は、メッセージ転送及び集約装置、並びにメッセージ転送及び集約方法に関する。特に、本発明は、アプリケーションからのメッセージに対して、複数の端末からアプリケーションにデータを送信する形態(例えば、端末がアプリケーションに応答するシチュエーション)において、アプリケーションと端末間のメッセージを効率的に転送するための手法に関する。
インターネット上のトラヒックは、ファイル転送等の大きなデータで構成されていたが、近年は、センサデバイスから送信されたり、センサデバイスに向けて送信されたりする、極めて小さなデータが混在している。このような極小データが断続的に大量に流入すると、データ処理能力の制約により、ネットワーク全体の通信性能が低下するという問題がある。
『センサデバイスに向けて送信される』というようなケースにおいては、メッセージ転送技術が提案されている(非特許文献1参照)。図1に示すように、センサデバイスのような端末をゲートウェイ装置に複数収容し、アプリケーションが複数メッセージを一つにまとめて(中身は複数のメッセージで構成される)、ゲートウェイ装置宛に送信することにより、ゲートウェイ装置が端末へのメッセージを振り分ける。
また、『センサデバイスから送信される』というようなケースにおいては、メッセージ集約技術が提案されている(非特許文献2参照)。図2に示すように、この技術では、まず、ネットワークのエッジに配置されている装置に、データの待機可能時間に基づく集約期間を予め設定する。そして、その設定期間内に転送されてきた様々なデータを集約し、転送する。これにより、データ処理の負荷を軽減し、ネットワーク全体の通信性能の低下抑制を図っている。
"スマートIoT照明 - これがPhilips Hueです。," インターネットURL<http://www2.meethue.com/ja-JP/>, 2016年12月20日検索 沢辺亜南, 塚本和也, 尾家祐二, "多様なアプリケーションの通信品質要求を考慮した集約パケット構成手法," 電子情報通信学会 NS研究会, 2013.11
非特許文献1のメッセージ転送技術は、前述のとおり、それぞれの端末に異なる動作をさせる場合、個々の端末に向けたメッセージを一つのデータにまとめただけである。すなわち、ゲートウェイ装置に収容されている端末の接続構成を意識したメッセージ送信となっている。したがって、メッセージを送信したい端末の数が増加すると、メッセージの容量自体が膨大になってしまう。
より効率的にメッセージを送信するためには、端末の接続構成を意識することなく、メッセージを送信する必要がある。
非特許文献2のメッセージ集約技術では、待機可能時間のみを考慮して集約しているため、集約されたデータには、様々な宛先のものが混在する。したがって、集約したままの状態で送信先まで転送することはできない。すなわち、転送の途中で、再び元通りの状態に分解する手間がかかってしまう。
より効率的にデータを転送するには、送信先まで分解せずに転送できるようにデータを集約することが望ましい。すなわち、送信先やデータ自体の特性に応じて、データを分類して集約することにより、転送の途中で分解することを要さずに送信先まで転送できるように集約する必要がある。
本発明は、アプリケーションからのメッセージに対して、複数の端末から送信元のアプリケーションにデータを送信する形態(端末がアプリケーションに応答するシチュエーション)において、アプリケーションと端末間のメッセージ転送を効率化することを目的とする。
本発明の一形態に係るメッセージ転送及び集約装置は、
アプリケーションから送信されるアプリケーションメッセージを受信して複数の端末に転送し、当該複数の端末から送信される返信メッセージを受信して当該アプリケーションに転送するメッセージ転送及び集約装置であって、
アプリケーションメッセージを受信するアプリケーションメッセージ受信部と、
前記アプリケーションメッセージの内容に基づいて、前記アプリケーションメッセージの送信先端末を判定するアプリケーションメッセージ宛先判定部と、
前記アプリケーションメッセージの送信先端末の一覧を作成するアプリケーションメッセージ送信先端末一覧作成部と、
前記アプリケーションメッセージを前記送信先端末に転送するアプリケーションメッセージ転送部と、
前記送信先端末から送信される返信メッセージを受信する返信メッセージ受信部と、
前記送信先端末の一覧に含まれる全ての端末から返信メッセージを受信するまで、前記返信メッセージをバッファリングする返信メッセージバッファリング部と、
前記送信先端末の一覧に含まれる全ての端末から返信メッセージを受信した場合、前記返信メッセージバッファリング部でバッファリングされている返信メッセージを集約した集約メッセージを生成する返信メッセージ集約部と、
前記集約メッセージを前記アプリケーションに転送する集約メッセージ転送部と、
を有する。
また、本発明の一形態に係るメッセージ転送及び集約方法は、
アプリケーションから送信されるアプリケーションメッセージを受信して複数の端末に転送し、当該複数の端末から送信される返信メッセージを受信して当該アプリケーションに転送するメッセージ転送及び集約装置におけるメッセージ転送及び集約方法であって、
アプリケーションメッセージを受信するステップと、
前記アプリケーションメッセージの内容に基づいて、前記アプリケーションメッセージの送信先端末を判定するステップと、
前記アプリケーションメッセージの送信先端末の一覧を作成するステップと、
前記アプリケーションメッセージを前記送信先端末に転送するステップと、
前記送信先端末から送信される返信メッセージを受信するステップと、
前記送信先端末の一覧に含まれる全ての端末から返信メッセージを受信するまで、前記返信メッセージをバッファリングするステップと、
前記送信先端末の一覧に含まれる全ての端末から返信メッセージを受信した場合、前記バッファリングされている返信メッセージを集約した集約メッセージを生成するステップと、
前記集約メッセージを前記アプリケーションに転送するステップと、
を有する。

本発明によれば、アプリケーションからのメッセージに対して、複数の端末から送信元のアプリケーションにデータを送信する形態(端末がアプリケーションに応答するシチュエーション)において、アプリケーションと端末間のメッセージ転送を効率化することが可能になる。
従来技術によるメッセージ転送技術を示す概念図である。 従来技術によるメッセージ集約技術を示す概念図である。 本発明の実施例に係る通信システムの全体構成図である。 本発明の実施例に係る通信システムにおけるメッセージ転送・集約の概要を示す図である。 本発明の実施例に係るメッセージ転送・集約装置の機能構成例を示すブロック図である。 アプリケーションメッセージ転送までの処理フローを示す図である。 返信メッセージ受信後のメッセージ集約の処理フローを示す図である。 アプリケーションメッセージ送信先端末DBの一例を示す図である。 返信メッセージ集約ルールDBの一例を示す図である。 本発明の実施例に係るメッセージ転送・集約装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
<通信システムの全体構成>
図3に、本発明の実施例に係る通信システムの全体構成を示す。本発明の実施例に係る通信システムは、メッセージ転送・集約装置100と、アプリケーション200と、複数の端末300とを有する。メッセージ転送・集約装置100、アプリケーション200及び複数の端末300は、通信ネットワークによりそれぞれ接続されている。
アプリケーション200は、端末300に対してメッセージを送信したり、端末300からのメッセージを受信したりするアプリケーションである。一般的には、アプリケーション200は、コンピュータ等にインストールされ、アプリケーション200のサービスは、サービス事業者によって提供される。アプリケーション200は、通信ネットワークを介して端末と通信を行う。
通信ネットワークは、メッセージ転送・集約装置100とアプリケーション200と端末300とを接続するネットワークであり、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のプロトコルスタックをサポートするネットワークである。
メッセージ転送・集約装置100は、アプリケーション200から送信されるメッセージ(以下、アプリケーションメッセージとする)を受信して複数の端末300に転送し、複数の端末300から返信されるメッセージ(以下、返信メッセージとする)を受信してアプリケーション200に転送する装置である。メッセージ転送・集約装置100は、返信メッセージを集約して端末300に転送することができる(以下では、集約した返信メッセージを、集約メッセージとする)。詳細については後述する。
端末300は、アプリケーション200からメッセージを受信したり、アプリケーション200にメッセージを送信したりする端末である。端末300は、通信ネットワークを介してアプリケーション200と通信を行う。
図4に、本発明の実施例に係る通信システムにおけるメッセージ転送・集約の概要を示す。図4において、説明の便宜上、処理フローの各ステップに番号を振り分け、ステップの順に処理フローを説明するが、特に矛盾がない限り、並行処理を行うことも可能である。
アプリケーション200は、端末構成を意識する必要なく、アプリケーションメッセージをメッセージ転送・集約装置100に送信する(S110)。メッセージ転送・集約装置100は、アプリケーションメッセージの内容に基づいて、そのアプリケーションメッセージの送信先端末300を判定し、送信先端末の一覧を作成する(S120)。メッセージ転送・集約装置100は、それぞれの端末300にアプリケーションメッセージを転送する(S130)。端末300が返信メッセージを送信すると(S140)、メッセージ転送・集約装置100は、返信メッセージをバッファリングする。メッセージ転送・集約装置100は、返信メッセージを受信した端末300と、送信先端末の一覧とを照合し、全端末300から返信メッセージを受信した場合、送信元であるアプリケーションメッセージに対する返信メッセージを集約する(S150)。そして、メッセージ転送・集約装置100は、集約メッセージをアプリケーション200に転送する(S160)。
<メッセージ転送・集約装置の機能構成>
図5に、メッセージ転送・集約装置100の機能構成例を示す。メッセージ転送・集約装置100は、通信機能部110とメッセージ処理部120とを含む。メッセージ転送・集約装置100の機能は主に2つの機能部とそこに分類される機能部とを含むが、これ以外の機能/構成を排除するものではない。また、実装上の観点からは、これらの機能部は一つのノードとして実装されている必要もない。他の機能部から共通的に利用される通信部を除き、これらにも実装上の制約等はない。
通信機能部110は、アプリケーションメッセージや返信メッセージを受信するメッセージ受信機能を有する。また、通信機能部110は、アプリケーションメッセージを端末300に転送し、返信メッセージや集約メッセージをアプリケーション200に転送するメッセージ転送機能を有する。
便宜上、通信機能部110は、アプリケーションメッセージ受信部111と、アプリケーションメッセージ転送部112と、返信メッセージ受信部113と、返信メッセージ転送部114と、集約メッセージ転送部115とに分類される。アプリケーションメッセージ受信部111は、アプリケーション200から送信されるアプリケーションメッセージを受信する。アプリケーションメッセージ転送部112は、アプリケーションメッセージを送信先端末に転送する。返信メッセージ受信部113は、アプリケーションメッセージの送信先端末から送信される返信メッセージを受信する。返信メッセージ転送部114は、返信メッセージをアプリケーション200に転送する。集約メッセージ転送部115は、集約メッセージをアプリケーション200に転送する。
メッセージ処理部120は、メッセージ解析部121と、アプリケーションメッセージ宛先判定部122と、アプリケーションメッセージ送信先端末一覧作成部123と、返信メッセージ集約ルール抽出部124と、返信メッセージ集約要否判定部125と、返信メッセージバッファリング部126と、返信メッセージ集約部127と、アプリケーションメッセージ送信先端末DB(データベース)128と、返信メッセージ集約ルールDB129とを含む。
メッセージ解析部121は、アプリケーションメッセージ又は返信メッセージの内容を解析する。アプリケーションメッセージ宛先判定部122は、解析されたアプリケーションメッセージの内容と、アプリケーションメッセージ送信先端末DB128の情報に基づいて、そのアプリケーションメッセージの送信先端末を判定する。アプリケーションメッセージ送信先端末DB128は、解析されたアプリケーションメッセージの内容に応じて、そのアプリケーションメッセージをどの端末に送信すればよいか、という情報を保持するデータベースである。すなわち、アプリケーションメッセージ送信先端末DB128には、アプリケーションメッセージの内容と送信先端末との対応関係が記憶されており、アプリケーションメッセージ宛先判定部122は、アプリケーションメッセージ送信先端末DB128を参照して、アプリケーションメッセージの内容に対応する送信先端末を判定する。アプリケーションメッセージ送信先端末一覧作成部123は、アプリケーションメッセージの送信先端末の一覧を作成する。
返信メッセージ集約ルール抽出部124は、送信先端末一覧に記録される端末からの返信メッセージ内容の組み合わせに応じて、どのように集約するか、という集約ルールを返信メッセージ集約ルールDB129から抽出する。返信メッセージ集約ルールDB129は、送信先端末一覧に記録される端末からの返信メッセージ内容の組み合わせに応じて、どのように集約するか、という集約ルールを保持するデータベースである。
返信メッセージ集約要否判定部125は、返信メッセージの内容と、返信メッセージ集約ルールDB129から抽出された情報に基づいて、その返信メッセージを集約対象とするか判定する。
返信メッセージバッファリング部126は、返信メッセージ集約要否判定部125の結果に基づいて、送信先端末一覧の各端末からの返信メッセージをバッファリングする。なお、どの端末から返信メッセージを受信するかはアプリケーションメッセージ送信先端末一覧作成部123において作成された送信先端末の一覧によっても把握できるため、返信メッセージバッファリング部126は、送信先端末の一覧に含まれる全ての端末から返信メッセージを受信するまで、集約対象の返信メッセージをバッファリングすることとしてもよい。
返信メッセージ集約部127は、集約対象の返信メッセージを集約した集約メッセージを生成する。返信メッセージ集約部127は、送信先端末の一覧に含まれる全ての端末から返信メッセージを受信した場合、返信メッセージバッファリング部126でバッファリングされている返信メッセージを1つのメッセージに集約する。上記のように、返信メッセージ集約ルールDB129には、送信先端末からの返信メッセージの内容の組み合わせに応じた集約メッセージの内容が記憶されている。返信メッセージ集約部127は、返信メッセージ集約ルールDB129を参照して、集約対象の返信メッセージの内容に対応する集約メッセージを生成する。
<メッセージ転送・集約装置における処理フロー>
図6〜図9を参照して、メッセージ転送・集約装置100における処理フロー及び具体例について説明する。
図6は、アプリケーションメッセージ転送までの典型的な処理フローの例である。ここでは、通信機能部110に関する処理は一般的な通信の処理に関わるものであるため省略している。
まず、アプリケーションメッセージ受信部111は、アプリケーション200からアプリケーションメッセージを受信する(S210)。
メッセージ解析部121はアプリケーションメッセージの内容を解析し(S220)、アプリケーションメッセージ宛先判定部122は、アプリケーションメッセージの内容とアプリケーションメッセージ送信先端末DB128の情報に基づいて、このアプリケーションメッセージをどの端末に転送すればよいか判定する(S230)。本実施例では、図8に示すような、アプリケーションメッセージの件名に基づいて、端末を判定することを例に挙げる。アプリケーションメッセージ送信先端末DB128には、例えば、アプリケーションメッセージの件名に「all」が含まれている場合には、端末a〜端末cの全てにアプリケーションメッセージを送信し、アプリケーションメッセージの件名に「case1」が含まれている場合には、端末a及び端末bにアプリケーションメッセージを送信する、という情報が予め設定される。なお、端末の判定には、アプリケーションメッセージの件名だけでなく、アプリケーションメッセージの他の情報が用いられてもよい。
次に、返信メッセージ集約要否判定部125は、アプリケーションメッセージの内容と、返信メッセージ集約ルールDB129の情報に基づいて、このアプリケーションメッセージに関する返信メッセージを集約するか判定する(S240)。本実施例では、図9に示すような、アプリケーションメッセージの件名に基づく集約ルールの有無で判定することを例に挙げる。返信メッセージ集約ルールDB129には、例えば、アプリケーションメッセージの件名に「all」が含まれており、端末a〜端末cの全てから「OK」という返信メッセージを受信した場合には、「OK」という集約メッセージにし、アプリケーションメッセージの件名に「all」が含まれており、端末a〜端末cのいずれかから「NG」という返信メッセージを受信した場合又は端末a〜端末cのいずれかから返信メッセージを受信しない場合には、「NG」という集約メッセージにする、という情報が予め設定される。返信メッセージを集約しない場合(S240:NO)は、アプリケーションメッセージを転送することになるが(S270)、本実施例では、このフローは考慮しない。
次に、アプリケーションメッセージ送信先端末一覧作成部123は、アプリケーションメッセージ送信先端末一覧を作成する(S250)。本実施例では、図8で示したようなアプリケーションメッセージ送信先端末DB128から引用する。例えば、アプリケーションメッセージの件名に「all」が含まれている場合には、端末a〜端末cの全てを送信先端末一覧に設定する。
次に、返信メッセージ集約ルール抽出部124は、アプリケーションメッセージ送信先端末一覧に基づいて、返信メッセージ集約ルールを抽出する(S260)。本実施例では、図9で示したような返信メッセージ集約ルールDB129から引用する。例えば、アプリケーションメッセージの件名に「all」が含まれている場合には、「all」に対応する返信メッセージ集約ルールを抽出する。
アプリケーションメッセージ転送部112は、アプリケーションメッセージ送信先端末一覧に基づいて、アプリケーションメッセージをそれぞれの端末に転送する(S270)。
図7は、返信メッセージ受信後のメッセージ集約の典型的な処理フローの例である。図6と同様に、通信機能部110に関する処理は一般的な通信の処理に関わるものであるため省略している。
返信メッセージ受信部113は、端末300から、アプリケーション200からのメッセージに基づく返信メッセージを送信する(S310)。メッセージ解析部121は返信メッセージの内容を解析し(S320)、返信メッセージ集約要否判定部125は、返信メッセージの内容と返信メッセージ集約ルールDB129の情報に基づいて、この返信メッセージを集約するか判定する(S330)。返信メッセージを集約しない場合(S330:NO)は、返信メッセージを転送することになるが(S340)、本実施例では、このフローは考慮しない。
返信メッセージバッファリング部126は、送信先端末一覧の全端末から返信メッセージを受信するまでバッファリングする(S350)。送信先端末一覧の全端末から返信メッセージを受信した後(S360)、返信メッセージ集約部127は、集約ルールに基づいて、返信メッセージを一つのメッセージに集約する(S370)。集約メッセージ転送部115は、集約メッセージをアプリケーションに転送する(S380)。
<ハードウェア構成例>
図10に、本発明の実施例に係るメッセージ転送・集約装置100のハードウェア構成例を示す。メッセージ転送・集約装置100は、CPU(Central Processing Unit)151等のプロセッサ、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等のメモリ装置152、ハードディスク等の記憶装置153等から構成されたコンピュータでもよい。例えば、メッセージ転送・集約装置100の機能及び処理は、記憶装置153又はメモリ装置152に格納されているデータやプログラムをCPU151が実行することによって実現される。また、メッセージ転送・集約装置100に必要な情報は、入出力インタフェース装置154から入力され、メッセージ転送・集約装置100において求められた結果は、入出力インタフェース装置154から出力されてもよい。
<本発明の実施例の効果>
本発明の実施例によれば、アプリケーションからのメッセージに対して、複数の端末から送信元のアプリケーションにデータを送信する形態(端末がアプリケーションに応答するシチュエーション)において、アプリケーションと端末間のメッセージ転送を効率化することが可能になる。
アプリケーションはメッセージ転送・集約装置宛にメッセージを送信すればよく、通信システム配下に収容される端末の接続構成を意識する必要はない。メッセージ転送・集約装置は、アプリケーションメッセージの内容に基づいて、そのアプリケーションメッセージの送信先端末を判定し、それぞれの端末にアプリケーションメッセージを転送することができる。
また、メッセージ転送・集約装置は送信元であるアプリケーションメッセージに対する、端末からの返信メッセージのみを集約して転送する。上記のようにアプリケーションメッセージは、メッセージ転送・集約装置宛に送信されることになるため、返信メッセージを集約した状態でアプリケーションに転送することが可能になる。
<補足>
説明の便宜上、本発明の実施例に係るメッセージ転送・集約装置は機能的なブロック図を用いて説明しているが、本発明の実施例に係るメッセージ転送・集約装置は、ハードウェア、ソフトウェア又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。例えば、本発明の実施例は、コンピュータに対して本発明の実施例に係るメッセージ転送・集約装置の機能を実現させるプログラム、コンピュータに対して本発明の実施例に係る方法の各手順を実行させるプログラム等により、実現されてもよい。また、各機能部が必要に応じて組み合わせて使用されてもよい。また、本発明の実施例に係る方法は、実施例に示す順序と異なる順序で実施されてもよい。
以上、アプリケーションからのメッセージに対して、複数の端末から送信元のアプリケーションにデータを送信する形態(端末がアプリケーションに応答するシチュエーション)において、アプリケーションと端末間のメッセージ転送を効率化するための手法について説明したが、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々の変更・応用が可能である。
100 メッセージ転送・集約装置
110 通信機能部
111 アプリケーションメッセージ受信部
112 アプリケーションメッセージ転送部
113 返信メッセージ受信部
114 返信メッセージ転送部
115 集約メッセージ転送部
120 メッセージ処理部
121 メッセージ解析部
122 アプリケーションメッセージ宛先判定部
123 アプリケーションメッセージ送信先端末一覧作成部
124 返信メッセージ集約ルール抽出部
125 返信メッセージ集約要否判定部
126 返信メッセージバッファリング部
127 返信メッセージ集約部
128 アプリケーションメッセージ送信先端末DB
129 返信メッセージ集約ルールDB

Claims (4)

  1. アプリケーションから送信されるアプリケーションメッセージを受信して複数の端末に転送し、当該複数の端末から送信される返信メッセージを受信して当該アプリケーションに転送するメッセージ転送及び集約装置であって、
    アプリケーションメッセージを受信するアプリケーションメッセージ受信部と、
    前記アプリケーションメッセージの内容に基づいて、前記アプリケーションメッセージの送信先端末を判定するアプリケーションメッセージ宛先判定部と、
    前記アプリケーションメッセージの送信先端末の一覧を作成するアプリケーションメッセージ送信先端末一覧作成部と、
    前記アプリケーションメッセージを前記送信先端末に転送するアプリケーションメッセージ転送部と、
    前記送信先端末から送信される返信メッセージを受信する返信メッセージ受信部と、
    前記送信先端末の一覧に含まれる全ての端末から返信メッセージを受信するまで、前記返信メッセージをバッファリングする返信メッセージバッファリング部と、
    前記送信先端末の一覧に含まれる全ての端末から返信メッセージを受信した場合、前記返信メッセージバッファリング部でバッファリングされている返信メッセージを集約した集約メッセージを生成する返信メッセージ集約部と、
    前記集約メッセージを前記アプリケーションに転送する集約メッセージ転送部と、
    を有するメッセージ転送及び集約装置。
  2. アプリケーションメッセージの内容と送信先端末との対応関係を記憶するアプリケーションメッセージ送信先端末記憶部を更に有し、
    前記アプリケーションメッセージ宛先判定部は、前記アプリケーションメッセージ送信先端末記憶部を参照して、前記アプリケーションメッセージの内容に対応する送信先端末を判定する、請求項に記載のメッセージ転送及び集約装置。
  3. 送信先端末からの返信メッセージの内容の組み合わせに応じた集約メッセージの内容を記憶する返信メッセージ集約ルール記憶部を更に有し、
    前記返信メッセージ集約部は、前記返信メッセージ集約ルール記憶部を参照して、前記受信した返信メッセージの内容に対応する集約メッセージを生成する、請求項1又は2に記載のメッセージ転送及び集約装置。
  4. アプリケーションから送信されるアプリケーションメッセージを受信して複数の端末に転送し、当該複数の端末から送信される返信メッセージを受信して当該アプリケーションに転送するメッセージ転送及び集約装置におけるメッセージ転送及び集約方法であって、
    アプリケーションメッセージを受信するステップと、
    前記アプリケーションメッセージの内容に基づいて、前記アプリケーションメッセージの送信先端末を判定するステップと、
    前記アプリケーションメッセージの送信先端末の一覧を作成するステップと、
    前記アプリケーションメッセージを前記送信先端末に転送するステップと、
    前記送信先端末から送信される返信メッセージを受信するステップと、
    前記送信先端末の一覧に含まれる全ての端末から返信メッセージを受信するまで、前記返信メッセージをバッファリングするステップと、
    前記送信先端末の一覧に含まれる全ての端末から返信メッセージを受信した場合、前記バッファリングされている返信メッセージを集約した集約メッセージを生成するステップと、
    前記集約メッセージを前記アプリケーションに転送するステップと、
    を有するメッセージ転送及び集約方法。
JP2017016996A 2017-02-01 2017-02-01 メッセージ転送及び集約装置、並びにメッセージ転送及び集約方法 Active JP6682459B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017016996A JP6682459B2 (ja) 2017-02-01 2017-02-01 メッセージ転送及び集約装置、並びにメッセージ転送及び集約方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017016996A JP6682459B2 (ja) 2017-02-01 2017-02-01 メッセージ転送及び集約装置、並びにメッセージ転送及び集約方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018124830A JP2018124830A (ja) 2018-08-09
JP6682459B2 true JP6682459B2 (ja) 2020-04-15

Family

ID=63109715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017016996A Active JP6682459B2 (ja) 2017-02-01 2017-02-01 メッセージ転送及び集約装置、並びにメッセージ転送及び集約方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6682459B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4160480B2 (ja) * 2002-09-24 2008-10-01 株式会社リコー 仲介装置、通信システム、仲介装置の制御方法、プログラム及び記録媒体
JP2004139586A (ja) * 2002-09-24 2004-05-13 Ricoh Co Ltd 仲介装置、通信システム、仲介装置の制御方法、プログラム及び記録媒体
JP2005259106A (ja) * 2004-02-09 2005-09-22 Ricoh Co Ltd 仲介装置、分散処理システム、データ転送方法、プログラム及び記録媒体
US7693994B2 (en) * 2004-09-17 2010-04-06 Ricoh Company, Ltd. Intermediary apparatus, distributed processing system, data-transfer method, program and recording medium
JP6163094B2 (ja) * 2013-12-03 2017-07-12 日本電信電話株式会社 メッセージ配信システム、メッセージ配信方法およびメッセージ配信プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018124830A (ja) 2018-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8677011B2 (en) Load distribution system, load distribution method, apparatuses constituting load distribution system, and program
US7562133B2 (en) Method, system and computer program product for delivering data to a storage buffer assigned to an application
US10630758B2 (en) Method and system for fulfilling server push directives on an edge proxy
CN106612284B (zh) 一种流数据的传输方法和装置
CN105812351A (zh) 实现会话共享的方法和系统
US20120293826A1 (en) Systems and methods for providing multiple images
US20140133320A1 (en) Inter-packet interval prediction learning algorithm
EP2755363A1 (en) Data-fast-distribution method and device
WO2012155440A1 (zh) 一种基于超文本传输协议的业务请求处理方法及装置
CN113259415B (zh) 一种网络报文处理方法、装置及网络服务器
US9400547B2 (en) Processing device and method thereof
CN102932269A (zh) 负载均衡的实现方法和装置
WO2015131561A1 (zh) 一种实现短信转发为即时消息的方法及装置
CN113986811B (zh) 一种高性能内核态网络数据包加速方法
CN113409047B (zh) 基于区块链的数据处理方法、装置、设备及可读存储介质
CN107633102A (zh) 一种读取元数据的方法、装置、系统及设备
CN112532714B (zh) 一种数据处理方法、处理装置、服务器及存储介质
KR20180058880A (ko) 오픈스택 기반의 분산 클라우드 데이터센터 환경에서 메시지 큐 부하 분산 및 성능 최적화 방법
CN103873443A (zh) 信息处理方法、本地代理服务器和网络代理服务器
JP6682459B2 (ja) メッセージ転送及び集約装置、並びにメッセージ転送及び集約方法
JP6131710B2 (ja) 通信システム、負荷分散装置、および、負荷分散プログラム
WO2017193814A1 (zh) 一种业务链生成方法及系统
US8819107B2 (en) Relay apparatus, recording medium storing a relay program, and a relay method
WO2017054515A1 (zh) 一种色情图像检测方法和系统
CN113055493A (zh) 数据包处理方法、装置、系统、调度设备和存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6682459

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150