JP6680792B2 - 通信デバイス、方法及び回路 - Google Patents

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Description

本開示は、通信デバイス、及び通信デバイスを用いてデータを通信するための方法に関し、特に、デバイスツーデバイス通信を行うように構成される通信デバイスに関する。
3GPPで定義されたUMTS及びLTE(Long Term Evolution)アーキテクチャに基づくものなどのモバイル通信システムは、前の世代のモバイル通信システムによって提供される単純な音声及びメッセージングサービスよりも、高度なサービスをサポートすることが可能である。例えば、LTEシステムによって提供される改善された無線インタフェース及び拡張されたデータレートで、ユーザは、以前は固定回線データ接続を介してのみ利用可能であった、ビデオストリーミング及びビデオ会議などの高データレートアプリケーションを、モバイル通信デバイス上で楽しむことができる。
したがって、第4世代ネットワークを展開することへの要求は強く、これらのネットワークのカバレッジエリア、即ちネットワークにアクセス可能な地理的位置を、急速に拡大することが期待されている。一方、第4世代ネットワークのカバレッジ及び容量は、前の世代の通信ネットワークのそれらを著しく超えるが、そのようなネットワークによってサービスされ得るネットワーク容量及び地理的領域には、依然として制限がある。これらの制限は、例えば、ネットワークが通信デバイス間の高負荷及び高データレート通信を経験している状況において、又は通信デバイス間の通信が必要であるが、通信デバイスがネットワークのカバレッジエリア内にない可能性があるときに、特に関連があり得る。これらの制限に対処するために、LTEリリース12では、LTE通信デバイスがデバイスツーデバイス(D2D)通信を実行するための能力が導入されることとなる。
カバレッジエリアの内側にあるとき及び外側にあるときのいずれも、又はネットワークが機能していないときに、D2D通信は、極めて近くにある通信デバイスが互いに直接通信することを可能にする。このD2D通信能力は、ユーザデータが、基地局などのネットワークエンティティによって中継される必要をなくすことによって、ユーザデータが通信デバイス間でより効率的に通信されることを可能にし、また、極めて近くにある通信デバイスが、ネットワークのカバレッジエリア内にない可能性があるとしても、互いに通信することを可能にする。通信デバイスが、カバレッジエリアの内側及び外側の両方で動作する能力は、例えば、公衆安全通信などのアプリケーションに特に適したD2Dケイパビリティを組み込むLTEシステムを作る。公衆安全通信は、デバイスが、混雑したネットワーク内、及びカバレッジエリアの外側にあるときに、互いに通信し続けることができることによる、高度な堅牢性を必要とする。
通信デバイスが、モバイル通信ネットワークによって提供されるカバレッジエリアの外側にあるときに、D2D通信技術は、デバイス間で通信するための構成を提供し得る一方で、通信デバイスの一方がカバレッジエリアの内側にあり、もう一方がカバレッジエリアの外側にあるときに、D2D通信技術は、モバイル通信ネットワークのカバレッジエリアを拡大するための構成を提供することもできる。
本技術の実施形態の第1の例によれば、デバイスツーデバイス通信を実行するために、ワイヤレスアクセスインタフェースを介して1つ又は複数の他の通信デバイスに信号を送信し、インフラ機器の無線カバレッジエリア内にあるときに、モバイル通信ネットワークのインフラ機器にワイヤレスアクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成される、通信デバイスが提供される。通信デバイスは、ワイヤレスアクセスインタフェースを介して1つ又は複数の他の通信デバイスから信号を受信し、インフラ機器の無線カバレッジエリア内にあるときに、モバイル通信ネットワークのインフラ機器からワイヤレスアクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成される、受信機を含む。コントローラが、通信デバイス用のソース中継ノードの役割をする第1のカバレッジ内通信デバイスに、データを表す信号を送信するように、送信機及び受信機を用いて構成され、第1のカバレッジ内通信デバイスが、モバイル通信ネットワークのインフラ機器に信号を送信すること、及びソース中継ノードの役割をする第1のカバレッジ内通信デバイスからデータを表す信号を受信することが可能である。ソース中継ノードは、モバイル通信ネットワークのインフラ機器のカバレッジエリア内にあり、ソース中継ノードは、通信デバイスから受信されるデータを表す信号をインフラ機器に送信し、インフラ機器から受信されるデータを表す信号を通信デバイスに送信するように構成される。所定の条件に従って、コントローラは、カバレッジ外にあり、そのために受信機が、インフラ機器から信号を受信することができない、若しくはインフラ機器に信号を送信することができないときに、通信デバイス用の中継ノードの役割をし得る1つ若しくは複数の他のカバレッジ内通信デバイスから1つ若しくは複数のビーコン信号を受信し、又はカバレッジ外にあるときに、通信デバイス用の中継ノードの役割をし得る1つ又は複数の他のカバレッジ内通信デバイスにビーコン信号を送信し、及びインフラ機器にデータを送信するためのターゲット中継ノードの役割をする、他のカバレッジ内通信デバイスのうちの1つにデータを表す信号を送信し、又はターゲット中継ノードの役割をする他のカバレッジ内通信デバイスのうちの1つから、インフラ機器から受信された、データを表す信号を受信するように構成される。
本技術の実施形態は、中継ノードの役割をするカバレッジ内通信デバイスを用いて、インフラ機器に、及び/又はインフラ機器からデータを通信しているカバレッジ外通信デバイスが、1つのカバレッジ内通信デバイスから別のカバレッジ内通信デバイスへ、所属を変更することが可能な構成を提供することができる。
本開示の様々なさらなる態様及び特徴は、添付の特許請求の範囲に定義され、通信デバイス、通信デバイスを使用して通信する方法を含む。
本開示の実施形態は、ここで、類似の部分が対応する参照番号で提示される添付図面を参照して、単なる例として説明される。
カバレッジ内通信デバイスが、インフラ機器を介して通信しており、少なくとも1つのカバレッジ外通信デバイスが、カバレッジ内通信デバイスのうちの1つを介して通信している、モバイル通信システムの概略図を提供する。 モバイル通信システムのワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンクの構造の概略図を提供する。 モバイル通信システムのワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクの概略図を提供する。 カバレッジ内通信デバイスを介してインフラ機器とアップリンク及びダウンリンク上で通信する、カバレッジ外通信デバイスの概略図を提供する。 複数の通信デバイスが、デバイスツーデバイス通信を実行するグループを形成する構成を示す、概略ブロック図を提供する。 LTE規格の従来の構成による、モビリティ管理エンティティ(MME)/サービングゲートウェイ間のハンドオーバプロセスについてのメッセージ交換フロー図の例示的表現である。 カバレッジ外通信デバイスが、データをインフラ機器に通信するための所属を、ソース中継ノードの役割をする1つのカバレッジ内通信デバイスから、ターゲット中継ノードの役割をする別のカバレッジ内通信デバイスに変更する、プロセス例の一部の概略的表現である。 図7のプロセス例のさらなる一部である。 図7のプロセス例のさらなる一部である。 図7に示されるプロセス例への代替プロセスの概略的表現である。 図10に示される代替プロセスのさらなる一部の概略的表現である。 カバレッジ外通信デバイスが、データをインフラ機器に通信するための所属を、ソース中継ノードの役割をする1つのカバレッジ内通信デバイスから、ターゲット中継ノードの役割をする別のカバレッジ内通信デバイスに変更する、別のプロセス例の一部の概略的表現である。 図12に示されるプロセス例のさらなる一部である。
(従来の通信システム)
図1は、以下でさらに説明する開示の実施形態を実装するように適合され得る、LTEの原理に従って動作するモバイル通信ネットワーク/システム100のいくつかの基本機能性を示す概略図を提供する。図1の様々な要素及びそれぞれの動作モードは、周知であり、3GPP(RTM)本体によって施行される関連した規格において定義され、主題についての多くの書籍、例えば、Holma H.及びToskala A[1]にも記載されている。以下で特に説明されない通信ネットワークの動作態様は、任意の既知の技術に従って、例えば、関連する規格に従って、実装されてもよいと理解されたい。
図1は、従来のモバイル通信システム100の概略図を提供し、そこで、システムは、モバイル通信デバイス101と、インフラ機器102と、サービングゲートウェイノード103及び外部ネットワーク105へのゲートウェイを形成するパケットデータゲートウェイ104を含むコアネットワークとを含む。インフラ機器102は、例えば、基地局、ネットワーク要素、拡張ノードB(eNodeB)、又は協調エンティティとも呼ばれてもよく、カバレッジエリア又はセル内の1つ又は複数の通信デバイスへのワイヤレスアクセスインタフェースを提供する。1つ又は複数のモバイル通信デバイスは、ワイヤレスアクセスインタフェースを用いて、データを表す信号の送信及び受信を介してデータを通信してもよい。インフラ機器102は、サービングゲートウェイノード103及びパケットデータゲートウェイ104を介して、外部ネットワーク105に通信可能にリンクされ、外部ネットワーク105は、通信デバイス101及びインフラ機器102から形成されるものと類似の構造を有する、1つ又は複数の他の通信システム若しくはネットワークに接続されてもよい。コアネットワークは、また、ネットワークエンティティによってサービスされる通信デバイスのための、認証、移動管理、課金などの機能性を提供してもよい。
図1のモバイル通信デバイスは、通信端末、ユーザ機器(UE)、端末装置などとも呼ばれてもよく、ネットワークエンティティを介して、同一の又は異なるカバレッジエリアによってサービスされる1つ又は複数の他の通信デバイスと通信するように構成される。これらの通信は、線106〜111によって表される双方向通信リンクを経てワイヤレスアクセスインタフェースを用いて、データを表す信号を送信及び受信することによって行われてもよい。ここで、矢印106、108、及び110は、ネットワークエンティティから通信デバイスへのダウンリンク通信を表し、矢印107、109、及び111は、通信デバイスからインフラ機器102へのアップリンク通信を表す。通信システム100は、任意の既知のプロトコルに従って動作してもよい。例えば、いくつかの例では、システム100は、3GPP LTE(Long Term Evolution)規格に従って動作してもよく、その場合に、インフラ機器102は、基地局又は拡張ノードB(eNodeB(eNB))と呼ばれてもよい。
また、図1に示される線140は、インフラ機器又はeNB102へ、及びインフラ機器又はeNB102から無線信号が通信され得る範囲内の最大範囲の表示を表す。理解されるように、線140は、単なる例示であり、実際には、伝播条件、及びしたがって無線信号がeNB102へ、及びeNB102から通信され得る範囲に関して、大きな変動がある。図1に示すように、一例では、無線信号がeNBへ、及びeNBから通信され得る範囲を表す線140の外側の領域に、通信デバイス112のうちの1つが移動している。本技術によれば、eNB102の範囲の外側にある通信端末112は、eNB102に、及びeNB102から依然としてデータを通信し得るが、これは、中継ノードの役割をするUE114のうちの1つを介して、データを通信端末112に中継することによって実現される。
その内容が参照により本明細書に組み込まれる、PCT/2014/078087、PCT/2014/078093、PCT/2014/079338、PCT/2014/077447、PCT/2014/077396、PCT/2014/079335の番号が付された我々の係属中の国際特許出願に従って、eNBを介して通信されることなく、通信デバイスのグループ間で1つ又は複数の通信デバイスがデータを通信し得る、通信デバイスのグループを形成することを可能にするデバイス通信技術が提供される。そのような構成は、基地局又はeNBによって提供されるカバレッジエリア内、又はカバレッジエリアなしで動作し得る。
一例では、3GPPは、技術報告TR36.843に記載された「LTE Device to Device Proximity Services−Radio Aspects」と題する研究項目を完成した。したがって、本技術によれば、eNB102のカバレッジエリアの外側にあるUE112が、中継ノードの役割をすることによりカバレッジ内にあるUEのうちの1つを用いてeNB103に通信可能である構成が提供される。この目的を達成するために、UE112、114は、デバイスツーデバイス(D2D)通信を実行する。しかしながら、本技術によって対処される技術的問題は、カバレッジ外UE112が、中継ノードの役割をするべき別のカバレッジ内UE114にハンドオーバを行う構成に関係する。
カバレッジ外UEが、中継ノードの役割をするカバレッジ内UEを介してモバイル通信ネットワークと通信する状況においては、考慮され得るいくつかの移動シナリオがある。カバレッジ外UEによる最初の中継選択後、ソース中継UEからターゲット中継UEへの選択及び接続する方法が必要である。そのような中継UE間のハンドオーバ又は再選択は、カバレッジ外UEがターゲット中継UEを発見する構成を必要とする。しかしながら、中継ノードの役割をするカバレッジ内UEは、ダウンリンク信号、例えば、ディスカバリビーコン信号を常に送信していない可能性があるため、現在の又はソース中継UEノード(中継又はeNB)及び潜在的ターゲット中継ノード(中継)からの測定値の比較を行うことができない可能性がある。eNBは、UEが常に測定を実行できるように、常にダウンリンク共通チャネル及び同期チャネルを送信するため、これは、ソースeNBからターゲットeNBへの典型的なハンドオーバとは異なる。
したがって、本技術によって対処される技術的問題は、カバレッジ外UEが、中継ノードの役割をする1つのカバレッジ内UEから中継の役割をする別のカバレッジ内UEに変更する構成に関する。以下の説明では、これらは、ソース中継UE及びターゲット中継UEと呼ばれることとなる。
(LTEワイヤレスアクセスインタフェース)
以下の段落で提供される本技術の実施形態の例の説明をサポートするために、図2及び図3を参照して、LTEワイヤレスアクセスインタフェースの簡単な解説が、以下の段落で説明される。
3GPPで定義されたLTE(Long Term Evolution)アーキテクチャに従って構成されたものなどのモバイル通信システムは、無線ダウンリンクのために直交周波数分割変調(OFDM)ベースのワイヤレスアクセスインタフェース(いわゆるOFDMA)、及び無線アップリンク上で単一搬送波周波数分割多重アクセス方式(SC−FDMA)を使用する。本技術によれば、図2に示すダウンリンク及び図3に示すアップリンク両方のためのワイヤレスアクセスインタフェースは、eNBを介してUEからモバイル通信ネットワークへデータを通信するため、及びeNBからUEへデータを通信するための設備を提供することができるが、eNBを介して通信されることなく別の通信デバイスへのD2D通信を行うための通信リソースを提供することもできる。図2及び図3のワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク及びアップリンクについて、それぞれここで説明する。
図2は、通信システムが、LTE規格に従って動作しているときの、図1のeNodeBによって、又はeNodeBと関連して提供され得るワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンクの構造の簡略化した概略図を提供する。LTEシステムでは、eNodeBからUEへのダウンリンクのワイヤレスアクセスインタフェースは、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)アクセス無線インタフェースに基づく。OFDMインタフェースでは、利用可能な帯域幅のリソースは、複数の直交サブキャリアに周波数で分割され、データは、複数の直交サブキャリア上で並行して送信される。その場合に、1.25MHzから20MHzの間の帯域幅は、例えば、128から2048の直交サブキャリアに分割され得る。各サブキャリアの帯域幅は、任意の値をとり得るが、LTEでは、15KHzに固定されている。図2に示すように、ワイヤレスアクセスインタフェースのリソースは、また、フレームに一時的に分割され、その場合に、フレーム200は、10ms続き、それぞれが1msの期間を有する10個のサブフレーム201にさらに分割される。各サブフレームは、14個のOFDMシンボルから形成され、ノーマル又は拡張サイクリックプレフィックスが、シンボル間干渉の減少のためにODFMシンボル間で利用されているかどうかに応じて6個又は7個のOFDMシンボルをそれぞれが含む、2つのスロットに分割される。スロット内のリソースは、それぞれが1スロットの期間に対し12個のサブキャリアを含むリソースブロック203に分割されてもよく、リソースブロックは、1個のOFDMシンボルにつき1つのサブキャリアにわたるリソースエレメント204にさらに分割される。ここで、各長方形204は、リソースエレメントを表す。LTEワイヤレスアクセスインタフェースのダウンリンク構造のさらなる詳細が、添付1において提供される。
図3は、図1のeNodeBによって、又はeNodeBと関連して提供され得るLTEワイヤレスアクセスインタフェースのアップリンクの構造の簡略化した概略図を提供する。LTEネットワークでは、アップリンクワイヤレスアクセスインタフェースは、SC−FDM(single carrier frequency division multiplexing)インタフェースに基づき、ダウンリンク及びアップリンクワイヤレスアクセスインタフェースは、周波数分割複信(FDD)又は時分割複信(TDD)によって提供されてもよく、その場合に、TDD実装では、サブフレームは、事前定義されたパターンに従って、アップリンクサブフレーム及びダウンリンクサブフレーム間で切り替えを行う。一方、用いられる複信の形態に関わらず、共通のアップリンクフレーム構造が利用される。図3の簡略化された構造は、FDD実装におけるそのようなアップリンクフレームを示している。フレーム300は、期間1msの10個のサブフレーム301に分割され、その場合に、各サブフレーム301は、期間0.5msの2個のスロットを含む。そのとき、各スロットは、7個のOFDMシンボル303から形成され、その場合に、サイクリックプレフィックス304が、ダウンリンクサブフレームでのやり方と同等のやり方で、各シンボル間に挿入される。図3に表されるLTEアップリンクのさらなる詳細が、添付1において提供される。
(カバレッジ外通信デバイスのサポート)
LTE(Long Term Evolution)と呼ばれる3GPPによって管理される仕様に従って通信システムを定義する規格内でデバイスツーデバイス通信のためのいくつかの構成を提供することが、以前に提案されている。これらは、LTEリリース12及びリリース13で定義され、D2D通信のための設備を提供する。さらに概して、LTE D2D通信の実装に対する多数の可能な手法が存在する。例えば、UE及びeNodeB間の通信用に提供されるワイヤレスアクセスインタフェースは、D2D通信のために使用されてもよく、その場合に、eNBは、必要なリソースを割り当て、制御シグナリングがeNBを介して通信されるが、ユーザデータは、UE間で直接送信される。
出願番号PCT/2014/078087、PCT/2014/078093、PCT/2014/079338、PCT/2014/077447、PCT/2014/077396、PCT/2014/079335の我々の同時係属中の国際特許出願には、図3に示すLTEアップリンクを用いてデバイス間のD2D通信を行うための、開示された様々な技術がある。例えば、国際特許出願PCT/2014/079338には、D2D通信のための議論のある解決法を実行するための構成が開示されている。同様に、アップリンク送信フレームのスケジューリング割り当て領域において送信されるスケジューリング割り当てメッセージを用いてリソースを割り当てるための構成が、国際特許出願PCT/2014/078093に開示されている。国際特許出願PCT/2014/077447に開示されるように、制限されたケイパビリティの通信デバイスが、マシンツーマシン通信デバイスを形成し得る構成は、限定されたリソースのセット内(仮想キャリアと呼ばれる)でデバイスツーデバイス通信を実行するように構成され得る。さらに、通信デバイスのグループ間のデバイスツーデバイス通信のために使用され得るリソースを識別するための構成が、国際特許出願PCT/2014/079335に開示され、上記国際特許出願の全ての内容が、参照により本出願に組み込まれる。したがって、理解されるように、これらの同時係属中の国際特許出願は、カバレッジ外UE112が、図1の矢印120によって表される、中継ノード114の役割をするカバレッジ内UEにフォワード又はアップリンク上で通信し、図1の矢印122によって表されるように、中継UE114からカバレッジ外UE112にリバース又はダウンリンク上で通信するための構成を開示する。
図4は、中継ノード114の役割をするカバレッジ内UEを介した、カバレッジ外UE112とeNB102との間の通信経路の概略ブロック図を示す。図4に示すように、カバレッジ外UE112は、送信機401、受信機402、並びに、中継ノードの役割をするカバレッジ内UE114への信号の送信及び受信を制御するコントローラ404を含む。アップリンク信号は、図1に示す矢印に対応する矢印120によって表され、ダウンリンク信号は、図1に示す矢印に対応する矢印122によって示される。中継UE114は、従来型のUEであってもよく、したがってこれも、送信機401、受信機402、及びコントローラ404を含む。中継ノード114の役割をするカバレッジ内UEは、従来の構成に従って動作するが、矢印107によって示されるようにアップリンク上でeNB102に信号を送信し、矢印106によって表されるようにダウンリンク上でeNB102から受信される信号を受信する。eNB102は、送信機404、受信機408、及びコントローラ410を含む。コントローラ410は、図2及び図3に示すワイヤレスアクセスインタフェースに従って、ダウンリンク及びアップリンク上での信号の送信及び受信をスケジューリングするためのスケジューラを含んでもよい。
上記で説明したように、本技術の実施形態は、D2D通信技術を利用することによって、eNBのカバレッジを拡大するための構成を提供することができる。適用例が図5に提示されている。図5では、複数の通信デバイス501、502、504、114が、通信デバイス604のグループを形成し、そのグループには、上記で説明した理由からD2D通信が望ましい。図5に表されるように、通信デバイス501、502、504は、eNB又は基地局602の、線601によって表されるカバレッジエリアの外側にある。したがって、eNB602は、カバレッジ外通信デバイス501、502、504との間でいかなる通信も形成又は制御することができない。本技術によれば、複数の通信デバイス604は、それらがeNB102のカバレッジ内にあろうとカバレッジ外にあろうと、D2D通信を実行し得る。図5に示すように、デバイス604のグループは、UE501、502、504を含み、それらは、カバレッジ内のUE114のうちの1つを有するeNB602のカバレッジ外にある。この目的を達成するため、カバレッジ内UE114は、中継ノードの役割をするように動作している。したがって、一例では、カバレッジ外UE501、502、504は、これらのカバレッジ外UE501、502、504のそれぞれに対し基地局の役割をする中継ノード又はカバレッジ内UE114を有する仮想セルを形成してもよい。したがって、破線510は、カバレッジ内UE114によって形成される仮想セルのカバレッジエリアを示す。一例では、制御プレーンが仮想セルによって管理されるように、全ての制御プレーンシグナリングが、中継ノードの役割をするカバレッジ内UE114を介してeNB102に通信される。
上記で説明したように、本技術の実施形態は、中継UEの役割をする1つのソース及びカバレッジ内UEを介して通信しているカバレッジ外UEが、そのソース中継UEとの通信リンクがもはや存続できないためにソース中継UEがもはや中継ノードの役割をすることができないとき、ソース中継UEの代わりに中継ノードの役割をする、別のターゲットカバレッジ内UEを識別可能な構成を提供することができる。したがって、本技術の実施形態は、カバレッジ外UEが、中継ノードの役割をする1つのカバレッジ内UEから別のカバレッジ内UEへハンドオーバを実行する、所属を変更することが可能な構成を提供することができる。現在使用される基地局から受信するビーコン信号が所定のレベルより下がる場合に、どのeNBがより良好なリンク品質を提供するかを判断するために、従来、UEは、eNBの基地局によって送信されるビーコン信号の測定を実行している。
本技術の実施形態は、一例では、以下を提供することができる。
・受信信号の測定値は、現在の若しくはソース中継UEによって行われ、又は現在の若しくはソース中継UEに報告される。
・次いで、ソース中継UEは、潜在的なターゲット中継が、直接又はeNBを介してのいずれかによりハンドオーバディスカバリビーコンを送信することをトリガする。
・次いで、カバレッジ外UEは、潜在的なターゲット中継UEの測定を実行し、ソース中継UEに結果を報告する。
・ターゲット中継へのハンドオーバは、報告された測定値に基づいてトリガされる。
・代替的には、測定値が報告されず、カバレッジ外UEが、ターゲット中継UEの再選択を自律的に実行する。
代替的な構成によれば、本技術の実施形態は、以下を提供することができる。
・測定は、現在の又はソース中継UEから送信されるビーコン信号のカバレッジ外UEによって行われる。
・カバレッジ外UEは、測定値が閾値より低いときに、ビーコン信号送信をトリガする。
・潜在ターゲット中継UE及び現在のソース中継UEの役割をすることができるカバレッジ内UEは、カバレッジ外UEによって送信されるビーコン信号を監視する。中継UEの役割をすることができるカバレッジ内UEの全てが、カバレッジ外UEのビーコン信号の測定を実行し、結果をeNBに報告することができる。
・次いで、ターゲット中継UEへのハンドオーバは、新たな又はターゲットUEの役割をすることができるカバレッジ内UEによって測定された、カバレッジ外UEからのビーコン信号の報告された測定値に基づいてトリガされる。
・ハンドオーバコマンドは、ソース中継UEによって送信されてもよい。又は、別の手法では、ターゲット中継UEから「PULL」メッセージを送信することであってもよく、それは、カバレッジ外UEの代わりにネットワーク中継側から来る最初のアクセスメッセージを用いることを除いて、再選択とほぼ同様である。
(MME/サービングゲートウェイ間ハンドオーバ)
本技術の実施形態の例のより良い理解をもたらすために、UEによるソースeNB606からターゲットeNB608への従来のハンドオーバ技術の簡潔な説明が、以下の段落で図6を参照して提供される。図6は、eNB606及び608間の、LTE用の現在のハンドオーバ手続きのメッセージフロー図を提示する。図6に示すように、UE605は、まず、測定制御メッセージM1を受信し、次いで、動作S1によって示されるUE605への、及びUE605からのパケットデータ送信を行う。アップリンク割り当てメッセージでは、ソースeNB606は、リソースの割り当てをUE605に送信する。UE605は、測定実行後、測定報告メッセージをソースeNB606に送信する。プロセスステップ612では、UEは、ターゲット基地局、この場合はターゲットeNB608にハンドオーバするかどうかを決定する。次いで、ソースeNB606は、メッセージM4においてハンドオーバ要求メッセージを送信し、ターゲットeNBは、アドミッション制御ステップS5を実行する。ターゲットeNB608は、ハンドオーバ要求確認応答M6をソースeNB606に送信し、次いで、ソースeNB606は、ダウンリンク割り当てメッセージ614をUE605に送信する。次いで、RRC収集再確認及びモビリティ制御情報が、先のハンドオーバに備えて、メッセージM7においてソースeNB606によりUE605へ送信される。ステップ616、618において、UE605は、古いセルからデタッチして新たなセルと同期し、ターゲットeNBを介した送信のためにデータをバッファする。メッセージM8において、ソースeNB606が、状態遷移を送信し、送信ステップ620で転送するデータによって続く。次いで、ターゲットeNB608は、MME624からの命令で、ダウンリンク送信622のためにソースeNB608からパケットをバッファする。次いで、UEは、同期メッセージM9を送信し、リソースのアップリンク割り当てメッセージM10を受信し、メッセージM10は、RRC接続確認の反復メッセージM11によって確認応答される。プロセスステップS3で、eNBは、データパケットをターゲットeNBへ、及びターゲットeNBからサービングゲートウェイへ送信する。次いで、ターゲットeNB608は、経路切替要求をMME624へ送信し、MME624は、メッセージM13において、修正されたベアラ要求をサービングゲートウェイ630に送信する。ステップS14で、次いで、サービングゲートウェイは、メッセージS4においてソースeNB601に送信されるダウンリンク経路を切り替える。次いで、ソースeNBは、ステップS6でエンドマーカメッセージをターゲットeNB602に送信し、データパケットは、ターゲットeNBからサービングゲートウェイS8に送信される。次いで、サービングゲートウェイ630は、修正されたベアラ要求メッセージM15をMME624に送信し、次いで、MME624は、経路切替要求確認応答メッセージM16をターゲットeNB608に送信し、ターゲットeNB608は、UEコンテキストリリースメッセージM17をソースeNB606に送信する。次いで、ソースeNB606は、ステップS10において、リリースリソースプロセスを実行する。
図6に示すフロー図から理解されるように、ここでいくつかのステップ及びプロセスが、ソースeNB606からターゲットeNB608へのハンドオーバに関連して、従来通りに形成されている。図2及び図3に示すワイヤレスアクセスインタフェースを介して動作及び通信するように構成されるUEが、1つの中継ノードから別の中継ノードへのハンドオーバプロセスを実行するように適合されなければならないため、技術的な問題がそのときに提示される。さらに、中継ノードが移動可能である可能性があり、それによってカバレッジ外及びカバレッジ外のUEのグループは、これらのUEが動き回るのにつれて動的に変化し得るため、中継ノードそれ自体が変動している可能性がある。したがって、本技術によれば、中継UE間のハンドオーバは、図6に示すものに類似の手続きに従うべきであり、主な2つの違いは、UEが、測定を(上記ステップ1の前に)実行できるように、D2DSSがトリガされる必要があること、並びに、ソース及びターゲットが、ホストeNBによってそれぞれ制御される中継UEであるように、UE及びeNB間のシグナリンクが、中継される必要があることである。
したがって、本技術は、UEへ、及びUEからの最も利用可能な通信経路に従って、中継ノードの役割をする異なるカバレッジ内UEを、カバレッジ外UE112が選択することを可能にする構成を提供する。一例では、図7、8、9、10、及び11に表されるように、中継ノードの役割をする現在のカバレッジ内UEは、UEによって検出され得るハンドオーバディスカバリビーコンを送信するように、中継ノードの役割をするためのトリガ潜在ターゲットを動作させる。図10、11、及び12に示す第2の例のように、現在のソース中継UEの測定値が所定の閾値より下がるときに、カバレッジ外UEそれ自体が、ビーコン信号送信をトリガする。これらの実施形態については、以下の項で説明する。
(ハンドオーバ測定のための中継D2DSSのトリガ)
図7は、本技術の実施形態の説明の例を提供し、それは、リリース13のUEネットワーク向け中継ケースのための、ソース及びターゲット中継UE間のハンドオーバに適用可能である。
ステップ1で、UEは、デバイスツーデバイス同期信号(D2DSS)及びデータを、中継ノードの役割をするカバレッジ内UE114(中継UE)に送信する。ステップ2で、中継UE114は、受信信号強度指標などの、受信したD2DSSの測定を行う。一例では、中継UE114は、D2DSSを送信してもよく、カバレッジ外UE112は、中継UE114によって送信されたD2DSSの測定を行い、次いで、受信信号強度指標などの任意の測定値を、送信されているデータと共に中継UE114に報告する。本技術によれば、したがって、無線品質が、カバレッジ外UE112と中継UE114との間のリンク上で測定されることを保証するための構成が提供される。
次いで、ステップ3で、中継UE114が、eNB102に測定値の報告を返すこととなる。上記説明によれば、UEが、まず、現在のサービングセル上で測定を行い、ビーコン信号などの測定信号の受信信号強度が閾値より下がるときに、報告を返す点において、ステップ1、2、及び3は、従来のLTE動作に適合している。次いで、これは、図7のステップ1をトリガし得る。他の代替的なステップは、ステップ1の間に周波数内測定又は周波数間測定を実行すること、及び、例えば従来の構成に従ってイベントA3を報告することを含む。報告された近隣セルのレベル及び周波数は、中継をアクティブ化するかどうかの決定を行う際に考慮されてもよい(例えば、ハンドオーバのために報告された近隣の適当なeNBがないときにのみ、中継がアクティブ化される)。しかしながら、周波数間測定は、イベントA2に基づいて可能にされてもよい。
図8に示すように、ステップ4で、eNB102は、例えば、RRCシグナリングを用いて、D2DSSの送信を開始するように、中継ノードの役割をする潜在的なカバレッジ内UEに命令する。ステップ5で、次いで、UEは、ソース中継UE114から測定コマンドを受信して、測定を開始する。一例では、測定は、自動的に開始されてもよく、それによって、シグナリングのオーバヘッド及び遅延が減少することとなる。カバレッジ外UE112には、例えば、カバレッジ内UEから形成される、中継の「アクティブセット」及び「監視対象セット」が提供されてもよい。ステップ6で、カバレッジ外UE112は、測定結果をソース中継UE114に報告する。一例では、報告を中継UE114に返すことは、別の中継が、ソース中継UEよりも良好になったことを検知することなどに基づいて、トリガされたイベントであってもよい。又は、それが、一回限りの若しくは周期的な測定であってもよい。中継UEは、例えば、D2DSSインデックス、識別子、又はセル(eNB)内の中継を一意に識別するコードを用いて識別される。
図9に示すように、ステップ7で、ソース中継UE114によって受信された測定報告は、カバレッジ外UE112から直接、測定報告メッセージを中継することによって、又は、新たに識別されたターゲット中継UEを単に示すことによって、eNB102に通信される。この後者の例は、ソース中継UE114又はカバレッジ外UE112が、ターゲット中継UEを既に選択したことを示す。ステップ8は、カバレッジ外UE112に接続準備されるように、ターゲット中継UEを構成し、ハンドオーバコマンドをソース中継UE114に提供する。
ステップ10で、UEは、新たな中継UE900を(ターゲット中継UEとして)選択し、手続きは完了する。一例では、カバレッジ外UE112は、eNB間ハンドオーバに類似の「ハンドオーバ完了」メッセージを、新たな中継UE900に提供してもよい。
代替例として、ステップ8は、シグナリング及び遅延を減少させるために、ステップ4の一部として予め(さらに効率的に)行われてもよい。即ち、潜在的なターゲット中継UE114は、実施形態の一例では、D2DSSを送信するように命令される前に、新たな中継UE900の役割をする準備をするように構成されてもよい。これが、ステップ7の測定報告がeNBに送信される必要がない場合であれば、むしろ、ステップ6の測定報告に応答して、ステップ9のハンドオーバコマンドがソース中継UE114によって送信される。この構成の例は、図10及び図11に示す図によって示される。
図10及び図11から理解され得るように、ハンドオーバ測定のための中継D2DSSの送信は、ハンドオーバの事前準備のためにトリガされる。図10に見られるように、カバレッジ外UE112は、ステップ1で、受信信号強度(RSRP)が、所定の閾値より下がったことを検出し、次いで、それは、ステップ2のソース中継UE114への測定報告をトリガし、ステップ3で、測定報告は、eNB102に報告される。ハンドオーバのための事前準備は、eNB102とのシグナリング、及び遅延をも減少させることにより、中継ノードをソース114からターゲット900に変更する、より効率的な方法を提供する。図11に示すように、一例では、ソース中継UE114からターゲット中継UE900に自動的に切り替えてもよく、それは、ハンドオーバに類似のステップ6の実行ではなく、セル再選択に類似している。ターゲット中継UEの全てが、UEへの接続準備を行い、この新たな中継UE900の自動選択が可能であるため、これによって遅延がさらに減少し得る。任意のコアネットワークコンテキスト情報の移転は、他のネットワークエンティティと組み合わせたeNBによって完全に対処される。新たな中継UE900は、実際に、新たに接続するUEとしてこれを扱うこととなる。しかしながら、いくつかの例では、コンテキスト情報を確立する最初の段階は、eNB102によって提供されているカバレッジ外UE112の事前知識によって異なってもよい。一度、カバレッジ外UE112が、新たな中継UE900を選択し、新たな中継UE900への標識を提供すると、eNB102は、eNB102及びコアネットワーク内のソース中継UE114の知識に基づいて、コンテキストを移転することができる。要約すると、上記で特定された2つの手法は、
・D2DSSの受信信号強度に従って、カバレッジ外UEが、eNBからの命令なしで自動的に新たな中継UEを選択する、セル自動再選択型構成、又は
・eNBが、ターゲット中継UEにハンドオーバするようにUEに指示する、ハンドオーバ手続きである。
これらの選択肢のそれぞれは、異なる利点をもたらす。例えば、セル再選択手続きは、シグナリングオーバヘッドを減少させる手法を提供し得るが、適切なコンテキスト情報を確立するためには、ハンドオーバのような手続きを用いることが好ましい場合がある。
(ハンドオーバ測定のためのD2DSSのカバレッジ外UEによる送信)
本技術の別の実施形態によれば、候補中継UEによって送信されているビーコン信号(D2DSS)ではなく、カバレッジ内UE114からの中継UEの変更に備えて、カバレッジ外UE112がビーコン信号を送信する構成が提供される。この例によると、ソース中継UE114とカバレッジ外UE112との間の遅延及びシグナリングメッセージの量を潜在的に減少させることにおいて、利点がもたらされる。シグナリングメッセージの通信は、潜在的に劣悪な無線リンク上であってもよい。しかしながら、潜在的に劣悪な無線リンク上で送信される遅延及びシグナリングメッセージの減少は、シグナリングメッセージの増加を犠牲にする可能性がある。増加するシグナリングメッセージは、任意の潜在的な中継101、900とeNB102との間で送信される必要があり、測定報告である。追加のシグナリングは、eNB102のカバレッジ内の中継UE101、900のみによって行われるため、この実施形態の例は、より堅牢であってもよく、それは、カバレッジ外UE122が外に移動することに関連するソース中継UE114を介した測定報告の送信よりも誤りが少ない可能性がある。カバレッジ外UE112から送信されるビーコン信号(D2DSS)の良好な信号強度を測定している中継UE101、900のみが、報告される必要がある。したがって、シグナリングオーバヘッドは、減少し得る。再選択型の手法が可能でない場合があるが、UEが、ソース中継との通信を失った後で、ターゲット中継がUEに接続することは可能である可能性がある。
図12及び図13は、本技術の例示的な実施形態を提供する。図12に示すように、第1のステップ1として、カバレッジ外UE112は、基準電力の受信信号強度が、所定の閾値より下がったことを検出し、したがって、それが、カバレッジ外UE112が新たな中継UEの選択を開始するプロセスをトリガする。図7〜図11を参照して上述した実施形態の例とは対照的に、次いで、カバレッジ外UE112は、中継ノードの役割をし得るカバレッジ内UE604のそれぞれに、ステップ2でビーコン信号を送信する。ステップ3で、カバレッジ外UE112から受信したビーコン信号の信号強度を表す、測定された参照信号受信電力(RSRP)が、利用可能なカバレッジ内UEのそれぞれによって、eNB102に報告される。次いで、eNBは、カバレッジ内UEのそれぞれからの結果を比較し、これらのうちの1つをターゲット中継UE900となるように選択する。
図13に示すように、ステップ4で、カバレッジ内UEのうちのどれが中継UE900の役割をするべきかを決定したeNB102は、ハンドオーバコマンドをターゲット中継UE900に送信する。プロセスステップ4によると、ソース中継UE114からのカバレッジの潜在的減少に対処するために、ハンドオーバコマンドは、ソース中継UE114ではなく、ターゲット中継UE900を介して送信される。したがって、カバレッジ外UE112が、既知のダウンリンクの通信リソースにおいてハンドオーバコマンドを受信し得るため、このプロセスは、従来のハンドオーバコマンドとは異なる。例えば、ソース中継UE114のために構成された同一のダウンリンク通信リソースは、ターゲット中継UE900が、「PULL」メッセージのようなものを用いて、中継変更/ハンドオーバを完了するために使用され得る。この実施形態の例によれば、中継ノードの役割をし得る複数のカバレッジ内UEではなく、カバレッジ外UE112のみが、ビーコン信号を送信するため、ビーコン信号の送信に必要な可能性があるD2D通信リソース量の減少が達成され得る。さらに、シグナリングメッセージ量の減少が、D2D通信において達成され得る。
(要約)
上記の説明から、本技術の実施形態は、以下を提供し得ると理解されたい。
・ハンドオーバ/中継再選択のための測定値評価と共に使用する、複数のターゲット中継ビーコン信号をオンにする方法。
・中継は、D2DSS/ビーコンを連続的に送信する必要はなく、それによって中継のリソース及び電池を節約する。
本発明の様々なさらなる態様及び特徴は、添付の特許請求の範囲に定義され、請求項の従属性について列挙されている特定の組み合わせ以外の従属項の特徴の様々な組み合わせは、独立請求項のものを用いて行われてもよい。改変はまた、本明細書において本発明の範囲から逸脱することなく記載された実施形態に対してなされ得る。例えば、特徴は特定の実施例に関連して説明されたように見えるかもしれないが、説明され実施形態の様々な特徴を認識するであろう当業者は、本開示に従って組み合わせてもよい。
(添付1)
図2に提示するLTEワイヤレスアクセスインタフェースの簡略化した構造は、また、各サブフレーム201の例示を含み、各サブフレーム201は、制御データ送信用の制御領域205、ユーザデータ送信用のデータ領域206、所定のパターンに従って制御及びデータ領域に点在する参照信号207及び同期信号を含む。制御領域204は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理制御フォーマット指標チャネル(PCFICH)、及び物理HARQ指標チャネル(PHICH)などの、制御データ送信用のいくつかの物理チャネルを含んでもよい。データ領域は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、及び物理ブロードキャストチャネル(PBCH)などの、データ送信用のいくつかの物理チャネルを含んでもよい。これらの物理チャネルは、広範囲の機能性をLTEシステムに提供するが、リソース割り当て及び本開示に関して、PDCCH及びPDSCHが最も関連する。LTEシステムの物理チャネルの構造及び機能に関するさらなる情報については、[1]において理解され得る。
PDSCH内のリソースは、eNodeBによってサービスされているUEに、eNodeBによって割り当てられてもよい。例えば、UEが以前に要求したデータ、又は無線リソース制御(RRC)シグナリングなどのeNodeBによってUEにプッシュされているデータを、UEが受信し得るように、PDSCHのいくつかのリソースブロックが、UEに割り当てられてもよい。図2では、UE1は、データ領域206のリソース208、UE2リソース209及びUEリソース210を割り当てられる。LTEシステムにおけるUEは、PDSCHの利用可能なリソースの断片を割り当てられることがあり、したがって、PDSCH内の関連するデータのみが検出及び推定されるように、UEは、PDCSH内の割り当てリソースの位置を通知される必要がある。割り当てられた通信リソースの位置をUEに通知するために、ダウンリンクのリソース割り当てを指定するリソース制御情報が、ダウンリンク制御情報(DCI)と呼ばれる形式で、PDCCHにわたって伝達され、PDSCHに対するリソース割り当ては、同一サブフレーム内の先行のPDCCHインスタンスにおいて通信される。リソース割り当て手続きの間、UEは、UE宛のDCI用PDCCHを監視し、そのようなDCIが検出されると、DCIを受信し、PDSCHの関連する部分からデータを検出及び推定する。
各アップリンクサブフレームは、複数の異なるチャネル、例えば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)305、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)306、及び物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を含む。物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)は、例えば、ダウンリンク送信用のeNodeBへのACK/NACK、アップリンクリソースのスケジューリングを希望するUEに対するスケジューリング要求指標(SRI)、及びダウンリンクチャネル状態情報(CSI)のフィードバックなどの、制御情報を搬送してもよい。PUSCHは、UEアップリンクデータ、又は何らかのアップリンク制御データを搬送してもよい。PUSCHのリソースは、PDCCHを介して許可され、そのような許可は、典型的には、UEにおいてバッファ内で送信準備されたデータの量をネットワークに通信することによってトリガされる。PRACHは、システム情報ブロックなどのダウンリンクシグナリングにおいてUEにシグナリングされてもよく、複数のPRACHパターンのうちの1つに従って、アップリンクフレームのリソースのうちのいずれかにおいてスケジューリングされてもよい。物理アップリンクチャネルと同様、アップリンクサブフレームもまた、参照信号を含んでもよい。例えば、復調参照信号(DMRS)307及びサウンディング参照信号(SRS)308は、PUSCHが送信されるスロットの第4のシンボルをDMRSが占有するアップリンクサブフレーム内に存在してもよく、PUCCH及びPUSCHのデータの復号に使用される。その場合に、SRSは、eNodeBにおけるアップリンクチャネル推定に使用される。LTEシステムの物理チャネルの構造及び機能に関するさらなる情報は、[1]において理解される。
PDSCHのリソースに類似の方式で、PUSCHのリソースは、サービングeNodeBによってスケジューリングされ、又は許可される必要があり、よって、データがUEによって送信されるべき場合、PUSCHのリソースは、eNBによってUEに許可される必要がある。UEにおいて、PUSCHリソース割り当ては、そのサービングeNodeBへの、スケジューリング要求又はバッファ状態報告の送信によって実現される。スケジューリング要求は、UEがバッファ状態報告を送信するための十分なアップリンクリソースがないとき、UEに対する既存のPUSCH割り当てがないときにPUCCH上でのアップリンク制御情報(UCI)の送信を介して、又はUEに対する既存のPUSCH割り当てがあるときにPUSCH上の直接送信によって、行われてもよい。スケジューリング要求に応答して、eNodeBは、バッファ状態報告を移送するのに十分なPUSCHリソースの一部を要求するUEに割り当て、次いで、UEに、PDCCHにおいてDCIを介してバッファ状態報告リソース割り当てを通知するように構成される。UEがバッファ状態報告を送信するのに適当なPUSCHを有する場合、又は一度有した場合、バッファ状態報告は、eNodeBに送信され、アップリンクバッファ又はUEにおけるバッファ内のデータ量に関する情報をeNodeBに与える。バッファ状態報告を受信後、eNodeBは、そのバッファされたアップリンクデータのうちのいくつかを送信するために、PUSCHリソースの一部を送信側UEに割り当て、次いで、PDCCHにおいてDCIを介してリソース割り当てをUEに通知することができる。例えば、UEがeNodeBとの接続を有すると仮定すると、UEは、まず、UCIの形式で、PUCCHにおいてPUSCHリソース要求を送信することとなる。次いで、UEは、適当なDCI用のPDCCHを監視し、PUSCHリソース割り当ての詳細を抽出し、アップリンクデータを送信することとなる。割り当てられたリソース内には、初めにバッファ状態報告を含み、及び/又は、後にバッファされたデータの一部を含む。
構造においてはダウンリンクサブフレームに類似しているが、アップリンクサブフレームは、ダウンリンクサブフレームに対して異なる制御構造を有する。特に、アップリンクサブフレームの上位309及び下位310のサブキャリア/周波数/リソースブロックは、ダウンリンクサブフレームの最初のシンボルではなく、制御シグナリングのために予約される。さらに、ダウンリンク及びアップリンクのためのリソース割り当て手続きは、比較的類似しているが、割り当てられ得るリソースの実際の構造は、ダウンリンク及びアップリンクそれぞれで使用される、OFDM及びSC−FDMインタフェースの異なる特性によって変化してもよい。OFDMでは、各サブキャリアは個別に変調され、したがって、周波数/サブキャリアの割り当てが連続している必要はないが、SC−FDMでは、サブキャリアは組み合わされて変調され、したがって、利用可能なリソースの効率的な使用が行われなければならない場合、各UEに対し連続した周波数割り当てが好ましい。
上述のワイヤレスインタフェースの構造及び動作の結果として、1つ又は複数のUEが、協調eNodeBを介して互いにデータを通信してもよく、したがって従来のセルラ通信システムを形成する。以前にリリースされたLTE規格に基づくものなどのセルラ通信システムは、商業的に成功しているが、多くの欠点がこのような集中型システムに関連している。例えば、極めて近くにある2つのUEが互いに通信したい場合、データを伝達するために十分なアップリンク及びダウンリンクリソースが必要とされる。これにより、システムのリソースの2つの部分が、データの1つの部分を伝達するために使用される。第2の欠点は、UEが互いに通信したい場合に、極めて近くにある場合であっても、eNodeBが必要とされることである。システムが高負荷を経験しているとき、又は、例えばeNodeBが遠隔地にある、若しくはeNodeBが正しく機能していないときなど、eNodeBのカバレッジが利用できないときに、これらの制限が問題となる可能性がある。これらの制限を克服することは、LTEネットワークの容量及び効率性の両方を向上させるだけでなく、LTEネットワーク事業者のための新たな収益の可能性の創出につながり得る。
以下の番号の条項は、さらなる本技術の態様及び機能の例を提供する。
条項1.
デバイスツーデバイス通信を実行するために、ワイヤレスアクセスインタフェースを介して1つ又は複数の他の通信デバイスに信号を送信するように構成される送信機であって、インフラ機器の無線カバレッジエリア内にあるときに、ワイヤレスアクセスインタフェースが、モバイル通信ネットワークのインフラ機器に信号を送信するために提供される、送信機と、
ワイヤレスアクセスインタフェースを介して1つ又は複数の他の通信デバイスから信号を受信するように構成される受信機であって、インフラ機器の無線カバレッジエリア内にあるときに、ワイヤレスアクセスインタフェースが、モバイル通信ネットワークのインフラ機器から信号を受信するために提供される、受信機と、
信号によって表されるデータを送信又は受信するためのワイヤレスアクセスインタフェースを介して、信号を送信又は受信する送信機及び受信機を制御するためのコントローラと、を備え、
所定の条件に従って、コントローラが、
カバレッジ外にあり、そのために受信機が、インフラ機器から信号を受信することができない、若しくはインフラ機器に信号を送信することができないときに、通信デバイス用の中継ノードの役割をし得る1つ若しくは複数の他のカバレッジ内通信デバイスから、1つ若しくは複数のビーコン信号を受信し、又は、
カバレッジ外にあるときに、通信デバイス用の中継ノードの役割をし得る1つ又は複数の他のカバレッジ内通信デバイスにビーコン信号を送信し、及び、
インフラ機器にデータを送信するためのターゲット中継ノードの役割をする他のカバレッジ内通信デバイスのうちの1つにデータを表す信号を送信し、又は、
ターゲット中継ノードの役割をする他のカバレッジ内通信デバイスのうちの1つから、インフラ機器から受信された、データを表す信号を受信するように、送信機及び受信機を組み合わせて構成される、通信デバイス。
条項2.コントローラが、
通信デバイス用のソース中継ノードの役割をする第1のカバレッジ内通信デバイスに、データを表す信号を送信し、第1のカバレッジ内通信デバイスが、モバイル通信ネットワークのインフラ機器に信号を送信することが可能であり、
ソース中継ノードの役割をする第1のカバレッジ内通信デバイスからデータを表す信号を受信し、ソース中継ノードが、モバイル通信ネットワークのインフラ機器のカバレッジエリア内にあり、ソース中継ノードが、インフラ機器に通信デバイスから受信されるデータを表す信号を送信し、インフラ機器から受信されるデータを表す信号を、通信デバイスに送信するように構成される、送信機及び受信機で構成される、条項1に記載の通信デバイス。
条項3.コントローラが、
受信したビーコン信号のうちの1つを比較し、
ターゲット中継ノードの役割をするように、カバレッジ内通信デバイスのうちの1つを選択するように構成される、条項1又は2に記載の通信デバイス。
条項4.コントローラが、
ターゲット中継ノードの役割をするように、カバレッジ内通信デバイスのうちの選択された1つのカバレッジ内通信デバイスの、インフラ機器に通信するための中継ノードの役割をするカバレッジ内通信デバイスに標識を送信するように、送信機と組み合わせて構成される、条項3に記載の通信デバイス。
条項5.コントローラが、ターゲット中継ノードの役割をするように、カバレッジ内通信デバイスのうちの選択された1つのカバレッジ内通信デバイスの標識を、カバレッジ内通信デバイスのうちの選択された1つのカバレッジ内通信デバイスによるインフラ機器への送信のためのカバレッジ内通信デバイスのうちの選択された1つのカバレッジ内通信デバイスに送信するように、送信機と組み合わせて構成される、条項4に記載の通信デバイス。
条項6.コントローラが、ターゲット中継ノードの役割をするように、カバレッジ内通信デバイスのうちの選択された1つのカバレッジ内通信デバイスの標識を、カバレッジ内通信デバイスのうちの第1のカバレッジ内通信デバイスによるインフラ機器への送信のためのカバレッジ内通信デバイスのうちの第1のカバレッジ内通信デバイスに送信するように、送信機と組み合わせて構成される、条項4に記載の通信デバイス。
条項7.コントローラが、
中継ノードの役割をし得る1つ又は複数の他のカバレッジ内通信デバイスから受信されるビーコン信号の相対的強度を、ソース中継ノードの役割をする第1のカバレッジ内通信デバイスを介してインフラ機器に送信し、
ターゲット中継ノードとして通信デバイスのために動作するべき他のカバレッジ内通信デバイスのうちの1つのカバレッジ内通信デバイスの標識を、ソース中継ノードの役割をする第1のカバレッジ内通信デバイスを介して、インフラ機器から受信するように、送信機と組み合わせて構成される、条項1又は2に記載の通信デバイス。
条項8.所定の条件が、第1のカバレッジ内通信デバイスから受信され、又は第1のカバレッジ内通信デバイスに送信されるデータの通信品質を含む、条項1〜7のいずれか1項に記載の通信デバイス。
条項9.所定の条件が、カバレッジ内通信デバイスのうちの第1のカバレッジ内通信デバイスから受信した信号の信号強度が、所定の閾値より下がることを含む、条項1〜7のいずれか1項に記載の通信デバイス。
条項10.
デバイスツーデバイス通信を実行するために、ワイヤレスアクセスインタフェースを介して1つ又は複数の他の通信デバイスに信号を送信し、インフラ機器の無線カバレッジエリア内にあるときに、モバイル通信ネットワークのインフラ機器にワイヤレスアクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成される、送信機と、
ワイヤレスアクセスインタフェースを介して、1つ又は複数の他の通信デバイスから信号を受信し、インフラ機器の無線カバレッジエリア内にあるときに、モバイル通信ネットワークのインフラ機器からワイヤレスアクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成される、受信機と、
信号によって表されるデータを送信又は受信するために、ワイヤレスアクセスインタフェースを介して信号を送信又は受信する、送信機及び受信機を制御するためのコントローラと、を備え、送信機及び受信機が、
通信デバイスがカバレッジ外通信デバイス用のターゲット中継ノードの役割をするカバレッジ内通信デバイスであるという標識を受信し、
モバイル通信ネットワークのインフラ機器に対し、デバイスツーデバイス通信に従って、カバレッジ外通信デバイスからアップリンクデータを表す信号を受信し、及び、
アップリンクデータを表す信号をインフラ機器に送信し、又は
ダウンリンクデータを表す信号をインフラ機器から受信し、及び、
デバイスツーデバイス通信に従って、ダウンリンクデータを表す信号をカバレッジ外通信デバイスに送信するように、コントローラを用いて構成される、通信デバイス。
条項11.通信デバイスがカバレッジ外通信デバイス用の中継ノードの役割をするカバレッジ内通信デバイスであるという標識が、カバレッジ外通信デバイスからアップリンクデータを受信することを含み、カバレッジ外通信デバイスが、通信デバイスをターゲット中継ノードとして選択する、条項10に記載の通信デバイス。
条項12.通信デバイスがカバレッジ外通信デバイス用の中継ノードの役割をするカバレッジ内通信デバイスであるという標識が、インフラ機器から標識を受信することを含む、条項10に記載の通信デバイス。
条項13.送信機及び受信機を組み合わせたコントローラが、
カバレッジ外通信デバイスによって送信されるビーコン信号を受信し、
受信したビーコン信号の信号強度を判断し、
受信したビーコン信号の信号強度の標識を、カバレッジ外通信デバイス又はインフラ機器のうちの1つに送信するように構成される、条項10、11、又は12に記載の通信デバイス。
条項14.送信機及び受信機を組み合わせたコントローラが、
カバレッジ外通信デバイスから、ビーコン信号を送信するための要求を受信し、
デバイスツーデバイス通信プロトコルに従って、ビーコン信号をカバレッジ外通信デバイスに送信し、通信デバイスが、カバレッジ外通信デバイスによって受信されるビーコン信号に従って、カバレッジ外通信デバイス又はインフラ機器によって、カバレッジ外通信デバイス用のターゲット中継ノードの役割をするように選択されるように構成される、条項10、11、又は12に記載の通信デバイス。
条項15.
デバイスツーデバイス通信を実行するために、ワイヤレスアクセスインタフェースを介して1つ又は複数の他の通信デバイスに信号を送信し、インフラ機器の無線カバレッジエリア内にあるときに、モバイル通信ネットワークのインフラ機器にワイヤレスアクセスインタフェースを介して信号を送信するように構成される、送信機と、
ワイヤレスアクセスインタフェースを介して、1つ又は複数の他の通信デバイスから信号を受信し、インフラ機器の無線カバレッジエリア内にあるときに、モバイル通信ネットワークのインフラ機器からワイヤレスアクセスインタフェースを介して信号を受信するように構成される、受信機と、
信号によって表されるデータを送信又は受信するために、ワイヤレスアクセスインタフェースを介して信号を送信又は受信する、送信機及び受信機を制御するためのコントローラと、を備え、送信機及び受信機は、
モバイル通信ネットワークのインフラ機器に対し、デバイスツーデバイス通信に従って、カバレッジ外通信デバイスからアップリンクデータを表す信号を受信し、及び、
アップリンクデータを表す信号をインフラ機器に送信し、又は
ダウンリンクデータを表す信号をインフラ機器から受信し、及び、
カバレッジ外通信デバイスへのソース中継の役割をするように、デバイスツーデバイス通信に従って、ダウンリンクデータを表す信号をカバレッジ外通信デバイスに送信し、
所定の条件に従って、
1つ又は複数の他のカバレッジ内通信デバイスから受信したビーコン信号の信号品質に基づいて、1つ又は複数の他のカバレッジ内通信デバイスのうちの1つが、カバレッジ外通信デバイス用のターゲット中継の役割をするように選択され得るように、1つ又は複数の他のカバレッジ内通信デバイス又はインフラ機器に、カバレッジ外通信デバイスにビーコン信号を送信するための要求を送信するように、コントローラを用いて構成される、通信デバイス。
条項16.所定の条件は、受信機によって受信される1つ又は複数の信号の信号品質、又は送信機によって送信された信号の、受信機によって受信されるカバレッジ外通信デバイスによって受信した信号品質が、所定の閾値より下がることの標識を含む、条項15に記載の通信デバイス。
条項17.コントローラが、
カバレッジ外通信デバイスから、1つ又は複数の他のカバレッジ内通信デバイスのそれぞれからカバレッジ外通信デバイスによって受信した、ビーコン信号の受信信号強度の、標識を受信し、
ターゲット中継ノードの役割をする1つ又は複数のカバレッジ内通信デバイスのうちの1つを選択するために、ビーコン信号の受信信号強度の標識のそれぞれをインフラ機器に送信するように、送信機及び受信機を組み合わせて構成される、条項15又は16に記載の通信デバイス。
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Claims (11)

  1. デバイスツーデバイス通信を実行するために、ワイヤレスアクセスインタフェースを介して1つ又は複数の他の通信デバイスに信号を送信するように構成される送信機であって、インフラ機器の無線カバレッジエリア内にあるときに、前記ワイヤレスアクセスインタフェースが、モバイル通信ネットワークのインフラ機器に信号を送信するために提供される、送信機と、
    前記ワイヤレスアクセスインタフェースを介して前記1つ又は複数の他の通信デバイスから信号を受信するように構成される受信機であって、前記インフラ機器の無線カバレッジエリア内にあるときに、前記ワイヤレスアクセスインタフェースが、前記モバイル通信ットワークの前記インフラ機器から信号を受信するために提供される、受信機と、
    前記信号によって表されるデータを前記ワイヤレスアクセスインタフェースを介して送信又は受信するために、前記信号を送信又は受信する前記送信機及び前記受信機を制御するためのコントローラと、を備え、
    所定の条件に従って、前記コントローラが、
    カバレッジ外にあり、そのために前記受信機が、前記インフラ機器から信号を受信することができない、若しくは前記インフラ機器に信号を送信することができないときに、通信デバイス用の中継ノードの役割をし得る1つ若しくは複数の他のカバレッジ内通信デバイスから、1つ若しくは複数のビーコン信号を受信し、又は、
    カバレッジ外にあるときに、通信デバイス用の中継ノードの役割をし得る1つ又は複数の他のカバレッジ内通信デバイスにビーコン信号を送信し、及び、前記インフラ機器にデータを送信するためのターゲット中継ノードの役割をする他のカバレッジ内通信デバイスのうちの1つに前記データを表す信号を送信し、又は、
    ターゲット中継ノードの役割をする他のカバレッジ内通信デバイスのうちの1つから、前記インフラ機器から受信された、前記データを表す前記信号を受信するように、前記送信機及び前記受信機を組み合わせて構成され、
    かつ前記コントローラが、
    受信した前記ビーコン信号を比較し、
    ターゲット中継ノードの役割をするように、前記比較結果に基づいて、カバレッジ内通信デバイスのうちの1つを選択するように構成される、通信デバイス。
  2. 前記コントローラが、
    通信デバイス用のソース中継ノードの役割をする第1のカバレッジ内通信デバイスに、データを表す信号を送信し、前記第1のカバレッジ内通信デバイスが、前記モバイル通信ネットワークの前記インフラ機器に信号を送信することが可能であり、
    ソース中継ノードの役割をする前記第1のカバレッジ内通信デバイスから前記データを表す信号を受信し、前記ソース中継ノードが、前記モバイル通信ネットワークの前記インフラ機器のカバレッジエリア内にあり、前記ソース中継ノードが、前記インフラ機器に前記通信デバイスから受信される前記データを表す前記信号を送信し、前記インフラ機器から受信される前記データを表す前記信号を、前記通信デバイスに送信するように構成される、前記送信機及び前記受信機で構成される、請求項1に記載の通信デバイス。
  3. 前記コントローラが、
    前記ターゲット中継ノードの役割をするように、カバレッジ内通信デバイスのうちの選択された1つのカバレッジ内通信デバイスの、前記インフラ機器に通信するための中継ノードの役割をするカバレッジ内通信デバイスに標識を送信するように、前記送信機と組み合わせて構成される、請求項に記載の通信デバイス。
  4. 前記コントローラが、前記ターゲット中継ノードの役割をするように、カバレッジ内通信デバイスのうちの選択された1つのカバレッジ内通信デバイスの前記標識を、カバレッジ内通信デバイスのうちの選択された1つのカバレッジ内通信デバイスによる前記インフラ機器への送信のためのカバレッジ内通信デバイスのうちの選択された1つの前記カバレッジ内通信デバイスに送信するように、前記送信機と組み合わせて構成される、請求項に記載の通信デバイス。
  5. 前記コントローラが、前記ターゲット中継ノードの役割をするように、前記カバレッジ内通信デバイスのうちの選択された1つのカバレッジ内通信デバイスの前記標識を、前記カバレッジ内通信デバイスのうちの第1のカバレッジ内通信デバイスによる前記インフラ機器への送信のためのカバレッジ内通信デバイスのうちの第1のカバレッジ内通信デバイスに送信するように、前記送信機と組み合わせて構成される、請求項に記載の通信デバ
    イス。
  6. 前記コントローラが、
    中継ノードの役割をし得る前記1つ又は複数の他のカバレッジ内通信デバイスから受信される前記ビーコン信号の相対的強度を、ソース中継ノードの役割をする第1のカバレッジ内通信デバイスを介して前記インフラ機器に送信し、
    ターゲット中継ノードとして通信デバイスのために動作するべき他のカバレッジ内通信デバイスのうちの1つのカバレッジ内通信デバイスの標識を、前記ソース中継ノードの役割をする第1のカバレッジ内通信デバイスを介して、前記インフラ機器から受信するように、前記送信機と組み合わせて構成される、請求項1に記載の通信デバイス。
  7. 前記所定の条件が、第1のカバレッジ内通信デバイスから受信され、又は第1のカバレッジ内通信デバイスに送信される前記データの通信品質を含む、請求項1に記載の通信デバイス。
  8. 前記所定の条件が、カバレッジ内通信デバイスのうちの第1のカバレッジ内通信デバイスから受信した信号の信号強度が、所定の閾値より下がることを含む、請求項1に記載の通信デバイス。
  9. 通信デバイスからモバイル通信ネットワークのインフラ機器へデータを送信する、または通信デバイスによってインフラ機器からデータを受信する方法であって、
    所定の条件に従って、
    カバレッジ外にあり、そのために受信機が、インフラ機器から信号を受信することができない、若しくは前記インフラ機器に信号を送信することができないときに、前記通信デバイス用の中継ノードの役割をし得る1つ若しくは複数のカバレッジ内通信デバイスから、1つ若しくは複数のビーコン信号を受信すること、または、
    カバレッジ外にあるときに、前記通信デバイス用の中継ノードの役割をし得る1つ又は複数の他のカバレッジ内通信デバイスにビーコン信号を送信すること、と、
    前記インフラ機器にデータを送信するためのターゲット中継ノードの役割をする他のカバレッジ内通信デバイスのうちの1つに前記データを表す前記信号を送信すること、または、
    ターゲット中継ノードの役割をする前記他のカバレッジ内通信デバイスのうちの1つから、前記インフラ機器から受信された、前記データを表す前記信号を受信すること、
    受信した前記ビーコン信号を比較し、ターゲット中継ノードの役割をするように、前記比較結果に基づいて、カバレッジ内通信デバイスのうちの1つを選択すること、とを含む、方法。
  10. 前記方法は、
    通信デバイス用のソース中継ノードの役割をする第1のカバレッジ内通信デバイスに、前記データを表す信号を送信し、第1のカバレッジ内通信デバイスが、前記モバイル通信ネットワークの前記インフラ機器に信号を送信すること、または、
    ソース中継ノードの役割をする前記第1のカバレッジ内通信デバイスから前記データを表す信号を受信し、前記ソース中継ノードが、前記モバイル通信ネットワークの前記インフラ機器のカバレッジエリア内にあり、前記ソース中継ノードが、前記インフラ機器に通信デバイスから受信される前記データを表す前記信号を送信し、前記インフラ機器から受信される前記データを表す前記信号を、前記通信デバイスに送信すること、を含む、請求
    項11に記載の方法。
  11. 通信デバイスのための回路であって、
    インフラ機器の無線カバレッジエリア内にあるときに、デバイスツーデバイス通信を実行するために、ワイヤレスアクセスインタフェースを介して1つ又は複数の他の通信デバイスに信号を送信し、前記ワイヤレスアクセスインタフェースを介して、モバイル通信ネットワークのインフラ機器に信号を送信するように構成される、送信回路と、
    前記インフラ機器の無線カバレッジエリア内にあるときに、前記ワイヤレスアクセスインタフェースを介して1つ又は複数の他の通信デバイスから信号を受信し、前記ワイヤレスアクセスインタフェースを介して前記モバイル通信ネットワークのインフラ機器から信号を受信するように構成される、受信回路と、
    前記信号によって表されるデータを前記ワイヤレスアクセスインタフェースを介して送信又は受信するために、前記信号を送信又は受信する前記送信機及び前記受信機を制御するための制御回路と、を備え、
    前記送信回路は前記制御回路と共に、
    通信デバイス用のソース中継ノードの役割をする第1のカバレッジ内通信デバイスに、前記データを表す信号を送信し、第1のカバレッジ内通信デバイスが、前記モバイル通信ネットワークの前記インフラ機器に信号を送信することが可能であり、
    前記ソース中継ノードの役割をする第1のカバレッジ内通信デバイスから前記データを表す信号を受信するように構成され、前記ソース中継ノードが、前記モバイル通信ネットワークの前記インフラ機器のカバレッジエリア内にあり、前記ソース中継ノードが、前記インフラ機器に前記通信デバイスから受信される前記データを表す信号を送信し、前記インフラ機器から受信される前記データを表す信号を、前記通信デバイスに送信するように構成され、
    所定の条件に従って、前記制御回路が、
    カバレッジ外にあり、そのために前記受信機が、前記インフラ機器から信号を受信することができない、若しくは前記インフラ機器に信号を送信することができないときに、通信デバイス用の中継ノードの役割をし得る1つ若しくは複数の他のカバレッジ内通信デバイスから、1つ若しくは複数のビーコン信号を受信し、又は、
    カバレッジ外にあるときに、通信デバイス用の中継ノードの役割をし得る1つ又は複数の他のカバレッジ内通信デバイスにビーコン信号を送信し、及び、
    インフラ機器にデータを送信するためのターゲット中継ノードの役割をする他のカバレッジ内通信デバイスのうちの1つにデータを表す信号を送信し、又は、
    ターゲット中継ノードの役割をする他のカバレッジ内通信デバイスのうちの1つから、前記インフラ機器から受信された、前記データを表す信号を受信するように構成され、
    かつ前記制御回路が、
    受信した前記ビーコン信号を比較し、
    ターゲット中継ノードの役割をするように、前記比較結果に基づいて、カバレッジ内通信デバイスのうちの1つを選択するように構成される、回路。
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