JP6675387B2 - ユーザの頭部に配置可能であると共にイメージを生成する表示デバイス用の眼鏡レンズ、及びそのような眼鏡レンズを含む表示デバイス - Google Patents

ユーザの頭部に配置可能であると共にイメージを生成する表示デバイス用の眼鏡レンズ、及びそのような眼鏡レンズを含む表示デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP6675387B2
JP6675387B2 JP2017516718A JP2017516718A JP6675387B2 JP 6675387 B2 JP6675387 B2 JP 6675387B2 JP 2017516718 A JP2017516718 A JP 2017516718A JP 2017516718 A JP2017516718 A JP 2017516718A JP 6675387 B2 JP6675387 B2 JP 6675387B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spectacle lens
partial
spectacle
image
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017516718A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017531823A (ja
Inventor
ヴィドゥレ、フランク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tooz Technologies GmbH
Original Assignee
Tooz Technologies GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tooz Technologies GmbH filed Critical Tooz Technologies GmbH
Publication of JP2017531823A publication Critical patent/JP2017531823A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6675387B2 publication Critical patent/JP6675387B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/017Head mounted
    • G02B27/0172Head mounted characterised by optical features
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/017Head mounted
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/08Auxiliary lenses; Arrangements for varying focal length
    • G02C7/086Auxiliary lenses located directly on a main spectacle lens or in the immediate vicinity of main spectacles
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/017Head mounted
    • G02B2027/0178Eyeglass type

Description

本発明は、ユーザの頭部に取付け可能であると共にイメージを生成し、また請求項1に記載のプリアンブルの特徴を有する、表示デバイス用の眼鏡レンズ、及びそのような眼鏡レンズを含む表示デバイスに関する。
そのような眼鏡レンズでは、結合出射セクションは、多くの場合、眼鏡レンズ内に埋め込まれた少なくとも1つの反射表面を含む。そのため、そのような眼鏡レンズの製造は複雑になる。
ここから出発して、本発明の目的は、冒頭で述べたタイプの眼鏡レンズを容易に製造できるように開発することである。
この目的は、眼鏡レンズが、幾つかのパーツで構成され、第1の部分眼鏡レンズと、それに接続される第2の部分眼鏡レンズとを含み、導光チャネルが第1の部分眼鏡レンズ内を通り、2つの部分眼鏡レンズが、一方ではとくにフロント面からリア面まで(すなわち眼鏡レンズの全厚さにわたり)、他方では第1の方向に対して横方向を向く第2の方向に、眼鏡レンズのエッジから所与の長さに沿って延在する接触表面を介して、互いに接続されることによって、冒頭で述べたタイプの眼鏡レンズにおいて、本発明に従って達成される。
この構成により、眼鏡レンズは、第1の方向に対して横方向に分割される。その結果、一方では、結合出射セクションは、一方又は両方の部分眼鏡レンズ内に容易に形成され、他方では、2つの部分眼鏡レンズは、接触表面を介して互いにしっかりと十分に接続される。
特に、接触表面は、互いにグルー接合又はセメント接合が可能である。
結合出射セクションは、第1及び/又は第2の部分眼鏡レンズ内に形成される少なくとも1つの反射表面を含む。少なくとも1つの反射表面は、特に湾曲表面である。さらに、結合出射セクションは、反射ファセットとも呼ぶことのできる幾つかの反射表面を含む。反射ファセットは、ジグザグラインや鋸歯状ラインのように、互いにオフセットして配置可能である。
少なくとも1つの反射表面は、眼鏡レンズのフロント面からリア面まで延在可能である。しかしながら、少なくとも1つの反射表面は、必ずしも眼鏡レンズの全厚さ(フロント面からリア面までの範囲)にわたって延在するとは限らず、例えば、その一部分のみにわたって延在することもできる。特に、反射表面は、埋込み反射表面として形成可能であり、その結果、眼鏡レンズのフロント面及び/又はリア面に延在しない。反射表面は、例えば、眼鏡レンズのフロント面からリア面までの範囲の20〜80%にわたって延在可能である。また、眼鏡レンズのフロント面からリア面までの厚さの30〜70%又は40〜60%の範囲内で延在することも可能である。
特に、結合出射セクションは、ビーム偏向性及び/又はイメージング性を有することができる。
本発明に係る眼鏡レンズでは、結合出射セクションを形成するために、2つの部分眼鏡レンズの一方に凹部を形成可能であり、それに相補的な突出セクションを2つの部分眼鏡レンズの他方に形成可能である。したがって、2つの部分眼鏡レンズは、ほぼプラグ接合によって一体化可能である。
本発明に係る眼鏡レンズでは、接触表面の少なくとも1つは、眼鏡レンズのエッジから第2の方向に沿って、結合出射セクションまで延在可能である。特に、2つの部分眼鏡レンズは、それぞれ、眼鏡レンズのエッジから第2の方向に沿って結合出射セクションまで延在する2つの接触表面を含むことができる。凹部と突出セクションとを形成する場合、2つの接触表面は、それぞれ、凹部からエッジまで又は突出セクションからエッジまでを覆うことができる。第1及び第2の部分眼鏡レンズの2つの接触表面は、いずれの場合も、一平面内に位置することができる。第1又は第2の部分眼鏡レンズの2つの接触表面は、互いにオフセットした状態及び/又はチルトした状態にすることも可能である。特に、部分眼鏡レンズの接触表面は、アセンブルされた眼鏡レンズにおいて、フロント面及び/又はリア面が連続表面として形成されるようにアライメントされる。
2つの部分眼鏡レンズは、特に同一の材料から形成される。
少なくとも1つの反射表面は、反射コーティングを含むことができる。この場合、ほぼ100%の反射率を達成可能である。しかしながら、より低い反射率を提供することも可能であり、その結果、反射表面は、部分反射表面として使用可能である。
それに加えて、反射表面は、全内部反射によって実現可能である。
本発明に係る眼鏡レンズは、正確に2つの部分眼鏡レンズを含むことができる。
それに加えて、本発明に係る眼鏡レンズの意図された使用では、第2の方向は垂直に延在可能である。
導光チャネル内での導光は、例えば、眼鏡レンズのフロント面及びリア面での反射によって実施可能である。これは、全内部反射であることもできるし、又は対応する部分反射コーティング若しくは反射コーティングによる反射であることもできる。しかしながら、眼鏡レンズ内の反射層によって導光を引き起こすことも可能である。この場合、反射層は、フロント面又はリア面がさらなる反射表面として機能するように設けることが可能である。しかしながら、互いに離間した2つの反射層を設けることも可能である。
さらに、ユーザの頭部に取付け可能なホルダーと、ホルダーに固定されてイメージを生成するイメージ生成モジュールと、ホルダーに固定されて、本発明に係る眼鏡レンズを含み、ホルダーがユーザの頭部に取り付けられた際に、ユーザがそれをバーチャルイメージとして知覚できるようにイメージを映し出す、イメージング光学システムと、を含む表示デバイスが提供される。
イメージング光学システムは、唯一の光学エレメントとして、眼鏡レンズを含むことができる。しかしながら、イメージング光学システムは、眼鏡レンズの他に、少なくとも1つのさらなる光学エレメントを含むことも可能である。少なくとも1つのさらなる光学エレメントは、例えば、2つの部分眼鏡レンズの一方とワンピースで形成可能である。
表示デバイスは、イメージ生成モジュールを制御する制御ユニットを含むことができる。
イメージ生成モジュールは、特に2次元イメージングシステム、例えば、LCDモジュール、LCoSモジュール、OLEDモジュール、又はチルトミラーマトリックスを含むことができる。イメージングシステムは、例えば、行及び列に配置可能な複数のピクセルを含むことができる。イメージングシステムは、自発光のものでもよいし、自発光でないものでもよい。
イメージ生成モジュールは、特に単色像又は多色像を生成するように形成可能である。
本発明に係る表示デバイスは、その操作に必要な当業者に公知のさらなるエレメントを含むことができる。
上述した特徴及びこれから以下に説明される特徴は、本発明の範囲から逸脱することなく、明記された組合せだけでなく、他の組合せでも単独でも使用可能であるものと理解されたい。
例として添付の図面を参照しながら以下に本発明をさらにより詳細に説明する、これらの図面もまた本発明に不可欠な特徴を開示する。
本発明に係る、表示デバイスの実施形態の模式斜視図である。 イメージ生成モジュールの模式図を含む、第1の眼鏡レンズの拡大部分断面図である。 第1の眼鏡レンズ3の模式斜視図である。 第1の眼鏡レンズ3の模式斜視分解図である。 さらなる実施形態に係る、イメージ生成モジュールの模式図を含む、第1の眼鏡レンズの拡大部分断面図である。 さらなる実施形態に係る、イメージ生成モジュールの模式図を含む、第1の眼鏡レンズの拡大部分断面図である。 さらなる実施形態に係る、イメージ生成モジュールの模式図を含む、第1の眼鏡レンズの拡大部分断面図である。 さらなる実施形態に係る、第1の眼鏡レンズの模式斜視図である。
図1に示される実施形態では、本発明に係る表示デバイス1は、ユーザの頭部に取付け可能であると共に例えば従来の眼鏡フレームのように形成可能であるホルダー2と、さらにはホルダー2に固定された第1及び第2の眼鏡レンズ3、4とを含んでいる。眼鏡レンズ3、4を有するホルダー2は、例えば、スポーツグラス、サングラス、及び/又は、視力異常矯正用眼鏡として形成可能であり、その場合、以下に記載されるように、第1の眼鏡レンズ3を介して、ユーザの視野内にバーチャルイメージを映し出すことができる。
この目的のために、表示デバイス1は、図1に模式的に示されるように、ホルダー2の右側テンプルステムの領域内に配置可能なイメージ生成モジュール5を含んでいる。イメージ生成モジュール5は、例えば、行及び列に配置された複数のピクセルを有する2次元イメージ生成エレメント6(図2)であり、例えば、OLEDチップ、LCDチップ、LCoSチップ、チルトミラーマトリックスなどを含むことができる。
眼鏡レンズ3及び4、特に第1の眼鏡レンズ3は、例として本発明に係る表示デバイス1と共に記載されているにすぎない。眼鏡レンズ3、4、又は少なくとも第1の眼鏡レンズ3は、いずれの場合も、本発明に係る眼鏡レンズ3、4として、又は本発明に係る光学エレメントとして、個別に形成される。本発明に係る光学エレメントは、本明細書に記載の表示デバイス1以外の状況でも使用可能である。したがって、光学エレメントは、眼鏡レンズとして形成される場合には、当然ながら第2の眼鏡レンズ4としても形成可能である。
図2の拡大模式部分断面図から最もよく分かるように、表示デバイス1は、イメージ生成エレメント6又はイメージングシステム6と第1の眼鏡レンズ3との間に配置された光学エレメント8を含有する、イメージング光学システム7を含んでいる。それに加えて、第1の眼鏡レンズ3は、それ自体がイメージング光学システム7の一部としても機能する。
光束9は、イメージングシステム6の各ピクセルから出現可能である。それに対応してイメージ生成モジュール5の一部であり得る制御ユニット10によってイメージングシステム6のピクセルを制御することにより、所望のイメージを生成可能である。図2では、光ビームのビーム経路は光束9を表すように描かれているので、以下では光ビーム9についても考察される。
イメージングシステム6から出現する光ビーム9は、光学エレメント8を通り抜け、結合入射セクション11を介して第1の眼鏡レンズ3に入り、この中で導光チャネル12に沿って結合出射セクション13に導かれる。結合出射セクション13は、第1の眼鏡レンズ3のリア面15の方向に光ビーム9を反射させる反射偏向表面14を含み、その結果、光ビーム9は、リア面15を介して第1の眼鏡レンズ3から出射する。
したがって、意図されるようにユーザが自身の頭部に本発明に係る表示デバイス1を着用した場合、結合出射セクション13を見た時に、イメージングシステム6によって生成されたイメージをバーチャルイメージとして知覚可能である。ここに記載の実施形態では、ユーザは、前方視野の視野方向Gに対して約40°右を見なければならない。図2では、明確にするために、ユーザの眼の回旋点16、さらにはアイボックス17又はイメージング光学システム7の出射瞳17が描かれている。アイボックス17は、表示デバイス1によって提供されてユーザの眼が移動可能である領域であり、ユーザは依然として常に生成イメージをバーチャルイメージとして知覚可能である。
図2の模式図に示されるように、第1の眼鏡レンズ3のリア面15及びフロント面18は、両方とも湾曲状態に形成されている。
導光チャネル12内における光束9の導光は、フロント面18及びリア面15での全内部反射によって実施可能である。フロント面18及び/又はリア面15は、所望の導光を引き起こすために、導光チャネルの領域内に反射コーティング又は部分反射コーティングを含むことも可能である。
特に、図3の第1の眼鏡レンズ3の模式斜視図、及び図4の第1の眼鏡レンズ3の模式斜視分解図から分かるように、第1の眼鏡レンズ3は、幾つかのパーツで形成されている。ここに記載の実施形態では、第1の眼鏡レンズ3は、第1の部分眼鏡レンズ19と第2の部分眼鏡レンズ20とを含んでいる。図3及び図4では、図を単純化するために、フロント面及びリア面18、15は、湾曲状態ではなくフラット状態で示されている。
フロント面及びリア面18、15は、エッジ21によって互いに接続されている。図2に見られるように、光束9の結合入射は、エッジ21のセクション11を介して行われる。しかしながら、光束9は、例えば、リア面15を介して第1の眼鏡レンズ3に結合入射することも可能である。
第1の眼鏡レンズ3の2パーツ構成により、結合出射セクション13は簡単に形成可能である。したがって、反射偏向表面14の形状は、凹部22によって第1の部分眼鏡レンズ19内に形成可能であり、必要なコーティングをそれに施すことができる。次いで、第1の部分眼鏡レンズ19は、凹部22の領域内に相補的な形状を有する突出セクション23を含む、第2の部分眼鏡レンズ20に接続可能である。
ここに記載の実施形態例では、導光チャネル12は、完全に第1の部分眼鏡レンズ19内に形成され、例えばy方向を向く。したがって、結合入射光束9は、第1の部分眼鏡レンズ19内においてy方向に、結合出射セクション13に又は反射偏向表面14に導かれる。
第1の眼鏡レンズ3は、分割が第1の方向に対して横方向に、すなわちx方向に行われるように分割される。分割は、x方向に第1の眼鏡レンズの全範囲にわたって延在する。したがって、いずれの場合も互いに向き合う接触表面24及び25並びに26及び27は、2つの部分眼鏡レンズ19及び20上に形成される。接触表面24〜27は、いずれの場合も、第1の眼鏡レンズの全厚さにわたって、すなわちフロント面18からリア面15まで延在し、導光チャネル12内の導光方向に対して横方向に延在することを特徴とする。したがって、2つの部分眼鏡レンズ19及び20は、いずれの場合も、互いに向き合う接触表面24及び25並びに26及び27を、グルー接合することによって接続可能である。したがって、有利には、反射偏向表面14に相補的突出セクション23をグルー接合しないで済ませることが可能である。当然ながら、所望により、2つの部分眼鏡レンズ19及び20におけるこれら2つのパーツを、互いにグルー接合することも可能である。
接触表面24〜27は、特に、いずれの場合も、導光チャネル12内の導光方向に対して横方向に、すなわちここではx方向に沿って、第1の眼鏡レンズ3のエッジ21から延在することを特徴とする。それらは、好ましくは、図3及び図4に見られるように、反射偏向表面14まで延在する。
当然ながら、第1の部分眼鏡レンズ19の凹部22及び第2の部分眼鏡レンズ20の突出セクション23は、アセンブルされた状態において、それらの間にエアギャップが存在するように形成可能である。その場合、結合出射は、結合出射セクション13を介して全内部反射によって行われる。
エアギャップを有するそのような実施形態は、図2に記載の断面図で図5に模式的に示されている。図2及び図5の断面図は、セクションが反射偏向表面14を通って延在するように選択されている。
それに加えて、反射ファセットとも呼ぶことのできる互いに隣接して配置された幾つかの偏向表面14が提供されるように、凹部22を形成することも可能である。対応する図は、図6に示されている。それに対応して、凹部22及び突出セクション23は両方とも、図6の断面図に示されるように形成可能である。
さらに、幾つかの反射偏向表面14を凹部22のみに設けて平滑上面を有する後者を形成することも可能であり、その結果、突出セクション23は、図3及び図4に記載の実施形態のように形成可能である。対応する断面図は、図7に示されている。ライン28は、突出セクション23の平滑下面を表している。平滑上面を形成するために、凹部22の反射偏向表面14を第2の眼鏡部分体20と同一の材料で充填する場合、断面図のライン28は目には見えない。
接触表面24及び26は、好ましくは同一平面内に位置する。しかしながら、それらはまた、互いにオフセット状態、及び/又は、互いにチルト状態であってもよい。同様のことが、接触表面25及び27にも当てはまる。
図8には、本発明に係る第1の眼鏡レンズ3のさらなる実施形態が示されている。この実施形態は、第1の眼鏡レンズ3のエッジ21から導光チャネル12内の導光方向に沿って、すなわちy方向に延在する接触表面29及び30が、2つの接触表面26及び27の代わりに設けられるという点で、これまでに記載の実施形態とは異なっている。したがって、この場合、第1の部分眼鏡レンズ19は本質的にL字形に形成され、第2の部分眼鏡レンズ20は本質的に四分円又は四分楕円の形状を有し、その結果、アセンブルされた眼鏡レンズ3は、上記と同一の形状を有する。さらには、接触表面29及び30は、互いにグルー接合が可能である。この実施形態で重要なことは、接触表面24及び25が導光方向に対して横方向に、すなわちx方向に沿って、エッジ21から延在することである。
示されていない変更形態では、第2の部分眼鏡レンズは本質的にL字形に形成可能であり、第1の部分眼鏡レンズ19は四分円又は四分楕円の形状を有してもよい。
接触表面29及び30はy方向に沿って延在する必要はなく、他の方向でもよい。本質的に、アセンブルされた第1の眼鏡レンズ3は、2つの部分眼鏡レンズ19及び20で作製された、連続するフロント面及びリア面18、15を有することが好ましい。
2つの部分眼鏡レンズ19及び20の材料は好ましくは同一であり、その結果、同一の屈折率を有する。
本発明に係る表示デバイス1では、ユーザの視野内へのバーチャルイメージの映し出しは、第1の眼鏡レンズ3を介して行われる。当然ながら、第2の眼鏡レンズ4を介する映し出しもまた可能である。そのほかに、表示デバイス1は、情報項目又はバーチャルイメージが眼鏡レンズ3、4の両方を介して映し出されるように形成することも可能である。映し出しは、3次元像の印象を生じるように行うことができる。しかしながら、これは絶対に必要というわけではない。
眼鏡レンズ3、4は、ゼロの屈折力又はゼロとは異なる屈折力(特に視力異常矯正用)を有することができる。図に示されるように、フロント面18及びリア面15は、両方とも湾曲状態に形成される。フロント面18は、特に球面状に湾曲している。視力異常を矯正するために、眼鏡レンズ3、4がゼロとは異なる屈折力を有する場合、通例、適切な矯正を達成するように、リア面15の曲率が適切に選択される。リア面15は、球面形から外れた曲率を有することもできる。
ホルダー2は、眼鏡タイプのホルダーとして形成する必要はない。表示デバイスを取り付けて頭部に着用可能な他のタイプのホルダーも可能である。

Claims (10)

  1. ユーザの頭部に取付け可能であると共にイメージを生成する表示デバイス(1)用の眼鏡レンズであって、
    前記眼鏡レンズ(3)は、フロント面(18)と、リア面(15)と、前記フロント面と前記リア面(18、15)とを接続するエッジ(21)と、
    結合入射セクション(11)と、該結合入射セクション(11)から離間した結合出射セクション(13)と、並びに
    前記眼鏡レンズ(3)の前記結合入射セクション(11)を介して前記眼鏡レンズ(3)に結合入射した生成イメージのピクセルの光束(9)を、前記眼鏡レンズ(3)内で第1の方向に沿って、前記眼鏡レンズ(3)から結合出射する前記結合出射セクション(13)まで導くのに好適な、導光チャネル(12)と
    を備え、
    前記眼鏡レンズ(3)は、幾つかのパーツで構成され、第1の部分眼鏡レンズ(19)と、それに接続される第2の部分眼鏡レンズ(20)とを含み、
    前記導光チャネル(12)は、前記第1の部分眼鏡レンズ(19)内を通り、
    前記2つの部分眼鏡レンズ(19、20)は、一方では前記フロント面(18)から前記リア面(15)まで、他方では前記第1の方向に対して垂直な第2の方向に、前記眼鏡レンズ(3)の前記エッジ(21)から所与の長さに沿って延在する接触表面(24、25、26、27)を介して、互いに接続されることを特徴とする、眼鏡レンズ。
  2. 前記結合出射セクション(13)は、前記第1の部分眼鏡レンズ(19)内に形成された少なくとも1つの反射表面(14)を含む、請求項1に記載の眼鏡レンズ。
  3. 前記結合出射セクション(13)は、前記第2の部分眼鏡レンズ(20)内に形成された少なくとも1つの反射表面(14)を含む、請求項1又は2に記載の眼鏡レンズ。
  4. 前記少なくとも1つの反射表面(14)は、湾曲状態に形成される、請求項2又は3に記載の眼鏡レンズ。
  5. 前記結合出射セクション(13)を形成するために、前記2つの部分眼鏡レンズ(19、20)の一方に凹部(22)が形成されると共に、それに相補的な突出セクション(23)が前記2つの部分眼鏡レンズ(19、20)の他方に形成される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の眼鏡レンズ。
  6. 前記接触表面(24〜27)の少なくとも1つは、前記眼鏡レンズ(3)の前記エッジ(21)から前記結合出射セクション(13)まで延在する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の眼鏡レンズ。
  7. 前記2つの部分眼鏡レンズ(19、20)は、それぞれ、前記眼鏡レンズの前記エッジ(21)から前記結合出射セクション(13)まで延在する2つの接触表面(24〜27)を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の眼鏡レンズ。
  8. 前記第1及び第2の部分眼鏡レンズ(19、20)の前記2つの接触表面は、いずれの場合も一平面内に位置する、請求項7に記載の眼鏡レンズ。
  9. 前記2つの部分眼鏡レンズは、同一の材料から形成される、請求項1〜8のいずれか一項に記載の眼鏡レンズ。
  10. ユーザの頭部に取付け可能なホルダー(2)と、
    前記ホルダー(2)に固定されてイメージを生成する、イメージ生成モジュール(5)と、
    前記ホルダーに固定されて、請求項1〜9のいずれか一項に記載の眼鏡レンズ(3)を含み、前記ホルダー(2)が前記ユーザの頭部に取り付けられた際に、前記ユーザがバーチャルイメージとして知覚できるように生成イメージを映し出す、イメージング光学システム(7)と
    を含む、表示デバイス。
JP2017516718A 2014-09-30 2015-09-21 ユーザの頭部に配置可能であると共にイメージを生成する表示デバイス用の眼鏡レンズ、及びそのような眼鏡レンズを含む表示デバイス Active JP6675387B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102014114238.1 2014-09-30
DE102014114238.1A DE102014114238B3 (de) 2014-09-30 2014-09-30 Brillenglas für eine auf den Kopf eines Benutzers aufsetzbare und ein Bild erzeugende Anzeigevorrichtung sowie Anzeigevorrichtung mit einem solchen Brillenglas
PCT/EP2015/071592 WO2016050546A1 (de) 2014-09-30 2015-09-21 Brillenglas für eine auf den kopf eines benutzers aufsetzbare und ein bild erzeugende anzeigevorrichtung sowie anzeigevorrichtung mit einem solchen brillenglas

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017531823A JP2017531823A (ja) 2017-10-26
JP6675387B2 true JP6675387B2 (ja) 2020-04-01

Family

ID=54151274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017516718A Active JP6675387B2 (ja) 2014-09-30 2015-09-21 ユーザの頭部に配置可能であると共にイメージを生成する表示デバイス用の眼鏡レンズ、及びそのような眼鏡レンズを含む表示デバイス

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10185149B2 (ja)
EP (1) EP3201678B1 (ja)
JP (1) JP6675387B2 (ja)
KR (1) KR102571473B1 (ja)
CN (1) CN106796350B (ja)
DE (1) DE102014114238B3 (ja)
WO (1) WO2016050546A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017101352A1 (de) * 2017-01-25 2018-07-26 tooz technologies GmbH Brillenglas für eine auf den Kopf eines Benutzers aufsetzbare und ein Bild erzeugende Anzeigevorrichtung

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2657224C3 (de) * 1976-12-17 1979-06-07 Heinz-Optik Kg, 7840 Muellheim Verfahren zur Herstellung von Mehrstarken-Brillengläsern mit pantoskopischem Nahteil und Bauelementensatz zur Durchführung des Verfahrens
JPS54150146A (en) * 1978-05-15 1979-11-26 Haintsu Oputeiku Kg Method of fabricating multiple focus spectacle lens having wide angle near segment and spectacle lens composing element set
US5654827A (en) * 1992-11-26 1997-08-05 Elop Electrooptics Industries Ltd. Optical system
JP3720464B2 (ja) * 1995-07-03 2005-11-30 キヤノン株式会社 光学素子及びそれを用いた観察系
JP2006162793A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Konica Minolta Photo Imaging Inc 光学デバイス、映像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ
DE202006001791U1 (de) * 2006-02-02 2006-04-13 Vogler, Johann, Dr. Einrichtung zur Erleichterung des Sehens
JP4245613B2 (ja) * 2006-02-10 2009-03-25 株式会社ビジョンメガネ 度付きサングラス
JP2010517090A (ja) 2007-01-25 2010-05-20 ローデンストック.ゲゼルシャフト.ミット.ベシュレンクテル.ハフツング データ反射のための眼鏡および眼鏡レンズ
JP2009075195A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Olympus Corp 眼鏡型画像表示装置及び画像表示装置付き眼鏡
JP2009151043A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Konica Minolta Holdings Inc 映像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ
US20100033830A1 (en) * 2008-08-11 2010-02-11 Man Fat Yung Wearable image display device
JP2010243972A (ja) * 2009-04-10 2010-10-28 Konica Minolta Opto Inc 映像表示装置およびヘッドマウントディスプレイ
EP2343591A1 (en) * 2009-12-23 2011-07-13 ESSILOR INTERNATIONAL (Compagnie Générale d'Optique) Eyeglass adapted for providing an ophthalmic vision and a supplementary vision
WO2011155357A1 (ja) * 2010-06-07 2011-12-15 コニカミノルタオプト株式会社 映像表示装置、ヘッドマウントディスプレイおよびヘッドアップディスプレイ
DE102011007812B4 (de) 2011-04-20 2018-02-15 Carl Zeiss Smart Optics Gmbh Anzeigevorrichtung
US8937771B2 (en) * 2012-12-12 2015-01-20 Microsoft Corporation Three piece prism eye-piece
WO2014115260A1 (ja) * 2013-01-23 2014-07-31 パイオニア株式会社 虚像生成装置、及び表示システム
JP2014174366A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Seiko Epson Corp 虚像表示装置
KR20150026486A (ko) * 2013-09-03 2015-03-11 주식회사 에픽옵틱스 헤드 마운트 디스플레이용 프리즘과 이를 구비한 헤드 마운트 디스플레이
DE102013219623B4 (de) 2013-09-27 2015-05-21 Carl Zeiss Ag Brillenglas für eine auf den Kopf eines Benutzers aufsetzbare und ein Bild erzeugende Anzeigevorrichtung sowie Anzeigevorrichtung mit einem solchen Brillenglas
DE102013219622B4 (de) * 2013-09-27 2021-01-14 tooz technologies GmbH Optisches Element und Anzeigevorrichtung mit einem solchen optischen Element

Also Published As

Publication number Publication date
EP3201678A1 (de) 2017-08-09
JP2017531823A (ja) 2017-10-26
CN106796350A (zh) 2017-05-31
US20170299868A1 (en) 2017-10-19
CN106796350B (zh) 2020-01-14
EP3201678B1 (de) 2020-03-18
WO2016050546A1 (de) 2016-04-07
US10185149B2 (en) 2019-01-22
KR20170063576A (ko) 2017-06-08
DE102014114238B3 (de) 2016-02-11
KR102571473B1 (ko) 2023-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102546558B1 (ko) 사용자의 머리에 착용될 수 있고 이미지를 생성하는 디스플레이 장치를 위한 안경 렌즈
KR102386971B1 (ko) 사용자의 머리에 착용될 수 있고 이미지를 생성하는 디스플레이 장치를 위한 안경 렌즈
JP6581971B2 (ja) ユーザの頭部に装着可能な、画像を生成する表示装置用の眼鏡レンズ、及び該眼鏡レンズを備えた表示装置
US10429646B2 (en) Free space optical combiner with prescription integration
KR102618809B1 (ko) 이미징 광학 유닛 및 이와 같은 이미징 광학 유닛을 포함하는 디스플레이 장치
KR102266501B1 (ko) 사용자의 머리에 착용될 수 있고 이미지를 생성하는 디스플레이 장치를 위한 안경 렌즈, 및 이러한 안경 렌즈를 가지는 디스플레이 장치
JP2019500649A (ja) 拡張現実ニアアイウェアラブルディスプレイのためのシステム及び方法
KR102489741B1 (ko) 이미징 광학 유닛 및 스마트 안경
JP2016533518A5 (ja)
JP6490062B2 (ja) ユーザの頭部に装着可能な、画像を生成する表示装置用の眼鏡レンズ、及び該眼鏡レンズを備えた表示装置
US9835866B2 (en) Spectacle lens for a display device that can be fitted on the head of a user and generates an image
JP2011053353A (ja) 眼鏡型画像表示装置
US20140327602A1 (en) Virtual image display apparatus
CN109073896A (zh) 用于成像光学单元的眼镜镜片以及数据护目镜
JP6673851B2 (ja) ユーザーの頭部においてフィットしうると共に画像を生成するディスプレイ装置用の眼鏡レンズ
US20230044063A1 (en) Ar headset with an improved displa
CN108474947B (zh) 用于能够佩戴到用户头上且能够产生图像的显示装置的镜片以及具有这种镜片的显示装置
JP6675387B2 (ja) ユーザの頭部に配置可能であると共にイメージを生成する表示デバイス用の眼鏡レンズ、及びそのような眼鏡レンズを含む表示デバイス

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170602

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20170602

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170601

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190507

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190724

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20191007

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6675387

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250