必要に応じて本発明の保護エンクロージャの詳細な例示の実施形態を本明細書において開示する。しかしながら、本発明の保護エンクロージャによる技術、システム及び作動構造体は、多種多様な形態及びモードで具体化でき、これらのうちの幾つかは、開示した実施形態の形態及びモードとは極めて異なっている場合がある。したがって、本明細書において開示する特定の構造的及び機能的細部は、例示に過ぎず、この点に関し、これらは、開示目的で最適の実施形態を提供すると共に本発明の保護エンクロージャの範囲を定める本願の特許請求の範囲の記載のための基礎となるものとみなされる。以下は、本発明の保護エンクロージャの例示の実施形態(並びに幾つかの変形実施形態)の詳細な説明を提供する。
図中、同一の符号は、同一の要素を示している。
図1及び図2は、携帯型電子機器1、例えばスマートフォン若しくはタブレット又はドッキングコネクタ3のためのポートを備えた先行技術の別の携帯型電子機器を部分的に包み込むものとして本来の位置にある本発明の完全に一体の一体形エラストマー保護カバー又は外殻100を示している。本発明のカバー100は、スマートフォン、タブレット又は他の携帯型電子機器1に被さると共にぴったりと適合するような寸法形状の状態で適当な弾力のある又は可撓的に弾性のエラストマー、例えばビニル(これには限定されない)で成形されたシースであり、その結果、カバー100は、外科用手袋のように携帯型電子機器1に嵌まるようになっている。
スマートフォン又は多機能携帯電話は、基本的なフィーチャーフォンよりも進化したコンピュータ計算能力及び接続性を備えた携帯電話である。初期のスマートフォンは、典型的には、携帯電話の特徴と別の普及している消費者器具、例えば携帯情報端末(PDA)、メディアプレイヤー、ディジタルカメラ、及び/又はGPSナビゲーションユニットの特徴と組み合わせていた。最新型のスマートフォンは、これらの特徴の全てを備えるだけでなく更に、通常、ウェブブラウジング、Wi‐Fi(登録商標)、及び第三者アプリ及びアクセサリを含むタッチスクリーンコンピュータの追加の特徴を備える。最も普及しているスマートフォンは、今日、グーグル(Google)社のアンドロイド(Android)(登録商標)及びアップル(Apple)社のiOS(登録商標)モバイルオペレーティングシステムによって電力供給される。例えば、ウィキペディア(Wikipedia)(登録商標)、ザ・フリー・エンサイクロペディア(The Free Encyclopedia)を参照されたい。
タブレット型コンピュータ又は略してタブレットは、ディスプレイ、回路及びバッテリを単一ユニット内に納めたモバイルコンピュータである。タブレットは、センサを備えており、かかるセンサとしては、カメラ、マイクロフォン、加速度計及びタッチスクリーンが挙げられ、フィンガ又はスタイラスジェスチャがコンピュータマウス又はキーボードに取って代わっている。タブレットは、例えば基本的特徴、例えばスピーカーボリューム及び出力並びにネットワークコミュニケーションのためのポートを制御すると共にバッテリを充電する物理的ボタンを含む場合がある。オンスクリーン、ポップアップ仮想キーボードが、通常タイプ入力のために用いられる。タブレットは、典型的には、多機能携帯電話又は携帯情報端末よりも大きく、対角線方向に測定して7インチ(18cm)以上である。タブレットの一例は、アップル社からのiPad(登録商標)タブレット型コンピュータである。例えば、ウィキペディア、ザ・フリー・エンサイクロペディアを参照されたい。
取り外し可能なキーボード付きのハイブリッド型タブレットが1990年代の半ばから市販されている。コンバーチブルタッチスクリーンノートブック型コンピュータは、スイベル又はスライドジョイントによって隠すことができる一体形キーボードを備えている。ブックレットタブレットは、デュアルタッチスクリーンを備えていて、かかるブックレットタブレットをディスプレイのうちの1つの上に仮想キーボードを表示することによってノートブックとして用いることができる。例えば、ウィキペディア、ザ・フリー・エンサイクロペディアを参照されたい。
本明細書において開示するように、電気アダプタは、保護カバー100の一部であり、このアダプタは、スマートフォン又はタブレット又は他の携帯型電子機器1の雌型入力/出力ソケットと嵌合する構造を備えた状態で保護カバー100により形成されたキャビティ内に延びる複数の電気コネクタを備えた雄型プラグ及び保護カバー100の外部に隣接して位置すると共に雄型プラグのコネクタのうちの1つ又は2つ以上に電気的に結合される複数の電気接点を備えた接触器を有する。
したがって、電子機器1が可撓性保護カバー100のキャビティ内に受け入れられると、雄型プラグの複数のコネクタは、機器1の雌型ソケットと嵌合する。しかる後、雌型入力/出力ソケットに保護カバー100の外部に位置する接触器の複数の接点を介して電気的に接近する。
次に、電子機器1が収納された保護カバー100をドッキングクレードル5中に挿入し、このドッキングクレードルは、それ自体の複数の接点を備えたドッキングコネクタ3を有する。ドッキングコネクタは、電気アダプタの接触器に接合され、ドッキングコネクタの複数の接点のうちの1つ又は2つ以上は、接触器の接点に電気的に結合される。したがって、電気機器1の入力/出力ソケットには保護カバー100の電気アダプタを経てドッキングクレードル5のドッキングコネクタを介して電気的に接近する。
図3、図4及び図5は、保護カバー100に有用な形式のドッキングクレードル5を例示的に且つ非限定的に記載している。例えば、ドッキングクレードル5は、カバー100内に既に保護された個別のスマートフォン、タブレット又は他の携帯型電子機器1を受け入れるよう寸法決めされたベース受け入れ部9を備えたトレー7を有している。ドッキングコネクタ3は、ドッキングクレードル5内に、多くの場合、トレー7のベース受け入れ部9の中間に設けられる。ドッキングコネクタ3は、特定の携帯型電子機器1に特有であっても良く、又は一形式の機器1に対して汎用であっても良い。ドッキングコネクタ3は、複数の付勢電気接点11、代表的には付勢ポゴピン又は付勢板ばね接点を含む。電気接点11は、ドッキングクレードル5に結合された電線又はケーブル15内のリード線13に結合されている。
ドッキングコネクタ3は、本明細書において開示するように電気アダプタの接触器内の嵌合案内ピンの受け入れ部と嵌合するようになったオプションとしての案内ピン17を更に有するのが良い。
ドッキングクレードル5は、オプションとして、トレー7のベース受け入れ部9内に個別の携帯型電子機器1を捕捉するようになったクランプ19を有する。クランプ19は又、圧縮コンポーネント、即ち、保護カバー100の外部上の接触器の電気接点を圧縮してこれらをドッキングコネクタ3の電気接点11に接触させるよう動作するアーム21を更に有する。
図6及び図7は、本発明の保護カバー100を示しており、携帯型電子機器1は分かりやすくするために省かれている。保護カバー100は、形状が携帯型電子機器1と相補している。保護カバー100は、一体形可撓性側スカート106によって包囲された可撓性中央パネル104を有する可撓性の一体形保護シェル102で形成された状態で示されている。パネル104とスカート106は、これらの間に内部キャビティ108を形成するよう組み合わさっており、内部キャビティ108は、携帯型電子機器1の側フェース並びに前フェース及び後フェースのうちの一方を少なくとも部分的に包囲すると共に携帯型電子機器1の前フェース及び後フェースのうちの反対側のフェースの周辺エッジの周りに更に延びるように寸法決めされている。連続一体リップ110が側スカート106の内方に延びてキャビティ108と連通した出入り口開口部112を形成している。出入り口開口部112は、これを貫通してキャビティ108内に電子機器1を収納するよう寸法決めされている。
保護カバー100は、側スカート106内に固定的に位置決めされたアダプタ114を有する。例えば、アダプタ114は、側スカート106を通ってオーバーモールドされるか、結合されるか、又は締結されるかのいずれかである。アダプタ114は、携帯型電子機器1の雌形入力/出力ソケットと嵌合するための構造を備えた状態でシェル102のキャビティ108中に延びる複数の電気的コネクタ118を有する雄型プラグ116で形成されている。アダプタ114は、図8及び図9に示されているように、アダプタ114の反対側の端のところで雄型プラグ116から間隔を置いて配置された複数の電気接点122を備えた接触器120を更に有している。アダプタ114は、例えば中央パネル104か側スカート106(図示されている)かのいずれかを通って保護シェル102を通って延長されている。かくして、雄型プラグ116がシェル102のキャビティ108中に延長されているが、接触器120及びその接点122は、シェル102の外部124に隣接して位置決めされ、それにより、複数の電気接点は、ドッキングコネクタ3の電気接点11に接続可能に露出されている。
図8は、電気アダプタ114を断面にした保護カバー100の部分断面図である。ここに示されているように、接触器120の電気接点122は、アダプタ114の本体128内に埋め込まれた電気ケーブル、電線、トレース又は他の電気導体126(分かりやすくするために1つ示されている)を介してプラグ116の電気コネクタ118のうちの1つ又は2つ以上に電気的に結合されている。アダプタ114の接触器120は、オプションとして、存在している場合にはドッキングコネクタ3のオプションとしての案内ピン17と嵌合するよう寸法決めされると共に位置決めされた1つ又は2つ以上の案内ピン受け入れ部130を備えている。
オプションとして、アダプタ114の接触器120は、一体形保護シェル102の外面124内に更に引っ込められている。例示的に且つ非限定的に言えば、オプションとしてのダム132が一体形保護シェル102の外面124内に形成され、アダプタ接触器120は、ダム132内に更に引っ込められている。接触器120の電気接点122は、ダム132又は一体形保護シェル102の外面124内に引っ込められることによって損傷しないよう保護されている。
図9は、携帯型電子機器1を部分的に包囲しているものとして本来の位置にある本発明のエラストマー製保護カバー100を示している。この場合、携帯型電子機器1は、キャビティ108と連通した出入り口開口部112を通って可撓性シェル102のキャビティ108内に受け入れられている。電子機器1は、側スカート106を貫通して連続一体リップ110に設けられていてキャビティ108と連通した出入り口開口部112を通って可撓性保護シェル102中に挿入される。電子機器1の前フェース23(図示されている)又は後フェースのうちの一方は、出入り口開口部112内に露出されている。この場合、携帯型電子機器1のタッチスクリーン又は他のディスプレイ25は、ユーザによる容易な操作が可能であるように出入り口開口部112内に露出されている。
図10は、図9に示されているように携帯型電子機器1が可撓性保護シェル102のキャビティ108内に受け入れられると、雄型プラグ116の複数の電気コネクタ118が電子機器1の雌形入力/出力ソケット27と機械的に且つ電気的に嵌合し又は結合する状態を示している。したがって、雄型プラグ116と雌形入力/出力ソケット27の嵌合により、一体形保護シェル102の外面124からの携帯型電子機器1の電力、センサ及び/又は他の機能への接近が可能である。
図11は、携帯型電子機器1が保護カバー100の可撓性保護シェル102内に受け入れられ、次に、携帯型電子機器1を収納した状態の保護カバー100がドッキングクレードル5中に挿入された状態を示している。ドッキングクレードル5のドッキングコネクタ3は、電気アダプタ114の接触器120に接合され、ドッキングコネクタ3の複数の付勢電気接点11のうちの1つ又は2つ以上がアダプタ接触器120の電気接点122に電気的に接合される。したがって、先行技術の保護カバーの場合では必要な保護カバー又は「外殻」100から最初に取り外されることはなく、ドッキングクレードル5による携帯型電子機器1へのアクセス(接近)が行われる。クランプ19(存在している場合)の圧縮は、アダプタ接触器120の電気接点122とドッキングコネクタ3の付勢電気接点11との間の電気的結合状態を維持するのを助ける。
図12は、電子機器1上に逆にして取り付けられた保護カバー100を示しており、中央パネル104は、ディスプレイ25を備えた機器1のフェースに隣接して位置している。保護シェル102は、中央パネル104から見て実質的に反対側に位置決めされたキャビティ108と連結する出入り口開口部112を備えている。連続一体リップ110は、側スカート106の内方に延びて出入り口開口部112を形成している。
この場合、内側窓開口部134が出入り口開口部112から見て反対側の可撓性保護シェル102の可撓性中央パネル104内に且つ電子機器1の動作を可能にするために携帯型電子機器1のタッチスクリーン型ディスプレイ25を覆った位置で形成されている。
保護シェル102の中央パネル104は、キャビティ108と連通した内部窓開口部134を備えている。内部窓開口部134は、この内側窓開口部越しにキャビティ108内に位置する携帯型電子機器1の感圧タッチスクリーン25が見えるように位置決めされると共に寸法決めされている。連続一体リップ136が側スカート106の内方に中央パネル104の周囲周りに延びて内側窓開口部134を形成している。
一体の内部窓パネル138が窓開口部134内の可撓性中央パネル104内に位置決めされており、この一体の内部窓パネルは、開口部134を包囲した連続一体リップ136によって保護シェル102内に保持されている。例えば、図14に明確に示されているように、内部窓パネル138の周囲エッジ140が窓開口部134の一体リップ136に溶接され、くっつけられ、結合され又は違ったやり方で接合されている。オプションとして、実質的に水密の継ぎ手142が内部窓パネル138と窓開口部134の一体リップ136との間に形成されている。一実施形態によれば、内部窓パネル138は、一体リップ136に接合してこれとの間に水密継ぎ手142を形成するために窓開口部134の一体リップ136中にオーバーモールドされている。
一体の内部窓パネル138は、感圧タッチスクリーン25を備えた携帯型電子機器1に用いられる実質的に光学的に透明なメンブレンで形成され、それにより、タッチスクリーン25を介する電子機器1の動作が中間に位置する介在する窓パネル138を介して達成される。
オプションとして、内部窓パネル138は、硬質で非弾性の且つ非圧縮性材料で作られている。例えば、内部窓パネル138を形成するプラスチックシートコンポーネントがオプションとして、比較的硬質且つ実質的に比較的透明の材料の非圧縮性シートであり、かかる材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)又は別の適当な実質的に比較的透明の材料が挙げられるが、これらには限定されない。一実施形態によれば、内部窓パネル138を形成するプラスチックシートコンポーネントは、オプションとして、比較的硬質で且つ実質的に比較的透明なポリ塩化ビニル(PVC)材料の非圧縮性シートである。本明細書において開示するように、PET又はPVC又は他の硬質で非圧縮性且つ非弾性のプラスチックシート材料で作られた内部窓パネル138は又同様に、携帯型電子機器1のタッチスクリーン型ディスプレイ25の触覚による刺激を可能にする。
変形例として、オプションとして保護シェル102の全体か又は内部窓パネル138だけかのいずれかが光学的に透明な軟質エラストマーメンブレンで形成され、かかるメンブレンは、透明であっても良く、或いは見栄えの良い色、例えばピンク又はブルーで色付けされていても良い。他の実施形態では、保護シェル102は、不透明であり又は半透明であり、かかる保護シェルは、任意の色又はパターンのものであって良い。かかる実施形態では、携帯型電子機器1は、そのディスプレイが出入り口開口部112越しに目に見える状態で保護カバー100内に設けられる。
オプションとして、保護シェル102又は内部窓パネル138のみの光学的に透明なエラストマーは、静的散逸特性(static dissipative properties )、例えば約4.5オーダの有効比誘電率を備えた誘電体である。例えば、エラストマーは、ある量の粉末状金属、混合金属酸化物、ポリマーを含み、又は静的散逸性被膜で覆われる。オプションとして、保護シェル102又は内部窓パネル138のみの光学的に透明のエラストマーは、まぶしさを減少させるよう偏光される。したがって、保護カバー100は、オプションとして、一般に周知であるようにユーザによる僅かな圧力を加えられることによって機器1のデータの入力及び動作を可能にする感圧タッチスクリーンを備えた携帯型電子機器1に利用される。
携帯型電子機器1は、第2の出入り口開口部112を通って可撓性保護シェル102のキャビティ108中に挿入されている状態で示されており、タッチスクリーン25は、対向した中央パネル104の内部窓パネル138と接触関係をなして位置決めされ、それによりエラストマー材料の柔軟性により、データを入力したり電子機器1一般を動作させたりするためにタッチスクリーン25に圧力を加えることができるようになっている。本明細書において開示するように、中央パネル104の内部窓パネル138は、機器1のタッチスクリーン25に対応した位置で薄い軟質メンブレンとして構造化されている。例示的に且つ非限定的に言えば、可撓性中央パネル104の窓領域は、厚さが約0.05〜0.06インチ(1.270〜1.524mm)であり又はタッチスクリーン25がデータを入力したり電子機器1一般を動作させたりするためにユーザによって及ぼされる圧力に対応することができるようにするのに適した別の厚さであることが期待される。中央パネル104の一体の内部窓パネル138は、電子機器1の感圧タッチスクリーン25を引っ掻き傷、凹み、及び他の外部からの擦り傷から保護するよう電子機器1の感圧タッチスクリーン25を覆っている。側スカート106及び中央パネル104の内部窓パネル138を包囲した保護パネル102の部分は、衝突や引っ掻きからの保護を可能にするために厚手であるのが良い。
アダプタ114の雄型プラグ116は、電子機器1の雌形入力/出力ソケット27中に挿入される。
図13は、保護カバー100の可撓性保護シェル102内に受け入れられている携帯型電子機器1を示しており、タッチスクリーン25が内部窓パネル138と接触関係をなして配置されている。次に、タッチスクリーン25がドッキングクレードル5から外方に遠ざかる方向に向いた状態で携帯型電子機器1を収納した保護カバー100をドッキングクレードル5中に挿入する。ドッキングコネクタ3の複数の付勢電気接点11のうちの1つ又は2つ以上がアダプタ接触器120の電気接点122に電気的に接合された状態でドッキングクレードル5のドッキングコネクタ3を電気アダプタ114の接触器120に接合する。したがって、先行技術の保護カバーの場合では必要な保護カバー又は「外殻」100から最初に取り外されることはなく、ドッキングクレードル5によって携帯型電子機器1にアクセス(接近)する。クランプ19(存在している場合)の圧縮は、アダプタ接触器120の電気接点122とドッキングコネクタ3の付勢電気接点11との間の電気的結合状態を維持するのを助ける。
図14は、図12に示されている保護カバー100の拡大断面図であり、保護シェル102は、内部窓パネル138を備えている。図14は、携帯型電子機器1の雌形入力/出力ソケット27の複数の電気接点29とインターフェースされた電気アダプタ114の雄型プラグ116を示している。
図15は、保護カバー100が携帯型電子機器1のタッチスクリーン25と並置可能な位置で内部の透明な窓パネル138を備えた状態を示している。しかしながら、側スカート106を通る出入り口開口部112は、中央パネル104の内部窓パネル138と保護シェル102の反対側のパネル146との間で一体形保護シェル102の一方の側部144に隣接して配置されている。この場合、出入り口開口部112は、保護シェル102の側部144のところで側スカート106の内方に延びる連続一体リップ110によって形成されている。
出入り口開口部112が保護シェル102の一方の側部144に隣接して側スカート106を貫通して形成される場合、電気アダプタ114は、側部144から見て反対側の第2の側部148のところで側スカート106内に配置される。このようにして出入り口開口部112及び電気アダプタ114がそれぞれ保護シェル102の互いに反対側の側部144,148のところに配置されている状態で、電気アダプタ114の雄型プラグ116は、携帯型電子機器1が側部の出入り口開口部112を通ってキャビティ108内に受け入れられると、機器1の雌形入力/出力ソケット27中に受け入れられてこれに機械的に且つ電気的に嵌合し又は結合する位置でシェル102のキャビティ108中に延長されている。したがって、実際には、側部の出入り口開口部112を通って携帯型電子機器1を保護シェル102中に(矢印150)挿入し、そして内部キャビティ108中に挿入し、ついには、雌形入力/出力ソケット27を電気アダプタ114の雄型プラグ116と機械的に嵌合し、それと同時に、雌形入力/出力ソケット27を電気アダプタ114に電気的に結合する。携帯型電子機器1を挿入方向(矢印150)に沿って逆の順序で保護シェル102から取り外す。
図16は、アダプタ114が更に、雄型プラグ116に逐次的に順序付けられた対をなす複数の電気コネクタ118と接触器120の対応の電気接点122との間に電気的結合状態を有する貫通アダプタとして構成されている状態を示すブロック図である。この場合、アダプタ114の本体128内に埋め込まれた電線又は他の電気コネクタ126が雄型プラグ116の電気コネクタ118と接触器120の対応の電気接点122との間で直接的な逐次関係をなして連絡している。アダプタ114が貫通アダプタとして構成され、携帯型電子機器1(想像線で示されている)が保護カバー100中に受け入れられ、そしてこれら2つが図示のようにドッキングクレードル5(想像線で示されている)中に受け入れられると、携帯型電子機器1の雌型ソケット27の複数の電気接点29上の入力/出力信号が携帯型電子機器1の雌形入力/出力ソケット27の電気接点29上に送られるのと同一の順序でドッキングコネクタ3の電気接点11に送られる。したがって、ドッキングコネクタ3の電気接点11は、電子機器1の入力/出力ソケット27の電気接点29に対応して順序付けられる必要がある。電子機器1の雌型ソケット27の電気接点29上の入力/出力信号の所望の再順序付けは、ドッキングクレードル5のドッキングコネクタ3内で又はドッキングコネクタ3の下流側のどこか他の場所で起こる必要がある。
図17は、アダプタ114が上述とは異なり、更に、雄型プラグ116の非逐次的に順序付けられた複数の電気コネクタ118と接触器120の対応の電気接点122との間に電気的結合状態を有する変換アダプタとして構成された変形実施形態を示すブロック図である。この場合、アダプタ114の本体128内に埋め込まれた電線、トレース又は他の電気導体126が雄型プラグ116の電気コネクタ118と接触器120の電気接点122との間で非逐次関係をなして連絡している。アダプタ114が変換アダプタとして構成され、携帯型電子機器1(想像線で示されている)が保護カバー100中に受け入れられ、そしてこれら2つが図示のようにドッキングクレードル5(想像線で示されている)中に受け入れられると、携帯型電子機器1の雌型ソケット27の複数の電気接点29上の入力/出力信号が図14に示されているアダプタ114の貫通形態の場合のように携帯型電子機器1の雌形入力/出力ソケット27の電気接点29上に送られる順序が唯一であるのとは異なり、任意所望の順序でドッキングコネクタ3の電気接点11に送られる。かくして、ドッキングコネクタ3の電気接点11は、ドッキングクレードル5の電気ケーブル15内のリード線13上の所定の入力/出力シーケンスに対応して順序付けられる。したがって、電子機器1の雌型ソケット27の電気接点29上の入力/出力信号は、ドッキングコネクタ3に合致するよう任意所望のシーケンスで再順序付けされ、それにより、ドッキングコネクタ3内の電子機器1の雌型ソケット27の電気接点29上の入力/出力信号の下流側における再順序付けは、ドッキングクレードル5内に受け入れられた個別の電子機器1に合致する上で必要ではない。これとは異なり、ドッキングコネクタ3は、変換アダプタ114が携帯型電子機器1に合わされると、ドッキングクレードル5中に挿入されている任意の機器1と協働する万能ドッキングコネクタとして働く。したがって、ドッキングクレードル5は、単一の汎用又は万能ドッキングコネクタ3を備えるのが良く、更に、電気アダプタ114の本体128内に埋め込まれた電線、電気トレース又は他の電気導体126の引き回しによって電気アダプタ114内における雄型プラグ116の電気コネクタ118と接触器120の電気接点122との結合関係の順序を単に協調させることによって、ドッキングクレードル5を依然として多種多様な携帯型電子機器1に利用することができる。
図18は、保護シェル102の互いに異なる領域内に配置された2つの個々のアダプタプラグ本体128a及び接触器本体128bの状態に分離された雄型プラグ116及び接触器120を有するものとして構成された変換アダプタ114を示している。雄型プラグ116の個々のアダプタプラグ本体128a及び接触器120の接触器本体128bは、保護シェル102の側スカート106内に固定的に位置決めされている。この場合、例えば、個々のアダプタプラグ及び接触器本体128a,128bは、オプションとして、保護シェル102内に埋め込まれた状態でオーバーモールドされる。例示的に且つ非限定的に言えば、雄型プラグ116は、オプションとして、保護シェル102の一方の側部102aに隣接してスカート106内に埋め込まれ、これに対し、接触器120は、雄型プラグ116から間隔を置いた位置でスカート106内に埋め込まれる。例えば、接触器120は、オプションとして、雄型プラグ116から間隔を置いた状態で且つ保護シェル102の一方の側部102bに隣接してスカート106内に埋め込まれる。
オプションとして、アダプタ接触器120の接触器本体128bは、一体形保護シェル102の外面124内に引っ込められる。例示的に且つ非限定的に言えば、オプションとしてのダム132は、一体形保護シェル102の外面124内に形成され、アダプタ接触器120は、更に、ダム132内に引っ込められる。接触器120の電気接点122は、ダム132内に引っ込められ又は違ったやり方で一体形保護シェル102の外面124内に引っ込められることによって、損傷から保護される。
図19及び図20は、雄型プラグ116の個々のアダプタプラグ本体128aと接触器120の接触器本体128bが延長された電線、トレース又は他の電気導体126によって保護シェル102内で相互に接続されている状態を示している。例えば、複数の電気導体126は、雄型アダプタプラグ116の複数の電気コネクタ118をアダプタ接触器120の対応の複数の電気接点122に電気的に相互に接続するために延長された細長い電気ケーブル、電線又は他の電気導体(3つが示されている)として形成されている。電気導体126は、保護シェル102内に固定的に位置決めされている。例えば、電気導体126は、オプションとして、保護シェル102の側スカート106内に埋め込まれた状態でオーバーモールドされている。変形例として、電気導体126は、オプションとして、保護シェル102の表面、即ち、内面か外面かのいずれかにくっつけられる。
オプションとして、保護シェル102の側部102a及び/又は側部102bは、オプションとして、複数の電気導体126を保護シェル102のスカート106内に受け入れるようになっている。例えば、保護シェル102の側部102a及び/又は側部102bは、複数の電気導体126の追加の体積をスカート106内に受け入れるよう部分的に厚くされている。
図21は、エラストマーシェル102の互いに異なる領域内で互いに異なる側部102aに隣接して側スカート106内に配置された複数の個々のアダプタプラグ本体128a内に位置する複数の雄型プラグ116(2つ示されている)に分離されているものとして構成された変換アダプタ114を示している。複数の雄型プラグ116の各々は、保護シェル102の側スカート106に取り付けられた単一の接触器本体128b内で接触器120の電気接点122に電気的に結合されている。雄型プラグ116の個々のアダプタプラグ本体128aの各々及び接触器120の接触器本体128bは、保護シェル102の側スカート106内に固定的に位置決めされている。一例として且つ非限定的に言えば、雄型プラグ116は全て、オプションとして、保護シェル102の1つ又は2つ以上の互いに異なる側部102aに隣接して側スカート106内に埋め込まれている。例えば、個々のアダプタプラグ本体128aは各々、オプションとして、保護シェル102中にオーバーモールドされている。接触器120は、オプションとして、雄型プラグ116のうちの1つ又は2つ以上から間隔を置いた位置で側スカート106内に埋め込まれ、例えばオーバーモールドされている。例えば、接触器120は、オプションとして、雄型プラグ116から間隔を置いた状態で且つ保護シェル102の一方の側部102bに隣接して側スカート106内に埋め込まれている。
ここに示されているように、アダプタ接触器120の接触器本体128bは、一体形保護シェル102の側スカート106の外面124内に引っ込められている。一例として且つ非限定的に言えば、オプションとしてのダム132は、一体形保護シェル102の外面124内に形成され、アダプタ接触器120は、ダム132内に更に引っ込められている。接触器120の電気接点122は、ダム132内に引っ込められることにより又は違ったやり方で一体形保護シェル102の外面124内に引っ込められることにより損傷から保護される。
本明細書において開示するように、ダム132は、外面124に形成されたロケータ又は位置決め手段であり、このロケータは、一体形保護シェル102とドッキングコネクタ3の嵌合を促進するよう一体形保護シェル102をドッキングコネクタ3に対して確実に位置決めするための位置決めインターフェースとしてドッキングクレードル5と協働する。
図11及び図13の各々に開示されているように、位置決めインターフェースダム132は、一体形保護シェル102の外面124上に設けられたロケータ又は位置決め手段として働き、このロケータは、接触器120とドッキングコネクタ3との機械的及び電気的結合のために接触器120をドッキングコネクタ3に対して確実に位置決めするためにドッキングクレードル5のソケット受け入れ部と協働する。例えば、ダム132は、一体形保護シェル102の外面124から突き出、又は延長されており、アダプタ接触器120及びその電気接点122は、例えば図8に示されているようにロケータダム132の凹部内に引っ込められている。図3、図4、及び図5の各々に示されているように、ドッキングコネクタ3は、ドッキングクレードルトレー7のベース受け入れ部9の内面内に引っ込められたソケット受け入れ部内に引っ込められている。かくして、ソケット受け入れ部は、本発明書において説明するように、一体形保護シェル102とドッキングクレードルトレー7の受け入れ部9内のドッキングコネクタ3との嵌合を促進するために一体形保護シェル102をドッキングクレードルトレー7の受け入れ部9内のドッキングコネクタ3に対して確実に位置決めするためにロケータダム132と協働する。
図22は、次の図により明確に示されているように、内部キャビティ108の反対側に位置する可撓性中央パネル104の外面152上に設けられた変換アダプタ114のアダプタ接触器120から分離されると共に間隔を置いて位置する変換アダプタ114の雄型プラグ116を備えた保護シェル102を示している。
図23は、内部キャビティ108と反対側に位置する可撓性中央パネル104の外面152上に設けられた変換アダプタ114の接触器120を有する保護シェル102を示している。ドッキングクレードル5は、変形例として、側スカート106内に埋め込まれるのではなく、可撓性中央パネル104の外面152上の接触器120と結合する位置でドッキングクレードル5のドッキングコネクタ3を位置決めするよう構成されている。
図24は、ドッキングクレードル5の一実施形態を示しており、この実施形態では、トレー7は、周辺側壁160によって互いに隔てられた上側作用面156と下側インターフェース表面158を有するものとして構成されたベース受け入れ部9と実質的に水平に位置するよう構成されている。図示のように、ドッキングクレードル5のトレー7は、全体として丸形の形状を有するよう構成されるのが良いが、適当であり、結果として均等な構造が得られる任意の全体として正方形又は長方形、長円形、腎臓形、又は他の定形若しくは不定形を呈する状態で構成されても良い。
ドッキングクレードルトレー7の作用面156は、全体として扁平な又は平坦な周面164で形成された雌形ネスト157を備え、この周面164は、この中に引っ込められた浅いソケット受け入れ部166を包囲した支持リングを形成している。ソケット受け入れ部166は、例えば、ドッキングクレードルトレー7の外形に類似した全体として丸形の形状(図示されている)のものであるが、オプションとして、トレー7の外形と形状が一致した全体として正方形又は長方形、長円形、腎臓形又は他の定形若しくは不定形を呈するものであっても良い。引っ込みソケット受け入れ部166は、周囲支持リム164に対して引っ込められていて、しかもこれと実質的に平行であるのが良い電気インターフェース表面を形成するフロア168を備えている。内部周辺移行壁170がソケットフロア168と周囲リム支持面164との移行部をなしている。本発明の一実施形態によれば、周辺移行壁170は、ソケットフロア168及び周囲ソケットリム164のオフセットした表面に実質的に垂直である。本発明の変形実施形態によれば、周辺移行壁170は、オプションとして、ソケットフロア168と周囲ソケットリム164との間で外方に傾けられており、それによりソケットフロア168と周囲ソケットリム164との間に傾斜した移行部が設けられている。例えば、外方に傾けられた周辺移行壁170は、ソケットフロア168の平面から約30°から約60°までの範囲にある角度をなしている。しかしながら、この角度は、オプションとして、ソケットフロア168から約15°未満から75°以上までの非常に広い範囲にある。
ドッキングクレードルトレー7は、オプションとして、外側取り付け面Sに固定可能な仕組みを有する。したがって、一例として且つ非限定的に言えば、ドッキングクレードルトレー7には1つ又は2つ以上の締結具隙間穴172があけられており、これら締結具隙間穴172は各々、本発明書において説明するように、ドッキングクレードルトレー7を外側取り付け面、例えば中間取り付け装置に取り付けるのに適した機械的締結具をドッキングクレードルトレー7中に通すよう寸法決めされている。締結具隙間穴172は、オプションとして、これら締結具隙間穴172を挿通したねじ山付き締結具又はねじ部品の頭を上側作用面156と引っ込みソケットフロア168のいずれか一方又は両方の下に引っ込めるための同時に設けられた環状窪み又は凹部174、即ち、皿穴か端ぐり穴かのいずれかを有する。
変形例として、1つ又は2つ以上の締結具は、オプションとして、ドッキングクレードル5のトレー7と一体化されている。例えば、2つの対をなすねじ山付きスタッドの頭は、これらのねじ山付きシャフトが外側取り付け面に設けられた合致する孔を通って挿入されてナットで固定されるよう下側インターフェース表面158から突き出た状態で、ドッキングクレードルトレー7の成形構造体内に埋め込まれる。かかる場合、締結具隙間穴172は、締結具のねじ山付きシャフトで満たされる。さらに、引っ込みソケットフロア168及び周囲ソケットリム164並びにこれらの間の周辺移行壁170は、オプションとして、完全に非破断状態のままであり、かくして、ドッキングクレードルトレー7は、実施的に中実で非破断状態の表面を提供する。外側取り付け面Sに取り付け可能な他の仕組み、例えば接着剤又は感圧接着剤テープ及びフィルムも又想定され、これらは、本発明の範囲及び意図から逸脱することなく、含まれ又は代用可能である。
オプションとして、ドッキングクレードルトレー7の雌型ネスト157は、保護カバー100の一体形保護シェル102とドッキングクレードルトレー7との間の回転向きを維持するよう構成されている1つ又は2つ以上の雄型回転制御特徴部176を備えている。一例として且つ非限定的に言えば、雄型回転制御特徴部176は、引っ込みソケットフロア168と周囲ソケットリム164との間の周辺移行壁170の直線又は湾曲(図示されている)部分によって引っ込みソケット受け入れ部166中への浅い侵入部として構成されている。変形例として、ソケット受け入れ部166の周辺移行壁170は、任意の全体として正方形又は長方形、長円形、腎臓形、長方形又は他の定形若しくは不定形を呈しており、それにより、回転制御特徴部176は、かかる非丸形形状によって提供されるようにソケット受け入れ部166内で固有である。
一実施形態によれば、保護カバー100のシェル102は、シェル102内の携帯型電子機器1の重量の影響で、即ち、重力によってドッキングクレードル5のトレー7によって保持される。シェル102の位置決めインターフェースダム132は、ドッキングクレードルトレー7内に含まれたソケット受け入れ部166内への嵌め込みによってドッキングクレードル5と協働する。
変形例として、ドッキングクレードル5内に保護カバー100を固定するために1つ又は2つ以上の永久磁石178が保護カバー100のシェル102とドッキングクレードル5のトレー7との間に設けられている。一例として且つ非限定的に言えば、1つ又は2つ以上の永久磁石178は、ソケット受け入れ部166の引っ込みフロア168か周囲ソケットリム164(図示されている)かのいずれかに隣接して位置する磁石保持構造体180内に設けられている。各永久磁石178が設けられている場合、一例として且つ非限定的に言えば、薄い丸形又は円盤の形をしている。円盤形状が好都合であるが、他の磁石形状は、均等であり、代用可能である。磁石178は、オプションとして、周知の希土類のものである。希土類磁石は、寸法に比例して極めて強力であり、従って、本発明の実施において有用である。しかしながら、本発明の実施にとって十分に強力である他の公知の及び現時点においては知られていない磁石は、均等であり、代用可能である。
一例として且つ非限定的に言えば、磁石保持構造体180は、ソケット受け入れ部166の引っ込みフロア168か雌型ネスト157の周囲ソケットリム164かのいずれかに密接した状態で各磁石178を個々に位置決めする複数のキャビティとして具体化されている。本発明の一実施形態によれば、磁石保持構造体180の各キャビティは、磁石178とソケットの引っ込みフロア168又は周囲ソケットリム164との間の距離を最小限に抑える。それにより、磁石178により生じる磁界の減衰が最小限に抑えられ、生じた磁界は、協働関係にあるドッキングクレードル5への磁気吸引によってたいていの手持ち型電子機器及び他の小型機器の保持を保証するのに十分強力なままである。
一実施形態によれば、磁石保持構造体180のキャビティは、滑り嵌めか圧縮嵌めかのいずれかとして磁石178に適合するよう寸法決めされており、その結果、各磁石178は、少なくとも軽い圧力を受けて且つ圧力嵌めとほぼ同じくらいの締まり嵌め状態で挿入されるようになっている。
磁石保持キャビティ180は、作用面156から見て反対側に位置するドッキングクレードル5のトレー7の下側インターフェース表面158上に設けられるのが良い。保持キャビティ180内の磁石178は、ソケット受け入れ部166の引っ込みフロア168又は雌型ネスト157の周囲ソケットリム164に密接した状態で保持される。ドッキングクレードルトレー7は、実質的に硬質のプラスチック又は僅かな変形に対して弾性的に応動する特性を備えた他のエラストマー材料で作られると共に磁石保持キャビティ180がオプションとして磁石178のための圧縮嵌め手段として寸法決めされている場合、磁石178は、挿入時に磁石178によって弾性変形される小さめのキャビティ180の半径方向圧縮によって保持される。したがって、他の保持要素、例えば米国特許第5,992,807号明細書においてタルーリ(Tarulli)と米国特許第6,149,116号明細書においてウォン(Won)の両方によって教示される二成分接着剤テープ又は1999年4月20日に発行された米国特許第5,895,018号明細書(発明の名称:MAGNETIC SUPPORT ATTACHMENT)においてリエロ(Rielo)により教示される嵌合孔内のバヨネットが回避される。なお、この米国特許第5,895,018号を参照により引用し、その記載内容を本明細書の一部とする。
本明細書において開示するように、ドッキングコネクタ3は、例えば電線又はケーブル15内の電気リード線13に電気的に結合されるばね押しポゴピンとして構成された複数の付勢電気接点11を有する。代表的には、ドッキングコネクタ3は、最低数が少なくとも2つの付勢電気接点11を有するが、これよりも多い個数の接点11を備えるということに限定されるわけではない。
図25は、雌型ネスト157内に嵌まり込むよう構成された相補雄型嵌合付属物159としてのシェル102のロケータダム132を備えた保護カバー100の一体形保護シェル102を示している。例えば、相補雄型嵌合付属物159のロケータダム132は、図24に示されているようにドッキングクレードル5のトレー7内の水平ベース受け入れ部9内の引っ込みソケット受け入れ部166と嵌合するよう構成されている。相補ロケータダム132は、携帯型電子機器1がはめ込まれている内部キャビティ108の反対側に位置する可撓性中央パネル104の外面152から突き出され又は延長されている。相補ロケータダム132は、引っ込みソケット受け入れ部166がこのように構成されている場合に全体として丸形の形状を備える。変形例として、ロケータダム132は、ドッキングクレードルトレー7の作用面156内の雌型ネスト157の引っ込みソケット受け入れ部166がこのように構成されている場合、任意の全体として正方形若しくは長方形、長円形、腎臓形、長方形又は他の定形若しくは不定形を呈するよう構成される。かくして、相補ロケータダム132は、ドッキングクレードルトレー7のソケット受け入れ部166内の引っ込みフロア168の深さのあたりまで延びるよう可撓性中央パネル104の外面152からオフセットした実質的に平坦な接触器表面182を備えた浅い突出部である。かくして、保護シェル102の可撓性中央パネル104の外面152は、相補ロケータダム132が引っ込み状態のソケット受け入れ部166内に嵌まり込むと、ドッキングクレードルトレー7の周辺支持リム164に係合する雄型嵌合付属物159の下側リムを形成する。
雌型ソケット受け入れ部166の周辺移行壁170がソケットフロア168と周囲ソケットリム164との間で傾けられている場合、相補雄型ロケータダム132はオプションとして、接触器表面182と可撓性中央パネル104の外面152との間に延長されて実質的に合致した傾きを備える外側周辺移行壁184を有する。したがって、傾斜した相補雄型ロケータダム132は、雌型ネスト157の引っ込みソケット受け入れ部166の傾斜部内に嵌まり込む。
雌型ネスト157のソケット受け入れ部166が1つ又は2つ以上の雄型回転制御特徴部176を備える場合、相補雄型ロケータダム132は、1つ又は2つ以上の嵌合回転制御特徴部186を備える。例えば、雌型ソケット受け入れ部166の回転制御特徴部176が引っ込みソケットフロア168と周囲ソケットリム164との間でソケット166の内部中への移行壁170の雄型周辺突出部として構成されている場合、回転制御特徴部186は、ソケット移行壁170内の雄型回転特徴部176と嵌合するよう位置決めされると共に寸法決めされている相補雄型ロケータダム132の周辺中への嵌合雌型凹み又は侵入部として構成される。
変形例として、互いに嵌合する雄型及び雌型回転制御特徴部176,186がオプションとして、雌型ソケット受け入れ部166と相補ロケータダム132との間で逆にされて雌型回転制御特徴部176が移行壁184の雄型周辺突出部としてのシェル102の相補ロケータダム132内に提供されると共に嵌合雌型回転制御特徴部186は、雌型ソケット受け入れ部166を包囲するリム164中への移行壁170の周囲中への相補雌型凹み又は侵入部として提供される。
かくして、本明細書において開示するように、雄型位置決めインターフェース132は、オフセットした突出接触器表面182と、その周囲に形成されていて、例えばドッキングクレードルトレー7の雌型ネスト157内に嵌め込まれるとソケット受け入れ部166を包囲したリム164に接触する可撓性中央パネルの外面152により形成される周囲周辺リムと同一平面上に位置する引っ込み雌型回転制御特徴部186の両方の組み合わせを含む。雄型位置決めインターフェース132の引っ込み雌型回転制御特徴部186は、雌型ネスト157内のドッキングクレードルトレー7の雄型回転制御特徴部176に係合し、それにより、シェル102は、トレー7のベース受け入れ部9に対して回転的に差し向けられる。したがって、保護シェル102の外面152上の相補ロケータダム132は、ドッキングクレードルトレー7のベース受け入れ部9内の雌型ソケット受け入れ部166と嵌まり合い、他方、互いに嵌合する雄型及び雌型回転制御特徴部176,186は、トレー7のベース受け入れ部9に対する保護シェル102の回転を制御する。
ドッキングクレードル5のトレー7が図24に示されているように引っ込みフロア168又はソケット受け入れ部166の周囲リム164に隣接して位置するオプションとしての磁石178を有する場合、保護シェル102の中央パネル104は、第一鉄又は他の高い磁気透過性の強磁性材料、例えば鉄、ニッケル、コバルト又は別の強磁性材料若しくは合金の薄いシート又はプレートとして具体化された磁気透過性の部材188を備えている。例えば、磁気透過性部材188は、磁石178による吸引可能な相補位置で保護シェル102の中央パネル104内に具体化されている。かくして、磁石178と磁気吸引部材188は、保護カバー100をドッキングクレードル5内に固定するために保護カバー100のシェル102とドッキングクレードル5のトレー7との間で動作可能な磁気吸引カップルを形成する。
可撓性中央パネル104の外面152上に設けられた変換アダプタ114の接触器120は、水平トレー7の引っ込みソケット受け入れ部166内のバネ押しポゴピンとして構成されている複数の付勢電気接点11と電気的に結合するよう適切に構成されている。例えば、接触器120の複数の電気接点122は、電気的に導電性の材料、例えば銅、銀、金、白金又は別の導電性材料の複数の同心接点リングとして構成されている。接触器120の接点リング122は、本明細書において開示されているように逐次順序付けされた対か非逐次順序付けされた対かのいずれかの状態で雄型アダプタプラグ116の複数の電気コネクタ118と電気的に相互に接続することができるよう電気導体126に結合されている。接触器120の接点リング122は、ドッキングクレードルトレー7内のベース受け入れ部9の引っ込みソケット受け入れ部166内の互いに異なるポゴピン接点11と嵌合するよう位置決めされている。
接触器120の電気接点122が複数の同心接点リングとして構成されている場合、互いに協働する雄型及び雌型回転制御特徴部176,186は、オプションとして、省かれる。というのは、接点リング122が通常、雌型ソケット受け入れ部166内での位置決めインターフェースダム132の回転(図25、矢印190)とは無関係に、ドッキングクレードルトレー7に対するシェル102の任意の向きで互いに異なるポゴピン接点11と嵌合するからである。しかしながら、互いに協働する雄型及び雌型回転制御特徴部176,186は、必要ならば保護カバー100とドッキングクレードル5との相対的な回転関係を提供するために提供されても良い。
図26は、ドッキングクレードル5のトレー7内に嵌め込まれた保護カバー又は外殻100のエラストマー製シェル102を示す断面図である。図示のように、保護カバー100の相補雄型嵌合付属物159がドッキングクレードル5の雌型ネスト157と嵌合しており、それによりシェル102は、ドッキングクレードルトレー7内に保持されている。例えば、シェル102が本明細書において開示されているように、シェル102内の携帯型電子機器1の重量により、即ち、重力により固定される。シェル102は、位置決めインターフェースダム132をドッキングクレードルトレー7内に引っ込められたソケット受け入れ部166内に嵌め込むことによってドッキングクレードル5と協働する。例えば、位置決めインターフェースダム132は、オプションとしての雌型回転制御特徴部186(存在している場合)がドッキングクレードル5のトレー7の嵌合雄型回転制御特徴部176(存在している場合)と嵌合するまで回される(図25、矢印190)。しかる後、周辺移行壁184は、シェル102がドッキングクレードルトレー7に近づいているとき、嵌合移行壁170と協働してロケータダム132をソケット受け入れ部166内に位置決めする。相補雄型嵌合特徴部159の位置決めインターフェースダム132が雌型ネスト157のソケット受け入れ部166内に完全に嵌め込まれると、可撓性中央パネル104の外面152は、雌型ソケット受け入れ部166の周辺支持リム164に接触し、エラストマー製シェル102の接触器表面182は、引っ込みソケットフロア168と並置関係をなす。突き出た位置決めインターフェースダム132及び引っ込められたソケット受け入れ部166の互いに協働する周辺移行壁184,170の係合は、接触器120の電気接点122を案内してこれをドッキングクレードル5のベース受け入れ部9の付勢電気接点11に係合させるよう働く。
一実施形態によれば、接触器120の電気接点122は、本明細書において開示されるように、電子機器1が収納された状態のシェル102の重量を受けて、即ち重力によりドッキングクレードル5のベース受け入れ部9の付勢電気接点11に係合する。
変形例として、オプションとしての磁石178が存在している場合、磁石178と磁気的に透過性の部材188との間に働く磁気吸引力は、保護カバー100のシェル102をドッキングクレードル5のトレー7と嵌合係合関係をなすよう固定し、そして接触器120の電気接点122をドッキングクレードル5のベース受け入れ部9の付勢電気接点11に係合させるよう働く。
保護カバー又は外殻100が重力の影響を受けてドッキングクレードル5のトレー7内に保持されると、シェル102を単に持ち上げるだけで、保護カバー100がクレードル5から取り外し可能に解除される。
変形例として、オプションとしての磁石178が存在している場合、磁石178と磁気的に透過性の部材188との間に働く磁気吸引力は、保護カバー100のシェル102をドッキングクレードル5のトレー7との嵌合係合状態にするよう働く。しかしながら、シェル102を単に回すだけで(図25、矢印190)、位置決めインターフェースダム132を回転させ、ついには、雌型回転制御特徴部186がドッキングクレードル5のトレー7の嵌合雄型回転制御特徴部176に衝突する。かかる衝突により、シェル102は、ベース受け入れ部9から離れて磁気吸引力を減衰させ、それにより保護カバー100がクレードル5から取り外し可能に解除される。
図27、図28及び図29は一緒になって、カバー又は外殻100及びドッキングクレードル5の変形実施形態を示している。本明細書において開示するように、磁石178と磁気的に透過性の部材188の相対的存在場所は、逆にされている。例えば、1つ又は2つ以上の磁石178は、ドッキングクレードルトレー7内の雌型ネスト157のソケット受け入れ部166を包囲した隆起リム164内に位置するのではなく、可撓性中央パネル104の外面152に隣接して磁石保持構造体180内に設けられている。一例として且つ非限定的に示されているように、各々本明細書において開示されているような高い磁気透過性の強磁性材料、例えば鉄、ニッケル、コバルト又は別の強磁性材料若しくは合金の薄いシート又はプレートとして具体化されている1つ又は2つ以上の磁気的に透過性の部材188が雌型ソケット受け入れ部166の引っ込みフロア168か周囲ソケットリム164(図示されている)かのいずれかの中に埋め込まれる。
加うるに、1つ又は2つ以上の永久磁石178が保護カバー100の相補雄型嵌合付属物159内に設けられている。例えば、磁石178は、保護カバー100をドッキングクレードル5内に磁気的に固定するために磁気的に透過性の部材188と協働するよう保護シェル102の中央パネル104内に埋め込まれている。
図30、図31及び図32は、互いに協働する機器カバー100とドッキングクレードル5の変形実施形態を示しており、この変形実施形態では、変換アダプタ114の接触器120と雄型嵌合付属物159及びドッキングクレードルトレー7の嵌合雌型ネスト157によって形成されたドッキングコネクタ3との間に設けられた位置決めインターフェース特徴部が逆になっている。雌型ネスト157の位置決めインターフェース特徴部と相補雄型嵌合特徴部159を逆にした状態の実施形態は、ロケータダム132がシェル102の中央パネル104の外面152上に設けられた雌型受け入れ部として構成されていることによって形成され、他方、ドッキングクレードルトレー7のベース受け入れ部9が協働する雄型ロケータとして構成されていることによって形成される。
図30は、雌型ネスト157がドッキングクレードルトレー7からの浅いソケット受け入れ部166を備えたロケータダム132によって保護シェル102上に設けられている状態を示している。ロケータダム132のソケット受け入れ部166は、全体として平坦な又は平面状の周面164によって包囲され、この周面164の周りには支持リムが形成され、この支持リムは、シェル102の内部キャビティ108と反対側に位置した可撓性中央パネル104の外面152から突き出されている。ダム132のソケット受け入れ部166は、ソケットフロア168と周囲リム支持面164との間の移行部をなす内側周辺移行壁170を有する。移行壁170は、本明細書において開示されるように、ドッキングクレードルトレー7に対する保護カバー100のエラストマー製シェル102を確実に回転的に差し向けるよう構成された回転制御特徴部176を備えている。
かくして、本明細書において開示するように、雄型位置決めインターフェース132は、ソケット受け入れ部166のフロア168内に引っ込められた接触器表面とその周囲に形成されていて、例えばソケットフロア168を包囲している周囲周辺接触リム164と同一平面上に位置する突出回転制御特徴部176の両方の組み合わせを含む。接触リム164は、雌型ネスト157がドッキングクレードルトレー7の相補雄型嵌合付属物159に嵌着されると、ドッキングクレードルトレー7の作用面156に係合する。雄型位置決めインターフェース132の突出回転制御特徴部176は、雄型嵌合付属物159内のドッキングクレードルトレー7の引っ込み回転制御特徴部186に係合し、それにより、シェル102は、トレー7のベース受け入れ部9に対して回転的に差し向けられる。
オプションとして、保護カバー100のシェル102は、本明細書において開示されているように、重量を受けて、即ち重力によりドッキングクレードル5のトレー7内に保持される。変形例として、オプションとしての磁石178及び磁気的に透過性の部材188(存在している場合)は、本明細書において開示されるように、ドッキングクレードルトレー7か保護シェル102かのいずれかの中に設けられても良い。一例として且つ非限定的に図示されているように、磁石178は、ソケット受け入れ部166の引っ込みフロア168か周囲ソケットリム164(図示されている)かのいずれかに隣接して位置する磁石保持構造体180内に設けられる。
変換アダプタ114の接触器120は、本明細書において開示されるように、導電性材料の複数の同心接点リング122として構成されるのが良い。接触器120は、ソケット受け入れ部166のフロア168上に位置決めされる。
図31は、ドッキングクレードル5のトレー7が全体として平坦な平面で形成された上側作用面156を有するものとして構成されたベース受け入れ部9と実質的に水平に位置するよう構成された状態を示している。トレー7の作用面156は、保護カバー100からの相補雄型嵌合付属物159を備えている。
実質的に平面状の接触器表面182は、ドッキングクレードルトレー7の上側作用面156からオフセットし又は突き出されており、かかる接触器表面182は、任意の全体として丸形、正方形若しくは長方形、長円形、腎臓形、長方形又は他の定形若しくは不定形を呈するよう構成されると共に保護シェル102上に位置するネスト157の雌型ロケータダム132の引っ込みソケット受け入れ部166内にぴったりと嵌まり込むよう寸法決めされている。かくして、ドッキングクレードルトレー7の上側作用面156は、相補雄型嵌合付属物159の突出接触器表面182がネスト157の雌型ロケータダム132内の引っ込められたソケット受け入れ部166内に嵌まり込むと、保護シェル102内のロケータダム132の周辺支持リム164に係合する。
かくして、本明細書において開示するように、ドッキングクレードルトレー7の相補雄型嵌合付属物159は、ベース受け入れ部9の上側作用面156から突き出された接触器表面182と、その周囲内に引っ込められていて、例えば作用面156として形成された周囲周辺接点リムと同一平面上に位置する雌型回転制御特徴部186の両方の組み合わせを含む。作用面156は、周面164の接点リム164に係合し、それにより雌型ネスト157がドッキングクレードルトレー7の相補雄型嵌合付属物159に嵌着されると、シェル102(図30に示されている)の可撓性中央パネル104の外面152から突き出されたロケータダム132の支持リム包囲ソケット受け入れ部166を形成している。雌型置決めインターフェース132の突き出された雄型回転制御特徴部176は、雄型嵌合付属物159内のドッキングクレードルトレー7の引っ込められた雌型回転制御特徴部186に係合し、それによりシェル102は、トレー7のベース受け入れ部9に対して回転的に差し向けられる。
本明細書において開示するように、ドッキングコネクタ3は、例えば電線又はケーブル15内の電気リード線13に電気的に結合されているばね押しポゴピンとして構成された複数の付勢電気接点11を有している。
ドッキングクレードルトレー7には、オプションとして、本明細書において説明されるように、ドッキングクレードルトレー7を外側取り付け面に取り付けるために締結具隙間穴172が設けられている。締結具隙間穴172は、オプションとして、これら締結具隙間穴172を挿通したねじ山付き締結具又はねじ部品の頭を相補雄型嵌合付属物159の突出接触器表面182の下に引っ込めるための本明細書において説明したような同時に設けられた環状窪み又は凹部174、即ち、皿穴か端ぐり穴かのいずれかを有する。本明細書において更に開示するように、外側取り付け面への取り付けのための他の仕組み、例えば、接着剤又は感圧接着剤テープ及びフィルムも又想定され、これらは、本発明の範囲及び意図から逸脱しないで、設けられても良く又は代用されても良い。
相補突出雄型嵌合付属物159の外側周辺移行壁184は、オプションとして、ドッキングクレードルトレー7の受け入れ部9内のドッキングコネクタ3に対して一体形保護シェル102を確実に位置決めするために引っ込みソケット受け入れ部166の傾斜部内に協働的に嵌まり込むよう傾けられている。
保護シェル102のロケータダム132が雄型回転制御特徴部176を備える場合、ドッキングクレードル5のトレー7は、雄型回転制御特徴部176と嵌合して保護シェル102とドッキングクレードルトレー7との間の回転向きを制御するよう協働する嵌合雌型回転制御特徴部186を備えるのが良い。
変形例として、互いに嵌合する雄型及び雌型回転制御特徴部176,186は、オプションとして、保護シェル102上に雌型ネスト157を形成するロケータダム132の雌型ソケット受け入れ部166とドッキングクレードルトレー7の相補雄型嵌合付属物159との間で逆にされ、その結果、回転制御特徴部186がロケータダム132の雌型ソケット受け入れ部166を包囲するリム164中への移行壁170の周囲中への雌型凹み又は侵入部として提供され、これらと合致する回転制御特徴部176が移行壁184の相補雄型周辺突出部として提供される。
図32は、雌型ネスト157がロケータダム132により保護シェル102上に設けられ、相補雄型嵌合付属物159がベース受け入れ部9によりドッキングクレードル5のトレー7上に設けられている状態を示す断面図である。したがって、保護カバー100のシェル102とドッキングクレードル5のトレー7との間の位置決めインターフェースは、保護シェル102上の雌型ネスト157がベース受け入れ部9の相補雄型嵌合付属物159上に受け入れられることによって提供される。
保護カバー100が本明細書において開示されるように、シェル102内の携帯型電子機器1の重量により、即ち、重力によって固定される場合、ドッキングクレードル5のトレー7は、ベース受け入れ部9の相補雄型嵌合付属物159が保護シェル102の雌型ネスト157をこの上に受け入れるために全体として直立して差し向けられた状態で提供されることが期待される。変形例として、1つ又は2つ以上の永久磁石178及び磁気的に透過性の部材188は、保護カバー100のシェル102とドッキングクレードル5のトレー7との間に働く磁気吸引作用が得られるよう相補場所に配置される。例えば、オプションとしての磁石178及び磁気的に透過性の部材188が図示のように存在している場合、ドッキングクレードルトレー7の回転は、保護カバー100内の電子機器1がこれに解除可能に磁気的に取り付けられた状態で可能である。選択された磁石178と磁気的に透過性の部材188の機能としての磁気吸引力の強度に応じて、ドッキングクレードル5のトレー7を大幅に傾けることができ又は回転させることができ、それどころかドッキングクレードルトレー7が上下逆さまの状態で逆にしても良く、電子機器1は、シェル接触器120の電気接点122が電子機器1の動作に十分にドッキングコネクタ3の電気接点11に機械的に且つ電気的に結合されたままの状態であるのに十分に保護カバー100とドッキングクレードルトレー7との間に働く磁気吸引力によってドッキングクレードルトレー内に固定される。
一例として且つ非限定的に示されているように、各々本明細書において開示されているような高い磁気透過性の強磁性材料、例えば鉄、ニッケル、コバルト又は別の強磁性材料若しくは合金の薄いシート又はプレートとして具体化されている1つ又は2つ以上の磁気的に透過性の部材188が雌型ソケット受け入れ部166の引っ込みフロア168か保護シェル102に設けられているロケータダム132の周囲ソケットリム164(図示されている)かのいずれかの中に埋め込まれる。加うるに、1つ又は2つ以上の永久磁石178が保護カバー100の相補雄型嵌合付属物159内に設けられている。例えば、磁石178は、保護カバー100をドッキングクレードル5内に磁気的に固定するために磁気的に透過性の部材188と協働するよう保護シェル102の中央パネル104内に埋め込まれている。
変形例として、磁石178と磁気的に透過性の部材188の相対的存在場所は、逆にされており、この場合、1つ又は2つ以上の磁石178は、保護シェル102上のロケータダム132の雌型ネスト157内の磁石保持構造体180内に設けられ、1つ又は2つ以上の磁気的に透過性の部材188は、ベース受け入れ部9の雄型嵌合付属物159に隣接してトレー7の作用面156内の相補場所に配置されている。
本明細書において開示するように、ソケット受け入れ部166の内側移行壁170は、ドッキングクレードルトレー7の受け入れ部9内のドッキングコネクタ3に対して一体形保護シェル102を確実に位置決めするために相補突き出し雄型嵌合付属物159の外側周辺移行壁184と協働する。
さらに、保護シェル102のロケータダム132が回転制御特徴部176を備えている場合、ドッキングクレードル5のトレー7は、回転制御特徴部176と嵌合し、保護シェル102とドッキングクレードルトレー7との間の回転向きを制御するためにこの回転制御特徴部と協働する相補回転制御特徴部186を備えるのが良い。
図33は、保護カバー100を示しており、相補雄型嵌合付属物159が図11に同様に示されているようにベース受け入れ部9の雌型ネスト157内に受け入れられることができるよう図6に同様に示された保護シェル102の一方の側スカート106内の位置決めインターフェースダム132として構成されている。これとは対照的に、接触器120及びその接点122を含む位置決めインターフェースダム132が雄型プラグ116から間隔を置いて配置され、この雄型プラグは、本明細書において開示するように接触器120及びその接点122から遠ざかるように保護シェル102の別の側スカート106内の位置のところで保護シェル102のキャビティ108中に延長されている。
雄型嵌合付属物159の位置決めインターフェースダム132は、オプションとして、変換アダプタ114の接触器120の各側に隣接して磁石保持構造体180を備え、磁石178は、接触器120に隣接して設けられている。したがって、保護カバー100は、1つ又は2つ以上の磁気的に透過性の部材188を有するドッキングクレードル5のトレー7と協働するよう構成されており、その結果、トレー7への保護シェル102の磁気吸引力は、本明細書において開示されているように、雄型嵌合付属物159が相補雌型ネスト157内に嵌め込まれると、ドッキングクレードル5内に保護カバー100を固定するよう働く。
図34は、電子機器1が納められた保護カバー100を示している。保護カバー100は、この場合、雄型嵌合付属物159の位置決めインターフェースダム132がその代わりに第一鉄又は他の高い磁気透過性の強磁性材料、例えば鉄、ニッケル、コバルト又は別の強磁性材料若しくは合金の薄いシート又はプレートとして具体化された磁気的に透過性の部材188を有している点を除き、図33に示されている実施形態とほぼ同じである。例えば、磁気的に透過性の部材188は、ドッキングクレードルトレー7のベース受け入れ部9内に位置決めされた1つ又は2つ以上の磁石178と協働するための相補位置で保護シェル102の外面124上のロケータダム132内に埋め込まれている。かくして、雄型嵌合付属物159が相補雌型ネスト157内に嵌め込まれると、磁石178と磁気的に透過性の部材188は、本明細書において開示されるように、電子機器1がドッキングクレードル5内に位置した状態で保護カバー100を固定するよう互いに協働する。
図35は、図33の保護カバー100の断面図であり、雄型プラグ116と電気アダプタ114の接触器120は、保護シェル102の側スカート106の互いに異なる領域内に互いに間隔を置いて設けられている。図示のように、アダプタ114の本体128内に埋め込まれた接触器120の電気接点122は、電気ケーブル、電線、トレース又は他の電気導体126(分かりやすくするために1つ示されている)によりプラグ116の電気コネクタ118のうちの1つ又は2つ以上に電気的に結合されている。携帯型電子機器1は、雌型入力/出力ソケット27が保護シェル102の一方の側部102aに隣接して位置するスカート106内のアダプタ114の雄型プラグ116と係合した状態でエラストマー製シェル102のキャビティ108内に受け入れられている。
位置決めインターフェースダム132は、一体形保護シェル102の外面124内に形成され、アダプタ接触器120は、雌型ネスト157内に嵌め込み可能に相補雄型嵌合付属物159を形成するようロケータダム132内に更に引っ込められている。この場合、ロケータダム132は、ドッキングクレードルトレー7のベース受け入れ部9内の磁気的に透過性の部材188の磁気吸引のために磁石保持構造体180内に設けられた磁石178を有する。
変形例として、磁石178は、ドッキングクレードルトレー7のベース受け入れ部9内に位置し、互いに協働する磁気的に透過性の部材188は、保護シェル102の外部でロケータダム132内の外部に位置するロケータダム132内の接触器120の電気接点122に横付けに位置している。
図36は、図34の保護カバー100の断面図であり、雄型プラグ116と電気アダプタ114の接触器120は、保護シェル102の側スカート106の互いに異なる領域内に互いに間隔を置いて設けられている。図示のように、アダプタ114の本体128内に埋め込まれた接触器120の電気接点122は、電気ケーブル、電線、トレース又は他の電気導体126(分かりやすくするために1つ示されている)によりプラグ116の電気コネクタ118のうちの1つ又は2つ以上に電気的に結合されている。携帯型電子機器1は、雌型入力/出力ソケット27が保護シェル102の一方の側部102aに隣接して位置するスカート106内のアダプタ114の雄型プラグ116と係合した状態でエラストマー製シェル102のキャビティ108内に受け入れられている。
位置決めインターフェースダム132は、一体形保護シェル102の外面124内に形成され、アダプタ接触器120は、雌型ネスト157内に嵌め込み可能に相補雄型嵌合付属物159を形成するようロケータダム132内に更に引っ込められている。この場合、ロケータダム132は、変形例として、本明細書において開示されるように磁気的に透過性の強磁性部材188を有する。例えば、強磁性部材188は、本明細書において開示されるように、ドッキングクレードルトレー7のベース受け入れ部9内の磁石178による吸引が可能であるよう相補位置で保護シェル102の側スカート106内のロケータダム132内に埋め込まれている。
図37は、ドッキングクレードル5内のベース受け入れ部9の雌型ネスト157を示しており、この雌型ネストは、1つ又は2つ以上の強磁性部材188を含む。例えば、強磁性部材188は、ドッキングコネクタ3の付勢電気接点11に横付けの位置で露出されている。したがって、シェル102の側スカート106内の保護カバー100の位置決めインターフェースダム132がオプションとして図33に示されているように接触器120の各側に隣接して設けられた磁石178を備えている場合、強磁性部材188は、磁石178と協働するよう位置決めされ、その結果、トレー7への保護シェル102の磁気吸引力は、本明細書において開示されているように、雄型嵌合付属物159が相補雌型ネスト157内に嵌め込まれると、ドッキングクレードル5内に保護カバー100を固定するよう働く。ドッキングコネクタ3は、本明細書において開示されるように、オプションとしての案内ピン17を更に有するのが良く、これら案内ピン17は、電気アダプタ114の接触器120内のオプションとしての嵌合案内ピン受け入れ部130(存在している場合)と嵌合するようになっている。
図38は、別のベース受け入れ部9の雌型ネスト157を示しており、1つ又は2つ以上の磁石178が図37に示された強磁性部材188に代えて用いられている。例えば、磁石178は、ドッキングコネクタ3の付勢電気接点11に横付けに位置決めされている。したがって、シェル102の側スカート106内の保護カバー100の位置決めインターフェースダム132がオプションとして例えば図34に示されているように接触器120の各側に隣接して設けられた強磁性部材188を備えている場合、磁石178は、強磁性部材188と協働するよう位置決めされ、その結果、トレー7への保護シェル102の磁気吸引力は、本明細書において開示されているように、雄型嵌合付属物159が相補雌型ネスト157内に嵌め込まれると、ドッキングクレードル5内に保護カバー100を固定するよう働く。ドッキングコネクタ3は、本明細書において開示されているように、オプションとしての案内ピン17を更に有するのが良く、これら案内ピン17は、電気アダプタ114の接触器120内のオプションとしての嵌合案内ピン受け入れ部130(存在している場合)と嵌合するようになっている。
図39は、カバー100のための電気接点122の別の構造を示している。この構造では、2つの列をなして配置された10個の電気接点122が存在している。図示の実施形態では、列は互い違いに配置されているが、認識されるように、これら列を互い違いではなく互いに整列させても良い。ドッキングクレードル5は、同じ数及び構造の電気接点11を有するのが良いが、幾つかの実施形態では、ドッキングクレードルは、カバー100よりも少ない又は多い接点を有しても良い。
少なくとも幾つかの実施形態では、互いに異なるカバー100が携帯型電子機器1の互いに異なる形式について設けられるのが良いが、電気接点122の構造は、多種多様な携帯型電子機器1(互いに異なる製造業者からの機器を含む)を適当なカバー100の使用により同一のドッキングクレードル5に結合することができるよう同一である。理解されるように、互いに異なるカバー100の電気導体126(これらは、アダプタ114の電気接点122を雄型プラグ116の電気コネクタ118に接続する)の内部構造は、カバー100内に嵌まる携帯型電子機器1の形式に応じて互いに異なっていても良い。さらに、少なくとも幾つかの実施形態では、電気接点122のうちの1つ又は2つ以上は、特にカバー100の設計対象である携帯型電子機器1に対応の接点が存在しない場合、アダプタ114の対応の電気接点118に結合されなくても良い。
図41は、2つの互い違いに配置された列をなした12個の電気接点122の構造を示している。理解されるように、カバー100は、任意の数の電気接点122を有することができ、電気接点の数としては、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、12個、14個、16個、18個、又は20個以上の電気接点が挙げられるが、これらには限定されない。電気接点122は、任意の規則的な又は不規則なパターンをなして配置されても良い。例えば、3つの電気接点を直線、等辺三角形、二等辺三角形、直角三角形、又は任意他の適当な形態をなして配置可能である。別の例として、電気接点122は、直線をなして又は互いに対して整列しても良く又は互い違いに配置されても良く、しかも各列において同一又は互いに異なる数の接点を有しても良い、2つ又は3つ以上の列(例えば、2つ、3つ、4つ、5つ以上の列)をなして配置されても良い。さらに別の例として、電気接点122のうちの幾つか又は全ては、正多角形又は非正多角形の頂点のところに配置されても良い。例えば、5つの電気接点122が五角形の頂点のところに配置されても良く、6つの電気接点122が六角形の頂点のところに配置されても良く、或いは、8つの電気接点が八角形の頂点のところに配置されても良い。
図39及び図41は又、カバー100をドッキングクレードル5に正しく結合するのを容易にすることができる非対称の形状を有するダム132を示している。ダム132は、非対称位置決めインターフェースを備えている。この場合、ダム132は、真っ直ぐな第1のエッジ191及び第1のエッジとは反対側の湾曲した第2のエッジ192を有している。ドッキングクレードル5の雌型ネスト157は、ダム132と同じ形状のものであるのが良く、その結果、カバー100のダムは、1つの向きでのみドッキングクレードルの雌型ネスト内に容易に嵌まり込むようになっている。カバーのこの非対称位置決めインターフェースは、カバーとドッキングクレードル5との正確な結合を容易にし、その結果、電気接点122は、ドッキングクレードルに設けられている対応の接点と正確に且つ確実に結合するようになる。
図40は、雌型プラグ116、電気接点122、磁石178(又は強磁性部材188)及び本体128を含むアダプタ114の一部分を示している。アダプタ114は、側スカート106及びダム132がアダプタの幾つかの部分の周りに形成された状態でカバー100内に位置決めされている。少なくとも幾つかの実施形態では、シェル102又はダム132の一部分は又、図39又は図41に示されているように、本体128のフェース193及び磁石178を覆っていて、電気接点122の一部分だけが露出状態のままになっている。
携帯型電子機器のためのカバーは、周辺機器のための追加のポケットを更に有するのが良い。図42〜図46は、携帯型電子機器1及び周辺機器50を受け入れることができるカバー100の実施形態を示している。周辺機器の例としては、プリンタ、スキャナ、カードリーダ、磁気ストリップリーダ、RFIDリーダ、NFCリーダ、スピーカ、バッテリ、カメラ、ライト、キーボード、ヒューマンインターフェースデバイス(例えば、マウス、トラックボール等)、医用器具(例えば、温度計、グルコースセンサ、血圧モニタ、イメージャ又は任意適当な他の医用器具)、又は他の任意適当な周辺機器が挙げられるがこれらには限定されない。カバー100は、特定形式の周辺機器向きに設計されていても良く、或いは、多数の形式の周辺機器に対応しても良い。加うるに、図示の実施形態によりカバー内への単一の周辺機器の収納が可能であるが、理解されるように、他の実施形態によりカバー内の1つ又は2つ以上の周辺ポケット内に多数の(例えば、2つ、3つ、又は4つ以上の)周辺機器の収納が可能であっても良い。
カバー100は、中央パネル104、側スカート106、リップ110、出入り口開口部112、及び携帯型電子機器1を受け入れる内部キャビティ108を備えたシェル102を有している。加うるに、カバー100は、周辺機器50を受け入れる周辺ポケットを形成する周辺キャビティ208を有している。周辺キャビティ208は、中央パネル104、オプションとして側スカート106の一部又はカバー100の任意の部分を用いて形成できる。周辺キャビティ208は、機器表面205及び1つ又は2つ以上の側面207を備えている。図示の実施形態では、周辺キャビティ208と内部キャビティ108は、連続しており、周辺機器50は、図44に示されているように、出入り口開口部112及び内部キャビティ108を通って周辺キャビティ208中に挿入可能である。次に、携帯型電子機器1を図45に示されているように出入り口開口部から内部キャビティ108中に挿入することができる。他の実施形態では、カバー100は、周辺機器を周辺キャビティ208中に挿入することができるようにする周辺開口部(図示せず)を有するのが良い。かかる実施形態では、周辺キャビティ208は、内部キャビティ108と連続していても良く、或いは、周辺キャビティと内部キャビティをカバー100の壁によって隔てても良い。
雄型プラグ116に加えて、カバー100は、図43に示されているように周辺プラグ216を備えている。周辺プラグ216は、周辺機器50の入力/出力ソケット内に嵌まり込む。周辺プラグ216は、特定の周辺機器向けに設計されていても良く、或いは多数の互いに異なる機器に適当であってもよい。例えば、周辺プラグ216(又は雄型プラグ116又はこれら両方)は、周辺機器50内のUSB又はマイクロ(micro )USBポートにそれぞれ嵌まり込むよう設計されたUSB又はマイクロ(micro )USBプラグであるのが良い。
周辺プラグ216は、周辺機器50内の接点に接続する1つ又は2つ以上の電気コネクタ218を有する。1つ又は2つ以上の電気コネクタ218は、カバーを貫通して延びる導体(図示せず)を用いてカバー100のアダプタ114の電気接点122に結合されている。この構造は、アダプタ114及び1つ又は2つ以上の電気コネクタ218を介して電力を周辺機器50に提供するよう使用できる。少なくとも幾つかの実施形態では、アダプタ114及び関連導体は、周辺機器50がアダプタを介して電力、データ又はこれら両方を携帯型電子機器1に提供するよう配置されるのが良い。例えば、アダプタ114は、周辺プラグ216の電気コネクタ218及び雄型プラグ116の電気コネクタ118をアダプタの同一の電気接点122に結合するのが良く、その結果、周辺機器50は、アダプタを介して電力又はデータを携帯型電子機器1に提供することができるようになっている。理解されるように、周辺機器50と携帯型電子機器1との間でデータを共有する他の仕組み、例えばブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、NFC等が存在する。
カバー100は、カバーを貫通して周辺キャビティ208に通じる1つ又は2つ以上の開口部194を有するのが良い。これら開口部194により、周辺機器50のコンポーネント、例えばジャック、スキャナ、プリンタ、センサ等への接近が可能である。同様に、カバー100は、携帯型電子機器のコンポーネントへの接近を可能にするよう内部キャビティ108に通じる1つ又は2つ以上の開口部196を有するのが良い。例えば、開口部196は、携帯型電子機器1のカメラ、ヘッドフォンジャック、スイッチ、スピーカ、マイクロフォン等への接近を可能にするのが良い。少なくとも幾つかの実施形態では、カバーの開口部196の配置場所、数及び寸法は、カバー100の設計対象である携帯型電子機器の形式に基づいて具体的に設定される。幾つかの実施形態では、カバー100は、携帯型電子機器1のボタンと一致するのが良い位置でカバー内に(例えば、側スカート106内に)形成された軟質ボタン198を有するのが良い。軟質ボタン198は、例えば、軟質ボタンの配置場所を突き止めて軟質ボタンの作動を容易にする周囲凹みを備えたカバーの材料の一部であるのが良い。軟質ボタン198は、軟質ボタンの作動が又携帯型電子機器1の下に位置するボタンを作動させるよう形作られると共に配置されている。かかる軟質ボタン198は、携帯型電子機器1上の電力、ボリューム及び他のボタンと一致するのが良い。本明細書において説明するカバーのうちの任意のものは、1つ又は2つ以上の開口部196、1つ又は2つ以上の軟質ボタン198、又はこれらの任意の組み合わせを有するのが良い。
本明細書において説明するカバー100のうちの任意のものは、図43に示されているようにカバー内に又はカバー上に配置されたタグ要素199を更に有するのが良い。タグ要素199は、例えば、カバーを識別し又はカバー内に設けられた機器を識別するために使用できるRFIDタグ又はNFCタグであるのが良い。タグ要素199は、カバー100中に成形されても良く、或いは、カバーの内面又は外面上に設けられても良い。少なくとも幾つかの実施形態では、タグ要素199は、ユーザが持ち運びすることができるフォブ(fob )197又はタグ問い合わせ装置と関連しているのが良く、かかるフォブ197又はタグ問い合わせ装置は、カバー100がフォブ又は他のタグ問い合わせ装置の範囲内にあるかどうかを判定するようタグ要素199にワイヤレスで問い合わせるために使用できる。ユーザがフォブ197を作動させることができ、それによりカバー又は関連の携帯型電子機器の発見を助けることができる。代替的に又は追加的に、フォブ197は、カバー100及び関連の携帯型電子機器が置き忘れられたこと(例えば、ドッキングクレードル上に残されたこと)をユーザに警告するためにフォブがカバー100からしきい距離を超えた場合に自動的に作動可能な可聴警報、振動警報、又はこれら両方を有するのが良い。幾つかの実施形態では、ユーザは、フォブ197が可聴警報、振動警報、又はこれら両方を提供するかどうかを選択することができる。幾つかの実施形態では、ユーザは、しきい距離をプログラムすることができる。
図47〜図49は、ドッキングクレードル5の追加の実施形態を示している。これらドッキングクレードル5は、トレー7(図49には示されていない)及びカバー100内の携帯型電子機器1を載せることができるベース受け入れ部9を有する。図47のドッキングクレードル5は、クランプ19及びアーム21を有している。図48のドッキングクレードル5は、任意の安定した表面、例えば、机、棚、クレデンツァ(サイドボード又は食器棚)、テーブル等上に配置できるスタンドアローン型クレードルである。図49のドッキングクレードル5は、壁又は他の表面に取り付け可能である。図48は、携帯型電子機器1としての携帯電話又は他の比較的小型の機器を示している。図49は、携帯型電子機器1としてのタブレット又は他の比較的大型の機器を示している。多くのドッキングクレードルは、大型と小型の携帯型電子機器の両方に対応することができるが、他のドッキングクレードルは、特定のサイズ又は特定のサイズ範囲の携帯型電子機器向きに特別に設計されても良い。
図48は、ドッキングクレードル5を出たケーブル15を示している。理解されるように、他の図示のドッキングクレードルは、ケーブルを有するのが良い。ケーブルは、ドッキングクレードルから取り外し可能であってもよく、或いはドッキングクレードルに永続的に取り付けられても良い。取り外し可能なケーブルを有する幾つかの実施形態ではドッキングクレードルは、ケーブルの端部を受け入れることができるポート、例えばUSB又はマイクロ(micro )USBポートを有する。
幾つかの実施形態では、ドッキングクレードルは、クレードルから電力、データ又は他の信号を携帯型電子機器に提供するための電子コンポーネントを有するのが良い。他の実施形態では、ドッキングクレードルは、「パススルー」デバイスであり、この場合、ドッキングクレードルは、携帯型電子機器と別の機器、例えば充電器、コンピュータ、他の携帯型電子機器等との間の単に橋渡し役である。これら実施形態では、ドッキングクレードルから出たケーブルをこの他の機器に結合することができ、少なくとも幾つかの場合ではドッキングクレードルは、ドッキングクレードルの電気接点とケーブルとの間で信号を単に送る。
本発明の好ましい実施形態及び追加の変形実施形態を図示すると共に説明したが、理解されるように、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、これら実施形態の種々の変更を行うことができる。したがって、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、これら実施形態の種々の変更を行うことができる。したがって、本発明者は、添付の特許請求の範囲を作っている。