JP6673609B2 - Basket railing - Google Patents
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Description
本発明の実施の形態は、かご上手摺に関する。 Embodiments of the present invention relate to a car handrail.
従来、エレベータのかご上に折り畳み可能に設けられたかご上手摺が知られている。かご上手摺は、かごの側面に沿って延びてかご上手摺の側面をなす一対の側面フレームと、かごの背面に沿って延びてかご上手摺の背面をなす背面フレームと、を含む。このようなかご上手摺は、エレベータの運転時は、各フレームが互いから分離されてかごの上面に伏せられた、折り畳み状態にされる。そして、エレベータの保守・点検等のメンテナンス作業を行う際に、各フレームを起立させて互いに対して組み付けることにより組み立てられ、使用状態にされる。 2. Description of the Related Art Conventionally, a car handrail provided foldably on an elevator car is known. The car handrail includes a pair of side frames extending along the side surface of the car and forming a side surface of the car handrail, and a rear frame extending along the back of the car and forming the back of the car handrail. Such a car handrail is folded when the elevator is in operation, with each frame separated from each other and lying on the top of the car. Then, when performing maintenance work such as maintenance / inspection of the elevator, the frames are assembled by standing up and assembling them with each other, and put into use.
ところで、このようなかご上手摺の組立の際、保守作業員は、通常、乗場階から側面フレームを起立させた後、かごの上に乗り込んで背面フレームを起立させ、側面フレームに組み付ける。したがって、保守作業員は、かご上手摺が使用状態となっていない状態でかごの上に乗り込む必要がある。このため、保守作業員がかごから転落する危険性が高い。また、かご上手摺の組立を行っている間に、起立させたフレームが倒れることもある。このため、かご上手摺の組立は煩雑である上、けがをする虞もある。また、そもそも、作業性の観点から、組立作業の工程数を少なくすることが望まれている。 By the way, when assembling such a car handrail, a maintenance worker usually raises the side frame from the landing floor, then gets on the car to raise the rear frame, and assembles the rear frame. Therefore, the maintenance worker needs to get on the car in a state where the car handrail is not in use. For this reason, there is a high risk that the maintenance worker will fall from the car. Further, during the assembly of the car handrail, the standing frame may fall down. Therefore, assembling the car handrail is complicated, and there is a risk of injury. Further, from the viewpoint of workability, it is desired to reduce the number of steps of the assembling work.
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、かごの上面に乗り込むことなく、簡単に使用状態にすることができるかご上手摺を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such a point, and an object of the present invention is to provide a car handrail that can be easily used without getting on the upper surface of the car.
一実施の形態によるかご上手摺は、エレベータのかごの上方に、折り畳み可能に設けられたかご上手摺であって、各々が前記かごの上面に平行な第1方向に延び、前記第1方向と直交する第2方向に対向する一対の側面横桟と、前記第2方向に延び、前記一対の側面横桟の前記第1方向の一側の端部に接続した背面横桟と、対応する側面横桟を前記かごに接続した一対の縦桟と、を備えている。前記縦桟は、前記かごに対して、前記第2方向に垂直な平面内において回動可能に接続されるとともに、対応する前記側面横桟に枢着されている。そして、前記縦桟は、前記かごの上面に対して起立した起立位置と、前記起立位置よりも前記第1方向の一側に倒伏した倒伏位置との間で回動可能である。 The car handrail according to one embodiment is a car handrail foldably provided above an elevator car, each of which extends in a first direction parallel to an upper surface of the car, and A pair of side lateral rails facing in a second direction orthogonal to each other, a rear lateral rail extending in the second direction and connected to one end of the pair of side lateral rails in the first direction, and a corresponding side surface A pair of vertical rails each having a horizontal rail connected to the car. The vertical bar is rotatably connected to the car in a plane perpendicular to the second direction, and is pivotally attached to the corresponding side lateral bar. The vertical rail is rotatable between an upright position that stands upright with respect to the upper surface of the car and a downturned position that falls down to one side of the first direction from the upright position.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(第1の実施の形態)
図1乃至図4を参照し、第1の実施の形態におけるかご上手摺を有するエレベータについて説明する。
(First Embodiment)
An elevator having a car handrail according to the first embodiment will be described with reference to FIGS.
なお、以下の説明においては、ドア側から見て(図1参照)、エレベータのかごのドアが開閉する方向を左右方向と、乗客がかご内から出る方向を前方と、乗客がかご内に入り込む方向を後方と、鉛直方向を上下方向と言う。 In the following description, when viewed from the door side (see FIG. 1), the direction in which the elevator car door opens and closes is the left and right direction, the direction in which the passenger exits the car is forward, and the passenger enters the car. The direction is referred to as backward, and the vertical direction is referred to as vertical.
また、図3及び図4では、明確化のため、上梁を含むかご枠やガイドレール等の図示を省略する。 In addition, in FIGS. 3 and 4, illustration of a car frame including an upper beam, a guide rail, and the like are omitted for clarity.
図1及び図2に示したエレベータ100は、昇降路2内に配置された上下方向に延びる左右一対のかご側ガイドレール21L,21Rと、この一対のかご側ガイドレール21L,21Rに案内されて昇降路2の内部を昇降するかご20と、を備えている。かご20の前面には、左右方向に開閉する左右一対のドア20a,20bが設けられている。
The
また、かご20の後面20Mの側に配置されている釣合錘22は、左右一対の錘側ガイドレール23L,23Rに案内されて昇降路2の内部を昇降する。
Further, the
ドア20a,20bの側から見て左側のかご側ガイドレール21L及び錘側ガイドレール23Lの頂部間には、巻上機支持体24が掛け渡されており、その上面には巻上機25が載置され固定されている。
A hoisting
この巻上機25が回転駆動するメインシーブ26は、その外径が主ロープ27の外径から定まる必要最小限の寸法に設定されており、かつ巻上機25はこのメインシーブ26とほぼ同径で長軸なものとなっている。
The
また、昇降路2を鉛直方向上方から見たときに(平面視において)、巻上機25のメインシーブ26側の端部が釣合錘22の上方に位置しており、メインシーブ26とは反対側の端部(前端)25aがかご20の左側面20Lの前後方向の中央部上方に位置している。
When the
さらに、巻上機25及びメインシーブ26は同軸であり、その軸線は、ドア20a,20bの側から見てかご20の左側面20L、言い換えるとドア20a,20bの側から見て昇降路2の左側の内壁面2Lに平行に延びている。
Furthermore, the hoisting
加えて、メインシーブ26には主ロープ27が巻き掛けられており、かご20及び釣合錘22を釣瓶状に懸架している。
In addition, a
なお、図1及び図2において、参照番号800は、乗場最上階の構面を示している。したがって、図1及び図2から理解されるように、巻上機25は、最上階フロアレベルより上方に配置されている。
In FIGS. 1 and 2,
一方、かご20の上部には、かご枠の一部を構成している上梁28が左右方向に水平に延びている。
On the other hand, on the upper part of the
また、かご20の下面20dには、図1及び図2から理解されるように、鉛直方向上方から見たときに上梁28に対してX字形をなすように水平面内で前後左右方向に傾斜して延びるシーブ支持梁29が配設されている。
1 and 2, the
さらに、このシーブ支持梁29の両端部には、左右一対のかご側シーブ30L,30Rが、それぞれ回転自在に支持されている。これらのかご側シーブ30L,30Rは、図1及び図2から理解されるように、かご20の重心に対して対称に配置されている。
Further, a pair of left and right car-
また、図2に示すように、巻上機支持体24の下方且つドア20a,20bの側から見て左側のかご側シーブ30Lの上方には、2つのそらせシーブ50a,50bを含むそらせシーブユニット50が設けられている。そらせシーブユニット50は、巻上機支持体24の下面の中央部から、ドア20a,20bの側から見て左側の錘側ガイドレール23Lに向けて後方且つ下方に延びるそらせシーブベース50cを有しており、そらせシーブベース50cの下端部には2つのそらせシーブのうち一方のそらせシーブ、すなわち第1そらせシーブ50aが、そらせシーブベース50cの上端部には他方のそらせシーブ、すなわち第2そらせシーブ50bが、それぞれ回動自在に支持されている。
Also, as shown in FIG. 2, below the
主ロープ27のうちかご20を懸架する部分は、メインシーブ26からドア20a,20bの側から見て左側のかご側シーブ30Lに向かって、第1そらせシーブ50a及び第2そらせシーブ50bに、この配列順で巻回される部分27a(図2参照)と、左右一対のかご側シーブ30L,30Rの間で水平に延びる部分27b(図1参照)と、ドア20a,20bの側から見て右側のかご側シーブ30Rから上方に延びて右側のヒッチ部31に係止される部分27c(図1参照)とを有し、かご20を2:1ローピングで懸架している。このようにして、昇降路2の頂部に配置された巻上機25は、かご20に主ロープ27を介して連結されている。
The part of the
また、主ロープ27のうち釣合錘22を懸架する部分は、図2に示すように、メインシーブ26から下方に延びる部分27dと,左右一対の錘側シーブ22a,22bの間で水平に延びる部分27eと、ドア20a,20bの側から見て右側の錘側シーブ22bに巻回されてから上方に延びて後方のヒッチ部32に係止される部分27fとを有し、釣合錘22を2:1ローピングで懸架している。
As shown in FIG. 2, a portion of the
なお、後方のヒッチ部32は、左右一対の錘側ガイドレール23L,23Rの上端部に掛け渡された後方ヒッチ部支持体33の上面、且つ、右側の錘側ガイドレール23Rの上端部近傍に配設され、巻上機25と同じ高さレベルにある。
Note that the
図1及び図2に示すように、かご20の上方には、かご上手摺60が設けられている。かご上手摺60は、かご20の上面20e上に乗ってエレベータ100の保守・点検等のメンテナンス作業を行う保守作業員の安全を確保するためのものである。かご上手摺60は、その上下方向の寸法が小さくなるよう、折り畳み可能に設けられている。以下、図3及び図4を参照して、かご上手摺60について詳述する。
As shown in FIGS. 1 and 2, a
かご上手摺60は、各々がかご20の上面20eに平行な第1方向(図示の例では前後方向)D1に水平に延びる左右一対の第1側面横桟61L,61Rおよび左右一対の第2側面横桟62L,62Rを備えている。図示の例では、第1側面横桟61L,61Rおよび第2側面横桟62L,62Rは、それぞれ、長尺状の板状部材である。
The
左側の第1側面横桟61Lおよび第2側面横桟62Lは、かご20の左側面20Lに沿って延びている。左側の第2側面横桟62Lは、左側の第1側面横桟61Lの下方に配置されている。右側の第1側面横桟61Rおよび第2側面横桟62Rは、かご20の右側面20Rに沿って延びている。右側の第2側面横桟62Rは、右側の第1側面横桟61Rの下方に配置されている。左側の第1側面横桟61Lと右側の第1側面横桟61Rとは、第1方向D1と直交する第2方向(図示の例では左右方向)D2に対向している。また、左側の第2側面横桟62Rと右側の第2側面横桟62Rとは、第1方向D1と直交する第2方向D2に対向している。
The left
かご上手摺60は、また、第2方向D2に水平に延びる背面横桟63を備えている。図示の例では、背面横桟63も、長尺状の板状部材である。背面横桟63は、かご20の後面20Mに沿って延びている。背面横桟63は、その両端部において、一対の第1側面横桟61L,61Rの第1方向D1の一側(後側)の端部に接続している。
The
かご上手摺60は、また、左右一対の第1縦桟64L,64Rおよび左右一対の第2縦桟65L,65Rを有している。図示の例では、第1縦桟64L,64Rおよび第2縦桟65L,65Rは、それぞれ、角柱状に形成された部材である。
The
左側の第1縦桟64Lおよび第2縦桟65Lは、対応する(すなわち左側の)第1側面横桟61Lおよび第2側面横桟62Lを、かご20の上面20eに接続している。図3および図4に示す例では、左側の第1縦桟64Lおよび第2縦桟65Lは、それぞれ、後述する取付部材80La,80Lbを介して、左側の第1側面横桟61Lおよび第2側面横桟62Lを、かご20に接続している。
The first
左側の第1縦桟64Lおよび第2縦桟65Lは、かご20に対して、第2方向D2に垂直な平面内(すなわちかご20の左側面20Lに平行な平面内)において回動可能に接続されている。具体的には、第1縦桟64Lおよび第2縦桟65Lは、その一方の端部(起立位置において下端となる端部)が、後述する取付部材80La,80Lbに軸部材83La,83Lbを介して枢着されることにより、かご20に対して回動可能に接続されている。
The first
また、左側の第1縦桟64Lは、第2方向D2に延びる軸部材71La,72Laを介して、左側の第1側面横桟61Lおよび第2側面横桟62Lの、第1方向D1の他側(前側)の端部に枢着されている。また、左側の第2縦桟65Lは、第2方向D2に延びる軸部材71Lb,72Lbを介して、左側の第1側面横桟61Lおよび第2側面横桟62Lの、第1方向D1の一側(後側)の端部に枢着されている。
Further, the left first
左側の第1側面横桟61Lの両端部には、軸部材71La,71Lbが貫通する軸穴が設けられている。また、左側の第2側面横桟62Lの両端部には、軸部材72La,72Lbが貫通する軸穴が設けられている。なお、図示の例では、第1縦桟64Lの軸部材71La,72Laが貫通する軸穴および第2縦桟65Lの軸部材71Lb,72Lbが貫通する軸穴は、略真円の軸穴であるが、軸部材71La,71Lbが貫通する軸穴の一方および軸部材72La,72Lbが貫通する軸穴の一方は、第1方向(前後方向)D1に沿って延びる長孔であってもよい。
Shaft holes through which the shaft members 71La and 71Lb pass are provided at both end portions of the left first
そして、左側の第1縦桟64Lおよび第2縦桟65Lは、側面横桟61L,62Lに枢着されたまま、軸部材83La,83Lbの周りを、かご上面20eに対して起立した起立位置(図3に実線で示す位置)と、起立位置よりも第1方向D1の一側(後側)に倒伏した倒伏位置(図3に二点鎖線で示す位置)との間で回動可能である。
The first
同様に、右側の第1縦桟64Rおよび右側の第2縦桟65Rは、対応する(すなわち右側の)第1側面横桟61Rおよび第2側面横桟62Rを、かご20に接続している。図3および図4に示す例では、右側の第1縦桟64Rおよび第2縦桟65Rは、それぞれ、後述する取付部材80Ra,80Rbを介して、右側の第1側面横桟61Rおよび第2側面横桟62Rを、かご20の上面20eに接続している。
Similarly, the right first
右側の第1縦桟64Rおよび第2縦桟65Rは、かご20に対して、第2方向D2に垂直な平面内(すなわちかご20の右側面20Rに平行な平面内)において回動可能に接続されている。具体的には、第1縦桟64Rおよび第2縦桟65Rは、その一方の端部(起立位置において下端となる端部)が、後述する取付部材80Ra,80Rbに軸部材83Ra,83Rbを介して枢着されることにより、かご20に対して回動可能に接続されている。
The right first
また、右側の第1縦桟64Rは、第2方向D2に延びる軸部材71Ra,72Raを介して、右側の第1側面横桟61Rおよび第2側面横桟62Rの、第1方向D1の他側(前側)の端部に枢着されている。また、右側の第2縦桟65Rは、第2方向D2に延びる軸部材71Rb,72Rbを介して、右側の第1側面横桟61Rおよび第2側面横桟62Rの、第1方向D1の一側(後側)の端部に枢着されている。
In addition, the right first
右側の第1側面横桟61Rの両端部には、軸部材71Ra,71Rbが貫通する軸穴が設けられている。また、左側の第2側面横桟62Rの両端部には、軸部材72Ra,72Rbが貫通する軸穴が設けられている。なお、図示の例では、第1縦桟64Rの軸部材71Ra,72Raが貫通する軸穴および第2縦桟65Rの軸部材71Rb,72Rbが貫通する軸穴は、略真円の軸穴であるが、軸部材71Ra,71Rbが貫通する軸穴の一方および軸部材72Ra,72Rbが貫通する軸穴の一方は、第1方向(前後方向)D1に沿って延びる長孔であってもよい。
Shaft holes through which the shaft members 71Ra and 71Rb penetrate are provided at both ends of the right first
そして、右側の第1縦桟64Rおよび第2縦桟65Rは、側面横桟61R,62Rに枢着されたまま、軸部材83Ra,83Rbの周りを、かご上面20eに対して起立した起立位置(図3で実線で示す位置)と、起立位置よりも第1方向D1の一側(後側)に倒伏した倒伏位置(図3で二点鎖線で示す位置)との間で回動可能である。
The first
図3および図4に示す例では、かご上面20eに、4つの取付部材80La,80Lb,80Ra,80Rbが固定されている。4つの取付部材80La,80Lb,80Ra,80Rbは、上述の縦桟64L,65L,64R,65Rの一方の端部(起立位置において下端となる端部)の位置に対応して設けられている。
In the example shown in FIGS. 3 and 4, four mounting members 80La, 80Lb, 80Ra, and 80Rb are fixed to the car
図3に示す例では、左側の第1取付部材80Laおよび第2取付部材80Lbは、それぞれ、左右一対の支持部材81La,82Laおよび左右一対の支持部材81Lb,82Lbを有している。左右一対の支持部材81La,82Laおよび左右一対の支持部材81Lb,82Lbは、それぞれ、第2方向D2に延びる軸部材83La,83Lbの両端部を支持する。上述のように、左側の第1縦桟64Lおよび第2縦桟65Lは、それぞれ、取付部材80La,80Lbに、軸部材83La,83Lbを介して枢着されている。
In the example shown in FIG. 3, the first mounting member 80La and the second mounting member 80Lb on the left side have a pair of left and right support members 81La and 82La and a pair of right and left support members 81Lb and 82Lb, respectively. The pair of left and right support members 81La and 82La and the pair of left and right support members 81Lb and 82Lb respectively support both end portions of the shaft members 83La and 83Lb extending in the second direction D2. As described above, the left first
また、図3に示す例では、右側の第1取付部材80Raおよび第2取付部材80Rbは、それぞれ、左右一対の支持部材81Ra,82Raおよび左右一対の支持部材81Rb,82Rbを有している。左右一対の支持部材81Ra,82Raおよび左右一対の支持部材81Rb,82Rbは、それぞれ、第2方向D2に延びる軸部材83Ra,83Rbの両端部を支持する。上述のように、右側の第1縦桟64Rおよび第2縦桟65Rは、それぞれ、取付部材80Ra,80Rbに、軸部材83Ra,83Rbを介して枢着されている。
In the example shown in FIG. 3, the first mounting member 80Ra and the second mounting member 80Rb on the right side have a pair of left and right support members 81Ra and 82Ra and a pair of right and left support members 81Rb and 82Rb, respectively. The pair of left and right support members 81Ra, 82Ra and the pair of left and right support members 81Rb, 82Rb respectively support both end portions of the shaft members 83Ra, 83Rb extending in the second direction D2. As described above, the first
なお、後側の第2取付部材80Lb,80Rbの配置(したがって後側の第2縦桟65L,65Rの配置)は、図4に示すように、第2縦桟65L,65Rが倒伏位置にあるとき(すなわちかご上手摺60が折り畳み状態にあるとき)、第2縦桟65L,65Rの一部が第1方向D1の一側の端部(後端)よりも一側(後側)にはみ出すことのないように決定される。図3に示す例では、前側の第1取付部材80La,80Raは、かご上面20eの前端の近傍(第1方向D1の他側の端部の近傍)に配置されている。一方、後側の第2取付部材80Lb,80Rbは、前後方向(第1方向D1)におけるかご上面20eの中央領域に配置されている。
The arrangement of the rear second attachment members 80Lb, 80Rb (and thus the arrangement of the rear second
かご上手摺60は、更に、起立位置にある第1縦桟64L,64Rの第1方向D1の他側(前側)への傾倒を防止する傾倒防止部85L,85Rを備えている。
The
図3および図4に示す例では、傾倒防止部85L,85Rは、かご20の上面20eに固定されている。具体的には、傾倒防止部85L,85Rは、それぞれ、左第1取付部材80Laおよび右第1取付部材80Raに固定され、当該取付部材80La,80Raを介してかご上面20eに固定されている。傾倒防止部85L,85Rは、第2方向D2に延びる板状部材である。傾倒防止部85L,85Rは、それぞれ、第1取付部材80La,80Raによって支持される軸部材83La,83Raの前方且つ上方に配置され、その両端部が一対の支持部材81La,82Laおよび一対の支持部材81Ra,82Raに固定されている。このような傾倒防止部85L,85Rは、第1縦桟64L,64Rが起立位置にあるとき、第1縦桟64L,64Rの前面に当接し、第1縦桟64L,64Rが第1方向D1の他側(前側)に傾倒することを防止することができる。また、第1縦桟64L,64Rの起立位置と倒伏位置との間の回動を妨げない。なお、第1縦桟64L,64Rの傾倒が防止されることで、起立位置にある第2縦桟65L,65Rの第1方向D1の他側(前側)への傾倒も防止される。
In the example shown in FIGS. 3 and 4, the
なお、傾倒防止部85L,85Rは、それぞれ、第1取付部材80La,80Raによって支持される軸部材83La,83Raの後方且つ下方に配置されていてもよい。このような傾倒防止部85L,85Rは、第1縦桟64L,64Rが起立位置にあるとき、第1縦桟64L,64Rの後面に当接し、第1縦桟64L,64Rが第1方向D1の他側(前側)に傾倒することを防止することができる。また、第1縦桟64L,64Rの起立位置と倒伏位置との間の回動を妨げない。
Note that the
さらに、傾倒防止部85L,85Rは、起立位置にある第2縦桟65L,65Rの第1方向D1の他側(前側)への傾倒を防止するものであってもよい。また、傾倒防止部85L,85Rは、かご20の上面20eに直接固定されていてもよい。
Further, the
次に、このような構成からなる第1の実施の形態の作用について説明する。 Next, the operation of the first embodiment having such a configuration will be described.
まず、通常運転時におけるエレベータ100の作用について説明する。通常運転時において、巻上機25がメインシーブ26を回転駆動することにより、かご20が、左右一対のかご側ガイドレール21L,21Rに沿って昇降路2の内部を昇降する。同時に、釣合錘22が、左右一対の錘側ガイドレール23L,23Rに案内されて昇降路2の内部を昇降する。この時、かご上手摺60は、縦桟64L,65L,64R,65Rが倒伏位置にある折り畳み状態になっている(図4参照)。
First, the operation of the
次に、エレベータ100の保守・点検・交換等のメンテナンス作業時において、巻上機25によってメインシーブ26を回転駆動させ、かご上面20eの位置を、保守作業員のいる乗場階の位置に調節する。そして、保守作業員は、乗場階から第1縦桟64L,64Rを引っ張って、その一方の端部(取付部材80La,80Ra側の端部)の軸部材83La,83Raの周りを回動させ、起立位置に起立させる。このとき、第1縦桟64L,64Rは、側面横桟61L,62L,61R,62Rに対して回動しながら起立する。
Next, during maintenance work such as maintenance, inspection and replacement of the
第1縦桟64L,64Rが引っ張られることにより、第2縦桟65L,65Rも側面横桟61L,62L,61R,62Rを介して引っ張られ、その一方の端部(取付部材80Lb,80Rb側の端部)の軸部材83Lb,83Rbの周りを回動して、起立位置に起立する。このとき、第2縦桟65L,65Rは、対応する側面横桟61L,62L,61R,62Rに対して回動しながら起立する。
When the first
縦桟64L,64R,65L,65Rの回動にともなって、第1側面横桟61L,61Rおよび第2側面横桟62L,62Rが前方かつ上方に移動し、かご上手摺60の上下方向の寸法が大きくなる。また、第1側面横桟61L,61Rの移動にともなって、第1側面横桟61L,61Rに接続した背面横桟63も、前方かつ上方に移動する。
With the rotation of the
これにより、かご上手摺60は、折り畳み状態から、縦桟64L,65L,64R,65Rが起立位置にある使用状態になる(図3参照)。
Thereby, the
かご上手摺60の使用状態において、縦桟64L,64Rは、それぞれ傾倒防止部85L,85Rに当接しているため、縦桟64L,64Rだけでなく縦桟65L,65Rが前側(第1方向D1の他側)に傾倒することが防止される。また、背面横桟63が前側(第1方向D1の他側)に傾倒することが防止される。
In the use state of the
そして、保守作業員は、かご上面20eに乗り込み、メンテナンス作業を行う。この時、保守作業員は、かご上手摺60の内側において、あるいは、かご上手摺60に掴まって、メンテナンス作業を行う。
Then, the maintenance worker gets on the car
メンテナンス作業が終了すると、保守作業員は、かご上面20eから乗場階に移動する。そして、乗場階から第1縦桟64L,64Rを押して、それぞれ、軸部材83La,83Raの周りを回動させ、倒伏位置に倒伏させる。このとき、第1縦桟64L,64Rは、対応する側面横桟61L,62Lおよび側面横桟61R,62Rに対して回動しながら倒伏する。
When the maintenance work is completed, the maintenance worker moves from the car
第1縦桟64L,64Rが押されることにより、第2縦桟65L,65Rも側面横桟61L,62L,61R,62Rを介して押され、それぞれ、軸部材83Lb,83Rbの周りを回動して、倒伏位置に倒伏する。このとき、第2縦桟65L,65Rは、対応する側面横桟61L,62L,61R,62Rに対して回動しながら倒伏する。
When the first
縦桟64L,64R,65L,65Rの回動にともなって、第1側面横桟61L,61Rおよび第2側面横桟61L,61Rが後方かつ下方に移動し、かご上手摺60の上下方向の寸法が小さくなる。また、第1側面横桟61L,61Rの移動にともなって、第1側面横桟61L,61Rに接続した背面横桟63も、後方かつ下方に移動する。
With the rotation of the
これにより、かご上手摺60は、使用状態から、縦桟64L,64R,65L,65Rが倒伏位置にある折り畳み状態になる。
Thereby, the
このように第1の実施の形態によれば、かご上手摺60は、エレベータ100のかご20の上方に、折り畳み可能に設けられ、各々がかご20の上面20eに平行な第1方向D1に延び、第1方向D1と直交する第2方向D2に対向する一対の側面横桟61L,61Rと、第2方向D2に延び、一対の側面横桟61L,61Rの第1方向D1の一側の端部に接続した背面横桟63と、対応する側面横桟61L,61Rをかご20に接続した一対の縦桟64L,64R;65L,65Rと、を備えている。縦桟64L,64R;65L,65Rは、かご20に対して、第2方向D2に垂直な平面内において回動可能に接続されるとともに、対応する側面横桟61L,61Rに枢着されている。そして、縦桟64L,64R;65L,65Rは、かご20の上面に対して起立した起立位置と、起立位置よりも第1方向D1の一側に倒伏した倒伏位置との間で回動可能である。
Thus, according to the first embodiment, the
このようなかご上手摺60は、縦桟64L,64R;65L,65R(あるいは側面横桟61L,61R)を第1方向D1に引っ張るかまたは押すだけで、簡単に使用状態および折り畳み状態にすることができる。したがって、かご上手摺60を構成する各部材を互いに対して組み付ける組み付け作業を必要とせず、作業性が良い。組付作業が不要なので、組付作業中にかご上手摺60を構成する部材(例えば縦桟や側面横桟など)が倒れて保守作業員がけがをする、という虞もない。さらに、縦桟64L,64R;65L,65R(あるいは側面横桟61L,61R)を第1方向D1に引っ張るかまたは押すだけなので、保守作業員は、乗場階にいながらかご上手摺60を使用状態および折り畳み状態にすることができる。したがって、保守作業員は、かご上手摺60が使用状態となっていない状態でかご上面20eに乗る必要がない。このため、保守作業員がかご上面20eから転落する危険性を、低減させることができる。
Such a
また、第1の実施形態によれば、かご20の上面20eに、取付部材80La,80Ra;80Lb,80Rbが設けられている。そして、縦桟64L,64R;65L,65Rは、取付部材80La,80Ra;80Lb,80Rbに、軸部材83La,83Ra;83Lb,83Rbを介して枢着されている。このような取付部材80La,80Ra;80Lb,80Rbによって、縦桟64L,64R;65L,65Rを、かご20に対して、第2方向D2に垂直な平面内において回動可能に接続することができる。
Further, according to the first embodiment, the attachment members 80La, 80Ra; 80Lb, 80Rb are provided on the
また第1の実施の形態によれば、かご上手摺60は、起立位置にある縦桟64L,64R;65L,65Rの第1方向D1の他側への傾倒を防止する傾倒防止部85L,85Rを更に備えている。このことにより、使用状態のかご上手摺60の内側で保守作業員がメンテナンス作業を行っている間、縦桟64L,64R;65L,65Rと共に背面横桟63が保守作業員に向かって倒れることがなく、安全である。
Further, according to the first embodiment, the
具体的には、傾倒防止部85L,85Rは、かご20の上面20eに固定され、縦桟64L,64R;65L,65Rが起立位置にあるとき縦桟64L,64R;65L,65Rに当接して縦桟64L,64R;65L,65Rの第1方向D1の他側への傾倒を防止する。
Specifically, the
(第2の実施の形態)
次に、図5乃至図7を参照し、第2の実施の形態におけるかご上手摺について説明する。
(Second embodiment)
Next, a car handrail according to the second embodiment will be described with reference to FIGS.
図5乃至図7に示す第2の実施の形態においては、かごの上面に取付部材が設けられておらず、第1縦桟が、固定側面横桟を介してかごに接続されている点が異なる。また、傾倒防止部がかごの上面に固定されていない点が異なる。その他の構成は、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と略同一である。図5乃至図7に示す第2の実施の形態において、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。また、図5乃至図7においても、明確化のため、上枠以外のかご枠やガイドレール等の図示を省略する。 In the second embodiment shown in FIGS. 5 to 7, the mounting member is not provided on the upper surface of the car, and the first vertical rail is connected to the car via the fixed side horizontal rail. different. Another difference is that the tilt preventing portion is not fixed to the upper surface of the car. Other configurations are substantially the same as those of the first embodiment shown in FIGS. In the second embodiment shown in FIGS. 5 to 7, the same parts as those in the first embodiment shown in FIGS. 1 to 4 are denoted by the same reference numerals, and detailed description is omitted. Also in FIGS. 5 to 7, illustration of a car frame other than the upper frame, a guide rail, and the like is omitted for clarity.
図5乃至図7に示すかご上手摺160では、第2側面横桟62L,62Rは、かご20に固定された固定側面横桟である。詳細には、図5乃至図7に示す例では、かご20の上方で左右方向(第2方向D2)に水平に延びる上梁28の両端部に、左右一対のブラケット180L,180Rが固定されている。そして、固定側面横桟62L,62Rは、それぞれ、ブラケット180L,180Rに固定されている。すなわち、固定側面横桟62L,62Rは、ブラケット180L,180Rおよび上梁28を介してかご20に固定されている。そして、左側の縦桟64L,65Lは、左側の固定側面横桟62Lの他側(前側)の端部と一側(後側)の端部に、軸部材72La,72Lbを介して枢着されている。また、右側の縦桟64R,65Rは、右側の固定側面横桟62Rの他側(前側)の端部と一側(後側)の端部に、軸部材72Ra,72Rbを介して枢着されている。また、縦桟64L,65L,64R,65Rの一方の端部(起立位置において下端となる端部)は、かご20に接続されていない。
In the
そして、縦桟64L,65L,64R,65Rは、かご20に対して、第2方向に垂直な平面内において回動可能に接続されている。図5乃至図7に示す例では、縦桟64L,65L,64R,65Rは、対応する固定側面横桟62L,62R並びに対応するブラケット180L,180Rおよび上梁28を介して、かご20に接続されている。
The
図5乃至図7に示す例では、縦桟64L,65L,64R,65Rは、それぞれ、対応する固定側面横桟62L,62Rを貫通する軸部材72La,72Lb,72Ra,72Rbの周りを、かご20に対して回動可能である。そして、縦桟64L,65L,64R,65Rは、対応する側面横桟61L,61Rに枢着されたまま、起立位置と倒伏位置との間で回動可能である。
In the example shown in FIGS. 5 to 7, the
なお、縦桟64L,65L,64R,65Rの配置(したがって固定側面横桟62L,62Rを貫通する軸部材72La,72Lb,72Ra,72Rbの配置)は、縦桟64L,65L,64R,65Rが倒伏位置にあるとき(すなわちかご上手摺60が折り畳み状態にあるとき)、第1縦桟64L,64Rの一部がかご20の第1方向D1の他側の端部(前端)よりも他側(前側)にはみ出すことがなく、且つ、第2縦桟65L,65Rの一部がかご20の第1方向D1の一側の端部(後端)よりも一側(後側)にはみ出すことのないように決定される。図3に示す例では、前側の軸部材72La,72Raは、かご上面20eの前端から後方にある程度離間した位置に配置される。また、後側の軸部材72Lb,72Rbは、かご上面20eの後端から前方にある程度離間した位置に配置される。
The arrangement of the
図5乃至図7に示すように、かご上手摺160は、固定側面横桟62L,62Rに固定された傾倒防止部185L,185Rを有する。図6に示すように、傾倒防止部185Lは、第1縦桟64Lがその周りを回動する軸部材72Laの後方且つ下方に配置されている。傾倒防止部185Lは、固定側面横桟62Lから第2方向D2に、第1縦桟64Lが枢着されている側に突出している。同様に、傾倒防止部185Rは、第1縦桟64Rがその周りを回動する軸部材72Raの後方且つ下方に配置されている。傾倒防止部185Rは、固定側面横桟62Rから第2方向D2に、第1縦桟64Rが枢着されている側に突出する。
As shown in FIGS. 5 to 7, the
このような傾倒防止部185L,185Rは、第1縦桟64L,64Rが起立位置にあるとき、第1縦桟64L,64Rの後面に当接し、第1縦桟64L,64Rが第1方向D1の他側(前側)に傾倒することを防止することができる。また、第1縦桟64L,64Rの起立位置と倒伏位置との間の回動を妨げない。
When the first
なお、傾倒防止部185L,185Rは、第1縦桟64L,64Rが周りを回動する軸部材72Laの前方且つ上方に配置されていてもよい。この場合、傾倒防止部185L,185Rは、第1縦桟64L,64Rが起立位置にあるとき第1縦桟64L,64Rの前面に当接して第1縦桟64L,64Rの第1方向D1の他側(前側)への傾倒を防止する。
The
また、傾倒防止部185L,185Rは、第1側面横桟61L,61Rに固定されていてもよい。
Further, the
また、傾倒防止部185L,185Rは、第1縦桟64L,64Rに固定されていてもよい。この場合、傾倒防止部185L,185Rは、第1縦桟64L,64Rが起立位置にあるとき側面横桟61L,61Rまたは側面横桟62L,62Rに当接して第1縦桟64L,64Rの第1方向の他側(前側)への傾倒を防止する。
Further, the
さらに、傾倒防止部185L,185Rは、側面横桟61L,61Rまたは側面横桟62L,62Rに固定され、第2縦桟65L,65Rが起立位置にあるとき第2縦桟65L,65Rに当接して第2縦桟65L,65Rの第1方向D1の他側への傾倒を防止するものであってもよい。また、傾倒防止部185L,185Rは、第2縦桟65L,65Rに固定され、第2縦桟65L,65Rが起立位置にあるとき側面横桟61L,61Rまたは側面横桟62L,62Rに当接して第2縦桟65L,65Rの第1方向D1の他側への傾倒を防止するものであってもよい。
Further, the
次に、このような構成からなる第2の実施の形態の作用について説明する。 Next, the operation of the second embodiment having such a configuration will be described.
エレベータ100の保守・点検・交換等のメンテナンス作業時において、巻上機25によってメインシーブ26を回転駆動させ、かご上面20eの位置を、保守作業員のいる乗場階の位置に調節する。そして、保守作業員は、乗場階から第1縦桟64L,64Rを押して(あるいは引っ張って)、固定側面横桟62L,62Rを貫通する軸部材72La,72Raの周りを回動させ、起立位置に起立させる。このとき、第1縦桟64L,64Rは、対応する第1側面横桟61L,61Rに対して回動しながら起立する。
During maintenance work such as maintenance, inspection, and replacement of the
第1縦桟64L,64Rが回動することにより、第2縦桟65L,65Rが、第1側面横桟61L,61Rを介して引っ張られ、固定側面横桟62L,62Rを貫通する軸部材72Lb,72Rbの周りを回動して、起立位置に起立する。このとき、第2縦桟65L,65Rは、対応する第1側面横桟61L,61Rに対して回動しながら起立する。
As the first
縦桟64L,64R, 65L,65Rの回動にともなって、第1側面横桟61L,61Rが前方かつ上方に移動し、かご上手摺60の上下方向の寸法が大きくなる。また、第1側面横桟61L,61Rの移動にともなって、第1側面横桟61L,61Rに接続した背面横桟63も、前方かつ上方に移動する。
As the
これにより、かご上手摺60は、折り畳み状態(図7参照)から、縦桟64L,64R,65L,65Rが起立位置にある使用状態(図5参照)になる。かご上手摺60の使用状態において、縦桟64L,64Rは、傾倒防止部185L,185Rに当接しているため、縦桟64L,64Rだけでなく縦桟65L,65Rが前側(第1方向D1の他側)に傾倒することが防止される。また、背面横桟63が前側(第1方向D1の他側)に傾倒することが防止される。
Thereby, the
そして、保守作業員は、かご20の上面20eに乗り込み、メンテナンス作業を行う。この時、保守作業員は、かご上手摺60の内側において、あるいは、かご上手摺60に掴まって、メンテナンス作業を行う。
Then, the maintenance worker gets on the
メンテナンス作業が終了すると、保守作業員は、かご20の上面20eから乗場階に移動する。そして、乗場階から第1縦桟64L,64Rを押して(あるいは引っ張って)、軸部材72La,72Raの周りを回動させ、倒伏位置に倒伏させる。このとき、第1縦桟64L,64Rは、対応する第1側面横桟61L,61Rに対して回動しながら倒伏する。
When the maintenance work is completed, the maintenance worker moves from the
第1縦桟64L,64Rが回動することにより、第2縦桟65L,65Rは第1側面横桟61L,61Rを介して押され、軸部材72Lb,72Rbの周りを回動して、倒伏位置に倒伏する。このとき、第2縦桟65L,65Rは、対応する第1側面横桟61L,61Rに対して回動しながら倒伏する。
As the first
縦桟64L,65L,64R,65Rの回動にともなって、第1側面横桟61L,61Rが後方かつ下方に移動し、かご上手摺60の上下方向の寸法が小さくなる。また、第1側面横桟61L,61Rの移動にともなって、第1側面横桟61L,61Rに接続した背面横桟63も、後方かつ下方に移動する。
As the
これにより、かご上手摺60は、使用状態から、縦桟64L,64R,65L,65Rが倒伏位置にある折り畳み状態になる(図7参照)。
As a result, the
このように第2の実施の形態によれば、かご20の上面20eに固定され、第1方向D1に延び、側面横桟61L,61Rの下方に配置された固定側面横桟62L,62Rを更に備えている。そして、縦桟64L,64R;65L,65Rは、固定側面横桟62L,62Rを介してかご20に接続され、縦桟64L,64R;65L,65Rは、固定側面横桟62L,62Rに枢着されている。このような固定側面横桟62L,62Rによっても、縦桟64L,64R;65L,65Rを、かご20に対して、第2方向D2に垂直な平面内において回動可能に接続することができる。
As described above, according to the second embodiment, the fixed side rails 62L, 62R fixed to the
また、第2の実施の形態によれば、傾倒防止部185L,185Rは、縦桟64L,64R;65L,65Rおよび対応する側面横桟61L,61R,62L,62Rの一方に固定され、縦桟64L,64R;65L,65Rが起立位置にあるとき縦桟64L,64R;65L,65Rおよび対応する側面横桟61L,61R,62L,62Rの他方に当接して縦桟64L,64Rの第1方向D1の他側への傾倒を防止する。このような傾倒防止部185L,185Rによっても、使用状態のかご上手摺60の内側で保守作業員がメンテナンス作業を行っている間、縦桟64L,64R;65L,65Rと共に背面横桟63が保守作業員に向かって倒れることがなく、安全である。
Further, according to the second embodiment, the
(傾倒防止部の変形例)
次に、図8および図9を参照し、傾倒防止部の変形例について説明する。
(Modification of tilt prevention unit)
Next, with reference to FIGS. 8 and 9, a modified example of the tilt prevention unit will be described.
図8および図9に示す傾倒防止部が設けられる縦桟および側面横桟の構成は、図5乃至図7に示す第2の実施の形態と略同一である。図8および図9に示す変形例において、図5乃至図7に示す第2の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。 The configurations of the vertical crosspiece and the side horizontal crosspiece provided with the tilt preventing portions shown in FIGS. 8 and 9 are substantially the same as those of the second embodiment shown in FIGS. In the modified examples shown in FIGS. 8 and 9, the same parts as those in the second embodiment shown in FIGS. 5 to 7 are denoted by the same reference numerals, and detailed description is omitted.
図8および図9に示す傾倒防止部285は、右側の第1縦桟64Rに設けられた傾倒防止用軸部材287と、右側の第2側面横桟62Rに設けられた切り欠き部288と、を有している。傾倒防止用軸部材287は、第1縦桟64Rが起立位置にあるときに切り欠き部288に受容されるように移動可能に設けられている
8 and 9 includes a tilt preventing
より具体的には、第1縦桟64Rの第2側面横桟62Rと対向する面に、傾倒防止用軸部材287を案内する溝289が設けられている。溝289は、軸部材72Raと軸部材71Raとの間を、第1縦桟64Rの長手方向に沿って延びる第1溝部分289aと、第1溝部分289aと非平行な方向に延びる部分を含む第2溝部分289bと、を有する。第1溝部分289aは、第1縦桟64Rが起立位置にあるときに、側面視において、その軸部材72Ra側(第2側面横桟62R側)の端部が第2側面横桟62Rと重なり、その他の部分が第1縦桟64Rの第2側面横桟62Rと重なる領域から延び出すように設けられている(図9(a)参照)。第2溝部分289bは、第1溝部分289aの軸部材71Ra側の端部に接続している。
More specifically, a
溝289には、第2方向D2に延びる傾倒防止用軸部材287が、嵌め込まれている。傾倒防止用軸部材287は、溝289に沿って移動することができる。傾倒防止用軸部材287の一部は、第1縦桟64Rから第2側面横桟62Rが枢着されている側に突出している。なお、第2溝部分289bは、傾倒防止用軸部材287が第2溝部分289b内に位置する状態において、傾倒防止用軸部材287が第1縦桟64Rが起立位置と倒伏位置との間の回動を妨げることのないように(すなわち第2側面横桟62Rと干渉することのないように)設けられている。
A
切り欠き部288は、第2側面横桟62Rの、第1縦桟64Rが枢着されている側の端部に設けられている。図示の例では、切り欠き部288は、第1縦桟64Rを貫通する軸部材72Raの上方で、第2側面横桟62Rの上縁部が切り欠かれて形成されている。そして、切り欠き部288は、第1縦桟64Rが起立位置にあるときに、第1溝部分289aの第2側面横桟62R側の端部に位置する傾倒防止用軸部材287を、下方から受容することができる。
The
このような傾倒防止部185L,185Rは、第1縦桟64Rが起立位置にあるとき、傾倒防止用軸部材287を第2側面横桟62Rの切り欠き部288内に配置することで、第1縦桟64Rと第2側面横桟62Rとの相対的な回動を規制することができる。したがって、かご上手摺160が使用状態にあるときに、第1縦桟64Rが第1方向D1の他側(前側)に傾倒することを防止することができるだけでなく、第1縦桟64Rが第1方向D1の一側(後側)に倒伏することも防止することができる。また、傾倒防止用軸部材287を第2側面横桟62Rの切り欠き部288の外に配置することで、第1縦桟64Rと第2側面横桟62Rとの相対的な回動を可能にすることができる(すなわち、かご上手摺160を折り畳むことができる)。
Such
なお、傾倒防止用軸部材287が、第2側面横桟62Lに移動可能に設けられて、切り欠き部288が、第1縦桟62Rに設けられていてもよい。そして、傾倒防止用軸部材287が、第1縦桟64Rが起立位置にあるときに切り欠き部288に受容されるようになっていてもよい。
Note that the tilt preventing
また、同様の傾倒防止部285が、左側の第1縦桟64Lおよび左側の第2側面横桟62Lに設けられていてもよい。また、同様の傾倒防止部285が、第2縦桟65L;65Rおよび対応する第2側面横桟62L;62Rに設けられていてもよい。
Further, the similar
さらに、傾倒防止部285は、縦桟64L;65L;64R;65Rに設けられた傾倒防止用軸部材287と、対応する第1側面横桟61L;61Rに設けられた切り欠き部288と、を有し、傾倒防止用軸部材287は、縦桟64L;65L;64R;65Rが起立位置にあるときに切り欠き部288に受容されるように移動可能に設けられていてもよい。また、傾倒防止部285は、縦桟64L;65L;64R;65Rに設けられた切り欠き部288と、対応する第1側面横桟61L;61Rに設けられた傾倒防止用軸部材287とを有し、傾倒防止用軸部材287は、縦桟64L;65L;64R;65Rが起立位置にあるときに切り欠き部288に受容されるように移動可能に設けられていてもよい。
Further, the
次に、このような構成からなる傾倒防止部285の作用について説明する。
Next, the operation of the
まず、かご上手摺160が使用状態にあり、第1縦桟64Rが起立位置にある場合、第1縦桟64Rの第1溝部分289aの延びる方向と、切り欠き部288が傾倒防止用軸部材287を受容可能な方向と、が一致している。この状態で、傾倒防止用軸部材287を、第1溝部分289a内を移動させて、第2側面横桟62Rの切り欠き部288内に配置する(図9(a)参照)。これにより、第1縦桟64Rと第2側面横桟62Rとの相対的な回動が規制される。この結果、第1縦桟64Rの第1方向D1の他側(前側)への傾倒だけでなく、一側(後側)への倒伏も防止される。
First, when the
次に、かご上手摺160を折り畳み状態にする場合、まず、傾倒防止用軸部材287を第1溝部分289aに沿って上方に、切り欠き部288の外に移動させる。そして、第2溝部分289b内に配置する(図9(b)参照)。その後、第1縦桟64Rを倒伏位置に倒伏させる。このとき、傾倒防止用軸部材287は、第2溝部分289b内に保持されて、第1縦桟64Rの倒伏位置への回動を妨げない(図9(c)参照)。
Next, when bringing the
なお、溝289は、第1縦桟64Rが起立位置にあるとき、傾倒防止用軸部材287が自重によって、第1溝部分289a内を第2側面横桟62Rに向けて移動して、切り欠き部288に受容されるように設計されていてもよい。
Note that when the first
このように変形例によれば、傾倒防止部285は、縦桟64L;65L;64R;65Rおよび対応する側面横桟61L;62L;61R;62Rの一方に設けられた傾倒防止用軸部材287と、縦桟64L;65L;64R;65Rおよび対応する側面横桟61L;62L;61R;62Rの他方に設けられた切り欠き部288と、を有し、傾倒防止用軸部材287は、縦桟64L;65L;64R;65Rが起立位置にあるときに切り欠き部288に受容されるように移動可能に設けられている。このような傾倒防止部285によっても、使用状態のかご上手摺60の内側で保守作業員がメンテナンス作業を行っている間、縦桟64L,64R;65L,65Rと共に背面横桟63が保守作業員に向かって倒れることがなく、安全である。
As described above, according to the modification, the
(第3の実施の形態)
次に、図10および図11を参照し、第3の実施の形態におけるかご上手摺について説明する。
(Third embodiment)
Next, a car handrail according to the third embodiment will be described with reference to FIGS. 10 and 11.
図10および図11に示す第4の実施の形態においては、背面横桟が第1方向にスライド可能である点が異なるが、他の構成は、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と略同一である。図10および図11に示す第4の実施の形態において、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。また、図10および図11においても、明確化のため、上梁を含むかご枠やガイドレール等の図示を省略する。 The fourth embodiment shown in FIGS. 10 and 11 is different from the first embodiment shown in FIGS. 1 to 4 in that the rear cross rail is slidable in the first direction. It is almost the same as the form. In the fourth embodiment shown in FIGS. 10 and 11, the same parts as those in the first embodiment shown in FIGS. 1 to 4 are denoted by the same reference numerals, and detailed description is omitted. Also in FIGS. 10 and 11, illustration of a car frame including an upper beam, a guide rail, and the like are omitted for clarity.
図10および図11に示すかご上手摺260の背面横桟63は、背面横桟63を第1方向D1にスライド可能に支持する左右一対のスライド機構90L,90Rを介して第1側面横桟61L,61Rの第1方向D1の一側(後側)の端部に接続されている。そして、第1側面横桟61L,61Rに最も接近した収納位置(図10参照)と、第1側面横桟61L,61Rから最も離間した延長位置(図11参照)と、の間をスライド可能である。
The rear
ここで、上述のように、かご上手摺260は、折り畳み状態においてその一部が、平面視において、かご20の外側にはみ出すことのないように設計されている。このため、縦桟64L,64R,65L,65Rを配置可能な位置が、制限される。図10および図11に示す例では、第2縦桟65L,65Rは、倒伏位置にあるときにその一部がかご20の第1方向(前後方向)D1の一側の端部(後端)よりも一側(後側)にはみ出ないよう配置されている。したがって、第2縦桟65L,65Rは、起立位置にあるとき、当該一側の端部(後端)から他側(前側)に離間した位置で起立する。
Here, as described above, the
このようなかご上手摺260において、背面横桟63は、第1方向D1にスライドさせることができるようになっている。そして、かご上手摺260が使用状態にあるときに、縦桟64L,64R,65L,65Rおよび側面横桟61L,62L,61R,62Rで囲まれる領域よりもさらに広い領域を、かご上手摺260によって囲むことができるようになっている。
In such a
より具体的には、図10および図11に示す例では、左側のスライド機構90Lは、第1側面横桟61Lに沿って延びる基板91Lを有する。基板91Lは、第1側面横桟61Lに沿って延びている。基板91Lの第1側面横桟61Lと対向する面には、第1方向D1に沿って延びるスライダ92Lが設けられている。スライド機構90Lは、また、第1側面横桟61Lの基板91Lと対向する面に設けられた、第1方向D1に沿って延びるスライドレール93Lを有している。スライドレール93Lにはスライダ92Lが装着されており、基板91Lを第1方向D1に沿って移動させることができるようになっている。
More specifically, in the examples shown in FIGS. 10 and 11, the
また、右側のスライド機構90Rは、第1側面横桟61Rに沿って延びる基板91Rを有する。基板91Rの第1側面横桟61Rと対向する面には、第1方向D1に沿って延びるスライダ92Rが設けられている。スライド機構90Rは、また、第1側面横桟61Rの基板91Rと対向する面に設けられた、第1方向D1に沿って延びるスライドレール93Rを有している。スライドレール93Rにはスライダ92Rが装着されており、基板91Rを第1方向D1に沿って移動させることができるようになっている。
Further, the
以上のような左右一対のスライド機構90L,90Rの基板91L,91Rに、背面横桟63の両端部が接続されている。これにより、背面横桟63は、第1方向D1に沿って、図10に示す収納位置と、図11に示す延長位置との間でスライドすることができるようになっている。
Both ends of the rear
さらに、図示の例では、スライド機構90L,90Rは、背面横桟63が収納位置よりも延長位置側にあるときに縦桟65L,65Rの上端面に当接して縦桟65L,65Rが起立位置から倒伏位置側へ回動することを規制する折り畳み規制部材96L,96Rを有している。これにより、背面横桟63が収納位置よりも延長位置側にスライドされた状態でかご上手摺260が折り畳まれて、折り畳み状態にあるかご上手摺260の一部が、平面視においてかご20の外側にはみ出すことが防止される。
Further, in the illustrated example, the
図示の例では、折り畳み規制部材96L,96Rは、基板91L,91Rの上縁に接続する板状部材である。折り畳み規制部材96L,96Rは、基板91L,91Rから縦桟65L,65Rの側に延び出している。折り畳み規制部材96L,96Rは、基板91L,91Rの前端から第1方向D1の中央まで延びている。そして、折り畳み規制部材96L,96Rは、縦桟65L,65Rが起立位置にある場合、背面横桟63が収納位置にあるときは縦桟65L,65Rの上端面に当接しないが、背面横桟63が収納位置よりも延長位置側にあるときは縦桟65L,65Rの上端面に当接して縦桟65L,65Rの回動を規制するようになっている。したがって、背面横桟63が収納位置よりも延長位置側にあるときには縦桟65L,65Rは倒伏位置へ回動することができず、かご上手摺260を折り畳むことはできない。
In the illustrated example, the
なお、このような折り畳み規制部材96L,96Rは、起立位置にある縦桟65L,65Rの第1方向の他側(前側)への傾倒を防止する傾倒防止部としても機能する。
In addition, such
このように第3の実施の形態によれば、背面横桟63は、背面横桟63を第1方向D1にスライド可能に支持するスライド機構90L,90Rを介して側面横桟61L,61Rに接続され、側面横桟61L,61Rに最も接近した収納位置と、側面横桟61L,61Rから最も離間した延長位置と、の間をスライド可能である。背面横桟63がスライド可能であることにより、かご上手摺260が使用状態にあるときに、縦桟64L,64R,65L,65Rおよび側面横桟61L,62L,61R,62Rで囲まれる領域よりもさらに広い領域を、かご上手摺260によって囲むことができる。したがって、かご上手摺260の折り畳み状態において(すなわち縦桟64L,64R,65L,65Rが倒伏位置にあるときに)、縦桟64L,64R,65L,65Rを、その一部が平面視においてかご20の外側にはみ出すことのないように配置しつつ、かご上手摺260の使用状態において、かご上面20eの大部分をかご上手摺260によって囲むことができる。
As described above, according to the third embodiment, the rear
また、第3の実施の形態によれば、スライド機構90L,90Rは、背面横桟63が収納位置よりも延長位置側にあるときに縦桟64L,64R,65L,65Rの上端面に当接して縦桟64L,64R,65L,65Rが起立位置から倒伏位置側へ回動することを規制する折り畳み規制部材96L,96Rを有している。これにより、背面横桟63が収納位置よりも延長位置側にスライドされた状態でかご上手摺260が折り畳まれて、折り畳み状態にあるかご上手摺260の一部が、平面視においてかご20の外側にはみ出すことが防止される。また、かご上手摺260の使用状態において、起立位置にある縦桟64L,64R,65L,65Rが第1方向の他側への傾倒することも防止することができる。
Further, according to the third embodiment, the
本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、当然のことながら、本発明の要旨の範囲内で、これらの実施の形態を、部分的に適宜組み合わせることも可能である。 While some embodiments of the present invention have been described, these embodiments have been presented by way of example only, and are not intended to limit the scope of the inventions. These new embodiments can be implemented in other various forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the invention described in the claims and their equivalents. Naturally, these embodiments can also be partially and appropriately combined within the scope of the present invention.
2:昇降路、21L,21R:かご側ガイドレール、20:かご、20e:かごの上面、25:巻上機、28:上梁、60,160,260:かご上手摺、61L,61R:第1側面横桟、62L,62R:第2側面横桟(固定側面横桟)、64L,64R:第1縦桟、65L,65R:第2縦桟、63:背面横桟、80La,80Lb,80Ra,80Rb:取付部材、85L,85R:傾倒防止部、90L,90R:スライド機構、100:エレベータ 2: hoistway, 21L, 21R: car side guide rail, 20: car, 20e: upper surface of car, 25: hoisting machine, 28: upper beam, 60, 160, 260: car handrail, 61L, 61R: first side rail , 62L, 62R: 2nd side rail (fixed side rail), 64L, 64R: 1st vertical rail, 65L, 65R: 2nd vertical rail, 63: rear horizontal rail, 80La, 80Lb, 80Ra, 80Rb: mounting Material, 85L, 85R: Tilt prevention unit, 90L, 90R: Slide mechanism, 100: Elevator
Claims (3)
各々が前記かごの上面に平行な第1方向に延び、前記第1方向と直交する第2方向に対向する一対の側面横桟と、
前記第2方向に延び、前記一対の側面横桟の前記第1方向の一側の端部に接続した背面横桟と、
対応する側面横桟を前記かごに接続した一対の縦桟と、を備え、
前記縦桟は、前記かごに対して、前記第2方向に垂直な平面内において回動可能に接続されるとともに、対応する前記側面横桟に枢着され、
前記縦桟は、前記かごの上面に対して起立した起立位置と、前記起立位置よりも前記第1方向の一側に倒伏した倒伏位置との間で回動可能であり、
前記背面横桟は、前記背面横桟を前記第1方向にスライド可能に支持するスライド機構を介して前記側面横桟に接続され、前記側面横桟に最も接近した収納位置と、前記側面横桟から最も離間した延長位置と、の間をスライド可能であり、
前記スライド機構は、前記背面横桟が前記収納位置よりも前記延長位置側にあるとき前記縦桟に当接して前記縦桟の回動を規制する、かご上手摺。 A car handrail provided foldably above the elevator car,
A pair of side rails each extending in a first direction parallel to the upper surface of the car and facing a second direction orthogonal to the first direction;
A rear cross rail extending in the second direction and connected to one end of the pair of side cross rails on one side in the first direction;
A pair of vertical rails connected to the car with corresponding side rails,
The vertical bar is rotatably connected to the car in a plane perpendicular to the second direction, and is pivotally attached to the corresponding side cross bar.
The vertical rail is rotatable between a standing position that stands up with respect to the upper surface of the car and a falling position that falls down to one side of the first direction from the standing position,
The rear horizontal rail is connected to the side horizontal rail via a slide mechanism that supports the rear horizontal rail so as to be slidable in the first direction, and a storage position closest to the side horizontal rail, Slidable between the most extended position and the
The above-mentioned sliding mechanism abuts the vertical rail when the rear horizontal rail is on the extension position side from the storage position, and regulates rotation of the vertical rail.
前記縦桟は、前記取付部材に、軸部材を介して枢着されている、請求項1に記載のかご上手摺。 An attachment member is provided on an upper surface of the car,
The car handrail according to claim 1, wherein the vertical rail is pivotally attached to the mounting member via a shaft member.
前記縦桟は、前記固定側面横桟を介して前記かごに接続され、
前記縦桟は、前記固定側面横桟に枢着されている、請求項1に記載のかご上手摺。 The vehicle further includes a fixed side cross bar fixed to the upper surface of the car, extending in the first direction, and disposed below the side cross bar.
The vertical rail is connected to the car via the fixed lateral rail,
The car railing according to claim 1, wherein the vertical rail is pivotally attached to the fixed lateral rail.
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