JP6669690B2 - 照明装置 - Google Patents
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Description
図2は、本発明の第1の実施形態に係る照明装置1を下から見た下面図、図1は、図2のA−A線における照明装置1の断面図である。また、図3は、照明装置1を、ポール80を用いて被照射面90(具体的には地面)から高さH(Hは例えば4.64m)に設置した例を示している。このように、照明装置1は、例えば、ポール下の被照射面及びその上の人92や物を照らす屋外灯として好適に用いられる。本願においては、図3に示すように、X方向のうちポールから離れた方向をF、照明装置1よりポール側の方向をRと表記することとする。
図1および図2に示すように、照明装置1は、筐体10、フード20、光源31・32、ホルダ41・42、反射鏡61・62、電力供給部50及び取付部70を有する。
なお、本実施形態の光源31及び32にはCOB(Chip On Board)型のLEDが採用されている。これは、ボード上に設置された多数のLEDチップが封止樹脂によって封止されたLEDであり、好ましくはLEDチップからの光と封止樹脂内に含有される蛍光体の発光が合成された光を発光する白色又は電球色LEDである。本実施の形態においては、封止樹脂による発光領域が例えば16mm径を有したCOB型LEDを用いている。ただし、発光領域は円形に限られず、長方形などであってもよく、また、光源31及び32は、COB型以外のLEDであってもよい。光源31及び32は、供給された電力により光を発するものであればよく、例えば、LED以外の光源が採用されてもよい。
図1に示すように、反射鏡6は反射鏡61と反射鏡62が一体化したものであり、反射鏡61は前方反射鏡61F及び後方反射鏡61Rからなり、反射鏡62は前方反射鏡62F及び後方反射鏡62Rからなる。前方反射鏡61Fは、立設角(Z軸に垂直な方向からの角度)θ1F=40°で先端が前方に傾いており、光軸から横方向に向かう光を光軸方向(設置後の下方向)に近づける働きをする。一方後方反射鏡61Rは立設角(Z軸に垂直な方向からの角度)θ1R=104°で先端が前方に傾いており(注:θ1Rが90度以下であれば先端が後方に傾く)、発光領域をZ軸方向に延長した仮想領域を一部覆っている。このため、発光領域から垂直に放射される光の少なくとも一部は後方反射鏡61Rによって前方に反射される。これにより、後方へ向かう不要光が抑制される。前方反射鏡62F及び後方反射鏡62Rについてもそれぞれ前方反射鏡61F及び後方反射鏡61Rと同様である。なお、θ1F、θ1Rの値は一例であり、例えばこれらの値からプラスマイナス5度以内であってもよく、プラスマイナス3度以内であれば更に好ましい。
反射鏡61・62は、樹脂成形品であり、各反射鏡には反射膜が形成されている。反射膜は、例えば、Al(アルミニウム)等の金属めっきや、Al等の金属の蒸着膜により形成される。ただし、反射膜は、他の手法により形成されるものであってもよい。また、反射鏡61・62は、樹脂以外の他の材料、例えば透明膜でコーティングされた金属により構成されるものであってもよい。また、前方反射鏡61F、後方反射鏡61Rは、同一部材で構成されてもよく、それぞれ別部材で構成されてもよく、前方反射鏡61F、後方反射鏡61R、前方反射鏡62F、後方反射鏡62Rを同一部材で構成してもよい。前方反射鏡61F、後方反射鏡61R、62F、62Rを同一部材とすれば、金型を一つとすることができ、加工費用を抑えることができる。また、前方反射鏡61F、後方反射鏡61R、前方反射鏡62F、後方反射鏡62Rを別部材とすれば、照明対象や照明領域に応じて、適宜反射鏡を選択でき、各反射鏡の位置関係を、状況に応じて変更することも可能となる。
図4は、本実施形態に係る照明装置1の断面(ほぼ図1と同じ断面)における光線のシミュレーション結果を示している。前方反射鏡61F、後方反射鏡61R、前方反射鏡62F、後方反射鏡62Rの働きにより、光が全体として斜め前方のP方向に向いていることがわかる。
図6は、本照明装置1を用いた場合の被照射面の照度分布のシミュレーション結果である。照明装置1はC点より高さ4.64mの位置に設置され、照明装置1の光軸の被照射面鉛直方向に対する角度θZは0°、全光束は7353lmである。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る照明装置101の断面図である。照明装置101は、筐体110、放熱フィン115、フード120、光源131、ホルダ141、電力供給部150、後方反射鏡161R・前方反射鏡161Fからなる反射鏡161及び反射鏡延長部165、および取付部170を有する。電力供給部150はフード120に覆われた部分にあり、反射鏡延長部165に覆われている。
図8は、本発明の第3の実施形態に係る照明装置201の断面図である。照明装置101と異なる点は、後方反射鏡の角度を変え、光源131の発光領域131LからZ方向に直進する光線1Aと1Bをすべて後方反射鏡261Rで斜め方向に反射するようにした点だけであるため、要素番号は他の実施形態に用いたものを流用する。
これにより光源131からZ方向に直進する光がなくなり、真下及びその左右方向(被照射面のY方向)の位置での眩しさが減少する。
図9は、本発明の第4の実施形態に係る照明装置301の断面図である。照明装置201と異なる点は、前方反射鏡161Fをなくした点だけであるため、要素番号は他の実施形態に用いたものを流用する。
これにより「光線1G」が斜め横方向に照射されるようになり、第3の実施形態と比べて斜め前方に照射される光が増加する。
図10は、本発明の第5の実施形態に係る照明装置401の断面図である。第2の実施形態に係る照明装置101と異なる点は、後方反射鏡461R・前方反射鏡461Fからなる反射鏡461及び反射鏡延長部465を備え、前方反射鏡461F・後方反射鏡461Rの断面形状が曲面であることである。そのため、光源131の発光領域の後端から光軸方向に発する光線4Bの反射方向が変わってくる。光源131の発光領域の前端から光軸方向に発する光線4Aはどちらの反射鏡にも反射されないので光線1Aと同じ向きである。その他の要素番号は他の実施形態に用いたものを流用する。
光学的な意味での「立設角」は後方反射鏡461R・前方反射鏡461Fの各部分で定義すべきものであるが、「平均立設角」として、反射鏡の根元と先端を結んだ仮想線に対する光軸方向に垂直な面の角度を定義する。前方反射鏡461Fは、光軸に垂直な方向と仮想線461FAVとのなす角度である平均立設角θ1FAV=40°で先端が前方に傾いており、光軸から横方向に向かう光の一部を光軸方向(設置後の下方向)に近づける働きをする。一方後方反射鏡461Rは、光軸に垂直な方向と仮想線461RAVとのなす角度である平均立設角(Z軸に垂直な方向からの角度)θ1RAV=104°で先端が前方に傾いており、発光領域をZ軸方向に延長した仮想領域を一部覆っている。平均立設角についてもθ1FAV、θ1RAVの値は一例であり、例えばこれらの値からプラスマイナス5度以内であってもよく、プラスマイナス3度以内であれば更に好ましい。
後方反射鏡461R,前方反射鏡461Fは、断面を凹面としたが、後方反射鏡が凹面・前方反射鏡が平面あるいは凸面としてもよく、後方反射鏡が平面あるいは凸面・前方反反射鏡が凹面としてもよい。
本実施形態によれば、反射鏡461・反射鏡延長部465のY方向に異なる断面の形状がほぼ同一、つまり平板を一方向に曲げた曲面とした。そのため、容易に製造できるという利点を有している。
以上、本発明の主たる実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態および変形例から抽出される発明として、例えば、以下の発明を挙げることができる。
本発明においては、光源の近傍に設けられ、光源から発する光を反射する前方反射鏡が備えられ、前方反射鏡は、その先端が光軸から離れる方向に傾斜していてもよい。これにより、被照射面の一定範囲の前方を照らす光を増加させ、それ以上離れた遠方を照らす光を減少させることにより光を有効利用することができる。
本発明においては、前後方向に並べた光源の設置位置Dを若干変えてもよい。これにより、特に後方に設置された光源の光の損失を低減することができる。
10、110 筐体
11 底面部
12 側壁部
20、120 フード
31、32、131 光源
31M、32M 光源像
41、42 ホルダ
50、150 電力供給部
6 反射鏡
61 第1の反射鏡
62 第2の反射鏡
61F,62F、161F、461F 前方反射鏡
61R,62R、161R、261R、461R 後方反射鏡
70 取付部
71 取付具
80 ポール
90 被照射面
92 人
Claims (5)
- 被照射面から離れた位置から被照射面を照明する照明装置であって、
発光領域を有するCOB型の光源と、前記光源の後方に立設され、前記光源から発する光を部分的でなく反射する後方反射鏡を備え、
前記後方反射鏡は、その先端が前記発光領域を前記光源の光軸方向に延長した仮想領域の一部を覆い、
前記光軸方向は前記被照射面の法線方向に対しマイナス10度以上プラス10度以下の角度である
照明装置。 - 前記後方反射鏡は平面又は平板を一方向に曲げた曲面からなる、請求項1記載の照明装置。
- 前記光源の近傍に設けられ、前記光源から発する光を反射する前方反射鏡が備えられ、前記前方反射鏡は、その先端が前記光軸から離れる方向に傾斜している、
請求項1又は2記載の照明装置。 - 前記前方反射鏡と前記後方反射鏡とは同一部材である、
請求項3記載の照明装置。 - 前記光源は複数であって、前後又は左右に並べられている、
請求項1から4のいずれか一項記載の照明装置。
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