JP6669690B2 - 照明装置 - Google Patents

照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6669690B2
JP6669690B2 JP2017087640A JP2017087640A JP6669690B2 JP 6669690 B2 JP6669690 B2 JP 6669690B2 JP 2017087640 A JP2017087640 A JP 2017087640A JP 2017087640 A JP2017087640 A JP 2017087640A JP 6669690 B2 JP6669690 B2 JP 6669690B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
reflecting mirror
light source
lighting device
reflector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017087640A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018186007A (ja
Inventor
昌也 春田
昌也 春田
亮介 青木
亮介 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Endo Lighting Corp
Original Assignee
Endo Lighting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Endo Lighting Corp filed Critical Endo Lighting Corp
Priority to JP2017087640A priority Critical patent/JP6669690B2/ja
Publication of JP2018186007A publication Critical patent/JP2018186007A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6669690B2 publication Critical patent/JP6669690B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

本発明は、主に屋外を照明する照明装置に関する。
道路灯、街路灯、駐車場灯など、一定の高さに設置され、離れた場所まで広範囲に照らす照明装置(そのような屋外使用を想定した照明装置を略して「屋外灯」と呼ぶが、屋内で使用することも可能である。)では、所定の範囲を一定以上の明るさで照明することが要求される。その反面、光源を直視したときの眩しさを抑えたいという、相反する要求もある。
LED光源は、一般に光軸方向の光度が最も高い。従って、遠方までの幅広い範囲を照らす必要のある屋外灯では、光軸が遠方を向くように設計することが一般的である。特許文献1に記載のトンネル照明器具では、取付角度を真下方向から約30度傾け、LEDモジュールの前後に反射鏡を設置して、横長配光を実現し、さらに後面側反射鏡に開口部を設けている旨が記載されている。特許文献2は街路灯であって、光軸が後ろ向き35度方向を向く後向き光源と光軸が前向き35度方向を向く前向き光源との組み合わせからなり、後向き光源の光軸は、反射ユニットの後部に取付けられた後部反射面を照射し前方へ反射され、後向き光源の照射光量は前向き光源の照射光量よりも大きくしたことを特徴とする旨が記載されている。
特開2016−015227号公報 特開2015−038826号公報
従来の一般的なLED光源を用いた屋外灯において、LED光源の放射角分布が最大となる光軸方向を照射範囲のうち設置位置から遠い部分に向けることが一般的であった。当然ながら、その位置にいる人から光源を見ると、光源を正面から眺めることになり、眩しさを感じる。
さらに、屋外灯は、特許文献1に記載の照明装置のように光出射面を下方向より斜めに傾けることにより遠方まで効率的に照明できる反面、例えば強風時に真横から飛んでくる飛来物との衝突により光出射面が破損する恐れがあるという問題がある。なお、特許文献1に記載の照明装置は、設置場所としてトンネル内を想定しているため、強風時の影響は無視できる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、屋外灯において、光源の光軸方向を真下近くに向ける設置態様とすることにより、被照射面上の人が照明装置を直視したときの眩しさを低減しつつ、光を遠くまで届かせることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る照明装置は、被照射面から離れた位置から被照射面を照明する照明装置であって、発光領域を有する光源と、前記光源の後方に立設され、前記光源から発する光を反射する後方反射鏡を備え、前記後方反射鏡は、前記発光領域を前記光源の光軸方向に延長した仮想領域の少なくとも一部を覆うような立設角を有し、前記光軸方向は前記被照射面の法線方向に対しマイナス10度以上プラス10度以下の角度である。
本願の発明によれば、光源の光軸をほぼ真下に向けつつ、光源からの光を斜め前方向に照射することができるため、真下あるいはその左右方向(Y方向)における眩しさを抑制しつつ、比較的広範囲を明るく照射することができる。
第1の実施形態に係る照明装置の断面図である。 第1の実施形態に係る照明装置の下面図である。 第1の実施形態に係る照明装置の設置例である。 第1の実施形態に係る照明装置の断面における光線を示す図である。 第1の実施形態に係る照明装置を45度前方から見上げた図である。 第1の実施形態に係る照明装置によって照明された地面の照度分布である。 第2の実施形態に係る照明装置の断面図である。 第3の実施形態に係る照明装置の断面図である。 第4の実施形態に係る照明装置の断面図である。 第5の実施形態に係る照明装置の断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<照明装置>
図2は、本発明の第1の実施形態に係る照明装置1を下から見た下面図、図1は、図2のA−A線における照明装置1の断面図である。また、図3は、照明装置1を、ポール80を用いて被照射面90(具体的には地面)から高さH(Hは例えば4.64m)に設置した例を示している。このように、照明装置1は、例えば、ポール下の被照射面及びその上の人92や物を照らす屋外灯として好適に用いられる。本願においては、図3に示すように、X方向のうちポールから離れた方向をF、照明装置1よりポール側の方向をRと表記することとする。
図1および図2に示すように、照明装置1は、筐体10、フード20、光源31・32、ホルダ41・42、反射鏡61・62、電力供給部50及び取付部70を有する。
筐体10は、一面が開口する箱形形状を有する部材である。筐体10は、段差のある平面である底面部11および底面部11の前後に立設される側壁部12を有する。筐体10の上面と照明装置1の外形線の間には、放熱フィン15が設けられている。
フード20は、光透過性を有し、筐体10の開口を覆う部材である。フード20は側壁部12に固定される。本実施形態のフード20は、底面部11とは逆方向に向けて凸となるように湾曲している。筐体10およびフード20により形成される空間の内部において、反射鏡61及び反射鏡62を備える。これにより、光源31・32や反射鏡61・62が、風雨や粉塵に曝されることを防止できる。なお、フード20の直進光に対する透過率は高い方が遠方に光を届けるという観点で好ましいが、光源を直視することによる眩しさを抑えるため、直進光に対する透過率を少し下げ拡散性を持たせる(ヘイズ値を上げる)ようにしてもよい。
光源31及び32は、それぞれホルダ41及び42を用いて筐体10の底面部11に設置される。ホルダ41及び42は、電力供給部50から供給された電力を制御して光源31及び32へと送るための接点を備えている。
なお、本実施形態の光源31及び32にはCOB(Chip On Board)型のLEDが採用されている。これは、ボード上に設置された多数のLEDチップが封止樹脂によって封止されたLEDであり、好ましくはLEDチップからの光と封止樹脂内に含有される蛍光体の発光が合成された光を発光する白色又は電球色LEDである。本実施の形態においては、封止樹脂による発光領域が例えば16mm径を有したCOB型LEDを用いている。ただし、発光領域は円形に限られず、長方形などであってもよく、また、光源31及び32は、COB型以外のLEDであってもよい。光源31及び32は、供給された電力により光を発するものであればよく、例えば、LED以外の光源が採用されてもよい。
光源31の前後には、反射鏡61の前方反射鏡61F・後方反射鏡61Rが立設され、光源32の前後には、反射鏡62の前方反射鏡62F・後方反射鏡62Rが立設される。
光源31・32は発光強度分布の指向特性を有するが、最大強度となる方向を光軸方向とする。本実施の形態で用いている光源31・32は等方的な指向特性を有しているので、図1のZ方向が光軸方向となる。
光源31の発光領域31Lの両端からZ方向に発する光線を1A・1B、光源32の発光領域32Lの両端からZ方向に発する光線を2F・2Rとする。光線1B・2Bはそれぞれ後方反射鏡61R・62Rに反射され、斜め横に放射される。光線1A・2Aは、反射鏡に反射されずにZ方向に照射される。
電力供給部50は、取付部70の内部に収容されている。電力供給部50は、バッテリー式であってもよく、外部電源と接続されるものであってもよい。電力供給部50とホルダ41及び42とは、配線51(図示せず)を介して接続されている。
取付部70は、照明装置1の筐体10をポール9に取り付ける部材である。取付部70は、枠体と、枠体に固着された中空箱状の部材とを有する。正面図である図2を参照して、取付具71は、取付部70と筐体10を回動自在に軸支する。これにより、筐体10を取付具71に対して回動させることで、筐体10の被照射面に対する設置角度を調整でき、被照射面に対する照明光の照射方向の角度を調整できる。筐体10の角度調整範囲としては、図1における光源31・32からの光軸方向であるZ方向と、被照射面の法線方向であるE方向との角度をθ(0度であればE方向)として、マイナス10度からプラス10度であれば照明装置1の後方へ向かう不要光があまり増加せず前方での眩しさが大きくならないため好ましく、マイナス5度からプラス5度であれば0度で設計した照射分布とほぼ同じ照度分布になるため更に好ましい。
<反射鏡>
図1に示すように、反射鏡6は反射鏡61と反射鏡62が一体化したものであり、反射鏡61は前方反射鏡61F及び後方反射鏡61Rからなり、反射鏡62は前方反射鏡62F及び後方反射鏡62Rからなる。前方反射鏡61Fは、立設角(Z軸に垂直な方向からの角度)θ1F=40°で先端が前方に傾いており、光軸から横方向に向かう光を光軸方向(設置後の下方向)に近づける働きをする。一方後方反射鏡61Rは立設角(Z軸に垂直な方向からの角度)θ1R=104°で先端が前方に傾いており(注:θ1Rが90度以下であれば先端が後方に傾く)、発光領域をZ軸方向に延長した仮想領域を一部覆っている。このため、発光領域から垂直に放射される光の少なくとも一部は後方反射鏡61Rによって前方に反射される。これにより、後方へ向かう不要光が抑制される。前方反射鏡62F及び後方反射鏡62Rについてもそれぞれ前方反射鏡61F及び後方反射鏡61Rと同様である。なお、θ1F、θ1Rの値は一例であり、例えばこれらの値からプラスマイナス5度以内であってもよく、プラスマイナス3度以内であれば更に好ましい。
なお、図1に示すように、光源31と32の設置面がD=2mm異なっているため、光源31を発した光が反射鏡62Rに遮られにくくなるという効果がある。この設置面の差に伴い、前方反射鏡61Fと前方反射鏡62F、後方反射鏡61Rと後方反射鏡62Rとは大きさがやや異なる。
反射鏡6は、平板を折り曲げた各面が平面の形状としているため、図2のY方向(左右方向)のどの断面をとってもほぼ同じ断面形状となる。これにより反射鏡6を容易に製造することができる。
反射鏡61・62は、樹脂成形品であり、各反射鏡には反射膜が形成されている。反射膜は、例えば、Al(アルミニウム)等の金属めっきや、Al等の金属の蒸着膜により形成される。ただし、反射膜は、他の手法により形成されるものであってもよい。また、反射鏡61・62は、樹脂以外の他の材料、例えば透明膜でコーティングされた金属により構成されるものであってもよい。また、前方反射鏡61F、後方反射鏡61Rは、同一部材で構成されてもよく、それぞれ別部材で構成されてもよく、前方反射鏡61F、後方反射鏡61R、前方反射鏡62F、後方反射鏡62Rを同一部材で構成してもよい。前方反射鏡61F、後方反射鏡61R、62F、62Rを同一部材とすれば、金型を一つとすることができ、加工費用を抑えることができる。また、前方反射鏡61F、後方反射鏡61R、前方反射鏡62F、後方反射鏡62Rを別部材とすれば、照明対象や照明領域に応じて、適宜反射鏡を選択でき、各反射鏡の位置関係を、状況に応じて変更することも可能となる。
前方反射鏡61F、後方反射鏡61R、前方反射鏡62F、後方反射鏡62Rに形成される反射膜は鏡面反射膜、又は鏡面反射鏡にファセット加工やディンプル加工を行ったものが好ましい。ファセット加工やディンプル加工を行うことにより、光線の反射方向は大きくは変わらないがやや広がりを有するものとなる。
<反射鏡による効果>
図4は、本実施形態に係る照明装置1の断面(ほぼ図1と同じ断面)における光線のシミュレーション結果を示している。前方反射鏡61F、後方反射鏡61R、前方反射鏡62F、後方反射鏡62Rの働きにより、光が全体として斜め前方のP方向に向いていることがわかる。
図2は、本実施形態に係る照明装置1を下から見上げた場合を示す。光源31及び32が、後方反射鏡61R・62Rによって約半分遮られていることがわかる。つまり下方に達する光量は後方反射鏡61R・62Rがない場合に比べて約半分になっている。なお、前方反射鏡61F、後方反射鏡61R、前方反射鏡62F、後方反射鏡62Rは平板を折り曲げて作られているので、図2のY方向(左右方向)においてほぼ同じ形状になっている。
それに対し、図5は、本実施形態に係る照明装置1の下面を45度前方(F方向)から見上げた場合を示す。光源31及び32が直接見えるとともに、後方反射鏡61R・62Rによって反射された光源像31M、32Mも見ることができる。従って斜め前方に達する光量が多くなり、光量を必要とする前方へ効果的に光を導くことができる。
<被照射面の照度>
図6は、本照明装置1を用いた場合の被照射面の照度分布のシミュレーション結果である。照明装置1はC点より高さ4.64mの位置に設置され、照明装置1の光軸の被照射面鉛直方向に対する角度θは0°、全光束は7353lmである。
照度分布より、照明装置1の位置から15m前方においても、1.5lxの照度が確保できることがわかる。照明装置1の光軸の被照射面に対する角度θが0°であり眩しさが抑制されているにもかかわらず、照明装置1の後方(R方向)において照度が抑えられ、無駄な光あるいは光害の原因となる光が少ないという利点を有している。
<第1の光源だけを備えた例>
図7は、本発明の第2の実施形態に係る照明装置101の断面図である。照明装置101は、筐体110、放熱フィン115、フード120、光源131、ホルダ141、電力供給部150、後方反射鏡161R・前方反射鏡161Fからなる反射鏡161及び反射鏡延長部165、および取付部170を有する。電力供給部150はフード120に覆われた部分にあり、反射鏡延長部165に覆われている。
反射鏡161を構成する前方反射鏡161F及び後方反射鏡161Rはそれぞれ後方反射鏡61F及び前方反射鏡61Rと同じ形状である。
光源131の発光領域131Lの両端からZ方向に発する光線を1A・1Bとする。光線1Bは後方反射鏡161Rに反射され、斜め横に放射される。光線1Aは、反射鏡に反射されずにZ方向に照射される。
<後方反射鏡の角度を変更した例>
図8は、本発明の第3の実施形態に係る照明装置201の断面図である。照明装置101と異なる点は、後方反射鏡の角度を変え、光源131の発光領域131LからZ方向に直進する光線1Aと1Bをすべて後方反射鏡261Rで斜め方向に反射するようにした点だけであるため、要素番号は他の実施形態に用いたものを流用する。
これにより光源131からZ方向に直進する光がなくなり、真下及びその左右方向(被照射面のY方向)の位置での眩しさが減少する。
<前方反射鏡をなくした例>
図9は、本発明の第4の実施形態に係る照明装置301の断面図である。照明装置201と異なる点は、前方反射鏡161Fをなくした点だけであるため、要素番号は他の実施形態に用いたものを流用する。
これにより「光線1G」が斜め横方向に照射されるようになり、第3の実施形態と比べて斜め前方に照射される光が増加する。
前方反射鏡は、本実施形態のように完全になくさず、高さを低くしても類似の効果が得られる。
<反射鏡を、平板を一方向に曲げた曲面鏡とした例>
図10は、本発明の第5の実施形態に係る照明装置401の断面図である。第2の実施形態に係る照明装置101と異なる点は、後方反射鏡461R・前方反射鏡461Fからなる反射鏡461及び反射鏡延長部465を備え、前方反射鏡461F・後方反射鏡461Rの断面形状が曲面であることである。そのため、光源131の発光領域の後端から光軸方向に発する光線4Bの反射方向が変わってくる。光源131の発光領域の前端から光軸方向に発する光線4Aはどちらの反射鏡にも反射されないので光線1Aと同じ向きである。その他の要素番号は他の実施形態に用いたものを流用する。
光学的な意味での「立設角」は後方反射鏡461R・前方反射鏡461Fの各部分で定義すべきものであるが、「平均立設角」として、反射鏡の根元と先端を結んだ仮想線に対する光軸方向に垂直な面の角度を定義する。前方反射鏡461Fは、光軸に垂直な方向と仮想線461FAVとのなす角度である平均立設角θ1FAV=40°で先端が前方に傾いており、光軸から横方向に向かう光の一部を光軸方向(設置後の下方向)に近づける働きをする。一方後方反射鏡461Rは、光軸に垂直な方向と仮想線461RAVとのなす角度である平均立設角(Z軸に垂直な方向からの角度)θ1RAV=104°で先端が前方に傾いており、発光領域をZ軸方向に延長した仮想領域を一部覆っている。平均立設角についてもθ1FAV、θ1RAVの値は一例であり、例えばこれらの値からプラスマイナス5度以内であってもよく、プラスマイナス3度以内であれば更に好ましい。
後方反射鏡461R,前方反射鏡461Fは、断面を凹面としたが、後方反射鏡が凹面・前方反射鏡が平面あるいは凸面としてもよく、後方反射鏡が平面あるいは凸面・前方反反射鏡が凹面としてもよい。
本実施形態によれば、反射鏡461・反射鏡延長部465のY方向に異なる断面の形状がほぼ同一、つまり平板を一方向に曲げた曲面とした。そのため、容易に製造できるという利点を有している。
<その他の変形例>
以上、本発明の主たる実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態では、照明装置は、ポールに設置され、被照射面である地面を照らす屋外灯であった。しかしながら、本発明の照明装置は、これに限定されず、例えば倉庫・屋内競技場などを照明する照明装置としてもよい。
また、上記の実施形態では、光源は一定の発光領域を有するCOBであったが、この近傍にレンズや拡散部材等の光学系を組み合わせて実効的な発光領域を変化させたものであってもよい。また、COBでなくドームレンズを組み合わせたLED素子などを用いてもよい。
また、上記の実施形態では、照明装置の光源は、一つあるいは二つの光源により構成されていた。しかしながら、本発明の照明装置の光源は、例えばX方向に2つ以上、Y方向に2つ以上の光源を設けたものであってもよい。各光源の前後に立設される前方反射鏡・後方反射鏡は、それぞれ同じ角度・高さのものであってもよく、違う角度・高さのものであってもよい。
また、上記の実施形態において、Y方向の断面において立設する反射鏡が設けられていないが、それを設けてもよく、それが前方反射鏡・後方反射鏡と一体となって光源の周囲を囲むように設けられた反射鏡となってもよい。
また、本照明装置を屋外灯として使う場合、被照射面は水平面又は仮想的な水平面であってもよい。本照明装置を例えば傾斜面に設置する場合、その場合の被照射面に対する光軸との角度は、仮想的な水平面に対して算出すればよい。
また、上記の各実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、任意に組み合わせてもよい。
<発明の抽出>
上記の実施形態および変形例から抽出される発明として、例えば、以下の発明を挙げることができる。
本発明は、被照射面から離れた位置に設置され、被照射面を照明する照明装置であって、発光領域を有する光源と、前記光源の後方に立設され、前記光源から発する光を反射する後方反射鏡を備え、前記後方反射鏡は、前記発光領域を前記光源の光軸方向に延長した仮想領域の少なくとも一部を覆うような立設角を有し、前記光軸方向は前記被照射面の法線方向に対しマイナス10度以上プラス10度以下の角度である。これにより、被照射面上の人が照明装置を直視した場合の眩しさを低減することができる。また、これにより後方へ向かう不要光が減少する。
本発明においては 後方反射鏡は平面又は平板を一方向に曲げた曲面からなってもよい。これにより、Y方向へ光を好適に広げつつ、容易に後方反射鏡を製造できる。
本発明においては、光源の近傍に設けられ、光源から発する光を反射する前方反射鏡が備えられ、前方反射鏡は、その先端が光軸から離れる方向に傾斜していてもよい。これにより、被照射面の一定範囲の前方を照らす光を増加させ、それ以上離れた遠方を照らす光を減少させることにより光を有効利用することができる。
本発明においては、前方反射鏡と後方反射鏡とは同一部材としてもよい。これにより、前方反射鏡と後方反射鏡を同時に製造でき、両者の位置合わせが不要になる。
本発明においては、2つ以上の光源を前後方向(X方向)又は左右方向(Y方向)に並べてもよい。これにより、光量を適宜調整することができる。
本発明においては、前後方向に並べた光源の設置位置Dを若干変えてもよい。これにより、特に後方に設置された光源の光の損失を低減することができる。
なお、ここに記載された効果以外の発明の効果が生じることもある。
1、101、201、301 照明装置
10、110 筐体
11 底面部
12 側壁部
20、120 フード
31、32、131 光源
31M、32M 光源像
41、42 ホルダ
50、150 電力供給部
6 反射鏡
61 第1の反射鏡
62 第2の反射鏡
61F,62F、161F、461F 前方反射鏡
61R,62R、161R、261R、461R 後方反射鏡
70 取付部
71 取付具
80 ポール
90 被照射面
92 人

Claims (5)

  1. 被照射面から離れた位置から被照射面を照明する照明装置であって、
    発光領域を有するCOB型の光源と、前記光源の後方に立設され、前記光源から発する光を部分的でなく反射する後方反射鏡を備え、
    前記後方反射鏡は、その先端が前記発光領域を前記光源の光軸方向に延長した仮想領域の一部を覆
    前記光軸方向は前記被照射面の法線方向に対しマイナス10度以上プラス10度以下の角度である
    照明装置。
  2. 前記後方反射鏡は平面又は平板を一方向に曲げた曲面からなる、請求項1記載の照明装置。
  3. 前記光源の近傍に設けられ、前記光源から発する光を反射する前方反射鏡が備えられ、前記前方反射鏡は、その先端が前記光軸から離れる方向に傾斜している、
    請求項1又は2記載の照明装置。
  4. 前記前方反射鏡と前記後方反射鏡とは同一部材である、
    請求項3記載の照明装置。
  5. 前記光源は複数であって、前後又は左右に並べられている、
    請求項1から4のいずれか一項記載の照明装置。
JP2017087640A 2017-04-26 2017-04-26 照明装置 Active JP6669690B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017087640A JP6669690B2 (ja) 2017-04-26 2017-04-26 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017087640A JP6669690B2 (ja) 2017-04-26 2017-04-26 照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018186007A JP2018186007A (ja) 2018-11-22
JP6669690B2 true JP6669690B2 (ja) 2020-03-18

Family

ID=64356231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017087640A Active JP6669690B2 (ja) 2017-04-26 2017-04-26 照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6669690B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110701508A (zh) * 2019-09-20 2020-01-17 江门市想天照明科技有限公司 偏光台灯

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006059625A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd Led照明装置、ペンダント照明器具および街路灯
US7658513B2 (en) * 2005-03-03 2010-02-09 Dialight Corporation LED illumination device with a highly uniform illumination pattern
US7828456B2 (en) * 2007-10-17 2010-11-09 Lsi Industries, Inc. Roadway luminaire and methods of use
PL2230444T3 (pl) * 2009-03-17 2012-10-31 Thorn Europhane Sa Moduł oświetleniowy i oprawa oświetleniowa do oświetlenia drogowego i/lub ulicznego
US8485684B2 (en) * 2011-05-13 2013-07-16 GE Lighting Solutions, LLC LED roadway luminaire
JP6531466B2 (ja) * 2015-03-31 2019-06-19 岩崎電気株式会社 照明器具、及び照明器具の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018186007A (ja) 2018-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6805476B2 (en) Led-type vehicular lamp having uniform brightness
CN1676987B (zh) 车辆用照明灯具
US7670038B2 (en) LED collimator element with an asymmetrical collimator
CN100570207C (zh) 车辆用灯具
CN100441940C (zh) 光源设备
US7500773B2 (en) Lamp unit of vehicle headlamp
CN102278686B (zh) 灯具
EP2525140B1 (en) Vehicle lighting unit
US7784984B2 (en) Vehicle lamp
US8967841B2 (en) LED light module
US8714795B2 (en) Vehicle headlamp
CN102734725B (zh) 机动两轮车的前照灯
US20140313760A1 (en) Vehicular lamp
CN106662314A (zh) 灯具单元及车辆用前照灯
CN101799142A (zh) 车辆用灯具
TWI651489B (zh) 智慧頭燈
US10551023B2 (en) Compact multi-function LED lighthead
CN106764783B (zh) 一种车辆用前照灯
CN102192456A (zh) 摩托车用投影型前照灯
JP5640306B2 (ja) 灯具ユニット
JP2014086306A (ja) 車両用灯具
JP5401273B2 (ja) 車両用灯具
JP6986341B2 (ja) 車両用前照灯
JP6669690B2 (ja) 照明装置
US10436402B2 (en) Vehicle headlamp

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6669690

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250