JP6667175B2 - 球体乾燥装置 - Google Patents

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本発明は、球体乾燥装置に関する。
従来、野球で使用されるボール(以下、「球体」ともいう。)として、プロ野球、社会人野球等で使用される硬式ボールや、草野球等で使用される軟式ボール、その他準硬式ボール等のボールが存在している。このような野球で使用されるボールを効率的に洗浄する各種技術が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1には、回転駆動されるブラシ付シャフトによってボールを洗浄し、さらに乾燥機によって乾燥させるボール洗浄機が開示されている。このボール洗浄機によれば、多数個のボールを能率よく連続的に自動洗浄することができる。特許文献2には、球体供給装置と、球体供給装置から洗浄装置本体にボールを導くシュートと、洗浄ブラシ等を備えた洗浄装置本体とからなる球体洗浄装置が開示されている。この球体洗浄装置によれば、多量の球体を効率良く洗浄ないし琢磨することが出来る上、部品の形状が簡単で、安価に構成できる。
特許第3472730号明細書 特許第4046885号明細書
ところで、雨天時や雨天後にグラウンド状況が芳しくない屋外で野球を行う場合であって、ボールが水で濡れたり土で汚れたりする場合、上記従来技術に係る球体洗浄装置がその場にない場合には、ボールに付着した水分や土汚れをその都度布巾等を用いて拭き取る必要があり、手間がかかっていた。また、上記従来技術に係る球体洗浄装置は、装置として比較的大型であり、持ち運び容易ではなかった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で球体を乾燥させることが可能で且つ持ち運び容易な球体乾燥装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る球体乾燥装置は、持ち運び可能な筐体からなる球体乾燥装置であって、前記筐体内において球体を支持する球体支持手段と、前記球体支持手段によって支持された球体を乾燥させる乾燥手段と、前記乾燥手段の動作制御を行う制御手段と、を備え、前記球体支持手段は、前記球体を回転可能に支持する機構であって、回転体である第1ローラーと、前記第1ローラーと平行に且つ前記球体の直径よりも短い距離離間して配設された回転体である第2ローラーとのみからなり、当該第1ローラー及び当該第2ローラーは前記制御手段によって動作制御されるとともに、前記第1ローラー及び前記第2ローラーの各々には前記球体が載置される複数の凹部が形成され、前記第1ローラーと前記第2ローラーとの間に載置された前記球体を下方から支持することを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成で球体を乾燥させることが可能で且つ持ち運び容易な球体乾燥装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る球体乾燥装置の全体構成の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る第1ローラー及び第2ローラーの変形例を示す図である。 本発明の実施形態に係る球体乾燥装置の全体構成の他の一例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
[球体乾燥装置の全体構成の一例]
図1は、本発明の実施形態に係る球体乾燥装置の全体構成の一例を示す斜視図である。
図1に示す球体乾燥装置1は、中空空間を有する本体上部2と、本体上部2の下側に設けられる本体下部3とを有する持ち運び可能な横長略直方体状の筐体である。この球体乾燥装置1の上面には、当該球体乾燥装置1を持ち運びするための把持部4が設けられている。本体上部2は、乾燥部21、第1ローラー22及び第2ローラー23、扉部24を有する。一方、本体下部3は、入力部31、制御部32、貯留部33及び電源接続部34を有する。以下、各構成要素について説明する。なお、説明の便宜上、球体乾燥装置1を本体上部2と本体下部3とに分けているが、これらは一体的に形成されるものとする。ただし、これら本体上部2と本体下部とは別個に形成されてもよい。
乾燥部21は、本体上部2の内側天井面に配設され、下面には温風や冷風等の風を下方向に吹き出すための吹出口(不図示)が設けられており、吹出口から鉛直下方向に向けて風を吹き出すことによって球体Bを乾燥させる乾燥手段としての送風機である。なお、この乾燥部21は、筐体外部と連通する外気吸込口(不図示)を図中背面側に備え、この外気吸込口を介して吸込んだ外気を内蔵のヒーターで熱することによって温風を吹き出したり、外気をそのまま冷風として吹き出したりする。この乾燥部21の動作は、制御部32によって制御される。
第1ローラー22及び第2ローラー23は、本体上部2の中空空間の下側において、筐体長辺方向、すなわち本体上部2の内側左側面と内側右側面との間において平行に設けられる回転体であり、第1ローラー22と第2ローラー23との間に載置された球体Bを下方から支持する球体支持手段である。
この球体支持手段としての第1ローラー22及び第2ローラー23は、球体Bを回転させることが可能な回転機構である。すなわち、これら第1ローラー22及び第2ローラー23が回転することによって、両ローラーの間に載置された軟式ボール等の球体Bが回転する。図1に示す例では、第1ローラー22及び第2ローラー23はともに時計回りに回転する。このように第1ローラー22と第2ローラー23とが同一方向に回転することにより、球体Bの回転を促す。なお、省電力等を考慮していずれか一方のローラーについては回転を行わないように構成してもよいし、回転方向を逆方向、すなわち第1ローラー22及び第2ローラー23を反時計回りにさせても良い。また、球体Bを回転させることができる態様であれば、上記の構成や回転方向に限定されるものではない。これら第1ローラー22及び第2ローラー23の動作は、制御部32によって制御される。
また、図1に示す第1ローラー22及び第2ローラー23の表面は、滑り止め用のゴムで形成されている。これにより、球体Bの滑りを防止し、球体Bの全体に万遍なく風が当たるように構成することができる。なお、第1ローラー22及び第2ローラー23の少なくとも一方を、短毛のブラシ毛で形成されたローラーブラシとしても良い。これにより、球体Bに付着した土等を効率よく取り除くことができる。
また、第1ローラー22及び第2ローラー23の表面には、長軸方向に所定距離毎に離間して、周方向に亘って突起部(不図示)が形成されても良い。この突起部は球体Bが長軸方向に移動するのを防止するために形成されるものである。このような突起部が形成された第1ローラー22A及び第2ローラー23Aによれば、球体Bの長軸方向移動を防止し、下方から安定して支持することができる。
なお、これら第1ローラー22と第2ローラー23との間の離間距離は、球体Bの直径よりも短い距離であり、両ローラーによって球体Bを下方から支持可能な程度の距離であり、硬式ボールや軟式ボールの直径が約7cm程度、ソフトボール3号球の直径が約9.7cmであることを鑑みて、例えば2cm〜5cm程度であることが好ましい。また、第1ローラー22と第2ローラー23の長軸方向の長さは、上記各ボールの直径を鑑みて、ソフトボールを3個程度載置することが可能な長さ、例えば35cm〜45cm程度であることが好ましい。但し、載置可能な球体の数や両ローラーの長さは、上記の場合に限定されるものではない。
扉部24は、本体上部2の手前側の側面に設けられ、例えば下辺がヒンジ(不図示)等を介して本体に取り付けられることで、下辺を軸として開閉自在な略四角形状の扉部分である。球体Bを装置外部から視認できるよう、この扉部24は透明であることが望ましい。また、球体Bの乾燥を効果的に行うため、この扉部24は、当該扉部24を閉じた際に本体上部2の内部空間を密封状態にできる態様であることが望ましい。
入力部31は、本体下部3の手前面に設けられ、ユーザが各種動作指示を入力するための機能部である。図1に示す例では、入力部31は、入力ボタン31A、31B、31C、31D、入力つまみ31Eを含む。入力ボタン31A、31Bは、それぞれ球体乾燥装置1の動作を起動又は停止するためのオン又はオフ指示入力部である。入力ボタン31C、31Dは、乾燥部21による吹き出し風を温風又は冷風に切り替える指示入力部である。入力つまみ31Eは、球体乾燥装置1の起動時間を設定するための指示入力部である。入力部31によって入力された指示に係る情報は、制御部32に送信される。
制御部32は、本体下部3の内部に設けられ、入力部31に入力された指示に係る情報に基づいて乾燥部21、第1ローラー22及び第2ローラー23の動作を制御する制御手段である。この制御部32は、例えば電気回路であり、乾燥部21、第1ローラー22、第2ローラー23及び電源接続部34との間は不図示の配線等によって接続される。この制御部32は、電源接続部34が電源に接続されて供給される電力に基づいて動作する。この制御部32は、具体的には、入力ボタン31A、31Bが押下されると、それぞれ乾燥部21、第1ローラー22及び第2ローラー23の動作を開始又は停止させる。入力ボタン31C、31Dが押下されると、乾燥部21から吹き出される風を温風又は冷風に切り替える。入力つまみ31Eによって起動時間が設定された場合、設定された時間が経過すると、乾燥部21、第1ローラー22及び第2ローラー23の動作を停止させる。
貯留部33は、本体下部3向って右側に設けられ、乾燥部21による乾燥に伴って球体Bから分離され下方に落ちた水分や土を貯留する機能部である。この貯留部33は、例えば上面が開口した直方体型の容器である。この貯留部33は本体下部3からスライドさせる等により取外し可能であり、当該貯留部33を取外して、貯留された水分や土を排出する。なお、この貯留部33に効果的に水分や土が貯留されるように、図1に示すように本体上部2の下面(本体下部3の上面)の形状は、貯留部33の開口部分に向かって下方に傾斜する。ただし、本体上部2の下面の形状は、この場合に限定されるものではない。
電源接続部34は、本体下部3の外部に設けられ、球体乾燥装置1の動作電源に接続させるための機能部であり、例えばコンセントプラグである。電源接続部34がコンセントプラグである場合には、コンセントに接続されることで、球体乾燥装置1は動作可能となる。
以上に示すように、本実施形態に係る球体乾燥装置1は、持ち運び可能な筐体内において球体Bを支持する球体支持手段としての第1ローラー22及び第2ローラー23と、球体Bを乾燥させる乾燥部21と、乾燥部21の動作制御を行う制御部32とを備えている。これにより、雨天時や雨天後にグラウンド状況が芳しくない屋外で野球を行う場合であって、球体Bが水で濡れたり土で汚れたりする場合に、簡易な構成で球体Bを乾燥させることが可能である。また、装置として大型ではないので持ち運び容易である。
特に雨天時等に球体Bが水に濡れた場合には、布巾等を用いて球体Bを拭いただけでは完全には乾かない。そのため、本実施形態に係る球体乾燥装置1は、布巾等を用いて水分や土汚れを拭き取った球体Bを補助的に乾かすための装置としても好適である。
また球体Bが硬式ボールである場合において当該硬式ボールが水に濡れると、当該硬式ボールは膨張したり、一旦膨張した後は元の状態に戻らなかったり、重量が重くなったりしてしまう問題が生じ得る。そのため、水に濡れた硬式ボールは早目に乾かす必要性が高い。このような場合に硬式ボールを簡易に乾燥させる装置として、本実施形態に係る球体乾燥装置1は好適である。
また、球体Bが硬式ボールであって、黒土、すなわち保水性と排水性を両立させるクレー舗装材としての土を使用したグラウンドで使用されるボールである場合、硬式ボールの表面には黒土が付着して汚れるケースが多い。このような場合、一般的には、水を含ませた布巾等を用いて硬式ボールの表面を軽く水拭きすることで汚れをとるが、水拭きされた硬式ボールは早目に乾かす必要がある。このような場合に硬式ボールを簡易に乾燥させる装置として、本実施形態に係る球体乾燥装置1は好適である。
なお、少ない消費電力で球体Bの乾燥の度合いを向上させる観点や省スペースによる持ち運び易さの観点から、本体上部2が有する中空空間はできる限り狭い方が好ましい。このような点に鑑みて、図1に示す球体乾燥装置1は横長略直方体状の筐体としている(図3も同様)。
[第1ローラー及び第2ローラーの変形例]
図2は、本発明の実施形態に係る第1ローラー及び第2ローラーの変形例を示す図である。
図2では、図1の第1ローラー22及び第2ローラー23の各々の変形例として、第1ローラー22A及び第2ローラー23Aを示している。図2では、説明の便宜上、第1ローラー22A、第2ローラー23A及び球体Bのみを図示している。
球体支持手段としての第1ローラー22A及び第2ローラー23Aは、球体Bを回転させることが可能な回転機構である。これら第1ローラー22A及び第2ローラー23Aの動作が制御部32(図1参照)により制御される点やその制御内容は、図1の第1ローラー22及び第2ローラー23と同様であるとして、ここでは説明を省略する。
第1ローラー22Aは、図1の第1ローラー22と異なり、長軸方向に複数の凹部22B(ここでは3個の凹部)が形成された回転体である。第2ローラー23Aは、図1の第2ローラー23と異なり、長軸方向に複数の凹部23B(ここでは3個の凹部)が形成された回転体である。図2に示す例では、凹部22Bと凹部23Bとは長軸方向略同一の区間に形成される。凹部22B、23Bはともに、ローラー回転軸からの径が短く形成された部分である。
以上のような構成により、各球体B(図2では3個)は一対の凹部22B、23Bとの間に載置される。このように載置された各球体Bは、第1ローラー22A及び第2ローラー23Aが回転した場合であっても長軸方向に移動できない。そのため、このような第1ローラー22A及び第2ローラー23Aによれば、球体Bの長軸方向移動を防止し、下方から安定して支持することができる。
なお、凹部22Bと凹部23Bの形状は、球体Bを載置可能な形状であれば、図2に示す場合に限定されるものではない。また、第1ローラー22A及び第2ローラー23Aの各々において、球体Bと接触する凹部22Bと凹部23Bの部分のみを、球体Bに付着した土等を効率よく取り除く短毛のブラシ毛等で形成してもよい。
[球体乾燥装置の全体構成の他の例]
図3は、本発明の実施形態に係る球体乾燥装置の全体構成の他の一例を示す斜視図である。
図3に示す球体乾燥装置5は、中空空間を有する本体上部6と、本体上部6の下側に設けられる本体下部7とを有する持ち運び可能な横長略直方体の筐体である。この球体乾燥装置5の上面には、当該球体乾燥装置5を持ち運びするための把持部8が設けられている。本体上部6は、乾燥部61、球体支持部62、扉部63を有する。一方、本体下部7は、入力部71、制御部72、貯留部73及び電源部74を有する。以下、各構成要素について説明する。
乾燥部61は、本体上部6の内側天井面に配設され、温風や冷風等の風を側方に吹き出すための吹出口(不図示)が設けられており、吹出口から側方(図3では手前方向)に向けて風を吹き出すことによって、図中矢印方向に筐体内を循環させる空気流れを作り出し、球体Bを乾燥させる乾燥手段としての送風機である。なお、この乾燥部61は、筐体外部と連通する外気吸込口(不図示)を図中背面側に備え、この外気吸込口を介して吸込んだ外気を内蔵のヒーターで熱することによって温風を吹き出したり、外気をそのまま冷風として吹き出したりする。この乾燥部61の動作は、制御部72によって制御される。なお、この乾燥部61は、本体上部6の内側天井面ではなく、側面等に配設されても良い。また、この乾燥部61によって筐体内を風が効果的に循環できるよう、本体上部6の内面を横長略楕円柱状に構成しても良い。
球体支持部62は、本体上部6の下面に配設され、球体Bを下方から機構的に支持する支持手段である。球体Bの表面を万遍なく乾燥させるために、球体Bの表面を出来る限り露出させることが可能な形状であることが望ましい。図3では、この球体支持部62は、本体上部6の下面から上方に延設される柱部分と柱部分の頂部から球体Bの形状に沿って4方向に延設される支柱部分とからなるが、このような形状に限定されるものではない。また、この球体支持部62は、本体上部6の奥側の側面若しくは左右の側面から延設される態様であってもよい。
扉部63は、本体上部6の手前側の側面に設けられ、例えば下辺がヒンジ(不図示)等を介して本体に取り付けられることで、下辺を軸として開閉自在な扉部分である。前述の扉部24と同様であるため、ここでは説明を省略する。
入力部71は、本体下部7の手前面に設けられ、ユーザが各種動作指示を入力するための機能部である。図2に示す例では、入力部71は、入力ボタン71A、71B、71C、71D、入力つまみ71Eを含む。入力ボタン71A、71B、71C、71D、入力つまみ71Eは、それぞれ前述の入力ボタン31A、31B、31C、31D、入力つまみ31Eと同様であるため、ここでは説明を省略する。
制御部72は、本体下部7の内部に設けられ、入力部71に入力された指示に係る情報に基づいて乾燥部61の動作を制御する制御手段である。この制御部72は、例えば電気回路であり、乾燥部61及び電源74との間は不図示の配線等によって接続される。この制御部72は、電源部74から供給される電力に基づいて動作する。この制御部72は、具体的には、入力ボタン71A、71Bが押下されると、それぞれ乾燥部61の動作を開始又は停止させる。入力ボタン71C、71Dが押下されると、乾燥部61から吹き出される風を温風又は冷風に切り替える。入力つまみ71Eによって起動時間が設定された場合、設定された時間が経過すると、乾燥部61の動作を停止させる。
貯留部73は、本体下部7に設けられ、乾燥部61による乾燥に伴って球体Bから分離され下方に落ちた水分や土を貯留する機能部である。前述の貯留部33と同様であるため、ここでは説明を省略する。
電源部74は、本体下部7の内部に設けられる球体乾燥装置5の動作電源であり、例えば充電可能な蓄電池である。
以上に示す構成により、本実施形態に係る球体乾燥装置5は、雨天時や雨天後にグラウンド状況が芳しくない屋外で野球を行う場合であって、球体Bが水で濡れたり土で汚れたりする場合に、簡易な構成で球体Bを乾燥させることが可能である。また、装置として大型ではないので持ち運び容易である。さらに、図1の球体乾燥装置5に比べて動作させる要素数が少ないため、省電力を実現することができる。更には、内部的に電源を備えることにより、当該球体乾燥装置5が使用される場所においてコンセント等が存在しない場合でも利用可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものであり、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、乾燥部が風を吹き出すことによって球体Bを乾燥させる形態を例に説明したが、この場合に限定されるものではない。例えば、乾燥部はヒーター等であって、熱を発生させることによって球体Bを乾燥させても良い。また、乾燥部の配置位置は、図1及び図3に示すように天井面である場合に限定されず、球体乾燥装置の内部空間の任意の位置であって良い。
また例えば、上記実施形態では、球体Bが野球のボールである場合を例に説明したが、この場合に限定されるものではない。例えば、テニスボール、サッカーボール等であってもよい。また、球体Bに限らず、その他の乾燥対象物を乾燥させるものであっても良い。
また例えば、上記実施形態では、制御部は、入力部における入力に基づいて乾燥部等を動作させる場合を例に説明したが、この場合に限定されるものではない。例えば、別途センサー等の検出手段を設け、当該検出手段によって球体Bが当該装置内に装填されたことを検出して、自動的に乾燥部や第1ローラー、第2ローラー等を動作させても良い。
1、5 球体乾燥装置
2、6 本体上部
3、7 本体下部
4、8 把持部
21、61 乾燥部
22、22A 第1ローラー
23、23A 第2ローラー
22B、23B 凹部
24、63 扉部
31、71 入力部
32、72 制御部
33、73 貯留部
34 電源接続部
62 球体支持部
74 電源部

Claims (3)

  1. 持ち運び可能な筐体からなる球体乾燥装置であって、
    前記筐体内において球体を支持する球体支持手段と、
    前記球体支持手段によって支持された球体を乾燥させる乾燥手段と、
    前記乾燥手段の動作制御を行う制御手段と、
    を備え
    前記球体支持手段は、前記球体を回転可能に支持する機構であって、回転体である第1ローラーと、前記第1ローラーと平行に且つ前記球体の直径よりも短い距離離間して配設された回転体である第2ローラーとのみからなり、当該第1ローラー及び当該第2ローラーは前記制御手段によって動作制御されるとともに、前記第1ローラー及び前記第2ローラーの各々には前記球体が載置される複数の凹部が形成され、前記第1ローラーと前記第2ローラーとの間に載置された前記球体を下方から支持することを特徴とする球体乾燥装置。
  2. 前記乾燥手段は、筐体内に配設され、前記筐体内を流れる風を吹き出す送風機であることを特徴とする請求項1に記載の球体乾燥装置。
  3. 前記第1ローラー及び前記第2ローラーのうち少なくとも一方は、ローラーブラシであることを特徴とする請求項1に記載の球体乾燥装置
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