JP6666347B2 - 基地局、端末、送信方法および受信方法 - Google Patents

基地局、端末、送信方法および受信方法 Download PDF

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Description

本開示は、MTC (Machine-Type Communications)に用いられる基地局、端末、送信方法および受信方法に関する。
近年、セルラネットワークを使用したMachine-Type Communications (MTC)が検討されている(例えば非特許文献1参照)。MTCは、スマートメータの自動検針、在庫管理、位置情報を利用した物流管理、ペット・家畜管理、またはモバイル決裁等への用途が考えられている。MTCでは、MTC端末とネットワークとが接続することが想定されている。MTC端末は大量に配置されるが、1つ1つのMTC端末のトラフィック量はそれほど多くないことが予想されている。そのため、MTC端末は低コスト、低消費電力であることが望まれる。また、MTC端末を電波が届きにくいビルの地下などに配置することも考えられるので、カバレッジの拡張も求められている。
3GPPで標準化されているLTE-Advancedの拡張では、MTC端末の低コスト実現のため、MTC端末が通信に使用するリソースを、システム帯域にかかわらず、6つのPRB(Physical resource block)以下に限定することが検討されている。システム帯域が6つのPRBよりも広い場合、MTC端末はシステム帯域の一部のみを受信して送受信する。送受信に使用するPRBはretuningにより変更できる。この6PRB以下のリソースをNarrowbandと呼ぶ。Narrowbandは連続するPRBで構成することが定められている。Narrowbandの定義として、帯域の端から6PRBずつ分割してNarrowbandを構成する方法や、帯域の中心から分割してNarrowbandを構成する方法などが提案されている(例えば非特許文献2参照)。
LTEでは、システム帯域に含まれるRB数に応じて、1つのRBG(Resource Block Group)を構成するRB数を示すRBGサイズが定められている。RBGは、RBGサイズで規定される個数の連続するPRBを帯域の端から順に区切ることにより得られるリソースである。RBGサイズは、DLのリソース割り当てtype 0、type 1に使用されるパラメータである。リソース割り当てtype 0では、RBG単位でリソースが割り当てられる。type 1では、それぞれのRBGを構成する複数のRBは、いずれかのサブセットに所属する。サブセットの数はRBGサイズと同一である。リソース割り当ては、まずサブセットが選択され、選択されたサブセットに属するRBG内のPRBに対してPRBごとに割り当てることにより行われる。このように、RBGは、従来端末(legacy UE)のリソース割り当ての単位にかかわっている。
MTC端末用の制御信号として、EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control CHannel)をMTC用に拡張するMPDCCHが検討されている。MPDCCHはNarrowbandに配置される。カバレッジ拡張のため、MPDCCHをNarrowbandに含まれる6つのPRB pairすべてに割り当てる方法が検討されている。このとき、1つのECCEが4つのEREGで構成される場合、6つのPRB pairに含まれるECCEの数は24となる。ECCEおよびEREGは、EPDCCHを割り当てる際の単位であり、1PRB pairあたり、16EREGが含まれる。ECCEは、1つのECCEが同一PRB pairに属する複数のEREGで構成されるlocalized割り当てと、1つのECCEが異なるPRB pairに属する複数のEREGで構成されるdistributed割り当てがある。なお、PRB pairとはリソースの単位であり、1subframe(時間方向)×12サブキャリア(周波数)である。周波数軸上のみを示す場合、PRB pairは単にPRBと呼ばれることもある。
3GPP TR 36.888 V12.0.0 Machine-Type Communications (MTC) User Equipments (UEs) based on LTE R1-153567 "WF on Narrowband Definition for Rel-13 MTC UEs"
MTC端末用に設定されるNarrowbandの定義は、セルごとに異なる可能性がある。Narrowbandの定義とは、どのPRBでNarrowbandが構成されるかである。特にULでは、従来端末(legacy UE)向けにPUCCHリソースが確保され、その従来端末向けのPUCCHリソースがMTCのNarrowbandに含まれないように設定することが考えられる。PUCCHリソースの量はセルごとに異なるので、Narrowbandの定義もセルごとに異なることが考えられる。さらに、TDDではDLとULが同じNarrowbandの定義となることが定められており、FDDでも、DLのNarrowbandとULのNarrowbandの間隔を一定に保つという要求がある場合がある。この場合、DLとULとで、Narrowbandの定義を同一にすることが求められる。DLとULとでNarrowbandの定義が同一である場合、DLのNarrowbandは、ULのPUCCHリソース量に影響を受ける。
セルごとにNarrowbandの定義が異なると、Narrowband内に含まれるRBGが、セルごとに異なる場合がある。MPDCCH配置とRBGとの関係もセルごとに異なり、MPDCCHによって、従来端末に使用できなくなるRBGもセルごとに異なり、1つのMPDCCHが不必要に多くのRBGを占領する可能性がある。
本開示の一態様は、MPDCCHの使用に起因して使用できなくなるRBG数を低減でき、基地局ごとに異なるオフセットに合わせて細かくMPDCCHの設定を通知する必要がない、基地局および端末を提供する。
本開示の一態様に係る基地局は、MTCに用いられるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)であるMPDCCHが割り当てられるNarrowbandの周波数位置を定義するためのオフセットと、システム帯域中のリソースブロックグループ(RBG:Resource Block Group)サイズと、に基づいて、MPDCCHを構成する、第1のEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)セットの配置、および、第1のEPDCCHセットと異なるPRB(Physical resource block)数を有する第2のEPDCCHセットの配置を決定する決定部と、第1のEPDCCHセットの配置および第2のEPDCCHセットの配置に基づいて、制御信号を送信する送信部と、を具備し、上記決定部は、第1のEPDCCHセットおよび第2のEPDCCHセットを、少なくとも一方のEPDCCHセットが衝突するRBG数が最小となるように配置する。
本開示の一態様に係る基地局は、連続する複数のPRB(Physical Resource Block)で構成されるNarrowbandの周波数位置を定義するためのオフセットと、システム帯域中のリソースブロックグループ(RBG:Resource Block Group)サイズと、Narrowbandのタイプとに基づいて、NarrowbandにおいてPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)を配置するPRBを決定する決定部と、決定されたPRBを通知するためのリソース割当ビット、および、決定されたPRBに配置されたPDSCHを送信する送信部と、を具備し、RBGサイズが4PRBであり、複数のPRBが6PRBである場合、Narrowbandは、6PRBうちの周波数がより低い4PRBからなる第1グループが1つのRBGに対応し、周波数がより高い残りの2PRBからなる第2グループがRBGの一部に対応する第1タイプのNarrowbandと、6PRBうちの周波数がより高い4PRBからなる第3グループが1つのRBGに対応し、周波数がより低い残りの2PRBから成る第4グループがRBGの一部に対応する第2タイプのNarrowbandと、を含み、第1のNarrowbandの第1グループに含まれるリソースと、第2のNarrowbandの前記第3グループに含まれるリソースとは、リソース割当ビットの同一の値に対応付けられ、第1のNarrowbandの第2グループに含まれるリソースと、第2のNarrowbandの前記第4グループに含まれるリソースとは、リソース割当ビットの同一の値に対応付けられる。
本開示の一態様に係る端末は、MTCに用いられるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)であるMPDCCHが割り当てられるNarrowbandの周波数位置を定義するためのオフセットと、システム帯域中のリソースブロックグループ(RBG:Resource Block Group)サイズと、に基づいて、MPDCCHを構成する、第1のEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)セットの配置、および、第1のEPDCCHセットとは異なるPRB(Physical resource block)数を有する第2のEPDCCHセットの配置を決定する決定部と、第1のEPDCCHセットおよび第2のEPDCCHの配置に基づいて、制御信号を受信する受信部と、を具備し、上記決定部は、第1のEPDCCHセットおよび第2のEPDCCHセットを、少なくとも一方のEPDCCHセットが衝突するRBG数が最小となるように配置する。
本開示の一態様に係る端末は、基地局からのリソース割当ビット、および、PRB(Physical Resource Block)に配置されたPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)を受信する受信部と、連続する複数のPRBで構成されるNarrowbandの周波数位置を定義するためのオフセットと、システム帯域のリソースブロックグループ(RBG:Resource Block Group)サイズと、Narrowbandのタイプと、リソース割当ビットとに基づいて、NarrowbandにおいてPDSCHが配置されたPRBを決定する決定部と、を具備し、RBGサイズが4PRBであり、複数のPRBが6PRBである場合、Narrowbandは、6PRBうちの周波数がより低い4PRBからなる第1グループが1つのRBGに対応し、周波数がより高い残りの2PRBからなる第2グループがRBGの一部に対応する第1タイプのNarrowbandと、6PRBうちの周波数がより高い4PRBからなる第3グループが1つのRBGに対応し、周波数がより低い残りの2PRBからなる第4グループがRBGの一部に対応する第2タイプのNarrowbandと、を含み、第1のNarrowbandの第1グループに含まれるリソースと、第2のNarrowbandの第3グループに含まれるリソースとは、リソース割当ビットの同一の値に対応付けられ、第1のNarrowbandの第2グループに含まれるリソースと、第2のNarrowbandの第4グループに含まれるリソースとは、リソース割当ビットの同一の値に対応付けられる。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示の一態様によれば、MPDCCHの使用に起因して使用できなくなるRBG数を低減でき、基地局ごとに異なるオフセットに合わせて細かくMPDCCHの設定を通知する必要がなくなる。
本開示の一態様における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つまたはそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
実施の形態に係る基地局の要部構成を示すブロック図 実施の形態に係る端末の要部構成を示すブロック図 RBG サイズが2の場合の、Narrowband とRBGの関係を示す図 オフセット0の場合の配置方法を示す図 オフセット1の場合の配置方法を示す図 RBG サイズが3の場合の、Narrowband とRBGの関係を示す図 オフセット0の場合の配置方法を示す図 オフセット1, 2の場合の配置方法を示す図 RBG サイズが4の場合の、Narrowband とRBGの関係を示す図 オフセット0, 2の場合の配置方法を示す図 オフセット1の場合の配置方法を示す図 オフセット3の場合の配置方法を示す図 実施の形態に係る基地局の構成を示すブロック図 実施の形態に係る端末の構成を示すブロック図 帯域あたり1ビットのRRCシグナリングで、Narrowband内のMPDDCHを割り当てる場合の配置例を示す図 帯域あたり2ビットのRRCシグナリングで、Narrowband内のMPDDCHを割り当てる場合の配置例を示す図 周波数ホッピングを伴うリピティションが適用された場合のリソース割り当て例を示す図 PDSCHが割り当てられるNarrowbandがType AかType Bかによって、Narrowband内でPDSCHを割り当てるPRBの配置を変更する動作例を示す図 実施の形態3のミラーリングの説明に供する図 実施の形態3のサイクリックシフトの説明に供する図 実施の形態3のサイクリックシフトの説明に供する図 実施の形態3の基地局の構成を示すブロック図 実施の形態3の端末の構成を示すブロック図
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本開示の実施の形態1、2に係る基地局100の要部構成を示すブロック図である。図1に示す基地局100において、決定部(MPDCCH配置決定部)103は、MPDCCHを構成する、第1のEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control CHannel)セット、および、第1のEPDCCHセットとは異なるPRB(Physical resource block)数を有する第2のEPDCCHセットの配置を決定する。第1のEPDCCHセット及び第2のEPDCCHセットの決定は、MPDCCHが割り当てられるNarrowbandの周波数位置を定義するためのオフセットと、システム帯域のリソースブロックグループ(RBG:Resource Block Group)サイズと、に基づいて行われる。ここで、MPDCCH は、MTCに用いられるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)を示す。送信部107は、第1のEPDCCHセットおよび第2のEPDCCHセットの配置に基づいて、制御信号を送信する。また、決定部103は、第1のEPDCCHセットおよび第2のEPDCCHセットを、少なくとも一方のEPDCCHセットが衝突するRBG数が最小となるように配置する。
図2は、本開示の実施の形態1、2に係る端末200の要部構成を示すブロック図である。図2に示す端末200において、決定部(MPDCCH配置決定部)207は、MPDCCHを構成する、第1のEPDCCHセット、および、第1のEPDCCHセットとは異なるPRB数を有する第2のEPDCCHセットの配置を決定する。第1のEPDCCHセット及び第2のEPDCCHセットの決定は、MPDCCHが割り当てられるNarrowbandの周波数位置を定義するためのオフセットと、システム帯域のリソースブロックグループ(RBG:Resource Block Group)サイズと、に基づいて、行われる。受信部108は、第1のEPDCCHセットおよび第2のEPDCCHの配置に基づいて、制御信号を受信する。また、決定部207は、第1のEPDCCHセットおよび第2のEPDCCHセットを、少なくとも一方のEPDCCHセットが衝突するRBG数が最小となるように配置する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、Narrowbandのサイズを6PRBsとし、MPDCCHを2つのEPDCCH PRB setで形成する。EPDCCH set 0は4つのPRBで構成され、EPDCCH set 1は2PRBで構成されるとする。
<動作例 RBGサイズ 2>
RBG サイズが2の場合、Narrowband とRBGとの位置関係は、図3に示すように、オフセットの値によって2パターンある。オフセットが0の場合、1つのNarrowband内に3つのRBGが含まれる。オフセットが1の場合、1つのNarrowband内に4つのRBGが含まれ、4つのRBGのうち、両端のRBGは1PRBずつと含む。
オフセットが0の場合、EPDCCH set 1 (2PRBs)がNarrowband中の1つのRBGに対応し、EPDCCH set 0(4PRBs)が残りの2つのRBGに対応するようにMPDCCHを配置する。配置方法は、図4に示すように、3つのケースがある。Case 1とCase 3では、EPDCCH set 0が連続する4PRBsに配置されている。これらの配置は、EPDCCH set 0に対して、この4PRBsに対応するアンテナのプリコーディングを同一に設定するため、DMRS(demodulation reference signal)の受信品質を向上させるPRB bundlingに適した割り当てである。一方、Case 2は、EPDCCH set 0が両端の2PRBsに配置されているので、EPDCCH set0のNarrowband内で周波数ダイバーシチ効果がある。
オフセットが1の場合の配置方法は、図5に示すように3つのケースがある。Case 1では、EPDCCH set 0 (4PRBs)がNarrowband中の2つのRBGに対応し、EPDCCH set 1が残りのRBGに対応するようにMPDCCHを配置する方法。Case 2とCase 3では、EPDCCH set 1 (2PRBs)がNarrowband中の1つのRBGに対応し、EPDCCH set 0が残りのRBGに対応するようにMPDCCHを配置する。すなわち、Case 1では、EPDCCH set 0が2つのRBGに配置され、EPDCCH set 1が2つのRBGに配置される。Case 2とCase 3では、EPDCCH set 0が3つのRBGに配置され、EPDCCH set 1が1つのRBGに配置される。したがって、Case 1では、EPDCCH set 0が配置されるRBG数がCase 2とCase 3と比較して少ないので、EPDCCH set 0を使用する頻度が高い場合に適している。一方、Case 2とCase 3では、EPDCCH set 1が配置されるRBG数がCase 1と比較して少ないので、EPDCCH set 1を使う頻度が高い場合に適している。
<動作例 RBGサイズ 3>
RBG サイズが3の場合、Narrowband とRBGとの位置関係は、図6に示すように、オフセットの値によって3パターンある。オフセットが0の場合、1つのNarrowband内に2つのRBGが含まれる。オフセットが1の場合とオフセットが2の場合、1つのNarrowband内に3つのRBGが含まれ、各RBGのリソースの中でNarrowbandとして用いられるリソースは、それぞれ3PRBs, 2PRBs, 1PRBsとなる。
オフセットが0の場合、EPDCCH set 1(2PRBs)を片方のRBGの2PRBに配置し、EPDCCH set0を残りの1PRBと、もう片方のRBGの3PRBsの合計4PRBsに配置する。オフセットが0の場合の配置方法は図7に示すように6ケース考えられる。Case 1と Case 4は、EPDCCH set 0が連続する4PRBsに配置されているので、EPDCCH set 0のPRB bundlingに適した割り当てである。また、Case 2、Case 3、Case 5、Case 6は、EPDCCH set 0のNarrowband内で周波数ダイバーシチ効果がある。
オフセットが1またはオフセットが2の場合、EPDCCH set 1(2PRBs)を、Narrowbandに2PRBs含まれるRBGに対応するPRBに配置し、EPDCCH set 0(4PRBs)を1PRB含まれるRBGに対応するPRBと3PRBs含まれるRBGに対応するPRBに配置する。オフセット1とオフセット2の場合、図8に示すようにEPDCCHの配置は一意に決まる。
RBGサイズ3の場合、このように配置することで、EPDCCH set 1が配置されるRBGの数を常に1にでき、EPDCCH set 0が配置されるRBGの数を常に2にできる。
<動作例 RBGサイズ 4>
RBG サイズが4の場合、NarrowbandとRBGとの位置関係は、図9に示すように、オフセットの値によって4パターンある。また、連続する2つのNarrowbandでは、Narrowband内に含まれるRBGの配置が異なる。オフセット0とオフセット2の場合、1つのNarrowband内に2つのRBGを含み、1つのRBGのリソースのうちNarrowbandに用いられるリソースは4PRBsであり、もう片方のRBGのリソースのうちNarrowbandに用いられるリソースは2PRBsである。4PRBsのRBGがNarrowbandの上端に配置される場合と、下端に配置される場合が交互にある。オフセット1とオフセット3の場合、1つのNarrowband内に2つのRBGを含む場合と、3つのRBGを含む場合が交互にある。1つのNarrowband内に2つのRBGを含む場合、2つのRBGの各々のリソースのうちNarrowbandに用いられるリソースは、ともに3PRBsとなる。1つのNarrowbandに3つのRBGを含む場合、1つのRBGのリソースのうちNarrowbandに用いられるリソースは4PRBsすべてであり、その他2つのRBGのリソースのうちNarrowbandに用いられるリソースは、1PRBずつとなる。
オフセット0とオフセット2の場合、EPDCCH set 0(4PRBs)がNarrowband内に4PRBsを含むRBGに対応するPRBsに配置し、EPDCCH set 1(2PRBs)をNarrowband内に2PRBsを含むRBGに対応するPRBsに配置する。オフセット0とオフセット2では、図10に示すようにEPDCCHの配置は一意に決まる。
オフセット1とオフセット3の場合、1つのNarrowband内に2つのRBGを含む場合と、3つのRBGを含む場合で、EPDCCHの割り当てを変える。1つのNarrowband内に2つのRBGを含む場合、それぞれのRBGに含まれるPRB数は3である。そこで、EPDCCH set 1(2PRBs)を片方のRBGの2PRBに配置し、EPDCCH set 0(4PRBs)を残りの1PRBと、もう片方のRBGの3PRBに配置する。配置方法は図11および図12に示すように、4つのケースが考えられる。このように配置すると、EPDCCH set 1(2PRBs)が配置されるRBG数を1にできる。また、1つのNarrowband内に3つのRBGを含む場合、EPDCCH set0(4PRBs)をNarrowbandの中心に位置する4PRBsを含むRBGに対応するPRBsに配置し、Narrowbandの両端に位置する1PRBをそれぞれ含むRBG2つにEPDCCH set1(2PRBs)を配置する。このようにすると、EPDCCH set 0(4PRBs)が配置されるRBG数を1にできる。
このように、オフセット1とオフセット3の場合、NarrowbandとRBGとの位置関係においてNarrowbandごとにEPDCCH setの割り当てを変えると、それぞれのNarrowband内で1つのEPDCCH setが配置されるRBG数を低くすることができる。これにより、EPDCCHに使用しないRBGを他の端末や、MTC端末のデータ信号に割り当てることができる。
RBGサイズ4の場合、NarrowbandごとにRBGとの対応関係が異なるが、本実施の形態により、対応関係ごとにMPDCCHの設定を通知する必要がなくなる。
<1つのオフセットに対して、複数のケースがある場合>
1つのオフセットに対して、NarrowbandとRBGとの位置関係として複数のケースがある場合、基地局とMTC端末は、あらかじめどのケースを使用するか共有しておいてもよいし、どのケースを使用するか基地局からMTC端末に通知してもよい。どのケースを使用するかを共有している場合、RBGサイズ2では、オフセット0のCase 1とオフセット1のCase 1というように、同一のケースを設定してもよいし、オフセット0のCase 1とオフセット1のCase 2というように異なるケースでもよい。RBGサイズ2の同一ケースは、オフセット0とオフセット1でサイクリックシフトの関係になっている。オフセット0においてPRB#0に割り当てられていたEPDCCH setが、オフセット1のPRB#6に割り当てられており、オフセット0においてPRB#1〜5に割り当てられていたEPDCCH setは、オフセット1においても同一EPDCCH setが割り当てられている。
<基地局の構成>
図13は、本実施の形態に係る基地局の構成を示すブロック図である。図13において、基地局100は、Narrowband設定部101と、MPDCCH生成部102と、MPDCCH配置決定部103と、誤り訂正符号化部104と、変調部105と、信号割当部106と、送信部107と、受信部108と、信号分離部109と、復調部110と、誤り訂正復号部111とを有する。
Narrowband設定部101は、図示していない他の基地局が保持しているユーザ数、PUCCHリソースの必要量、MTC端末の回線品質等の情報より、Narrowbandの設定すなわちオフセットを決定する。このオフセットより、RBGとNarrowbandの関係が決定する。Narrowbandの設定を上位レイヤのシグナリングで通知するため、Narrowband設定部101によって設定されたオフセット量は、誤り訂正符号化部104へ出力される。また、オフセット量は、MPDCCH配置決定部103および信号分離部109へも出力される。
MPDCCH配置決定部103は、Narrowband設定部101から入力されるNarrowbandのオフセット量と、図示していない帯域幅から定まるRBGサイズから、EPDCCH set 0とEPDCCH set 1の配置を決定する。配置方法の基準は、基地局とMTC端末とあらかじめ共通に保持されており、EPDCCH set 0またはEPDCCH set 1が配置されるRBG数が最小となるように配置される。決定したMPDCCHの配置は、信号割当部106へ出力される。
MPDCCH生成部102は、MTC端末宛の制御情報であるMPDCCHを生成し、EPDCCH set 0またはEPDCCH set 1のどちらかあるいは両方に送信する信号を生成し、信号割当部106へ出力する。
誤り訂正符号化部104は、送信データ信号(DLデータ信号)、および、Narrowband設定部101から受け取る上位レイヤのシグナリングを入力とし、入力された信号を誤り訂正符号化し、変調部105へ出力する。変調部105は、誤り訂正符号化部104から受け取った信号に対して変調処理を施し、変調後の信号を信号割当部106へ出力する。
信号割当部106は、送信データ信号、上位レイヤのシグナリング、制御信号であるMPDCCHを割り当てる。MPDCCHは、MPDCCH配置決定部103から入力されるEPDCCH set 0およびEPDCCH set 1のNarrowbandにおける配置に基づき、割り当てられる。送信データ信号および上位レイヤのシグナリングも、MTC端末向けの信号は、Narrowbandに割り当てられる。MPDCCHを配置しなかったリソースには、送信データ信号および上位レイヤのシグナリングを割り当てることもできる。こうして制御信号およびデータ信号が所定のリソースに割り当てられることにより、送信信号が形成される。形成された送信信号は、送信部107へ出力される。
送信部107は、入力信号に対してアップコンバート等の無線送信処理を施し、アンテナを介して端末200へ送信する。
受信部108は、端末200から送信された信号をアンテナを介して受信し、信号分離部109へ出力する。信号分離部109は、Narrowband設定部101から入力される情報に基づき受信信号を分離し、復調部110へ出力する。復調部110は、入力信号に対して復調処理を施し、得られた信号を誤り訂正復号部111へ出力する。誤り訂正復号部111は、入力信号を復号し、端末200からの受信データ信号を得る。
<MTC端末の構成>
図14は、本実施の形態に係るMTC端末の構成を示すブロック図である。図14において、端末200は、受信部201と、信号分離部202と、復調部203と、誤り訂正復号部204と、Narrowband設定部205と、MPDCCH受信部206と、MPDCCH配置決定部207と、誤り訂正符号化部208と、変調部209と、信号割当部210と、送信部211とを有する。
受信部201は、Narrowband設定部205から受け取るNarrowbandの定義に基づき、どのNarrowbandに信号が割り当てられているかを、あらかじめ定められているパターンに基づいて特定し、Narrowbandにretuningする。受信部201は、受信信号をアンテナを介して受信し、ダウンコンバート等の受信処理を施した後に信号分離部202へ出力する。
信号分離部202は、MPDCCH配置決定部207から入力されるEPDCCH set 0およびEPDCCH set 1に基づき、MPDCCH信号を分離し、MPDCCH受信部206へ出力する。また、MPDCCH受信部206から入力されるDLの割り当て情報に基づき、DLデータ信号をおよび上位レイヤのシグナリングを復調部203へ出力する。
復調部203は、受信信号を復調し、当該復調された信号を誤り訂正復号部204へ出力する。
誤り訂正復号部204は、復調部203から出力された復調信号を復号し、得られた受信データ信号を出力する。また、誤り訂正復号部204は、上位レイヤのシグナリングとして得られたNarrowbandのオフセット情報をNarrowband設定部205へ出力する。
Narrowband設定部205は、帯域幅およびNarrowbandのオフセット情報に基づき、Narrowbandの定義を設定する。Narrowbandの定義は、MPDCCH配置決定部207、送信部211、受信部201へ出力する。
MPDCCH配置決定部207では、Narrowband設定部205から入力されるNarrowbandのオフセット量と、図示していない帯域幅から定まるRBGサイズから、EPDCCH set 0とEPDCCH set 1の配置を決定する。配置方法の基準は、基地局とMTC端末とあらかじめ共通に保持されており、EPDCCH set 0またはEPDCCH set 1が配置されるRBG数が最小となるように配置される。決定したMPDCCHの配置は、信号分離部202へ出力される。
MPDCCH受信部206は、信号分離部202から受け取るMPDCCH信号を、EPDCCH set 0およびEPDCCH set 1ごとのサーチスペースまたは両方をあわせたサーチスペースに対してブラインド復号をし、DL信号の割り当て情報またはUL信号の割り当て情報を含む制御信号であるMPDCCHを検出する。
誤り訂正符号化部208は、送信データ信号(ULデータ信号)を入力とし、その送信データ信号を誤り訂正符号化し、変調部209へ出力する。変調部209は、誤り訂正符号化部208からの信号を変調し、変調信号を信号割当部210へ出力する。
信号割当部210は、入力された送信信号を、MPDCCH受信部206から受け取るUL割り当て情報に基づき割り当て、送信部211へ出力する。
送信部211は、Narrowband設定部205から入力されるNarrowbandの定義と、あらかじめ定められているパターンに基づいてULデータを割り当てるNarrowbandリソースを特定し、retuningし、入力信号に対してアップコンバート等の送信処理を施し、送信する。
<他の形態>
なお、上記実施の形態1では、1つのNarrowbandが6つのPRBsを含む場合を示したが、1つのNarrowbandが5PRBsを含み、3PRBsのEPDCCH setと2PRBsのEPDCCH setを配置する場合にも適用できる。
この場合、RBGサイズ2では、2PRBsのEPDCCH setをNarrowband中に2PRBsを含むRBGに割り当て、残りのPRBsに3PRBsのEPDCCH setを割り当てる。
RBGサイズ3では、3PRBsのEPDCCH setをNarrowband中に3PRBsを含むRBGに割り当て、残りのPRBsに2PRBsのEPDCCH setを割り当てる。
RBGサイズ4では、2PRBsのEPDCCH setをNarrowband中に2PRBsを含むRBGがあれば割り当て、3PRBsのEPDCCH setをNarrowband中に3PRBsを含むRBGがあれば割り当てる。
なお、中心周波数付近において、PSS/SSS/PBCHが配置されるPRBとNarrowbandが重なる場合、MPDCCHの配置を変更してもよい。Narrowband内に、PSS/SSS/PBCHと重なるPRBsと、重ならないPRBsがある場合、重ならないPRBsが4PRBs以上の場合、重ならないPRBsにEPDCCH set0(4PRBs)を配置し、重ならないPRBsが3PRBs以上2PRBs以下の場合、重ならないPRBsにEPDCCH set 1(2PRBs)を配置する。
(実施の形態2)
本実施の形態では、上位レイヤのシグナリング(RRCシグナリング)による、MPDCCHの割り当てについて提示する。基地局は、Narrowband内のどのPRBにEPDCCH set 0とEPDCCH set 1を割り当てるかについての情報を、RRCシグナリングで通知する。その際、シグナリングで通知されるパラメータの中に、実施の形態1の割り当て方法が含まれる。基地局は、MPDCCHの配置方法を複数の配置方法から選択できるので、MPDCCH配置の柔軟性が向上する。シグナリングで通知されるパラメータが実施の形態1の割り当て方法を含むことで、基地局ごとに異なるオフセットに合わせて細かくMPDCCHの設定を通知する必要がない。また、特にRBG4の場合、NarrowbandごとにRBGとの対応関係が異なるが、対応関係ごとにMPDCCHの設定を通知する必要がない。
<動作例 帯域あたり1ビット>
帯域あたり1ビットのRRCシグナリングで、Narrowband内のMPDDCHを割り当てる場合、ビット0をあらかじめ定めている配置、ビット1を実施の形態1のサイズおよびオフセットによって定まる配置とする例を、図15に示す。本例では、同一オフセットに複数ケースがある場合、すべてCase 1とした。
基地局は、RRCシグナリングで実施の形態1に基づく割り当て、すなわちEPDCCH setが配置されるRBGを少なくする割り当てとするか、他の割り当て、例えば図15のRRCシグナリングビット0に示すような割り当てとするかを選択し、MTC端末に通知する。
通知されたMTC端末は、ビット0の場合、あらかじめ定められた配置と認識し、ビット1の場合、RBG数およびオフセットから、MPDCCHの配置を認識する。特に、RBGサイズ4の場合、NarrowbandとRBGとの位置関係から、同一のオフセットであっても、2種類のMPDCCH配置パターンがある。
図15のRRCシグナリングのビット0に示す配置は、EPDCCH set 0とEPDCCH set 1のPRBの配置の端と端が5PRBとなっており、EPDCCH set 0とEPDCCH set 1ともに、周波数ダイバーシチ効果を得られる割り当てになっている。したがって、基地局は、周波数ダイバーシチ効果を重視する場合、RRCシグナリングでビット0を通知し、RBG単位での割り当てを重視する場合はビット1を通知することで、柔軟な設定が可能となる。
帯域あたり2ビットのRRCシグナリングで、Narrowband内のMPDDCHを割り当てる場合、ビット00, 01, 10をあらかじめ定めている配置、ビット11を実施の形態1のサイズおよびオフセットによって定まる配置とする。例を図16に示す。本例では、同一オフセットに複数ケースがある場合、すべてCase 2とした。この配置では、ビット00で通知される配置と、RBGサイズ3、オフセット1の配置が同じとなる。MTC端末はどちらのビットで割り当てられても、同じ配置と認識する。また、ビット01に対応する配置は、図16のビット0に対応する配置と同様であり、周波数ダイバーシチ効果が高い配置である。
(実施の形態3)
<前提>
MTCでは、セルのカバレッジを拡張(coverage enhancement)するために、信号のリピティションを行うことが検討されている。基地局が同一の信号を複数サブフレームにまたがって繰り返し送信することで、MTC端末は複数の信号を合成し受信品質を向上させる。さらに、周波数ホッピングを適用し、ある一定周期ごとに送受信に使用するNarrowbandの周波数位置を変更し、周波数ダイバーシチゲインを得ることも検討されている。また、複数のホッピングのパターンは、基地局と端末で事前に共有しておき、ホッピングパターンごとに、どのNarrowbandにホッピングするかを定めておく。この場合、MPDCCHで送信されるDCI(Downlink Control Information)では、どの周波数ホッピングパターンを割り当てるかを通知する。
また、RBGサイズ4の場合、図9に示すように、Narrowbandのオフセットが定まっても、NarrowbandによってNarrowband内に含まれるRBGの配置が異なる。オフセット0とオフセット2の場合、1つのNarrowband内に2つのRBGを含み、1つは4PRBsであり、もう片方は2PRBsである。4PRBsのRBGがNarrowbandの上端に配置される場合(Type B)と、下端に配置される場合(Type A)が周波数軸上に交互にある。
<課題および対策>
RBGサイズ4において、周波数ホッピングを伴うリピティションが適用されると、Narrowband内のRBG配置が異なるNarrowbandにまたがって、PDSCHが割り当てられる。しかしながら、MPDCCHで送信されるDCIでは、リピティション中のリソース割り当ては一括で割り当てられることが考えられている。図17に割り当て例を示す。この例ではNarrowband#1を基準としてPDSCHが割り当てられている。Narroband#1はType Bである。PDSCHはRBG#2と同じPRB#8〜#11に割り当てられている。周波数ホッピングによりType AであるNarrowband#2に遷移すると、Narrowband内の割り当ては同じであるが、RBG#3とRBG#4の2つのRBGにまたがったPRB#14〜#17に割り当てられるようになる。このように、RBGサイズ4では、Narrowbandごとに、Narrowband内に含まれるRBGの配置が異なるので、リピティションするPDSCHが不必要に多くのRBGを占領する可能性がある。
そこで、本実施の形態では、RBGサイズ4の場合のMTC端末用DLデータ(PDSCH)の割り当てについて提示する。MPDCCHで割り当てられるMTC端末用PDSCHは、RBGサイズ4の場合、NarrowbandとRBG配置によって、割り当てられるリソースを変更する。このようにすると、RBG単位でPDSCHを割り当てた場合、Narrowbandを遷移しても、MTC端末用PDSCHが配置されるRBG数を制限でき、他の端末のPDSCHや他の信号をRBGに割り当てやすくできる。
<動作例>
RBGサイズ4で、PDSCHを割り当てる例を示す。PDSCHが割り当てられるNarrowbandがType AかType Bかによって、Narrowband内でPDSCHを割り当てるPRBの配置を変更する。図18に動作例を示す。本例では、Type BであるNarrowband#1を基準としてPDSCHが割り当てられている。PDSCHはRBG#2と同じPRB#8〜#11に割り当てられている。周波数ホッピングによりNarrowband Type Aに遷移すると、PDSCHはRBG#3と同じPRB#12〜15に割り当てられる。したがって、Narrobadn#2においても、占領するRBGは1つのみとできる。
本動作例を実現する方法として、2つの方法がある。1つ目はミラーリングで2つ目はサイクリックシフトである。Narrowband内のPRBを割り当てるDCIに含まれるRIV(Resource Indication Value)を6ビットと仮定し、RIV0〜63を用いてビットマップでNarrowband内PRBを割り当てる場合を例として、2つの方法を説明する。6ビットのビットマップでは、RIVの2進数表記の下位ビットからNarrowband内のPRB番号の低いPRBを順に対応させる。RIV22はビット表記では010110であり、Narrowband内のVRB(Virtual resource block)がVRB#0〜#5の場合、VRB#4、VRB#2、VRB#1にリソースを割り当てることを示す。ここでVRBは、PRBにリソース割り当てる前段階で、Narrowband内の割り当てを定めるために使用するRBを示す。
ミラーリングでは図19に示すように、Narrowband Type Aの割り当てを基準として、Type Bの割り当ては、リソースの割り当てとPRBの配置を周波数方向で反転させる。端末は、割り当てられたリソースがNarrowband Type AかType Bかによって、通知されたRIVが示すNarrowband内のリソースを変える。本例では、まず、6ビットのビットマップのRIVでVRBを割り当て、VRBをNarrowbandのタイプとNarrowbandごとにPRBにマッピングする。VRBからPRBへのマッピングは以下の式で求める。ここで、Yは割り当てられたVRB番号、XはNarrowband内の最小PRB番号を示し、Zは割り当てられるPRB番号を示す。
Figure 0006666347
上記の式1は、図19において、VRB#2(Y=2)が割り当てられた場合、Narroband#0 Type A では、Narrowband内の最小PRB#がPRB#0(X=0)であるので、割り当てられるPRBはPRB#2(0+2=2)となり、Narrowand#1 Type B では、Narrowband内の最小PRB#がPRB#6(X=6)であるので、割り当てられるPRBはPRB#9(6+5-2=9)となる。
サイクリックシフトでは、図20に示すように、Narrowband Type Aの割り当てを基準として、Type Bの割り当ては、リソースの割り当てとPRBの配置を2PRBだけサイクリックシフトする。端末は、割り当てられたリソースがNarrowband Type AかType Bかによって、通知されたRIVが示すNarrowband内のリソースを変える。本例では、ミラーリングと同様にまず、6ビットのビットマップのRIVでVRBを割り当て、VRBをNarrowbandのタイプとNarrowbandごとにPRBにマッピングする。VRBからPRBへのマッピングは以下の式(2)で求める。ここで、Yは割り当てられたVRB番号、XはNarrowband内の最小PRB番号を示し、Zは割り当てられるPRB番号を示す。
Figure 0006666347
Type Aはミラーリングと同一の式である。Type Bは、シフト量を+2で表し、Narrowband内のサイクリックシフト演算をモジュロ演算で表している。図20において、VRB#2(Y=2)が割り当てられた場合、Narrowand#1 Type Bでは、Narrowband内の最小PRB#がPRB#6(X=6)であるので、割り当てられるPRBはPRB#10(6+mod(2+2,6)=10)となる。
このように、Narrowband内のリソースを割り当てると、ミラーリング、サイクリックシフトともに、RIV15に示すようにRBG単位でMTC端末用PDSCHを割り当てた場合、Narrowbandを遷移しても、RBG単位の割り当てとなり、他の端末のPDSCHや他の信号をRBGに割り当てやすくできる。また、RBG単位での割り当てのみにミラーリング、サイクリックシフトを適用するのではなく、すべてのリソース割り当てに対してミラーリング、サイクリックシフトを適用するので、RIV15とRIV48を異なるMTCに同時に割り当てた場合、Narrowbandを遷移しても同時に使用できる。
また、サイクリックシフトでは、Narrowband Type A、Type Bに加えて、Type C、Type Dを定義してもよい。図9に示すオフセット1とオフセット3の場合、1つのNarrowband内に2つのRBGを含み、2つとも3PRBsである場合(Type C)と、1つのNarrowband内に3つのRBGを含み、2つのRBGが1PRBであり両端に配置され、1つのPRBが4PRBで中央に配置される場合(Type D)がある。Type CとType Dが周波数軸上に交互に配置される。
図21では、Type A、Type Bと同様にまず、VRBからPRBへのマッピングは以下の式(3)で求める。ここで、Yは割り当てられたVRB番号、XはNarrowband内の最小PRB番号を示し、Zは割り当てられるPRB番号を示す。
Figure 0006666347
なお、図19から図21では、6ビットのビットマップでMTC端末用のPDSCHを割り当てる例を示したが、他の割り当て方法、たとえばVRBに連続割り当てを適用するDL Type 2割り当てにミラーリングまたはサリクリックシフトを適用してもよい。
<基地局の構成>
図22は、本実施の形態に係る基地局の構成を示すブロック図である。基地局300は、Narrowband設定部101と、PDSCH配置決定部301と、MPDCCH生成部302と、誤り訂正符号化部104と、変調部105と、信号割当部106と、送信部107と、受信部108と、信号分離部109と、復調部110と、誤り訂正復号部111とを有する。図22において、図13と同じ部分は説明を省略する。
Narrowband設定部101は、図示していない他の基地局が保持しているユーザ数、PUCCHリソースの必要量、MTC端末の回線品質等の情報より、Narrowbandの設定すなわちオフセットを決定する。このオフセットより、RBGとNarrowbandの関係が決定する。Narrowbandの設定を上位レイヤのシグナリングで通知するため、Narrowband設定部101によって設定されたオフセット量は、誤り訂正符号化部104へ出力される。また、オフセット量は、PDSCH配置決定部301および信号分離部109へも出力される。
PDSCH配置決定部301は、Narrowband設定部101から入力されるNarrowbandのオフセット量と、図示していない帯域幅から定まるRBGサイズと、図示していないサブフレーム番号とから、MTC端末のDLデータ信号および上位レイヤのシグナリングを割り当てるNarrowbandとNarrowband内のリソースを決定する。PDSCH配置決定部301は、RBGサイズが4の場合、Narrowband内のVRBへの割り当てを決定し、NarrowbandのTypeを特定し、Typeに応じてPDSCHを割り当てるリソースを決定する。ミラーリングを適用する場合、Narrowband Type Aの割り当てを基準として、Type Bの割り当ては、リソースの割り当てとPRBの配置を周波数方向で反転させる。サイクリックシフトを適用する場合、Narrowband Type Aの割り当てを基準として、Type Bの割り当ては、リソースの割り当てとPRBの配置を2PRBサイクリックシフトする。決定されたPDSCHの配置は、信号割当部106へ出力される。また、Narrowband内のVRBへの割り当てはMPDCCH生成部302へ出力される。
MPDCCH生成部302は、PDSCH配置決定部301から出力されたPDSCH配置情報を入力とし、MTC端末宛の制御情報であるMPDCCHを生成し、信号割当部106へ出力する。PDSCH配置情報は、ミラーリングおよびサイクリックシフトを適用する前のVRBへの割り当てである。
信号割当部106は、PDSCHに割り当てられるDLデータ信号、上位レイヤのシグナリング、制御信号であるMPDCCHをリソースに割り当てる。MTC用PDSCHは、PDSCH配置決定部301に従い割り当てを決める。こうして制御信号およびデータ信号が所定のリソースに割り当てられることにより、送信信号が形成される。形成された送信信号は、送信部107へ出力される。
<MTC端末の構成>
図23は、本実施の形態に係るMTC端末の構成を示すブロック図である。図23において、端末400は、受信部201と、信号分離部202と、復調部203と、誤り訂正復号部204と、Narrowband設定部205と、MPDCCH受信部401と、PDSCH配置決定部402と、誤り訂正符号化部208と、変調部209と、信号割当部210と、送信部211とを有する。図23において、図14と同じ部分は説明を省略する。
信号分離部202は、PDSCH配置決定部402から入力されるPDSCH配置情報に基づき、PDSCHに配置されているDLデータ信号および上位レイヤのシグナリングを復調部203へ出力する。また、信号分離部202は、MPDCCH信号を分離し、MPDCCH受信部401へ出力する。
Narrowband設定部205は、帯域幅およびNarrowbandのオフセット情報に基づき、Narrowbandの定義を設定する。Narrowband設定部205は、Narrowbandの定義を、PDSCH配置決定部402、送信部211、受信部201へ出力する。
PDSCH配置決定部402は、RBGサイズが4の場合、Narrowband設定部205から入力されるNarrowbandのオフセット量と、図示していないサブフレーム番号とから、NarrowbandのTypeを特定する。PDSCH配置決定部402は、MPDCCH受信部401から入力されるVRBへの割り当て情報とNarrowbandのTypeとから、PDSCHが割り当てられているリソースを特定する。ミラーリングを適用する場合、Narrowband Type Aの割り当てを基準として、Type Bの割り当ては、リソースの割り当てとPRBの配置を周波数方向で反転させる。サイクリックシフトを適用する場合、Narrowband Type Aの割り当てを基準として、Type Bの割り当ては、リソースの割り当てとPRBの配置を2PRBサイクリックシフトする。決定されたPDSCHの配置は、信号分離部202へ出力される。
MPDCCH受信部401は、信号分離部202から受け取ったMPDCCH信号をブラインド復号し、DL信号の割り当て情報またはUL信号の割り当て情報を含む制御信号であるMPDCCHを検出する。
<他の形態>
なお、上記実施の形態2では、帯域あたり1ビットまたは2ビットのRRCシグナリングを用いてNarrowband内のMPDDCHを割り当てる場合を示したが、NarrowbandごとにRRCシグナリングを通知してもよい。Narrowbandごとに通知する場合、Narrowband数×Narrowbandごとの通知ビット数のビットを必要とする。このように細かく設定すると、Narrowbandごとに設定を変えることができる。
また帯域幅ごとにあらかじめ定める配置を変えてもよい。このようにすると、あらかじめ定める配置と、オフセットによって定まる配置を重複しないように設定しやすくなる。
また、本開示の一態様は、上記各実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。
また、上記各実施の形態では、本開示の一態様をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本開示はハードウェアとの連携においてソフトウェアでも実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。集積回路は、上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックを制御し、入力と出力を備えてもよい。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)または、LSI内部の回路セルの接続若しくは設定を再構成可能なリコンフィギュラブル/プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
本開示の基地局は、MTC(Machine-Type Communications)に用いられるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)であるMPDCCHが割り当てられるNarrowbandの周波数位置を定義するためのオフセットと、システム帯域のリソースブロックグループ(RBG:Resource Block Group)サイズと、に基づいて、前記MPDCCHを構成する、第1のEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)セットの配置、および、前記第1のEPDCCHセットと異なるPRB(Physical resource block)数を有する第2のEPDCCHセットの配置を決定する決定部と、前記第1のEPDCCHセットの配置および前記第2のEPDCCHセットの配置に基づいて、制御信号を送信する送信部と、を具備し、前記決定部は、前記第1のEPDCCHセットおよび前記第2のEPDCCHセットを、少なくとも一方のEPDCCHセットが衝突するRBG数が最小となるように配置する。
本開示の基地局において、前記決定部は、前記RBGサイズが2の場合、連続する2つのPRBからなる前記第1のEPDCCHセットが前記Narrowband中の1つのRBGに対応し、4つのPRBからなる前記第2のEPDCCHのセットが前記Narrowband中の残りのPRBに対応するように、前記MPDCCHを配置する。
本開示の基地局において、前記決定部は、前記RBGサイズが3の場合、連続する4つのPRBからなる前記第1のEPDCCHセットが前記Narrowband中の2つのRBGに対応し、2つのPRBからなる前記第2のEPDCCHセットが前記Narrowband中の残りのPRBに対応するように、前記MPDCCHを配置する。
本開示の基地局において、前記決定部は、前記RBGサイズが3の場合、2つのPRBからなる前記第1のEPDCCHセットが前記Narrowband中の2以上のPRBを含むRBGに対応し、4つのPRBからなる前記第2のEPDCCHセットが残りのPRBに対応するように、前記MPDCCHを配置する。
本開示の基地局において、前記決定部は、前記RBGサイズが4の場合、4つのPRBからなる前記第1のEPDCCHセットが前記Narrowband内に4つのPRBを含むRBGに対応し、2つのPRBからなる前記第2のEPDCCHセットが残りのPRBに対応するように、前記MPDCCHを配置する。
本開示の基地局において、前記決定部は、前記RBGサイズ4の場合で、前記Narrowband内に4つのPRBを含むRBGがない場合、2つのPRBからなる前記第1のEPDCCHセットが前記Narrowband内に3つのPRBを含むRBGに対応し、4つのPRBからなる前記第2のEPDCCHセットが残りのPRBに対応するように、前記MPDCCHを配置する。
本開示の基地局は、連続する複数のPRB(Physical Resource Block)で構成されるNarrowbandの周波数位置を定義するためのオフセットと、システム帯域のリソースブロックグループ(RBG:Resource Block Group)サイズと、前記Narrowbandのタイプに基づいて、前記NarrowbandにおいてPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)を配置するPRBを決定する決定部と、前記決定されたPRBを通知するためのリソース割当ビット、および、前記決定されたPRBに配置されたPDSCHを送信する送信部と、を具備し、前記RBGサイズが4PRBであり、前記複数のPRBが6PRBである場合、前記Narrowbandは、前記6PRBのうちの周波数がより低い4PRBからなる第1グループが1つのRBGに対応し、周波数がより高い残りの2PRBからなる第2グループがRBGの一部に対応する第1タイプのNarrowbandと、前記6PRBうちの周波数がより高い4PRBからなる第3グループが1つのRBGに対応し、周波数がより低い残りの2PRBから成る第4グループがRBGの一部に対応する第2タイプのNarrowbandと、を含み、前記第1のNarrowbandの前記第1グループに含まれるリソースと、前記第2のNarrowbandの前記第3グループに含まれるリソースとは、前記リソース割当ビットの同一の値に対応付けられ、前記第1のNarrowbandの前記第2グループに含まれるリソースと、前記第2のNarrowbandの前記第4グループに含まれるリソースとは、前記リソース割当ビットの同一の値に対応付けられる。
本開示の基地局において、前記第1タイプのNarrowbandにおけるPDSCHを配置するPRBと、前記第2タイプのNarrowbandにおけるPDSCHを配置するPRBとの関係は、周波数方向で反転した関係である。
本開示の基地局において、前記第1タイプのNarrowbandにおけるPDSCHを配置するPRBと、前記第2タイプのNarrowbandにおけるPDSCHを配置するPRBとの関係は、2つのPRB分だけサイクリックシフトした関係である。
本開示の端末は、MTC(Machine-Type Communications)に用いられるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)であるMPDCCHが割り当てられるNarrowbandの周波数位置を定義するためのオフセットと、システム帯域のリソースブロックグループ(RBG:Resource Block Group)サイズと、に基づいて、前記MPDCCHを構成する、第1のEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)セットの配置、および、前記第1のEPDCCHセットと異なるPRB(Physical resource block)数を有する第2のEPDCCHセットの配置を決定する決定部と、前記第1のEPDCCHセットの配置および前記第2のEPDCCHの配置に基づいて、制御信号を受信する受信部と、を具備し、前記決定部は、前記第1のEPDCCHセットおよび前記第2のEPDCCHセットを、少なくとも一方のEPDCCHセットが衝突するRBG数が最小となるように配置する。
本開示の端末は、基地局からのリソース割当ビット、および、PRB(Physical Resource Block)に配置されたPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)を受信する受信部と、連続する複数のPRBで構成されるNarrowbandの周波数位置を定義するためのオフセットと、システム帯域のリソースブロックグループ(RBG:Resource Block Group)サイズと、前記Narrowbandのタイプと、前記リソース割当ビットとに基づいて、前記NarrowbandにおいてPDSCHが配置されたPRBを決定する決定部と、を具備し、前記RBGサイズが4PRBであり、前記複数のPRBが6PRBである場合、前記Narrowbandは、前記6PRBうちの周波数がより低い4PRBから成る第1グループが1つのRBGに対応し、周波数がより高い残りの2PRBから成る第2グループがRBGの一部に対応する第1タイプのNarrowbandと、前記6PRBうちの周波数がより高い4PRBから成る第3グループが1つのRBGに対応し、周波数がより低い残りの2PRBから成る第4グループがRBGの一部に対応する第2タイプのNarrowbandと、を含み、前記第1のNarrowbandの前記第1グループに含まれるリソースと、前記第2のNarrowbandの前記第3グループに含まれるリソースとは、前記リソース割当ビットの同一の値に対応付けられ、前記第1のNarrowbandの前記第2グループに含まれるリソースと、前記第2のNarrowbandの前記第4グループに含まれるリソースとは、前記リソース割当ビットの同一の値に対応付けられる。
本開示の送信方法は、MTC(Machine-Type Communications)に用いられるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)であるMPDCCHが割り当てられるNarrowbandの周波数位置を定義するためのオフセットと、システム帯域中のリソースブロックグループ(RBG:Resource Block Group)サイズと、に基づいて、前記MPDCCHを構成する、第1のEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)セットの配置、および、前記第1のEPDCCHセットと異なるPRB(Physical resource block)数を有する第2のEPDCCHセットの配置を決定し、前記第1のEPDCCHセットの配置および前記第2のEPDCCHの配置に基づいて、制御信号を送信し、前記第1のEPDCCHセットおよび前記第2のEPDCCHセットは、少なくとも一方のEPDCCHセットが衝突するRBG数が最小となるように配置される。
本開示の受信方法は、MTC(Machine-Type Communications)に用いられるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)であるMPDCCHが割り当てられるNarrowbandの周波数位置を定義するためのオフセットと、システム帯域のリソースブロックグループ(RBG:Resource Block Group)サイズと、に基づいて、前記MPDCCHを構成する、第1のEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)セットの配置、および、前記第1のEPDCCHセットと異なるPRB(Physical resource block)数を有する第2のEPDCCHセットの配置を決定し、前記第1のEPDCCHセットの配置および前記第2のEPDCCHの配置に基づいて、制御信号を受信し、前記第1のEPDCCHセットおよび前記第2のEPDCCHセットは、少なくとも一方のEPDCCHセットが衝突するRBG数が最小となるように配置される。
本開示は、MTC (Machine-Type Communications)に用いられる基地局、端末、送信方法および受信方法に適用し得る。
100,300 基地局
101,205 Narrowband設定部
102,302 MPDCCH生成部
103,207 MPDCCH配置決定部
104,208 誤り訂正符号化部
105,209 変調部
106,210 信号割当部
107,211 送信部
108,201 受信部
109,202 信号分離部
110,203 復調部
111,204 誤り訂正復号部
200,400 端末
206,401 MPDCCH受信部
301,402 PDSCH配置決定部

Claims (9)

  1. MTC(Machine-Type Communications)に用いられるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)であるMPDCCHが割り当てられるNarrowbandの周波数位置を定義するためのオフセットと、システム帯域中のリソースブロックグループ(RBG:Resource Block Group)サイズと、に基づいて、前記MPDCCHを構成する、第1のEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)セットの配置、および、前記第1のEPDCCHセットとは異なるPRB(Physical resource block)数を有する第2のEPDCCHセットの配置を決定する決定部と、
    前記第1のEPDCCHセットの配置および前記第2のEPDCCHセットの配置に基づいて、制御信号を送信する送信部と、
    を具備し、
    前記決定部は、前記第1のEPDCCHセットおよび前記第2のEPDCCHセットの配置のパターンの中で、少なくとも一方のEPDCCHセットが配置されるRBG数が最小となる配置を決定する、
    基地局。
  2. 前記決定部は、前記RBGサイズが2の場合、連続する2つのPRBからなる前記第1のEPDCCHセットが前記Narrowband中の1つのRBGに対応し、4つのPRBからなる前記第2のEPDCCHのセットが前記Narrowband中の残りのPRBに対応するように、前記MPDCCHを配置する、
    請求項1に記載の基地局。
  3. 前記決定部は、前記RBGサイズが3の場合、連続する4つのPRBからなる前記第1のEPDCCHセットが前記Narrowband中の2つのRBGに対応し、2つのPRBからなる前記第2のEPDCCHセットが前記Narrowband中の残りのPRBに対応するように、前記MPDCCHを配置する、
    請求項1に記載の基地局。
  4. 前記決定部は、前記RBGサイズが3の場合、2つのPRBからなる前記第1のEPDCCHセットが前記Narrowband中の2以上のPRBを含むRBGに対応し、4つのPRBからなる前記第2のEPDCCHセットが残りのPRBに対応するように、前記MPDCCHを配置する、
    請求項1に記載の基地局。
  5. 前記決定部は、前記RBGサイズが4の場合、4つのPRBからなる前記第1のEPDCCHセットが前記Narrowband内に4つのPRBを含むRBGに対応し、2つのPRBからなる前記第2のEPDCCHセットが残りのPRBに対応するように、前記MPDCCHを配置する、
    請求項1に記載の基地局。
  6. 前記決定部は、前記RBGサイズ4の場合で、前記Narrowband内に4つのPRBを含むRBGがない場合、2つのPRBからなる前記第1のEPDCCHセットが前記Narrowband内に3つのPRBを含むRBGに対応し、4つのPRBからなる前記第2のEPDCCHセットが残りのPRBに対応するように、前記MPDCCHを配置する、
    請求項1に記載の基地局。
  7. MTC(Machine-Type Communications)に用いられるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)であるMPDCCHが割り当てられるNarrowbandの周波数位置を定義するためのオフセットと、システム帯域中のリソースブロックグループ(RBG:Resource Block Group)サイズと、に基づいて、前記MPDCCHを構成する、第1のEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)セットの配置、および、前記第1のEPDCCHセットとは異なるPRB(Physical resource block)数を有する第2のEPDCCHセットの配置を決定する決定部と、
    前記第1のEPDCCHセットおよび前記第2のEPDCCHの配置に基づいて、制御信号を受信する受信部と、
    を具備し、
    前記決定部は、前記第1のEPDCCHセットおよび前記第2のEPDCCHセットの配置のパターンの中で、少なくとも一方のEPDCCHセットが配置されるRBG数が最小となる配置を決定する、
    端末。
  8. MTC(Machine-Type Communications)に用いられるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)であるMPDCCHが割り当てられるNarrowbandの周波数位置を定義するためのオフセットと、システム帯域中のリソースブロックグループ(RBG:Resource Block Group)サイズと、に基づいて、前記MPDCCHを構成する、第1のEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)セットの配置、および、前記第1のEPDCCHセットと異なるPRB(Physical resource block)数を有する第2のEPDCCHセットの配置を決定し、
    前記第1のEPDCCHセットの配置および前記第2のEPDCCHの配置に基づいて、制御信号を送信し、
    前記第1のEPDCCHセットおよび前記第2のEPDCCHセットは、前記第1のEPDCCHセットおよび前記第2のEPDCCHセットの配置のパターンの中で、少なくとも一方のEPDCCHセットが配置されるRBG数が最小となるように配置される、
    送信方法。
  9. MTC(Machine-Type Communications)に用いられるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)であるMPDCCHが割り当てられるNarrowbandの周波数位置を定義するためのオフセットと、システム帯域のリソースブロックグループ(RBG:Resource Block Group)サイズと、に基づいて、前記MPDCCHを構成する、第1のEPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)セットの配置、および、前記第1のEPDCCHセットと異なるPRB(Physical resource block)数を有する第2のEPDCCHセットの配置を決定し、
    前記第1のEPDCCHセットの配置および前記第2のEPDCCHの配置に基づいて、制御信号を受信し、
    前記第1のEPDCCHセットおよび前記第2のEPDCCHセットは、前記第1のEPDCCHセットおよび前記第2のEPDCCHセットの配置のパターンの中で、少なくとも一方のEPDCCHセットが配置されるRBG数が最小となるように配置される、
    受信方法。

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