JP6665337B1 - メーカーが販売を希望する商品の販売促進作業を管理するための装置およびその装置において実行されるプログラム - Google Patents

メーカーが販売を希望する商品の販売促進作業を管理するための装置およびその装置において実行されるプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メーカーが販売を希望する商品の販売促進作業を管理するための装置を提供すること。【解決手段】本発明の装置は、商品を販売する小売企業が管理する管理装置と通信することが可能なように構成されており、装置は、商品の販売を促進するための販売促進作業を少なくとも記載した指示書を管理装置に配信する配信手段と、管理装置から、小売企業において指示書に従って行われた販売促進作業の結果を示す1つ以上のエビデンスを受信する受信手段と、1つ以上のエビデンスに基づいて、小売企業における販売促進作業の実現度を算出する算出手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、メーカーが販売を希望する商品の販売促進作業を管理するための装置およびその装置において実行されるプログラムに関する。
従来から、メーカーが販売を希望する商品(特に、新商品)について「販売促進」活動を行うことが知られている(例えば、非特許文献1を参照)。
例えば、メーカーが販売を希望する商品が小売企業の各店舗において販売される場合、メーカーがその商品の「販売促進費用」を小売企業に先払いし、小売企業の販売教育担当者が、小売企業の各店舗の販売員を集めて各地で「商品勉強会」を開催し(勉強会用の会議室の使用料、弁当代、各店舗の販売員の出張費用などが販売促進費用から支出される)、「商品勉強会」に参加した小売企業の各店舗の販売員が、各店舗で商品を陳列したり、各店舗で商品の説明を顧客にしたりしていた。
株式会社YUIDEA、"販売促進(販促)とは?その意味と方法・事例、効果的なマーケティングとは?"、[online]、[平成31年6月12日検索]、インターネット<URL:https://msl.yuidea.co.jp/knowledge/3184>
メーカーが要望したとおりの販売促進作業が小売企業において行われているのかどうか(例えば、メーカーが要望したとおりに小売企業の店舗において商品が陳列されているのかどうか、または、メーカーが要望したとおりに小売企業の店舗において商品の説明がなされているのかどうか)は、メーカー自身またはメーカーによって委託された調査会社が小売企業において行われる販売促進作業を現地調査してみないとわからない(例えば、調査会社のスタッフが小売企業の店舗を訪問し、その店舗における商品の陳列状況等を確認してみないとわからない)という課題があった。
メーカーが販売促進作業を小売企業に依頼してから、メーカーが小売企業において行われる販売促進作業の実績を把握するまでにかなりのタイムラグが生じざるを得ず、メーカー側の時間ロスが大きいという課題や、メーカーが小売企業において行われる販売促進作業の実績を把握するために膨大なコストが必要になるという課題もあった。
本発明は、メーカー自身またはメーカーによって委託された調査会社が小売企業において行われる販売促進作業を現地調査することなく(例えば、調査会社のスタッフが小売企業の店舗を訪問し、その店舗における商品の陳列状況等を確認することなく)、メーカーが要望したとおりの販売促進作業が小売企業において行われているのかどうか(例えば、メーカーが要望したとおりに小売企業の店舗において商品が陳列されているのかどうか、または、メーカーが要望したとおりに小売企業の店舗において商品の説明がなされているのかどうか)を集計・管理する(例えば、リアルタイムに集計・管理する)ことを可能にする装置およびその装置において実行されるプログラムを提供することを目的とする。
本発明の1つの局面において、本発明の装置は、メーカーが販売を希望する商品の販売促進作業を管理するための装置であり、前記装置は、前記商品を販売する小売企業が管理する管理装置と通信することが可能なように構成されており、前記装置は、前記商品の販売を促進するための販売促進作業を少なくとも記載した指示書を前記管理装置に配信する配信手段と、前記管理装置から、前記小売企業において前記指示書に従って行われた前記販売促進作業の結果を示す1つ以上のエビデンスを受信する受信手段と、前記1つ以上のエビデンスに基づいて、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を算出する算出手段とを備える。
本発明の1つの実施形態では、前記受信手段は、前記小売企業の1つ以上の店舗において前記指示書に従って行われた前記販売促進作業の結果を示す前記1つ以上のエビデンスを受信し、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度は、前記小売企業の店頭実現率を含み、前記小売企業の店頭実現率は、N/Nによって表され、Nは、前記指示書が配信された前記1つ以上の店舗の数のうち、前記メーカーが規定する合格水準を満たす販売促進作業が所定の期間内に行われた店舗の数であり、Nは、前記指示書が配信された前記1つ以上の店舗の数であり、前記合格水準は、前記指示書に応じて規定されてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記装置は、前記小売企業の過去の販売促進作業の実績に基づいて、前記装置を利用するための利用料を決定する手段と、前記利用料を前記メーカーに請求するための処理を実行する手段とをさらに備えていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記利用料は、前記指示書を前記小売企業に配信するための配信費用を含み、前記利用料を決定する手段は、前記小売企業の過去の販売促進作業の実績に基づいて、前記配信費用のレートを決定する手段と、前記レートに基づいて前記配信費用を決定する手段とを含んでいてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記装置は、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度に基づいて、前記装置を利用するための利用料を決定する手段であって、前記指示書が配信された小売企業は、前記小売企業を含む、手段と、前記利用料を前記メーカーに請求するための処理を実行する手段とをさらに備えていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記利用料は、前記指示書を前記小売企業に配信するための配信費用を含み、前記利用料を決定する手段は、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度に基づいて、前記配信費用のレートを決定する手段と、前記レートに基づいて前記配信費用を決定する手段とを含んでいてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記装置は、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度に基づいて、前記メーカーから前記小売企業に支払われるべき販売促進費用を決定する手段と、前記販売促進費用を前記メーカーから回収するための処理を実行する手段とをさらに備えていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記装置は、前記メーカーから前記小売企業に前記販売促進費用の少なくとも一部を支払うための処理を実行する手段をさらに備えていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記装置は、データベース部に接続されており、前記データベース部には、複数の小売企業のそれぞれにおける販売促進作業の実現度が格納されており、前記小売企業は、前記複数の小売企業のうちの1つであり、前記装置は、前記複数の小売企業のそれぞれにおける販売促進作業の実現度に基づいて、前記複数の小売企業のうちの少なくとも1つの小売企業との取引の推奨を示す推奨情報を生成する手段と、前記推奨情報を前記メーカーに通知する手段とをさらに備えていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記装置は、データベース部に接続されており、前記装置は、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を算出した後に即時に、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を前記データベース部に蓄積する手段をさらに備えていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記装置は、データベース部に接続されており、前記装置は、前記1つ以上のエビデンスを受信した後に即時に、前記1つ以上のエビデンスを前記データベース部に蓄積する手段をさらに備えていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記データベース部は、前記メーカーおよび前記小売企業の両方が閲覧可能なように構成されていてもよい。
本発明の1つの実施形態では、前記1つ以上のエビデンスのそれぞれは、前記指示書の完読率と、前記1つ以上の店舗において撮影された1つ以上の画像とを含み、前記1つ以上の画像のそれぞれは、前記1つ以上の画像のそれぞれが撮影された位置情報と、前記1つ以上の画像のそれぞれが撮影された時刻情報とを含み、前記装置は、前記1つ以上の画像を解析する解析手段をさらに備え、前記算出手段は、前記指示書の完読率と、前記1つ以上の画像の解析結果と、前記1つ以上の画像の前記位置情報および前記時刻情報とに基づいて、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を算出してもよい。
本発明の1つの局面において、本発明のプログラムは、メーカーが販売を希望する商品の販売促進作業を管理するための装置において実行されるプログラムであり、前記装置は、前記商品を販売する小売企業が管理する管理装置と通信することが可能なように構成されており、前記装置は、プロセッサ部を備え、前記プログラムは、前記プロセッサ部において実行されると、前記商品の販売を促進するための販売促進作業を少なくとも記載した指示書を前記管理装置に配信することと、前記管理装置から、前記小売企業において前記指示書に従って行われた前記販売促進作業の結果を示す1つ以上のエビデンスを受信することと、前記1つ以上のエビデンスに基づいて、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を算出することとを少なくとも実行することを前記プロセッサ部に行わせる。
本発明によれば、メーカー自身またはメーカーによって委託された調査会社が小売企業において行われる販売促進作業を現地調査することなく(例えば、調査会社のスタッフが小売企業の店舗を訪問し、その店舗における商品の陳列状況等を確認することなく)、メーカーが要望したとおりの販売促進作業が小売企業において行われているのかどうか(例えば、メーカーが要望したとおりに小売企業の店舗において商品が陳列されているのかどうか、または、メーカーが要望したとおりに小売企業の店舗において商品の説明がなされているのかどうか)を集計・管理する(例えば、リアルタイムに集計・管理する)ことを可能にする装置およびその装置において実行されるプログラムを提供することが可能である。
メーカーが要望したとおりの販売促進作業が小売企業において行われているのかどうかを管理するための新しいビジネスモデルのフローの一例を示す図 新しいビジネスモデルを実現するためのコンピュータシステム200の構成の一例を示す図 メーカーデータベース部251に格納されている情報の構成の一例を示す図 商品データベース部252に格納されている情報の構成に一例を示す図 小売企業データベース部253に格納されている情報の構成の一例を示す図 指示書データベース部254に格納されている情報の構成の一例を示す図 作業結果データベース部255に格納されている情報の構成の一例を示す図 仲介装置210において実行される処理のフローの一例を示す図 仲介装置210において実行される処理のフローの他の一例を示す図 仲介装置210において実行される処理のフローの他の一例を示す図
以下、本明細書において用いられる用語を定義する。
・「販売促進費用」とは、商品の販売を促進するための費用をいう。商品は、物であってもよいし、サービスであってもよい。
・「販売促進作業」とは、商品の販売を促進するための作業をいう。
・「小売企業における販売促進作業の実現度」とは、メーカーが希望する販売促進作業が小売企業において実現されている度合いをいう。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
1.メーカーが要望したとおりの販売促進作業が小売企業において行われているのかどうかを管理するための新しいビジネスモデル
図1は、メーカーが要望したとおりの販売促進作業が小売企業において行われているのかどうかを管理するための新しいビジネスモデルのフローの一例を示す。以下、このフローの各ステップを詳しく説明する。
ステップS001:メーカーは、メーカーが販売を希望する商品の販売促進のためのリクエストを仲介企業に送信する。このリクエストは、商品の情報を含む。これにより、メーカーは、販売促進の対象となる商品を指定することが可能である。また、このリクエストは、販売促進作業を行う小売企業の名称、販売促進作業を行う規模(例えば、販売促進作業を行う地域、販売促進作業を行う期間、販売促進作業を行う小売企業の総数)をさらに含み得る。これにより、メーカーは、販売促進の対象となる商品を販売する小売企業、および、販売促進を実施するエリア・期間を指定することが可能である。さらに、このリクエストは、エビデンスの評価項目(例えば、画像を撮影する角度が指定角度に一致するか否か、指定商品が写っているか否か、指定商品が指定個数陳列されているか否か、指定ポップが設置されているか否か)をさらに含み得る。これにより、メーカーは、店頭実現率を算出するための評価項目を指定することが可能である。さらに、このリクエストは、エビデンスの各評価項目の合格水準をさらに含み得る。これにより、メーカーは、店頭実現率を算出するための評価の基準を規定することが可能である。さらに、このリクエストは、販売促進作業の内容・手順(例えば、店内における商品の配置場所、商品の配置場所における商品の陳列の仕方、店内におけるポップの配置場所)、および、商品のアピールポイントをさらに含み得る。販売促進作業の内容・手順、および、商品のアピールポイントは、後述される指示書を生成するために使用されることが可能である。なお、本明細書において、店頭実現率とは、店舗または店舗において実行された販売促進作業がメーカー指定の所定の条件を満足している割合をいう。
仲介企業において、メーカーからリクエストを受信したことに応答して、リクエストに含まれる商品の情報に少なくとも基づいて、販売促進作業を少なくとも記載した指示書が生成される。リクエストに含まれる販売促進作業の内容・手順と商品のアピールポイントとにさらに基づいて、指示書が生成されてもよい。このようにして、メーカーが指定する販売促進作業の内容・手順、および、メーカーが指定する商品のアピールポイントを指示書に反映することが可能である。リクエストに含まれる商品の情報が商品の画像(すなわち、静止画および/または動画)を含む場合には、指示書は、商品の画像が販売促進作業の内容・手順に反映されるように生成されてもよい。指示書は、手動で生成されてもよいし、自動的に生成されてもよい。
ステップS002:仲介企業は、販売促進作業を少なくとも記載した指示書を小売企業に配信する。ステップS001において送信されたリクエストに小売企業の指定が含まれている場合には、販売促進作業を少なくとも記載した指示書は、メーカーが指定した小売企業に配信される。
ステップS003:小売企業は、配信された指示書に従って小売企業において行われた販売促進作業の結果を示す1つ以上のエビデンスを仲介企業に送信する。1つ以上のエビデンスは、指示書の完読率(例えば、ページの表示の実績値(例えば、総ページ数のうち、ユーザ(店舗の従業員)が表示・閲覧したページ数の割合)、動画再生の実績値(例えば、動画再生数、所定の時間以上再生された動画数)、手順の理解を示すチェックボックスへのチェック入力の割合))と、1つ以上の店舗において撮影された1つ以上の画像(例えば、静止画、動画)とを含む。1つ以上のエビデンスは、各実績値が記入されたファイル(例えば、Excelファイル)をさらに含んでいてもよい。1つ以上の画像のそれぞれは、1つ以上の画像のそれぞれが撮影された位置情報と、1つ以上の画像のそれぞれが撮影された時刻情報とを含む。
仲介企業は、ステップS003において送信された1つ以上のエビデンスに基づいて、指示書が配信された小売企業における販売促進作業の実現度を算出する。これにより、メーカー自身またはメーカーによって委託された調査会社が小売企業を調査することなく、メーカーが要望したとおりの販売促進作業が小売企業において行われているのかどうかを管理する(例えば、販売促進作業に関するデータを収集する、)ことが可能である。
なお、ステップS002において、指示書が小売企業に配信された際に、小売企業は、小売企業が管理している1つ以上の店舗に指示書を配信するようにしてもよい。例えば、ステップS001において送信されたリクエストに販売促進作業を行う地域の指定が含まれている場合には、小売企業は、指定された地域内の店舗にのみ指示書を配信するようにしてもよい。
小売企業における販売促進作業の実現度は、例えば、小売企業の店頭実現率として算出されるが、これに限定されない。小売企業の店頭実現率は、N/Nによって表される。ここで、Nは、指示書が配信された1つ以上の店舗の数のうち、メーカーが規定する合格水準を満たす販売促進作業が所定の期間内に行われた店舗の数である。Nは、指示書が配信された1つ以上の店舗の数である。合格水準は、指示書に応じて規定される。このようにして、仲介企業は、ステップS003において送信された1つ以上のエビデンスに基づいて、小売企業の店頭実現率を算出することが可能である。これにより、メーカー自身またはメーカーによって委託された調査会社が小売企業の複数の店舗のうち指示書が配信された1つ以上の店舗を調査することなく、メーカーが要望したとおりの販売促進作業が指示書が配信された1つ以上の店舗において行われているのかどうかを管理することが可能である。
ステップS004:仲介企業は、小売企業における販売促進作業の実現度をメーカーおよび小売企業の両方が共有することができるようにする。これにより、メーカーおよび小売企業の両方は、小売企業における販売促進作業の実現度を閲覧することが可能であり、小売企業における販売促進作業の実現度に基づいて確度の高い適正な販売促進費用を算出することが可能である。
なお、メーカーおよび/または小売企業が、小売企業における販売促進作業の実現度に基づいて販売促進費用を算出してもよい。
さらに、仲介企業は、小売企業の過去の販売促進作業の実績に基づいて、仲介企業の仲介装置を利用するための利用料を算出するようにしてもよい。あるいは、仲介企業は、指示書Xの配信条件(例えば、指示書が配信された小売企業の数、各エビデンスの各評価項目の合格水準)に基づいて、仲介企業の仲介装置を利用するための利用料を算出するようにしてもよい。その後、仲介企業は、仲介企業の仲介装置を利用するための利用料をメーカーに請求する。
ステップS005:メーカーは、小売企業における販売促進作業の実現度に基づいて算出された販売促進費用を小売企業に支払う。この支払いの態様は任意である。
さらに、メーカーは、仲介企業の仲介装置を利用するための利用料を仲介企業に支払う。この支払いの態様もまた任意である。
このように、メーカーから小売企業に支払われる販売促進費用は、客観的な指標(すなわち、小売企業における販売促進作業の実現度)に基づいて算出されることが可能であり、これにより、メーカーは、販売促進費用を小売企業に先払いする必要がなく、無駄な販売促進費用を小売企業に支払うことをなくすことが可能である。
なお、図1に示される実施形態では、メーカーおよび/または小売企業が販売促進費用を算出する例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、仲介企業が販売促進費用を算出するようにしてもよい。
例えば、仲介企業は、小売企業における販売促進作業の実現度に基づいて、メーカーが小売企業に支払うべき販売促進費用を算出するようにしてもよい。これにより、販売促進費用は、仲介企業という第三者の立場から公平に算出されることが可能である。
なお、図1に示される実施形態では、メーカーが販売促進費用を小売企業に直接支払う例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、後述されるステップS004’〜S006’がステップS003の後に実行されることによって、メーカーから小売企業への販売促進費用の支払いを仲介企業が仲介するようにしてもよい。
ステップS004’:仲介企業は、販売促進費用の回収リクエストをメーカーに送信し、仲介企業の仲介装置を利用するための利用料をメーカーに請求する。
ステップS005’:メーカーは、仲介企業からの回収リクエストに応答して、販売促進費用を仲介企業に支払う。また、メーカーは、仲介企業からの請求に応答して、仲介企業の仲介装置を利用するための利用料を仲介企業に支払う。
ステップS006’:仲介企業は、販売促進費用から仲介手数料を引いた金額を小売企業に支払う。
2.新しいビジネスモデルを実現するためのコンピュータシステムの構成
図2は、上述した新しいビジネスモデルを実現するためのコンピュータシステム200の構成の一例を示す。
コンピュータシステム200は、仲介企業のための処理を実行する仲介装置210と、メーカーのための処理を実行する端末装置220〜220と、小売企業のための処理を実行する管理装置230〜230とを含む。仲介装置210は、インターネット240を介して、メーカーの端末装置220〜220のそれぞれ、および、小売企業の管理装置230〜230のそれぞれと通信することが可能なように構成されている。ここで、N、Mは、1以上の整数である。
図2に示される例では、仲介装置210は、インターフェース部211と、1つ以上のCPU(Central Processing Unit)を含むプロセッサ部212と、メモリ部213とを含む。仲介装置210のハードウェア構成はその機能を実現できる限りにおいて特に限定されず、単一のマシンで構成されていてもよく、複数台のマシンを組み合わせて構成されたものであってもよい。
インターフェース部211は、メーカーの端末装置220〜220のそれぞれ、および、小売企業の管理装置230〜230のそれぞれとの間の通信を制御する。
メモリ部213には、処理を実行するために必要とされるプログラムやそのプログラムを実行するために必要とされるデータ等が格納されている。ここで、プログラムをどのようにしてメモリ部213に格納するかは問わない。例えば、プログラムは、メモリ部213にプリインストールされていてもよい。あるいは、プログラムは、インターネット240などのネットワークを経由してダウンロードされることによってメモリ部213にインストールされるようにしてもよいし、光ディスクやUSBなどの記憶媒体を介してメモリ部213にインストールされるようにしてもよい。
プロセッサ部212は、仲介装置210全体の動作を制御する。プロセッサ部212は、メモリ部213に格納されているプログラムを読み出し、そのプログラムを実行する。これにより、仲介装置210は、所望のステップを実行する装置および/または手段として機能することが可能である。
仲介装置210は、データベース部250に接続されている。データベース部250は、メーカーデータベース部251と、商品データベース部252と、小売企業データベース部253と、指示書データベース部254と、作業結果データベース部255とを含む。
メーカーの端末装置220〜220のそれぞれ、および、小売企業の管理装置230〜230のそれぞれは、インターネット240を介して仲介装置210と通信することが可能なように構成されている。例えば、メーカーの端末装置220〜220のそれぞれは、通信インターフェースを有する任意のタイプのコンピュータ(例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、スマートグラス、スマートウォッチ端末などの携帯無線端末、または、デスクトップPC、ラップトップPC、ノートPCなどのパーソナルコンピュータ、または、サーバとして機能するコンピュータシステム)であってもよい。
なお、図2に示される実施形態では、仲介装置210がインターネット240を介してメーカーの端末装置220〜220のそれぞれ、および、小売企業の管理装置230〜230のそれぞれと通信することが可能であると説明したが、本発明はこれに限定されない。インターネット240の代わりに任意のタイプのネットワークを用いることも可能である。また、図2に示される実施形態では、コンピュータシステム200に含まれる構成要素間の通信が同一のネットワーク(すなわち、インターネット240)を介して実現されているが、本発明はこれに限定されない。コンピュータシステム200に含まれる構成要素間の通信は、同一のネットワークを介して実現されてもよいし、部分的に異なる別個のネットワークを介して実現されてもよいし、全て別個のネットワークを介して実現されてもよい。
また、図2に示される実施形態では、データベース部250は、仲介装置210の外部に設けられているが、その態様は問わない。例えば、データベース部250は、仲介装置210の単一の外付けハードディスク装置として構成されてもよいし、ネットワークを介して接続されるクラウド上のストレージとして構成されてもよい。あるいは、データベース部250は、仲介装置210の内部に設けられることも可能である。データベース部250の構成は、特定のハードウェア構成には限定されない。例えば、データベース部250は、単一のハードウェア部品で構成されてもよいし、複数のハードウェア部品で構成されてもよい。さらに、データベース部250に含まれる各データベース部の構成もまた特定のハードウェア構成には限定されない。例えば、データベース部250に含まれる各データベース部もまた、単一のハードウェア部品で構成されてもよいし、複数のハードウェア部品で構成されてもよい。
図3Aは、メーカーデータベース部251に格納されている情報の構成の一例を示す。
メーカーデータベース部251には、メーカーに関する情報が格納されている。メーカーに関する情報は、メーカーを識別するための情報(メーカーID)によって識別されることが可能である。図3Aに示される実施形態では、メーカーに関する情報は、例えば、メーカーの名称、住所などを含む。
図3Bは、商品データベース部252に格納されている情報の構成に一例を示す。
商品データベース部252には、メーカーの商品の情報が格納されている。メーカーの商品の情報は、商品を識別するための情報(商品ID)によって識別されることが可能である。図3Bに示される実施形態では、メーカーの商品の情報は、例えば、商品名、希望販売価格、アピールポイント、販売時期などを含む。
図3Cは、小売企業データベース部253に格納されている情報の構成の一例を示す。
小売企業データベース部253には、小売企業に関する情報が格納されている。小売企業に関する情報は、小売企業を識別するための情報(小売企業ID)によって識別されることが可能である。図3Cに示される実施形態では、小売企業に関する情報は、例えば、小売企業の名称、住所、業種、管理している店舗の数、管理している店舗の位置情報、過去の販売促進作業の実績(例えば、合格水準を超えた販売促進作業の累積数、過去に行った販売促進作業の総数に対する合格水準を超えた販売促進作業の数の割合、指示書の配信開始からその指示書に記載の販売促進作業の完了までの期間(スピード)、販売促進作業のクオリティ(例えば、エビデンスに含まれる画像の撮影角度、エビデンスに含まれる画像内の指定商品の有無、エビデンスに含まれる画像内の指定商品の個数、エビデンスに含まれる画像内の指定ポップの有無))、小売企業の総合実現度、販売促進費用の単価などをさらに含む。小売企業の総合実現度は、総合店頭実現率(例えば、過去に算出された全ての店頭実現率の平均値、直近に算出された所定の数の店頭実現率の平均値)、店頭実現総数(例えば、小売企業の店頭実現数は、例えば、小売企業が管理している店舗において過去に販売促進作業が行われたことによってメーカー規定の合格水準が満たされた評価項目の累積総数)を含むが、これに限定されない。
図3Dは、指示書データベース部254に格納されている情報の構成の一例を示す。
指示書データベース部254には、指示書に関する情報が格納されている。指示書に関する情報は、指示書を識別するための情報(指示書ID)によって識別されることが可能である。図3Dに示される実施形態では、指示書に関する情報は、例えば、配信費用の単価、販売促進作業の内容・手順、商品のアピールポイント、1つ以上のエビデンスの1つ以上の評価項目、各エビデンスの各評価項目の合格水準、販売促進作業を行う店舗の位置情報などを含む。指示書に関する情報は、当該商品の販売を希望するメーカーを識別するための情報(メーカーID)と、指示書が配信された小売企業を識別するための情報(小売企業ID)と、商品を識別するための情報(商品ID)とに関連付けられている。指示書IDと商品IDとが関連付けられることにより、指示書IDによって識別される指示書に記載される商品の情報を特定することが可能である。なお、エビデンスの各評価項目は、エビデンスごとに決定され得る。また、評価項目の合格水準は、評価項目ごとに決定され得る。
図3Eは、作業結果データベース部255に格納されている情報の構成の一例を示す。
作業結果データベース部255には、指示書に従って行われた販売促進作業の作業結果に関する情報が格納されている。作業結果に関する情報は、作業結果を識別するための情報(作業結果ID)によって識別されることが可能である。作業結果に関する情報は、指示書を識別するための情報(指示書ID)と、販売促進作業を行った小売企業を識別するための情報(小売企業ID)とに関連付けられている。図3Eに示される実施形態では、作業結果に関する情報は、指示書の配信規模、エビデンス、販売促進作業の実績、小売企業における販売促進作業の実現度などを含む。小売企業における販売促進作業の実現度は、例えば、指示書IDによって識別される指示書が配信された小売企業の店頭実現率、指示書IDによって識別される指示書が配信された小売企業の店頭実現数であるが、これらに限定されない。
指示書の配信規模は、例えば、販売促進作業を行った地域、販売促進作業を行った期間、販売促進作業を行った小売企業の総数を含むが、これらに限定されない。エビデンスは、例えば、指示書の完読率、小売企業IDによって識別される小売企業の1つ以上の店舗において撮影された1つ以上の画像を含むが、これらに限定されない。販売促進作業の実績は、例えば、合格水準を超えた販売促進作業の数、販売促進作業の総数に対する合格水準を超えた販売促進作業の数の割合、指示書IDによって識別される指示書の配信開始からその指示書に記載の販売促進作業の完了までの期間(スピード)、販売促進作業のクオリティ(例えば、エビデンスに含まれる画像の撮影角度、エビデンスに含まれる画像内の指定商品の有無、エビデンスに含まれる画像内の指定商品の個数、エビデンスに含まれる画像内の指定ポップの有無)を含むが、これらに限定されない。指示書IDによって識別される指示書が配信された小売企業の店頭実現率は、例えば、N/Nによって表され、Nは、指示書が配信された1つ以上の店舗の数のうち、メーカーが規定する合格水準を満たす販売促進作業が所定の期間内に行われた店舗の数であり、Nは、指示書が配信された1つ以上の店舗の数である。指示書IDによって識別される指示書が配信された小売企業の店頭実現数は、例えば、指示書IDによって識別される指示書が配信された小売企業が管理している店舗において販売促進作業が行われたことによってメーカー規定の合格水準が満たされた評価項目の数であるが、これに限定されない。
3.仲介装置の処理
図4は、仲介装置210において実行される処理のフローの一例を示す。図4に示される各ステップは、仲介装置210に含まれるプロセッサ部212によって実行される。以下、図4に示される各ステップを詳しく説明する。
ステップS401:メーカーの端末装置220から、販売促進のためのリクエストが受信される。販売促進のためのリクエストは、例えば、商品の情報を少なくとも含み、これにより、メーカーが販売を希望する商品が指定される。商品の情報は、商品の画像を含み得る。販売促進のためのリクエストは、メーカーが指定する販売促進作業の内容・手順をさらに含み得る。
販売促進のためのリクエストは、販売促進作業を行う小売企業の名称、および/または、販売促進作業を行う規模をさらに含み得、これにより、メーカーが販売を希望する商品を販売する小売企業、および/または、その商品の販売促進を実施するエリア・期間がメーカーによって指定される。
販売促進のためのリクエストは、エビデンスの評価項目(例えば、画像を撮影する確度が指定角度に一致するか否か、指定商品が写っているか否か、指定商品が指定個数陳列されているか否か、指定ポップが設置されているか否か)をさらに含み得、これにより、実現度(例えば、店頭実現率、店頭実現数)を算出するための評価項目がメーカーによって指定される。
販売促進のためのリクエストは、エビデンスの各評価項目の合格水準をさらに含み得、これにより、実現度(例えば、店頭実現率、店頭実現数)を算出するための評価の基準がメーカーによって規定される。
販売促進のためのリクエストは、商品のアピールポイントをさらに含み得、これにより、後述される指示書に商品のアピールポイントを反映させることが可能である。
ステップS402:ステップS401において受信された販売促進のためのリクエストに基づいて(すなわち、商品の情報に少なくとも基づいて)、販売促進作業を少なくとも記載した指示書Xが生成される。指示書Xは、手動で生成されてもよいし、自動的に生成されてもよい。商品の情報が商品の画像(すなわち、静止画および/または動画)を含む場合には、指示書Xは、商品の画像を反映するように生成される。指示書Xが生成されると、指示書Xを識別するための情報(指示書ID)が自動的に割り振られる。
販売促進のためのリクエストが販売促進作業の内容・手順を含む場合には、指示書Xは、販売促進作業の内容・手順を反映するように(例えば、販売促進作業の内容・手順をステップ形式で)生成される。販売促進のためのリクエストが商品のアピールポイントを含む場合には、指示書Xは、商品のアピールポイントを反映するように生成される。
販売促進のためのリクエストが、販売促進作業を行う小売企業の名称、エビデンスの評価項目、エビデンスの各評価項目の合格水準を含む場合には、販売促進作業を行う小売企業を識別するための情報(小売企業ID)、エビデンスの評価項目、エビデンスの各評価項目の合格水準は、ステップS402において生成された指示書Xを識別するための情報(指示書ID)に関連付けられた状態で、指示書データベース部254に格納される。
なお、ステップS401において受信されたリクエストが小売企業の指定を含む場合には、後述されるステップS403〜S405は省略され得る。
ステップS403:販売促進のためのリクエストに含まれる情報に基づいて、少なくとも1つの小売企業との取引の推奨を示す推奨情報が生成される。推奨される少なくとも1つの小売企業の情報は、例えば、小売企業データベース部253(例えば、業種、過去の販売促進作業の実績、総合実現度)を参照して特定される。例えば、リクエストに含まれる商品の情報が医薬品に関連するものである場合には、医薬品を販売している業種の小売企業の総合実現度トップ3を、推奨情報に含まれる少なくとも1つの小売企業の情報として特定してもよいが、本発明はこれに限定されない。
ステップS404:ステップS403において生成された推奨情報がメーカーの端末装置220に送信される。
ステップS405:メーカーの端末装置220から、メーカーによって選択された小売企業(以下、本明細書において「小売企業A」という。)を示す情報を受信する。
以下の説明においては、メーカーが希望する指示書Xの配信先が、メーカーによって小売企業Aに指定/選択されているものとする。
ステップS406:ステップS402において生成された指示書Xが、小売企業Aの管理装置230に配信される。指示書Xは、小売企業Aの管理装置を介して、小売企業Aの1つ以上の店舗に配信される。ステップS401において受信されたリクエストにおいて販売促進作業の規模が指定されている場合には、指示書Xは、その指定された規模に従って小売企業Aの1つ以上の店舗に配信される。
ステップS407:小売企業Aの管理装置230から、小売企業Aが管理している1つ以上の店舗において指示書Xに従って行われた販売促進作業の結果を示す1つ以上のエビデンスが受信される。
ステップS407において受信される1つ以上のエビデンスは、指示書の完読率と、小売企業Aの1つ以上の店舗において撮影された1つ以上の画像とを含む。指示書の完読率の一例は、ページの表示の実績値、動画再生の実績値、手順の理解を示すチェックボックスへのチェック入力の割合、または、これらの組み合わせであるが、これらに限定されない。ページの表示の実績値は、例えば、総ページ数のうち、ユーザ(店舗の従業員)が表示・閲覧したページ数の割合であるが、これに限定されない。動画再生の実績値は、例えば、動画再生数、所定の時間以上再生された動画数であるが、これらに限定されない。1つ以上の画像のそれぞれは、1つ以上の画像のそれぞれが撮影された位置情報と、1つ以上の画像のそれぞれが撮影された時刻情報とを含み得る。
ステップS408:ステップS407において1つ以上のエビデンスを受信すると、1つ以上のエビデンスが、指示書Xに関連付けられた状態で、作業結果データベース部255に格納および蓄積される。
なお、作業結果データベース部255は、メーカーおよび小売企業Aの両方が閲覧可能なように構成されている。これにより、メーカーおよび小売企業Aは、指示書Xに記載された販売促進作業の進捗状況(例えば、販売促進作業の実績)を閲覧することが可能である。
仲介装置210は、ステップS407において1つ以上のエビデンスを受信した後に即時に、その1つ以上のエビデンスを作業結果データベース部255に格納するようにしてもよい。これにより、メーカーおよび小売企業Aの両方は、指示書Xに記載された販売促進作業の進捗状況(例えば、販売促進作業の実績)をリアルタイムに把握することが可能である。
ステップS409:ステップS407において受信された1つ以上のエビデンスに基づいて、小売企業Aにおける(指示書Xに記載の)販売促進作業の実現度が算出される。
小売企業Aにおける販売促進作業の実現度の一例は、小売企業Aの店頭実現率であり、小売企業Aの店頭実現率は、例えば、N/Nによって表され、Nは、指示書Xが配信された1つ以上の店舗の数のうち、メーカーが規定する合格水準を満たす販売促進作業が所定の期間内に行われた店舗の数であり、Nは、指示書Xが配信された1つ以上の店舗の数である。メーカーが規定する合格水準は、各エビデンスの各評価項目の合格水準(閾値)であって、販売促進のためのリクエストに含まれる合格水準であり得る。メーカーが規定する合格水準を販売促進作業が満たしているか否かは、仲介装置210によって自動的に判定される。各エビデンスの各評価項目は、販売促進作業に応じてメーカーによって規定されるため、販売促進作業の内容・手順を記載した指示書に応じて規定されるものである。
メーカーが規定する合格水準は、例えば、ページの表示の実績値、動画再生の実績値、手順の理解を示すチェックボックスへのチェック入力の割合、エビデンスに含まれる画像の撮影角度、エビデンスに含まれる画像内の指定商品の有無、エビデンスに含まれる画像内の指定商品の個数、エビデンスに含まれる画像内の指定ポップの有無、エビデンスに含まれる画像に含まれる撮影位置情報(例えば、緯度および経度によって表される位置情報)と指示書Xが配信された1つ以上の店舗の位置情報との一致/不一致、エビデンスに含まれる画像に含まれる撮影時刻情報とメーカー指定の撮影時間帯との一致/不一致などに関連する。なお、エビデンスに含まれる画像に含まれる撮影位置情報、および、エビデンスに含まれる画像に含まれる撮影時刻情報は、例えば、Exif(Exchangeable image file format)情報であってもよい。
画像の撮影角度、画像内の指定商品の有無、画像内の指定商品の個数、画像内の指定ポップの有無などは、例えば、エビデンスに含まれる画像を仲介装置210が解析することによって特定および判別される。
小売企業Aにおける販売促進作業の実現度の他の一例は、小売企業Aの店頭実現数であり、小売企業Aの店頭実現数は、例えば、小売企業Aが管理している店舗において販売促進作業が行われたことによってメーカー規定の合格水準が満たされた評価項目の累積数であるが、これに限定されない。
ステップS410:ステップS409において算出された実現度が、指示書Xに関連付けられた状態で、作業結果データベース部255に格納および蓄積される。
仲介装置210は、ステップS409において実現度を算出した後に即時に、その実現度を作業結果データベース部255に格納するようにしてもよい。これにより、メーカーおよび小売企業Aの両方は、小売企業Aの各店舗における実現度をリアルタイムに把握することが可能である。
なお、ステップS410の後、仲介装置210は、ステップS407において受信された1つ以上のエビデンスとステップS409において算出された実現度とを小売企業データベース部253内の小売企業Aに関する情報に反映させるように、小売企業データベース部253を更新し、更新後の小売企業データベース部253内の小売企業に関する情報に基づいて、複数の小売企業のうちの少なくとも1つの小売企業との取引の推奨を示す推奨情報を生成し、その推奨情報をメーカーに通知する(すなわち、メーカーの端末装置220に送信する)ようにしてもよい。これにより、メーカーは、例えば、小売企業Aとの取引(すなわち、小売企業Aにおける商品の販売)を続行するか否かを判断することが可能である。
図5は、仲介装置210において実行される処理のフローの他の一例を示す。図5に示される処理は、仲介企業が販売促進費用の仲介を行う場合に実行される処理の一例である(すなわち、仲介企業が販売促進費用の仲介を行わない場合には、図5に示される処理は実行されない)。図5に示される実施形態では、指示書Xに記載された販売促進作業が小売企業A(すなわち、小売企業Aが管理している1つ以上の店舗)において実行されたものとする。図5に示される各ステップは、仲介装置210に含まれるプロセッサ部212によって実行される。以下、図5に示される各ステップを詳しく説明する。
ステップS501:小売企業Aにおける販売促進作業の実現度に基づいて、メーカーから小売企業に支払われるべき販売促進費用が決定される。この処理は、例えば、作業結果データベース部255および/または小売企業データベース部253を参照して実行される。例えば、小売企業Aの販売促進費用は、以下の式を用いて計算される。
(小売企業Aの販売促進費用)=(小売企業Aが管理している店舗の数)×(小売企業Aにおける販売促進作業の実現度)×(小売企業データベース部253内の小売企業Aの販売促進費用の単価)
ステップS502:ステップS501において決定された販売促進費用をメーカーから回収するための処理が実行される。この処理の一例は、ステップS501において決定された販売促進費用をメーカーから回収するフラグを生成する処理、ステップS501において決定された販売促進費用の回収リクエストをメーカーの端末装置220に送信する処理などであるが、これらに限定されない。なお、このステップは、図1に示されるステップS004に対応する。
ステップS503:小売企業Aに支払われるべき販売促進費用をメーカーから受け取った後、メーカーから小売企業Aに販売促進費用の少なくとも一部を支払うための処理が実行される。この処理の一例は、小売企業Aに支払われるべき販売促進費用から仲介企業の仲介手数料を差し引くことによって仲介企業から小売企業Aへの実質支払金額を算出する処理であるが、これに限定されない。
図6は、仲介装置210において実行される処理のフローの他の一例を示す。図6に示される実施形態では、指示書Xに記載された販売促進作業が小売企業A(すなわち、小売企業Aが管理している1つ以上の店舗)において実行されたものとする。図6に示される各ステップは、仲介装置210に含まれるプロセッサ部212によって実行される。以下、図6に示される各ステップを詳しく説明する。
ステップS601:小売企業Aの過去の販売促進作業の実績、および/または、指示書Xの配信条件(例えば、指示書Xが配信された小売企業(小売企業Aを含む)の数、各エビデンスの各評価項目の合格水準)に基づいて、仲介装置210を利用するための利用料が決定される。この処理は、例えば、小売企業データベース部253および/または指示書データベース部254を参照して実行される。例えば、仲介装置210を利用するための利用料は、「小売企業Aの過去の販売促進作業の実績」および/または「指示書Xの配信条件」と「仲介装置210を利用するための利用料」との対応表(図示せず)を参照することによって決定されてもよい。仲介装置210を利用するための利用料は、例えば、指示書Xを小売企業Aに配信するための配信費用、仲介手数料などを含むが、これらに限定されない。
小売企業Aの過去の販売促進作業の実績および/または指示書Xの配信条件に基づいて仲介装置210を利用するための利用料を決定することは、例えば、小売企業Aの過去の販売促進作業の実績および/または指示書Xの配信条件に基づいて、指示書Xを小売企業Aに配信するための配信費用のレートを決定することと、決定されたレートに基づいて、指示書Xを小売企業Aに配信するための配信費用を決定することとを含む。例えば、指示書Xを小売企業Aに配信するための配信費用のレートは、「過去に行った販売促進作業の総数に対する合格水準を超えた販売促進作業の数の割合」と「配信費用のレート」との対応表(図示せず)を参照することによって決定されてもよい。あるいは、指示書Xを小売企業Aに配信するための配信費用のレートは、「販売促進作業のクオリティ」と「配信費用のレート」との対応表(図示せず)を参照することによって決定されてもよい。小売企業Aの過去の販売促進作業の実績および/または指示書Xの配信条件に基づいて仲介装置210を利用するための利用料が決定される場合、指示書Xを配信する前に仲介装置210を利用するための利用料を算出することができるため、先払い型のサービスを構築することが可能である。
あるいは、仲介装置210を利用するための利用料は、小売企業Aにおける販売促進作業の実現度に基づいて決定されてもよい。この処理は、例えば、作業結果データベース部255を参照して実行される。例えば、仲介装置210を利用するための利用料は、「小売企業Aにおける販売促進作業の実現度」と「仲介装置210を利用するための利用料」との対応表(図示せず)を参照することによって決定されてもよい。小売企業Aにおける販売促進作業の実現度に基づいて仲介装置210を利用するための利用料を決定することは、例えば、小売企業Aにおける販売促進作業の実現度に基づいて、指示書Xを小売企業Aに配信するための配信費用のレートを決定することと、決定されたレートに基づいて、指示書Xを小売企業Aに配信するための配信費用を決定することとを含む。例えば、指示書Xを小売企業Aに配信するための配信費用のレートは、「小売企業Aにおける販売促進作業の実現度」と「配信費用のレート」との対応表(図示せず)を参照することによって決定されてもよい。小売企業Aにおける販売促進作業の実現度に基づいて仲介装置210を利用するための利用料が決定される場合、小売企業Aにおいて指示書Xに従って販売促進作業が行われた後に仲介装置210を利用するための利用料を算出することができるため、後払い型のサービスを構築することが可能である。
決定されたレートに基づいて、指示書Xを小売企業Aに配信するための配信費用を決定する処理は、例えば、指示書データベース部254および/または作業結果データベース部255を参照して実行される。例えば、指示書Xを小売企業Aに配信するための配信費用は、「配信費用の単価」と「小売企業Aの過去の販売促進作業の実績および/または指示書Xの配信条件に基づいて決定されたレート」との積、または、「配信費用の単価」と「小売企業Aにおける販売促進作業の実現度に基づいて決定された配信費用のレート」との積によって算出され得る。
なお、小売企業Aの過去の販売促進作業の実績および/または指示書Xの配信条件に基づいて決定される配信費用のレートは、小売企業Aにおける販売促進作業の実現度に基づいて決定される配信費用のレートと異なり得る。例えば、小売企業Aの過去の販売促進作業の実績および/または指示書Xの配信条件に基づいて決定される配信費用のレートは、小売企業Aにおける販売促進作業の実現度に基づいて決定される配信費用のレートより高い。
ステップS602:ステップS601において決定された仲介装置210を利用するための利用料をメーカーに請求するための処理が実行される。この処理の一例は、ステップS601において決定された仲介装置210を利用するための利用料をメーカーに請求するフラグを生成する処理、ステップS601において決定された仲介装置210を利用するための利用料の請求書をメーカーの端末装置220に送信する処理などであるが、これらに限定されない。なお、このステップは、図1に示されるステップS004に対応する。
なお、図4〜図6を参照して説明された実施形態では、小売企業Aのみに指示書Xが配信される例を説明したが、本発明はこれに限定されない。指示書Xが配信される小売企業の数は、1以上の任意の数であり、メーカーによって指定されてもよい。また、小売企業に配信される指示書の数もまた、1以上の任意の数である。
なお、図4〜図6に示される実施形態では、プロセッサ部がメモリ部に格納されたプログラムを実行することによって、図4〜図6に示される各ステップの処理が実現される例を説明したが、本発明はこれに限定されない。図4〜図6に示される各ステップのうちの少なくとも一部の処理が制御回路などのハードウェア構成によって実現されてもよい。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。
本発明は、メーカー自身またはメーカーによって委託された調査会社が小売企業において行われる販売促進作業を現地調査することなく(例えば、調査会社のスタッフが小売企業の店舗を訪問し、その店舗における商品の陳列状況等を確認することなく)、メーカーが要望したとおりの販売促進作業が小売企業において行われているのかどうか(例えば、メーカーが要望したとおりに小売企業の店舗において商品が陳列されているのかどうか、または、メーカーが要望したとおりに小売企業の店舗において商品の説明がなされているのかどうか)を集計・管理する(例えば、リアルタイムに集計・管理する)ことを可能にする装置およびその装置において実行されるプログラム等を提供するものとして有用である。
200 コンピュータシステム
210 仲介装置
220〜220 メーカーの端末装置
230〜230 小売企業の管理装置
240 インターネット
250 データベース部

Claims (24)

  1. メーカーが販売を希望する商品の販売促進作業を管理するための装置であって、
    前記装置は、前記商品を販売する小売企業が管理する管理装置と通信することが可能なように構成されており、
    前記装置は、
    前記商品の販売を促進するための販売促進作業を少なくとも記載した指示書を前記管理装置に配信する配信手段と、
    前記管理装置から、前記小売企業の1つ以上の店舗において前記指示書に従って行われた前記販売促進作業の結果を示す1つ以上のエビデンスを受信する受信手段と、
    前記1つ以上のエビデンスに基づいて、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を算出する算出手段と
    を備え、
    前記小売企業における前記販売促進作業の実現度は、前記小売企業の店頭実現率を含み、
    前記小売企業の店頭実現率は、N/Nによって表され、Nは、前記指示書が配信された前記1つ以上の店舗の数のうち、前記メーカーが規定する合格水準を満たす販売促進作業が所定の期間内に行われた店舗の数であり、Nは、前記指示書が配信された前記1つ以上の店舗の数であり、前記合格水準は、前記指示書に応じて規定される、装置。
  2. メーカーが販売を希望する商品の販売促進作業を管理するための装置であって、
    前記装置は、前記商品を販売する小売企業が管理する管理装置と通信することが可能なように構成されており、
    前記装置は、
    前記商品の販売を促進するための販売促進作業を少なくとも記載した指示書を前記管理装置に配信する配信手段と、
    前記管理装置から、前記小売企業において前記指示書に従って行われた前記販売促進作業の結果を示す1つ以上のエビデンスを受信する受信手段と、
    前記1つ以上のエビデンスに基づいて、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を算出する算出手段と、
    前記小売企業の過去の販売促進作業の実績に基づいて、前記装置を利用するための利用料を決定する手段と、
    前記利用料を前記メーカーに請求するための処理を実行する手段と
    を備える、装置。
  3. 前記利用料は、前記指示書を前記小売企業に配信するための配信費用を含み、
    前記利用料を決定する手段は、
    前記小売企業の過去の販売促進作業の実績に基づいて、前記配信費用のレートを決定する手段と、
    前記レートに基づいて前記配信費用を決定する手段と
    を含む、請求項2に記載の装置。
  4. メーカーが販売を希望する商品の販売促進作業を管理するための装置であって、
    前記装置は、前記商品を販売する小売企業が管理する管理装置と通信することが可能なように構成されており、
    前記装置は、
    前記商品の販売を促進するための販売促進作業を少なくとも記載した指示書を前記管理装置に配信する配信手段と、
    前記管理装置から、前記小売企業において前記指示書に従って行われた前記販売促進作業の結果を示す1つ以上のエビデンスを受信する受信手段と、
    前記1つ以上のエビデンスに基づいて、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を算出する算出手段と、
    前記小売企業における前記販売促進作業の実現度に基づいて、前記装置を利用するための利用料を決定する手段であって、前記指示書が配信された小売企業は、前記小売企業を含む、手段と、
    前記利用料を前記メーカーに請求するための処理を実行する手段と
    を備える、装置。
  5. 前記利用料は、前記指示書を前記小売企業に配信するための配信費用を含み、
    前記利用料を決定する手段は、
    前記小売企業における前記販売促進作業の実現度に基づいて、前記配信費用のレートを決定する手段と、
    前記レートに基づいて前記配信費用を決定する手段と
    を含む、請求項4に記載の装置。
  6. メーカーが販売を希望する商品の販売促進作業を管理するための装置であって、
    前記装置は、前記商品を販売する小売企業が管理する管理装置と通信することが可能なように構成されており、
    前記装置は、データベース部に接続されており、前記データベース部には、複数の小売企業のそれぞれにおける販売促進作業の実現度が格納されており、前記小売企業は、前記複数の小売企業のうちの1つであり、
    前記装置は、
    前記商品の販売を促進するための販売促進作業を少なくとも記載した指示書を前記管理装置に配信する配信手段と、
    前記管理装置から、前記小売企業において前記指示書に従って行われた前記販売促進作業の結果を示す1つ以上のエビデンスを受信する受信手段と、
    前記1つ以上のエビデンスに基づいて、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を算出する算出手段と、
    前記複数の小売企業のそれぞれにおける販売促進作業の実現度に基づいて、前記複数の小売企業のうちの少なくとも1つの小売企業との取引の推奨を示す推奨情報を生成する
    手段と、
    前記推奨情報を前記メーカーに通知する手段と
    を備える、装置。
  7. メーカーが販売を希望する商品の販売促進作業を管理するための装置であって、
    前記装置は、前記商品を販売する小売企業が管理する管理装置と通信することが可能なように構成されており、
    前記装置は、
    前記商品の販売を促進するための販売促進作業を少なくとも記載した指示書を前記管理装置に配信する配信手段と、
    前記管理装置から、前記小売企業において前記指示書に従って行われた前記販売促進作業の結果を示す1つ以上のエビデンスを受信する受信手段であって、前記1つ以上のエビデンスのそれぞれは、前記指示書の完読率と、前記1つ以上の店舗において撮影された1つ以上の画像とを含み、前記1つ以上の画像のそれぞれは、前記1つ以上の画像のそれぞれが撮影された位置情報と、前記1つ以上の画像のそれぞれが撮影された時刻情報とを含む、受信手段と、
    前記1つ以上の画像を解析する解析手段と、
    前記指示書の完読率と、前記1つ以上の画像の解析結果と、前記1つ以上の画像の前記位置情報および前記時刻情報とに基づいて、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を算出する算出手段と
    を備える、装置。
  8. 前記装置は、
    前記小売企業における前記販売促進作業の実現度に基づいて、前記メーカーから前記小売企業に支払われるべき販売促進費用を決定する手段と、
    前記販売促進費用を前記メーカーから回収するための処理を実行する手段と
    をさらに備える、請求項1〜7のいずれかに記載の装置。
  9. 前記装置は、前記メーカーから前記小売企業に前記販売促進費用の少なくとも一部を支払うための処理を実行する手段をさらに備える、請求項8に記載の装置。
  10. 前記装置は、データベース部に接続されており、
    前記装置は、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を算出した後に即時に、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を前記データベース部に蓄積する手段をさらに備える、請求項1〜9のいずれかに記載の装置。
  11. 前記装置は、データベース部に接続されており、
    前記装置は、前記1つ以上のエビデンスを受信した後に即時に、前記1つ以上のエビデンスを前記データベース部に蓄積する手段をさらに備える、請求項1〜10のいずれかに記載の装置。
  12. 前記データベース部は、前記メーカーおよび前記小売企業の両方が閲覧可能なように構成されている、請求項10または請求項11に記載の装置。
  13. メーカーが販売を希望する商品の販売促進作業を管理するための装置において実行されるプログラムであって、
    前記装置は、前記商品を販売する小売企業が管理する管理装置と通信することが可能なように構成されており、
    前記装置は、プロセッサ部を備え、
    前記プログラムは、前記プロセッサ部において実行されると、
    前記商品の販売を促進するための販売促進作業を少なくとも記載した指示書を前記管理装置に配信することと、
    前記管理装置から、前記小売企業の1つ以上の店舗において前記指示書に従って行われた前記販売促進作業の結果を示す1つ以上のエビデンスを受信することと、
    前記1つ以上のエビデンスに基づいて、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を算出することと
    を少なくとも実行することを前記プロセッサ部に行わせ
    前記小売企業における前記販売促進作業の実現度は、前記小売企業の店頭実現率を含み、
    前記小売企業の店頭実現率は、N /N によって表され、N は、前記指示書が配信された前記1つ以上の店舗の数のうち、前記メーカーが規定する合格水準を満たす販売促進作業が所定の期間内に行われた店舗の数であり、N は、前記指示書が配信された前記1つ以上の店舗の数であり、前記合格水準は、前記指示書に応じて規定される、プログラム。
  14. メーカーが販売を希望する商品の販売促進作業を管理するための装置において実行されるプログラムであって、
    前記装置は、前記商品を販売する小売企業が管理する管理装置と通信することが可能なように構成されており、
    前記装置は、プロセッサ部を備え、
    前記プログラムは、前記プロセッサ部において実行されると、
    前記商品の販売を促進するための販売促進作業を少なくとも記載した指示書を前記管理装置に配信することと、
    前記管理装置から、前記小売企業において前記指示書に従って行われた前記販売促進作業の結果を示す1つ以上のエビデンスを受信することと、
    前記1つ以上のエビデンスに基づいて、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を算出することと、
    前記小売企業の過去の販売促進作業の実績に基づいて、前記装置を利用するための利用料を決定することと、
    前記利用料を前記メーカーに請求するための処理を実行することと
    を少なくとも実行することを前記プロセッサ部に行わせる、プログラム。
  15. 前記利用料は、前記指示書を前記小売企業に配信するための配信費用を含み、
    前記利用料を決定することは、
    前記小売企業の過去の販売促進作業の実績に基づいて、前記配信費用のレートを決定することと、
    前記レートに基づいて前記配信費用を決定することと
    を含む、請求項14に記載のプログラム。
  16. メーカーが販売を希望する商品の販売促進作業を管理するための装置において実行されるプログラムであって、
    前記装置は、前記商品を販売する小売企業が管理する管理装置と通信することが可能なように構成されており、
    前記装置は、プロセッサ部を備え、
    前記プログラムは、前記プロセッサ部において実行されると、
    前記商品の販売を促進するための販売促進作業を少なくとも記載した指示書を前記管理装置に配信することと、
    前記管理装置から、前記小売企業において前記指示書に従って行われた前記販売促進作業の結果を示す1つ以上のエビデンスを受信することと、
    前記1つ以上のエビデンスに基づいて、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を算出することと、
    前記小売企業における前記販売促進作業の実現度に基づいて、前記装置を利用するための利用料を決定することであって、前記指示書が配信された小売企業は、前記小売企業を含む、ことと、
    前記利用料を前記メーカーに請求するための処理を実行することと
    を少なくとも実行することを前記プロセッサ部に行わせる、プログラム。
  17. 前記利用料は、前記指示書を前記小売企業に配信するための配信費用を含み、
    前記利用料を決定することは、
    前記小売企業における前記販売促進作業の実現度に基づいて、前記配信費用のレートを決定することと、
    前記レートに基づいて前記配信費用を決定することと
    を含む、請求項16に記載のプログラム。
  18. メーカーが販売を希望する商品の販売促進作業を管理するための装置において実行されるプログラムであって、
    前記装置は、前記商品を販売する小売企業が管理する管理装置と通信することが可能なように構成されており、
    前記装置は、データベース部に接続されており、前記データベース部には、複数の小売企業のそれぞれにおける販売促進作業の実現度が格納されており、前記小売企業は、前記複数の小売企業のうちの1つであり、
    前記装置は、プロセッサ部を備え、
    前記プログラムは、前記プロセッサ部において実行されると、
    前記商品の販売を促進するための販売促進作業を少なくとも記載した指示書を前記管理装置に配信することと、
    前記管理装置から、前記小売企業において前記指示書に従って行われた前記販売促進作業の結果を示す1つ以上のエビデンスを受信することと、
    前記1つ以上のエビデンスに基づいて、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を算出することと、
    前記複数の小売企業のそれぞれにおける販売促進作業の実現度に基づいて、前記複数の小売企業のうちの少なくとも1つの小売企業との取引の推奨を示す推奨情報を生成することと、
    前記推奨情報を前記メーカーに通知することと
    を少なくとも実行することを前記プロセッサ部に行わせる、プログラム。
  19. メーカーが販売を希望する商品の販売促進作業を管理するための装置において実行されるプログラムであって、
    前記装置は、前記商品を販売する小売企業が管理する管理装置と通信することが可能なように構成されており、
    前記装置は、プロセッサ部を備え、
    前記プログラムは、前記プロセッサ部において実行されると、
    前記商品の販売を促進するための販売促進作業を少なくとも記載した指示書を前記管理装置に配信することと、
    前記管理装置から、前記小売企業において前記指示書に従って行われた前記販売促進作業の結果を示す1つ以上のエビデンスを受信することであって、前記1つ以上のエビデンスのそれぞれは、前記指示書の完読率と、前記1つ以上の店舗において撮影された1つ以上の画像とを含み、前記1つ以上の画像のそれぞれは、前記1つ以上の画像のそれぞれが撮影された位置情報と、前記1つ以上の画像のそれぞれが撮影された時刻情報とを含む、ことと、
    前記1つ以上の画像を解析することと、
    前記指示書の完読率と、前記1つ以上の画像の解析結果と、前記1つ以上の画像の前記位置情報および前記時刻情報とに基づいて、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を算出することと
    を少なくとも実行することを前記プロセッサ部に行わせる、プログラム。
  20. 前記プログラムは、
    前記小売企業における前記販売促進作業の実現度に基づいて、前記メーカーから前記小売企業に支払われるべき販売促進費用を決定することと、
    前記販売促進費用を前記メーカーから回収するための処理を実行することと
    を前記プロセッサ部にさらに行わせる、請求項13〜19のいずれかに記載のプログラム。
  21. 前記プログラムは、前記メーカーから前記小売企業に前記販売促進費用の少なくとも一部を支払うための処理を実行することを前記プロセッサ部にさらに行わせる、請求項20に記載のプログラム。
  22. 前記装置は、データベース部に接続されており、
    前記プログラムは、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を算出した後に即時に、前記小売企業における前記販売促進作業の実現度を前記データベース部に蓄積することを前記プロセッサ部にさらに行わせる、請求項13〜21のいずれかに記載のプログラム。
  23. 前記装置は、データベース部に接続されており、
    前記プログラムは、前記1つ以上のエビデンスを受信した後に即時に、前記1つ以上のエビデンスを前記データベース部に蓄積することを前記プロセッサ部にさらに行わせる、請求項13〜22のいずれかに記載のプログラム。
  24. 前記データベース部は、前記メーカーおよび前記小売企業の両方が閲覧可能なように構成されている、請求項22または請求項23に記載のプログラム。
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