JP6664196B2 - 細かい光周波数コム及び粗い光周波数コムを用いた光シンセサイザの調整 - Google Patents

細かい光周波数コム及び粗い光周波数コムを用いた光シンセサイザの調整 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、2014年5月7日に出願された米国仮特許出願第61/990,023の利益を主張し、当該出願は参照により本明細書に組み込まれる。
[0002]正確で調節可能な光学的合成は、スタンドオフ型の廃水特性評価、高帯域幅の安全な通信、光分光法、ガス検知、ライダー(LiDAR)、光搬送波原子時計、原子及び光学機械慣性センサにおいて潜在的な用途を有する。現在の最先端の光シンセサイザは、サイズ、コスト及び所要電力のため、実験用途に限定されている。
[0003](1530−1565nmのCバンド光通信の範囲などの)広範囲にわたって正確で安定した光出力を実現する光シンセサイザは、無線周波数(RF)領域でのフィードバック制御によって高度に安定した正確な光学的基準にロックされる出力光を有する。大型の光シンセサイザについては、チタンサファイア又はファイバレーザベースのフェムト秒モードロックレーザ光源に基づく自己参照光周波数コムが、マイクロ波入力に対する光出力を参照するために使用されて、光学的合成を可能にする。これらのデバイスは、市販されており、冷却装置のように大きく、大量の電力を使用する。
[0004]従来のモードロックレーザベースの光周波数コムよりもはるかに少ない電力を使用して動作する微小共振器に基づく自己参照光周波数コムを開発するために、過去数年間に多くの試みがなされてきた。しかし、光周波数コムは光干渉計において自己参照することによって動作する。自己参照のために十分に広い(例えば、1オクターブのスパンの)コムを生成するために使用される1ワットを超えるレーザパワーで励起しつつ、細かい櫛歯間隔を有する微小共振器を制御することができないため、上記の点は微小共振器を使用して達成されていない。
[0005]本明細書中の実施形態は、粗い(coarse)光周波数コム、細かい(微細な、fine)光周波数コム及び出力レーザを含む光周波数シンセサイザを提供する。粗い光周波数コムは第1のポンプレーザで励起され、粗い光周波数コムのうちの少なくとも1つの歯の絶対周波数が設定される。細かい光周波数コムは、第2のポンプレーザで励起され、無線周波数基準の分数倍又は整数倍にロックされる歯間の周波数間隔を有する。最初に、第2のポンプレーザは、粗い光周波数コムの第1の歯にロックされる。光周波数シンセサイザは、粗い光周波数コムの所望の歯の近くに第2のポンプレーザを掃引し、所望の歯に第2のポンプレーザをロックすることによって調整することができる。第2のポンプが所望の歯にロックされた後、細かい光周波数コムの歯に基づき、出力レーザを用いて出力信号を生成することができる。
[0006]図面は例を示すにすぎず、したがって範囲を限定するものと解釈されるべきではないとの認識のもとで、実施例が、添付の図面を使用してさらに具体的かつ詳細に説明される。
[0007]2つの光周波数コムに基づく例示的な光周波数シンセサイザを示す図である。 [0008]2つの光周波数コムの例示的な出力とともに光周波数シンセサイザの例示的な出力を示すグラフである。 [0009]2つの光周波数コムが相互参照されない場合に図1のシンセサイザを調整するための例示的な方法のフロー図である。 [0010]2つの光周波数コムが相互参照される場合に図1のシンセサイザを調整するための例示的な方法のフロー図である。
[0011]一般的な方法に従って、様々な説明される特徴は一定の縮尺で描かれず、実施形態に関連する具体的な特徴を強調するように描かれている。様々な図面における同様の参照番号及び記号表示は同様の要素を示す。
[0012]本明細書に記載される主題は、2つの光周波数コムに基づく光周波数シンセサイザを提供する。光周波数シンセサイザは、低減されたレーザ所要電力で広い同調範囲にわたって微細な同調分解能を有する。
[0013]図1は、このような光周波数シンセサイザ10の例を示す図である。光周波数シンセサイザ10は、細かい光周波数コム(FC)102及び粗い光周波数コム(CC)104を含む。FC102は比較的細かい間隔を有する一方、CC104は比較的粗い間隔を有する。シンセサイザ10はまた、処理装置12(例えば、マイクロプロセッサ)及び出力レーザ20を含む。
[0014]一例では、FC102は、第1のポンプレーザ22でFC102のための第1の共振器28(例えば、微小共振器)を励起することによって生成することができ、CC104は、第2のポンプレーザ24で第2の共振器30を励起することによって生成することができる。代替的な例では、FC102は、第1のポンプレーザ22からの信号を変調器に提供することによって生成することができる。別の例では、FC102は、第1のポンプレーザ22からの信号を変調器に提供し、変調器からの出力を共振器に提供することによって生成することができる。
[0015]図2は、出力レーザ20の例示的な出力光26、FC102及びCC104を示す図である。CC104の例示的なの周波数オフセットが設定される。一例では、周波数オフセットは、CC104の2つの歯を自己参照することにより設定される。知られているように、このような自己参照を可能にするために、CC104は光オクターブ(optical octave)に及ぶ。例えば、2×周波数(n)が周波数(n)にほぼ等しいという関係を満たし得るCC104中の歯(n、n)の多くの対(すなわち、1オクターブ離れた歯の対)が存在する。各々の歯の光周波数は、周波数(n)=f+n×CCSと書くことができる。n番目の歯は非線形媒質中で2倍になり、ヘテロダインビートノートがn番目の歯で作成される場合、ビートノートは周波数オフセットを特定するために処理されてもよい。周波数オフセットは、最悪の場合にはCCS/2と同じ大きさになることがあり、これは光受信機による直接検出をするためには周波数が高すぎる可能性がある。したがって、自己参照ビートノート周波数が検出器の帯域幅の外にある場合、ビートノートは観察されない。ビートノートが観察されない場合、FC102及びCC104のためのポンプレーザ22及び24は、ビートノートを見つけるために、(上及び/又は下に)掃引することができるが、1/2×CCS108より大きな範囲で掃引する必要はない。ビートノートは、処理装置12及び適切な検出器によって検出することができる。処理装置12は、所望の点でオフセット周波数を設定するために、ポンプレーザ22、24の周波数を調整するためにポンプレーザ22、24に信号を送ることができる。代替的な実施形態では、自己参照干渉計を使用する代わりに、オフセット周波数は、光原子時計の出力などの、別の十分に安定したレーザに対してポンプ22、24を参照することによって設定される(すなわち、CC104のm番目の歯)。
[0016]一例では、CC104は独立して安定しており、CC104の歯の絶対周波数が知られている。別の例では、CC104は、CC104とFC102との間の相互ロックを形成することによって安定化することができる。このような相互ロックは以下でより詳細に説明される。
[0017]一例では、細かい(微細な)コムポンプレーザ22を直接変調するために無線周波数基準が使用されて、RF基準の分数倍又は整数倍に等しいFCS106を有するFC102を生成する。別の例では、FCS106は、無線周波数電子機器を使用して検出され、細かいコム共振器の自由スペクトル領域の閉ループ制御によって無線周波数基準に対して安定化される。FC102のFCS106は、安定したRF基準にFCS106をロックすることに基づいてFCS106を所望の誤差範囲内とすることができるように、十分小さくなるように選択される。一例では、安定したRF基準は10MHzにあり、FCS106は、20GHzなど、10MHzの分数倍又は整数倍に基づいて生成される。
[0018]FC102の第1の歯110は、CC104の第2の歯112にロックすることができる。一例では、第1の歯110は、第2のポンプレーザ24が第1のポンプレーザ22にロックされるように第2のポンプレーザ24を制御することにより、CC104の第2の歯112にロックすることができる。特に、適切な検出器とともに、処理装置12は、第1のポンプレーザ22と第2のポンプレーザ24との間の周波数の差を検出し、それに基づいて第2のポンプレーザ24を制御して第2のポンプレーザ24を第1のポンプレーザ22にロックするように構成することができる。互いに対してロックされる励起されたレーザにFC102及びCC104がロックされる場合、FC102及びCC104のうちの少なくとも1つの歯は、ポンプレーザ22、24の周波数にある。一例では、それらの歯の周波数のうちの2つは、FC102の第1の歯110(例えば、中央の歯「n」)及びCC104の第2の歯112(例えば、中央の歯「m」)である。
[0019]FC102の中央の歯がCC104の中央の歯にロックされると、FC102の歯の絶対周波数がわかる。したがって、出力信号26はFC102の歯に基づいて生成することができる。このような出力信号26を生成するために、処理装置12は出力レーザ20及びFC102に結合され、その結果、処理装置12は、出力レーザ20からの光26とFC102の選択された歯との間の周波数差を検出することができる。処理装置12はまた、出力レーザ20を制御してそれからの光26の周波数を調整するように構成される。一例では、処理装置12は、外部のRF基準信号に基づいてマイクロ波帯で動作するダイレクトデジタルシンセサイザ(DDS)である。
[0020]動作において、処理装置12は、出力レーザ20からの光26についての所望の出力周波数を示す信号を受信する。この信号は、人間から入力を受け取る、より高いレベルのコンピューティングシステムなどの、任意の適切なソースから受信することができる。処理装置12は、所望の出力周波数に近いFC102の歯16を選択する。一例では、処理装置12は、所望の出力周波数に最も近いFC102の歯16を選択する。処理装置12は、次いで、FC102の選択された歯16と出力レーザ20からの光26の周波数との間の周波数差を検出する。検出された周波数差に基づいて、処理装置12は、光26が所望の出力周波数に設定されるように出力レーザ20を制御する。特に、処理装置12は、出力レーザ20からの光26がFC102の選択された歯16から光オフセット周波数ロック(OOFL)だけ離れたところに設定されるように、出力レーザ20を制御し、ここで光オフセット周波数は、所望の出力周波数とFC102の選択された歯16の周波数との間の差に等しい。特に、処理装置12は、出力レーザ20に送られる周波数信号を生成することができ、出力レーザ20によって生成される光26の周波数は、処理装置12(例えば、DDS)から受信された信号の周波数に基づく。出力レーザ20を制御するために処理装置12(例えば、DDS)から送信される信号の周波数は、ここではデルタ周波数と呼ばれる。
[0021]出力光26についての所望の出力周波数を示す受信された入力信号に基づいて、処理装置12は、デルタ周波数及び/又はFC102のどの歯が選択されるかを調整することにより、光26の周波数を制御することができる。一例では、FCS106は、処理装置12(例えば、DDS)の同調範囲と一致させるために、20GHz以下に設定される。一例では、デルタ周波数は、0ヘルツとFCS106との間の周波数に設定され、これは処理装置12(例えば、DDS)を用いてサブヘルツの精度で行うことができる。
[0022]一例では、CCS108は、FCS106より少なくとも10倍大きい。周波数間隔のこのような差異は、比較的低い所要電力で、CCS108に基づく広い全体の周波数範囲及びFCS106に基づく細かい周波数分解能を光シンセサイザに提供する。この例の実施形態では、CCS108はFCS106よりも少なくとも50倍大きい。
[0023]図2は、光周波数シンセサイザ10を調整する例示的な方法200のフロー図である。特に、方法200は、FC102の範囲よりも広い範囲で光周波数シンセサイザ10を調整するためのものである。方法200は、CC104に基づく広い範囲において、FC102に基づく細かい分解能で、光周波数シンセサイザ10の調整を可能にする。
[0024]上述したように、第1のポンプ22は、最初にCC104の第2のポンプ24にロックすることができ、第1のポンプ22をCC104の中央の歯にロックする。このロックにより、FC102のための周波数範囲は、CC104の中央の歯の周波数プラスマイナスFC102の周波数範囲の半分になる。FC102の得られた範囲が出力レーザ20の所望の周波数と重ならない場合、方法200は、FC102の歯の周波数範囲を移動させるために使用することができ、その結果、出力レーザ20の所望の出力周波数はFC102の周波数範囲内になる。
[0025]FC102の歯の周波数範囲を動かすために、FC102の第1のポンプ22はCC104の異なる歯にロックされ、その異なる(所望の)歯は、出力レーザ20の所望の周波数に近い歯である。一例では、第1のポンプ22は、出力レーザ20の所望の周波数に最も近いCC104の歯にロックされる。第1のポンプ22は、第1のポンプ22を異なる歯に向かって掃引し(ブロック202)、次いで第1のポンプ22をその異なる歯にロックする(ブロック204)ことによって、異なる歯にロックすることができる。1つ又は複数の追加の掃引及びロックを、以下に説明するように異なる歯に第1のポンプ22を移動させるために使用することができる。異なる歯がCC104の中央の歯よりも高い場合、第1のポンプ22は下方に掃引される。異なる歯が中央の歯よりも低い場合、CC104は上方に掃引される。
[0026]一例では、第1のポンプ22は、第1のポンプ22をCC104の各々の隣接する歯に段階的に(漸次的に、incrementally)次々にロックして、第1のポンプ22をCC104の中央の歯から所望の歯へとステップさせることにより、CC104の中央の歯から所望の歯へと移動させる。例えば、所望の歯がCC104のn−3番目の歯である場合、第1のポンプ22は、最初に中央の歯(CC104のn)からCC104のn−1番目の歯に掃引され、n−1番目の歯にロックされてもよい。n−1番目の歯にロックした後、第1のポンプ22は、n−1番目の歯からCC104のn−2番目の歯へと掃引され、n−2番目の歯にロックされてもよい。n−2番目の歯にロックした後、第1のポンプ22は、n−2番目の歯からn−3番目の歯へと掃引され、n−3番目の歯にロックされてもよい。
[0027]代替的な例では、第1のポンプ22は、CC104の中央の歯から所望の歯へと直接掃引される。例えば、所望の歯がCC104のn−3番目の歯である場合、第1のポンプ22は、中央の歯から、n−1番目及びn−2番目の歯を越えて、n−3番目の歯へと直接掃引することができる。この代替的な例の実施において、中央の歯から所望の歯への掃引中に第1のポンプ22がCC104の歯を通過するときにCC104の歯をカウントすることによって、第1のポンプ22がCC104の所望の歯にいつ近づくかを判断することができる。第1のポンプ22が通過する歯は、FC102が掃引されるときにFC102のCC104との混合に起因するビートノートを検出することによって特定することができる。いくつかの実施形態では、FC102の側波帯は、このようなビートノートをより簡単に特定するために、掃引中にオフにすることができる。いずれの場合も、FC102が通過する各々の歯は対応するビートノートを生成し、これらビートノートの各々は、FC102がいくつの歯を通過して掃引されたかを決定するためにカウントすることができる。このように、FC102が所望の歯にいつ近づくかを特定するために、FC102が掃引されるときに中央の歯から所望の歯までの歯をカウントすることができる。
[0028]第1のポンプ22を移動するためのこれらの処理は、いずれも、第1のポンプ22をCC104の任意の歯からCC104の任意の他の歯へ移動するために使用することができる。すなわち、上記の処理は、中央の歯から開始することに限定されない。
[0029]第1のポンプ22をCC104の第1の歯(例えば、中央の歯)からCC104の第2の歯(例えば、n−3番目の歯)へと掃引するために、第1のポンプ22は、最初に、CC104の第2の歯に近づくように、CC104の同調特性に基づいて、開ループ方式で掃引することができる。第1のポンプ22がCC104の第2の歯に近いとき、FC102とCC104との間のビートノートは光検出器によって検出することができる。次いで、ビートノートに基づいて第1のポンプ22をCC104の第2の歯にロックするために、サーボループを使用することができる。サーボループの検出帯域幅及び捕捉範囲は、第1のポンプ22が開ループ方式でどれだけ正確に調整することができるかに基づいて、及び、第1のポンプ22が単一の掃引で調整されるべき最大の周波数範囲に基づいて、選択することができる。例えば、上述のように各々の隣接する歯に段階的に(漸次的に)ロックすることによってCC104の所望の歯へと第1のポンプ22が移動される場合、第1のポンプ22が調整されるべき最大の周波数範囲はCCS108に等しい。現在の歯と所望の歯との間の歯を通り過ぎることによって第1のポンプ22が所望の歯へと直接掃引される例では、第1のポンプ22が調整されるべき最大の周波数範囲はおそらくはるかに大きい。したがって、第1のポンプ22が所望の歯へと直接掃引される例では、おそらくは、より大きな検出帯域幅及び/又は捕捉範囲が使用される。
[0030]一例では、第1のポンプ22は、第1のポンプ22を各々の隣接する歯に段階的にロックすることによって移動され、サーボループの検出帯域幅及び捕捉範囲は、FC102のFCS106と同じ大きさではない。そのような例の実施において、第1のポンプ22の同調特性は、次の隣接する歯の1GHzの範囲内に開ループ方式で調整するために十分に知られており、サーボループの検出帯域幅は1GHz程度である。
[0031]FC102がCC104の所望の歯にロックされると、FC102の歯は、CC104の所望の歯の周波数からFC102の歯の周波数範囲の半分だけプラスマイナスした範囲に及ぶ。上述のように、所望のOOFLを生成する(ブロック208)ために、FC102の所望の歯16が選択され、処理装置12によって生成されたデルタ周波数14とともに使用することができる(ブロック206)。
[0032]この方法200を使用して、FC102に基づく調整分解能を有しながら、OOFL18をCC104の範囲内の任意の場所へ調整することができる。光コムを生成するために必要な電力は歯の数が増加するにつれて増加するので、FC102及びCC104を使用することで、光シンセサイザ10についてのこのような調整範囲及び分解能を生成するのに必要な光パワーを低減することができる。というのは、広い出力範囲と狭い歯間隔の両方を達成するために単一の光周波数コムが必要とされないからである。
[0033]上述のように、いくつかの例では、CC104は、CC104とFC102との間の相互ロックを形成することによって安定化させることができる。本明細書において、このような相互ロックは、相互参照光周波数コム(mutually−referenced optical frequency combs)と呼ばれる。FC102及びCC104を相互に参照することで、ポンプレーザ波長が細かい歯間隔の精度で知られることを必要とすることなく、細かい櫛歯(コム歯)周波数を明確に特定する手順を可能にする。そのような相互参照コムの例は、「Mutually−Referenced Optical Frequency Combs」と題する米国特許出願第14/549,359号、代理人整理番号H0045517で提供され、これは参照により本明細書に組み込まれる。
[0034]このような相互参照光周波数コムでは、FC102は、RF基準の整数倍又は分数倍にロックされるFCS106を有し、上述のようにFC102の第1の歯はCC104の第2の歯にロックされる。しかし、上述のものに加えて、CC104のCCS108は、FCS106の整数倍にロックされる。一例では、FCS106は20GHzであり、整数倍は50倍であり、CCS108は1000GHzである。FCS106及びCCS108の幅は、そのようなロックを可能にするためにFC102の歯が少なくともCCS108の幅に及ぶように選択される。
[0035]CC104の第3の歯(例えば、n−1)116をFC102の第4の歯(例えば、n)にロックすることによって、CCS108をFCS106の整数倍にロックすることができる。本明細書で使用されるとき、「±X」は、中央の歯「n」から離れた歯の数及び方向を示す数であり、ここで「X」は数で置き換えられる。したがって、「n−1」番目の歯は、中央の歯「n」に対して負の方向に隣接する歯である。同様に、「n−m」番目の歯は、負の方向に中央の歯「n」から「M」だけ離れた歯である。第2の歯112を第1の歯110にロックするとともに第3の歯116を第4の歯118にロックすることによって、CCS108はFCS106の整数倍にロックされる。一例では、第3の歯116は、第2の歯108に隣接する歯であり、第3の歯116はCCS108だけ第2の歯から離れている。一例では、FC102の出力とCC104の出力との間のビート周波数が、第3の歯116が第4の歯118と揃えられることに対応するように、CC104のための共振器の自由スペクトル範囲(FSR)を設定することによって、第3の歯116は第4の歯118にロックされる。
[0036]一例では、第3の歯116は、CC104のための共振器30のFSRを掃引することによって第4の歯118にロックすることができる。第4の歯118は、第3の歯116へのロックを可能にするFC102の任意の所望の歯から選択することができる。共振器30のFSRは、例えば、キャビティ長を温度調整することによって又は他の手段によって、掃引することができる。共振器30のFSRが掃引される間、FC102とCC104との間の光ビートノートの無線周波数、f(ビート)が監視される。
[0037]共振器30のFSRを掃引することで、CCS108の変化が引き起こされる。CC104の歯m(例えば、第2の歯112)がFC102の歯n(例えば、第1の歯110)にロックされると、CC104の歯m(例えば、第3の歯116)は、FC102の歯(n、n、nなど)にわたって移動する。m番目の歯116は、その後、FC102とCC104との間のビートノートの周波数の変化率に基づいて、FC102の任意の歯(n、n、nなど)にロックすることができ、CCS108はFC102に関して変化する。特に、m番目の歯116がFC102の歯にわたって掃引するとき、ビートノートのレーシングレート(racing rate、RR)、RR=df(beat)/dFCS、が監視される。
[0038]一例では、レーシングレートは、FCS106に小さなディザーを適用することによって監視することができる。FCS106のディザーは、FC102とCC104との間のビートノートに鋸歯形状を生成する。レーシングレートは、ビートノート中の鋸歯形状の下向きエッジの勾配である。レーシングレートは、n番目の歯110と、CC104のm番目の歯116と干渉してビートノートを生成するFC102の歯(n、n、nなど)との間の歯の数に比例するように依存する値を有する。特に、CC104のm番目の歯116と干渉しているFC102の歯(n、n、nなど)がn番目の歯110から遠く離れるほど、レーシングレートは無限大(垂直な勾配)に近づく。この現象に基づいて、CC104のm番目の歯116が、当該m番目の歯にロックすることが望まれるFC102の歯(第4の歯)といつ重なるかを決定することができる。特に、FCS106をディザリングする方法に依存するいくつかの定数bについて、RR=b・qである。m番目の歯116が所望の(第4の)歯118と重なるとき、レーシングレートは、第4の歯118についての所定の値に等しい。その時点で、第3の歯116を第4の歯118にロックするようにCC104の共振器30のFSRを保持するサーボループを係合してもよい。これが起こると、CC104のすべての歯は、FCS106の整数倍だけ離間される。特に、これは、CCS108の周波数を有するビートノートを検出する必要なしに達成することができる。
[0039]第1の歯110と第2の歯112との間のロック、FCS106とRF基準との間のロック、第3の歯116と第4の歯118との間のロック、及びCC104の自己参照ロックはすべて、相互参照コムを提供するために同時に維持される。CC104の周波数オフセットを設定し、FC102がCC104にロックされているためにFC102の周波数オフセットを自動的に設定することにより、FC102が光オクターブに広がっていない場合でも、第1の歯110を第2の歯112にロックすることによって、及びFCS106をCCS108にロックすることによって、FC102の周波数オフセットを設定することができる。特に、FC102及びCC104は、一緒にロックされるポンプレーザ22、24と協調して、スライド(slide)(アップ及び/又はダウン)を出力する。FCS106の整数倍にロックされるので、これが起きた時にCCS108は変化しない。このように、FC102の周波数オフセットは、FC102が光オクターブに及んでいない場合でも、設定(例えば、調整)することができる。
[0040]相互参照光周波数コムを使用する場合、FC102の範囲内の出力レーザ20の調整を上述のものと同じ方法で達成することができる。すなわち、所望のOOFLを生成するために処理装置12によって生成されたデルタ周波数とともにFC104の所望の歯16を選択することによって、出力レーザ20の周波数を選択することができる。
[0041]FC102のための第1のポンプ22をCC104の任意の所望の歯に自力でロック(bootstrap locking)し、OOFLを生成するためにFC102の任意の所望の歯を使用することによって、広範囲にわたる出力レーザ210の調整を達成することができる。これは上述の方法200と同様である。
[0042]図3は、相互参照光周波数コムを使用するときに光周波数シンセサイザ10を調整するための例示的な方法300のフロー図である。方法200と同様に、最初に、第1のポンプ22がCC104の第2のポンプ24にロックされてもよく、これにより、第1のポンプ22はCC104の中央の歯にロックされる。
[0043]FC102の歯の周波数範囲を移動させるために、FC102の第1のポンプ22は、非相互参照光コムを使用するシンセサイザ10に関して上述したように、CC104の異なる歯にロックされる。相互参照光コムを使用するシンセサイザ10において、FC102の第1のポンプ22をCC104の異なる歯にロックするための処理は、非相互参照光コムについて説明された処理とは若干異なる。特に、相互参照光コムにおいて、CC104の周波数間隔(CCS)108はFC102の周波数間隔(FCS)106の倍数にロックされるので、FC102は上述の方法で異なる歯へと掃引することができない。
[0044]したがって、CC104と相互参照されるFC102の歯の周波数範囲を移動させるために、CCS108をFCS106の倍数にロックするサーボループの制御パラメータがサンプルホールドされ(ブロック302)、これがFCS106からロック解除する。CC104の第3の歯116をFC102の第4の歯118にロックすることによってCCS108がFCS106にロックされる上述の例では、第3の歯116を第4の歯118にロックするサーボループがサンプルホールドされ、これが第3の歯116を第4の歯118からロック解除する。
[0045]CCS108のためのサーボループがサンプルホールドされる一方、非相互参照光コムに関して上述した方法のうちの任意の方法で、第1のポンプ22は、CC104の所望の歯へと掃引され(ブロック304)、所望の歯にロックされる(ブロック306)。例えば、第1のポンプ22を各々の隣接する歯へと段階的に(漸次的に)掃引してロックすることにより、又は、第1のポンプ22を所望の歯へと直接掃引することにより、第1のポンプ22は、CC104の中央の歯から所望の歯へと移動することができる。第1のポンプ22がCC104の所望の歯にロックされると、以下で説明するようにして、CCS108をFCS106に再ロックする(ブロック308)ことができ、これにより、CC104とFC102との間の相互参照が復元(re−establish)される。
[0046]各々の隣接する歯に段階的にロックすることによって第1のポンプ22が移動される例では、CC104のCCS108のためのサーボループは、第1のポンプ22がそれぞれの歯にロックされた後に、各々の隣接する歯に再ロックすることができる。CCS108をFCS106にロックすることが第3の歯116を第4の歯118にロックすることを含む例では、CCS108をFCS106に再ロックすることは、第3の歯116に隣接する歯を第4の歯118へとロックすることを含む。すなわち、FC102は1つの歯だけCC104を上又は下にシフトさせたので、第3の歯116に隣接する歯は、FC102のシフトの前と同じCCS108の関係を維持するために、第4の歯118とロックされる必要がある。例えば、FC102の中央の歯が最初にCC104の中央の歯にロックされ、CC104のn−1番目の歯が最初にFC102のn−m番目の歯にロックされる場合、FC102の中央の歯がCC104のn−1番目の歯にロックされるように第1のポンプ22を掃引した後、CCS108は、CC104のn−2番目の歯(n−1番目の歯に隣接する歯)をFC102のn−m番目の歯にロックすることによって、再ロックされる。特に、再ロックのために使用される第3の歯116に隣接する歯は、第1のポンプ22の掃引の方向と同じ方向に隣接する歯である。
[0047]CCS108がFCS106に再ロックされると、CCS108のためのサーボループ108は再びサンプルホールドすることができ、これによりCCS108をFCS106から再度ロック解除する。サーボループがサンプルホールドされる一方、第1のポンプ22は、現在の歯から次の隣接する歯へと再び掃引することができる。第1のポンプ22が次の隣接する歯にロックされると、上述のように、CCS108は、再び、FCS106に再ロックすることができる。FC102がCC104の所望の歯へとステップアップするまでこの処理が繰り返され、第1のポンプ22が所望の歯にロックされる。第1のポンプ22がCC104の所望の歯にロックされると、CCS108は上述のようにしてFCS106に再ロックすることができ、これにより、CC104及びFC102は再び相互参照される。
[0048]第1のポンプ22がCC104の所望の歯に直接掃引される例では、第1のポンプ22は、非相互参照光コムに関して上述した方法のうちの任意の方法で掃引することができる。第1のポンプ22がCC104の所望の歯にロックされると、FC102の第4の歯118にロックされるCC104の歯が第3の歯116からM個の歯だけ離れた歯であることを除いて、CC104のCCS108は上述のようにしてFCS106に再ロックすることができ、ここでMは、(第1のポンプ22がロックされる)所望の歯が、第1のポンプ22が掃引前にロックされていた歯から離れている歯の数である。このように、掃引前のFCS106に対するCCS108の同じ関係が、掃引後に維持される。
[0049]FC102及びCC104が相互に参照されて、第1のポンプ22がCC104の所望の歯にロックされると、上述のように、所望のOOFLを生成する(ブロック312)ために、FC102の所望の歯16が選択されて、処理装置12によって生成されたデルタ周波数とともに使用されてもよい(ブロック310)。
例示的な実施形態
[0050]例1は、光周波数シンセサイザであって、第1のポンプレーザで励起される粗い光周波数コムであって、前記粗い光周波数コムの少なくとも1つの歯の絶対周波数が設定される、粗い光周波数コムと、無線周波数基準の分数倍又は整数倍にロックされる歯間の周波数間隔を有する細かい光周波数コムであって、前記細かい光周波数コムは第2のポンプレーザで励起され、前記第2のポンプレーザは最初に前記粗い光周波数コムの第1の歯にロックされる、細かい光周波数コムと、出力レーザとを備え、前記光周波数シンセサイザは、前記第2のポンプレーザを前記粗い光周波数コムの所望の歯付近へと掃引し、前記第2のポンプレーザを前記所望の歯にロックし、前記第2のポンプが前記所望の歯にロックされた後、前記細かい光周波数コムの歯に基づいて、前記出力レーザによって出力信号を生成するように構成される、光周波数シンセサイザを含む。
[0051]例2は、例1の光周波数シンセサイザを含み、前記光周波数シンセサイザは、前記第1の歯から前記所望の歯まで前記第2のポンプレーザを段階的にステップさせるために、前記第1の歯と前記所望の歯との間の各々の歯について前記第2のポンプレーザの前記掃引及び前記ロックを繰り返すように構成される。
[0052]例3は、例1の光周波数シンセサイザを含み、前記第2のポンプレーザの掃引は、前記第2のポンプレーザを前記第1の歯から掃引し、前記第2のポンプレーザを掃引している間、前記第2のポンプレーザが通過する前記粗い光周波数コムの歯をカウントし、前記掃引中に通過された歯の数に基づいて、前記第2のポンプレーザが前記所望の歯の近くにきたことを決定することを含む。
[0053]例4は、例3の光周波数シンセサイザを含み、歯のカウントは、前記細かい光周波数コムの前記粗い光周波数コムとの混合から生じるビートノートを検出することによって歯を特定することを含む。
[0054]例5は、例4の光周波数シンセサイザを含み、前記光周波数シンセサイザは、前記混合中に前記細かい光周波数コムの側波帯をオフにするように構成される。
[0055]例6は、例1〜5のいずれかの光周波数シンセサイザを含み、前記細かい光周波数コム及び前記粗い光周波数コムが相互参照されるように、前記粗い光周波数コムの第3の歯がサーボループによって最初に前記細かい光周波数コムの第4の歯にロックされ、前記光周波数シンセサイザは、前記第2のポンプレーザの前記第2の歯への前記掃引及び前記ロックの前にサーボループをサンプルホールドし、前記第2のポンプレーザの前記所望の歯への前記ロックの後、前記粗い光周波数コムの第5の歯を前記細かい光周波数コムの第4の歯へ再ロックするように構成され、前記第5の歯は、前記第3の歯が前記第1の歯から離れている歯の数と等しい数の歯の分だけ前記所望の歯から離れている。
[0056]例7は、例6の光周波数シンセサイザを含み、前記光周波数シンセサイザは、前記第1の歯から前記所望の歯まで前記第2のポンプレーザを段階的にステップさせるために、前記第1の歯と前記所望の歯との間の各々の歯について、前記サンプルホールド及び前記第2のポンプレーザの前記掃引及びロックを繰り返し、前記第1の歯と前記所望の歯との間のそれぞれの歯に対する前記第2のポンプのそれぞれのロックの後、前記粗い光周波数コムの歯を前記細かい光周波数コムの前記第4の歯に再ロックするように構成され、前記粗い光周波数コムの歯は、前記第3の歯が前記第1の歯から離れている歯の数と同じ数の歯の分だけ、前記第2のポンプがロックされるそれぞれの歯から離れた歯である。
[0057]例8は、例6〜7のいずれかの光周波数シンセサイザを含み、前記細かい光周波数コムと粗い光周波数コムとの混合間のビート周波数が、前記第3の歯が前記第4の歯と揃えられることに対応するように、前記粗い光周波数コムのための共振器の自由スペクトル領域(FSR)を設定することによって、前記第3の歯が前記第4の歯にロックされる。
[0058]例9は、例1〜8のいずれかの光周波数シンセサイザを含み、前記粗い光周波数コムの周波数間隔は前記細かい光周波数コムの周波数間隔よりも少なくとも10倍大きい。
[0059]例10は、例1〜9のいずれかの光周波数シンセサイザを含み、前記細かい光周波数コムは1オクターブに及ばない。
[0060]例11は、例1〜10のいずれかの光周波数シンセサイザを含み、前記無線周波数基準は、共振器のパラメトリックシーディング(parametric seeding)又は共振器の閉ループサーボ制御のいずれかから導かれる。
[0061]例12は、光周波数シンセサイザを調整する方法を含み、該方法は、第1のポンプレーザで励起される粗い光周波数コムを用意するステップであって、前記粗い光周波数コムの少なくとも1つの歯の絶対周波数が設定される、ステップと、無線周波数基準の分数倍又は整数倍にロックされる歯間の周波数間隔を有する細かい光周波数コムを用意するステップであって、前記細かい光周波数コムは第2のポンプレーザで励起され、前記第2のポンプレーザは最初に前記粗い光周波数コムの第1の歯にロックされる、ステップと、前記第2のポンプレーザを前記粗い光周波数コムの所望の歯付近へと掃引するステップと、前記第2のポンプレーザを前記所望の歯にロックするステップと、前記第2のポンプが前記所望の歯にロックされた後、前記細かい光周波数コムの歯に基づいて、出力信号を生成するステップとを含む。
[0062]例13は、例12の方法を含み、前記第1の歯から前記所望の歯まで前記第2のポンプレーザを段階的にステップさせるために、前記第1の歯と前記所望の歯との間の各々の歯について前記第2のポンプレーザの前記掃引及び前記ロックを繰り返すステップを含む。
[0063]例14は、例12の方法を含み、前記第2のポンプレーザを掃引するステップは、前記第2のポンプレーザを前記第1の歯から掃引するステップと、前記第2のポンプレーザを掃引している間、前記第2のポンプレーザが通過する前記粗い光周波数コムの歯をカウントするステップと、前記掃引中に通過された歯の数に基づいて、前記第2のポンプレーザが前記所望の歯の近くにきたことを決定するステップとを含む。
[0064]例15は、例14の方法を含み、前記歯をカウントするステップは、前記細かい光周波数コムの前記粗い光周波数コムとの混合から生じるビートノートを検出することによって歯を特定するステップを含む。
[0065]例16は、例15の方法を含み、前記混合中に前記細かい光周波数コムの側波帯をオフにするステップを含む。
[0066]例17は、例12〜16のいずれかの方法を含み、前記細かい光周波数コム及び前記粗い光周波数コムが相互参照されるように、前記粗い光周波数コムの第3の歯がサーボループによって最初に前記細かい光周波数コムの第4の歯にロックされ、前記方法は、前記第2のポンプレーザの前記第2の歯への前記掃引及び前記ロックの前にサーボループをサンプルホールドするステップと、前記第2のポンプレーザの前記所望の歯へのロックの後、前記粗い光周波数コムの第5の歯を前記細かい光周波数コムの前記第4の歯へ再ロックするステップとを含み、前記第5の歯は、前記第3の歯が前記第1の歯から離れている歯の数と等しい数の歯の分だけ前記所望の歯から離れている。
[0067]例18は、例17の方法を含み、前記第1の歯から前記所望の歯まで前記第2のポンプレーザを段階的にステップさせるために、前記第1の歯と前記所望の歯との間の各々の歯について、前記サンプルホールドするステップ、前記第2のポンプレーザを掃引するステップ及び前記第2のポンプレーザをロックするステップを繰り返すステップと、前記第1の歯と前記所望の歯との間のそれぞれの歯に対する前記第2のポンプのそれぞれのロックの後、前記粗い光周波数コムの歯を前記細かい光周波数コムの前記第4の歯に再ロックするステップとを含み、前記粗い光周波数コムの歯は、前記第3の歯が前記第1の歯から離れている歯の数と同じ数の歯の分だけ、前記第2のポンプがロックされるそれぞれの歯から離れた歯である。
[0068]例19は、光周波数シンセサイザを調整する方法を含み、該方法は、粗い光周波数コムの2つの歯を自己参照することによって設定される周波数オフセットを有する粗い光周波数コムを用意するステップと、第1のポンプレーザで励起される前記粗い光周波数コムを用意するステップと、無線周波数基準の分数倍又は整数倍にロックされる歯間の周波数間隔を有する細かい光周波数コムを用意するステップであって、前記細かい光周波数コムは第2のポンプレーザで励起され、前記第2のポンプレーザは最初に前記粗い光周波数コムの第1の歯にロックされ、前記粗い光周波数コムの周波数間隔は最初にサーボループによって前記細かい光周波数コムの周波数間隔の倍数にロックされる、ステップと、前記サーボループをサンプルホールドするステップと、前記サーボループがホールドされている間、前記第2のポンプレーザを前記粗い光周波数コムの以前にロックされた歯に隣接する歯へと掃引するステップであって、前記以前にロックされた歯は前記サーボループがサンプルホールドされていた間に前記第2のポンプレーザがロックされた歯であり、前記隣接する歯は所望の歯へ向かう方向にある歯である、ステップと、前記第2のポンプレーザを前記隣接する歯にロックするステップと、前記第2のポンプレーザを前記隣接する歯にロックした後、前記サーボループによって、前記粗い光周波数コムの周波数間隔を前記細かい光周波数コムの周波数間隔の倍数に再ロックするステップと、前記隣接する歯が前記所望の歯でない場合、前記隣接する歯が前記所望の歯となるまで、前記サンプルホールドするステップ、前記第2のポンプレーザを掃引するステップ、前記第2のポンプレーザをロックするステップ及び前記周波数間隔を再ロックするステップを繰り返すステップと、前記隣接する歯が前記所望の歯である場合、前記第2のポンプレーザが前記所望の歯にロックされ、前記粗い光周波数コムの周波数間隔が前記細かい光周波数コムの周波数間隔の倍数にロックされた後、前記細かい光周波数コムの歯に基づいて、出力信号を生成するステップとを含む。
[0069]例20は、例19の方法を含み、前記サーボループによって前記粗い光周波数コムの第3の歯を前記細かい光周波数コムの第4の歯にロックすることにより、前記粗い光周波数コムの周波数間隔は最初に前記細かい光周波数コムの周波数間隔の倍数にロックされ、前記粗い光周波数コムの周波数間隔を前記細かい光周波数コムの周波数間隔の倍数に再ロックするステップは、前記粗い光周波数コムの第2の以前にロックされた歯に隣接する歯を、前記サーボループによって、前記細かい光周波数コムの前記第4の歯にロックするステップを含み、前記第2の以前にロックされた歯は、前記サーボループがサンプルホールドされたときに前記第4の歯にロックされた歯である。

Claims (3)

  1. 光周波数シンセサイザを調整する方法(200、300)であって、
    第1のポンプレーザで第1の共振器を励起することにより粗い光周波数コムを生成するステップであって、前記粗い光周波数コムのうちの少なくとも1つの歯の絶対周波数が設定される、ステップと、
    第2のポンプレーザで第2の共振器を励起することにより、無線周波数基準の分数倍又は整数倍にロックされる歯間の周波数間隔を有する細かい光周波数コムを生成するステップであって、前記第2のポンプレーザは最初に前記粗い光周波数コムの第1の歯にロックされる、ステップと、
    前記第2のポンプレーザを前記粗い光周波数コムの所望の歯の近くに掃引するステップ(202、304)と、
    前記第2のポンプレーザを前記所望の歯にロックするステップ(204、306)と、
    前記第2のポンプレーザが前記所望の歯にロックされた後、前記細かい光周波数コムの歯に基づいて、出力信号を生成するステップ(208、312)と
    を含む方法。
  2. 前記細かい光周波数コム及び前記粗い光周波数コムが相互参照されるように、前記粗い光周波数コムの第3の歯が最初にサーボループによって前記細かい光周波数コムの第4の歯にロックされ、その後、前記方法が実行され、前記方法は、さらに、
    前記第2のポンプレーザの前記所望の歯への掃引及びロックの前に前記第3の歯を前記第4の歯からロック解除するステップと
    前記第2のポンプレーザの前記所望の歯へのロックの後、前記粗い光周波数コムの第5の歯を前記細かい光周波数コムの前記第4の歯へ再ロックするステップであって、前記第5の歯は、前記第3の歯が前記第1の歯から離れている歯の数と等しい数の歯だけ前記所望の歯から離れており、前記第3の歯とは異なる、ステップ(308)と
    を含む、請求項1に記載の方法(300)。
  3. 記第1の歯と前記所望の歯との間の各々の歯について、前記各々の歯が前記第4の歯にロックされた後、
    前記各々の歯を前記第4の歯からロック解除するステップと、
    前記第2のポンプレーザを隣接する歯に掃引してロックするステップ(304)と、
    前記第1の歯と前記所望の歯との間の前記隣接する歯に対する前記第2のポンプレーザのロックの後、前記粗い光周波数コムの前記隣接する歯を前記細かい光周波数コムの前記第4の歯に再ロックするステップであって、前記粗い光周波数コムの前記隣接する歯は、前記第3の歯が前記第1の歯から離れている歯の数と同じ数の歯だけ、前記各々の歯から離れた歯である、ステップ(308)と
    によって、前記第1の歯から前記所望の歯まで前記第2のポンプレーザを段階的にステップさせるステップを含む、請求項2に記載の方法(300)。
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